JP2003101943A - 監視システム及び記録装置 - Google Patents

監視システム及び記録装置

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JP2003101943A JP2001292779A JP2001292779A JP2003101943A JP 2003101943 A JP2003101943 A JP 2003101943A JP 2001292779 A JP2001292779 A JP 2001292779A JP 2001292779 A JP2001292779 A JP 2001292779A JP 2003101943 A JP2003101943 A JP 2003101943A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 録画再生映像音声の高い品質を維持し、安価
な監視システムを提供する。 【解決手段】 本発明に係る監視システムは、映像信号
を出力する撮像手段と、前記撮像手段から出力された映
像信号を受信する受信手段と、受信された前記映像信号
を記憶する第1の記憶手段と、受信された前記映像信号
の一部を記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手
段あるいは第2の記憶手段に記憶された映像信号を記録
媒体に記録する記録手段と、異常状態の発生を示す異常
信号を生成する信号生成手段と、前記異常信号の生成に
基づき、前記記録手段による前記記録媒体への記録を制
御する制御手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視システム及
び、これに使用される記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテルや各種店舗の防犯監視システム、
あるいは工場の生産ラインやダム等の建造物の異常監視
システムでは、多数の監視カメラを配置し、各監視カメ
ラから得られた映像信号を一括して記録する方式があ
る。また、監視センターへ転送し、集中的に監視する方
法も採用されている。それらのシステムでは、一般に複
数、例えば4台の監視用カメラを一組として、各監視カ
メラから入力される映像信号を1台の監視レコーダによ
り、磁気テープあるいはハードディスクへ記録、再生を
行っている。例えば特開平7−212748号公報や特
開2000−83241号公報に、ネットワークに接続
されたカメラの情報をコントロールし、蓄積サーバ部に
接続した蓄積メディアに撮影時の映像・音声を保管する
ことを目的とするシステムが開示されている。
【0003】さらに、特開平11−4410号公報に、
各監視カメラの近傍に状況の変化を捉えるセンサを配置
したシステムが記載されている。本システムでは、セン
サからの信号をアラーム信号として入力し、監視レコー
ダを制御して、アラーム信号入力時点から遡って、映像
を記録している。
【0004】このシステムは、半導体メモリを用いたリ
ングバッファに映像を格納しておき、アラーム信号が入
力された時点で、その半導体メモリに格納されている過
去の映像信号をハードディスクに記録するいわゆるプリ
アラーム記録を実現するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、監視シ
ステムでは一台もしくは複数台のカメラからの長時間デ
ータを蓄積サーバに記録する必要があり、大量のデータ
を処理する必要がある。このため、プリアラーム記録時
間が長くとれないという問題がある。また、記録時には
長時間記録を実現し、非常時には記録画像情報量を重視
するという2つの相反する動作を適応制御する必要があ
り、システムコストを増大させる要因となっていた。本
発明の目的は、これらの課題を解決し、録画再生映像の
高い品質を維持しつつ、安価な監視カメラシステムを提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するため
に、本発明にかかる監視システムは、映像信号を出力す
る撮像手段と、前記撮像手段から出力された映像信号を
受信する受信手段と、受信された前記映像信号を記憶す
る第1の記憶手段と、受信された前記映像信号の一部を
記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段あるい
は第2の記憶手段に記憶された映像信号を記録する記録
手段と、異常状態の発生を示す異常信号を生成する信号
生成手段と、前記異常信号の生成に基づき前記記録手段
による記録を制御する制御手段と、を備えている構成と
する。
【0007】また、本発明にかかる記録装置は、映像信
号をディジタル圧縮符号化したディジタル信号が入力さ
れる入力手段と、入力された前記ディジタル信号を格納
する第一のリングバッファと、入力された前記ディジタ
ル信号の一部を格納する第二のリングバッファと、前記
第一のリングバッファまたは前記第二のリングバッファ
に格納された前記ディジタル信号を記録する記録手段
と、を備えている構成とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による監視カメラシステム
について説明する。図1は、本発明による監視カメラシ
ステムのブロック構成図である。図1において、1から
3はカメラ、4はLAN(Local Area Ne
twork)、5は記録再生装置、6はモニタリング用
ディスプレイ、7はスピーカを示す。LAN4に接続さ
れたカメラ群1〜3は、各設置場所から撮影した映像と
音声をディジタル符号化し、LAN4を介して記録再生
装置5に情報を伝送する。
【0009】図2にカメラ1の詳細ブロック図を示す。
図2において、100はレンズ、101は映像信号アナ
ログ/ディジタルコンバータ、102は映像圧縮回路、
103はマイク、104は音声信号アナログ/ディジタ
ルコンバータ、105は音声圧縮回路、106はシステ
ムエンコーダ、107はLANインタフェース回路、1
08は制御回路である。
【0010】レンズ100から入った映像信号は、映像
信号アナログ/ディジタルコンバータ101においてデ
ィジタル信号に変換され、映像圧縮回路102に入力さ
れる。映像圧縮回路102では、例えば、映像圧縮符号
化方式としてISO/IEC13818−2(通称MP
EG2Video)MP@ML(Main Profi
le@Main Level)規格に準拠した圧縮符号
化データを生成する。その他、映像圧縮符号化方式とし
ては、JPEG規格方式でもよい。また、異なる映像圧
縮符号化方式のカメラが混在してもよいし、一つのカメ
ラが映像圧縮符号化方式を選択して切り換えてもよい。
生成した圧縮符号化映像データは、システムエンコーダ
106に入力される。
【0011】また、マイク103から入力された音声信
号は、音声信号アナログ/ディジタルコンバータ104
において所定のサンプリングレートによりアナログ/デ
ィジタル変換が行われる。ディジタル信号に変換された
音声信号は、音声圧縮回路105に入力される。音声圧
縮回路105では、例えば、音声圧縮符号化方式として
ISO/IEC13818−1(通称MPEG2Aud
io)規格に準拠したビットストリームを生成する。生
成した圧縮符号化音声データは、システムエンコーダ1
06に入力される。音声圧縮符号化方式についてもMP
EG2Audioに限定するものではなく、他の符号化
方式であっても良い。システムエンコーダ106に入力
された圧縮符号化映像データおよび圧縮符号化音声デー
タは、多重化された後、パケット化される。
【0012】図3は、システムエンコーダ106により
生成されるパケットを示す図である。図3において、3
0はパケット、301はパケットヘッダ、302は圧縮
符号化音声データ領域、303は圧縮符号化映像データ
領域である。ここで、システムエンコーダ106は、圧
縮符号化映像データ領域303の長さが、後述する記録
媒体の一記録単位で増減するように、パケット化を行
う。例えば、記録媒体がハードディスクの場合、その記
録単位である512バイト単位になるように圧縮符号化
映像データ201を格納する長さを決定する。また、パ
ケットヘッダ301と圧縮符号化音声データ領域302
の長さの合計が記録媒体の一記録単位で増減するよう
に、圧縮符号化音声データ202を格納する長さを決定
する。従って、パケット30のパケット長は、記録媒体
の一記録単位で増減することになる。
【0013】図4は、システムエンコーダ106に入力
された圧縮符号化映像データおよび圧縮符号化音声デー
タの多重化およびパケット化の説明図である。図4にお
いて、201は圧縮符号化映像データ、202は圧縮符
号化音声データである。圧縮符号化映像データ201
は、例えばMPEG2Videoの場合、Iフレーム
(Intra Coded)、Pフレーム(Predi
ctive Coded)、Bフレーム(Bidire
ctionally predictiveCode
d)の3種類に分類される。
【0014】Iフレームは、他のフレームの情報を用い
ずにフレーム内情報のみを基にして符号化するフレーム
である。Pフレームは、該当するフレームより表示順で
前のIもしくはPフレームのうち最新の情報を参照用デ
ータとして用い、フレーム情報を符号化するフレームで
ある。Bフレームは、該当するフレームより以前と、以
後の直近のIフレームもしくはPフレームの情報を参照
用データとして用い、フレーム情報を符号化するフレー
ムである。圧縮符号化映像データ201の各矩形はビデ
オ信号のフレームを表し、I、P、BはそれぞれIフレ
ーム、Pフレーム、およびBフレームのフレーム種別を
表す。Iフレームから次のIフレームの前のフレームま
でを一つのGOP(Group of pictur
e)単位とし、それが繰り返される。また、この例で
は、GOPの先頭にIフレームが符号化される。
【0015】システムエンコーダ106は、GOPの先
頭すなわちIフレームの先頭がパケット30の圧縮符号
化映像データ領域303の先頭となるよう格納してい
く。この際、圧縮符号化映像データ303領域の長さ
が、記録媒体の一記録単位で増減するようにパケット化
を行う。GOPの最後のBフレームを格納するパケット
30の圧縮符号化映像データ3031領域が記録媒体の
一記録単位の整数倍にならない場合、例えばすべて
“0”のパディングデータ3032を追加して記録媒体
の一記録単位の整数倍になるよう調整する。また、パケ
ットヘッダ301と圧縮符号化音声データ領域302の
長さの合計が記録媒体の一記録単位で増減するように圧
縮符号化音声データ202を格納する長さを決定する。
格納する圧縮符号化音声データ202が無い場合、例え
ばすべて“0”のパディングデータ3033を追加し
て、記録媒体の一記録単位の整数倍になるよう調整す
る。
【0016】図5は、パケットヘッダ301の構成例を
示す図である。図5の例では、パケットヘッダ301の
長さを8バイトとしている。3011はデータ識別情
報、3012はパケット長情報、3013はカメラ識別
番号情報、3014は、GOP先頭フラグ、3015は
Iフレーム格納フラグ、3016は日付情報、3017
は時間情報、3018はフレーム番号、3019はパケ
ット番号である。
【0017】データ識別情報3011には、圧縮符号化
音声データ302の有無、圧縮符号化映像データ303
の有無、圧縮符号化音声データ302あるいは圧縮符号
化映像データ303の圧縮符号化方式の種類を示す情報
が格納される。パケット長情報3012には、パケット
30全体の長さが、例えば記録媒体の一記録単位の倍数
を値として格納される。カメラ識別番号情報3013に
は、図1で示したように複数のカメラがLANに接続さ
れる場合の各カメラを識別するための識別番号が格納さ
れる。GOP先頭フラグ3014は、そのパケットに格
納されている圧縮符号化映像データ201がGOPの先
頭の場合、セットされる。Iフレーム格納フラグ301
5は、そのパケットに格納されている圧縮符号化映像デ
ータ201がIフレームを含む場合、セットされる。そ
のほか、日付情報3016、時間情報3017には、圧
縮符号化した日付、時間が格納される。フレーム番号3
018には圧縮符号化したフレームの連続番号が、パケ
ット番号3019には生成したパケットの連続番号が格
納される。
【0018】以上により、図2のシステムエンコーダ1
06によって、圧縮符号化映像データおよび圧縮符号化
音声データは、多重化された後、パケット化される。シ
ステムエンコーダ106によって生成されたパケット列
は、LANインタフェース回路107に入力される。L
ANインタフェース回路107では、入力されたパケッ
ト列を、例えばIEEE802.3規格に準拠したLA
Nパケットにパケット化して出力する。
【0019】図6は、システムエンコーダ106によっ
て生成されたパケット列のLANパケット化の説明図で
ある。システムエンコーダ106によって生成されたパ
ケット30は、LANパケットデータ402に細分化さ
れ、LANパケットヘッダ401、およびデータ誤り検
出符号が付加されてLANパケット40としてLANに
出力される。
【0020】図7は、記録再生装置5の内部ブロック構
成を示す図である。501はLANインタフェース回
路、502は第一の制御回路、503は操作ボタン等の
制御インタフェースである。504は、例えば半導体メ
モリ等のバッファであり、505はバッファ制御回路、
506は蓄積媒体である。507はシステムデコーダ、
508は第二の制御回路、509は映像伸張回路、51
0は音声伸張回路、511はOSD回路、512は映像
信号ディジタル/アナログコンバータ、513は、音声
信号ディジタル/アナログコンバータである。514
は、非常時であることを入力するアラームスイッチであ
る。
【0021】カメラ1〜3で生成されたLANパケット
40は、LAN4を経由しLANインタフェース回路5
01へ入力される。入力されたLANパケット40は、
LANインタフェース回路501において、LANパケ
ットヘッダ401が取り除かれ、LANパケットデータ
402が結合され、パケット30が生成される。生成さ
れたパケット30は、バッファ制御回路505に入力さ
れ、バッファ504に一旦格納される。バッファ504
はリング状のメモリ回路で構成され、格納されるパケッ
トがいっぱいになったら、最初に格納したパケットか
ら、順次重ね書きしていく。
【0022】記録の際には、バッファ制御回路505
は、バッファ504に格納されているパケット30を蓄
積媒体506に記録する。蓄積媒体506は、例えばハ
ードディスクやDVDで構成される。長時間にわたって
の記録を可能とするため、パケット30列の内、Iフレ
ームのみを選択して蓄積媒体506に間欠記録する。こ
の場合は、パケットヘッダ301のGOP先頭フラグが
設定されているパケット30から、Iフレーム格納フラ
グの設定されているパケットを記録していけばよい。通
常の記録時間を延ばすため、このIフレームをさらに間
引いて間欠記録する、いわゆるタイムラプス記録もこの
バッファ制御回路505で行われる。
【0023】また、アラームスイッチ514により入力
されたアラーム信号を受け、そのアラーム信号入力時点
から過去に遡って、通常の間欠記録より詳細に映像を保
存する、いわゆるプリアラーム記録を、このバッファ5
04、およびバッファ制御回路505で実現する。バッ
ファ504に、例えば数秒分のパケット列全てを格納し
ておく。通常状態の場合、そのパケット列からIフレー
ムを抜き出して記録する。これにより、長時間記録を実
現することができる。一方、アラーム信号が入力された
場合、バッファ504に格納されているパケット列を全
て記録する。これにより、アラーム信号入力時点から数
秒遡った時間から、映像を詳細に記録することが可能と
なる。
【0024】さらにこのプリアラーム記録の記録時間を
長くするために、バッファ504とは別に蓄積媒体50
6上に、通常の記録領域520とは別にリングバッファ
領域521を設ける。このリングバッファ領域521
に、蓄積媒体506上の通常の記録領域520への記録
より詳細な映像となるように、例えば数分間分のパケッ
トを記録し、通常状態の場合には順次書き換える。一
方、アラーム信号が入力された場合には、リングバッフ
ァ領域520への新たな書き込みを停止し、異常状態発
生前数分間の詳細な映像を保存する。
【0025】図8は、このプリアラーム記録処理の例を
示したものである。ここでは、カメラ1からのパケット
列のみが到来している場合を示す。なお、複数のカメラ
からのパケット列が到来している場合についても同様の
処理で実現できる。同図(1)は、バッファ504に格
納されているパケット30列を時系列に示した図であ
る。I1は、Iフレームが格納された1番目のパケッ
ト、BP1はBとPのフレームが一つに格納された1番
目のパケットであることを示している。同図(2)は、
バッファ504から蓄積媒体506上の記録領域520
に記録したパケット列を示している。通常状態の場合、
バッファ制御回路505は、Iフレームの格納されてい
るパケットの内、I1、I4、I7、のようにIフレー
ム3枚につき1フレーム分のパケットを間欠的に記録す
る。同図(3)は、蓄積媒体506上のリングバッファ
領域521に記録しているパケット列を示す。バッファ
制御回路505は、Iフレームが格納されているパケッ
トの内、I2、I4、I6、I8、のようにIフレーム
4枚につき2フレーム分のパケットを蓄積媒体506上
に記録していく。
【0026】ここで、同図に示すタイミングでアラーム
信号が入力されると、同図(2)に示すように、時間を
遡って、I8、IBP8、IPB8、I9、IBP9、
のようにバッファ504に格納されているパケットを蓄
積媒体506上の記録領域520に記録していく。同図
(3)に示すように、蓄積媒体506上のリングバッフ
ァ領域521への記録を停止する。このリングバッファ
領域521には、アラーム信号入力の直前までのパケッ
トが通常記録よりも詳細に保存されているため、アラー
ム前の状態確認を容易にすることができる。
【0027】半導体メモリ等で構成されたバッファ50
4の記録容量は限られているため、蓄積媒体506上に
リングバッファ領域521を確保することで、長時間の
プリアラーム記録を実現することができる。なお、この
リングバッファ領域を複数個用意しておき、アラーム信
号が入力された時点で記録を停止し、次のリングバッフ
ァ領域へのパケットの格納を開始するようにしても良
い。この場合、異常状態が数回発生した場合であって
も、異常発生直前の状態をそれぞれ保存することができ
る。
【0028】以上の実施形態では、リングバッファ領域
を蓄積媒体506上に設けたが、蓄積媒体506のほか
の、例えば半導体メモリやメモリ回路等による別のリン
グバッファを設けても良い。この場合、図8(3)の動
作が別のリングバッファに対して行われ、アラーム信号
が入力されると、このリングバッファから蓄積媒体50
6への記録を行うことで同様のプリアラーム記録が実現
できる。
【0029】以上は、圧縮符号化方式として、MPEG
2VideoのIBPフレームによる例を示したが、I
フレームのみの圧縮符号化でもよく、その他の方式、例
えばJPEG圧縮符号化方式でもよい。また、それぞれ
が混在していても良い。
【0030】以上の実施形態では、記録再生装置5にア
ラームスイッチ514を設ける構成としたが、映像デー
タの変化等により自動的に異常状態を検出する異常状態
検出器を接続する構成としても良いし、カメラ1〜3内
に異常状態検出器を備える構成としても良い。また、本
実施形態では、記録再生装置5は、記録部およびコント
ロール部を備えた構成となっているが、これに限定する
ものではなく、それぞれ記録再生装置に制御装置を接続
する構成であっても良い。
【0031】なお、再生する際には、バッファ制御回路
により、パケット30を蓄積媒体506からシステムデ
コーダ507に供給する。システムデコーダ507は、
パケット30を圧縮符号化映像データ201と圧縮符号
化音声データ202に分離し、それぞれ映像伸張回路5
09、音声伸張回路510に供給する。伸張処理が施さ
れた後、映像信号は、OSD回路511にて文字情報等
と重ね合わされ、映像信号ディジタル/アナログコンバ
ータ512に供給され、アナログ映像信号として外部へ
出力される。また、音声信号は、音声信号ディジタル/
アナログコンバータ513供給され、アナログ音声信号
が出力される。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、録画再生映像音声の高
い品質を維持しつつ、安価な監視システムおよび、これ
に用いる記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる監視カメラシステム
のブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態におけるカメラの内部ブロッ
ク構成を示す図である。
【図3】システムエンコーダ106により生成されるパ
ケットを示す図である。
【図4】システムエンコーダ106に入力された圧縮符
号化映像データおよび圧縮符号化音声データの多重化お
よびパケット化の説明図である。
【図5】パケットヘッダ301の構成例を示す図であ
る。
【図6】システムエンコーダ106によって生成された
パケット列のLANパケット化の説明図である。
【図7】記録再生装置5の内部ブロック構成を示す図で
ある。
【図8】記録再生装置5におけるプリアラーム記録処理
を示す図である。
【符号の説明】
1〜3…カメラ、4…LAN、5…記録再生装置、6…
ディスプレイ、7…スピーカ、102…映像圧縮回路、
105…音声圧縮回路、106…システムエンコーダ、
30…パケット、301…パケットヘッダ、504…バ
ッファ、505…バッファ制御回路、506…蓄積媒
体、507…システムデコーダ、509…映像伸張回
路、510…音声伸張回路、521…リングバッファ領
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 直樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 野中 智之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 石田 健二 東京都三鷹市下連雀六丁目11番23号 セコ ム株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA12 GB36 GB38 KA30 LA14 5C054 AA01 DA01 DA06 EA03 EA07 EG10 FF03 GA01 GA02 GB04 GD06 HA02 HA03 HA18

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を出力する撮像手段と、 前記撮像手段から出力された映像信号を受信する受信手
    段と、 受信された前記映像信号を記憶する第1の記憶手段と、 受信された前記映像信号の一部を記憶する第2の記憶手
    段と、 前記第1の記憶手段あるいは第2の記憶手段に記憶され
    た映像信号を蓄積媒体に記録する記録手段と、 異常状態の発生を示す異常信号を生成する信号生成手段
    と、 前記異常信号の生成に基づき、前記記録手段による記録
    を制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする監視システム。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記異常信号が生成され
    ていない場合に、前記第1の記憶手段に記憶された映像
    信号から所定の映像信号を選択して前記蓄積媒体に記録
    するように前記記録手段を制御することを特徴とする請
    求項1に記載の監視システム。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記異常信号が生成され
    た場合に、前記第1の記憶手段に記憶された映像信号お
    よび前記第2の記憶手段に記憶された映像信号を前記蓄
    積媒体に記録するように前記記録手段を制御することを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の監視システ
    ム。
  4. 【請求項4】映像信号をディジタル圧縮符号化したディ
    ジタル信号が入力される入力手段と、 入力された前記ディジタル信号を格納する第一のリング
    バッファと、 入力された前記ディジタル信号の一部を格納する第二の
    リングバッファと、 前記第一のリングバッファまたは前記第二のリングバッ
    ファに格納された前記ディジタル信号を記録する記録手
    段と、 を備えていることを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】前記第二のリングバッファは、前記第一の
    リングバッファに格納された前記ディジタル信号を選択
    して格納することを特徴とする請求項4に記載の記録装
    置。
  6. 【請求項6】前記ディジタル信号のディジタル圧縮符号
    化方式は、1秒間にp枚の映像フレームを処理する映像
    フレーム内圧縮符号化方式であって、 前記第二のリングバッファは、1秒間にq枚(ただしq
    ≦p)の映像フレームに相当する前記ディジタル信号を
    選択して格納し、 前記記録手段は、前記第一のリングバッファから、1秒
    間にr枚(ただしr≦q)の映像フレームに相当する前
    記ディジタル信号を選択して記録することを特徴とする
    請求項4に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】前記ディジタル信号のディジタル圧縮符号
    化方式は、フレーム内圧縮符号化と、フレーム間相関圧
    縮符号化を1秒間にs枚のフレーム数の一定周期で行う
    方式であって、 前記第二のリングバッファは、1秒間にt枚(ただしt
    ≦s)の前記フレーム内圧縮符号化された映像フレーム
    に相当する前記ディジタル信号を選択して格納し、 前記記録手段は、前記第一のリングバッファから、1秒
    間にu枚(ただしu≦t)の前記フレーム内圧縮符号化
    された映像フレームに相当する前記ディジタル信号を選
    択し、記録することを特徴とする請求項4に記載の記録
    装置。
  8. 【請求項8】請求項4ないし請求項7のいずれかに記載
    の記録装置において、 異常状態の発生を示すアラーム信号が入力された場合
    に、前記第二のリングバッファへの映像信号の格納を停
    止することを特徴とする記録装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の記録装置において、 前記第一のリングバッファ及び前記第二のリングバッフ
    ァは、半導体メモリで構成され、 前記記録手段は、ディスク装置で構成されることを特徴
    とする記録装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の記録装置において、 前記記録手段は、前記アラーム信号に基づいて、前記第
    二のリングバッファに格納された映像信号を前記ディス
    ク装置に記録することを特徴とする記録装置。
  11. 【請求項11】請求項8に記載の記録装置において、 前記第一のリングバッファは、半導体メモリで構成さ
    れ、 前記第二のリングバッファおよび前記記録手段は、ディ
    スク装置で構成されることを特徴とする記録装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の記録装置において、 前記ディスク装置の記録領域に、前記第二のリングバッ
    ファのための記録領域として、通常の記録領域とは別の
    領域を1以上確保することを特徴とする記録装置。
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