JP2003100721A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JP2003100721A
JP2003100721A JP2001296398A JP2001296398A JP2003100721A JP 2003100721 A JP2003100721 A JP 2003100721A JP 2001296398 A JP2001296398 A JP 2001296398A JP 2001296398 A JP2001296398 A JP 2001296398A JP 2003100721 A JP2003100721 A JP 2003100721A
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electrode
gas
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plasma processing
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Takashi Iwabuchi
俊 岩渕
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチング速度や成膜速度の均一性を向上さ
せることにより、液晶ディスプレイ等に用いる信頼性の
高い大型基板を作製可能なプラズマ処理装置を提供する
こと。 【解決手段】 第1電極を反応ガスを分散させる多数の
ガス流通孔を有するガス分散板と、そのガス分散板から
の反応ガスを第2電極に向けて吐出す多数のガス吐出口
を有する電極板とで構成し、被処理体を載置する第2電
極の周囲には、真空容器内を排気する排気部と、第2電
極を包囲しプラズマを上記2つの電極の間に集中させる
シールド部とをこの順で形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ処理装置
に関し、更に詳しくは、平行平板型電極を用いるプラズ
マ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶ディスプレイや半導体製品の
LSI等のエッチングや成膜等の製造工程には、プロセ
スのドライ化の可能なプラズマ技術が多用されている。
図3は従来の平行平板型電極を用いたプラズマ処理装置
の構造を示す模式断面図である。以下、図3を用いて従
来のプラズマ処理装置の動作について説明する。
【0003】真空容器51内には、相対向するように上
部電極52と下部電極59とが配置され、絶縁体60に
より真空容器51と絶縁された下部電極59には高周波
電源56が接続されている。前工程から搬送した処理基
板53を、温調された冷却水58で一定の温度にコント
ロールされた下部電極59の上に載置する。次に、スト
ップバルブ54を開き真空排管65を介して真空ポンプ
55で真空容器51を真空引きするとともに、エッチン
グガス63を真空ポンプ55の反対側からガスバルブ6
2を開けガス配管64を介して真空容器51に供給す
る。ポンプの排気能力をコントロールして真空容器51
を一定圧力に保持する。
【0004】圧力が一定になった段階で上部電極52と
下部電極59に高周波電源56を用いて高周波電力を印
加して、ガスを放電させてガスプラズマを発生させる。
ここで、マッチングボックス57内にあるチューニング
回路を、印加した高周波の出力に対して反射波が最少に
なるように調整し、シールド壁板61によりプラズマを
上下電極間領域に集中させることにより、プラズマの安
定化と広がり防止を図る。発生したプラズマは処理基板
53と反応し、生成ガスは真空ポンプ55により真空排
管65を介して排気される。処理が終了した時点で、高
周波電源56の発振を停止しプラズマ放電を止め、ガス
バルブ62を閉めてエッチングガス63の供給を止め
る。次いで、真空容器51内の残ガスを真空ポンプ55
により真空排管65を介して取り除いた後、処理基板5
3を次の工程へと搬出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、生産性向上や低
コスト化の要求に応えるため、処理基板が大型化する傾
向にある。しかしながら、処理基板が大型化すると、処
理基板面内における反応ガスの分布が不均一となり、そ
れに伴い発生するプラズマの分布も不均一となる。その
ため、処理基板面内のエッチングレートの均一性が悪化
し、必要な線幅や膜厚を確保することができず、中央部
と周辺部にエッチング線幅や膜厚の違いからムラが発生
するという問題があった。特に、設計値通りの線幅を中
央部で得ようとすると、周辺部のパターンが細って更に
は消滅する場合もあった。
【0006】本発明は上記の問題点を解決し、液晶ディ
スプレイ等に用いる信頼性の高い大型基板を作製可能な
プラズマ処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプラズマ処理装置は、真空容器内に対向し
て配置された第1電極及び第2電極を有し、上記の2つ
の電極の一方の上に被処理体を載置し、減圧された真空
容器内に反応ガスを導入して、該反応ガスのプラズマを
上記の2つの電極の間に形成するプラズマ処理装置にお
いて、上記第1電極は、反応ガスを分散させる多数のガ
ス流通孔を有するガス分散板と、該ガス分散板からの反
応ガスを第2電極に向けて吐出す多数のガス吐出口を有
する電極板とを有し、被処理体を載置する第2電極の周
囲には、真空容器内を排気する排気部と、第2電極を包
囲しプラズマを上記2つの電極の間に集中させるシール
ド部とがこの順で形成されて成ることを特徴とする。
【0008】本発明のプラズマ処理装置に用いる第1電
極は、反応ガスを分散させる多数のガス流通孔を有する
ガス分散板と、ガス分散板からの反応ガスを第2電極に
向けて吐出す多数のガス吐出口を有する電極板とを有し
ている。ガス分散板は、ガス導入部から導入された反応
ガスを多数のガス流通孔を通過させることにより分流
し、反応ガスの運動エネルギーを分散・減少させること
ができる。次いで、ガス分散板を通過した反応ガスは、
電極板のガス吐出口より吐出量を制御されて第2電極側
に吐出される。これにより、反応ガスの運動エネルギー
を均一化することができ、第1電極と第2電極の間の処
理空間に反応ガスを均一に分布させることが可能とな
る。さらに、第2電極とシールド部の間に排気部を設
け、処理空間を通過した反応ガスを、第2電極とシール
ド部との間に誘導して排気するようにしたので、処理空
間における反応ガスの滞留が抑制され、反応ガスの分布
をより均一にすることができる。これにより、プラズマ
を均一に発生させることができ、エッチング速度や成膜
速度の均一性を向上させることが可能となる。さらに、
シールド部はプラズマを処理空間に集中させるので、エ
ッチング速度や成膜速度の均一性を一層向上させること
ができる。
【0009】また、本発明のプラズマ処理装置は、第1
電極の電極板に、第2電極に対向する主面を有し、その
第2電極側の主面には多数の凸条と凹溝とが交互に形成
されて成る電極板を用いることができる。従来のプラズ
マ処理装置では、エッチング時の反応生成物やマスクで
あるレジスト等の分解物、そして成膜時の生成物が真空
容器の内壁に付着し、これらの付着物が、真空容器内に
乱流が発生した場合などに内壁から剥がれて舞い上がり
ダストとなり、成膜した膜中に混入したり、あるいはエ
ッチングのパターンに異常変形を発生させる原因となる
という問題があった。特に、第1電極の第2電極側には
反応ガスの乱流が発生し易いという問題があった。本発
明によれば、第1電極の第2電極側の主面に多数の凸条
と凹溝とを交互に設け、凸条と凹溝とが延びる方向に直
交する方向の表面粗さを大きくしたので、凸条と凹溝と
が延びる方向に沿って反応ガスが流れ易くなり、乱流の
発生を抑制することが可能となる。
【0010】また、本発明のプラズマ処理装置は、第1
電極の電極板に、矩形形状を有し、凸条と凹溝とが上記
電極板の長辺方向に概ね平行に形成され、第2電極側の
主面は長辺方向と短辺方向とで異なる表面粗さRaを有
する電極板を用いることができる。
【0011】また、本発明のプラズマ処理装置は、第2
電極として、被処理体を載置する矩形ステージと、その
矩形ステージを支持する支持部とから成り、排気部が矩
形ステージの長辺方向に概ね直角に形成された排気溝か
ら成るものを用いることができる。
【0012】また、本発明のプラズマ処理装置は、第1
電極の第2電極側の主面に、短辺方向の表面粗さRaが
0.7μm〜1.7μmであり、長辺方向の表面粗さR
aが0.4μmより小さい主面を用いることができる。
【0013】また、本発明のプラズマ処理装置は、第1
電極の電極板に、ニッケル合金又はアルミニウム合金か
ら成るものを用いることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実
施の形態に係るプラズマ処理装置の構造を示す模式断面
図である。真空容器1内には、相対向する第1電極とし
ての上部電極2と第2電極としての下部電極9とが配置
されている。上部電極2は、多数のガス吐出口21aを
有する矩形の電極板21と、多数のガス流通孔22aを
有するガス分散板22とが相対向して配置された直方体
形状を有し、電極板21が下部電極9側となり、ガス分
散板22が反応ガス供給管14からエッチンガス等の反
応ガス13が供給可能に真空容器1の上部に配置されて
いる。反応ガス13は、ガスバルブ12を開けることに
より、ガス分散板22に供給される。
【0015】下部電極9は、真空容器1の底部に絶縁体
10を介して配置され、処理基板3を載置する矩形のス
テージ9aと、ステージ9aを支持する支持部9bとか
ら成り、温調した冷却水8で一定の温度にコントロール
されている。また、下部電極9には、真空容器1の外部
に配置された高周波電源6がマッチングボックス7を介
して接続されている。
【0016】また、図2に示すように、真空容器1の底
部には、ステージ9aの周囲に排気部18とシールド部
16とがこの順に形成されている。シールド部16は、
ステージ9aを包囲する壁部16aと壁部16aを支持
する支持部16bとから成る。シールド部16は昇降可
能に真空容器に取り付けられており、昇降手段17によ
り、上部電極2の方向へ上下移動させ壁部16aを所望
の位置に配置する。好ましくは、壁部16aの位置は、
下端面がステージ9aと概ね同じ高さになるように配置
される。
【0017】また、排気部として、ステージ9aの長辺
方向に直角に、溝形状の排気口18が形成されている。
ステージ9aの周囲の反応ガスを効率良く吸引排気する
ことができる。なお、溝形状に代えて、孔形状の排気口
をステージ9aの周囲に複数配置したものを用いても同
様の効果を得ることができる。その場合、ステージ9a
の周囲の四隅に排気口を配置したものが好ましい。
【0018】また、上部電極の電極板とガス分散板は、
ニッケル合金、アルミニウム、アルミニウム合金、そし
て表面に酸化アルミニウム層を有する金属板を用いるこ
とができるが、エッチングガスに耐性のある、ニッケル
合金、特にモネルメタルが好ましい。また、ガス分散板
のガス流通孔は、孔径は、0.8〜1.2mm、より好
ましくは0.9〜1.1mmである。ガス流通孔は、所
定のピッチで二次元的に配置されたもの、あるいは同心
円状に配置されたものを用いることができる。また、電
極板のガス吐出口は、単一の口径を有する貫通口とする
こともできるが、ガス分散板側の口径が下部電極側の口
径よりも大きい逆テーパ状の貫通口とすることが好まし
い。この場合、ガス分散板側の口径は9〜11mm、下
部電極側の口径は0.9〜1.1mmとすることが好ま
しい。ここで、ガス分散板側の口径を下部電極側の口径
の10倍以上、より好ましくは12倍以上とすることに
より、ガス分散板からの反応ガスが、電極板のガス吐出
口以外の部分に衝突して乱流が発生するのを抑制するこ
とができる。しかも、下部電極側の口径を小さくするこ
とで、さらに乱流の発生を防止することができる。な
お、電極板のガス吐出口も、所定のピッチで二次元的に
配置されたもの、あるいは同心円状に配置されたものを
用いることができる。
【0019】また、上部電極の電極板に、下部電極側の
主面に多数の凸条と凹溝とを交互に複数設けたものを用
いることが好ましい。凸条と凹溝とは電極板に直線状に
設ける。上部電極に矩形の電極板を用いる場合、凸条と
凹溝とを電極板の長辺方向に概ね平行に設けることが好
ましい。その場合、上部電極板の下部電極側の主面は、
短辺方向で0.7〜1.7μmの範囲であり、かつ、長
辺方向で0.4μm以下の表面粗さRaを有することが
好ましい。反応ガスは表面粗さの小さい長辺方向に沿っ
て流れ易くなるので、上部電極板の下部電極側の主面に
おける乱流の発生が抑制される。短辺方向の表面粗さR
aが1.7μmより大きいとプラズマ発生時に異常放電
が起き易く、0.7μmより小さいと長辺方向の表面粗
さと同じになり乱流が発生する。また、長辺方向の表面
粗さRaが0.4μmより大きいと、短辺方向の表面粗
さと同じになり乱流が発生する。
【0020】ここで、電極板の表面に直線状の凸条と凹
溝とを設けるには、例えば、以下の方法を用いることが
できる。電極板の表面全体をフライス盤にて、切削加工
する。次に、ラップ加工により、電極板の表面全体を目
標とする長辺方向の表面粗さ、すなわち、0.4μm以
下に仕上げる。次に、研削盤にて、短辺方向を加工送り
方向として、短辺方向の表面粗さが0.7〜1.7μm
の範囲に入るように研削する。これにより、電極板の表
面に多数の凸条と凹溝を交互に直線状に形成することが
できる。
【0021】図3は、上記の加工方法により表面仕上げ
を行った矩形の電極板の表面粗さRaのバラツキの程度
を示すグラフである。18枚の矩形の電極板を用い、各
電極板の長辺方向と短辺方向についてそれぞれ複数点測
定して、長辺方向と短辺方向のそれぞれの表面粗さRa
の平均値を求め、その平均値の分布を調べたものであ
る。ここで、凸条と凹溝とが矩形の電極板の長辺方向に
概ね平行になるように表面仕上げを行った。なお、表面
粗さRaは、JIS B0601に規定する中心線平均
粗さを指す。
【0022】ここで、プラズマ処理装置を用いたエッチ
ング処理の動作について説明する。前工程から搬送され
た処理基板3を、下部電極9の上に載置する。次に、真
空容器1の外部に配置した真空ポンプ5を作動させ、ス
トップバルブ4を開き、真空排管15を介して排気部1
8より真空容器1内を減圧し、所定の真空度に保持す
る。次いで、ガスバルブ12を開き、反応ガス供給管1
4を介してエッチングガスから成る反応ガス13を上部
電極2のガス分散板22に供給する。
【0023】反応ガス13は、ガス分散板22のガス流
通孔23aを通過して分散され、電極板21に達し、ガ
ス吐出口21aから処理基板3の表面に吐出される。真
空容器1内を所定の圧力に保持した状態で、上部電極2
と下部電極9に高周波電源6を用いて高周波電力を印加
することで放電を開始させ、上部電極2と下部電極9と
の間の処理空間にプラズマを発生させる。このプラズマ
により処理基板3が所定のパターンにエッチングされ
る。
【0024】プラズマ放電の調整は、印加した高周波の
出力に対して反射波が最少になるように、マッチングボ
ックス7内にあるチューニング回路を調整するととも
に、シールド部22によりプラズマを処理空間に集中さ
せることにより行う。これにより、プラズマを安定化さ
せ、そしてプラズマの広がりを防止することができる。
また、プラズマ化したエッチングガス13と処理基板3
との反応により生成したガス状生成物及び余分のエッチ
ングガス13は、壁部16aと下部電極9との間に吸引
されて、排気口18から排気される。これにより、反応
ガス流をほぼ均一に吸引排気することができる。
【0025】次いで、所定の処理時間が終了した時点
で、高周波電源6の発振を停止しプラズマ放電を止め、
ガスバルブ12を閉じてエッチングガス13の供給を止
める。真空容器1内の残留ガスを真空ポンプ5により真
空排管15を介して取り除いた後、基板を次の工程へ搬
出する。
【0026】以上のように本実施の形態によれば、上部
電極をガス分散板と電極板とで構成し、反応ガスの運動
エネルギーをガス分散板により分散・減少させ、ガス分
散板を通過した反応ガスを逆テーパ状のガス吐出口を通
過させることにより、運動エネルギーが概ね均一な反応
ガスが下部電極側に供給される。また、下部電極の周囲
に広がった反応ガスは、下部電極とシールド部との間に
形成された排気口により均一に吸引排気される。これに
より、プラズマをより均一に発生させることが可能とな
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1電極をガス流通孔を有するガス分散板とガス吐出口を
有する電極板とで構成し、被処理体を載置する第2電極
の周囲に排気部とシールド部とを設けたので、電極間に
プラズマを均一に発生させることができる。これによ
り、エッチング速度や成膜速度の均一性を向上させるこ
との可能なプラズマ処理装置を提供できる。
【0028】また、本発明によれば、第1電極の電極板
の第2電極板側の主面に、多数の凸条と凹溝とを交互に
形成したので、第2電極板側の主面における乱流の発生
が抑制され、ダストの発生を抑制することが可能とな
る。
【0029】また、本発明によれば、矩形の電極板の長
辺方向に概ね平行に凸条と凹溝とを形成したので、表面
粗さの小さい長辺方向に沿って反応ガスが流れ易くな
り、矩形の電極板における乱流の発生を抑制することが
可能となる。
【0030】また、本発明によれば、第2電極の矩形ス
テージの長辺方向に概ね直角に排気部を形成したので、
矩形ステージの周囲の反応ガスを排気部から均一に吸引
排気することができ、プラズマをより均一に発生させる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係るプラズマ処理装
置の構造を示す模式縦断面図である。
【図2】 図1のII−II′線に沿った模式横断面図
である。
【図3】 本発明の一実施の形態に係るプラズマ処理装
置に用いる上部電極の電極板の表面粗さの度数分布の測
定結果を示すグラフであり、(a)は短辺方向、(b)
は長辺方向の測定結果を示す。
【図4】 従来のプラズマ処理装置の構造を示す模式縦
断面図である。
【符号の説明】
1 真空容器、2 上部電極、3 処理基板、4 スト
ップバルブ、5 真空ポンプ、6 高周波電源、7 マ
ッチングボックス、8 冷却水、9 下部電極、9a
矩形ステージ、9b 支持部、10 絶縁物、12 ガ
スバルブ、13反応ガス、14 ガス配管、15 真空
排管、16 シールド部、16a 壁部、16b 支持
部、17 昇降機構、18 排気口、21 電極板、2
1a ガス吐出口、22 ガス分散板、22a ガス流
通孔。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器内に対向して配置された第1電
    極及び第2電極を有し、上記の2つの電極の一方の上に
    被処理体を載置し、減圧された真空容器内に反応ガスを
    導入して、該反応ガスのプラズマを上記の2つの電極の
    間に形成するプラズマ処理装置において、 上記第1電極は、反応ガスを分散させる多数のガス流通
    孔を有するガス分散板と、該ガス分散板からの反応ガス
    を第2電極に向けて吐出す多数のガス吐出口を有する電
    極板とを有し、 被処理体を載置する第2電極の周囲には、真空容器内を
    排気する排気部と、第2電極を包囲しプラズマを上記2
    つの電極の間に集中させるシールド部とがこの順で形成
    されて成ることを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 上記の第1電極の電極板は対向する主面
    を有し、第2電極側の主面には多数の凸条と凹溝とが交
    互に形成されて成る請求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 上記の第1電極の電極板は矩形であり、
    上記の凸条と凹溝とが上記電極板の長辺方向に概ね平行
    に形成され、上記の第2電極側の主面は長辺方向と短辺
    方向とで異なる表面粗さRaを有する請求項2記載のプ
    ラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 上記第2電極は、被処理体を載置する矩
    形ステージと、該矩形ステージを支持する支持部とから
    成り、上記排気部は上記矩形ステージの長辺方向に概ね
    直角に形成された排気溝から成る請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記の電極板の第2電極側の主面は、短
    辺方向の表面粗さRaが0.7μm〜1.7μmであ
    り、長辺方向の表面粗さRaが0.4μmより小さい請
    求項3又は4に記載のプラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 上記電極板は、ニッケル合金又はアルミ
    ニウム合金から成る請求項1から5のいずれか一つに記
    載の装置。
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