JP2003108882A - 情報提供方法、情報提供システム、情報提供装置、その制御方法及び制御プログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

情報提供方法、情報提供システム、情報提供装置、その制御方法及び制御プログラム、並びに記憶媒体

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JP2003108882A
JP2003108882A JP2001303003A JP2001303003A JP2003108882A JP 2003108882 A JP2003108882 A JP 2003108882A JP 2001303003 A JP2001303003 A JP 2001303003A JP 2001303003 A JP2001303003 A JP 2001303003A JP 2003108882 A JP2003108882 A JP 2003108882A
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Hiroshi Satomi
宏 里見
Tetsushi Watanabe
哲史 渡邊
Kenichiro Matsuura
健一郎 松浦
Satoshi Iketa
敏 井桁
Atsushi Inoue
敦 井上
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見積りから注文までの間にデータ処理での単
価変更が行われた場合に、ユーザがその変更の利益を享
受できる情報提供方法、情報提供システム、情報提供装
置、その制御方法及び制御プログラム、並びに記憶媒体
を提供すること。 【解決手段】 プリントサイトでの見積額TPと、プリ
ントサイトが実際に請求する請求額TNを比較し(S6
104)、TN<TPなら、料金変更通知画面を表示す
るための表示データを生成し、ユーザPCに送信する
(S6105)。ユーザは、差額(TP−TN)分を、
累積ポイントに加算するか、又は、ユーザの指定する口
座に対し、振込ませるかを選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理の注文
を受付ける情報提供方法、情報提供システム、情報提供
装置、その制御方法及び制御プログラム、並びに記憶媒
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信インフラの整備及び情報通信
技術の発展により、インターネットなどを利用した、オ
ンラインの情報提供サービスが可能となっている。
【0003】そのような情報提供サービスの一種とし
て、ユーザから所定のデータ処理を行うよう命令を受付
け、その命令の達成のために必要な料金を提示するサー
ビスがある。
【0004】上記のような情報提供サービスとして従来
は、以下の2つの形態が存在した。
【0005】一つの形態は図76に示されている。ここ
で、フォトサイトは、インターネット上のサーバの記憶
領域に、ユーザが画像入力機器で撮影した画像データを
預かり、その画像データを顧客が望む時に再度閲覧でき
るようなサービスを提供するサービスプロバイダであ
る。また、プリントサイトは、データを処理するための
装置として、何らかのプリント装置を有し、インターネ
ットを利用して年賀状やワープロ文書、画像などの電子
ドキュメントを転送してもらうことにより、データの出
力処理を行って印刷物をプリントアウトし、商品として
提供するサービスプロバイダである。この形態では、料
金算出、及び決済機能はプリントサイトが持っている。
つまり、フォトサイトに対しユーザが画像の印刷を要求
すると、フォトサイトは、何らかの手段によってプリン
トサイトにその画像情報を転送し、以後の料金算出、決
済の処理は全てプリントサイトに任せるのがこの形態で
ある。
【0006】他の形態は、図77に示されている。この
形態では、料金の算出及び決済がフォトサイトで行われ
るので、フォトサイトは独自のサービス特典等を自由に
行うことができる。しかし、フォトサイトに接続されて
いる複数のプリントサイトに対するプリント注文を、常
に統一した対価で行うことは事実上不可能であるため、
各プリントサイトの課金情報を常時フォトサイト内のデ
ータベース等に入力して、フォトサイトが管理してい
る。
【0007】上記、2つの形態では、何れも、ユーザに
対して提示した額で決済を行い、決済の後に、実際にプ
リントをオーダしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のシ
ステムの中には、最終的な注文時点での料金が、その前
に決済された料金と異なる場合について考慮したシステ
ムは存在していなかった。
【0009】即ち、ユーザは、プリントサイトでの見積
もりがフォトサイト側に通知された後、プリントサイト
において単価に変更が加えられた時は、ユーザは古い金
額でデータ処理(ここでは、印刷処理)の注文をするし
かなく、プリントサイトでの単価の変更による利益を常
に享受できるとは限らなかった。
【0010】本発明は上記従来技術の問題点を解決する
ために提案されたものであり、その目的とするところ
は、見積りから注文までの間にデータ処理の単価変更が
行われたに、ユーザがその変更の利益を享受できる情報
提供方法、情報提供システム、情報提供装置、その制御
方法及び制御プログラム、並びに記憶媒体を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る方法は、情報処理装置に対しネットワ
ークを介して情報を提供するための情報提供方法であっ
て、前記ネットワークを介して、前記情報処理装置から
データ処理の注文を受付ける工程と、前記注文について
の見積額を算出し、前記情報処理装置に提示する工程
と、前記見積額の支払の確認後に、前記注文についての
請求額を算出し、該請求額と前記見積額との比較結果を
前記情報処理装置に提示する工程と、を実行することを
特徴とする。
【0012】前記請求額が前記見積額よりも少ない場合
に、その差額を前記見積額の支払者に還元する還元工程
を更に有することを特徴とする。
【0013】前記還元工程では、前記差額を、前記支払
者との間で通貨として機能する代替通貨によって前記支
払者に還元することを特徴とする。
【0014】前記還元工程では、前記差額を、前記支払
者が指定した口座にネットワークを介して払込むことを
特徴とする。
【0015】前記還元工程では、前記差額を、前記支払
者との間で通貨として機能する代替通貨によって前記支
払者に還元するか、前記支払者が指定した口座にネット
ワークを介して払込むかのいずれかを、前記支払者の選
択に応じて実行することを特徴とする。
【0016】情報処理装置に対しネットワークを介して
情報を提供するための情報提供システムであって、前記
ネットワークを介して、前記情報処理装置からデータ処
理の注文を受付ける手段と、前記注文についての見積額
を算出し、前記ネットワークを介して、前記情報処理装
置に提示する手段と、前記ネットワークを介して、前記
見積額の支払を確認する手段と、前記注文についての請
求額を算出し、前記ネットワークを介して、該請求額と
前記見積額との比較結果を前記情報処理装置に提示する
手段と、を有することを特徴とする。
【0017】前記請求額が前記見積額よりも少ない場合
に、その差額を前記見積額の支払者に還元する還元手段
を更に有することを特徴とする。
【0018】前記還元手段では、前記差額を、前記支払
者との間で通貨として機能する代替通貨によって前記支
払者に還元することを特徴とする。
【0019】前記還元手段では、前記差額を、前記支払
者が指定した口座にネットワークを介して払込むことを
特徴とする。
【0020】前記還元手段では、前記差額を、前記支払
者との間で通貨として機能する代替通貨によって前記支
払者に還元するか、前記支払者が指定した口座にネット
ワークを介して払込むかのいずれかを、前記支払者の選
択に応じて実行することを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、本発明に係る装
置は、情報処理装置に対しネットワークを介して情報を
提供するための情報提供装置であって、前記ネットワー
クを介して、前記情報処理装置からデータ処理の注文を
受付ける手段と、前記注文についての見積額を算出し、
前記ネットワークを介して、前記情報処理装置に提示す
る手段と、前記ネットワークを介して、前記見積額の支
払を確認する手段と、前記プリントオーダについての請
求額を算出し、前記ネットワークを介して、該請求額と
前記見積額との比較結果を前記情報処理装置に提示する
手段と、を有することを特徴とする。
【0022】情報処理装置に対しネットワークを介して
情報を提供するための情報提供装置の制御方法であっ
て、前記ネットワークを介して、前記情報処理装置から
データ処理の注文を受付ける工程と、前記注文について
の見積額を算出し、前記ネットワークを介して、前記情
報処理装置に提示する工程と、前記ネットワークを介し
て、前記見積額の支払を確認する工程と、前記注文につ
いての請求額を算出し、前記ネットワークを介して、該
請求額と前記見積額との比較結果を前記情報処理装置に
提示する工程と、を有することを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、本発明に係るプ
ログラムは、情報処理装置に対しネットワークを介して
情報を提供するためのプロセッサを有する情報提供装置
の制御プログラムであって、前記プロセッサに、前記ネ
ットワークを介して、前記情報処理装置からデータ処理
の注文を受付ける工程と、前記注文についての見積額を
算出し、前記ネットワークを介して、前記情報処理装置
に提示する工程と、前記ネットワークを介して、前記見
積額の支払を確認する工程と、前記注文についての請求
額を算出し、前記ネットワークを介して、該請求額と前
記見積額との比較結果を前記情報処理装置に提示する工
程と、を実行させることを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、本発明に係る記
憶媒体は、上記制御プログラムを格納したことを特徴と
する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、こ
の発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではな
い。
【0026】(一実施形態)本発明の一実施形態とし
て、インターネットを介して、デジタル画像データの共
有及び提供を行う情報提供システムについて説明する。
【0027】デジタル画像情報は、一般的に、画像入力
機器によって提供される。半導体デバイスの微細化が順
調に進み、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメ
ラに代表される画像入力機器を構成するLSIや固体撮
像素子の部品サイズ、コストがスケールダウンしたこと
で、画像を撮影する画像入力機器が広く用いられている
ことがその背景にある。
【0028】例えば、デジタルカメラを用いて撮影した
画像データは、デジタルカメラ内にあるメモリに保存さ
れた後、デジタルカメラのユーザが所有するパーソナル
コンピュータ内の、HDD等に代表される記録装置に転
送されて管理保存されたり、CD−R等の外部記録メデ
ィアに書きこまれて保管されてたりしている。そして、
デジタルカメラのみならずカラースキャナの普及に伴っ
ても、電子データとして画像を作成、保管することが容
易にできるようになっている。
【0029】これを踏まえ、本実施形態としての情報提
供システムは、画像サービスプロバイダ(以後フォトサ
イトと称す)及び、プリントサービスプロバイダ(以後
プリントサイトと称す)を含む。このフォトサイトは、
インターネット上のサーバの記憶領域に、ユーザが画像
入力機器で撮影した画像データを預かり、その画像デー
タを顧客が望む時に閲覧できるようなサービスを提供す
る。また、プリントサイトは、インターネットを利用し
て転送された年賀状やワープロ文書、画像などの電子ド
キュメントをプリントアウトし、印刷物を商品として提
供する。
【0030】本実施形態に係るフォトサイトは、独自に
はプリントサービスは行わず、様々なプリントサービス
を提供できるプリントサイトと提携し、そのプリントサ
イトに対して印刷のオーダを依頼するものである。
【0031】<システムの概要>図1を用いて、本実施
形態に係る情報提供システムの概要を説明する。図1
は、サービスの提供を受けるユーザのPC(Personal C
omputer)102(以下、ユーザPCと略す)、或は携
帯端末113と、ユーザの画像及び個人情報を管理する
フォトサイト105と、プリント処理およびプリント単
価を管理するプリントサイト109との間における、ユ
ーザが画像の閲覧を要求してからプリント物を取得する
までのデータのやりとりを示す図である。
【0032】まず、ステップS1でユーザはユーザPC
102のブラウザ120を用いてフォトサイト105の
Webサーバ121にアクセスし、フォトサイト105
の画像データベース(DB)117に格納されている画
像の閲覧要求を行う。次に、ステップS2で、フォトサ
イト105は、一定条件の下で、ユーザPCのブラウザ
120上に画像を表示させる。
【0033】ステップS3で、ユーザは、ブラウザ12
0上で、閲覧した画像の中から、プリントアウトしたい
画像を選択する。次に、ステップS4で、選択された画
像の識別情報がフォトサイト105からプリントサイト
109に渡される(仮プリントオーダ)。更に、ステッ
プS5に進み、プリントサイト109では、プリントア
ウト可能な形式(サイズなど)についての情報を付加
し、Webサーバ122からユーザPC102に対し、
画像と共に提示し、プリント形式や枚数などの入力を促
す。
【0034】ステップS6で、ユーザがブラウザ120
を介して選択された画像毎にプリント形式や枚数などの
入力を行ってプリントサイト109にプリント指示を送
ると、プリントサイト109では、プリント単価を格納
したプリント情報データベース119、及び料金算出モ
ジュール110を用いて、そのプリント指示の達成に対
して要求する料金(見積額)を算出する。
【0035】次にステップS7で、一旦、プリントサイ
ト109からフォトサイト105に対して、その見積額
を渡すと、フォトサイト105では、個人情報データベ
ース118及び料金算出モジュール108を用いて、そ
の見積額に個人情報を加味した料金(提示額)を算出す
る。
【0036】次に、ステップS8で、フォトサイト10
5はWebサーバ121を用いて、ユーザPC102の
ブラウザ120に、提示額を表示させる。
【0037】次に、ステップS9で、ユーザが提示額を
認め、ユーザPC102が承認のアクションをフォトサ
イト105に返すと、決済手段としての決済モジュール
107がこれを受理し、決済処理する。
【0038】次に、ステップS10で、フォトサイト1
05は、正式なプリントオーダを、プリントサイト10
9に送る。プリントサイト109は、正式プリントオー
ダを受理すると、プリントサイト109が所有する印刷
手段を用いて、正式プリントオーダに従ったプリントを
行う。
【0039】次に、ステップS11でプリントサイト1
09は、プリントを行った印刷物112を、何がしかの
運送手段によって、プリントを依頼したユーザPC10
2のユーザが指定した配送先に届ける。
【0040】<システムの構成>図2は、本実施形態に
係る情報提供システムの詳細な構成を示す図である。
【0041】101は、イメージ情報である光学像を、
電気信号に変換し、所定の画像処理をした後、デジタル
情報として、記録、再生する画像入力装置である。この
画像入力装置は、静止画を撮影し、画像データとして記
録できるデジタルスチルカメラでも、動画を撮影し、動
画像データとして記録できるデジタルビデオカメラでも
よい。
【0042】102Aは、ユーザ用パーソナルコンピュ
ータであり、116は、画像入力装置101とユーザP
C102A間で、撮影された画像データを転送するため
のデータ転送用インターフェースである。データ転送用
インターフェース116は、USB(Universal Serial
Bus)、IEEE1394に代表される有線インターフ
ェースの場合や、IrDA、Bluetoothに代表
される無線系インターフェースの場合もある。
【0043】画像入力装置101で撮影されデジタル情
報として格納されている画像データは、このデータ転送
用インターフェース116を介して、ユーザPC102
AのHDDに代表される情報記憶装置の記憶領域に転送
される。この画像入力装置101からユーザPC102
Aへの画像データ転送に関しては、ユーザPC102A
にインストールされているOS又は専用のソフトウエア
からの命令で、画像入力装置101内の情報記憶装置に
格納されている画像データを一括転送する場合と、画像
入力装置101から送られる転送コマンドで、ユーザP
C102AのOS又は専用ソフトウエアが、ユーザPC
102Aの情報記録部に、データ記録領域を確保し、画
像データを転送する場合がある。
【0044】ユーザPC102A上では、インターネッ
ト104での情報転送可能な標準プロトコルを有するブ
ラウザ120Aが動作可能である。このブラウザ120
Aによって、httpプロトコル等の標準プロトコルを
用いてフォトサイト105にアクセスし、HTML、X
ML等の記述言語で作成されたWeb情報を表示させる
ことができる。そのWeb情報は、フォトサイト105
が管理する画像、音声等のマルチメディア情報にリンク
されている。この動作により、ユーザPC102Aのユ
ーザは、インターネット104を利用して、フォトサイ
ト105が提供するサービスを受けることができる。
【0045】画像入力装置101で撮影され、ユーザP
C102Aの情報記憶領域に格納されている画像データ
は、ユーザPC102Aのユーザの要求により、フォト
サイト105に転送される(以下、この転送を画像アッ
プロードと呼ぶ)。この画像アップロードを行う方法と
しては、先に述べたブラウザ120Aを用いて、転送し
たい画像データを選択して、画像アップロードの要求ア
クションに連動して転送する方法や、画像アップロード
専用ソフトウエア等を用いて、直接、画像データを選
択、転送する方法がある。いずれの方法も、インターネ
ット上で利用可能なプロトコル、例えばhttpやft
pなど、に基づいて実行される。フォトサイト105に
おいてこの一連の動作を実行するモジュールが、フォト
シェアリングモジュール106である。
【0046】フォトシェアリングモジュール106は、
アップロードされた画像データがフォトサイト105に
おいて利用可能なデータであるかどうかをチェックす
る。利用可能であると判断した場合は、アップロードさ
れた画像データを画像データベース117に格納し、そ
の属性情報等をデータベース118に格納する。フォト
サイト105は、この閲覧用に、アップロードされた画
像データを、複数枚をひとつの単位とし、アルバムとし
て管理してもよい。
【0047】この段階でフォトシェアリングモジュール
106は、正常に画像データがアップロードされたこと
を、ユーザPC102Aに通知する。ユーザPC102
Aのユーザは、Webブラウザを介して、このようにし
て画像データをアップロードすることができる。
【0048】データベース118には、先に説明した画
像データの属性情報以外にも、各種データが、一元管理
されている。例えば、フォトサイト105に登録してい
るユーザ属性情報のデータや、アップロードされた画像
データのプリントアウトを依頼するプリントサイト属性
情報のデータなどである。
【0049】次に、アップロードした画像データのプリ
ント注文の流れを、順を追って説明する。ユーザPC1
02Aのユーザは、Webブラウザ120Aを介して、
フォトサイト105に自分がアップロードした画像デー
タを閲覧することができる。この時、閲覧する画像を選
択する方法としては、単一の画像単位で、逐次閲覧する
画像を選択していく方法や、上述のように複数枚を一つ
のアルバムとして登録し、複数のアルバム群から自分が
閲覧したいアルバムを選択し、その選択されたアルバム
が管理している個々の画像をさらに選択、閲覧する方法
がある。
【0050】フォトサイト105は、ユーザからアップ
ロードされた画像データのプリント注文を、画像データ
のプリントアウトを提供するプリントプロバイダに依頼
する。このプリントプロバイダが、プリントサイト10
9A、109B、109Cである。図面の関係上、プリ
ントサイトを、3つ図示したが、これ以上の場合もあ
り、その数に制限はない。
【0051】ユーザPC102Aのユーザは、アップロ
ードした画像の閲覧画面から、プリントアウトして印刷
物を商品として購入したい画像データを選択する。次に
ユーザPC102Aのユーザは、フォトサイト105が
提供できるプリントサイト109A、109B、109
Cの中から、自分が注文したいプリントサイトを選択す
る。ユーザは、各プリントサイト109が提供するサー
ビス、単価、納期等を考慮して、自分が発注するプリン
トサイト109を選択する。以後、説明の便宜上、ユー
ザがプリントサイト109Aを選択したものと想定して
説明を進めるが、ユーザが選択する先が、プリントサイ
ト109B、プリントサイト109Cであっても、基本
的な情報の流れは同一であるため、ここでは、説明を省
略する。
【0052】ユーザが、閲覧画面から、プリント注文し
たい画像データを選択し、フォトサイト105に通知す
ると、フォトサイト105は、プリントアウトの依頼の
あった画像データに関する仮プリントオーダを所定のフ
ォームで生成し、インターネット104を介して送信す
ることにより、プリントサイト109Aに見積もりを依
頼する。
【0053】次に、フォトサイト105からの仮プリン
トオーダを受けたプリントサイト109Aは、必要な画
像データをフォトサイト105の画像データベース11
7から取得して選択画像情報を生成する。この選択画像
情報をユーザPC102Aに対して、インターネット1
04を介して送信することにより、ユーザは、PC10
2AのWebブラウザ120A上で、選択された画像毎
にプリント形式や枚数などを入力できる。
【0054】プリントサイト109Aは、選択された画
像毎のプリント形式や枚数などの情報をもとに、料金算
出モジュール110Aにより、見積額を算出し、算出し
た見積額を、インターネット104を介してフォトサイ
ト105に送信する。
【0055】フォトサイト105は、プリントサイト1
09Aが送信する見積額の情報を、リアルタイムに受信
する。そして、受信した見積額に対し、料金算出モジュ
ール108にて、ユーザの個人情報を加味した変更を加
える。具体的には、フォトサイトは105は、登録ユー
ザ毎に、フォトサイト105に対して通貨のように機能
する代替通貨としての「ポイント」を蓄積可能であり、
ユーザは、蓄積したポイントを使う場合には、そのポイ
ント分だけ、印刷料金の割引を受けることができる。
【0056】フォトサイト105のWebサーバ121
は、見積額にポイントを加味した提示額を、ユーザPC
102AにWeb情報として転送し、プリント注文をす
るユーザに、ダイナミックに提示することができる。
【0057】即ち、ユーザPC102AのWebブラウ
ザ120A上で、プリント注文したい画像データ及びプ
リントサイト109の選択とプリント形式や枚数などの
入力が行われれば、すぐに、そのプリントに必要な料金
が表示されることになる。
【0058】ここで提示された価格での購入を、プリン
ト注文したユーザPC102Aのユーザが認め、承認の
アクションをフォトサイト105に返すと、決済手段と
しての決済モジュール107がこれを受理し、決済処理
される。決済が終了した段階で、フォトサイト105
は、正式なプリントオーダを、プリントサイト109A
に送る。
【0059】プリントサイト109Aは、この正式プリ
ントオーダを受理すると決済を確認できたものとして、
プリント処理に進む。プリント処理では、まず、プリン
トアウトに必要な画像データを、フォトサイト105の
画像データベース117から取得する。このようにして
取得された画像データは、プリントサイト109Aが所
有する印刷手段としてのプリンタ111Aを用いてプリ
ントアウトされ、印刷物112Aとして出力される。プ
リントアウトされた印刷物112Aは、何がしかの運送
手段によって、プリントアウトを依頼したユーザPC1
02Aのユーザが指定した配送先に届けられる。なお、
図2では、プリンタ111Aは、プリントサイト109
Aに接続されているが、プリントサイト109Aのユー
ザの管理下にあれば、接続されていなくてもよい。
【0060】以上が、ユーザPC102Aを介して、画
像入力装置101で撮影した画像データをアップロード
したユーザが、フォトサイト105の閲覧及びプリント
注文を行うためのシステムの概略説明である。なお、こ
こでは画像をアップロードする端末として、PCを例に
挙げて説明したが、本発明に係る情報提供システムはこ
れに限定されるものではなく、携帯端末から画像をアッ
プロードできてもよいし、或は、デジタルカメラ、デジ
タルビデオ、スキャナ、複写機等の画像入力装置から直
接画像をアップロードできてもよい。
【0061】次に、画像データをフォトサイト105に
アップロードしたユーザ以外が、インターネット104
を介して、フォトサイト105にアップロードされデー
タベース117に格納されている画像データを閲覧する
方法について説明する。
【0062】フォトサイト105は、アップロードした
ユーザが指定する第三者に対し、「アップロードされた
画像」、又は、「アップロードされた複数の画像を、一
つのアーカイブとして管理しているアルバム」の、閲覧
及びプリント注文サービスを提供する。画像データをフ
ォトサイト105にアップロードしたユーザは、自分が
閲覧を許可するユーザ(以下、閲覧ユーザと略す)の、
氏名等の属性情報及びE−Mailアドレスを、Web
ブラウザ120Aを用いて、フォトサイト105に通知
する。
【0063】フォトサイト105は、閲覧ユーザに画像
を公開する場合、まず公開に必要なURL(Universal
Resource Locator)を生成する。この時、生成されるU
RLとしては、ユニークなアドレスであり、かつ、一意
に予測不可能な乱数等を用いたものを割当てる。下記に
例を示す。http://○○○.com/PhotoSite/Album/AlbumEntry.cgi?A
lbumID=AJNWDMF (このように、一意に予測不可能なURLをこれより、
ランダムURLと称す。) フォトサイト105は、このように生成されたランダム
URLを、必要なら閲覧に必要なパスワード情報を付加
して、閲覧ユーザに、インターネット104を介して、
E−Mailで通知する。E−Mailを受け取った閲
覧ユーザは、ユーザPC102Bからインターネット1
04にアクセスし、Webブラウザ120Bに、E−M
ailで通知されたランダムURLを入力することで、
画像をアップロードしたユーザが指定した画像又はアル
バムを閲覧することができる。
【0064】次に、ユーザPC102Bを使用している
閲覧ユーザが、このようにして閲覧可能になった画像デ
ータを、プリント注文する方法を説明する。フォトサイ
ト105は、閲覧ユーザからの画像データのプリント注
文を、画像データのプリントアウトを提供するプリント
サイト109A、109B、109Cのいずれかに対し
て行う。
【0065】ユーザPC102Bの閲覧ユーザは、閲覧
画面から、プリントアウトして印刷物を商品として手に
入れたい画像データを選択する。次にユーザPC102
Bを使用している閲覧ユーザは、フォトサイト105が
提供できるプリントサイト109A、109B、109
Cの中から、自分が注文したいプリントサイト109を
選択する。閲覧ユーザは、各プリントサイト109が提
供するサービス、単価、納期等を考慮して、自分が発注
するプリントサイト109を選択する。以後、説明の便
宜上、ユーザがプリントサイト109Bを選択したもの
と想定して説明を進めるが、ユーザが選択する先が、プ
リントサイト109A、プリントサイト109Cであっ
ても、基本的な情報の流れは同一であるため、ここで
は、説明を省略する。
【0066】閲覧ユーザが、閲覧画面から、プリント注
文したい画像データを選択し、フォトサイト105に通
知すると、フォトサイト105は、プリントアウトの依
頼のあった画像データに関する仮プリントオーダを生成
し、インターネット104を介して送信することによ
り、プリントサイト109Bに見積もりを依頼する。
【0067】フォトサイト105からの仮プリントオー
ダを受けたプリントサイト109Bは、選択画像情報に
必要な画像データを、フォトサイト105の画像データ
ベース117から取得して選択画像情報を生成する。こ
の選択画像情報を、ユーザPC102Bに対して、イン
ターネット104を介して送信することにより、閲覧ユ
ーザは、PC102Bにおいて、Webブラウザ120
A上で、選択された画像毎にプリント形式や枚数などを
入力できる。
【0068】プリントサイト109Bは、選択された画
像毎にプリント形式や枚数などの情報をもとに、料金算
出モジュール110Bにより、見積額を算出し、算出し
た見積額を、インターネット104を介してフォトサイ
ト105に送信する。
【0069】フォトサイト105は、プリントサイト1
09Bが送信する見積額の情報を、リアルタイムに受信
する。そして、ユーザの個人情報を持っていない閲覧ユ
ーザの場合には、ユーザPC102Bにプリントサイト
109Bが送信した見積額をWeb情報として転送し、
ユーザの個人情報を持っている閲覧ユーザの場合には、
見積額にポイントを加味した提示額を、Web情報とし
て転送し、プリント注文をしている閲覧ユーザに、ダイ
ナミックに提示することができる。
【0070】ここで提示された価格での購入を、プリン
ト注文したユーザPC102Bの閲覧ユーザが認め、承
認のアクションをフォトサイト105に返すと、決済手
段としての決済モジュール107がこれを受理し、決済
処理される。決済が終了した段階で、フォトサイト10
5は、正式なプリントオーダを、プリントサイト109
Bに送る。プリントサイト109Bは、この正式プリン
トオーダを受理し、プリントアウトに必要な画像データ
を、フォトサイト105の画像データベース117から
獲得する。このようにして獲得された画像データは、プ
リントサイト109Bが所有する印刷手段としてのプリ
ンタ111Bを用いてプリントアウトされ、印刷物11
2Bとして出力される。プリントアウトされた印刷物1
12Bは、何がしかの運送手段によって、プリントアウ
トを依頼したユーザPC102Bの閲覧ユーザに届けら
れる。
【0071】また、フォトサイト105は、画像をアッ
プロードしたユーザが指定する携帯端末所有者に対し
て、画像(又はアルバム)の閲覧通知、閲覧機能及びプ
リント注文のサービスを提供することができる。アルバ
ムを閲覧するためのURLを含む通知E−Mailを携
帯端末で受け、同様に携帯端末から、画像及びアルバム
の閲覧又はプリント注文することもできる(以下、携帯
端末からフォトサイト105を利用するユーザを、携帯
閲覧ユーザと略す)。
【0072】ユーザPC102Aからインターネット1
04を介して、画像データをフォトサイト105にアッ
プロードしたユーザは、自分が閲覧を許可する携帯閲覧
ユーザの、氏名等の属性情報及びE−Mailアドレス
を、Webブラウザ120Aを用いて、フォトサイト1
05に通知する。
【0073】フォトサイト105は、携帯閲覧ユーザ
に、画像及びアルバムを公開する場合、まず公開に必要
なランダムURLを生成する。フォトサイト105は、
ランダムURLを、必要なら閲覧に必要なパスワード情
報を付加して、携帯閲覧ユーザの携帯端末113Aに、
E−Mailによって通知する。この携帯閲覧ユーザに
通知されるE−Mailの転送経路としては、フォトサ
イト105のメール配信サーバからインターネット10
4によりインターネット接続ゲートウエイ115Aを介
して、携帯端末113Aとの各種データのやり取りが可
能なモバイルネットワーク114Aに送り出され、携帯
端末113Aに転送される。E−Mailを受け取った
携帯閲覧ユーザは、携帯端末113Aの専用ブラウザで
E−Mailによって通知されたランダムURLアドレ
スを入力することで、モバイルネットワーク114→イ
ンターネット接続ゲートウエイ115A→インターネッ
ト104という経路を経て、フォトサイト105にアク
セスする。
【0074】フォトサイト105は、インターネット1
04で表示可能なHTML、XML等の記述言語で作成
されたWeb情報とは別に、WML、CompactH
TML等の携帯端末専用の記述言語で作成された携帯端
末専用のブラウザ情報を所有しており、更に、携帯端末
113Aで表示可能なサイズにリサイズした画像データ
を有している。フォトサイト105は、携帯端末113
Aからの要求に応じて、その機種を判別し、携帯端末1
13Aにて表示可能な情報を、送り出す。閲覧可能な携
帯端末環境は携帯端末113Aのみではなく、通信プロ
トコル仕様や、情報記述言語、モバイルネットワーク環
境の違う携帯端末113Bでも、サービスの享受が可能
なように、フォトサイト105では各種フォーマットの
ブラウザ情報が用意されている。説明の便宜上、図2に
おいては、利用可能な携帯端末をAとBの2つ示してい
るが、これ以上である場合もある。
【0075】携帯端末113Bからの閲覧要求は、携帯
端末113Bが利用可能なモバイルネットワーク114
Bからインターネット接続ゲートウエイ115Bに送ら
れ、プロトコル変換されインターネット104に接続さ
れているフォトサイト105に送り届けられる。フォト
サイト105には、インターネット104で閲覧可能な
HTML、XML等の記述言語で作成されたWeb表示
情報とは別に、携帯端末113Bで閲覧可能なサイズ
に、画像データをリサイズし、WML、Compact
HTML等の携帯端末専用の記述言語で作成されたブラ
ウザ情報を所有している。フォトサイト105は、携帯
端末113Bからの要求を応じて、その機種を判別し、
携帯端末113Bにて閲覧可能な情報を、送り出す。
【0076】次に、携帯端末113A又は携帯端末11
3Bの利用者である携帯閲覧ユーザが、画像データを選
択し、プリント注文する方法を説明する。
【0077】以下説明するフォトサイト105と携帯端
末113A間の情報の伝送経路は、フォトサイト105
→インターネット104→インターネット接続ゲートウ
エイ115A→モバイルネットI114A→携帯端末1
13Aである。
【0078】携帯閲覧ユーザは、E−Mailで通知さ
れたランダムURLを携帯端末のブラウザに入力するこ
とで、画像をアップロードしたユーザが指定した画像又
はアルバムを閲覧することができる。
【0079】携帯閲覧ユーザは、フォトサイト105が
提供できるプリントサイト109A、109B、109
Cの中から、自分が注文したいプリントサイトを選択す
る。携帯閲覧ユーザは、各プリントサイト109が提供
するサービス、単価、納期等を考慮して、自分が発注す
るプリントサイト109を選択する。以後、説明の便宜
上、ユーザがプリントサイト109Cを選択したものと
想定して説明を進めるが、ユーザが選択する先が、プリ
ントサイト109B、プリントサイト109Aであって
も、基本的な情報の流れは同一であるため、ここでは、
説明を省略する。
【0080】携帯閲覧ユーザが、閲覧画面から、プリン
ト注文したい画像データを選択し、フォトサイト105
に通知すると、フォトサイト105では、プリントアウ
トの依頼のあった画像データに関する仮プリントオーダ
を生成し、インターネット104を介して送信すること
により、プリントサイト109Cに見積もりを依頼す
る。
【0081】フォトサイト105からの仮プリントオー
ダを受けたプリントサイト109Cは、選択画像情報に
必要な画像データを、フォトサイト105の画像データ
ベース117から取得して選択画像情報を生成する。こ
の選択画像情報を、携帯端末113Aに対して、インタ
ーネット104を介して送信することにより、携帯閲覧
ユーザは、携帯端末113Aにおいて、選択された画像
毎にプリント形式や枚数などを入力できる。
【0082】プリントサイト109Cは、選択された画
像毎にプリント形式や枚数などの情報をもとに、料金算
出モジュール110Cにより、見積額を算出し、算出し
た見積額を、インターネット104を介してフォトサイ
ト105に送信する。
【0083】フォトサイト105は、プリントサイト1
09Cが送信する見積額の情報を、リアルタイムに受信
する。そして、ユーザの個人情報を持っていない携帯閲
覧ユーザの場合には、携帯端末113Aにプリントサイ
ト109Cが送信した見積額をWeb情報として転送
し、ユーザの個人情報を持っている携帯閲覧ユーザの場
合には、見積額にポイントを加味した提示額を、Web
情報として転送し、プリント注文をしている携帯閲覧ユ
ーザに、ダイナミックに提示することができる。
【0084】ここで提示された価格での購入を、プリン
ト注文した携帯端末113Aの携帯閲覧ユーザが認め、
承認のアクションをフォトサイト105に返すと、決済
手段としての決済モジュール107がこれを受理し、決
済処理される。決済が終了した段階で、フォトサイト1
05は、正式なプリントオーダを、プリントサイト10
9Cに送る。プリントサイト109Cは、この正式プリ
ントオーダを受理し、プリントアウトに必要な画像デー
タを、フォトサイト105の画像データベース117か
ら獲得する。このようにして獲得された画像データは、
プリントサイト109Cが所有する印刷手段としてのプ
リンタ111Cを用いてプリントアウトされ、印刷物1
12Cとして出力される。プリントアウトされた印刷物
112Cは、何がしかの運送手段によって、プリントア
ウトを依頼した携帯端末113Aの利用者である携帯閲
覧ユーザに届けられる。
【0085】以上が、画像をアップロードしたユーザか
ら、画像又はアルバムの閲覧許可を受けた、第三者とし
てのユーザが、フォトサイト105から受け取った情報
に基づき、画像データの閲覧及びプリント注文を行うた
めの情報提供システムの概要説明である。
【0086】<画像入力装置の構成>次に、画像入力装
置の構成について詳しく説明する。図3は本実施形態の
ネットワークシステムにおいて画像入力装置101とし
て利用可能なデジタルスチルカメラの構成例を示すブロ
ック図である。
【0087】307は撮像素子であり、受光面に結像さ
れた光学像を、電気信号に変換する素子である。一般的
に撮像素子307には、CCDセンサ、CMOSセンサ
等の半導体固体撮像素子が利用されている。撮像素子3
07の受光面に結像された光学像は、2次元に配列され
た多くのフォトダイオードで、電気信号に一括変換さ
れ、走査処理により、順次、出力アンプを通して出力さ
れる。ここで、説明の便宜上、撮像素子307として半
導体固体撮像素子を挙げたが、これに限るものではな
く、撮像管等を用いる場合もある。
【0088】306は、撮像素子307への露光量を制
御するためのシャッターである。レンズ301に入射し
た被写体光学像の光線は、絞り302、ミラー303、
シャッター306を介して、光学像として撮像素子30
7の受光面上に結像する。
【0089】ミラー303、304は、レンズ301に
入射した光線を、一眼レフ方式によって光学ファインダ
305に導くことができる。なお、ミラー304は、ク
イックリターンミラーの構成としても、ハーフミラーの
構成としてもよい。
【0090】光学ファインダ305において、レンズ3
01に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り3
02、ミラー303及び304を介して導き、光学像と
して結像表示することができる。これにより、LCD等
の画像表示部313による電子ファインダ機能を使用す
ること無しに、光学ファインダ305のみを用いて撮影
を行うことが可能である。また、光学ファインダ305
内には、画像表示部313の一部の機能、例えば、合焦
表示、手振れ警告表示、ストロボ充電表示、シャッター
スピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設けら
れる。
【0091】絞り制御部329は、測光部323からの
測光情報に基づいて、シャッター306を制御するシャ
ッター制御部330と連携しながら、絞り302を制御
する。
【0092】測距制御部328はレンズ301のフォー
カシングを制御し、ズーム制御部327は、レンズ30
1のズーミングを制御する。
【0093】レンズ制御部326は、絞り制御部32
9、測距制御部328、ズーム制御部327等の、レン
ズ301周辺のシステム全体を管理制御する。レンズ制
御部326は、レンズ301の動作用の定数、変数、プ
ログラムや、レンズ301に固有番号等の識別情報、管
理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情
報、現在や過去の各設定値などを保持する不揮発性メモ
リの機能も備えている。
【0094】カメラI/F320は、メインコントロー
ラ318とレンズ制御部326との間で制御信号、状態
信号、データ信号等を通信する際のインターフェースで
ある。
【0095】シャッター制御部330は、測光部322
からの測光情報に基づいて、絞り302を制御する絞り
制御部329と連携しながら、シャッター306を制御
する。
【0096】測距部323はAF(オートフォーカス)
処理を行うための測距を行う。レンズ301に入射した
光線を、一眼レフ方式によって、絞り302、ミラー3
03、及び不図示の測距用サブミラーを介して、測距部
323に入射させることにより、光学像として結像され
た画像の合焦状態を測定することができる。
【0097】測光部322はAE(自動露出)処理を行
う。レンズ301に入射した光線を、一眼レフ方式によ
って、絞り302、ミラー303、304、及び不図示
の測光用レンズを介して、測光部322に入射させるこ
とにより、光学像として結像された画像の露出状態を測
定することができる。
【0098】測光部322はまた、ストロボ321と連
携することによりストロボの自動調光機能を達成する。
ストロボ321は、AF補助光の投光機能、調光機能を
有する。
【0099】なお、撮像素子307からの画像データを
画像処理プロセッサ310が演算して得られた演算結果
に基づき、メインコントローラ318が、シャッター制
御部330、絞り制御部329、測距制御部328に対
して、ビデオTTL方式を用いて露出制御及びAF制御
を行うことも可能である。
【0100】さらに、測距部323による測定結果と、
撮像素子307からの画像データを画像処理プロセッサ
310が演算して得られた演算結果とを共に用いてAF
制御を行ってもよい。
【0101】また、測光部322による測定結果と、撮
像素子307からの画像データを画像処理プロセッサ3
10が演算して得られた演算結果とを共に用いてAE制
御を行ってもよい。
【0102】308は、撮像素子307のアナログ信号
出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。3
09は撮像素子307、A/D変換器308、D/A変
換器312にクロック信号や制御信号を供給するTG
(タイミング発生回路)であり、メモリコントローラ3
31及びメインコントローラ318により制御される。
【0103】画像処理プロセッサ310は、A/D変換
器308からのデータ或いはメモリコントローラ331
からの入力されるデータに対して所定の画像処理を行
う。ここで行う画像処理として、主に以下に示す処理が
ある。 画素補間処理:単板式固体撮像素子の場合、再生した
各画素の色情報は、必要とされる数種類の色情報のう
ち、一つの情報しかなく、欠落している色情報を、近傍
の画素情報より、予測補間処理する。 色変換処理i:補間処理によって計算された色情報
を、色変換して、輝度成分を含む、異なるフォーマット
の信号に変換する。 輝度信号生成処理:色情報として再生された撮像素子
307の信号から、輝度成分を生成する。 輝度信号強調処理:生成された輝度信号の輪郭部等を
強調処理する。 色変換処理ii:によって、生成された輪郭強調さ
れた輝度成分と、の色変換処理Iで抽出された輝度成
分を交換し、R、G、Bの三原色信号に変換する。主に
上に記述した処理により、撮像素子307から出力され
た画素レベルの信号は、人間に視覚特性にマッチした画
像信号に変換される。
【0104】また、画像処理プロセッサ310は、必要
に応じて、撮像した画像データを用いて所定の演算処理
を行い、メインコントローラ318に得られた演算結果
を出力する。メインコントローラ318は、この演算結
果に基づいて、シャッター制御部330、測光部32
2、及び測距部323を制御する、その結果、TTL
(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカ
ス)処理や、AE(自動露出)処理や、ストロボ自動調
光処理などを行うことができる。
【0105】さらに、画像処理プロセッサ310におい
ては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行
い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB
(オートホワイトバランス)処理も行っている。
【0106】なお、本構成例においては、測距部323
及び測光部322を専用に備える構成としたため、画像
処理プロセッサ310を用いずに、測距部323及び測
光部322のみで、AF処理、AE処理、ストロボ自動
調光処理を行ってもよい。
【0107】或いは、測距部323及び測光部322を
用いてAF処理、AE処理、ストロボ自動調光処理の各
処理を行った上で、さらに、画像処理プロセッサ310
を用いたAF処理、AE処理、ストロボ自動調光処理の
各処理を行ってもよい。
【0108】メモリコントローラ331は、A/D変換
器308、TG309、画像処理プロセッサ310、表
示用メモリ311、D/A変換器312、フレームメモ
リ314、圧縮・伸長プロセッサ316を制御する。
【0109】A/D変換器308でデジタル化された画
像データは、画像処理プロセッサ310、メモリコント
ローラ331を介して、表示用メモリ311或いはフレ
ームメモリ314に書き込まれる。又、A/D変換器3
08のデータが、メモリコントローラ331を介して、
直接、表示用メモリ311或いはフレームメモリ314
に書き込まれることもある。
【0110】画像表示部313はLCD等から構成され
る。表示用メモリ311に書き込まれた表示用の画像デ
ータは、D/A変換器312を介して画像表示部313
に出力され、画像表示部313において表示される。
【0111】画像表示部313を用いて、撮像した画像
データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現す
ることが可能である。
【0112】また、画像表示部313は、メインコント
ローラ318の指示を受けて、表示をON/OFFする
ことが可能であり、画像入力装置の消費電力を大幅に削
減することができる。フレームメモリ314は、撮影し
た静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所
定枚数の静止画像や所定時間に渡る動画像を格納するの
に十分な記憶量を備えている。従って、複数枚の静止画
像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合に
も、高速かつ大量の画像書き込みをフレームメモリ31
4に対して行うことが可能である。
【0113】圧縮・伸長プロセッサ316は、適応離散
コサイン変換(ADCT)やWanelet変換等のア
ルゴリズムで時間軸情報の画像を周波数軸上に変換し、
量子化、情報元符号化のプロセスによりの画像データを
圧縮伸長する処理するブロックである。圧縮・伸長プロ
セッサ316は、フレームメモリ314に格納された画
像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を
終えたデータを再度、フレームメモリ314に書き込
む。
【0114】メモリI/F336は、記録媒体337
に、フレームメモリ314に格納されている画像データ
を書き込んだり、記録媒体337に格納されている画像
データを、フレームメモリ314に読みこんだりするた
めのインターフェースである。
【0115】記録媒体337は、メモリカードやハード
ディスク等の記録媒体である。記録媒体337は、半導
体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部、イン
ターフェース、コネクタを備えている。
【0116】外部I/F338は、フレームメモリ31
4上に格納されている画像データを、外部情報機器及び
外部記録装置に転送し、または、外部情報機器及び外部
記録装置から、フレームメモリ314に転送するための
インターフェースである。メモリI/F336及び外部
I/F338としては、PCMCIAカードやCF(コ
ンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準
拠したものを用いて構成してもよい。
【0117】さらに、メモリI/F336及び外部I/
F338をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラ
ッシュ)カード等の規格に準拠したものを用いて構成し
た場合、LANカードやモデムカード、USBカード、
IEEE1394カード、P1284カード、SCSI
カード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを
接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の
周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管
理情報を転送し合うことができる。
【0118】メインコントローラ318は、図3に示す
画像入力装置全体を制御するシステム制御部であり、メ
モリ340はメインコントローラ318の動作用の定
数、変数、プログラム等を記憶する。
【0119】表示部341は、メインコントローラ31
8のプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を
用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装
置、スピーカ等を含む。表示部341は、この画像入力
装置の操作部近辺に単数或いは複数個所設置され、例え
ばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成
される。また、表示部341によって表示される情報の
一部は、光学ファインダ305内にも表示される。
【0120】表示部341の表示内容のうち、例えば、
シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表
示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮
影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表
示、露出補正表示、ストロボ表示、赤目緩和表示、マク
ロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電
池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表
示、外部記録媒体337、通信I/F動作表示、日付け
・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表
示、等は、LCD等に行う。
【0121】また、表示部341の表示内容のうち、例
えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、
ストロボ充電表示、ストロボ充電完了表示、シャッター
スピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書
き込み動作表示、等は光学ファインダ305内に行う。
【0122】さらに、表示部341の表示内容のうち、
例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表
示、手振れ警告表示、ストロボ充電表示、ストロボ充電
完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定
通知表示、二次電池充電状態表示、等は、LED等によ
って行う。
【0123】そして、表示部341の表示内容のうち、
例えば、セルフタイマー機能が有効か無効かの情報は、
セルフタイマー通知ランプによって表示される。このセ
ルフタイマー通知ランプは、AF補助光と共用して用い
てもよい。
【0124】不揮発性メモリ342は、情報を電気的に
消去・記録可能である。不揮発性メモリ342には、例
えばEEPROM等が用いられる。
【0125】332、333、334、335、34
3、344及び345は、メインコントローラ318へ
各種の動作指示を入力するための入力部であり、各々は
スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポ
インティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み
合わせで構成される。
【0126】332はモードダイアルスイッチであり、
自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッター速
度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮
影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード、ポート
レート撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モード、
スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮影モ
ード等の各機能撮影モードを切り替え設定することがで
きる。
【0127】333はシャッタースイッチ1であり、不
図示のシャッターボタンの操作途中(半押し)でONと
なり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露
出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、自
動ストロボ調光処理等の動作開始を指示する。
【0128】345はシャッタースイッチ2であり、不
図示のシャッターボタンの操作完了(全押し)でONと
なり、撮像素子307から読み出した信号をA/D変換
器308、メモリコントローラ331を介してフレーム
メモリ314に画像データを書き込む露光処理、画像処
理プロセッサ310やメモリコントローラ331での演
算を用いた現像処理、フレームメモリ314から画像デ
ータを読み出し、圧縮・伸長プロセッサ316で圧縮を
行い、記録媒体337に画像データを転送する一連の処
理の動作開始を指示する。334はAEB(オート・エ
クスポージャー・ブラケッティング)設定スイッチであ
り、1回の撮影で標準露光値、オーバー露光値、アンダ
ー露光値の3コマ分を自動段階露光するAEB撮影モー
ドを設定すると共に、その際の補正ステップ値も設定す
る際に使用される。
【0129】なお、プラスボタン及びマイナスボタン、
或いは回転ダイアルスイッチを用いれば、より容易に補
正ステップ値を設定することが可能となる。
【0130】335は単写/連写スイッチであり、シャ
ッタースイッチSW2(345)を押した場合に1コマ
の撮影を行って待機状態とする単写モードと、シャッタ
ースイッチ2(345)を押している間は連続して撮影
を行い続ける連写モードとを設定することができる。
【0131】操作部343は以下の各種ボタンやタッチ
パネル等を含む。即ち、 ・メニューボタン、 ・セットボタン、 ・マクロボタン、 ・マルチ画面再生改ぺージボタン、 ・ストロボ設定ボタン、 ・単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、 ・メニュー移動+(プラス)ボタン、 ・メニュー移動−(マイナス)ボタン、 ・再生画像移動+(プラス)ボタン、 ・再生画像−(マイナス)ボタン、 ・撮影画質選択ボタン、 ・露出補正ボタン、 ・日付/時間設定ボタン、 ・パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種
機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替えボタ
ン、 ・パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種
機能の決定及び実行を設定する決定/実行ボタン、 ・画像表示部313の0N/OFFを設定する画像表示
0N/OFFスイッチ、 ・撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイッ
クレビュー機能を設定するクイックレビューON/OF
Fスイッチ、 ・JPEG圧縮の圧縮率を選択したり、撮像素子の信号
をそのままデジタル化して記録媒体に記録するCCDR
AWモードを選択したりするためのスイッチである圧縮
モードスイッチ、 ・再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続
モード等の各機能モードを設定するための再生スイッ
チ、 ・シャッタースイッチ1を押したならばオートフォーカ
ス動作を開始し一旦合焦したならばその合焦状態を保ち
続けるワンショットAEモードとシャッタースイッチ1
(333)を押している間は連続してオートフォーカス
動作を続けるサーボAFモードとを設定することができ
るAFモード設定スイッチ、等である。
【0132】また、上記プラスボタン及びマイナスボタ
ンの各機能は、回転ダイアルスイッチを備えることによ
って、より容易に数値や機能を選択することが可能とな
る。
【0133】記録媒体着脱検知部344は、記録媒体3
37が装着されているか否かを検知する。
【0134】<データベースの構成>図4から図14は
本実施の形態におけるフォトサイト105が管理するデ
ータベース118の内容を示した図である。
【0135】図4は本実施の形態におけるフォトサイト
105で管理する顧客情報に関するデータテーブルを示
した図である。ユーザがユーザ登録を実行すると1レコ
ードの顧客情報データテーブル400が作成され、デー
タベース118に登録、管理される。ユーザ登録された
ユーザには一意的にユーザIDが定義され、データベー
ス上はユーザID401をキーとして顧客情報テーブル
400に管理される。顧客情報として管理される情報と
しては、通知先メールアドレス402、ログインネーム
403、パスワード404、氏名(姓)405、氏名
(名)406、ふりがな(姓)407、ふりがな(名)
408、郵便番号(1、2)409、410、都道府県
コード411、住所(1、2)412、413、電話番
号(1、2、3)414、415、416、ユーザ登録
状態417がある。ユーザ登録状態417は1ならば登
録済みで利用可能な状態、0は利用禁止状態を表す。
【0136】図5は本実施の形態におけるフォトサイト
105を利用しているユーザの現在の状態を表すための
情報を管理するための顧客状態テーブルを示した図であ
る。顧客状態データテーブル500はユーザがユーザ登
録を実行したときに1レコード作成され、データベース
118に登録、管理される。このレコード内の各設定値
はユーザがフォトサイト使用中に行った動作に応じて随
時更新される。そのため、ユーザがログインを行ったと
きには、顧客状態データテーブル500にユーザが最後
に使用していたときの状態が格納されていることにな
る。この顧客状態テーブル500には、ユーザID50
1をキーとして、そのユーザの最後に表示していたアル
バムのアルバムID502、ディスク使用限度量50
3、プリントオーダ利用時に累積されるポイント504
が格納されている。なお、同一ユーザの場合、ユーザI
D501は、ユーザID401と同じ値である。
【0137】図6は本実施の形態におけるフォトサイト
105で管理する顧客アルバムデータテーブルを示した
図である。顧客アルバムデータテーブル600は、ユー
ザがフォトサイト105の利用時に新規アルバムを1個
作成すると、それに応じて1レコード作成されデータベ
ース118に登録、管理される。このレコードはユーザ
が当アルバムを削除するとデータベース118より削除
される。顧客アルバムデータテーブル600では登録さ
れたユーザのユーザID601をキーとしてそのユーザ
の作成したアルバムのID602及びそのアルバムの表
示順序番号603を保存する。なお、同一ユーザの場
合、ユーザID601はユーザID401と同じ値であ
る。
【0138】図7は本実施の形態におけるフォトサイト
105で管理するアルバム情報データテーブルを示した
図である。アルバム情報データテーブル700は、ユー
ザがフォトサイト105の利用時に新規アルバムを1個
作成すると、それに応じて1レコード作成されデータベ
ース118に登録、管理される。このレコードはユーザ
が当アルバムを削除するとデータベース118より削除
される。アルバム情報データテーブル700ではアルバ
ムID701をキーとしてアルバム名702、アルバム
に対するコメントへのファイルパス703、アルバムの
公開可否フラグ704、パスワード可否フラグ705、
アルバムパスワード706、印刷可否フラグ707、オ
リジナル画像表示可否フラグ708、表示形式709を
管理する。アルバムの公開可否フラグ704は1ならば
公開可能、0ならば公開禁止、−1ならばサイト運用者
によって公開禁止になったことを表す。パスワード可否
フラグ705は1ならばパスワード有り、0ならばパス
ワード無しを表し、パスワード可否フラグ705が1の
場合にはそのパスワードをアルバムパスワード706に
保管する。印刷可否フラグ707は1ならば印刷可能、
0ならば印刷不可を意味する。オリジナル画像表示可否
フラグ708は1ならば表示可能、0ならば表示不可を
意味する。表示形式番号は1ならば一覧表示、2ならば
詳細表示を意味する。なお、同一アルバムについては、
アルバムID701とアルバムID602には同じ値が
格納されている。
【0139】図8は本実施の形態におけるフォトサイト
105で管理するアルバム画像データテーブルを示した
図である。アルバム画像データテーブル800は、ユー
ザがアルバム上に画像のアップロードを実行すると1画
像につき1レコード作成され、データベース118に登
録、管理される。このレコードはそれに対応する画像が
削除されるとデータベース118より削除される。アル
バム画像データテーブル800では、アルバムID80
1に格納される画像ID802及びその画像のアルバム
内での表示位置を示す画像表示番号803を管理する。
なお、同一アルバムではアルバムID801とアルバム
ID701には同じ値が格納されている。
【0140】図9は本実施の形態におけるフォトサイト
105で管理する画像情報テーブルを示した図である。
画像情報データテーブル900は、ユーザがアルバム上
に画像のアップロードを実行すると1画像につき1レコ
ード作成され、データベース118に登録、管理され
る。このレコードはそれに対応する画像が削除されると
データベース118より削除される。画像情報テーブル
900では画像ID901をキーとしてその画像を所有
するユーザのユーザID902、画像名903、オリジ
ナル画像へのファイルパス904、サムネイルファイル
へのパス905、表示用画像へのファイルパス906、
画像へのコメントファイルへのパス907、画像閲覧回
数908、画像の印刷回数909を保管する。なお、同
一の画像では画像ID901として画像ID802と同
じ値が、同一のユーザではユーザID902としてユー
ザID401と同じ値がそれぞれ格納されている。
【0141】図10は本実施の形態におけるフォトサイ
ト105で管理する注文情報テーブルを示した図であ
る。注文情報テーブル1000は、アルバムの印刷注文
があると1オーダにつき1レコード作成され、データベ
ース118に登録、管理される。印刷注文ごとに発行さ
れる注文番号1001をキーとして、注文者ID100
2、配送先氏名1003、配送先郵便番号(1、2)1
004、1005、配送先都道府県コード1006、配
送先住所(1、2)1007、1008、配送先電話番
号(1、2、3)1009、1010、1011、プリ
ントサイトID1012、注文日時1013、注文ステ
ータス1014が保管される。注文ステータス1014
は0がプリントサイト発注前、1がプリントサイト発注
済、2が配送済みを意味する。
【0142】図11は本実施の形態におけるフォトサイ
ト105で管理する注文画像データテーブルを示した図
である。注文画像データテーブル1100は、アルバム
の印刷オーダがあると、印刷オーダ中にフォトサイト1
05からプリントサイト109に対して通知される画像
に対応して画像数分だけのレコードが作製され、データ
ベース118に登録、管理される。注文画像データテー
ブル1100には注文番号1101をキーとしてプリン
トサイト109の受付番号1102、印刷オーダ単位で
管理する画像番号1103、プリント注文用にコピーし
たサムネイル画像、オリジナル画像、及びプレビュー表
示用画像のファイルパス1104、1105、110
6、プリント枚数1107、プリントサイズ1108、
プリントタイプ1109、画像ID1110を管理す
る。プリントサイズ1108には1はL判、2は2L
判、3は官製はがきサイズ、4は私製はがきサイズ、5
はA4サイズを意味する。また、プリントタイプ110
9では、0は縁無しプリント、1は縁有りプリントを意
味する。なお、同一の注文では注文番号1101と注文
番号1001は同一の番号が格納さる。画像ID110
0はコピー前の画像IDであり、画像ID901と同一
の値が保持される。
【0143】図12は本実施の形態におけるフォトサイ
ト105で管理する注文決済データテーブルを示した図
である。注文決済データテーブル1200は、アルバム
の印刷注文があると1オーダにつき1レコード作成さ
れ、データベース118に登録、管理される。注文決済
データテーブル1200には注文番号1201をキーと
して決済方法1202、合計料金1203、プリント料
金1204、プリント料金特典1205、プリント料金
税額1206、送料1207、送料税額1208、フォ
トサイト特典1209、ステータス1210を管理す
る。決済方法1202では1は振込み、2は代引き、3
はクレジット決済を意味するが、本実施の形態ではクレ
ジット決済の場合のみの流れを説明する。ステータス1
210では0は決済終了、1は未決済注文保留中を意味
する。なお、同一の注文では注文番号1201として注
文番号1001と同じ値が格納される。
【0144】図13は本実施の形態におけるフォトサイ
ト105で管理する注文者データテーブルを示した図で
ある。注文者データテーブル1300は、アルバムの印
刷注文があると1オーダにつき1レコード作成され、デ
ータベース118に登録、管理される。注文者データテ
ーブル1300では注文者ID1301をキーとして、
ユーザID1302、通知先メールアドレス1303、
氏名(姓)1304、氏名(名)1305、ふりがな
(姓)1306、ふりがな(名)1307、郵便番号
(1、2)1308、1309、都道府県コード131
0、住所(1、2)1311、1312、電話番号
(1、2、3)1313、1314、1315を管理す
る。印刷注文者がフォトサイトの登録ユーザでない場
合、ユーザID1302には0が代入される。なお、同
一の注文においては注文者ID1301と注文者ID1
002には同じIDが格納され、注文者がフォトサイト
の会員である場合には同一の注文者に対するユーザID
1302とユーザID401には同じIDが格納され
る。この場合、1303〜1315の各ユーザ情報は同
一ユーザID401を持つ顧客情報テーブル400の対
応する各ユーザ情報に入力されている値がコピーされ
る。
【0145】図14は本実施の形態におけるフォトサイ
ト105で管理するプリントサイトデータテーブルを示
す図である。プリントサイトデータテーブル1400
は、フォトサイト105に接続できる新たなプリントサ
イトができると、それに応じて新たなレコードが作製さ
れ、データベース118に登録、管理される。プリント
サイトデータテーブル1400ではプリントサイトID
1401をキーとしてプロバイダ名称1402、仮プリ
ントオーダ通知用CGI(Common Gateway Interface)
へのURL1403、正式プリントオーダ通知用CGI
へのURL1404、注文キャンセル時のCGIへのU
RL1405を管理する。
【0146】図15から図18は本実施の形態における
プリントサイト109A、109B、109Cが管理す
るデータベース119A、119B、119Cの内容を
示した図である。尚、プリントサイト109B、109
Cの構成はプリントサイト109Aと同じであるので、
以後、プリントサイト109Aについてのみ説明する。
【0147】図15は本実施の形態におけるプリントサ
イト109Aの持つフォトサイト105の情報を管理す
るデータベースの内容を示した図である。フォトサイト
データテーブル1500はプリントサイト109Aに注
文可能なフォトサイト105ができると、それに応じて
新たなレコードが作製され、データベース119Aに登
録される。フォトサイトデータテーブル1500ではフ
ォトサイトID1501、フォトサイト名称1502、
見積もり通知用CGIへのURL1503、オーダの削
除や、料金の変更等の例外処理通知用CGIへのURL
1504、プリントステータス通知用CGIへのURL
1505を管理する。
【0148】図16は本実施の形態におけるプリントサ
イト109Aの持つ注文情報テーブルの内容を示した図
である。プリントサイト109Aの注文情報テーブル1
600はフォトサイト105から仮プリントオーダが発
行されるたびに1レコード作成され、データベース11
9Aに登録、管理される。このレコードはフォトサイト
105よりオーダ削除依頼が通知されるとデータベース
119Aより削除される。プリントサイト109Aの注
文情報テーブル1600では受付番号1601、オーダ
を発行したフォトサイト105のフォトサイトID、フ
ォトサイト105の注文番号1603、仮プリントオー
ダ日時1604、正式プリントオーダ日時1605、注
文ステータス1606、及びプリントオーダ時のプリン
トタイプ1607、印刷料金1608、プリントサイト
特典料金1609、プリント税額1610、送料161
1、送料税額1612、合計金額1613が管理されて
いる。注文ステータス1606が0の場合は仮プリント
オーダ、1の場合は正式プリントオーダで未印刷の状
態、2の場合は正式プリントオーダで印刷済みの状態、
3の場合には発送済み、4の場合には料金回収済みを表
す。また、プリントタイプ1607は、0は縁無しプリ
ント、1は縁有りプリントを意味する。
【0149】図17は本実施の形態におけるプリントサ
イト109Aの持つ印刷画像情報テーブルの内容を示し
た図である。プリントサイト109Aの持つ印刷画像情
報テーブル1700は、フォトサイト105より印刷仮
プリントオーダが発行されると、そのオーダに含まれて
いる画像情報に応じて画像数分作成され、データベース
119Aに登録、管理される。このレコードはフォトサ
イト105よりオーダ削除依頼が通知されるとデータベ
ース119Aより削除される。プリントサイトの持つ印
刷画像情報テーブル1700では、受け付け番号170
1、画像番号1702、印刷用画像ファイルを取得する
ためのフォトサイト105上のURL1703、プレビ
ュー表示用画像ファイルを取得するためのフォトサイト
105上のURL1704、仮プリントオーダ時に印刷
注文画面で表示するためのサムネイル画像ファイルを取
得するためのフォトサイト105上のURL1705、
プリント枚数1706、プリントサイズ1707、印刷
ステータス1708、プリント単価1709が管理され
る。画像番号1702には、仮プリントオーダ時にフォ
トサイト105から送付されてきた画像を、先頭を1と
して番号付けし、その番号が格納される。プリントサイ
ズ1707は、1はL判、2は2L判、3は官製はがき
サイズ、4は私製はがきサイズ、5はA4サイズを意味
する。また、印刷ステータス1708は0ならこの画像
が未だ印刷されていないことを、1なら印刷済みである
ことを意味する。なお、同一のプリントオーダでは受付
番号1701と受付番号1601には同じ番号が格納さ
れる。
【0150】図18はプリントサイトの持つ注文配送テ
ーブルの内容を示した図である。プリントサイトの持つ
注文配送テーブル1800は、フォトサイト105より
正式プリントオーダが通知されると1レコード作成さ
れ、データベース119Aに登録、管理される。プリン
トサイトの持つ注文配送テーブル1800では、注文番
号1801、配送先氏名1802、配送先郵便番号
(1、2)1803、1804、配送先都道府県コード
1805、配送先住所(1、2)1806、1807、
配送先電話番号(1、2、3)1808、1809、1
810、配送日時1811、ステータス1812が管理
されている。配送ステータス1812では、0は未配
送、1は配送済みを表す。
【0151】<サービスの概要>以上のような本実施形
態に係るシステムによって実現できるサービスとしては
以下のようなものがある。 (1)ユーザ登録:ユーザPC102Aを用いて、フォ
トサイト105に対して、利用登録を行い、フォトサイ
ト105は登録したユーザに対しユーザIDを発行す
る。 (2)画像データのアップロード:ユーザPC102A
から、フォトサイト105に対して画像の転送を行う。 (3)プリントオーダ:ユーザPC102Aから、フォ
トサイト105に対して画像データの印刷指示を行い、
プリントサイト109Aを経由して画像の印刷を行う。 (4)閲覧許可の通知:ユーザPC102Aからユーザ
PC102Bへ、フォトサイト105に格納された画像
データの閲覧を許可するためのE−Mailを送信す
る。 (5)画像データの閲覧:ユーザPC102Bから、フ
ォトサイト105に格納された画像データの閲覧を行
う。 (6)携帯端末からの画像の閲覧:携帯端末113Aか
ら、フォトサイト105に格納された画像データの閲覧
を行う。
【0152】以下に、そのそれぞれのサービス内容につ
いて詳しく説明する。なお、本実施形態におけるシステ
ムによって実現されるサービス、機能は上記に限られる
ものではない。
【0153】<フォトサイトの入口>図19は本実施の
形態におけるフォトサイト105のサービスを受けよう
とする場合に最初に表示される画面の例である。
【0154】即ち、フォトサイト105の記憶媒体に
は、この画面1900を表示するためのHTMLデータ
が格納されており、インターネット104経由で自由に
ダウンロード可能な状態となっている。従って、ユーザ
PC102Aで、Webブラウザ120Aを起動し、フ
ォトサイト105のWebサーバのアドレスを示すUR
Lを指定すれば、図19に示す画面1900が表示され
る。
【0155】画面1900にはユーザ登録用ボタン19
01、ユーザ登録を済ませたユーザがフォトサイト10
5を利用するためのログインネームの入力領域190
2、パスワードの入力領域1903、ログインボタン1
904、アルバムの閲覧を行うためのアルバムID入力
領域1905、アルバム閲覧用ボタン1906、印刷注
文のステータス確認用のプリントオーダID入力領域1
907及びプリントオーダ確認ボタン1908が配置さ
れている。
【0156】以下、画面1900の各ボタンを押下した
ときの処理について説明する。
【0157】<ユーザ登録>まず、ユーザ登録を行うた
めの手続きについて説明する。画面1900のユーザ登
録用ボタン1901が押下されると、図20のフローチ
ャートで示す処理が行われる。図20はユーザ登録時の
フォトサイト105の処理を表すフローチャートであ
る。画面1900にてユーザ登録用ボタン1901が押
下されると図21に示される画面2100が表示されユ
ーザ登録処理が開始される(ステップS2001)。
【0158】図21に示される画面2100は本実施の
形態におけるユーザ登録を行うための画面であり、登録
するユーザの通知先メールアドレスの入力領域210
1、ユーザのログインネームの入力領域2102、パス
ワードの入力領域2103、氏名の入力領域2104、
2105およびそのふりがなの入力領域2106、21
07、登録するユーザの郵便番号の入力領域2108、
2109、都道府県の選択領域2110、住所の入力領
域2111、2112及び電話番号の入力領域211
3、2114、2115を有する。キャンセルボタン2
117が押下された場合には、図20には不図示である
がユーザ登録処理は行われず、画面は1900に戻る。
【0159】登録ボタン2116が押下されると、ステ
ップS2002にて必須項目が入力されたかどうかのチ
ェックを行う。本実施の形態ではメールアドレス210
1、ログインネーム2102、パスワード2103、氏
名(2104、2105)及び電話番号2113、21
14、2115を必須項目とする。
【0160】フォトサイト105で必須項目が入力され
ていないと判断された場合にはステップS2003にて
エラー画面を表示する。図22はそのときに表示される
画面2200を示した図である。OKボタン2201が
押下されると画面2100が再度表示される。
【0161】ステップS2002において、必須項目が
入力されたと判断された場合、フォトサイト105はデ
ータベース118の顧客情報データテーブル400を検
索し(ステップS2004)、入力領域2102で入力
されたログインネームが既に使用されているかどうか判
定する(ステップS2005)。
【0162】入力領域2102で入力されたログインネ
ームが既に使用されている場合には、ステップS200
6でエラー画面を表示する。図23はそのときに表示さ
れる画面2300を示した図である。OKボタン230
1が押下されると画面2100が再度表示される。
【0163】入力領域2102で入力されたログインネ
ームがデータベース118で見つからなかった場合に
は、図24に示される画面2400を表示し、パスワー
ドの再入力を促す(ステップS2007)。キャンセル
ボタン2403が押下された場合には、図20には不図
示であるが登録処理は中断され、画面2100が表示さ
れる。
【0164】OKボタン2402が押下された場合、パ
スワードの入力領域2401に入力されたパスワードが
画面2100のパスワード入力領域2103で入力され
た文字と同じであるかどうかの判定を行う(ステップS
2008)。
【0165】ステップS2008で入力されたパスワー
ドが同じでなかったと判断された場合には図25に示さ
れるエラー画面2500を表示する(ステップS200
9)。この画面でOKボタン2501が押下されると画
面2400が再度表示される。
【0166】ステップS2008で、入力されたパスワ
ードが同じであったと判断された場合には、ステップS
2010に進み、ユーザ登録に必要な情報が全て入力さ
れたものとして、図26に示されるユーザ情報確認画面
2600を表示する。ここに表示される情報は画面21
00にてユーザが入力した情報である。ここで、訂正ボ
タン2602が押下されると、ステップS2001に戻
って再度画面2100が表示され、入力情報の編集を行
うことができる。
【0167】確認ボタン2601が押下されると、過去
に発行したユーザIDの最大値をデータベース118の
顧客情報データテーブル400より取得する。そして、
その数値に1を加算した値を、新たに登録するべきユー
ザのユーザIDとする(ステップS2012)。
【0168】ステップS2013おいては、ステップS
2012で求めたユーザIDに基づき、新たに顧客情報
データテーブル400を作成し、画面2100で入力さ
れた情報をその顧客情報テーブル400に登録する。つ
まり、図21の入力領域2101の内容が図4の402
に、入力領域2102の内容が403に、入力領域21
03の内容が404に、入力領域2104の内容が40
5に、入力領域2105の内容が406に、入力領域2
106の内容が407に、入力領域2107の内容が4
08に、入力領域2108の内容が409に、入力領域
2109の内容が410に、選択領域2110の内容が
411に、入力領域2111の内容が412に、入力領
域2112の内容が413に、入力領域2113の内容
が414に、入力領域2114の内容が415に、入力
領域2115の内容が416に、それぞれ格納される。
更にユーザ登録状態417を1とする。
【0169】ユーザ新規登録状態では、ユーザの作成し
たアルバムもアップロード画像も存在しないが、新規登
録時に、図6に示した顧客アルバムテーブル600と、
図7に示したアルバム情報データテーブル700とをそ
れぞれ1レコードずつ作成しデータベース118に登録
しておいてもよい。この場合には、アルバムID602
としては今までにデータベース118で発行したアルバ
ムIDの最大値+1が格納される。また、アルバム表示
番号603は1に設定され、アルバム名702には、仮
アルバム名称としてデフォルトで例えば「マイアルバ
ム」と設定すればよい。その他、アルバム情報データテ
ーブル700内には、フォトサイト105で決定した初
期値がそれぞれ設定されることは言うまでもない。
【0170】データベース118への登録が終了する
と、図26の画面2600に表示された内容と同じ内容
の電子メール文章を作成し、図4の顧客情報テーブル4
00に登録されているE−Mailアドレスに対して電
子メールを発行する(ステップS2014)。図27は
このとき発行される電子メールの内容を示した一例であ
る。
【0171】<ログイン>次に、フォトサイト105に
対するユーザ登録を行ったユーザが実際にフォトサイト
105でのサービスを受けるための手続きについて説明
する。尚、本実施の形態では、フォトサイト105にお
いて、ユーザの画像は全てアルバムと名付けられたフォ
ルダ単位で管理されているものとする。
【0172】画面1900において、ログインネーム入
力領域1902及びパスワード入力領域1903にログ
イン名及びパスワードを入力してログインボタン190
4が押下されると、フォトサイト105ではデータベー
ス118より顧客情報データテーブル400を検索す
る。ログイン名が顧客情報データテーブル400より検
索されなかった場合又は、検索されたレコードのパスワ
ードとパスワード入力領域1903に入力された文字列
が一致しなかった場合には、図28に示す警告画面28
00を表示する。このとき、ボタン2801が押下され
ると再度画面1900が表示される。
【0173】検索されたレコードのパスワードと、入力
領域1903に入力された文字列とが一致した場合に
は、フォトサイト入力ユーザの認証を正常に行ったこと
として図29に示す画面2900を表示する。
【0174】画面2900において、ボタン2901は
ユーザ情報変更用のボタンである。ボタン2902はロ
グアウトボタンである。領域2903には、この画面に
表示されているアルバムに対する編集操作を行うための
ボタンが配置されている。ボタン2904はアルバムの
プロパティを設定するためのボタンである。ボタン29
05はアルバム通知ボタンである。ボタン2906はア
ルバムを新規作成するためのボタンである。ボタン29
07はアルバム削除のためのボタンである。ボタン29
08は画像をアップロードするためのボタンである。ボ
タン2909はプリントオーダボタンである。領域29
10はアルバム選択を行うためのボタンが表示される領
域である。この領域の先頭にはユーザがフォトサイト上
に保管している画像のサイズ、許容使用量に対する比率
が表示される。また、その下にユーザが作成したアルバ
ムの数だけのボタンが配置される。
【0175】図29ではユーザが5個のアルバムを作成
したことがボタン2911〜ボタン2915によって確
認できる。それぞれのボタンが押下されるとフォトサイ
ト105はアルバム表示領域2923に表示されている
画像を選択されたアルバムに応じて変更し、アルバム表
示領域の左上端にそのアルバムのアルバム名を表示す
る。領域2916にはアルバム内の各画像に関する編集
を行うためのボタンを配置するための領域である。ボタ
ン2917〜ボタン2922の各ボタンが押下されると
領域2923内に表示されている各画像に対応するチェ
ックボタンのチェックされている画像に対して、各ボタ
ンに対応する編集処理を行う。領域2923はアルバム
画像の表示領域である。この領域にはアルバムに格納さ
れている画像が順次表示され、画像に応じたチェックボ
ックスが配置される。各画像が押下されると各画像のプ
ロパティ設定画面が表示される。
【0176】図30は図29の画面2900が表示され
た後のユーザの編集操作に関する処理方法を示したフロ
ーチャートである。画面2900に対するユーザ操作に
応じて以下の処理が行われる。
【0177】ステップS3001にてユーザ入力を受け
付けると、まず、ステップS3002にて、そのユーザ
入力がアルバム編集かどうかを判定する。画面2900
において領域2903内のボタンが押下された場合に、
アルバム編集であると判断し、その場合にはステップS
3003のアルバム編集処理に移る。
【0178】ステップS3002においてユーザ入力が
アルバム編集でないと判定された場合には、ステップS
3004に進み、ユーザ入力が画像編集であるかどうか
を判定する。画面2900において領域2916内のボ
タンが押下された場合が画像編集であると判定し、ステ
ップS3005に移る。ステップS3005では、図2
9の領域2916内の何れかのボタンの押下に応じて、
アルバム内で選択された画像に対し、右/左90°回
転、削除、移動、コピー、順序変更などの処理を行う。
【0179】ステップS3004においてユーザ入力が
画像編集でないと判定された場合にはステップS300
6に進み、ユーザ入力がユーザ情報の編集かどうかを判
定する。画面2900においてボタン2901が押下さ
れた場合がユーザ情報の編集である。このボタンが押下
されるとステップS3007にて図21に示される画面
2100が表示され、ユーザが登録した情報の変更を行
うことができる。ここでのユーザ情報編集処理は、<ユ
ーザ登録>で説明したユーザ登録処理とほぼ同様である
が、画面表示時に初期値としてユーザが登録した情報が
表示されていることと、登録ボタン2116、キャンセ
ルボタン2117を押下したときに表示される画面が画
面2900であること、データベースへのユーザ情報の
登録が新規登録ではなく既存のユーザ情報の更新になる
こと、がその相違点である。
【0180】ステップS3006でユーザ入力がユーザ
情報の編集でないと判定された場合には、ステップS3
008に進み、ユーザ入力が画像選択かどうかを判定す
る。画面2900内の領域2923にて画像の上でマウ
スクリック等の方法によってユーザが画像を選択した場
合、画像選択が行われたと判定してステップS3009
の画像プロパティ編集処理に移る。画像プロパティ編集
処理としては、画像ファイル名やコメントの編集を行う
ことができる。
【0181】ステップS3008でユーザ入力が画像選
択でないと判定された場合にはステップS3010に進
み、ユーザ入力がアルバム選択かどうかを判定する。画
面2900で領域2910内のボタンを押下した場合に
はアルバム選択が行われたと見なしてステップS301
1のアルバム表示処理を行う。
【0182】ステップS3010でユーザ入力がアルバ
ム選択でないと判定された場合にはステップS3012
にてユーザ入力がログアウトかどうかの判定を行う。画
面2900で、ボタン2902が押下された場合にはユ
ーザ入力がログアウトであると判定してステップS30
13に進み、ログアウト処理を行う。ログアウト処理を
行うときにはフォトサイト105はデータベース118
のユーザ状態テーブル500の最終表示アルバムID5
02に現在表示中のアルバムIDを登録して更新する。
その後表示画面を画面1900に戻す。
【0183】ステップS3012でユーザ入力がログア
ウトでないと判定された場合にはステップS3001に
戻り、次のユーザ入力を待つ。
【0184】以下、ステップS3003(アルバム編
集)、ステップS3011(アルバム表示)についての
詳細を説明する。
【0185】[アルバム編集処理]図31はフォトサイ
ト105でのアルバム編集処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【0186】ステップS3101にてプロパティの設定
かどうかの判定を行う。画面2900においてボタン2
904が押下された場合にはプロパティの設定が選択さ
れたと判定して、ステップS3102に移り、図32に
示される画面3200が表示され、選択されたアルバム
(直前に図29の領域2923に表示されていたアルバ
ム)に関する種々の属性の設定を行うことができる。
【0187】ステップS3101にてプロパティ設定で
ないと判定された場合にはステップS3103に進み、
アルバム通知かどうかを判定する。画面2900におい
てボタン2905が押下された場合にはアルバムの通知
が選択されたと判定して、ステップS3104に移り、
図33に示される画面3300が表示され、選択された
アルバムを閲覧するための方法を電子メールで第3者に
通知するための設定を行うことができる。
【0188】ステップS3103にてアルバム通知でな
いと判定された場合にはステップS3105にてアルバ
ムの新規作成かどうかを判定する。画面2900におい
てボタン2906が押下された場合には、アルバムの新
規作成処理が選択されたと判定して、ステップS310
6に移り、図32に示される画面3201が表示され
る。画面3201でアルバム名の入力領域3201に、
新規なアルバム名(そのログインユーザが未だ登録して
いないアルバム名)が入力されて、更に設定ボタン32
08を押下されれば、新規にアルバムを作成する。
【0189】ステップS3105にてアルバムの新規作
成でないと判定された場合にはステップS3107にて
アルバムの削除かどうかを判定する。画面2900にお
いてボタン2907が押下された場合にはアルバムの削
除が選択されたと判定して、ステップS3108に移
る。ボタン2907が押下されると、図34に示される
画面3400が表示され、選択中のアルバムの削除を行
うことができる。
【0190】ステップS3107にてアルバムの削除で
ないと判定された場合にはステップS3109にて選択
中のアルバムへの画像のアップロードかどうかを判定す
る。画面2900においてボタン2908が押下された
場合には画像のアップロードが選択されたと判定して、
ステップS3110に移り、アップロード処理を行う。
【0191】ステップS3109にてアルバムへの画像
のアップロードでないと判定された場合にはステップS
3111にてアルバムのプリントオーダかどうかを判定
する。画面2900においてボタン2909が押下され
た場合にはアルバムのプリントオーダが選択されたと判
定して、ステップS3112に移り、プリントオーダ処
理を行う。
【0192】[アルバム表示処理]図35は画面290
0内のアルバム選択領域2910にあるアルバム選択ボ
タン2911〜2915の一つが押下されたときのアル
バムの選択、及び表示に関する処理を表すフローチャー
トである。
【0193】まず、ステップS3501において、押下
されたボタンが先頭から何番目のボタンであるかを調
べ、その番号をアルバム表示順序番号603に持つ顧客
アルバムデータテーブル600をデータベース118内
で検索し、そのアルバムID601をAlbumIDと
して取得する。また、そのアルバムID601から、ア
ルバム情報データテーブル700を特定し、アルバム情
報を導き出す。
【0194】ステップS3502において、ステップS
3501で求めたAlbumIDをアルバムID801
に持つアルバム画像データテーブル800のレコードを
データベース118内で全て検索する。検索の結果、ヒ
ットしたレコード数をNとし、画像カウント用作業変数
Iに1を代入する。
【0195】ステップS3503にてI<=Nであるか
どうかを判定する。I<=Nである間はステップS35
04からステップS3509の処理を繰り返すことによ
ってアルバム内全ての画像の表示を行う。
【0196】ステップS3504にてステップS350
2で検索したレコードより画像表示番号803にIを持
つアルバム画像データテーブル800を検索し、その画
像の画像ID802を求める。画像ID802が求まる
と画像ID901にその画像ID802を持つ画像情報
データテーブル900のレコードをデータベース118
内で検索する。
【0197】ステップS3505にてステップS350
4で検索されたレコードから画像のサムネイルファイル
へのパス905を取得する。
【0198】ステップS3506にてステップS350
1で取得したアルバム情報データテーブル700より表
示形式番号709の値が1かどうかを判定する。本実施
の形態ではこの値は0ならばサムネイル表示、1ならば
詳細表示を表す。
【0199】ステップS3506にて表示形式が1の場
合にはステップS3507にてサムネイル画像及び画像
に関する詳細情報の表示を行う。本実施の形態では詳細
情報は画像情報データテーブル900より画像名、コメ
ント、閲覧回数、印刷回数を表示し、合わせて画像編集
用のチェックボックスを表示する。図36に示した画面
3600は詳細表示を行ったときのアルバム表示の1例
である。尚、この画面3600は画面2900と画像表
示領域2923の表示方法が異なるだけで、他の機能は
全て同じであるので、その詳細な説明は省略する。
【0200】ステップS3506にて表示形式が1でな
かった場合にはステップS3508にてサムネイル画
像、画像名、及び画像編集用のチェックボックスを表示
する。図29に示した画面2900はそのような簡易表
示の1例である。
【0201】ステップS3503にてI>Nとなるとア
ルバム内の全ての画像が表示されたことになるので処理
を終了する。
【0202】尚、上記実施の形態では表示形式として2
つの形式に限って説明したが、表示形式が更に多数あっ
てもよいことは言うまでもない。
【0203】<画像のアップロード>次に、選択中のア
ルバムに対する画像のアップロード処理について説明す
る。画面2900にてアップロードボタン2908が押
下されると、画像のアップロード処理を開始する。図3
7は、選択中のアルバムに画像をアップロードする処理
の流れを示すフローチャートである。
【0204】まず、画面2900のボタン2908が押
下されると、ステップS3701において、フォトサイ
ト105は、ログインしているユーザがフォトサイト1
05内に追加できるファイル数(Files)を算出す
る。フォトサイト105の資源には限りがあるため、各
ログインユーザが画像を蓄積できる容量は決められてお
り、その容量を超える場合には、画像ファイルをアップ
ロードすることはできない。
【0205】即ち、ステップS3702にて、File
sが正数であるかどうかによって、アップロード可能か
否かの判定を行う。Filesが1未満であった場合に
はアップロード不可であるとみなし、図38に示す画面
3800を表示する(ステップS3703)。画面38
00にてOKボタン3801が押下されると画面290
0に戻る。
【0206】Filesが1以上であった場合にはステ
ップS3704にて図39に示すアップロード用画面3
900を表示する。この画面にはユーザPC102A上
のファイルを選択するための参照ボタン3901、ファ
イルパスを入力するための入力領域3902、及び選択
された画像のサムネイルを表示するためのプレビュー表
示領域3903をステップS3701で算出された数
(Files)分表示する。送信ボタン3904が押下
されるとステップS3705に進み、選択された画像フ
ァイルを、ユーザPC102Aからフォトサイト105
内の作業領域へ転送する。なお、図37のフローチャー
トには示されていないが、キャンセルボタン3905が
押下されるとアップロード処理は終了し、画面2900
が表示される。
【0207】フォトサイト105に転送された画像ファ
イルはデータベース117に保存される。ここで転送さ
れたファイルの数をNとする。また、作業変数Iを1と
する(ステップS3706)。
【0208】ステップS3707にてI<=Nかどうか
を判定する。I>NならばステップS3716にて画面
2900を表示し、処理を終了する。
【0209】ステップS3707にてI<=Nの場合に
は、ステップS3708にて転送された第I番目のファ
イルがフォトサイト105で扱える画像ファイルである
かどうかの判定を行う。本実施の形態では、アップロー
ドされた画像がJPEGファイルで、ヘッダ部よりDC
Fフォーマットのデジタルカメラ撮影情報が取り出せた
場合のみ、フォトサイト105で使用可能なファイルと
判断し、それ以外の場合にはステップS3709にて図
40に示す画面4000を表示し、ステップS3710
にてフォトサイト105内の作業領域に置かれたこのフ
ァイルを削除する。なお、DCFの情報はプリントサイ
ト109Aで画像のプリントを行うとき、シャッター速
度や、ストロボの使用有無等を利用して、印刷用の色補
正等を行うために使用される。OKボタン4001が押
下されるとステップS3715に移行して次のファイル
をアップロードするための処理に進む。
【0210】ステップS3708でアップロードされた
ファイルが、所定フォーマットの画像ファイルであると
判断された場合にはステップS3711に進み、この画
像に対して、サムネイル表示用画像を作成し、フォトサ
イト105内の作業領域から画像データベース117に
保存する。
【0211】次に、ステップS3712でファイル追加
可能か否かの判定を行う。判定は処理中のファイルを登
録するとディスク使用上限を超えるかどうかで行う。S
3712でファイル追加不可能と判定された場合にはS
3713で図38に示す画面3801を表示し、画像デ
ータベース117に登録済みでないフォトサイト105
内の作業領域中の画像ファイルを全て削除し、ステップ
S3716で画面2900を表示する。
【0212】ステップS3712でファイル追加可能と
判定された場合には、ステップS3714にて画像情報
をデータベース118に登録する。つまり、アップロー
ドされた画像ファイルに対して、図9の画像情報データ
テーブル900を作成し、今までに登録されている最大
の画像IDに1を加えた値を追加画像の画像ID901
として、ファイルパスをオリジナル画像ファイルパス9
04、新たに作成したサムネイル画像、表示用画像のフ
ァイルパスをそれぞれサムネイルファイルパス905、
表示画像ファイルパス906、閲覧回数908に0、印
刷回数909に0をセットする。選択中のアルバムのア
ルバムIDをアルバムID801、上記画像IDを画像
ID802、アルバム内の画像数に1加えた値を画像表
示番号803としたアルバム画像データテーブル800
を登録する。
【0213】次に、ステップS3715でIを1加算し
てステップS3707に戻る。
【0214】IがNより小さい間ステップS3707か
らステップS3715の処理を繰り返すことによって、
アップロードされた画像ファイルは可能な限りデータベ
ース上に登録される。
【0215】図41は、ステップS3701において、
追加可能なファイル数(Files)を算出するため処
理を示すフローチャートである。
【0216】ステップS4101にて、まず、データベ
ースから画像情報データテーブル900を検索し、ログ
インしているユーザのユーザID902を持つレコード
を抽出する。そのレコード数をNとする。また、画像レ
コードに関する作業変数Iに1を代入し、ユーザの使用
画像サイズを算出する作業変数Sizeに0を代入す
る。
【0217】ステップS4102にてI<=Nかどうか
を判定する。I<=Nである間、ステップS4103に
てステップS4101で検索された第I番目のレコード
のオリジナル画像ファイルパスより画像ファイルを取得
する。
【0218】ステップS4104にてSizeに画像フ
ァイルのサイズを加算し、ステップS4105にてIに
1を加算する。
【0219】ステップS4103からステップS410
5の処理をI<=Nの間、繰返し行うことによって現在
使用中のユーザのディスク使用量Sizeを算出するこ
とができる。
【0220】ステップS4106でデータベース118
よりログインユーザのユーザID501でユーザ状態デ
ータテーブル500を検索し、ディスク使用限度量50
3をMax_Sizeに設定する。
【0221】ステップS4107にてSize<Max
_Sizeかどうかの判定を行う。Size<Max_
Sizeでなければ、既にこのユーザには使用可能ディ
スク領域が残っていないのでステップS4108にてF
iles=0を代入する。
【0222】ステップS4107にてSize<Max
_Sizeであった場合にはステップS4109にてN
が0かどうかを判定し、Nが0でなければステップS4
110にてユーザの1ファイルの平均ファイルサイズS
を S = Size / N として求め、Nが0の場合にはステップS4111にて
現在市場で普及しているデジタルカメラの平均的な画素
数で撮影した画像の平均的なファイルサイズをSに代入
する。本実施の形態では200万画素のデジタルカメラ
で撮影した平均的な画像サイズ500KBytes(5
00000)をSに代入する。
【0223】ステップS4112にて、ユーザのディス
ク残量を平均ファイルサイズで割ることによって、追加
可能アルバム数Filesを算出する。つまり、式 Files = (Max_Size − Size)
/ S によってFilesを求める。
【0224】ステップS4113にてFiles=0か
どうかを判定し、Files=0の場合にはステップS
4114にてFiles=1に変更する。
【0225】なお、ステップS4109、S4110に
てユーザの使用する想定ファイルサイズとしてユーザが
既にアップロードしている画像ファイルのサイズの平均
を使用し、ユーザ画像がない場合にのみ、市場で普及し
ているデジタルカメラの平均的な画素数で撮影した画像
の平均的なファイルサイズを使用したが、常に、市場で
普及しているデジタルカメラの平均的な画素数で撮影し
た画像の平均的なファイルサイズを使用しても構わな
い。その場合にはステップS4109の判別は必要な
く、ステップS4107から直接ステップS4111に
進む。
【0226】<プリントオーダ>図42はユーザがフォ
トサイト105を利用してプリントオーダを行うときの
ユーザPC102、フォトサイト105、プリントサイ
ト109間での処理の流れを示すフローチャートであ
る。画面2900においてプリントオーダボタン290
9が押下されると、フォトサイト105で選択されたア
ルバム内の画像に対して、印刷をオーダすることができ
る。なお、括弧付のステップは、図1において相当する
ステップを示す。
【0227】ステップS4201(ステップS1)にてユ
ーザがアルバム閲覧要求を行うとステップS4202
(ステップS2)でフォトサイト105はアルバム画像を
読出し、ユーザPC102に提示する。即ち、画面29
00において、アルバム選択領域2910内のアルバム
選択ボタンに応じたアルバムの画像を、領域2923に
表示させる。
【0228】ステップS4203(ステップS3)でユー
ザがプリントオーダ指示を出す。プリントオーダ指示は
画面2900にてプリントオーダボタン2909が押下
されることによって発行される。
【0229】プリントオーダ指示が発行されるとステッ
プS4204に進み、フォトサイト105は図43に示
されるプリントサイト109の選択用の画面4300を
生成し、ユーザPC102に提示する。
【0230】ステップS4205でプリントサイト選択
領域4301よりユーザがプリントサイト109を選択
し、OKボタン4302が押下されるとステップS42
06(ステップS4)でフォトサイト105よりユーザが
選択したプリントサイト109Aに対して仮プリントオ
ーダが発行される。図54はプリントサイト109Aに
発行される仮プリントオーダのデータを表す一例であ
る。尚、図42では示されていないが、ステップS42
05でユーザがキャンセルボタン4303を押下した場
合には処理を中断し、フォトサイト105が再度画面2
900に選択中のアルバムを表示させる。また、ボタン
4304が押下されると選択中のプリントサイト109
Aに関する情報が表示される。
【0231】仮プリントオーダの発行が通知されると、
プリントサイト109AはステップS4207(ステッ
プS5)にて図44に示す画像選択画面4400を表示
するデータを生成し、ユーザPC102に対し送信す
る。画面4400はプリントサイト109Aが作成する
プリント注文用画像選択画面で、写真プリント時の印刷
タイプ(縁有り、縁無し)を選択する選択領域4401
と、フォトサイト105より取得されたアルバム内のサ
ムネイル画像を表示する領域4402、プリントサイズ
を選択する選択領域4403、プリント枚数を指定する
入力領域4404及び、見積もり要求ボタン4405、
キャンセルボタン4406を有する。尚、サムネイル画
像表示領域4402、サイズ選択領域4403、プリン
ト枚数入力領域4404は仮プリントオーダに含まれて
いる画像データの個数分存在する。
【0232】ステップS4208でユーザが注文画面4
400より注文画像の選択を行い、サイズ、枚数の入力
を行った後で、見積もりボタン4405を押下した場合
にはステップS4209(ステップS6)に進み、プリン
トサイト109Aは見積もり算出処理を行う。ステップ
S4209(ステップS7)で見積もり算出が行われる
と、その情報をフォトサイト105に通知する。
【0233】ステップS4208で見積もり要求を行わ
なかった場合、つまり画面4400にてキャンセルボタ
ン4405が押下されたときにはステップS4220に
てプリントサイト109Aの仮プリントオーダは削除さ
れ、オーダが中止されたことをフォトサイト105に通
知する。ステップS4221にてフォトサイト105は
オーダを取消し、仮プリントオーダ処理を中断し、画面
2900に戻る。
【0234】プリントサイト109Aから見積もりデー
タが通知されると、フォトサイト105はステップS4
210(ステップS8)において、フォトサイト105の
データベース118の顧客状態データテーブル500か
ら累積ポイント504を読み出し、蓄積されたポイント
を見積額から減算し、その結果をユーザに表示する。図
45はそのとき表示される見積もり画面である。ただ
し、携帯を含む閲覧ユーザの場合において、そのユーザ
に対する顧客状態データがない場合は、プリントサイト
109Aからの見積もりデータをユーザに表示する。
【0235】見積もり画面が表示されると、ユーザはス
テップS4211(ステップS9)にて購入検討処理を行
う。図42ではステップS4211にまとめて購入検討
としたが、購入検討時にはフォトサイトとユーザ間で、
図46に示すクレジット情報の入力、及び図47に示す
配送先の入力が行われ、その間にキャンセルボタン45
03、4602及び4702が押下された場合にはS4
218の注文取消し承認処理に移る。なお、本実施の形
態では配送時の送料は一律料金であるため、上記のよう
なフローになっているが、もし、料金が配送先によって
異なる場合にはステップS4209で見積もり算出処理
を行う前にプリントサイト109Aで図47の画面を表
示させる。
【0236】ユーザが注文を行った場合にはフォトサイ
ト105で決済処理S4212を行い、ステップS42
13(ステップS10)でプリントサイト109Aに対し
て正式のプリントオーダを発行する。
【0237】正式プリントオーダが通知されるとプリン
トサイト109AではステップS4214でオーダ受注
処理を行い、ステップS4215でフォトサイト105
より画像データを取得して、ステップS4216でその
画像データの印刷処理を行う。さらにステップS421
7(ステップS11)で配送指示を行って処理を終了す
る。尚、図42のフローチャートには示されていない
が、ステップS4214からステップS4217の各処
理を行ったときにプリントサイト109Aのステータス
をフォトサイト105に返し、その情報がフォトサイト
105上のデータベース118に保管される。
【0238】ステップS4218でフォトサイト105
が注文取消し承認を行った場合には、プリントサイト1
09Aに対して仮プリントオーダの削除を要求し、ステ
ップS4219でプリントサイト109Aはその要求に
従い仮プリントオーダを削除する。
【0239】図48は、ステップS4204とステップ
S4206にて行われるフォトサイト105の仮プリン
トオーダ発行処理の内容を表すフローチャートである。
この処理によって発行される仮プリントオーダのフォー
マットを示した1例が図54である。
【0240】画面2900のプリントオーダボタン29
09が押下されると、ステップS4801にてフォトサ
イト105は画像アルバムデータテーブル800を検索
することによって選択中のアルバムの画像枚数Nを取得
する。また、表示画像用作業カウンタIを1に、選択さ
れた画像用作業カウンタJに0をそれぞれ代入する。さ
らにデータベース118の注文者データテーブル130
0から、今までに発行した最大の注文番号を取得し、そ
れに1を加算した値を今回の仮プリントオーダの注文番
号Order_IDとする。
【0241】ステップS4802で仮プリントオーダ作
成のための作業用のファイル(Workファイル)をオ
ープンする。
【0242】ステップS4803にてI<=Nかどうか
を判定する。
【0243】ステップS4804にて第I番目の画像が
選択されているかどうかを判定する。画面2900にお
いてボタン2930から2935で表示されているよう
なチェックボックスのうち第I番目の画像に関するチェ
ックボックスにユーザがチェックを行っている場合には
その画像が選択されていると見なしてステップS480
5に移る。
【0244】ステップS4805にて、データベース1
18よりアルバム画像データテーブル800を検索し現
在表示中のアルバムで、画像表示番号がIのレコードを
検索し、その画像の画像ID802を取得する。さらに
画像情報データテーブル900を検索し、その画像ID
901を持つ画像情報のレコードを検索する。検索され
た画像情報データテーブル900からオリジナル画像へ
のファイルパス904、サムネイル画像へのファイルパ
ス905、及び表示用画像へのファイルパス906を取
得し、それぞれの画像をプリントサイト109Aからア
クセスできるフォルダにコピーする。
【0245】ステップS4806にて選択画像カウンタ
Jを1加算する。
【0246】ステップS4807において、Workフ
ァイルに、送付画像番号Jと、画像情報データテーブル
900より取得される画像名903と、ステップS48
05にてコピーしたオリジナル画像、サムネイル画像、
及び表示用画像にプリントサイト109Aからアクセス
するためのURLとを記載する。また、注文画像データ
テーブル1100を作成し、登録する。このときS48
01で求めたOrder_IDを注文番号1101に、
画像番号にJを、コピーした3画像へのファイルパスを
1104から1106にセットする。レコード内の残り
の情報はプリントサイト109Aからの見積もり通知時
にセットされるのでここでは全て0を代入しておく。
【0247】ステップS4808にてIに1加算する。
また、ステップS4804にて画像が選択されていない
と判定された場合にもステップS4808に移る。その
後、処理をステップS4803に戻す。そして、I<=
Nである間、繰返しステップS4804〜ステップS4
808の処理を行うことによって、Workファイル
に、仮プリントオーダを行う全選択画像の識別情報が記
載される。
【0248】ステップS4803でI>Nになると、ア
ルバム内の全ての画像に関してプリントオーダの選択チ
ェックが終了したと見なしてステップS4809に移行
し、J=0かどうか、つまり選択画像があったかどうか
の判定を行う。
【0249】ステップS4809にてJ=0であった場
合にはステップS4810にて図49に示される警告画
面4900を表示させる。画面4900にてOKボタン
4901が押下されるとステップS4816でWork
ファイルを削除し、ステップS4807で登録した注文
画像データテーブル1100を全て削除する。その後、
画面2900を表示する。
【0250】ステップS4809にてJ=0でなかった
場合には、ステップS4204にてプリントサイト選択
画面4300の表示処理に移る。
【0251】ステップS4812でユーザ入力を判定し
(ステップS4205に同じ)、画面4300でOKボ
タン4302が押下された場合にはステップS4813
で図54に示す仮プリントオーダ用XMLファイル54
01のヘッダ部分(<Estimeteitem>タグ
の前まで)を作成する。ヘッダ部分のうちPhotos
iteOrderidには上記注文番号、Countに
はJが代入されるが、それ以外の部分は固定である。
【0252】ステップS4814にて仮プリントオーダ
用XMLファイル5401にWorkファイルをマージ
する。即ち、S4804〜ステップS4808の処理に
よって記載された、Workファイル内の選択画像の識
別情報を用いて、仮プリントオーダ用XMLデータ54
01の<estimeteitem>タグ</esti
meteitem>タグで表現されるエレメントの作成
を行う。そして、さらに、オーダの終了タグを付加する
ことにより、フォトサイト105からプリントサイト1
09Aに対して通知するXMLファイル5401が完成
する。
【0253】次に、ステップS4815において、ステ
ップS4814までで作成されたXMLファイルをプリ
ントサイト109Aに通知する。通知先CGIは、プリ
ントサイトデータテーブル1400内の、仮プリントオ
ーダ通知用CGIへのURL1403から取得される。
【0254】プリントサイト選択画面4300でキャン
セルボタン4304が押下された場合、ステップS48
12でOKボタンが押されなかったと判断されるため、
ステップS4816に進み、Workファイルを削除
し、ステップS4807で登録した注文画像データテー
ブル1100を全て削除する。その後、画面2900を
表示し、処理を終了する。
【0255】図50はステップS4207におけるプリ
ントサイト109Aでの印刷画像選択画面の表示処理の
内容を表したフローチャートである。
【0256】ステップS5001にてフォトサイト10
5より仮プリントオーダファイルを取得する。
【0257】ステップS5002にて注文データテーブ
ル1600を作成し、データベース119Aに登録す
る。このとき受付番号1601は注文データテーブル1
600に発行された受付番号の最大値に1を加算した値
を設定し、フォトサイトID1602、フォトサイト注
文番号1603はステップS5001で取得した仮プリ
ントオーダファイルより取得する。また、仮プリントオ
ーダファイルを取得した日時を仮プリントオーダ日時1
604に設定し、注文ステータスに0(仮プリントオー
ダ)を代入する。注文データテーブル1600内の項目
のうち1607から1613は見積もり発行時に登録さ
れるものなので、ここでは全て0を設定しておく。
【0258】ステップS5003にて仮プリントオーダ
画像数をN、作業用画像数カウンタIに1を代入する。
【0259】ステップS5004にてI<=Nかどうか
を判定する。I<=Nであれば、ステップS5005に
進む。
【0260】ステップS5005にて仮プリントオーダ
ファイルに記載されている第I番目の画像に関する印刷
画像情報テーブル1700を作成する。受付番号170
1にはステップS5001における受付番号1601と
同じ値をセットし、画像番号1702にはIをセットす
る。また、URL1703、1704、1705はそれ
ぞれ仮プリントオーダファイルから当URLを取得しセ
ットする。印刷画像情報データテーブル1700内の項
目のうち1705から1708は見積もり発行時に登録
されるものなので、ここでは全て0を設定しておく。
【0261】ステップS5006にてステップS500
5で取得したサムネイル画像をフォトサイト105から
取得し、ステップS5007で第I番目の画像としてサ
ムネイル画像表示を行う。
【0262】ステップS5008にて注文枚数、注文サ
イズの入力領域を作成し、初期値として1枚、L判を設
定する。注文サイズの入力領域に選択される項目は図5
8に示すサービス内容データリスト5800の項目から
取得する。サービス項目データリスト5800はプリン
トサイト109Aでサービスの内容、及びその単価を設
定しておくためのリストである。
【0263】ステップS5009にてIを1加算しステ
ップS5004の判定に移る。I<=Nである間、繰返
しステップS5005からステップS5009の処理を
行うことにより、仮プリントオーダに登録されている全
ての画像を注文画面に表示することができる。ステップ
S5004にてI>Nとなった場合には処理を終了す
る。
【0264】図51は、図42のステップS4209に
おけるプリントサイト109での見積もり算出及び見積
もり情報のフォトサイト105への通知処理を示したフ
ローチャートである。また、図55はプリントサイト1
09Aで作成し、フォトサイト105に通知する見積も
り情報の1例である。
【0265】ステップS5101にて画面4400に表
示されている画像数をN、作業用画像カウンタIに1、
作業用注文画像数Jに0、作業用合計料金Accoun
tに0を代入する。
【0266】ステップS5102にて作業用Workフ
ァイルを作成する。
【0267】ステップS5103にてI<=Nかどうか
を判定する。I<=Nであれば、ステップS5104に
進む。
【0268】ステップS5104にて画面4400にお
ける第I番目の画像に関する枚数入力領域4404の値
を取得し、それが0かどうかを判定する。その値が0で
ない場合にはステップS5105にてサイズ入力領域4
403の設定情報を取得し、そのサイズに応じた単価U
をサービス内容データリスト5800の対応する用紙サ
イズから取得する。ステップS5104にてオーダ枚数
が0と判定された場合には、ステップS5108に進
む。
【0269】ステップS5106にて画像印刷枚数にU
を乗算することによって得られた金額をAccount
に加算する。
【0270】ステップS5107にてWorkファイル
に第I番目の画像に関する注文見積もり情報を追加す
る。さらにデータベース119Aにある印刷画像情報テ
ーブル1700より、受付番号1701に現在のプリン
トサイト受付番号を持ち、画像番号1702にIを持
つ、レコードを検索する。検索されたレコードのプリン
ト枚数1706、プリントサイズ1707を現在の設定
値で更新し、プリント単価1709をUで更新する。ま
たJに現在設定されている印刷枚数を加算することによ
って今までに印刷注文のあった画像枚数を保持する。
【0271】ステップS5108でIに1を加算しステ
ップS5103の処理に戻る。I<=Nである間はステ
ップS5104からステップS5108の処理を行うこ
とによって全ての画像に対する見積もり情報と合計金額
を求めることができる。
【0272】ステップS5109にてJ=0かどうかを
判定する。J=0であれば印刷画像が何も選択されなか
ったことになるので、ステップS5115にて警告画面
を表示する。このとき表示される警告画面は画面490
0と同じものであり、OKボタンが押下されると、ステ
ップS5116にてWorkファイルを削除し、画面4
400を再度表示する。
【0273】ステップS5109にてJ=0でなかった
場合にはステップS5110にてプリントサイト109
Aで何らかの特典があるときにはその料金を算出する。
ここで特典は図59に示すプリントサイト特典リスト5
900から検索する。サービス内容データリストのサイ
ズIDに対応するリストが存在するときには、それぞれ
特典単位の枚数に応じて割引額に記載された割引を受け
ることができる。
【0274】ステップS5111にて、図55に示す見
積もり用XMLファイル5501のヘッダ部分(<re
sultitem>タグまで)を作成する。Print
SiteOrderidはプリントサイト109Aの受
付番号に"pr−"を付加したものであり、countに
はJが入力される。さらに、印刷料金、税額、送料、送
料税額を追加する。
【0275】ステップS5112にて見積もり用XML
ファイル5501にWorkファイルの内容をマージす
る。さらにプリントサイト109Aで特典がある場合に
は特典情報を追加し、最後に見積もりの終了タグを追加
することによって見積もり情報ファイル5501を完成
することができる。
【0276】ステップS5113にて注文データテーブ
ル1600より現在のプリントサイト受付番号を受付番
号1601に持つレコードを検索する。検索されたレコ
ードのプリントタイプ1607に画面4400よりタイ
プ入力領域4401で入力された情報を更新し、印刷料
金1608にAccountを代入する。また、160
9に特典料金を、プリント税額を1610に入力する。
さらに送料見積もりを1611に送料の税額を1612
に入力し、1608から1612に設定された値の総和
を合計金額1613に設定しレコードを更新する。
【0277】ステップS5114にて作成された見積も
り情報をプリントサイト109Aからフォトサイト10
5に通知する。
【0278】図52は、図42のステップステップS4
213において、プリントサイト109Aから通知され
た見積もりを取得してから正式プリントオーダを発行す
るまでのフォトサイト105の処理を示したフローチャ
ートである。
【0279】ステップS5201にてプリントサイト1
09Aより見積もりデータを取得する。
【0280】ステップS5202にて顧客状態データテ
ーブル500より累積ポイント504を取得しPtに代
入する。本実施の形態では、累積ポイントを1ポイント
1円として換算する。また、オーダ終了後のポイントを
算出するための作業変数New_PtにPtの値を代入
する。ただし、携帯を含む閲覧ユーザの場合において、
そのユーザに対する顧客状態データがない場合は、Pt
に0を代入する。
【0281】ステップS5203にて見積もりデータよ
り取得されるプリントサイト109Aでのプリントに関
する見積もり合計料金をPriceに代入する。
【0282】ステップS5204にてPrice<Pt
かどうかを判定しPrice<Ptの場合にはPtにP
riceを代入する。
【0283】ステップS5206にて見積もり表示を行
う。図45に示す画面4500はそのとき表示される見
積もり表示画面の一例である。見積もり表示領域450
4にはプリント金額を印刷用紙単位でまとめて表示し、
その次にプリントサイト109Aでの特典情報を表示し
ている。さらに税額、プリントサイト109Aに支払う
べき合計金額(プリント料金)、送料、及び、送料の税
額が加算され、そこにフォトサイト105での特典情報
が付加されてユーザが支払うべき金額を表示する。不図
示であるが、携帯を含む閲覧ユーザの場合において、そ
のユーザに対する顧客状態データがない場合は、特典情
報ボタン4501は表示しない。
【0284】特典情報ボタン4501が押下されるとス
テップS5208にて特典情報の変更が選択されたとみ
なして図53に示す特典情報設定画面5300が表示さ
れ、今回の支払いに特典を使用するかどうかの設定がで
きる(ステップS5205)。画面5300でラジオボ
タン5301が選択されている場合には現在のポイント
を特典として使用し、ラジオボタン5302が設定され
ている場合にはポイント入力領域5304で入力された
ポイントを特典として使用できる。ラジオボタン530
3が選択された場合には特典は見積もりに反映されな
い。OKボタン5305が押下されるとステップS52
04に戻り、再度ポイントの追加処理を行う。キャンセ
ルボタン5306が押下されると図52には不図示であ
るがステップS5206に戻り画面4500を表示す
る。
【0285】画面4500にてキャンセルボタン450
3が押下されるとステップS5209からステップS5
210の処理に移り、仮プリントオーダの削除処理を行
う。この処理はフォトサイト105に登録したプリント
オーダに関する注文画像情報テーブル1000及び、画
像情報データテーブル900を削除し、プリントサイト
109Aに対して仮プリントオーダ削除の通知を行い画
面2900に戻る。
【0286】クレジット情報の設定ボタン4502が押
下されるとステップS5209からステップS5211
に処理は移行し、New_Ptとして現在のポイント数
から今回の支払いに使用したポイント数を減算しPri
ceの1%を加算する。
【0287】ステップS5212にて図46に示す画面
4600を表示させてプリント注文をして支払いを行う
ための情報の設定を行う。画面4600注文ボタン46
01が押下されると、図47に示す画面4700を表示
し、配送先の入力を促す。ただし、携帯を含む閲覧ユー
ザの場合において、そのユーザに対する顧客状態データ
がない場合は、「ご注文お客様と同じ」は表示されな
い。画面4700の注文ボタン4701が押下される
と、フォトサイト105で、データベース118の各テ
ーブルの更新を行う。まず、顧客状態テーブル500の
累積ポイント504にNew_Ptの値を格納する。つ
まり、今回のオーダで使用したポイント数を減算し、そ
の後、今回の印刷注文で付加されるポイント数を加算す
る。ただし、携帯を含む閲覧ユーザの場合において、そ
のユーザに対する顧客状態データがない場合は、顧客状
態テーブル500の更新は行わない。次にプリントサイ
ト109Aから取得した見積もり情報ファイルから各画
像の注文情報を取得し、注文画像データテーブル110
0より対応する画像のレコードに対して、プリント枚
数、プリントサイズ、プリントタイプを更新する。ま
た、現在の注文番号をもとに注文決済データテーブル1
200を新規に作成し、画面4500の見積もり表示領
域4504に表示した内容を登録する。ステータスは決
済済みとして1を代入する。さらに注文者データテーブ
ル1300を作成し、現在の注文者の情報を顧客情報デ
ータテーブル400から取得してコピーする。最後に注
文情報データテーブル1000を作成し、画面4700
で入力された配送先情報を登録する。ステータス101
4にプリントサイト発注済みを示す1を代入する。
【0288】次に、ステップS5213に進み、フォト
サイト105よりプリントサイト109Aに対して正式
プリントオーダを通知する。図56は、このとき通知さ
れる正式プリントオーダ用XMLデータの1例を示す図
である。尚、この通知データ5601は、図55に示し
た見積もりデータ5501に配送先を追加し、各タグ名
称が変更されたものとほぼ同様である。
【0289】ステップS5214にてオーダ内容を表示
しその内容を注文者に対してメール通知する。図57は
オーダ内容の表示画面5700であり、ボタン5701
が押下されるとフォトサイト105は画面2900を表
示する。また、図60は印刷オーダ時に通知されるメー
ルの一例である。不図示であるが、携帯を含む閲覧ユー
ザの場合において、そのユーザに対する顧客状態データ
がない場合は、メール通知は行わない。
【0290】図61は、図42のS4214におけるオ
ーダ受注処理の詳細を示したフローチャートである。
【0291】まず、ステップS6101にて注文情報を
取得し、注文情報より注文番号を抽出し、その注文番号
を持つ注文データテーブル1600を検索する。注文デ
ータテーブル1600の正式プリントオーダ日時160
5にオーダ通知時刻をセットし、注文ステータス160
6を、正式プリントオーダ未印刷を示す1に変更する。
更に、取得された注文情報より配送先情報を取得する。
【0292】ステップS6102にて見積もり時の合計
金額(プリントサイトでの見積額)1613を取得しT
Pに代入する。
【0293】ステップS6103にて注文画像及び送料
から現在の請求料金の合計(プリントサイトが実際に請
求する請求額)を算出し、TNに代入する。
【0294】ステップS6104にてTN<TPかどう
かを判定し、見積もり時より現在の料金が安くなってい
るときにはステップS6105にて図70に示す料金変
更通知画面7100を表示するための表示データを生成
し、ユーザPCに送信する。不図示であるが、携帯を含
む閲覧ユーザの場合において、そのユーザに対する顧客
状態データがない場合は、ポイント追加ボタン7101
は表示しない。ユーザPCにおいて料金変更通知画面7
100にてポイント追加ボタン7101が押下された場
合には、ステップS6107にてフォトサイト105に
対して受付番号1601及び差額 TP − TN を通知する。フォトサイト105ではこの通知を受ける
と図69に示す画面7000を表示し、通知された受付
番号をプリントサイト受付番号1102として持つ注文
画像データテーブル1100のレコードを検索し、注文
番号1101を取得する。更にその注文番号を1101
に持つ注文情報テータテーブルのレコードを検索して、
注文者ID1002を取得する。その後、ユーザID5
01に注文者ID1002と同じ番号を持つ顧客状態テ
−ブルのレコードを検索して、その累積ポイント504
にプリントサイト109Aから通知された差額を加算す
る。不図示であるが、ユーザからの応答がなくネットワ
ークの回線が切断されたと判断した場合には、ステップ
S6112を行う。
【0295】画面7100にてボタン7102が押下さ
れた場合にはステップS6108にてフォトサイトに対
して差額振り込み依頼通知を行う。依頼を受けたフォト
サイトは、ネットワークを介して、ユーザの指定する口
座に対し、差額の振込みを行う。不図示であるが、ユー
ザからの応答がなくネットワークの回線が切断されたと
判断した場合には、ステップS6112を行う。
【0296】ステップS6109にて各印刷画像に対し
て印刷画像情報テーブル1700よりプリント単価17
09を新料金で更新する。
【0297】ステップS6110にて注文データテーブ
ル1600より印刷料金1608、プリントサイト特典
料金1609、プリント税額1610、送料1611、
送料税額1612、合計金額1613を新料金で更新す
る。また、注文ステータス1606を、正式オーダ未印
刷を示す1に変更する。
【0298】ステップS6104にて、見積もり時より
料金が安くなっていない場合には、オーダ情報に記載さ
れている旧料金が既に注文情報データテーブルにセット
されているのでステップS6111にて注文ステータス
1606を、正式オーダ未印刷を示す1に変更する。
【0299】ステップS6112で、注文配送テーブル
1800に登録する。ステータス1812は未配送の0
をセットする。
【0300】<アルバムの通知>図33は画面2900
にて通知ボタン2905が押下されたときに表示される
画面を示す図である。
【0301】画面3300においてユーザは送信先メー
ルアドレス3302、送信者メールアドレス3303、
メールタイトル3304、メッセージ3305を入力
後、通知ボタン3306が押下されると、フォトサイト
105は上記内容をフォトサイト105で作成するメー
ル文章と合成し、送信先メールアドレスに対してアルバ
ム通知メールを発行する。
【0302】図62はアルバム通知メールの一例であ
る。通知メールに含まれるURL及びアルバムIDは画
面3300のURL及び公開アルバムID表示領域33
08に表示される内容と同じである。メール通知を受け
たユーザはメール内に記載されたURLを指定してアル
バムを閲覧することができる。また、画面1900のア
ルバムID指定領域1905にメールに記載されたアル
バムIDを入力し、GO!ボタン1906を押下しても
URLを指定した場合と同じアルバムを閲覧することが
できる。ここで、URLに記載されたパラメータAlb
umID=の値と公開アルバムのアルバムIDは同じも
のである。また、図73に示す画面7800はインター
ネット接続できる携帯端末113からアルバムにアクセ
スするときの画面であり、入力領域7801にアルバム
IDを入力することによってアルバムの閲覧を行うこと
ができる。
【0303】<公開用アルバムIDの生成>次に公開用
アルバムのIDを生成するための手順を説明する。公開
用アルバムIDは、その番号、文字列から第3者が容易
に元のアルバムID701を想像できたり、他のアルバ
ムの公開アルバムIDを類推できたりしないような値と
なっていなければならない。
【0304】そのため、フォトサイト105内で管理さ
れているアルバムIDを暗号化した公開用アルバムID
の生成が必要となる。ここでは、図65のフローチャー
トに示すように、ステップS6501でアルバムIDを
70倍して1の位にチェックディジットを埋込み、更
に、ステップS6502〜ステップS6507において
携帯端末113で入力しやすい文字列に変換するという
処理を行うことにより公開用アルバムIDを生成してい
る。これにより、容易には、他の公開アルバムIDを類
推できなくなる。
【0305】[チェックディジットの埋込み]図63
は、図65のステップS6501で行われる、チェック
ディジットを埋め込む処理を示したフローチャートであ
る。本実施の形態では、アルバムID701を7倍した
値をIDに代入し、IDを10進数で表したときの各位
の数値に桁数をかけた総和を求め、その1の位の数値に
対する補数をチェックディジットとし、IDの各数字を
1桁位上げして、1の位にチェックディジットを付加し
たものを新たなIDとする。
【0306】ステップS6301にて現在通知を行おう
としているアルバムのアルバムID701を求め、その
値を7倍してIDに代入する。
【0307】ステップS6302にてIDを順次10で
割っていくときの商を保管する作業変数DivをID
で、IDの桁数をカウントする作業変数Orderを1
で、IDを順次10で割っていくときの余りを保管する
作業変数Remを0で、チェックディジット算出用の作
業変数Checkを0で初期化する。
【0308】ステップS6303にてDivが0かどう
かを判定する。0でなければ、ステップS6304に進
む。
【0309】ステップS6304にてRemにDivを
10で割った余りを、DivにDivを10で割った商
を代入し、CheckにRem×Orderを加算す
る。
【0310】ステップS6305にてOrderを1加
算してステップS6303に戻る。Divが0になるま
での間ステップS6304からステップS6305の処
理を繰り返すことによってIDの各桁の数値に桁数を掛
け合わせた値の総和Checkを算出する。
【0311】ステップS6303にてDivが0になる
とステップS6306に進み、10から、Checkを
10で割ったときの余りを引いて、Checkに代入す
る。
【0312】ステップS6307にてIDを10倍し、
Checkを加算したものを新たなIDとする。
【0313】このようにして求めたIDの前後の数値
は、アルバムのIDとはならないため、手に入れた公開
アルバムIDに手を加えて、他のアルバムを検索しよう
とする者がいたとしても、フォトサイト105は、その
不正なアクセスを検知してアルバム表示を拒否すること
ができる。
【0314】<携帯端末向けの変換>次に、図65のス
テップS6502以下の処理について説明する。この処
理は、暗号化された公開アルバムIDを、更に、キーの
少ない端末で入力しやすい文字列に変換するものであ
る。本実施の形態では、携帯端末の各数値に対応した文
字コードを管理するリスト6400を参照しながら、同
じボタンで入力される文字(例えばAとB)が連続して
表れることのない文字列を生成する。
【0315】図64の携帯端末ボタン/アルファベット
リスト6400では電話のボタンButton、そのボ
タンに対応している文字コードLetters、及び対
応している文字コードの数ALが管理されている。以下
ボタン番号Xに対応する文字コードの数ALをAL
[X]と表すことにする。
【0316】本実施の形態では最初にAからZを0から
25に割当てた26進数と考え、1文字が使用される
と、その文字と同じボタンで入力する文字を除いたアル
ファベットで、Aを0起点(前の文字がA、B、Cの場
合にはDを起点)とした23進、または22進の文字列
を生成する。
【0317】ステップS6502にて現在押下している
ボタンを示す作業変数Buttonを1、直前に押下し
たボタンを示す作業変数Prev_Buttonに1、
IDを使用できる文字の種類で割ったときの商を示す作
業変数DibにID、IDを使用できる文字の種類で割
ったときの余りを示す作業変数Remに0、最終的にで
きる文字列Strに空文字列を初期値としてセットす
る。
【0318】ステップS6503にてDivが0かどう
かを判定する。最初は、ステップS6502でDivに
IDが代入しているため、そのままステップS6504
に進む。
【0319】ステップS6504にてRemにDivを
現在使用可能な文字数で割ったときの余り、DivにD
ivを現在使用可能な文字数で割ったときの商をセット
する。初期状態ではPrev_Buttonは1であ
り、そのときのAL[1]の値には図64で0がセット
されているので、26種類の文字が使えることになり、
その後はButtonの値に応じて22、23種類の文
字が使えることになる。
【0320】ステップS6505にてRemの値及びP
rev_Buttonをもとに、文字chr、及びch
rの属するボタン番号Buttonを算出する。
【0321】ステップS6506にてStrにchrを
追加する。
【0322】ステップS6507にてPrev_But
tonにButtonをセットし、ステップS6503
の処理に戻り、Divが0になるまでステップS650
4からステップS6507の処理を繰り返すことによっ
て文字列Strに1文字ずつchrを追加していく。
【0323】ステップS6503にてDivが0になれ
ば処理は終了し、公開されるアルバムIDを表す文字列
はStrとなる。
【0324】図66は、図65のステップS6505に
示したRemに対応する文字chr及びその文字の属す
るボタン番号Buttonを求める処理を示したフロー
チャートである。
【0325】ステップS6601にて携帯端末113の
ボタンを1から順に押していったときに現れる文字の数
の合計をカウントする作業変数Sumを−1で、But
tonを1で初期化する。
【0326】ステップS6602でButtonがPr
ev_Buttonと同じかどうかを判定する。同じで
あればそのボタンは使用できないのでステップS660
4に移行する。同じでなければSumに、Button
で入力できる文字の数AL[Button]を加算す
る。
【0327】ステップS6604にてSum<Remか
どうかを判定する。Sum<RemならばButton
を1加算してステップS6602に戻る。Rem<=S
umならばButtonの中にRemに対応する文字が
あることになりステップS6606に移行する。
【0328】ステップS6606にてchrを求める。
chrはLetters[Button]の中の第Re
m−Sum+AL[Button]番目の文字である。
【0329】<アルバムの閲覧>図62に示す通知メー
ルを受け取ったユーザは、そのメール文章に記載された
URL6201を指定することによって、図67に示す
アルバム閲覧開始画面6700を表示することができ
る。なお、この画面は画面1900で、アルバムID入
力領域1905に通知メール内に記載されているアルバ
ムID6203を入力し、GO!ボタン1906が押下
されることによっても表示される。
【0330】図69は、ユーザが携帯端末113からア
ルバムIDを指定した場合に、その指定されたアルバム
IDに対応するアルバムが存在するかどうかを判定する
ための処理を示したフローチャートである。
【0331】ステップS7401にて入力されたIDの
桁数をOrderに、桁数をカウントする作業変数Iを
1に、文字を示す作業変数Chrを1桁目の文字に、求
めるべきAlbumIDを0に初期化する。なお、本実
施の形態ではアルバムIDを表す入力パラメータは英字
に限っており、入力文字が英字以外であった場合等不正
な入力があった場合には、指定されたアルバムIDのア
ルバムが存在しなかった場合と同様、図70に示すエラ
ー画面7501が表示される。
【0332】ステップS7402にてChrの文字が配
置されているボタンを携帯端末ボタン/アルファベット
リスト6400より検索し、BNにセットする。
【0333】ステップS7403にてChrが何番目の
アルファベットであるかを求め、その値から1を引いて
Numにセットする。
【0334】ステップS7404にてI<Orderで
あるかどうかを判定する。
【0335】ステップS7404にてI<Orderで
あると判定された場合、ステップS7405にてI+1
桁目の文字をPrev_Chrにセットする。
【0336】ステップS7406にてPrev_Chr
の文字が配置されているボタンを携帯端末ボタン/アル
ファベットリスト6400より検索し、BPにセットす
る。
【0337】ステップS7407にてBPとBNの大小
を比較する。なお、不図示ではあるが本実施の形態では
同じボタンに割当てられている2つの文字が連続して入
力されることはないので、BP=BNであればエラー画
面7500が表示される。
【0338】ステップS7407にてBP<BNである
と判定された場合、ステップS7408において、Nu
mの値からAL[BP]だけ減算する。ステップS74
07にてBP<BNでないと判定された場合にはステッ
プS7408の処理を行わずにステップS7409に進
む。
【0339】ステップS7409にて乗数を示す作業変
数Multに26からAL[BP]だけ減算した値をセ
ットする。
【0340】ステップS7410にてAlbumIDに
Multを乗算し、さらにNumを加算したものを新た
にAlbumIDとしてセットする。
【0341】ステップS7411にてIに1を加算し、
BNにBPを、ChrにPrev_Chrを代入し、ス
テップS7403の処理に戻る。
【0342】ステップS7404にてI<Orderで
ないと判定された場合には、ステップS7412にてA
lbumIDに26を乗算し、Numを加算したものを
新たにAlbumIDにセットする。もし、ユーザが入
力したアルバムIDが正しい値であった場合、ここで求
められたAlbumIDが図63に示すIDとなる。本
実施の形態ではこの値は実在するアルバムIDに対して
その値を7倍した後1桁目にチェックディジットを埋め
込んだものであったので、ステップS7413にてID
にAlbumを10で割ったときの商をIDにセット
し、ステップS7414にてIDが7で割り切れるかど
うかの判定を行う。
【0343】ステップS7414でIDが7で割り切れ
た場合、ステップS7415にてIDを7で割る。
【0344】このIDに対してステップS7416で図
63に示したチェックディジットの埋め込み処理を行
い、ステップS7417にてIDがAlbumIDと一
致するかどうかを判定する。
【0345】ステップS7414でIDが7で割り切れ
なかった場合、及びステップS7417にてIDがAl
bumIDでなかった場合は正しいアルバムIDが入力
されなかったことになり、ステップS7418にて図7
0に示すエラー画面7500を表示する。
【0346】フォトサイト105では、上記入力された
URLのパラメータ部のAlbumIDまたは、アルバ
ムID入力領域1905に入力されたアルバムIDを解
析し、アルバムが存在した場合にのみ、ステップS74
15にて求められたIDをアルバムID701に持つア
ルバム情報テーブル700のレコードを検索する。そし
て、そのアルバムIDに対応するユーザIDを顧客アル
バムテーブル600から検索し、更にそのユーザID4
01に対応する顧客情報テーブルのレコードを検索す
る。
【0347】その後、図67に示す画面6700に氏名
(姓)405を表示する。また、検索したアルバム情報
データテーブル700のパスワード可否フラグ705か
らアルバムにパスワードが設定されている場合にはパス
ワード入力領域6701を表示する。なお、パスワード
の設定のないアルバムではパスワード入力領域6701
は表示されないことは言うまでもない。
【0348】OKボタン6701が押下されると、パス
ワードの設定されていないアルバム及び、パスワードが
正しく入力されたアルバムでは図68に示す画面680
0が表示される。この内容は画面2900における画面
表示領域2923と同じである。パスワードの入力が正
しくなかった場合には図25に示す画面2500が表示
されOKボタン2501が押下されると、再度画面67
00が表示される。
【0349】また、アルバム情報データテーブル700
より印刷可否フラグ707の値を取得し、印刷可になっ
ているアルバムに関してはボタン6803が表示され、
プリントオーダを行うことができる。この場合、プリン
トオーダの処理の流れはログインユーザの処理の流れ
(図29の2900でボタン2909を押下した場合の
処理)とほぼ同じであり、相違点はフォトサイト105
で、ポイントが加算されないことだけである。
【0350】<携帯端末からの閲覧>図71に示す画面
7600は携帯端末からの閲覧時に携帯端末113のデ
ィスプレイに表示される画面の例である。フォトサイト
105はユーザからの閲覧要求に対して、要求依頼した
端末情報を取得することにより、携帯端末からの閲覧要
求であるか、PCからの要求であるかを判別する。携帯
端末からの閲覧要求であった場合、図71に示す画面7
600を表示する。なお、この内容は画面6700と同
じである。画面7600は図62に示す通知メールに示
されるURLを直接指定すると表示されるが、図73に
示す画面7800のアルバムID入力領域7801に、
図62に示すアルバムIDを入力し、ボタン7802を
選択しても表示される。
【0351】画面7600にてボタン7602が押下さ
れると、図72に示す画面7700が表示される。フォ
トサイト105では、画像サイズを縮小して表示する。
さらに、アルバム内の画像を1枚ずつ分割し次の画像、
前の画像の選択に応じて1枚ずつ画像を表示する。ボタ
ン7701が押下されると、画像名や、コメント等詳細
情報を表示する。この表示内容は図36の各画像に関し
て表示される内容と同じである。また、ボタン770
2、7703が押下されることによってアルバム内の表
示画像を1枚ずつ更新できる。
【0352】(他の実施の形態)なお、本発明の目的
は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアの
プログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒
体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステム
あるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)
が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実
行することによっても、達成されることは言うまでもな
い。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。また、コンピュータが読み出し
たプログラムコードを実行することにより、前述した実
施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラム
コードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働している
オペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまで
もない。
【0353】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0354】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、図61のフローチャートに対応するプ
ログラムコードが格納されることになる。特に、プロセ
ッサがそのプログラムを実行することにより、ネットワ
ークを介したユーザ装置からのプリントオーダを受付
け、プリントオーダについての見積額を算出し、ネット
ワークを介して、見積額をユーザ装置に提示し、ネット
ワークを介して、見積額の支払を確認した後、プリント
オーダについての請求額を算出し、ネットワークを介し
て、請求額と見積額との比較結果をユーザ装置に提示す
るようなプログラム及びそのプログラムを格納した記憶
媒体が本発明の範疇に含まれる。
【0355】
【発明の効果】本発明によれば、見積りから注文までの
間にデータ処理の単価変更が行われた際に、ユーザがそ
の変更の利益を享受できる情報提供方法、情報提供シス
テム、情報提供装置、その制御方法及び制御プログラ
ム、並びに記憶媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての情報提供システム
を概念的に表した図である。
【図2】本発明の一実施形態としての情報提供システム
全体の概略構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態としての情報提供システム
の一部となりうる画像入力装置の構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで管理
する顧客情報に関するデータテーブルを示した図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態に係るフォトサイトを利用
しているユーザの現在の状態を表すための情報を管理す
るための顧客状態テーブルを示した図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで管理
する顧客アルバムデータテーブルを示した図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで管理
するアルバム情報データテーブルを示した図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで管理
するアルバム画像データテーブルを示した図である。
【図9】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで管理
する画像情報テーブルを示した図である。
【図10】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで管
理する注文情報テーブルを示した図である。
【図11】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで管
理する注文画像データテーブルを示した図である。
【図12】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで管
理する注文決済データテーブルを示した図である。
【図13】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで管
理する注文者データテーブルを示した図である。
【図14】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで管
理するプリントサイトデータテーブルを示す図である。
【図15】本発明の一実施形態に係るプリントサイトの
持つフォトサイトの情報を管理するデータベースの内容
を示した図である。
【図16】本発明の一実施形態に係るプリントサイトの
持つ注文情報テーブルの内容を示した図である。
【図17】本発明の一実施形態に係るプリントサイトの
持つ印刷画像情報テーブルの内容を示した図である。
【図18】本発明の一実施形態に係るプリントサイトの
持つ注文配送テーブルの内容を示した図である。
【図19】本発明の一実施形態に係るフォトサイトのサ
ーバサービスを開始するときに表示される画面の例を示
す図である。
【図20】本発明の一実施形態に係る情報提供システム
に対するユーザ登録時のフォトサイトの処理を表すフロ
ーチャートである。
【図21】本発明の一実施形態に係る情報提供システム
に対するユーザ登録を行うための画面を示す図である。
【図22】本発明の一実施形態に係るフォトサイトでユ
ーザ登録時に必須項目の入力がされていないと表示され
るエラー画面を示す図である。
【図23】本発明の一実施形態に係るフォトサイトのユ
ーザ登録時のログインネームが既に登録されている時に
表示するエラー画面の一例を示す図である。
【図24】本発明の一実施形態に係るフォトサイトのユ
ーザ登録時にパスワードの再入力を促す画面を示す図で
ある。
【図25】本発明の一実施形態としての情報提供システ
ムにユーザ登録する際にパスワードが正しくなかった場
合に表示される警告画面の一例を示す図である。
【図26】本発明の一実施形態に係るフォトサイトのユ
ーザ登録確認画面の一例を示す図である。
【図27】本発明の一実施形態に係るフォトサイトのユ
ーザ登録時に発行される電子メールの内容を示した一例
を示す図である。
【図28】本発明の一実施形態に係るフォトサイトのサ
ービス開始画面でログインに失敗したときに表示される
画面の一例を示す図である。
【図29】本発明の一実施形態に係るフォトサイトに正
常にログイン認証されたときに表示される画面を示す図
である。
【図30】本発明の一実施形態に係るフォトサイトでの
ユーザの編集操作に関する処理を示したフローチャート
である。
【図31】本発明の一実施形態に係るフォトサイトでの
アルバム編集処理の手順を示すフローチャートである。
【図32】本発明の一実施形態に係るフォトサイトのア
ルバムのプロパティ設定画面を示す図である。
【図33】本発明の一実施形態に係るフォトサイトのア
ルバムのE−Mail通知設定画面を示す図である。
【図34】本発明の一実施形態に係るフォトサイトのア
ルバムの削除確認画面を示す図である。
【図35】本発明の一実施形態に係るフォトサイトのア
ルバム選択ボタンの一つが押下されたときのアルバムの
選択、及び表示に関する処理を表すフローチャートであ
る。
【図36】本発明の一実施形態に係るフォトサイトのア
ルバムの詳細表示画面の一例を示す図である。
【図37】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで、
現在表示、編集中のアルバムに画像をアップロードする
ときの手順を示したフローチャートである。
【図38】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで、
アップロードできないことを示す警告画面を示す図であ
る。
【図39】本発明の一実施形態に係るアップロード画像
の選択画面を示す図である。
【図40】本発明の一実施形態に係る画像でないファイ
ルがアップロードされたときの警告画面を示す図であ
る。
【図41】本発明の一実施形態に係る追加可能なファイ
ル数を算出するため処理を示すフローチャートである。
【図42】本発明の一実施形態に係るフォトサイトを利
用してプリントオーダを行うときのクライアントPC、
フォトサイト、プリントサイト間での処理の流れを表し
た図である。
【図43】本発明の一実施形態に係るプリントサイトの
選択画面を示す図である。
【図44】本発明の一実施形態に係る画像の印刷注文画
面を示す図である。
【図45】本発明の一実施形態に係る画像印刷注文時の
見積もり表示画面を示す図である。
【図46】本発明の一実施形態に係る画像印刷注文時の
注文者情報入力表示画面を示す図である。
【図47】本発明の一実施形態に係る画像印刷注文時の
配送先情報入力表示画面を示す図である。
【図48】本発明の一実施形態に係るフォトサイトの仮
オーダ発行処理の内容を表すフローチャートである。
【図49】本発明の一実施形態に係る画像の印刷注文時
に1枚も画像が選択されていない時に表示される警告画
面を示す図である。
【図50】本発明の一実施形態に係るプリントサイトで
の印刷画像選択画面の表示処理の内容を表したフローチ
ャートである。
【図51】本発明の一実施形態に係るプリントサイトで
の見積もり算出及び見積もり情報のフォトサイトへの通
知処理を示したフローチャートである。
【図52】本発明の一実施形態に係るプリントサイトか
ら通知された見積もりを取得してから正式オーダを発行
するまでのフォトサイトの処理を示したフローチャート
である。
【図53】本発明の一実施形態に係るフォトサイトでの
特典情報設定画面を示す図である。
【図54】本発明の一実施形態に係るフォトサイトから
プリントサイトへ通知される仮オーダフォーマットの一
例を示す図である。
【図55】本発明の一実施形態に係るプリントサイトか
らフォトサイトへ通知される見積もり情報のフォーマッ
トの一例を示す図である。
【図56】本発明の一実施形態に係るフォトサイトから
プリントサイトへ通知される正式オーダフォーマットの
一例を示す図である。
【図57】本発明の一実施形態としての情報提供システ
ムで表示される注文内容確認画面の一例を示す図であ
る。
【図58】本発明の一実施形態に係るプリントサイトで
のサービス項目データリストの一例を示す図である。
【図59】本発明の一実施形態に係るプリントサイトで
の特典リストの一例を示す図である。
【図60】本発明の一実施形態に係る印刷オーダ時に通
知されるE−Mailの一例を示す図である。
【図61】本発明の一実施形態に係るプリントサイトで
の正式オーダ受注処理の詳細を示したフローチャートで
ある。
【図62】本発明の一実施形態に係るアルバム通知メー
ルの一例を示す図である。
【図63】本発明の一実施形態に係るフォトサイトでの
チェックディジットを埋め込む処理を示したフローチャ
ートである。
【図64】本発明の一実施形態に係る、携帯電話のボタ
ンとそのボタンから押されるアルファベットの文字の関
係を示したリストを示す図である。
【図65】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで
の、公開用アルバムIDの生成処理を表すフローチャー
トである。
【図66】本発明の一実施形態に係るフォトサイトで
の、数字をアルファベットに対応付け、そのアルファベ
ットが入力できる携帯電話のボタンを算出する処理を表
すフローチャートである。
【図67】本発明の一実施形態としての情報提供システ
ムにおける、アルバムの閲覧開始画面を示す図である。
【図68】本発明の一実施形態としての情報提供システ
ムにおける、アルバムの閲覧画面を示す図である。
【図69】本発明の一実施形態としての情報提供システ
ムにおける、再見積もりの表示内容を示す図である。
【図70】本発明の一実施形態としての情報提供システ
ムにおける、正式オーダ時に見積もり時より価格が安く
なったときに表示される画面を示す図である。
【図71】本発明の一実施形態としての情報提供システ
ムにおける、アルバム閲覧時に入力されたIDのチェッ
クを行う処理を示したフローチャートである。
【図72】本発明の一実施形態としての情報提供システ
ムにおける、アルバム閲覧時に入力されたIDのアルバ
ムが見つからないときに表示される画面を示す図であ
る。
【図73】本発明の一実施形態としての情報提供システ
ムにおいて、携帯電話からアルバムを閲覧するときに表
示される最初の画面を示す図である。
【図74】本発明の一実施形態としての情報提供システ
ムにおいて、携帯電話からアルバムを閲覧するときに表
示される画面を示す図である。
【図75】本発明の一実施形態としての情報提供システ
ムにおいて、携帯電話からアルバムを閲覧するときに表
示される最初の画面を示す図である。
【図76】従来の情報提供サービスを説明する図であ
る。
【図77】従来の情報提供サービスを説明する図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 547 G06F 13/00 547V (72)発明者 松浦 健一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 井桁 敏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 井上 敦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置に対しネットワークを介して
    情報を提供するための情報提供方法であって、 前記ネットワークを介して、 前記情報処理装置からデータ処理の注文を受付ける工程
    と、 前記注文についての見積額を算出し、前記情報処理装置
    に提示する工程と、 前記見積額の支払の確認後に、前記注文についての請求
    額を算出し、該請求額と前記見積額との比較結果を前記
    情報処理装置に提示する工程と、 を実行することを特徴とする情報提供方法。
  2. 【請求項2】前記請求額が前記見積額よりも少ない場合
    に、その差額を前記見積額の支払者に還元する還元工程
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報提
    供方法。
  3. 【請求項3】前記還元工程では、前記差額を、前記支払
    者との間で通貨として機能する代替通貨によって前記支
    払者に還元することを特徴とする請求項2に記載の情報
    提供方法。
  4. 【請求項4】前記還元工程では、前記差額を、前記支払
    者が指定した口座にネットワークを介して払込むことを
    特徴とする請求項2に記載の情報提供方法。
  5. 【請求項5】前記還元工程では、前記差額を、前記支払
    者との間で通貨として機能する代替通貨によって前記支
    払者に還元するか、前記支払者が指定した口座にネット
    ワークを介して払込むかのいずれかを、前記支払者の選
    択に応じて実行することを特徴とする請求項2に記載の
    情報提供方法。
  6. 【請求項6】情報処理装置に対しネットワークを介して
    情報を提供するための情報提供システムであって、 前記ネットワークを介して、前記情報処理装置からデー
    タ処理の注文を受付ける手段と、 前記注文についての見積額を算出し、前記ネットワーク
    を介して、前記情報処理装置に提示する手段と、 前記ネットワークを介して、前記見積額の支払を確認す
    る手段と、 前記注文についての請求額を算出し、前記ネットワーク
    を介して、該請求額と前記見積額との比較結果を前記情
    報処理装置に提示する手段と、 を有することを特徴とする情報提供システム。
  7. 【請求項7】前記請求額が前記見積額よりも少ない場合
    に、その差額を前記見積額の支払者に還元する還元手段
    を更に有することを特徴とする請求項6に記載の情報提
    供システム。
  8. 【請求項8】前記還元手段では、前記差額を、前記支払
    者との間で通貨として機能する代替通貨によって前記支
    払者に還元することを特徴とする請求項7に記載の情報
    提供システム。
  9. 【請求項9】前記還元手段では、前記差額を、前記支払
    者が指定した口座にネットワークを介して払込むことを
    特徴とする請求項7に記載の情報提供システム。
  10. 【請求項10】前記還元手段では、前記差額を、前記支
    払者との間で通貨として機能する代替通貨によって前記
    支払者に還元するか、前記支払者が指定した口座にネッ
    トワークを介して払込むかのいずれかを、前記支払者の
    選択に応じて実行することを特徴とする請求項7に記載
    の情報提供システム。
  11. 【請求項11】情報処理装置に対しネットワークを介し
    て情報を提供するための情報提供装置であって、 前記ネットワークを介して、前記情報処理装置からデー
    タ処理の注文を受付ける手段と、 前記注文についての見積額を算出し、前記ネットワーク
    を介して、前記情報処理装置に提示する手段と、 前記ネットワークを介して、前記見積額の支払を確認す
    る手段と、 前記プリントオーダについての請求額を算出し、前記ネ
    ットワークを介して、該請求額と前記見積額との比較結
    果を前記情報処理装置に提示する手段と、 を有することを特徴とする情報提供装置。
  12. 【請求項12】情報処理装置に対しネットワークを介し
    て情報を提供するための情報提供装置の制御方法であっ
    て、 前記ネットワークを介して、前記情報処理装置からデー
    タ処理の注文を受付ける工程と、 前記注文についての見積額を算出し、前記ネットワーク
    を介して、前記情報処理装置に提示する工程と、 前記ネットワークを介して、前記見積額の支払を確認す
    る工程と、 前記注文についての請求額を算出し、前記ネットワーク
    を介して、該請求額と前記見積額との比較結果を前記情
    報処理装置に提示する工程と、 を有することを特徴とする情報提供装置の制御方法。
  13. 【請求項13】情報処理装置に対しネットワークを介し
    て情報を提供するためのプロセッサを有する情報提供装
    置の制御プログラムであって、 前記プロセッサに、 前記ネットワークを介して、前記情報処理装置からデー
    タ処理の注文を受付ける工程と、 前記注文についての見積額を算出し、前記ネットワーク
    を介して、前記情報処理装置に提示する工程と、 前記ネットワークを介して、前記見積額の支払を確認す
    る工程と、 前記注文についての請求額を算出し、前記ネットワーク
    を介して、該請求額と前記見積額との比較結果を前記情
    報処理装置に提示する工程と、 を実行させることを特徴とする制御プログラム。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の制御プログラムを格
    納したことを特徴とする記憶媒体。
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