JP2003099605A - 未公開企業のモニタリング・システム - Google Patents

未公開企業のモニタリング・システム

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JP2003099605A
JP2003099605A JP2001292663A JP2001292663A JP2003099605A JP 2003099605 A JP2003099605 A JP 2003099605A JP 2001292663 A JP2001292663 A JP 2001292663A JP 2001292663 A JP2001292663 A JP 2001292663A JP 2003099605 A JP2003099605 A JP 2003099605A
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loss
balance
cash flow
difference
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Masanobu Kamiyama
昌信 神山
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STB INVESTMENT CORP
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STB INVEST CORP
STB INVESTMENT CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、投資先に過大な負担を強いること
なく、必要最低限の情報開示を短いサイクル(最短の管
理サイクルである月次)で受け、状況把握のために必要
な形に捨象・加工のうえ表示し、同時に、決算数値の信
頼度合も把握できる、月次ベースで営業状況の的確な把
握システムを提供することを目的とする。 【解決手段】本発明の未公開企業のモニタリング・シス
テムは、所定期間毎の残高試算表から、損益とキャッシ
ュフローの推移及び損益とキャッシュフローの差分の推
移を表示する。さらに、前記残高試算表から、PL/C
F差異累計推移表をグラフ表示し、前記残高試算表か
ら、「横軸を損益、縦軸を損益とキャッシュフローの差
異累計額としたグラフ」、「横軸を売上高、縦軸を売上
高と売上収入の差異累計額としたグラフ」、「横軸を売
上原価、縦軸を売上原価と仕入支出の差異累計額とした
グラフ」及び「横軸をその他損益、縦軸をその他損益と
その他収支の差異累計額としたグラフ」を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未公開企業のモニ
タリング・システムに関し、特にベンチャーキャピタル
が投資先の企業の月次ベースの営業状況を把握するのに
便利な未公開企業のモニタリング・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ベンチャーキャピタルは、経営基盤が比
較的脆弱なベンチャー企業が発行する未公開株式への投
資を行っている。未公開企業への投資は、将来の成長性
を期待し公開時のプレミアムを収益と見込んで投資がな
される。
【0003】しかし、投資先のベンチャー企業がすべて
公開に成功する訳ではなく、中途で破綻をきたす例も多
く、また破綻しないまでも成長性が鈍化し、リビングデ
ッドとなる例も多い。
【0004】従って、ベンチャーキャピタルとしては、
投資先にはきめ細かいモニタリングが必要である。しか
しながら、ベンチャー企業には常時帳簿を整理し、損益
やキャッシュフロー等をきめ細かく把握する体制にない
のが現状であって、通常は四半期毎の営業及び財務報告
をさせるのが精一杯である。しかし、経営基盤の脆弱な
ベンチャー企業は、ごく短期間に経営危機に陥ったりす
ることがあるので、四半期毎の把握ではサイクルとして
長すぎ、月次ベースで営業状況の的確な把握が望まれ
る。
【0005】一方、ベンチャーキャピタルの方も、従来
はファンド出資者には年に一度のファンド決算報告で、
原則として原価法に基づいた開示をすればこと足りてい
たが、今後は、有限責任組合の一般化に伴い、未公開株
式についても時価会計を行う必要があり、よりきめ細か
なモニタリングが必要不可欠となる。
【0006】ところが、上記のように、ベンチャー企業
に「適正な決算をやれ」といったところで問題は解決し
ない。多くはスタッフが不足しているし、「適正に決算
を行おう」というマインドも低く、決算数値の信頼性は
低い。「赤字を出すと銀行が貸してくれない」といった
理由により実態以上に利益を表示する傾向にあり、その
結果、黒字のはずの会社が、年に一度の会計監査を受け
たら実は大赤字だったというケースは珍しくないといっ
た問題がある。かといって、適正な会計を求めるとなる
と、年一度の監査に頼らざるを得ず、タイムリーな把握
は不可能であり、悪くなってから手を打ったところで手
遅れとなるので効果は知れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、投資先に
過大な負担を強いることなく、必要最低限の情報開示を
短いサイクル(最短の管理サイクルである月次)で受
け、状況把握のために必要な形に捨象・加工のうえ表示
し、同時に、決算数値の信頼度合も把握できる、月次ベ
ースで営業状況の的確な把握ができるモニターリング・
システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の未公開企業のモ
ニタリング・システムは、所定期間毎の残高試算表のデ
ータから、損益とキャッシュフローの推移及び損益とキ
ャッシュフローの差異累計の推移を計算して表示するこ
とを特徴とする。
【0009】また、前記残高試算表が貸借対照表及び損
益計算書等からなり、該残高が期初から直近月末までの
合計残高であることを特徴とする。
【0010】さらに、前記残高試算表のデータから、P
L/CF差異累計推移を計算してグラフ表示することを
特徴とし、また、前記残高試算表のデータから、「横軸
を損益、縦軸を損益とキャッシュフローの差異累計額と
したグラフ」、「横軸を売上高、縦軸を売上高と売上収
入の差異累計額としたグラフ」、「横軸を売上原価、縦
軸を売上原価と仕入支出の差異累計額としたグラフ」及
び「横軸をその他損益、縦軸をその他損益とその他収支
の差異累計額としたグラフ」をさらに表示することを特
徴とする。
【0011】さらに、前記残高試算表のデータは、損益
とキャッシュフローの残高を算出したうえでこれを30
日平均に平準化されることを特徴とし、また、前記残高
試算表の貸借対照表のデータは、現預金、売掛関連、棚
卸関連、買掛関連、その他の資産負債、投資関連、財務
関連、PL尻のいずれかに属性を指定され、損益計算書
のデータの内、非現金損益のものは、売掛関連、棚卸関
連、買掛関連、その他関連、投資関連、財務関連のいず
れかに属性を指定されていることを特徴とする。
【0012】また、キャッシュフロー推移表から得られ
る投資キャッシュフローがプラスとなった場合や、同じ
く財務キャッシュフローがマイナスとなった場合、取引
内容の確認を促す警告を表示することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は、この発明の未公開企業のモニタリ
ング・システムの基本概念図を示す。まず、(1)投資
先からFAXまたはメールされる「合計残高試算表」1
を所定の様式に入力するとともに、それぞれの勘定科目
の属性を指定してデータ入力2が行われる。これによ
り、貸借対照表と損益計算書が再構成される。(2)デ
ータが再構成され、時系列順に並んだ貸借対照表(B
S)と損益計算書(PL)から、勘定科目毎に指定され
た属性に基づき、キャッシュフロー(CF)表を再構成
する。(同図3) (3)再構成された損益計算書、キャッシュフロー表、
貸借対照表上の勘定科目のそれぞれの残高の相関度合い
をチェックすることにより、データ入力時に指定された
勘定科目の属性の誤りを補足する。(同図4) 誤りを
訂正したうえで、再度データ加工を行う。(4)以下の
4点から、グラフを用いて直観的にデータを解釈する。
(同図5) (a)損益の推移 (b)キャッシュフローの推移 (c)損益とキャッシュフローの差異累計の推移 (d)差異累計の内訳の推移
【0015】なお、この発明は、上記再構成されたデー
タの表示装置であって、上記5の分析手法を含まない。
【0016】この発明の狙いは、前述の如く、投資先に
過大な負担を強いることなく、必要最低限の情報開示を
短いサイクル(最短の管理サイクルである月次)で受
け、状況把握のために必要な形に捨象・加工のうえ表示
し、同時に、決算数値の信頼度合も把握できるシステム
を提供することであり、能力の高い社員が手作業的にこ
なすのではなく、概ね自動化が可能なシステム、自動化
により誤った加工が行われた場合に警告を発するシステ
ムを目指すものである。
【0017】すなわち、どの会計システムからも出力さ
れる「合計残高試算表」を毎月報告させ、損益状況を把
握するとともに、そこから「実際のキャッシュフロー」
を類推し、損益状況とキャッシュフローのズレの多寡に
より、どの程度「背伸び」した決算なのかを把握すると
いうのが、本システムの狙いである。つまり、「調子が
いいといっているが信用できない/調子は上向いていな
いが数字は概ね信用できる」といった具合に、簡便かつ
直観的把握が可能なツールとして開発したものである。
【0018】以下、各プロセスを詳細に説明する。 (1)データ入力 投資先から提出される月次の合計残高試算表の各勘定科
目残高を以下の表に時系列順に転記する。 (イ)貸借対照表(例えば、図2に図示される。) (ロ)損益計算書(例えば、図3に図示される。) (ハ)製造原価報告書(例えば、図4に図示される。)
【0019】(2)データ属性指定 各勘定科目に、以下の属性を指定する: 貸借対照表上の科目(全ての科目に指定する): 現預金 売掛関連 棚卸関連 買掛関連 その他資産負債 投資関連 財務関連 PL尻 損益計算書(および製造原価報告書)上の科目(該当す
るもののみ): 非現金損益 売掛関連 非現金損益 棚卸関連 非現金損益 買掛関連 非現金損益 その他関連 非現金損益 投資関連 非現金損益 財務関連
【0020】なお、図2において、10,11が未公開
企業等から報告されるデータで、これは未公開企業とい
えども帳簿上短期間毎に集計をしており、また大抵のベ
ンチャーキャピタルにとって入手可能なデータである。
該データは、図2の12,13のように属性が指定さ
れ、上記のよう貸借対照表、損益計算書等に転記され
る。
【0021】(3)BS/PL/CFの再構成プロセス ・上記データは図5に示される如く属性毎に合計残高を
まとめられ、コード表(表1)に記載されたデータ処理
の結果、以下の4種類の表が作成される。なお、この発
明において、BSとは貸借対照表を、PLとは損益計算
書を、CFとはキャッシュフロー表を意味する。
【表1】
【0022】 −月次損益計算書(累積ベース)(図6に図示され
る。) −月次キャッシュフロー表(累計ベース)(図7に図示
される。) なお、これらは、投資先の期初からの累計数字である。
・上記の残高のうち、A.「売上高−売上収入」、B.
「売上原価−仕入支出」、C.「調整後その他損益−そ
の他収支」を計算することにより、以下の表が作成され
る。なお、上記「売上高」は図6の31、「売上収入」
は、図7の41、「売上原価」は図6の32、「仕入支
出」は図7の42、「調整後その他損益」は図6の3
8、「その他収支」は図7の43から、それぞれ転記さ
れる。
【0023】−PL/CF差異累計推移表(図8に図示され
る。)ただし、 ・調整後その他損益 = 「その他損益」*−(「非現金
損益 投資関連」**+「非現金損益 財務関連」***) * 「その他損益」は、図6の当期利益から、図6の売上
総利益を除いた残高である。この残高は、図6のそれぞ
れの期間中に生じた当期利益(若しくは当期損失)から
当該期間中の売上総利益を除いた数値であり、具体的に
は、一般費及び管理費、営業外損益、特別損益、法人税
等充当金などの合計残高を指す。 ** 「非現金損益 投資関連」は、図5の損益計算書サ
マリー上、「非現金損益 投資関連」と表示された残高
の合計であり、具体的には、有形固定資産の減価償却費
など、資金異動を伴わない損益で相手勘定がBS上で「投
資関連」に区分された勘定であるものを指す。 *** 「非現金損益 財務関連」は、図5の損益計算書サ
マリー上、「非現金損益 財務関連」と表示された残高
の合計であり、資金異動を伴わない損益で相手勘定がBS
上で「財務関連」に区分された勘定であるものを指す。
【0024】・差異累計の初残は、差異累計推移表の開
始月より一回前の合計残高試算表請求時の売掛関連、棚
卸関連、買掛関連、及び、その他資産負債の、借方から
貸方を差し引いた額の合計残高である。
【0025】・また、上記A.は売掛関連科目残高(借
方−貸方)、上記B.は買掛関連科目残高(借方−貸
方)と棚卸関連科目残高(借方−貸方)の合計残高、
C.はその他関連科目残高(借方−貸方)に等しい。
【0026】なお、売掛関連科目残高(借方),(貸
方)は図5の51,55、買掛関連科目残高(借方),
(貸方)は図5の53,57、棚卸関連科目残高(借
方),(貸方)は図5の52,56、その他関連科目残
高(借方),(貸方)は図5の54,58からそれぞれ
転記される。
【0027】なお、この場合は図6の当期利益と図7の
営業活動によるキャッシュフローの差異の累計を、A.
売上高と売上収入、B.売上原価と仕入支出、C.調整
後その他損益とその他収支という3要素に分解したわけ
であるが、ベンチャー企業は費用性の高い支出を資産と
して計上する傾向があるため、図6の当期損益と図7の
「営業活動によるキャッシュフローと投資活動によるキ
ャッシュフローの合計値」の差異累計を、A.売上高と
売上収入、B.売上原価と仕入支出、C.調整後その他
損益とその他収支、D.投資に伴う損益と投資支出の4
要素に分解することも有益と考えられる。その場合に
は、「調整後その他損益=(その他損益)−(非現金損
益 財務関連)」と読みかえる必要がある。なお、「投
資に伴う損益=非現金損益 投資関連」であり、「投資
支出=投資活動によるキャッシュフロー」を意味する。
また、差異の初残は差異累計推移表の開始月より一回前
の合計残高試算表請求時の売掛関連、棚卸関連、買掛関
連、その他資産負債、及び、投資関連の、借方から貸方
を差し引いた額の合計残高となる。
【0028】・更に、月次損益計算書(累積ベース)及
び月次キャッシュフロー表(累計ベース)の期間毎の差
分をとることにより、以下の2種類の表が作成される。 ―損益推移表 (図9に図示される。) ―キャッシュフロー推移表(図11に図示される。) なお、差分を取る際、期初からの最初の報告分について
は累計ベースの数値をそのまま使う(累計=当月分なの
で)。 ・同時に、PLの各要素(売上高・売上原価・その他の損
益)の累計値を計算し、以下の表を作成する。これは図
19〜22(後述)を作成するうえで必要となる。
【0029】 ―PL要素累計推移表(図10に図示される。) ・損益推移表とキャッシュフロー推移表の各レコードセ
ットは、期間が一定していない(月によって日数が一定
でない場合もあれば、月次での合計残高試算表の請求を
一度怠った場合など当該期間は前回モニタリング実施時
からの2ヶ月となる)ので、それぞれ30日平均に修正
し、以下の2種類の表が作成される。
【0030】 ―損益推移表(平準処理済)(図12に図示される。) ―キャッシュフロー推移表(平準処理済)(図13に図
示される。) なお、営業キャッシュフローがマイナスの場合、この額
を「月次バーン」と呼び、その絶対値で現預金残高(図
5の50)を割った数字「バーン・レート」を算出する
と、「営業維持に必要な残り何か月分の現預金を有して
いるか」が分かる。例えば、バーン・レートが3.0を下
回った場合に警告を発することも可能である。
【0031】(4)データ属性補正のプロセス データ入力の際に貸借対照表上の各勘定科目に属性を指
定したが、それが必ずしも適切とは言えないため、デー
タ属性修正が必要ではないかと警告する、「リコメンデ
ーション機能」を持たせる。具体的には:
【0032】―「売掛関連」に指定されていないが、指
定する必要がある可能性のあるもの ―「仕掛関連」あるいは「買掛関連」に指定されていな
いが、指定する必要がある可能性があるもの ―「その他関連科目」に指定されているが、それ以外に
指定する必要がある可能性があるものを以下の方法で抽
出する。
【0033】・売掛関連科目への追加 「損益推移表(平準処理済)」(図12)上の「売上
高」と、「キャッシュフロー推移表(平準処理済)」
(図13)上の「売上収入」の相関係数を算出したうえ
で、「貸借対照表上のある特定の科目のうち、『売掛関
連』科目として扱われていない科目を、仮に『売掛関
連』科目として扱った場合、「売上高」と「売上収入」
の相関係数が高くなる科目は何か?」という抽出を行
う。
【0034】・仕掛または買掛関連科目への追加 損益推移表(平準処理済)上の「売上原価」と、キャッ
シュフロー推移表(平準処理済)上の「仕入支出」の相
関係数を算出したうえで、「貸借対照表上のある特定の
科目のうち、『仕掛関連』または『買掛関連』科目とし
て扱われていない科目を、仮に『仕掛関連』または『買
掛関連』科目として扱った場合、「売上原価」と「仕入
支出」の相関係数が高くなる科目は何か?」という抽出
を行う。
【0035】・その他関連科目から他の種類の科目への
変更 損益推移表(平準処理済)上の「その他損益」(図12
の61)とキャッシュフロー推移表(平準処理済)上の
「その他収支」(図13の62)の相関係数を算出した
うえで、「貸借対照表上のある特定の科目で『その他』
に分類されている科目を、仮に『その他』以外の科目と
して扱った場合、「その他損益」と「その他収支」の相
関係数が高くなる科目は何か?」という抽出を行う。抽
出された勘定科目については、他の勘定科目への変更を
検討する。以上の補正を行ったうえで、再度データ処理
のプロセスを走らせる。
【0036】・データ属性補正の例 図14において、未払金を『その他』として処理した場
合(補正前)に比べ、『財務関連』として処理した場合
(補正後)、損益推移表(平準処理済)上の「その他損
益」とキャッシュフロー推移表(平準処理済)上の「そ
の他収支」の相関係数が0.275から0.398に上昇する。な
お、このデータ属性補正は、人手による作業となるので
本発明のモニタリング・システムと直接の関係はない。
ただし、この発明は、このデータ属性の補正を行ったデ
ータを用いる方がより正確に未公開企業の営業状態や財
務状況等の分析が行えるので、この発明のモニタリング
・システムを利用する上で、このデータ属性の補正は行
うことが望ましい。
【0037】(5)データ解釈(a) プロセス概要 ・損益推移表(平準処理済)、キャッシュフロー推移表
(平準処理済)、および、差異累計推移表から、以下5
種類のグラフを作成する。 −損益推移図 ・・・(図15)<原データは、図12> −営業キャッシュフロー推移図 ・・・(図16)<原データは、図13> −PL/CF差異累計推移図 ・・・(図17)<原データは、図8> −投資・財務キャッシュフロー推移図 ・・・(図18)<原データは、図13>
【0038】・X軸にPL要素累計推移表上の「当期損益
累計」、 Y軸に「PL/CF差異累計推移表」上の差異累計
合計をプロットして、時系列順に結び、以下のグラフを
作成する。 −PL/CF差異累計推移図(合計) ・・・(図19)<原データは、図10と図8> −PL/CF差異累計推移図(売上高)・・・(図20)<原データは、図10と図8> −PL/CF差異累計推移図(売上原価)・(図21)<原データは、図10と図8> −PL/CF差異累計推移図(その他損益)(図22)<原データは、図10と図8 >
【0039】・X軸に損益推移表(平準処理済)上の
「当期損益累計」、 Y軸に「PL/CF差異累計推移表」上
の差異累計合計をプロットして、時系列順に結び、以下
のグラフを作成する。 −PL/CF差異単月推移図(合計) ・・・(図23)<原データは、図12と図8> −PL/CF差異単月推移図(売上高)・・・(図24)<原データは、図12と図8> −PL/CF差異単月推移図(売上原価)・(図25)<原データは、図12と図8> −PL/CF差異単月推移図(その他損益)(図26)<原データは、図12と図8 >
【0040】 (6)データ解釈(b) 図15〜18の見方 図15は30日間に期間換算された損益状況を時系列順に
並べたものである。図16は30日間に期間換算された営
業キャッシュフローとその内訳を時系列順に並べたもの
である。
【0041】図17は、図8のPL/CF差異累計推移表を
図示したもので、損益とキャッシュフローの差異がどの
程度に推移しており、それらの差異が以下の三つのうち
どのレベルで生じたかを時系列順に残高推移としてあら
わしたものである。 −売上高と売上収入の差異 −売上原価と仕入支出の差異 −その他損益とその他収支の差異
【0042】図18は30日間に期間換算された投資キャ
ッシュフロー及び財務キャッシュフローを時系列順に並
べたものである。ベンチャー企業の場合、もっぱら投資
を行う(=投資キャッシュフローがマイナスとなる)が
資産売却など投資キャッシュフローがプラスに転じるこ
とは稀であり、異例といえる。そこで、投資キャッシュ
フローがプラスになった場合に取引内容を確認を促す意
味で警告を発する仕掛けにしてもよい。また、借り入れ
のあるベンチャー企業が銀行の貸出金回収により資金繰
りに窮することが多い。そこで、財務キャッシュフロー
がマイナスになった場合取引内容を確認を促す意味で警
告を発する仕掛けにしてもよい。
【0043】 (7)データ解釈(c) 図19〜22の見方 図19はX軸にPL要素累計推移表上の「当期損益累
計」、 Y軸に「PL/CF差異累計推移表」上の差異累計合
計をプロットたものであり、差異の内訳が以下の三つの
どのレベルで生じたかに分解したものが、図20、2
1、22である。なお、グラフは、71,73,75、
77で始まり、72,74,76,78で終わる。
【0044】 −売上高と売上収入の差異 ・・・図8「売上高による差異」より転記 −売上原価と仕入支出の差異 ・・・図8「売上原価による差異」より転記 −その他損益とその他収支の差異 ・・・図8「その他損益による差異」より転 記
【0045】図19のグラフのY軸より右側が累積で黒
字、Y軸より左側が累積で赤字であり、X軸より上半分が
利益計上が先行している(損失計上が遅れている)状
態、X軸より下半分が利益計上が遅れている(損失計上
が先行している)状態を示す。 ・損益状況としては右側が好ましく、決算書の信頼度と
いう観点からは下側が好ましい。 つまり、方向として
は右下へ向かっているのが安心できる状況といえる。
【0046】但し、下半分に居るということは、支払が
滞っているという可能性もある。この場合、図19よ
り、プロットされた点が徐々に左へシフトしていること
から、徐々に赤字が拡大している、つまり、単月では赤
字の状態が続いていることがわかる。ただ、最近は、左
へ進むペースが鈍っており、赤字幅は縮小しつつあり。
また、直近では、僅かだが右へ戻っているようである
(黒字化した模様)。縦軸は、5百万円の利益計上先行
〜5百万円損失計上先行の間をシフトしてきたが、直近
で上方向へ跳ね上がっている(図19の72)。これ
は、益金を先行計上する度合いが急激に高まったことを
示す。その内訳を知るために、図20、21、22を見
ると、図20から直近(同図74)で売上高が大きく伸
びた(右方向に大きく伸びた)一方で、売上高と売上収
入の差異累計が急激に拡大し(つまり、未収分が膨
張)、同時に、図22(同図78)からその他損益とそ
の他収支の差異累計も拡大した(つまり、支払が膨張し
た)ことが分かる。ただし、その他損益とその他収支の
差異累計は通算でゼロに近づく動きを示しており、今ま
で支払を遅らせてきたものの支払を行ったのではないか
という推測が成立つ。
【0047】図19〜22は、損益の累積残高をプロッ
トしたものであり、過去から現在に向けてどのようなト
レンドを描いてきたかを直観的に把握することができ
る。その一方で、月次月次の黒字/赤字といった細かい
損益の動きは、小さく左右に振れるだけなので把握しづ
らい点がある。それを補うために、図23〜26を用意
した。
【0048】(8)データ解釈 図23〜26の見方 図23はX軸に損益推移表(平準処理済)上の「当期損
益」、 Y軸に「PL/CF差異累計推移表」上の差異累計合
計をプロットたものであり、差異累計の内訳が以下の三
つのどのレベルで生じたかに分解したものが、図24,
25,26である。なお、グラフは、81,83,8
5,87で始まり、82,84,86,88で終わる。 −売上高と売上収入の差異 ・・・図8「売上高による差異」より転記 −売上原価と仕入支出の差異 ・・・図8「売上原価による差異」より転記 −その他損益とその他収支の差異 ・・・図8「その他損益による差異」より転 記
【0049】図23のグラフのY軸より右側が単月で黒
字、Y軸より左側が単月で赤字であり、X軸より上半分が
利益計上が先行している(損失計上が遅れている)状
態、Y軸より下半分が利益計上が遅れている(損失計上
が先行している)状態を示す。
【0050】図23を見ると、月次損益としては、従来
は▲0百万円〜(多いときで)▲20百万円の損失のゾー
ンでスパイラルを描いていたが、直近でグラフの右側、
つまり、単月黒字に転じたことがわかる。だが、同時に
今月になって大きく損益を改善させた一方で、決算書の
信頼度は低下していることがわかる(上方向に向かって
動いたため)。損益状況と差異累計の状況が、直近でい
ずれも従来のゾーンを離れたことが分かる。
【0051】その内訳を知るために、さらに図24〜2
6を見ると、図24から直近(同図84)で売上高が大
きく伸びた(右方向に大きく伸びた)一方で、売上高と
売上収入の差異累計が急激に拡大し(つまり、未収分が
膨張)、同時に、図26(同図88)からその他損益と
その他収支の差異累計も拡大した(上方向にシフト)こ
とが分かる。ただし、図26を見ると確かに直近で差異
累計は拡大したものの、従前描いてきたスパイラルの中
心部分へ戻る動きを示したように見えるため、その他損
益については、従前のゾーンを逸脱する動きを示したわ
けではないことが類推される。従って、直近月に示され
た従来のパターンを逸脱する要因となったのは、売上高
の伸びとそれに伴う売掛金の膨張であったという推測
が、直感的に成立つ。 図23〜26から得られる推測
は、図19〜22から得られる推測と異なるものではな
いが、長期のトレンドではなく、直近の動きを見るには
図23〜26が適している。
【0052】以上のように、この発明のモニタリング・
システムは、所定期間毎の残高試算表のデータから、損
益とキャッシュフローの推移及び損益とキャッシュフロ
ーの差異累計額の推移を計算して表示することにより、
未公開企業が通常提出する貸借対照表や損益計算書のデ
ータからその企業の営業状態や財務状況を従来よりはる
かに簡便にしかも正確に分析することが出来るのであ
る。
【0053】上記残高試算表が貸借対照表及び損益計算
書等からなり、該残高が期初から直近月末までの合計残
高を用いることにより、上記期の途中で修正等が入って
もデータの修正による変動が生じない効果がある。
【0054】さらに、前記残高試算表のデータから、P
L/CF差異累計推移を計算してグラフ表示するし、ま
た、前記残高試算表のデータから、「横軸を損益、縦軸
を損益とキャッシュフローの差異累計額としたグラ
フ」、「横軸を売上高、縦軸を売上高と売上収入の差異
累計額としたグラフ」、「横軸を売上原価、縦軸を売上
原価と仕入支出の差異累計額としたグラフ」及び「横軸
をその他損益、縦軸をその他損益とその他収支の差異累
計額としたグラフ」をさらに表示することにより、より
分析を見やすくする効果がある。
【0055】さらに、前記残高試算表は、30日平均に
平準化され、また、前記残高試算表の貸借対照表のデー
タは、現預金、売掛関連、棚卸関連、買掛関連、その他
の資産負債、投資関連、財務関連、PL尻のいずれかに
属性を指定され、損益計算書のデータの内、非現金損益
のものは、売掛関連、棚卸関連、買掛関連、その他関
連、投資関連、財務関連のいずれかに属性を指定される
ことにより、各要素に分解したより詳細な分析が可能と
なる。
【0056】すなわち、以上の点をまとめると、この発
明のモニタリング・システムの特徴とする点は、以下の
点である。
【0057】(a)企業が会計システムに入力した数値
から「キャッシュフロー表」や「資金繰り表」を作成す
るシステムは既に存在しており、多くの会計システムに
装備されているが、本件は様々な会計システムから出力
される汎用の様式である合計残高試算表から損益キャッ
シュフローの推移を再構成するシステムである点。
【0058】(b)従来システム上は年度決算主義に基
づいて全てが動いているので、期末をまたぐと連続性が
途切れがちになるが、本システムでは、「期初からの累
計残高を報告させ、前回報告分との差分を取る」ため、
連続性がとぎれない。
【0059】(c)バックデートで決算数値の修正(例
えば、売上取消伝票)が入った場合でも、常に期初から
の累計で報告させるので、残高自体がずれることはない
(毎月報告させると、例えば前月報告分に修正が入って
も見過ごしてしまう危険性があった)。
【0060】上記のキャッシュフローを再構成するうえ
で立てた前提を変更する必要があるかもしれない、とい
う警告を発する機能を有している点。 (d)例えば、売上が立つと売掛金の残高が増える傾向
にあるのは多くの人が理解しているが、会社の中には売
掛金と未収金を混同していたり、悪意のある会社は、関
係会社に貸し付けた資金で在庫を買い取らせるケースも
ある。そういうことを繰り返している場合、未収金や関
係会社貸付金と売上の伸びとの間に正の相関が生じるは
ずである。本システムでは、そういった相関が認められ
る科目を抽出する機能を持っている点。
【0061】(e)必ずしも適正な会計処理を行ってい
るとは言い難い投資先の営業状況を、「損益」だけでな
く、「損益」と「損益とキャッシュフローの差異累計お
よびその内訳」という点から眺めることにより、「(決
算書上の)業況の良し悪し」「数字の信頼性の高低」と
いう二面から把握し、同時に「信頼性の高低を生じてい
る要因」に分解して把握することができる点。数字の羅
列では理解しにくいデータを、図式化することにより直
観的把握が可能になった。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明のモニターリング
・システムによれば、未公開企業が通常提出する貸借対
照表や損益計算書のデータからその企業の営業状態や財
務状況を従来よりはるかに簡便にしかも正確に分析する
ことが出来る。
【0063】上記残高試算表が貸借対照表及び損益計算
書等からなり、該残高が期初から直近月末までの合計残
高を用いることにより、上記期の途中で修正等が入って
もデータの修正による変動が生じない効果がある。
【0064】さらに、前記残高試算表のデータから、P
L/CF差異累計推移を計算してグラフ表示するし、ま
た、「横軸を損益、縦軸を損益とキャッシュフローの差
異累計額としたグラフ」、「横軸を損益、縦軸を売上高
と売上収入の差異累計額としたグラフ」、「横軸を損
益、縦軸を売上原価と仕入支出の差異累計額としたグラ
フ」及び「横軸を損益、縦軸をその他損益とその他収支
の差異累計額としたグラフ」をさらに表示することによ
り、より分析を見やすくする効果がある。
【0065】さらに、前記残高試算表は、30日平均に
平準化され、また、前記残高試算表の貸借対照表のデー
タは、現預金、売掛関連、棚卸関連、買掛関連、その他
の資産負債、投資関連、財務関連、PL尻のいずれかに
属性を指定され、損益計算書のデータの内、非現金損益
のものは、売掛関連、棚卸関連、買掛関連、その他関
連、投資関連、財務関連のいずれかに属性を指定される
ことにより、各要素に分解したより詳細な分析が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の未公開企業のモニタリング
・システムの基本概念図を示す。
【図2】図2は、貸借対照表の例を示す。
【図3】図3は、損益計算書の例を示す。
【図4】図4は、製造原価報告書の例を示す。
【図5】図5は、属性毎に合計残高をまとめられた例を
示す。
【図6】図6は、月次損益計算書(累積ベース)の例を
示す。
【図7】図7は、月次キャッシュフロー表(累計ベー
ス)の例を示す。
【図8】図8は、PL/CF差異累計推移表の例を示す。
【図9】図9は、損益推移表の例を示す。
【図10】図10は、PL要素累計推移表の例を示す。
【図11】図11は、キャッシュフロー推移表の例を示
す。
【図12】図12は、損益推移表(平準処理済)の例を
示す。
【図13】図13は、キャッシュフロー推移表(平準処
理済)の例を示す。
【図14】図14は、データ属性補正の例を示す。
【図15】図15は、損益推移図の例を示す。
【図16】図16は、営業キャッシュフロー推移図の例
を示す。
【図17】図17は、PL/CF差異累計推移図の例を示
す。
【図18】図18は、投資・財務キャッシュフロー推移
図の例を示す。
【図19】図19は、PL/CF差異累計推移図(合計)の
例を示す。
【図20】図20は、PL/CF差異累計推移図(売上高)
の例を示す。
【図21】図21は、PL/CF差異累計推移図(売上原
価)の例を示す。
【図22】図22は、PL/CF差異累計推移図(その他損
益)の例を示す。
【図23】図23は、PL/CF差異単月推移図の例を示
す。
【図24】図24は、PL/CF差異単月推移図(売上高)
の例を示す。
【図25】図25は、PL/CF差異単月推移図(売上原
価)の例を示す。
【図26】図26は、PL/CF差異単月推移図(その他損
益)の例を示す。
【符号の説明】
1 合計残高試算表 2 データ入力 3 BS/PL/CFの再構成 4 データ属性の補正 5 データ解釈

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定期間毎の残高試算表のデータから、
    損益とキャッシュフローの推移及び損益とキャッシュフ
    ローの差分の推移を計算して表示することを特徴とする
    未公開企業のモニタリング・システム。
  2. 【請求項2】 前記残高試算表が貸借対照表及び損益計
    算書等からなり、該残高が期初から直近月末までの合計
    残高であることを特徴とする前記請求項1記載の未公開
    企業のモニタリング・システム。
  3. 【請求項3】 前記残高試算表のデータから、PL/C
    F差異累計推移を計算してグラフ表示することを特徴と
    する前記請求項1または2記載の未公開企業のモニタリ
    ング・システム。
  4. 【請求項4】 前記残高試算表のデータから、「横軸を
    損益、縦軸を損益とキャッシュフローの差異累計額とし
    たグラフ」、「横軸を売上高、縦軸を売上高と売上収入
    の差異累計額としたグラフ」、「横軸を売上原価、縦軸
    を売上原価と仕入支出の差異累計額としたグラフ」及び
    「横軸をその他損益、縦軸をその他損益とその他収支の
    差異累計額としたグラフ」をさらに表示することを特徴
    とする前記請求項1〜3の内、いずれか1項記載の未公
    開企業のモニタリング・システム。
  5. 【請求項5】 前記残高試算表のデータから、損益とキ
    ャッシュフロー残高を30日平均に平準化することを特
    徴とする前記請求項1〜4の内、いずれか1項記載の未
    公開企業のモニタリング・システム。
  6. 【請求項6】 前記残高試算表の貸借対照表のデータ
    は、現預金、売掛関連、棚卸関連、買掛関連、その他の
    資産負債、投資関連、財務関連、PL尻のいずれかに属
    性を指定され、損益計算書のデータの内、非現金損益の
    ものは、売掛関連、棚卸関連、買掛関連、その他関連、
    投資関連、財務関連のいずれかに属性を指定されている
    ことを特徴とする前記請求項1〜5の内、いずれか1項
    記載の未公開企業のモニタリング・システム。
  7. 【請求項7】 キャッシュフロー推移表から得られる投
    資キャッシュフローがプラスとなった場合、取引内容を
    確認を促す警告を表示することを特徴とする前記請求項
    1、2,5の内、いずれか1項記載の未公開企業のモニ
    タリング・システム。
  8. 【請求項8】 キャッシュフロー推移表から得られる財
    務キャッシュフローがマイナスとなった場合、取引内容
    を確認を促す警告を表示することを特徴とする前記請求
    項1、2,5の内、いずれか1項記載の未公開企業のモ
    ニタリング・システム。
JP2001292663A 2001-09-25 2001-09-25 未公開企業のモニタリング・システム Withdrawn JP2003099605A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005085178A (ja) * 2003-09-11 2005-03-31 Mitsubishi Electric Corp 設備運用計画作成システム
JP2019109661A (ja) * 2017-12-18 2019-07-04 アルトア株式会社 情報処理装置及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005085178A (ja) * 2003-09-11 2005-03-31 Mitsubishi Electric Corp 設備運用計画作成システム
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