JP2003100697A - 密閉型処理装置および密閉型処理装置への被処理物の搬入方法。 - Google Patents

密閉型処理装置および密閉型処理装置への被処理物の搬入方法。

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JP2003100697A
JP2003100697A JP2001298423A JP2001298423A JP2003100697A JP 2003100697 A JP2003100697 A JP 2003100697A JP 2001298423 A JP2001298423 A JP 2001298423A JP 2001298423 A JP2001298423 A JP 2001298423A JP 2003100697 A JP2003100697 A JP 2003100697A
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main surface
wafer
main
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JP2001298423A
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Hiroyuki Mori
宏幸 森
Takayuki Nibuya
貴行 丹生谷
Hideto Goto
日出人 後藤
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対向する2つの主面の狭い間隙に被処理物を
配置して密閉し、被処理物を処理するタイプの処理装置
であって、容易に被処理物を進入させ、固定することが
できる密閉型処理装置および密閉型処理装置への被処理
物の搬入方法を提供する。 【解決手段】 洗浄装置10aは、洗浄処理容器30
と、洗浄処理容器30の両端に接続された導入部および
排出部を有し、使用時に密閉状態にある。洗浄処理容器
30は、幅の狭い直方体状に形成される。洗浄処理容器
30は、主面30aと主面30bとが一端部A1に設け
られた係止部材28によって接続され、主面30aの他
端部A2が回動可能に設けられる。主面30aには、ウ
エハ20を保持するための保持具32a〜32cが突設
される。主面30aを開けた状態で、ウエハ20を直線
的に進入させ、保持具32a〜32cによってウエハ2
0を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉型処理装置お
よび処理装置への被処理物の搬入方法に関し、特に、ウ
エハ搬送装置の進入困難な対向する2つの主面の間の狭
い幅の間隙にウエハを配置して密閉した状態でウエハを
洗浄処理等する密閉型処理装置および密閉型処理装置へ
のウエハの搬入方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路等を形成するに
は、半導体ウエハに対して成膜、酸化・拡散、エッチン
グ等の各種処理が繰り返し施される。この場合、これら
の処理を行う前に、必要に応じて洗浄処理が行われ、ウ
エハ表面に付着した有機物、金属不純物、パーティクル
あるいは自然酸化膜等が除去される。
【0003】このような洗浄処理を行うための洗浄装置
として、従来、上方が開放された浸漬槽に満たされた薬
液に、複数のウエハをカセットに収容して浸漬し、ある
いは、カセットレスで浸漬するディップ方式の装置が用
いられている。
【0004】また、ウエハを1枚単位で処理する枚葉式
の洗浄方式の装置として、1枚のウエハをチャックで真
空吸着して水平に配置し、所定の回転数でウエハを回転
させながら、高圧流体をウエハに吹き付けたり、ブラッ
シングする方式のものも用いられている。
【0005】これらの従来の洗浄装置は、ウエハの中心
部と周縁部とで洗浄用の流体の流れが不均一となり、ま
た、ウエハの表裏面で流体の流れが不均一となり、ウエ
ハの全面にわたって効率的かつ確実な洗浄を行うことが
できないおそれがある。また、多くの洗浄装置では、大
気中への開放箇所を有する開放系で洗浄が行われるた
め、大気中の酸素によりウエハの金属配線等が酸化する
おそれもある。
【0006】これら従来の洗浄装置の不具合を解消する
ために、本出願人は、ウエハの金属配線等の酸化を防止
し、また、洗浄用の流体をウエハ表面に高速で流すこと
により洗浄を迅速かつ効率的に行うことを目的として、
対向する2つの主面の狭い間隙にウエハを配置して密閉
し、洗浄用の流体を流通させるタイプの洗浄装置を開発
中である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の本出
願人が開発中の洗浄装置に関するものであり、対向する
2つの主面の狭い間隙に被処理物を1枚配置して密閉
し、被処理物を処理するタイプの処理装置であって、容
易に被処理物を進入させ、固定することができる密閉型
処理装置および密閉型処理装置への被処理物の搬入方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る密閉型処理
装置は、対向する2つの主面を閉じ合わせた状態におい
て被処理物搬送装置を側面側から進入させることが困難
な該2つの主面の間の狭い幅の間隙に、該2つの主面の
いずれかを開いて板状の被処理物を該2つの主面と平行
に1枚配置して、密閉した状態で該被処理物を処理する
処理装置であって、該2つの主面は、一端部を係合部材
を介して回動可能に接続されて他端部が開閉可能に設け
られ、該他端部を開いた状態で該被処理物搬送装置が進
入して該被処理物を配置するように構成してなることを
特徴とする。
【0009】また、本発明に係る密閉型処理装置は、該
2つの主面は、スライド部材を介して離間および密着可
能に設けられ、離間した状態で該被処理物搬送装置が進
入して該被処理物を配置するように構成してなることを
特徴とする。
【0010】本発明の上記の構成によれば、搬送アーム
に被処理物を吸着して保持し、あるいは、被処理物の周
縁部を爪等で把持して搬送する通常の被処理物搬送装置
を用いて、被処理物搬送装置を側面側から進入させるこ
とが困難な、対向する2つの主面の間の狭い幅の間隙に
板状の被処理物を容易に搬入し、配置することができ
る。また、処理後、被処理物を搬出する場合においても
同様である。
【0011】この場合、前記2つの主面のいずれかに前
記被処理物の周縁部を複数箇所で保持する保持具が突設
されてなると、簡易でかつ寸法の小さな保持機構で被処
理物を保持することができる。
【0012】また、この場合、前記保持具は、前記2つ
の主面のうち可動する側の主面に設けられてなると、可
動する側の主面を開いた状態において、その主面の周囲
には障害物のない空間が確保されるため、被処理物を容
易に搬入することができる。
【0013】また、本発明に係る密閉型処理装置への被
処理物の搬入方法は、対向する2つの主面を閉じ合わせ
た状態において被処理物搬送装置を側面側から進入させ
ることが困難な該2つの主面の間の狭い幅の間隙に、該
2つの主面のいずれかを開いて板状の被処理物を該2つ
の主面と平行に1枚配置して、密閉した状態で該被処理
物を処理する処理装置への該被処理物の搬入方法であっ
て、一端部を回動可能に接続された該2つの主面のうち
の1つの主面の他端部を開く工程と、該1つの主面の他
端部の側から該被処理物搬送装置を用いて該被処理物を
直線的に進入させ、該1つの主面の該一端部側に設けら
れ、開口が該他端部の側に向けて形成され該被処理物の
挿入方向が規制された溝部を有する保持具の該溝部に該
被処理物の先端部を保持するとともに、該1つの主面の
該被処理物の挿入方向の両側に設けられた保持具に被処
理物の側縁部を保持して被処理物を固定する工程と、を
有することを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る密閉型処理装置への被
処理物の搬入方法は、スライド部材を介して離間および
密着可能に設けられた該2つの主面のうちの1つの主面
を移動させて開く工程と、該1つの主面のスライド部材
が設けられた側とは反対の側から該被処理物搬送装置を
用いて該被処理物を直線的に進入させ、該1つの主面の
スライド部材が設けられた側に設けられ、開口が該反対
の側に向けて形成され該被処理物の挿入方向が規制され
た溝部を有する保持具の該溝部に該被処理物の先端部を
保持するとともに、該1つの主面の該被処理物の挿入方
向の両側に設けられた保持具に被処理物の側縁部を保持
して被処理物を固定する工程と、を有することを特徴と
する。
【0015】本発明の上記の構成によれば、被処理物の
挿入方向が規制された溝部を有する保持具が奥部に設け
られた処理装置において、通常の搬送装置を用いて、被
処理物を容易に搬入し、配置することができる。また、
処理後、被処理物を搬出する場合においても同様であ
る。
【0016】また、本発明に係る密閉型処理装置への被
処理物の搬入方法は、一端部を回動可能に接続された該
2つの主面のうちの1つの主面の他端部を開く工程と、
該1つの主面の他端部の側から該被処理物搬送装置を用
いて該被処理物を保持具から浮かした状態で直線的に進
入させ、該1つの主面の他端部の側に設けられ、開口が
該一端部の側に向けて形成され該被処理物の挿入方向が
規制された溝部を有する保持具の位置に該被処理物の後
端部が到達したときに、該被処理物を保持具に寄せて該
溝部に該被処理物の後端部を保持するとともに、該1つ
の主面の該被処理物の挿入方向の両側に設けられた保持
具に被処理物の側縁部を保持して被処理物を固定する工
程と、を有することを特徴とする。
【0017】また、本発明に係る密閉型処理装置への被
処理物の搬入方法は、スライド部材を介して離間および
密着可能に設けられた該2つの主面のうちの1つの主面
を移動させて開く工程と、該1つの主面のスライド部材
が設けられた側とは反対の側から該被処理物搬送装置を
用いて該被処理物を保持具から浮かした状態で直線的に
進入させ、該1つの主面のスライド部材が設けられた側
とは反対の側に設けられ、開口が該スライド部材が設け
られた側に向けて形成され該被処理物の挿入方向が規制
された溝部を有する保持具の位置に該被処理物の後端部
が到達したときに、該被処理物を保持具に寄せて該溝部
に該被処理物の後端部を保持するとともに、該1つの主
面の該被処理物の挿入方向の両側に設けられた保持具に
被処理物の側縁部を保持して被処理物を固定する工程
と、を有することを特徴とする。
【0018】本発明の上記の構成によれば、被処理物の
挿入方向が規制された溝部を有する保持具が入り口部に
設けられた処理装置において、通常の搬送装置を用い
て、被処理物を容易に搬入し、配置することができる。
また、処理後、被処理物を搬出する場合においても同様
である。
【0019】また、本発明に係る密閉型処理装置および
密閉型処理装置への被処理物の搬入方法において、前記
被処理物はウエハであり、前記処理は洗浄処理である
と、好適である。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る密閉型処理装置およ
び密閉型処理装置への被処理物の搬入方法の好適な実施
の形態(以下、本実施の形態例という。)について、ウ
エハ洗浄装置を例にとり、図を参照して、以下に説明す
る。
【0021】以下個別に説明する本実施の形態の第1〜
第5の例に係る洗浄装置10a〜10eの基本構成は同
じであるため、この基本構成および基本的な作用につい
て、まず説明する。
【0022】洗浄装置10は、洗浄処理容器12と、洗
浄処理容器12の両端に接続された導入部14および排
出部を16有する。導入部14は流体導入配管18に接
続され、排出部16は図示しない排出配管に接続されて
いる。
【0023】これらの各部材は、横置きおよび縦置きの
いずれのタイプにも配置可能である。 例えば、図1、
図2に示す縦置きのタイプの場合、密閉した装置の導入
部14より導入された洗浄液が洗浄装置10の内部を上
方に流れ、排出部16より排出配管に溢流するように構
成されている。
【0024】洗浄処理容器12は、例えば、ポリフッ化
エチレンを用いて、図2中X1−X2方向の幅W1の狭
い直方体状に形成されている。幅W1は、例えば、5c
m程度である。洗浄されるウエハ(板状の被処理物)2
0の寸法(径)は、例えば、8インチ(200mm)で
ある。
【0025】洗浄処理容器12の主面12bには、搬入
したウエハ20を保持するための被処理物保持具(以
下、単に保持具という。)20、22、24が取り付け
られている。保持具20、22、24の材料は、ポリク
ロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン/
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、4フッ
化トリメチルエタン、4フッ化エチレン6フッ化プロピ
レン共重合体、エチレン4フッ化エチレン共重合体、フ
ッ化ビニリデン、フッ化ビニル等の濡れ性が低く、かつ
耐薬品性に優れるものを好適に用いることができる。
【0026】導入部14は、図1中下方から上方に向け
て末広がりで紙面上下方向に扁平な形状に形成されてい
る。すなわち、導入部14の入り口側(下側)14aの
寸法が、例えば、約10mm程度の厚み(紙面上下方向
の厚み)で幅W2が約150mm程度あるのに対して、
約70mm程度離間した出口側(上側)14bの寸法
が、約5mm程度の厚みで幅W3が約220mm程度と
なっている。なお、導入部14に洗浄流体を供給する導
入配管18は、図1中左右両側から導入されて中央部で
衝突するように流路が形成されているとともに、中央部
は、両側の配管よりも径の大きなバッファ部18aに形
成されている。
【0027】一方、排出部16は、洗浄処理容器12を
挟んで導入部14と略対称形状に形成されている。
【0028】上記のように構成した洗浄装置10を用い
て洗浄液やリンス液によりウエハ12を洗浄するとき、
ウエハ20と主面12との間隔L1が小さいため、ウエ
ハ20の表面における洗浄液等の流速を、例えば、50
cm/s程度に設定することができ、この流速は、通常
の洗浄装置の、例えば、0.5cm/s程度の値に比べ
るとはるかに高速である。また、このとき、導入配管1
8、バッファ部18aによって流速を略均一化された洗
浄液は、導入部14を通過することによってさらに均一
な流速に整えられ、ウエハ20の幅方向(図1中Y1−
Y2方向)で均一な流速でウエハ20の表面を通過す
る。このため、洗浄装置10は、ウエハ20の付着物を
確実にかつ効率的に除去することができる。
【0029】洗浄工程において、ウエハ20が洗浄装置
に搬入され、例えば、第1の洗浄液による洗浄作業が終
了すると、洗浄処理容器12内部に残留した洗浄液が、
図示しない窒素配管から導入した窒素によって排出部1
6から導入部14に向けてパージされ、洗浄処理容器1
2の下部に設けた図示しない排出管から抜き取られる。
ついで、第2の洗浄液を用いて同じ手順で洗浄作業が繰
り返される。さらに、リンス液によるリンス作業が行わ
れた後、窒素によって排出部16から導入部14に向け
て洗浄液がパージされる。
【0030】この場合、洗浄装置10は、乾燥装置を兼
ねており、洗浄後、引き続き窒素やアルコール蒸気等を
用いて乾燥作業が行われた後、乾燥したウエハ20が洗
浄装置10から搬出される。
【0031】つぎに、本実施の形態の第1の例に係る洗
浄装置および洗浄装置へのウエハの搬入方法について、
図3〜図7を参照して説明する。本実施例をはじめとし
て以下に説明する各実施例において、特に説明を加えな
い事項については、上記した洗浄装置10と同じであ
る。
【0032】洗浄装置10aは、横置きのタイプであ
る。各図中、洗浄処理容器30を除く部材は図示を省い
ている。以下の他の実施例においても同様に洗浄処理容
器のみを示す。
【0033】洗浄装置10aの洗浄処理容器30は、蓋
体としての主面30aとウエハ20の収容部26が形成
された主面30bとが一端部A1に設けられた係合部材
28によって接続され、主面30aの他端部A2が回動
可能に設けられている。
【0034】主面30aの内側には、収容したウエハ2
0を保持するための3つの保持具32a〜32cが突設
されている。保持具32a〜32cは、それぞれ配置さ
れるウエハ20の中心に向けて屈折した鉤状部34a〜
34cを有し、これにより主面30aとの間に溝36a
〜36cが形成されている(図6参照)。したがって、
保持具32bに対してウエハ20は溝36bの開口方向
である図5中X1側からのみ係合可能なようにウエハ2
0の進入方向がX1側からのみに規制されている。
【0035】上記のように構成された洗浄装置10aに
ウエハ20を搬入して保持具32a〜32cに係合して
装着する方法を説明する。
【0036】図3の主面30aを閉じた状態から、図4
に示すように、まず、主面30aを、適宜の手段を用い
て回動させて開ける。
【0037】ついで、図5、図6に示すように、図示し
ないウエハ搬送装置を用いて、ウエハ20を保持具32
a、32c間をX1側から直線的にX2方向に進入さ
せ、ウエハ20の先端部を保持具32bの溝部36bに
当接させる。なお、ウエハ搬送装置は、従来例で説明し
た、ウエハをチャックで真空吸着する方式のものや、ウ
エハの周縁を爪等により把持する方式のもの等、通常の
装置から適宜選択して用いることができる。
【0038】これにより、保持具32a〜32cによっ
てウエハ20が安定的に保持される。
【0039】ついで、図7に示すように、主面30aを
閉じて、ウエハ20を洗浄装置10a内に密閉し、上記
した洗浄処理を行う。
【0040】洗浄処理を終了した後は、以上説明したの
とは逆の手順により、ウエハ20を洗浄装置10aから
搬出する。
【0041】以上説明した本実施の形態の第1の例に係
る洗浄装置および洗浄装置へのウエハの搬入方法によれ
ば、対向する2つの主面を閉じ合わせた状態においてウ
エハ搬送装置を側面側から進入させることが困難な、対
向する2つの主面の間の狭い幅の間隙にウエハを容易に
搬入し、配置することができる。
【0042】また、開閉する主面の側にウエハを保持す
る保持具が設けられているため、主面を開いた状態にお
いて、その主面の周囲には障害物のない空間が確保され
るため、ウエハを容易に搬入することができる。
【0043】つぎに、本実施の形態の第2の例に係る洗
浄装置および洗浄装置へのウエハの搬入方法について、
図8を参照して説明する。なお、上記した本実施の形態
の第1の例に係る洗浄装置10aと同じ動作について
は、図示および説明を省略する。
【0044】洗浄装置10bは、洗浄装置10aと同じ
く横置きのタイプである。
【0045】洗浄装置10bの洗浄処理容器38は、蓋
体としての主面38aとウエハ20の収容部26が形成
された主面30bとが一端部B1に設けられたシリンダ
部材(スライド部材)40によって接続され、主面38
aが主面38bに対して昇降可能に設けられている。主
面38aが上動することにより洗浄装置10bは開状態
となり、主面38aが下動して主面38bと閉じ合わさ
ることにより洗浄装置10bは密閉状態となる。
【0046】主面38aの内側には、洗浄装置10aと
同様に3つの保持具32a〜32cが突設されている。
この場合、ウエハ20の進入方向をX1側からのみに規
制する保持具32bは、洗浄装置10bの奥部であるシ
リンダ部材40の近傍の主面38aの位置に設けられて
いる。
【0047】上記のように構成された洗浄装置10bに
ウエハ20を搬入して保持具32a〜32cに係合して
装着するには、図8に示すように、主面38aを上動さ
せて開けた後、X1側からウエハ20を保持具32a、
32c間をX2方向に直線的に進入させ、ウエハ20の
先端部を保持具32bの溝部36bに当接させる。これ
により、保持具32a〜32cによってウエハ20が保
持される。
【0048】上記本実施の形態の第2の例に係る洗浄装
置および洗浄装置へのウエハの搬入方法によれば、本実
施の形態の第1の例に係る洗浄装置および洗浄装置への
ウエハの搬入方法と同様の効果を得ることができる。
【0049】つぎに、本実施の形態の第3の例に係る洗
浄装置および洗浄装置へのウエハの搬入方法について、
図9〜図13を参照して説明する。
【0050】洗浄装置10cは、縦置きのタイプであ
る。
【0051】洗浄装置10cの洗浄処理容器42は、蓋
体としての主面42aとウエハ20の収容部26が形成
された主面42bとが一端部C1に設けられた係合部材
44によって接続され、主面42aの他端部C2が回動
して水平位置まで開くことができるように設けられてい
る。
【0052】主面42aの内側には、3つの保持具46
a〜46cが突設されている。保持具32bと同様に鉤
状部48aおよび溝48bを有し、ウエハ20の進入方
向を図10中X1側からのみに規制する保持具46b
は、図9に示すように洗浄装置10c使用状態における
主面42aの下部、言いかえれば、図10に示す開いた
状態における主面42aのウエハ20の入り口側(X1
側 入り口部)に設けられている。保持具46a、46
cの形状は、保持具32a、32cと異なり、直方体状
の突起である。
【0053】上記のように構成された洗浄装置10cに
ウエハ20を搬入して保持具42a〜42cに係合して
装着する方法を説明する。
【0054】図9の主面42aを閉じた状態から、図1
0に示すように、まず、主面42aを、適宜の手段を用
いて水平位置まで回動させて開ける。
【0055】ついで、図11に示すように、保持具46
bの干渉を避けるために、ウエハ20を保持具46a〜
46cのやや下方(Y1方向)の高さ位置でX1側から
直線的にX2方向に進入させる。
【0056】さらに、図12に示すように、ウエハ20
を上方(図10中Y2方向)に移動させて保持具46
a、46cの間に挿入する。
【0057】上記の状態から、さらに、図13、図14
に示すように、ウエハ20をX1方向にわずかに後退さ
せて、ウエハ20の後端部を保持具46bの溝部46b
に当接させる。
【0058】これにより、保持具46a〜46cによっ
てウエハ20が安定的に保持される。
【0059】ついで、図15に示すように、主面42a
を閉じて、ウエハ20を洗浄装置10c内に密閉する。
このとき、ウエハ20は、下端部が保持具46bによっ
て確実に保持されるとともに、横方向のがたつきが保持
具46a、46cによって規制される。
【0060】以上説明した本実施の形態の第3の例に係
る洗浄装置および洗浄装置へのウエハの搬入方法によれ
ば、ウエハのの挿入方向が規制された溝部を有する保持
具が入り口部に設けられた処理装置において、対向する
2つの主面を閉じ合わせた状態においてウエハ物搬送装
置の進入困難な対向する2つの主面の間の狭い幅の間隙
にウエハを容易に搬入し、配置することができる。
【0061】また、開閉する主面の側にウエハを保持す
る保持具が設けられているため、主面を開いた状態にお
いて、その主面の周囲には障害物のない空間が確保さ
れ、ウエハを容易に搬入することができる。
【0062】つぎに、本実施の形態の第4の例に係る洗
浄装置および洗浄装置へのウエハの搬入方法について、
図16を参照して説明する。なお、上記した本実施の形
態の第3の例に係る洗浄装置10cと同じ動作について
は、図示および説明を省略する。
【0063】洗浄装置10dは、洗浄装置10cと同じ
く縦置きのタイプである。
【0064】洗浄装置10dの洗浄処理容器50は、蓋
体としての主面50aとウエハ20の収容部26が形成
された主面50bとが一端部D1に設けられた係合部材
52によって接続され、主面50aの他端部D2が回動
して倒れて水平位置まで開くことができるように構成さ
れている。
【0065】主面50aの内側には、洗浄装置10cと
同じ3つの保持具46a〜46cが突設されている。但
し、ウエハ20の進入方向を図10中X1側からのみに
規制する保持具46bは、洗浄装置10dの奥部、係止
部材52の近傍に設けられている。
【0066】上記のように構成された洗浄装置10dに
ウエハ20を搬入して保持具46a〜46cに係合して
装着するには、図16に示すように、主面50aを倒し
て開けた後、X1側からウエハ20を保持具46a、3
46c間をX2方向に直線的に進入させ、ウエハ20の
先端部を保持具46bの溝部54に当接させる。これに
より、保持具46a〜46cによってウエハ20が保持
される。
【0067】上記本実施の形態の第4の例に係る洗浄装
置および洗浄装置へのウエハの搬入方法によれば、対向
する2つの主面を閉じ合わせた状態においてウエハ物搬
送装置の進入困難な対向する2つの主面の間の狭い幅の
間隙にウエハを容易に搬入し、配置することができる。
【0068】つぎに、本実施の形態の第5の例に係る洗
浄装置および洗浄装置へのウエハの搬入方法について、
図17を参照して説明する。
【0069】洗浄装置10eは、洗浄装置10c、10
dと同じく縦置きのタイプである。
【0070】洗浄装置10eの洗浄処理容器56は、蓋
体としての主面56aとウエハ20の収容部26が形成
された主面56bとが図17中下側の一端部E1に設け
られたシリンダ部材(スライド部材)58によって接続
され、主面56aが主面56bに対して水平方向(X1
−X2方向)に移動可能に設けられている。主面56a
が主面56bからX1方向に離間することにより洗浄装
置10eは開状態となり、一方、開状態から主面56a
がX2方向に移動して主面56bと閉じ合わさることに
より洗浄装置10eは密閉状態となる。
【0071】主面56aの内側には、洗浄装置10dと
同様に3つの保持具46a〜46cが突設されている。
この場合、ウエハ20の進入方向をY2側からのみに規
制する保持具46bは、洗浄装置10eの奥部であるシ
リンダ部材58の近傍の主面56aの位置に設けられて
いる。
【0072】上記のように構成された洗浄装置10eに
ウエハ20を搬入して保持具46a〜46cに係合して
装着するには、図17に示すように、主面56aをX1
方向に移動させて開けた後、Y2側からウエハ20を保
持具46a、46c間をY1方向に直線的に進入させ、
ウエハ20の先端部を保持具46bの溝部54に当接さ
せる。これにより、保持具46a〜46cによってウエ
ハ20が保持される。
【0073】上記本実施の形態の第5の例に係る洗浄装
置および洗浄装置へのウエハの搬入方法によれば、本実
施の形態の第4の例に係る洗浄装置および洗浄装置への
ウエハの搬入方法と同様の効果を得ることができる。
【0074】また、開閉する主面の側にウエハを保持す
る保持具が設けられているため、主面を開いた状態にお
いて、その主面の周囲には障害物のない空間が確保され
るため、ウエハを容易に搬入することができる。
【0075】
【発明の効果】本発明に係る密閉型処理装置によれば、
対向する2つの主面を閉じ合わせた状態において被処理
物搬送装置を側面側から進入させることが困難な2つの
主面の間の狭い幅の間隙に、2つの主面のいずれかを開
いて板状の被処理物を2つの主面と平行に1枚配置し
て、密閉した状態で被処理物を処理する処理装置であっ
て、2つの主面は、一端部を係合部材を介して回動可能
に接続されて他端部が開閉可能に設けられ、他端部を開
いた状態で被処理物搬送装置が進入して被処理物を配置
するように構成しており、または、2つの主面は、スラ
イド部材を介して離間および密着可能に設けられ、離間
した状態で被処理物搬送装置が進入して被処理物を配置
するように構成しているため、被処理物搬送装置を側面
側から進入させることが困難な、対向する2つの主面の
間の狭い幅の間隙にウエハを容易に搬入し、配置するこ
とができる。また、処理後、被処理物を搬出する場合に
おいても同様である。
【0076】また、本発明に係る密閉型処理装置によれ
ば、2つの主面のいずれかに被処理物の周縁部を複数箇
所で保持する保持具が突設されているため、簡易でかつ
寸法の小さな保持機構で被処理物を保持することができ
る。
【0077】また、本発明に係る密閉型処理装置によれ
ば、保持具は、2つの主面のうち可動する側の主面に設
けられているため、可動する側の主面を開いた状態にお
いて、その主面の周囲には障害物のない空間が確保さ
れ、被処理物を容易に搬入することができる。
【0078】また、本発明に係る密閉型処理装置への被
処理物の搬入方法によれば、対向する2つの主面を閉じ
合わせた状態において被処理物搬送装置を側面側から進
入させることが困難な2つの主面の間の狭い幅の間隙
に、2つの主面のいずれかを開いて板状の被処理物を該
2つの主面と平行に1枚配置して、密閉した状態で被処
理物を処理する処理装置への該被処理物の搬入方法であ
って、一端部を回動可能に接続された2つの主面のうち
の1つの主面の他端部を開く工程と、1つの主面の他端
部の側から被処理物を直線的に進入させ、保持具の溝部
に被処理物の先端部を保持するとともに、被処理物の挿
入方向の両側主面に設けられた保持具に被処理物の側縁
部を保持して被処理物を固定する工程と、を有し、また
は、スライド部材を介して離間および密着可能に設けら
れた2つの主面のうちの1つの主面を離間させて開く工
程と、1つの主面のスライド部材が設けられた側とは反
対の側から被処理物を直線的に進入させ、保持具の溝部
に被処理物の先端部を保持するとともに、1つの主面の
被処理物の挿入方向の両側に設けられた保持具に被処理
物の側縁部を保持して被処理物を固定する工程と、を有
するため、被処理物を容易に搬入し、配置することがで
きる。また、処理後、被処理物を搬出する場合において
も同様である。
【0079】また、本発明に係る密閉型処理装置への被
処理物の搬入方法によれば、他端部の側から被処理物を
保持具から浮かした状態で直線的に進入させ、他端部の
側の挿入方向が規制された溝部を有する保持具の位置に
被処理物の後端部が到達したときに、被処理物を保持具
に寄せて溝部に被処理物の後端部を保持するとともに、
被処理物の挿入方向の両側に設けられた保持具に被処理
物の側縁部を保持して被処理物を固定する工程と、を有
し、また、スライド部材が設けられた側とは反対の側か
ら被処理物を保持具から浮かした状態で直線的に進入さ
せ、スライド部材が設けられた側とは反対の側の被処理
物の挿入方向が規制された溝部を有する保持具の位置に
被処理物の後端部が到達したときに、被処理物を保持具
に寄せて溝部に被処理物の後端部を保持するとともに、
被処理物の挿入方向の両側に設けられた保持具に被処理
物の側縁部を保持して被処理物を固定する工程と、を有
するため、被処理物を容易に搬入し、配置することがで
きる。また、処理後、被処理物を搬出する場合において
も同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の各例の洗浄装置の基本的な構成
と作用を説明するための洗浄装置の正面図である。
【図2】図1の洗浄装置の部分側面断面図である。
【図3】本実施の形態の第1の例の洗浄装置の主面を開
ける前の閉状態を説明するための洗浄装置の一部省略し
て示した側面図である。
【図4】本実施の形態の第1の例の洗浄装置の主面を開
けた状態を説明するための洗浄装置の一部省略して示し
た側面図である。
【図5】本実施の形態の第1の例の洗浄装置の主面を開
けた状態でウエハを進入させる手順を説明するための洗
浄装置の一部省略して示した側面図である。
【図6】本実施の形態の第1の例の洗浄装置の主面を開
けた状態でウエハを進入させる手順を説明するための洗
浄装置の一部省略して示した斜視図である。
【図7】本実施の形態の第1の例の洗浄装置の主面を閉
じたを説明するための洗浄装置の一部省略して示した側
面図である。
【図8】本実施の形態の第2の例の洗浄装置の主面を開
けて、ウエハを進入させた状態を説明するための洗浄装
置の一部省略して示した側面図である。
【図9】本実施の形態の第3の例の洗浄装置の主面を開
ける前の閉状態を説明するための洗浄装置の一部省略し
て示した側面図である。
【図10】本実施の形態の第3の例の洗浄装置の主面を
開けた状態を説明するための洗浄装置の一部省略して示
した側面図である。
【図11】本実施の形態の第3の例の洗浄装置の主面を
開けた状態でウエハを進入させる手順を説明するための
洗浄装置の一部省略して示した側面図である。
【図12】本実施の形態の第3の例の洗浄装置の主面を
開けた状態でウエハを進入させる手順を説明するための
洗浄装置の一部省略して示した側面図である。
【図13】本実施の形態の第3の例の洗浄装置の主面を
開けた状態でウエハを進入させる手順を説明するための
洗浄装置の一部省略して示した側面図である。
【図14】本実施の形態の第3の例の洗浄装置の主面を
開けた状態でウエハを進入させる手順を説明するための
洗浄装置の一部省略して示した斜視図である。
【図15】本実施の形態の第3の例の洗浄装置の主面を
閉じたを説明するための洗浄装置の一部省略して示した
側面図である。
【図16】本実施の形態の第4の例の洗浄装置の主面を
開けて、ウエハを進入させた状態を説明するための洗浄
装置の一部省略して示した側面図である。
【図17】本実施の形態の第5の例の洗浄装置の主面を
開けて、ウエハを進入させた状態を説明するための洗浄
装置の一部省略して示した側面図である。
【符号の説明】
10、10a〜10e 洗浄装置 12、30、38、42、50、56 洗浄処理容器 12a、12b、30a、30b、38a、38b、4
2a、42b、50a、50b、56a、56b 主面 14 導入部 16 排出部 20 ウエハ 22 、24、26、32a〜32c、46a〜46c
保持具 28、44、52、 係止部材 40、58 シリンダ部材
フロントページの続き (72)発明者 後藤 日出人 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 Fターム(参考) 5F031 CA02 FA01 FA07 FA12 FA17 HA12 HA48 MA23 NA16 PA09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する2つの主面を閉じ合わせた状態
    において被処理物搬送装置を側面側から進入させること
    が困難な該2つの主面の間の狭い幅の間隙に、該2つの
    主面のいずれかを開いて板状の被処理物を該2つの主面
    と平行に1枚配置して、密閉した状態で該被処理物を処
    理する処理装置であって、 該2つの主面は、一端部を係合部材を介して回動可能に
    接続されて他端部が開閉可能に設けられ、該他端部を開
    いた状態で該被処理物搬送装置が進入して該被処理物を
    配置するように構成してなることを特徴とする密閉型処
    理装置。
  2. 【請求項2】 対向する2つの主面を閉じ合わせた状態
    において被処理物搬送装置を側面側から進入させること
    が困難な該2つの主面の間の狭い幅の間隙に、該2つの
    主面のいずれかを開いて板状の被処理物を該2つの主面
    と平行に1枚配置して、密閉した状態で該被処理物を処
    理する処理装置であって、 該2つの主面は、スライド部材を介して離間および密着
    可能に設けられ、離間した状態で該被処理物搬送装置が
    進入して該被処理物を配置するように構成してなること
    を特徴とする密閉型処理装置。
  3. 【請求項3】 前記2つの主面のいずれかに前記被処理
    物の周縁部を複数箇所で保持する保持具が突設されてな
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の密閉型処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記保持具は、前記2つの主面のうち可
    動する側の主面に設けられてなることを特徴とする請求
    項3記載の密閉型処理装置。
  5. 【請求項5】 前記被処理物はウエハであり、前記処理
    は洗浄処理であることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の密閉型処理装置。
  6. 【請求項6】 対向する2つの主面を閉じ合わせた状態
    において被処理物搬送装置を側面側から進入させること
    が困難な該2つの主面の間の狭い幅の間隙に、該2つの
    主面のいずれかを開いて板状の被処理物を該2つの主面
    と平行に1枚配置して、密閉した状態で該被処理物を処
    理する処理装置への該被処理物の搬入方法であって、 一端部を回動可能に接続された該2つの主面のうちの1
    つの主面の他端部を開く工程と、 該1つの主面の他端部の側から該被処理物搬送装置を用
    いて該被処理物を直線的に進入させ、 該1つの主面の該一端部側に設けられ、開口が該他端部
    の側に向けて形成され該被処理物の挿入方向が規制され
    た溝部を有する保持具の該溝部に該被処理物の先端部を
    保持するとともに、該1つの主面の該被処理物の挿入方
    向の両側に設けられた保持具に被処理物の側縁部を保持
    して被処理物を固定する工程と、を有することを特徴と
    する密閉型処理装置への被処理物の搬入方法。
  7. 【請求項7】 対向する2つの主面を閉じ合わせた状態
    において被処理物搬送装置を側面側から進入させること
    が困難な該2つの主面の間の狭い幅の間隙に、該2つの
    主面のいずれかを開いて板状の被処理物を該2つの主面
    と平行に1枚配置して、密閉した状態で該被処理物を処
    理する処理装置への該被処理物の搬入方法であって、 スライド部材を介して離間および密着可能に設けられた
    該2つの主面のうちの1つの主面を移動させて開く工程
    と、 該1つの主面のスライド部材が設けられた側とは反対の
    側から該被処理物搬送装置を用いて該被処理物を直線的
    に進入させ、 該1つの主面のスライド部材が設けられた側に設けら
    れ、開口が該反対の側に向けて形成され該被処理物の挿
    入方向が規制された溝部を有する保持具の該溝部に該被
    処理物の先端部を保持するとともに、該1つの主面の該
    被処理物の挿入方向の両側に設けられた保持具に被処理
    物の側縁部を保持して被処理物を固定する工程と、を有
    することを特徴とする密閉型処理装置への被処理物の搬
    入方法。
  8. 【請求項8】 対向する2つの主面を閉じ合わせた状態
    において被処理物搬送装置を側面側から進入させること
    が困難な該2つの主面の間の狭い幅の間隙に、該2つの
    主面のいずれかを開いて板状の被処理物を該2つの主面
    と平行に1枚配置して、密閉した状態で該被処理物を処
    理する処理装置への該被処理物の搬入方法であって、 一端部を回動可能に接続された該2つの主面のうちの1
    つの主面の他端部を開く工程と、 該1つの主面の他端部の側から該被処理物搬送装置を用
    いて該被処理物を保持具から浮かした状態で直線的に進
    入させ、 該1つの主面の他端部の側に設けられ、開口が該一端部
    の側に向けて形成され該被処理物の挿入方向が規制され
    た溝部を有する保持具の位置に該被処理物の後端部が到
    達したときに、該被処理物を保持具に寄せて該溝部に該
    被処理物の後端部を保持するとともに、該1つの主面の
    該被処理物の挿入方向の両側に設けられた保持具に被処
    理物の側縁部を保持して被処理物を固定する工程と、を
    有することを特徴とする密閉型処理装置への被処理物の
    搬入方法。
  9. 【請求項9】 対向する2つの主面を閉じ合わせた状態
    において被処理物搬送装置を側面側から進入させること
    が困難な該2つの主面の間の狭い幅の間隙に、該2つの
    主面のいずれかを開いて板状の被処理物を該2つの主面
    と平行に1枚配置して、密閉した状態で該被処理物を処
    理する処理装置への該被処理物の搬入方法であって、 スライド部材を介して離間および密着可能に設けられた
    該2つの主面のうちの1つの主面を移動させて開く工程
    と、 該1つの主面のスライド部材が設けられた側とは反対の
    側から該被処理物搬送装置を用いて該被処理物を保持具
    から浮かした状態で直線的に進入させ、 該1つの主面のスライド部材が設けられた側とは反対の
    側に設けられ、開口が該スライド部材が設けられた側に
    向けて形成され該被処理物の挿入方向が規制された溝部
    を有する保持具の位置に該被処理物の後端部が到達した
    ときに、該被処理物を保持具に寄せて該溝部に該被処理
    物の後端部を保持するとともに、該1つの主面の該被処
    理物の挿入方向の両側に設けられた保持具に被処理物の
    側縁部を保持して被処理物を固定する工程と、を有する
    ことを特徴とする密閉型処理装置への被処理物の搬入方
    法。
  10. 【請求項10】 前記被処理物はウエハであり、前記処
    理は洗浄処理であることを特徴とする請求項6〜9のい
    ずれか1項に記載の密閉型処理装置への被処理物の搬入
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7640946B2 (en) 2003-02-06 2010-01-05 Tokyo Electron Limited Vacuum treating device with lidded treatment container

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7640946B2 (en) 2003-02-06 2010-01-05 Tokyo Electron Limited Vacuum treating device with lidded treatment container

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