JPH09214473A - インタリーブ通信方式及びその装置 - Google Patents

インタリーブ通信方式及びその装置

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Publication number
JPH09214473A
JPH09214473A JP1954996A JP1954996A JPH09214473A JP H09214473 A JPH09214473 A JP H09214473A JP 1954996 A JP1954996 A JP 1954996A JP 1954996 A JP1954996 A JP 1954996A JP H09214473 A JPH09214473 A JP H09214473A
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JP
Japan
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frame
depth
frames
interleaved
interleaving
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Withdrawn
Application number
JP1954996A
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English (en)
Inventor
Kazuchika Obuchi
一央 大渕
Kazuo Kawabata
和生 川端
Kenji Suda
健二 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09214473A publication Critical patent/JPH09214473A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 データ伝送効率が高く、かつバースト誤りを
最大限にまで拡散できる。 【解決手段】 送信装置はブロックデータを固定長の任
意nフレームで送信する場合に、ブロックデータをフレ
ーム数nに対応した深さでフレーム間インタリーブす
る。受信装置は受信したnフレーム分のブロックデータ
をフレーム数nに対応した深さでフレーム間デインタリ
ーブする(A)。又は、送信装置は1フレーム目に2フ
レーム目以降で使用するフレーム間インタリーブの深さ
を指定して1フレーム目をシステム規定の深さでフレー
ム内インタリーブし、2フレーム目以降は指定した深さ
でフレーム間インタリーブする。受信装置は受信1フレ
ーム目をシステム規定の深さによりフレーム内デインタ
リーブし、そこに指定されたフレーム間インタリーブの
深さを抽出し、2フレーム目以降は抽出した深さでデイ
ンタリーブする(B)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインタリーブ通信方
式及びその装置に関し、更に詳しくは誤り訂正符号のブ
ロックデータをインタリーブ/デインタリーブして通信
を行うインタリーブ通信方式及びその装置に関する。近
年、デジタル通信システムでは通信品質改善のために誤
り訂正符号を使用する。しかし、特にデジタル無線通信
はフェージングの影響を受け易く、データがバースト的
に誤るため、しばしば訂正能力を超え、通信障害とな
る。そこで、インタリーブ通信方式が採用される。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のインタリーブ通信方式の
構成を示す図である。送信装置10において、11は送
信データを生成するデータ生成部、12は送信データを
フレーム対応のデータ列に分割するデータ分割部、13
は各データ列に誤り検出用符号(CRC符号)を付加す
る誤り検出符号部、14は各データ及び誤り検出用符号
を単一誤り訂正符号化(BCH符号化)する誤り訂正符
号部、15は符号列からなるフレームデータをシステム
に固定の深さでフレーム内インタリーブするインタリー
ブ部、16はフレーム同期ワードを生成する同期ワード
生成部、17は各フレームデータの先頭にフレーム同期
ワードを付加するフレームフォーマット部、18はフレ
ーム信号を変調し、無線送信する送信部、19はアンテ
ナである。
【0003】受信装置30において、31はアンテナ、
32は無線フレーム信号を受信し、復調する受信部、3
3は受信フレームのフレーム同期ワードを検出してフレ
ーム同期を得る同期ワード検出部、34は受信フレーム
からフレームデータを切り出すフレームフォーマット解
析部、35はフレームデータをシステムに固定の深さで
フレーム内デインタリーブするデインタリーブ部、36
はデインタリーブ後の各符号データを単一誤り訂正復号
化する誤り訂正復号部、37は誤り訂正後のデータ列及
び誤り検出用符号で誤り有/無の検査を行う誤り検出
部、38は受信データを処理するデータ処理部である。
【0004】ここで、インタリーブによるバースト誤り
の拡散原理について説明する。図12,図13はインタ
リーブによるバースト誤りの拡散原理を説明する図
(1),(2)である。図12はインタリーブ/デイン
タリーブしない場合を示している。図12(a)におい
て、全12ビットD11〜D00から成るデータブロックを
4ビット毎のデータD11〜D08,D07〜D04,D03〜D
00に3分割する。なお、CRC符号も通常のデータと同
様に扱えるのでここでは特に示さない。
【0005】図12(b)において、各データに対して
単一誤り訂正可能なBCH(7,4)符号化を行う。こ
こで、7は符号長、4はデータ長である。図12(c)
において、符号列から成る1フレームをインタリーブせ
ずにそのまま送信する。図12(d)において、フレー
ムの第3〜第5ビットに3ビット分のバースト誤りが発
生した結果、受信フレームではデータビット「D0908
22」がエラービット「E090822」に変化してい
る。
【0006】図12(e)において、受信フレームを各
符号に分割し、夫々につきBCH(7,4)復号を行う
が、この例ではインタリーブ/デインタリーブしていな
いため、バースト誤り「E090822」は拡散されず、
符号D11〜P20にそのまま含まれている。従って、正し
く復号できず、フレームの再送となる。図13はインタ
リーブ/デインタリーブする場合を示している。
【0007】図13(a)において、図12(b)の符
号列を深さ3でフレーム内インタリーブする。これは、
各7ビットの符号データを3行に並べ、第1列目からデ
ータビットを3ビットづつ21ビット分抽出する処理に
相当する。図13(b)において、インタリーブ後のフ
レームを送信する。図13(c)において、上記と同様
にフレームの第3〜第5ビットに3ビット分のバースト
誤りが発生した結果、受信フレームではデータビット
「D0310 06」がエラービット「E031006」に変
化している。
【0008】図13(d)において、受信フレームを深
さ3でフレーム内デインタリーブする。これは、受信フ
レームを3ビットづつ分割して7行に並べ、第1列から
7ビットづつの符号データを抽出する処理に相当する。
図13(e)において、エラービット「E031006
は各符号データに1ビットづつ拡散されており、よって
全符号データは誤り訂正可能である。従って、フレーム
再送の必要はない。
【0009】このように、フレームデータをインタリー
ブ/デインタリーブすることでバースト誤りを拡散で
き、誤り訂正符号が有効に機能する。一般に、深さmで
インタリーブ/デインタリーブすると、mビットまでの
バースト誤りは単一誤り訂正符号で正しく復号が可能で
ある。しかし、バースト誤りがmビットを超えると、い
ずれかの符号データに2ビット以上の誤りが含まれるこ
ととなり、単一誤り訂正符号での復号は不可能となる。
【0010】図14は従来のインタリーブ通信方式の動
作を説明する図である。送信データが大きくなると、複
数フレームに分けて送信する。ここでは全48ビットの
データを4フレームで送信する場合を述べる。図14
(a)において、48ビットD47〜D00のデータを4ビ
ット毎のデータに12分割し、これらを4つのグループ
に分ける。
【0011】図14(b)において、グループB1〜B
4の各データに対して単一誤り訂正可能なBCH(7,
4)符号化を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来は、1フレーム内
でのみフレーム内インタリーブが行われていた。即ち、
図14(c)において、フレームF1〜F4は夫々深さ
3でフレーム内インタリーブが行われていた。このた
め、バースト誤りは十分に拡散されず、例えばフレーム
F4で4ビット分のバーストエラーが発生すると、この
フレームについては図14(d),(e)に示す如く誤
り訂正不可となり、フレーム再送となっていた。
【0013】また従来は、複数フレームに渡ってフレー
ム間インタリーブするものが知られている。しかし、フ
レーム間インタリーブの深さはシステムに規定の固定で
あるため、データの伝送効率が著しく低下していた。即
ち、例えばフレーム間インタリーブの深さが2フレーム
固定のシステムでは、送信データが1フレーム分しか無
い場合でもダミーデータを1フレーム分加えて2フレー
ム分を送信する必要があった。またフレーム間インタリ
ーブの深さが3フレーム固定のシステムでは送信データ
が4フレーム分の場合でもダミーデータを2フレーム分
加えて6フレーム分を送信する必要があった。
【0014】本発明の目的は、データ伝送効率が高く、
かつバースト誤りを最大限にまで拡散できるインタリー
ブ通信方式及びその装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
(A)の構成により解決される。即ち、本発明(1)の
インタリーブ通信方式は、誤り訂正符号のブロックデー
タをインタリーブ/デインタリーブして通信を行うイン
タリーブ通信方式において、送信装置は、ブロックデー
タを固定長の任意nフレームで送信する場合に、該ブロ
ックデータをフレーム数nに対応した深さでフレーム間
インタリーブし、送信するものである。
【0016】図1(A)において、送信装置は、今回送
信分のデータサイズに応じて、これを例えば2フレーム
で送信できる場合は送信2フレームF1,F2に渡る深
さでフレーム間インタリーブし、また3フレームで送信
できる場合は送信3フレームF1,F2,F3に渡る深
さでフレーム間インタリーブし、送信する。従って、ど
のようなデータサイズの場合でも1又は2以上のフレー
ム分のダミーデータを付加する必要は無く、データの伝
送効率が高い。しかも、今回送信分のデータサイズに応
じてバースト誤りを最大限にまで拡散できる。
【0017】また本発明(2)においては、受信装置
は、受信したnフレーム分のブロックデータを受信フレ
ーム数nに対応した深さでフレーム間デインタリーブす
る。この場合に、受信装置は単に受信フレーム数nをカ
ウントすれば良く、受信したnフレーム分のブロックデ
ータを正しくフレーム間デインタリーブできる。従っ
て、送信装置と受信装置との間でフレーム間インタリー
ブの深さについて予め取り決めをする必要は無く、通信
プロトコルが簡単である。
【0018】また上記の課題は例えば図1(B)の構成
により解決される。即ち、本発明(3)のインタリーブ
通信方式は、誤り訂正符号のブロックデータをインタリ
ーブ/デインタリーブして通信を行うインタリーブ通信
方式において、送信装置は、1フレーム目に2フレーム
目以降で使用するフレーム間インタリーブの深さを指定
して該1フレーム目をシステム規定の深さでフレーム内
インタリーブし、送信すると共に、2フレーム目以降は
前記指定した深さでフレーム間インタリーブし、送信す
るものである。
【0019】図1(B)において、送信装置は、1フレ
ーム目F1に2フレーム目以降で使用するフレーム間イ
ンタリーブの深さ=4(但し、4フレーム分に相当する
深さの意味)を指定して送信すると共に、2フレーム目
以降のF2〜F5については前記指定した深さ=4でフ
レーム間インタリーブし、送信する。この場合の2フレ
ーム目以降に対するバースト誤りは4フレーム分に渡っ
て拡散される。
【0020】又は、1フレーム目F1に2フレーム目以
降で使用するフレーム間インタリーブの深さ=2(但
し、2フレーム分に相当する深さの意味)を指定して送
信すると共に、2フレーム目以降のF2〜F5について
は前記指定した深さ=2でフレーム間インタリーブし、
送信する。この場合の2フレーム目以降に対するバース
ト誤りはF2,F3及びF4,F5の各2フレーム分に
渡って拡散される。
【0021】従って、簡単な通信プロトコルで伝送路品
質に応じた柔軟なインタリーブ通信制御を行える。な
お、1フレーム目F1と2フレーム目F2以降との間で
フレーム長が異なっていても良い。また、必要なら、1
フレーム目F1に2フレーム目F2以降のフレーム数の
情報を付加しても良い。こうすれば、受信装置は2フレ
ーム目F2以降のフレーム数を予め把握できる。
【0022】また本発明(4)においては、受信装置
は、受信1フレーム目をシステム規定の深さによりフレ
ーム内デインタリーブし、そこに指定されたフレーム間
インタリーブの深さを抽出すると共に、受信2フレーム
目以降は前記抽出した深さでフレーム間デインタリーブ
する。例えば、1フレーム目F1の受信で深さ=4を抽
出した場合は、引き続き受信されるF2〜F4を深さ=
4でフレーム間デインタリーブするので、今回受信分の
ブロックデータを正しく復号できる。
【0023】また、1フレーム目F1の受信で深さ=2
を抽出した場合は、引き続き受信されるF2,F3を深
さ=2でフレーム間デインタリーブし、かつF4,F5
を深さ=2でフレーム間デインタリーブするので、今回
受信分のブロックデータを正しく復号できる。従って、
簡単な通信プロトコルで伝送路品質に応じた柔軟なイン
タリーブ通信が行える。
【0024】好ましくは、本発明(5)においては、送
信装置は、1フレーム目を受信先が正しく受信したこと
を確認後に2フレーム目以降を送信する。上記本発明
(3)においては、1フレーム目F1をシステム規定の
深さでフレーム内インタリーブし、送信するので、伝送
路品質が劣悪の場合は通信エラーとなり易い。しかし、
本発明(5)によれば、送信装置は、1フレーム目を受
信先が正しく受信したことを確認後に2フレーム目以降
を送信するので、通信を安全に運用できる。
【0025】また上記の課題は例えば図1(C)の構成
により解決される。本発明(6)のインタリーブ通信方
式は、誤り訂正符号のブロックデータをインタリーブ/
デインタリーブして通信を行うインタリーブ通信方式に
おいて、送信装置は、1フレーム目を送信先に送信し、
その応答フレームでフレーム間インタリーブの深さを指
定されると共に、2フレーム目以降は前記指定された深
さでフレーム間インタリーブし、送信するものである。
【0026】図1(C)において、送信装置が1フレー
ム目F1を送信先(受信装置)に送信すると、その応答
フレームR1で例えばフレーム間インタリーブの深さ=
3(但し、3フレーム分に相当する深さの意味)を指定
される。これにより送信装置は2フレーム目F2以降を
深さ=3でフレーム間インタリーブし、送信する。一般
に、伝送路の品質は受信装置側でリアルタイムに検出さ
れ、管理される。本発明(6)によれば、送信装置は2
フレーム目F2以降を受信装置からの指定の深さでフレ
ーム間インタリーブするので、いたずらにフレーム間イ
ンタリーブの深さを深くし、伝送遅延を起こすこともな
く、伝送路品質に応じた最適のインタリーブ通信を行え
る。
【0027】なお、1フレーム目F1と2フレーム目F
2以降との間でフレーム長が異なっていても良い。ま
た、必要なら、1フレーム目F1に2フレーム目F2以
降のフレーム数の情報を付加しても良い。こうすれば、
受信装置は2フレーム目F2以降のフレーム数に応じて
最適のフレーム間インタリーブの深さを指定できる。
【0028】また本発明(7)においては、受信装置
は、受信1フレーム目に対する応答フレームでフレーム
間インタリーブの深さを指定すると共に、受信2フレー
ム目以降は前記指定した深さでフレーム間デインタリー
ブする。従って、伝送路品質に応じた最適のインタリー
ブ通信を行える。好ましくは、本発明(8)において
は、上記本発明(1),(3)又は(6)の場合に、フ
レーム間インタリーブするフレーム毎に誤り検出用符号
を備える。即ち、2フレーム目F2以降についてはフレ
ーム毎に誤り検出用符号(CRC検査符号等)を備え
る。
【0029】従って、伝送エラーの有無をフレーム毎に
監視でき、通信品質の向上につながる。また、フレーム
エラーとなった場合でも、既にフレーム間インタリーブ
された当該フレームのみを再送すれば良く、再送による
遅延を短縮できる。また、本発明(9)の受信装置は、
誤り訂正符号のブロックデータをインタリーブ/デイン
タリーブして通信を行う通信システムの受信装置におい
て、今回受信分のフレーム数を計数するフレーム数計数
部と、前記計数されたフレーム数を対応するフレーム間
デインタリーブの深さの情報に変換するデインタリーブ
変換部と、今回受信分の全符号データを前記変換された
深さの情報に従ってデインタリーブするデインタリーブ
部とを備えるものである。
【0030】従って、簡単な構成で本発明によるインタ
リーブ通信方式を実現できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通
して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。図
2は第1の実施の形態によるインタリーブ通信方式の構
成を示す図であり、フレーム間インタリーブ/デインタ
リーブの深さを伝送フレーム数に一意に対応させた場合
を示している。
【0032】送信装置10において、11はデータ生成
部、12はデータ分割部、13は誤り検出符号部、14
は誤り訂正符号部、15はインタリーブ部、16は同期
ワード生成部、17はフレームフォーマット部、18は
送信部、19はアンテナ、20はフレーム数計数部、2
1はインタリーブ変換部である。受信装置30におい
て、31はアンテナ、32は受信部、33は同期ワード
検出部、34はフレームフォーマット解析部、35はデ
インタリーブ部、36は誤り訂正復号部、37は誤り検
出部、38はデータ処理部、39はフレーム数計数部、
40はデインタリーブ変換部である。
【0033】なお、好ましくは上記各部の機能は不図示
のCPU及びメモリと各部の機能を実現するプログラム
とにより実現される。また、各部の機能は基本的には図
11で説明したものと同様で良い。但し、送信装置10
において、データ分割部12は今回送信分のデータブロ
ックから誤り検出用符号の分も考慮した1フレーム分の
各データを順次切り出すと共に、その都度フレーム分割
信号を出力する。この場合に、データが1フレームの途
中で終わった場合は空白の部分をダミーデータで埋め
る。フレーム数計数部20は各フレーム分割信号を計数
しており、最終的に今回送信分のフレーム数を保持す
る。インタリーブ変換部21は今回送信分のフレーム数
を対応するフレーム間インタリーブの深さの情報に変換
する。
【0034】深さの情報への変換方法の一例を以下に示
す。例えば符号長=12ビット(BCH「12,8」符
号)とし、かつ1フレームのビット長=228ビットで
送信する場合に、そのフレーム間インタリーブの深さ
は、 1フレーム送信の場合、深さ=(228×1)/12=19 2フレーム送信の場合、深さ=(228×2)/12=38 3フレーム送信の場合、深さ=(228×3)/12=57 : : nフレーム送信の場合、深さ=(228×n)/12=19×n で一意に決定できる。
【0035】そして、インタリーブ部15は今回送信分
の全符号データをインタリーブ変換部21からの深さの
情報に従ってフレーム間インタリーブする。また受信装
置30において、フレームフォーマット解析部34は受
信した1フレーム分(但し、フレームのビット長等は送
信側により任意に決定可能)のデータを検出する度にフ
レーム検出信号を出力する。フレーム数計数部39は各
フレーム検出信号を計数しており、最終的に今回受信分
のフレーム数を保持する。
【0036】なお、何れが開始フレームであり、かつ何
れが終了フレームであるかは、別途に適当な方法で処理
される。例えば、複数のフレームを連続的に(短い時間
間隔で)受信した場合は、その先頭フレームから最終フ
レームまでが今回受信分のフレーム数となる。デインタ
リーブ変換部40は今回受信分のフレーム数を、必要な
ら検出した受信フレームのビット長を考慮して、対応す
るフレーム間デインタリーブの深さの情報に変換する。
【0037】例えば、今回の通信でフレーム長=228
ビットのフレームをnフレーム分受信した場合は、その
フレーム間デインタリーブの深さは(228×n)/1
2=19×nにより一意に決定できる。そして、デイン
タリーブ部35は今回受信分の全符号データをデインタ
リーブ変換部40からの深さの情報に従ってフレーム間
デインタリーブする。
【0038】以下、一例の動作を具体的に説明する。図
3,図4は第1の実施の形態によるインタリーブ通信方
式の動作を説明する図(1),(2)である。ここでは
全48ビットのデータブロック(CRCデータが含まれ
ていても良い)を4フレームで送信する場合を説明す
る。
【0039】図3(a)において、全48ビットD47
00のデータブロックを4ビット毎のデータに12分割
すると共に、この例では1フレームに3データ分を送信
可能であることから、これらを4つのグループに分け
る。即ち、今回送信分のフレーム数=4である。図3
(b)において、グループB1〜B4の各データに対し
て単一誤り訂正可能なBCH(7,4)符号化を行う。
【0040】図3(c)において、符号長=7ビットで
あり、かつこれらを1フレームのビット長=21ビット
で送信するとすると、4フレーム送信の場合、フレーム
間インタリーブの深さ=(21×4)/7=12とな
る。そこで、インタリーブ部15は全符号列を深さ=1
2でフレーム間インタリーブする。これは、グループB
1〜B4の各7ビット符号を12行に並べ、第1列目の
先頭から順にデータビットを21ビットづつ抽出する処
理に相当する。
【0041】図3(d)において、この例では、上記フ
レーム間インタリーブ後の各フレームF1〜F4を送信
すると、第4フレームF4の第3〜第6ビットに4ビッ
ト分のバースト誤りが発生した結果、その受信フレーム
F4ではパリティービット「P61514131」に相当
する部分がエラービット「E61514131」に変化し
ている。
【0042】図4(a)において、受信側では今回の通
信でフレーム長=21ビットのフレームを4フレーム分
受信したことにより、フレーム間デインタリーブの深さ
=(21×4)/7=12を得る。デインタリーブ部3
5は受信した全フレームデータを深さ=12でフレーム
間デインタリーブする。これは、受信した全フレームデ
ータを12ビットづつ分割して7行に並べ、第1列から
順に7ビットづつの符号データを抽出する処理に相当す
る。
【0043】図4(b)において、エラービット「E61
514131」は各符号データに1ビットづつ拡散され
ており、よって各符号データは単一誤り訂正可である。
従って、フレーム再送の必要はない。因みに、この例で
は深さ=12でフレーム間インタリーブしたことによ
り、最大12ビット長までのバースト誤りに対して、フ
レームの再送無しに伝送できることになる。
【0044】図5は第2の実施の形態によるインタリー
ブ通信方式の構成を示す図であり、1フレーム目に2フ
レーム目以降のフレーム間インタリーブの深さの情報を
付加してこれをシステムに規定のフレーム内インタリー
ブにより送信し、かつ2フレーム目以降を前記指定した
深さのフレーム間インタリーブにより送信する場合を示
している。
【0045】送信装置10において、データ生成部11
は今回送信分のデータブロックを生成すると共に、該デ
ータブロックの大きさに応じてその1フレーム目のデー
タ列に2フレーム目以降のフレーム間インタリーブの深
さの情報を付加し、かつインタリーブ部15に対して前
記フレーム間インタリーブの深さの情報を通知する。イ
ンタリーブ部15は1フレーム目はシステムに規定のフ
レーム内インタリーブの深さによりフレーム内インタリ
ーブを行い、2フレーム目以降は上記通知されたフレー
ム間インタリーブの深さによりフレーム間インタリーブ
を行う。
【0046】受信装置30において、デインタリーブ部
35は1フレーム目はシステム規定のフレーム内デイン
タリーブの深さによりフレーム内デインタリーブを行
う。データ処理部38は1フレーム目の受信データから
2フレーム目以降のフレーム間インタリーブの深さを抽
出すると共に、デインタリーブ部35に対して2フレー
ム目以降のフレーム間デインタリーブの深さの情報を通
知する。デインタリーブ部35は2フレーム目以降は上
記通知されたフレーム間デインタリーブの深さによりフ
レーム間デインタリーブを行う。
【0047】以下、一例の動作を具体的に説明する。図
6,図7は第2の実施の形態によるインタリーブ通信方
式の動作を説明する図(1),(2)である。ここでは
全48ビットのデータブロック(CRCデータが含まれ
ていても良い)を4フレームで送信する場合を説明す
る。
【0048】この場合に、符号長=7ビットであり、か
つこれらを1フレームのビット長=21ビットで送信す
るとすると、2フレーム目以降は3フレーム分で送信で
き、よってフレーム間インタリーブの深さ=(21×
3)/7=9となる。データ生成部11は、2フレーム
目以降のフレーム間インタリーブの深さ=9を1フレー
ム目のデータ列に書き込むと共に、インタリーブ部15
に対して2フレーム目以降のフレーム間インタリーブの
深さ=9を通知する。
【0049】図6(a)において、全48ビットD47
00のデータブロックを4ビット毎のデータに12分割
すると共に、この例では1フレームに3データ分を送信
可能であることから、これらを4つのグループに分け
る。即ち、今回送信分のフレーム数=4である。図6
(b)において、グループB1〜B4の各データに対し
て単一誤り訂正可能なBCH(7,4)符号化を行う。
【0050】図6(c)において、グループB1の各符
号データについてはシステム規定の深さ=3によりフレ
ーム内インタリーブを行う。これは、各7ビット符号を
3行に並べ、第1列目の先頭から順にデータビットを2
1ビット分抽出する処理に相当する。また、グループB
2〜B4の各符号データについては、上記通知された深
さ=9によりフレーム間インタリーブを行う。これは、
各7ビット符号を9行に並べ、第1列目の先頭から順に
データビットを21ビットづつ3回分抽出する処理に相
当する。
【0051】図6(d)において、この例では、上記イ
ンタリーブ後の各フレームF1〜F4を送信すると、第
4フレームF4の第3〜第6ビットに4ビット分のバー
スト誤りが発生した結果、その受信フレームF4ではパ
リティービット「P0281 7161」に相当する部分が
エラービット「E02817161」に変化している。図
7(a)において、受信側では、受信1フレーム目につ
いてはシステム規定の深さ=3によりフレーム内デイン
タリーブする。これは、受信した1フレーム分のデータ
を3ビットづつ分割して7行に並べ、第1列から順に7
ビットづつの符号データを抽出する処理に相当する。
【0052】図7(b)において、1フレーム目の受信
データに誤りは含まれていない。データ処理部38は1
フレーム目の受信データから2フレーム目以降のフレー
ム間インタリーブの深さ=9を抽出すると共に、これを
デインタリーブ部35に通知する。図7(c)におい
て、デインタリーブ部35は2フレーム目以降の3フレ
ーム分については上記通知された深さ=9によりフレー
ム間デインタリーブを行う。これは、受信した3フレー
ム分のデータを9ビットづつ分割して7行に並べ、第1
列から順に7ビットづつの符号データを抽出する処理に
相当する。
【0053】図7(d)において、エラービット「E02
817161」は各符号データに1ビットづつ拡散され
ており、よって各符号データは単一誤り訂正可である。
従って、フレーム再送の必要はない。因みに、この例で
は深さ=9でフレーム間インタリーブしたことにより、
最大9ビット長までのバースト誤りに対して、フレーム
の再送無しに伝送できることになる。
【0054】なお、1フレーム目に2フレーム目以降の
フレーム数nを指定し、これをシステム規定のフレーム
内インタリーブにより送信すると共に、2フレーム目以
降のnフレーム分を前記指定したnフレームに渡ってフ
レーム間インタリーブし、送信するように構成しても良
い。図8は第3の実施の形態によるインタリーブ通信方
式の構成を示す図であり、1フレーム目を送信し、送信
先が正しく受信したことを確認後、2フレーム目以降を
連続して送信する場合を示している。
【0055】なお、この第3の実施の形態を適用するに
好適なる通信システムとして、現在のデジタル移動体通
信システムで採用されている所謂スロット予約型の部分
エコー付空線制御ランダムアクセス方式(ICMA−P
E:Idle Signal Casting Multiple Access) がある。
そこで、ここではICMA−PEへの適用例として第3
の実施の形態の説明を行う。
【0056】ICMA−PE方式は一つの中心局(基地
局)と複数の端末局(移動局)とがデータ通信を行う際
に、各端末局は、中心局からの衝突制御ビットを監視し
てデータ送信可か否かの空き検出を行い、空きであれば
1フレーム目のデータ送信を行い、その中で自局の送信
したいフレーム数の予約を行うと共に、該1フレーム目
が中心局で受信されたことを確認すると、2フレーム目
以降を連続して送信するものである。
【0057】以下、ICMA−PEの一例の動作を具体
的に説明する。図8において、中心局0は定期的にスロ
ット(フレーム)信号を送信し、スロット毎に衝突制御
ビットを付加する。衝突制御ビットはI/Bビット,R
/Nビット及びPEビットで構成され、夫々は、 I/Bビット=I:1フレーム目送信許可(アイドル) =B:1フレーム目送信不可(ビジー) R/Nビット=R:1フレーム目受信完了(レシーブ) =N:1フレーム目非受信(ノットレシーブ) PEビット =0:非受信又は受信エラー時(パーシャルエコー) =PE:端末が送信フレームに付加した誤り検出ビットのエコー を表す。
【0058】端末局1,2は、中心局0の衝突制御ビッ
ト=I,N,0を検出すると、1フレーム目を送信す
る。この例では端末局1,2が略同時に1フレーム目F
11,F21を送信した結果、衝突が発生し、中心局0
は正しく受信できない。従って、次スロットの衝突制御
ビット=I,N,0である。端末局1は自局のランダム
時間DL1の遅延後に中心局0の衝突制御ビット=I,
N,0を再度検出する。一方、端末局2のランダム時間
DL2はDL1よりも大きいためにまだ遅延処理中であ
る。
【0059】この状態で、端末局1は再度1フレーム目
F11を送信する。1フレーム目F11には1フレーム
目であることを示すビット情報「10」及び2フレーム
目以降に送信したい残りフレーム数=3(デシマル)が
含まれている。中心局0は1フレーム目F11を正しく
受信したことにより、次スロットでは衝突制御ビット=
B,R,PE11を返送する。端末局1はパーシャルエ
コーPE11が自局のものと一致することにより1フレ
ーム目F11が正しく受信されたことを知る。
【0060】端末局1は、上り回線を確保できたことに
より、2フレーム目F12を送信する。2フレーム目F
12には中間フレームであることを示すビット情報「0
0」及び3フレーム目以降に送信したい残りフレーム数
=2が含まれている。中心局0は2フレーム目F12を
正しく受信したことにより、次スロットでは衝突制御ビ
ット=B,R,PE12を返送する。
【0061】なお、この時点で端末局2の遅延DL2は
タイムアウトするが、衝突制御ビット=B(ビジー)で
あることにより、1フレーム目F21を送信できない。
端末局1では、以下同様にして進み、最終的に4フレー
ム目F14を送信する。4フレーム目F14には最終フ
レームであることを示すビット情報「01」及び残りフ
レーム数=0が含まれている。
【0062】中心局0は4フレーム目F14を正しく受
信したことにより、次スロットでは衝突制御ビット=
I,R,PE14を返送する。これにより端末局1は一
連のフレーム送信を終了する。一方、端末局2は中心局
0の衝突制御ビット=I(アイドル)であることにより
1フレーム目F21を送信する。
【0063】このような通信システムに対して本発明に
係るインタリーブ通信方式を適用可能である。この場合
に、端末局1,2は図5の送信装置10を備え、また中
心局0は図5の受信装置30を備える。中心局0におい
て、衝突制御ビットの制御(通信プロトコルの制御)は
データ処理部38で行える。また衝突制御ビットの送信
は既存の送信系を介して行う。
【0064】また端末局1,2において、衝突制御ビッ
トの検出制御(通信プロトコルの制御)はデータ生成部
11で行える。この場合のデータ生成部11はデータ処
理機能及び通信プロトコルの制御機能を備える。また衝
突制御ビットの受信は既存の受信系を介して行う。係る
構成により、端末局1は、1フレーム目F11に2フレ
ーム目F12以降で使用するフレーム間インタリーブの
深さの情報を指定して該1フレーム目F11をシステム
規定の深さでフレーム内インタリーブし、送信すると共
に、1フレーム目F11を中心局0が正しく受信したこ
とを確認した場合は、2フレーム目F12以降を前記指
定した深さでフレーム間インタリーブし、送信すること
が可能である。端末局2についても同様である。
【0065】この場合の中心局0は、受信1フレーム目
F11をシステム規定の深さによりフレーム内デインタ
リーブし、そこに指定されたフレーム間インタリーブの
深さを抽出すると共に、受信2フレーム目F12以降は
前記抽出した深さでフレーム間デインタリーブする。従
って、移動体通信の通信品質が大幅に改善される。
【0066】又は、端末局1は、1フレーム目F11を
中心局0に送信し、その応答フレーム(衝突制御ビット
の応答フレーム)でフレーム間インタリーブの深さを指
定されると共に、2フレーム目F12以降は前記指定さ
れた深さでフレーム間インタリーブし、送信することが
可能である。端末局2についても同様である。この場合
の中心局0は、受信1フレーム目F11に対する応答フ
レーム(衝突制御ビットの応答フレーム)でフレーム間
インタリーブの深さを指定すると共に、受信2フレーム
目F12以降は前記指定した深さでフレーム間デインタ
リーブする。
【0067】従って、移動体通信の通信品質が大幅に改
善されると共に、フェージングの状態に応じてフレーム
間インタリーブの深さを決定でき、この種の通信システ
ムを最適の状態で運用できる。なお、上記各実施の形態
において、少なくともフレーム間インタリーブするフレ
ーム毎に誤り検出用符号(CRC検査ビット)を備え
る。
【0068】こうすれば、伝送エラーの有無をフレーム
毎に監視でき、通信品質の向上につながる。また、ある
フレームがフレームエラーとなった場合でも、既にフレ
ーム間インタリーブされた当該フレームのデータのみを
再送すれば良く、再送による遅延を短縮できる。この場
合に、1フレーム長につき2以上の誤り検出用符号を設
けても良い。
【0069】ところで、上記フレーム間インタリーブの
採用によりバースト誤りの大幅なランダム化が可能とな
ったが、一方、フレーム間インタリーブの深さは深けれ
ば深いほど通信遅延は大きくなるため、深さの最適化が
必要となる。そこで、深さの最適化のためのシミュレー
ションを行った。図9,図10は実施の形態によるシミ
ュレーション結果を説明する図(1),(2)である。
【0070】図9(A)はシミュレーション条件を示し
ている。1フレームが136ビットの情報に16ビット
のCRC検査ビットを付加し、これを8ビットづつ19
に分割し、夫々に短縮化BCH(12,8)符号化を行
い、228ビットの情報信号とする。この1フレームを
基本単位とし、nフレームに跨がりフレーム間インタリ
ーブを行った。変調方式はD−QPSK(42kbps)と
してシミュレーションを行った。
【0071】図9(B)はフェージング周波数fD=4
0HZ におけるフレーム間インタリーブを行った際のフ
レームエラーレート特性を示している。ここで、縦軸の
フレームエラーレートは(エラーフレーム数)/(全フ
レーム数)を表す。このシミュレーションではインタリ
ーブが深い程バースト誤りが拡散され、特性は改善され
るが、深さが8フレーム以上になると改善の効果は飽和
していることが分かった。
【0072】図10はインタリーブの深さを無限大まで
とした場合のフレーム間インタリーブに対する劣化率を
示している。図より、フェージング周波数fD=40〜
100HZ の場合の最適なインタリーブサイズは4〜8
フレームであることが分かる。従って、このようなシミ
ュレーション結果を基に、上記各実施の形態におけるフ
レーム間インタリーブの深さに上限を設けても良い。こ
うすれば伝送データを記憶するメモリの節約となると共
に、通信遅延を短縮化できる。
【0073】なお、上記本発明に好適なる複数の実施の
形態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で、構
成、制御、及びこれらの組合せの様々な変更が行えるこ
とは言うまでも無い。
【0074】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、データ
サイズに応じた適当な制御により所望の深さでフレーム
間インタリーブを行うので、バースト状に発生する誤り
を十分に拡散でき、誤り訂正符号の能力を最大限に発揮
できる。従って、誤りによる再送回数の低減が図れ、周
波数有効利用の向上に寄与するところが大きい。また、
ダミーデータの使用も最小限のものにでき、データの伝
送効率が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は第1の実施の形態によるインタリーブ通
信方式の構成を示す図である。
【図3】図3は第1の実施の形態によるインタリーブ通
信方式の動作を説明する図(1)である。
【図4】図4は第1の実施の形態によるインタリーブ通
信方式の動作を説明する図(2)である。
【図5】図5は第2の実施の形態によるインタリーブ通
信方式の構成を示す図である。
【図6】図6は第2の実施の形態によるインタリーブ通
信方式の動作を説明する図(1)である。
【図7】図7は第2の実施の形態によるインタリーブ通
信方式の動作を説明する図(2)である。
【図8】図8は第3の実施の形態によるインタリーブ通
信方式の構成を示す図である。
【図9】図9は実施の形態によるシミュレーション結果
を説明する図(1)である。
【図10】図10は実施の形態によるシミュレーション
結果を説明する図(2)である。
【図11】図11は従来のインタリーブ通信方式の構成
を示す図である。
【図12】図12はインタリーブによるバースト誤りの
拡散原理を説明する図(1)である。
【図13】図13はインタリーブによるバースト誤りの
拡散原理を説明する図(2)である。
【図14】図14は従来のインタリーブ通信方式の動作
を説明する図である。
【符号の説明】
0 中心局(基地局) 1,2 端末局(移動局) 10 送信装置 19 アンテナ 20 フレーム数計数部 21 インタリーブ変換部 30 受信装置 31 アンテナ 39 フレーム数計数部 40 デインタリーブ変換部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤り訂正符号のブロックデータをインタ
    リーブ/デインタリーブして通信を行うインタリーブ通
    信方式において、 送信装置は、ブロックデータを固定長の任意nフレーム
    で送信する場合に、該ブロックデータをフレーム数nに
    対応した深さでフレーム間インタリーブし、送信するこ
    とを特徴とするインタリーブ通信方式。
  2. 【請求項2】 受信装置は、受信したnフレーム分のブ
    ロックデータを受信フレーム数nに対応した深さでフレ
    ーム間デインタリーブすることを特徴とする請求項1の
    インタリーブ通信方式。
  3. 【請求項3】 誤り訂正符号のブロックデータをインタ
    リーブ/デインタリーブして通信を行うインタリーブ通
    信方式において、 送信装置は、1フレーム目に2フレーム目以降で使用す
    るフレーム間インタリーブの深さを指定して該1フレー
    ム目をシステム規定の深さでフレーム内インタリーブ
    し、送信すると共に、2フレーム目以降は前記指定した
    深さでフレーム間インタリーブし、送信することを特徴
    とするインタリーブ通信方式。
  4. 【請求項4】 受信装置は、受信1フレーム目をシステ
    ム規定の深さによりフレーム内デインタリーブし、そこ
    に指定されたフレーム間インタリーブの深さを抽出する
    と共に、受信2フレーム目以降は前記抽出した深さでフ
    レーム間デインタリーブすることを特徴とする請求項3
    のインタリーブ通信方式。
  5. 【請求項5】 送信装置は、1フレーム目を受信先が正
    しく受信したことを確認後に2フレーム目以降を送信す
    ることを特徴とする請求項3のインタリーブ通信方式。
  6. 【請求項6】 誤り訂正符号のブロックデータをインタ
    リーブ/デインタリーブして通信を行うインタリーブ通
    信方式において、 送信装置は、1フレーム目を送信先に送信し、その応答
    フレームでフレーム間インタリーブの深さを指定される
    と共に、2フレーム目以降は前記指定された深さでフレ
    ーム間インタリーブし、送信することを特徴とするイン
    タリーブ通信方式。
  7. 【請求項7】 受信装置は、受信1フレーム目に対する
    応答フレームでフレーム間インタリーブの深さを指定す
    ると共に、受信2フレーム目以降は前記指定した深さで
    フレーム間デインタリーブすることを特徴とする請求項
    6のインタリーブ通信方式。
  8. 【請求項8】 フレーム間インタリーブするフレーム毎
    に誤り検出用符号を備えることを特徴とする請求項1,
    3又は6のインタリーブ通信方式。
  9. 【請求項9】 誤り訂正符号のブロックデータをインタ
    リーブ/デインタリーブして通信を行う通信システムの
    受信装置において、 今回受信分のフレーム数を計数するフレーム数計数部
    と、 前記計数されたフレーム数を対応するフレーム間デイン
    タリーブの深さの情報に変換するデインタリーブ変換部
    と、 今回受信分の全符号データを前記変換された深さの情報
    に従ってデインタリーブするデインタリーブ部とを備え
    ることを特徴とする受信装置。
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