JP2003108440A - データ公開方法、データ公開プログラム、データ公開装置 - Google Patents

データ公開方法、データ公開プログラム、データ公開装置

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JP2003108440A
JP2003108440A JP2001304008A JP2001304008A JP2003108440A JP 2003108440 A JP2003108440 A JP 2003108440A JP 2001304008 A JP2001304008 A JP 2001304008A JP 2001304008 A JP2001304008 A JP 2001304008A JP 2003108440 A JP2003108440 A JP 2003108440A
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Hideji Harashima
秀次 原嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】公開すべき情報と非公開とすべき情報とを適切
に区別し、情報の公開レベルを詳細に設定可能とする。 【解決手段】本発明は、データベースに格納されている
データをコンピュータにより公開する方法に関する。本
発明のデータ公開方法では、データベースのスキーマで
定義された項目について公開条件を設定し、データベー
スに対するアクセス要求を受け付け、アクセス要求の内
容が公開条件を満たすか否かを判定し、公開条件を満た
すと判定された項目に対するアクセスを許可し、公開条
件を満たさないと判定された項目に対するアクセスを拒
否する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースに格
納されているデータの公開方法、データ公開プログラ
ム、データ公開装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データベースは、複数のユーザ又は複数
のアプリケーション間でのデータの共有化を実現する。
各ユーザ又は各アプリケーションは、それぞれの目的に
応じてデータベースをアクセスし、データの書き込み又
は読み込みを実行し、データを有効活用する。
【0003】データベースには、リレーショナルデータ
ベース、オブジェクト指向データベースなどがある。
【0004】リレーショナルデータベースは、リレーシ
ョナルデータベース管理システム(RDMS)を利用し
て維持・運用される。
【0005】オブジェクト指向データベースは、オブジ
ェクト指向データベース管理システムを利用して維持・
運用される。
【0006】また、データベースなどに記録されたデー
タを効率的に操作、管理する技術にファイルシステムが
ある。
【0007】データベースには、例えば個人情報又は企
業の秘密情報などのように、公開すべきではないデータ
が格納されることがある。
【0008】このため、現在利用されているリレーショ
ナルデータベース管理システムの中には、ユーザ又はユ
ーザグループ毎に、テーブル又はテーブルの行に対する
アクセス制限を設定する機能を備えるものがある。
【0009】また、ファイルシステムには、ユーザ間で
ファイルを共有するか否かを設定するための機能、デー
タの所有者以外は読み出しのみ可能とするなどのよう
に、アクセス権の制御を設定する機能などが備えられて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】データベースセキュリ
ティの分野では、アクセス制御、フロー制御、推論制御
が重要事項となっている。
【0011】このうち、推論制御は、公開情報又は公開
情報の組み合わせから非公開情報が推論されてしまうこ
とを防止する技術である。
【0012】図9に示すように、テーブルT1におい
て、列a2と列anとの間で関数従属性がある場合又は列
2と列anとの間で相関関係が強い場合、列a2の情報
を公開することで、非公開情報anの内容が推論される
可能性がある。
【0013】また、図10に示すように、個人の名称、
年収、年齢、性別の組み合わせをレコードとしてテーブ
ルT2で管理し、各レコード毎の年収を非公開情報と
し、年収の平均値を公開情報と定める。テーブルT2
レコード数が少ない場合、公開情報である平均値から非
公開情報の年収が推論される可能性がある。
【0014】このような推論を防止するため、推論制御
が行われる。
【0015】近年、国、自治体、企業に対して情報公開
の要請がある。したがって、データベースの内容が公開
される機会も増加する。しかしながら社会的にプライバ
シーの保護も重要であり、推論制御を実現した上で情報
を公開することが重要である。
【0016】推論制御の手法として、個別のデータは公
開せずに合計や平均など、ある種の演算をデータに対し
て加え、その結果を公開する手法がある。
【0017】また、他の手法として、データ件数が所定
数k以下の場合にはその内容を公開しない手法がある。
【0018】従来のリレーショナルデータベース管理シ
ステムでは、テーブルの行毎に公開/非公開を設定可能
である。また、従来のファイルシステムでは、ファイル
の公開/非公開を設定可能である。
【0019】しかしながら、従来のリレーショナルデー
タベース管理システム及びファイルシステムに備えられ
ているアクセス制御機能では、上記の推論制御に対応し
た制御を実現することが困難である。また、データベー
スのスキーマが複雑化した場合に、従来のリレーショナ
ルデータベース管理システム及びファイルシステムにお
ける単純な設定で推論制御を行うことは困難である。
【0020】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、公開すべき情報と非公開とすべき情報とを
適切に区別し、情報の公開レベルを詳細に設定可能なデ
ータ公開方法、データ公開プログラム、データ公開装置
を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明を実現するにあた
って講じた具体的手段について以下に説明する。
【0022】本発明は、データベースに格納されている
データをコンピュータにより公開する方法において、デ
ータベースのスキーマで定義された項目について公開条
件を設定し、データベースに対するアクセス要求を受け
付け、アクセス要求の内容が公開条件を満たすか否かを
判定し、公開条件を満たすと判定された項目に対するア
クセスを許可し、公開条件を満たさないと判定された項
目に対するアクセスを拒否するデータ公開方法である。
【0023】これにより、スキーマの項目毎に細かく公
開レベルを設定できる。したがって、アクセス制御、推
論制御を効果的に防止できる。
【0024】また、本発明は、データベースのスキーマ
で定義された項目について複数の公開条件を設定し、複
数の公開条件のうち少なくとも一つを指定する公開レベ
ル設定命令を受け付け、データベースに対するアクセス
要求を受け付け、アクセス要求の内容が公開レベル設定
命令によって指定された公開条件を満たすか否かを判定
し、公開レベル設定命令によって指定された公開条件を
満たすと判定された項目に対するアクセスを許可し、公
開レベル設定命令によって指定された公開条件を満たさ
ないと判定された項目に対するアクセスを拒否するとし
てもよい。
【0025】これにより、設定者は、予め登録された公
開レベルを指定し、容易かつ適切に公開レベルを設定で
きる。
【0026】なお、本発明において、公開条件は、スキ
ーマで定義されたテーブルの任意の列についてアクセス
を許可する条件を含むとすることができる。
【0027】これにより、テーブルで管理される情報の
公開/非公開を詳細に管理できる。
【0028】本発明のデータ公開方法を実現するための
プログラム、又はこのプログラムを記録した記録媒体を
コンピュータに適用すれば、上記データ公開方法を実施
する機能を容易にコンピュータ上に実現可能である。
【0029】また、本発明を実施するための手段をデー
タ公開システムに備えてもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】本実施の形態においては、複数の
データベースを統合して推論制御を実現するデータ公開
方法について図面を参照しながら説明する。なお、以下
の説明において、同一の部分については同一の符号を付
して説明を省略する。
【0031】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形
態に係るデータ公開方法を実施するコンピュータを例示
するブロック図である。この図1では、本実施の形態に
係るデータ公開方法をリレーショナルデータベースに対
して適用する場合を例示している。
【0032】コンピュータ1は、記録媒体2に記録され
ているデータ公開プログラム3を読み込んで実行する。
また、コンピュータ1は、リレーショナルデータベース
7を維持・運用するリレーショナルデータベース管理シ
ステム8と設定記憶部9を備えている。
【0033】データ公開プログラム3は、設定機能4、
受付機能5、判定機能6をコンピュータ1に実現させ
る。
【0034】このデータ公開プログラム3により実施さ
れるデータ公開方法では、まず設定機能4による公開レ
ベル情報9aの登録が実行され、次に受付機能5による
質問文の受け付けが実行され、次に判定機能6による質
問文に関する公開/非公開が判定される。
【0035】以下、各機能の動作について具体的に説明
する。
【0036】設定機能4は、図2に示すように、リレー
ショナルデータベース管理システム8からリレーショナ
ルデータベース7のスキーマ情報を読み込み、設定者9
に提示する(S1)。具体的には、テーブル、行、列の
公開/非公開の決定を促す画面を表示する。
【0037】スキーマ情報としては、例えばリレーショ
ナルデータベース7で管理するテーブルの名称、テーブ
ルにおける行、列の種別などの情報がある。
【0038】次に、設定機能4は、ユーザによる公開レ
ベルの設定対象の選択を受け付ける(S2)。リレーシ
ョナルデータベース7のスキーマで定義された項目、例
えば各テーブル、各列、各表を公開レベルの設定対象と
して選択可能である。
【0039】そして、設定機能4は、設定対象の公開レ
ベル(公開条件)の設定を受け付け(S3)、設定対象
と公開レベルとを公開レベル情報9aとして設定記憶部
9に登録する(S4)。
【0040】公開レベルの設定以下のステップS3、S
4は、設定者10によって選択された設定対象の全てに
対して実行される。
【0041】表1に、公開レベル情報9aの内容を例示
する。
【0042】
【表1】
【0043】対象には、テーブル、各行、各列があり、
公開レベルとしては、制約なし、非公開、個別公開、演
算結果公開などがある。公開レベル情報9aでは、対象
と公開レベルとが対応付けされている。ここで、公開レ
ベルの演算結果公開とは、例えば列の合計値又は平均値
などについては公開可能とすることを意味する。
【0044】受付機能5は、図3に示すように、まずユ
ーザ11から質問文を受け付ける(T1)。なお、ユー
ザ11からではなく、システム17(アプリケーション
でもよい)から質問文を受け付けるとしてもよい。
【0045】次に、受付機能5は、質問文から要求され
ている対象を切り出す(T2)。質問文がSQLで記述
されている場合には、select句の内容に基づいて
要求対象が切り出される。
【0046】そして、受付機能5は、切り出された要求
対象を判定機能6に通知する(T3)。
【0047】すると、受付機能5は、判定機能6から判
定結果を受け付け(T4)、判定結果が「公開」か否か
を判定する(T5)。
【0048】受付機能5は、判定結果が「公開」の場合
には、リレーショナルデータベース管理システム8に質
問文を渡し(T6)、この質問文に対する結果を受ける
(T7)。一方、判定結果が「公開」でない場合、受付
機能5は、この質問文に対する結果を「公開不可」とす
る(T8)。
【0049】そして、受付機能5は、質問文に対する結
果をユーザ11に返す(T9)。なお、システム17か
ら質問文を受け付けた場合には、このシステム17に質
問文に対する結果を返す。
【0050】判定機能6は、図4に示すように、受付機
能5から要求対象のテーブル名、列名、加えて演算名を
受け付け(U1)、設定記憶部9を参照して公開レベル
情報9aを取得し(U2)、判定結果を「公開」に初期
化する(U3)。
【0051】また、判定機能6は、要求対象の一つを選
択し(U4)、この要求対象が公開レベル情報9aに設
定されている公開レベルの範囲内でない場合に、判定結
果を「非公開」とする(U5)。
【0052】要求対象の選択以下のステップU4〜U6
は、要求対象の全てが選択されるまで繰り返される(U
7)。
【0053】そして、判定機能6は、判定結果を受付機
能5に返す(U8)。
【0054】以上説明した本実施の形態に係るデータ公
開方法においては、リレーショナルデータベース7のス
キーマオブジェクト単位で公開レベルの設定を可能とし
ている。
【0055】これにより、より細かい公開レベル設定が
可能である。
【0056】また、本実施の形態では、ユーザ11から
の質問文が設定された公開レベルの範囲内か否かを判定
して、検索などの結果を返すか否かを決定する。
【0057】これにより、単に特定の列を公開/非公開
とするという設定ができるのみではなく、合計、平均な
どの演算結果のみを公開するなどの設定が可能となる。
また、個別のデータを公開することなく意味のあるデー
タを公開可能である。また、演算結果などのような対象
についても公開/非公開を判定可能であり、判定の対象
を増やすことができるため、推論制御に有効である。
【0058】(第2の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第1の実施の形態の変形例について説明す
る。
【0059】上記第1の実施の形態においては、リレー
ショナルデータベース管理システム8に対してデータ公
開プログラム3を適用している。
【0060】しかしながら、オブジェクト指向データベ
ースに対してデータ公開プログラム3を適用してもよ
い。
【0061】図5、本実施の形態に係るデータ公開方法
を実施するコンピュータを例示するブロック図である。
【0062】コンピュータ1aは、オブジェクト指向デ
ータベース12を維持・運用するオブジェクト指向デー
タベース管理システム13を備えている。
【0063】オブジェクト指向データベース12におい
ては、クラスが階層的にリンクされた構造でデータが格
納されている。
【0064】オブジェクト指向データベース管理システ
ム13から設定機能4に読み出されるスキーマ情報とし
ては、クラス名、クラスの階層などに関する情報があ
る。
【0065】設定者10は、例えばあるクラスは公開と
し、あるクラスは非公開とするような公開レベルの設
定、またある階層以下は特定の資格を持つユーザに対し
てのみ公開とするような公開レベルの設定を行う。
【0066】各機能4〜6におけるその他の動作は、上
記第1の実施の形態の場合と同様である。
【0067】これにより、オブジェクト指向データベー
スに対してクラス、階層毎に詳細に公開レベルを設定で
き、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることがで
きる。
【0068】(第3の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第2の実施の形態と同様に、上記第1の実施
の形態の変形例について説明する。
【0069】本実施の形態においては、ファイルアクセ
スにデータ公開プログラム3を適用する。
【0070】図6は、本実施の形態に係るデータ公開方
法を実施するコンピュータを例示するブロック図であ
る。
【0071】コンピュータ1bには、ファイル14が備
えられている。また、コンピュータ1bには、スキーマ
情報を格納するスキーマ情報記憶部15が備えられてい
る。
【0072】このスキーマ情報記憶部15に格納されて
いるスキーマ情報としては、ファイル14を構成するレ
コード、レコードを複数集めたブロック、レコードを構
成するそれぞれの要素であるフィールドなどに関する情
報がある。
【0073】設定者10は、ファイル毎、レコード毎、
ブロック毎、フィールド毎に、公開レベルを設定する。
【0074】これにより、ファイルに対して詳細に公開
レベルを設定でき、上記第1の実施の形態と同様の効果
を得ることができる。
【0075】(第4の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第1乃至第3の実施の形態におけるデータ公
開プログラム3の変形例について説明する。
【0076】図7は、本実施の形態に係るデータ公開方
法を実施するコンピュータを例示するブロック図であ
る。
【0077】コンピュータ1cは、記録媒体2aに記録
されているデータ公開プログラム3aを読み込んで実行
する。コンピュータ1は、リレーショナルデータベース
7を維持・運用するリレーショナルデータベース管理シ
ステム8と設定記憶部9を備えている。
【0078】データ公開プログラム3aは、設定機能4
a、受付機能5、判定機能6a、公開レベル指定機能1
6をコンピュータ1cに実現させる。
【0079】図8は、このデータ公開プログラム3aに
より実施されるデータ公開方法に関するフローチャート
である。
【0080】まず、設定機能4aにより設定者10から
の複数の公開レベルの設定が受け付けられ(V1)、複
数の公開レベル情報9a〜9nが設定記憶部9に登録さ
れる(V2)。
【0081】次に、公開レベル指定機能16により、利
用される公開レベル情報の指定が受け付けられ(V
3)、指定された公開レベル情報の識別名が公開レベル
指定機能16から判定機能6aに通知される(V4)。
【0082】ユーザ11からの質問文が受付機能5によ
って受け付けられると(V5)、この質問文の内容が受
付機能5から判定機能6aに通知される。
【0083】すると、判定機能6aにより、先に通知さ
れていた公開レベル情報の識別名に基づいて指定された
公開レベル情報が参照され、この参照された公開レベル
情報の示す公開レベルと質問文の内容に基づいて判定結
果が求められる(V6)。
【0084】判定結果は、判定機能6aから受付機能5
に通知され(V7)、その後、上記第1の実施の形態で
説明した判定結果に基づく受付機能5の処理が実行され
る(V8)。
【0085】このように、複数の公開レベルを予め設定
しておき、設定者10が自由に選択可能とすることで、
公開レベルの切り換えが容易であり、さらに上記各実施
の形態と同様の効果を得ることができる。
【0086】なお、上記第2の実施の形態のように、オ
ブジェクト指向データベース管理システム13に対して
本実施の形態におけるデータ公開プログラム3aを適用
することも可能である。
【0087】また、上記第3の実施の形態のように、フ
ァイル14に対して本実施の形態におけるデータ公開プ
ログラム3aを適用することも可能である。
【0088】なお、本実施の形態におけるデータ公開プ
ログラム3、3aの各機能は、自由に組み合わせてもよ
く、また複数の機能に分割してもよい。
【0089】また、本実施の形態におけるデータ公開プ
ログラム3、3aは、複数のコンピュータ上に分散さ
れ、互いに連携しつつ動作してもよい。
【0090】また、本実施の形態におけるデータ公開プ
ログラム3、3aと同様の動作を実現する手段を備えた
データ公開装置をコンピュータ1の代わりに利用して
も、上記効果を得ることができる。
【0091】上記各実施の形態において、データ公開プ
ログラム3、3aとユーザ11の操作端末との間は例え
ばインターネット等のようなネットワークで接続されて
おり、データ公開プログラム3、3aはASP(アプリ
ケーション・サービス・プロバイダ)により運用すると
してもよい。
【0092】これにより、ユーザ11は、ASPの提供
するデータ公開サービスを受けることができる。
【0093】ASPは、ユーザ11の望むデータ公開サ
ービスを提供することによりサービス料金を得ることも
可能となる。
【0094】
【発明の効果】以上詳記したように本発明においては、
データベースのスキーマで定義された項目単位で公開条
件が設定されるため、データベースに対する公開レベル
が細かく設定可能である。
【0095】これにより、ある種のアクセス制御を実現
することに加えて、推論制御を実現することも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るデータ公開方
法を実施するコンピュータを例示するブロック図。
【図2】設定機能の動作を例示するフローチャート。
【図3】受付機能の動作を例示するフローチャート。
【図4】判定機能の動作を例示するフローチャート。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るデータ公開方
法を実施するコンピュータを例示するブロック図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るデータ公開方
法を実施するコンピュータを例示するブロック図。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るデータ公開方
法を実施するコンピュータを例示するブロック図。
【図8】本発明の第4の実施の形態におけるデータ公開
プログラムにより実施されるデータ公開方法に関するフ
ローチャート。
【図9】公開情報から非公開情報が推論される第1の例
を示す図。
【図10】公開情報から非公開情報が推論される第2の
例を示す図。
【符号の説明】
1、1a〜1c…コンピュータ 2、2a…記録媒体 3、3a…データ公開プログラム 4、4a…設定機能 5…受付機能 6、6a…判定機能 7…リレーショナルデータベース 8…リレーショナルデータベース管理システム 9…設定記憶部 9a〜9n…公開レベル情報 12…オブジェクト指向データベース 13…オブジェクト指向データベース管理システム 14…ファイル 15…スキーマ情報記憶部 16…公開レベル指定機能

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースに格納されているデータを
    コンピュータにより公開する方法において、 前記データベースのスキーマで定義された項目について
    公開条件を設定し、 前記データベースに対するアクセス要求を受け付け、 前記アクセス要求の内容が前記公開条件を満たすか否か
    を判定し、前記公開条件を満たすと判定された項目に対
    するアクセスを許可し、前記公開条件を満たさないと判
    定された項目に対するアクセスを拒否することを特徴と
    するデータ公開方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ公開方法におい
    て、 前記公開条件は、前記スキーマで定義されたテーブルの
    任意の列についてアクセスを許可する条件を含むことを
    特徴とするデータ公開方法。
  3. 【請求項3】 データベースに格納されているデータを
    コンピュータにより公開する方法において、 前記データベースのスキーマで定義された項目について
    複数の公開条件を設定し、 前記複数の公開条件のうち少なくとも一つを指定する公
    開レベル設定命令を受け付け、 前記データベースに対するアクセス要求を受け付け、 前記アクセス要求の内容が前記公開レベル設定命令によ
    って指定された公開条件を満たすか否かを判定し、前記
    公開レベル設定命令によって指定された公開条件を満た
    すと判定された項目に対するアクセスを許可し、前記公
    開レベル設定命令によって指定された公開条件を満たさ
    ないと判定された項目に対するアクセスを拒否すること
    を特徴とするデータ公開方法。
  4. 【請求項4】 データベースに格納されているデータを
    公開するためのデータ公開プログラムにおいて、 コンピュータに、 前記データベースのスキーマで定義された項目について
    公開条件を設定した公開レベル情報を登録する機能と、 前記データベースに対するアクセス要求を受け付ける機
    能と、 前記公開レベル情報を参照し、前記アクセス要求の内容
    が前記公開条件を満たすか否かを判定し、前記公開条件
    を満たすと判定された項目に対するアクセスを許可し、
    前記公開条件を満たさないと判定された項目に対するア
    クセスを拒否する機能とを実現させるためのデータ公開
    プログラム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のデータ公開プログラムに
    おいて、 前記公開条件は、前記スキーマで定義されたテーブルの
    任意の列についてアクセスを許可する条件を含むことを
    特徴とするデータ公開プログラム。
  6. 【請求項6】 データベースに格納されているデータを
    公開するためのデータ公開プログラムにおいて、 コンピュータに、 前記データベースのスキーマで定義された項目について
    公開条件を設定した複数の公開レベル情報を登録する機
    能と、 前記複数の公開レベル情報のうち少なくとも一つを指定
    する公開レベル設定命令を受け付ける機能と、 前記データベースに対するアクセス要求を受け付ける機
    能と、 前記公開レベル設定命令によって指定された公開レベル
    情報を参照し、前記アクセス要求の内容が前記指定され
    た公開レベル情報で設定されている公開条件を満たすか
    否かを判定し、指定された公開条件を満たすと判定され
    た項目に対するアクセスを許可し、指定された公開条件
    を満たさないと判定された項目に対するアクセスを拒否
    する機能とことを特徴とするデータ公開プログラム。
  7. 【請求項7】 データベースに格納されているデータを
    公開するデータ公開システムにおいて、 前記データベースのスキーマで定義された項目について
    公開条件を設定した公開レベル情報を登録する設定手段
    と、 前記データベースに対するアクセス要求を受け付ける受
    付手段と、 前記公開レベル情報を参照し、前記アクセス要求の内容
    が前記公開条件を満たすか否かを判定し、前記公開条件
    を満たすと判定された項目に対するアクセスを許可し、
    前記公開条件を満たさないと判定された項目に対するア
    クセスを拒否する判定手段とを具備したことを特徴とす
    るデータ公開システム。
  8. 【請求項8】 データベースに格納されているデータを
    公開するデータ公開システムにおいて、 前記データベースのスキーマで定義された項目について
    公開条件を設定した複数の公開レベル情報を登録する設
    定手段と、 前記複数の公開レベル情報のうち少なくとも一つを指定
    する公開レベル設定命令を受け付ける公開レベル指定手
    段と、 前記データベースに対するアクセス要求を受け付ける受
    付手段と、 前記公開レベル設定命令によって指定された公開レベル
    情報を参照し、前記アクセス要求の内容が前記指定され
    た公開レベル情報で設定されている公開条件を満たすか
    否かを判定し、指定された公開条件を満たすと判定され
    た項目に対するアクセスを許可し、指定された公開条件
    を満たさないと判定された項目に対するアクセスを拒否
    する判定手段とを具備したことを特徴とするデータ公開
    システム。
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Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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