JP2003098851A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP2003098851A
JP2003098851A JP2001293633A JP2001293633A JP2003098851A JP 2003098851 A JP2003098851 A JP 2003098851A JP 2001293633 A JP2001293633 A JP 2001293633A JP 2001293633 A JP2001293633 A JP 2001293633A JP 2003098851 A JP2003098851 A JP 2003098851A
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写材搬送体もしくは中間転写体を利用した
電子写真方式の画像形成装置において、転写材搬送体も
しくは中間転写体の寿命や傷を検知することができるよ
うにし、画質を向上させる。また、コストアップを招く
ことなく、傷の原因を特定でき、困難な回復処理を不要
とし、回復処理の失敗による転写材搬送体もしくは中間
転写体へのダメージをなくすことができるようにする。 【解決手段】 電子写真方式の画像形成装置において、
転写材搬送体もしくは中間転写体の表面画像をCMOS
センサ2で読み取り、読み取った表面画像を一定周期で
サンプリングし、該サンプリングで得た表面画像から前
記転写材搬送体もしくは中間転写体の画像特徴を検出す
る。そして、検出した画像特徴から転写材搬送体もしく
は中間転写体の傷を検知し、その傷の原因を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置、特に像担持体に形成された画像を転
写材に転写して記録画像を形成する画像形成装置及びそ
の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機、プリンタ等にお
いては、像担持体に形成された画像を転写材に転写して
記録画像を形成している。その際、転写方式として転写
材搬送体を利用する方式と中間転写体を利用する方式と
がある。
【0003】図14は転写材搬送体を利用した一般的な
画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
【0004】この画像形成装置100は、転写材Pを担
持搬送する転写材搬送体101を備えており、その転写
材担持面に沿ってイエローY、マゼンタM、シアンC、
ブラックBk用の各プロセスカートリッジ102、10
3、104、105がタンデム状に配置されている。ま
た、その上方には各カートリッジ102〜105に対応
して各々の光学ユニット106、107、108、10
9が設けられている。さらに、各カートリッジ102〜
105の像担持体である感光ドラム110、111、1
12、113に対応し転写材搬送体101を挟んで転写
ローラ114、115、116、117が配置されてい
る。
【0005】上記構成において、転写材Pは用紙カセッ
ト118からピックアップローラ119及び給紙・搬送
ローラ120によって転写材搬送体101に給紙され、
この転写材P上に、周知の電子写真プロセスを経て得ら
れたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー
画像が重ねて転写される。そして、定着ユニット121
によってトナー画像が定着され、排紙センサ122及び
紙パス123を通して機外に排紙される。
【0006】また、転写材Pの裏面にもトナー画像を形
成する場合には、上記定着ユニット121をでた転写紙
Pはもう一方の紙パス124を通して再度転写材搬送体
101に搬送され、上記と同様の工程を経て裏面に画像
が形成される。
【0007】さらに、上記イエローY、マゼンタM、シ
アンC、ブラックBkの各色の色ずれを調整する際に
は、転写材搬送体101上に描かれたパターンを色ずれ
検知センサ125を用いて検知し、その検知結果を次回
以降の印字のときに考慮するようにしている。
【0008】なお、転写材搬送体101は、不図示のモ
ータによって回転する駆動ローラ126により回転駆動
される。127は反対側の回転ローラである。
【0009】また、各色の光学ユニット106〜109
は、各々の感光ドラム110〜113の表面をそれぞれ
レーザビームL1、L2、L3、L4によって露光走査
して潜像を形成する。そして、これらの一連の画像形成
動作は、搬送されてくる転写材P上のあらかじめ決まっ
た位置から画像が転写されるように同期をとって走査制
御される。
【0010】また、転写材搬送体101上に残ってしま
ったトナーを掻き落すクリーニングブレード128と、
掻き落されたトナーを保持する廃トナーボックス129
が備えられている。
【0011】図16に上記転写材搬送体方式の画像形成
装置100のトナークリーニングについて示す。クリー
ニングブレード128は転写材搬送体101にブレード
部分が接触する形で配置され、転写材搬送体101が回
転する際に、該転写材搬送体101上に残ったトナー1
30を上記接触しているブレード部分により掻き落し、
クリーニングを行うものである。
【0012】また、上記の画像形成装置100は、図示
していないが給紙・搬送ローラ120を駆動するモー
タ、駆動ローラ126を駆動する上述の転写材搬送体駆
動用のモータ、各色の感光ドラム110〜113を駆動
するモータ、及び定着ユニット121の定着ローラ12
1aを駆動するモータなどを備えている。121bは加
圧ローラである。
【0013】図15は中間転写体を利用した一般的な画
像形成装置の概略構成を示す断面図である。
【0014】この画像形成装置200は、一次転写像を
担持搬送する中間転写体201を備えており、この中間
転写体201に沿ってイエローY、マゼンタM、シアン
C、ブラックBk用の各プロセスカートリッジ202、
203、204、205がタンデム状に配置されてい
る。また、その上方には各カートリッジ202〜205
に対応して各々の光学ユニット206、207、20
8、209が設けられている。さらに、各カートリッジ
202〜205の像担持体である感光ドラム210、2
11、212、213に対応し中間転写体201を挟ん
で一次転写電極214、215、216、217が配置
されている。
【0015】上記構成において、周知の電子写真プロセ
スを経て得られたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの各トナー画像は、中間転写体201上に重ねて転写
される。また、転写紙Pは、用紙カセット218からピ
ックアップローラ219及び給紙・搬送ローラ220に
よって搬送される。そして、転写紙Pがレジストセンサ
222によってレジストローラ227の位置まで搬送さ
れたことが検知されると、その部分において決まった位
置から上記の画像が転写されるように紙搬送のタイミン
グが調整されて、転写紙Pに二次転写が行われる。その
後転写紙Pは、定着ユニット221によってトナー画像
が定着され、紙パス223を通して機外に排紙される。
【0016】また、転写材Pの裏面にもトナー画像を形
成する場合には、上記定着ユニット221をでた転写紙
Pはもう一方の紙パス224を通して再度二次転写位置
に搬送され、上記と同様の工程を経て裏面に画像が形成
される。
【0017】さらに、イエローY、マゼンタM、シアン
C、ブラックBkの各色の色ずれを調整する際には、上
記中間転写体201上に描かれたパターンを色ずれ検知
センサ225を用いて検知し、その検知結果を次回以降
の印字のときに考慮するようにしている。
【0018】なお、中間転写体201は、不図示のモー
タによって回転する駆動ローラ226により回転駆動さ
れる。
【0019】また、各色の光学ユニット206〜209
は、各々の感光ドラム210〜213の表面をそれぞれ
レーザビームL1、L2、L3、L4によって露光走査
して潜像を形成する。
【0020】また、中間転写体201上に二次転写が行
われずに残ってしまったトナーを掻き落すクリーニング
ブレード228と、掻き落されたトナーを保持する廃ト
ナーボックス229が備えられている。
【0021】図17に上記中間転写体方式の画像形成装
置200のトナークリーニングについて示す。クリーニ
ングブレード228は中間転写体201にブレード部分
が接触する形で配置され、中間転写体201が回転する
際に、該中間転写体201上に残ったトナー230を上
記接触しているブレード部分により掻き落し、クリーニ
ングを行うものである。
【0022】また、上記の画像形成装置200は、図示
していないが給紙・搬送ローラ220を駆動するモー
タ、駆動ローラ226を駆動する上述の中間転写体駆動
用のモータ、各色の感光ドラム210〜213を駆動す
るモータ、及び定着ユニット221の定着ローラ221
aを駆動するモータなどを備えている。221bは加圧
ローラである。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の画像形成装置にあっては、耐久性により大きく
変化する転写材搬送体、中間転写体の状態を把握するこ
とができず、よって傷が発生したり、寿命が過ぎた転写
材搬送体、中間転写体を用いて印字を行う場合があり、
画質が著しく劣化するといった問題があった。
【0024】また、傷の種類が判別できず、原因を特定
できなかったため、傷が発生する要因を放置する原因と
なり、より画質の悪化を招いていた。
【0025】一例として、図18に示すように、画像形
成装置100のクリーニングブレード128に異物30
0が付着すると、この異物300が転写材搬送体101
の回転時に該転写材搬送体101に接触することによ
り、転写材搬送体101に対して線状の傷を付ける原因
となる。初期においては、図18の(a)に示す傷30
1のように非常に微細で画質にも全く影響がないもの
の、クリーニングブレード128に付着した異物300
をそのまま放置しておくと、同図の(b)に示す傷30
2のように転写材搬送体1015に対して大きなダメー
ジを与え、印字画質にも悪影響を与えてしまうといった
問題も発生していた。
【0026】そして、これらの問題は転写材搬送体方式
の画像形成装置100に限らず、中間転写体方式の画像
形成装置200においても発生していた。
【0027】また、傷が発生したり寿命がきた状態で色
ずれ補正を行うと、トナーパターンを正確に検知するこ
とができず、不適正な補正を行ってしまい、より画質を
悪化させるといった問題も発生していた。
【0028】さらに、別の問題として、希に画像形成を
行うための転写材が印字中に転写材搬送体、中間転写体
に巻き付くことがあり、また、ユーザがその処理をする
のは非常に困難である。また、巻き付きを処理する際に
は、転写材搬送体、中間転写体へダメージを与えやす
い。そこで、その転写材搬送体、中間転写体への巻き付
き検知を正確に行い、巻き付きを防止する必要があるも
のの、従来は専用のセンサを必要とし、コストアップを
招いていた。
【0029】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、転写材搬送体、中間転写体の寿命や傷を
検知することができ、画質の向上した画像形成装置及び
その制御方法を提供することを目的としている。
【0030】また、コストアップを招くことなく、傷の
原因を特定でき、巻き付きをあらかじめ検知することが
でき、困難な回復処理を不要とし、回復処理の失敗によ
る転写材搬送体、中間転写体へのダメージをなくすこと
ができる画像形成装置及びその制御方法を提供すること
を目的としている。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置及びその制御方法は、次のように構成したものであ
る。
【0032】(1)像担持体と、転写材を搬送する転写
材搬送体とを有し、前記像担持体に形成された画像を前
記転写材搬送体により搬送された転写材に転写して画像
を形成する画像形成装置もしくは、像担持体と、前記像
担持体から転写された一次転写像を搬送する中間転写体
とを有し、前記像担持体に形成された画像を前記中間転
写体により搬送し転写材に転写して画像を形成する画像
形成装置において、前記転写材搬送体もしくは中間転写
体の表面画像を読み取る画像読み取り手段と、前記画像
読み取り手段により読み取った前記転写材搬送体もしく
は中間転写体の表面画像から該転写材搬送体もしくは中
間転写体の画像特徴を検出する検出手段と、を有するよ
うにした。
【0033】(2)前記画像読み取り手段が読み取った
前記転写材搬送体もしくは中間転写体の表面画像を一定
周期でサンプリングするサンプリング手段を有し、検出
手段は前記サンプリングで得た表面画像から前記転写材
搬送体もしくは中間転写体の画像特徴を検出するように
した。
【0034】(3)前記画像読み取り手段は、前記転写
材搬送体もしくは中間転写体の表面画像を検知する画像
検知部材と、前記転写材搬送体もしくは中間転写体の表
面に光を照射させる照明部材と、前記転写材搬送体もし
くは中間転写体の表面画像を前記画像検知部材へ結像さ
せる結像レンズとを有するようにした。
【0035】(4)前記画像読み取り手段の画像検知部
材は、2次元に配置された所定エリアの画像情報を検知
するエリアセンサであるようにした。
【0036】(5)前記画像読み取り手段は、前記画像
検知部材としての複数の画素を備えたCCDセンサまた
はCMOSセンサと、前記CCDセンサまたは前記CM
OSセンサからのアナログ信号をディジタル信号へ変換
するA/D変換回路とを有するようにした。
【0037】(6)前記検出手段は、前記画像読み取り
手段から得られた前記転写材搬送体もしくは中間転写体
の表面画像をサンプリングした結果に対して画像処理を
行う画像処理部を有するようにした。
【0038】(7)前記検出手段の画像処理部は、前記
画像読み取り手段から得られた前記転写材搬送体もしく
は中間転写体の表面画像をフィルタ処理するフィルタ演
算部を含むようにした。
【0039】(8)前記画像読み取り手段は、色ずれ検
知センサ、濃度検知センサ、位相ずれ検知センサの何れ
かもしくはそれらの複数と兼用であるようにした。
【0040】(9)前記転写材搬送体もしくは中間転写
体の画像特徴は、該転写材搬送体もしくは中間転写体の
表面に発生した傷に起因したもの、あるいは転写材搬送
体もしくは中間転写体に巻き付いた転写材に起因したも
の、あるいは転写材搬送体もしくは中間転写体の寿命に
起因したものであるようにした。
【0041】(10)前記画像特徴の原因としての傷を
検出した場合、その傷の大きさ、形状、位置、画像濃淡
を分析し、傷を発生させた原因を特定するようにした。
【0042】(11)前記傷を発生させた原因を特定す
るための手段として、発生原因ごとの傷の大きさ、形
状、位置、画像濃淡の分類情報をあらかじめ記憶してお
くようにした。
【0043】(12)像担持体と、転写材を搬送する転
写材搬送体とを有し、前記像担持体に形成された画像を
前記転写材搬送体により搬送された転写材に転写して画
像を形成する画像形成装置の制御方法もしくは、像担持
体と、前記像担持体から転写された一次転写像を搬送す
る中間転写体とを有し、前記像担持体に形成された画像
を前記中間転写体により搬送し転写材に転写して画像を
形成する画像形成装置の制御方法において、前記転写材
搬送体もしくは中間転写体の表面画像を読み取り、読み
取った表面画像から該転写材搬送体もしくは中間転写体
の画像特徴を検出するようにした。
【0044】(13)前記読み取った転写材搬送体もし
くは中間転写体の表面画像を一定周期でサンプリング
し、該サンプリングで得た表面画像から前記転写材搬送
体もしくは中間転写体の画像特徴を検出するようにし
た。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面につ
いて説明する。
【0046】(実施例1)本発明の実施例1について図
1〜図8により説明する。
【0047】本実施例1の画像形成装置の本体構成は図
14とほぼ同様であり、異なる点は、色ずれ検知センサ
125を用いた画像センサユニットが2次元画素検知の
エリアセンサ(2次元に配置されている所定エリアの画
像情報を検知するエリアセンサ)からなる画像センサユ
ニット10になっていることだけである。したがって、
本体構成の説明は省略する。
【0048】図1は本実施例の構成を示すブロック図で
あり、転写材搬送体101の表面画像を読み取る画像読
み取り手段である上記画像センサユニット10の回路構
成を示している。
【0049】同図に示すように、この画像センサユニッ
ト回路1は、32×32ピクセルのCMOSセンサ(エ
リアセンサ)2、コントロール回路3、A/Dコンバー
タ(A/D変換回路)4、フィルタ回路(フィルタ演算
部)5、出力回路6、及びPLL回路7を含んでいる。
【0050】図2は本実施例の画像形成装置内部の制御
系の構成を示すブロック図である。同ブロック図に示す
ように、本実施例の画像形成装置は、DSP(ディジタ
ルシグナルプロセッサ)20、CPU21、各色の感光
ドラム110〜113を駆動するドラム駆動モータ2
2、23、24、25、転写材搬送体101の駆動ロー
ラ126を回転駆動する転写材搬送体駆動モータ26、
定着ユニット121の定着ローラ121(a)を駆動す
る定着ローラ駆動モータ57、上述の画像センサユニッ
ト10、給紙・搬送ローラ120を駆動する給紙モータ
32、給紙モータ32を制御する給紙モータドライバ3
1、各色のスキャナモータユニット33、34、35、
36、及び高圧ユニット41、またユーザ通知パネル3
7を備えている。
【0051】上記ドラム駆動モータ22〜25、転写材
搬送体駆動モータ26、給紙モータ32、及び画像セン
サユニット10はDSP20によって制御され、スキャ
ナモータユニット33〜36、高圧ユニット41、定着
ユニット121、ユーザ通知パネル37はCPU21に
よって制御される。
【0052】また、DSP20は、図1に示す/CS信
号、CLOCK信号、DATA信号を用いてシリアル通
信によってコントロール回路(Control Log
ic)3に対し、フィルタ定数などの制御パラメータを
設定する。これにより、CMOSセンサ2のゲインがフ
ィルタ回路(Filter)5によって決定される。
【0053】このゲイン設定の目的は、例えば、転写材
搬送体101の表面画像が耐久により反射率が変化して
耐久後の表面画像の方が反射率が高くなり、このためゲ
インを調整して常に最適な表面画像を検出できるように
することである。
【0054】図3は上記画像センサユニット10の構成
を示す図である。この画像センサユニット10は、転写
材搬送体101に対向するように配置され、照明部材で
あるLED11、画像検知部材であるCMOSセンサ1
2(CMOSセンサ2)、レンズ13、結像レンズ14
を備えている。
【0055】上記LED11を光源とする光は、レンズ
13を介して転写材搬送体101の表面に対し斜めに照
射される。そして、反射光は結像レンズ14を介して集
光され、CMOSセンサ12に結像される。このように
して、転写材搬送体101あるいは転写材Pの表面画像
を読み取ることができる。
【0056】図4に転写材搬送体101の表面画像の一
例を示す。同図に示すように、本実施例の画像センサユ
ニット10によれば、転写材搬送体101の表面画像は
結像レンズ14によって拡大された拡大画像51として
得ることができる。52はその拡大画像51に対し、C
MOSセンサ12によって階調検出した表面画像(イメ
ージ画像)を表わしている。
【0057】転写材搬送体101の表面あるいは転写材
Pの表面は、傷や汚れあるいは紙の繊維等によって凹凸
が存在する。この凹凸は光を斜めから照射することによ
ってその影が発生し、表面の画像パターンを容易に検出
することができる。
【0058】上記の表面画像52は、32×32ピクセ
ルで、1ピクセルが8ビット幅の分解能のCMOSセン
サ12を用いて画像を読み込んだ場合を示している。な
お、CMOSセンサ12の代わりにCCDセンサを用い
ることもできる。
【0059】次に、図5に示す転写材搬送体101の傷
画像の例を用いて、転写材搬送体101の傷に起因した
画像特徴の抽出方法について説明する。
【0060】上述のゲイン調整が終了し、ある程度のコ
ントラストが達成できた場合、CMOSセンサ12で画
像を読み込み、ディジタル処理を行う。このディジタル
処理した画像は、転写材搬送体101の表面画像52に
対して、転写材搬送体101の表面に傷がある場合は表
面画像53のようになり、明らかな画像特徴を持つ。
【0061】よって、CMOSセンサ12により転写材
搬送体101の表面画像を読み込み、ディジタル処理し
た画像に対して画像処理を行えば、転写材搬送体101
上に発生した傷を抽出して検知することが可能である。
【0062】また、クリーニングブレード128に付着
した異物により発生した傷とユーザの接触により誤って
できた傷とは、その表面のイメージ画像53aと53b
を比べれば分かるように異なった特徴を持つ。そしてこ
の場合、あらかじめ記憶しておいた、例えば傷の形状の
特徴を用いれば、傷の発生原因を特定することが可能で
ある。
【0063】傷の分類の一例を図6を用いて説明する。
図6は傷の画像特徴を示したものである。クリーニング
ブレード128に付着した異物により発生した傷のある
表面画像53aから抽出した傷部分61は、長さと幅の
比が27:6であり、ユーザの接触により誤ってできた
傷のある表面画像53bから抽出した傷部分62は、長
さと幅の比が13:13である。この長さと幅の比率に
対し適当な閾値を用いることにより、傷の分類を行うこ
とが可能となる。なお、この傷の分類は、複数の特徴を
複合的に用いて行うことも可能である。
【0064】そして、例えばクリーニングブレード12
8に付着した異物によって引き起こされた傷であること
が分かれば、クリーニングブレード128の清掃等の対
策を講じるとともに、ユーザに報知して、傷発生のごく
初期の段階において傷発生の原因を除去することがで
き、画質悪化を防止することが可能となる。
【0065】このように、傷を検出した場合の処理とし
て、傷の大きさ、形状、位置、画像濃淡を分析し、傷を
発生させた原因を特定し、対策を講じることにより、傷
発生のごく初期の段階において傷発生の原因を除去する
ことができる。
【0066】また、傷を発生させた原因を特定するため
の手段として、発生原因毎の傷の大きさ、形状、位置、
画像濃淡といった分類情報をあらかじめメモリに記憶し
ておくことができる。
【0067】なお、読み取り画像及び画像検知センサ
(エリアセンサ)の画素数と1画素の分解能は、上述の
例に限定されることはない。
【0068】図7は本実施例の傷検出動作を示すフロー
チャートである。このフローチャート及び後述する図1
0、図13のフローチャートに示す制御処理は、図2の
CPU21によりあらかじめ記憶されたプログラムに従
って実行されるものである。
【0069】図7のフローチャートにおいて、傷検知を
開始すると、まずDSP20がLED11を点灯させて
転写材搬送体101の表面にLED光を照射させる(S
1)。そして、所定の時間毎、例えば本実施例では10
ms毎に表面画像を読み込み(S2)、LED11を消
灯させる(S3)。
【0070】続いて、CMOSセンサ12が最適に表面
画像を検出できるようにゲインを調整するとともに、フ
ィルタ処理を行う(S4)。このフィルタ処理によっ
て、例えば8ビット256階調のデータを16階調へ落
とし、ノイズなどによる成分を除去する。
【0071】次に、画像調整が終了したか、つまり映像
比較演算する上で十分な映像情報(画像情報)が得られ
るか否かを判定し(S5)、十分な映像情報が得られる
と判定された場合には画像処理を行う(S6)。そし
て、このようにして得られた処理結果に対し、報知すべ
き傷がないかを判定する(S7)。
【0072】このとき、図8に示す処理画像71のよう
に特に画素の輝度が高いピクセル数がある一定数以上の
塊の部分が検出された場合、例えば本実施例において
は、30ピクセル以上の塊が検出された場合には、その
部分は画質に影響を与える可能性があり、報知すべき大
きさの傷であると判定する。
【0073】上記の結果にて、報知すべき大きさの傷が
検出された場合には、その傷の大きさ、形状、位置、画
像濃淡を分析し(S8)、あらかじめ記憶しておいた傷
の大きさ、形状、位置、画像濃淡と、発生原因とのデー
タから、検出された傷の発生原因を特定する(S9)。
その後、ユーザ操作パネルに傷を検出したこととその傷
の発生原因を表示し、対策とともにユーザに報知する
(S10)。
【0074】なお、本実施例においては、画像中の画素
の輝度を用いて傷を検出すようにしているが、この傷を
検出する画像処理の方法については、特に手段を限定す
るものではない。
【0075】このように、本実施例によれば、DSP2
0がCMOSセンサ12を用いて転写材搬送体101の
表面画像を一定周期でサンプリングし、その結果から転
写材搬送体101の傷を検知し、画像不良となりうる状
況を速やかにユーザに報知することが可能となる。
【0076】すなわち、転写材搬送体101の寿命や傷
を検知することができ、コストアップを招くことなく、
傷の原因も特定でき、困難な回復処理を不要とし、回復
処理の失敗による転写材搬送体101へのダメージをな
くすことができる。
【0077】なお、色ずれ検知もしくは位相制御もしく
は濃度検知あるいはそれらの複数の制御と、画像センサ
ユニット自体の制御は区別する必要がなく、検知アルゴ
リズムが同一でないだけであるので、画像センサユニッ
ト26は色ずれ検知センサもしくは位相制御センサもし
くは濃度検知センサあるいはそれらの複数のセンサと兼
用することが可能である。
【0078】(実施例2)本発明の第2実施例について
図9〜図11により説明する。
【0079】本実施例2の画像形成装置は、実施例1と
同様の装置構成を有しているので、装置構成の説明は省
略する。なお、本実施例における画像センサユニット1
0は、転写材搬送体101上の転写材Pの搬送路から外
れた部分の表面画像をサンプリングできる位置に配置し
ている。これは、その部分で転写材Pの存在が認識され
れば、転写材Pの転写材搬送体101への巻き付きと判
断できるからである。
【0080】図9を用いて本実施例の転写材搬送体10
1への転写材Pの巻き付きに起因する画像特徴の抽出方
法について説明する。図9はその転写材巻き付き画像の
例を示したものである。
【0081】前述の実施例1で説明したCMOSセンサ
12のゲイン調整が終了し、ある程度のコントラストが
達成できた場合、CMOSセンサ12で読み込んでディ
ジタル処理した画像は、図9に示すように、転写材搬送
体101の表面画像52に対して、転写材搬送体101
の表面に巻き付いた転写材Pのために表面画像54のよ
うになり、明らかな画像特徴を持つ。
【0082】したがって、CMOSセンサ12で転写材
搬送体101の表面画像を読み込み、ディジタル処理し
た画像に対して画像処理を行うことにより、転写材搬送
体101上に発生した転写材Pの巻き付きを検知するこ
とが可能となる。
【0083】図10は本実施例の巻き付き検出の動作を
示すフローチャートである。巻き付き検出を開始する
と、まずDSP20がLED11を点灯させて転写材搬
送体101の表面にLED光を照射させる(S11)。
そして、所定の時間毎、例えば本実施例では10ms毎
に表面画像を読み込み(S12)、LED11を消灯さ
せる(S13)。
【0084】続いて、CMOSセンサ12が最適に表面
画像を検出できるようにゲインを調整するとともに、フ
ィルタ処理を行う(S14)。このフィルタ処理によっ
て、例えば8ビット256階調のデータを16階調へ落
とし、ノイズなどによる成分を除去する。
【0085】次に、映像比較演算する上で十分な映像情
報が得られるか否かを判定し(S15)、十分な映像情
報が得られると判定された場合には画像処理を行う(S
16)。そして、このようにして得られた処理結果に対
し、転写材Pの巻き付きがないかを判定する(S1
7)。
【0086】このとき、図11に示す処理画像72のよ
うに画像全面の画素の輝度が高く、画素の輝度の高いピ
クセル数もある一定数以上であった場合、例えば本実施
例においては画素の輝度が高いピクセル数が700ピク
セル以上であった場合、巻き付きが発生したと判定す
る。
【0087】上記の結果にて、巻き付きが検知された場
合には、画像形成装置のエンジン(画像形成部)を早急
に停止し(S18)、装置が回復困難な状況に陥ること
を防ぐ。また、巻き付きの発生をユーザ操作パネルにて
報知する(S19)。
【0088】なお、本実施例においては、画像中の画素
の輝度を用いて巻き付きを検出するようにしているが、
巻き付きを検出する画像処理の方法については、特に手
段を限定するものではない。
【0089】このように、本実施例によれば、DSP2
0がCMOSセンサ12を用いて転写材搬送体101の
表面画像を一定周期でサンプリングし、その結果から転
写材Pの巻き付きを検知しており、画像不良、機器損傷
となりうる状況を未然に防ぐことができ、その状況を速
やかにユーザに報知することが可能となる。
【0090】(実施例3)本発明の実施例3について図
12〜図13により説明する。
【0091】本実施例3の画像形成装置は実施例1と同
様の装置構成を有しているので、装置構成の説明は省略
する。ここでは、本実施例の転写材搬送体101の寿命
を判定する方法について説明する。
【0092】実施例1で説明したように、DSP20
は、CMOSセンサ12が読み込んだ画像に対し、ある
程度のコントラストが達成するまでCMOSセンサ12
のゲインを制御する。その際、CMOSセンサ12のゲ
インは転写材搬送体101の耐久度によって変ってく
る。
【0093】耐久前の転写材搬送体101を用いた場合
のCMOSセンサ12のゲインと、耐久中の転写材搬送
体101を用いた場合のCMOSセンサ12のゲインの
相関(イメージ)を図12を用いて説明する。
【0094】耐久を重ねた転写材搬送体101の表面の
反射率は高まってゆくため、耐久度‐CMOSセンサの
ゲイン相関線80は図12のようになる。そこで、目標
とする耐久寿命81と、耐久度‐CMOSセンサのゲイ
ン相関線80の交点を求め、そこをCMOSセンサ12
のゲインの閾値82とする。
【0095】これによって、CMOSセンサ12のゲイ
ンが上記閾値82を下回った際に、転写材搬送体101
の寿命がきたと判断することができる。
【0096】なお、本実施例においては、寿命の閾値は
環境によらず一定の場合で説明したが、寿命の判断は図
12の検知例に限定されるものではない。例えば、環境
毎に異なる寿命閾値を設定して判定するようにしても良
い。また、寿命予告、逐次寿命報告といった実施形態で
も良い。
【0097】また、本実施例においては、転写材搬送体
101の表面の反射率は耐久初期の段階において最も低
いと仮定しているが、場合によっては初期の段階の反射
率が最も高い場合も考えられる。その場合には、ゲイン
による転写材搬送体101の寿命検知の閾値を、耐久後
に反射率が下がるものとして設定する必要がある。
【0098】図13は上述の寿命判定の動作を示すフロ
ーチャートである。寿命判定を開始すると、まずDSP
20がLED11を点灯させて転写材搬送体101の表
面にLED光を照射させる(S21)。そして、所定の
時間毎、例えば本実施例では10ms毎に表面画像を読
み込み(S22)、LED11を消灯させる(S2
3)。
【0099】続いて、CMOSセンサ12が最適に表面
画像を検出できるようにゲインを調整するとともに、フ
ィルタ処理を行う(S24)。このフィルタ処理によっ
て、例えば8ビット256階調のデータを16階調へ落
とし、ノイズなどによる成分を除去する。
【0100】次に、映像比較演算する上で十分な映像情
報が得られるか否かを判定し(S25)、十分な映像情
報が得られると判定された場合にはゲインを保持する
(S26)。そして、寿命がきたか否かを判定する(S
27)。
【0101】このとき、上記のようにして得られたゲイ
ンがある閾値よりも下がっていれば、転写材搬送体10
1の表面が寿命に達したために反射率が上がっていると
判断し、ユーザ操作パネルにてユーザに報知する(S2
8)。
【0102】このように、本実施例によれば、DSP2
0がCMOSセンサ12を用いて転写材搬送体101の
表面画像を一定周期でサンプリングし、その結果から転
写材搬送体101の寿命を検知しており、画像不良とな
りうる状況を速やかにユーザに報知することが可能とな
る。
【0103】(実施例4)次に、本発明の実施例4につ
いて説明する。本実施例は、本発明を中間転写体を用い
た画像形成装置に適用したものである。
【0104】実施例4の画像形成装置の本体構成は、図
15に示すものとほぼ同様であり、異なる点は画像セン
サユニット(色ずれ検知センサ225)が2次元画素検
知のエリアセンサになっていることだけである。したが
って、本体構成の説明は省略する。
【0105】すなわち、図15に示すような中間転写体
201を備えた画像形成装置200において、前述の実
施例1から実施例3で説明したように、2次元画素検知
のエリアセンサを備えた色ずれ検知センサ225からな
る画像センサユニット10を中間転写体201に対向配
置して、該中間転写体201の表面画像を認識し、DS
P20において画像処理を行い、その結果から傷、寿
命、巻き付き検知を行うことが可能となり、高画質でユ
ーザビリティの高い画像形成装置が実現できる。
【0106】なお、本実施例の詳細な動作は実施例1〜
実施例3と同様であるので、説明は省略する。
【0107】また本実施例においても、色ずれ検知もし
くは位相制御もしくは濃度検知あるいはそれらの複数の
制御と、画像センサユニット自体の制御は区別する必要
がなく、検知アルゴリズムが同一でないだけであるの
で、色ずれ検知センサもしくは位相制御センサもしくは
濃度検知センサあるいはそれらの複数と兼用することが
可能である。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写材搬送体、中間転写体の寿命や傷を検知することが
でき、画質が向上する。
【0109】また、コストアップを招くことなく、傷の
原因を特定でき、巻き付きをあらかじめ検知することが
でき、困難な回復処理を不要とし、回復処理の失敗によ
る転写材搬送体、中間転写体へのダメージをなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の構成を示すブロック図
【図2】 実施例1の制御系の構成を示すブロック図
【図3】 実施例1の画像センサユニットの構成を示す
ブロック図
【図4】 実施例1における転写材搬送体の表面画像の
一例を示す図
【図5】 実施例1における傷画像の例を示す平面図
【図6】 実施例1における傷の画像特徴を示す図
【図7】 実施例1の傷検出動作を示すフローチャート
【図8】 実施例1において検出された傷の処理画像を
示す図
【図9】 本発明の実施例2における転写材巻き付き画
像の例を示す平面図
【図10】 実施例2の巻き付き検出の動作を示すフロ
ーチャート
【図11】 実施例2において検出された巻き付きの処
理画像を示す図
【図12】 本発明の実施例3におけるCMOSセンサ
のゲイン相関を示す図
【図13】 実施例3の寿命判定の動作を示すフローチ
ャート
【図14】 転写材搬送体方式を利用した画像形成装置
の概略構成を示す断面図
【図15】 中間転写体方式を利用した画像形成装置の
概略構成を示す断面図
【図16】 転写材搬送体方式の画像形成装置のトナー
クリーニング方法を示す斜視図
【図17】 中間転写体方式の画像形成装置のトナーク
リーニング方法を示す斜視図
【図18】 クリーニングブレードに付着した異物によ
り発生する傷を示す説明図
【符号の説明】
1 画像センサユニット回路 2 CMOSセンサ(エリアセンサ) 3 コントロール回路 4 A/Dコンバータ(A/D変換回路) 5 フィルタ回路(フィルタ演算部) 11 LED(照明部材) 12 CMOSセンサ 13 レンズ 14 結像レンズ 20 DSP 21 CPU 22 ドラム駆動モータ 23 ドラム駆動モータ 24 ドラム駆動モータ 25 ドラム駆動モータ 26 転写材搬送駆動モータ 37 ユーザ通知パネル 100 画像形成装置 101 転写材搬送体 110 感光ドラム(像担持体) 111 感光ドラム(像担持体) 112 感光ドラム(像担持体) 113 感光ドラム(像担持体) 128 クリーニングブレード 200 画像形成装置 201 中間転写体 210 感光ドラム(像担持体) 211 感光ドラム(像担持体) 212 感光ドラム(像担持体) 213 感光ドラム(像担持体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DE07 DE10 EC03 EC14 ED24 FA28 FB07 HA02 HA03 HA10 HB09 HB17 2H030 AA01 AD12 AD16 BB02 BB42 BB46 BB56 2H200 FA16 GA24 GA34 GA44 GB25 HB13 JA02 JB06 JB50 JC05 JC20 PB16 PB24 PB26

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、転写材を搬送する転写材搬
    送体とを有し、前記像担持体に形成された画像を前記転
    写材搬送体により搬送された転写材に転写して画像を形
    成する画像形成装置において、 前記転写材搬送体の表面画像を読み取る画像読み取り手
    段と、 前記画像読み取り手段により読み取った前記転写材搬送
    体の表面画像から該転写材搬送体の画像特徴を検出する
    検出手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像読み取り手段が読み取った前記
    転写材搬送体の表面画像を一定周期でサンプリングする
    サンプリング手段を有し、検出手段は前記サンプリング
    で得た表面画像から前記転写材搬送体の画像特徴を検出
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像読み取り手段は、前記転写材搬
    送体の表面画像を検知する画像検知部材と、前記転写材
    搬送体の表面に光を照射させる照明部材と、前記転写材
    搬送体の表面画像を前記画像検知部材へ結像させる結像
    レンズとを有することを特徴とする請求項1または2に
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像読み取り手段の画像検知部材
    は、2次元に配置された所定エリアの画像情報を検知す
    るエリアセンサであることを特徴とする請求項1ないし
    3何れかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像読み取り手段は、前記画像検知
    部材としての複数の画素を備えたCCDセンサまたはC
    MOSセンサと、前記CCDセンサまたは前記CMOS
    センサからのアナログ信号をディジタル信号へ変換する
    A/D変換回路とを有することを特徴とする請求項1な
    いし4何れかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、前記画像読み取り手段
    から得られた前記転写材搬送体の表面画像をサンプリン
    グした結果に対して画像処理を行う画像処理部を有する
    ことを特徴とする請求項2ないし5何れかに記載の画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段の画像処理部は、前記画像
    読み取り手段から得られた前記転写材搬送体の表面画像
    をフィルタ処理するフィルタ演算部を含むことを特徴と
    する請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像読み取り手段は、色ずれ検知セ
    ンサ、濃度検知センサ、位相ずれ検知センサの何れかも
    しくはそれらの複数と兼用であることを特徴とする請求
    項1ないし7何れかに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記転写材搬送体の画像特徴は、該転写
    材搬送体の表面に発生した傷に起因したものであること
    を特徴とする請求項1ないし8何れかに記載の画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 前記転写材搬送体の画像特徴は、該転
    写材搬送体に巻き付いた転写材に起因したものであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし8何れかに記載の画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 前記転写材搬送体の画像特徴は、該転
    写材搬送体の寿命に起因したものであることを特徴とす
    る請求項1ないし8何れかに記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 像担持体と、前記像担持体から転写さ
    れた一次転写像を搬送する中間転写体とを有し、前記像
    担持体に形成された画像を前記中間転写体により搬送し
    転写材に転写して画像を形成する画像形成装置におい
    て、 前記中間転写体の表面画像を読み取る画像読み取り手段
    と、 前記画像読み取り手段により読み取った前記中間転写体
    の表面画像から該中間転写体の画像特徴を検出する検出
    手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記画像読み取り手段が読み取った前
    記中間転写体の表面画像を一定周期でサンプリングする
    サンプリング手段を有し、検出手段は前記サンプリング
    で得た表面画像から前記中間転写体の画像特徴を検出す
    ることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記画像読み取り手段は、前記中間転
    写体の表面画像を検知する画像検知部材と、前記中間転
    写体の表面に光を照射させる照明部材と、前記中間転写
    体の表面画像を前記画像検知部材へ結像させる結像レン
    ズとを有することを特徴とする請求項12または13に
    記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記画像読み取り手段の画像検知部材
    は、2次元に配置された所定エリアの画像情報を検知す
    るエリアセンサであることを特徴とする請求項12ない
    し14何れかに記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記画像読み取り手段は、前記画像検
    知部材としての複数の画素を備えたCCDセンサまたは
    CMOSセンサと、前記CCDセンサまたは前記CMO
    Sセンサからのアナログ信号をディジタル信号へ変換す
    るA/D変換回路とを有することを特徴とする請求項1
    2ないし15何れかに記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記検出手段は、前記画像読み取り手
    段から得られた前記中間転写体の表面画像をサンプリン
    グした結果に対して画像処理を行う画像処理部を有する
    ことを特徴とする請求項13ないし16何れかに記載の
    画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記検出手段の画像処理部は、前記画
    像読み取り手段から得られた前記中間転写体の表面画像
    をフィルタ処理するフィルタ演算部を含むことを特徴と
    する請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記画像読み取り手段は、色ずれ検知
    センサ、濃度検知センサ、位相ずれ検知センサの何れか
    もしくはそれらの複数と兼用であることを特徴とする請
    求項12ないし18何れかに記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記中間転写体の画像特徴は、該中間
    転写体の表面に発生した傷に起因したものであることを
    特徴とする請求項12ないし19何れかに記載の画像形
    成装置。
  21. 【請求項21】 前記中間転写体の画像特徴は、該中間
    転写体に巻き付いた転写材に起因したものであることを
    特徴とする請求項12ないし19何れかに記載の画像形
    成装置。
  22. 【請求項22】 前記中間転写体の画像特徴は、該中間
    転写体の寿命に起因したものであることを特徴とする請
    求項12ないし19何れかに記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記画像特徴の原因としての傷を検出
    した場合、その傷の大きさ、形状、位置、画像濃淡を分
    析し、傷を発生させた原因を特定することを特徴とする
    請求項9または20に記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記傷を発生させた原因を特定するた
    めの手段として、発生原因ごとの傷の大きさ、形状、位
    置、画像濃淡の分類情報をあらかじめ記憶しておくこと
    を特徴とする請求項23に記載の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 像担持体と、転写材を搬送する転写材
    搬送体とを有し、前記像担持体に形成された画像を前記
    転写材搬送体により搬送された転写材に転写して画像を
    形成する画像形成装置の制御方法において、前記転写材
    搬送体の表面画像を読み取り、読み取った表面画像から
    該転写材搬送体の画像特徴を検出するようにしたことを
    特徴とする画像形成装置の制御方法。
  26. 【請求項26】 前記読み取った転写材搬送体の表面画
    像を一定周期でサンプリングし、該サンプリングで得た
    表面画像から前記転写材搬送体の画像特徴を検出するよ
    うにしたことを特徴とする請求項25に記載の画像形成
    装置の制御方法。
  27. 【請求項27】 前記転写材搬送体の表面画像をサンプ
    リングした結果に対して画像処理を行うことにより該転
    写体搬送体の画像特徴を検出するようにしたことを特徴
    とする請求項26に記載の画像形成装置の制御方法。
  28. 【請求項28】 前記転写材搬送体の画像特徴は、該転
    写材搬送体の表面に発生した傷に起因したものであるこ
    とを特徴とする請求項25ないし27何れかに記載の画
    像形成装置の制御方法。
  29. 【請求項29】 前記転写材搬送体の画像特徴は、該転
    写材搬送体に巻き付いた転写材に起因したものであるこ
    とを特徴とする請求項25ないし27何れかに記載の画
    像形成装置の制御方法。
  30. 【請求項30】 前記転写材搬送体の画像特徴は、該転
    写材搬送体の寿命に起因したものであることを特徴とす
    る請求項25ないし27何れかに記載の画像形成装置の
    制御方法。
  31. 【請求項31】 像担持体と、前記像担持体から転写さ
    れた一次転写像を搬送する中間転写体とを有し、前記像
    担持体に形成された画像を前記中間転写体により搬送し
    転写材に転写して画像を形成する画像形成装置の制御方
    法において、前記中間転写体の表面画像を読み取る画像
    読み取り、読み取った表面画像から該中間転写体の画像
    特徴を検出するようにしたことを特徴とする画像形成装
    置の制御方法。
  32. 【請求項32】 前記読み取った中間転写体の表面画像
    を一定周期でサンプリングし、該サンプリングで得た表
    面画像から前記中間転写体の画像特徴を検出するように
    したことを特徴とする請求項31に記載の画像形成装置
    の制御方法。
  33. 【請求項33】 前記中間転写体の表面画像をサンプリ
    ングした結果に対して画像処理を行うことにより該中間
    転写体の画像特徴を検出するようにしたことを特徴とす
    る請求項32に記載の画像形成装置の制御方法。
  34. 【請求項34】 前記中間転写体の画像特徴は、該中間
    転写体の表面に発生した傷に起因したものであることを
    特徴とする請求項31ないし33何れかに記載の画像形
    成装置の制御方法。
  35. 【請求項35】 前記中間転写体の画像特徴は、該中間
    転写体に巻き付いた転写材に起因したものであることを
    特徴とする請求項31ないし33何れかに記載の画像形
    成装置の制御方法。
  36. 【請求項36】 前記中間転写体の画像特徴は、該中間
    転写体の寿命に起因したものであることを特徴とする請
    求項31ないし33何れかに記載の画像形成装置の制御
    方法。
  37. 【請求項37】 前記画像特徴の原因としての傷を検出
    した場合、その傷の大きさ、形状、位置、画像濃淡を分
    析し、傷を発生させた原因を特定するようにしたことを
    特徴とする請求項28または34に記載の画像形成装置
    の制御方法。
  38. 【請求項38】 前記傷を発生させた発生原因ごとの傷
    の大きさ、形状、位置、画像濃淡の分類情報をあらかじ
    め記憶しておくようにしたことを特徴とする請求項37
    に記載の画像形成装置の制御方法。
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