JP2003093307A - 電動式洗い器 - Google Patents

電動式洗い器

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JP2003093307A
JP2003093307A JP2001288241A JP2001288241A JP2003093307A JP 2003093307 A JP2003093307 A JP 2003093307A JP 2001288241 A JP2001288241 A JP 2001288241A JP 2001288241 A JP2001288241 A JP 2001288241A JP 2003093307 A JP2003093307 A JP 2003093307A
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magnetic field
sink
rotating
washing
washing machine
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JP2001288241A
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Tetsuo Sekiya
哲夫 関谷
Kiyoji Narita
喜代次 成田
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食器洗い機、洗濯機等の電動式洗い器におい
て、使用しないときには流し或いはバケツ本来の機能を
維持でき、また、用途に応じて比較的自由に所望のサイ
ズの市販の部品が使用できる使い勝手のよいものとす
る。 【解決手段】 流し2の水槽4の底壁6に、下側に磁気
発生機構部10が配置され、水槽4の底壁6上には、磁
気発生機構部10に対応する位置に回転機構部12が配
置される。回転機構部12の上には洗浄すべき食器を収
容した籠体14が載置され。水槽4には洗浄水18が満
たされる。磁気発生機構部10が通電されると、回転磁
界が発生して回転機構部12が回転駆動され、攪拌扇1
6により渦流が生じ、この渦流により食器が洗浄され
る。洗浄後は、食器を収容した籠体14と、回転機構部
12を取り去り、本来の流し2として使用することがで
きる。また、籠体14も本来の籠体として使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動式洗い器に関
し、特に、回転磁界を利用した非接触の回転機構を備え
た新規な電動式洗い器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転磁界を発生する磁気発生機構部(固
定子)と、この回転磁界により回転駆動される回転機構
部(回転子)とが、磁気的空隙を隔てて組み立てられて
いる電動式食器洗い機が、特開2001−212057
号公報に開示されている。この電動式食器洗い機では、
固定子は、流し台の対向する側壁や底面に埋め込まれ、
他方、回転子は、この流し台に配置される洗浄すべき食
器を収容するための籠体の両側面や底面の前述の固定子
と対応する位置に取付けられている。籠体が流し台にセ
ットされてスイッチが入れられると、固定子により回転
子が洗浄水中で回転駆動されて渦流を生じ、この渦流で
食器、食卓用器具等を洗浄するように構成されている。
【0003】また、従来、洗濯物を洗濯するのに、電気
洗濯機が一般的に用いられている。この電気洗濯機は、
モータにより洗濯槽の攪拌部を回転させて渦流を生じ、
この渦流で洗濯を行うものであり、大量の洗濯物を洗う
には便利である。しかし、このような洗濯機の洗濯モー
ドは、少量の水で僅かな量の洗濯物を洗濯することを想
定したものではなく、少量の洗濯物を洗濯したいとき
は、不経済である。また、洗濯物の種類によっては、他
のものと区別して洗いたい場合がある。このような要求
により、最近、電気バケツなる新たなタイプの洗濯機が
登場してきた。この電気バケツは、モータを含む駆動部
を有する本体と、この本体に載置されるバケツを有す
る。バケツの底には、洗浄水を攪拌する攪拌盤が回転自
在に取付けられ、攪拌盤の回転軸はバケツの底から突出
して、本体側の駆動部と連結されて回転するようになっ
ている。洗濯後は、バケツを本体から取り外して洗濯が
完了した物とともに持ち運べるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の従来技術におい
ては、洗浄すべき食器を収容する特別に設計された籠体
が必要となる。即ち、流し台と、この専用の籠体との両
方が存在して、食器洗い機の機能が発揮されるので、一
般的な市販の籠体を使用することはできない。また、こ
の専用の籠体を、食器を収納し或いは保管する食器籠と
して使用する場合、所望のサイズと合致しないことが起
こりうる。
【0005】また、後者の従来技術においては、攪拌盤
を取り付けた専用のバケツを必要とし、一般的な市販の
バケツを使用することができない。また、この専用のバ
ケツを通常のバケツとして使用する場合、攪拌盤が取付
けられていたり、サイズが使用用途に適切なものでなか
ったりするために使い勝手がよくないという問題があ
る。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、使用しないときには、流し或いはバケツ本来の
機能を発揮でき、使用時には食器洗い器或いは洗濯機と
なる使い勝手のよい電動式洗い器を提供することを目的
とする。
【0007】さらに、本発明の他の目的は、用途に応じ
て比較的自由に所望のサイズの市販の部品を使用できる
使い勝手のよい電動式洗い器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電動式洗い器
は、非金属製の流しと、この流しの底壁の裏面に近接し
て固定された、多相交流電源に接続され回転磁界を発生
する磁気発生機構部と、回転磁界により回転駆動される
よう磁気発生機構部に対向して流しの底面に着脱自在に
配置される、水を攪拌する攪拌部を有する回転機構部
と、流しに出し入れ自在とされた、食器を収容する籠体
とを備え、食器洗浄時に、回転機構部が磁気発生機構部
に対応する流しの底面に配置され、且つ洗浄すべき食器
を収容した籠体および洗浄水が流し内に配されて、回転
機構部が駆動されて発生する水流により流しが食器洗い
に供され、非洗浄時には、回転機構部および籠体を流し
から取り出して、流しが通常の流しとして使用に供され
るよう構成されていることを特徴とするものである。
【0009】「底壁の裏面に近接し」とは、底壁の裏面
に接触している場合も、僅かに離隔している場合も含む
ものとする。
【0010】さらに本発明の電動式洗い器は、多相交流
電源に接続され、回転磁界を発生する磁気発生機構部
と、回転磁界により回転駆動されるよう磁気発生機構部
に対向して配置される、水を攪拌する攪拌部を有する回
転機構部と、非金属製の容器とを備え、洗濯時には、回
転機構部を容器の底部に配置するとともに、洗浄水およ
び洗濯物を容器に配し、容器を磁気発生機構部上に載置
することにより回転機構部が駆動されて発生する水流に
より容器が洗濯に供され、非洗濯時には回転機構部を容
器から取り出して、容器が通常の容器として使用に供さ
れるよう構成されていることを特徴とするものである。
この磁気発生機構部は、所定の床面に埋め込み可能なも
のであることが好ましい。
【0011】また、磁気発生機構部は、誘導加熱のため
の交番磁界を発生するように、多相交流電源の出力電流
の周波数および位相を切り換える切替手段を有するよう
構成することができる。
【0012】また、磁気発生機構部から発生する交番磁
界による誘導加熱により、流し或いは容器内の洗浄水を
温水にするよう構成することができる。
【0013】或いは、磁気発生機構部から発生する交番
磁界による誘導加熱と、磁気発生機構部から発生する回
転磁界による回転機構部の回転とにより、食器または洗
濯物を温風乾燥するよう構成することができる。
【0014】さらに、回転機構部は、ケースと、このケ
ースに回転軸により回転可能に支持された磁気的に駆動
される複合円板を有し、攪拌部が複数種類用意されて前
記複合円板の回転軸に交換可能に取付けられるよう構成
することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明の電動式洗い器は、非金属製の流
しの底壁の裏面に近接して固定された磁気発生機構部
と、回転磁界により回転駆動されるよう流しの底面に着
脱自在に配置される、水を攪拌する攪拌部を有する回転
機構部と、食器を収容する籠体とを備えている。食器洗
浄時には、回転機構部が流しの底面に配置されるととも
に、洗浄すべき食器を収容した籠体および洗浄水が流し
内に配されて、流しが食器洗いに供され、非洗浄時に
は、回転機構部および籠体を流しから取り出して、流し
が通常の流しとして使用に供されるよう構成されている
ので次の効果を奏する。
【0016】即ち、使用しないときには、流し、籠体の
本来の機能を発揮でき、使用時には、食器洗い機とな
り、また、用途に応じて比較的自由に所望のサイズの市
販の部品(籠体)を使用できる使い勝手のよいものとす
ることができる。
【0017】さらに本発明の電動式洗い器は、回転磁界
を発生する磁気発生機構部と、磁気発生機構部に対向し
て配置される、水を攪拌する攪拌部を有する回転機構部
と、非金属製の容器とを備えている。洗濯時には、回転
機構部を容器の底部に配置するとともに、洗浄水および
洗濯物を容器に配し、容器を磁気発生機構部上に載置す
ることにより回転機構部が駆動されて発生する水流によ
り容器が洗濯に供され、非洗濯時には回転機構部を容器
から取り出して、容器が通常の容器として使用に供され
るよう構成されているので次の効果を奏する。
【0018】即ち、使用しないときには、バケツの本来
の機能を発揮でき、使用時には、洗濯機となり、また、
用途に応じて比較的自由に所望のサイズの市販の部品
(バケツ)を使用できる使い勝手のよいものとすること
ができる。また、この磁気発生機構部を、所定の床面に
埋め込み可能なものとしたときは、磁気発生機構部を埋
め込んだ場所は、洗濯に使用しないとき、磁気発生機構
部が表面に現れないので、その場所の本来の機能を果た
すことができ、バケツをその所定の場所に載置するだけ
ですむので、洗濯をさらに容易に行うことができる。
【0019】また、磁気発生機構部が、誘導加熱のため
の交番磁界を発生するように、多相交流電源の出力電流
の周波数および位相を切り換える切替手段を有する場合
には、食器の洗浄時、および洗濯時に洗浄水を温水にす
ることができるので、食器の洗浄および洗濯物の洗濯を
一層効果的になるよう促進することができる。
【0020】また、誘導加熱により、流し或いは容器内
の洗浄水を温水にするよう構成した場合には、食器類、
或いは洗濯物の洗浄を一層効果的に行うことができる。
【0021】さらに、誘導加熱と、回転磁界による回転
機構部の回転とにより、食器または洗濯物を温風乾燥す
るよう構成した場合には、食器類または洗濯物の乾燥を
素早く行うことができる。
【0022】さらに、回転機構部が、ケースと、このケ
ースに回転軸により回転可能に支持された磁気的に駆動
される複合円板を有し、攪拌部が複数種類用意されて前
記複合円板の回転軸に交換可能に取付けられるよう構成
されている場合には、1つの回転機構部を食器の洗浄、
洗濯の両方に使用でき、さらに食器洗い時および洗濯時
において、適切な形状の攪拌部を選んで使用することが
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電動式洗い器(以
下、単に洗い器という)即ち電動式食器洗い器の好まし
い実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明
する。図1は、本発明の洗い器の第1の実施形態を示す
概略断面図である。図1に示すように、洗い器1は、流
し2の水槽4と、この水槽4の底壁6の裏面6bに設け
られた磁気発生機構部10と、この磁気発生機構部10
に対応して水槽4の底壁6の表面(底面)6aに配置さ
れた回転機構部12と、水槽4内に配置される籠体14
とを有する。回転機構部12は、電磁誘導の原理で磁気
発生機構部10により回転駆動されるよう構成されてい
る。回転機構部12に回転自在に取付けられた攪拌扇
(攪拌部)16により、水槽4内の洗浄水18を攪拌し
て、籠体14に収容された洗浄すべき食器(図示せず)
を洗浄するよう構成されている。
【0024】ここに開示する洗い器1は、本発明の発明
者の発明になる、特開平10−108426号公報に開
示された「交流エネルギー変換駆動機器(以下、単に駆
動機器という)」の原理に基づくものである。本発明の
洗い器1に使用される回転機構部12と、磁気発生機構
部10は、この駆動機器の「回転駆動機構部」と「磁界
発生機構部」にそれぞれ対応するものである。
【0025】以下に、上記公報に開示された駆動機器の
概略、即ち本発明の第1の実施形態の作動原理を説明す
る。駆動機器は、扁平な磁界発生機構部と、この磁界発
生機構部に供給する電流を制御するインバータ回路と、
扁平な回転駆動機構部とを有する。磁界発生機構部は、
ケイ素鋼板の積層体或いは高抵抗のフェライト磁性材か
ら構成される磁気台座と、この磁気台座内に配置された
複数個の回転駆動用コイルを有する。また磁気台座の外
周周りには誘導加熱用のコイルが配置される。誘導加熱
用コイルを用いない場合は、位相シフト回路を有するイ
ンバータ回路を使用して回転駆動用コイルに高周波を印
加して、誘導加熱を行うことができる。回転駆動機構部
は、ロータケース内に、軟磁性で良導体の金属材料から
形成され、ベアリングで軸支された回転板を有する。こ
の回転板は、軟磁性で且つ良導体の鉄製円板と、アルミ
製かごからなる磁気的に駆動される複合円板である。水
中で使用される軸受けは、水、ゴミ等が軸受け隙間に入
らないように、保護密閉されていることが好ましい。こ
の回転板は1種類の材料からなる1枚板でもよいし、鉄
とアルミ、或いは鉄と銅の如き複合材から構成されても
よい。回転駆動機構部は磁界発生機構部に重ねて配置さ
れて通電されると、磁界発生機構部により回転磁界が生
成される。この回転磁界により回転駆動機構部の回転板
に電磁誘導による渦電流が誘起され、この回転板が誘導
電磁石となって回転板に二次磁極が発生する。これによ
り、回転板は、磁界発生機構部の磁界と反発或いは引き
合って、磁界発生機構部に対し回転するように滑りが生
じて円滑に回転運動する。本発明の洗い器1は、この誘
導電動機の原理を応用したものである。
【0026】以下に、図1および図2を参照して、第1
の実施形態についてさらに詳細に説明する。図2は、流
し2の水槽4から回転機構部12を取り出したところを
示す流し2と回転機構部12の斜視図である。図2にお
いて、流し2は主たる水槽5と、補助の水槽4を有して
いる。本発明の第1の実施形態の洗い器1は、この補助
の水槽4を使用した場合についてのものであるが、主た
る水槽5を使用してもよい。また、水槽が1つしかない
場合についても、本発明の洗い器1を適用することがで
きることは勿論である。
【0027】流し2は、少なくとも水槽4の部分が、樹
脂等の非金属材料で製造される。水槽4の底壁6の略中
央部には円形の凹部20が形成され、凹部20の側面に
は排水口21(図1)が形成されている。排水口21に
は、栓30を取り付けて水槽4に洗浄水18を貯めるこ
とができるようになっている。しかし、栓30の代わり
にプランジャー(図示せず)等により開閉される適切な
弁(図示せず)を用いて、プログラムされた洗浄工程に
より自動的に排水するようにしてもよい。凹部20の裏
面6b側には、扁平な磁気発生機構部10が配置されて
いる。
【0028】磁気発生機構部10は、流し2の適切な支
持部材(図示せず)に固定され、磁気発生機構部10の
上面22は、水槽4の底壁6の裏面6bに近接或いは接
触させて配置される。この理由は、磁気発生機構部10
と回転機構部12との磁気的空隙Gをできるだけ小さく
して、磁気発生機構部10によって発生する回転磁界を
効果的に回転機構部12に伝えるためである。この磁気
発生機構部10には、電線24によりインバータ制御部
26が連結されている。インバータ制御部26は、操作
パネル48(図2)の制御釦を介して100Vの交流電
源(図示せず)に接続され、磁気発生機構部10に供給
する電流の位相、周波数などをコントロールできるよう
に構成されている。この操作パネル48は、誘導加熱の
ための切替手段としても使用され、また給排水などのプ
ログラム操作の設定釦を有する。
【0029】凹部20には、回転機構部12が、磁気発
生機構部10から底壁6の厚さを含む磁気的間隙Gを隔
てて、着脱可能に配置される。回転機構部12の大きさ
は、直径が10cm乃至20cm程度の大きさである。
回転機構部12のケース32内の磁気的に駆動される円
板(複合円板)34は、回転軸36により回転可能にケ
ース32に軸支されている。この回転軸36には攪拌扇
16が、着脱可能に取付けられている。攪拌扇16は、
複数の傾斜した翼16aを有しており、回転すると洗浄
水18を攪拌して渦流を起こし、食器を水流で洗浄する
ようになっている。このとき洗浄水18に洗剤等を追加
して洗浄を促進させることができることは勿論である。
洗浄工程は、操作パネル48の操作により、水洗浄、温
水洗浄、すすぎ、排水、温風乾燥等の一連の洗浄工程を
自動で、或いは任意の組合せで行えるようにすることが
できる。即ち、一定のプログラムに沿って実行させるこ
とができる。
【0030】食器を収容する籠体14は、プラスチック
等の非金属製で成形されたものであり、図3にその籠体
14の斜視図を示す。籠体14は、全体として直方体形
状を呈し、上方に食器を出し入れする開口38を有して
いる。下方の4隅には、脚40が形成されており、籠体
14を水槽4内に配置したとき、脚40が水槽4の底壁
6の上面6aに位置する。これによって、底壁6の上面
6aと籠体14の底面との間に間隙を形成し、回転機構
部12を籠体14の下に修めることが可能になる。
【0031】洗浄水18は籠体14を自由に通り抜ける
ので、この中に収容された食器類は、水流で洗われて効
果的に洗浄される。籠体14には、取手42が取付けら
れているので、水槽4への設置および取出の際には、こ
の取手を使用して容易に作業を行うことができる。食器
の洗浄が完了すると、栓30を取り外して洗浄水18を
排水口21から排出し、洗浄された食器を収容した籠体
14を水槽4から取り出すとともに、回転機構部12も
凹部20から取り出す。これにより、水槽4は、本来の
流し2の水槽4として通常の使用に供することができ
る。また、取り出した籠体14は、本来の食器を収納
し、保管するという機能をそのまま維持することができ
る。籠体14は、専用のものである必要はなく、食器類
の、種類、大きさに適合したサイズの市販の製品を使用
することができる。
【0032】洗浄水18による洗浄の際、磁気発生機構
部10に交番磁界を生じるように、操作パネル48を操
作すると、誘導加熱用コイル(図示せず)により回転機
構部12が励磁されて発熱し、その熱で洗浄水18を温
水化することができるので、洗浄効果を促進することが
できる。また、洗浄後に排水した後、洗浄された食器を
籠体14に収容したまま、磁気発生機構部10に回転磁
界を発生させて、回転機構部12を回転させた状態にす
ると温風を生じて、食器類を温風乾燥させることができ
る。
【0033】図1に、44で示す部分は、洗浄時に水槽
4を覆う蓋である。蓋44は、蛇腹式であり、通常は水
槽4の近傍に設けられた流し2の保管溝46に収容され
ている。食器を洗浄するときは蓋44を保管溝46から
引き出して水槽4に蓋をする。この蓋44を引き出して
完全に蓋をした時に作動する検知装置、例えば、リミッ
トスイッチ等、を設けて、蓋をした時のみ、洗い器1の
スイッチが入るように構成されている。これにより、洗
浄時の安全を確保することができる。また洗浄完了後に
籠体14を取り出すときは、攪拌扇16が完全に停止す
ることが確認されるまでこの蓋44は、開かないように
工夫されている。例えば、一連の工程のプログラミング
により制御される適切な手段でロックすることができ
る。なお、回転機構部12の上面に、攪拌扇16を覆う
図示しない保護金網(覆い)を取り付けて、攪拌扇16
と他の物体との接触を防止するようにしてもよい。な
お、蓋44を使用しないときは、保管溝46には、キャ
ップ47が取付けられる。
【0034】次に、本発明の第2の実施形態の電動式洗
い器(以下、単に洗い器という)即ち電動式洗濯機につ
いて、図4および図5を参照して説明する。図4は、第
2の実施形態の洗い器の概略断面図であり、図5は、風
呂場と、ここで使用される洗い器のバケツと、回転機構
部を示す斜視図である。最初に図4を参照して説明す
る。洗い器100は、非金属製、例えば樹脂製、のバケ
ツ(容器)102、バケツ102内に配置される回転機
構部104および磁気発生機構部106を有する。この
洗い器100のバケツ102は、洗濯物を収容するため
のもので、バケツ102の底壁108が、比較的平坦な
ものであれば、深さ、直径、或いは側面形状等は比較的
自由である。従って、任意のサイズの市販のバケツを使
用することができる。
【0035】バケツ102の底壁108には、前述の回
転機構部12と同様の回転機構部104が配置される。
他方、磁気発生機構部106は、風呂場の床110の表
面110a近傍に埋設されている。磁気発生機構部10
6は、その上面112ができるだけ床(床面)110の
表面110a近傍にあることが好ましい。この理由は、
回転機構部104が、電磁誘導の原理で磁気発生機構部
106により回転駆動されるよう構成されているので、
回転機構部104と磁気発生機構部106の磁気的空隙
Gが小さければ小さいほど、回転機構部104に大きな
動力を発生させることができるからである。
【0036】磁気発生機構部106には、電線126に
よりインバータ制御部128が連結されている。インバ
ータ制御部128は、100Vの交流電源(図示せず)
に図示しない制御パネルを介して接続され、磁気発生機
構部106に供給する電流の位相、周波数などをコント
ロールできるよう構成されている。この制御パネルは、
誘導加熱のための切替手段としても使用される。回転機
構部104に回転自在に取付けられた攪拌盤(攪拌部)
114により、バケツ102内の洗濯用の洗浄水116
を攪拌して洗濯物(図示せず)を洗濯するようになって
いる。
【0037】ここに開示する洗い器100は、前述の洗
い器1と同様に、本発明の発明者の発明になる、特開平
10−108426号公報に開示された「交流エネルギ
ー変換駆動機器(以下、単に駆動機器という)」の原理
に基づくものである。本発明の洗い器100に使用され
る回転機構部104と、磁気発生機構部106は、この
駆動機器の「回転駆動機構部」と、「磁界発生機構部」
にそれぞれ対応するものである。
【0038】以下に、上記公報に開示された駆動機器の
概略、即ち本発明の第2の実施形態の作動原理を説明す
る。駆動機器は、扁平な磁界発生機構部と、この磁界発
生機構部に供給する電流を制御するインバータ回路と、
扁平な回転駆動機構部とを有する。磁界発生機構部は、
ケイ素鋼板の積層体或いは高抵抗のフェライト磁性材か
ら構成される磁気台座と、この磁気台座内に配置した複
数個の回転駆動用コイルを有する。また磁気台座の外周
周りには誘導加熱用のコイルが配置される。誘導加熱用
コイルを用いない場合は、位相シフト回路を有するイン
バータ回路を使用して回転駆動用コイルに高周波を印加
して、誘導加熱を行うことができる。回転駆動機構部
は、ロータケース内に、ベアリングで軸支された軟磁性
で良導体の金属材料から形成された回転板を有する。
【0039】回転駆動機構部は、磁界発生機構部に重ね
て配置されて通電されると、磁界発生機構部により回転
磁界が生成される。この回転磁界により回転駆動機構部
の回転板に電磁誘導による渦電流が誘起され、この回転
板が誘導電磁石となって回転板に二次磁極が発生する。
これにより、回転板は磁界発生機構部の磁界と反発或い
は引き合って、磁界発生機構部に対し回転するように滑
りが生じて円滑に回転運動する。本発明の洗い器100
は、この誘導電動機の原理を応用したものである。
【0040】以下に、図4および図5を参照して、第2
の実施形態についてさらに詳細に説明する。風呂場の浴
槽118近傍の、例えばタイル、樹脂等の非金属製の床
110には、木製のスノコ120が置かれている。この
スノコ120には、前述の床110に埋設された磁気発
生機構部106に対応する位置に円形の穴122が形成
されている。この穴122は、バケツ102を、磁気発
生機構部106に容易に位置合わせすることができ、ま
た、バケツ102の転倒をも防止することができるよう
にするためである。しかし、スノコ120は、必ずしも
必要ではなく、床110にバケツ102を直接置いても
よい。床110に適切な目印或いはマークを表示するこ
とで、スノコ120の場合と同様に、バケツ102の位
置決めを容易に行うことができる。スノコ120の穴1
22には、通常は、円形の蓋124が取付けられ、スノ
コ120を使用する上で支障ないようになっている。
【0041】図5に、バケツ102から取り出した回転
機構部104を示しているが、この回転機構部104に
ついてさらに詳細に説明する。扁平な回転機構部104
の直径は10cm乃至20cm程度である。回転機構部
104のケース130内の磁気的に駆動される円板(複
合円板)132は、回転軸134により回転可能にケー
ス130にベアリング(図示せず)により軸支されてい
る。水中で使用される軸受けは、水、ゴミ等が軸受け隙
間に入らないように、保護密閉されていることが好まし
い。この回転軸134には円形の攪拌盤114が、着脱
可能に取付けられている。攪拌盤114は、放射状に配
置された複数の突条136を有しており、回転すると洗
浄水116を攪拌して渦流を起こし、洗濯物を水流で洗
浄するようになっている。このとき洗浄水116に洗剤
等を追加して洗浄を促進させることができることは勿論
である。攪拌盤114は、操作パネルの操作により、正
逆回転を反復するよう運動させることができる。洗浄水
116による洗浄の際、磁気発生機構部106に交番磁
界を生じるように操作パネルを操作すると、誘導加熱用
コイル(図示せず)により回転機構部114が励磁され
て発熱し、その熱で洗浄水116を温水化して洗浄効果
を促進することができる。
【0042】洗濯物の洗浄およびすすぎ作業が完了すれ
ば、バケツ102を持ち上げて、洗浄水116を排出
し、回転機構部104を取り出して、洗濯された洗濯物
を入れたまま持ち運ぶことができる。また、洗浄後に排
水した後、洗濯物を絞って広げ、バケツ102に収容し
たまま、磁気発生機構部106に回転磁界を発生させ
て、回転機構部104を回転させた状態にすると温風を
生じて、洗濯物を温風乾燥させることができる。
【0043】操作を開始する際、例えば、回転機構部1
04がバケツ102にない状態でバケツ102を磁気発
生機構部106にセットしないようにしたり、或いは、
バケツ102自体がない状態で、例えば金属小片等の金
属製の異物が不用意にその位置にある状況下で通電した
りしないようにする必要がある。後者の場合、金属片が
飛んで事故が生じる虞がある。従って、電源のスイッチ
(図示せず)を入れる前に、操作者に注意を喚起する
「準備段階」を経て電源投入をすることが好ましい。前
述の回転機構部104がない状況を検知するには、例え
ば、磁気発生機構部106の円周に沿って数カ所配置さ
れた無接触近接センサ(図示せず)で、回転機構部10
4がないことを確認することができる。且つその上で上
述の無接触近接センサで検出できなかった前述の金属小
片の有無を検出するために、異物による磁場の変化を利
用して検出する検出手段(図示せず)を設けてもよい。
また、スノコ120の蓋124に連動した機械的電気ス
イッチ(図示せず)を設けて、電源の消し忘れを防止し
てもよい。さらに使用時、特に準備段階において、或い
は使用後に、磁気発生機構部上に何もおかないように注
意を喚起する音声によるメッセージを発するようにして
もよい。
【0044】取り出した回転機構部104は、水洗いし
て適切な場所に保管すればよい。つまり、バケツ102
は、洗濯が完了すると、本来のバケツ102の機能をも
つ容器として使用することができる。また。風呂場も、
洗濯用の場所として使用した後、洗濯用の機材がないの
で、全く通常の風呂場として使用することができる。風
呂場は、水回り、排水もよいので最適な洗濯場所であ
る。
【0045】回転機構部104は、攪拌盤114の作動
時に反力を受けるので、バケツ102への固定手段を設
けることが好ましい。例えば回転機構部104とバケツ
102の底壁108との間に凹凸係合部を設けることが
好ましい。この凹凸係合部は、例えば、図4に示すよう
に、回転機構部104の外周と、バケツ102の底部の
内周にそれぞれ設けた凸リブ138、140により、回
転機構部104の円周方向の回動を阻止するよう構成し
てもよい。或いは、バケツ自体を四角い形状のものと
し、回転機構部104に、四角形状に係合する図示しな
い突出部を設けてもよい。或いは、回転機構部12の底
面とバケツ102の底壁108との間に、互いに係合す
る凹凸係合部を設けてもよい。これらの係止手段は、通
常の市販のバケツに後付で設けることができる。
【0046】第2の実施形態では、磁気発生機構部10
6を風呂場の床に埋め込んだ例について説明したが、ベ
ランダ、テラス、屋外の勝手口の洗い場等に埋め込んで
おけば、回転機構部104を入れたバケツ102をその
場所に持っていくだけで、簡単に洗濯をすることができ
る。さらに磁気発生機構部106を埋め込まないで、回
転機構部104を入れたバケツ102とともに任意の場
所に持ち運んで、回転機構部104を磁気発生機構部1
06上に載置するだけで、簡単に洗濯するようにするこ
とができることは勿論である。
【0047】攪拌扇16、攪拌盤114は、それぞれ、
回転機構部に着脱自在に取付けられるので、食器洗いと
洗濯に共用することができる。また、攪拌扇16、攪拌
盤114をそれぞれ形状の異なるものを複数個用意して
おき、洗いたいものの種類に応じて、適切なものを選択
して使用することができる。攪拌扇16、攪拌盤114
を交換せずに専用のものとすることも勿論可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗い器の第1の実施形態を示す概略断
面図
【図2】図1の流しの水槽から回転機構部を取り出した
ところを示す、流しと回転機構部の斜視図
【図3】本発明の洗い器に使用する籠体の斜視図
【図4】本発明の第2の実施形態の電動式洗い器の概略
断面図
【図5】第2の実施形態の電動式洗い器が使用される風
呂場と、ここで使用されるバケツと、回転機構部を示す
斜視図
【符号の説明】
1、100 電動式洗い器 2 流し 6 底壁 6a 底面 6b 裏面 10、106 磁気発生機構部 12、104 回転機構部 14 籠体 16、114 攪拌部 18、116 洗浄水 32、130 ケース 34、132 複合円板 36、134 回転軸 48 切替手段 102 容器 110 床面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非金属製の流しと、該流しの底壁の裏面
    に近接して固定された、多相交流電源に接続され回転磁
    界を発生する磁気発生機構部と、前記回転磁界により回
    転駆動されるよう前記磁気発生機構部に対向して前記流
    しの底面に着脱自在に配置される、水を攪拌する攪拌部
    を有する回転機構部と、該流しに出し入れ自在とされ
    た、食器を収容する籠体とを備え、 食器洗浄時に、前記回転機構部が前記磁気発生機構部に
    対応する前記流しの底面に配置され、且つ洗浄すべき食
    器を収容した前記籠体および洗浄水が前記流し内に配さ
    れて、前記回転機構部が駆動されて発生する水流により
    前記流しが食器洗いに供され、非洗浄時には、前記回転
    機構部および前記籠体を前記流しから取り出して、前記
    流しが通常の流しとして使用に供されるよう構成されて
    いることを特徴とする電動式洗い器。
  2. 【請求項2】 多相交流電源に接続され、回転磁界を発
    生する磁気発生機構部と、前記回転磁界により回転駆動
    されるよう前記磁気発生機構部に対向して配置される、
    水を攪拌する攪拌部を有する回転機構部と、非金属製の
    容器とを備え、 洗濯時には、前記回転機構部を前記容器の底部に配置す
    るとともに、洗浄水および洗濯物を前記容器に配し、該
    容器を前記磁気発生機構部上に載置することにより前記
    回転機構部が駆動されて発生する水流により前記容器が
    洗濯に供され、非洗濯時には前記回転機構部を前記容器
    から取り出して、前記容器が通常の容器として使用に供
    されるよう構成されていることを特徴とする電動式洗い
    器。
  3. 【請求項3】 前記磁気発生機構部が、所定の床面に埋
    め込み可能なものであることを特徴とする請求項2記載
    の電動式洗い器。
  4. 【請求項4】 前記磁気発生機構部が誘導加熱のための
    交番磁界を発生するように、前記多相交流電源の出力電
    流の周波数および位相を切り換える切替手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の電動
    式洗い器。
  5. 【請求項5】 前記磁気発生機構部から発生する交番磁
    界による誘導加熱により、前記流し或いは前記容器内の
    前記洗浄水を温水にすることを特徴とする請求項4記載
    の電動式洗い器。
  6. 【請求項6】 前記磁気発生機構部から発生する交番磁
    界による誘導加熱と、前記磁気発生機構部から発生する
    回転磁界による前記回転機構部の回転とにより、前記食
    器または前記洗濯物を温風乾燥することを特徴とする請
    求項4記載の電動式洗い器。
  7. 【請求項7】 前記回転機構部が、ケースと、該ケース
    に回転軸により回転可能に支持された磁気的に駆動され
    る複合円板を有し、前記攪拌部が複数種類用意されて前
    記複合円板の回転軸に交換可能に取付けられていること
    を特徴とする請求項1から6いずれか1項記載の電動式
    洗い器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007089249A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Yayoi Chemical Industry Co Ltd 電動装置及び撹拌機

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