JP2003097765A - 配管部材及び配線案内部材 - Google Patents

配管部材及び配線案内部材

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JP2003097765A JP2001289159A JP2001289159A JP2003097765A JP 2003097765 A JP2003097765 A JP 2003097765A JP 2001289159 A JP2001289159 A JP 2001289159A JP 2001289159 A JP2001289159 A JP 2001289159A JP 2003097765 A JP2003097765 A JP 2003097765A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基礎や外壁に穴を設けることなく屋外の機器
と屋内の機器又は器具とを接続すること、建物の外観上
の美観を保つこと、接続作業を簡略化すること、等が可
能な配管部材を提供する。 【解決手段】 屋外の給湯器7と屋内の機器又は器具と
の間で流体を流通させる為の配管系の配管部材5は、建
物の基礎1と建物の土台2との間に配設される本体部材
10と、この本体部材10に一体的に設けられ複数の流
体通路30〜34を構成する管部材11〜15とを備え
ているので、基礎1や外壁に穴を設けることなく、給湯
器7と屋内の機器又は器具とを接続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、配管部材及び配
線案内部材に関し、特に、基礎と土台との間に配設され
て建物の外部の機器と建物の内側の機器又は器具とを配
管や電線で接続可能なものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、給湯器等の建物の外部(屋外)
の機器と、暖房器具等の建物の内側(屋内)の機器又は
器具との間で、湯、水等の流体を流通させるために、屋
外の機器と屋内の機器等は複数の配管で接続される。ま
た、屋外の機器は、電線により屋内の電源等と接続され
る。屋外の機器と屋内の機器又は器具とを配管や電線で
接続するためには、建物の基礎もしくは外壁に複数の挿
通孔を設け、これらの穴に夫々配管や電線を挿通して行
うのが一般的である。
【0003】一方、近年、建物の基礎において、基礎コ
ンクリートと土台との間に、高強度プラスチックもしく
は硬質ゴム製のプレート状の複数のパッキンを所定間隔
を空けて挟み込み、これら複数のパッキンにより基礎と
土台との間に複数個所の隙間(厚さ約20〜30mm)
を確保するように構成された構造も採用されつつある。
このような構造では、前記の複数の隙間を利用して床下
の換気を促進することができ、基礎の一部を切り欠いた
りして換気孔を設ける必要がないため、基礎の一部に応
力が集中することもなく、基礎の強度が不足することが
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 前記のように建物の
基礎を構成した場合には、基礎と土台との間にパッキン
を配設することで、基礎に応力集中を生じさせることな
く床下の換気を促進することができるが、屋外の機器と
屋内の機器又は器具とを配管や電線で接続するために、
基礎に配管や電線を挿通する為の挿通孔を設けてしまう
と、結局はこの挿通孔の部分に応力集中が生じることに
なり、基礎の強度が不足する虞がある。
【0005】また、外壁に挿通孔を設けた場合には、こ
の挿通孔から外壁内部に湿気が侵入する虞もあり、この
湿気は、特に、木造建築物において柱の耐久性を低下さ
せるなどの悪影響を及ぼす。また、外壁に挿通孔を設け
ることにより建物の外観上の美観も損なわれる。さら
に、基礎や外壁に挿通孔を設ける作業や、外壁に挿通孔
を設けた場合のシール作業に手間がかかり、配管や配線
の施工期間が長くなって施工コスト的に不利である。本
発明の目的は、基礎や外壁に穴を設けることなく屋外の
機器と屋内の機器又は器具とを配管や電線で接続するこ
と、建物の外観上の美観を保つこと、配管作業や配線作
業を簡略化すること、等が可能な配管部材及び配線案内
部材を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 請求項1の配管部材
は、建物の外部の機器と建物の内側の機器又は器具との
間で流体を流通させる為の配管系の配管部材であって、
前記建物の基礎と建物の土台との間に配設される本体部
材と、この本体部材に設けられた1又は複数の流体通路
とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】建物の基礎と土台との間には複数の高強度
プラスチックもしくは硬質ゴムなどで構成された複数の
パッキンが所定の間隔を空けて挟み込まれ、これらのパ
ッキンにより、基礎と土台の間には床下換気用の隙間が
形成されている。本体部材は、パッキンと同じく高強度
プラスチックもしくは硬質ゴムなどで構成されてパッキ
ンとほぼ同じ厚さを有するものであり、この本体部材
は、前記の複数の隙間の何れか1つに配設される。本体
部材には、1又は複数の流体通路が設けられており、こ
れら流体通路には、水、湯等の液体、天然ガス等の気体
など、種々の流体を流通させることが可能である。これ
ら流体通路を介して屋外の機器と屋内の機器又は器具と
の間で流体を流通させることができるため、基礎もしく
は外壁に配管挿通用の穴を設けることなく、屋外の機器
と屋内の機器又は器具とを配管で接続することができ
る。
【0008】請求項2の配管部材は、請求項1の発明に
おいて、前記流体通路は、本体部材に貫通状に一体的に
組み込まれた管部材でもって構成されたことを特徴とす
るものである。従って、本体部材に組み込まれた1又は
複数の管部材を介して、屋外の機器と屋内の機器又は器
具との間で流体を流通させることができる。請求項3の
配管部材は、請求項1の発明において、前記流体通路
は、本体部材に形成した配管挿通孔に貫通させた管部材
でもって構成されたことを特徴とするものである。従っ
て、本体部材の配管挿通孔を貫通する1又は複数の配管
部材を介して、屋外の機器と屋内の機器又は器具との間
で流体を流通させることができる。
【0009】請求項4の配管部材は、請求項1の発明に
おいて、前記流体通路は、本体部材自体に形成した流体
通路孔でもって形成されたことを特徴とするものであ
る。従って、本体部材自体に形成された1又は複数の流
体通路孔を介して屋外の機器と屋内の機器又は器具との
間で流体を流通させることができる。請求項5の配管部
材は、請求項2の発明において、前記管部材の少なくと
も外側端部には、管継手又は管継手接続部が設けられて
いることを特徴とするものである。従って、管継手又は
管継手接続部により屋外の機器と管部材とを配管で容易
に接続することができる。
【0010】請求項6の配管部材は、請求項4の発明に
おいて、前記流体通路孔の少なくとも外側端部には、管
継手又は管継手接続部が設けられていることを特徴とす
るものである。従って、管継手又は管継手接続部により
屋外の機器と流体通路孔とを配管で容易に接続すること
ができる。請求項7の配管部材は、請求項1〜6の何れ
かの発明において、前記本体部材は、1又は複数の電線
を配線する為の電線通路を有することを特徴とするもの
である。従って、電線を電線通路に配線して、基礎もし
くは外壁に電線挿通用の穴を設けることなく、屋外の機
器と屋内の機器又は器具を接続することができる。
【0011】請求項8の配管部材は、請求項1〜7の何
れかの発明において、前記本体部材は、建物の屋外に臨
むように配設したコンセントを有することを特徴とする
ものである。従って、このコンセントに屋外の機器を接
続して屋外の機器に電力を供給することができる。請求
項9の配管部材は、請求項1〜4の何れかの発明におい
て、前記流体通路は、本体部材内部で分岐する分岐流体
通路に構成されたことを特徴とするものである。従っ
て、本体部材内部にヘッダーを形成して、流体を本体部
材内部で合流もしくは分流させることができる。
【0012】請求項10の配管部材は、請求項1〜4の
何れかの発明において、前記流体通路は、本体部材内部
で偏平な断面形状に形成されたことを特徴とするもので
ある。従って、本体部材の厚さが比較的薄い場合でも、
本体部材内部で十分な流路面積を確保でき、流動抵抗を
小さくすることができる。請求項11の配管部材は、請
求項1〜10の何れかの発明において、前記本体部材に
は、前記屋外の機器を支持する為のブラケットが設けら
れたことを特徴とするものである。従って、屋外の機器
をこのブラケットに取り付けることができるため、機器
を外壁に取り付ける必要がない。
【0013】請求項12の配管部材は、請求項1〜10
の何れかの発明において、前記本体部材と密着状に前記
基礎と土台間に配設される金属製のベース板部材であっ
て、前記屋外の機器を支持する為のブラケットを有する
ベース板部材を設けたことを特徴とするものである。こ
のベース板部材に異なる用途毎にユニット化した複数の
本体部材を、必要に応じて選択して配設すると共に、ベ
ース板部材に設けられたブラケットに屋外の機器を取り
付けることができる。
【0014】請求項13の配管部材は、請求項1〜12
の何れかの発明において、前記本体部材は、前記基礎と
土台間に取り外し可能に装着されることを特徴とするも
のである。従って、本体部材を交換したり、本体部材の
装着位置を変えて屋外の機器の設置場所を変更したりす
ることができる。
【0015】請求項14の配線案内部材は、建物の外部
の機器と建物の内側の機器又は器具との間で電線を配線
するのを案内する配線案内部材であって、前記建物の基
礎と建物の土台との間に配設される本体部材と、この本
体部材に設けられた1又は複数の電線通路とを備えたこ
とを特徴とするものである。請求項1の発明と同様に、
本体部材は基礎と土台の間に配設されており、この本体
部材に1又は複数の電線通路が設けられ、これら電線通
路に電線を挿通して、基礎や外壁に穴を設けることな
く、屋外の機器と屋内の機器又は器具との間で電線を配
線するのを案内することができる。
【0016】請求項15の配線案内部材は、請求項14
の発明において、前記配線案内部材は、建物の屋外に臨
むように配設したコンセントを有することを特徴とする
ものである。従って、このコンセントに屋外の機器を接
続して屋外の機器に電力を供給することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態について説
明する。本実施形態は、屋外の給湯器と、暖房機器、風
呂用給湯器具、台所や洗面台等の給湯器具等の屋内の機
器又は器具との間で流体を流通させる為の配管系の配管
部材に本発明を適用したものである。図1に示すよう
に、建物の基礎1と土台2との間には、高強度プラスチ
ック製で、厚さが20mm程度のプレート状のパッキン
3が適当な間隔を空けて複数個配設されている。これら
のパッキン3により、基礎と土台との間には複数の隙間
4が形成され、これら隙間4は建物の床下の換気を行う
為の換気口と同様の役割を果たす。従って、換気口を形
成するために基礎1に開口又は切欠部を設ける必要がな
く、基礎1に応力集中が生じないため、基礎1の強度が
不足することがない。
【0018】図2、図3に示すように、前記の複数の隙
間4の内の1つにおいて、屋外の給湯器7と暖房機器等
の屋内の機器又は器具との間で流体を流通させる為の配
管系の配管部材5が設けられる。この配管部材5は、プ
レート状の本体部材10を備え、この本体部材10はパ
ッキン3とほぼ同じ厚さを有し、本体部材10もパッキ
ン3と同様に高強度プラスチックで構成されている。基
礎1と土台2との間で、本体部材10は基礎1と土台2
とを連結するボルト6により固定されている。本体部材
10には、給湯器7を支持する支持部材8を取り付ける
為の後述のブラケット26が一体的に設けられている。
このブラケット26に支持部材8がボルト9により固定
され、支持部材8を介して給湯器7が本体部材10に取
り付けられる。
【0019】次に、配管部材5について説明する。図4
に示すように、配管部材5は、本体部材10と、この本
体部材10に貫通状に一体的に組み込まれた5本の管部
材11〜15とを備えている。本体部材10には2つの
ボルト穴20が上下に貫通状に形成され、これらボルト
穴20に前述のボルト6が挿通されて、本体部材10は
基礎1と土台2との間に固定的に配設される。本体部材
10の左右方向ほぼ中央部には、前方(屋外側)へ突出
する突出部21が形成され、この突出部21の内部には
管部材11の前側部分が配設されている。突出部21の
右側にも前方へ突出する突出部22が形成され、この突
出部22の内部には突出部22の下面から屋外に臨むコ
ンセント23が配設されている。このコンセント23に
給湯器7の電源コード(図示略)が接続され、給湯器7
に電力が供給される。
【0020】本体部材10において突出部22の右側に
は、本体部材10を前後に貫通して電線通路27を構成
する電線挿通孔24が形成され、この電線挿通孔24に
は、例えば、給湯器7に付属する機器に電源を供給した
りする為の電線25が挿通される。本体部材10の左右
両端側部分には、2つの金属製のL字形のブラケット2
6が夫々下向きに設けられ、これらブラケット26に
は、夫々2本のボルトにより支持部材8が固定される。
【0021】管部材11は、屋内の給湯器具に給湯する
為のものであり、管部材12,13は、給湯器7と屋内
の暖房機器との間で湯又は水を流通させる為のものであ
り、管部材14,15は、屋内の風呂用給湯器具との間
で湯又は水を流通させる為のものである。これら管部材
11〜15は、夫々金属で構成されている。管部材11
は、本体部材10の左右方向ほぼ中央部において、前後
に貫通状に配設され、管部材11の内部には流体通路3
0が形成されている。管部材11の前側部分は突出部2
1の内部において下方へ折れ曲がるように配設されてい
る。管部材11の前端部(外側端部)には、突出部21
の下面から下方へ突出した管継手11aが設けられてい
る。この管継手11aには、給湯器7と接続された給湯
配管(図示略)が螺合可能である。管部材11の後側部
分は本体部材10から後方へ突出し、管部材11の後端
部には、屋内の給湯器具と接続された配管(図示略)が
接続可能である。
【0022】管部材12,13は、本体部材10におい
て管部材11の左側で夫々前後に貫通状に配設され、管
部材12,13の内部には夫々流体通路31,32が形
成されている。管部材12,13の前側部分は夫々本体
部材10から前方へ突出し、管部材12,13の前端部
には下方へ折れ曲がるように形成された管継手12a,
13aが夫々設けられている。これら管継手12a,1
3aには、給湯器7と接続された暖房機器用の配管(図
示略)が夫々螺合可能である。管部材12,13の後側
部分は本体部材10から後方へ夫々突出し、管部材1
2,13の後端部には、屋内の暖房機器用の配管(図示
略)が夫々接続可能である。
【0023】管部材14,15は、本体部材10におい
て管部材13の左側に配設され、管部材14,15の内
部には夫々流体通路33,34が形成されている。管部
材14,15の前端部には下方へ折れ曲がるように形成
された管継手14a,15aが夫々設けられ、これら管
継手14a,15aには、給湯器と接続された風呂用の
配管(図示略)が夫々螺合可能である。管部材14,1
5の後端部には、屋内の風呂用の配管(図示略)が夫々
接続可能である。
【0024】次に、配管部材5の作用について説明す
る。図2に示すように、基礎1と土台2をボルト6で連
結する前に、本体部材10をボルト6に外嵌させ、その
後、図3に示すように、基礎1と土台2とをボルト6で
連結して本体部材10を基礎1と土台2との間に固定す
る。本体部材10を基礎1と土台2の間に固定した後、
ブラケット26に支持部材8をボルト9で固定し、給湯
器7を支持部材8に取付ける。
【0025】給湯器7の取付け後、屋外の給湯器7と、
屋内の給湯器具、暖房機器、風呂用給湯器具とを管部材
11〜15を介して夫々配管で接続する。同時に、給湯
器7の電源コードをコンセント23に接続して給湯器7
に電力を供給する。つまり、基礎1や建物の外壁に配管
や電線の挿通孔を設けることなく、配管部材5を介して
給湯器7と屋内の機器又は器具が接続される。
【0026】以上説明した配管部材5によれば、次のよ
うな効果が得られる。 1)本体部材10が基礎1と土台2の間に配設され、こ
の本体部材10に組み込まれた管部材11〜15を介し
て、屋外の給湯器7と屋内の種々の機器又は器具との間
で流体を流通させることができるため、建物の基礎1も
しくは外壁に配管挿通用の穴を設ける必要がない。従っ
て、基礎1に応力集中が生じず、基礎1の強度が不足す
ることがない。また、外壁に穴を設けないために、外観
上の美観を損なうこともないし、外壁内部に湿気が侵入
して柱の耐久性が低下することもない。さらに、基礎1
や外壁に挿通孔を設ける作業や、外壁に挿通孔を設けた
場合のシール作業が不要であるため、配管の施工期間を
短縮でき、施工コスト的に有利である。
【0027】2)本体部材10に流体通路30〜34を
構成する管部材11〜15が組み込まれているため、現
地での配管施工時には、本体部材10を基礎1と土台2
との間に配設して給湯器7と管部材11〜15、管部材
11〜15と屋内の機器や器具とを夫々配管で接続する
だけで、給湯器7と屋内の機器又は器具とを接続できる
ため、施工作業が容易になり、施工期間を短縮すること
ができる。 3)管部材11〜15の前端部には管継手11a〜15
aが設けられているため、給湯器7と管部材11〜15
を配管で容易に接続することができる。
【0028】4)本体部材10に、コンセント23、電
線挿通孔24を設けたので、給湯器7をコンセント23
と接続して給湯器7に電力を供給することができるし、
電線通路27を構成する電線挿通孔24に種々の電線2
5を挿通して、例えば、給湯器7に付属する機器に電源
を供給したりすることもできる。 5)本体部材10に、給湯器7を支持する為のブラケッ
ト26が設けられているので、給湯器7をこのブラケッ
ト26を介して本体部材10に取り付けることができ、
給湯器7を外壁に取り付ける必要がないため、給湯器7
の振動が建物に伝達しにくくなる。また、給湯器7を建
物の外壁に取り付ける際には、強度的に問題の生じる場
合もあるため、従来は内部に柱が通っている強度の高い
位置にしか取り付けることができなかったが、本実施形
態においては、給湯器7が取り付けられる本体部材10
の位置を自由に選択することができるため、給湯器7の
設置面での自由度が広がる。さらに、このブラケット2
6により給湯器7を取付けることで、給湯器7と本体部
材10との間の相対位置が決まるため、給湯器7と本体
部材10とを接続する配管として、同じサイズのものを
量産したり又は一括して発注することができ、配管資材
のコストを削減することができる。また更に、施工現場
での現物合わせの配管作成作業が不要となる。
【0029】次に、前記実施形態に種々の変更を加えた
変更形態について説明する。尚、前記実施形態と同じも
のについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略す
る。 1〕変更形態1・・・図5参照 図5に示すように、配管部材5Aの本体部材10Aにお
いて、基礎1と土台2とを連結するボルト6を挿通する
為のボルト穴20Aを、後方へ開放状且つ断面コの字状
に形成してもよい。本体部材10Aが基礎1と土台2の
間に配設されている状態では、ボルト穴20Aにボルト
6が挿通されているため、本体部材10Aは基礎1に対
して左右に移動することはないが、本体部材10Aを前
方へ移動させることはできる。従って、給湯器7の仕様
を変更したり、別の機器を追加したりして異なる種類の
本体部材10Aが必要になった場合に、本体部材10A
を取り外したり、別の本体部材10Aと交換することが
できる。
【0030】2〕変更形態2・・・図6参照 図6に示すように、配管部材5Bの本体部材10Bの左
右両端部に、2枚の金属製の連結板40を設け、これら
連結板40により本体部材5Bと土台2とを連結するよ
うに構成してもよい。もしくは、これら連結板40によ
り本体部材5Bと基礎1とを連結するように構成しても
よい。この場合、連結板40を取り外して本体部材5B
と基礎1又は本体部材5Bと土台2との連結を解除し
て、前記変更形態1と同様に本体部材5Bを取り外した
り、別の本体部材5Bと交換することができる。また、
この配管部材5Bにおいては、本体部材5Bを連結板4
0により基礎1又は土台2に固定するため、基礎1と土
台2とを連結するボルト6の位置に本体部材5Bを配設
する必要がなく、基礎1と土台2との間の任意の隙間4
に本体部材5Bを配設することができるため、配管部材
5B、さらには給湯器7の設置面での自由度が広がる。
【0031】3〕変更形態3・・・図7参照 図7に示すように、配管部材5Cの本体部材10C内部
に、本体部材10Cに一体的に組み込まれ本体部材10
C内部で複数(例えば3本)に分岐する分岐管部材41
により分岐流体通路42を構成してもよい。このように
分岐流体通路42を構成することで、本体部材10C内
部にヘッダーを形成することができる。この為、給湯ヘ
ッダー等を配管部材と別に設置する必要がなく、設置ス
ペース的に有利である。尚、分岐流体通路42は、屋外
側、屋内側何れの側の通路部分を分岐させてもよい。
【0032】4〕変更形態4・・・図8、図9参照 図8、図9に示すように、配管部材5Dの本体部材10
D内部に設けられた流体通路43を、本体部材10D内
部で偏平な断面形状に形成された偏平部44aを有する
管部材44で構成してもよい。偏平部44aの両端部と
偏平部44aの前後両側の継手44b,44cとは滑ら
かに一体的に接続されている。このように流体通路43
を構成することで、本体部材10Dの厚さが比較的薄
く、そのような本体部材10Dに相当流量の流体を流通
させる必要があるときでも、偏平部44aの内部で十分
な流路面積を確保できるため、流体通路43における流
動抵抗を小さくすることができる。また、本体部材10
Dの厚さよりも径の大きい配管を接続することもでき
る。尚、偏平部44aの前後何れかの端部を分岐させ
て、偏平部44aの内部をヘッダーとして利用すること
も可能である。
【0033】5〕変更形態5・・・図10参照 図10に示すように、配管部材5Eにおいて、基礎1と
土台2との間に金属製のベース板部材45を設け、例え
ば2種類の本体部材46,47をベース板部材45に密
着状に配設してもよい。ベース板部材45の左右両端部
の前側部分には、給湯器7を支持する為の2つのブラケ
ット48が設けられている。2種類の本体部材46,4
7は夫々異なる用途に供するものであり、右側の本体部
材46,47には、屋内の給湯器具に給湯する為の分岐
管部材49が組み込まれ、左側の本体部材47には、給
湯器7と屋内の暖房機器との間で流体を流通させる為の
管部材50が組み込まれている。
【0034】この配管部材5Eによれば、異なる用途毎
に種々の管部材が設けられてユニット化された本体部材
46,47を2種類以上準備し、取付ける機器又は器具
の種類に応じて必要な種類の本体部材46,47を選択
してベース板部材45に配設することができるため、本
体部材46,47の設計の自由度が広がる。また、ブラ
ケット48を介して給湯器7をベース板部材45に取り
付けることができるため、前記実施形態と同様の効果が
得られる。
【0035】また、図5の変更形態1と同様に本体部材
46,47のボルト穴を構成したり、図6の変更形態2
と同様に複数の連結板により本体部材46,47と基礎
1もしくは土台2とを連結したりして、本体部材46,
47を取り外し可能に構成することもできる。この場合
には、給湯器7の取り替えや、屋内の機器又は器具の追
加・変更に応じて、不要な本体部材46,47を取り外
したり、別の本体部材46,47に取り替えたりするこ
とが可能になる。
【0036】6〕変更形態6・・・図11参照 図11に示すように、配管部材5Fにおいて、本体部材
10Fには、例えば4つの配管挿通孔51が形成され、
これら配管挿通孔51に夫々貫通させた管部材52でも
って、本体部材10F内部に流体通路53を構成しても
よい。この配管部材10Fによれば、管部材52を介し
て給湯器7と屋内の機器又は器具との間で流体を流通さ
せることができる。また、本体部材10Fを基礎1と土
台2との間に配設してから、配管挿通孔51に管部材5
2を挿通して給湯器7と屋内の機器又は器具とを接続す
るので、配管の施工が容易になり、施工期間を短縮する
ことができる。
【0037】7〕変更形態7・・・図12参照 図12に示すように、配管部材5Gにおいて、本体部材
10G自体に、例えば4つの流体通路孔54が形成さ
れ、これら流体通路孔54により本体部材10G内部に
流体通路55を構成してもよい。4つの流体通路孔54
の前端部(外側端部)には夫々雌ネジ部54a(管継手
接続部)が形成され、4つの流体通路孔54の内、右側
の2つの流体通路孔54の雌ネジ部54aには、夫々下
方へ折れ曲がるように形成されたL字形の管継手56が
螺合されている。この配管部材1Gによれば、流体通路
孔54を介して給湯器7と屋内の機器又は器具との間で
流体を流通させることができ、これら流体通路孔54に
は管継手56又は管継手接続部54aが設けられている
ので、給湯器7と流体通路孔54とを配管で容易に接続
することができる。
【0038】8〕本体部材10を硬質ゴム、或いは金属
で構成してもよい。また、本体部材10の厚さは20m
m程度に限らず、基礎1と土台2の間に配設されるパッ
キン3の厚さ以下であれば種々の厚さのものを採用でき
る。例えば、図6の変更形態2のように、連結板40等
により本体部材10Bが基礎1に対して相対的にずれな
いように構成すれば、本体部材10Bの厚さをパッキン
3の厚さとほぼ等しくする必要はない。また、本体部材
10を2個のパッキン3の間の隙間4に配設することに
限定する必要はなく、本体部材自身をパッキン3の代用
として配設してもよい。
【0039】9〕前記実施形態においては、管部材11
〜15の前端部にのみ管継手11a〜15aが設けられ
ているが、勿論、管部材11〜15の後端部に管継手を
設けてもよい。 10〕ブラケット26と支持部材8との間に、合成ゴム
製の防震部材を設けることで、給湯器7の振動が建物に
伝達するのをさらに抑えることができる。 11〕屋外の機器には、空調機の室外機等、屋内の機器
又は器具との間で流体を流通させるものであれば種々の
機器を適用できる。
【0040】次に、本発明の別の実施の形態について説
明する。この別実施形態は、屋外で使用される機器と、
電源等の屋内に配設された機器又は器具との間で電線を
配線するのを案内する配線案内部材に本発明を適用した
一例である。図13に示すように、配線案内部材60
は、建物の基礎1と建物の土台2との間に配設される本
体部材61と、この本体部材61に設けられ電線通路6
3を構成する3つの電線挿通孔62とを備えている。前
記実施形態と同様に、本体部材61は、高強度プラスチ
ックで構成されたプレート状のものである。
【0041】本体部材61の右半部には、本体部材61
を前後に貫通する3つの電線挿通孔62が設けられ、こ
れら電線挿通孔62には、夫々屋外の機器と屋内の機器
又は器具とを接続する電線64が挿通されている。本体
部材61の左半部には、前方へ突出する突出部65が形
成され、この突出部65の内部には突出部65の下面か
ら屋外に臨むコンセント66が配設されている。このコ
ンセント66には、屋外の機器の電源コード(図示略)
が接続され、機器に電力が供給される。この配線案内部
材60によれば、屋外の機器と屋内の機器又は器具との
間で電線64を配線するために、基礎1や外壁2に電線
挿通用の穴を設ける必要がない。その他、前記実施形態
とほぼ同様の効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、本体部材が
建物の基礎と土台との間に配設され、この本体部材には
1又は複数の流体通路が設けられているので、流体通路
を介して屋外の機器と屋内の機器又は器具との間で流体
を流通させることができるため、建物の基礎もしくは外
壁に配管挿通用の穴を設ける必要がない。従って、基礎
に応力集中が生じず、基礎の強度が不足することがな
い。また、外壁に穴を設けないために外観上の美観を損
なわず、外壁内部に湿気が侵入することがなく、柱の耐
久性が低下することもない。さらに、基礎や外壁に挿通
孔を設けたり、外壁に挿通孔を設けた場合のシール作業
をする必要もないため、配管の施工期間を短縮でき、施
工コスト的に有利である。
【0043】請求項2の発明によれば、流体通路が本体
部材に貫通状に一体的に組み込まれた管部材でもって構
成されたので、これら管部材を介して屋外の機器と屋内
の機器又は器具との間で流体を流通させることができ
る。また、本体部材を基礎と土台との間に配設して屋外
の機器と管部材、管部材と屋内の機器又は器具とを夫々
接続するだけで、屋外の機器と屋内の機器又は器具とを
接続することができるので、施工作業が容易になり、施
工期間を短縮することができる。その他、請求項1と同
様の効果が得られる。
【0044】請求項3の発明によれば、流体通路が本体
部材に形成した配管挿通孔に貫通させた管部材でもって
構成されたので、これら管部材を介して屋外の機器と屋
内の機器又は器具との間で流体を流通させることができ
る。また、本体部材を基礎と土台との間に配設してか
ら、配管挿通孔に管部材を挿通して屋外の機器と屋内の
機器又は器具とを接続することができるので、配管の施
工が容易になり、施工期間を短縮することができる。そ
の他、請求項1と同様の効果が得られる。
【0045】請求項4の発明によれば、流体通路が本体
部材自体に形成した流体通路孔でもって形成されたの
で、これら流体通路孔を介して屋外の機器と屋内の機器
又は器具との間で流体を流通させることができる。その
他、請求項1と同様の効果が得られる。請求項5の発明
によれば、管部材の少なくとも外側端部に、管継手又は
管継手接続部が設けられているので、これら管継手又は
管継手接続部により屋外の機器と管部材とを配管で容易
に接続することができる。その他、請求項2と同様の効
果が得られる。
【0046】請求項6の発明によれば、流体通路孔の少
なくとも外側端部に、管継手又は管継手接続部が設けら
れているので、これら管継手又は管継手接続部により屋
外の機器と流体通路孔とを配管で容易に接続することが
できる。その他、請求項4と同様の効果が得られる。請
求項7の発明によれば、本体部材は、1又は複数の電線
を配線する為の電線通路を有するので、電線を電線通路
に配線して屋外の機器と屋内の機器又は器具とを接続す
ることができる。その他、請求項1〜6の何れかと同様
の効果が得られる。
【0047】請求項8の発明によれば、本体部材は、建
物の屋外の臨むように配設したコンセントを有するの
で、このコンセントに屋外の機器を接続して屋外の機器
に電力を供給することができる。その他、請求項1〜7
の何れかと同様の効果が得られる。請求項9の発明によ
れば、流体通路が、本体部材内部で分岐する分岐流体通
路に構成されたので、本体部材内部にヘッダーを形成し
て流体を本体部材内部で合流もしくは分流させることが
できる。また、ヘッダーを配管部材と別に設置する必要
もないため、設置スペース的に有利である。その他、請
求項1〜4の何れかと同様の効果が得られる。
【0048】請求項10の発明によれば、流体通路が、
本体部材内部で偏平な断面形状に形成されたので、本体
部材の厚さが比較的薄く、そのような本体部材に相当流
量の流体を流通させる必要があるときでも、偏平部にお
いて十分な流路面積を確保できるため、流体通路におけ
る流動抵抗を小さくすることができる。その他、請求項
1〜4の何れかと同様の効果が得られる。
【0049】請求項11の発明によれば、本体部材に、
屋外の機器を支持するためのブラケットが設けられたの
で、屋外の機器をこのブラケットに取り付けることがで
きるため、機器を外壁に取り付ける必要がなく、機器の
振動が建物に伝達しにくくなる。また、機器が取り付け
られる本体部材の位置を自由に選択することができるた
め、機器の設置面での自由度が広がる。さらに、このブ
ラケットにより機器を取付けることで、機器と本体部材
との間の相対位置が決まるため、機器と本体部材とを接
続する配管として同サイズのものを量産したり又は一括
して発注することができ、配管資材のコストを削減する
ことができる。その他、請求項1〜10の何れかと同様
の効果が得られる。
【0050】請求項12の発明によれば、本体部材と密
着状に基礎と土台間に配設される金属製のベース板部材
であって、屋外の機器を支持する為のブラケットを有す
るベース板部材を設けたので、このベース板部材に1又
は複数の本体部材を配設すると共に、ベース板部材に設
けられたブラケットに屋外の機器を取り付けることがで
きる。従って、異なる用途毎に種々の流体通路や管継
手、電線通路等が設けられてユニット化された複数の本
体部材を数種類準備し、取付けられる機器又は器具の種
類に応じてこれら本体部材を選択してベース板部材に配
設することができるため、本体部材の設計の自由度が広
がる。
【0051】また、屋外の機器をブラケットに取り付け
ることができるため、機器を外壁に取り付ける必要がな
く機器の振動が建物に伝達しにくくなる。また、機器が
取り付けられる本体部材の位置を自由に選択することが
できるため、機器の設置面での自由度が広がる。さら
に、このブラケットにより機器を取付けることで、機器
と本体部材との間の相対位置が決まるため、機器と本体
部材とを接続する配管として、同サイズのものを量産し
たり又は一括して発注することができ、配管資材のコス
トを削減することができる。その他、請求項1〜10の
何れかと同様の効果が得られる。
【0052】請求項13の発明によれば、本体部材は、
前記基礎と土台間に取り外し可能に装着されるので、取
付けられる機器又は器具の追加・変更に応じて本体部材
を交換したり、本体部材の装着位置を変えることにより
屋外の機器の設置場所を変更したりすることができる。
その他、請求項1〜12の何れかと同様の効果が得られ
る。
【0053】請求項14の発明によれば、本体部材が建
物の基礎と土台との間に配設され、この本体部材には1
又は複数の電線通路が設けられているので、これら電線
通路に電線を挿通して屋外の機器と屋内の機器又は器具
との間で電線を配線するのを案内することができるの
で、請求項1の発明とほぼ同様の効果が得られる。請求
項15の発明によれば、本体部材は、建物の屋外に臨む
ように配設したコンセントを有するので、このコンセン
トに屋外の機器を接続して屋外の機器に電力を供給する
ことができる。その他、請求項14と同様の効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る基礎と土台の斜視図で
ある。
【図2】配管部材と基礎と土台との関係(配管部材組付
け前)を示す説明図である。
【図3】配管部材と基礎と土台との関係(配管部材組付
け状態)を示す説明図である。
【図4】配管部材の斜視図である。
【図5】変更形態1の図4相当図である。
【図6】変更形態2の図4相当図である。
【図7】変更形態3の図4相当図である。
【図8】変更形態4の図4相当図である。
【図9】変更形態4の配管部材の縦断面図である。
【図10】変更形態5の配管部材の斜視図である。
【図11】変更形態6の図4相当図である。
【図12】変更形態7の図4相当図である。
【図13】別実施形態の図4相当図である。
【符号の説明】
1 基礎 2 土台 5,5A〜5G 配管部材 7 給湯器 10,10A〜10D,10F,10G,46,47,
61 本体部材 11〜15,50 管部材 11a〜15a 管継手 23,66 コンセント 27,63 電線通路 25,64 電線 26,48 ブラケット 30〜34,43,53,55 流体通路 42 分岐流体通路 45 ベース板部材 51 配管挿通孔 52 管部材 54 流体通路孔 60 配線案内部材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外部の機器と建物の内側の機器又
    は器具との間で流体を流通させる為の配管系の配管部材
    であって、 前記建物の基礎と建物の土台との間に配設される本体部
    材と、 この本体部材に設けられた1又は複数の流体通路と、を
    備えたことを特徴とする配管部材。
  2. 【請求項2】 前記流体通路は、本体部材に貫通状に一
    体的に組み込まれた管部材でもって構成されたことを特
    徴とする請求項1に記載の配管部材。
  3. 【請求項3】 前記流体通路は、本体部材に形成した配
    管挿通孔に貫通させた管部材でもって構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載の配管部材。
  4. 【請求項4】 前記流体通路は、本体部材自体に形成し
    た流体通路孔でもって形成されたことを特徴とする請求
    項1に記載の配管部材。
  5. 【請求項5】 前記管部材の少なくとも外側端部には、
    管継手又は管継手接続部が設けられていることを特徴と
    する請求項2に記載の配管部材。
  6. 【請求項6】 前記流体通路孔の少なくとも外側端部に
    は、管継手又は管継手接続部が設けられていることを特
    徴とする請求項4に記載の配管部材。
  7. 【請求項7】 前記本体部材は、1又は複数の電線を配
    線する為の電線通路を有することを特徴とする請求項1
    〜6の何れかに記載の配管部材。
  8. 【請求項8】 前記本体部材は、建物の屋外に臨むよう
    に配設したコンセントを有することを特徴とする請求項
    1〜7の何れかに記載の配管部材。
  9. 【請求項9】 前記流体通路は、本体部材内部で分岐す
    る分岐流体通路に構成されたことを特徴とする請求項1
    〜4に記載の配管部材。
  10. 【請求項10】 前記流体通路は、本体部材内部で偏平
    な断面形状に形成されたことを特徴とする請求項1〜4
    に記載の配管部材。
  11. 【請求項11】 前記本体部材には、前記屋外の機器を
    支持する為のブラケットが設けられたことを特徴とする
    請求項1〜10の何れかに記載の配管部材。
  12. 【請求項12】 前記本体部材と密着状に前記基礎と土
    台間に配設される金属製のベース板部材であって、前記
    屋外の機器を支持する為のブラケットを有するベース板
    部材を設けたことを特徴とする請求項1〜10の何れか
    に記載の配管部材。
  13. 【請求項13】 前記本体部材は、前記基礎と土台間に
    取り外し可能に装着されることを特徴とする請求項1〜
    12の何れかに記載の配管部材。
  14. 【請求項14】 建物の外部の機器と建物の内側の機器
    又は器具との間で電線を配線するのを案内する配線案内
    部材であって、 前記建物の基礎と建物の土台との間に配設される本体部
    材と、 この本体部材に設けられた1又は複数の電線通路と、 を備えたことを特徴とする配線案内部材。
  15. 【請求項15】 前記配線案内部材は、建物の屋外に臨
    むように配設したコンセントを有することを特徴とする
    請求項14に記載の配線案内部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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