JP2003099708A - 文字認識装置、区分機、文字認識方法及び区分方法 - Google Patents
文字認識装置、区分機、文字認識方法及び区分方法Info
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Abstract
示す文字の一部が、文字の枠と重なっていても誤認識す
ることなく、文字の認識率を向上させて紙葉類に対する
処理効率を向上させることができる。 【解決手段】 この発明は、文字枠に接触している文字
が、枠のどの部分に接触し、どのような文字として認識
されたに応じて、文字の認識結果が有効か無効か判断す
るようにしたものである。
Description
などの紙葉類から宛名等の文字列が記載されている面を
読取り、読取った画像に対する文字認識を行う文字認識
装置と文字認識方法、及び文字認識の結果に基づいて紙
葉類を区分する区分機と区分方法に関する。
葉類に記載されている郵便番号などの特定領域を示す番
号、所在、文字列等を文字認識して区分している。例え
ば、所定の枠内に記載されている番号を文字認識して区
分するような場合、区分機では、番号が記載されている
枠の画像を削除してから文字認識を行っている。
枠内の番号(文字)とが同一の色あるいは似かよった色
で記載されていると、枠の画像と番号の画像とが識別で
きないため、枠に重なった番号の一部が枠画像とともに
削除されてしまうことがある。このように文字の枠とと
もに文字の一部が削除されてしまうと、文字が誤認識さ
れる可能性が高くなるため、文字の認識率が低下した
り、紙葉類に対する処理効率が低下してしまうという問
題点がある。
の枠とともに文字の一部が削除されてしまうことによ
り、文字の認識率が低下したり、紙葉類に対する処理効
率が低下してしまうという問題点を解決するもので、文
字の枠と文字の一部が重なっていても誤認識することな
く、文字の認識率を向上させて紙葉類に対する処理効率
を向上させることが可能な文字認識装置、区分機、文字
認識方法及び区分方法を提供することを目的とする。
は、紙葉類上の文字が記載されている面を読取る読取手
段と、この読取手段により読取った読取画像から文字枠
内に記載されている文字の画像を文字枠ごとに検切し、
この検切した画像から文字枠の画像のみを削除して、文
字の画像を抽出する文字検切手段と、この文字検切手段
により抽出された文字の画像により文字を認識する認識
手段と、前記文字検切手段により検切した画像から文字
枠内の文字が前記文字枠と重なっている部分がある場
合、前記認識手段による当該文字画像に対する認識結果
を無効とする処理手段とを有する。
給手段と、この供給手段により供給された紙葉類を搬送
する搬送手段と、この搬送手段により搬送される紙葉類
上の文字が記載されている面を読取る読取手段と、この
読取手段により読取った読取画像から文字枠内に記載さ
れている文字の画像を文字枠ごとに検切し、この検切し
た画像から文字枠の画像のみを削除して、文字の画像を
抽出する文字検切手段と、この文字検切手段により抽出
された文字の画像により文字を認識する認識手段と、前
記文字検切手段により検切した画像から文字枠内の文字
が前記文字枠と重なっている部分がある場合、前記認識
手段による当該文字画像に対する認識結果を無効とする
処理手段と、この処理手段による処理結果と前記認識手
段による認識結果に基づいて紙葉類の区分先を判断する
区分先判断手段と、この区分先判断手段により判断され
た区分先に当該紙葉類を区分する区分手段とを有する。
字が記載されている面を読取る読取工程と、この読取工
程により読取った読取画像から文字枠内に記載されてい
る文字の画像を文字枠ごとに検切し、この検切した画像
から文字枠の画像のみを削除して、文字の画像を抽出す
る文字検切工程と、この文字検切工程により抽出された
文字の画像により文字を認識する認識工程と、前記文字
検切工程により検切した画像から文字枠内の文字が前記
文字枠と重なっている部分がある場合、前記認識工程に
よる当該文字画像に対する認識結果を無効とする処理工
程とを有する。
供給工程と、この供給工程により供給された紙葉類を搬
送する搬送工程と、この搬送工程により搬送される紙葉
類上の文字が記載されている面を読取る読取工程と、こ
の読取工程により読取った読取画像から文字枠内に記載
されている文字の画像を文字枠ごとに検切し、この検切
した画像から文字枠の画像のみを削除して、文字の画像
を抽出する文字検切工程と、この文字検切工程により抽
出された文字の画像により文字を認識する認識工程と、
前記文字検切工程により検切した画像から文字枠内の文
字が前記文字枠と重なっている部分がある場合、前記認
識工程による当該文字画像に対する認識結果を無効とす
る処理工程と、この処理工程による処理結果と前記認識
工程による認識結果に基づいて紙葉類の区分先を判断す
る区分先判断工程と、この区分先判断工程により判断さ
れた区分先に当該紙葉類を区分する区分工程とを有す
る。
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の区分
機としての紙葉類区分装置1を示し、図2は、図1の紙
葉類区分装置1が組込まれた紙葉類区分システム11を
示している。
第1面に特定領域を示す番号あるいは所在などの文字列
情報が記載されている紙葉類を、この第1面が同一方向
を向くように後端を揃えて立位で収容するとともにこれ
らの紙葉類を所定の取出位置へ順次供給する供給部2を
備えている。紙葉類の取出位置には、供給部2にて供給
された紙葉類を主搬送路3に沿って所定の間隔で一通づ
つ取出す取出部4が配設されている。尚、供給部2内に
収容された紙葉類は、取出位置に供給された際に特定領
域を示す番号が上方に位置し且つ第1面が取出部4に向
うように整列して配置されている。
る紙葉類は、一定速度で走行する搬送ベルトを有する主
搬送路3により一定の搬送間隔(ピッチ)で搬送され
る。主搬送路3上には、紙葉類に異物が含まれている場
合にその異物を検知するとともに紙葉類自体の硬さを検
知する異物・硬さ検知部5が設けられている。異物・硬
さ検知部5の下流側で主搬送路3から分岐された搬送路
上には、異物・硬さ検知部5の検知により機械処理が不
可能と判断された紙葉類を排除する排除集積部5aが設
けられている。
上には、文字列情報が記録された紙葉類の第1面の画像
を読取るために第1面を光学的に走査する読取部6が設
けられている。読取部6の下流側の主搬送路3は、紙葉
類を所定の区分ポケット(区分先)へ区分して集積する
区分集積部14が接続されている。尚、区分先とは、紙
葉類が区分集積される区分ポケットの位置を言う。
列に区画された複数の区分ポケット15を有している。
たとえば、8段25列の200個の区分ポケット15、
…により構成されている。そして、各区分ポケット15
には、所定のポケット番号が付されている。また、区分
集積部14の左方には、文字の認識が不能となった紙葉
類を集積するリジェクト紙葉類集積ポケット17とが設
けられている。
類集積ポケット17の上部には図示しない区分ゲートが
設けられ、この区分ゲートを選択的に切換えることによ
り紙葉類が区分ポケット15に取り込まれ集積される。
また、区分集積部14は、各段の区分ポケット15の上
方を水平方向に延びる複数の段パス部16を有してい
る。
は係員に装置の異常を報知する報知手段としての情報表
示器12が設られ、紙葉類区分装置1の図中左側前面に
は、装置の異常発生時に異常箇所を報知するとともに、
係員による各種入力操作が成されるオペレーションパネ
ル25が設けられ、紙葉類区分装置1の図中右側には紙
葉類区分装置1の区分動作を制御するとともに、各部の
状態を常時チェックする制御部30が設けられている。
1の制御部30には、上記情報表示器12、および上記
オペレーションパネル25が接続されている。また、上
記制御部30には、区分集積部14における紙葉類の区
分先、即ち区分ポケット15を指定するための区分先指
定手段としての区分指定制御部32が接続されている。
区分指定制御部32は、制御部30から入力される文字
情報に基づいて区分情報データベース34を検索し、紙
葉類の区分先、つまり紙葉類を区分集積すべき区分ポケ
ット15を指定するようになっている。
読取った画像に基づいて紙葉類の文字列情報を認識する
判別部(文字認識装置)36が接続されており、この判
別部36には、文字列情報の認識の可否を制御部30へ
返信するようになっている。上記判別部36には、区分
情報データベース34が接続され、判別部36にて認識
した文字情報に基づいて紙葉類の区分ポケットを指定す
る場合、判別部36と区分情報データベース34との間
でデータの交信が成されるようになっている。
御CPU(判別制御部)61、および複数の認識CPU
(認識部)62、…などにより構成されている。上記制
御CPU61は、オペレーションパネル25と接続さ
れ、オペレーションパネル25により指定された内容に
基いて認識CPU62、…を制御する。上記認識CPU
62は、制御CPU61による制御に基いて紙葉類の読
取画像から特定領域を示す番号などを文字認識して文字
列を識別するものである。
す図である。上記認識CPU62、…は、図3に示すよ
うに、認識CPU制御モジュール70、領域検知モジュ
ール71、行検切モジュール72、文字(番号情報)検
切モジュール73、文字(番号情報)認識モジュール7
4、認識結果編集モジュール75、区分ポケット検索モ
ジュール76、VCS補助情報作成モジュール77、表
示コントロールモジュール78などから構成されてい
る。
識ユニット62、…内の各モジュールの制御を行うもの
である。上記領域検切モジュール71は、読取画像から
宛名が記載された領域を検切する。上記行検切モジュー
ル72は、上記領域検切モジュール71で切り出された
領域の画像から文字行を切り出すものである。
は、上記行検切モジュール72が切り出した文字行の画
像から文字候補の画像を切り出すものである。例えば、
紙葉類が文字枠内に記載された特定領域を示す番号によ
り区分されるものである場合、文字枠内に記載されてい
る特定領域を示す番号ごとに検切するため、文字検切モ
ジュール73は、画像から文字枠の画像を削除し、文字
のみ画像を文字候補して切り出す。
は、上記文字検切モジュール74が切り出した文字候補
の画像から文字を認識するものである。例えば、上記文
字検切モジュール73により文字候補が文字枠内の特定
領域を示す番号ごとに切り出されている場合、上記文字
認識モジュール74は、上記文字検切モジュール73に
より文字枠が削除された文字候補の画像から文字を認識
する。この文字認識モジュール74は、文字の認識結果
を図示しない辞書を用いて文字評価値を判定して出力す
るようになっている。
文字認識モジュール74により認識された文字を文字評
価値等に基づいて編集し、この編集された結果を認識結
果コードを生成するものである。上記区分ポケット検索
モジュール76は、認識結果のコードから、区分ポケッ
トを検索するものである。
は、認識できなかった文字を手入力するVCS(図示し
ない)に読取画像とともに送信する補助情報としての認
識結果データを作成するものである。上記表示コントロ
ールモジュール78は、VCS補助情報作成モジュール
77で作成した補助情報としての認識結果データをVC
S(図示しない)のモニタ(図示しない)に表示可能な
データにする処理を行うものである。
による区分情報の判別処理について説明する。図4は、
区分情報の判別処理を説明するためのフローチャートで
ある。ここでは、枠内に記載された番号に基づいて紙葉
類を区分するものとする。まず、上記読取部6にて読取
られた紙葉類の画像が判別部36へ送られたとする。す
ると、判別部36の制御CPU61は、各認識CPU6
2の処理状況に応じて認識処理を行う認識CPU62を
選択し、選択した認識CPU62へ上記読取画像を送
る。
認識CPU制御モジュール70は、まず、領域検切モジ
ュール71により読取画像から番号情報が記載されてい
る領域を切り出す(ステップS11)。領域検切モジュ
ール71により番号情報が記載されている領域を切り出
すと、制御モジュール70は、行検切モジュール72に
より番号が記載されている文字行を検切する(ステップ
S12)。番号が記載されている文字行が切り出される
と、制御モジュール71は、文字検切モジュール73に
より前記文字行から文字が記載された文字枠ごと文字候
補の画像を切り出し、さらに、文字枠ごと切り出した文
字候補の画像から文字枠の画像を削除する。これによ
り、文字検切モジュール73は、文字枠内に記載された
文字の画像のみを抽出する(ステップS13)。
を抽出すると、制御モジュール71は、認識モジュール
74により前記抽出された文字の画像に対する文字認識
処理を行う(ステップS14)。この文字認識処理の結
果は、上記認識結果編集モジュール75により処理され
て上記区分ポケット検索モジュール76へ送られる。こ
れにより、区分ポケット検索モジュール76は、区分情
報データベース34を参照して認識された番号情報に基
づく区分先のポケットを検索する(ステップS15)。
この検索結果が区分指定制御部32に送られることによ
り当該紙葉類が区分集積部内で区分される。
記載される文字の例について説明する。図5は、番号の
認識だけで区分される紙葉類の一例としての韓国の郵便
物の例を示す図である。図5に示すように、紙葉類上の
区分先を示す番号は文字枠内に一文字づつ記載される
が、文字枠が枠内に記載される文字と同じような色ある
いは濃度で印刷されている場合、文字枠と文字とが判別
しにくい。そこで、文字検切モジュール73では、文字
枠の画像を除去して文字の画像のみを文字候補して検出
している。
とが区別しにくい場合には、文字枠を削除する際に文字
が重なっている文字の一部も削除されてしまう。このよ
うに文字の一部が文字枠とともに削除されてしまうと、
文字認識において、文字が誤認識される可能性が高くな
る。
切り出す処理を説明するための図である。図6(a)に
示すような文字枠内に記載された文字は、文字枠の画像
を削除することにより、図6(b)に示すような文字の
みの画像として切り出される。このような処理で文字枠
が削除されると、文字のみが画像が抽出されるため、文
字認識モジュール74による文字認識がしやすくなり、
文字の認識率が向上する。ところが、図7あるいは図8
に示すように、文字の一部が文字枠と重なっていたり、
接触していたりすると、文字枠とともに文字の一部が削
除されしまうため、誤認識されることが多くなる。
という文字が文字枠の上側と重なってしまうと、文字枠
とともに「7」という文字の上側の部分が削除されてし
まうため、図7(b)に示すように、「7」という文字
よりも「1」という文字に類似してしまう。このため、
図7(b)に示すような文字画像は、図7(c)に示す
ように、「1」と認識されてしまう。
いう文字が文字枠の下側と重なってしまうと、文字枠と
ともに「2」という文字の下側の部分が削除されてしま
うため、図8(b)に示すように、「2」という文字よ
りも7という文字に類似してしまう。このため、図8
(b)に示すような文字画像は、図8(c)に示すよう
に、「7」と認識されてしまう。
字が文字枠と重なっている場合に、文字と文字枠との関
係に基づいて、文字認識の結果を処理する例について説
明する。図9は、文字検切モジュール73にて切り出し
た結果を示す切り出し情報の構成例を示す図である。図
9に示す例では、文字検切モジュール73が文字の切り
出し結果を示す情報として16ビットのデータを文字認
識モジュール74に出力するようになっている。図9に
示す例において、5ビット目は切り出した文字が文字枠
の上側に接触していたか否かを示しており、6ビット目
は切り出した文字が文字枠の下側に接触したか否かを示
している。つまり、5ビット目が1であれば切り出した
文字が文字枠の上側に接触した画像であることを示し、
6ビット目が1であれば切り出した文字が文字枠の下側
に接触した画像であることを示している。
定処理について説明する。図10は、認識された文字に
対する判定処理を説明するためのフローチャートであ
る。ここでは、文字枠を削除した画像から文字認識し、
この認識結果を認識結果編集モジュール75が判定する
ものとする。また、以下の説明では、文字枠内に記載さ
れた番号を認識するものとし、図7及び図8に示すよう
に、上側に接触した文字が「1」と認識された場合、及
び、下側に接触した文字が「1」と認識された場合に認
識結果を無効する動作について説明する。
理が完了すると、文字認識モジュール74による認識結
果と上記文字検切モジュール73による切り出し情報と
が認識結果編集モジュール75に送られる。認識結果編
集モジュール75は、まず、各文字ごとに枠の上に接触
しているか否かを判断する(ステップS21)。この判
断により上側に接触してないと判断した場合、さらに、
枠の下側に接触しているか否かを判断する(ステップS
22)。これらの判断により枠の上側にも下側にも接触
していないと判断した場合、認識結果編集モジュール7
5は、次の文字に対する判定処理へ移行する。
に接触していると判断した場合、認識結果編集モジュー
ル75は、認識された文字が「1」であるか否かを判断
する(ステップS23)。この判断により認識された文
字が「1」でないと判断した場合、認識結果編集モジュ
ール75は、誤認識ではないものと判断して認識された
文字を有効とし、次の文字に対する処理へ移行する。ま
た、上記ステップS23で、認識された文字が「1」で
あると判断した場合、認識結果編集モジュール75は、
認識結果としての認識文字の評価値を0とする(ステッ
プS24)。これにより、認識結果編集モジュール75
は、枠の上側に接触している状態で「1」と認識された
文字を無効とする。
いると判断した場合、認識結果編集モジュール75は、
認識された文字が「7」であるか否かを判断する(ステ
ップS25)。この判断により認識された文字が「7」
でないと判断した場合、認識結果編集モジュール75
は、誤認識ではないものと判断して認識された文字を有
効とし、次の文字に対する処理へ移行する。また、上記
ステップS25で、認識された文字が「7」であると判
断した場合、認識結果編集モジュール75は、認識結果
としての認識文字の評価値を0とする(ステップS2
6)。これにより、認識結果編集モジュール75は、枠
の下側に接触している状態で「7」と認識された文字を
無効とする。無効と判断された紙葉類については、読取
り不能の紙葉類として読取り不能の紙葉類が区分される
区分集積部の所定の区分箱へ搬送され、その後、その所
定の区分箱に集積された紙葉類は作業員等によって所定
の区分先に区分される。
して「1」と認識された文字、及び、枠の下側に接触し
て「7」と認識された文字を無効とするものについて説
明したが、これに限らず、認識結果を無効とするもの
は、枠の接触部分と認識された文字の種類と組み合わせ
で予め設定されるものである。すなわち、認識結果編集
モジュール75は、枠の接触部分と認識された文字との
組み合わせが予め設定されているものである場合、その
認識結果を無効とする。これにより、確実に文字枠に記
載された文字を認識することが可能となる。また、正確
に文字を認識するために、文字が文字枠に接触している
場合に、認識結果をすべて無効にするようにしても良
い。
枠のどの部分に接触し、どのような文字として認識され
たかに応じて、文字の認識結果が有効か無効か判断する
ようにしたものである。これにより、紙葉類上に記載さ
れた区分先を示す文字の一部が、文字の枠と重なってい
ても誤認識することなく、文字の認識率を向上させて紙
葉類に対する処理効率を向上させるできる。
ば、文字の枠と文字の一部が重なっていても誤認識する
ことなく、文字の認識率を向上させて紙葉類に対する処
理効率を向上させることが可能な区分機と区分方法を提
供できる。
の概略構成を示す図。
ロック図。
ーチャート。
例を示す図。
例を示す図。
を示す図。
フローチャート。
…読取部(読取手段)、14…区分集積部(区分手
段)、32…区分指定制御部、36…判別部、61…制
御CPU、62…認識CPU、70…制御モジュール、
71…領域検切モジュール、72…行検切モジュール、
73…文字検切モジュール(文字検切手段)、74…文
字認識モジュール(認識手段)、75…認識結果編集モ
ジュール(処理手段)、76…区分ポケット検索モジュ
ール(区分先判断手段)
Claims (8)
- 【請求項1】 紙葉類上の文字が記載されている面を読
取る読取手段と、 この読取手段により読取った読取画像から文字枠内に記
載されている文字の画像を文字枠ごとに検切し、この検
切した画像から文字枠の画像のみを削除して、文字の画
像を抽出する文字検切手段と、 この文字検切手段により抽出された文字の画像により文
字を認識する認識手段と、 前記文字検切手段により検切した画像から文字枠内の文
字が前記文字枠と重なっている部分がある場合、前記認
識手段による当該文字画像に対する認識結果を無効とす
る処理手段と、 を有することを特徴とする文字認識装置。 - 【請求項2】 紙葉類上の文字が記載されている面を読
取る読取手段と、 この読取手段により読取った読取画像から文字枠内に記
載されている文字の画像を文字枠ごとに検切する文字検
切手段と、 この文字検切手段により検切した画像から文字枠の画像
のみを削除して、文字を抽出する文字抽出手段と、 この文字抽出手段により抽出された文字画像により文字
を認識する認識手段と、 前記文字検切手段により検切した画像から文字枠内の文
字が前記文字枠と重なっている部分がある場合、前記文
字枠と重なっている部分と前記認識手段により認識した
文字とが所定の組み合わせであれば、前記認識手段によ
る当該文字画像に対する認識結果を無効とする処理手段
と、 を有することを特徴とする文字認識装置。 - 【請求項3】 紙葉類を供給する供給手段と、 この供給手段により供給された紙葉類を搬送する搬送手
段と、 この搬送手段により搬送される紙葉類上の文字が記載さ
れている面を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った読取画像から文字枠内に記
載されている文字の画像を文字枠ごとに検切し、この検
切した画像から文字枠の画像のみを削除して、文字の画
像を抽出する文字検切手段と、 この文字検切手段により抽出された文字の画像により文
字を認識する認識手段と、 前記文字検切手段により検切した画像から文字枠内の文
字が前記文字枠と重なっている部分がある場合、前記認
識手段による当該文字画像に対する認識結果を無効とす
る処理手段と、 この処理手段による処理結果と前記認識手段による認識
結果に基づいて紙葉類の区分先を判断する区分先判断手
段と、 この区分先判断手段により判断された区分先に当該紙葉
類を区分する区分手段と、 を有することを特徴とする区分機。 - 【請求項4】 紙葉類を供給する供給手段と、 この供給手段により供給された紙葉類を搬送する搬送手
段と、 この搬送手段により搬送される紙葉類上の文字が記載さ
れている面を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った読取画像から文字枠内に記
載されている文字の画像を文字枠ごとに検切する文字検
切手段と、 この文字検切手段により検切した画像から文字枠の画像
のみを削除して、文字を抽出する文字抽出手段と、 この文字抽出手段により抽出された文字画像により文字
を認識する認識手段と、 前記文字検切手段により検切した画像から文字枠内の文
字が前記文字枠と重なっている部分がある場合、前記文
字枠と重なっている部分と前記認識手段により認識した
文字とが所定の組み合わせであれば、前記認識手段によ
る当該文字画像に対する認識結果を無効とする処理手段
と、 この処理手段による処理結果と前記認識手段による認識
結果に基づいて紙葉類の区分先を判断する区分先判断手
段と、 この区分先判断手段により判断された区分先に当該紙葉
類を区分する区分手段と、する処理手段と、 を有することを特徴とする区分機。 - 【請求項5】 紙葉類上の文字が記載されている面を読
取る読取工程と、 この読取工程により読取った読取画像から文字枠内に記
載されている文字の画像を文字枠ごとに検切し、この検
切した画像から文字枠の画像のみを削除して、文字の画
像を抽出する文字検切工程と、 この文字検切工程により抽出された文字の画像により文
字を認識する認識工程と、 前記文字検切工程により検切した画像から文字枠内の文
字が前記文字枠と重なっている部分がある場合、前記認
識工程による当該文字画像に対する認識結果を無効とす
る処理工程と、 を有することを特徴とする文字認識方法。 - 【請求項6】 紙葉類上の文字が記載されている面を読
取る読取工程と、 この読取工程により読取った読取画像から文字枠内に記
載されている文字の画像を文字枠ごとに検切する文字検
切工程と、 この文字検切工程により検切した画像から文字枠の画像
のみを削除して、文字を抽出する文字抽出工程と、 この文字抽出工程により抽出された文字画像により文字
を認識する認識工程と、 前記文字検切工程により検切した画像から文字枠内の文
字が前記文字枠と重なっている部分がある場合、前記文
字枠と重なっている部分と前記認識工程により認識した
文字とが所定の組み合わせであれば、前記認識工程によ
る当該文字画像に対する認識結果を無効とする処理工程
と、 を有することを特徴とする文字認識方法。 - 【請求項7】 紙葉類を供給する供給工程と、 この供給工程により供給された紙葉類を搬送する搬送工
程と、 この搬送工程により搬送される紙葉類上の文字が記載さ
れている面を読取る読取工程と、 この読取工程により読取った読取画像から文字枠内に記
載されている文字の画像を文字枠ごとに検切し、この検
切した画像から文字枠の画像のみを削除して、文字の画
像を抽出する文字検切工程と、 この文字検切工程により抽出された文字の画像により文
字を認識する認識工程と、 前記文字検切工程により検切した画像から文字枠内の文
字が前記文字枠と重なっている部分がある場合、前記認
識工程による当該文字画像に対する認識結果を無効とす
る処理工程と、 この処理工程による処理結果と前記認識工程による認識
結果に基づいて紙葉類の区分先を判断する区分先判断工
程と、 この区分先判断工程により判断された区分先に当該紙葉
類を区分する区分工程と、 を有することを特徴とする区分方法。 - 【請求項8】 紙葉類を供給する供給工程と、 この供給工程により供給された紙葉類を搬送する搬送工
程と、 この搬送工程により搬送される紙葉類上の文字が記載さ
れている面を読取る読取工程と、 この読取工程により読取った読取画像から文字枠内に記
載されている文字の画像を文字枠ごとに検切する文字検
切工程と、 この文字検切工程により検切した画像から文字枠の画像
のみを削除して、文字を抽出する文字抽出工程と、 この文字抽出工程により抽出された文字画像により文字
を認識する認識工程と、 前記文字検切工程により検切した画像から文字枠内の文
字が前記文字枠と重なっている部分がある場合、前記文
字枠と重なっている部分と前記認識工程により認識した
文字とが所定の組み合わせであれば、前記認識工程によ
る当該文字画像に対する認識結果を無効とする処理工程
と、 この処理工程による処理結果と前記認識工程による認識
結果に基づいて紙葉類の区分先を判断する区分先判断工
程と、 この区分先判断工程により判断された区分先に当該紙葉
類を区分する区分工程と、 を有することを特徴とする区分方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001290117A JP2003099708A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 文字認識装置、区分機、文字認識方法及び区分方法 |
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JP2001290117A JP2003099708A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 文字認識装置、区分機、文字認識方法及び区分方法 |
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JP2003099708A true JP2003099708A (ja) | 2003-04-04 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2003099708A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100720828B1 (ko) * | 2006-02-02 | 2007-05-23 | 윤석수 | 집게형 젓가락 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6160184A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-27 | Toshiba Corp | 光学的文字読取装置 |
JPH03122786A (ja) * | 1989-10-05 | 1991-05-24 | Toshiba Corp | 光学的文字読取装置 |
JPH09251510A (ja) * | 1996-03-18 | 1997-09-22 | Toshiba Corp | 光学的文字読取装置 |
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-
2001
- 2001-09-21 JP JP2001290117A patent/JP2003099708A/ja active Pending
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