JP2003106833A - 測長機 - Google Patents

測長機

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JP2003106833A
JP2003106833A JP2001302214A JP2001302214A JP2003106833A JP 2003106833 A JP2003106833 A JP 2003106833A JP 2001302214 A JP2001302214 A JP 2001302214A JP 2001302214 A JP2001302214 A JP 2001302214A JP 2003106833 A JP2003106833 A JP 2003106833A
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Japan
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fixed
moving
fixed scale
groove
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JP2001302214A
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Atsushi Kanayama
淳 金山
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Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動スケールと固定スケールの距離と傾きを
簡単且つ微細に調整することができるようにして、精度
を向上させた測長機を提供することにある。 【解決手段】 この測長機においては、ボール23を、
枠体20の台座部20aの窪み20bと固定スケールホ
ルダ21の溝21aの間に挟み込んでいる。これによ
り、溝21aに沿った固定スケールホルダ21の直線移
動と、ボール23を中心とした傾きを変更することが可
能となる。この結果、固定スケールホルダ21に固定さ
れている固定スケールとこれに対向する移動スケールを
精度良く平行かつ一定間隔に設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定スケールに対
する移動スケールの移動量を信号に変換して測長する測
長機に関するものであり、特に、光学式測長機の信号検
出部の調整構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の測長機を、図15及び図16に示
す測長機を例にとって説明する。図15及び図16は従
来の測長機の検出部の内部構造を示しており、図16は
図15のA−A断面図である。枠体1の図中下方にはス
テム2が一体的に取り付けられていて、スピンドル3が
ステム2にガイドされて上下に摺動できるように構成さ
れている。また、スピンドル3には測定子4及び移動ス
ケールホルダ5が一体的に取り付けられている。この移
動スケールホルダ5には移動スケール6が接着され、移
動バネ受け8が止めネジ9により固定されている。この
移動スケールホルダ5はガイド棒7にガイドされて摺動
する。バネ10は、枠体1と一体となった固定バネ受け
11に一端が取り付けられ他端が移動バネ受け8に取り
付けられていて、測定時にスピンドル3に測定力を与え
ている。
【0003】固定スケールホルダ12は枠体1の突出し
た台座部上面1a及び台座部側面1bに密接して止めネ
ジ13により固定されている。この固定スケールホルダ
12には、発光素子17、回路基板14、固定スケール
15が接着により一体的に固定されている。その回路基
板14には電気回路が形成されていて、発光素子17に
対向する位置に受光素子16が4個半田付けされてい
る。また、ケーブル18内には、複数本の信号線18
a、回路用電源線18b、発光素子用電源線18cがあ
り、信号線18aと回路用電源線18bは回路基板14
に接続され、発光素子用電源線18cは発光素子17の
電源部17aに接続されている(接続状態は図示せ
ず)。このケーブル18は、ゴム等の弾性部材よりなる
ケーブルブッシュ19を介して枠体1に固定されてい
る。
【0004】上記移動スケール6及び固定スケール15
は透明なガラスからなり、移動スケール6の固定スケー
ル15に対向する面6a上には、移動方向と直角をなす
方向に一定間隔の格子が形成されている。また、固定ス
ケール15の移動スケール6に対向する面15aには、
移動スケール6の面6a上の格子と同一ピッチの格子が
4個形成されている。この4個の格子の位相は1/4ピ
ッチずつずれるように設定されている。このような移動
スケール6と固定スケール15は、決められた間隔を保
って平行に配置されるものであり、次のような手順で配
置されている。
【0005】即ち、まず、固定スケール15と移動スケ
ール6を密着させて間隔を無くし、この状態を保ちつつ
固定スケール15を固定スケールホルダ12に接着す
る。その後、固定スケール15が接着された固定スケー
ルホルダ12を図15中のX方向に移動させ、移動スケ
ール6に対して決められた間隔となった位置で止めネジ
13で固定する。このとき固定スケールホルダ12の下
面12b及び下内側面12aと枠体1の台座部上面1a
と台座部側面1bは密着して固定される。
【0006】上記構成からなる測長機において測定を行
うと、スピンドル3がステム2に沿って移動し、これに
伴ってスピンドル3と一体になった移動スケールホルダ
5及び移動スケールホルダ5に固定された移動スケール
6が移動する。発光素子17より発せられたほぼ平行な
光は、固定スケール15の面15a上の格子を通過する
際に回折し、移動スケール6の面6a上に像を結ぶ。そ
して、移動スケール6を通過するこの光の強弱を受光素
子16により受光し、このときの信号を信号線18aを
通じてアンプ(図示せず)に伝えて測定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、固定スケール15と移動スケール6が厳密に平行に
なるように固定スケール15を固定スケールホルダ12
に接着すること、あるいは固定スケール15の格子と移
動スケール6の格子を確実に同一方向に配置すること等
は、測定精度に大きな影響を与えるため、精度良く行う
ことが必要である。しかしながら、枠体1、ステム2、
スピンドル3、移動スケールホルダ5、移動スケール
6、固定スケールホルダ12、固定スケール15等の寸
法精度や取り付け精度の影響を受けるため、部分的な取
り付け精度だけを向上させることは非常に困難であっ
た。このため、受光素子16から得られる信号波形は、
測長機の固体により大きく異なり、場合によっては固定
スケール15を接着する段階からやり直すことが必要で
あった。
【0008】また、移動スケール6、移動スケールホル
ダ5、スピンドル3等を交換した場合、移動スケール6
と固定スケール15の平行度が変化してしまうため、こ
れを修正することが必要であるが、従来の測長機におい
ては、固定スケール15を接着し直さなければならず、
極めて手間がかかっていた。
【0009】本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなさ
れたもので、移動スケールと固定スケールの距離と傾き
を簡単且つ微細に調整することができるようにして、精
度を向上させた測長機を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の測長機は、請求
項1に示すように、固定スケールに対する移動スケール
の移動量を信号に変換して測長する測長機において、前
記移動スケールの格子作成面とほぼ垂直な面をなす枠体
台座部の面に、円錐状の窪みを形成し、前記枠体台座部
の面と対向する固定スケールホルダの面に前記移動スケ
ールの移動方向とほぼ垂直な方向にV溝を形成し、球状
のボールを前記窪みと前記V溝の間に挟み込み、前記移
動スケールと前記固定スケールの距離を変更可能にする
と共に、前記固定スケールの傾きを自在に変更可能とし
たものである。
【0011】また、本発明の測長機は、請求項2に示す
ように、固定スケールに対する移動スケールの移動量を
信号に変換して測長する測長機において、前記移動スケ
ールの格子作成面とほぼ垂直な面をなす枠体台座部の面
に、前記移動スケールの移動方向とほぼ垂直な方向にV
溝を形成し、前記枠体台座部の面と対向する固定スケー
ルホルダの面に円錐状の窪みを形成し、球状のボールを
前記窪みと前記V溝の間に挟み込み、前記移動スケール
と前記固定スケールの距離を変更可能にすると共に、前
記固定スケールの傾きを自在に変更可能としたものであ
る。
【0012】請求項3に示すように、この測長機におけ
る前記V溝に代えてほぼ半円形断面を有する溝を形成し
ても良い。また、請求項4に示すように、この測長機に
おける前記円錐状の窪みに代えてほぼ半球状の窪みを形
成しても良い。更に、請求項5に示すように、この測長
機における前記V溝又は前記半円形断面を有する溝は、
前記ボールよりも硬い材質よりなる前記枠体台座部又は
前記固定スケールホルダに形成されるものとなってい
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の測長機においては、球状
のボールを、枠体台座部の窪みと固定スケールホルダの
溝の間に挟み込むか、又は固定スケールホルダの窪みと
枠体台座部の溝の間に挟み込むことにより、溝に沿った
固定スケールの直線移動が可能となる。また、これと同
時に、ボールを中心として固定スケールの傾きを変更す
ることも可能となる。例えば、固定スケールホルダを固
定する止めネジをボールを中心として少なくとも4本設
けると、各ネジのねじ込み量を調整するだけで固定スケ
ールの傾きを自在に変更することができる。このよう
に、固定スケールの正確な直線移動と傾きの自在な変更
により、移動スケールの固定スケールに対向する面と固
定スケールの移動スケールに対向する面を精度良く平行
かつ決められた距離となるように調整することができ
る。
【0014】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る信号検出部の調整機
構が組み込まれた測長機の検出器を示す正面図であり、
図2はこの検出器の裏蓋24を取り外した状態を示す正
面図である。また、図3、図4及び図5は、それぞれ図
2のB−B断面図、C−C断面図及びD−D断面図であ
る。尚、図5は、バネ10、移動バネ受け8、ケーブル
18、ケーブルブッシュ19を取り外した状態を表して
いる。また、この測長機検出部の構成は、その要部を除
いて前述した従来のものとほぼ同一であり、同一部分に
同一の符号が付してある。
【0015】本実施例における枠体20にも、その図中
下方にステム2が一体的に取り付けられていて、スピン
ドル3がステム2にガイドされて上下に摺動できるよう
に構成されている。また、スピンドル3には測定子4及
び移動スケールホルダ5が一体的に取り付けられ、この
移動スケールホルダ5には移動スケール6が接着され、
移動バネ受け8が止めネジ9により固定されている。こ
の移動スケールホルダ5はガイド棒7にガイドされて摺
動する。また、バネ10は、枠体20と一体となった固
定バネ受け11に一端が取り付けられ他端が移動バネ受
け8に取り付けられていて、測定時にスピンドル3に測
定力を与えている。
【0016】また、枠体20にはその内底部から突出す
る台座部20aが設けられており、この台座部20aに
固定スケールホルダ21が取り付けられる。図8乃至1
1にも示す通り、本実施例における固定スケールホルダ
21の台座部20aに対向する面には、移動スケール6
の移動方向(図2及び図3における上下方向)にほぼ垂
直をなす方向(図2における左右方向)にV溝21aが
形成されている。また、台座部20の固定スケールホル
ダ21に対向する面には、円錐状の窪み20bが形成さ
れている。このV溝21aと円錐状の窪み20bの間に
は、球状のボール23が挟み込まれている(図3及び図
4)。
【0017】この固定スケールホルダ21にも、発光素
子17、回路基板14、固定スケール15が接着により
一体的に固定されている。その回路基板14には電気回
路が形成されていて、発光素子17に対向する位置に受
光素子16b,16c,16d,16eが半田付けされ
ている。また、ケーブル18内にある複数本の信号線1
8a、回路用電源線18b、発光素子用電源線18c
は、信号線18aと回路用電源線18bが回路基板14
に接続され、発光素子用電源線18cが発光素子17の
電源部17aに接続されている(接続状態は図示せ
ず)。このケーブル18も、ゴム等の弾性部材よりなる
ケーブルブッシュ19を介して枠体20に固定されてい
る。
【0018】上記移動スケール6及び固定スケール15
は図6及び図7に示すように透明なガラスからなり、移
動スケール6の固定スケール15に対向する面6a上に
は、移動方向と直角をなす方向に一定間隔の光を遮光す
る格子6bが形成されている。また、固定スケール15
の移動スケール6に対向する面15aには、移動スケー
ル6の面6a上の格子6bと同一ピッチの4個の格子1
5b,15c,15d,15eが形成されている。この
格子15bを基準とした場合、格子15c,15d,1
5eの位相はそれぞれ1/4ピッチ、1/2ピッチ、3
/4ピッチずれるように設定されている。また、移動ス
ケール6の面6a上の格子6b以外の部分にある完全遮
光部6cと、固定スケール15の面15a上の格子以外
の部分にある完全遮光部15fは、共に光が通過しない
ように構成されている。
【0019】このような移動スケール6と固定スケール
15は、決められた間隔を保って平行に配置され、発光
素子17から照射された光は固定スケール15の格子1
5b,15c,15d,15eと移動スケール6の格子
6bを通過し、対応する受光素子16b,16c,16
d,16eにそれぞれ照射される。
【0020】本実施例における移動スケール6と固定ス
ケール15は、次のような手順で、決められた間隔を保
って平行に配置されている。はじめに、スピンドル3の
一端に移動スケールホルダ5を装着する。そして、スピ
ンドル3を基準として移動スケールホルダ5に移動スケ
ール6を接着する。このように一体化した後、スピンド
ル3を枠体20内からステム2に挿通し、その先端に測
定子4を螺合することにより取り付ける。
【0021】一方、固定スケールホルダ21には、4個
の受光素子16b,16c,16d,16eが半田付け
された回路基板14、固定スケール15、発光素子17
を接着等により固定する。このように一体化した後、固
定スケールホルダ21を枠体20の台座部20aにボー
ル23を挟んで4本の止めネジ22により固定する。こ
のボール23は、台座部20aの円錐状の窪み20bと
固定スケールホルダ21のV溝21aに収まるように挟
み込まれており、このボール23がほぼ中心となるよう
に配置された止めネジ22で固定される。このときに、
移動スケール6と固定スケール15の間に薄板を挟ん
で、スケール間の隙間が希望寸法となるようにすると共
に、ほぼ平行となるように固定スケールホルダ21の位
置を設定する。その際に、固定スケールホルダ21のV
溝21aとボール23の接触により、容易且つ精度良く
固定スケールホルダ21を移動させて位置決めすること
ができる。
【0022】そして、発光素子17及び回路基板14に
電圧を印加し、スピンドル3を移動して移動スケール6
を動かす。これと同時に、4本の止めネジ22の締め具
合を微妙に変化させることにより、固定スケールホルダ
21をボール23を中心として傾斜させ、固定スケール
15の傾きを調整する。これにより、それぞれの受光素
子から得られる信号が、厳密に適正値となるようにす
る。
【0023】このようにして移動スケール6と固定スケ
ール15の位置が設定された測長機による測定は、次の
ようになる。即ち、発光素子17より発せられたほぼ平
行且つほぼ単波長からなる光は、固定スケール15の面
15a上の格子を通過する際に回折し、移動スケール6
の面6a上に固定スケール15の面15aに作成されて
いる4個の格子の像を結ぶように設定されている。ここ
で、スピンドル3がステム2に沿って移動すると、これ
に伴ってスピンドル3と一体になった移動スケールホル
ダ5及び移動スケールホルダ5に固定された移動スケー
ル6が移動する。このような移動スケール6の移動によ
り、移動スケール6の格子6bを通過する光が変化し、
それぞれ4個の受光素子に到達する光も変化する。そし
て、移動スケール6を通過する光の強弱を受光素子16
により受光し、このときの受光量に応じた信号を信号線
18aを通じてアンプ(図示せず)に伝えて測定する。
【0024】本実施例においては、固定スケールホルダ
21にV溝を設け台座部20aに円錐状の窪みを形成し
ているが、図12に示すように、V溝を台座部20aに
設け、円錐状の窪みを固定スケールホルダ21に設けて
も同様の効果を得ることができる。
【0025】また、図13及び図14に示すように、V
溝の代わりに、ほぼ半円形断面の溝21bを用いても、
また、円錐状の窪みの代わりに、ほぼ半球状の窪み20
cを用いても同様の効果を得ることができる。
【0026】更に、上記のようなV溝又は半円形断面の
溝を、ボール23よりも固い材質からなる固定スケール
ホルダ21又は台座部20aに設けることにより、固定
スケールホルダ21を止めネジ22で台座部20aに強
く固定しても、V溝又は半円形断面の溝にボール23に
よる塑性変形の跡が残ることがない。従って、止めネジ
22をゆるめて再び固定スケール15と移動スケール6
の隙間調整をしても塑性変形跡による精度の低下を防ぐ
ことができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、固定スケールホルダと
枠体の台座部にそれぞれ溝と窪みを形成し、その間にボ
ールを挟み込んでいるので、移動スケールと固定スケー
ルとの距離と傾きを微細に調整することができる。この
ため、厳密に適正な信号を得ることが可能となり、精度
の良い測長機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る信号検出部の調整機構
が組み込まれた測長機の検出器を示す正面図である。
【図2】図1に示す検出器の裏蓋を取り外した状態を示
す正面図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】図2のC−C断面図である。
【図5】図2のD−D断面図である。
【図6】図2等に示す固定スケールの正面図である。
【図7】図2等に示す移動スケールの正面図である。
【図8】図2等に示す固定スケールホルダの側面図であ
る。
【図9】図2等に示す固定スケールホルダの下面図であ
る。
【図10】図2等に示す固定スケールホルダの正面図で
ある。
【図11】図2等に示す固定スケールホルダの上面図で
ある。
【図12】V溝を台座部に設け、円錐状の窪みを固定ス
ケールホルダに設けた変更例を示す断面図である。
【図13】V溝の代わりに半円形断面の溝を設け、円錐
状の窪みの代わりに半球状の窪みを設けた変更例を示す
要部断面図である。
【図14】図13に示す固定スケールホルダの側面図で
ある。
【図15】従来の測長機の内部構造を示す正面図であ
る。
【図16】図15に示す測長機のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 ステム 3 スピンドル 4 測定子 5 移動スケールホルダ 6 移動スケール 6a 面 6b 格子 6c 完全遮光部 7 ガイド棒 8 移動バネ受け 9 止めネジ 10 バネ 11 固定バネ受け 12 固定スケールホルダ 13 止めネジ 14 回路基板 15 固定スケール 15a 面 15b,15c,15d,15e 格子 15f 完全遮光部 16b,16c,16d,16e 受光素子 17 発光素子 17a 電源部 18 ケーブル 18a 信号線 18b 回路用電源線 18c 発光素子用電源線 19 ケーブルブッシュ 20 枠体 20a 台座部 20b 円錐状の窪み 20c 半球状の窪み 21 固定スケールホルダ 21a V溝 21b 半円形断面の溝 22 止めネジ 23 ボール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定スケールに対する移動スケールの移
    動量を信号に変換して測長する測長機において、 前記移動スケールの格子作成面とほぼ垂直な面をなす枠
    体台座部の面に、円錐状の窪みを形成し、 前記枠体台座部の面と対向する固定スケールホルダの面
    に前記移動スケールの移動方向とほぼ垂直な方向にV溝
    を形成し、 球状のボールを前記窪みと前記V溝の間に挟み込み、 前記移動スケールと前記固定スケールの距離を変更可能
    にすると共に、前記固定スケールの傾きを自在に変更可
    能としたことを特徴とする測長機。
  2. 【請求項2】 固定スケールに対する移動スケールの移
    動量を信号に変換して測長する測長機において、 前記移動スケールの格子作成面とほぼ垂直な面をなす枠
    体台座部の面に、前記移動スケールの移動方向とほぼ垂
    直な方向にV溝を形成し、 前記枠体台座部の面と対向する固定スケールホルダの面
    に円錐状の窪みを形成し、 球状のボールを前記窪みと前記V溝の間に挟み込み、 前記移動スケールと前記固定スケールの距離を変更可能
    にすると共に、前記固定スケールの傾きを自在に変更可
    能としたことを特徴とする測長機。
  3. 【請求項3】 前記V溝に代えてほぼ半円形断面を有す
    る溝を形成することを特徴とする請求項1又は2記載の
    測長機。
  4. 【請求項4】 前記円錐状の窪みに代えてほぼ半球状の
    窪みを形成することを特徴とする請求項1、2又は3記
    載の測長機。
  5. 【請求項5】 前記V溝又は前記半円形断面を有する溝
    は、前記ボールよりも硬い材質によりなる前記枠体台座
    部又は前記固定スケールホルダに形成されていることを
    特徴とする請求項1、2又は3記載の測長機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010025874A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Ono Sokki Co Ltd リニアゲージ
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JP2017187491A (ja) * 2016-04-05 2017-10-12 ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングDr. Johannes Heidenhain Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung 長さ測定装置

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