JP2003099385A - ストレージエリアネットワークへのアプリケーションデータ経路の自動生成 - Google Patents
ストレージエリアネットワークへのアプリケーションデータ経路の自動生成Info
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Abstract
ンテーションおよび管理を効率的に行う方法を提供する
こと。 【解決手段】 本発明の方法は、ストレージエリアネッ
トワーク(SAN)に結合されたサーバ上で実行される
プロセスのためのデータ経路を生成する方法であって、
上記プロセスと上記SANのデバイスとの間の所望のデ
ータ経路に関する一連の属性をパラメータ化する工程
と、上記一連の属性が上記一連の属性を備えるように上
記データ経路を構築する工程と、を包含する。
Description
ク化されたストレージ環境におけるストレージの管理の
分野に関し、詳細には、経路中のデバイスを含むストレ
ージおよび経路をストレージネットワーク中のストレー
ジに提供するシステムおよび方法に関する。
クチャは、対応するコンピュータサーバに接続された専
用のストレージデバイスからなる。このようなアーキテ
クチャの一例を図1に示す。しかし、対応するサーバに
ストレージを直接取り付けた場合、複数のサーバによっ
てストレージのインフラストラクチャを共有するアーキ
テクチャはサポートされない。そのため、このようなア
ーキテクチャには、(例えば、容量および性能に関する
制約、管理の困難さ、利用可能性の低減、およびトラブ
ルの生じ易さなどの)大きな限界がついてまわる。
「SAN」として公知である)は比較的新規なストレー
ジアーキテクチャであり、サーバとストレージとの間の
あらゆる関係に接続性を付与し、しかも高速接続(例え
ば、ギガビットレベルの接続)も可能にするため、企業
にとっては、自社のサーバリソースを考慮せずに自社の
ストレージインフラストラクチャの規模変更および管理
を行うことが可能となる。本発明の目的のため、SAN
の定義を、分散され、異機種からなる演算サーバの集合
と、ストレージインフラストラクチャと、特定の目的用
のストレージ−サービス機器とを接続させるストレージ
ネットワークを含むものとして定義付ける。図2は従来
のSANアーキテクチャ200を示し、このSANアー
キテクチャ200は、コンピュータサーバ202と、ス
イッチングネットワーク204と、ストレージインフラ
ストラクチャ206とを有する。スイッチングネットワ
ーク204により、サーバ202とストレージインフラ
ストラクチャ206との間に双方向結合が得られる。こ
れにより、SANアーキテクチャ200は、あらゆるサ
ーバ202とストレージインフラストラクチャ206の
デバイスとの間の「あらゆる関係」に対して接続性を付
与することができ、その結果、異機種のサーバからなる
集合に同じストレージインフラストラクチャを共有させ
ることが可能となる。情報技術(IT)マネージャは、
SAN技術をインプリメントすることで、性能を強化
し、ストレージリソースを統合および共有し、特定のク
ラスに属するものの中で最高のストレージコンポーネン
トを混合し、自社のストレージを集中管理し、そして利
用可能性機能を入手している。詳細には、SANアーキ
テクチャは、新規かつ強力なデータ管理コンセプトをサ
ポートすることで、バックアップ、複製、および利用可
能性をサポートしている。例えば、このような「管理」
のうち典型的なものを挙げると、発見、モニタリング、
トポロジー生成、命名、持続性、データボリューム生
成、スイッチセキュリティ、データボリュームセキュリ
ティ、および認証のうちのいくつかまたはこれらの全て
がある。データボリュームは、ストレージサブシステム
からコンピュータサーバへとエクスポートされる単一の
論理ユニットであり、多数の物理的ディスク、ディスク
部分またはデータテープからなり得るが、サーバに続く
単一の連続的空間のように見える。
とにサーバベースのものが多いため、SAN特殊用途ハ
ードウェアおよびサービス(例えば、複製サービス、ス
ナップショットエンジン、およびバーチャライザまたは
SAN機器)に関する固有の知識はほとんど備えていな
いかまたは全く備えていない。従来のツールは、SAN
ストレージおよびスイッチデバイスをアプリケーション
および業務の流れと関連付けず、ストレージをアプリケ
ーションに割り当てる際に必要な多くのプロセスの自動
化も行わない。そのため、IT管理者がSANデータ管
理コンセプトを実行に移す際に必要となるアクションが
極めて複雑となり、このアクションは、SANインフラ
ストラクチャが複雑になるにつれてますます複雑とな
る。
を、デバイス専用ツールの集合を用いてかつSANデバ
イス情報に関するスプレッドシートを参照しながら行
う。企業の中には、SANに提供されたストレージの複
雑性に対処するためにスクリプトを書いた企業もある。
これらのスクリプトには、SANに新規装置が追加され
て手動で実行されるたびに、改変が加えられる。多くの
場合、複雑さを低減するため、全てのセキュリティメカ
ニズムを用いるのではなく1つのセキュリティメカニズ
ムを選択する。場合によっては、多くの組織ではSAN
中のデバイスを追跡するために未だに紙文書を用いてい
るのにも関わらず、現在の会社データベースはSAN中
の全デバイスの設定を保持するように生成されている場
合もある。
用いると、デバイス特有のタスク管理能力のみが得られ
る場合が多い。図3は、現在の自動化されていないデバ
イスベースのSAN管理ツールを用いてSAN適用サー
バストレージにアクセスすることを可能にするためにS
AN管理者が実行しなければならない工程の一例を示
す。
ーバがディスクストレージに接続されていることを物理
的に確認する。工程252において、SAN管理者は、
十分なサイズのデータボリュームを発見する。工程25
3において、SAN管理者は、選択されたデータボリュ
ームのマッピングを設定する。工程254において、S
AN管理者は、このデータボリュームを用いて、サーバ
からストレージサブシステムへの1つ以上の物理的接続
部を選択する。工程255において、SAN管理者は、
物理的接続の状態が良好であることを確認する。工程2
56において、SAN管理者は、セキュリティを設定す
ることによりスイッチを構成する。SAN管理者は、用
いられる各スイッチについて工程255および工程25
6を繰り返す。最後に、工程258において、SAN管
理者は、サーバ内にホストバスアダプタ(HBA)を構
成する。
従来のSANの管理を担当するSAN管理者は、SAN
を効果的に管理するために、ストレージインフラストラ
クチャについて大量の知識を有し、多くの異なるツール
を用いている。
かつ分散したSANのインプレメンテーションおよび管
理の問題に対し、効率的に解決する方法を提供すること
を目的とする。
ージエリアネットワーク(SAN)に結合されたサーバ
上で実行されるプロセスのためのデータ経路を生成する
方法であって、上記プロセスと上記SANのデバイスと
の間の所望のデータ経路に関する一連の属性をパラメー
タ化する工程と、上記一連の属性が上記一連の属性を備
えるように上記データ経路を構築する工程と、を包含
し、これにより上記目的が達成される。
レートを含む。
ー、アプリケーション、および上記アプリケーションを
実行させるサーバ(単数または複数)を含む。
所望のデータ経路について一連の性能測定基準、利用可
能性測定基準およびコスト測定基準を指定する。
測定基準は、複数のスレッドと、セキュリティレベル
と、デフォルトボリュームのサイズおよび特性と、デフ
ォルト経路特性とのうち少なくとも1つを含む。
って規定された属性を上記一連の属性に入力する工程を
包含する。
規定された属性を上記SANに結合されたグラフィカル
ユーザインターフェースを用いることによって入力する
工程を包含する。
候補デバイスについてサーチする工程と、上記サーバか
ら上記一連の候補デバイスの各候補デバイスへと続く候
補データ経路を構築する工程と、上記候補データ経路そ
れぞれを選択測定基準と照合して評価して、上記選択測
定基準に従って上記候補データ経路を最良の候補データ
経路から最低の候補データ経路までランク付けする工程
と、上記最良の候補データ経路を上記構築工程によって
構築されるデータ経路として選択する工程と、をさらに
包含する。
候補デバイスについてサーチする工程と、上記サーバか
ら上記一連の候補デバイスの各候補デバイスへと続く候
補データ経路を構築する工程と、上記候補データ経路そ
れぞれを選択測定基準と照合して評価して、上記選択測
定基準に従って上記候補データ経路を最良の候補データ
経路から最低の候補データ経路までランク付けする工程
と、上記ランク付けされた候補データ経路を選択肢とし
てユーザに提示する工程と、ユーザによって選択された
候補データ経路を上記構築工程によって構築されるデー
タ経路として選択する工程と、をさらに包含する。
タ経路を上記ユーザが選択する選択肢として推奨する。
程においてデフォルトの選択肢として提示される。
情報を含む。
トプラクティス情報を含む。
知得されたステートおよび利用状況情報を含む。
に上記評価工程を適用する前に、上記一連の候補データ
経路のうち事前生成された方針を満たす候補を発見する
ことにより、上記一連の候補データ経路の一部に事前資
格審査を行う。
スを上記SANの識別されたデータボリュームに動作可
能にリンクさせるだけの十分な物理的情報、論理情報な
らびにセキュリティコンポーネントの識別情報およびコ
ンフィギュレーション情報を全て含む。
あって、上記SANに結合されたデータ経路エンジンを
用いることにより、上記SANに結合されたサーバ上で
動作することが可能なプロセスを発見する工程と、上記
SANに結合されたデータ経路エンジンを用いることに
より上記SAN内に設けられたデバイスを発見する工程
と、上記SANに結合されたデータ経路エンジンを用い
ることにより、ユーザからのデータ経路構築リクエスト
に応答する工程であって、上記発見されたプロセスの1
つについて所望のデータ経路に関する一連の属性を受け
入れるためのインターフェースを上記ユーザに提供する
ことによって行われる、工程と上記SANに結合された
データ経路エンジンを用いることにより、上記一連の属
性を提供するデータ経路を構築する工程と、を包含し、
これにより上記目的が達成される。
ワーク(SAN)に結合されたサーバ上で実行されるプ
ロセスのためのデータ経路を生成する装置であって、上
記プロセスと上記SANのデバイスとの間の所望のデー
タ経路について一連の属性をパラメータ化する手段と、
上記一連の属性を提供するデータ経路を構築する手段で
あって、上記パラメータ化手段に結合された手段と、を
備え、これより上記目的が達成される。
N内のサーバにストレージを自動提供する装置および方
法の両方を提供する。訓練を積んだストレージに関する
専門家ではなく、スイッチングに関する専門家でもない
オペレータがストレージを自動提供することができ、そ
の結果、サーバとデータとの間にデータ経路が生成され
る。本発明の好適な実施形態では、上記SANアーキテ
クチャ(例えば、サーバコンフィギュレーション、特定
のサーバ上で実行することが可能なプロセスおよび上記
プロセスと上記サーバとの間の関連付け、上記スイッチ
ングネットワークのデバイスおよびコンフィギュレーシ
ョン、ならびに上記ストレージアーキテクチャのデバイ
スおよびコンフィギュレーション)を発見し、これらを
保存する。本明細書中、デバイスという用語を、例え
ば、ディスクストレージサブシステム、テープストレー
ジサブシステム、ストレージスイッチ、ストレージルー
タ、SAN機器、および他のストレージデバイス(例え
ば、ソリッドステートディスクなど)を含むものとして
定義する。
テート情報も判定する。好適な実施形態において、デー
タ経路エンジンを提供する。上記データ経路エンジン
は、発見、保存、使用、構成、推奨および報告を開始、
制御およびモニタリングする。これらの発見、保存、使
用、構成、推奨および報告の作業は、好適な実施形態と
関連付けられる。上記データ経路エンジンは、指定され
た規則または方針およびSANについて分かっている情
報(例えば、事前構成されたテンプレートにおいて規定
された上記データ経路エンジンとの対話に関する方針お
よび規則)に基づいて、最適なデータ経路を計算する。
本明細書中、テンプレートという用語は、規定された規
則および方針のリストを含むものとして定義される。上
記規定された規則および方針は、上記データ経路エンジ
ンがデータ経路を選択する際に用いなければならないス
トレージ特性およびデータ経路特性を規定する。上記テ
ンプレートは、管理者によって例えばグラフィカルウィ
ザードを用いて事前に作製される。
アネットワーク(SAN)に接続されたサーバ上で実行
されるプロセスのためのデータ経路を生成する方法に関
する。上記方法は、上記プロセスと上記SANのデバイ
スとの間の所望のデータ経路に関する一連の属性をパラ
メータ化する工程と、上記一連の属性を提供するデータ
経路を構築する工程とを含む。本出願の目的のために、
属性という用語は、データボリューム、セキュリティ設
定、性能設定、ならびに他のデバイスの設定および方針
設定に関する詳細を含むものとする。また、パラメータ
化という用語を、上記管理者がデータ経路の方針および
規則を反映するテンプレートを生成する際により良い選
択ができるように上記システムによって選択されるデフ
ォルト値を含むものとして規定する。属性をパラメータ
化する工程は、上記コンフィギュレーション工程、イン
プレメンテーション工程および生成工程を抽出して、イ
ンプレメンテーションの詳細を指定する必要なく所望の
最終生成物を識別することを指す。
構成する方法を提供する。上記方法は、以下の工程を含
む:すなわち、上記SANに接続されたデータ経路エン
ジンを用いることにより、上記SANに接続されたサー
バ上で動作することが可能なプロセスを発見する工程
と;上記SANに接続された上記データ経路エンジンを
用いることにより、SANに含まれるデバイスを発見す
る工程と;上記SANに接続されたデータ経路エンジン
を用いることにより、ユーザからのデータ経路構築リク
エストに応答する工程であって、上記発見されたプロセ
スのうち1つに関する所望のデータ経路に関する一連の
属性を受容するためのインターフェースを上記ユーザに
提供することによって行われる、工程と;上記SANに
接続されたデータ経路エンジンを用いることにより、上
記一連の属性を提供するデータ経路を構築する工程。
の方法は、以下の工程を含む:すなわち、SANデバイ
スの詳細を発見する工程と;所望のデータボリュームお
よび経路の種類およびサイズに関する方針および入力を
受容する工程と;および上記方針を満たす候補となるデ
ータ経路およびボリュームを発見する工程。方針および
規則という用語は、本発明の好適な実施形態において重
要な部分である。方針という用語は、上記データ経路エ
ンジンが上記SAN中のイベントに基づいて行うアクシ
ョンを含むものとして規定され、規則という用語は、デ
ータボリューム特性およびデータ経路特性を含むように
規定され、上記データ経路エンジンが上記アプリケーシ
ョンに関する候補データ経路を選択する際に用いなけれ
ばならない。
はスレッドを含み得る。1つのスレッドは、上記アプリ
ケーションが常駐するサーバのデバイス、接続部、ポー
トの全てと、これらの間にあるセキュリティ設定との間
の物理的経路を表す論理関係である。さらに、本出願の
目的のため、スレッドを以下のうち1つ以上を上記実施
形態の必要に応じて含むものとして定義する:すなわ
ち、アプリケーションid、サーバid、HBAポート
id、HBAid、HBAセキュリティ設定、スイッチ
ポートid、スイッチセキュリティ設定、ストレージサ
ブシステムポートid、データボリュームid、データ
ボリュームセキュリティ設定、SAN機器ポートid、
SAN機器設定。これらの関係を挙げると、上記データ
ボリューム;上記ボリュームが常駐するストレージサブ
システム;全てのポートおよび接続;スイッチ;ならび
に上記データ経路内のSAN機器および他のハードウェ
ア;上記アプリケーションが常駐する上記ホストバスア
ダプタ(HBA)付き上記サーバ;ならびにすべての適
用可能なデバイス設定がある。上記データ経路を選択す
る工程が行われる際に基本となるのは、方針(例えば、
スレッド数、上記スレッドを通過させなければならない
別個のストレージスイッチファブリックの数、所望のセ
キュリティレベル、ならびに検出されたセキュリティ問
題、性能特性および所望のコスト特性に基づいて行われ
るべきアクション)である(ただし、これらに限定され
ない)。データ経路は、上記データ経路エンジン(アプ
リケーション、サーバ、HBA、スイッチ、ファブリッ
ク、ストレージサブシステム、ルータ、データボリュー
ム、テープドライブ、接続部、データボリュームセキュ
リティなど)によって自動的に発見されたSANデバイ
スから生成される。上記データ経路に同じデータボリュ
ームへの複数のスレッドを設けて、上記データ経路に複
数の物理的ロケーションおよび複数のスイッチされたフ
ァブリックを網羅させてもよい。
態は、上記候補データ経路の中から最適なデータ経路を
選択および生成する装置を含む方法である。上記データ
経路エンジン内における経路生成方法論では、上記SA
Nについて発見された情報(例えば、デバイスのアップ
タイム情報、性能情報、コスト情報、およびロード)を
用いる。デバイスアップタイム情報は、例えば、デバイ
スまたは接続もしくはサービスの利用可能時期および利
用不可能時期に関するデータの集合および持続性を含む
ものとして定義される。性能情報は、各デバイスがデー
タを自身のロケーションから次のロケーションに移動さ
せる様式と、その結果上記アプリケーションが経験する
データ速度に関するデータとの集合および持続性を含む
ものとして定義される。コスト情報は、複数のデータ経
路が同一のデバイスを共有する場合、コスト情報と、デ
ータ経路において用いられる実際のデバイスとの間の相
関関係を含むものとして定義され、当該データ経路が用
いるデバイスのパーセント値を考慮に入れる。この場
合、用いられるインフラストラクチャのコストが計算さ
れる。多くの顧客は、高レベルの利用可能性を達成する
ことを願って高価なハードウェアを購入している。各経
路に関するコスト(例えば、用いられるスイッチポー
ト、用いられるHBAポート、用いられる#ギガバイ
ト)を顧客のために計算して、当該顧客が性能および利
用可能性を達成するためにかかるコストを分析すること
が可能である。このような計算値は、データ経路を生成
する際の「規則」として用いることも可能である。
プラクティス情報(例えば、ファンアウト比および上記
インフラストラクチャに新規データ経路が追加されたと
きに性能に影響を与えるスイッチファブリックアーキテ
クチャ)も適宜考慮する。
メンテーションを1つ以上説明する。
受けていない1人のオペレータが、グラフィカルビュー
ワ上のウィザードを用いてストレージを提供する。スト
レージを提供する工程を、SAN適用サーバ上のソフト
ウェアアプリケーションについて、新規のデータボリュ
ームまたは既存のデータボリュームへのデータ経路を生
成する工程として定義する。
生成されたテンプレート内に指定する。新規規則が定義
された場合、上記テンプレートを拡張してこれらの新規
規則を収容することができる。SAN管理者は、方針ま
たはテンプレートを生成する際、SAN適用サーバ上の
ソフトウェアアプリケーションの利用可能性および性能
要求を満たすようにする。ストレージが提供されると、
上記アプリケーションに適切なテンプレートが自動的に
選択される。場合によっては、事前規定されたテンプレ
ートが提供され、上記SAN管理者がテンプレートを生
成しなくてもよい場合もある(例えば、共通プロセス/
アプリケーションの標準的インプレメンテーションの場
合)。
ANのステート認知結果および利用状況を考慮した経路
生成方法論を用いる。
路を承認すると、上記データ経路エンジンは、複数のデ
バイス、ネットワークおよびロケーションにわたったデ
ータ経路の生成に適切なSANデバイスを自動構成す
る。
ンを提供する工程は、アプリケーション用のデータ経路
を生成する工程と、既存のデータ経路を発見する工程
と、データ経路の再コンフィギュレーション工程と、非
同期の複製間のデータ経路を移動させる工程と、上記S
ANの性能およびアップタイムに関して収集されたデー
タに基づいてデータ経路をチューニングする工程とを含
む(ただし、これらに限定されない)。本発明の利点を
挙げると、少数のオペレータで大型で複雑な分散型スト
レージネットワークを管理できる点がある。上記オペレ
ータには、ストレージネットワークを構成するデバイス
に関する詳細な知識または高コストな訓練は不要であ
る。手動によるプロシージャおよび方針が自動化される
ため、膨大な時間を節約でき、人員削減も可能となる。
この経路生成の方法論では、最良のデータ経路を計算す
るのであって、設定を行う際に専門家またはオペレータ
の記憶に頼って最適な経路を選択するのではない。複雑
なストレージネットワーク構成ハードウェアおよびサー
ビスをストレージネットワークに追加し、新規データ経
路または既存のデータ経路に取り入れることが可能であ
る。
新規デバイスを取り入れる工程は好適には、新規「規
則」を上記テンプレートに追加することによって行われ
る。例えば、専用ストレージ複製システムを上記SAN
に追加する。テンプレート生成を可能にするデータ経路
エンジンに1つの規則を追加し、このテンプレートは、
上記指定された複製システムを用いてデータ経路を選択
する。このテンプレートを用いて新規経路を生成する。
データ経路を再生成することにより、既存の経路を変更
する。経路再生成を行うと、オペレータが選択されたテ
ンプレートを用いて上記既存のボリュームまたは(別の
ロケーションにある)上記ボリュームの複製への別の経
路を選択することが可能になる。その後、この能力によ
り、複製間の切換えを行う工程と、新規テンプレート
(方針および規則)へ変更することによって新規デバイ
スを既存の経路に取り入れる工程とをサポートする。こ
の能力はまた、もともとの設定以外の別の設定を用いた
テンプレートを介して性能特性および経路最適化を変更
する工程もサポートする。
経路エンジンは、パラメータ化データを格納するか、ま
たは、各既存のデータ経路の生成を先導する際に用いら
れる既存のデータ経路の明細(例えば、方針/テンプレ
ート/規則)において用いられるパラメータ化データを
記憶し、そのパラメータ化データにアクセスする。上記
データ経路エンジンは、上記格納されたパラメータに基
づいて上記経路生成方法論を(定期的に(すなわち、自
動的にまたはオペレータによって))再度実行して、新
規の最適データ経路の有無を判定する。特定の実施形態
に応じて、上記データ経路を自動変更するかまたは上記
ユーザにリクエストして、上記新規データ経路の使用の
認可を得てもよい。
範囲にわたるストレージネットワークを備えた強力なシ
ステムを得て必要人員を削減し、自社のストレージイン
フラストラクチャをより良好に利用することができる。
本明細書用いられるように、「自動」という用語は、上
記データ経路エンジンが、全ての基礎となるSANイン
フラストラクチャおよび設定を構成する工程を、アプリ
ケーション、データボリュームサイズおよびテンプレー
トを指定するリクエストのみに基づいて(管理者の介入
を必要とすることなく)行うことを意味する。上記の説
明では、データ経路の構築について言及している。
理解は、本明細書およびその図面の以下の部分を参照す
ることによって実現可能である。図面中、同様の参照符
号を付したアイテムは、同じ構造または機能的に類似す
る構造を表す。
しながらまた図面を参照しながら説明する。
この実施形態において、データ経路エンジン302を、
SANインフラストラクチャ(すなわち、スイッチング
ネットワーク204、SAN適用サーバ202およびス
トレージインフラストラクチャ206)の一部として
(または、特定の実施形態に応じてSANインフラスト
ラクチャに近接に結合された状態で)設けている。デー
タ経路エンジン302は、オペレータがグラフィカルユ
ーザインターフェースを用いて管理ステーション304
を介して入力した高レベルのSAN管理コマンドに応答
して動作する。このデータ経路エンジンは好適には、当
該分野に公知の複数の種類のオペレータリングシステム
のうち任意のものを実行させる汎用コンピュータサーバ
の一部として動作し;1つ以上の処理ユニットを備え;
ワイドエリアネットワーク(WAN)およびスイッチン
グネットワーク204に接続され;そして持続性レポジ
トリ306が取り付けられている。データ経路エンジン
が最良に実行されると、SANインフラストラクチャへ
の持続性はWAN接続およびファイバチャンネル接続を
介して世界規模に及び、データ経路エンジンに複数のコ
ンピュータサーバによるクラスタリングを行って、高い
利用可能性およびワークロードのバランス調整を得るこ
とも可能である。管理ステーションは好適には、特別に
プログラムされた汎用コンピュータ(例えば、PC、ワ
ークステーション、ミニコンピュータまたは当該分野に
おいて公知の複数の種類のオペレーティングシステムの
うち任意のものを実行させる他のコンピューティングプ
ラットフォーム)の一部として動作する。周知のよう
に、これらのプラットフォームは、メモリ(揮発性メモ
リまたは不揮発性メモリ)から得られた命令を実行する
1つ以上の処理ユニットを含み、I/Oシステムを通じ
て提供された信号からの制御下にある場合が多い。表示
アダプタは典型的には、ページフレームのメモリ内容を
モニタ上への表示内容にとしてマッピングする。実行命
令(プログラム)に関する命令およびデータならびに他
のデータをメモリシステム中に設けることができ、この
メモリシステムは、リムーバブルメディア(例えば、ポ
ータブル磁気媒体(例えば、フロッピー(R)ディス
ク))も収容する。この処理ユニットは、他の処理シス
テム(例えば、サーバアーキテクチャ中のサーバ、切換
え/ルーティングアーキテクチャ内のデバイス、または
ストレージアーキテクチャ中のデバイス)と通信するこ
とができ、このような通信工程は典型的には、従来のネ
ットワーキングプロトコル(例えば、TCP/IP)を
用いることにより行われる。これらのシステムは当業者
にとって周知であるため、本明細書中このようなシステ
ムについてはこれ以上説明しない。
ットワーク204およびWAN208に結合され、スト
レージインフラストラクチャ206中の特定のデバイス
およびSAN適用サーバ202上のアプリケーションの
アイデンティティおよび挙動の知識を得る。この情報
は、データ経路エンジン302に用いられるか、取り入
れられるかまたは関連付けられ、持続性レポジトリに保
存され、自動化発見コンフィギュレーションまたは手動
によるコンフィギュレーションによって入手される。自
動化発見コンフィギュレーションは、デバイスのWAN
およびスイッチネットワークにわたってポーリングおよ
びブロードキャストを行って、先ずデバイスを発見し;
SANインフラストラクチャに追加すべき新規デバイス
を発見し、デバイス上のステータスを継続的に収集する
工程を含む。データ経路エンジン302を構成および使
用すると、データ経路エンジン302が個々のデバイス
管理の諸委細全てを処理するため、デバイス管理の詳細
をオペレータから隠蔽することが可能となる。
302を用いて自動化ストレージを提供するプロシージ
ャを示す(これは、従来のSAN管理を用いた経路割り
当てを示す図3に関する上記の議論とは対照的であ
る)。工程351において、データ経路エンジン302
は、SANデバイスのコンフィギュレーションおよびス
テータスを自動発見する。工程352において、オペレ
ータは、方針に従ってグラフィカルインターフェースか
ら「データ経路を生成する」コマンドを選択する。コマ
ンド種類の実施形態は、仮想プライベートデータ経路を
生成する工程である。「仮想プライベートデータ経路
(VPD)」という用語は、テンプレート規則を満たす
データボリュームに結合されたデータ経路を表し、指定
された方針を実施するために定期的にモニタリングされ
る。工程353において、データ経路エンジン302
は、方針基準を満たす最良の候補データボリュームを選
択する。工程354において、オペレータの選択の際に
最適な候補データ経路を表示し、オペレータのアクショ
ンに基づいてそのデータ経路を設定する。データ経路
は、アプリケーションサーバとデータボリュームとの間
に生成されたスレッドの数を表す。
法論は、特定の選択要件を他の可能な候補よりも優先さ
せる。他の実施形態において、選択要件が異なる場合、
最適な経路も異なり得る。「最適」とは、適用可能な優
先付け条件に基づいて利用可能なリソースがパラメータ
化された属性に最良に適合した状態を指す。他の実施形
態および異なる条件下において、推奨されるデータ経路
または最適なデータ経路は異なり得るため、最良という
用語を絶対的なものを指すものとしてではなく相対的な
ものを指すものとして用いる。
を用いると、そのオペレータは、SANデバイスに関す
る詳細な知識を持っていなくてもSANを管理し、2工
程コマンドを用いてストレージを敏速に提供することが
できることがわかる。
て実施することが可能な規則を示す。方針の内容を挙げ
ると、:ストレージの種類451、スレッド数またはチ
ャンネル数452、ファブリック数453、帯域45
4、データボリュームセキュリティ455、データボリ
ュームアクション456、ファブリックセキュリティ4
57、ファブリックアクション458、HBAセキュリ
ティ459、HBAアクション460、データボリュー
ムサイズ461、データボリュームプーリング462、
データボリューム特性463、およびデータ経路ステー
タス464(ただし、これらに限定されない)。
を示す。この経路生成の方法のプロセス550は、図4
中のデータ経路エンジン302が最適経路を選択する方
法の好適な実施形態を示す。プロセス550では先ず、
データ経路方針を読み出し(551)、現在のSANス
テートを入手し(552)、オペレータから所望のアプ
リケーション名およびボリュームサイズを入手し(55
3)、サーバのHBAポートそれぞれからのデータ経路
をサーチする(554)工程を開始する。
用いて各サーバHBAポートを循環する(555):す
なわち、他の任意のデータ経路がポートを用いているか
否か確認する工程(566)と;他の任意のデータ経路
がポートを既に用いている場合、そのポートに重み付け
を付す工程(557、558)と;他の任意のデータ経
路がポートを未だ用いていない場合、このデータ経路の
別のスレッドがポートを用いているか否かを確認する工
程(559)と;別のスレッドがポートを用いていない
場合、そのポートに最良ランキング560を与える工程
と;そのポートを候補リストに追加する工程(56
1)。
経路エンジン302は、HBAポートの数が方針におい
て指定されたスレッドの数以上か否かを判定(562)
し、HBAポートの数が方針において指定されたスレッ
ドの数以上ではない(562)場合、データ経路エンジ
ン302は停止する(工程563)。HBAポートの数
が方針において指定されたスレッドの数以上である(5
62)場合、データ経路エンジン302は、方針要件5
64に整合するストレージサブシステムをサーチする。
ジサブシステムを循環(565)し、適切なデータボリ
ュームがあるか否かを判定する(566)。データ経路
エンジン302は各データボリュームを循環(567)
し、サイズが受容可能である場合(568)でありかつ
データボリュームにアクセスが可能である場合(56
9)、データ経路エンジン302はデータボリュームに
ランキングを与える(571)。データボリュームが発
見されなかった場合(572)、データ経路エンジン3
02は停止する(573)。データボリュームが発見さ
れた場合(572)、サーバHBAからアクセスするこ
とが不可能なデータボリュームを廃棄する(574)。
イッチファブリックをランキングし(575)、最短の
データ経路計算する(576)。サーバ上の各HBAポ
ートについて、データ経路エンジン302は、ファブリ
ックを通じてデータボリュームに到達する最短ルートを
発見し(578)、データ経路をランク付けする(57
9)。最後に、データ経路エンジン302は、データ経
路をそのランキング別に計算および選別する(580、
581、582)。
ータ経路の一連の属性をパラメータ化するグラフィカル
ユーザインターフェース800を示す。インターフェー
ス800は、データ経路エンジン302に結合され、管
理ステーション304の一部であり得る。この好適な実
施形態では、単純な一連のデータ入力画面800および
図9〜図11に示すデータ入力画面を用いて、最適デー
タ経路の定義付けおよび生成を行っているオペレータを
先導する(この経路は、サーバ上のアプリケーションか
らストレージサブシステム上のデータボリュームに延び
る)。インターフェース800は、オペレータが最適デ
ータ経路を生成する際に用いたリクエストの元となる内
容に基づいたデータを含む。例えば、オペレータが現在
オープンされている「取引フロア」に対してオーナービ
ューを有する場合、インターフェース800のオーナー
情報は「取引フロア」を含む。オペレータは、任意のフ
ィールドをオーバーライドすることができる。場合によ
っては、インターフェース800は、方針情報またはテ
ンプレート情報によって事前占有(または事前ロード)
される。
経路生成シナリオを示す。図8は、インターフェース8
00が一例として機能する情報で占有された様子を示
す。インターフェース800は、データ経路生成に関す
る規則を識別および指定するデータ経路テンプレートで
ある「ゴールドサービス」を含み、これにより、ストレ
ージネットワークアーキテクチャおよびスイッチングネ
ットワークアーキテクチャの複雑性および詳細をオペレ
ータから隠蔽する。このテンプレートは、情報(例え
ば、スレッド数、セキュリティレベル、デフォルト値の
データボリュームのサイズなど)を含む。この提供工程
は、1つのサーバ上で実行される1つのアプリケーショ
ンまたはサーバのクラスタの代わりに行うことが可能で
ある。この実施例において、オペレータは、3つのサー
バ(DBサーバl、DBサーバ2、DBサーバ3)から
なるクラスタ上で実行されているアプリケーション(す
なわち、Oracle)からのデータ経路を生成してい
る。リクエストされているサイズは72GBである。デ
ータ経路のオーナーは取引フロアである。インターフェ
ース800内には、データ経路オーナーのコンセプトが
あり、このコンセプトは、本出願の目的のため、顧客名
または当該組織に関する企業内の一連の業務および情報
(例えば、連絡先、Eメールアドレス(これは自動通知
に用いられる)、住所、オーナーと関連付けられたアプ
リケーションおよびデフォルト値テンプレート)を含む
ように定義される。
フェース800のコンフィギュレーションから「次へ」
を選択した後のインターフェース800を示す(ただ
し、「最良VPDを自動選択します」。オペレータが
「次へ」を選択すると、データ経路エンジン302は、
SANおよび切換えインフラストラクチャをサーチし
て、候補データボリュームと、各サーバから候補データ
ボリュームへの最良のデータ経路とを探し出す。この最
良のデータ経路候補は、図7において指定された経路生
成方法論を用いて選択される。図9は、インターフェー
ス800が、一連のデータ経路候補(例えば、最良のデ
ータ経路候補(これは、規則および方針に最も近く整合
する候補データ経路として決定される))を各サーバに
表示した後、変化する様子を示す。オペレータは、別の
一連のデータ経路候補を選択するか、または、次の画面
に進んで、デフォルト値の最良の候補データ経路を自動
選択する。
ーフェース800のコンフィギュレーションから「次」
を選択した後のインターフェース800を示す。オペレ
ータが先行インターフェース800のコンフィギュレー
ションから「次」を選択すると、インターフェース80
0は、データ経路を命令する機会および説明を提供す
る。データ経路エンジン302は、識別されたデータ経
路を生成した後、オペレータに通知する。
な実施形態を示す。この場合、別のサーバによって既に
用いられている既存のデータボリュームに対してデータ
経路が所望されている。これは、サーバの全てのクラス
タを同じデータにアクセスさせなければならない共有型
アプリケーションの場合と共通する。この場合、インタ
ーフェース800を図11に示すような構成にし、図8
に示すインターフェース800の代わりに用いる。既存
のデータボリューム以外は、データ経路生成プロセスに
おける後続工程は変化させる必要はない。
ア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらのいく
つかの組み合わせとして実施可能である点に留意された
い。特定の実施形態について説明してきたが、本発明の
範囲は、任意の特定の実施形態に限定されるのではな
く、本明細書中の特許請求の範囲から判定されるべきで
ある。
は、サーバが取り付けられたストレージエリアネットワ
ーク(SAN)上のアプリケーションと、SANが取り
付けられたストレージサブシステム上のデータボリュー
ムとの間に自動化ストレージを提供する。上記装置は、
単純なユーザインターフェースを提供する。上記ユーザ
インターフェースを用いると、オペレータは、組織アッ
プタイムおよび性能要件を満たすデータ経路を選択する
ための基準として事前生成された方針を用いることがで
きる。上記装置は、経路生成方法論を用いて、候補の中
から最適なデータ経路を選択する。上記選択工程は、S
ANステート、アップタイム、性能、および他のキーフ
ァクターをランク付けすることによって行われる。この
装置を用いると、企業は、大型で複雑かつ分散したSA
Nの管理およびモニタリングをより効率よくかつ効果的
に行うことができる。
SANのインプレメンテーションおよび管理を効率的に
行う方法を提供することが可能である。
チャを「直接適用」した様子を示す。
(SAN)アーキテクチャを示す。
ーキテクチャ内にSAN管理者がストレージを手動によ
って提供するしなければならない工程を示す。
の好適な実施形態を示すブロック図である。
が図4に示すSANアーキテクチャ内に自動化ストレー
ジを提供する工程を示す。
規則または方針を示し、データ経路エンジンは、これら
の規則または方針を用いて、アプリケーションに関する
データボリュームおよびデータ経路を選択する。
すレイアウトである。
タ経路を複雑なSANインフラストラクチャを通じて選
択する際に用いる経路生成方法論のフローチャートを共
に示す。
タ経路を複雑なSANインフラストラクチャを通じて選
択する際に用いる経路生成方法論のフローチャートを共
に示す。
のグラフィカルユーザインターフェース800を示す。
ース800のコンフィギュレーションから「次」を選択
した後のインターフェース800を示す。
フェース800のコンフィギュレーションから「次」を
選択した後のインターフェース800を示す。
好適な実施形態を示す。この場合、既に別のサーバによ
って用いられている既存のデータボリュームに対して1
つのデータ経路が所望されている。
Claims (20)
- 【請求項1】 ストレージエリアネットワーク(SA
N)に結合されたサーバ上で実行されるプロセスのため
のデータ経路を生成する方法であって、 該プロセスと該SANのデバイスとの間の所望のデータ
経路に関する一連の属性をパラメータ化する工程と、 該一連の属性が該一連の属性を備えるように該データ経
路を構築する工程と、を包含する、方法。 - 【請求項2】 前記一連の属性は、事前規定されたテン
プレートを含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記一連の属性は、データ経路のオーナ
ー、アプリケーション、および該アプリケーションを実
行させるサーバ(単数または複数)を含む、請求項2に
記載の方法。 - 【請求項4】 前記事前規定されたテンプレートは、前
記所望のデータ経路について一連の性能測定基準、利用
可能性測定基準およびコスト測定基準を指定する、請求
項2に記載の方法。 - 【請求項5】 前記一連の性能測定基準および利用可能
性測定基準は、複数のスレッドと、セキュリティレベル
と、デフォルトボリュームのサイズおよび特性と、デフ
ォルト経路特性とのうち少なくとも1つを含む、請求項
4に記載の方法。 - 【請求項6】 前記パラメータ化する工程は、ユーザに
よって規定された属性を前記一連の属性に入力する工程
を包含する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 前記入力する工程は、前記ユーザによっ
て規定された属性を前記SANに結合されたグラフィカ
ルユーザインターフェースを用いることによって入力す
る工程を包含する、請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 前記構築する工程は、 前記SANを一連の候補デバイスについてサーチする工
程と、 前記サーバから該一連の候補デバイスの各候補デバイス
へと続く候補データ経路を構築する工程と、 該候補データ経路それぞれを選択測定基準と照合して評
価して、該選択測定基準に従って該候補データ経路を最
良の候補データ経路から最低の候補データ経路までラン
ク付けする工程と、 該最良の候補データ経路を該構築工程によって構築され
るデータ経路として選択する工程と、をさらに包含す
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 前記構築する工程は、 前記SANを一連の候補デバイスについてサーチする工
程と、 前記サーバから該一連の候補デバイスの各候補デバイス
へと続く候補データ経路を構築する工程と、 該候補データ経路それぞれを選択測定基準と照合して評
価して、該選択測定基準に従って該候補データ経路を最
良の候補データ経路から最低の候補データ経路までラン
ク付けする工程と、 該ランク付けされた候補データ経路を選択肢としてユー
ザに提示する工程と、 ユーザによって選択された候補データ経路を該構築工程
によって構築されるデータ経路として選択する工程と、
をさらに包含する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項10】 前記提示する工程は、前記最良の候補
データ経路を前記ユーザが選択する選択肢として推奨す
る、請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 前記最良の候補データ経路は、前記選
択工程においてデフォルトの選択肢として提示される、
請求項10に記載の方法。 - 【請求項12】 前記選択測定基準はデバイスアップタ
イム情報を含む、請求項9に記載の方法。 - 【請求項13】 前記選択測定基準は性能情報を含む、
請求項9に記載の方法。 - 【請求項14】 前記選択測定基準はコスト計算を含
む、請求項9に記載の方法。 - 【請求項15】 前記選択測定基準は、SANに関する
ベストプラクティス情報を含む、請求項9に記載の方
法。 - 【請求項16】 前記選択測定基準は、前記SANにつ
いて知得されたステートおよび利用状況情報を含む、請
求項9に記載の方法。 - 【請求項17】 前記サーチ工程は、一連の候補データ
経路に前記評価工程を適用する前に、該一連の候補デー
タ経路のうち事前生成された方針を満たす候補を発見す
ることにより、該一連の候補データ経路の一部に事前資
格審査を行う、請求項9に記載の方法。 - 【請求項18】 前記構築されたデータ経路は、前記プ
ロセスを前記SANの識別されたデータボリュームに動
作可能にリンクさせるだけの十分な物理的情報、論理情
報ならびにセキュリティコンポーネントの識別情報およ
びコンフィギュレーション情報を全て含む、請求項1に
記載の方法。 - 【請求項19】 SANを構成する方法であって、 該SANに結合されたデータ経路エンジンを用いること
により、該SANに結合されたサーバ上で動作すること
が可能なプロセスを発見する工程と、 該SANに結合されたデータ経路エンジンを用いること
により該SAN内に設けられたデバイスを発見する工程
と、 該SANに結合されたデータ経路エンジンを用いること
により、ユーザからのデータ経路構築リクエストに応答
する工程であって、該発見されたプロセスの1つについ
て所望のデータ経路に関する一連の属性を受け入れるた
めのインターフェースを該ユーザに提供することによっ
て行われる、工程と該SANに結合されたデータ経路エ
ンジンを用いることにより、該一連の属性を提供するデ
ータ経路を構築する工程と、を包含する、方法。 - 【請求項20】 ストレージエリアネットワーク(SA
N)に結合されたサーバ上で実行されるプロセスのため
のデータ経路を生成する装置であって、 該プロセスと該SANのデバイスとの間の所望のデータ
経路について一連の属性をパラメータ化する手段と、 該一連の属性を提供するデータ経路を構築する手段であ
って、該パラメータ化手段に結合された手段と、を備え
る、装置。
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