JP2003108118A - 発電装置付きオルゴール - Google Patents

発電装置付きオルゴール

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JP2003108118A
JP2003108118A JP2001294987A JP2001294987A JP2003108118A JP 2003108118 A JP2003108118 A JP 2003108118A JP 2001294987 A JP2001294987 A JP 2001294987A JP 2001294987 A JP2001294987 A JP 2001294987A JP 2003108118 A JP2003108118 A JP 2003108118A
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JP
Japan
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music box
rotating body
piezoelectric element
pins
music
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001294987A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Sakai
康弘 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
USC Corp
Original Assignee
USC Corp
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オルゴール自身の発電により曲を奏でられる
ようにする。 【解決手段】 発電装置付きオルゴールは、それぞれの
音階に応じた長さを有する多数の弦1から成る発音手段
2と、この発音手段2を構成する多数の弦1を、所定の
曲のメロディとなるように振動させるべく所定の位置に
固設された多数のピン3付きの回転体4と、この回転体
4の上記発音手段2と反対側に設けられ、ピン3によっ
て変位させられる多数の圧電素子5と、を備える。回転
体4の回転により発電するとともに曲を奏でる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自身で発電装置
を備えたオルゴールを提供すべく考えられたものであ
る。
【0002】
【発明の背景】従来から、それぞれの音階に応じた長さ
を有する多数の弦から成る発音手段と、この発音手段を
構成する上記多数の弦を、所定の曲のメロディとなるよ
うに振動させるべく所定の位置に固設された多数のピン
付きの回転体と、を備え、上記回転体を回転させること
で上記ピンに所定の弦を振動させ、所定の曲を奏でさせ
るオルゴールが知られている。
【0003】このような従来から知られたオルゴールに
おいては、上記回転体を手回しで回転させたり(手回し
式)、ぜんまいを備え、このぜんまいにより上記回転体
を回転させるようにしたり(ぜんまい式)、或いはモー
タ及び乾電池を備え、この乾電池からの電力によりモー
タを回転させることによって上記回転体を回転させるよ
うに(乾電池式)している。
【0004】しかしながら、オルゴールの独特の音色を
楽しみ、心を癒すような場合、上記手回し式オルゴール
においては、聴く者自身が回転体を回す必要があるた
め、面倒で心落ち着かない場合がある。また、上記ぜん
まい式の場合、ぜんまいの駆動力には限界があるため、
長時間に亙ってオルゴールを聴きたいような場合には、
何度もぜんまいを巻く必要があるため、やはり面倒であ
る。
【0005】上述のような不都合は、乾電池式のオルゴ
ールの場合には生じることがないが、オルゴールを聴き
たい場合に乾電池が消耗していた場合には、満足な演奏
を聴くことができない。買い置きの乾電池があれば良い
が、ない場合には乾電池を購入すべく電気店等に赴く必
要があり、やはり面倒である。また、長期間に亙ってオ
ルゴールを聴かない場合も多々あり、このような場合に
は乾電池が液漏れしてオルゴール自体が破損してしまう
虞もある。
【0006】この発明は、上述のような現状に鑑みて創
案されたもので、聴く者自身が回転体を回転させたり、
ぜんまいを巻いたりする必要がなく、しかも乾電池式の
ように消耗をチェックしたり液漏れで破損してしまうこ
とがなく、簡易な構成でオルゴール自体に発電装置を備
え、この発電装置によって演奏を奏でられるオルゴール
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る圧電素子を利用した発電装置は、請
求項1に記載したように、圧電素子を利用して発電を行
ない、この発電により演奏を行なう発電装置付きオルゴ
ールであって、それぞれの音階に応じた長さを有する多
数の弦から成る発音手段と、この発音手段を構成する上
記多数の弦を、所定の曲のメロディとなるように振動さ
せるべく所定の位置に固設された多数のピン付きの回転
体と、この回転体の上記発音手段と反対側に設けられ、
上記ピンによって変位させられる多数の圧電素子と、こ
れら圧電素子の変位に伴って発生する電流を整流し上記
回転体を回転させる整流回路と、を備えたことを特徴と
するものである。
【0008】また、請求項2に記載した発明は、上記回
転体に固設された上記多数のピンによって上記圧電素子
を変位させるのに代えて、上記回転体の上記多数のピン
から外れた位置に、圧電素子変位用ピンを固設し、圧電
素子変位用ピンに対向する位置に上記圧電素子を配置し
たことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態例に
ついて図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、この
発明の実施の第一形態例を示している。本形態例に係る
発電装置付きオルゴールは、それぞれの音階に応じた長
さを有する多数の弦1から成る発音手段2と、この発音
手段2を構成する上記多数の弦1を、所定の曲のメロデ
ィとなるように振動させるべく所定の位置に固設された
多数のピン3付きの回転体4と、この回転体4の上記発
音手段2と反対側に設けられ、上記ピン3によって変位
させられる多数の圧電素子5と、これら圧電素子5の変
位に伴って発生する電流を整流し上記回転体5を回転さ
せるための整流回路6(図2)及び発光ダイオード駆動
用の駆動回路7(図2)と、を備えている。
【0010】周知のように、圧電素子5は変位すること
により電流が発生する。この発明は、上記圧電素子5の
性質を利用したものである。すなわち、上記回転体4を
初期のうちだけ手回し等によって回転させると、上記ピ
ン3が圧電素子5を変位させる。このため、圧電素子5
から電流が発生する。圧電素子5は図1に示すように多
数設けており、回転体4の回転に伴っていずれかの圧電
素子5が変位するため、連続して電流が生じる。この電
流を上記回転体4の回転に費やすのである。
【0011】手回し等によって発生した圧電素子5から
の電流は、図2に示すような整流回路6で整流され(直
流に変換され)、回転体4を回転させるとともに駆動回
路7に入って次述する発光ダイオード8の点灯若しくは
点滅に使用される。従って、初期のうちだけ手回しで回
転体4を回転させれば、後は自動的に回転体4が回転す
る。そして、回転体4が回転することにより、所定の曲
が奏でられるとともに圧電素子5から電流が供給されつ
づける。
【0012】このため、前述したような従来のオルゴー
ルが有する不都合を解消できる。尚、本形態例の場合、
上記駆動回路7の基板の一部等に発光ダイオード8を設
け、オルゴールの曲とともに、これら発光ダイオード8
が点灯若しくは点滅するように構成している。また、こ
の発光ダイオード8の上部を覆う覆い部材(図示せず)
は星型等にくりぬくことにより、星が点滅するように見
せることもできる。
【0013】次に、図3はこの発明の実施の第二形態例
を示している。本形態例に係るオルゴールは、上述した
第一形態例に係る構成である上記回転体4に固設された
上記多数のピン3によって上記圧電素子5を変位させる
のに代えて、上記回転体4の上記多数のピン3から外れ
た位置に、圧電素子変位用ピン9を固設し、圧電素子変
位用ピン9に対向する位置に上記圧電素子5を配置して
いる。その他の構成並びに作用は、上述した第一形態例
と同様である。
【0014】
【発明の効果】この発明に係る発電装置付きオルゴール
は、上述のように構成され作用するので、オルゴール自
身の発電により曲を奏でることができるようになり、手
回し式、ぜんまい式のオルゴールような手間や面倒が解
消されるとともに、乾電池式のオルゴールのように乾電
池の消耗のチェックや液漏れの虞を解消でき、実用上の
効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第一形態例の構成を示す説明
図である。
【図2】同じく整流回路及び駆動回路を説明するための
略回路図。
【図3】この発明の実施の第二形態例の構成を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 弦 2 発音手段 3 ピン 4 回転体 5 圧電素子 6 整流回路 7 駆動回路 8 発光ダイオード 9 圧電素子変位用ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子を利用して発電を行ない、この
    発電により演奏を行なう発電装置付きオルゴールであっ
    て、それぞれの音階に応じた長さを有する多数の弦から
    成る発音手段と、この発音手段を構成する上記多数の弦
    を、所定の曲のメロディとなるように振動させるべく所
    定の位置に固設された多数のピン付きの回転体と、この
    回転体の上記発音手段と反対側に設けられ、上記ピンに
    よって変位させられる多数の圧電素子と、これら圧電素
    子の変位に伴って発生する電流を整流し上記回転体を回
    転させる整流回路と、を備えたことを特徴とする発電装
    置付きオルゴール。
  2. 【請求項2】 前記回転体に固設された前記多数のピン
    によって前記圧電素子を変位させるのに代えて、上記回
    転体の上記多数のピンから外れた位置に、圧電素子変位
    用ピンを固設し、圧電素子変位用ピンに対向する位置に
    上記圧電素子を配置したことを特徴とする請求項1に記
    載の発電装置付きオルゴール。
JP2001294987A 2001-09-26 2001-09-26 発電装置付きオルゴール Pending JP2003108118A (ja)

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ID=19116493

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108045141A (zh) * 2017-12-25 2018-05-18 郑州游爱网络技术有限公司 一种音乐盒笔筒自动清洁

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