JP2003105224A - 易分散性顔料組成物及びその製造方法 - Google Patents

易分散性顔料組成物及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003105224A
JP2003105224A JP2002199433A JP2002199433A JP2003105224A JP 2003105224 A JP2003105224 A JP 2003105224A JP 2002199433 A JP2002199433 A JP 2002199433A JP 2002199433 A JP2002199433 A JP 2002199433A JP 2003105224 A JP2003105224 A JP 2003105224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
urea
pigment composition
molecular weight
high molecular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002199433A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003105224A5 (ja
Inventor
Gerardus Lambertus Creusen
ランベルトゥス クレーセン ヘラルドゥス
Leonardus Johannes Hubertus Erkens
ヨハネス ヒュベルトゥス エルケンス レオナルドゥス
Robertus Josef Mathijs Hermans
ヨーセフ マテイス ヘルマンス ロベルトゥス
Nico Adelin Valentin Roox
アデリン ファレンティン ローホ ニコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF Schweiz AG
Original Assignee
Ciba Spezialitaetenchemie Holding AG
Ciba SC Holding AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ciba Spezialitaetenchemie Holding AG, Ciba SC Holding AG filed Critical Ciba Spezialitaetenchemie Holding AG
Publication of JP2003105224A publication Critical patent/JP2003105224A/ja
Publication of JP2003105224A5 publication Critical patent/JP2003105224A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/20Compounding polymers with additives, e.g. colouring
    • C08J3/22Compounding polymers with additives, e.g. colouring using masterbatch techniques
    • C08J3/226Compounding polymers with additives, e.g. colouring using masterbatch techniques using a polymer as a carrier
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/006Preparation of organic pigments
    • C09B67/0063Preparation of organic pigments of organic pigments with only macromolecular substances
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2461/00Characterised by the use of condensation polymers of aldehydes or ketones; Derivatives of such polymers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い色強度、高い光沢及び低い曇りを示す、
易分布性顔料組成物、並びにその単純かつ環境にやさし
い製造方法を提供することにある。 【解決手段】 顔料組成物の製造方法であって、a)顔
料並びに尿素−アルデヒド樹脂及び/又は尿素−ケトン
樹脂をホモジェナイザー又は押出機の入口(供給)区画
で混合すること、そしてb)工程a)で得られた混合物
を押し出すことを特徴とする方法、並びにこの製造方法
から得られる顔料組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、易分散性顔料組成
物、更にはその製造方法及び高分子量有機材料の顔料着
色におけるその用途に関する。本発明の顔料組成物の優
れた分散性により、適用媒体全体にわたる顔料粒子の均
一な分散、そしてこのため優れた色の一慣性が容易に達
成される。撹拌型顔料組成物を含む、製品、例えば溶剤
ペイント、展性塗料及び粉体塗料は、高い色強度、高い
光沢及び少ない曇り、更には非常に良好な耐光堅牢度及
び耐候堅牢度を示す。
【0002】
【従来の技術】一般に、水性又は溶剤型樹脂系に混合さ
れた後、有機顔料は、これらがその樹脂系において均質
に分散していることを確実にするために、その最終的な
適用の前に更に分散させる必要がある。この追加の分散
工程は、一般に、ガラスビーズ又はステンレスビーズの
ような混練媒体を伴う、垂直型若しくは水平型ビーズミ
ル又は磨砕ミルのような混練装置を用いて、この顔料を
2〜48時間かけて分散させることを必要とする。この
追加の分散工程は、時間も費用もかかるため、追加の分
散工程を必要とすることなく、単純な混合工程で適切に
分散される顔料を用いることにより、この工程を排除す
ることは、非常に有利である。
【0003】US 5,075,366は、マスターバッチ、即ち、
本質的に(a)尿素−アルデヒド樹脂のような樹脂、
(b)(b1)クエン酸、アセチルクエン酸又は酒石酸
グリコールポリアルキレングリコールエステル、及び
(b2)ポリアルキレングリコールと混合されているク
エン酸、アセチルクエン酸又は酒石酸モノアルコールエ
ステルの群から選択される第2の成分、並びに(c)染
料及び/又は顔料及び/又は添加剤からなる、高含量の
顔料又は染料及びポリマーを有する組成物を開示してい
る。
【0004】US 5,075,366のマスターバッチは、(a)
混合装置内での樹脂と染料又は顔料との混合、(b)添
加剤を含んでもよい、第2の成分の添加(塊が生じ
る)、(c)均質な粉体を得るためのこの塊の更なる混
合、及び(d)150℃以下の温度でのこの塊の押し出
しにより調製される。
【0005】これらのマスターバッチとその製造法の不
利な点は、第2の成分の追加的使用である。
【0006】EP-A-947,540は、少なくとも1種の顔料及
び担体を含むことを特徴とするドライマスターバッチで
あり、混合物の重量に基づき計算すると、該担体に分散
させた前記の少なくとも1種の顔料であり、かつ1μm
未満の粒度の粒度を有する顔料を少なくとも80重量%
含むマスターバッチに関する。EP-A-947,540の製造法
は、少なくとも1つのターボミキサーと溶剤を使用する
が、このことは工業的プロセスにおいて不利である。更
には、この生成物は、満足のいく最終生成物を得るため
には除去する必要のある、微細な粉体を含む。
【0007】EP-A-902,061は、85〜99.5重量部の
顔料と0.5〜15重量部のビニルピロリドンポリマー
又はコポリマーを含むことを特徴とする、撹拌型顔料組
成物を開示している。
【0008】ミクロレン(MICROLEN)(登録商標)UA
(Ciba Speciality Chemicals Inc.)は、45〜60%
の有機顔料、2%の分散剤(エトキシル化アミン)、
6.5〜8.6%のポリエチレンワックス(LMWP
E)及び46.5〜29.4%の尿素−アルデヒド樹脂
(ラロパル(Laropal)(登録商標)A81)の混合物
である。ミクロレン(登録商標)UAは、ボールミルに
よる湿式法によって製造されるが、ここにPE−ワック
スと分散剤を加える必要があり、そして特定の範囲の顔
料だけを加工することができる。最終生成物は、約1〜
3mmの粒径でほぼ球形である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、高分子量有機材料に組み込まれると、高い色強
度、高い光沢及び少ない曇りを示す、易分散性顔料組成
物、特に溶剤ペイント、展性塗料及び粉末塗料の、単純
かつ環境に優しい製造方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決する手段】したがって、本出願は、 a)顔料並びに尿素−アルデヒド樹脂及び/又は尿素−
ケトン樹脂をホモジェナイザー又は押出機の入口(供
給)区画で混合すること、そして b)工程a)で得られた混合物を押し出すことを特徴と
する顔料の製造方法、並びにこの製造法により得られる
顔料組成物に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の顔料組成物の優れた分散
性のため、適用媒体全体にわたる顔料粒子の均一な分
散、そしてこのため優れた色の一慣性が容易に達成され
る。本顔料組成物を含むことを特徴とする、製品、例え
ば溶剤ペイント、展性塗料及び粉体塗料は、高い色強
度、高い光沢及び少ない曇り、更には非常に良好な耐光
堅牢度及び耐候堅牢度を示す。
【0012】本発明のプロセスの工程a)において、顔
料と尿素−アルデヒド樹脂及び/又は尿素−ケトン樹脂
を混合する。混合は、独立したホモジェナイザー又は押
出機の入口(供給)区画において実行することができ
る。混合が押出機の入口区画において実行されるなら
ば、顔料と樹脂は、入口区画の始点に一緒に導入するこ
とができ、あるいは樹脂を最初に加え、続いて顔料を加
える。
【0013】しかし、独立したホモジェナイザー中での
成分の混合が好ましい。ホモジェナイザーは、特に制限
されていない。原則として、適正な混合、即ち、成分の
均質な分散を提供する任意の装置(低速若しくは高速ミ
キサー、タンブラー又はブレンダーなど)を使用するこ
とができる。タンブラーが好ましい。
【0014】混合がホモジェナイザー中で実行されるな
らば、顔料と樹脂は、一般に5〜120分間、好ましく
は、10〜30分間、最も好ましくは15分間、5℃〜
樹脂のガラス転移温度、例えばラロパル(登録商標)A
81の場合で50℃、好ましくは15〜25℃の範囲の
温度で混合される。
【0015】尿素−アルデヒド及び/又は尿素−ケトン
樹脂に対する顔料の重量比は、一般に40:60〜9
0:10、好ましくは50:50〜80:20の範囲に
ある。
【0016】尿素−アルデヒド樹脂及び尿素−ケトン樹
脂は、アミノプラスト樹脂の分類に属しており、そして
尿素とアルデヒド(アセトアルデヒド、グリオキサール
及びホルムアルデヒドなど、特にホルムアルデヒド)又
はケトンとの硬化性縮合物である。これらは、下記式:
【0017】
【化1】
【0018】〔式中、R1、R2、R3及びR4は、相互に
独立に、水素、又は直鎖若しくは分岐のC1-6−アルキ
ル基のような有機基である〕で示される反復単位を特徴
とする。尿素−アルデヒド樹脂、特に尿素−ホルムアル
デヒド樹脂が好ましい。尿素−ホルムアルデヒド樹脂を
製造するのに使用される原料に関する関連情報は、B. M
eyer:「尿素−ホルムアルデヒド樹脂(Urea-Formaldeh
yde Resins)」, Addison-Wesley, London 1979に見い
出すことができる。最も好ましいのは、ラロパル(登録
商標)A81(BASF AG、軟化点:80〜95℃)及び
A101(BASF AG、軟化点:95〜110℃)であ
る。
【0019】一般に、尿素−ホルムアルデヒド及び尿素
−ケトン樹脂と適合性であり、かつ本出願のプロセスで
処理可能であるならば、本発明のプロセスでは任意の有
機又は無機顔料を使用することができる。適用に応じ
て、粗製又は未完成の顔料を使用することができるが、
好ましくは顔料としての形態の顔料を利用する。例え
ば、US-A-5,985,019に記載されるような顆粒もまた本発
明のプロセスにより処理することができる。
【0020】適切な有機顔料は、例えば、W. Herbstと
K. Hungerの「工業用有機顔料(Industrielle Organisc
he Pigmente)」改訂第2版、1995年に記載されてい
る。本顔料組成物のための特に適切な有機顔料は、ア
ゾ、アゾメチン、メチン、アントラキノン、フタロシア
ニン、ペリノン、ペリレン、ジケトピロロピロール、チ
オインジゴ、イミノイソインドリン、ジオキサジン、イ
ミノイソインドリノン、キナクリドン、フラバントロ
ン、インダントロン、アントラピリミジン及びキノフタ
ロン顔料、又はそれらの混合物若しくは固溶体であり;
特にアゾ、ジオキサジン、ジケトピロロピロール、キナ
クリドン、フタロシアニン、インダントロン若しくはイ
ミノイソインドリノン顔料、又はそれらの混合物若しく
は固溶体よりなる群から選択される有機顔料である。
【0021】本発明の撹拌型顔料組成物において有用で
ある注目すべき有機顔料は、C.I.ピグメントレッド
202、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピ
グメントレッド179、C.I.ピグメントレッド17
0、C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメ
ントレッド177、C.I.ピグメントレッド254、
C.I.ピグメントレッド255、C.I.ピグメント
レッド264、C.I.ピグメントブラウン23、C.
I.ピグメントイエロー109、C.I.ピグメントイ
エロー110、C.I.ピグメントイエロー147、
C.I.ピグメントイエロー191.1、C.I.ピグ
メントイエロー74、C.I.ピグメントイエロー8
3、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメ
ントオレンジ61、C.I.ピグメントオレンジ71、
C.I.ピグメントオレンジ73、C.I.ピグメント
オレンジ48、C.I.ピグメントオレンジ49、C.
I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー
60、C.I.ピグメントバイオレット23、C.I.
ピグメントバイオレット37、C.I.ピグメントバイ
オレット19、C.I.ピグメントグリーン7、及び
C.I.ピグメントグリーン36、又はそれらの混合物
若しくは固溶体からなる群を含む、カラーインデックス
に記載されている顔料である。
【0022】本顔料組成物において有用である適切な無
機顔料は、カーボンブラック、金属酸化物、混合された
金属酸化物、アンチモンイエロー、クロム酸鉛、硫酸ク
ロム酸鉛、モリブデン酸鉛、群青、コバルトブルー、マ
ンガンブルー、酸化クロムグリーン、酸化クロムグリー
ン水和物、コバルトグリーン、金属硫化物、硫セレン化
カドミウム、亜鉛フェライト、及びバナジン酸ビスマ
ス、並びにそれらの混合物よりなる群から選択される。
【0023】「それらの混合物」という用語はまた、例
えば、US-A-5,976,238に記載されるように、無機と有機
顔料との混合物も含む。
【0024】押し出しは、同方向回転式二軸スクリュー
押出機、特に同方向回転式の密接に相互かみ合い型二軸
スクリュー押出機、及び異方向回転二軸スクリュー押出
機で実行することができる。単軸スクリュー押出機も同
様に使用することができるが、適切なスクリュー設計で
なければならない。
【0025】典型的な二軸スクリュー押出機は、14と
52の間、好ましくは30と50の間のL/D比を有す
る。押出量は、押し出される成分、例えば有機及び無機
顔料の性状、並びに使用される押出機の直径に大きく依
存するが、16〜25mmの直径の押出機が使用されるな
らば、押出量は、一般に0.5kg/時〜30kg/時、好ま
しくは1kg/時〜20kg/時の範囲にある。
【0026】押出機の温度プロファイルは、使用される
樹脂及び顔料、更には押出機の配置及びスクリュー設計
に依存する。一般に、温度プロファイルは、70℃、好
ましくは110℃と樹脂の分解温度、例えばラロパル
(登録商標)A81では140℃の間にある。
【0027】場合により、押出機には、溶融体の脱気及
び/又は濾過のための特定の手段を取り付けることがで
きる。
【0028】押出物は、破砕、例えば破壊又は切断さ
れ、そして場合により粉砕及び/又は篩分される。破壊
された押出物は、そのまま粉体塗料において使用するこ
とができるが、一方溶剤ペイント又は展性塗料における
本出願の顔料組成物の使用には、破砕された押出物の更
なる粉砕及び場合により篩分を必要とする。
【0029】溶剤ペイント又は展性塗料のための粉砕及
び篩分された顔料組成物は、500μm未満の最大粒径
を持ち、好ましくは顔料組成物の粒径は、100〜50
0μmの範囲内にある。
【0030】驚くべきことに、本発明の方法により得ら
れる顔料組成物は、ビーズミル又は他の高剪断作用誘導
装備における分散工程なしに、顔料をインキ又はペイン
ト系中に単に撹拌することにより迅速に分散する。即ち
本発明の顔料組成物は、撹拌型顔料としての使用には理
想的であり、ここでは本組成物が、ビーズ混練という時
間とエネルギーを消費する工程、更にはビーズミルの洗
浄の経費を排除する。
【0031】本発明はまた、着色に有効な量(一般には
有機又は無機材料に基づいて0.01〜70重量%、特
に0.01〜30重量%、好ましくは0.01〜10重
量%の範囲)で、本発明の上述の組成物を含むことを特
徴とする、有機又は無機の高分子量又は低分子量材料、
特に高分子量有機材料に関する。
【0032】本発明はまた、着色料としての、特に有機
又は無機の高分子量又は低分子量材料、特に高分子量有
機材料を着色又は顔料着色するための、本発明の組成物
の用途に関する。
【0033】よって本発明の更に別の実施態様は、本発
明の顔料組成物を含むことを特徴とする、分散液、ペイ
ント系、塗料材料、色フィルター、インキ、好ましくは
印刷インキ、更にはカラートナーの製造のための、本発
明の顔料組成物の用途に関する。
【0034】高分子量材料は、有機であっても無機であ
ってもよく、そして合成及び/又は天然物質のことであ
ってよい。これは例えば、天然樹脂又は乾性油、天然ゴ
ム又はカゼイン、あるいは塩化ゴム、油変性アルキド樹
脂、ビスコース、又はセルロースエーテル若しくはエス
テル(エチルセルロース、セルロースアセタート、プロ
ピオナート又はブチラート、セルロースアセトブチラー
ト更にはニトロセルロースなど)のような変性された天
然物質からなってもよいが、特に重合(例えば、重縮合
又は重付加)により得ることができるような全て合成有
機ポリマー(熱硬化性プラスチック及び熱可塑性プラス
チック)であってもよい。ポリマーの分類は、例えば、
ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
イソブチレンなど)、更には置換ポリオレフィン(塩化
ビニル、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル、ア
クリル酸エステル、メタクリル酸エステルのようなモノ
マーの重合物など)、フッ素化重合物(ポリフルオロエ
チレン又はポリトリフルオロクロロエチレンなど)又は
テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン混
合重合物、及び更には該モノマーの共重合物、特にAB
S(アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン)又はE
VA(エチレン/酢酸ビニル)を含む。一連の重付加及
び重縮合樹脂から、例えば、ホルムアルデヒドとフェノ
ールとの縮合物、いわゆるフェノプラスト、及びホルム
アルデヒドと尿素又はチオ尿素との、更にはメラミンと
の縮合物、いわゆるアミノプラスト、また表面被覆樹脂
として使用されるポリエステル(アルキド樹脂のような
飽和であるか、又はマレイン酸樹脂のような不飽和であ
る);更に直鎖状ポリエステル、ポリアミド、ポリウレ
タン、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキシド、シ
リコーン又はシリコーン樹脂を使用することができよ
う。
【0035】本発明は更に、フレキソ印刷、スクリーン
印刷、包装の印刷、セキュリティーカラー印刷、凹版印
刷又はオフセット印刷のための、印刷プロセスにおける
印刷インキ用の、印刷の予備段階のための及びテキスタ
イルの印刷のためのインキの製造における;テキスタイ
ル装飾及び工業的ラベリングのための、産業又は商業上
使用することができる表面被覆剤のための着色剤、特に
ローラー塗料若しくは粉体塗料のため、又は自動車用ラ
ッカーのため、ハイソリッド(低溶剤)、溶剤塗料若し
くは金属表面被覆剤のため、又は溶剤ペイント若しくは
展性塗料用の着色配合剤のための着色剤の製造におけ
る;塗料、繊維、プレート又は成形物用の着色プラスチ
ックの製造における;デジタル印刷、熱ワックス転写印
刷、インクジェット印刷又は熱転写印刷用のノンインパ
クト式印刷材料の製造における;あるいは重合性の着色
粒子、トナー、ドライコピートナー、液体コピートナー
又は電子写真トナーの製造における、本発明の組成物の
用途に関する。
【0036】高分子量有機物質は、例えば、本発明の組
成物を、適宜マスターバッチの形態で、混合装置を用い
て基体と混合することにより、このような組成物で着色
されるが、この結果として着色剤は、高分子量材料に均
一に分散、即ち、溶解又は微細に分散する。高分子量有
機材料は次に、混合された組成物と一緒に、一般には、
カレンダー掛け、圧縮成形、押し出し、コーティング、
スピニング、鋳込み又は射出成形のような、それ自体既
知の方法を用いて処理されるが、この結果として着色材
料は、通常その最終的な形態を獲得する。着色剤の混合
はまた、実際の処理工程の直前に遂行することもでき
る。
【0037】表面被覆剤及び印刷インキを着色する目的
で、高分子量有機材料及び本発明の組成物は、場合によ
りフィラー、染料、顔料、乾燥剤又は可塑剤などのよう
な追加の成分と一緒に、有機溶剤又は溶剤混合物に一緒
に分散又は溶解するが、ここで個々の成分を別々に分散
又は溶解させる方法か、あるいは複数のものを一緒に分
散又は溶解させる方法を使用することが可能であり、そ
うした後で全ての成分を合わせられる。処理は、常法を
用いて、例えば、スプレー、被膜塗布又は多くの印刷法
の1つにより行われ、次いで表面被覆剤又は印刷インキ
を、適宜事前の乾燥後、有利には熱又は照射により硬化
させる。
【0038】本発明の易分散性顔料組成物は、単独又は
他の顔料若しくは染料の存在下で使用される。
【0039】本発明の撹拌型顔料組成物の優れた分散性
のため、適用媒体全体にわたる顔料粒子の均一な分散、
そしてこのため優れた色の一慣性が容易に達成される。
この撹拌型顔料組成物を含むことを特徴とする、製品、
例えば溶剤ペイント、粉体塗料及び展性塗料は、高い色
強度、高い光沢及び少ない曇り、更には高い耐候堅牢度
及び耐光堅牢度を示す。
【0040】実施例 以下の実施例は、本発明の種々の実施態様を例示するも
のであるが、本発明の範囲は、これに限定されるもので
はない。
【0041】実施例1 C.I.ピグメントイエロー184(イルガカラー(IR
GACOLOR)イエロー3GLM、チバ・スペシャルティ・
ケミカルズ会社製)4kg及び尿素−アルデヒド樹脂(ラ
ロパル(登録商標)A81、BASF AG社製;軟化点:8
0〜95℃;溶融粘度(DIN53019):約123
℃で200Pa.s)1kgの混合物を、15分間タンブルし
た。次に、この混合物を、L/D=43(D=25;r
=400rpm)で8kg/時の押出量の同方向回転式二軸ス
クリュー押出機中に計量しながら供給した。温度プロフ
ァイルは、110℃に設定した。溶融物は、34〜36
L/Dで脱気した。次に押出物を破砕し、粉砕して篩分
することによって、500μm未満の粒径を有する粒子
にした。調剤中のC.I.ピグメントイエロー184の
濃度は、80重量%である。
【0042】色強度は、展性塗料では、C.I.ピグメ
ントイエロー184(イルガカラー・イエロー3GL
M)のペーストに関して128%である。溶剤ペイント
(アルキド/メラミン系)では、純粋な顔料のC.I.
ピグメントイエロー184(イルガカラー・イエロー3
GLM)に関して:撹拌型:170%であるが、ここで
色強度は、以下のとおり測定した。
【0043】展性塗料:0.5リットル容器に、TiO
2ペースト(70%ペースト)11.43g、0.8%
の純粋な顔料に合致する(縮分(reduction)1:1
0)易分散性顔料組成物xg及びPVCプラスチゾル
(Plastisol)300gを加えた。完全な均質混合物が
得られるまで、4cmの歯付円盤でプラスチゾルを100
0rpmで30分間撹拌した。次にこの混合物を0.6mm
の厚さで紙に広げて、続いてマチス(MATHIS)オーブン
中で180℃で4分間プラスチゾルをゲル化した。ゲル
化後、厚さ0.4mmに減少した可撓性PVC箔を、紙か
ら剥離して、この箔を冷却させた後、色強度測定を実行
することができた。
【0044】標準として、3本ロールミルで製造された
顔料ペーストを使用したが、ここで顔料組成物中と同じ
バッチの顔料を使用した。
【0045】アルキドメラミンペイント:練り顔料は、
60%C.I.ピグメントイエロー184の顔料含量、
45%の媒体固形分含量及び1/0.3の顔料/結合剤
比で、500ml瓶(瓶の直径7cm)中で調製した。この
練り顔料は、4400rpmでディスパーマット(Disperm
at)(翼の直径3.1cm)で30分間キャビテーション
を行った。30分後、ヘグマンゲージ(Hegman garge)
上の顔料粒子は、<5μmでなければならない。このレ
ットダウンは、25%のエンド顔料含量及び1/1.6
0の顔料/結合剤比で、500ml瓶(瓶の直径7cm)中
で練り顔料から準備した。このレットダウン中、ビーズ
は必要でなく、そしてこのレットダウンは、4400rp
mでディスパーマット(翼の直径3.1cm)で10分間
撹拌した。
【0046】標準として、顔料組成物と同じバッチの顔
料で、純粋な顔料であるC.I.ピグメントイエロー1
84を使用した。純粋な顔料のレットダウン中、2mmビ
ーズ350gを1000ml瓶に加えた。このレットダウ
ンは、2500rpmでディスパーマット(翼の直径3.
1cm)で30分間キャビテーションを行った。最終的な
顔料含量及び顔料/結合剤比は、等しかった。
【0047】本生成物は、上述の比較生成物に比較し
て、かなり高度に飽和しており、そして最も高い光沢及
び最も少ない曇りを示した。更に、この分散液は、1
0:90の縮分でフロキュレーションを示さなかった。
【0048】実施例2 C.I.ピグメントレッド254(イルガジン(IRGAZI
N)レッド2030、チバ・スペシャルティ・ケミカル
ズ会社製)650g及び尿素−アルデヒド樹脂(ラロパ
ル(登録商標)A81、BASF AG社製)350gの混合
物を15分間タンブルした。次に、混合物をL/D=1
4(D=16mm;r=250rpm)で1.1kg/時の押出
量の同方向回転式二軸スクリュー押出機中に計量しなが
ら供給した。温度プロファイルは、130℃に設定し
た。次に押出物を破壊し、粉砕して篩分することによっ
て、500μm未満の粒径を有する粒子にした。調剤中
のC.I.ピグメントレッド254の濃度は、65重量
%である。この調剤の色強度は、溶剤ペイント(アルキ
ド/メラミン系)では、純粋な顔料のPR254(イル
ガジン・レッド2030)に比較して:撹拌型:103
%である。
【0049】本生成物は、上述の比較生成物に比較して
最も高い光沢及び最も低い曇りを示した。更に、この分
散液は、10:90の縮分でフロキュレーションを示さ
なかった。
【0050】実施例3 C.I.ピグメントブルー15:3(クロモフタル(CR
OMOPHTAL)ブルー4GNP、チバ・スペシャルティ・ケ
ミカルズ会社製)1.65kg及び尿素−アルデヒド樹脂
(ラロパル(登録商標)A81、BASF AG社製)1.3
5kgの混合物を15分間タンブルした。次に、混合物を
L/D=43(D=25mm;r=300rpm)で4kg/時
の押出量の同方向回転式二軸スクリュー押出機中に計量
しながら供給した。温度プロファイルは、130℃に設
定した。溶融物は脱気しなかった。次に押出物を破壊
し、粉砕して篩分することによって、500μm未満の
粒径を有する粒子にした。調剤中のC.I.ピグメント
ブルー15:3の濃度は、55重量%である。
【0051】この調剤の色強度は、溶剤ペイント(アル
キド/メラミン系)では、純粋なPB15:3(クロモ
フタル・ブルー 4GNP)に比較して、撹拌型:10
5%である。
【0052】本生成物は、上述の比較生成物に比較し
て、わずかに飽和度が高く、そして最も高い光沢及び最
も少ない曇りを示した。更に、この分散液は、10:9
0の縮分でフロキュレーションを示さなかった。
【0053】実施例4 C.I.ピグメントイエロー34(ホルナクロム(HORN
ACHROME)イエローGUH41、チバ・スペシャルティ
・ケミカルズ会社製)0.75kg及び尿素−アルデヒド
樹脂(ラロパル(登録商標)A81、BASF AG社製)
0.25kgの混合物を15分間タンブルした。次に、混
合物をL/D=14(D=16mm;r=250rpm)で
3.6kg/時の押出量の同方向回転式二軸スクリュー押
出機中に計量しながら供給した。温度プロファイルは、
110℃に設定した。溶融物は脱気しなかった。次に押
出物を破壊し、粉砕して篩分することによって、500
μm未満の粒径を有する粒子にした。調剤中のC.I.
ピグメントイエロー34の濃度は、75重量%である。
【0054】この調剤の色強度は:溶剤ペイント(アル
キド/メラミン系)では、純粋なPY34(ホルナクロ
ム・イエローGUH41)に比較して:撹拌型:124
%である。
【0055】本生成物は、上述の比較生成物に比較し
て、かなり高度に飽和しており、そして最も高い光沢及
び最も少ない曇りを示した。更に、この分散液は、1
0:90の縮分でフロキュレーションを示さなかった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 61/20 C08L 61/20 C09C 3/10 C09C 3/10 C09D 17/00 C09D 17/00 (72)発明者 ヘラルドゥス ランベルトゥス クレーセ ン オランダ国 6181 カーセー エルスロー レイステルホーフ 40 (72)発明者 レオナルドゥス ヨハネス ヒュベルトゥ ス エルケンス オランダ国 6213 セーカー マーストリ ヒト ダルタニャンラーン 24 (72)発明者 ロベルトゥス ヨーセフ マテイス ヘル マンス オランダ国 6262 ペーアー バンホルト パストール ペンデルスストラート 24 (72)発明者 ニコ アデリン ファレンティン ローホ ベルギー国 3620 ケッセルト スミスス トラート 23 Fターム(参考) 4F070 AA53 AE04 FB06 FB07 4J002 CC161 CC251 DA036 DE116 DE186 EU026 EU036 EU136 FD096 4J037 AA02 AA08 AA11 AA12 AA17 AA30 CC22 EE28 FF15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔料組成物の製造方法であって、 a)顔料並びに尿素−アルデヒド樹脂及び/又は尿素−
    ケトン樹脂をホモジェナイザー又は押出機の入口(供
    給)区画で混合すること、そして b)工程a)で得られた混合物を押し出すことを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 混合が、ホモジェナイザー中で行われ
    る、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 顔料が、アゾ、アゾメチン、メチン、ア
    ントラキノン、フタロシアニン、ペリノン、ペリレン、
    ジケトピロロピロール、チオインジゴ、イミノイソイン
    ドリン、ジオキサジン、イミノイソインドリノン、キナ
    クリドン、フラバントロン、インダントロン、アントラ
    ピリミジン及びキノフタロン顔料、並びにそれらの混合
    物又は固溶体よりなる群から選択される有機顔料であ
    る、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 顔料が、カーボンブラック、金属酸化
    物、混合された金属酸化物、アンチモンイエロー、クロ
    ム酸鉛、硫酸クロム酸鉛、モリブデン酸鉛、群青、コバ
    ルトブルー、マンガンブルー、酸化クロムグリーン、酸
    化クロムグリーンの水和物、コバルトグリーン、金属硫
    化物、硫セレン化カドミウム、亜鉛フェライト、及びバ
    ナジン酸ビスマス、並びにそれらの混合物よりなる群か
    ら選択される無機顔料である、請求項1又は2記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の方法
    により得られる、顔料組成物。
  6. 【請求項6】 本質的に顔料及び尿素−アルデヒド樹脂
    からなり、ここで、尿素−アルデヒド樹脂に対する顔料
    の重量比は、約40:60〜90:10の範囲にある、
    請求項1〜5のいずれか1項記載の顔料組成物。
  7. 【請求項7】 着色に有効な顔料着色量の請求項5又は
    6記載の顔料組成物、及び高分子量の有機材料を含むこ
    とを特徴とする、着色された高分子量の有機材料。
  8. 【請求項8】 着色された高分子量の有機材料の製造方
    法であって、請求項5又は6記載の顔料組成物を、高分
    子量の有機材料中に組み込むことを特徴とする方法。
JP2002199433A 2001-07-09 2002-07-09 易分散性顔料組成物及びその製造方法 Pending JP2003105224A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP01810687 2001-07-09
EP01810687.2 2001-07-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003105224A true JP2003105224A (ja) 2003-04-09
JP2003105224A5 JP2003105224A5 (ja) 2005-10-20

Family

ID=8184022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002199433A Pending JP2003105224A (ja) 2001-07-09 2002-07-09 易分散性顔料組成物及びその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6734231B2 (ja)
JP (1) JP2003105224A (ja)
AT (1) ATE284926T1 (ja)
DE (1) DE60202244T2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009508973A (ja) * 2005-07-08 2009-03-05 インエクセル トレードマーク アンド パテンツ エスエージーエル 熱硬化性粉体塗料
JP2009544792A (ja) * 2006-07-28 2009-12-17 インクセル トレードマーク アンド パテンツ エスエージーエル アルデヒド樹脂又はケトン樹脂を有する無機顔料のコーティング
JP2010500442A (ja) * 2006-08-09 2010-01-07 インクセル トレードマーク アンド パテンツ エスエージーエル 二段階押出しにより顔料の顆粒を調製する方法
JP4664381B2 (ja) * 2005-02-07 2011-04-06 インクセル トレードマーク アンド パテンツ エスエージーエル アルデヒドまたはケトン樹脂による有機および無機顔料のコーティング
JP2011068737A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Toyo Ink Mfg Co Ltd 太陽熱遮蔽効果を有する水性分散体および水性塗料組成物の製造法
JP2013520524A (ja) * 2010-02-22 2013-06-06 インクセル トレードマーク アンド パテンツ エスエージーエル 水及び/又は有機溶媒に可溶な顔料の組成物

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040220322A1 (en) * 2003-02-18 2004-11-04 Gooding Kim D Faux effects pigment compositions
US20060217486A1 (en) * 2005-03-22 2006-09-28 Yoshinori Ohyama Pigment formulations and paint compositions comprising the formulations
US8575242B2 (en) 2006-01-16 2013-11-05 Ppg Industries Ohio, Inc. Coating of organic and inorganic pigments with acrylic resins
CN103124600A (zh) * 2010-07-23 2013-05-29 第一太阳能有限公司 粉体共混物
CN105153634B (zh) * 2015-10-15 2018-03-06 建瓯市闽欧绝缘材料有限公司 一种酚醛树脂黑色功能母料及其制备方法
US10920095B2 (en) 2017-07-12 2021-02-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Ink compositions
CN112847728A (zh) * 2021-01-05 2021-05-28 河南省明珠木业有限公司 一种阻燃性刨花板

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1240233A (en) 1968-06-06 1971-07-21 Roemmler Gmbh H Method for the production of moulding compositions
JPS4948332B2 (ja) 1971-08-05 1974-12-20
US3844806A (en) 1972-01-07 1974-10-29 Ciba Geigy Ag Process for the production of highly concentrated dyestuff and pigment preparations
CH639006A5 (de) 1977-07-11 1983-10-31 Rohner Ag Verfahren zum herstellen von in waessrigen und/oder organischen medien leicht dispergierbaren, konzentrierten praeparaten von in wasser schwerloeslichen bis unloeslichen wirksubstanzen.
JPS61138667A (ja) 1984-12-11 1986-06-26 Dainichi Seika Kogyo Kk 顔料組成物およびその製造方法
US5237004A (en) * 1986-11-18 1993-08-17 Rohm And Haas Company Thermoplastic and thermoset polymer compositions
IT1237195B (it) 1989-11-16 1993-05-26 Giuseppe Moltrasio Masterbatch a vasto campo di utilizzazione.
IT1240601B (it) 1990-03-13 1993-12-17 Hoechst Italia Procedimento per la produzione di concentrati di pigmento e prodotti cosi' ottenuti, contraddistinti da alta concentrazione, elevata dispersione e massima resa coloristica
US5075366A (en) 1990-10-26 1991-12-24 Giuseppe Moltrasio Multi-purpose masterbatches
JP2625038B2 (ja) 1991-01-31 1997-06-25 三菱鉛筆株式会社 エタノール系マーキングインキ組成物
WO1997000157A1 (en) 1995-06-19 1997-01-03 Sun Coast Holdings, Inc. Process for making plastic blasting media from polyamine-aldehyde and polyphenol-aldehyde-containing materials
GB9521812D0 (en) 1995-10-25 1996-01-03 Ciba Geigy Ag Pigments
DE19653926A1 (de) 1996-12-21 1998-06-25 Faber Castell A W Farbmine/Farbkreide
IN220164B (ja) 1997-09-08 2008-07-11 Ciba Geigy Ag
DE19813394A1 (de) 1998-03-26 1999-09-30 Merck Patent Gmbh Pigmentpräparation
IT1299001B1 (it) 1998-04-01 2000-02-07 Geoline Srl Mescole coloranti secche ad elevato contenuto di pigmenti dispersi e relativo procedimento di produzione
JP3927693B2 (ja) * 1998-07-22 2007-06-13 キヤノン株式会社 磁性微粒子分散型樹脂キャリア,二成分系現像剤及び画像形成方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4664381B2 (ja) * 2005-02-07 2011-04-06 インクセル トレードマーク アンド パテンツ エスエージーエル アルデヒドまたはケトン樹脂による有機および無機顔料のコーティング
JP2009508973A (ja) * 2005-07-08 2009-03-05 インエクセル トレードマーク アンド パテンツ エスエージーエル 熱硬化性粉体塗料
KR101263778B1 (ko) * 2005-07-08 2013-05-13 인셀 트레이드마크 앤드 페이턴츠 에쓰에이지엘 열경화성 분말 페인트
JP2009544792A (ja) * 2006-07-28 2009-12-17 インクセル トレードマーク アンド パテンツ エスエージーエル アルデヒド樹脂又はケトン樹脂を有する無機顔料のコーティング
KR101290221B1 (ko) * 2006-07-28 2013-07-31 인셀 트레이드마크 앤드 페이턴츠 에쓰에이지엘 알데히드 또는 케톤 수지로 무기 안료를 코팅
JP2013241616A (ja) * 2006-07-28 2013-12-05 Inxel Trademark & Patents Sagl アルデヒド樹脂又はケトン樹脂を有する無機顔料のコーティング
JP2010500442A (ja) * 2006-08-09 2010-01-07 インクセル トレードマーク アンド パテンツ エスエージーエル 二段階押出しにより顔料の顆粒を調製する方法
US8802752B2 (en) 2006-08-09 2014-08-12 Ppg Industries Ohio, Inc Process for preparing granules of pigments by means of double extrusion
USRE48079E1 (en) 2006-08-09 2020-07-07 Ppg Industries Ohio, Inc. Process for preparing granules of pigments by means of double extrusion
JP2011068737A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Toyo Ink Mfg Co Ltd 太陽熱遮蔽効果を有する水性分散体および水性塗料組成物の製造法
JP2013520524A (ja) * 2010-02-22 2013-06-06 インクセル トレードマーク アンド パテンツ エスエージーエル 水及び/又は有機溶媒に可溶な顔料の組成物

Also Published As

Publication number Publication date
DE60202244D1 (de) 2005-01-20
US6734231B2 (en) 2004-05-11
ATE284926T1 (de) 2005-01-15
US20030033958A1 (en) 2003-02-20
DE60202244T2 (de) 2005-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2006335650B2 (en) Coating of organic and inorganic pigments with acrylic resins
EP1846512B1 (en) Coating of organic and inorganic pigments with aldehyde or ketone resins
JP2003105224A (ja) 易分散性顔料組成物及びその製造方法
US20090182081A1 (en) Coating of inorganic pigments with aldehyde or ketone resins
JP4014691B2 (ja) バナジン酸ビスマス顔料粉末混合物
NZ270691A (en) Colourant composition comprising colourants dispersed in an amorphous polyolefin, preparation and use thereof
JPH06322284A (ja) カルバゾールジオキサジンで着色されたプラスチックおよび塗料
JP5248500B2 (ja) 二段階押出しにより顔料の顆粒を調製する方法
US4168180A (en) Pigment concentrates
DE19941061A1 (de) Verfahren zur Herstellung von Pigmentgranulaten
EP1277808B1 (en) Easily distributable pigment compositions
JPH08199082A (ja) 有機顔料と特定された粒度を有するフィラーとを含有する新規な顔料組成物
US7550041B2 (en) Highly concentrated flowable pigment composition and process for its manufacture
CN110894364A (zh) 一种超分散无载体色母料及其制备方法和应用
CN110790982A (zh) 颜料黄138或其衍生物的高分子材料包裹物、其制备方法及其下游产品
EP1942155B1 (en) Pigments with improved dispersibility

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050628

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080924