JP2003108671A - 生活見守りシステム - Google Patents

生活見守りシステム

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JP2003108671A
JP2003108671A JP2001305450A JP2001305450A JP2003108671A JP 2003108671 A JP2003108671 A JP 2003108671A JP 2001305450 A JP2001305450 A JP 2001305450A JP 2001305450 A JP2001305450 A JP 2001305450A JP 2003108671 A JP2003108671 A JP 2003108671A
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Kazuya Hara
和哉 原
Yasuhiro Sugawara
康博 菅原
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生活パターン表示に、短時間の生活動作をも
漏らすことなく確実に、しかも視覚ではっきりと判別可
能に現わすことができる生活見守りシステムを提供す
る。 【解決手段】 生活見守りシステムは、対象者の生活動
作情報を受信し、蓄積し、Webページとして配信する
サーバシステムを有している。Webページの画面50
Aには、対象者の一日の生活動作を現した帯状の生活パ
ターン表示57が含まれている。生活パターン表示57
の延び方向に主時刻軸が設定され、幅方向に上記主時刻
軸の最小単位時間を更に細かくした細分時刻軸が設定さ
れている。この表示57上の各位置に、上記2つの時刻
軸によって対応づけられた時刻の生活動作が種類に応じ
て色分けされて現されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、独居の高齢者や
病身者等の対象者を見守るシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】来るべき高齢化社会に向けて、独居高齢
者等の暮らしを見守り、介護を支援するシステムが注目
されている。このシステムでは、見守り対象者の宅内で
の生活動作をリアルタイムでセンシングする。そして、
得られた情報が、管理センタのサーバに蓄積され、この
サーバから家族や介護センタの担当者などに配信される
ようになっている。配信画面には、例えば対象者の一日
の生活パターンが、時系列で生活動作の種類に応じて色
分けされた図で表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来システムでは、ト
イレなどの短時間の動作が、上記生活パターン表示から
漏れて表示されなかったり、表示されても細か過ぎて判
別が困難であったりするという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明に係る生活見守りシステムは、見守り対象者
の時々刻々の生活動作情報を受け入れる入力手段と、受
け入れた情報を蓄積する蓄積手段と、蓄積した情報に基
づいて上記見守り対象者の日々の生活動作を時系列で表
示した生活パターン表示を含む画面データを作成し画像
表示装置に出力する作成手段とを備えている。生活パタ
ーン表示は、帯状または環状などの細長面状をなし、延
び方向に主時刻軸が設定され、幅方向に上記主時刻軸の
最小単位時間を更に細かくした細分時刻軸が設定されて
いる。そして、上記生活パターン表示上の各位置に、上
記2つの時刻軸によって対応づけられた時刻の生活動作
の種類が視覚的に判別可能に現されている。
【0005】ここで、上記生活動作が、主として見守り
対象者の宅内の居場所で種類分けされており、さらに、
生活見守りシステムが、各居場所の呼び名を見守り対象
者ごとに個別登録する個別登録手段を備え、上記作成手
段が、上記生活パターン表示に現わされた生活動作の視
覚的判別要素と上記個別登録された呼び名との対応関係
を記した参照欄を上記画面に表示させる参照欄表示機能
を有していてもよい。
【0006】上記作成手段が、複数日の生活パターン表
示を並べて一覧表示させる一覧表示機能を有していても
よい。上記一覧表示機能が、連続した複数日の生活パタ
ーン表示を一覧表示させてもよく、連続した複数週の同
一曜日の生活パターン表示を表示させてもよい。さら
に、生活見守りシステムが、上記一覧される生活パター
ン表示の数、すなわち上記複数の日数を選択し上記作成
手段に指示する日数選択手段を備えていてもよい。上記
一覧される複数の生活パターン表示の各々が、画面の縦
または横方向に設定された時刻軸に沿う帯状をなし、こ
れら帯状の生活パターン表示が、対応する日付け順に上
記時刻軸と直交する向きに並べられているのが望まし
い。上記画面が、上記生活パターン表示の並び方向にス
クロール可能であることが望ましい。
【0007】生活見守りシステムが、さらに上記生活動
作情報から上記見守り対象者の起床時刻を判定する起床
判定手段を備え、上記作成手段が、隣り合う生活パター
ン表示の起床時刻に当たる位置どうしを起床推移線で結
んだ表示データを作成する起床推移表示機能を有してい
てもよい。上記作成手段が、上記画面上の生活パターン
表示の外出時と帰宅時に目印をつける外出帰宅表示機能
を、さらに有していてもよい。上記生活動作情報が、上
記見守り対象者宅の電気、ガス、水道その他の生活設備
の動作状況のモニタ情報をも含んでおり、上記作成手段
が、上記生活パターン表示に上記モニタ情報の表示を添
えるモニタ情報添付機能を有していてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。図1は、生活見守りシステム1
を示したものである。見守りシステム1は、独居高齢者
などの見守り対象者宅90のセンシングシステム10
と、管理センタのサーバシステム20と、上記対象者の
家族や介護センタなど(情報配信先)のパーソナルコン
ピュータ30や携帯電話31などのクライアント端末
(画像表示装置)とを備えている。
【0009】センシングシステム10は、ホームケアル
ータ(以下、「HCR」という)11と、見守り対象者
を直接の検知対象とする人感センサ12(人体検出手
段)と、電気、ガス、水道などの生活設備92〜96を
モニタすることによって見守り対象者の生活動作を間接
的に把握する設備モニタ13〜16とを備えている。こ
れら機器11〜16は、見守り対象者宅90の電灯線9
1にそれぞれコンセント91aを介して接続されてい
る。
【0010】人感センサ12は、人体の動きを検知する
焦電型赤外線センサなどで構成されている。そして、対
象者宅90の居室、寝室、玄関、トイレ、台所などの各
所に設置されて、対象者の動作(現在の居場所)をリア
ルタイムで把握できるようになっている。
【0011】家電品モニタ13は、テレビ92や照明器
具93などの家電機器に接続され、これら家電機器9
2,93のオン、オフ(モニタ情報)を検知するように
なっている。冷蔵庫モニタ14は、冷蔵庫94の扉に取
り付けられ、冷蔵庫94の開閉動作(モニタ情報)を検
知するようになっている。水道モニタ15は、水栓95
に取り付けられ、給水の有無(モニタ情報)を検知する
ようになっている。ガスモニタ16は、ガス器具96に
取り付けられ、ガス利用の有無(モニタ情報)を検知す
るようになっている。
【0012】これら検出器12〜16による生活動作情
報(上記モニタ情報も含む)は、電灯線91を伝ってH
CR11に集められる。HCR11は、これら情報に基
づいて対象者の就寝、起床時刻や外出、帰宅を判定(就
寝・起床判定手段、外出・帰宅判定手段として機能)し
たり、対象者に異常が発生していないかを判定(異常判
定手段として機能)したりする。就寝・起床判定を例に
説明すると、寝室の人感センサ12が感応後、寝室以外
の人感センサ12が一定時間(例えば3時間)感応しな
かったとき、就寝したと判定する。その後、寝室以外の
人感センサ12の1つ、例えば居間の人感センサ12が
一定時間(例えば5分間)感応したとき、起床したと判
定する。
【0013】HCR11は、ISDN網、IP網、アナ
ログ電話網などの通信ネットワーク40を介してサーバ
システム20に接続されている。サーバシステム20
は、通信、データベース、Webの3つのサーバ21〜
23を備え、これらサーバ21〜23が、イントラネッ
ト24によって互いに接続されている。そして、通信サ
ーバ21(入力手段)が、ターミナルアダプタ、ルー
タ、モデムなどの通信機器25を介して通信ネットワー
ク40に接続され、ひいては上記HCR11に接続され
ている。これによって、HCR11から上記生活動作情
報や就寝、起床、外出、異常などの各種判定情報が、通
信ネットワーク40を経て通信サーバ21に送信され
る。通信サーバ21は、受信した情報をデータベースサ
ーバ22(蓄積手段)に送る。データベースサーバ22
は、これら情報をデータベース化して蓄積する。
【0014】また、図2に示すように、データベースサ
ーバ22には、基本情報テーブル22a、室名テーブル
22b,22c(個別登録手段)、異常判定用の設定テ
ーブル(図示せず)などの種々の情報テーブルが見守り
対象者ごとに構築されている。図2(a)に示すよう
に、基本情報テーブル22aには、見守り対象者の氏
名、住所、情報配信先などが登録されている。図2
(b),(c)に示すように、室名テーブル22b,2
2cには、対象者宅90の各室(場所)に付したコード
に対する室名が登録されている。なお、室コードは、上
記人感センサ12を特定するコードでもある。図2
(b)の室名テーブル22bと図2(c)の室名テーブ
ル22cとは、別々の見守り対象者のものである。室名
テーブル22b,22cの室名の表記は、対象者によっ
て区々であり、その対象者や家族らが普段使っている固
有の呼び名を登録することができる。
【0015】Webサーバ23(作成手段)は、上記デ
ータベースサーバ22の登録、蓄積情報に基づいて対象
者ごとのWebページ(ホームページ、画面データ)を
作成するようになっている。このWebサーバ23が、
ルータ26(通信機器)及びインターネット41(通信
ネットワーク)を介して上記クライアント端末30,3
1に接続されている。クライアント端末30,31に
は、Web閲覧ソフトウェアが搭載されている。これに
よって、Webサーバ23から対象者の情報がWebペ
ージとして端末30,31に配信され、端末30,31
で閲覧できるようになっている。なお、Webページへ
のアクセスに際して、対象者ごとに予め登録した情報配
信先のみ(対象者の家族や介護センタなど)が閲覧でき
るように認証を行うのは言うまでもない。
【0016】図3〜図5は、クライアント端末30によ
る上記Webページの閲覧画面50A〜50Cを例示し
たものである。図3に示すように、標準の画面50Aに
は、対象者名51、カレンダー52、現在の安否が一目
でわかるイラスト53、在宅中か否かの表記54、異常
発生の自動判定などで使う各種設定時間55、最新セン
サ情報56、1日分の生活パターン表示57、この生活
パターン表示57を読むための参照欄58などが表示さ
れている。
【0017】介護センタなどのように複数の対象者を見
守るクライアント端末30では、対象者名51を選択す
ることによって他の対象者のページへ即座に飛び移るこ
とができる。
【0018】生活パターン表示57は、画面の横方向に
延びる帯状をなし、対象者の現在または過去の一日の生
活パターンが時系列で生活動作の種類に応じて色分けさ
れて表現されている。この生活パターン表示57は、上
記人感センサ12による対象者の動作情報に基づいて作
成されたものである。
【0019】なお、Webページを開くと現在日の生活
パターン表示57が表示されるように設定されている。
過去の生活パターンを見たい場合は、カレンダー52の
該当日をクリックする。これに応答して、Webサーバ
23が、データベースサーバ22からその日の生活動作
情報を読み出し、その日の生活パターン表示57を作成
して、クライアント端末30の画面に表示させる。ま
た、クライアント端末30は、受信した過去の生活パタ
ーン表示57をビットマップ形式の画像データとして内
蔵のファイルに保存することができる。これによって、
上記過去の生活パターン表示57を再度見る時には、サ
ーバ22を読み出す必要がない。
【0020】本発明の主要部に係る生活パターン表示5
7について詳述する。生活パターン表示57には、延び
方向(横方向)に一日分(24時間分)の主時刻軸が設
定されている。主時刻軸は、生活パターン表示57の上
側に1時間おきに目盛り表示されている。図7に示すよ
うに、主時刻軸の目盛りと目盛りの間の生活パターン表
示57は、12個の表示領域57xに分割されている。
すなわち、時間にして5分おきに分割されている。この
5分が、主時刻軸の最小単位時間になっている。
【0021】更に、生活パターン表示57の幅方向(縦
方向)に、細分時刻軸が仮想的に設定されている。細分
時刻軸の全長は、上記主時刻軸の最小単位時間(5分)
に相当している。この細分時刻軸の最小単位時間は、1
分になっている。すなわち、生活パターン表示57の幅
方向が、5個の表示領域57xに分割されている。これ
ら5個の表示領域57xは、上記主時刻軸の5分間を更
に1分ごとに細分したものである。
【0022】したがって、表示領域57xの主時刻軸上
の位置と細分時刻軸上の位置を読むことによって、その
表示領域57xに対応する時刻を1分単位で知ることが
できる。例えば、図7において、一番左側の最上段の表
示領域57xは、6時0分01秒から6時1分00秒ま
での時間帯を示していることがわかる。また、一番右側
の最下段の表示領域57xは、6時59分01秒から7
時ちょうどまでの時間帯を示していることがわかる。
(なお、図7における各表示領域57xの境界線は、説
明の便宜上図示したものであり、実際の画面(図3等参
照)には表示されない。)
【0023】そして、図3に示すように、各表示領域5
7xには、対応する時刻における対象者の居場所(生活
動作の種類)が、色(視覚的判別要素)で表現されてい
る。例えば、居室は、肌色で現わされ、寝室は、水色で
現わされ、玄関は、紫で現わされ、トイレは、赤で現わ
され、台所は、緑で現わされ、外出は、灰色で現わされ
ている。
【0024】このようにして、生活パターン表示57
が、主時刻軸と細分時刻軸の2つで二次元的に時刻設定
されているので、主時刻軸だけで一次元的に設定するよ
りも、生活動作を詳細に表示することができる。すなわ
ち、主時刻軸だけの場合は、5分間について1つの動作
を特定することになるので、トイレなどの短時間の動作
が表示から漏れてしまうことがある。主時刻軸の最小単
位時間を5分より短くすれば上記短時間動作も表示し得
るが、極細にならざるを得ないので判別が困難であり、
画面の解像度上の限界もある。
【0025】これに対して、本生活パターン表示57
は、細分時刻軸の設定によって、主時刻軸の最小単位時
間(5分)より十分に短い時間(1分)ごとに1つの動
作を特定できる。したがって、トイレのような短時間動
作をも漏らすことなく確実に表示することができる。ま
た、主時刻軸の最小単位時間を短くする必要がないの
で、各表示領域57xの左右の幅を太くできる。よっ
て、上記短時間動作を視覚ではっきりと判別可能に表示
することができる。
【0026】なお、生活パターン表示57の下側の参照
欄58には、生活パターン表示57の各彩色に対応する
生活動作の種類すなわち対象者の居場所が、上記室名テ
ーブル22b(図2)に登録した室名で表記されてい
る。すなわち、対象者や家族が慣れ親しんだ言葉で表記
されている。これによって、表記の意味する場所(生活
動作)を頭の中で考えること無く直ちに、しかも誤解無
く理解することができる。
【0027】さらに、生活見守りシステム1のWebサ
ーバ23には、複数日の生活パターン表示57をクライ
アント端末30の画面に一覧表示させる一覧表示機能が
搭載されており、端末30で生活パターン表示57の表
示数を選択できるようになっている。すなわち、画面の
カレンダー52の下側には生活パターン表示日数の選択
部59(日数選択手段)が設けられている。日数選択部
59には、それぞれ「1日分」、「3日分」、「1週間
分」と表記された3つの選択ボタン59a,50b,5
9cが設けられている。そして、Webページを開くと
自動的に「一日分」のボタン59aが選択されるように
初期設定されている。その結果、標準画面50Aには、
生活パターン表示57が1つ(一日分)だけ表示されて
いる。
【0028】標準画面50A上で「3日分」のボタン5
9bをクリックすると、その表示日数選択信号がインタ
ーネット41を介してWebサーバ23に送られる。こ
れを受けたWebサーバ23は、カレンダー52で指定
された日を最終日とする3日分の生活動作情報をデータ
ベースサーバ22から読み出して新たなWebページを
作成し、インターネット41を介して端末30に送る。
これによって、図4に示すように、端末30に3日表示
画面50Bが表示される。この画面50Bには、3日分
の生活パターン表示57が日付順に上下に並べられて一
覧表示されている。同様にして「1週間分」のボタン5
9cをクリックすると、図5に示すように、端末30に
週間表示画面50Cが表示される。この画面50Cに
は、1週間分の生活パターン表示57が一覧表示されて
いる。
【0029】このようにして、複数日の生活パターン表
示57を一覧表示することによって、見守り対象者Aの
生活パターンの特徴(例えば、起床や就寝は何時ごろ
か、トイレや入浴の時間はどのくらいか、トイレの間隔
はどのくらいか、どの部屋に居ることが多いか等)を一
目で直感的に把握できる。そして、これら把握した事項
を基に、異常発生の自動判定に使う各種設定時間55を
対象者Aに合ったものに設定し直したりすることができ
る。また、これら複数日の生活パターン表示57どうし
を視覚で直接対比できるので、生活の変化の傾向を容易
に分析することができ、異常の発生は勿論、そこに至る
体調悪化の気配をも容易に察知することができる。
【0030】なお、選択部59は、一覧表示する日数を
3日や1週間に限らずに広い範囲で任意に選択できるよ
うになっていてもよい。表示日数が多くて画面に入りき
らない場合には、表示57の並び方向(上下)にスクロ
ールできるようにするとよい。また、互いに連続する複
数日の生活パターン表示を一覧表示するだけでなく、連
続する複数の週の同一曜日の生活パターン表示をも一覧
表示できるようにしてもよい。これによって、例えば仕
事やボランティア活動などのために生活パターンが曜日
に応じて異なる対象者について、生活の特徴や異変をよ
り的確に分析し判断することができる。
【0031】さらに、図6に示すように、端末30から
の指示に応じて、Webサーバ23が、起床推移線57
cを付けた画面50Dを表示させるようにしてもよい。
この起床推移線57cは、データベースサーバ22の起
床時刻データに基づいて、隣り合う生活パターン表示5
7上の起床時刻に当たる位置どうしを結んだものであ
る。これによって、対象者の起床時間の推移、ひいては
体調の異変をより容易に把握することができる。
【0032】図3に示すように、標準画面50Aの生活
パターン表示57の上側には、外出時刻を示す上向きの
矢印57bと帰宅時刻を示す下向きの矢印57b’とが
表示されている。これによって、外出の時刻や回数の傾
向や、外出したまま長時間帰って来ないなどの異変を容
易に把握することができる。なお、矢印57b,57
b’に代えて、他のマーク(目印)を用いてもよく、
「外出」「帰宅」などの文字表記を用いてもよい。
【0033】図3〜図6に示すように、各生活パターン
表示57の上側には、家電品モニタ表示57aが青色で
表示されている。この家電品モニタ表示57aは、テレ
ビ92用の家電品モニタ13によるモニタ情報に基づく
ものであり、テレビ92がオンされていた期間を示して
いる。これにより、どのような時にテレビ92を付けて
いるかを容易に把握できる。なお、テレビ92以外の設
備(例えば、照明器具93、冷蔵庫94、水栓95、ガ
ス器具96など)のモニタ情報をも、画面表示できるよ
うにしてもよい。そうすると、対象者の状態をより具体
的に把握することができる。例えば、照明器具93のモ
ニタ情報がオフのままで寝室に居続けている場合には、
病気で臥せっていることが推測される。また、冷蔵庫9
4や台所の水栓95を開いたとのモニタ情報が途絶えて
いる場合には、料理をしていないこと、ひいては食事を
摂っていないことが推測される。
【0034】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、種々の改変が可能である。例えば、生活パタ
ーン表示における生活動作の種類を、彩色で区別するの
に代えて、色の濃淡や模様などの他の視覚的判別要素で
区別してもよい。生活パターン表示は、帯状に代えて環
状になっていてもよい。就寝、起床、外出、帰宅、異常
の有無などの判定を、HCR11に代えてサーバシステ
ム20が行ってもよい。Webサーバ23のWebペー
ジを開くと、図3の1日表示画面に代えて、図4の3日
表示画面50Bや図5の週間表示画面50Cが最初に表
示されるように設定してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
生活パターン表示が、主時刻軸と細分時刻軸の2つで二
次元的に時刻設定されているので、生活動作を詳細に表
示することができ、トイレのような短時間動作をも漏ら
すことなく確実に、しかも視覚ではっきりと判別可能に
表示することができる。宅内の場所名を見守り対象者ご
とに個別登録し、生活パターン表示の生活動作の視覚的
判別要素と上記個別登録された呼び名との対応関係を表
記した参照欄を画面表示することによって、表記の意味
する場所(生活動作)を頭の中で考えること無く直ち
に、しかも誤解無く理解させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る生活見守りシステム
の概略構成図である。
【図2】(a)上記生活見守りシステムのデータベース
サーバに格納された見守り対象者登録テーブルの登録項
目を示す表である。 (b)上記生活見守りシステムのデータベースサーバに
格納された室名テーブルの登録内容を例示した表であ
る。 (c)上記(b)とは異なる見守り対象者の室名テーブ
ルの登録内容を例示した表である。
【図3】上記生活見守りシステムのクライアント端末に
おいて生活パターン表示が1日分だけ表示された画面を
示す図である。
【図4】上記生活見守りシステムのクライアント端末に
おいて3日分の生活パターン表示が一覧表示された画面
を示す図である。
【図5】上記生活見守りシステムのクライアント端末に
おいて1週間の生活パターン表示が一覧表示された画面
を示す図である。
【図6】上記生活見守りシステムのクライアント端末に
おいて1週間の生活パターン表示が一覧表示され、しか
も起床推移線が表示された画面を示す図である。
【図7】上記画面上の生活パターン表示の一部を拡大し
て示した図である。
【符号の説明】
1 生活見守りシステム 10 センシングシステム 11 ホームケアルータ 20 サーバシステム 21 通信サーバ(入力手段) 22 データベースサーバ(蓄積手段) 22b,22c 室名テーブル(個別登録手段) 23 Webサーバ(作成手段) 30,31 クライアント端末(画像表示装置) 50A〜50D 閲覧画面 57 生活パターン表示 58 参照欄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/04 H04M 11/04 Fターム(参考) 5C087 AA04 AA08 AA09 AA10 BB12 BB46 BB65 BB74 DD03 DD49 EE05 FF01 FF02 FF04 FF19 GG18 5K101 KK12 KK13 KK14 KK19 LL01 MM07 NN06 NN18 NN21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 見守り対象者の時々刻々の生活動作情報
    を受け入れる入力手段と、受け入れた情報を蓄積する蓄
    積手段と、蓄積した情報に基づいて上記見守り対象者の
    日々の生活パターン表示を含む画面データを作成し画像
    表示装置に出力する作成手段とを備え、上記生活パター
    ン表示が、帯状または環状などの細長面状をなし、延び
    方向に主時刻軸が設定され、幅方向に上記主時刻軸の最
    小単位時間を更に細かくした細分時刻軸が設定され、上
    記生活パターン表示上の各位置に、上記2つの時刻軸に
    よって対応づけられた時刻の生活動作の種類が視覚的に
    判別可能に現されていることを特徴とする生活見守りシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 上記生活動作が、主として見守り対象者
    の居場所で種類分けされており、さらに、各居場所の呼
    び名を見守り対象者ごとに個別登録する個別登録手段を
    備え、上記作成手段が、上記生活パターン表示に現わさ
    れた生活動作の視覚的判別要素と上記個別登録された呼
    び名との対応関係を示す参照欄を表示させる参照欄表示
    機能を有していることを特徴とする請求項1に記載の生
    活見守りシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013134072A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Omi:Kk ユーザ位置出力装置、ユーザ位置出力方法、及びプログラム
JP2014197263A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 シャープ株式会社 見守りサービスシステム、見守りサービス方法、通信端末装置、見守り通知方法、及びコンピュータプログラム
JP2017010182A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 日本光電工業株式会社 遠隔健康管理システム
CN114821965A (zh) * 2022-04-27 2022-07-29 郑州信息科技职业学院 一种具有防护功能的老年人智能家具及其控制方法

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