JP2003102023A - 撮像装置及びホワイトバランスの制御方法 - Google Patents

撮像装置及びホワイトバランスの制御方法

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JP2003102023A
JP2003102023A JP2001289681A JP2001289681A JP2003102023A JP 2003102023 A JP2003102023 A JP 2003102023A JP 2001289681 A JP2001289681 A JP 2001289681A JP 2001289681 A JP2001289681 A JP 2001289681A JP 2003102023 A JP2003102023 A JP 2003102023A
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Japan
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control signal
balance control
image pickup
signal
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JP2001289681A
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Shingo Nakano
晋吾 中野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な外測センサを用いた時の、測色時間を
短くできる、ハイブリッド方式のホワイトバランス調整
を備えた撮像装置を提供する。 【解決手段】 内測センサ(第1のホワイトバランス検
出手段)から得られた前回の撮影時の第1ホワイトバラ
ンス制御信号と、今回の撮影時の第3ホワイトバランス
制御信号とを比較し、所定範囲内の時、すなわち光源が
変化していないと判断した時は、前回の撮影時の外測セ
ンサ(第2のホワイトバランス検出手段)の測色結果
(第2ホワイトバランス制御信号)を用いて、今回の撮
影時の内測センサからの測色結果(第3ホワイトバラン
ス制御信号)とを合わせて最終のホワイトバランス調整
値を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置及びホワ
イトバランスの制御方法に関し、特にホワイトバランス
制御機能を有する撮像装置を対象とする。
【0002】
【従来の技術】従来の電子スチルカメラのオートホワイ
トバランス方式としては、外測センサ方式、TTL(Th
rough The Lens)方式とハイブリッド方式がある。外測
センサ方式は外光の色を測定して得られるデータを用い
てホワイトバランス補正を行うものであり、TTL方式
は撮像センサの出力信号から外光の色を算出し、そのデ
ータを用いてホワイトバランスの補正を行うものであ
る。また、ハイブリッド方式は外測センサ方式とTTL
方式の両方を用いた方式である。
【0003】このようなハイブリッド方式を用いたホワ
イトバランス補正を行うものとして、本出願人による特
願平2−92264号公報にて公開されている。また、
縦位置に構えた時に手などの陰に隠れてしまい、ホワイ
トバランス補正が誤作動してしまうのを防ぐことを目的
に、外測センサから得られるホワイトバランス補正のた
めの測色データを使用する否かをカメラの姿勢に応じて
決定するものも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の外測センサ方式では、撮像装置本体と被写体とが
離れているなどして各々を照射する光源が異なってしま
う場合は、ホワイトバランス調整の精度が著しく低下し
てしまう。
【0005】また、上記従来例のTTL方式では、被写
体が大面積の有彩色だった場合など、画面の大部分が単
一色で占められているような場合には、やはり、ホワイ
トバランス調整精度の低下を招いてしまう。
【0006】外測センサ方式、TTL方式両方を用いた
ハイブリット方式は、両社の欠点を補ったホワイトバラ
ンスの調整が可能なので、上記のような欠点を解消する
ことができる。
【0007】しかし、一般的に外測センサは、その構造
上どうしても測色するまでに時間を要するため、シャッ
ターチャンスを逃す恐れがあった。また、外測センサに
CCDなどを用いれば上記問題は解決できるが、コスト
が高くなるという問題が生じる。
【0008】また、前記従来例では、カメラを縦に構え
た時に手などで外測センサを覆ってしまった場合、誤っ
たホワイトバランスの調整を行ってしまう。そこで、カ
メラの姿勢を検出して、縦に構えた時など撮影者の手な
どで隠れてしまい、外測センサの出力が信頼できない時
は、外測センサを禁止して、TTL方式だけでホワイト
バランスの調整を行っている。
【0009】ところが、TTL方式だけでは先に説明し
たような問題が生じてしまう。そこで、前記従来例では
外測センサを2つ用いることで、カメラがどの向きに構
えられても、使用可能などちらかの外測センサを用いる
ことで、上記問題の対策を行っている。
【0010】しかしながら、前記従来例で開示されてい
る方法では、外測センサが2つ必要なため、コストアッ
プの要因となるばかりか、小型化の妨げになってしま
う。
【0011】そこで、本発明に係る第1の発明の目的
は、安価な外測センサを用いた時の、測色時間を短くで
きる、ハイブリッド方式のホワイトバランス調整を備え
た撮像装置及びホワイトバランスの制御方法を提供する
ことである。
【0012】また、本発明に係る第2の発明の目的は、
カメラの姿勢によって手などで覆われるなどして外測セ
ンサが使えない場合などでも、良好なホワイトバランス
の調整が可能な撮像装置及びホワイトバランスの制御方
法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、被
写体の画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段から得
た信号を用いてホワイトバランス調整のための第1のホ
ワイトバランス制御信号を生成する第1のホワイトバラ
ンス検出手段と、測色センサから得た信号を用いてホワ
イトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御
信号を生成する第2のホワイトバランス検出手段と、前
記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイ
トバランス制御信号とを記憶する記憶手段と、前記記憶
手段に記憶される前記第1のホワイトバランス制御信号
のレベルと前記第1のホワイトバランス検出手段により
新たに生成された第3のホワイトバランス制御信号のレ
ベルとを比較する比較手段と、前記比較手段によって比
較された第1,第3のホワイトバランス制御信号のレベ
ル差が所定範囲のときには、前記記憶手段に記憶された
前記第2のホワイトバランス制御信号と前記第3のホワ
イトバランス制御信号とを用いてホワイトバランス調整
値を決定する制御手段とを備える。
【0014】本発明の撮像装置の一態様では、前記制御
手段は、前記比較手段の出力が所定範囲外のときには、
前記第2のホワイトバランス検出手段により前記測色セ
ンサによって新たに生成された第4のホワイトバランス
制御信号と、前記第3のホワイトバランス制御信号とか
らホワイトバランス調整値を決定する。
【0015】本発明のホワイトバランスの制御方法は、
被写体の撮像信号を用いてホワイトバランス調整のため
の第1のホワイトバランス制御信号を生成するステップ
と、測色センサから得られた測色信号を用いてホワイト
バランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号
を生成するステップと、前記第1のホワイトバランス制
御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号とを記憶
するステップと、記憶されている前記第1のホワイトバ
ランス制御信号のレベルと、被写体の撮像信号を用いて
新たに生成された第3のホワイトバランス制御信号のレ
ベルとを比較するステップと、比較された前記第1,第
3のホワイトバランス制御信号のレベル差が所定範囲の
ときには、記憶された前記第2のホワイトバランス制御
信号と前記第3のホワイトバランス制御信号とを用いて
ホワイトバランス調整値を決定するステップとを含む。
【0016】本発明のホワイトバランスの制御方法の一
態様では、比較された前記第1,第3のホワイトバラン
ス制御信号のレベル差が所定範囲外のときには、前記測
色センサの最新の信号から生成された第4のホワイトバ
ランス制御信号と、前記第3のホワイトバランス制御信
号とから撮影画像の最終のホワイトバランス調整値を決
定するステップを更に含む。
【0017】従って、内測センサ(第1のホワイトバラ
ンス検出手段)から得られた前回の撮影時のホワイトバ
ランス制御信号(第1のホワイトバランス制御信号)
と、今回の撮影時のホワイトバランス制御信号(第3の
ホワイトバランス制御信号)とを比較し、所定範囲内の
時、すなわち光源が変化していないと判断した時は、前
回の撮影時の外測センサ(第2のホワイトバランス検出
手段)の測色結果(第2のホワイトバランス制御信号)
を用いて、今回の撮影時の内測センサからの測色結果
(第3のホワイトバランス制御信号)とを合わせて最終
のホワイトバランス調整値を決定するので、今回の撮影
時には外測センサの測色を行わずに済み、コストの安い
外測センサを用いた場合でも、短い時間で測色を終了さ
せることができる。
【0018】本発明の撮像装置は、当該撮像装置の姿勢
を検出する姿勢検出手段と、被写体の画像を撮像する撮
像手段と、前記撮像手段から得た信号を用いてホワイト
バランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号
を生成する第1のホワイトバランス検出手段と、測色セ
ンサから得た信号を用いてホワイトバランス調整のため
の第2のホワイトバランス制御信号を生成する第2のホ
ワイトバランス検出手段と、前記第1のホワイトバラン
ス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号とを
記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される前記第
1のホワイトバランス制御信号のレベルと、前記第1の
ホワイトバランス検出手段により新たに生成された第3
のホワイトバランス制御信号のレベルとを比較する比較
手段と、前記姿勢検出手段の検出結果に基づいて前記第
2のホワイトバランス検出手段の信頼度が低いと判断し
た場合であって、前記比較手段によって比較された第
1,第3のホワイトバランス制御信号のレベル差が所定
範囲のときには、前記記憶手段に記憶された前記第2の
ホワイトバランス制御信号と前記第3のホワイトバラン
ス制御信号とを用いてホワイトバランス調整値を決定す
る制御手段とを備えている。
【0019】本発明の撮像装置の一態様では、前記制御
は、前記姿勢検出手段の検出結果に基づいて前記第2の
ホワイトバランス検出手段の信頼度が低いと判断した場
合であって、前記比較手段によって比較された第1,第
3のホワイトバランス制御信号のレベル差が所定値範囲
外のときには、前記第2のホワイトバランス制御信号を
用いてホワイトバランス調整値を決定する。
【0020】本発明のホワイトバランスの制御方法は、
当該撮像装置の姿勢を検出するステップと、被写体の画
像を撮像するステップと、前記撮像手段から得た信号を
用いてホワイトバランス調整のための第1のホワイトバ
ランス制御信号を生成するステップと、測色センサから
得られる測色信号を用いてホワイトバランス調整のため
の第2のホワイトバランス制御信号を生成するステップ
と、前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2の
ホワイトバランス制御信号とを記憶するステップと、記
憶されている前記第1のホワイトバランス制御信号のレ
ベルと、被写体の撮像信号を用いて新たに生成された第
3のホワイトバランス制御信号のレベルとを比較するス
テップと、前記姿勢の検出結果に基づいて前記第2のホ
ワイトバランス制御信号の信頼度が低いと判断した場合
であって、前記第1,第3のホワイトバランス制御信号
のレベル差が所定範囲のときには、記憶された前記第2
のホワイトバランス制御信号と前記第3のホワイトバラ
ンス制御信号とを用いてホワイトバランス調整値を決定
するステップとを含む。
【0021】本発明のホワイトバランスの制御方法の一
態様では、検出された姿勢に基づいて前記第2のホワイ
トバランス制御信号の信頼度が低いと判断した場合であ
って、前記第1,第3のホワイトバランス制御信号のレ
ベル差が所定範囲外のときには、前記第2のホワイトバ
ランス制御信号を用いてホワイトバランス調整値を決定
するステップを更に含む。
【0022】従って、カメラが縦位置に構えられ、外測
センサが撮影者の手などで覆われ使えない場合において
も、内測センサの出力が前回と今回で所定範囲内の時
は、光源の変化がしていないと判断して、前回の外測セ
ンサからの出力を用いて、最終のホワイトバランス調整
を行うようにしたので、外測センサが使えない場合でも
良好なホワイトバランスの調整が可能となる。
【0023】本発明の記録媒体は、コンピュータを、前
記撮像装置の前記各手段として機能させるためのプログ
ラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り
可能なものである。
【0024】本発明の記録媒体は、前記ホワイトバラン
スの制御方法の手順をコンピュータに実行させるための
プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読
み取り可能なものである。
【0025】本発明のプログラムは、コンピュータを、
前記撮像装置の前記各手段として機能させるためのもの
である。
【0026】本発明のプログラムは、前記ホワイトバラ
ンスの制御方法の手順をコンピュータに実行させるため
のものである。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
による第1の実施形態について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の実施形態を示す電子スチルカメラ
のブロック図である。同図において、101は撮影レン
ズ、102はシャッター等の露光制御手段で、通常は被
写体光束を遮り、撮像時にはレリーズ信号(SW2がO
N)に応じて被写体光束の光路から待避して露光を開始
させる先羽根群と、ファインダー観察時には被写体光束
の光路から待避しているとともに、撮像時には先羽根群
の走行開始後所定のタイミングで被写体光束を遮光する
後羽根群とを有するフォーカルプレーンシャッターであ
る。
【0028】103は撮像手段である撮像センサで、C
CD(電荷結像素子)等により構成されている。撮影レ
ンズ101からの被写体光はCCD103の受光面上で
結像し、CCD103には被写体像の明るさに応じた信
号電荷が蓄積される。CCD103に蓄積された信号電
荷は、AGC回路やCDS回路などを含むアナログ信号
処理回路104に入力される。
【0029】アナログ信号処理回路104で、アナログ
画像信号に対してゲインコントロール、雑音除去などの
アナログ処理が施された後、A/Dコンバータ105に
よってデジタル信号に変換される。
【0030】デジタル変換された信号は、第1のホワイ
トバランス検出手段でもある画像処理回路106に導か
れ、フィルター処理、ガンマ補正などの画像前処理が行
われ、メモリ制御回路107に出力する。また、ホワイ
トバランスを行うためホワイトバランス制御信号が生成
され、この制御信号は制御手段でもある制御装置115
へ送信される。そして、制御装置115は、内部に構成
されたホワイトバランス制御回路114によって、後述
するホワイトバランス検出処理回路116から出力され
るホワイトバランス制御信号とを合わせて、最終のホワ
イトバランス調整値を算出し、再度画像処理回路106
へ送信され画像処理が行われる。
【0031】メモリ制御回路106は画像処理回路10
7で生成されたホワイトバランス制御信号などを内部記
憶装置109へ記録されると共に、画像処理回路106
で生成された画像信号をメモリなどの外部記憶装置10
8に記憶される。
【0032】なお、内部記憶装置109に記憶されてい
る、ホワイトバランス制御信号は、制御装置115の命
令により、メモリ制御回路107を通していつでも読み
出すことが可能である。
【0033】第2のホワイトバランス検出手段であるホ
ワイトバランス検出回路116は、測色センサ110
と、測色センサ110からのアナログ信号をデジタル信
号とするA/Dコンバータ112と、デジタル色温度信
号に基づいてホワイトバランス制御信号を生成するCP
U117にて構成されている。なお、測色センサ110
は図4に示す位置に取り付けられており、外測方式のセ
ンサである。
【0034】111はカメラの姿勢を検出する例えばジ
ャイロ方式の角速度センサなどで構成されているカメラ
の姿勢検知センサ、113はカメラの姿勢検知センサ1
11からの信号をA/D変換して、制御装置115へ送
信するA/Dコンバータである。
【0035】なお、カメラの姿勢検知センサ111と、
A/Dコンバータ113と、カメラの姿勢検知センサ1
11の出力結果からカメラの姿勢を算出する制御装置1
15とから、姿勢検出手段を構成している。
【0036】ホワイトバランス調整手段である114
は、画像処理回路106から送信されるホワイトバラン
ス制御信号と、ホワイトバランス検出処理回路116か
ら送信されるホワイトバランス制御信号とから、撮像セ
ンサ103から出力された撮像信号をホワイトバランス
調整するための最終のホワイトバランスの調整値を算出
するホワイトバランス制御回路である。SW1は撮影準
備スイッチであり、SW2は撮影動作を開始する撮影ス
イッチである。
【0037】図2は、本発明による第1の実施形態にお
ける電子スチルカメラの動作フローチャートである。図
2において、ステップ101ではSW1がONしたか否
かを検出する。ONされたことを検出したら、ステップ
102へ移行する。
【0038】ステップ102では、周知の測光と測距を
行いステップ103へ移行する。ステップ103では、
SW2がONしたか否かを検出し、ONされていないと
きはステップ101へ戻り、ONされたことが検出され
た時には、ステップ104へ移行する。
【0039】ステップ104ではすでに説明したシャッ
ター102の先羽根群を駆動した後、ステップ102で
算出した測光結果に基づいて所定時間CCD103の蓄
積を行い終了後、後羽根群を駆動させる。CCD103
にて蓄積された電荷は、アナログ信号処理回路104に
転送される。
【0040】アナログ信号処理回路104では、アナロ
グ処理が行われ、その後、A/Dコンバータ105にて
デジタル信号に変換される。ステップ105では、A/
Dコンバータ105にて変換されたデジタル信号を、画
像処理回路106にて第3のホワイトバランス制御信
号:TWBD3が生成され、制御回路115へ送られ
る。
【0041】ステップ106にて比較手段でもある制御
装置115は、メモリ制御回路107を通して、内部記
憶装置109内に記憶されている前回撮影時の、TTL
方式にて生成した第1のホワイトバランス制御信号:T
WBD1を読み出して、TWBD3との信号レベルの比
較を行う。
【0042】ステップ107では、ステップ106にて
比較した結果が所定範囲内のとき、つまり、被写体を照
らしている光源が変化していないと判断した時は、ステ
ップ108へ移行する。ステップ106にて比較した結
果、ホワイトバランス制御信号のレベル差が所定範囲を
超えている場合、つまり、被写体を照らしている光源が
変化したと判断した場合は、ステップ111へ移行す
る。
【0043】ステップ108にて制御装置115は、メ
モリ制御回路107を通して、内部記憶装置109内に
記憶されている前回撮影時の外測センサにて算出された
第2のホワイトバランス制御信号:GWBD2を読み出
して、ステップ109へ移行する。
【0044】ステップ109にて、制御回路115内の
ホワイトバランス制御回路114は、第2のホワイトバ
ランス制御信号:GWBD2と第3のホワイトバランス
制御信号:TWBD3とから、最終的なホワイトバラン
スの調整値を算出する。そして、算出された調整値を画
像処理回路106へ送信し、画像処理回路106はこの
調整値を基に撮像信号に対して最終的なホワイトバラン
スの調整を行う。
【0045】以上説明したように、TTL方式の測色結
果の変化が所定範囲内のときは、被写体の光源があまり
変化していないと判断して、前回撮影時に生成した測色
センサからのホワイトバランス制御信号(第2のホワイ
トバランス制御信号)を用いて、ホワイトバランス調整
を行うようにした。従って、時間を要する測色センサの
測色を行わずに済むので、シャッター時間を短くするこ
とができる。さらには、TTL方式にて生成したホワイ
トバランス制御信号と、測色センサから生成したホワイ
トバランス制御信号とを、ミックスしてホワイトバラン
スの調整値を算出するので、正確なホワイトバランスの
調整が可能となる。
【0046】図2に戻って,ステップ107にてホワイ
トバランス制御信号のレベル差が所定範囲を超えている
と判断された場合、つまり、被写体の光源が前回撮影時
と変化していると判断した場合は、ステップ111へ移
行する。
【0047】ステップ111では、ホワイトバランス検
出処理回路116にて測色を行い、第4のホワイトバラ
ンス制御信号:GWBD4を生成して、制御回路115
へ転送する。ステップ112にて、制御装置115内の
ホワイトバランス制御回路114にて、第4のホワイト
バランス制御信号:GWBD4と、第3のホワイトバラ
ンス制御信号:TWBD3とから、最終的なホワイトバ
ランスの調整値を算出する。そして、算出された調整値
を画像処理回路106へ送信し、画像処理回路106は
この調整値を基に撮像信号に対して最終的なホワイトバ
ランスの調整を行う。
【0048】ステップ109では、第4のホワイトバラ
ンス制御信号:GWBD4を第2のホワイトバランス制
御信号:GWBD2に置き換えてメモリ制御回路107
を通して、内部記憶装置109に記憶させる。また、第
3のホワイトバランス制御信号:TWBD3を第1のホ
ワイトバランス制御信号:TWBD1に置き換えて、メ
モリ制御回路107を通して、内部記憶装置109に記
憶させる。
【0049】なお、ステップ107で、ホワイトバラン
ス制御信号のレベル差が所定範囲外と判断された場合
は、測色センサでの測色信号を用いたが、第3のホワイ
トバランス制御信号:TWBD3だけを用いて最終のホ
ワイトバランス調整値を算出しても良い。
【0050】(第2に実施形態)次に、図3乃至は図5
を用いて、第2の実施形態について説明する。なお、カ
メラの構成については第1の実施形態にて説明した図1
と同様であるのでここでの説明は省略する。
【0051】図3において、ステップ201ではSW1
がONしたか否かを検出する。ONされたことを検出し
たら、ステップ202へ移行する。ステップ202で
は、周知の技術であるジャイロ方式の角速度センサであ
る姿勢検知センサ111を用いて、カメラの姿勢を検出
し、検出結果を制御装置115へ送信後、ステップ20
3へ移行する。ステップ203において、制御装置11
5はカメラの姿勢検出手段の出力から、カメラの姿勢を
算出し、測色センサ110の位置を求める。
【0052】ここで、図5を用いてカメラの姿勢と測色
センサ110との関係を説明する。図5において、1は
図1のように構成されているカメラ本体である。110
は図1にて説明した測色センサ110がカメラ本体1内
での取り付け位置を示している。
【0053】図5(a)はカメラが正位置に構えられた
状態を示している。この時,測色センサ110は上に来
ているので、撮影者の腕などで遮られることが無い。従
って、この場合は測色センサ110による測色は可能で
ある。
【0054】また、図5(b)はカメラが縦位置に構え
られた場合を示している。この状態でも測色センサ11
0は上に来ているので、撮影者の腕など遮られることが
無いため、測色センサ110による測色は可能である。
【0055】図5(c)も、カメラが縦位置に構えられ
た場合を示している。この状態では測色センサ110は
下に来ているので、レンズやレンズを支える撮影者の腕
によって測色センサ110は遮られてしまう。従って、
測色センサ110の測色結果は誤検出の恐れがあるの
で、測色センサ110にて生成されたホワイトバランス
制御値は使用不可である。
【0056】図3に戻って、ステップ203で測色セン
サ110が上にあるとき、つまり、図5にて図5
(a),図5(b)の状態である時は、測色センサ11
0での測色が可能と判断して、図4のフローチャートへ
ジャンプする。
【0057】また、測色センサ110が上でない時、つ
まり、図5(c)の状態の時は、測色センサ110での
測色が不可であると判断して、ステップ204へ移行す
る。ステップ204ではSW2がONされたか否かを検
出し、ONされたと判断された時は、ステップ205へ
移行し、ONされていなければステップ201へ移行
し、すでに説明した動作を繰り返す。
【0058】ステップ205では、既に説明したシャッ
ター102の先羽根群を駆動した後、算出した測光結果
に基づいて所定時間CCD103の蓄積を行い、蓄積終
了後、後羽根群を駆動する。
【0059】CCD103にて蓄積された電荷は、アナ
ログ信号処理回路104に転送される。そして、アナロ
グ信号処理回路104では、アナログ処理が行われ、そ
の後、A/Dコンバータ105にてデジタル信号に変換
される。
【0060】ステップ206では、A/Dコンバータ1
05にて変換されたデジタル信号を、画像処理回路10
6にて第3のホワイトバランス制御信号:TWBD3が
生成され、制御回路115へ送られる。
【0061】ステップ207にて比較手段でもある制御
装置115は、メモリ制御回路107を通して、内部記
憶装置109内に記憶されている前回撮影時の、TTL
方式にて生成した、第1のホワイトバランス制御信号:
TWBD1を読み出して、TWBD3と信号レベルの比
較を行う。
【0062】ステップ208では、ステップ207にて
比較した結果、ホワイトバランス制御信号のレベル差が
所定範囲内のとき、つまりは、被写体を照らしている光
源が前回撮影時から変化していないと判断したときは、
ステップ209へ移行する。一方、ステップ208にて
比較した結果、ホワイトバランス制御信号のレベル差が
所定範囲を超えている場合、つまり、被写体を照らして
いる光源が前回撮影時から変化したと判断したときは、
ステップ212へ移行する。
【0063】ステップ209にて制御装置115は、メ
モリ制御回路107を通して、内部記憶装置109内に
記憶されている前回撮影時の測色センサにて算出された
第2のホワイトバランス制御信号:GWBD2を読み出
して、ステップ210へ移行する。
【0064】ステップ210にて、制御回路115内の
ホワイトバランス制御回路114は、第2のホワイトバ
ランス制御信号:GWBD2と第3のホワイトバランス
制御信号:TWBD3とから、最終的なホワイトバラン
スの調整値を算出する。そして、算出された調整値を画
像処理回路106へ送信し、画像処理回路106はこの
調整値を基に最終的なホワイトバランスの調整を行う。
【0065】この様に、カメラの姿勢によって、測色セ
ンサ(外測方式)が使えない場合でも、TTL方式によ
って測色した結果が、前回撮影時と今回撮影時で光源が
変化していないと判断した時は、測色センサから生成さ
れた前回のホワイトバランス制御値を用いることで、ハ
イブリット方式でのホワイトバランス調整が可能とな
る。従って、より良好なホワイトバランス調整が可能で
ある。
【0066】ステップ211では、第3のホワイトバラ
ンス制御信号:TWBD3を第1のホワイトバランス制
御信号:TWBD1に置き換えて、メモリ制御回路10
7を通して、内部記憶装置109に記憶させる。
【0067】次に、ステップ208で所定範囲を超えて
いてNOと判断した時、つまり、被写体を照らしている
光源が前回撮影時と変化している時は、ステップ212
へ移行する。ステップ212にて、制御回路115内の
ホワイトバランス制御回路114は、第3のホワイトバ
ランス制御信号:TWBD3を用いて、最終のホワイト
バランス調整値を算出する。
【0068】次に、図4を用いて、図3におけるステッ
プ203にて測色センサ110が、上にある時の動作を
説明する。図4のステップ301にて、ホワイトバラン
ス検出処理回路116にて測色を行って、ステップ30
2へ移行する。
【0069】ステップ302にて第4のホワイトバラン
ス制御信号:GWBD4を生成し、制御装置115へ送
信して、ステップ303へ移行する。ステップ303で
はSW2がONされたか否かを検出し、ONされたと判
断された時は、ステップ304へ移行し、ONされてい
なければ図3のステップ201へ移行して、すでに説明
した動作を繰り返す。
【0070】ステップ304では、すでに説明したシャ
ッター102の先羽根群を駆動した後、算出した測光結
果に基づいて所定時間CCD103の蓄積を行い、蓄積
終了後、後羽根群を駆動する。
【0071】CCD103にて蓄積された電荷は、アナ
ログ信号処理回路104に転送される。そして、アナロ
グ信号処理回路104では、アナログ処理が行われ、そ
の後、A/Dコンバータ105にてデジタル信号に変換
される。
【0072】ステップ305では、A/Dコンバータ1
05にて変換されたデジタル信号を、画像処理回路10
6にて第3のホワイトバランス制御信号:TWBD3が
生成され、制御回路115へ送られる。
【0073】ステップ306にて比較手段でもある制御
装置115は、メモリ制御回路107を通して、内部記
憶装置109内に記憶されている前回撮影時の、TTL
方式にて生成した第1のホワイトバランス制御信号:T
WBD1を読み出して、TWBD3との信号レベルの比
較を行う。
【0074】ステップ307では、ステップ306にて
比較した結果が所定範囲内のとき、つまり、被写体を照
らしている光源が変化していないと判断した時は、ステ
ップ308へ移行する。ステップ306にて比較した結
果、ホワイトバランス制御信号のレベル差が所定範囲を
超えている場合、つまり、被写体を照らしている光源が
変化したと判断した場合は、ステップ311へ移行す
る。
【0075】ステップ308にて制御装置115は、メ
モリ制御回路107を通して、内部記憶装置109内に
記憶されている前回撮影時の外測センサにて算出された
第2のホワイトバランス制御信号:GWBD2を読み出
して、ステップ309へ移行する。
【0076】ステップ309にて、制御回路115内の
ホワイトバランス制御回路114は、第2のホワイトバ
ランス制御信号:GWBD2と第3のホワイトバランス
制御信号:TWBD3とから、最終的なホワイトバラン
スの調整値を算出する。そして、算出された調整値を画
像処理回路106へ送信し、画像処理回路106はこの
調整値を基に撮像信号に対して最終的なホワイトバラン
スの調整を行う。
【0077】以上説明したように、TTL方式の測色結
果の変化が所定範囲内のときは、被写体の光源があまり
変化していないと判断して、前回撮影時に生成した測色
センサからのホワイトバランス制御信号(第2のホワイ
トバランス制御信号)を用いて、ホワイトバランス調整
を行うようにした。従って、時間を要する測色センサの
測色を行わずに済むので、シャッター時間を短くするこ
とができる。さらには、TTL方式にて生成したホワイ
トバランス制御信号と、測色センサから生成したホワイ
トバランス制御信号とを、ミックスしてホワイトバラン
スの調整値を算出するので、正確なホワイトバランスの
調整が可能となる。
【0078】ステップ307にてホワイトバランス制御
信号のレベル差が所定範囲を超えていると判断された場
合、つまり、被写体の光源が前回撮影時と変化している
と判断した場合は、ステップ311へ移行する。
【0079】ステップ311では、ホワイトバランス検
出処理回路116にて測色を行い、第4のホワイトバラ
ンス制御信号:GWBD4を生成して、制御回路115
へ転送する。ステップ312にて、制御装置115内の
ホワイトバランス制御回路114にて、第4のホワイト
バランス制御信号:GWBD4と、第3のホワイトバラ
ンス制御信号:TWBD3とから、最終的なホワイトバ
ランスの調整値を算出する。そして、算出された調整値
を画像処理回路106へ送信し、画像処理回路106は
この調整値を基に撮像信号に対して最終的なホワイトバ
ランスの調整を行う。
【0080】ステップ309では、第4のホワイトバラ
ンス制御信号:GWBD4を第2のホワイトバランス制
御信号:GWBD2に置き換えてメモリ制御回路107
を通して、内部記憶装置109に記憶させる。また、第
3のホワイトバランス制御信号:TWBD3を第1のホ
ワイトバランス制御信号:TWBD1に置き換えて、メ
モリ制御回路107を通して、内部記憶装置109に記
憶させる。
【0081】なお、ステップ307で、ホワイトバラン
ス制御信号のレベル差が所定範囲外と判断された場合
は、測色センサでの測色信号を用いたが、第3のホワイ
トバランス制御信号:TWBD3だけを用いて最終のホ
ワイトバランス調整値を算出しても良い。
【0082】ここで、上述した本実施形態による撮像装
置を構成する各機能、及び撮像方法を構成する各ステッ
プは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶された
プログラムが動作することによって実現できる。このプ
ログラム及び当該プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記憶媒体は本発明の実施形態に含まれる。
【0083】具体的に、前記プログラムは、例えばCD
−ROMのような記録媒体に記録し、或いは各種伝送媒
体を介し、コンピュータに提供される。前記プログラム
を記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、フ
レキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光
磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることが
できる。他方、上記プログラムの伝送媒体としては、プ
ログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するための
コンピュータネットワーク(LAN、インターネットの
等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおけ
る通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を
用いることができる。
【0084】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現さ
れるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおい
て稼働しているOS(オペレーティングシステム)ある
いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実
施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラ
ムの処理の全てあるいは一部がコンピュータの機能拡張
ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形
態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発
明の実施形態に含まれる。
【0085】例えば、図6は、一般的なパーソナルユー
ザ端末装置の内部構成を示す模式図である。この図6に
おいて、1200はコンピュータPCである。PC12
00は、CPU1201を備え、ROM1202または
ハードディスク(HD)1211に記憶された、あるい
はフレキシブルディスクドライブ(FD)1212より
供給されるデバイス制御ソフトウェアを実行し、システ
ムバス1204に接続される各デバイスを総括的に制御
する。
【0086】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、TTL方式
の測色結果が所定値以下のときは、被写体の光源があま
り変化していないと判断して、前回撮影時に生成した測
色センサ(外測方式)からのホワイトバランス制御信号
を用いて、ホワイトバランスの調整を行うようにした。
従って、時間を要する測色センサによる測色を行わずに
済み、シャッター時間を短くすることができる。
【0087】更には、TTL方式にて生成したホワイト
バランス制御信号と、測色センサから生成したホワイト
バランス制御信号とを、ミックスしてホワイトバランス
調整値を算出するので、正確なホワイトバランスの調整
が可能となる。
【0088】また、本願の第2の発明によれば、カメラ
の姿勢によって、測色センサ(外測方式)が使えない場
合でも、TTL方式の測色結果が、前回撮影時と光源が
あまり変化していないと判断した時は、測色センサから
生成された前回のホワイトバランス制御値を用いること
で、ハイブリット方式でのホワイトバランス調整が可能
となる。従って、より良好なホワイトバランス調整が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子カメラの構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施形態であるホワイトバラン
ス補正に関する動作のフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態であるホワイトバラン
ス補正に関する動作のフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態であるホワイトバラン
ス補正に関する動作のフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態である電子カメラの、
外測方式の測色センサの位置を示す模式図である。
【図6】一般的なパーソナルユーザ端末装置の内部構成
を示す模式図である。
【符号の説明】
1:電子カメラ本体, 2:外測方式の測色センサ,
101:撮像レンズ,102:シャッター, 103:
CCD, 104:アナログ信号処理回路,105:A
/Dコンバータ, 106:画像処理回路,107:メ
モリ制御回路, 108:外部記憶装置, 109:内
部記憶装置110:測色センサ, 111:カメラの姿
勢検知センサ,112〜113:A/Dコンバータ,
114:ホワイトバランス制御回路,115:制御装
置, 116:ホワイトバランス検出処理回路,11
7:CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C065 AA03 BB02 BB03 BB04 CC02 CC03 CC08 CC09 DD02 GG18 GG30 GG32 5C066 AA01 CA17 EA15 EA17 FA02 GA01 GA02 GA32 GA33 HA01 KE07 KE11 KM01 KM13 KP02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の画像を撮像する撮像手段と、前
    記撮像手段から得た信号を用いてホワイトバランス調整
    のための第1のホワイトバランス制御信号を生成する第
    1のホワイトバランス検出手段と、測色センサから得た
    信号を用いてホワイトバランス調整のための第2のホワ
    イトバランス制御信号を生成する第2のホワイトバラン
    ス検出手段と、前記第1のホワイトバランス制御信号と
    前記第2のホワイトバランス制御信号とを記憶する記憶
    手段と、前記記憶手段に記憶される前記第1のホワイト
    バランス制御信号のレベルと前記第1のホワイトバラン
    ス検出手段により新たに生成された第3のホワイトバラ
    ンス制御信号のレベルとを比較する比較手段と、前記比
    較手段によって比較された第1,第3のホワイトバラン
    ス制御信号のレベル差が所定範囲のときには、前記記憶
    手段に記憶された前記第2のホワイトバランス制御信号
    と前記第3のホワイトバランス制御信号とを用いてホワ
    イトバランス調整値を決定する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記比較手段の出力が
    所定範囲外のときには、前記第2のホワイトバランス検
    出手段により前記測色センサによって新たに生成された
    第4のホワイトバランス制御信号と、前記第3のホワイ
    トバランス制御信号とからホワイトバランス調整値を決
    定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 当該撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出
    手段と、被写体の画像を撮像する撮像手段と、前記撮像
    手段から得た信号を用いてホワイトバランス調整のため
    の第1のホワイトバランス制御信号を生成する第1のホ
    ワイトバランス検出手段と、測色センサから得た信号を
    用いてホワイトバランス調整のための第2のホワイトバ
    ランス制御信号を生成する第2のホワイトバランス検出
    手段と、前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第
    2のホワイトバランス制御信号とを記憶する記憶手段
    と、前記記憶手段に記憶される前記第1のホワイトバラ
    ンス制御信号のレベルと、前記第1のホワイトバランス
    検出手段により新たに生成された第3のホワイトバラン
    ス制御信号のレベルとを比較する比較手段と、前記姿勢
    検出手段の検出結果に基づいて前記第2のホワイトバラ
    ンス検出手段の信頼度が低いと判断した場合であって、
    前記比較手段によって比較された第1,第3のホワイト
    バランス制御信号のレベル差が所定範囲のときには、前
    記記憶手段に記憶された前記第2のホワイトバランス制
    御信号と前記第3のホワイトバランス制御信号とを用い
    てホワイトバランス調整値を決定する制御手段とを備え
    たことを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記制御は、前記姿勢検出手段の検出結
    果に基づいて前記第2のホワイトバランス検出手段の信
    頼度が低いと判断した場合であって、前記比較手段によ
    って比較された第1,第3のホワイトバランス制御信号
    のレベル差が所定値範囲外のときには、前記第2のホワ
    イトバランス制御信号を用いてホワイトバランス調整値
    を決定することを特徴とする請求項3に記載の撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 被写体の撮像信号を用いてホワイトバラ
    ンス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を生
    成するステップと、 測色センサから得られた測色信号を用いてホワイトバラ
    ンス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を生
    成するステップと、 前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワ
    イトバランス制御信号とを記憶するステップと、 記憶されている前記第1のホワイトバランス制御信号の
    レベルと、被写体の撮像信号を用いて新たに生成された
    第3のホワイトバランス制御信号のレベルとを比較する
    ステップと、 比較された前記第1,第3のホワイトバランス制御信号
    のレベル差が所定範囲のときには、記憶された前記第2
    のホワイトバランス制御信号と前記第3のホワイトバラ
    ンス制御信号とを用いてホワイトバランス調整値を決定
    するステップとを含むことを特徴とするホワイトバラン
    スの制御方法。
  6. 【請求項6】 比較された前記第1,第3のホワイトバ
    ランス制御信号のレベル差が所定範囲外のときには、前
    記測色センサの最新の信号から生成された第4のホワイ
    トバランス制御信号と、前記第3のホワイトバランス制
    御信号とから撮影画像の最終のホワイトバランス調整値
    を決定するステップを更に含むことを特徴とする請求項
    5に記載のホワイトバランスの制御方法。
  7. 【請求項7】 当該撮像装置の姿勢を検出するステップ
    と、 被写体の画像を撮像するステップと、 前記撮像手段から得た信号を用いてホワイトバランス調
    整のための第1のホワイトバランス制御信号を生成する
    ステップと、 測色センサから得られる測色信号を用いてホワイトバラ
    ンス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を生
    成するステップと、 前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワ
    イトバランス制御信号とを記憶するステップと、 記憶されている前記第1のホワイトバランス制御信号の
    レベルと、被写体の撮像信号を用いて新たに生成された
    第3のホワイトバランス制御信号のレベルとを比較する
    ステップと、 前記姿勢の検出結果に基づいて前記第2のホワイトバラ
    ンス制御信号の信頼度が低いと判断した場合であって、
    前記第1,第3のホワイトバランス制御信号のレベル差
    が所定範囲のときには、記憶された前記第2のホワイト
    バランス制御信号と前記第3のホワイトバランス制御信
    号とを用いてホワイトバランス調整値を決定するステッ
    プとを含むことを特徴とするホワイトバランスの制御方
    法。
  8. 【請求項8】 検出された姿勢に基づいて前記第2のホ
    ワイトバランス制御信号の信頼度が低いと判断した場合
    であって、前記第1,第3のホワイトバランス制御信号
    のレベル差が所定範囲外のときには、前記第2のホワイ
    トバランス制御信号を用いてホワイトバランス調整値を
    決定するステップを更に含むことを特徴とする請求項7
    に記載のホワイトバランスの制御方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータを、請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の撮像装置の前記各手段として機能させる
    ためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項5〜8のいずれか1項に記載の
    ホワイトバランスの制御方法の手順をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 コンピュータを、請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の撮像装置の前記各手段として機能させ
    るためのプログラム。
  12. 【請求項12】 請求項5〜8のいずれか1項に記載の
    ホワイトバランスの制御方法の手順をコンピュータに実
    行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115190283A (zh) * 2022-07-05 2022-10-14 北京地平线信息技术有限公司 一种白平衡调整方法及装置
CN115190283B (zh) * 2022-07-05 2023-09-19 北京地平线信息技术有限公司 一种白平衡调整方法及装置

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