JP2003101320A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JP2003101320A
JP2003101320A JP2001286473A JP2001286473A JP2003101320A JP 2003101320 A JP2003101320 A JP 2003101320A JP 2001286473 A JP2001286473 A JP 2001286473A JP 2001286473 A JP2001286473 A JP 2001286473A JP 2003101320 A JP2003101320 A JP 2003101320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
chip
integrated circuit
semiconductor integrated
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001286473A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kikuta
誠 菊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001286473A priority Critical patent/JP2003101320A/ja
Publication of JP2003101320A publication Critical patent/JP2003101320A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の送信器、受信器、送受信器に用いられ
る半導体集積回路では、アンテナについては1チップ化
されておらず、また従来の比較的低い周波数帯であれ
ば、ICチップ上に搭載される程度のアンテナの長さで
は短すぎて対応できなかった。このため小型化を進める
ことが困難であった。さらにICチップとアンテナとを
接続させるために、リード線、実装基板の配線等を使用
しているため、このリード線がインダクタンス成分とな
り、高周波になるほどインダクタンス成分が増えるた
め、感度が低下するということがあった。 【解決手段】 本発明では、高周波に応じたアンテナを
1チップ化し、アンテナと半導体素子との間にシールド
層を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、高周波を利用し
た小型軽量な送信器、受信器及び送受信器等に用いられ
るものであり、特にこれらの主要構成を1チップに搭載
した半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の送受信器に用いられる半導体集
積回路の構成を示す回路ブロックを図8に示す。従来の
送受信器に用いられる半導体集積回路の主要構成は例え
ばアンテナ共用器(DUP)6及びアンテナ7を除いて
1チップ化されている。まず送信側には、ICチップ1
外部の入力信号端子2とICチップ1上に設けられたバ
ッファアンプ3が接続されている。バッファアンプ3に
はVCO4が接続されており、VCO4からはプリアン
プ5が接続されている。プリアンプ5にはICチップ1
外部においてアンテナ共用器6が接続されており、この
アンテナ共用器6は同じくICチップ1外部においてア
ンテナ7に接続されている。次に受信側には、ICチッ
プ1外部のアンテナ共用器6とICチップ1上に設けら
れた低雑音増幅器(LNA)8が接続されている。低雑
音増幅器(LNA)8にはミキサ9が接続されており、
ミキサ9からはVCO14とIFアンプ10がそれぞれ
接続されている。IFアンプ10には検波器11が接続
されており、検波器11からはバッファアンプ12が接
続されている。バッファアンプ12にはICチップ1外
部において出力信号端子13が接続されている。VCO
4とVCO14はPLL15を介して接続されている。
PLL15にはICチップ1外部において発振器16が
接続されており、発振器16はGND17に接続されて
いる。
【0003】尚、ここで従来の送信器、受信器では、送
信器、受信器のみで構成されるものもあり、この場合に
はそれぞれ送信側、受信側のみ構成されればよく、また
アンテナ共用器が省略され、アンテナを除いて1チップ
化された状態となる。
【0004】従来の送受信器に用いられる半導体集積回
路の主要構成は前述のようにアンテナ共用器(DUP)
6及びアンテナ7については1チップ化されていなかっ
た。これは、要求される周波数帯によるものであり、従
来の比較的低い周波数帯であれば、ICチップ上に搭載
される程度のアンテナの長さでは短すぎて対応できない
という問題があった。このため小型化を進めることが困
難であった。また、ICチップ内にアンテナを搭載しよ
うとしても、送信出力がアンテナからICチップ内の半
導体集積回路に戻り、ノイズとして影響するという問題
があったため、容易にはICチップ内にアンテナを組み
込むことができなかった。また、さらに従来の半導体集
積回路ではICチップとアンテナとを接続させるために
通常、リード線、実装基板の配線等を使用して接続され
ているため、このリード線がインダクタンス成分とな
り、特に高周波になるほどインダクタンス成分が増える
こととなり、感度が低下するといった問題があった。
【0005】尚、シールド用電極層を用いてICとアン
テナ体との位置関係を最適化してICの能動面から発生
する高周波ノイズの影響がアンテナ体に及ぶことをより
確実に防止し、感度を高めることができることは提案さ
れている(特開平10−163268号)。このため、
ICとアンテナ体の間で高周波ノイズが影響するという
問題は対策できるかもしれないが、その他の点について
は解決されていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 従来の送信器、受信
器、送受信器に用いられる半導体集積回路では、アンテ
ナについては1チップ化されていなかった。これは、要
求される周波数帯によるものであり、従来の比較的低い
周波数帯であれば、ICチップ上に搭載される程度のア
ンテナの長さでは短すぎて対応できないという問題があ
った。このため、小型化を進めることが困難であった。
また、さらに従来の半導体集積回路ではICチップとア
ンテナとを接続させるために通常、リード線、実装基板
の配線等を使用して接続されているため、このリード線
がインダクタンス成分となり、特に高周波になるほどイ
ンダクタンス成分が増えることとなり、感度が低下する
といった問題があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、送信器、受信器、送受信器において、高周波に対応
させること、小型化させること、さらにインダクタンス
成分を減少させることができる半導体集積回路を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本発明においては、半導体基板と、前記半導体基
板上に設けられる半導体素子と、前記半導体素子上に絶
縁膜を介して設けられるシールド層と、前記シールド層
上に絶縁膜を介して設けられるアンテナとを具備し、前
記アンテナを1チップ化したことを特徴とする。
【0009】また、本発明においては、前記半導体素子
には少なくとも送信器が設けられることを特徴とする。
【0010】また、本発明においては、前記半導体素子
には少なくとも受信器が設けられることを特徴とする。
【0011】また、本発明においては、前記シールド層
は半導体基板上の全面に設けられることを特徴とする。
【0012】また、本発明においては、前記シールド層
の材質はCuとすることを特徴とする。
【0013】また、本発明においては、前記アンテナは
前記半導体基板上に設けられる配線により前記半導体素
子に接続されることを特徴とする。
【0014】また、本発明においては、半導体基板と、
前記半導体基板上に設けられる半導体素子と、前記半導
体素子上に絶縁膜を介して設けられるアンテナとを具備
し、前記アンテナを1チップ化したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】 以下、図面を参照し本発明の実
施例について説明する。 本発明の実施例に係る送受信
器に用いられる半導体集積回路の主要構成を示す回路ブ
ロックを図1に示す。尚、本発明の複数の実施例に係る
半導体集積回路においては同一部分には同一符号を付け
て説明することとし、異なる部分については別の符号を
付けて、また別の図面を用いて説明することとする。
【0016】本発明の実施例に係る送受信器に用いられ
る半導体集積回路の主要構成は例えばアンテナ共用器
(DUP)106及びアンテナ107をも含めて1チッ
プ化されている。まず送信側には、ICチップ101外
部の入力信号端子102とICチップ101上に設けら
れたバッファアンプ103が接続されている。バッファ
アンプ103にはVCO104が接続されており、VC
O104からはプリアンプ105が接続されている。プ
リアンプ105にはICチップ101内部においてアン
テナ共用器106が接続されており、このアンテナ共用
器106は同じくICチップ101内部においてアンテ
ナ107に接続されている。次に受信側には、ICチッ
プ101内部のアンテナ共用器106と低雑音増幅器
(LNA)108が接続されている。低雑音増幅器(L
NA)108にはミキサ109が接続されており、ミキ
サ109からはVCO114とIFアンプ110がそれ
ぞれ接続されている。IFアンプ110には検波器11
1が接続されており、検波器111からはバッファアン
プ112が接続されている。バッファアンプ112には
ICチップ101外部において出力信号端子113が接
続されている。VCO104とVCO114はPLL1
15を介して接続されている。PLL115にはICチ
ップ101外部において発振器116が接続されてお
り、発振器116はGND117に接続されている。
【0017】尚、ここで本発明の実施例では、送信器、
受信器のみで構成されるものもあり、この場合にはそれ
ぞれ送信側、受信側のみ構成されればよく、またアンテ
ナ共用器が省略され、アンテナがICチップ内部に搭載
され1チップ化された状態となる。
【0018】次に本発明の第1の実施例に係る半導体集
積回路を示す平面図を図2に示し、図2のA−A’線で
切断したときの断面図を図3に示す。まず、図2に示す
ようにICチップ101の表面には絶縁膜118が形成
されている。絶縁膜118上のICチップ101の一辺
に沿って単一形のアンテナ123が形成されている。こ
こでは、アンテナ123は露出した状態としているが必
要に応じてパッシベーション膜をアンテナ123上に覆
ってもかまわない。次に図3に示すように、まず、IC
チップ101のもととなる半導体基板119上に所定の
方法で半導体素子120が形成されている。ここで半導
体素子120はトランジスタなどから成り、例えば図1
に示したような半導体集積回路の主要構成が形成されて
いる。例えばその回路構造にはBiCMOS構造、CM
OS構造などを用いてもよく、またその他であってもよ
い。また半導体素子120の詳細な回路構成については
省略する。半導体素子120が形成された半導体基板1
19上には例えばSiO2などの絶縁膜118が形成さ
れている。絶縁膜118の表面上にはアンテナ123が
形成されている。ここでアンテナ123は図1の回路ブ
ロックに示したアンテナ107に相当する。アンテナ1
23はスルーホール122を通じて絶縁膜118中に形
成されている配線121に接続されている。配線121
は図示しないが半導体素子120などに接続されてい
る。また、絶縁膜118中にはシールド層124が形成
されており、シールド層124を間に介してアンテナ1
23と半導体素子120が配置されている。シールド層
124はコンタクトホール125を通じて半導体基板1
19に接続されている。ここでシールド層124の材質
としてはシールド効果の高いCu配線を用いているが、
シールド効果に問題がなければAl配線を用いてもよ
い。また、半導体基板119は接地されている。
【0019】本発明の第1の実施例に係る半導体集積回
路のシールド層を示す平面図を図4に示す。図4に示す
ようにシールド層124は例えばICチップ101平面
の一面状に延在して形成されている。シールド層124
の下には、半導体素子120の設けられていない領域に
コンタクトホール125が設けられている。コンタクト
ホール125は複数箇所設けることが望ましく、例えば
千鳥格子状に設けられている。また、シールド層124
には開口部126が設けられており、ここにはアンテナ
に電気的に接続されるスルーホールが設けられている。
尚、シールド効果を向上させるためには、シールド層1
24がICチップ101平面の一面状に形成されること
が望ましいが、シールド効果に問題がなければ、ICチ
ップ101平面の一部を覆う形状としてもよい。例え
ば、アンテナ下のみを覆うような形状としてもよい。
【0020】本発明の第1の実施例によれば、送信、受
信に高周波帯が用いられることにより、アンテナ123
を短く形成することができ、アンテナ123をICチッ
プ101内部に設けることができるため、小型化を図る
ことができる。
【0021】また、シールド層124がアンテナ123
と半導体素子120との間に配置されることにより、送
信出力がアンテナ123から半導体素子120の機能回
路に戻り、影響することを防ぐことができるため、ノイ
ズの低減が可能となるとともに、容易にアンテナ123
を1チップ化できる。
【0022】また、従来技術ではICチップとアンテナ
とを接続させるために通常、リード線、実装基板の配線
等を使用して接続されているため、このリード線がイン
ダクタンス成分となり、特に高周波になるほどインダク
タンス成分が増えることとなり、感度が低下するといっ
た問題があったが、本発明の第1の実施例によれば、ア
ンテナを含めて1チップ化したため、リード線がなくな
りインダクタンス成分を減少させることができ、感度の
低下を防止することができる。
【0023】次に本発明の第2の実施例に係る半導体集
積回路を示す平面図を図5に示す。第2の実施例では、
半導体集積回路の主要構成を示す回路ブロックは図1と
同じであるとし、説明を省略する。また第1の実施例に
示した半導体集積回路とはアンテナ形状を除いて同じで
あるため、図5のB−B’線で切断したときの断面(図
示せず)及びシールド層の平面(図示せず)についての
説明を省略する。
【0024】まず、図5に示すようにICチップ101
の表面には絶縁膜118が形成されている。絶縁膜11
8上のICチップ101の周囲に沿ってL字形のアンテ
ナ127が形成されている。ここでは、アンテナ127
は露出した状態としているが必要に応じてパッシベーシ
ョン膜をアンテナ127上に覆ってもかまわない。
【0025】本発明の第2の実施例によれば、送信、受
信に高周波帯が用いられることにより、アンテナ127
を短く形成することができ、アンテナ127をICチッ
プ101内部に設けることができるため、小型化を図る
ことができる。
【0026】また、シールド層124がアンテナ127
と半導体素子120との間に配置されることにより、送
信出力がアンテナ127から半導体素子120の機能回
路に戻り、影響することを防ぐことができるため、ノイ
ズの低減が可能となるとともに、容易にアンテナ127
を1チップ化できる。
【0027】また、従来技術ではICチップとアンテナ
とを接続させるために通常、リード線、実装基板の配線
等を使用して接続されているため、このリード線がイン
ダクタンス成分となり、特に高周波になるほどインダク
タンス成分が増えることとなり、感度が低下するといっ
た問題があったが、本発明の第2の実施例によれば、ア
ンテナを含めて1チップ化したため、リード線がなくな
りインダクタンス成分を減少させることができ、感度の
低下を防止することができる。
【0028】また、アンテナ127形状をL字型とした
ことにより、長さを確保することができICチップ形状
をさらに小型化しても対応することができる。
【0029】次に本発明の第3の実施例に係る半導体集
積回路を示す平面図を図6に示す。第3の実施例では、
半導体集積回路の主要構成を示す回路ブロックは図1と
同じであるとし、説明を省略する。また第1の実施例に
示した半導体集積回路とはアンテナ形状を除いて同じで
あるため、図6のC−C’線で切断したときの断面(図
示せず)及びシールド層の平面(図示せず)についての
説明を省略する。
【0030】まず、図6に示すようにICチップ101
の表面には絶縁膜118が形成されている。絶縁膜11
8上のICチップ101の周囲に沿ってループ形のアン
テナ128が形成されている。ここでは、アンテナ12
8は露出した状態としているが必要に応じてパッシベー
ション膜をアンテナ128上に覆ってもかまわない。
【0031】本発明の第3の実施例によれば、送信、受
信に高周波帯が用いられることにより、アンテナ128
を短く形成することができ、アンテナ128をICチッ
プ101内部に設けることができるため、小型化を図る
ことができる。
【0032】また、シールド層124がアンテナ128
と半導体素子120との間に配置されることにより、送
信出力がアンテナ128から半導体素子120の機能回
路に戻り、影響することを防ぐことができるため、ノイ
ズの低減が可能となるとともに、容易にアンテナ128
を1チップ化できる。
【0033】また、従来技術ではICチップとアンテナ
とを接続させるために通常、リード線、実装基板の配線
等を使用して接続されているため、このリード線がイン
ダクタンス成分となり、特に高周波になるほどインダク
タンス成分が増えることとなり、感度が低下するといっ
た問題があったが、本発明の第3の実施例によれば、ア
ンテナを含めて1チップ化したため、リード線がなくな
りインダクタンス成分を減少させることができ、感度の
低下を防止することができる。
【0034】また、アンテナ128形状をループ型とし
たことにより、長さを確保することができICチップ形
状をさらに小型化しても対応することができる。
【0035】次に本発明の第4の実施例に係る半導体集
積回路を示す断面図を図7に示す。第4の実施例では、
半導体集積回路の主要構成を示す回路ブロックは図1と
同じであるとし、説明を省略する。また、半導体集積回
路の平面については他の実施例と同様であるため省略す
る。図7に示すように、まず、ICチップ101のもと
となる半導体基板119上に所定の方法で半導体素子1
20が形成されている。ここで半導体素子120はトラ
ンジスタなどから成り、例えば図1に示したような半導
体集積回路の主要構成が形成されている。例えばその回
路構造にはBiCMOS構造、CMOS構造などを用い
てもよく、またその他であってもよい。また半導体素子
120の詳細な回路構成については省略する。半導体素
子120が形成された半導体基板119上には例えばS
iO2などの絶縁膜118が形成されている。絶縁膜1
18の表面上にはアンテナ129が形成されている。ま
た、アンテナ129は露出した状態としているが必要に
応じてパッシベーション膜をアンテナ129上に覆って
もかまわない。ここでは、アンテナ129は図1の回路
ブロックに示したアンテナ107に相当する。アンテナ
129はスルーホール122を通じて絶縁膜118中に
形成されている配線121に接続されている。配線12
1は図示しないが半導体素子120などに接続されてい
る。第4の実施例においては、絶縁膜118中にシール
ド層が形成されていない。第4の実施例では、アンテナ
の影響を受けにくい場合、例えば送受信を同時に行わな
い場合、また送信器のみ、受信器のみの場合に用いるこ
とができる。送信器のみ、受信器のみの場合にはそれぞ
れ送信側、受信側のみ構成されればよく、またアンテナ
共用器が省略され、アンテナがICチップ内部に搭載さ
れ1チップ化された状態となる。第4の実施例において
は、第1の実施例に示した単一形のアンテナ123、第2
の実施例に示したL字型のアンテナ127、或いは第3
の実施例に示したループ型のアンテナ128を用いるこ
とができる。
【0036】本発明の第4の実施例によれば、送信、受
信に高周波帯が用いられることにより、アンテナ129
を短く形成することができ、アンテナ129をICチッ
プ101内部に設けることができるため、小型化を図る
ことができる。
【0037】また、従来技術ではICチップとアンテナ
とを接続させるために通常、リード線、実装基板の配線
等を使用して接続されているため、このリード線がイン
ダクタンス成分となり、特に高周波になるほどインダク
タンス成分が増えることとなり、感度が低下するといっ
た問題があったが、本発明の第4の実施例によれば、ア
ンテナを含めて1チップ化したため、リード線がなくな
りインダクタンス成分を減少させることができ、感度の
低下を防止することができる。
【0038】また、アンテナ129形状を、L字型、ル
ープ型とした場合には、長さを確保することができIC
チップ形状をさらに小型化しても対応することができ
る。
【0039】尚、本発明の実施例においては、送信器、
受信器、送受信器として説明したが、これらは携帯用情
報機器端末などに用いられ、例えば携帯電話、PHS、
無線LAN、スマートキー、イモビライザーなどに用い
ることができる。
【0040】また、ここで扱う無線信号はデジタル信
号、アナログ信号のどちらでもかまわない。
【0041】
【発明の効果】 本発明においては、高周波に対応させ
ることができ、しかも小型化させることができ、さらに
高周波に対応して感度に影響を及ぼすインダクタンス成
分を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る送受信器に用いられる半
導体集積回路の構成を示す回路ブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係る半導体集積回路を示す断
面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る半導体集積回路を
示す平面図である。
【図4】本発明の実施例に係る半導体集積回路のシール
ド層を示す平面図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る半導体集積回路を
示す平面図である。
【図6】本発明の第3の実施例に係る半導体集積回路を
示す平面図である。
【図7】本発明の第4の実施例に係る半導体集積回路を
示す断面図である。
【図8】従来技術に係る送受信器に用いられる半導体集
積回路の構成を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
101 ICチップ 102 入力信号端子 103、112 バッファアンプ 104、114 VCO 105 プリアンプ 106 アンテナ共用器(DUP) 107、123、127、128、129 アンテナ 108 低雑音増幅器(LNA) 109 ミキサ 110 IFアンプ 111 検波器 113 出力信号端子 115 PLL 116 発振器 117 GND 118 絶縁膜 119 半導体基板 120 半導体素子 121 配線 122 スルーホール 124 シールド層 125 コンタクトホール 126 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 1/38 Fターム(参考) 5F038 DF12 DF14 EZ20 5J046 AA07 AB06 AB11 AB13 PA07 5J047 AA07 AB06 AB13 FD01 FD06 5K011 BA04 DA21 KA18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、前記半導体基板上に設け
    られる半導体素子と、前記半導体素子上に絶縁膜を介し
    て設けられるシールド層と、前記シールド層上に絶縁膜
    を介して設けられるアンテナとを具備し、前記アンテナ
    を1チップ化したことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記半導体素子には少なくとも送信器が
    設けられることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記半導体素子には少なくとも受信器が
    設けられることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記シールド層は半導体基板上の全面に
    設けられることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記シールド層の材質はCuとすること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回
    路。
  6. 【請求項6】 前記アンテナは前記半導体基板上に設け
    られる配線により前記半導体素子に接続されることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 半導体基板と、前記半導体基板上に設け
    られる半導体素子と、前記半導体素子上に絶縁膜を介し
    て設けられるアンテナとを具備し、前記アンテナを1チ
    ップ化したことを特徴とする半導体集積回路。
JP2001286473A 2001-09-20 2001-09-20 半導体集積回路 Withdrawn JP2003101320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001286473A JP2003101320A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001286473A JP2003101320A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 半導体集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003101320A true JP2003101320A (ja) 2003-04-04

Family

ID=19109446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001286473A Withdrawn JP2003101320A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003101320A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006345042A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Hitachi Ltd アンテナ、アンテナを具備した無線モジュール、無線ユニットおよび無線装置
JP2007129304A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Taiyo Yuden Co Ltd 高周波無線モジュール
JP2007180683A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Kyocera Corp 携帯無線機
US7454229B2 (en) 2004-07-06 2008-11-18 Seiko Epson Corporation Electronic apparatus and wireless communication terminal
US7599667B2 (en) 2003-12-17 2009-10-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication apparatus and semiconductor device
US7633444B2 (en) 2005-05-11 2009-12-15 Hitachi Cable, Ltd. Distributed phase type circular polarized receiving module and portable radio communication device
WO2011019017A1 (ja) 2009-08-13 2011-02-17 ソニー株式会社 電子機器、信号伝送装置、及び、信号伝送方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7599667B2 (en) 2003-12-17 2009-10-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication apparatus and semiconductor device
US7454229B2 (en) 2004-07-06 2008-11-18 Seiko Epson Corporation Electronic apparatus and wireless communication terminal
US7633444B2 (en) 2005-05-11 2009-12-15 Hitachi Cable, Ltd. Distributed phase type circular polarized receiving module and portable radio communication device
JP2006345042A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Hitachi Ltd アンテナ、アンテナを具備した無線モジュール、無線ユニットおよび無線装置
US7817094B2 (en) 2005-06-07 2010-10-19 Hitachi, Ltd. Antenna, and wireless module, wireless unit and wireless apparatus having the antenna
JP2007129304A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Taiyo Yuden Co Ltd 高周波無線モジュール
JP2007180683A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Kyocera Corp 携帯無線機
JP4675775B2 (ja) * 2005-12-27 2011-04-27 京セラ株式会社 携帯無線機
WO2011019017A1 (ja) 2009-08-13 2011-02-17 ソニー株式会社 電子機器、信号伝送装置、及び、信号伝送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10192827B2 (en) Transmit-and-receive module
JP3582460B2 (ja) 高周波モジュール
US7941103B2 (en) Duplexer
US6335566B1 (en) Semiconductor device and an electronic device
JP3109477B2 (ja) マルチチップモジュール
JP3378435B2 (ja) 超高周波帯無線通信装置
EP1724833A2 (en) SIP (system-in-package) type package containing analog semiconductor chip and digital semiconductor chip stacked in order, and method for manufacturing the same
JP2006340257A (ja) マルチモード高周波回路
US9258019B2 (en) Communication device
US7583237B2 (en) Antenna module having a multilayered substrate with built-in components which are connected to mounted components
JP2003101320A (ja) 半導体集積回路
US8923748B2 (en) High frequency module and receiver
JP2002353842A (ja) 携帯端末用無線モジュール
JP2003198248A (ja) アンテナ一体型パッケージ
US7763960B2 (en) Semiconductor device, method for manufacturing semiconductor device, and electric equipment system
JP2006319867A (ja) アンテナモジュールおよびこれを用いた無線機器
US8014161B2 (en) Communication device and electronic apparatus using the same
US20220093581A1 (en) Ic package providing isolated filter on lead-frame
JP2002141726A (ja) 電子部品一体型のアンテナ
JP2003158410A (ja) アンテナモジュール
JP2003037173A (ja) アナログ・デジタル混載集積回路
JP3824937B2 (ja) 携帯電話機
JP2006211144A (ja) 高周波モジュール及び無線通信機器
JP2005136887A (ja) 高周波モジュール及び無線通信機器
JPH0951210A (ja) アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050428

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081202