JP2003097344A - 車両用電子制御装置 - Google Patents

車両用電子制御装置

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JP2003097344A JP2001295628A JP2001295628A JP2003097344A JP 2003097344 A JP2003097344 A JP 2003097344A JP 2001295628 A JP2001295628 A JP 2001295628A JP 2001295628 A JP2001295628 A JP 2001295628A JP 2003097344 A JP2003097344 A JP 2003097344A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な構成を用いつつ、良好なデータ通信を実
現すること。 【解決手段】エンジンECU10は、エンジン制御並び
に電子スロットル制御を実施する制御CPU11と、電
子スロットル制御の制御状態を監視する監視CPU12
とを備える。これらCPU11,12間ではクロック同
期通信により通信データが送受信される。制御CPU1
1及び監視CPU12のうち、送信側CPUでは、通信
データを加算してサムデータを算出し、更に通信データ
が全て0の時に0となることがないようサムサムデータ
からチェック用データを算出して該チェック用データを
通信データと共に受信側CPUに送信する。また、受信
側CPUでは、受信したチェック用データに基づき通信
データの異常を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用電子制御装
置においてCPU間通信のデータ異常を正しく検出する
ための改良技術である。
【0002】
【従来の技術】車載エンジンの制御を司る車両用電子制
御装置(エンジンECU)として、メイン及びサブの2
つのCPUを持つ構成が知られている。図4にその構成
を示す。図4に示すエンジンECU20において、メイ
ンCPU21は噴射制御及び点火制御を実施し、サブC
PU22はスロットル制御を実施する。また、メインC
PU21は、スロットル制御(サブCPU)に関する監
視制御として、サブCPU22から出力されるウオッチ
ドッグパルス(WDパルス)をモニタし、WDパルスの
周期性からサブCPU22の異常を検出する。サブCP
U22の異常時には、メインCPU21がサブCPU2
2をリセットするようにしている。
【0003】メインCPU21及びサブCPU22で
は、UART(Universal Asynchronous Receiver Tran
smitter )等の通信方式を用いて相互のデータを送受信
し、データを共有して協調制御を行っている。なお、W
D回路23は、メインCPU21から出力されるWDパ
ルスを監視してメインCPU21の異常を検出し、メイ
ンCPU21の異常時には当該メインCPU21をリセ
ットするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年では、C
PUの高機能・大容量化により、従来2つのCPUを使
用して実現してきたエンジン制御(噴射・点火制御)と
スロットル制御とを1つのCPUで構成し、エンジンE
CUのコストダウンを図ることが考えられる。このよう
な1CPU構成のエンジンECUでは、スロットル制御
の状態を監視するための監視CPUが別途必要になる。
この場合、監視CPUは監視専用であるため低機能(安
価)なものが採用される。また、監視CPUをより安価
なものにするために、CPU間通信もUART方式に代
えてCSI(Clocked Serial Interface)方式等の簡易
なものが採用される。CSI方式とは、セキュリティビ
ットやヘッダ等を認識する通信モジュールを用いること
なく、クロック同期でデータの送受信を行う通信方式で
ある。
【0005】一方、CPU間で送受信するデータの信頼
性を向上させるためには、通信データを加算して求めた
サムデータにより該通信データの異常が検出される。す
なわち、送信側CPUでは、その都度の通信データと共
にサムデータを受信側CPUに送信し、受信側CPUで
は、受信したサムデータと通信データより算出したサム
データとが一致するかどうかを判定する。そして、一致
した時のみ受信した通信データが正常である判断して当
該データを使用する。
【0006】ところが、前述したCSI方式の通信を採
用する場合、サムデータによる異常検出では、通信デー
タの異常が正しく検出できないことが考えられる。仮に
通信線がグランドショートした時、サムデータを含めて
全通信データが0となり、元々通信データが全て0であ
った場合(サムデータも0)を想定すると通信データの
異常が正しく検出できない。故に、データ通信の信頼性
が低下してしまう。
【0007】本発明は、上記問題に着目してなされたも
のであって、その目的とするところは、簡易な構成を用
いつつ、良好なデータ通信を実現することができる車両
用電子制御装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、送信側CPUにおいて、通信データが全て0の時に
0となることがないようサムデータからチェック用デー
タが算出され、該チェック用データが通信データと共に
受信側CPUに送信される。ここで前述の通り、仮に通
信データと共にサムデータを受信側CPUに送信する場
合、通信線がグランドショートするとそれらは共に0と
なり、元々通信データが全て0であった場合(サムデー
タも0)を想定すると通信データの異常が正しく検出で
きない。これに対し本発明では、通信データが全て0の
時に0となることがないようチェック用データが算出さ
れて通信データと共に送信されるため、通信線がグラン
ドショートし、通信データとチェック用データとが共に
0になる場合にも、受信側CPUにおいて通信データの
異常が正しく検出できる。その結果、簡易な構成を用い
つつ、良好なデータ通信を実現することができる。
【0009】請求項2に記載の発明では、送信側CPU
において、その都度の通信データより算出したサムデー
タに対して0以外の所定値を加算又は減算してチェック
用データが算出され、該チェック用データが通信データ
と共に受信側CPUに送信される。また、受信側CPU
において、受信した通信データよりサムデータ1が算出
され、通信データと共に受信したチェック用データに前
記所定値を加算してサムデータ2が算出される。そし
て、サムデータ1,2の比較により通信データの異常が
検出される。かかる場合、請求項1の発明と同様に、通
信データが全て0の時(すなわち、サムデータが0の
時)にもチェック用データは0とならない。そのため、
通信線がグランドショートし、通信データとチェック用
データとが共に0になる場合にも、受信側CPUにおい
て通信データの異常が正しく検出できる。すなわち、通
信線がグランドショートした時、サムデータ1,2が不
一致となり、通信データ異常の旨が検出される。その結
果、簡易な構成を用いつつ、良好なデータ通信を実現す
ることができる。
【0010】請求項3に記載の発明では、前記2つのC
PUは、一方がエンジン制御並びに電子スロットル制御
を実施する制御CPU、他方が電子スロットル制御の制
御状態を監視する監視CPUであり、制御監視のための
各種の通信データと、該通信データより算出したチェッ
ク用データとが制御CPU及び監視CPU間で送受信さ
れる。この場合、制御CPUと監視CPUとを有する車
両用電子制御装置において、監視CPUとして特定の通
信モジュールを持たなくても、適正なデータ通信が実現
できる。従って、監視CPU並びにその通信方式として
安価なものが適用でき、コスト低減を図ることができ
る。
【0011】また、請求項4に記載の発明では、送信側
CPUでは、多数の通信データのうち特定の重要データ
のみ、前記チェック用データを算出して受信側CPUに
送信する。この場合、送信側及び受信側の各CPUにお
いて処理負荷を軽減することができる。
【0012】また、請求項5に記載したように、サムデ
ータに対して加減算する前記所定値は、各ビットが0,
1を交互に並べて構成される値であると良い。例えば2
バイトデータの場合、0x5aa5,0xa55a等を
用いる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。図1は、本実施の形
態におけるエンジンECUの構成を示すブロック図であ
る。図1において、エンジンECU10は、エンジンの
噴射制御、点火制御、スロットル制御を実施するための
制御CPU11と、スロットル制御に関する監視制御を
実施するための監視CPU12と、制御CPU11の動
作を監視するためのWD回路13とを備える。制御CP
U11は、A/D変換器14を介してスロットル開度や
アクセル開度を入力する他に、エンジン回転数、吸気管
内圧力等々のエンジン運転情報を随時入力し、当該運転
情報に基づき図示しない燃料噴射弁、イグナイタ、スロ
ットルアクチュエータの駆動を制御する。なお、スロッ
トル開度やアクセル開度のA/D値は監視CPU12に
も入力される。
【0014】制御CPU11と監視CPU12との間の
通信は、いわゆるCSI(ClockedSerial Interface)
方式が採用されており、各CPU11,12の信号端子
Sout,Sinを通じてクロック同期通信でデータの
送受信が行われる。すなわち、制御CPU11から監視
CPU12に対して所定周期(例えば、2msec又は
4msec周期)の通信クロックが出力され、その通信
クロックに同期してCPU11,12間で各種データが
送受信される。この場合、監視CPU12としては、セ
キュリティビットやヘッダ等を認識する通通信モジュー
ルを持っておらず、簡易で且つ安価な構成が実現されて
いる。
【0015】制御CPU11から監視CPU12に対し
ては、スロットル開度、アクセル開度、フェイルセーフ
実施フラグ等のデータが送信される。監視CPU12
は、スロットル制御の監視処理として、A/D変換器1
4を通じて入力したスロットル開度やアクセル開度のデ
ータと、制御CPU11より受信した同じくスロットル
開度やアクセル開度のデータとを比較し、それらが一致
するかどうかによりスロットル制御状態の異常を検出す
る。そして、その監視結果を制御CPU11に対して返
信する。
【0016】制御CPU11は、監視CPU12での監
視結果に従い、スロットル制御の異常発生時には所定の
フェイルセーフ処理を実施する。フェイルセーフ処理と
して具体的には、車両の退避走行(リンプホーム)を実
現すべく、一部の気筒の燃料噴射を休止させる減筒制御
や点火時期の遅角制御等を実施する。
【0017】制御CPU11と監視CPU12との間で
データ送受信が行われる際、通信データの信頼性を向上
させるべく、各CPU11,12では通信データを加算
してサムデータが算出され、そのサムデータによる通信
データの異常検出が実施される。但し本実施の形態で
は、例えば制御CPU11から監視CPU12に送信さ
れるデータ(スロットル開度、アクセル開度、フェイル
セーフ実施フラグ等)のうち、スロットル開度及びアク
セル開度のデータを「重要データ」、それ以外のフェイ
ルセーフ実施フラグのデータ等を「非重要データ」とし
て取り扱う。この場合、重要データを送受信する場合の
み、サムデータによる通信データの異常検出を実施する
ようにしている。
【0018】また、制御CPU11は、WD回路13に
対して所定周期で反転するWDパルスを出力する。WD
回路13は、制御CPU11からのWDパルスが所定時
間以上反転しなかった場合に制御CPU11に対してリ
セット信号を出力する。
【0019】次に、制御CPU11と監視CPU12と
の間のCPU間通信の詳細を説明する。ここでは、制御
CPU11を送信側、監視CPU12を受信側とし、制
御CPU11から監視CPU12へ各種データが送信さ
れる場合を例に説明する。
【0020】図2は、CPU間通信のデータ送信処理を
示すフローチャートである。上記の如く制御CPU11
を送信側とする場合、本処理は、1パケットの送信時間
より短い時間毎(例えば、4msec毎)に制御CPU
11により実施される。
【0021】図2において、先ずステップ101では、
今回送信する1パケット分の通信データを確定する。具
体的には、所定の処理(LSB変換等)により制御用デ
ータを通信データに変換し、その通信データを送信用R
AMへ格納する。このとき、例えばスロットル開度、ア
クセル開度、フェイルセーフ実施フラグが通信データと
して確定される。
【0022】ステップ102では、1パケット分の通信
データのうち、重要データのみを加算してサムデータを
算出する。ここで、前述した通り重要データとは、例え
ばスロットル開度及びアクセル開度のデータであり、こ
れに対してサムデータが算出される。
【0023】その後、ステップ103では、前記算出し
たサムデータから所定値Kを減算し、その減算結果をチ
ェック用データとする。ここで、チェック用データは、
通信データが全て0の時(すなわち、サムデータが0の
時)に0とならないデータである。所定値Kは0以外の
値であれば良く、より具体的には、各ビットが0,1を
交互に並べて構成される値、例えば2バイトデータの場
合、0x5aa5,0xa55a等を用いる。但し、サ
ムデータと所定値Kとの減算値からチェック用データを
算出する構成に代えて、サムデータと所定値Kとの加算
値からチェック用データを算出する構成であっても良
い。
【0024】最後に、ステップ104では、確定した通
信データとチェック用データとを監視CPU12に送信
する。監視CPU12では、制御CPU11から受信し
た通信データが受信用RAMに順次格納される。
【0025】図3は、CPU間通信のデータ受信処理を
示すフローチャートである。上記の如く監視CPU12
を受信側とする場合、本処理は、1パケットの送信時間
より短い時間毎(例えば、4msec毎)に監視CPU
12により実施される。
【0026】図3において、先ずステップ201では、
1パケット分の通信データを全て受信したか否かを検出
する。1パケット分の通信データを受信していなければ
本処理を終了する。1パケット分のデータを受信してい
る場合はステップ202以降の処理を実施する。
【0027】ステップ202では、受信した1パケット
分の通信データについてサムデータを算出する(便宜
上、これをサムデータ1とする)。但し、サムデータ算
出の対象とするのは、前記図2のステップ102と同
様、1パケット分の通信データのうち重要データのみで
ある。また、ステップ203では、通信データに含まれ
るチェック用データからサムデータを算出する(便宜
上、これをサムデータ2とする)。すなわち、受信した
チェック用データに所定値K(例えば0x5aa5)を
加算してサムデータ2を算出する。この所定値Kは、前
記図2のステップ103で使った値と同じ値である。
【0028】その後、ステップ204では、前記算出し
たサムデータ1とサムデータ2とが一致するか否かを検
出する。サムデータ1とサムデータ2とが不一致の場合
は通信データに異常があると判断して本処理を終了す
る。サムデータ1とサムデータ2とが一致した場合は、
通信データを正常に受信したと判断してステップ205
に進み、通信データを更新する。このとき、通信データ
が受信用RAMから制御用RAMへ転送される。
【0029】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に示す効果が得られる。通信データが全て0の時に0と
なることがないようチェック用データを算出し、それを
用いて通信データの異常を検出するようにしたため、通
信線がグランドショートし、通信データとチェック用デ
ータとが共に0になる場合にも、受信側CPUにおいて
通信データの異常が正しく検出できる。その結果、簡易
な構成を用いつつ、良好なデータ通信を実現することが
できる。
【0030】監視CPU12として特定の通信モジュー
ルを持たなくても、適正なデータ通信が実現できる。従
って、監視CPU12並びにその通信方式として安価な
ものが適用でき、コスト低減を図ることができる。
【0031】また、送信側CPUでは、多数の通信デー
タのうち特定の重要データのみ、チェック用データを算
出して受信側CPUに送信する。この場合、送信側及び
受信側の各CPUにおいて処理負荷を軽減することがで
きる。
【0032】上記実施の形態では、制御CPU11から
監視CPU12へ通信データを送信する場合について説
明したが、逆に監視CPU12から制御CPU11へ通
信データを送信する場合にも本発明が適用できる。
【0033】また、上記実施の形態では、多数の通信デ
ータを重要データ/非重要データに分け、重要データの
みサムデータ算出等を実施したが、重要データ/非重要
データの区分を無くし、全ての通信データについてサム
データの算出等を実施する構成であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態におけるエンジンECUの構
成を示すブロック図。
【図2】CPU間通信のデータ送信処理を示すフローチ
ャート。
【図3】CPU間通信のデータ受信処理を示すフローチ
ャート。
【図4】従来技術におけるエンジンECUの構成を示す
ブロック図。
【符号の説明】
10…エンジンECU、11…制御CPU、12…監視
CPU。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 11/30 G06F 11/30 A 5K033 H04L 12/28 100 H04L 12/28 100A 200 200Z Fターム(参考) 3G084 BA05 BA13 BA16 DA26 DA27 DA29 EA04 EB03 EB06 EB22 EB24 EC05 FA10 FA11 FA33 3G301 HA01 JB07 JB08 JB09 JB10 LA01 LB01 LC10 NB13 NB20 NC01 NC07 PA07Z PA11Z PE01Z 5B001 AA14 AB01 AB03 AC01 AD05 AD06 AE02 5B042 GA11 GA12 GA39 GB08 GC11 JJ01 JJ03 5H223 AA10 CC08 DD03 EE04 FF08 5K033 BA06 CB03 CB15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2つのCPU間でクロック同期
    通信を行い、送信側及び受信側の各CPUで通信データ
    を加算して求めたサムデータを用いて該通信データの異
    常を検出する車両用電子制御装置において、 送信側CPUでは、通信データが全て0の時に0となる
    ことがないようサムサムデータからチェック用データを
    算出して該チェック用データを通信データと共に受信側
    CPUに送信し、受信側CPUでは、受信したチェック
    用データに基づき通信データの異常を検出することを特
    徴とする車両用電子制御装置。
  2. 【請求項2】少なくとも2つのCPU間でクロック同期
    通信を行い、送信側及び受信側の各CPUで通信データ
    を加算して求めたサムデータを用いて該通信データの異
    常を検出する車両用電子制御装置において、 送信側CPUでは、(1)その都度の通信データより算
    出したサムデータに対して0以外の所定値を加算又は減
    算してチェック用データを算出する処理、(2)チェッ
    ク用データを通信データと共に受信側CPUに送信する
    処理、を順次実施し、受信側CPUでは、(3)受信し
    た通信データよりサムデータ1を算出する処理、(4)
    通信データと共に受信したチェック用データに前記
    (1)の所定値を加算してサムデータ2を算出する処
    理、(5)サムデータ1,2の比較により通信データの
    異常を検出する処理、を順次実施することを特徴とする
    車両用電子制御装置。
  3. 【請求項3】前記2つのCPUは、一方がエンジン制御
    並びに電子スロットル制御を実施する制御CPU、他方
    が電子スロットル制御の制御状態を監視する監視CPU
    であり、制御監視のための各種の通信データと、該通信
    データより算出したチェック用データとを制御CPU及
    び監視CPU間で送受信する請求項1又は2記載の車両
    用電子制御装置。
  4. 【請求項4】送信側CPUでは、多数の通信データのう
    ち特定の重要データのみ、前記チェック用データを算出
    して受信側CPUに送信する請求項1乃至3の何れかに
    記載の車両用電子制御装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の車両用電子制御装置におい
    て、サムデータに対して加減算する前記所定値は、各ビ
    ットが0,1を交互に並べて構成される値である車両用
    電子制御装置。
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