JP2003109466A - スライドスイッチ - Google Patents

スライドスイッチ

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JP2003109466A
JP2003109466A JP2001299348A JP2001299348A JP2003109466A JP 2003109466 A JP2003109466 A JP 2003109466A JP 2001299348 A JP2001299348 A JP 2001299348A JP 2001299348 A JP2001299348 A JP 2001299348A JP 2003109466 A JP2003109466 A JP 2003109466A
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JP
Japan
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case
contact piece
knob
slide switch
switch
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JP2001299348A
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English (en)
Inventor
Yukiaki Seshimo
幸陽 瀬下
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Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd
Original Assignee
Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、可動接片と固定接片の摩耗を少な
くするため、ツマミの操作に連動して切換子がケースに
設けた凹凸部上を摺動することにより可動接片が上下動
して前記固定接片上に弾性接触するように配設したスラ
イドスイッチを提供することを目的とする。 【解決手段】 スライド操作可能なツマミ2と、少なく
とも二つ以上の固定接片8を配設した絶縁部材からなる
ケースA6と、ケースカバー1からなり、スイッチ本体
内に規制凹凸部6bを形成し、ツマミ2の下面にコイル
バネ3を介して可動接片5を固定した切換子4を配設す
るとともにこの切換子4を規制凹凸部6b上に弾発させ
て配設したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ツマミを左右に操
作して電路の切換えを行うスライドスイッチに係り、可
動接片が固定接片間を摺動接触することなく、ツマミの
操作に連動して可動接片を上下動させて固定接片間を接
触させるスライドスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すようにツマミ20の下
面に可動接片50を配設し、この可動接片50がケース
60の底面に設けた複数の固定接片80を挟持した構造
が一般的であった。そして、このツマミ20を操作する
ことにより可動接片50が固定接片80を挟持しながら
摺動して電路の切換えを行うものであった。また、固定
接片をケースの底面に配設し、この固定接片上を可動接
片を載置したツマミの操作に連動して可動接片が固定接
片上を摺動して電路の切換えを行うものであった。(図
示せず)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成されているスライドスイッチは、可動接片が
固定接片上を摺動するため、可動接片および固定接片表
面の摩耗により、摩耗粉が固定接片間を短絡し、絶縁性
能が悪く電気的障害の原因となっていた。また、摺動接
触ということから、接触力を高めると摩耗が激しく、反
対に接触力が低いと接触抵抗が高くなってしまい、接触
信頼性においても問題となっていた。本発明は、上記問
題点を解決し、機器の軽薄短小化に対応した構造が簡単
で組立の容易なスライドスイッチを提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、スイッチ本体内に規制凹凸部を形成し、
ツマミの下面に弾性部材を介して可動接片を固定した切
換子を配設するとともに、この切換子を規制凹凸部上に
弾発させ、ツマミの操作に連動して切換子が凹凸部上を
摺動するとともに可動接片が上下動して前記固定接片上
に弾性接触するように配設したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明によれば、スライド操作可
能なツマミと、少なくとも二つ以上の固定接片を配設し
た絶縁部材からなるケースと嵌合するケースカバーから
構成されるスイッチ本体からなり、スイッチ本体内に規
制凹凸部を形成し、ツマミの下面に弾性部材を介して可
動接片を固定した切換子を配設するとともにこの切換子
を規制凹凸部上に弾発させ、ツマミの操作に連動して切
換子が規制凹凸部上を摺動するとともに可動接片が上下
動して前記固定接片上に弾性接触するように配設したこ
とから、絶縁性能が良く接触の安定したスライドスイッ
チを提供できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は本発明のスライドスイ
ッチの実施例を表す正面断面図、図2はその側面断面図
であり、図3はその分解斜視図である。
【0007】これらの図において、ケースカバー1は金
属板をコの字状に折曲げて形成し、その上面中央部にツ
マミ2が貫通する矩形孔1aと、両端の折曲部先端に取
付端子1bを形成している。また、取付端子1b近傍に
は折曲げることによりケースB7の側面と係合する爪部
1cが形成されている。
【0008】ツマミ2は、角柱部2aとこの角柱部2a
の下方に鍔部2bを設けた形状からなり、下面には角孔
2cを穿設している。この角孔2cにはコイルバネ3を
収納した後、角部4aと二股部4bからなる切換子4が
挿入される。そして、この切換子4の二股部4bの中央
に滑らかな突起4cを形成するとともに二股部4bのそ
れぞれの下面に弾性部材で形成したハの字状可動接片5
が配設される。
【0009】本実施例においては、二股部4bの先端に
凸部4dを設け、この凸部4dに対向した孔5aを可動
接片5に形成して熱加締めにより固定しているが、凹凸
嵌合など種々の方法が考えられる。
【0010】ケースは絶縁性部材からなるケースA6と
シールド部として導電性部材からなるケースB7からな
り、ケースA6内の下面に複数の固定接片8を配設し、
ケースA6の下面に端子8aを突出している。そして、
ケースA6の側面に凹所6aを設け、その凹所6aの底
面に規制凹凸部6bを形成している。ケースB7はケー
スA6を凹凸係合させる凹部7aが形成されているが、
本実施例においては2極タイプを示しており、したがっ
て、ケースB7には二つの凹部7aが形成されている。
この凹部7aにケースA6に設けた凹所6aを背中合わ
せにした二つのケースA6が係合される。
【0011】以上のことから、ケースカバー1の矩形孔
1aにツマミ2の角柱部2aを突出させるとともに、ツ
マミ2に設けた角孔2cにコイルバネ3を介して切換子
4を挿入し、そして、切換子4の二股部4bはケースA
6の凹所6aをまたいで二股部4bの中央部に形成した
突起4cがケースA6の規制凹凸部6bに弾発して配備
されるとともに二股部4bの先端に設けた可動接片5が
固定接片8間を短絡した状態で配置され本発明のスライ
ドスイッチが完成する。本実施例はケースA6を二つに
分割しているが、一体化してもよい。また、規制凹凸部
6bと複数の固定接片8を上下に分割してもよく、種々
の方法が考えられる。
【0012】以上のように構成された本発明のスライド
スイッチは、ツマミ2を操作すると、切換子4がケース
A6の規制凹凸部6bを摺動することにより可動接片5
が上昇するとともに移動して一方の固定接片8間に移動
し短絡する。
【0013】図4は、この切換わりの途中状態を示す正
面断面図であり、図5は可動接片5の左右の移動軌跡を
表す要部拡大図である。可動接片5の弾性変形によるワ
イピング作用により安定した接触を維持するとともに、
左右の移動時に可動接片5が端子間リブ6cと接触しな
い移動軌跡を描くため、固定接片8間の絶縁劣化がない
という特徴を有している。
【0014】そして、接点間の摺動が殆ど発生しないの
で、可動接片5と固定接片8の摩耗が著しく少なく、長
寿命を実現することができる。また、固定接片8をケー
スA6の底面部に設けるとともに二股部4bの下面にハ
の字状可動接片5を配置し、最短路を導電経路として構
成したので、高周波信号の損失を低く抑えることができ
る。
【0015】さらにスイッチ本体は導電性部材からなる
シールド部であるケースB7と絶縁性部材からなるケー
スA6の絶縁部による二重構造からなり、しかも固定接
片8間にもシールド部7bを突出形成したので、電磁波
の影響を受け易い環境での使用や高周波用スライドスイ
ッチとして接点開放時のアイソレーション特性にも優れ
たスライドスイッチを構成することができる。
【0016】加えて、極間に形成した極間壁に規制凹凸
部6bを形成したので、構造が簡単で操作クリック感が
良いなど多くの優れた特徴を有している。本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づ
き種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から
排除するものではない。
【0017】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、次のような効果を奏することができる。 (1)スライド操作可能なツマミと、少なくとも二つ以
上の固定接片を配設した絶縁部材からなるケースと嵌合
するケースカバーから構成されるスイッチ本体からな
り、スイッチ本体内に規制凹凸部を形成し、ツマミの下
面に弾性部材を介して可動接片を固定した切換子を配設
するとともにこの切換子を規制凹凸部上に弾発させ、ツ
マミの操作に連動して切換子が規制凹凸部上を摺動する
とともに可動接片が上下動して固定接片上に弾性接触す
るので、固定接片間の摺動痕跡が発生せず、絶縁特性の
良いスライドスイッチを提供することができる。 (2)スライド操作可能なツマミと、少なくとも二つ以
上の固定接片を配設した絶縁部材からなるケースと嵌合
するケースカバーから構成されるスイッチ本体からな
り、スイッチ本体内に規制凹凸部を形成し、ツマミの下
面に弾性部材を介して可動接片を固定した切換子を配設
するとともにこの切換子を規制凹凸部上に弾発させ、ツ
マミの操作に連動して切換子が規制凹凸部上を摺動する
とともに可動接片が上下動して固定接片上に弾性接触す
るので、固定接片表面の摩耗が少ないスライドスイッチ
を構成することができる。 (3)ツマミに配設されたコイルバネと弾性部材で形成
した可動接片とで接触力を構成するため、チャタリング
が少なく接触の安定したスライドスイッチが得られる。 (4)ケースは導電性部材からなるシールド部と絶縁性
部材からなる絶縁部との二重構造からなり、しかも固定
接片間にもシールド部を突出形成したので、電磁波の影
響を受け易い環境での使用や高周波用スライドスイッチ
として接点開放時のアイソレーション特性にも優れたス
ライドスイッチを構成することができる。 (5)極間に形成した極間壁に規制凹凸部を形成したの
で、構造が簡単で、操作クリック感が良いスライドスイ
ッチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライドスイッチの実施例を表す正面
断面図である。
【図2】本発明のスライドスイッチの実施例を表す側面
断面図である。
【図3】本発明のスライドスイッチの実施例を表す分解
斜視図である。
【図4】本発明のスライドスイッチの切換わり状態を示
す正面断面図である。
【図5】本発明のスライドスイッチの可動接片の移動軌
跡を表す要部拡大図である。
【図6】従来のスライドスイッチの事例を表す正面断面
図である。
【符号の説明】
1 ケースカバー 1a 矩形孔 1b 取付端子 1c 爪部 2、20 ツマミ 2a 角柱部 2b 鍔部 2c 角孔 3 コイルバネ 4 切換子 4a 角部 4b 二股部 4c 突起 4d 凸部 5、50 可動接片 5a 孔 6 ケースA 6a 凹所 6b 規制凹凸部 6c 端子間リブ 7 ケースB 7a 凹部 7b シールド部 8、80 固定接片 8a 端子 60 ケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライド操作可能なツマミと、少なくとも
    二つ以上の固定接片を配設した絶縁部材からなるケース
    と、該ケースと嵌合するケースカバーから構成されるス
    イッチ本体からなり、該スイッチ本体内に規制凹凸部を
    形成し、前記ツマミの下面に弾性部材を介して可動接片
    を固定した切換子を配設するとともに該切換子を前記規
    制凹凸部上に弾発させ、前記ツマミの操作に連動して前
    記切換子が前記規制凹凸部上を摺動するとともに前記可
    動接片が上下動して前記固定接片上に弾性接触すること
    を特徴とするスライドスイッチ。
  2. 【請求項2】前記ケースを導電性部材からなるシールド
    部と絶縁性部材からなる絶縁部との二重構造から形成
    し、しかも前記固定接片間にも前記シールド部が突出形
    成したことを特徴とする請求項1記載のスライドスイッ
    チ。
  3. 【請求項3】前記ケース内に極間壁を形成するととも
    に、該極間壁に前記規制凹凸部を形成したことを特徴と
    する請求項1及び請求項2記載のスライドスイッチ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5086278U (ja) * 1973-12-12 1975-07-23
JPH02102631U (ja) * 1989-02-01 1990-08-15
JP2001195951A (ja) * 2000-01-14 2001-07-19 Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd 高周波用スイッチ

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