JP2003102719A - 断層像撮像システム及びその操作コンソール及び制御方法 - Google Patents

断層像撮像システム及びその操作コンソール及び制御方法

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JP2003102719A JP2001291939A JP2001291939A JP2003102719A JP 2003102719 A JP2003102719 A JP 2003102719A JP 2001291939 A JP2001291939 A JP 2001291939A JP 2001291939 A JP2001291939 A JP 2001291939A JP 2003102719 A JP2003102719 A JP 2003102719A
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Akihiko Nishide
明彦 西出
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検体の周囲の空気におけるノイズ成分およ
び被検体内部で生じる散乱X線による悪影響を除去し
て、より鮮明な断層像を得ること。 【解決手段】 投影データを被検体領域と空気領域とで
分割される2値化データを作成し(S21)、空気領域と隣
接する被検体領域の画素に対して膨張操作を行う(S2
2)。次に、膨張操作を受けた領域に鮮鋭化フィルタを施
し(S23)、空気領域における画素をマスクする(S23)。そ
して、再構成用フィルタを重畳し(S43)、再投影処理を
行う(S44)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線の照射によ
って被検体の断層像を得る断層像撮像システム及びその
操作コンソール及び制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線CTシステム等の断層像撮像システ
ムは、一般に、図6のフローチャートに示すような処理
ステップを経て断層像を表示する。ここでは、エリアセ
ンサを用いたコーンビーム型X線CTシステムを例にと
って説明する。
【0003】まず、X線発生源であるX線管からX線を
被検体に照射し、その透過X線を複数個の検出素子から
なるX線検出部で測定して投影データを得る。そして、
この投影データの収集を、X線管とX線検出部を被検体
の周囲を回転させながら複数のビュー方向で行う(ステ
ップS41)。このような投影データの収集はスキャン
と呼ばれている。
【0004】次に、各投影データに検出素子の特性を補
正する種々の前処理演算を施す(ステップS42)。そ
の後、コーンビーム再構成用のフィルタを重畳して(ス
テップS43)、再投影(バックプロジェクション)処
理を行う(ステップS44)。そして、Window level
値、Window width値に従い、CT値を256階調程度の
表示用のデータに変換して(ステップS45)、CRT
等のモニタに断層像を表示出力する(ステップS4
6)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、被検体の周
囲の空気に照射されたX線による投影データは、実際に
は一定値であるとは限らず、ノイズ成分が重畳している
場合がある。このようなノイズ成分の存在は、再構成さ
れた被検体断層像の鮮明度に悪影響を与えるという問題
がある。
【0006】また、特に投影データの収集にX線のエリ
アセンサとしてイメージインテンシファイアを用いるシ
ステムにおいては、被検体内部で散乱され方向を曲げら
れたX線ビーム(散乱X線)の大きさが無視できない。
このような散乱X線は近隣の検出素子に影響を与えて検
出分解能を低下させ、その結果、再構成された断層像が
不鮮明になるという問題を引き起こす。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、被検体の周囲の空気におけるノイズ成分およ
び被検体内部で生じる散乱X線による悪影響を除去し
て、より鮮明な断層像を得ることが可能な断層像撮像シ
ステム及びその操作コンソール及び制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、例えば本発明の断層像撮像システムは、以下の構成
を備える。すなわち、複数方向から被検体に放射線を照
射して、被検体を透過した各方向からの放射線より得ら
れる投影データに基づき被検体の断層像を出力する断層
像撮像システムであって、前記投影データを所定のしき
い値で被検体領域と空気領域とに分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された領域の境界から所定の近
傍区間おける投影データの濃度遷移を急峻にする鮮鋭化
手段と、前記鮮鋭化手段により鮮鋭化された投影データ
に基づいて被検体の断層像を再構成する断層像再構成手
段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施形態に
ついて詳細に説明する。
【0010】図1は、実施形態のイメージインテンシフ
ァイア(I.I)を用いた断層像撮像システムのブロッ
ク構成図である。図示のように本システムは、被検体に
X線を照射し、被検体を透過したX線から可視画像信号
を取得するための撮像装置100と、撮像装置100に
対して各種動作設定を行うとともに、撮像装置100か
ら出力されたデータに基づいてX線断層像を再構成し、
表示する操作コンソール200により構成されている。
【0011】撮像装置100は、その全体の制御をつか
さどるメインコントローラ1をはじめ、以下の構成を備
える。
【0012】2は操作コンソール200との通信を行う
ためのインタフェース、3はX線発生源であるX線管
(X線管コントローラ4により駆動制御される)であ
り、テーブル9に横たえられた被検体を透過したX線を
受け取り可視画像に変換する画像変換器5が設けられて
いる。このX線画像変換器5は、X線像を光学像に変換
するイメージインテンシファイア(I.I)5aと、そ
の光学像を電気的な濃度値信号に変換するCCDあるい
は撮像管の撮像素子からなる撮像デバイス5bとから構
成される。7は画像変換器から出力される電気信号を所
定の倍率で増幅するアンプ、8は電気信号を投影データ
としてのディジタル信号に変換するA/D変換器であ
る。なお、各画素は8ビット(=256段階)以上、例
えば10ビットで量子化されるものとする。A/D変換
器8の出力されるデータは操作コンソール200のデー
タ入力インタフェース60に入力される。
【0013】また、X線管3と画像変換器5とは、被検
体を挟んで対向する位置に設け、連結アーム6により固
定され、被検体の周りを回動するようになっている。こ
の回動は、モータコントローラ13からの駆動信号によ
り駆動される回転モータ12によって行われる。また、
被検体を乗せるテーブル9は、図面に垂直な方向(Z軸
方向)への搬送がなされるが、その駆動はテーブルモー
タ10によって行われる。
【0014】メインコントローラ1は、インタフェース
2を介して受信した各種コマンドの解析を行い、それに
基づいて上記のX線管コントローラ4、モータコントロ
ーラ13、テーブルモータコントローラ11、そして、
画像変換器5に対し、各種制御信号を出力することにな
る。
【0015】操作コンソール200は、いわゆるワーク
ステーションであり、図示するように、装置全体の制御
をつかさどるCPU51、ブートプログラム等を記憶し
ているROM52、主記憶装置として機能するRAM5
3をはじめ、以下の構成を備える。
【0016】HDD54は、ハードディスク装置であっ
て、ここにOS、撮像装置100に各種指示を与えた
り、撮像装置100より受信したデータに基づいてX線
断層像を再構成するための制御プログラムが格納される
とともに、再構成された断層像の画像データを保存する
ための領域も確保されている。また、VRAM55は表
示しようとするイメージデータを展開するメモリであ
り、ここにイメージデータ等を展開することでCRT5
6に表示させることができる。57及び58は、各種設
定を行うためのキーボード及びマウスである。また、5
9は撮像装置100と通信を行うためのインタフェー
ス、60は上記したとおり、撮像装置100のA/D変
換器8からのデータを入力するためのインタフェースで
ある。
【0017】次に、上記構成において行われる実施形態
の処理について、図2のフローチャートおよび図3の説
明図を用いて説明する。なお、図6のフローチャート内
のステップと同じ内容のステップには同一の符号を付し
てある。
【0018】まず、スキャン処理を行い、各ビュー方向
からの投影データを得る(ステップS41)。次に、各
投影データに、対数変換、検出素子の特性を補正するオ
フセット補正等の種々の前処理演算を施す(ステップS
42)。
【0019】続いて、各投影データを、被検体領域と空
気領域とに分割されるような所定のしきい値で2値化さ
れる2値化データを作成する(ステップS21)。この
ことを、図3を用いて説明する。図3(a)は、被検体
の真上方向にあたるビュー方向からX線を照射したとき
に得られた投影データによる画像を、擬似的に表示した
ものである。ここでは例えば、ラインyの位置における
断層像を得ることが目的であると仮定する。(b)は、
このラインyに対応する撮像素子のX方向のチャネルご
との投影データの濃度値をプロットしたものである。こ
のように、被検体領域内の濃度値は比較的高く、空気領
域内の濃度値は比較的低い。ただし、空気領域での濃度
値は、理想的にはほぼ0となるところ、ある程度ノイズ
が重畳されている。先のステップS21では、被検体領
域と空気領域とに分割される所定のしきい値Tで2値化
データを作成する。その結果、(c)に示すような、被
検体領域を1、空気領域を0とする2値化データが得ら
れる。
【0020】次に、ステップS22に進み、得られた2
値化データについて、空気領域に隣接する被検体領域の
画素に対して所定画素(δ画素)分の膨張操作を行う。
膨張操作としては、例えば、4近傍膨張と8近傍膨張と
を交互にδ回かける論理演算により実現することが可能
である。この膨張操作により、図3(d)に示すよう
に、被検体領域がδ画素分膨張されることになる。以
下、このような膨張操作を受けて膨張された領域を境界
領域とよぶ。
【0021】次に、投影データに対し、境界領域内の濃
度の遷移を鮮鋭化するための2次元の鮮鋭化フィルタを
施す(ステップS23)。次に、ステップS22で得ら
れた膨張操作後の2値データに基づいて、空気領域にお
ける画素をマスク、すなわち、濃度値を0とする(ステ
ップS24)。なお、被検体領域の画素に対しては何も
しない。
【0022】このステップS23およびステップS24
の処理の一例を図4を用いて説明する。同図(a)は、
図3(b)における空気領域と被検体領域との境界近辺
の拡大図である。ここで、ステップS23の鮮鋭化フィ
ルタ処理として、境界領域におけるδ画素の投影データ
に、(b)に示すような、X線イメージインテンシファ
イアのエリアセンサの位置に依存したカーネル(kerne
l)を重畳する。その後、空気領域の投影データに対し
ステップS24のマスク処理を行う。その結果、図4
(c)に示すように、境界領域での濃度遷移が急峻にな
るとともに、空気領域での濃度値は0に抑えられる。な
お、カーネルは、図5に示すような格子状ワイヤ(例え
ばタングステン製)を再構成中心にX線I.I面に並行
に置き、そのワイヤの影をX線撮影(データ入力)し、
そのX線I.Iのエリアセンサの各位置におけるpoint
spread functionを求める。この逆フィルタを求めて、
カーネルとすることにより、鮮鋭化が行える。
【0023】ステップS23、ステップS24の処理
を、フィルタ演算処理としてまとめると、次のようにな
る。ステップS42で前処理された、投影方向viewにお
ける投影データの、X方向における位置x、Y方向にお
ける位置yの濃度値をG(x, y,view)とすると、
【0024】(1)被検体領域 G(x, y, view) = G(x, y, view) (2)境界領域 G(x, y, view) = G(x, y, view)*k(x, y) (3)空気領域 G(x, y, view) = 0 ただし、kは鮮鋭化フィルタ関数、記号*は、重畳(た
たみ込み)演算を表す。
【0025】この結果、図3(b)に示した濃度値は、
同図(e)に示すような濃度値に変換されることにな
る。
【0026】その後、コーンビーム再構成用のフィルタ
を重畳し(ステップS43)、再投影(バックプロジェ
クション)処理を行う(ステップS44)。そして、Wi
ndowlevel値、Window width値に従ってCT値を256
階調程度の表示用のデータに変換して(ステップS4
5)、CRT等のモニタに断層像を表示出力する(ステ
ップS46)。
【0027】以上説明したように、境界領域での濃度遷
移を鮮鋭化させるフィルタを投影データに重畳するよう
にしたので、散乱X線による悪影響を除去して断層像の
画質を向上させることができる。また、空気領域におけ
る濃度値を0に置換したうえで画像再構成処理を行うよ
うにしたので、空気領域に存在していたノイズ成分によ
る断層像の画質を向上させることができる。
【0028】また、被検体領域にも、弱めにカーネルを
かけてもよい。なお、実施形態では、空気領域、境界領
域、被検体領域の境界で不連続にカーネルの重畳有無が
変化しているが、重みをかけて滑らかに変化させてもよ
い。
【0029】なお、以上説明した実施形態では、所定の
ラインyのみを用いて、すなわち、I.Iをラインセン
サとして用いて、X線断層像を再構成するようにした
が、再構成に使用するラインは1本に限るものではな
く、必要なスライス厚等に応じて、所定数のライン(例
えば、100ライン)分をまとめて用いるものであって
もよい。
【0030】また、上述の実施形態では、X線I.Iを
使用したが、X線フラットパネル等のエリアセンサを用
いてもよい。
【0031】また、本発明は、医用断層像撮像システム
のみならず、産業用断層像撮像システムにも適用が可能
であるであることはいうまでもない。
【0032】また、実施形態における断層像撮像システ
ムの制御のほとんどは操作コンソール200において行
った。操作コンソール200の構成自体は、汎用の情報
処理装置(ワークステーションやパーソナルコンピュー
タ等)で実現できるものであるので、ソフトウェアを同
装置にインストールし、それでもって実現することも可
能である。
【0033】つまり、本発明の目的は、前述した実施形
態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを
記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムある
いは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピ
ュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し実行することによっても実現で
きるものである。この場合、記憶媒体から読み出された
プログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現
することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶
媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュー
タが読み出したプログラムコードを実行することによ
り、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、
そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上
で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被検体の周囲の空気におけるノイズ成分および被検体内
部で生じる散乱X線による悪影響を除去して、より鮮明
な断層像を得ることが可能な断層像撮像システム及びそ
の操作コンソール及び制御方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の断層像撮像システムのブロック構成
図である。
【図2】実施形態におけるX線断層像の再構成処理を示
すフローチャートである。
【図3】実施形態における濃度値の変換処理を説明する
ための図である。
【図4】実施形態の鮮鋭化フィルタおよびマスク処理の
効果を説明するための図である。
【図5】実施形態における鮮鋭化処理を説明するための
図である。
【図6】従来のX線断層像の再構成処理を示すフローチ
ャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西出 明彦 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA11 AA22 CA07 FC26 FD09 FE06 FE08 5B057 AA09 BA03 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB16 CC01 CE02 CE03 CE06 CE09 CE12 CE20

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数方向から被検体に放射線を照射し
    て、被検体を透過した各方向からの放射線より得られる
    投影データに基づき被検体の断層像を出力する断層像撮
    像システムであって、 前記投影データを所定のしきい値で被検体領域と空気領
    域とに分割する分割手段と、 前記分割手段により分割された領域の境界から所定の近
    傍区間おける投影データの濃度遷移を急峻にする鮮鋭化
    手段と、 前記鮮鋭化手段により鮮鋭化された投影データに基づい
    て被検体の断層像を再構成する断層像再構成手段と、 を備えることを特徴とする断層像撮像システム。
  2. 【請求項2】 前記鮮鋭化手段は、前記分割手段による
    分割結果に基づいて前記投影データの2値化データを作
    成する2値化データ作成手段と、 作成された前記2値化データに対して空気領域と隣接す
    る被検体領域の画素に対して所定画素分の膨張操作を行
    う境界膨張手段と、 前記境界膨張手段により膨張された領域における投影デ
    ータの濃度遷移を急峻にする急峻化手段と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の断層像撮像
    システム。
  3. 【請求項3】 前記鮮鋭化手段は、 前記境界膨張手段により膨張操作が行われた2値化デー
    タに基づいて空気領域の投影データを所定値でマスクす
    るマスク手段を更に備えることを特徴とする請求項2に
    記載の断層像撮像システム。
  4. 【請求項4】 複数方向から被検体に放射線を照射し
    て、被検体を透過した各方向からの放射線より得られる
    投影データに基づき被検体の断層像を出力する断層像撮
    像システムの制御方法であって、 前記投影データを所定のしきい値で被検体領域と空気領
    域とに分割する分割工程と、 前記分割工程により分割された領域の境界から所定の近
    傍区間おける投影データの濃度遷移を急峻にする鮮鋭化
    工程と、 前記鮮鋭化工程により鮮鋭化された投影データに基づい
    て被検体の断層像を再構成する断層像再構成工程と、 を備えることを特徴とする断層像撮像システムの制御方
    法。
  5. 【請求項5】 前記鮮鋭化工程は、 前記分割工程による分割結果に基づいて前記投影データ
    の2値化データを作成する2値化データ作成工程と、 作成された前記2値化データに対して空気領域と隣接す
    る被検体領域の画素に対して所定画素分の膨張操作を行
    う境界膨張工程と、 前記境界膨張工程により膨張された領域における投影デ
    ータの濃度遷移を急峻にする急峻化工程と、 を備えることを特徴とする請求項4に記載の断層像撮像
    システムの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記鮮鋭化工程は、 前記境界膨張工程により膨張操作が行われた2値化デー
    タに基づいて空気領域の投影データを所定値でマスクす
    るマスク工程を更に備えることを特徴とする請求項5に
    記載の断層像撮像システムの制御方法。
  7. 【請求項7】 複数方向から被検体に放射線を照射し
    て、被検体を透過した各方向からの放射線より得られた
    投影データに基づき被検体の断層像を出力する断層像撮
    像システムの操作コンソールであって、 前記投影データを所定のしきい値で被検体領域と空気領
    域とに分割する分割手段と、 前記分割手段により分割された領域の境界から所定の近
    傍区間おける投影データの濃度遷移を急峻にする鮮鋭化
    手段と、 前記鮮鋭化手段により鮮鋭化された投影データに基づい
    て被検体の断層像を再構成する断層像再構成手段と、 を備えることを特徴とする断層像撮像システムの操作コ
    ンソール。
  8. 【請求項8】 前記鮮鋭化手段は、 前記分割手段による分割結果に基づいて前記投影データ
    の2値化データを作成する2値化データ作成手段と、 作成された前記2値化データに対して空気領域と隣接す
    る被検体領域の画素に対して所定画素分の膨張操作を行
    う境界膨張手段と、 前記境界膨張手段により膨張された領域における投影デ
    ータの濃度遷移を急峻にする急峻化手段と、 を備えることを特徴とする請求項7に記載の断層像撮像
    システムの操作コンソール。
  9. 【請求項9】 前記鮮鋭化手段は、 前記境界膨張手段により膨張操作が行われた2値化デー
    タに基づいて空気領域の投影データを所定値でマスクす
    るマスク手段を更に備えることを特徴とする請求項8に
    記載の断層像撮像システム操作コンソール。
  10. 【請求項10】 複数方向から被検体に放射線を照射し
    て、被検体を透過した各方向からの放射線より得られた
    投影データに基づき被検体の断層像を出力する断層像撮
    像システムの操作コンソールの制御方法であって、 前記投影データを所定のしきい値で被検体領域と空気領
    域とに分割する分割工程と、 前記分割工程により分割された領域の境界から所定の近
    傍区間おける投影データの濃度遷移を急峻にする鮮鋭化
    工程と、 前記鮮鋭化工程により鮮鋭化された投影データに基づい
    て被検体の断層像を再構成する断層像再構成工程と、 を備えることを特徴とする断層像撮像システムの操作コ
    ンソールの制御方法。
  11. 【請求項11】 前記鮮鋭化工程は、 前記分割工程による分割結果に基づいて前記投影データ
    の2値化データを作成する2値化データ作成工程と、 作成された前記2値化データに対して空気領域と隣接す
    る被検体領域の画素に対して所定画素分の膨張操作を行
    う境界膨張工程と、 前記境界膨張工程により膨張された領域における投影デ
    ータの濃度遷移を急峻にする急峻化工程と、 を備えることを特徴とする請求項10に記載の断層像撮
    像システムの操作コンソールの制御方法。
  12. 【請求項12】 前記鮮鋭化工程は、 前記境界膨張工程により膨張操作が行われた2値化デー
    タに基づいて空気領域の投影データを所定値でマスクす
    るマスク工程を更に備えることを特徴とする請求項11
    に記載の断層像撮像システム操作コンソールの制御方
    法。
  13. 【請求項13】 複数方向から被検体に放射線を照射し
    て、被検体を透過した各方向からの放射線より得られた
    投影データに基づき被検体の断層像を出力する断層像撮
    像システムの操作コンソールの制御用のプログラムであ
    って、 前記投影データを所定のしきい値で被検体領域と空気領
    域とに分割する分割工程のプログラムコードと、 前記分割工程により分割された領域の境界から所定の近
    傍区間おける投影データの濃度遷移を急峻にする鮮鋭化
    工程のプログラムコードと、 前記鮮鋭化工程により鮮鋭化された投影データに基づい
    て被検体の断層像を再構成する断層像再構成工程のプロ
    グラムコードと、 を備えることを特徴とするプログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のプログラムを格納
    した記憶媒体。
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