JP2003095161A - サドル型シート構造 - Google Patents

サドル型シート構造

Info

Publication number
JP2003095161A
JP2003095161A JP2001292464A JP2001292464A JP2003095161A JP 2003095161 A JP2003095161 A JP 2003095161A JP 2001292464 A JP2001292464 A JP 2001292464A JP 2001292464 A JP2001292464 A JP 2001292464A JP 2003095161 A JP2003095161 A JP 2003095161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
bottom plate
frame
plate
clamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001292464A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4499322B2 (ja
Inventor
Susumu Dosaka
進 道坂
Yoshitaka Nukada
芳隆 額田
Kazunari Iguchi
一成 井口
Masushi Kugai
益史 陸井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001292464A priority Critical patent/JP4499322B2/ja
Publication of JP2003095161A publication Critical patent/JP2003095161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4499322B2 publication Critical patent/JP4499322B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/08Frames for saddles; Connections between saddle frames and seat pillars; Seat pillars

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 シート17の底板112の左右に底板1
12を前後で支えるシートフレーム114の左フレーム
部114a及び右フレーム部114bを渡し、これらの
左フレーム部114a及び右フレーム部114bをクラ
ンプ部材121でシートピラー117の上部に取付ける
とともに、クランプ部材121の上面で底板112を支
持可能にした。 【効果】 シートに作用する荷重を、底板におけるシー
トフレームの各端部を取付ける取付け部と、底板におけ
るクランプの上面とで十分に支えることができ、しか
も、シートポストに対してシートを移動可能にすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い荷重を十分に
支え、且つシートの移動を可能にしたサドル型シート構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】二輪車の様なシートポストでシート(又
はサドル)を支持するシート支持構造としては、例え
ば、実公昭63−3569号公報「自転車用サドルの
取付装置」、実用新案登録第2577747号公報
「一輪車サドルのシートポスト補強装置」に記載された
ものが知られている。なお、これらの公報について、以
下の説明で使用する符号は、各公報に記載されているも
のである。
【0003】上記の第2図及び第3図には、シートピ
ラー本体1に受け部材7及び押え部材16を取付け、こ
れらの受け部材7及び押え部材16で2本のサドル舟線
12,12を挟み込み、これらのサドル舟線12,12
のぞれぞれの前端及び後端にサドル11を取付けた自転
車用サドルの取付装置が記載されている。
【0004】上記の第1図には、サドル1の底面に設
けたサドルベース2の前部及び後部に線材を曲げた屈曲
サポート8,8を取付け、更にサドルベース2にシート
ポスト14の上端を取付け、このシートポスト14に屈
曲サポート8,8を固定金具15で取付けた構造が記載
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の技術では、サ
ドル11に作用する荷重をサドル舟線12,12のそれ
ぞれの前端及び後端で支えるため、例えば、サドル11
に大きな荷重が作用した場合に、サドル11が大きく撓
んで上記の荷重を十分に支えることができなくなるた
め、サドル11に必要な剛性を持たせていた。
【0006】また、上記の技術では、サドル1をシー
トポスト14に完全に固定した構造であるため、サドル
1を乗員が希望する位置に移動させすることができず、
乗員の乗り心地を損なう場合がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、サドル型シート
構造を改良することで、高い荷重を十分に支えることが
できるようにするとともに、シートの移動ができるよう
にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、サドル型シート構造において、シート底
板の左右にシート底板を前後で支えるシートフレームを
渡し、これら左右のシートフレームをクランプでシート
ピラーの上部に取付けるとともに、クランプの上面でシ
ート底板を支持可能にしたことを特徴とする。
【0009】シートに作用する荷重を、シート底板にお
けるシートフレームの各端部を取付ける取付け部と、シ
ート底板におけるクランプの上面とで十分に支えること
ができる。即ち、上記した荷重をシート底板で分散させ
て受けることができ、シート底板でより高荷重を受ける
ことができ、しかも、シートポストに対してシートを移
動可能にすることができる。
【0010】請求項2は、シート底板とクランプの上面
との間に隙間を設けておき、シートに作用する荷重でシ
ート底板がクランプに当たるようにしたことを特徴とす
る。る。
【0011】シート底板がクランプに当たるまではクッ
ション効果を与えることができ、シート底板がクランプ
に当たった後は、クランプでシートに作用する大きな荷
重を支えることができる。従って、乗り心地性及び耐荷
重性の両方を高めることができる。
【0012】請求項3は、クランプを、シートフレーム
を挟むフレームクランププレートと、シート底板を支持
するシートサポートプレートとから構成し、シートサポ
ートプレートにシート底板に当てるためのプレート側平
坦部を設けたことを特徴とする。
【0013】クランプを、フレームクランププレートと
シートサポートプレートとから構成したことで、フレー
ムクランププレート及びシートサポートプレートをそれ
ぞれ機能させるための適した形状に比較的容易な加工で
形成することができ、加工コストを低減することができ
る。また、シートサポートプレートにプレート側平坦部
を設けたことで、シートに作用する荷重をより広い面積
で効果的に受けることができる。
【0014】請求項4は、シート底板に、シートサポー
トプレートのプレート側平坦部に当てるための底板側平
坦部を設けたことを特徴とする。シート底板に底板側平
坦部を設けたことで、シートサポートプレートのプレー
ト側平坦部と協働して、シートに作用する荷重をより広
い面積でより一層効果的に受けることができる。また、
底板側平坦部に作用する面圧も極力小さくなる。
【0015】請求項5は、シートピラーを、シートピラ
ー本体と、このシートピラー本体の上部に円弧面で互い
に接触するとともにシートフレームを挟むシートフレー
ム挟持部とから構成することで、シートフレーム挟持部
をシートピラー本体に対して傾斜可能に取付けたことを
特徴とする。シートピラー本体とシートフレーム挟持部
とが円弧面で互いに接触するため、シート角度を無段階
に且つ容易に調整することができる。
【0016】請求項6は、シート底板に、前後方向に延
びる中空部を有するシートサポート部材を取付け、この
シートサポート部材の中空部に前後移動可能にガイド部
材を収納し、シートサポート部材の下部に形成する長穴
に通したボルトでガイド部材にシートポストを結合した
ことを特徴とする。
【0017】シート底板にシートサポート部材を直接取
付けたことで、シートサポート部材でシート底板を介し
てシートを確実に且つ十分に支えることができ、しかも
シートポストに対してシートを前後移動可能にすること
ができる。
【0018】請求項7は、シートサポート部材に、中空
部を形成するためにシート底板から突出した凸状部を形
成し、この凸状部に嵌まる溝部をシートピラーの上部に
形成したことを特徴とする。シートサポート部材の凸状
部に嵌まる溝部をシートピラーの上部に形成したこと
で、シートピラーにシートを取付ける際に、溝部に凸状
部を嵌めれば、シートの向きの調整や位置合せを容易に
行うことができ、組付け性を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るシート支持構造を採用
した自動二輪車の斜視図であり、自動二輪車10は、車
体前部にハンドル11及びこのハンドル11にて操舵す
るようにした前輪12を設け、この車体前部から車体後
部にかけてフロア状のステップ13を渡し、車体後部に
エンジン及び動力伝達機構からなるスイング式のパワー
ユニット14を配置し、このパワーユニット14の後部
に後輪15を取付け、また、パワーユニット14の上方
に、後述するトレー及びこのトレーに被せたセンタカバ
ー16(請求項1に記載したカバーである。)で上下に
偏平な偏平空間(不図示。後で詳述する。)を形成し、
この偏平空間に電装品等の部品を配置し、偏平空間の後
部にサドル型のシート17を配置し、更にこのシート1
7の後方に、荷物を載せて固定しておく小型のキャリア
18を配置した、全体としてスリム化を図った車両であ
る。
【0020】図2は本発明に係るシート支持構造を採用
した自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、車
体前部及びステップ13の下方に設けたL字状のフロン
トフレーム25及び車体後部に後上がりになるように設
けたリヤフレーム26からなる車体フレーム27と、フ
ロントフレーム25の前端部に設けたヘッドパイプ28
に回転可能に取付けたハンドル軸30と、このハンドル
軸30の下部に取付けたフロントフォーク31と、この
フロントフォーク31の下端に取付けた前輪12と、ハ
ンドル軸30の上部に取付けたハンドル11と、リアフ
レーム26の下部に取付けたパワーユニット14と、こ
のパワーユニット14の上方であってリヤフレーム26
に沿って取付けたトレー33と、このトレー33上に取
付けた電装品としてのコントロールユニット34及びバ
ッテリ35と、トレー33上方からステップ13上方に
亘って覆うセンタカバー16と、このセンタカバー16
の後端部位置の近傍のリヤフレーム26に取付けたシー
トポスト41と、このシートポスト41の上部に取付け
たシート17と、リヤフレーム26の後部に取付けたキ
ャリア18と、リヤフレーム26の後部及びパワーユニ
ット14の後部のそれぞれに渡したリヤクッションユニ
ット43とからなる。
【0021】ここで、51はヘッドランプ、52はフロ
ントウインカ(奥側のフロントウインカ52は不図
示)、53は前輪12の上方を覆うフロントフェンダ、
54はバックミラー、55はステップ13の下方に設け
た燃料タンク、56はテールランプ、57はリヤウイン
カ(奥側のリヤウインカ57は不図示)、58はキャブ
レタ、61はエアクリーナ、62は後輪15を覆うリヤ
フェンダ、63はスタンド、64は燃料タンク55のフ
ィラーキャップである。
【0022】パワーユニット14は、エンジン71と、
このエンジン71の動力を後輪15に伝達する動力伝達
機構72とからなり、動力伝達機構72は無段変速機を
含むものである。フロントフレーム25とリヤフレーム
26とは、エンジン71の両側方で一体的に結合した部
材である。
【0023】図3は本発明に係る自動二輪車の車体要部
を説明する第1斜視図であり、ステップ13及びリヤフ
レーム26の上方にセンタカバー16を配置し、パワー
ユニット14の前部の上方を覆ったことを示す。なお、
74は燃料タンク55(図2参照)のフィラーキャップ
64(図2参照)を覆うリッドとしてのフィラーキャッ
プカバー、75はパワーユニット14を始動するための
キックペダル、16a,16aは上記センタカバー16
の前端からフィラーキャップカバー74の両側方まで突
出させた延出部である。このように、フィラーキャップ
カバー74の周囲を延出部16a,16aで囲むように
したことで、センタカバー16で上記したフィラーキャ
ップカバー74を保護するキャップカバーガード(請求
項4に記載したリッドガードである。)を兼ねる。
【0024】図4は本発明に係る自動二輪車の車体要部
を説明する第2斜視図であり、図3の状態からセンタカ
バー16を外した状態を示す。リヤフレーム26に取付
けたトレー33は、ほぼ水平にした前端部である水平部
33aと、リヤフレーム26に沿って傾斜させた傾斜部
33bと、立上げた後端部である立上げ部33cと、テ
ールランプ56を支持するために後端に設けた支持部
(後で詳述する。)とからなり、水平部33aに、例え
ばコントロールユニット34を配置し、傾斜部33b
に、例えばバッテリ35を配置し、立上げ部33cをテ
ールランプ56の支持部とした部材である。なお、77
はシートポスト41に対するシート17(図2参照)の
高さ調整のためのノブ、78は点火プラグ(不図示)に
接続したハイテンションコードである。80はトレー3
3とセンタカバー16(図3参照)とで形成する偏平空
間である。
【0025】図5は本発明に係る自動二輪車の車体要部
を示す側面図であり、センタカバー16の前部側方に、
即ちステップ13、センタカバー16及びリヤフレーム
26との間にほぼ三角形状の開口部81,81(奥側の
開口部81は不図示)を設けたことを示す。開口部81
は、パワーユニット14、特にエンジン71へ走行風を
導いたり、センタカバー16を外さずにエンジン71の
メンテナンス(例えば、点火プラグ82、ハイテンショ
ンコード78(図4参照)の点検等)を容易に行うため
のものである。33dは、テールランプ56を支持する
ためにトレー33の後端に設けた支持部である。(図7
も参照)
【0026】図6は本発明に係る自動二輪車のキャリア
の斜視図であり、キャリア18を利用して、前輪12
(図2参照)又は後輪15(図2参照)に掛けてロック
するためのU字形錠としてのU字ロック装置85を保管
した状態を示す。
【0027】U字ロック装置85は、ストレート状のス
トレート部86と、このストレート部86に切り離し可
能に結合させたU字部87とからなる。なお、88はス
トレート部86の端部に設けたキー穴に差込んだキーで
あり、このキー88を操作することにより解錠、即ち、
ストレート部86からU字部87を切り離すことができ
る。
【0028】図7は本発明に係る自動二輪車のキャリア
の側面図であり、図6も参照して、キャリア18は、リ
ヤフレーム26の後部にボルト91,91(奥側のボル
ト91は不図示)で前端を取付けるとともに後方斜め上
方へ延ばした主フレーム92と、この主フレーム92に
上部(荷物を載せる部分である。)を側面視で重ねると
ともに下方に折曲げた副フレーム93と、これらの主フ
レーム92及び副フレーム93の両方に取付けるととも
にU字ロック装置85のストレート部86を掛けるため
に鉤状にした鈎状フレーム94と、主フレーム92及び
副フレーム93に取付けたキャリアブラケット95とか
らなる。なお、97はヘルメットを保管するためにキャ
リアブラケット95に取付けたヘルメットホルダであ
る。
【0029】主フレーム92は、荷物を載せるために後
部に設けた荷載せ部92aと、この荷載せ部92aから
リヤフレーム26側に延びる延長部92bとからなる部
材であり、荷載せ部92aは、主載せ部92cと、この
主載せ部92cの後端から更に後方斜め上方に折曲げた
副載せ部92dとからなる。
【0030】副フレーム93は、上部に設けた荷載せ部
93aと、この荷載せ部93aの後端からキャリアブラ
ケット95に下ろした立下げ部93bとからなる。荷載
せ部93aは、主載せ部93cと、この主載せ部93c
の前端から前方斜め上方に折曲げた副載せ部93dとか
らなる。
【0031】鉤状フレーム94は、ストレート部86を
掛けるための鉤部94a,94a(奥側の鉤部94aは
不図示)を備える。キャリアブラケット95は、下部を
リヤフレーム26にも取付けた部材であり、キャリアブ
ラケット95に棒材(不図示)を介してリヤウインカ5
7,57(奥側のリヤウインカ57は不図示)を取付け
る。
【0032】トレー33は、前述したように、テールラ
ンプ56の支持部33aを一体成形し、この支持部33
aにナンバープレート101をも取付けた部材であり、
テールランプ56は、上記した支持部33aにバルブ5
6a及びレンズ56bを取付けた部材である。U字ロッ
ク装置85は、ストレート部86を鉤部94aに掛け、
U字部87を副フレーム93の荷載せ部93aの一部に
載せることで保管する。
【0033】図8は本発明に係る自動二輪車のキャリア
の平面図であり、キャリア18は、鉤部94a,94a
間にU字ロック装置85のストレート部86を渡し、荷
載せ部93aに車幅方向に延ばすように設けた左右のク
ロス部93e,93eにU字ロック装置85のU字部8
7を載せた部材である。
【0034】主フレーム92は、平面視ではリヤフレー
ム26の後部から後方へ延ばしたU字状の部材である。
副フレーム93の荷載せ部93aは、主フレーム92の
内側で主フレーム92よりも幅の狭いU字を描くととも
にこのU字の各端部からそれぞれ側方へ延ばして主フレ
ーム92に交差させたクロス部93e,93eを備える
部分である。鉤状フレーム94は、主フレーム92及び
副フレーム93の荷載せ部93aの両方に交差させた部
材である。
【0035】図示したように、キャリア18は、車体前
後方向に長く、且つ荷物を載せる部分、即ち、主フレー
ム92の荷載せ部92a及び副フレーム93の荷載せ部
93aを、長手方向を車体前後方向に合せたU字ロック
装置85のU字部87で囲まれる形状に形成すること
で、キャリア18にU字ロック装置85を保管した場合
に、U字部87で荷載せ部92a,93aの面積、即ち
車幅方向の幅、車体前後方向の長さを拡大可能にした部
材である。荷載せ部93aの幅をW1とし、U字部87
の幅をW2とすると、W2>W1となる。また、荷載せ
部92a,93aの長さをL1とし、荷載せ部93aの
前端からU字部87の後端までの長さをL2とすると、
L2>L1となる。
【0036】図9は本発明に係るシート支持構造を示す
断面図であり、シート17は、クッション111と、こ
のクッション111の下面に取付けた底板112と、こ
の底板112に前端を引掛けるとともに後端をボルト1
13,113(奥側のボルト113は不図示)で取付け
たシートフレーム114とからなる。
【0037】底板112は、中央部の底面に平坦部11
2aを形成した鋼板又は樹脂板である。また、シート1
7は、シートポスト41(図2参照)に着脱自在とした
シートピラー117に接続部材118を介して取付けた
部材である。
【0038】シートピラー117は、シートポスト41
側に設けた円筒状のシートピラー本体117aと、この
シートピラー本体117aの上部に接続部材118を取
付けるために設けた上部支持部117bとからなる。上
部支持部117bは、上面117cを凹状の円弧面と
し、車体前後方向に長い長穴117dを設けた部材であ
る。
【0039】接続部材118は、シート17のシートフ
レーム114をクランプするクランプ部材121と、こ
のクランプ部材121をシートピラー117に締結する
ボルト122及びワッシャ123とからなる。
【0040】クランプ部材121は、シートフレーム1
14の上部に当たるフレームクランププレート125
と、このフレームクランププレート125の上部に隣接
させたシートサポートプレート126と、シートフレー
ム114の下部に当たるクランプ片127とからなる。
【0041】シートサポートプレート126は、底板1
12に当てるための平坦部126a,126aを設けた
部材であり、平坦部126a,126aは、底板112
の平坦部112aと距離Cの隙間を設けたものであっ
て、底板112がシート17に作用する荷重で下方に撓
んだときに平坦部126a,126aに当たるようにし
た。なお、128はシートサポートプレート126に取
付けたナットである。
【0042】クランプ片127は、シートピラー117
における上部支持部117bの上面117cに倣う凸状
の円弧面とした下面127aを形成した部材である。こ
のように、クランプ片127及び前述の上部支持部11
7bとを円弧面で接触させたことで、ボルト122を弛
めれば、上部支持部117bの上面117cに対して、
クランプ片127の下面127aを相対移動させること
ができ、シート17を傾斜させることができる。
【0043】図10は図9の10−10線断面図であ
り、フレームクランププレート125の左右に湾曲部1
25a,125aを設け、クランプ片127の左右に円
弧状の底面を有するクランプ溝127b,127bを設
け、湾曲部125a,125aとクランプ溝127b,
127bとの間にシートフレーム114の左フレーム部
114a及び右フレーム部114bをそれぞれ挟み込ん
だ状態を示す。
【0044】接続部材118をこのような構造にしたこ
とで、ボルト122を弛めれば、フレームクランププレ
ート125及びクランプ片127に対してシートフレー
ム114をスライドさせることができ、シート17を車
体前後方向に移動可能になる。
【0045】図11は本発明に係るシート支持構造を示
す底面図であり、シート17の底板112の前部にフレ
ーム挿入部112bを形成し、底板112の後部にフレ
ーム取付け部112c,112cを設け、シートフレー
ム114のU字状に折曲げた先端部114cを上記した
フレーム挿入部112bに挿入し、シートフレーム11
4の円形状に曲げた後端部114d,114dをボルト
113,113でフレーム取付け部112c,112c
に取付けた状態を示す。
【0046】底板112の平坦部112aは矩形状の部
分であり、シート17を車体前後方向に移動させたとき
に、シートサポートプレート126に当てることでシー
ト17の移動量を規制するストッパ部112d,112
eを前後にそれぞれ備える。
【0047】以上に述べたシート支持構造の作用を次に
説明する。図12(a),(b)は本発明に係るシート
支持構造の作用を説明する第1作用図である。(a)
は、ボルト122を弛め、フレームクランププレート1
25とクランプ片127とによるシートフレーム114
の挟持を緩くして、シート17を矢印の向き、即ち車体
前方に移動させたことを示す。(b)は、ボルト122
を弛め、シート17を矢印の向き、即ち車体後方に移動
させたことを示す。
【0048】図13(a),(b)は本発明に係るシー
ト支持構造の作用を説明する第2作用図である。(a)
は、ボルト122を弛め、クランプ片127とシートピ
ラー117の上部支持部117bとの結合を緩くして、
矢印の向きに、即ちシート17の前部を下げるとともに
シート17の後部を上げてシート17を前下がりに傾斜
させたことを示す。(b)は、ボルト122を弛め、矢
印の向きに、即ちシート17の前部を上げるとともにシ
ート17の後部を下げてシート17を前上がりに傾斜さ
せたことを示す。
【0049】以上に説明したように、本発明は第1に、
サドル型シート構造において、シート17の底板112
の左右に底板112を前後で支えるシートフレーム11
4の左フレーム部114a及び右フレーム部114bを
渡し、これらの左フレーム部114a及び右フレーム部
114bをクランプ部材121でシートピラー117の
上部に取付けるとともに、クランプ部材121の上面で
底板112を支持可能にしたことを特徴とする。
【0050】シート17に作用する荷重を、底板112
におけるシートフレーム114の各端部を取付ける取付
け部としてのフレーム挿入部112b及びフレーム取付
け部112c,112cと、底板112におけるクラン
プ部材121の上面とで支えることができる。即ち、上
記した荷重を底板112で分散させて受けることがで
き、底板112でより高荷重を十分に支えることがで
き、しかも、ボルト122を弛めれば、クランプ部材1
21に対してシートフレーム114を移動させることが
でき、シート17の移動が可能になる。一方、一定の荷
重を受けるために底板112をより薄くすることがで
き、底板の軽量化を図ることができる。
【0051】本発明は第2に、シート17の底板112
とクランプ部材121の上面との間に隙間を設けてお
き、シート17に作用する荷重で底板112が下方に撓
んだときにクランプ部材121に当たるようにしたこと
を特徴とする。
【0052】底板112がクランプ部材121に当たる
まではクッション効果を与えることができ、底板112
がクランプ部材121に当たった後は、クランプ部材1
21でシート17に作用する大きな荷重を支えることが
できる。従って、乗り心地性及び耐荷重性の両方を高め
ることができる。
【0053】また、シートフレーム114の径を細くす
るなどして、シートフレーム114を撓みやすくし、軽
量化、クッション効果を持たせた上で耐荷重性を高める
こともできる。
【0054】本発明は第3に、クランプ部材121を、
シートフレーム114を挟むフレームクランププレート
125と、シート17の底板112を支持するシートサ
ポートプレート126とから構成し、シートサポートプ
レート126に底板112に当てるための平坦部126
aを設けたことを特徴とする。
【0055】クランプ部材121を、フレームクランプ
プレート125とシートサポートプレート126とから
構成したことで、フレームクランププレート125及び
シートサポートプレート126をそれぞれ機能させるた
めの適した形状に比較的容易な加工で形成することがで
き、加工コストを低減することができる。また、シート
サポートプレート126に平坦部126aを設けたこと
で、シート17に作用する荷重をより広い面積で効果的
に受けることができる。
【0056】本発明は第4に、シート17の底板112
に、シートサポートプレート126の平坦部126aに
当てるための平坦部112aを設けたことを特徴とす
る。シート17の底板112に平坦部112aを設けた
ことで、シートサポートプレート126の平坦部126
aと協働して、シート17に作用する荷重をより広い面
積でより一層効果的に受けることができる。また、底板
側平坦部に作用する面圧を極力小さくすることができ
る。
【0057】本発明は第5に、シートピラー117を、
シートピラー本体117aと、このシートピラー本体1
17aの上部に円弧面で互いに接触するとともにシート
フレーム114を挟む上部支持部117bとから構成す
ることで、上部支持部117bをシートピラー本体11
7aに対して傾斜可能に取付けたことを特徴とする。シ
ートピラー本体117aと上部支持部117bとが円弧
面で互いに接触するため、シート角度を無段階に且つ容
易に調整することができる。
【0058】図14は本発明に係るシート支持構造の別
の実施の形態を示す断面図であり、シート131は、ク
ッション132と、このクッション132の底部に取付
けた底板133とからなり、この底板133をスライド
部材134を介してシートピラー136に取付けた部材
である。
【0059】スライド部材134は、底板133に取付
けたシートサポート部材138と、このシートサポート
部材138内に移動可能に挿入したガイド部材141と
からなり、ガイド部材141をシートピラー136の上
部取付け部142にボルト143,143で取付けた部
材である。なお、144,144はガイド部材141に
取付けたナットである。
【0060】図15は図14の15−15線断面図であ
り、シートサポート部材138は、シート131の底板
133に当てたアッパプレート146と、このアッパプ
レート146の下部に当てたロアプレート147とから
なり、これらのアッパプレート146及びロアプレート
147をボルト148,148で共に底板133に取付
けた部材であり、ロアプレート147の中央部に断面コ
字状に下方に膨出させた膨出部147aを形成し、この
膨出部147aとアッパプレート146とで中空部15
1を形成する。この中空部151には前述のガイド部材
141を収納する。
【0061】また、シートピラー136(図14参照)
の上部取付け部142は、上記した膨出部147aを嵌
めるとともに車体前後方向に延ばした溝部142aを形
成した部材である。
【0062】図16は本発明に係るシート支持構造の別
の実施の形態を示す底面図であり、シートサポート部材
138におけるロアプレート147の膨出部147aに
車体前後方向に延びる長穴147b,147bを開け、
これらの長穴147b,147bにボルト143,14
3を通した状態を示す。
【0063】このように、ガイド部材141とシートピ
ラー136(図14参照)の上部取付け部142とを連
結するボルト143,143を長穴147b,147b
に通すことで、ボルト143,143を弛めれば、ガイ
ド部材141及び上部取付け部142に対してシートサ
ポート部材138を移動させることができる、即ちシー
ト131を車体前後方向に容易に移動させることができ
る。
【0064】以上に説明したように、本発明は第6に、
シート131の底板133に、前後方向に延びる中空部
151を有するシートサポート部材138を取付け、こ
のシートサポート部材138の中空部151に前後移動
可能にガイド部材141を収納し、シートサポート部材
138の下部に形成する長穴147b,147bに通し
たボルト143,143でガイド部材141にシートピ
ラー136を結合したことを特徴とする。
【0065】底板133にシートサポート部材138を
直接取付けたことで、シートサポート部材138で底板
133を介してシート131を確実に且つ十分に支える
ことができ、しかもシートピラー136に対してシート
131を前後移動可能にすることができる。また、シー
トサポート部材138に中空部151を設けたことで、
シートサポート部材138の剛性をほぼ維持しながら軽
量にすることができる。
【0066】本発明は第7に、シートサポート部材13
8に、中空部151を形成するためにシート131の底
板133から突出した膨出部147aを形成し、この膨
出部147aに嵌まる溝部142aをシートピラー13
6の上部に形成したことを特徴とする。
【0067】シートサポート部材138の膨出部147
aに嵌まる溝部142aをシートピラー136の上部に
形成したことで、シートピラー136にシート131を
取付ける際に、溝部142aに膨出部147aを嵌めれ
ば、シート131の向きの調整や位置合せを容易に行う
ことができ、組付け性を向上させることができる。
【0068】尚、本発明の実施の形態では、図10に示
したように、フレームクランププレート125とシート
サポートプレート126とを別部材としたが、これに限
らず一体に成形してもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1のサドル型シート構造は、シート底板の
左右にシート底板を前後で支えるシートフレームを渡
し、これら左右のシートフレームを、シートポストに対
して支持されるシートピラーの上部にクランプで取付け
るとともに、クランプの上面でシート底板を支えること
ができる構造にしたので、シートに作用する荷重を、シ
ート底板におけるシートフレームの各端部を取付ける取
付け部と、シート底板におけるクランプの上面とで十分
に支えることができる。即ち、上記した荷重をシート底
板で分散させて受けることができ、シート底板でより高
荷重を受けることができ、しかも、シートポストに対し
てシートを移動可能にすることができる。
【0070】請求項2のサドル型シート構造は、シート
底板とクランプの上面との間に隙間を設けておき、シー
トに作用する荷重でシート底板がクランプに当たるよう
にしたので、シート底板がクランプに当たるまではクッ
ション効果を与えることができ、シート底板がクランプ
に当たった後は、クランプでシートに作用する大きな荷
重を支えることができる。従って、乗り心地性及び耐荷
重性の両方を高めることができる。更に、シートの剛性
を最適なものとすることができるため、シートの軽量化
及びコストの低減が可能となる。
【0071】請求項3のサドル型シート構造は、クラン
プを、シートフレームを挟むフレームクランププレート
と、シート底板を支持するシートサポートプレートとか
ら構成し、シートサポートプレートにシート底板に当て
るためのプレート側平坦部を設けたので、フレームクラ
ンププレート及びシートサポートプレートをそれぞれ機
能させるための適した形状に比較的容易な加工で形成す
ることができ、加工コストを低減することができる。ま
た、シートサポートプレートにプレート側平坦部を設け
たことで、シートに作用する荷重をより広い面積で効果
的に受けることができる。
【0072】請求項4のサドル型シート構造は、シート
底板に、シートサポートプレートのプレート側平坦部に
当てるための底板側平坦部を設けたので、シートサポー
トプレートのプレート側平坦部と協働して、シートに作
用する荷重をより広い面積でより一層効果的に受けるこ
とができる。また、底板側平坦部に作用する面圧も極力
小さくすることができる。
【0073】請求項5のサドル型シート構造は、シート
ピラーを、シートピラー本体と、このシートピラー本体
の上部に円弧面で互いに接触するとともにシートフレー
ムを挟むシートフレーム挟持部とから構成することで、
シートフレーム挟持部をシートピラー本体に対して傾斜
可能に取付けたので、シートピラー本体とシートフレー
ム挟持部とが円弧面で互いに接触するため、シート角度
を無段階に且つ容易に調整することができる。
【0074】請求項6のサドル型シート構造は、シート
底板に、前後方向に延びる中空部を有するシートサポー
ト部材を取付け、このシートサポート部材の中空部に前
後移動可能にガイド部材を収納し、シートサポート部材
の下部に形成する長穴に通したボルトでガイド部材にシ
ートポストを結合したので、シート底板にシートサポー
ト部材を直接取付けたことで、シートサポート部材でシ
ート底板を介してシートを確実に且つ十分に支えること
ができ、しかもシートポストに対してシートを前後移動
可能にすることができる。
【0075】請求項7のサドル型シート構造は、シート
サポート部材に、中空部を形成するためにシート底板か
ら突出した凸状部を形成し、この凸状部に嵌まる溝部を
シートピラーの上部に形成したので、シートピラーにシ
ートを取付ける際に、溝部に凸状部を嵌めれば、シート
の向きの調整や位置合せを容易に行うことができ、組付
け性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサドル型シート構造を採用した自
動二輪車の斜視図
【図2】本発明に係るサドル型シート構造を採用した自
動二輪車の側面図
【図3】本発明に係る自動二輪車の車体要部を説明する
第1斜視図
【図4】本発明に係る自動二輪車の車体要部を説明する
第2斜視図
【図5】本発明に係る自動二輪車の車体要部を示す側面
【図6】本発明に係る自動二輪車のキャリアの斜視図
【図7】本発明に係る自動二輪車のキャリアの側面図
【図8】本発明に係る自動二輪車のキャリアの平面図
【図9】本発明に係るサドル型シート構造を示す断面図
【図10】図9の10−10線断面図
【図11】本発明に係るサドル型シート構造を示す底面
【図12】本発明に係るサドル型シート構造の作用を説
明する第1作用図
【図13】本発明に係るサドル型シート構造の作用を説
明する第2作用図
【図14】本発明に係るサドル型シート構造の別の実施
の形態を示す断面図
【図15】図14の15−15線断面図
【図16】本発明に係るサドル型シート構造の別の実施
の形態を示す底面図
【符号の説明】
10…車両(二輪車)、17…シート、26…車体フレ
ーム(リヤフレーム)、41…シートポスト、112…
シート底板(底板)、112a…底板側平坦部(平坦
部)、114…シートフレーム、114a…左フレーム
部、114b…右フレーム部、117…シートピラー、
117a…シートピラー本体、117b…シートフレー
ム挟持部(上部支持部)、121…クランプ部材、12
2…ボルト、125…フレームクランププレート、12
6…シートサポートプレート、126a…プレート側平
坦部(平坦部)、131…シート、133…底板、13
6…シートピラー、138…シートサポート部材、14
1…ガイド部材、142a…溝部、143…ボルト、1
47a…凸状部(膨出部)、147b…長穴、151…
中空部、C…距離。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井口 一成 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 陸井 益史 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サドル型シート構造において、シート底
    板の左右にシート底板を前後で支えるシートフレームを
    渡し、これら左右のシートフレームをクランプでシート
    ピラーの上部に取付けるとともに、前記クランプの上面
    でシート底板を支持可能にしたことを特徴とするサドル
    型シート構造。
  2. 【請求項2】 前記シート底板と前記クランプの上面と
    の間に隙間を設けておき、シートに作用する荷重でシー
    ト底板がクランプに当たるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載のサドル型シート構造。
  3. 【請求項3】 前記クランプは、前記シートフレームを
    挟むフレームクランププレートと、前記シート底板を支
    持するシートサポートプレートとからなり、シートサポ
    ートプレートにシート底板に当てるためのプレート側平
    坦部を設けたことを特徴とする請求項2記載のサドル型
    シート構造。
  4. 【請求項4】 前記シート底板は、前記シートサポート
    プレートのプレート側平坦部に当てるための底板側平坦
    部を設けたものであることを特徴とする請求項3記載の
    サドル型シート構造。
  5. 【請求項5】 前記シートピラーを、シートピラー本体
    と、このシートピラー本体の上部に円弧面で互いに接触
    するとともに前記シートフレームを挟むシートフレーム
    挟持部とから構成することで、シートフレーム挟持部を
    シートピラー本体に対して傾斜可能に取付けたことを特
    徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のサド
    ル型シート構造。
  6. 【請求項6】 前記シート底板に、前後方向に延びる中
    空部を有するシートサポート部材を取付け、このシート
    サポート部材の中空部に前後移動可能にガイド部材を収
    納し、前記シートサポート部材の下部に形成する長穴に
    通したボルトでガイド部材に前記シートポストを結合し
    たことを特徴とするサドル型シート構造。
  7. 【請求項7】 前記シートサポート部材は、前記中空部
    を形成するために前記シート底板から突出した凸状部を
    形成したものであり、この凸状部に嵌まる溝部を前記シ
    ートポストの上部に形成したことを特徴とする請求項6
    記載のサドル型シート構造。
JP2001292464A 2001-09-25 2001-09-25 サドル型シート構造 Expired - Fee Related JP4499322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001292464A JP4499322B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 サドル型シート構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001292464A JP4499322B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 サドル型シート構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003095161A true JP2003095161A (ja) 2003-04-03
JP4499322B2 JP4499322B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=19114420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001292464A Expired - Fee Related JP4499322B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 サドル型シート構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4499322B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2855489A1 (fr) * 2003-05-26 2004-12-03 Cyfac Dispositif support de selle pour bicyclette ou similaire
WO2007069283A1 (en) * 2005-12-14 2007-06-21 Campagnolo S.R.L. Seat post for a bicycle

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS491167Y1 (ja) * 1970-01-07 1974-01-12
JPS51121947U (ja) * 1975-03-27 1976-10-02
JPS58192182U (ja) * 1982-06-15 1983-12-21 山崎 智久 前後移動装置付サドル
JPS633569Y2 (ja) * 1983-05-14 1988-01-28

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS491167Y1 (ja) * 1970-01-07 1974-01-12
JPS51121947U (ja) * 1975-03-27 1976-10-02
JPS58192182U (ja) * 1982-06-15 1983-12-21 山崎 智久 前後移動装置付サドル
JPS633569Y2 (ja) * 1983-05-14 1988-01-28

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2855489A1 (fr) * 2003-05-26 2004-12-03 Cyfac Dispositif support de selle pour bicyclette ou similaire
WO2007069283A1 (en) * 2005-12-14 2007-06-21 Campagnolo S.R.L. Seat post for a bicycle
JP2009519176A (ja) * 2005-12-14 2009-05-14 カンパニョーロ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ 自転車用のサドル支柱

Also Published As

Publication number Publication date
JP4499322B2 (ja) 2010-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5307288B2 (ja) 自動二輪車の後部構造
JP2001071961A (ja) 自動二輪車
US20050146154A1 (en) Windscreen device for motorcycle
JP6708687B2 (ja) 自動二輪車のシートフレーム
JP5835690B2 (ja) 鞍乗り型車両
EP1818249B1 (en) Motorcycle comprising a rear cushion arrangement structure
CN109689486B (zh) 跨骑型车辆的蓄电池箱
JP2002211468A (ja) スクータ型自動二輪車のフレーム構造
JP3548173B2 (ja) 自動二輪車におけるフレーム構造
JP4083405B2 (ja) 車両の車体構造
JP2000128044A (ja) 自動二輪車の収納装置
JP4008375B2 (ja) 自動二輪車のグラブレール
JP2003095161A (ja) サドル型シート構造
JP4503519B2 (ja) 車両の燃料タンク配置構造
JP4105417B2 (ja) 車両のキャリア構造
JP3549085B2 (ja) 自動二輪車のリヤキャリア装置
JP5722184B2 (ja) 鞍乗り型車両のパニアケース取付け構造
JP5593123B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP4424606B2 (ja) 自動二輪車のヘルメットホルダ取付構造
JP3838015B2 (ja) スクータ型自動二輪車
JP7234279B2 (ja) 鞍乗型車両
TWI225018B (en) Installation device for anti-theft device and storage box
JP3743442B2 (ja) スクータ型自動二輪車
JP4153069B2 (ja) スクータ型車両のリヤクッションユニット取付構造
JP4479454B2 (ja) 自動二輪車の盗難防止具取り付け構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100413

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100415

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees