JP2003099482A - 3次元モデリングシステム - Google Patents

3次元モデリングシステム

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JP2003099482A
JP2003099482A JP2001287581A JP2001287581A JP2003099482A JP 2003099482 A JP2003099482 A JP 2003099482A JP 2001287581 A JP2001287581 A JP 2001287581A JP 2001287581 A JP2001287581 A JP 2001287581A JP 2003099482 A JP2003099482 A JP 2003099482A
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dimensional
dimensional model
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modeling system
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Naoki Fuki
直樹 婦木
Koichi Suzumura
浩一 鈴村
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Denso Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/38Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the material or the manufacturing process
    • B29C33/3835Designing moulds, e.g. using CAD-CAM
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検図作業の効率化を図り、ひいては3次元モデ
ルの設計コストを低減させること。 【解決手段】複数のCAD装置10とサーバ20はLA
N等のネットワーク手段により相互に通信可能に接続さ
れている。CAD装置10は、キーボードやマウス等か
らなる入力装置11、本システムの中枢をなすコンピュ
ータ本体12、ディスプレイ装置13により構成されて
いる。サーバ20には、種々の加工工程情報からなる加
工工程データベースが格納されている。コンピュータ本
体12は、3次元モデルの検図に際し、3次元モデルの
形状認識を行うと共にその形状認識の結果から当該モデ
ルを複数の要素に分割し、該分割した要素毎に、前記加
工工程データベースを用いて加工工程情報の中から最適
な加工要件を決定する。また、加工要件を決定した後、
3次元モデルの適否判断の結果から修正要となった場合
にその旨をディスプレイ装置13に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ支援
の3次元モデリングシステムに係り、特に3次元モデル
の検図を好適に実施するための改良技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年では、2次元製図による図面を基に
した設計工程の流れから、3次元モデルを直接製図(モ
デリング)し、3次元モデルを基にした設計工程の流れ
へと変換されつつある。この場合、従来の2次元システ
ムでは、たとえ形状が間違って作られていても最終的に
は図面が正しいとしているため、寸法や図面ルールから
形状を読みとり、設計意図通りのものを作成することが
できた。しかしながら、3次元システムでは、設計モデ
ルをそのまま後工程(加工工程)で使用するため、誤っ
た形状はそのまま製品になる。そのため、設計段階での
検図が重要となる。また、3次元モデルの設計段階で後
工程を十分に考慮していないと、予期せぬ修正工程が必
要となり、結果としてコストが嵩むおそれがあった。
【0003】より具体的には、樹脂成型物や型物におけ
る設計モデルを作成する際、後工程となる型の製造方法
や型構造を考慮せずにモデリングを行うと、型製造のた
めのコストが高くなるおそれがあった。例えば、不必要
に小さいコーナーRを付けたり、細いリブを付けたりす
ると、型製造時にマシニングによる加工ができず、放電
加工を要したり、場合によっては手作業が必要になった
りする。
【0004】従来の2次元による設計では、後工程にお
いて例えば金型設計者が図面から形状を読み取り、ある
程度の判断(製造方法をどうするかなどの判断)をして
いた。この際、特殊な加工が必要な場合は設計者にその
旨を伝えていたので、あまり問題とならなかった。しか
しながら、3次元で設計を行う場合には設計者が作成し
たモデルをそのまま型モデルに使用するため、細部の形
状まで検討する必要がある。現実的な問題として、設計
者が金型設計のことまで全て考慮して設計モデルを作成
していくことは不可能である。
【0005】また、3次元モデルの各部が設計意図通り
に作られているかどうかを検図するのは時間がかかる作
業であり、できたとしても見落としの可能性が高く不正
確である。特に、図面で省略しがちなコーナーRや面取
りなどの誤りを見つけることが困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、検図作業の効率化を図り、ひいては3次元モデルの
設計コストを低減させることができる3次元モデリング
システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の3次元
モデリングシステムでは、コンピュータ部と表示部と記
憶部とを備える。記憶部には、種々の加工工程情報から
なる加工工程データベースが記憶されている。また特
に、3次元モデルの検図に際し、コンピュータ部によ
り、3次元モデルの形状認識が行われると共にその形状
認識の結果から当該モデルが複数の要素に分割され、該
分割された要素毎に、前記加工工程データベースを用い
て加工工程情報の中から最適な加工要件が決定される。
そして、加工要件の決定後、3次元モデルの適否判断の
結果からモデル修正要となった場合にその旨が表示部に
表示される。
【0008】要するに、3次元モデルと加工要件との整
合性が不適であれば、3次元モデルの修正が促される。
そして、修正要とされたメッセージに従い3次元モデル
が適宜修正(再検討)される。かかる場合、3次元モデ
ルに対して加工工程情報を付加しながら、適正な検図作
業を行うことができる。そのため、たとえ3次元モデル
の検図作業者が製品の加工工程(後工程)を熟知してい
なくとも、加工工程を十分に考慮した3次元モデルが提
供できる。それ故、検図作業の効率化を図り、ひいては
3次元モデルの設計コストを低減することができる。ま
たその他に、3次元モデルの検図作業者が相違しても当
該モデルの出来具合のばらつきが解消されるという効果
もある。
【0009】なお本明細書では、3次元モデルの形状や
寸法のチェックのみならず、製品の加工工程をも考慮し
た実現の可否や適正さ等をチェックする作業を「検図」
と定義する。また、「加工工程」とは、3次元モデルを
用いて実施される後工程全般を指し、型成形品における
型製造に関する工程の他、製品の切削加工、仕上げ加
工、表面処理等を含むものである。
【0010】請求項2に記載の発明では、記憶部には、
コスト情報からなるコストデータベースが記憶されてい
る。そして、コンピュータ部は、コストデータベースを
用い、前記決定した加工要件に対応するコストを算出し
て前記表示部に表示する。この場合、コスト面も考慮し
た3次元モデルが作成できる。
【0011】請求項3に記載の発明では、製品製造のた
めの目標コストを予め設定しておき、コンピュータ部
は、設計した3次元モデルが目標コストを満たさない場
合、モデル修正要の旨を表示部に表示する。この場合、
目標コストが満たされないと設計変更が促され、3次元
モデルが適宜修正される。その結果、目標コストを満足
する3次元モデルが作成できる。
【0012】型成形される製品では、3次元モデルの設
計段階で金型の製造方法や型構造を考慮する必要があ
る。この場合、請求項4に記載の発明では、記憶部に
は、加工工程データベースとして種々の型構造情報、型
製造情報が記憶されており、コンピュータ部は、加工工
程データベースを用いて最適な型構造、型製造条件を決
定し、その上で3次元モデルの修正要となった場合にそ
の旨を表示部に表示する。本発明によれば、たとえ3次
元モデルの検図作業者が金型設計や金型製造に関する技
術を熟知していなくとも、それを十分に考慮した3次元
モデルが提供できる。
【0013】上記請求項4の発明では更に、請求項5に
記載したように、製品を型成形するための材料情報が加
工工程データベースとして記憶され、前記コンピュータ
部は、材料情報を用いて最適な型構造、型製造条件を決
定すると良い。これにより、型成形のための材料特性を
も十分に考慮した3次元モデルが作成できる。
【0014】一方、請求項6に記載の3次元モデリング
システムでは、コンピュータ部により、3次元モデルに
対して基本形状に関する所定の検図項目が指定される。
そして、該指定された検図項目の対象となる要素のみが
抽出されて表示部に表示される。
【0015】要するに、3次元モデルの場合、複数の要
素が重なり合い或いは集中したり、フィレット面や面取
り部などの寸法指示が省略されたりすることから、各部
位の誤り等を正しく認識することが困難となる。これに
対して請求項6の発明によれば、比較的認識しやすい基
本形状毎に所望の形状部位だけが表示されるため、検図
の見落としが防止できる。それ故、設計指示或いは設計
意図通りに形状ができているかどうかが容易且つ正確に
判断できる。その結果、検図作業の効率化を図り、ひい
ては3次元モデルの設計コストを低減させることができ
る。
【0016】また、請求項7に記載したように、検図項
目に対応する抽出結果を更に小分類で区分し、該区分し
た結果を識別表示すると良い。この場合、検図作業がよ
り一層容易に実施できる。識別表示としては、例えば色
分けして表示したり、網掛けで区分して表示したりする
と良い。
【0017】或いは、請求項8に記載したように、検図
項目に対応する抽出結果を更に指示寸法毎に区分し、該
区分した結果を識別表示すると良い。この場合、同一形
状であっても寸法の異なる部位が容易に識別できる。そ
れ故、請求項7と同様に、検図作業がより一層容易に実
施できる。例えば、検図項目としてコーナーR形状を抽
出した場合、R寸法毎に色分け等の識別表示を行えば良
い。
【0018】請求項9に記載の3次元モデリングシステ
ムでは、コンピュータ部により、3次元モデルに対して
個々の作業者がその都度行う検図項目が指定される。そ
して、該指定された検図項目の対象となる要素のみが抽
出されて表示部に表示される。一般に、3次元モデルの
検図作業は複数の担当者に分担されて行われる。3次元
モデルとして複雑な要素を多く含むほど専門分野に分け
て検図が分担化される。この場合、その都度の作業者に
とって必要な検図項目だけが表示されるため、検図の効
率化並びに高精度化が実現できる。
【0019】上記請求項9の発明では請求項10に記載
したように、コンピュータ部は、製品個別の図面情報を
持たせた図面情報ファイルに基づき検図項目の対象とな
る要素を抽出すると良い。ここで、製品個別の図面情報
とは、(a)品名、品番、表面処理、熱処理、材質、重
量等よりなる標題欄情報、(b)アセンブリの子部品を
示す構成欄情報、(c)設計変更履歴よりなる設計変更
欄情報、(d)製品に関する補足説明、製造上の留意
点、検査内容等よりなる注記情報、(e)寸法・公差情
報、等を含むものであり、その内容は製品毎に相違す
る。この場合、検図作業者の専門分野に分けて適切に検
図項目が指定できる。
【0020】また、請求項11に記載したように、前記
コンピュータ部は、その都度の検図作業者が指名入力さ
れると、当該作業者が担当する検図項目対象を抽出し表
示すると良い。この場合、検図項目を容易に指定するこ
とができる。
【0021】請求項12に記載の発明では、3次元モデ
ルに関する設計ノウハウを設計ノウハウデータベースと
して予め登録しておき、設計ノウハウデータベースを用
いて前記コンピュータ部が検図を実施する。この場合、
設計ノウハウを反映した検図が可能となり、しかもコン
ピュータ部が検図作業を受け持つため、効率の良い検図
が実現できる。
【0022】また、請求項13に記載の発明では、3次
元モデルデータベースを記憶する記憶部を備え、該3次
元モデルデータベースをネットワークで共有する。この
場合、複数の検図作業者が同時に検図作業を行うことが
でき、これにより更なる検図の効率化を図ることができ
る。
【0023】請求項14に記載の発明では、多数の検図
項目情報からなる検図項目データベースを記憶部に記憶
し、前記コンピュータ部は、検図項目データベースより
指定した検図項目について要素を抽出し表示する。この
場合、検図項目を予め登録しておくことで、コンピュー
タ部による要素の抽出が容易となる。
【0024】また、請求項15に記載したように、検図
項目に対応する抽出結果について個々の検図が終了する
都度、その検図箇所を非表示としたり、請求項16に記
載したように、検図項目に対応する抽出結果について検
図箇所の残り個数を表示したりすると良い。これによ
り、検図箇所が多数有ったとしても、検図が漏れなく実
施できる。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、この
発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明
する。本実施の形態では、金型により樹脂成形される製
品を対象に、3次元CADシステムを用いて3次元モデ
ルを設計する手法について説明する。
【0026】図1は、本CADシステムの概略構成を示
すブロック図である。図1において、複数のCAD装置
(コンピュータ端末)10とサーバ20はLAN等のネ
ットワーク手段により相互に通信可能に接続されてい
る。CAD装置10は何れもほぼ同じ構成を有し、キー
ボードやマウス等からなる入力装置11、本システムの
中枢をなすコンピュータ本体(コンピュータ部)12、
ディスプレイ装置(表示部)13により構成されてい
る。コンピュータ本体12は、周知の通りCPUやメモ
リ等を備える論理演算回路よりなり、3次元モデルを自
動設計するための各種機能を有する。ディスプレイ装置
13は、コンピュータ本体12により設計された3次元
モデルや設計段階或いは検図段階での各種メッセージ等
を表示する。ネットワーク上には、プリンタ等の出力装
置30も接続されている。
【0027】サーバ20は、各種データベースを記憶す
るための記憶部に相当するものであり、具体的には以下
のデータベースを記憶する。すなわち、サーバ20は、
(1)CAD装置10で設計した3次元モデルを格納す
る3次元モデルデータベース、(2)型割、ゲート、ラ
ンナ、スライド等の型構造情報を格納する型構造データ
ベース、(3)マシニング、放電加工、仕上げ等の型加
工情報を格納する型加工データベース、(4)工具径、
種類等の工具(刃具)情報を格納する工具データベー
ス、(5)製品を型成形するための樹脂材料の種類、収
縮性、流動性等の材料情報を格納する材料データベー
ス、(6)コスト情報を格納するコストテーブルデータ
ベース、を有する。上記(2)〜(5)のデータベース
は、特許請求の範囲に記載した「加工工程データベー
ス」に相当し、上記(3),(4)の型加工情報及び工
具情報が同「型製造情報」に相当する。
【0028】次に、3次元モデルの検図手順について図
2を用いながら説明する。図2は、コンピュータ本体1
2により実施される検図の処理手順を示すフローチャー
トである。
【0029】先ずはじめに、ステップ101では、サー
バ20内の3次元モデルデータベースより製品の3次元
モデル(設計モデル)を読み込み、次に、ステップ10
2では、読み込んだ3次元モデルの形状を認識する。こ
のとき、3次元モデルが有するフィレット、面取り、リ
ブ等の形状が認識される。特に、小さいコーナーRの付
いた部位、細いリブ形状、表面のシボ加工などが自動で
認識される。
【0030】その後、ステップ103では、樹脂成型品
である3次元モデルを型ブロックから差し引き、型モデ
ルを作成する。続くステップ104では、サーバ20内
の型構造データベース及び材料データベースを用い、そ
の都度の3次元モデルにとって最適な型構造を決定す
る。このとき、樹脂材料の種類、収縮性、流動性等を考
慮しつつ型割、ゲート、ランナ、スライド等の型要件が
決定される。また、ステップ105では、前記作成した
型モデルを複数の要素に分割し、続くステップ106で
は、前記分割した要素毎に、サーバ20内の型加工デー
タベース、工具データベースを用いて最適な加工要件を
決定する。コンピュータ本体12は上記の如く型製造の
ための要件(型要件及び加工要件)を決定し、逐次それ
らをディスプレイ装置13に表示する。故に、検図作業
者は、型製造に関する知識の有無に関係なく、型製造工
程で必要となる要件を知り得ることができる。
【0031】なお、3次元モデルと型モデルとは同一形
状をなすものであるため、ステップ105,106で
は、型モデルではなく3次元モデルを用いて要素分割、
加工要件決定の処理を実施することも可能である。
【0032】その後、ステップ107では、上記の如く
決定した加工要件との整合性に基づき、3次元モデルの
修正の要否を判別する。かかる場合、検図作業者は、上
記の加工要件の下で今現在の3次元モデルが矛盾なく整
合するかどうか(実現可能かどうか)を判断し、整合
(実現可能)であれば、修正不要の旨を入力する。ま
た、不整合(実現不可能)であれば、修正要の旨を入力
する。そして、コンピュータ本体12は、検図作業者に
よる入力結果に従いステップ107でモデル修正の要否
を判別する。例えば、ある特定の工具が加工要件として
決定された場合において、その工具径や形状から3次元
モデルが作製不可能であると判断されれば、ステップ1
07が肯定判別される。
【0033】3次元モデルの修正を要する場合、ステッ
プ112に進み、3次元モデルの修正を指示する。すな
わち、コンピュータ本体12は、ディスプレイ装置13
にモデル修正の旨を表示する。これにより、3次元モデ
ルの修正が促され、修正要とされたメッセージに従い3
次元モデルが適宜修正(再検討)される。
【0034】また、3次元モデルの修正が不要の場合、
ステップ108に進む。ステップ108では、サーバ2
0内のコストテーブルデータベースを用いて製品製造に
かかるコストを算出し、続くステップ109では、算出
したコストが目標コストを満足するか否かを判別する。
目標コストを満足しない場合、ステップ112に進み、
3次元モデルの修正を指示する。
【0035】目標コストを満足する場合、ステップ11
1に進み、3次元モデルの検図が完了したとして3次元
モデルが完成した旨判断する。検図終了後の3次元モデ
ルは、検図終了を表すデータと共にサーバ20内の3次
元モデルデータベースに格納される。
【0036】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に示す効果が得られる。3次元モデルに対して型要件や
加工要件等の加工工程情報を付加しながら、適正な検図
作業を行うことができる。そのため、たとえ3次元モデ
ルの検図作業者が製品の加工工程(後工程)を熟知して
いなくとも、加工工程を十分に考慮した3次元モデルが
提供できる。それ故、検図作業の効率化を図り、ひいて
は3次元モデルの設計コストを低減することができる。
またその他に、3次元モデルの検図作業者が相違しても
当該モデルの出来具合のばらつきが解消され、ひいては
3次元モデルの設計品質が向上するという効果も併せて
得られる。
【0037】特に本実施の形態によれば、型成形される
製品の3次元モデルについて、金型設計や金型製造に関
する技術を十分に考慮した3次元モデルが提供できる。
この場合、設計納期が短く十分な検討ができないときに
も、金型製造を考慮した3次元モデルを作成することが
できる。
【0038】3次元モデルの検図に際してコスト面も考
慮し、必要に応じて当該モデルの修正を指示するため、
コスト要求(目標コスト)を満足する3次元モデルが作
成できる。
【0039】型成形される製品の3次元モデル以外に
も、本実施の形態の手法が適用できるのは言うまでもな
く、例えば、加工工程(後工程)として切削加工、仕上
げ加工、表面処理等を含む3次元モデルにも適用でき
る。かかる場合にも、3次元モデルに対して切削加工、
仕上げ加工、表面処理等に関する加工工程情報を付加し
ながら適正な検図作業を行うことができ、検図作業の効
率化、低コスト化が実現できる。
【0040】(第2の実施の形態)次に、本発明におけ
る第2の実施の形態について、上述した第1の実施の形
態との相違点を中心に説明する。本実施の形態では、3
次元モデルの検図に際し、基本形状に関する所定の検図
項目を指定し、その検図項目に対して順次検図を行うこ
ととしている。ここで、検図項目はその都度の検図作業
者により指示されるものであり、検図項目としては、コ
ーナーR、面取り、対称形状、干渉部分、接触部分、抜
き勾配等々が挙げられる。要は、比較的認識しやすい基
本形状毎に区分けされるよう検図項目が指定される。
【0041】図3は、本実施の形態におけるCADシス
テムの構成を示すブロック図である。前記図1と比較す
ると、サーバ20の構成が相違しており、サーバ20に
は、(1)CAD装置10で設計した3次元モデルを格
納する3次元モデルデータベース、(2)コーナーR指
定、対称形状、干渉部分、接触状態等の検図項目情報を
格納する検図項目データベース、(3)フィレット、フ
ィーチャ、リブ等の形状分析情報を格納する形状分析デ
ータベース、(4)承認、検図履歴等の検図結果情報を
格納する検図結果データベース、がそれぞれ記憶されて
いる。
【0042】一方、図4は、コンピュータ本体12によ
り実施される検図の処理手順を示すフローチャートであ
る。ここでは、検図項目としてコーナーRを指定する事
例について説明する。
【0043】先ずはじめに、ステップ201では、3次
元モデルデータベースより製品の3次元モデルを読み込
み、次に、ステップ202では、検図作業者の指示に従
い、検図項目データベースより検図項目(この場合はコ
ーナーR)を指定する。その後、ステップ203では、
指定した検図項目(コーナーR)に関係しない不要要素
をマスキングして必要な要素だけを抽出する。
【0044】次に、ステップ204では、前記ステップ
203で抽出した要素に対して、形状分析データベース
を用いて形状分析を行う。このとき、抽出した各部位の
曲率が分析され、曲率が比較的大きな部位は検図対象か
ら排除される。つまり、前記ステップ203の抽出結果
には、コーナーRだけでなく曲率が比較的大きな部位
(曲面)が含まれることが考えられ、コーナーRと曲面
とは設計上の意図や加工要件等が相違することから、曲
面を検図対象から外すこととする。
【0045】その後、ステップ205では、それぞれの
コーナーRに対して指示寸法毎に色分けを行い、その結
果をディスプレイ装置13に表示する。各コーナーRに
付加される色は、検図作業者により指定されれば良い。
かかる状態において、検図作業者により検図が行われ
る。このとき、コンピュータ本体12は、各部位の検図
が終わる都度、その検図箇所を表示から非表示へと変更
する。つまり、検図箇所の色付けを解除する。また、コ
ンピュータ本体12は、検図箇所の個数をカウントし、
検図箇所の残り個数をディスプレイ装置13上に表示す
る。そして、各部位の検図が終わる都度、検図箇所の残
り個数を1ずつ減算する。
【0046】ステップ207では、検図箇所の残り個数
が0になったか否かを判別する。そして、検図箇所=0
であることを条件にステップ208に進む。ステップ2
08では、検図が終了した旨判定する。このとき、承
認、検図履歴等の検図結果情報がサーバ20内の検図結
果データベースに格納される。
【0047】検図手順を図5を用いてより具体的に説明
する。なお、例示する図5の3次元モデルにおいて、辺
n1〜n5には各々に所定のコーナーRが設定されてい
る(但し、便宜上コーナーRの図示は略している)。K
1は、曲率が比較的大きな曲面である。
【0048】図5において、(a)先ず図示の3次元モ
デルが呼び出される。(b)次に、検図項目としてフィ
レット面が指定されることで、不要要素がマスキングさ
れる。これにより、図の辺n1〜n5及び曲面K1が抽
出される。図には、マスキング部分(不要要素)をハッ
チングにて示す。
【0049】(c)また、抽出されたフィレット面のう
ち、コーナーRでない曲面K1が排除され、残りの部位
がコーナーRの指示寸法毎に色分けして識別表示され
る。具体的には、例えば、n1,n2=R0.5、n3
=R1.0、n4,n5=R0.3として寸法指示され
る場合、予め規定した関係に従い、n1,n2部分が赤
色に、n3部分が青色に、n4,n5部分が緑色に、そ
れぞれ着色表示される。なお、これらのルールはユーザ
により必要に応じて機能カスタマイズされる。
【0050】そして、色分けされた各部位について検図
作業者により検図が行われる。この場合、各部位の検図
が終了する都度、その検図箇所が非表示とされる。すな
わち、検図が終わると順次色付けが解除される。またこ
のとき、ディスプレイ装置13に表示される検図箇所の
残り個数が1ずつ減算される。
【0051】以上第2の実施の形態によれば、比較的認
識しやすい基本形状毎に所望の形状部位だけが表示され
るため、検図作業者による検図の見落としが防止でき
る。それ故、設計指示或いは設計意図通りに形状ができ
ているかどうかが容易且つ正確に判断できる。その結
果、検図作業の効率化を図り、ひいては3次元モデルの
設計コストを低減させることができる。
【0052】また、検図項目(例えばコーナーR)に対
応する抽出結果を更に指示寸法毎に色分け表示するた
め、同一形状であっても寸法の異なる部位が容易に識別
できる。それ故、検図作業がより一層容易に実施でき
る。この場合、コーナーRを寸法指示毎に色分けして表
示する他、異なる網掛けを用いて識別表示する構成等で
あっても良い。
【0053】また、各検図箇所の検図が終了する都度そ
の検図箇所を非表示とすること、検図箇所の残り個数を
表示することにより、検図箇所が多数有ったとしても、
検図が漏れなく実施できる。
【0054】(第3の実施の形態)第3の実施の形態で
は、3次元モデルに対して個々の作業者がその都度行う
検図項目(検図責任範囲)を指定し、該指定した検図項
目の対象となる要素のみを抽出することとしている。
【0055】要するに、現状、3次元モデルの検図作業
は複数の担当者に分担されて行われる。3次元モデルと
して複雑な要素を多く含むほど専門分野に分けて検図が
分担化される。この場合、検図作業者が検図責任範囲と
して何を受け持つかは、製品個別の図面情報を持たせた
図面情報ファイルに基づき判断されれば良く、例えば、
(a)品名、品番、表面処理、熱処理、材質、重量等よ
りなる標題欄情報、(b)アセンブリの子部品を示す構
成欄情報、(c)設計変更履歴よりなる設計変更欄情
報、(d)製品に関する補足説明、製造上の留意点、検
査内容等よりなる注記情報、(e)寸法・公差情報、と
いった項目に分けて、或いは上記(a)〜(e)を更に
細かく分けて検図が分担される。こうして検図が分担さ
れることは2次元図面でも同様であるが、3次元モデル
では、細部の形状やモデルの作成方法、必要パラメータ
の有無などを加え、更にその項目が増加すると考えられ
る。
【0056】図6は、本実施の形態におけるCADシス
テムの構成を示すブロック図である。前記図1や図3と
比較すると、サーバ20の構成が相違しており、サーバ
20には、(1)CAD装置10で設計した3次元モデ
ルを格納する3次元モデルデータベース、(2)寸法・
公差、注記、形状、欄等、各々の検図作業者が担当する
検図項目情報を格納する検図項目データベース、(3)
設計マニュアル、標準図面、基準類等の設計ノウハウ情
報を格納する設計ノウハウデータベース、(4)検図作
業者情報を格納する検図作業者データベース、がそれぞ
れ記憶されている。なお、上記(1)の3次元モデルデ
ータベースには、製品の3次元モデルと製品個別の図面
情報(上記(a)〜(e)等の各情報)とが図面情報フ
ァイルとして格納されている。また、上記(2)の検図
項目データベースには、製品個別の図面情報(上記
(a)〜(e)等)が全て網羅されるようにして検図項
目情報が格納されている。
【0057】図7は、コンピュータ本体12により実施
される検図の処理手順を示すフローチャートである。先
ずはじめに、ステップ301では、3次元モデルデータ
ベースより製品の3次元モデルを読み込み、次に、ステ
ップ302では、検図項目データベースよりその都度の
検図作業者が担当する検図項目を指定する。その後、ス
テップ303では、指定した検図項目に関係しない不要
要素をマスキングして必要な要素だけを抽出する。
【0058】次に、ステップ304では、前記ステップ
303で抽出した要素に対して、更に細かく分類を行
う。このとき、例えば標題欄、構成欄などの記載事項に
応じて抽出結果が細分類される。但し、この細分類の処
理を飛ばして実現することも可能である。その後、ステ
ップ305では、検図項目に応じた抽出結果をディスプ
レイ装置13に表示する。かかる状態において、検図作
業者により検図が行われる。このとき、コンピュータ本
体12は、各部位の検図が終わる都度、その検図箇所を
表示から非表示へと変更する。検図箇所を色付けしてい
た場合は、その色付けを解除する。また、コンピュータ
本体12は、検図箇所の個数をカウントし、検図箇所の
残り個数をディスプレイ装置13上に表示する。そし
て、各部位の検図が終わる都度、検図箇所の残り個数を
1ずつ減算する。
【0059】ステップ306では、検図箇所の残り個数
が0になったか否かを判別する。そして、検図箇所=0
であることを条件にステップ307に進む。ステップ3
07では、検図が終了した旨判定する。
【0060】因みに、検図作業に際し、設計ノウハウデ
ータベースを用いてコンピュータ本体12が検図を受け
持つ構成とすることも可能である。設計ノウハウは、各
設計部署での設計ルールや法則に従うものであれば良
い。この場合、コンピュータ本体12により自動的に検
図が行われる。例えば、品番によって材料、構成、表面
処理などが決まっている場合には、予め登録してあるデ
ータベースから検図対象品番に対応する注記欄(標題
欄、構成欄など)の情報によって自動的に検図が行われ
るようにする。
【0061】以上第3の実施の形態によれば、その都度
の検図作業者にとって必要な検図項目(検図責任範囲)
だけが表示されるため、検図が効率良く且つ高精度に実
施できるようになる。今後、設計・開発期間の短縮やコ
ストダウンなどの要望から、従来よりも検図のために時
間や人材がかけられなくなることが考えられるが、こう
した実状においても、検図の精度を高めることができ、
ひいては高品質な3次元モデルが提供できる。
【0062】設計ノウハウデータベースを用いてコンピ
ュータ本体12が検図を実施することにより、設計ノウ
ハウを反映した検図が可能となり、しかも効率の良い検
図が実現できる。
【0063】図6の構成では、多数のCAD装置10が
ネットワークを介して接続されており、3次元モデルデ
ータベースがネットワークで共有できる。このことか
ら、複数の検図作業者が同時に検図作業を行うことがで
き、更なる検図の効率化を図ることができる。
【0064】なお本発明は、上記以外に次の形態にて具
体化できる。上記第1の実施の形態では、加工要件の決
定後、実際の検図作業は検図作業者が受け持つ構成とし
たが、これをコンピュータ本体12が受け持つ構成とし
ても良い。例えば、設計ルールやノウハウ等からなる検
図手順(検図手順データベース)をサーバ20に登録し
ておき、その検図手順に従いコンピュータ本体12によ
り自動的に検図を行わせるようにする。
【0065】上記第2の実施の形態では、検図項目に対
応する抽出結果を指示寸法毎に区分する構成であった
が、それ以外の条件(指示寸法でない他の条件)にて抽
出結果を区分する構成であっても良い。
【0066】上記第3の実施の形態において、その都度
の検図作業者を指名入力し、それを受けて、当該作業者
が担当する検図項目対象をコンピュータ本体12が抽出
し表示するようにしても良い。検図作業者の指名入力
は、作業者名を直接入力するもの、作業者の識別データ
(識別番号)を入力するもの等が適用できる。
【0067】専門的な知識を必要としないで誰が検図し
ても同じ結果が得られるよう、個々の検図項目毎にチェ
ックリストを作成し、それをチェックリストデータベー
スとしてサーバ20に登録しておく。そして、検図作業
者がチェックリストデータベースに従い検図を行うよう
にしても良い。このチェックリストデータベースは必要
に応じて適宜更新されると良い。
【0068】所定項目を指定してディスプレイ装置に表
示するという手法は、検図に使用するだけでなく、設計
モデルの作成段階においても使用できる。この場合、
「検図項目」ではなく「設計項目」を指定すれば良い。
これにより、やはり所望の形状部位だけが表示されるた
め、3次元モデルの作成が容易且つ精度の高いものとな
る。
【0069】上記各実施の形態では、一般に「CAD」
と称される装置又はソフトウエアを用いて3次元モデリ
ングシステムを構築したが、それ以外にも「CAE」或
いは「CAM」と称される装置又はソフトウエア等を用
いて3次元モデリングシステムを構築しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における3次元CADシステ
ムの概略構成を示すブロック図。
【図2】CAD装置による検図手順を示すフローチャー
ト。
【図3】第2の実施の形態における3次元CADシステ
ムの概略構成を示すブロック図。
【図4】CAD装置による検図手順を示すフローチャー
ト。
【図5】検図手順を具体的に示す説明図。
【図6】第3の実施の形態における3次元CADシステ
ムの概略構成を示すブロック図。
【図7】CAD装置による検図手順を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
10…CAD装置、11…入力装置、12…コンピュー
タ本体、13…ディスプレイ装置、20…サーバ。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品の立体形状を自動設計するためのコン
    ピュータ部と、3次元モデルを表示する表示部と、種々
    の加工工程情報からなる加工工程データベースを記憶し
    た記憶部とを備え、 前記コンピュータ部は、3次元モデルの検図に際し、3
    次元モデルの形状認識を行うと共にその形状認識の結果
    から当該モデルを複数の要素に分割するステップと、該
    分割した要素毎に、前記加工工程データベースを用いて
    加工工程情報の中から最適な加工要件を決定するステッ
    プと、加工要件を決定した後、3次元モデルの適否判断
    の結果からモデル修正要となった場合にその旨を表示部
    に表示するステップと、を順次実施することを特徴とす
    る3次元モデリングシステム。
  2. 【請求項2】前記記憶部には、コスト情報からなるコス
    トデータベースが記憶され、前記コンピュータ部は、コ
    ストデータベースを用い、前記決定した加工要件に対応
    するコストを算出して前記表示部に表示する請求項1記
    載の3次元モデリングシステム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の3次元モデリングシステム
    において、製品製造のための目標コストを予め設定して
    おき、前記コンピュータ部は、設計した3次元モデルが
    目標コストを満たさない場合、モデル修正要の旨を表示
    部に表示する3次元モデリングシステム。
  4. 【請求項4】型成形される製品の3次元モデルを設計す
    る3次元モデリングシステムであって、前記記憶部に
    は、加工工程データベースとして種々の型構造情報、型
    製造情報が記憶され、前記コンピュータ部は、加工工程
    データベースを用いて最適な型構造、型製造条件を決定
    し、その上で3次元モデルの修正要となった場合にその
    旨を表示部に表示する請求項1乃至3の何れかに記載の
    3次元モデリングシステム。
  5. 【請求項5】請求項4記載の3次元モデリングシステム
    において、製品を型成形するための材料情報が加工工程
    データベースとして記憶され、前記コンピュータ部は、
    材料情報を用いて最適な型構造、型製造条件を決定する
    3次元モデリングシステム。
  6. 【請求項6】製品の立体形状を自動設計するためのコン
    ピュータ部と、3次元モデルを表示する表示部とを備
    え、 前記コンピュータ部は、3次元モデルに対して基本形状
    に関する所定の検図項目を指定するステップと、該指定
    した検図項目の対象となる要素のみを抽出して前記表示
    部に表示するステップと、を順次実施することを特徴と
    する3次元モデリングシステム。
  7. 【請求項7】検図項目に対応する抽出結果を更に小分類
    で区分し、該区分した結果を識別表示する請求項6記載
    の3次元モデリングシステム。
  8. 【請求項8】検図項目に対応する抽出結果を更に指示寸
    法毎に区分し、該区分した結果を識別表示する請求項6
    記載の3次元モデリングシステム。
  9. 【請求項9】製品の立体形状を自動設計するためのコン
    ピュータ部と、3次元モデルを表示する表示部とを備
    え、 前記コンピュータ部は、3次元モデルに対して個々の作
    業者がその都度行う検図項目を指定するステップと、該
    指定した検図項目の対象となる要素のみを抽出して前記
    表示部に表示するステップと、を順次実施することを特
    徴とする3次元モデリングシステム。
  10. 【請求項10】前記コンピュータ部は、製品個別の図面
    情報を持たせた図面情報ファイルに基づき検図項目の対
    象となる要素を抽出する請求項9記載の3次元モデリン
    グシステム。
  11. 【請求項11】前記コンピュータ部は、その都度の検図
    作業者が指名入力されると、当該作業者が担当する検図
    項目対象を抽出し表示する請求項9又は10記載の3次
    元モデリングシステム。
  12. 【請求項12】3次元モデルに関する設計ノウハウを設
    計ノウハウデータベースとして予め登録しておき、設計
    ノウハウデータベースを用いて前記コンピュータ部が検
    図を実施する請求項9乃至11の何れかに記載の3次元
    モデル。
  13. 【請求項13】3次元モデルデータベースを記憶する記
    憶部を備え、該3次元モデルデータベースをネットワー
    クで共有する請求項9乃至12の何れかに記載の3次元
    モデリングシステム。
  14. 【請求項14】多数の検図項目情報からなる検図項目デ
    ータベースを記憶部に記憶し、前記コンピュータ部は、
    検図項目データベースより指定した検図項目について要
    素を抽出し表示する請求項6乃至13の何れかに記載の
    3次元モデリングシステム。
  15. 【請求項15】検図項目に対応する抽出結果について個
    々の検図が終了する都度、その検図箇所を非表示とする
    請求項6乃至14の何れかに記載の3次元モデリングシ
    ステム。
  16. 【請求項16】検図項目に対応する抽出結果について検
    図箇所の残り個数を表示する請求項6乃至15の何れか
    に記載の3次元モデリングシステム。
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