JP2003107514A - Icとそれを搭載する液晶表示装置 - Google Patents

Icとそれを搭載する液晶表示装置

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JP2003107514A
JP2003107514A JP2001295253A JP2001295253A JP2003107514A JP 2003107514 A JP2003107514 A JP 2003107514A JP 2001295253 A JP2001295253 A JP 2001295253A JP 2001295253 A JP2001295253 A JP 2001295253A JP 2003107514 A JP2003107514 A JP 2003107514A
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Yuisuke Yano
結資 矢野
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の駆動用IC3aと接続する配線電極4
cの配線領域を、さらに駆動用IC配置場所5の短辺方
向の幅を小さくし、液晶表示装置全体を小型化する。 【解決手段】 液晶表示装置1基板上に搭載した第1の
駆動用IC3aの出力端子6を面状に配置し、出力端子
6と接続する配線電極4cを、矩形形状の第1の駆動用
IC3aにおける隣り合う2辺方向へ2手に分けて、液
晶表示装置1の基板上を配線し、また、配線する配線電
極4cは、出力端子6の並び行、または、列方向に引き
出す構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置におい
て、表示部の1辺の縁に、液晶駆動用IC配置場所を設
けた液晶表示装置とそれに搭載する半導体装置(IC)
の端子構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置を図2と図3の平面
図を用いて説明する。図2は液晶表示装置の平面図で、
図2のICである第1の液晶駆動用IC3aを設置した
個所を拡大した図が図3である。
【0003】図2に示すように、液晶表示装置1上にお
ける表示部2の1辺の縁のみに、液晶駆動用IC配置場
所5を設け、ここに第1の液晶駆動用IC3a及び第2
の液晶駆動用IC3bを配置する。液晶駆動用IC配置
場所5を設けた表示部2の1辺に対して、表示部で平行
な方向に設置している駆動電極である走査電極4aは、
この1辺に隣り合う辺の、表示部2の脇を通って、液晶
駆動用IC配置場所5まで配線される配線電極と接続
し、これら配線電極はこの液晶駆動用IC配置場所5
で、第1の液晶駆動用IC3aと接続する。
【0004】図3に示すように、従来の第1の液晶駆動
用IC3aは、矩形で長辺方向に出力端子6を1列に並
べたもので細長い。このため、表示部2の脇を通って配
線されている配線電極4cと、出力端子6とを接続する
場合、1列に並んだ出力端子6の配置方向へ、配線電極
4cを配線することになり、液晶駆動用IC配置場所5
に配置方向に対して幅広い配線領域が必要になり、液晶
駆動用IC配置場所5の面積を占める割合が大きくな
る。また、出力端子6の並びの方向に配線を引き回すた
めには、その垂直方向にも配線領域が必要になり、液晶
駆動用IC配置場所5の面積自体も大きくなる。なお、
図3における配線電極4cは本数が多いため、本数を間
引きして図示している。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】液晶駆動用IC配置場
所上を配線する駆動電極の配線領域が大きく、また、液
晶駆動用IC配置場所自体の面積が大きくなり、液晶表
示装置全体が、小型化できない問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決して、液
晶駆動用IC配置場所上を配線する配線電極の配線領域
を小さくし、小型化に適したICとそれを用いた液晶表
示装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のICは、下記記載の構成を採用する。
【0008】複数の出力端子はICの1の対角線を対称
軸として、ほぼ対称に、かつ面状に配置されていること
を特徴とする。さらに、複数の出力端子は、それぞれの
出力端子に接続されるそれぞれの配線電極の隣接するも
の同士の長さの差の絶対値がほぼ均等になるように、ま
たはその変化がなだらかになるように配置されているの
が好ましい。
【0009】また、複数の出力端子は、基板に設けられ
た複数の配線電極のうち、ICの1の対角線を挟んで隣
り合う2辺の下部を通して、ICの周囲に引き出される
配線電極に、それぞれ接続されていることを特徴として
いる。それら複数の出力端子は複数の行および複数の列
に配置されていてもよい。
【0010】また本発明のICは出力端子の他に更に他
の複数の接続端子をも備えていてもよく、その場合に
は、それら接続端子も1の対角線を対称軸として、ほぼ
対称に配置するのがよい。さらに、本発明のICは液晶
表示装置に搭載されるICであり、液晶表示装置の基板
に接続され、ICの複数の出力端子は液晶表示装置を駆
動するための信号を出力するものであることを特徴とし
ている。
【0011】また、本発明の液晶表示装置は複数の駆動
電極を備えた基板と少なくとも1以上の駆動電極を備え
た基板の一対により液晶を狭持した液晶表示装置であっ
て、基板の少なくとも一方には、複数の出力端子を有す
る液晶液晶駆動用ICと、複数の出力端子と前記駆動電
極の複数とをそれぞれ接続するための配線電極を備える
ており、液晶液晶駆動用ICにおける複数の出力端子は
液晶駆動用ICの1の対角線を対称軸として、ほぼ対称
に、かつ面状に配置されていることを特徴としている。
【0012】さらに液晶駆動用ICにおけるそれぞれの
出力端子は、それぞれの出力端子と液晶表示装置におけ
る駆動電極の複数とをそれぞれ接続するための配線電極
のうち、隣接するもの同士の長さの差の絶対値がほぼ均
等になるように、またはその変化がなだらかになるよう
に配置されているのが好ましい。
【0013】また、液晶駆動用ICにおけるそれぞれの
出力端子は、基板に設けられた複数の配線電極のうちI
Cにおける1の対角線を挟んで隣り合う2辺の下部を通
して、ICの周囲に引き出される配線電極に、それぞれ
接続されていることことを特徴とし、さらに出力端子は
複数の行および複数の列に配置されているのが好まし
い。
【0014】また、これら一対の基板のうち、液晶駆動
用ICが搭載されているのは、一方の基板のみであるこ
とを特徴とし、一対の基板のうち、一方の基板の駆動電
極は信号電極であり、他方の基板の駆動電極は走査電極
とし、この液晶駆動用ICの出力端子と接続するのは、
走査電極であることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のICは、ICの出力端子
を面状に配置し、かつ矩形をしており、本発明のICを
液晶駆動用ICとして液晶表示装置に搭載すれば、液晶
駆動用ICの隣り合う2辺方向から、駆動電極と接続さ
れた配線電極を引き出すことができるので、駆動電極の
配線電極の引き回しを少なくでき、駆動電極の配線電極
の引き回しが、液晶駆動用ICにおける配置場所の面積
を占める割合を小さくすることができる。この配線電極
を引き出す際には、同じ行、あるいは同じ列における隣
り合う出力端子と、出力端子が配列している行、あるい
は列を挟んで両側に交互に引き出して接続する。つま
り、ICの面内に配置した配線電極の隣接するもの同士
の面内での長さ差の絶対値が、ほぼ均等となるように、
またはその変化がなだらかになるように配置する。この
ように引き出すことによって、引き出される配線が交差
することなく、かつ、隣り合う配線電極と接続する出力
端子間の距離を、いずれの場所においてもほぼ等しくす
ることができる。また、液晶駆動用ICにおける配置場
所の短辺方向の幅を短くでき、この液晶駆動用ICを搭
載した液晶表示装置を小型化できる。
【0016】
【実施例】以下、第1と第2の実施例を用いて、本発明
のICと液晶表示装置とを説明する。まず、図4と図5
を用いて液晶表示装置について説明する。次に、図1、
図6、図7を用いて、本発明のICとそれに関わる配線
電極を説明する。図4は、液晶表示装置を示す断面図
で、図5は液晶表示装置を示す平面図で、図1、図6、
図7は、本発明のICを液晶駆動用ICとして、それを
液晶表示装置に搭載した所を示す平面図である。
【0017】図4に示すように、液晶表示装置1は、2
枚の対向する上面基板9a及び下面基板9bで、液晶材
料8を挟んだ構造を持ち、下面基板9b上に駆動電極と
して信号電極4bが、上面基板9a上に駆動電極として
走査電極4aが配線され、それぞれ対向している。対向
した駆動電極間に電位差を加えるが、これらの駆動電極
に電位を与えるのが液晶駆動用IC3である。走査電極
4aもしくは、信号電極4bは、対向する基板のどちら
か一方の配線電極4cと接続し、それら配線電極はどち
らか一方の基板に集められる。図4に示した構造では、
下面基板9b上に配線電極4cを設け、上面基板9a上
の走査電極4aと接続する構造を有している。配線電極
4cは、液晶駆動用IC3上の出力端子6と接続するた
め、出力端子6を形成した面と、配線電極4cとを張り
合わせて、導電性材料含有接着材料10を使用して、電
気的に接続し接着する。
【0018】図5に示すように、液晶表示装置1は平面
的に見ると、矩形形状の表示部2における上部1辺側の
縁に液晶駆動用IC3aの配置場所5を設けてある。図
4で示した液晶駆動用IC3は、実際には、走査電極4
aを駆動する第1の液晶駆動用IC3aと、信号電極4
bを駆動する第2の液晶駆動用IC3bがあり、この2
個だけを搭載した液晶表示装置1を図示した。矩形をし
た表示部2の1辺側に配置してある液晶駆動用ICの配
置場所5に対して、表示部2において平行に配置された
駆動電極を、走査電極4aとし、垂直方向に配置された
駆動電極を信号電極4bとすると、信号電極4bは、そ
の配線方向に、液晶駆動用IC配置場所5があるが、走
査電極4aは、液晶駆動用ICの配置場所5がある表示
部2の1辺と接する隣の辺における縁を通って、液晶駆
動用ICの配置場所5へ引き回すことになる。上述した
ように、走査電極4a、または信号電極4bは、液晶を
挟む対向する基板にそれぞれ配置されている。どちらか
一方の基板に配置した液晶駆動用ICの配置場所5へ、
それぞれの駆動電極を集める必要があるが、図5で示し
た走査電極4aは、液晶駆動用ICを搭載する基板に設
置されている配線電極4cと、導電材料にて電気的に接
続されており、一方の基板の1辺側に全ての走査電極が
集められている構成となっている。
【0019】本実施例について図1を用いて説明する。
図1は、配線電極4cと、本発明のICである第1の液
晶駆動用IC3aの接続について、図示したものであ
る。表示部2の上部に液晶駆動用ICの配置場所5を配
置し、表示部2の右端から走査電極4aを引き出し、液
晶表示装置1の右上部では、走査電極と接続した配線電
極4cが上部の液晶駆動用IC配置場所5まで引き出さ
れ、右上部の隅で、第1の液晶駆動用IC3aと接続す
る。図1における配線電極4cは本数が多いので割愛
し、本数を少なく図示している。
【0020】図1に示すように、表示部2の上部に液晶
駆動用ICの配置場所5を配置し、表示部2の右端から
配線電極4cを引き出した場合、第1の液晶駆動用IC
3a上の出力端子6と接続する配線電極4cは、矩形形
状の第1の液晶駆動用IC3aにおける1の対角線7を
挟んで隣り合う2辺である下辺と、右辺から、第1の液
晶駆動用IC3aの下部を通って引き出され、また、そ
の他の接続しない出力端子6を避けるように、出力端子
6の行または列の並びの間を、交互に両側から引き出し
ている。この引き出し方法は、以下の特徴がある。
【0021】まず、第1の液晶駆動用IC3aに対し
て、配線電極4cを引き出す方向が、第1の液晶駆動用
IC3aの隣り合う2辺方向に分けていることである。
配線電極4cを2方向に分割したことで、下辺より引き
出す配線電極4cの本数が減る。このため、第1の液晶
駆動用IC3aと表示部2とに挟まれた配線領域の幅を
狭くすることができる。
【0022】また、その他の特徴として、第1の液晶駆
動用IC3a上の出力端子6を面状に配置している。こ
の出力端子6の並びから、第1の液晶駆動用IC3aの
外側に、第1の走査電極4aをどちらか1辺方向に引き
出す場合、出力端子6の行、または、列方向に引き出
し、かつ、それぞれの行、または、列に対し、その両脇
にある、隣り合う行の間、または、列の間か、第1の液
晶駆動用IC3aの出力端子6の並びの外側かを、配線
している。さらにこの配線の引き出し方法は、出力端子
6の行、または、列の並びの順番に、その行、または、
列の両脇に交互に引き出すように、配線電極4cを配線
している。この目的は、これらの行、または、列の両脇
に引き出す配線が、1部分に集中するのを防止すること
ができる。
【0023】また、図1に示すように、表示部2から引
き出した走査電極4aの中で、表示部における中央の辺
りの走査電極4aと接続する配線電極4cは、第1の液
晶駆動用IC3aにおける1の対角線7を挟んで隣り合
う2辺の隅辺りに設置された出力端子と接続されてい
る。図1では、第1の液晶駆動用IC3aの隅の辺りか
ら引き出す配線電極4cの本数が、他の行の間、また
は、列の間に対して、少なくなる。出力端子6の配置の
仕方によっては、行の間、または、列の間の配線電極4
cの引き出しがない場合も生じ、出力端子6の配置方法
で、各の行の間、または、列の間からの配線電極4aの
引き出し本数が、不均一になる。しかし、先に記載した
方法を採用することで、出力端子の行、または、列の両
脇に引き出す配線電極4cの本数が、1部分に集中する
のをできうる限り、防止することができる。
【0024】また、第1の液晶駆動用IC3aにおける
出力端子6の並びの順番も、これに対応するように、配
置する必要がある。この第1の液晶駆動用IC3aの出
力端子6の並びの順番は、以下の特徴もある。配線電極
4aの順番に対して、その出力端子6の順番間の距離
が、隣り合う行、または、列の間隔で、2つ分の距離以
内に出力端子6が、並んでいる。言い方を変えると、隣
り合う行、または、列の間隔で、2つ分より大きな距離
を離すことなく、出力端子6を順番に配置しており、第
1の液晶駆動用IC3a内で、出力端子6間隔が、それ
ぞれ異なって遠くなり、配線による遅延時間が長くなる
ことを防ぐ。つまり、配線電極の隣接するもの同士の、
ICにおける面内の長さの絶対値がほぼ均等になるよう
に、またはその変化がなだらかになるように、配線電極
と出力端子を接続している。
【0025】図1と上述の説明では、表示部2の上部に
液晶駆動用IC配置場所5を配置し、表示部2の「右
端」から配線電極4cを引き出した場合について説明し
たが、「左側」から引き出す場合も、同様に作成するこ
とができる。
【0026】また、図1に示すように、配線電極4cを
引き出す第1の液晶駆動用IC3a上の隣り合う2辺と
接する角に対し、反対側の1の対角線を挟んだ角に、第
2の液晶駆動用IC3bと接続する接続端子11を複数
配置している。これら接続端子も液晶駆動用ICの対角
線を対称軸として、ほぼ対称に配置されている。
【0027】この接続端子11は、第2の液晶駆動用I
C3bと接続するため、第2の液晶駆動用IC3b方向
へと、液晶駆動用ICの配置場所5上を、配線する必要
がある。このとき、第2の液晶駆動用IC3bと接続す
るため、第1の液晶駆動用IC3aの左上に並べた接続
端子11は、そのまま、第2の液晶駆動用IC3b方向
へと配線を引き出せる接続端子11と、接続端子11間
を配線して、第2の液晶駆動用IC3b方向へと引き出
す接続端子11とがある。この接続端子11の配置方法
は他に、例えば、図6に示すように、第1の走査電極4
aを引き出す第1の液晶駆動用IC3a上の隣り合う2
辺と、反対側の2辺に沿って第1の液晶駆動用IC3a
上に接続端子11を並べ、接続端子11を並べる2辺に
接する角から同じ順番で、同じ接続端子11を対にして
並べる方法がある。このように接続端子11を配置すれ
ば、接続端子11と接続端子11との間を配線する必要
がなく、第2の液晶駆動用IC3b方向に配線すること
ができる。
【0028】また、図1および図6では、図示する上
で、出力端子6と接続する配線電極4cを、第1の液晶
駆動用IC3aの隣り合う2辺方法へ引き出す場合、出
力端子6から、2辺のどちらか近いほうへと引き出して
いるが、特に限定する必要なく、図7に示すように、2
辺に対して、出力端子6から遠いほうへの辺へ引き出し
ても構わない。
【0029】また、図1、図6、図7には、配線電極4
cと接続する出力端子6、および接続端子11のみを図
示したが、第1の液晶駆動用IC3aには、図示してい
ないが、必要な電源端子など、他の端子がもちろん必要
であるが、図示する上で見づらくなるので、割愛した。
また図6および図7も図1と同様に、配線電極4cの本
数を割愛して少なく図示した。
【0030】上述のように、走査電極4a及び、出力端
子6を配置した液晶駆動用ICを搭載することで、配線
領域を少なくし、また、液晶駆動用ICの配置場所5の
面積を小さくできる。が、従来構造と比べて、いつも、
効果があるとは、限らず、下記の条件が必要である。液
晶駆動用ICの配置場所5の面積を小さくするため、液
晶駆動用IC配置場所5の短辺方向を狭くする必要があ
るが、配線電極4cと第1の液晶駆動用IC3aが占め
る液晶駆動用IC配置場所5の短辺方向の幅Wは、以下
のようになる。配線電極4cの配線ピッチをT、配線電
極4cの本数とKとし、第1の液晶駆動用IC3aの短
辺方向の長さとGとすると、W=T×K+Gである。従
来例での出力端子6のピッチをPとし、ひとつの出力が
必要とする第1の液晶駆動用IC3aの面積をSとし、
第1の液晶駆動用IC3aの全体の面積Jとの関係を、
S=J/Kと仮定し、従来例の幅WをWAとすると、W
A=T×K+S/Pとなる。
【0031】また、本発明で、この幅Wを求めるため
に、以下の仮定を行う。第1の液晶駆動用IC3aが正
方形で、電源端子や、入力端子がなく、出力端子6が正
方格子状に並び、出力端子6の並びの行、と列の数が、
同じで、出力端子6の並びの行列が正方形であると仮定
する。従来例で、出力端子6ひとつ当たりが占めるSと
したので、本発明で、出力端子6間隔は、ひとつの出力
が必要とする、第1の液晶駆動用IC3aの面積Sの平
方根をとり、√Sとなる。配線電極4cの本数をKとし
たので、出力端子6における行列の1辺の並びの数は、
その平方根をとり、√Kになる。よって、液晶駆動用I
C配置場所5の短辺方向の幅Wで、第1の液晶駆動用I
C3aが占める長さGは、G=√S×√Kである。配線
電極4cが占める幅は、従来例の半分として、T×K/
2なので、本発明で、幅WをWBとすると、WB=T×
K/2+√S×√Kとなる。また、出力端子6の行の
間、または、列の間から引き出す配線電極4cは、最大
で、その行、または、列の出力端子6の並びの数になる
ので、仮定により、これは、√K本になる。出力端子6
のピッチをP、配線ピッチをTとしてので、行の間、ま
たは、列の間から引き出す配線電極4cの間隔Hは、最
大で、H=2×P+T×√Kとなる。出力端子6の並び
を正方格子と仮定したので、もし、これが、√Sより、
大きければ、WBは、以下のように計算される。WB=
T×K/2+(2×P+T×√K)×√Kである。これ
らの式より、液晶駆動用IC配置場所5の短辺方向を狭
くする効果があるのは、WA>WBとなる条件のもとで
ある。上記の仮定は、出力端子6と正方格子状に並ぶと
して仮定したが、出力端子6の行の間、または、列の間
から引き出す配線電極4cが多い場合は、その並びの
行、または、列のみの間隔だけを広げる工夫をすれば、
上記の第1の液晶駆動用IC3aが占める長さGは短く
できる。
【0032】次に図8と図9を用いて、本発明の第2の
実施例における液晶表示装置を説明する。図8と図9と
は、本実施例における液晶表示装置の平面図である。
【0033】上述の第1の実施例における液晶表示装置
1は、第1の液晶駆動用IC3aが、液晶駆動用ICの
配置場所5の右片側1ヶ所であったが、図8に示すよう
に、両側に配置した場合について説明する。第1の走査
電極4aは、図4に示すように、表示部2の上半分と、
下半分に分けて、両側に引き出した配線電極4cと接続
する。また、他の例として、図9に示すように、第1の
走査電極4aの奇数番目と、偶数番目の走査電極をそれ
ぞれ両脇に引き出すものである。このように両脇から、
配線電極4cを引き出すことで、引き回した配線電極4
cが液晶駆動用ICの配置場所5の隅で、集中すること
を防げるので、さらに、液晶駆動用IC配置場所5の面
積を小さくできる。また、第1の液晶駆動用IC3aの
出力端子を、第1の液晶駆動用IC3aの1の対角線を
対称軸に対称に配置したため、左の液晶駆動用ICは右
の液晶駆動用ICを90゜回転して設置し、同一の構成
の液晶駆動用ICを用いることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の液晶駆動用ICを採用すること
によって、この液晶駆動用ICを搭載した液晶表示装置
は、液晶駆動用ICの配置場所の面積を小さくでき、さ
らに液晶表示装置全体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶駆動用ICと配線電極を示す平面
図である。
【図2】従来のの液晶表示装置を示す平面図である。
【図3】従来の液晶駆動用ICと配線電極を示す平面図
である。
【図4】本発明の液晶表示装置を示す断面図である。
【図5】本発明の液晶表示装置を示す平面図である。
【図6】本発明の液晶駆動用ICと配線電極を示す平面
図である。
【図7】本発明の液晶駆動用ICと配線電極を示す平面
図である。
【図8】本発明の液晶表示装置を示す平面図である。
【図9】本発明の液晶表示装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置 2 表示部 3 液晶駆動用IC 3a 第1の液晶駆動用IC 3b 第2の液晶駆動用IC 4a 走査電極 4b 信号電極 4c 配線電極 5 液晶駆動用ICの配置場所 6 出力端子 7 1の対角線 8 液晶材料 9a 上面基板 9b 下面基板 10 導電性材料含有接着材料 11 接続端子

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上の複数の配線電極とそれぞれ電気
    的に接続するための複数の出力端子を備えるICであっ
    て、該複数の出力端子は前記ICの1の対角線を対称軸
    として、ほぼ対称に、かつ面状に配置されていることを
    特徴とするIC。
  2. 【請求項2】 前記複数の出力端子は、該複数の出力端
    子に接続される前記複数の配線電極の隣接するもの同士
    の長さの差の絶対値がほぼ均等になるように、またはそ
    の変化がなだらかになるように配置されていることを特
    徴とする請求項1に記載のIC。
  3. 【請求項3】 前記複数の出力端子は、前記基板に設け
    られた複数の配線電極のうち前記ICの前記1の対角線
    を挟んで隣り合う2辺の下部を通して該ICの周囲に引
    き出される配線電極に、それぞれ接続されていることを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載のIC。
  4. 【請求項4】 前記複数の出力端子は複数の行および複
    数の列に配置されていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載のIC。
  5. 【請求項5】 前記出力端子の他に更に他の複数の接続
    端子を有し、該他の複数の接続端子も前記1の対角線を
    対称軸として、ほぼ対称に配置されていることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載のIC。
  6. 【請求項6】 前記基板は液晶表示装置を構成する基板
    であり、前記複数の出力端子は該液晶表示装置を駆動す
    るための信号を出力するものであることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のIC。
  7. 【請求項7】 複数の駆動電極を備えた基板と少なくと
    も1以上の駆動電極を備えた基板の一対により液晶を狭
    持した液晶表示装置であって、前記基板の少なくとも一
    方には、複数の出力端子を有する液晶駆動用ICと、該
    液晶駆動用ICの複数の出力端子と前記駆動電極の複数
    とをそれぞれ接続するための配線電極を備えるものに於
    いて、液晶駆動用ICの前記複数の出力端子は前記液晶
    駆動用ICの1の対角線を対称軸として、ほぼ対称に、
    かつ面状に配置されていることを特徴とする液晶表示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記液晶駆動用ICの前記複数の出力端
    子は、該複数の出力端子と前記液晶表示装置の前記駆動
    電極の複数とをそれぞれ接続するための前記配線電極の
    うち、隣接するもの同士の長さの差の絶対値がほぼ均等
    になるように、またはその変化がなだらかになるように
    配置されていることを特徴とする請求項7に記載の液晶
    表示装置。
  9. 【請求項9】 前記液晶駆動用ICの前記複数の出力端
    子は、前記基板に設けられた複数の配線電極のうち前記
    ICの前記1の対角線を挟んで隣り合う2辺の下部を通
    して該ICの周囲に引き出される配線電極に、それぞれ
    接続されていることことを特徴とする請求項7または請
    求項8に記載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 前記液晶駆動用ICの前記複数の出力
    端子は複数の行および複数の列に配置されていることを
    特徴とする請求項7または請求項8に記載の液晶表示装
    置。
  11. 【請求項11】 前記液晶駆動用ICは前記出力端子の
    他に更に他の複数の接続端子を有し、該他の複数の接続
    端子も前記1の対角線を対称軸として、ほぼ対称に配置
    されていることを特徴とする請求項7または請求項8に
    記載の液晶表示装置。
  12. 【請求項12】 前記一対の基板のうち、一方の基板の
    みに前記液晶駆動用ICを設けたことを特徴とする請求
    項7または請求項8に記載の液晶表示装置。
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JP2005099302A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Seiko Epson Corp 電気光学装置および電子機器

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