JP2003110430A - インターリーブ装置、及びデインターリーブ装置 - Google Patents

インターリーブ装置、及びデインターリーブ装置

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JP2003110430A
JP2003110430A JP2001300893A JP2001300893A JP2003110430A JP 2003110430 A JP2003110430 A JP 2003110430A JP 2001300893 A JP2001300893 A JP 2001300893A JP 2001300893 A JP2001300893 A JP 2001300893A JP 2003110430 A JP2003110430 A JP 2003110430A
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frame
interleaving
data sequence
transmission
frames
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Application number
JP2001300893A
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English (en)
Inventor
Masashi Naito
昌志 内藤
Yoshiki Nitta
善己 新田
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Kokusai Denki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Kokusai Denki Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレーム同期、等化などの能力を低下させず
にインターリーブのサイズを大きくし、誤り訂正符号の
バースト誤り耐性を向上できるインターリーブ装置、及
びデインターリーブ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ディジタル無線通信において、入力され
たデータ系列を並び替えるインターリーブ装置20であ
って、複数フレーム分の入力されたデータ系列を用い
て、予め定めた規則の並び替えをフレーム毎に行って、
複数のフレーム間毎にインターリーブを行うフレーム間
インターリーブ部201と、フレーム間インターリーブ
部201により出力されたフレームの開始位置を示すユ
ニークワードを、フレーム間インターリーブ部201に
より出力されたフレーム毎に追加するフレーム化部20
2を備えた。また、フレーム毎に追加するユニークワー
ドは同一のものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信において、データ系列を並び替えるインターリーブ装
置と、並び替えられたデータ系列の順序を並び替えても
とのデータ系列を得るデインターリーブ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】バースト誤りとは、部分的に集中して発
生する誤りのことであり、ディジタル無線通信において
はフェージング等の影響により発生する。一方、誤り訂
正符号にはバースト誤りに弱いものがある。この誤り訂
正符号のバースト誤り耐性の向上手段として、インター
リーブがある。インターリーブはバースト誤りを拡散す
るため、バースト誤りによるデータの誤り発生を低減す
ることができる。また、インターリーブを行うデータ単
位を大きくするに従って、誤り訂正符号のバースト誤り
耐性は向上する。
【0003】ここで、従来のインターリーブ装置を備え
たディジタル無線通信の送受信装置について説明する。
図6は、従来のインターリーブ装置を備えたディジタル
無線通信の送受信装置の一例を示すブロック図である。
この送受信装置は、FEC(Forward Error Correctio
n)部1とインターリーブ装置2と変調部3と送信部4
からなる送信装置と、受信部5と復調部6とデインター
リーブ装置7と誤り訂正部8からなる受信装置から構成
される。インターリーブ装置2は、ブロックインターリ
ーブ部21とフレーム化部22から構成される。デイン
ターリーブ装置7は、ブロックデインターリーブ部71
とフレーム分割部72から構成される。
【0004】次に、従来のインターリーブ装置を備えた
ディジタル無線通信の送受信装置の動作について説明す
る。まず、送信装置の動作について説明する。送信デー
タ系列はFEC部1へ入力される。FEC部1は、送信
データ系列に対して誤り訂正符号化を行い、その結果を
送信符号化データ系列としてインターリーブ装置2へ出
力する。
【0005】インターリーブ装置2のブロックインター
リーブ部21は、送信符号化データ系列に対して予め決
められた長さでブロックインターリーブを行い、その結
果を送信インターリーブデータ系列としてインターリー
ブ装置2のフレーム化部22へ出力する。フレーム化部
22は、送信インターリーブデータ系列へユニークワー
ド(UW)を追加した後にフレーム化を行い、その結果
を送信フレーム化データ系列として変調部3へ出力す
る。
【0006】ここで、UWとはフレームの開始位置を示
すものである。インターリーブを用いたデータ通信で
は、受信装置側でもとの符号化データ系列を得るために
データの順序を並び替えるデインターリーブを行うた
め、インターリーブの開始位置を特定する必要がある。
そのため、フレーム構成を有するデータ通信では、UW
等の位置をインターリーブの開始位置とする。
【0007】送信フレーム化データ系列は、変調部3で
QPSK変調や16QAM変調等の変調が行われ、送信
部4で周波数変換され、送信信号として外部へ出力され
る。送信信号は伝送路を通り、受信信号として受信装置
の受信部5で受信される。ここで、バースト誤りが生じ
る原因は、伝送路のフェージングの影響によるものであ
る。
【0008】次に、受信装置の動作について説明する。
受信信号は、受信部5で周波数変換され、復調部6で送
信装置側の変調部3による変調に対応する復調が行わ
れ、受信フレーム化データ系列としてデインターリーブ
装置7へ出力される。
【0009】デインターリーブ装置7のフレーム分割部
72は、受信フレーム化データ系列からUWを検出して
1フレーム分のデータを抽出し、その結果を受信インタ
ーリーブデータ系列としてデインターリーブ装置7のブ
ロックデインターリーブ部71へ出力する。ブロックデ
インターリーブ部71は、受信インターリーブデータ系
列に対して、送信装置側のブロックインターリーブ部2
1によるブロックインターリーブに対応するブロックデ
インターリーブを行い、その結果を受信符号化データ系
列として誤り訂正部8へ出力する。
【0010】誤り訂正部8は、受信符号化データ系列に
対して、送信装置側のFEC部1による誤り訂正符号化
に対応する復号を行い、その結果を受信データ系列とし
て外部へ出力する。以上が従来のインターリーブ装置を
備えたディジタル無線通信の送受信装置の動作である。
【0011】一方、従来のインターリーブ装置では、バ
ースト誤りに対する誤り訂正符号の誤り耐性を向上させ
るためにインターリーブのサイズを大きくすることが考
えられていた。インターリーブのサイズを大きくするた
めには、UWの構成を変更せず、インターリーブを行う
送信符号化データ系列の長さを増加させる方法を用いる
か、UWの長さとインターリーブを行う送信符号化デー
タ系列の長さは変更せず、複数フレームにまたがってイ
ンターリーブを行い、UWの構成を変更する方法を用い
る。
【0012】ここで、従来のインターリーブ装置2とデ
インターリーブ装置7の動作について図7と図8を用い
て詳細に説明する。まず、1フレームに対してブロック
インターリーブを行う方法について図7を用いて説明す
る。図7は、1フレームに対してブロックインターリー
ブを行う方法の一例を示す図である。図7の(a)は送
信符号化データ系列を示し、図7の(b)は送信フレー
ム化データ系列を示し、図7の(c)は受信符号化デー
タ系列を示す。
【0013】まず、ブロックインターリーブ部21は、
図7の(a)に示す送信符号化データ系列8ビット(a
0、a1、・・・、a7)からなる1フレーム分のデー
タに対してブロックインターリーブを行う。その後フレ
ーム化部22は、送信インターリーブデータ系列へUW
2ビット(UWa0、UWa1)を追加してフレーム化
を行う。その結果が図7の(b)に示す送信フレーム化
データ系列である。送信フレーム化データ系列の1フレ
ームは、UW2ビットと送信インターリーブデータ系列
8ビットの10ビットで構成される。送信フレーム化デ
ータ系列はマッピングや変調を施され、送信装置側から
送信信号として送信される。
【0014】受信装置側は、受信信号に対して、送信装
置側で行われた処理に対応する復調やデマッピングを行
う。フレーム分割部72は、受信フレーム化データ系列
からUWを検出して1フレーム分のデータを抽出する。
ブロックデインターリーブ部71は、8ビットごとにブ
ロックデインターリーブを行う。その結果が図7の
(c)に示す受信符号化データ系列である。
【0015】上述した1フレームに対してブロックイン
ターリーブを行う方法においてインターリーブのサイズ
を大きくするには、インターリーブを行う送信符号化デ
ータ系列の長さを増加させることが考えられる。
【0016】次に、2フレームにまたがってブロックイ
ンターリーブを行う方法について図8を用いて説明す
る。図8は、2フレームにまたがってブロックインター
リーブを行う方法の一例を示す図である。図8の(a)
は送信符号化データ系列を示し、図8の(b)は送信フ
レーム化データ系列を示し、図8の(c)は受信符号化
データ系列を示す。
【0017】まず、ブロックインターリーブ部21は、
図8の(a)に示す送信符号化データ系列16ビット
(a0、a1、・・・、a7、b0、b1、・・・、b
7)からなる2フレーム分のデータに対してブロックイ
ンターリーブを行う。その後フレーム化部22は、送信
インターリーブデータ系列16ビットを8ビット毎に分
割し、前半8ビットのデータに対してUWa(UWa
0、UWa1)を追加し、これを第1フレームとする。
同様に、フレーム化部22は、後半8ビットのデータに
対してUWb(UWb0、UWb1)を追加し、これを
第2フレームとする。その結果が図8の(b)に示す送
信フレーム化データ系列である。送信フレーム化データ
系列はマッピングや変調を施され、送信装置側から送信
信号として送信される。
【0018】受信装置側は、受信信号に対して、送信装
置側で行われた処理に対応する復調やデマッピングを行
う。フレーム分割部72は、受信フレーム化データ系列
からUWを検出して1フレーム分のデータを抽出する。
ここで、ブロックデインターリーブ部71は、UWaを
第1フレームとした2フレーム分の受信信号を受信して
から16ビットごとにブロックデインターリーブを行
う。その結果が図8の(c)に示す受信符号化データ系
列である。
【0019】ここで、2フレームにまたがってブロック
インターリーブを行った場合、UWの構成を変える理由
について図9を用いて説明する。図9は、2フレームに
またがってブロックインターリーブを行った場合、受信
装置側が取り得るデータの組み合わせの一例を示す図で
ある。図9の(a)は、データAの組16ビットとデー
タBの組16ビットに対して1フレーム(8ビット)毎
に同一のUW(UWa)を用いた場合、すなわちフレー
ム毎にUWの構成を変えない例を示し、図9の(b)は
データAの組16ビットとデータBの組16ビットに対
して1フレーム(8ビット)毎に異なるUW(UWaと
UWb)を用いた場合、すなわちフレーム毎にUWの構
成を変える例を示す。
【0020】図9の(a)の場合、受信装置側が取り得
る送信データ系列の組み合わせは、同一のUWaのみを
用いるため、データAの組の前半8ビットとデータAの
組の後半8ビット、データBの組の前半8ビットとデー
タBの組の後半8ビットを組み合わせるパターン1と、
データAの組の後半8ビットとデータBの組の前半8ビ
ットを組み合わせるパターン2の2種類がありえる。受
信装置側はパターン1とパターン2を区別する方法を持
っていないため、元のデータの組を再現することができ
ない。
【0021】一方、図9の(b)の場合、受信装置側が
取り得る送信データ系列の組み合わせは、UWaとUW
bの2種類のUWを用いるため、データAの組の前半8
ビットとデータAの組の後半8ビット、データBの組の
前半8ビットとデータBの組の後半8ビットを組み合わ
せるパターン1の1種類しかありえない。受信装置側は
パターン1の組み合わせで、元のデータの組を再現す
る。
【0022】すなわち、2フレームにまたがってブロッ
クインターリーブを行う場合には、元のデータの組を再
現するために、先頭フレームであることを示すUWを使
用することが必要である。
【0023】上述した2フレームにまたがってブロック
インターリーブを行う方法においてインターリーブのサ
イズを大きくするには、UWaを持つ先頭フレーム1つ
に対してUWaとは異なるUWを持つフレームを複数持
たせ、フレーム数を増加させることが考えられる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バース
ト誤りに対する誤り訂正符号の誤り耐性を向上させるた
めに、インターリーブを行う送信符号化データ系列の長
さを増加させると、フレーム同期を取るための周期が長
くなり、フレーム同期、等化などの能力が低下するとい
う問題点がある。
【0025】また、バースト誤りに対する誤り訂正符号
の誤り耐性を向上させるために、UWaを持つ先頭フレ
ーム1つに対してUWaとは異なるUWを持つフレーム
を複数持たせフレーム数を増加させると、複数のUWを
用いてフレーム同期を取ることになり、フレーム同期、
等化などの能力が低下するという問題点がある。
【0026】さらに、デインターリーブはインターリー
ブのサイズ全てのデータを受信した後でなければデイン
ターリーブを行うことができないため、インターリーブ
のサイズを大きくするに従い受信処理を行う間隔が長く
なり、一度に大量の処理を行わなければならないという
問題点がある。
【0027】本発明は上述した課題に鑑みてなされたも
のであり、フレーム同期、等化などの能力を低下させず
にインターリーブのサイズを大きくし、誤り訂正符号の
バースト誤り耐性を向上できるインターリーブ装置、及
びデインターリーブ装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明のインターリーブ装置は、ディジタル無
線通信において、入力されたデータ系列を並び替えるイ
ンターリーブ装置であって、複数フレーム分の前記入力
されたデータ系列を用いて、予め定めた規則の並び替え
をフレーム毎に行って、複数のフレーム間毎にインター
リーブを行うフレーム間インターリーブ手段と、前記フ
レーム間インターリーブ手段により出力されたフレーム
の開始位置を示すユニークワードを前記出力されたフレ
ーム毎に追加するフレーム化手段とを備え、前記フレー
ム化手段により追加されたユニークワードは、前記フレ
ーム間インターリーブ手段により出力されたフレーム毎
に同一であることを特徴とするものである。
【0029】このような構成によれば、フレーム毎にイ
ンターリーブを行うことにより、インターリーブのサイ
ズを大きくしてもフレーム同期や等化などの能力が低下
することなく、誤り訂正符号のバースト誤り耐性を向上
させることができる。また、フレーム毎に同一のUWを
用いることにより、フレーム毎に同じ受信処理を行うこ
とが可能である。
【0030】また、本発明のインターリーブ装置におい
て、前記フレーム間インターリーブ手段に入力されたデ
ータ系列の各フレームのN(Nは1以上の数)番目の配
置に対応したデータは、前記フレーム間インターリーブ
手段により出力されたデータ系列の各フレームのユニー
クワードのデータを除いたN番目に配置されることを特
徴とするものである。
【0031】このような構成によれば、複数フレームに
わたるインターリーブをフレーム毎に行うことができ
る。
【0032】また、本発明のデインターリーブ装置は、
上述したインターリーブ装置によりインターリーブされ
たデータ系列を並び替えてもとのデータ系列を得るデイ
ンターリーブ装置であって、前記インターリーブされた
データ系列から前記ユニークワードを検出しフレーム毎
のデータ系列を抽出するフレーム分割手段と、複数フレ
ームにわたる前記フレーム毎のデータ系列に対して、前
記フレーム間インターリーブ手段で行われたインターリ
ーブに対応するデインターリーブをフレーム毎に行うデ
インターリーブ手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0033】このような構成によれば、フレーム毎にデ
インターリーブを行うことにより、インターリーブのサ
イズが大きくなってもフレーム毎に同じ受信処理を行う
ことが可能である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 実施の形態1.
【0035】図1は、本発明のインターリーブ装置とデ
インターリーブ装置を備えたディジタル無線通信の送受
信装置の一例を示すブロック図である。図1において、
図6と同一符号は図6に示された対象と同一又は相当物
を示しており、ここでの説明を省略する。
【0036】本実施の形態では、図6におけるブロック
インターリーブ部21とフレーム化部22からなるイン
ターリーブ装置2の代わりに、フレーム間インターリー
ブ部201とフレーム化部202からなるインターリー
ブ装置20を備える。また、図6におけるブロックデイ
ンターリーブ部71とフレーム分割部72からなるデイ
ンターリーブ装置7の代わりに、フレーム間デインター
リーブ部701とフレーム分割部702からなるデイン
ターリーブ装置70を備える。
【0037】なお、本実施の形態において、フレーム間
インターリーブ手段とはフレーム間インターリーブ部2
01のことであり、フレーム化手段とはフレーム化部2
02のことであり、デインターリーブ手段とはフレーム
間デインターリーブ部701のことであり、フレーム分
割手段とはフレーム分割部702のことである。
【0038】以下、本発明のインターリーブ装置20と
デインターリーブ装置70の動作について図2を用いて
詳細に説明する。図2は、実施の形態1に係るフレーム
間インターリーブを施した結果の一例を示す図である。
ここでは、実施の形態1として、2フレームにまたがっ
てフレーム間インターリーブを行う方法について説明す
る。
【0039】図2の(a)は送信符号化データ系列を示
し、図2の(b)は送信フレーム化データ系列を示し、
図2の(c)は受信符号化データ系列を示す。図2の
(a)に示すa0〜a7、b0〜b7、c0はそれぞれ
ビット位置を示す。ここで、ビット位置とは、送信符号
化データ系列における各フレームの先頭からのビットの
番号のことである。図2の(b)に示すframe0〜
frame2はそれぞれフレーム位置を示す。ここで、
フレーム位置とは、送信フレーム化データ系列における
フレームの番号のことである。図2の(b)に示すsy
m0〜sym7はそれぞれシンボル位置を示す。ここ
で、シンボル位置とは、送信フレーム化データ系列にお
ける各フレームのユニークワードのデータを除いた先頭
からの番号のことである。
【0040】まず、フレーム間インターリーブ部201
は、図2の(a)に示す送信符号化データ系列8ビット
(a0、a1、・・・、a7)の組を、frame0と
frame1の2フレームへ並び替える。以下、その手
順について説明する。
【0041】ここで、送信符号化データ系列のビット位
置a0と送信フレーム化データ系列のシンボル位置sy
m0との対応づけを(a0:sym0)のように表す。
実施の形態1では、送信符号化データ系列のビット位置
と送信フレーム化データ系列のシンボル位置とを(a
0:sym0)、(a1:sym1)、・・・、(a
7:sym7)のように対応させ、frame0とfr
ame1の2フレーム中の予め決められたフレームへ送
信符号化データ系列を配置する並び替え方法を用いる。
【0042】ここで送信符号化データ系列のビット位置
a0を、送信フレーム化データ系列におけるframe
0のシンボル位置sym0に配置することを(a0:s
ym0:frame0)のように表す。図2において
は、(a0:sym0:frame0)、(a1:sy
m1:frame1)、・・・、(a7:sym7:f
rame1)のように配置している。ここで、送信符号
化データ系列をフレームへ配置する並び替え方法は任意
に決めることができる。
【0043】次に、フレーム間インターリーブ部201
は、図2の(a)に示す送信符号化データ系列8ビット
(b0、b1、・・・、b7)の組を、frame1と
frame2の2フレームへ並び替える。以下、その手
順について説明する。
【0044】次の送信符号化データ系列8ビット(b
0、b1、・・・、b7)の組を並び替える場合は、送
信符号化データ系列8ビット(a0、a1、・・・、a
7)の組をframe0とframe1へ配置したのと
同様に、送信符号化データ系列のビット位置と送信フレ
ーム化データ系列のシンボル位置を(b0:sym
0)、(b1:sym1)、・・・、(b7:sym
7)のように対応させ、frame1とframe2の
2フレーム中の予め決められたフレームへ送信符号化デ
ータ系列を配置する。図2においては、(b0:sym
0:frame1)、(b1:sym1:frame
2)、・・・、(b7:sym7:frame2)のよ
うに配置している。
【0045】この操作をフレーム毎に行い、順次フレー
ムをシフトさせフレームを完成させる。「××」には、
上述した手順に従って送信符号化データ系列8ビット
(a0、a1、・・・、a7)の組より過去の送信符号
化データ系列の組が入る。実施の形態1では、2フレー
ムにまたがってフレーム間インターリーブを行うので、
2組の送信符号化データ系列で1フレームが完成する。
フレーム化部202は、完成したフレームに対して同一
のUWa(UWa0、UWa1)を追加し、送信フレー
ム化データ系列を作成する。送信フレーム化データ系列
はマッピングや変調を施され、送信装置側から送信信号
として送信される。
【0046】受信装置側は、受信信号に対して、送信装
置側で行われた処理に対応する復調やデマッピングを行
う。フレーム分割部702は、受信フレーム化データ系
列からUWを検出して1フレーム分のデータを抽出す
る。フレーム間デインターリーブ部701は、フレーム
毎にフレーム間デインターリーブを行う。ここで行われ
るフレーム間デインターリーブは、送信装置側のフレー
ム間インターリーブ部201で行われたフレーム間イン
ターリーブに対応している。フレーム間デインターリー
ブ部701は、連続した2フレームの受信インターリー
ブデータ系列より、受信符号化データ系列を得る。
【0047】フレーム間デインターリーブは、並び替え
方法のパターンを送信装置側と受信装置側で取り決めて
おくことで容易に行うことができる。2フレームにまた
がって本発明に係るフレーム間デインターリーブを行っ
た結果が図2の(c)に示す受信符号化データ系列であ
る。
【0048】本発明のインターリーブ装置20は、送信
符号化データ系列を並び替えるフレーム数を増加させて
もフレーム毎のUWの構成を変える必要がなく、フレー
ム同期や等化などの能力が低下することはない。
【0049】本実施の形態では、フレーム毎に同一のU
Wを用いるとしているが、フレーム毎に異なるUWを用
いても本発明に係るフレーム間インターリーブを行うこ
とが可能である。また、本実施の形態では、連続したフ
レームに対して送信符号化データ系列の並び替えを行っ
ているが、連続したフレームに限らず並び替え方法を任
意に決めることによりインターリーブを行うことが可能
である。また、本発明に係るフレーム間インターリーブ
を行う前に、ブロックインターリーブを行い2重にイン
ターリーブを行うことも可能である。
【0050】実施の形態2.図3は、実施の形態2に係
るフレーム間インターリーブを施した結果の一例を示す
図である。ここでは、実施の形態2として、4フレーム
にまたがってフレーム間インターリーブを行う方法につ
いて図2と図3を用いて説明する。なお、ここで説明す
るインターリーブ装置20とデインターリーブ装置70
の動作以外の構成と動作は、実施の形態1と同様であ
る。
【0051】まず、フレーム間インターリーブ部201
は、図2の(a)に示す送信符号化データ系列8ビット
(a0、a1、・・・、a7)の組を、frame0と
frame1とframe2とframe3の4フレー
ムへ並び替える。以下、その手順について説明する。
【0052】実施の形態2では、送信符号化データ系列
のビット位置と送信フレーム化データ系列のシンボル位
置を(a0:sym0)、(a1:sym1)、・・
・、(a7:sym7)のように対応させ、frame
0とframe1とframe2とframe3の4フ
レーム中の予め決められたフレームへ送信符号化データ
系列を配置する並び替え方法を用いる。図3において
は、(a0:sym0:frame0)、(a1:sy
m1:frame1)、・・・、(a7:sym7:f
rame3)のように配置している。
【0053】この操作をフレーム毎に行い、順次フレー
ムをシフトさせフレームを完成させる。「××」には、
上述した手順に従って送信符号化データ系列8ビット
(a0、a1、・・・、a7)の組より過去の送信符号
化データ系列の組が入る。実施の形態2では、4フレー
ムにまたがってフレーム間インターリーブを行うので、
4組の送信符号化データ系列で1フレームが完成する。
フレーム化部202は、完成したフレームに対して同一
のUWa(UWa0、UWa1)を追加し、送信フレー
ム化データ系列を作成する。送信フレーム化データ系列
はマッピングや変調を施され、送信装置側から送信信号
として送信される。
【0054】受信装置側は、受信信号に対して、送信装
置側で行われた処理に対応する復調やデマッピングを行
う。フレーム分割部702は、受信フレーム化データ系
列からUWを検出して1フレーム分のデータを抽出す
る。フレーム間デインターリーブ部701は、フレーム
毎にフレーム間デインターリーブを行う。ここで行われ
るフレーム間デインターリーブは、送信装置側のフレー
ム間インターリーブ部201で行われたフレーム間イン
ターリーブに対応している。フレーム間デインターリー
ブ部701は、連続した4フレームの受信インターリー
ブデータ系列より、受信符号化データ系列を得る。4フ
レームにまたがって本発明に係るフレーム間デインター
リーブを行った結果が図2の(c)に示す受信符号化デ
ータ系列である。
【0055】実施の形態3.図4は、実施の形態3に係
るフレーム間インターリーブを施した結果の一例を示す
図である。ここでは、実施の形態3として、2フレーム
にまたがってフレーム間インターリーブを行う方法につ
いて図2と図4を用いて説明する。なお、ここで説明す
るインターリーブ装置20とデインターリーブ装置70
の動作以外の構成と動作は、実施の形態1と同様であ
る。実施の形態3は、実施の形態1と同様に2フレーム
間にまたがってフレーム間インターリーブを行うが、実
施の形態1とは別の並び替え方法を用いる。
【0056】まず、フレーム間インターリーブ部201
は、図2の(a)に示す送信符号化データ系列8ビット
(a0、a1、・・・、a7)の組を、frame0と
frame1の2フレームへ並び替える。以下、その手
順について説明する。
【0057】実施の形態3では、送信符号化データ系列
のビット位置と送信フレーム化データ系列のシンボル位
置を(a0:sym0)、(a1:sym1)、・・
・、(a7:sym7)のように対応させ、frame
0とframe1の2フレーム中の予め決められたフレ
ームへ送信符号化データ系列を配置する並び替え方法を
用いる。図4においては、(a0:sym0:fram
e1)、(a1:sym1:frame1)、(a2:
sym2:frame0)、(a3:sym3:fra
me1)、(a4:sym4:frame0)、(a
5:sym5:frame0)、(a6:sym6:f
rame1)、(a7:sym7:frame0)のよ
うに配置している。
【0058】この操作をフレーム毎に行い、順次フレー
ムをシフトさせフレームを完成させる。「××」には、
上述した手順に従って送信符号化データ系列8ビット
(a0、a1、・・・、a7)の組より過去の送信符号
化データ系列の組が入る。実施の形態3では、2フレー
ムにまたがってフレーム間インターリーブを行うので、
2組の送信符号化データ系列で1フレームが完成する。
フレーム化部202は、完成したフレームに対して同一
のUWa(UWa0、UWa1)を追加し、送信フレー
ム化データ系列を作成する。送信フレーム化データ系列
はマッピングや変調を施され、送信装置側から送信信号
として送信される。
【0059】受信装置側は、受信信号に対して、送信装
置側で行われた処理に対応する復調やデマッピングを行
う。フレーム分割部702は、受信フレーム化データ系
列からUWを検出して1フレーム分のデータを抽出す
る。フレーム間デインターリーブ部701は、フレーム
毎にフレーム間デインターリーブを行う。ここで行われ
るフレーム間デインターリーブは、送信装置側のフレー
ム間インターリーブ部201で行われたフレーム間イン
ターリーブに対応している。フレーム間デインターリー
ブ部701は、連続した2フレームの受信インターリー
ブデータ系列より、受信符号化データ系列を得る。2フ
レームにまたがって本発明に係るフレーム間デインター
リーブを行った結果が図2の(c)に示す受信符号化デ
ータ系列である。
【0060】実施の形態4.図5は、実施の形態4に係
るフレーム間インターリーブを施した結果の一例を示す
図である。ここでは、実施の形態4として、3フレーム
にまたがってフレーム間インターリーブを行う方法につ
いて図2と図5を用いて説明する。なお、ここで説明す
るインターリーブ装置20とデインターリーブ装置70
の動作以外の構成と動作は、実施の形態1と同様であ
る。
【0061】まず、フレーム間インターリーブ部201
は、図2の(a)に示す送信符号化データ系列8ビット
(a0、a1、・・・、a7)の組を、frame0と
frame1とframe3の3フレームへ並び替え
る。以下、その手順について説明する。
【0062】実施の形態4では、送信符号化データ系列
のビット位置と送信フレーム化データ系列のシンボル位
置を(a0:sym0)、(a1:sym1)、・・
・、(a7:sym7)のように対応させ、frame
0とframe1とframe3の3フレーム中の予め
決められたフレームへ送信符号化データ系列を配置する
並び替え方法を用いる。図5においては、(a0:sy
m0:frame0)、(a1:sym1:frame
3)、(a2:sym2:frame0)、(a3:s
ym3:frame3)、・・・、(a7:sym7:
frame3)のように配置している。
【0063】この操作をフレーム毎に行い、順次フレー
ムをシフトさせフレームを完成させる。「××」には、
上述した手順に従って送信符号化データ系列8ビット
(a0、a1、・・・、a7)の組より過去の送信符号
化データ系列の組が入る。実施の形態4では、3フレー
ムにまたがってフレーム間インターリーブを行うので、
3組の送信符号化データ系列で1フレームが完成する。
フレーム化部202は、完成したフレームに対して同一
のUWa(UWa0、UWa1)を追加し、送信フレー
ム化データ系列を作成する。送信フレーム化データ系列
はマッピングや変調を施され、送信装置側から送信信号
として送信される。
【0064】受信装置側は、受信信号に対して、送信装
置側で行われた処理に対応する復調やデマッピングを行
う。フレーム分割部702は、受信フレーム化データ系
列からUWを検出して1フレーム分のデータを抽出す
る。フレーム間デインターリーブ部701は、フレーム
毎にフレーム間デインターリーブを行う。ここで行われ
るフレーム間デインターリーブは、送信装置側のフレー
ム間インターリーブ部201で行われたフレーム間イン
ターリーブに対応している。フレーム間デインターリー
ブ部701は、連続した3フレームの受信インターリー
ブデータ系列より、受信符号化データ系列を得る。3フ
レームにまたがって本発明に係るフレーム間デインター
リーブを行った結果が図2の(c)に示す受信符号化デ
ータ系列である。
【0065】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明によれば、
フレーム毎に同一のUWを用いて情報データを他のフレ
ームに拡散することにより、インターリーブのサイズを
大きくしてもフレーム同期や等化などの能力が低下する
ことなく、誤り訂正符号のバースト誤り耐性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインターリーブ装置とデインターリー
ブ装置を備えたディジタル無線通信の送受信装置の一例
を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1に係るフレーム間インターリーブ
を施した結果の一例を示す図である。
【図3】実施の形態2に係るフレーム間インターリーブ
を施した結果の一例を示す図である。
【図4】実施の形態3に係るフレーム間インターリーブ
を施した結果の一例を示す図である。
【図5】実施の形態4に係るフレーム間インターリーブ
を施した結果の一例を示す図である。
【図6】従来のインターリーブ装置を備えたディジタル
無線通信の送受信装置の一例を示すブロック図である。
【図7】1フレームに対してブロックインターリーブを
行う方法の一例を示す図である。
【図8】2フレームにまたがってブロックインターリー
ブを行う方法の一例を示す図である。
【図9】2フレームにまたがってブロックインターリー
ブを行った場合、受信装置側が取り得るデータの組み合
わせの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 FEC部、2 インターリーブ装置、21 ブロッ
クインターリーブ部、22 フレーム化部、3 変調
部、4 送信部、5 受信部、6 復調部、7デインタ
ーリーブ装置、71 ブロックデインターリーブ部、7
2 フレーム分割部、8 誤り訂正部、20 インター
リーブ装置、201 フレーム間インターリーブ部、2
02 フレーム化部、70 デインターリーブ装置、7
01 フレーム間デインターリーブ部、702 フレー
ム分割部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新田 善己 秋田県南秋田群天王町天王字鶴沼台43番地 224 Fターム(参考) 5B001 AA03 AC05 AD06 AE04 5J065 AA03 AC02 AD03 AF02 AG06 5K004 AA08 JE03 JG01 5K014 AA01 BA05 CA03 FA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル無線通信において、入力され
    たデータ系列を並び替えるインターリーブ装置であっ
    て、 複数フレーム分の前記入力されたデータ系列を用いて、
    予め定めた規則の並び替えをフレーム毎に行って、複数
    のフレーム間毎にインターリーブを行うフレーム間イン
    ターリーブ手段と、 前記フレーム間インターリーブ手段により出力されたフ
    レームの開始位置を示すユニークワードを前記出力され
    たフレーム毎に追加するフレーム化手段とを備え、 前記フレーム化手段により追加されたユニークワード
    は、前記フレーム間インターリーブ手段により出力され
    たフレーム毎に同一であることを特徴とするインターリ
    ーブ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインターリーブ装置に
    おいて、 前記フレーム間インターリーブ手段に入力されたデータ
    系列の各フレームのN(Nは1以上の数)番目の配置に
    対応したデータは、前記フレーム間インターリーブ手段
    により出力されたデータ系列の各フレームのユニークワ
    ードのデータを除いたN番目に配置されることを特徴と
    するインターリーブ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のインタ
    ーリーブ装置により並び替えられたデータ系列を並び替
    えてもとのデータ系列を得るデインターリーブ装置であ
    って、 インターリーブされたデータ系列から前記ユニークワー
    ドを検出しフレーム毎にデータ系列を抽出するフレーム
    分割手段と、複数フレームにわたる前記フレーム毎のデ
    ータ系列に対して、前記フレーム間インターリーブ手段
    で行われたインターリーブに対応するデインターリーブ
    をフレーム毎に行うデインターリーブ手段を備えたこと
    を特徴とするインターリーブ装置。
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