JP2003096834A - 低深度埋設サドル分水栓 - Google Patents
低深度埋設サドル分水栓Info
- Publication number
- JP2003096834A JP2003096834A JP2001286522A JP2001286522A JP2003096834A JP 2003096834 A JP2003096834 A JP 2003096834A JP 2001286522 A JP2001286522 A JP 2001286522A JP 2001286522 A JP2001286522 A JP 2001286522A JP 2003096834 A JP2003096834 A JP 2003096834A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball valve
- saddle
- water
- insertion hole
- water distribution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Valve Housings (AREA)
- Taps Or Cocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来、サドル付分水栓の開閉弁の構成は、弁体
格納部の上部から球弁を挿入し弁体格納スペースの区画
と穿孔機挿入孔の構成にアダプターを用いているため、
サドルの上部にアダプターの分だけ座高の高い分水栓と
なり、浅層埋設の需要に応じられないうえ、土圧による
軸方向の力を受け易い問題があった。 【解決手段】球弁体５を球弁格納部底部の挿入孔46から
挿入し、サドルの上部包持体との螺合部11の内側に嵌入
される区画蓋43によって区画して、上部にアダプターを
設定する必要を無くするように構成した。
格納部の上部から球弁を挿入し弁体格納スペースの区画
と穿孔機挿入孔の構成にアダプターを用いているため、
サドルの上部にアダプターの分だけ座高の高い分水栓と
なり、浅層埋設の需要に応じられないうえ、土圧による
軸方向の力を受け易い問題があった。 【解決手段】球弁体５を球弁格納部底部の挿入孔46から
挿入し、サドルの上部包持体との螺合部11の内側に嵌入
される区画蓋43によって区画して、上部にアダプターを
設定する必要を無くするように構成した。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、配水管から特定配管へ
の分水の際に用いられるサドル分水栓で、埋設深度を浅
くする場合や土圧の影響、特に管軸方向の影響を受け易
い場合に用いることができるようにしたサドル付分水栓
に関するものである。 【０００２】 【発明が解決しようとする課題】従来、配水本管から給
水支管への分水は、配水管を挟着するサドルの上部に、
配水本管への穿孔機を挿入する穿孔機挿入孔とその孔壁
から水平方向に給水支管と接続する分水口及び開閉弁機
構が設けられたサドル付分水栓によっているが、開閉弁
の構成は弁体格納部の上部から球弁を挿入し、弁体格納
スペースの区画と穿孔機挿入孔の構成にアダプターを用
いてきた。 【０００３】そのため、サドルの上部にアダプターの分
だけ座高の高い分水機構が設定されることになり、埋設
深度が浅い場合には、土圧・輪圧の影響を受け易くなる
という問題がある。特に最近、埋設深度の規制が緩和さ
れたことから埋設作業が楽で維持管理の面でも有利であ
り、コスト的にも有利な浅層埋設に対する需要が高まっ
てきている。 【０００４】分水機構の座高が高いと浅層埋設の需要に
応じられないうえ、土圧による軸方向の力を受け易い問
題があると共に、分水機構の本体外郭と穿孔機挿入口と
の間に螺合結合によるアダプターが介在するため、穿孔
機挿入による穿孔作動時に穿孔機挿入口に掛かる回動荷
重によって共回りを生じたり、アダプターが破損したり
する問題がある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題に
対応しようとするものであり、配水管を挟着包持するサ
ドルの上部包持体の上部に、側部に給水配管との連結部
と球弁操作機構を構成し、上部に球弁を介して垂直方向
の穿孔機挿入孔、底部に球弁格納部への球弁体挿入孔を
設けた上部包持体との螺合部を有する分水機構を螺合設
定するように構成した。 【０００６】この構成により、球弁体は球弁格納部底部
の挿入孔から挿入され、サドルの上部包持体との螺合部
の内側に嵌入される区画蓋によって球弁体が安定収納さ
れ、上部にアダプターを設定する必要が無くなるので、
分水機構の座高が低くなり浅層埋設の需要に応じられ、
分水機構の本体外郭に一体的に穿孔機挿入口を設けるこ
とができて回動荷重に対する堅牢性が強化される。 【０００７】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。１は分水栓本体で、配水本管Ａから連結開口部41
を通じて給水支管に分水する分水機構を構成し、配水本
管Ａを挟着包持するサドルの上部包持体２と配水本管の
下側に挿し回わされ、上部包持体２と着合して配水本管
を挟着包持する下部包持体３とからなるサドル部に着合
されている。 【０００８】上部包持体２には、側部に給水支管との連
結開口部41と球弁操作機構42を構成し、上部に球弁５を
介して垂直方向の穿孔機挿入孔44、中央部に球弁５を操
作機構42と掛合して収容する球弁格納部45、下部は上部
包持体２とガスケット47によって接合する分水栓本体１
が螺合部11によって螺合され、包持体２の下端は下部包
持体３との締着機構21に構成されている。 【０００９】分水栓本体１の底部には、球弁格納部45へ
の球弁体挿入孔46が設けられ、球弁５を下方から格納部
45に挿入して、球弁５の一側に設けられる嵌合溝と球弁
操作機構42に挿通する操作杆４の先端とを嵌合させると
共に、区画蓋43によって区画閉鎖し球弁体５を格納部に
安定収納するようになっている。 【００１０】分水栓の取り付けは、下部包持体３を配水
本管の下側に挿し回わして、上部包持体２と着合して配
水本管を挟着包持して取り付け、連結開口部41に給水支
管を接続し、キャップ６をはずし球弁５を回動して上下
方向に穿孔機挿入孔44を通して上部から穿孔機を挿入し
て配水本管に通水孔７を穿孔する。 【００１１】配水本管に通水孔７を穿孔した後、球弁５
の回動操作を可能とする上部位置で穿孔機を留めて穿孔
された通水孔７からの水流を止めた状態で球弁５を回動
して穿孔機挿入孔44を閉鎖し、キャップ６を嵌めた後に
再び球弁５を回動して穿孔機挿入孔44を解放して分水を
完了するものである。 【００１２】本発明は以上のように構成したので、分水
栓本体１の底部挿入孔46から球弁５を格納部45に挿入
し、区画蓋43によって区画閉鎖すると共に、区画蓋43の
レンチ溝にガスケット47を嵌合して分水栓本体１を上部
包持体２と螺合部11によって螺合するだけで容易に組み
立てることができる。 【００１３】また、球弁５を底部挿入孔46から挿入する
ようにしたので、球弁５の挿入機構スペースが節約され
て穿孔機挿入孔44の長さを最小限に留めることができ、
座高が低く堅牢でもあるので浅層部での埋設にも適用で
きて作業面でも、管理面でも有利である。
の分水の際に用いられるサドル分水栓で、埋設深度を浅
くする場合や土圧の影響、特に管軸方向の影響を受け易
い場合に用いることができるようにしたサドル付分水栓
に関するものである。 【０００２】 【発明が解決しようとする課題】従来、配水本管から給
水支管への分水は、配水管を挟着するサドルの上部に、
配水本管への穿孔機を挿入する穿孔機挿入孔とその孔壁
から水平方向に給水支管と接続する分水口及び開閉弁機
構が設けられたサドル付分水栓によっているが、開閉弁
の構成は弁体格納部の上部から球弁を挿入し、弁体格納
スペースの区画と穿孔機挿入孔の構成にアダプターを用
いてきた。 【０００３】そのため、サドルの上部にアダプターの分
だけ座高の高い分水機構が設定されることになり、埋設
深度が浅い場合には、土圧・輪圧の影響を受け易くなる
という問題がある。特に最近、埋設深度の規制が緩和さ
れたことから埋設作業が楽で維持管理の面でも有利であ
り、コスト的にも有利な浅層埋設に対する需要が高まっ
てきている。 【０００４】分水機構の座高が高いと浅層埋設の需要に
応じられないうえ、土圧による軸方向の力を受け易い問
題があると共に、分水機構の本体外郭と穿孔機挿入口と
の間に螺合結合によるアダプターが介在するため、穿孔
機挿入による穿孔作動時に穿孔機挿入口に掛かる回動荷
重によって共回りを生じたり、アダプターが破損したり
する問題がある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題に
対応しようとするものであり、配水管を挟着包持するサ
ドルの上部包持体の上部に、側部に給水配管との連結部
と球弁操作機構を構成し、上部に球弁を介して垂直方向
の穿孔機挿入孔、底部に球弁格納部への球弁体挿入孔を
設けた上部包持体との螺合部を有する分水機構を螺合設
定するように構成した。 【０００６】この構成により、球弁体は球弁格納部底部
の挿入孔から挿入され、サドルの上部包持体との螺合部
の内側に嵌入される区画蓋によって球弁体が安定収納さ
れ、上部にアダプターを設定する必要が無くなるので、
分水機構の座高が低くなり浅層埋設の需要に応じられ、
分水機構の本体外郭に一体的に穿孔機挿入口を設けるこ
とができて回動荷重に対する堅牢性が強化される。 【０００７】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。１は分水栓本体で、配水本管Ａから連結開口部41
を通じて給水支管に分水する分水機構を構成し、配水本
管Ａを挟着包持するサドルの上部包持体２と配水本管の
下側に挿し回わされ、上部包持体２と着合して配水本管
を挟着包持する下部包持体３とからなるサドル部に着合
されている。 【０００８】上部包持体２には、側部に給水支管との連
結開口部41と球弁操作機構42を構成し、上部に球弁５を
介して垂直方向の穿孔機挿入孔44、中央部に球弁５を操
作機構42と掛合して収容する球弁格納部45、下部は上部
包持体２とガスケット47によって接合する分水栓本体１
が螺合部11によって螺合され、包持体２の下端は下部包
持体３との締着機構21に構成されている。 【０００９】分水栓本体１の底部には、球弁格納部45へ
の球弁体挿入孔46が設けられ、球弁５を下方から格納部
45に挿入して、球弁５の一側に設けられる嵌合溝と球弁
操作機構42に挿通する操作杆４の先端とを嵌合させると
共に、区画蓋43によって区画閉鎖し球弁体５を格納部に
安定収納するようになっている。 【００１０】分水栓の取り付けは、下部包持体３を配水
本管の下側に挿し回わして、上部包持体２と着合して配
水本管を挟着包持して取り付け、連結開口部41に給水支
管を接続し、キャップ６をはずし球弁５を回動して上下
方向に穿孔機挿入孔44を通して上部から穿孔機を挿入し
て配水本管に通水孔７を穿孔する。 【００１１】配水本管に通水孔７を穿孔した後、球弁５
の回動操作を可能とする上部位置で穿孔機を留めて穿孔
された通水孔７からの水流を止めた状態で球弁５を回動
して穿孔機挿入孔44を閉鎖し、キャップ６を嵌めた後に
再び球弁５を回動して穿孔機挿入孔44を解放して分水を
完了するものである。 【００１２】本発明は以上のように構成したので、分水
栓本体１の底部挿入孔46から球弁５を格納部45に挿入
し、区画蓋43によって区画閉鎖すると共に、区画蓋43の
レンチ溝にガスケット47を嵌合して分水栓本体１を上部
包持体２と螺合部11によって螺合するだけで容易に組み
立てることができる。 【００１３】また、球弁５を底部挿入孔46から挿入する
ようにしたので、球弁５の挿入機構スペースが節約され
て穿孔機挿入孔44の長さを最小限に留めることができ、
座高が低く堅牢でもあるので浅層部での埋設にも適用で
きて作業面でも、管理面でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施例を示す浅層埋設分水栓の要部
を切欠して断面とした正面図 【図２】 同じく、右側面図 【図３】 同じく、分水栓本体を組み付けた上部包持体
の平面図 【図４】 同じく、分水栓本体を組み付けた上部包持体
の底面図 【符号の説明】 １ 分水栓本体 11 分水栓と上部包持体との螺合部 ２ 上部包持体 21 上部包持体の締着機構 ３ 下部包持体 31 下部包持体の着合部 ４ 球弁操作杆 41 給水支管との連結開口部 42 球弁操作機構 43 区画蓋 44 穿孔機挿入孔 45 球弁格納部 46 球弁体挿入孔 47 ガスケット ５ 球弁 ６ キャップ ７ 穿孔される配水本管の通水孔 Ａ 配水本管
を切欠して断面とした正面図 【図２】 同じく、右側面図 【図３】 同じく、分水栓本体を組み付けた上部包持体
の平面図 【図４】 同じく、分水栓本体を組み付けた上部包持体
の底面図 【符号の説明】 １ 分水栓本体 11 分水栓と上部包持体との螺合部 ２ 上部包持体 21 上部包持体の締着機構 ３ 下部包持体 31 下部包持体の着合部 ４ 球弁操作杆 41 給水支管との連結開口部 42 球弁操作機構 43 区画蓋 44 穿孔機挿入孔 45 球弁格納部 46 球弁体挿入孔 47 ガスケット ５ 球弁 ６ キャップ ７ 穿孔される配水本管の通水孔 Ａ 配水本管
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】配水管を挟着包持するサドルの上部包持体
の上部に、側部に給水配管との連結部と球弁操作機構を
構成し、上部に球弁を介して垂直方向の穿孔機挿入孔、
底部に球弁格納部への球弁体挿入孔を設けた上部包持体
との螺合部を有する分水機構を螺合設定したことを特徴
とする低深度埋設サドル分水栓
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001286522A JP2003096834A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 低深度埋設サドル分水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001286522A JP2003096834A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 低深度埋設サドル分水栓 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003096834A true JP2003096834A (ja) | 2003-04-03 |
Family
ID=19109485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001286522A Pending JP2003096834A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 低深度埋設サドル分水栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003096834A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100986806B1 (ko) | 2010-05-20 | 2010-10-08 | 한희철 | 지수전 기능을 구비하는 새들 분기대 |
| CN110686112A (zh) * | 2019-10-18 | 2020-01-14 | 吴加成 | 一种便于拆装的管道闸阀 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10306895A (ja) * | 1997-05-06 | 1998-11-17 | Kitz Corp | サドル付き分水栓 |
| JPH11230461A (ja) * | 1998-02-20 | 1999-08-27 | Kubota Corp | 耐震性サドル分水栓 |
-
2001
- 2001-09-20 JP JP2001286522A patent/JP2003096834A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10306895A (ja) * | 1997-05-06 | 1998-11-17 | Kitz Corp | サドル付き分水栓 |
| JPH11230461A (ja) * | 1998-02-20 | 1999-08-27 | Kubota Corp | 耐震性サドル分水栓 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100986806B1 (ko) | 2010-05-20 | 2010-10-08 | 한희철 | 지수전 기능을 구비하는 새들 분기대 |
| CN110686112A (zh) * | 2019-10-18 | 2020-01-14 | 吴加成 | 一种便于拆装的管道闸阀 |
| CN110686112B (zh) * | 2019-10-18 | 2021-07-23 | 唐山伟德船用设备有限公司 | 一种便于拆装的管道闸阀 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080701 |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100401 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100630 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101021 |