JP2003104298A - 旅客機 - Google Patents

旅客機

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JP2003104298A
JP2003104298A JP2001305731A JP2001305731A JP2003104298A JP 2003104298 A JP2003104298 A JP 2003104298A JP 2001305731 A JP2001305731 A JP 2001305731A JP 2001305731 A JP2001305731 A JP 2001305731A JP 2003104298 A JP2003104298 A JP 2003104298A
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Japan
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lavatory
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passenger compartment
cabin
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Yoshito Takeshima
義人 竹嶋
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    • B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64D—EQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D11/00—Passenger or crew accommodation; Flight-deck installations not otherwise provided for
    • B64D11/0023—Movable or removable cabin dividers, e.g. for class separation
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64D—EQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D11/00—Passenger or crew accommodation; Flight-deck installations not otherwise provided for
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64D—EQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D45/00—Aircraft indicators or protectors not otherwise provided for
    • B64D45/0015—Devices specially adapted for the protection against criminal attack, e.g. anti-hijacking systems
    • B64D45/0021—Devices specially adapted for the protection against criminal attack, e.g. anti-hijacking systems means for restricting access to flight deck
    • B64D45/0026—Devices specially adapted for the protection against criminal attack, e.g. anti-hijacking systems means for restricting access to flight deck by creating a secure space between the flight deck and cabin
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    • B64D45/0021—Devices specially adapted for the protection against criminal attack, e.g. anti-hijacking systems means for restricting access to flight deck
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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイジャックによる被害を低減し、特に操縦
室を犯人が占拠するような凶悪なハイジャックを防止す
る。 【解決手段】 パイロットは、専用ドア４４を使用する
ことで、まったく客室２０を通ることなく操縦室３０に
出入りし、トイレ，食事などすべての用を操縦室３０内
で足す。客室２０内でハイジャックが起きたとしても、
客室２０は操縦室３０と完全分離隔壁４０によって完全
に分離されているため、犯人は、完全分離隔壁４０に阻
まれて操縦室３０へ侵入することはできない。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、旅客機に関するも
のであり、特にハイジャック対策技術に関するものであ
る。
【０００２】
【背景技術と発明が解決しようとする課題】２００１年
９月１１日に米国で、テロリストにハイジャックされた
旅客機が凶器となってビルに衝突するという衝撃的なテ
ロ事件が発生して以来、空港の警備が強化され、ハイジ
ャックの発生防止が図られている。しかしながら、凶器
となる銃やナイフなどの機内持込みを防止したとして
も、ガラスビンやネクタイなど凶器となり得るものはい
くらでも存在する。犯人がボクシング，柔道，空手など
の格闘技を習得しているときは、人間自体が凶器であ
る。このため、持ち物検査などを強化したとしてもハイ
ジャックを未然に防止することはできない。
【０００３】本発明は、以上の点に着目したもので、そ
の目的は、ハイジャックによる被害を低減することであ
る。他の目的は、特に操縦室を犯人が占拠するような凶
悪なハイジャックを防止することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、操縦室と客室との間に、それらを完全に
分離する完全分離隔壁を設けるとともに、出入用ドア及
びラバトリを操縦室に設けたことを特徴とする。他の発
明は、客室を分割する完全分離隔壁を客室内に設けると
ともに、各分離客室にそれぞれ出入用ドア及びラバトリ
を設けたことを特徴とする。更に他の発明は、操縦室と
客室との間に、それらを完全に分離する完全分離隔壁を
設けるとともに、出入用ドア及びラバトリを操縦室に設
け、客室を分割する完全分離隔壁を客室内に設けるとと
もに、出入用ドア及びラバトリを各分離客室にそれぞれ
設けたことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的，
特徴，利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭
になろう。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。図１には、本発明の一実施形態にか
かる旅客機の機首部分が一部破断して示されている。図
２には、本実施形態の主要部が拡大して示されている。
これらの図において、旅客機１０は、胴体，主翼，エン
ジン，尾翼などの一般的な構造を備えている。胴体１２
の中央には客室２０が設けられており、胴体１２の前
部，すなわち機首上部には操縦室３０が設けられてい
る。
【０００６】操縦室３０には、操縦桿３２，計器・表示
・スイッチ類３４，操縦席３６，などの操縦用機器が通
常の旅客機と同様に設けられている。また、本実施形態
では、客室２０と操縦室３０との間に、完全分離隔壁４
０が設けられている。この完全分離隔壁４０によって、
客室２０と操縦室３０とが完全に分離されており、人の
往来が完全に遮断されている。完全分離隔壁４０は、簡
単に破壊されないような高強度の材質，例えばジュラル
ミンなどで形成されている。更に、本実施形態では、操
縦室３０に、ラバトリ（化粧室）４２，専用ドア４４が
設けられている。
【０００７】次に、本実施形態の作用を説明する。パイ
ロットは、専用ドア４４を使用することで、まったく客
室２０を通ることなく操縦室３０に出入りする。トイレ
は、操縦室２０内のラバトリ４２で済ませる。食事は、
操縦室２０内に機内食を用意することで可能である。こ
のように、パイロットは、客室２０を通過したり利用す
ることなく、操縦室３０内ですべての用を済ますことが
できる。
【０００８】ここで、客室２０内でハイジャックが起き
たとしても、客室２０は操縦室３０と完全分離隔壁４０
によって完全に分離されている。このため、犯人は、完
全分離隔壁４０に阻まれて操縦室３０へ侵入することは
できない。従って、犯人がパイロットに代わって機体の
操縦を行うというような不測の事態を回避することがで
きる。
【０００９】本発明には数多くの実施形態があり、以上
の開示に基づいて多様に改変することが可能である。例
えば、次のようなものも含まれる。 （１）前記実施形態では、操縦室３０内にラバトリ４２
を設けたが、機内食調理用のギャレーモジュールや仮眠
用のベッドなどを設けることを妨げるものではない。
【００１０】（２）前記実施形態では、客室２０と操縦
室３０との間に完全分離隔壁４０を設けたが、客室２０
内に完全分離隔壁４０を設けるようにしてもよい。例え
ば、客室２０を前部と後部に２分割する位置や、ファー
ストクラスとエコノミークラスの境界に完全分離隔壁４
０を設けるようにする。もちろん、ラバトリ，出入用の
ドア，ギャレーモジュールは、各分離客室毎にそれぞれ
設ける。このようにすることで、ハイジャック犯人がい
ない分離客室の乗客を保護することができる。また、犯
人が多数存在する場合には、それらを複数の分離客室に
分断することで、ハイジャック犯の連携を妨げることが
できる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果がある。 （１）操縦室と客室との間に完全分離隔壁を設けること
としたので、ハイジャック犯の操縦室への侵入を妨げる
ことができる。従って、操縦室を犯人が占拠するような
凶悪なハイジャックを防止することができる。 （２）客室内に完全分離隔壁を設けることとしたので、
ハイジャック犯人がいない分離客室の乗客を保護するこ
とができる。また、犯人が多数存在する場合には、それ
らの連携を妨げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態にかかる旅客機の機首部分
を一部破断して示す斜視図である。
【図２】図１の主要部を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
１０…旅客機 １２…胴体 ２０…客室 ３０…操縦室 ３２…操縦桿 ３４…計器・表示・スイッチ類 ３６…操縦席 ４０…完全分離隔壁 ４２…ラバトリ ４４…専用ドア
【手続補正書】
【提出日】平成１３年１０月１９日（２００１．１０．
１９）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】次に、本実施形態の作用を説明する。パイ
ロットは、専用ドア４４を使用することで、まったく客
室２０を通ることなく操縦室３０に出入りする。トイレ
は、操縦室３０内のラバトリ４２で済ませる。食事は、
操縦室３０内に機内食を用意することで可能である。こ
のように、パイロットは、客室２０を通過したり利用す
ることなく、操縦室３０内ですべての用を済ますことが
できる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 操縦室と客室との間に、それらを完全に
    分離する完全分離隔壁を設けるとともに、出入用ドア及
    びラバトリを操縦室に設けたことを特徴とする旅客機。
  2. 【請求項２】 客室を分割する完全分離隔壁を客室内に
    設けるとともに、各分離客室にそれぞれ出入用ドア及び
    ラバトリを設けたことを特徴とする旅客機。
  3. 【請求項３】 操縦室と客室との間に、それらを完全に
    分離する完全分離隔壁を設けるとともに、出入用ドア及
    びラバトリを操縦室に設け、客室を分割する完全分離隔
    壁を客室内に設けるとともに、出入用ドア及びラバトリ
    を各分離客室にそれぞれ設けたことを特徴とする旅客
    機。
JP2001305731A 2001-10-01 2001-10-01 旅客機 Pending JP2003104298A (ja)

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