JP2003096028A - 新規カーボネート化合物 - Google Patents

新規カーボネート化合物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、良好な加水分解安定性を有し、且
つ生分解性の高い非イオン性界面活性剤とすることので
きる新規なカーボネート化合物を提供することを目的と
する。 【解決手段】 本発明は、次式(1) 【化1】 (式中、R1は、炭素原子数4〜32の炭化水素基、A
はm価(但し、m≧3)の多価アルコール残基であり、
n=1〜〔m−1〕の数である。)で示される新規カー
ボネート化合物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生分解性の界面活
性剤あるいは帯電防止剤の有効成分として有用な新規カ
ーボネート化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、環境への残留が少ない非イオン性
界面活性剤として、例えば、グリセリン、ポリグリセリ
ン、ペンタエリスリット、ソルビタン、蔗糖、ポリアル
キレングリコール等の多価アルコールの脂肪酸エステル
が知られている。これらの非イオン性界面活性剤は高い
界面活性能を有するが、エステル基を含有するために加
水分解を受けやすく、含水系で使用する場合には徐々に
加水分解を受け、長期間の保存安定性に欠けるという欠
点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、良好な加水分解安定性を有し、且
つ生分解性の高い非イオン性界面活性剤とすることので
きる新規なカーボネート化合物を提供することにある。
また、そのような非イオン性界面活性剤を提供すること
にある。また、このような非イオン性界面活性剤を用い
た帯電防止剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記に鑑み
鋭意研究の結果本発明に到達した。即ち本発明は、次式
(1)
【化4】 (式中、R1は、炭素原子数4〜32の炭化水素基、A
はm価(但し、m≧3)の多価アルコール残基であり、
n=1〜〔m−1〕の数である。)で示される新規カー
ボネート化合物である。
【0005】また、本発明は、次式(1)
【化5】 (式中、R1は、炭素原子数4〜32の炭化水素基、A
はm価(但し、m≧3)の多価アルコール残基であり、
n=1〜〔m−1〕の数である。)で示される化合物
(1)からなる界面活性剤である。
【0006】また、本発明は、R1が、炭素原子数6〜
24の直鎖又は分岐鎖の、アルキル基若しくはアルケニ
ル基である上記の界面活性剤である。
【0007】また、本発明は、Aが次式(2)
【化6】 (式中、k=2〜12の数である。)で示されるポリグ
リセリンの残基である上記の界面活性剤である。
【0008】また、本発明は、上記の界面活性剤を必須
の成分とすることを特徴とする帯電防止剤である。
【0009】
【発明の実施の形態】上記式(1)で示される本発明の
新規なカーボネート化合物(以下化合物(1)という)
において、R1は、炭素原子数4〜32、好ましくは6
〜24の炭化水素基である。化合物(1)は界面活性剤
として有用であるが、特に、R1が炭素原子数6〜24
の直鎖又は分岐鎖の、アルキル基若しくはアルケニル基
であると、生分解性が高く好ましい界面活性剤あるい
は、好ましい帯電防止剤の有効成分となる。
【0010】このようなR1としては例えば、ヘキシル
基、2級ヘキシル基、ヘプチル基、2級ヘプチル基、オ
クチル基、2−エチルヘキシル基、2級オクチル基、ノ
ニル基、2級ノニル基、デシル基、2級デシル基、ウン
デシル基、2級ウンデシル基、ドデシル基、2級ドデシ
ル基、トリデシル基、イソトリデシル基、2級トリデシ
ル基、テトラデシル基、2級テトラデシル基、ヘキサデ
シル基、2級ヘキサデシル基、ステアリル基、イソステ
アリル基、エイコシル基、ドコシル基、テトラコシル
基、2−ブチルオクチル基、2−ブチルデシル基、2−
ヘキシルオクチル基、2−ヘキシルデシル基、2−オク
チルデシル基、2−ヘキシルドデシル基、2−オクチル
ドデシル基、2−デシルテトラデシル基、2−ドデシル
ヘキサデシル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテ
ニル基、ノネニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ド
デセニル基、テトラデセニル基、オレイル基等を挙げる
ことができる。
【0011】化合物(1)において、Aは、m価の多価
アルコール残基である。ここで、mは3以上、好ましく
は3〜16、さらに好ましくは3〜8である。Aとし
て、トリメチロールプロパン、エリスリトール、ペンタ
エリスリトール、ジトリメチロールプロパン、ソルビト
ール、マンニトール、ジペンタエリスリトール、コレス
テロール等を挙げることができ、また上記式(2)で示
されるグリセリン或いはポリグリセリンも挙げることが
できる。
【0012】これらの中でも、上記式(2)で示される
ポリグリセリンの残基であると、帯電防止剤の有効成分
として好ましい界面活性剤となり、より好ましくは上記
式(2)においてk=2〜6であることがよい。
【0013】本発明の化合物(1)は上記の通りn=1
〜〔m−1〕の数である。従って、Aの多価アルコール
残基には1個以上の水酸基が残存しているものである。
このことにより、本発明の化合物(1)は良好な界面活
性剤として機能しうるものである。
【0014】本発明の化合物(1)からなる界面活性剤
は、Aの多価アルコール残基中の水酸基の数及び上記R
1(疎水基として機能する)の種類(炭素原子数などに
起因する疎水性の大小)の選択によって種々の用途に使
用できる。例えば、保湿剤、乳化剤、分散剤、可溶化
剤、湿潤剤、浸透剤、展着剤、起泡剤、消泡剤、平滑
剤、防錆剤、帯電防止剤、摩擦調整剤等として、化粧
品、洗浄剤、洗剤、フィルムの結露防止剤、農薬乳化
剤、繊維油剤、塗料添加剤、合成樹脂添加剤、潤滑油添
加剤等に好適に使用できる。
【0015】このなかで特に、上記式(1)におけるR
1が炭素原子数6〜24の直鎖又は分岐鎖の、アルキル
基若しくはアルケニル基であると、生分解性が高く好ま
しい界面活性剤となる。
【0016】本発明の上記化合物(1)は、このような
優れた界面活性剤として広く使用できるが、特に、Aが
次式(2)
【化7】 (式中、k=2〜12の数である。)で示されるポリグ
リセリンの残基(好ましくはk=2〜6)であると、帯
電防止剤として特に有用であり、例えば、ポリカーボネ
ートなどの合成樹脂に添加した場合に良好な表面固有抵
抗値を与えるものである。
【0017】次に、本発明の化合物の製法について説明
する。本発明の化合物は、種々の公知の反応若しくはそ
れらの組合せにより得ることができるが、例えば、
(a)対応する塩化アルコキシカルボニルと多価アルコ
ールを反応させる方法、(b)対応するカーボネート化
合物と多価アルコールをエステル交換反応させる方法、
(c)対応するアルキルカーボネートアルカリ金属塩と
ハロゲン化アルキルを反応させる方法、(d)対応する
ホスゲンと多価アルコールを反応させる方法等を例示す
ることができ、この中でも、(a)又は(b)の方法に
よるのが工業化適性の点から好ましい。
【0018】これらの反応自体は公知であるので常法に
したがえばよいが、例えば、(a)の方法について具体
的に説明すると、次式(3)
【化8】 (式中、R1は上記式(1)におけるものと同義であ
る。)で示される塩化アルコキシカルボニル等を反応容
器に仕込み、溶媒兼塩素捕捉剤としてピリジン(溶媒と
してのTHF或いはジオキサンと、塩素捕捉剤としての
トリエタノールアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミ
ン等を併用してもよい)を加え、反応系を0℃〜40℃
として上記多価アルコールを徐々に加える。適度に熟成
させるなどして反応を完結させた後、ピリジン塩酸塩を
濾過して除き、濾過液を減圧下、60〜100℃程度で
残留するピリジンを除去すればよい。
【0019】ここで、本発明の化合物は上記の通り、多
価アルコール残基に最低1つの水酸基が残存しているも
のであり、塩化アルコキシカルボニルと多価アルコール
の割合は、得ようとする化合物にいくつの水酸基を残存
させるかによって、又、用いる多価アルコールの価数に
よって、適宜選択すればよい。但し、この種の反応はあ
る程度の分布を示すのが通常であるので、場合によって
は水酸基を含有しない化合物も副生する可能性がある
が、蒸留、クロマトグラフ等公知の手法によってこのよ
うな副生成物を除去することができる。また、界面活性
剤や帯電防止剤の用途によっては上記水酸基を含有しな
い副生成物が混合されていても支障のない場合があり、
このような場合はそのまま混合物として用いることもで
きる。
【0020】
【実施例】以下、実施例を挙げ更に本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 〔実施例1〕攪拌機、窒素導入管、温度計を備えた30
0mLの4つ口フラスコに、グリセリン9.2g(0.
1モル)及び、ピリジン80gを仕込み、氷浴中で攪拌
しながら2−エチルヘキシルクロロホルメート19.2
g(0.1モル)を1時間かけて徐々に滴下した。滴下
終了後、室温にて2時間攪拌して反応を完結させた。フ
ラスコ中のピリジン塩酸塩を濾過して除き、濾液を80
℃、1kPaにて1時間蒸留して残留ピリジンを除去
し、淡い黄色油状の生成物26.4gを得た。得られた
生成物をヘキサン/アセトン混合溶媒によるシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製して、1H−NMR分
析した結果、4.12ppm付近にカーボネートのα位
のメチレンのピーク、4.20ppm付近にカーボネー
トのもう一方のα位のメチレンピーク、3.31〜3.
38ppm付近グリセリン残基のメチン、メチレンのピ
ーク、1.65ppm付近にアルキルメチレン及びメチ
ンのピーク、0.89ppm付近にアルキルのω位メチ
ルのピークが検出されまた、元素分析の結果はC 5
8.24%、H 9.68%、O 32.02%であ
り、以下の構造の化合物
【化9】 を44.4重量%含有していた。その他にジエステル体
を含有していた。
【0021】〔実施例2〕実施例1と同様の要領にて、
表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生成物
を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下の通
りであった。 モノエステル体:27.6重量% ジエステル体 :34.5重量% トリエステル体:21.5重量%
【0022】〔実施例3〕実施例1と同様の要領にて、
表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生成物
を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下の通
りであった。 モノエステル体:40.9重量% ジエステル体 :19.5重量% トリエステル体:4.6重量%
【0023】〔実施例4〕実施例1と同様の要領にて、
表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生成物
を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下の通
りであった。 モノエステル体:37.0重量% ジエステル体 :30.0重量% トリエステル体:12.2重量%
【0024】〔実施例5〕実施例1と同様の要領にて、
表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生成物
を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下の通
りであった。 モノエステル体:40.0重量% ジエステル体 :18.2重量% トリエステル体:4.4重量%
【0025】〔実施例6〕実施例1と同様の要領にて、
表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生成物
を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下の通
りであった。 モノエステル体:37.3重量% ジエステル体 :28.0重量% トリエステル体:11.2重量%
【0026】〔実施例7〕実施例1と同様の要領にて、
表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生成物
を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下の通
りであった。 モノエステル体:29.4重量% ジエステル体 :32.6重量% トリエステル体:19.3重量%
【0027】〔実施例8〕実施例1と同様の要領にて、
表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生成物
を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下の通
りであった。 モノエステル体:38.6重量% ジエステル体 :19.3重量% トリエステル体:5.8重量%
【0028】〔実施例9〕実施例1と同様の要領にて、
表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生成物
を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下の通
りであった。 モノエステル体:26.9重量% ジエステル体 :29.9重量% トリエステル体:19.9重量%
【0029】〔実施例10〕実施例1と同様の要領に
て、表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生
成物を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下
の通りであった。 モノエステル体:12.4重量% ジエステル体 :23.3重量% トリエステル体:26.2重量%
【0030】〔実施例11〕実施例1と同様の要領に
て、表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生
成物を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下
の通りであった。 モノエステル体:40.2重量% ジエステル体 :20.1重量% トリエステル体:5.1重量%
【0031】〔実施例12〕実施例1と同様の要領に
て、表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生
成物を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下
の通りであった。 モノエステル体:39.9重量% ジエステル体 :18.5重量% トリエステル体:3.6重量%
【0032】〔実施例13〕実施例1と同様の要領に
て、表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生
成物を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下
の通りであった。 モノエステル体:38.8重量% ジエステル体 :20.5重量% トリエステル体:5.1重量%
【0033】〔実施例14〕実施例1と同様の要領に
て、表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生
成物を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下
の通りであった。 モノエステル体:36.3重量% ジエステル体 :18.1重量% トリエステル体: 4.9重量%
【0034】〔実施例15〕実施例1と同様の要領に
て、表1に示した原料を表1に示した割合で使用して生
成物を得た。得られた生成物の主成分とその割合は以下
の通りであった。 モノエステル体:37.0重量% ジエステル体 :16.5重量% トリエステル体: 6.3重量%
【0035】
【表1】 (a):式(2)中のkが平均3.2で、OHV=114
0のポリグリセリン(b) :式(2)中のkが平均4.5で、OHV=104
0のポリグリセリン(c) :式(2)中のkが平均8.9で、OHV=903
のポリグリセリン
【0036】〔実施例16〜30〕上記実施例1〜15
で得られた本発明の化合物を含有する生成物の0.1重
量%水溶液を作成し、その25℃における表面張力をウ
イルヘルミ法によって測定した。また、活性汚泥を使用
したOECD−301D法によって生分解性を試験し、
28日目の生分解率を求めた。結果を表2に示す。いず
れも良好な界面活性能及び生分解性を示した。
【0037】
【表2】
【0038】〔実施例31〜39、比較例1〜4〕上記
実施例2〜10で得られた本発明の化合物を含有する生
成物、及び比較のため下記比較品1〜4の各100重量
部を、担体であるシリカ粉(トクヤマ製、商品名:トク
シールNP)40重量部に含浸させて各種帯電防止剤を
得た。 比較品1:ポリエチレングリコール(分子量4000) 比較品2:ノニルフェノールサルフェートのエチレンオ
キサイド30モル付加物 比較品3:ビスフェノールAのエチレンオキサイド20
モル付加物 比較品4:グリセリンモノステアレート ビスフェノールA型ポリカーボネートとABS樹脂の割
合が8:2であるポリマーアロイ100重量部に、これ
らの帯電防止剤を5重量部配合し、押し出し機で280
℃、15rpmの条件でペレットを作成した。
【0039】このペレットを射出成形機を使用し、28
0℃の条件で、直径10cm、厚さ1mmの試験シート
を作成した。この試験シートを用いて、表面固有抵抗値
を下記条件にて測定し、帯電防止性を評価した。 測定装置:アドバンテスト社製デジタル超高抵抗計R8
340 測定温度:23℃ 測定湿度:60% 印加電圧:500V 印加時間:1分間
【0040】尚、測定は、成形加工後、温度23℃、湿
度60%の条件で24時間経過後の試験シート、及びこ
の1日後の試験シートを攪拌された40℃の水中に1時
間浸漬した後、水滴をガーゼで拭取った直後の試験シー
トの両者について表面固有抵抗値を測定した。結果を表
3に示す。本発明の帯電防止剤はいずれも良好な帯電防
止能を有し、水洗後であってもしの帯電防止能が劣化す
ることのない良好なものであった。
【0041】
【表3】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式(1) 【化1】 (式中、R1は、炭素原子数4〜32の炭化水素基、A
    はm価(但し、m≧3)の多価アルコール残基であり、
    n=1〜〔m−1〕の数である。)で示される新規カー
    ボネート化合物。
  2. 【請求項2】 次式(1) 【化2】 (式中、R1は、炭素原子数4〜32の炭化水素基、A
    はm価(但し、m≧3)の多価アルコール残基であり、
    n=1〜〔m−1〕の数である。)で示される化合物
    (1)からなる界面活性剤。
  3. 【請求項3】 R1が、炭素原子数6〜24の直鎖又は
    分岐鎖の、アルキル基若しくはアルケニル基である、請
    求項2に記載の界面活性剤。
  4. 【請求項4】 Aが次式(2) 【化3】 (式中、k=2〜12の数である。)で示されるポリグ
    リセリンの残基である請求項2又は請求項3に記載の界
    面活性剤。
  5. 【請求項5】 請求項2〜請求項4の何れか一項に記載
    の界面活性剤を必須の成分とすることを特徴とする帯電
    防止剤。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の界面活性剤を必須の成
    分とすることを特徴とする帯電防止剤。
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