JP2003100699A - 化合物半導体のウエットエッチング方法およびその装置 - Google Patents

化合物半導体のウエットエッチング方法およびその装置

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園子 梅村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチングの均一化を図ることができるよう
に改良された、光照射方法を用いたウエットエッチング
方法を提供することを主要な目的とする。 【解決手段】 化合物半導体系電子デバイスの製造にお
けるウエットエッチング方法に係る。ウエットエッチン
グをしているとき、被エッチング試料22の端面から臨
界角以上の入射角で光29を試料22内部に入射させ、
それによって試料内部で光を全反射させ、多重反射させ
ながら被エッチング部22全面に光を伝搬させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に化合物半
導体のウエットエッチング方法に関するものであり、よ
り特定的にはガリウム砒素(GaAs),窒化ガリウム
(GaN)やインジウムリン(InP)等の化合物半導
体系電子デバイスの製造におけるウエットエッチング方
法に関する。この発明は、また、そのような方法を実現
することのできる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】GaAs、GaN、InP等の化合物半
導体により形成されるレーザダイオード(LD)、静電
効果型トランジスタ(FET)は、導電性の異なるp型
とn型の半導体膜が積層された構造を有している。ま
た、LDにおいては屈折率を変化させるために組成比の
異なる化合物層の積層構造を有する。半導体デバイスを
形成する上で、これらの半導体膜を部分的にエッチング
し、溝等の微細構造を形成する必要がある。
【0003】このエッチング法として、反応性ガスを用
いたドライエッチング法とエッチング液を用いたウエッ
トエッチング法がある。ドライエッチング法では、大き
なエネルギを持つイオンでエッチングするので、エッチ
ング表面に加工ダメージや表面の汚染性が生じる問題が
ある。このため、LDのようにエッチング後の表面に単
結晶膜をエピタキシャル成長させる場合においては、結
晶の乱れが少なく、デバイスの高信頼性が期待できるウ
エットエッチングが適用される場合が多い。
【0004】GaAs系半導体のウエットエッチングに
おいては、ウエットエッチング時にバンドギャップ以上
のエネルギを有する光を照射することにより、pn接合
付近のエッチング速度を制御し、加工精度を向上させる
ことができる。
【0005】図9は、CDやCD−R等の情報用LDと
して代表的な電流ストライプ構造を有する従来のAlG
aAs/GaAs系レーザダイオード(LD)の断面図
を示す(特許番号第2842465号)。
【0006】図9を参照して、n型のGaAs基板1の
上に、n型のGaAsバッファ層2、n型のGa0.5
0.5As層3、Ga0.85Al0.15As活性層4、p型
のGa 0.5Al0.5Asクラッド層5、p型のGa0.8
0.2AsからなるESL6、n型のGa0.35Al0.65
As電流ブロック層7が順次形成されている。ストライ
プ状の窓7aを形成するためにn型Ga0.35Al0.65
s電流ブロック層7をウエットエッチングする。ウエッ
トエッチング後、p型Ga0.5Al0.5Asクラッド層8
とコンタクト電極9を積層する。
【0007】さらに、化学的に安定なGaN等の窒化物
半導体においては、ウエットエッチング時にバンドギャ
ップ以上のエネルギを有する光を照射することにより、
ウエットエッチング反応を促進し、ウエットエッチング
が可能になる。この方法は、文献(M.S. Minsky, M. Wh
ite and E.L. Hu, Appl. Phys. Lett., Vol.68, No.11,
p.1531, 1996)に記載されている。
【0008】バンドギャップ以上のエネルギはGaNの
場合、紫外線光(350nm〜400nm)で得られ、
この紫外線光を照射しながらエッチングを行なってい
る。
【0009】図10は、従来の光照射の方法を説明する
ための図である。石英製エッチング槽25の中に、基板
ホルダ27が設けられている。基板ホルダ27の上に、
被エッチング試料22が置かれている。エッチング槽2
5内には、エッチング溶液23が入れられている。基板
ホルダ27の上には金属電極24が設けられており、金
属電極24はエッチング用電源26に接続されている。
エッチング溶液23内には、対極28が浸漬されてい
る。対極28は、またエッチング用電源26に接続され
ている。紫外線照射Xeランプ21は基板ホルダ27の
上方に配置されている。Xeランプ21は、Xeランプ
用電源21aに接続されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図10を参照して、従
来の光照射方法は、被エッチング試料である基板22の
平面上方から、キセノンランプ、紫外線レーザを用いて
行なわれている。
【0011】しかしながら、この方法では、基板面内全
体に光照射する必要があるため、照射面積が大きい。よ
って、光量が基板面内で均一になりにくく、均一なエッ
チングが得られないという問題があった。
【0012】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、光照射の不均一を解決し、エ
ッチングの均一化を得ることができるように改良された
化合物半導体のウエットエッチング方法を提供すること
を目的とする。
【0013】この発明の他の目的は、そのようなウエッ
トエッチング方法を実現することのできるウエットエッ
チング装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
化合物半導体系電子デバイスの製造におけるウエットエ
ッチング方法に係る。ウエットエッチングをしていると
きに、被エッチング試料の端面から臨界角以上の入射角
で光を試料内部に入射させ、それによって試料内部で光
を全反射させ、多重反射させながら被エッチング部全面
に光を伝搬させることを特徴とする。
【0015】請求項2に記載の化合物半導体のウエット
エッチング方法は、請求項1に記載のウエットエッチン
グ方法において、上記被エッチング試料を複数枚並べ、
それぞれの被エッチング試料の端面から上記光を入射す
ることを特徴とする。
【0016】請求項3に記載の化合物半導体のウエット
エッチング方法は、請求項1に記載のウエットエッチン
グ方法において、上記被エッチング試料の端面周囲に光
源を並べ、該光源から上記光を被エッチング試料の端面
から入射することを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の化合物半導体のウエット
エッチング方法は、請求項1に記載のウエットエッチン
グ方法において、上記被エッチング試料の被エッチング
部の屈折率は、エッチング液の屈折率および上記被エッ
チング試料のエッチングされない部分の屈折率よりも高
いことを特徴とする。
【0018】請求項5に記載の化合物半導体のウエット
エッチング装置は、エッチング槽を備える。上記エッチ
ング槽内に、被エッチング試料を支持する基板ホルダが
設けられている。当該装置は、上記被エッチング試料の
端面に光を入射できるように配置された光源を備える。
【0019】
【作用】請求項1に係る発明は、GaAs、GaNやI
nP等の被エッチング基板端面から、臨界角以上の入射
角で光を入射し、基板内部で光を全反射させてさらには
多重反射を起こさせて被エッチング部全面に光を伝搬さ
せることによる。
【0020】図1を参照して、n1>n2のとき、光が全
反射する臨界角(θc)は、θc=sin-1(n2
1)となる。
【0021】さて、図2に示すように、材料1(34)
の屈折率をn1とし、材料1(34)が接する材料2
(35)、材料3(33)の屈折率をそれぞれn2、n3
としたとき、次式が成立する。
【0022】n1>n2、n3、 θc2=sin-1(n2/n1) …式(1) θc3=sin-1(n3/n1) …式(2) 基板平面の法線からの入射角θc(以下、入射角度は基
板平面の法線からの角度とする)がθc2とθc3以上の
角度では、図2に示すようにn1層で光は全反射し、多
重反射して被エッチング材料に閉じ込められたまま伝搬
する。
【0023】図2において、材料33はたとえばエッチ
ング液あるいはマスク用レジスト、材料34は被エッチ
ング材料、材料35はエッチング液あるいはエッチング
されない基板材料である。
【0024】さらに、図9のように積層構造において
も、各層の屈折率から式(1)、式(2)より、θ
2、θc3以上の角度では、全反射が成立する。
【0025】この方法によれば、光照射面積を小さくす
ることができるため、均一なエッチング光照射を得るこ
とが容易になり、均一なエッチングが可能となる。ま
た、大面積処理での均一なエッチングが可能となる。
【0026】請求項2に係る発明は、光源に対し、被処
理基板を複数枚並べ、端面から光を入射することにより
処理枚数を増加させる。この光照射法は1枚の基板のエ
ッチングに必要な光照射面積が小さいため、1つの光源
で処理枚数を増加させることができる。
【0027】請求項3に係る発明は、光処理基板の端面
周囲の光源を複数個並べる、あるいは光源の形をドーナ
ツ状等にして、端面周囲から光照射を行なう。この方法
により、一層の光照射の均一性、結果としてエッチング
の均一性が得られる。
【0028】請求項4に係る発明は、被エッチング部分
が、エッチング液やエッチングされない他の部分(レジ
スト、基板等)よりも屈折率が高い材料においては、n
1>n2、n3であり、式(1)、式(2)に示す臨界角
以上の角度で光照射すると、被エッチング部分で全反射
し、多重反射しながら光が伝搬することによる。
【0029】請求項5に係る発明は、請求項1および請
求項2および請求項3および請求項4の光照射を実現す
る機能を備えた化合物半導体の光照射装置を提供するも
のである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
を用いて説明する。
【0031】実施の形態1 図3に、実施の形態1に係るウエットエッチング装置の
概念図を示す。石英製エッチング槽25の中に、被エッ
チング試料22を載せる基板ホルダ27が設けられてい
る。基板ホルダ27上に金属電極24が設けられてい
る。金属電極24はエッチング用電源26に接続されて
いる。エッチング槽25の中にエッチング溶液23が収
容されている。エッチング溶液23の中に、対極28が
浸漬されている。対極28は、またエッチング用電源2
6に接続されている。当該装置は、さらに紫外線照射X
eランプ21を備える。Xeランプ21は、被エッチン
グ試料22の端面から臨界角以上の入射角で光を試料2
2内部に入射させるように配置されている。Xeランプ
21はXeランプ用電源21aに接続されている。
【0032】図4は、端面からの光入射によるエッチン
グの動作を確認するための実験を説明する概念図であ
る。
【0033】被エッチング試料44としては、サファイ
ア基板上にn型GaN層を積層した試料を用いた。光源
としてキセノンランプを使用し、ランプから放出された
UV光が導光管42によって導かれ、ウェハ端面に導入
されるようになっている。コネクタ43にはGaN/サ
ファイア基板を挟み込む幅のスリットが設けられてい
る。導光管42には、石英ガラス管内面にAlを約30
0nm蒸着した管を用いた。これは、紫外線の反射率が
高いAlを用いて、吸収損失がないようにするためであ
る。蒸着金属は紫外吸収がなく反射率のよい材料であれ
ばよい。また、光ファイバを用いてもよい。
【0034】試料には、図4に示すように、予めGaN
層領域にストライプ状の傷47を形成したものを用い
た。ストライプを挟んだ両端に電極を接触させた場合に
電流は流れず、GaN層はストライプ状の傷により電気
的に絶縁されていることが確認された。
【0035】電極片方を試料に接続し、電極のもう片側
を1MKOH溶液中に浸漬した。光の導入部から電極先
端までの距離は3cmである。この状態で、試料を+2
Vに分極しても電流は流れない。
【0036】一方、+2Vの電圧を印加しながら、UV
光を試料断面に照射すると、200μAのアノード電流
が観測された。このことは、GaN/KOH溶液界面で
GaNの溶解反応が進行していることを示し、たとえ、
GaN層にストライプが形成されても、UV光は基板内
を伝搬し、溶解反応を促進することを示している。
【0037】通常GaNのデバイス作製には2インチの
ウェハが用いられる。今回の実験で端面からのUV光が
ウェハ内部を伝搬し、ウェハ全面のエッチングを促進す
ることが確認された。
【0038】実施の形態1で、試料の屈折率は、Ga
N;2.5、サファイア;1.74、エッチング液
(水);1.3である。そのため、式(1)、(2)よ
り、ガリウム窒素/サファイア界面の臨界角;44°、
ガリウム窒素とエッチング液の臨界角;31°である。
したがって、入射角44°以上の入射光成分は、被エッ
チング部分のガリウム窒素で全反射し伝搬する。その概
念図を図5に示す。図2に対応させると、材料1はGa
N、材料2はサファイア基板、材料3はエッチング溶液
である。
【0039】さらに、実際のストライプの窓形成では、
形状形成のためのマスク用レジストを使用するが、レジ
ストの屈折率は1.5である。GaNとレジストの臨界
角;37°となるので、同じく入射角44°以上の入射
光成分は被エッチング部分のGaNで全反射し、伝搬す
る。キセノンランプはレーザ光等と異なり、指向性が低
いため種々の方向の光を有する。入射光のうち入射角度
90°の光は直進し、入射角44°以上の光はGaNで
全反射し伝搬する。
【0040】実施の形態2 図6は、実施の形態2に係る光照射法を説明するための
概念図である。
【0041】図に示すように、被処理試料22同士(G
aN/サファイア試料)が平行になるように複数枚並
べ、被処理試料端面からキセノンランプで光を入射し
た。図中、23はエッチング溶液である。試料22を平
行に並べるために、エッチング槽25の底と、他の平行
な2側面に試料保持用の溝を形成した。この方法によれ
ば、1枚当りの照射面積が小さいため、光源21の照射
範囲に基板を複数配置することができ、処理基板枚数を
増加することができる。また、キセノンランプの光の広
がりを有効に利用することができる。
【0042】実施の形態3 GaN/サファイア被処理試料を平行に複数枚並べた。
次に、キセノンランプを図7に示すように、試料端面の
周囲にそれぞれが十字の位置になるように4個配置し
た。キセノンランプから放出されたUV光はエッチング
溶液中を進行する。キセノンランプはレーザ光等と異な
り、指向性が低いため種々の方向の光を有する。このう
ち、先ほど述べた全反射条件を満たす入射角を有する成
分がウェハ端面から進入し、ウェハ内部を伝搬する。こ
のことにより、GaNのエッチングは促進される。エッ
チング速度をエッチング深さ測定より求めたところ、従
来法と同様のエッチング速度が得られた。
【0043】光照射法の他の方法を図8に示す。キセノ
ンランプ21をドーナツ状に形成し被エッチング基板2
2端面全周から光照射を行なう。図中、23はエッチン
グ溶液であり、25はエッチング槽を表している。この
光照射法によれば、より一層の面内均一性が得られる。
【0044】実施の形態4 AlGaAs/GaAs系試料について、屈折率はエッ
チング液(水);1.3、マスク用レジスト;1.5、
GaAs基板;3.6、AlGaAs積層膜;3.3〜
3.6である。エッチング液の屈折率,マスク用レジス
トの屈折率<被エッチング基板の屈折率(3.3〜3.
6)である。したがって、本光照射を適用することがで
きる。GaAs基板とAlGaAs積層膜の屈折率は同
様で、それらの屈折率3.3から、臨界角は25°であ
る。GaN/サファイアの場合と異なり、AlGaAs
/GaAs系試料ではGaAs基板とAlGaAs膜の
屈折率が同様であるため、被処理試料とエッチング液界
面、被処理試料とレジスト界面で全反射が起こる。
【0045】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、被エッチング基板の端面から、臨界角以上の入射角
で照射光を入射させ、全反射させながら被エッチング基
板全面に光を伝搬させるので、光照射面積が小さく、よ
って光照射の均一、結果としてエッチングの面内均一が
得られる効果がある。
【0047】光源に対し、被処理基板を複数枚並べ、端
面から照射光を入射させることにより、処理枚数を増加
できるという効果を奏する。
【0048】被処理基板の端面周囲に光源を並べること
により、より一層の均一なエッチングを得る効果を奏す
る。
【0049】被エッチング部分がエッチングされない他
の部分よりも屈折率が高い材料においては、全反射条件
を得ることができるので、端面からの光入射が可能で、
均一なエッチングを得る効果がある。
【0050】端面からの光照射が可能であるので、均一
なエッチング、処理枚数の増加を得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全反射の理論を説明するための概念図であ
る。
【図2】 光の全反射条件を説明するための図である。
【図3】 実施の形態1に係るウエットエッチング方法
を説明するための概念図である。
【図4】 端面からの光入射によるエッチングを確認す
るための実験を説明するための図である。
【図5】 GaN/Al23系半導体の光照射の様子を
説明するための概念図である。
【図6】 実施の形態2において用いた光照射法を説明
する図である。
【図7】 実施の形態3で使用した光照射法を説明する
ための図である。
【図8】 実施の形態3で使用した他の光照射法を説明
するための図である。
【図9】 従来の電流ストライプ構造を有する半導体レ
ーザの断面図である。
【図10】 従来の光照射法を用いたウエットエッチン
グ方法を説明するための図である。
【符号の説明】
21 紫外線照射Xeランプ、22 被エッチング試
料、23 エッチング溶液、24 金属電極、25 エ
ッチング槽、26 エッチング用電源、27 基板ホル
ダ、28 対極、29 入射UV光、21a Xeラン
プ用電源。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化合物半導体系電子デバイスの製造にお
    けるウエットエッチング方法において、 ウエットエッチングをしているときに、被エッチング試
    料の端面から臨界角以上の入射角で光を試料内部に入射
    させ、それによって試料内部で光を全反射させ、多重反
    射させながら被エッチング部全面に光を伝搬させること
    を特徴とする、化合物半導体のウエットエッチング方
    法。
  2. 【請求項2】 前記被エッチング試料を複数枚並べ、そ
    れぞれの被エッチング試料の端面から前記光を入射する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の化合物半導体のウ
    エットエッチング方法。
  3. 【請求項3】 前記被エッチング試料の端面周囲に光源
    を並べ、該光源から前記光を被エッチング試料の端面か
    ら入射することを特徴とする、請求項1に記載の化合物
    半導体のウエットエッチング方法。
  4. 【請求項4】 前記被エッチング試料の被エッチング部
    の屈折率は、エッチング液の屈折率および前記被エッチ
    ング試料のエッチングされない部分の屈折率よりも高
    い、請求項1に記載の化合物半導体のウエットエッチン
    グ方法。
  5. 【請求項5】 エッチング槽と、 前記エッチング槽内に設けられ、被エッチング試料を支
    持する基板ホルダと、 前記被エッチング試料の端面に光を入射できるように配
    置された光源と、を備えた化合物半導体のウエットエッ
    チング装置。
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