JPH0446318Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0446318Y2 JPH0446318Y2 JP1984161724U JP16172484U JPH0446318Y2 JP H0446318 Y2 JPH0446318 Y2 JP H0446318Y2 JP 1984161724 U JP1984161724 U JP 1984161724U JP 16172484 U JP16172484 U JP 16172484U JP H0446318 Y2 JPH0446318 Y2 JP H0446318Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- musical instrument
- keyboards
- keyboard
- instrument body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 18
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、複数のシート状鍵盤を有するポー
タブルな電子楽器に関し、複数のシート状鍵盤を
楽器本体の両側に振分けて設けたことにより両手
による演奏を容易になしうるようにしたものであ
る。
タブルな電子楽器に関し、複数のシート状鍵盤を
楽器本体の両側に振分けて設けたことにより両手
による演奏を容易になしうるようにしたものであ
る。
従来、楽器本体の一方側に可撓性のシート状鍵
盤を設けた電子楽器は知られている(例えば、特
開昭56−122094号公報参照)。
盤を設けた電子楽器は知られている(例えば、特
開昭56−122094号公報参照)。
上記従来技術によると、鍵盤が1個で、しかも
鍵数が少ないため、演奏表現が制約されるという
問題があつた。すなわち、片手でメロデイ演奏す
るぐらいは可能であつても、両方の手を用いてメ
ロデイ演奏及び伴奏を行なうことは困難であつ
た。
鍵数が少ないため、演奏表現が制約されるという
問題があつた。すなわち、片手でメロデイ演奏す
るぐらいは可能であつても、両方の手を用いてメ
ロデイ演奏及び伴奏を行なうことは困難であつ
た。
このような難点を克服するため、鍵盤を長くし
て鍵数を増加することが考えられるが、このよう
にしたのでは、鍵盤の収納等の取扱いが面倒にな
るという問題がある。
て鍵数を増加することが考えられるが、このよう
にしたのでは、鍵盤の収納等の取扱いが面倒にな
るという問題がある。
この考案は、上記した問題点を解決するために
なされたものであつて、楽器本体の両側に互いに
反対方向に延長するように複数のシート状鍵盤を
設けると共に、前記楽器本体の内部又は底部の収
納室に前記複数のシート状鍵盤を収納すべくこれ
らの鍵盤をそれぞれ巻取る複数の巻取機構を並設
したことを特徴とするものである。
なされたものであつて、楽器本体の両側に互いに
反対方向に延長するように複数のシート状鍵盤を
設けると共に、前記楽器本体の内部又は底部の収
納室に前記複数のシート状鍵盤を収納すべくこれ
らの鍵盤をそれぞれ巻取る複数の巻取機構を並設
したことを特徴とするものである。
この考案の構成によれば、楽器本体の両側に複
数のシート状鍵盤が振分けて配置されるので、両
手による演奏が容易となり、メロデイに伴奏をつ
けることも可能になる。また、鍵盤が複数にな
り、鍵数も増加するので、従来の鍵盤では演奏不
可能であつた楽曲も演奏可能となる。その上、鍵
盤1つ当りの長さは従来に比べて特に長くしなく
てよく、しかも各シート状鍵盤を対応する巻取機
構により収納室に巻取り収納するようにしたの
で、鍵盤の速やかな収納が可能となり、鍵盤は収
納中に保護されるようになる。
数のシート状鍵盤が振分けて配置されるので、両
手による演奏が容易となり、メロデイに伴奏をつ
けることも可能になる。また、鍵盤が複数にな
り、鍵数も増加するので、従来の鍵盤では演奏不
可能であつた楽曲も演奏可能となる。その上、鍵
盤1つ当りの長さは従来に比べて特に長くしなく
てよく、しかも各シート状鍵盤を対応する巻取機
構により収納室に巻取り収納するようにしたの
で、鍵盤の速やかな収納が可能となり、鍵盤は収
納中に保護されるようになる。
第1図は、この考案の一実施例による電子楽器
を示すものである。
を示すものである。
楽器本体10は、一例としてカセツトテープケ
ース程度の大きさのものであり、楽音発生回路及
びその電源としての乾電池を内蔵している。楽器
本体10の上面には、電源スイツチ12、音色、
効果等のための選択用操作子14、音量調整用操
作子16等が設けられている。また、楽器本体1
0の一端面には、後述のシート状鍵盤を巻取るた
めの巻取り用つまみ20が設けられている。
ース程度の大きさのものであり、楽音発生回路及
びその電源としての乾電池を内蔵している。楽器
本体10の上面には、電源スイツチ12、音色、
効果等のための選択用操作子14、音量調整用操
作子16等が設けられている。また、楽器本体1
0の一端面には、後述のシート状鍵盤を巻取るた
めの巻取り用つまみ20が設けられている。
楽器本体10の一方側及び他方側には、互いに
反対方向に延長する第1及び第2のシート状鍵盤
22及び24がそれぞれ設けられている。これら
のシート状鍵盤22及び24はいずれも、可撓性
絶縁シートを貼り合わせて構成され、各白鍵及び
各黒鍵に相当する部分には鍵スイツチとして例え
ば感圧スイツチが埋設されると共に、貼り合わさ
れるシート間には各鍵スイツチを楽器本体内回路
に接続するための配線が形成されている。なお、
鍵盤22には、その最高音鍵に隣接して引出し用
把手22aが設けられており、鍵盤24には、そ
の最低音鍵に隣接して引出し用把手24aが設け
られている。
反対方向に延長する第1及び第2のシート状鍵盤
22及び24がそれぞれ設けられている。これら
のシート状鍵盤22及び24はいずれも、可撓性
絶縁シートを貼り合わせて構成され、各白鍵及び
各黒鍵に相当する部分には鍵スイツチとして例え
ば感圧スイツチが埋設されると共に、貼り合わさ
れるシート間には各鍵スイツチを楽器本体内回路
に接続するための配線が形成されている。なお、
鍵盤22には、その最高音鍵に隣接して引出し用
把手22aが設けられており、鍵盤24には、そ
の最低音鍵に隣接して引出し用把手24aが設け
られている。
第2図は、シート状鍵盤22及び24の収納状
況を示すものである。
況を示すものである。
巻取り用つまみ20は、図示しない動力伝達機
構を介して、楽器本体10内の第1及び第2の巻
取りロール26及び28を互いに反対方向に回転
駆動するためのもので、このつまみ20を例えば
時計方向に回転させると、第1の巻取りロール2
6には第1のシート状鍵盤22が、第2の巻取り
ロール28には第2のシート状鍵盤24がそれぞ
れ巻取られるようになつている。また、鍵盤22
の引出し用把手22a及び鍵盤24の引出し用把
手24aは、鍵盤22及び24を楽器本体10内
に巻取り収納した状態において楽器本体10から
外方に突出するようになつている。なお、鍵盤2
2及び24の巻取りは、各々の長さが互いに異な
つていても動力伝達機構における歯車の歯数を適
宜定めるなどして同時に完了させるようにすると
よい。
構を介して、楽器本体10内の第1及び第2の巻
取りロール26及び28を互いに反対方向に回転
駆動するためのもので、このつまみ20を例えば
時計方向に回転させると、第1の巻取りロール2
6には第1のシート状鍵盤22が、第2の巻取り
ロール28には第2のシート状鍵盤24がそれぞ
れ巻取られるようになつている。また、鍵盤22
の引出し用把手22a及び鍵盤24の引出し用把
手24aは、鍵盤22及び24を楽器本体10内
に巻取り収納した状態において楽器本体10から
外方に突出するようになつている。なお、鍵盤2
2及び24の巻取りは、各々の長さが互いに異な
つていても動力伝達機構における歯車の歯数を適
宜定めるなどして同時に完了させるようにすると
よい。
楽器使用にあたつては、把手22a及び24aを
つかんで楽器本体10からシート状鍵盤22及び
24をそれぞれ引出して第1図に示すように楽器
本体10の両側に広げる。そして、電源スイツチ
12を投入して鍵盤22及び24で適宜押鍵操作
を行なうと、スピーカ18からは押された鍵に対
応する楽音を発生させることができる。この場
合、右手で鍵盤22を操作してメロデイ演奏を行
なうと共に、左手で鍵盤24を操作して伴奏を行
なうことができる。
つかんで楽器本体10からシート状鍵盤22及び
24をそれぞれ引出して第1図に示すように楽器
本体10の両側に広げる。そして、電源スイツチ
12を投入して鍵盤22及び24で適宜押鍵操作
を行なうと、スピーカ18からは押された鍵に対
応する楽音を発生させることができる。この場
合、右手で鍵盤22を操作してメロデイ演奏を行
なうと共に、左手で鍵盤24を操作して伴奏を行
なうことができる。
この考案の電子楽器は、小型軽量で持ち運びに
便利なものであり、旅行等に携帯して演奏を楽し
んだり、児童等に1個ずつ与えて演奏教育を実施
したりするのに最適である。
便利なものであり、旅行等に携帯して演奏を楽し
んだり、児童等に1個ずつ与えて演奏教育を実施
したりするのに最適である。
なお、上記実施例では、手動で巻取りを行なう
ようにしたが、これはモータ等の動力を利用して
巻取り及び/又は巻戻しを制御するようにしても
よい。また、巻取機構は、楽器本体10内に設け
る代りに、楽器本体10の底部等に設置した収納
室に設けてもよい。
ようにしたが、これはモータ等の動力を利用して
巻取り及び/又は巻戻しを制御するようにしても
よい。また、巻取機構は、楽器本体10内に設け
る代りに、楽器本体10の底部等に設置した収納
室に設けてもよい。
以上のように、この考案によれば、楽器本体両
側に互いに反対方向に延長するように複数のシー
ト状鍵盤を設けたので、両手による演奏を容易に
行なえるようになり、メロデイに伴奏をつけた
り、ある程度難度の高い楽曲を演奏したりするこ
とが可能となる。また、単一鍵盤の場合に比べ
て、各鍵盤の長さを殊更に長くすることもなく、
しかも各シート状鍵盤を対応する巻取機構により
収納室に巻取り収納するようにしたので、鍵盤の
収納及び準備が容易になると共に鍵盤が外力によ
る損傷から保護されるようになる。その上、収納
室に複数の巻取機構を並設したので、鍵盤収納時
の楽器の厚さを薄くすることができ、携帯や保管
に便利となる利点もある。
側に互いに反対方向に延長するように複数のシー
ト状鍵盤を設けたので、両手による演奏を容易に
行なえるようになり、メロデイに伴奏をつけた
り、ある程度難度の高い楽曲を演奏したりするこ
とが可能となる。また、単一鍵盤の場合に比べ
て、各鍵盤の長さを殊更に長くすることもなく、
しかも各シート状鍵盤を対応する巻取機構により
収納室に巻取り収納するようにしたので、鍵盤の
収納及び準備が容易になると共に鍵盤が外力によ
る損傷から保護されるようになる。その上、収納
室に複数の巻取機構を並設したので、鍵盤収納時
の楽器の厚さを薄くすることができ、携帯や保管
に便利となる利点もある。
第1図は、この考案の一実施例による電子楽器
を示す斜視図、第2図は、シート状鍵盤の収納状
況を示す断面図である。 10……楽器本体、22,24……シート状鍵
盤。
を示す斜視図、第2図は、シート状鍵盤の収納状
況を示す断面図である。 10……楽器本体、22,24……シート状鍵
盤。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 楽器本体と、 (b) この楽器本体の両側に互いに反対方向に延長
するように設けられた複数のシート状鍵盤と、 (c) 前記楽器本体の内部又は底部に設けた収納室
に並設され、該収納室に前記複数のシート状鍵
盤を収納すべく前記複数のシート状鍵盤をそれ
ぞれ巻取る複数の巻取機構と、 (d) 前記楽器本体に設けられ、前記複数のシート
状鍵盤での押鍵操作に応じて楽音信号を発生す
る楽音発生手段と をそなえた電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984161724U JPH0446318Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984161724U JPH0446318Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6176495U JPS6176495U (ja) | 1986-05-22 |
JPH0446318Y2 true JPH0446318Y2 (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=30719622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984161724U Expired JPH0446318Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0446318Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56122094A (en) * | 1980-02-29 | 1981-09-25 | Tokyo Shibaura Electric Co | Electronic music instrument |
-
1984
- 1984-10-25 JP JP1984161724U patent/JPH0446318Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56122094A (en) * | 1980-02-29 | 1981-09-25 | Tokyo Shibaura Electric Co | Electronic music instrument |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6176495U (ja) | 1986-05-22 |
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