JP2003093486A - 光触媒脱臭装置 - Google Patents

光触媒脱臭装置

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JP2003093486A
JP2003093486A JP2001292526A JP2001292526A JP2003093486A JP 2003093486 A JP2003093486 A JP 2003093486A JP 2001292526 A JP2001292526 A JP 2001292526A JP 2001292526 A JP2001292526 A JP 2001292526A JP 2003093486 A JP2003093486 A JP 2003093486A
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light source
control unit
photocatalytic
light
photocatalyst
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Application number
JP2001292526A
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Nobuyuki Maehashi
信之 前橋
Tomonori Tokumoto
智憲 徳本
Tomoaki Watase
智晃 綿瀬
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の光触媒脱臭機では暗い室内における運
転に際して、光触媒を励起するために光触媒に紫外線を
含む光を照射する、光源からの光が、装置外に漏光し、
装置周辺を青白く照らし、利用者に不快感を与えてい
た。 【解決手段】 光触媒脱臭装置201の運転制御部27
2に接続された照度センサー274により、装置201
周囲の照度を検出し、光源制御部271により光源21
2の点灯照度を低下する構成により、光源212から装
置201外への漏光を抑制することを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は装置周辺空間の脱臭
を行う光触媒脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の光触媒脱臭装置の使用例
を示した図である。従来の光触媒脱臭装置101は、室
内天上面199に埋め込まれた空調機180の吸入口1
60内面に設けられた、集塵用フィルターを収納する為
の空間に、集塵用フィルターに代えて装着されている。
【0003】空調機180は、送風機130により、室
内の空気をスリット状に開口した吸入口160より吸入
し、熱交換器181により温度調整を行い、吸入口同様
にスリット状に開口した送風口150より室内に送風す
ることにより、室内の空調を行う。送風機130は、空
調機の運転制御部121によりその動作を制御される。
また、図中省略されているが、同様に室外機の動作も運
転制御部121により制御され、室外機から熱交換媒体
が圧送管182を通して熱交換器181に送られる。
尚、空調機の給電端子台122に給電線120を接続す
ることにより、空調機への給電が成されている。
【0004】空調機180の吸入口160の内面空間に
装着された従来の光触媒脱臭装置101は、空気中の臭
気物質を吸着・分解する光触媒エレメント111、光触
媒エレメント111に含有される光触媒を励起するため
の、紫外線を含む光を照射する光源112、光源112
の点灯状態を制御する光源制御部171とから構成され
ている。
【0005】空調機180の送風機130により送風機
180の吸入口160より吸入された装置周辺の空気
は、吸入口160の内面空間に装着された光触媒脱臭装
置101の光触媒エレメント111を通過する。光触媒
エレメント111を通過する際に、空調機180内に吸
入された空気中の臭気成分は、光触媒エレメント111
に含有される光触媒乃至は吸着材に吸着され、光触媒エ
レメント111近傍に配置された光源112により光触
媒が励起さることにより、吸着された臭気物質が分解、
無臭化される。
【0006】光触媒脱臭装置101の光源制御部171
には、空調機180の運転制御部121を介して給電さ
れる。従来の光触媒脱臭装置101の光源制御部171
は、光源112の点灯装置であって、空調機180の運
転ON/OFFに連動して、空調機180の運転制御部
171から光触媒脱臭装置101の光源制御部171に
給電/給電停止がなされ、光源112の点灯/消灯がな
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の光触媒脱臭
装置101では、暗い室内での運転などに際して、光触
媒エレメント111に含有される光触媒を励起するため
の光源112からの光が空調機の吸入口160から漏れ
て(漏光)、装置周辺を青白く照らし、利用者に不快感
を与える問題点を有していた。
【0008】また、この漏光を抑制するために、光源1
12周辺に遮蔽物を設ける、光源112を消灯する、な
どの解決手段が提案されているが、漏光抑制用遮蔽物が
光触媒エレメント111を通過する気流の抵抗となり送
風機能部の大型化を招く、光源112消灯中は光触媒に
よる臭気物質の分解が行われず脱臭効果を発現できな
い、などの課題を誘引していた。
【0009】更に、図 に示した使用例の様に従来の
光触媒脱臭装置101を空調機180に装着して使用す
る場合などでは、空調機180の運転に連動して光源1
12を点灯/消灯するしか無く、光源112からの漏光
を抑制するためには、空調機180の運転を停止せざる
を得なかった。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は光触媒脱臭装置において、
気流通過抵抗の上昇、臭気物質分解の停止、などを伴う
ことなく、光触媒励起用光源を点灯した際の漏光を抑制
すること、および空調機などに装着して使用する場合に
おいても漏光抑制が可能な光触媒脱臭装置を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記目
的を達成するために請求項1にかかる発明の光触媒脱臭
装置は、空気中の臭気物質を吸着・分解する光触媒エレ
メントと、光触媒エレメントに含有される光触媒を励起
するための1個乃至は複数個の光源と、光源の点灯状態
を調整する光源制御部と、光源制御部による前記光源の
点灯状態を制御する運転制御部と、運転制御部に接続さ
れた、装置周囲の照度を計測する照度センサーとを備え
る構成とした。
【0012】この構成によれば、光触媒脱臭装置の光源
からの漏光が問題となる装置周辺照度の低下を装置の照
度センサーにより検知して、自動的に装置光源の点灯照
度を通常運転時に比べて低下する漏光抑制運転を実行す
ることが可能となり、夜間に室内照明が消灯された場合
などにおいて装置からの漏光を抑制することが可能とな
る。また、漏光抑制運転においては、光触媒エレメント
に含有される光触媒を励起するための光源の点灯照度を
低下させるものの、消灯することはなく、一定の光触媒
エレメントの臭気物質分解能力を維持することが可能と
なる。
【0013】請求項2にかかる発明の光触媒脱臭装置
は、空気中の臭気物質を吸着・分解する光触媒エレメン
トと、光触媒エレメントに含有される光触媒を励起する
ための1個乃至は複数個の光源と、光源の点灯状態を調
整する光源制御部と、光源制御部による光源の点灯状態
を制御する運転制御部と、運転制御部に接続された計時
タイマーとを備える構成とした。
【0014】この構成によれば、夜間に室内照明が消灯
される時刻など、光触媒脱臭装置の光源からの漏光が問
題となる装置周辺照度の低下が発生する予定時刻もしく
は予定時刻までの時間を、装置の計時タイマーに設定す
ることにより、自動的に装置光源の点灯照度を通常運転
時に比べて低下する漏光抑制運転を実行することが可能
となる。
【0015】また、装置のタイマーを24時間タイマー
として、漏光抑制運転の実行予定時刻を設定する構成と
すれば、老人福祉施設の居室内、病院の病室内など、生
活サイクルの定まった環境下での利便性を向上すること
が可能となる。
【0016】請求項3にかかる発明の光触媒脱臭装置
は、空気中の臭気物質を吸着・分解する光触媒エレメン
トと、光触媒エレメントに含有される光触媒を励起する
ための1個乃至は複数個の光源と、光源の点灯状態を調
整する光源制御部と、光源制御部による光源の点灯状態
を制御する運転制御部と、運転制御部に接続された運転
選択スイッチとを備える構成とした。
【0017】この構成によれば利用者は、装置の光源制
御部が装置光源の点灯照度を通常運転時に比べて抑制す
る漏光抑制運転の実行を運転選択スイッチにより選択す
ることが可能となり、装置が設置される室内の照度変化
が不定期に発生する場合などにおいて利便性を向上する
ことが可能となる。
【0018】更に、上記の請求項1乃至は3にかかる発
明の光触媒脱臭装置は、脱臭装置が運転制御部を備える
と共に、脱臭装置の運転制御部に接続された照度センサ
ー、計時タイマー、運転選択スイッチからの信号によ
り、脱臭装置の運転制御部が光源制御部により光源の点
灯照度を低下する構成とすることにより、従来の脱臭装
置の使用例で示した空調機に装着されて使用される場合
においても、空調機の運転を停止することなく漏光を抑
制することが可能となる。
【0019】従来の脱臭装置の使用例で示した空調機に
装着されて使用される場合においては、脱臭装置の光源
を空調機の運転制御部によって制御する構成としても、
空調機の運転を停止することなく漏光を抑制することが
可能とはなるが、空調機の運転制御部を脱臭装置に合わ
せた構成とする必要が生ずる。
【0020】一方、上記の請求項1乃至は3にかかる発
明の光触媒脱臭装置の構成によれば、脱臭装置の運転制
御部により漏光を抑制することが可能であるので、空調
機の運転制御部を脱臭装置に合わせた構成とする必要は
なく、脱臭装置を装着する空間と脱臭装置への給電源が
あれば、どのような空調機にも使用することができる、
既設の空調機に対しても装着使用することができる、汎
用性の高い脱臭装置を提供することが可能となる。
【0021】請求項4にかかる発明の光触媒脱臭装置
は、請求項1乃至は3記載の光触媒脱臭装置において、
装置光源から装置外への漏光を抑制するための漏光抑制
運転に際して、装置の光源制御部は一部乃至は全ての光
源の点灯輝度を、通常運転に比べて低下することにより
光源の点灯照度を通常運転時に比べて抑制する構成とし
た。
【0022】また、請求項5にかかる発明の光触媒脱臭
装置は、請求項1乃至は3記載の光触媒脱臭装置におい
て、装置は複数個の光源を有し、装置光源から装置外へ
の漏光を抑制するための漏光抑制運転に際して、装置の
光源制御部は通常運転時に比べて点灯する光源の数を減
少することにより、光源の点灯照度を通常運転時に比べ
て抑制する構成とした。
【0023】上記、請求項4にかかる発明の装置におけ
る一部乃至は全ての光源の点灯輝度低下、および請求項
5にかかる発明の装置における光源の点灯数の減少、い
ずれの構成によっても光源の点灯照度を低下することが
可能となり、装置光源から装置外への漏光を抑制するこ
とが可能となる。
【0024】請求項4にかかる発明の装置においては、
脱臭装置の光源制御部に設けられたインバータ回路によ
り、光源への印加電圧乃至は印加電流を抑制することに
より、通常運転時に比べて一部乃至は全ての光源の点灯
輝度を低下する。光源の点灯輝度を低下する方法では、
漏光抑制運転における点灯照度を、装置外への漏光状態
により任意に設定できる利点を有する反面、インバータ
回路を必要とし装置コスト面では不利な面も有してい
る。
【0025】一方、請求項5にかかる発明の装置におい
ては、脱臭装置の光源制御部に設けられたリレー回路に
より、複数の光源の一部への通電を停止することによ
り、通常運転時に比べて点灯する光源の数を減少する。
点灯する光源の数を減少する方法では、漏光抑制運転に
おける点灯照度を任意に設定することは困難な反面、イ
ンバータ回路を必要とする請求項4にかかる発明の装置
に比べ、安価に装置を構成することが可能である。
【0026】漏光抑制運転に際しては、装置光源の点灯
照度を低下することにより装置外への漏光を抑制するこ
とが可能となる反面、通常運転に比べて光源の点灯照度
を低下することにより、光触媒エレメントに含有される
光触媒への照射紫外線強度が低下し、光触媒の臭気物質
分解能力が低下、臭気物質が光触媒エレメントの吸着剤
乃至は光触媒に吸着された状態で光触媒エレメント中に
蓄積され、光触媒エレメントの脱臭能力が低下する恐れ
がある。
【0027】そこで、請求項6にかかる発明の光触媒脱
臭装置は、請求項1乃至は5記載の光触媒脱臭装置にお
いて、装置の運転制御部は装置光源からの漏光を抑制す
る漏光抑制運転が実行された後に、装置の一部乃至は全
ての光源の点灯輝度を通常運転時よりも所定時間増大す
ることにより、漏光抑制運転時に光触媒エレメントに蓄
積された未分解の臭気物質を分解する、回復運転を実行
する構成とした。
【0028】また、請求項7にかかる発明の光触媒脱臭
装置は、請求項1乃至は5記載の光触媒脱臭装置におい
て、装置の運転制御部は装置光源からの漏光を抑制する
漏光抑制運転が実行された後に、通常運転時に比べて点
灯する光源の数を所定時間増大することにより、漏光抑
制運転時に光触媒エレメントに蓄積された未分解の臭気
物質を分解する、回復運転を実行する構成とした。
【0029】上記、請求項6にかかる発明の装置におけ
る一部乃至は全ての光源の点灯輝度増大、および請求項
7にかかる発明の装置における光源の点灯数の増大、い
ずれの構成によっても光源の点灯照度を通常運転に比べ
て増大することが可能となり、光触媒エレメントに含有
される光触媒への光源による照射紫外線強度を増大する
ことが可能となる。
【0030】漏光抑制運転終了後に、所定時間、光源の
点灯照度を増大する回復運転を実行することにより、光
源から光触媒に照射される紫外線強度を増大することが
可能となり、光触媒による臭気物質の分解能力が増大さ
れ、漏光抑制運転時に光触媒エレメントに蓄積された未
分解の臭気物質を分解することが可能となり、光触媒エ
レメントの脱臭能力を回復することが可能となる。
【0031】請求項8にかかる発明の光触媒脱臭装置
は、請求項1乃至は7記載の光触媒脱臭装置において、
脱臭装置の運転制御部に接続された、装置周囲乃至は装
置の光触媒エレメントを通過する気流中の臭気物質濃度
を計測する臭気センサーを備え、臭気センサーの臭気物
質濃度検出結果に応じて、運転制御部は装置の光源制御
部により装置の光源の点灯照度を調整することにより、
光触媒エレメントの臭気物質分解能力を調整する臭気物
質量対応運転をも実行する構成とした。
【0032】また、請求項9にかかる発明の光触媒脱臭
装置は、請求項1乃至は7記載の光触媒脱臭装置におい
て、脱臭装置の運転制御部に接続された、装置の光触媒
エレメントを通過する気流の風速を計測する風速センサ
ーを備え、風速センサーの風速検出結果に応じて、運転
制御部は装置の光源制御部により装置の光源の点灯照度
を調整することにより、光触媒エレメントの臭気物質分
解能力を調整する臭気物質量対応運転をも実行する構成
とした。
【0033】上記、請求項8にかかる発明の装置におけ
る装置周囲乃至は装置の光触媒エレメントを通過する気
流中の臭気物質濃度を計測する臭気センサーを備える構
成、および請求項9にかかる発明の装置における光触媒
エレメントを通過する気流の風速を計測する風速センサ
ーを備える構成、いずれの構成によっても脱臭装置の光
触媒エレメントを通過する気流によって光触媒エレメン
トに供給される臭気物質量の変化を認識することが可能
である。
【0034】脱臭装置の運転制御部に接続された、臭気
センサー若しくは風速センサーによる装置の光触媒エレ
メントへの臭気物質量の変化信号に基づいて、運転制御
部が光源制御部により光源の点灯照度を調整する、臭気
物質量対応運転を実行する構成とすれば、装置周辺の臭
気物質濃度、もしくは光触媒エレメントを通過する気流
による光触媒エレメントへの臭気物質供給速度に応じ
て、光源の点灯照度を調整することにより、光触媒エレ
メントの臭気物質分解能力を調整することが可能とな
る。
【0035】また、上記の請求項8乃至は9にかかる発
明の光触媒脱臭装置の構成によれば、脱臭装置の運転制
御部により、光触媒エレメントへの臭気物質供給量に応
じて光源の点灯照度を調整する臭気物質量対応運転を実
施することが可能であるので、従来の脱臭装置の使用例
で示した空調機に装着されて使用される場合において
も、空調機の運転制御部を脱臭装置に合わせた構成とす
る必要はなく、脱臭装置を装着する空間と脱臭装置への
給電源があれば、どのような空調機にも使用することが
できる、既設の空調機に対しても装着使用することがで
きる、汎用性の高い脱臭装置を提供することが可能とな
る。
【0036】請求項10にかかる発明の光触媒脱臭装置
は、請求項1乃至は9記載の光触媒脱臭装置を空調機器
の風路乃至は建築物の空調用風路に設置して使用するこ
ととした。
【0037】請求項1乃至は9にかかる発明の光触媒脱
臭装置の構成によれば、脱臭装置の運転制御部への信号
に応じて、脱臭装置の制御部が光源の点灯照度を調整す
ることが可能であるので、脱臭装置を空調機器の風路乃
至は建築物の空調用風路に設置して使用する場合におい
ても、空調機の運転制御部を脱臭装置に合わせた構成と
する必要はなく、脱臭装置を装着する空間と脱臭装置へ
の給電源があれば、どのような空調機にも使用すること
ができる、既設の空調機に対しても装着使用することが
できる、汎用性の高い脱臭装置を提供することが可能と
なる。
【0038】請求項11にかかる発明の光触媒脱臭装置
は、請求項1乃至は9記載の光触媒脱臭装置において、
脱臭装置の光触媒エレメントに送風を行う送風機能部
を、脱臭装置の運転制御部に接続して、備える構成とし
た。
【0039】この構成によれば、脱臭装置の運転制御部
に接続された送風機能部により、光触媒エレメントに送
風を行うことが可能となり、空調機器の風路乃至は建築
物の空調用風路に設置する必要が無く、光源からの漏光
が抑制された脱臭装置を提供することが可能となる。
【0040】請求項12にかかる発明の光触媒脱臭装置
は、請求項1乃至は11記載の光触媒脱臭装置におい
て、装置の光源は300〜400nmの波長域内に主発
光ピークを有する冷陰極型蛍光ランプである構成とし
た。
【0041】フィラメントによるアーク放電を利用した
熱陰極形の蛍光ランプに比べて、グロー放電を利用する
ことによりフィラメントを廃した冷陰極型蛍光ランプを
光源として用いることにより、光源を小型化、低消費電
力化、長寿命化することが可能となり、脱臭装置を小型
化することが可能となる。
【0042】光触媒は約400nm以下の波長域の光に
よって励起されることが知られている。また、約300
nm以下の波長域の紫外光では、脱臭装置からの漏光に
よる利用者の目、皮膚などへの悪影響が発生する恐れが
ある。このため、脱臭装置の光源の発光波長を300〜
400nmとすることにより、利用者への悪影響の恐れ
なく、光触媒の励起を行うことが可能となる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付図面により詳細に説明する。
【0044】図1は本発明の一実施形態に係る光触媒脱
臭装置の構成を示した図である。光触媒脱臭装置201
は、空気中の臭気物質を吸着・分解する光触媒エレメン
ト211、光触媒エレメント211に含有される光触媒
を励起するための光源212、光源の点灯状態を調整す
る光源制御部271、光源制御部271による光源21
2の点灯状態を制御する運転制御部272、運転制御部
に接続された、光触媒エレメント211を通過する気流
の風速を計測する風速センサー273、装置周囲の照度
を計測する照度センサー274、運転選択スイッチ27
5、および、脱臭装置への給電を行う給電線を接続する
給電接続部276から構成される。
【0045】薄型の長方体状を成す脱臭装置201の最
大面積を有する対向する2面に、各々開口部が設けられ
ており、臭気物質を含む気流を一方の開口部から他方の
開口部に向けて通過させることにより、脱臭装置201
の光触媒エレメント211中を気流が通過し、気流中の
臭気物質が光触媒エレメント211に含有される光触媒
乃至は吸着剤に吸着される。光触媒を励起するための光
源212を点灯することにより、光触媒乃至は吸着剤に
吸着された臭気物質が分解され、無臭化される。
【0046】図2は、本実施形態の光触媒脱臭装置の光
触媒エレメント211と光源212の構成を示した図で
ある。光触媒エレメント211は、無機質繊維シートの
表裏両面に光触媒および吸着剤が担持された触媒シート
214を一定の間隔を隔てて積層し、触媒シート固定手
段213により固定された構造を有する。触媒シート2
14には切欠部215が設けられており、この切欠部2
15に光触媒励起用光源212a〜212cとして、棒
状の直径φ4mm、発光ピーク波長380nmの冷陰極
型蛍光ランプが3本、配置されている。
【0047】光触媒エレメント211を上記の構成とす
ることによって、触媒シート214の全面に、光触媒励
起用光源212a〜212cにより波長400nm以下
の光を照射することが可能となる。触媒シート214に
担持された光触媒に波長400nm以下の光を照射する
ことによって、光触媒表面に正孔が発生し(励起さ
れ)、光触媒表面の吸着水から水酸基ラジカルを生成す
る。生成された水酸基ラジカルにより、光触媒乃至は吸
着剤に吸着された臭気物質を酸化、分解し、臭気物質を
無臭化することが可能となる。
【0048】本実施形態の光触媒脱臭装置の触媒シート
214には、光触媒としてアナタース型の結晶構造を有
する酸化チタン(TiO)が、吸着剤として粒状活性
炭が、混合して担持されているが、光触媒は酸化チタン
に限定されるものではなく、酸化タングステン(W
)、酸化亜鉛(ZnO)、などを用いることも可能
である。また、吸着剤も粒状活性炭に限定されるもので
はなく、各種のゼオライト、粘土系鉱物、などを用いる
ことも可能である。
【0049】触媒シート214に担持する光触媒および
吸着剤の種類、混合割合、担持量などによって、各種の
臭気物質毎に、その吸着特性、分解特性は夫々変化す
る。脱臭装置が脱臭対象とする臭気物質、および求めら
れる分解特性に応じて、触媒シート214に担持する光
触媒および吸着剤の種類、混合割合、担持量などを変更
することが望ましい。
【0050】図3は、本実施形態の光触媒脱臭装置の使
用例を示した図である。本実施形態の光触媒脱臭装置2
01は、室内天上面299に埋め込まれた空調機280
の吸入口260内面に設けられた、集塵用フィルターを
収納する為の空間に、集塵用フィルターに代えて装着さ
れている。
【0051】空調機280は、送風機230により、室
内の空気をスリット状に開口した吸入口260より吸入
し、熱交換器281により温度調整を行い、吸入口同様
にスリット状に開口した送風口250より室内に送風す
ることにより、室内の空調を行う。送風機230は、空
調機の運転制御部221によりその動作を制御される。
また、図中省略されているが、同様に室外機の動作も運
転制御部221により制御され、室外機から熱交換媒体
が圧送管282を通して熱交換器281に送られる。
【0052】空調機への給電は空調機の給電端子台22
2に建築物給電源からの給電線220を接続することに
より成されており、脱臭装置201への給電は空調機の
給電端子台222から脱臭装置201の給電接続部27
6に、空調機280の運転制御部221を経由すること
無く直接的に給電線を接続することにより成されてい
る。
【0053】脱臭装置201への給電を空調機280の
運転制御部221を経由すること無く直接的に行うこと
により、空調機280の運転信号に合わせて脱臭装置2
01へ給電を行う構成とするなどの、脱臭装置201に
合わせた空調機280の運転制御部221が不要とな
る。また、脱臭装置201の設置に際しては、空調機2
80による気流中での脱臭装置201の設置スペース
と、給電源があれば良く、既設空調機への取付けも可能
となる。尚、本実施形態の脱臭装置201は、空調機2
80の吸入口260の内面スペースに設置されている
が、吸入口260の外側、乃至は吹出口250周辺に設
置しても良い。
【0054】図4は、本実施形態の光触媒脱臭装置の運
転フローチャートである。図1および図3に示した本実
施形態の光触媒脱臭装置の構成と共に説明する。本実施
形態の光触媒脱臭装置201は電源線より給電を受ける
と運転を開始する(Step.111)。脱臭装置201の運転
制御部272に接続された、運転選択スイッチ275に
よって自動運転モードが選択されると、運転制御部27
1は自動運転を開始する(Step.211)。
【0055】運転制御部272に接続された、風速セン
サー273により脱臭装置201の光触媒エレメント2
11を通過する気流を感知すると、運転制御部272は
脱臭装置201の運転(光源制御部271による光源2
12の点灯)を開始する(Step.311)。本実施形態の脱
臭装置201においては、風速センサー273により
0.2m/秒以上の風速を検知した場合に運転を開始す
る。尚、フローチャート中のStep.311への入力信号とし
ては、本実施形態の脱臭装置201では風速センサー2
73による入力信号を用いたが、脱臭装置201の周辺
の臭気を計測する臭気センサーによる入力信号を用いて
も良い。
【0056】運転制御部272に接続された、照度セン
サー274により脱臭装置201周辺の照度が所定の値
(2ルクス)未満であると、運転制御部272は光源制
御部271により光源212の点灯照度を低下させる、
漏光抑制運転を実行する(Step.411、Step.521)。漏光
抑制運転に際して光源制御部271は、脱臭装置201
の3本の光源212a、212b、212cの内、21
2a、212cの2本を点灯する。また、点灯時の光源
電流は通常運転時の80%に抑制される。
【0057】通常運転時には、漏光抑制運転と同様に2
12a、212cの2本を点灯するが、漏光抑制運転時
には点灯電流が80%に抑制されているため、光源輝度
が低下し、通常運転に比べて光源の点灯照度が低下す
る。このため、空調機280のスリット状の吸入口26
0を透過して漏光する光源光を低減することが可能とな
り、吸入口260周辺が青白く点灯することによる利用
者への不快感を低減することができる。
【0058】尚、フローチャート中のStep.411への入力
信号としては、本実施形態の脱臭装置201では照度セ
ンサー274による入力信号を用いたが、時計タイマー
による所定時刻を漏光抑制運転開始の入力信号として用
いても良い。
【0059】運転制御部272に接続された、照度セン
サー274により脱臭装置201周辺の照度が所定の値
(2ルクス)以上であると、運転制御部272は漏光抑
制運転を終了(Step.621)し、光源制御部271により
光源212の点灯照度を増大させる、回復運転を実行す
る(Step.721)。回復運転に際して光源制御部271
は、脱臭装置201の3本の光源212a、212b、
212c全てを点灯する。また、点灯時の光源電流は通
常運転時の120%に増大される。
【0060】通常運転時に比べて点灯電流が120%に
増大されることにより、光源輝度が増大すると共に、点
灯本数が増加しているため、通常運転に比べて光源の点
灯照度が増大し、脱臭装置201の光触媒エレメント2
11への点灯光照射強度が増大され、光触媒の臭気物質
分解能力が増大する。このため、漏光抑制運転時に光触
媒エレメント211に吸着、蓄積された臭気物質を分解
することが可能となる。
【0061】回復運転は、運転制御部272に内蔵され
た計時タイマーが、回復運転開始後30分経過を計時す
ると回復運転は終了される(Step.821)。
【0062】フローチャート中のStep.411において、照
度センサー274により脱臭装置201周辺の照度が所
定の値(2ルクス)以上であり、かつ風速センサー27
3により光触媒エレメント211を通過する気流の風速
が0.8m/秒以上1.5m/秒未満であることが検知さ
れると、通常運転が実行される(Step.411、Step.511、
Step.611)。通常運転に際して、光源制御部271は脱
臭装置201の3本の光源212a、212b、212
cの内、212a、212cの2本を点灯する。
【0063】フローチャート中のStep.511において、風
速センサー273により光触媒エレメント211を通過
する気流の風速が0.8m/秒以上1.5m/秒未満、以
外であることが検知されると、臭気物質量対応運転が実
行される(Step.511、Step.631)。
【0064】臭気物質量対応運転開始に際し、風速セン
サー273により光触媒エレメント211を通過する気
流の風速が1.5m/秒以上であることが検知される
と、高臭気対応運転が実行される(Step.731、Step.83
1)。高臭気対応運転に際して光源制御部271は、脱
臭装置201の3本の光源212a、212b、212
c全てを点灯する。
【0065】通常運転時に比べて光源の点灯本数が増加
しているため、通常運転に比べて光源の点灯照度が増大
し、脱臭装置201の光触媒エレメント211への点灯
光照射強度が増大され、光触媒の臭気物質分解能力が増
大する。このため、光触媒エレメント211に速い速度
で臭気物質が供給されても臭気物質を分解することが可
能となる。
【0066】臭気物質量対応運転開始に際し、風速セン
サー273により光触媒エレメント211を通過する気
流の風速が0.8m/秒未満であることが検知される
と、低臭気対応運転が実行される(Step.731、Step.83
2)。低臭気対応運転に際して光源制御部271は、脱
臭装置201の3本の光源212a、212b、212
cの内、212a、212cの2本を点灯する。また、
点灯時の光源電流は通常運転時の80%に抑制される。
【0067】通常運転時に比べて点灯電流が80%に抑
制されることにより、光源輝度が低下しているため、通
常運転に比べて光源の点灯照度が低下し、脱臭装置20
1の光触媒エレメント211への点灯光照射強度が低下
され、光触媒の臭気物質分解能力が低下するが、光触媒
エレメント211を通過する気流風速が遅く、光触媒エ
レメント211への臭気物質の供給速度が低いため、臭
気物質分解能力を低下させても問題とはならない。光源
の点灯照度を低下することにより、装置の消費電力を低
下することが可能となると共に、光源の寿命を延長する
ことも可能となる。
【0068】尚、フローチャート中のStep.511、Step.7
31への入力信号としては、本実施形態の脱臭装置201
では風速センサー273による入力信号を用いたが、脱
臭装置201の周辺の臭気を計測する臭気センサーによ
る入力信号を用いても良い。
【0069】以上のように、本実施形態の光触媒脱臭装
置によれば、光触媒を励起するための光源212からの
漏光を抑制することが可能となると共に、空調機280
の運転制御部221を脱臭装置201に合わせ仕様とす
ることが不要で、脱臭装置201の設置スペースと脱臭
装置201への給電源があれば、既設空調機への取付け
も可能な汎用性の高い脱臭装置を提供することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る光触媒脱臭装置の
構成を示した図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る光触媒脱臭装置の
光触媒エレメント211と光源212の構成を示した図
である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る光触媒脱臭装置の
使用例を示した図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係る光触媒脱臭装置の
運転フローチャートである。
【図5】 従来の光触媒脱臭装置の使用例を示した図で
ある。
【符号の説明】
201 光触媒脱臭装置 211 光触媒エレメント 212 光源 271 光源制御部 272 運転制御部 280 空調機 260 空調機吸入口
フロントページの続き (72)発明者 綿瀬 智晃 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 4C080 AA05 AA07 AA10 BB02 CC01 HH05 JJ03 KK08 MM02 QQ01 QQ11 QQ17 QQ20 4D048 AA22 AB03 BA05X BA07X BA13X BA16Y BA27Y BA41X BB08 CC38 CC40 DA01 DA02 DA03 DA05 DA08 DA20 EA01 EA04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中の臭気物質を吸着・分解する光触
    媒脱臭装置であって、空気中の臭気物質を吸着・分解す
    る光触媒エレメントと、前記光触媒エレメントに含有さ
    れる光触媒を励起するための1個乃至は複数個の光源
    と、前記光源の点灯状態を調整する光源制御部と、前記
    光源制御部による前記光源の点灯状態を制御する運転制
    御部と、前記運転制御部に接続された、前記装置周囲の
    照度を計測する照度センサーとを備え、前記照度センサ
    ーにより所定の値以下の照度が検出された場合は、前記
    光源から前記装置外への漏光を抑制する為に、前記運転
    制御部は前記光源制御部により前記光源の点灯照度を通
    常運転時に比べて抑制する漏光抑制運転を実行すること
    を特徴とする光触媒脱臭装置。
  2. 【請求項2】 空気中の臭気物質を吸着・分解する光触
    媒脱臭装置であって、空気中の臭気物質を吸着・分解す
    る光触媒エレメントと、前記光触媒エレメントに含有さ
    れる光触媒を励起するための1個乃至は複数個の光源
    と、前記光源の点灯状態を調整する光源制御部と、前記
    光源制御部による前記光源の点灯状態を制御する運転制
    御部と、前記運転制御部に接続された計時タイマーとを
    備え、前記計時タイマーにより所定の値が計時された場
    合は、前記光源から前記装置外への漏光を抑制する為
    に、前記運転制御部は前記装置の光源制御部が前記装置
    の光源の点灯照度を通常運転時に比べて抑制する漏光抑
    制運転を実行することを特徴とする光触媒脱臭装置。
  3. 【請求項3】 空気中の臭気物質を吸着・分解する光触
    媒脱臭装置であって、空気中の臭気物質を吸着・分解す
    る光触媒エレメントと、前記光触媒エレメントに含有さ
    れる光触媒を励起するための1個乃至は複数個の光源
    と、前記光源の点灯状態を調整する光源制御部と、前記
    光源制御部による前記光源の点灯状態を制御する運転制
    御部と、前記運転制御部に接続された運転選択スイッチ
    とを備え、前記運転選択スイッチにより漏光抑制運転の
    実行が選択された場合は、前記光源から前記装置外への
    漏光を抑制する為に、前記運転制御部は前記装置の光源
    制御部が前記装置の光源の点灯照度を通常運転時に比べ
    て抑制する漏光抑制運転を実行することを特徴とする光
    触媒脱臭装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至は3記載の光触媒脱臭装置
    であって、前記装置の光源から前記装置外への漏光を抑
    制するための漏光抑制運転に際して、前記装置の光源制
    御部は前記装置の一部乃至は全ての光源の点灯輝度を、
    通常運転に比べて低下することにより光源の点灯照度を
    通常運転時に比べて抑制することを特徴とする光触媒脱
    臭装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至は3記載の光触媒脱臭装置
    であって、前記装置は複数個の光源を有し、前記装置の
    光源から前記装置外への漏光を抑制するための漏光抑制
    運転に際して、前記装置の光源制御部は通常運転時に比
    べて点灯する光源の数を減少することにより、光源の点
    灯照度を通常運転時に比べて抑制することを特徴とする
    光触媒脱臭装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至は5記載の光触媒脱臭装置
    であって、前記装置の運転制御部は前記装置の光源から
    の漏光を抑制する漏光抑制運転が実行された後に、前記
    装置の一部乃至は全ての光源の点灯輝度を通常運転時よ
    りも所定時間増大することにより、漏光抑制運転時に光
    触媒エレメントに蓄積された未分解の臭気物質を分解す
    る、回復運転を実行することを特徴とする光触媒脱臭装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至は5記載の光触媒脱臭装置
    であって、前記装置の運転制御部は前記装置の光源から
    の漏光を抑制する漏光抑制運転が実行された後に、通常
    運転時に比べて点灯する光源の数を所定時間増大するこ
    とにより、漏光抑制運転時に光触媒エレメントに蓄積さ
    れた未分解の臭気物質を分解する、回復運転を実行する
    ことを特徴とする光触媒脱臭装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至は7記載の光触媒脱臭装置
    であって、前記装置は、前記装置の運転制御部に接続さ
    れた、前記装置周囲乃至は前記装置の光触媒エレメント
    を通過する気流中の臭気物質濃度を計測する臭気センサ
    ーを備え、前記臭気センサーの臭気物質濃度検出結果に
    応じて、前記運転制御部は前記装置の光源制御部により
    前記装置の光源の点灯照度を調整することにより、前記
    光触媒エレメントの臭気物質分解能力を調整する臭気物
    質量対応運転をも実行することを特徴とする光触媒脱臭
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至は7記載の光触媒脱臭装置
    であって、前記装置は、前記装置の運転制御部に接続さ
    れた、前記装置の光触媒エレメントを通過する気流の風
    速を計測する風速センサーを備え、前記風速センサーの
    風速検出結果に応じて、前記運転制御部は前記装置の光
    源制御部により前記装置の光源の点灯照度を調整するこ
    とにより、前記光触媒エレメントの臭気物質分解能力を
    調整する臭気物質量対応運転をも実行することを特徴と
    する光触媒脱臭装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至は9記載の光触媒脱臭装
    置であって、前記装置は空調機器の風路乃至は建築物の
    空調用風路に設置、使用されることを特徴とする光触媒
    脱臭装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至は9記載の光触媒脱臭装
    置であって、前記装置は前記装置の運転制御部に接続さ
    れた、前記装置の光触媒エレメントに送風を行う送風機
    能部を備えたことを特徴とする光触媒脱臭装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至は11記載の光触媒脱臭
    装置であって、前記装置の光源は300〜400nmの
    波長域内に主発光ピークを有する冷陰極型蛍光ランプで
    あることを特徴とする光触媒脱臭装置。
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