JP2003093284A - 吸引掃除機の掃除具 - Google Patents

吸引掃除機の掃除具

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JP2003093284A
JP2003093284A JP2001293015A JP2001293015A JP2003093284A JP 2003093284 A JP2003093284 A JP 2003093284A JP 2001293015 A JP2001293015 A JP 2001293015A JP 2001293015 A JP2001293015 A JP 2001293015A JP 2003093284 A JP2003093284 A JP 2003093284A
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suction
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suction pipe
head
floor surface
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Michiro Kozutsumi
三千郎 小堤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気掃除機等の吸引掃除機による作業をしや
すくし、作業の効率を上げる。 【解決手段】 掃除具の吸引パイプ12の先に吸引ヘッ
ド13を床面に垂直な軸Xで接続し、床に平行な面内で
回動可能とする。 【効果】 吸引パイプ12の前進で吸引ヘッド13が障
害物Tに衝突しても、吸引ヘッド13は床面に平行な面
内で回動して逃げるため、衝撃とならない。吸引パイプ
13,障害物Tの双方に傷をつけないで済むため、掃除
に当たって細かい気を使う必要がない。また吸引パイプ
12と吸引ヘッド13の接続部を簡略化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機等の吸引掃除
機の掃除具に関し、その使用時、家具等の障害物があっ
ても楽に掃除をすることのできる掃除具に関する。
【0002】
【従来の技術】吸引掃除機の掃除具1は、掃除機本体に
接続され、把手を兼ねた吸引パイプ2の先に、吸引ヘッ
ド3が取り付けられている。例えば図1(a),(b)
に示すように、吸引ヘッド3が吸引口3aを床面Fに当
接した状態で配置され、吸引口3を介して床面のゴミ・
ホコリが吸引される。常に吸引ヘッド3が床面と平行に
なり、吸引口3aが床面Fに効率よく当接するように、
(c)の例では吸引パイプ2の先は吸引ヘッド3の長手
方向に平行な軸X1に軸支され、吸引パイプ2は吸引ヘ
ッド3の長手方向に直角な面内で回動でき、角度β(図
1b)が可変になっている。
【0003】また、使用者が吸引パイプ2(把手)を左
右に振ったときにも吸引ヘッド3が床面と長手方向に常
に平行になるように、吸引ヘッド3の長手方向に直角で
床面に平行な軸X2を中心として回動するように、吸引
パイプ2が取り付けられているものもある(d)。ま
た、吸引ヘッド3の軸X1を軸に吸引パイプ2が回動で
き、同時に吸引ヘッド3の軸X2を軸に吸引パイプ2が
回動できるようになっているものもある。
【0004】使用にあたって、使用者は吸引ヘッド3が
床面を隈なく掃引するように、吸引パイプ2を持って前
後左右に動かして掃除をする。このとき、図1(c)で
は、床と吸引パイプ2の成す角度βは自由になるが、吸
引ヘッド3の長手方向と吸引パイプ2の成す角度αは9
0度に固定されている。そのため、掃除する場所の障害
物を避ける等、吸引ヘッド3の向きを変えるには、吸引
パイプ2ともども向きを変えることになる。図1(d)の
タイプでは、吸引ヘッド3が床面に置かれた状態で吸引
パイプ2を吸引パイプ2の長手方向に平行な軸を中心に
回転させれば、吸引ヘッド3の長手方向と吸引パイプ2
の成す角度αは、ある程度変化させることができ、吸引
ヘッド3の向きを変えることができる。しかし、吸引ヘ
ッド3の吸引口3aが床面Fに平行に当接するようにす
るには、床面と吸引パイプ2の成す角度を変えなければ
ならない。
【0005】図1の(c),(d)いずれの場合でも、
障害物のない、広い場所を掃除する限りそれほど問題は
ないが、部屋の隅の壁やテーブル,机,サイドボード,
ソファー等の障害物Tがある場合、吸引ヘッド3を衝突
させやすい(e)。壁・家具等の障害物に吸引ヘッド3
を衝突させると、壁・家具を傷つけたり、吸引ヘッド3
を壊したりしやすい。衝突させないようにするには、壁
・家具等の障害物Tに近いところでは気を使うことにな
り、作業の効率も低下する。衝突時の衝撃を和らげるた
め、吸引ヘッド3の周囲にゴム等を備えているものもあ
るが、吸引ヘッド3を前進させているときに吸引ヘッド
3の端部が壁・家具等に触れると触れた点Pが滑らない
ために、吸引パイプ2とのジョイント部4にモーメント
Mの負荷がかかり、ジョイント部4を破損する恐れもあ
る(図1f)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上に説明
したような問題点を解消しようとするものであり、吸引
掃除機を使用するときに吸引ヘッドを壁・家具等に衝突
させても、差し支えのない掃除具を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の吸引掃除機の掃
除具は、上記目的を達成するため、吸引ヘッドが、吸引
パイプの先に床面に平行な面内で回動可能に軸支されて
いることを特徴とする。そのため、床を掃除具で掃引し
ているときに吸引ヘッドが障害物に衝突しても吸引ヘッ
ドが回動して、吸引ヘッド及び障害物の双方に衝撃にな
らない。吸引ヘッド又は吸引ヘッドの張出し部が吸引パ
イプと直角になるように付勢されていれば、回動した吸
引ヘッドの張出しは障害物がないときに通常の状態に戻
る。
【0008】吸引ヘッドが左右に張り出した2本の張出
しからなり、該張出しは吸引パイプの先に床面に平行な
面内で回動可能にそれぞれ軸支され、さらにそれぞれ吸
引パイプに対して直角になるように付勢されていてもよ
い。3乃至4本の張出しからなる回動可能な吸引ヘッド
でも、吸引ヘッドが障害物に衝突したとき同様の効果が
得られる。以上の掃除具において吸引パイプの長手方向
が、吸引ヘッド又は吸引ヘッドの張出しに直角な面内で
回動可能となっているのが好ましい。
【0009】
【実施の形態】本発明に従った吸引掃除機の掃除具11
は、例えば図2(a),(b)に示すような構造で実施
される。掃除機本体に接続された吸引パイプ12の先
に、吸引ヘッド13が床面と平行な面内で(言い換えれ
ば、床面Fに垂直な軸Xを中心として)回動可能に取り
付けられる。吸引ヘッド13を床面と平行に載置した状
態で、吸引パイプ12と床面に適度な角度β'(45度
程度)をつけておく。または、吸引パイプ12の軸方向
が吸引ヘッド13の長手方向に平行な軸X1を中心にし
て回動可能にしても良い(図2c)。さらに、吸引ヘッ
ド13が少なくとも床面に垂直な軸Xを中心として回動
可能であればよく、吸引パイプ12と吸引ヘッド13の
接続を全方向に回動可能なユニバーサルジョイントとす
ることもできる。
【0010】この掃除具11を用いて作業をすると、例
えばタンス等の障害物Tがあっても、衝突点Pが吸引パ
イプ12の中心より少しでも外側にはずれていれば、吸
引ヘッド13は障害物Tを避ける方向に回動するので、
衝突点Pでの衝撃を防ぎ、そのまま、吸引パイプ12を
前進させることができる(図3a)。吸引ヘッド13が
障害物に衝突しても、かまわず吸引パイプ12を前後に
動かして作業を続けることができるため、作業は非常に
楽になる。このとき吸引ヘッド13は吸引パイプ12と
平行になり、図3(b)のように狭い場所も難なく掃除
できることにもなる。
【0011】掃除具11を上から見たときの吸引ヘッド
13の基準位置からの角度γ(図4a)は安定している
のが好ましい。このため、何らかの手段で、障害物のな
いときは角度γがゼロになるようにするとよい。例え
ば、吸引ヘッド13を下から見た図4(b)のようにX
軸の後方に床との摩擦の強い部分Qを設けることによ
り、床の上で吸引パイプ12の先を移動したとき、移動
方向に対して摩擦の強い部分QがX軸の後方に位置する
ため、吸引ヘッド13の長手方向が移動方向に直角に維
持される。摩擦の強い部分Qとするには、ゴム製の突起
を設ける、吸引ヘッド13の吸込み口13aの周囲に設
けられる植毛の密度を高くする等の手段が考えられる。
あるいは、吸引ヘッド13の長手方向に平行に軸支した
小ローラを設け、吸引ヘッド13の回動位置を制動して
も良い。勿論、バネ等で付勢した公知手段で吸引ヘッド
13の基準位置からの角度γをゼロに戻るようにしても
よいが構造が複雑になる。
【0012】掃除具11の吸引ヘッド13を、左右2つ
の張出し13R,13Lに分割し、それぞれが、床面に
垂直な軸XR,XLを中心として床面に平行な面内で回
動可能とすることもできる。左右2つの張出し13R,
13Lはそれぞれ、長手方向が吸引パイプ12に直角に
なるように付勢されている(図5a)。本発明に従った
この構造では、障害物Tに吸引ヘッド13が衝突したと
き、衝突した側の張出し13R又は13Lだけが回動す
る。両側に障害物のある狭い場所でも、奥のほうまで吸
引パイプ12の先が入れられる(図5b)。
【0013】掃除具11の吸引ヘッド13を、3本の張
出し13E,13E,13EからなるY字型としても良
い(図6)。この場合には、吸引ヘッド13の回動位置
によって掃引範囲にあまり差がないため、付勢する等で
回動を制動せず成り行きに任せておいても良い。狭い場
所への対応は、図6(b)のように、張出し13Eの長
さの奥までできる。もちろん、ある位置を基準として、
基準位置に戻るようにバネ等で付勢しても良い。また張
出しの1本にゴム突起を設けたり植毛状態を多くする等
の手段で、床との摩擦の大きい部分Qを設けると、吸引
パイプ12の進行方向に向かって開いたY字状となる。
この場合も、床との摩擦の大きい部分Qにかえて、張出
しの1本の長手方向に平行な軸に軸支された小ローラを
設けることもできる。
【0014】例えばテーブルの脚等が障害物Tのとき、
図6(a)の状態から吸引パイプ12をそのまま前方に
推進すると吸引ヘッド13は左方向に回動する(c)。
障害物Tの周辺の掃引範囲を考えると、吸引パイプ12
を前後することで、吸引ヘッド13の回動に従って障害
物Tのほぼ全周囲が掃引されることがわかる(d)。こ
の効果は、本発明に従った他の例においても多かれ少な
かれ得られる。勿論4本の張り出しを設けて、十字状と
しても(e)、同様の効果が得られる。どちらの場合
も、吸引ヘッド13の張出し部分をそれぞれ回動可能と
しても一定の効果が得られる。例えば図6(a)で、上
方の2本の張出し13E,13EをXR,XLで軸支
し、それぞれ回動可能にすると、(f)のように前方の
平らな面をもった障害物Tに押し付けて、その手前隅も
掃引できる。
【0015】この場合にも、吸引ヘッド13を床面と平
行に載置した状態で、吸引パイプ12と床面に適度な角
度β'に固定してもよいし、又は吸引パイプ12の先を
吸引ヘッドの長手方向に平行な軸で軸支して角度β'を
調整可能にしても良い(図2c)。本発明に従った掃除
具は、掃除機本体からの排気をなくした、同時給気/吸
引方式(還流方式)の掃除機等の掃除具や、自走式で掃
除するいわゆる掃除ロボット等の吸引ノズルにも適用で
きることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】本発明に従った吸引掃除機の掃除具は、
以上に説明したように、吸引ヘッドが、吸引パイプの先
に床面に平行な面内で回動可能に軸支されている。その
ため、吸引ヘッドを前進させて、床面を掃引する時、吸
引ヘッドの前進方向に障害物があって衝突しても、吸引
ヘッドは床面に平行な面内で回転することで逃げ、障害
物や吸引ヘッドへの衝撃を避けるので、掃除作業で細か
い気を使わずに済み、作業効率を向上することが出来
る。また、従来のように吸引パイプと吸引ヘッドの接続
部分に無理な衝撃がかからないので、軸受け構造を簡略
化することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は従来の吸引掃除機の掃除具の正面(a)及び
側面(b)から見た概略図,吸引ヘッドに対する吸引パ
イプの回動状態を説明する図(c,d),及び障害物の
あるときの吸引ヘッドの状態を説明する図(e,f)。
【図2】は本発明に従った吸引ヘッドの回動状態
(a),断面図(b)を示す図、及び吸引パイプの角度
を調整する例(c)。
【図3】は本発明に従った吸引ヘッドが障害物に衝突し
たときの説明図。
【図4】は回動位置を安定させる手段の一例。
【図5】は本発明に従った他の例の吸引ヘッドが障害物
に衝突したときの説明図。
【図6】は本発明に従ったさらに他の例の吸引ヘッドが
障害物に衝突したときの説明図(a〜d)及び他の例を
示す図(e,f)。
【符号の説明】
11:掃除具 12:吸引パイプ 13:吸引
ヘッド T:障害物 F:床 X,XR,XL:床面に
垂直な回動軸 X1,X2:回動軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に平行な面内で回動可能に、吸引ヘ
    ッドが吸引パイプの先に軸支されていることを特徴とす
    る吸引掃除機の掃除具。
  2. 【請求項2】 吸引ヘッド又は吸引ヘッドの張出し部が
    吸引パイプと直角になるように付勢されている請求項1
    に記載の吸引掃除機の掃除具。
  3. 【請求項3】 吸引ヘッドが左右に張り出した2本の張
    出しからなり、該張出しは吸引パイプの先に床面に平行
    な面内で回動可能にそれぞれ軸支され、さらに吸引パイ
    プに直角になるようにそれぞれ付勢されていることを特
    徴とする吸引掃除機の掃除具。
  4. 【請求項4】 吸引ヘッドが3乃至4本の張出しからな
    る請求項1記載の吸引掃除機の掃除具。
  5. 【請求項5】 吸引パイプの長手方向が、吸引ヘッド又
    は吸引ヘッドの張出しに直角な面内で回動可能となって
    いる請求項1〜4のいずれかに記載の吸引掃除機の掃除
    具。
JP2001293015A 2001-09-26 2001-09-26 吸引掃除機の掃除具 Pending JP2003093284A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100435902B1 (ko) * 2001-08-30 2004-06-11 주식회사 대우일렉트로닉스 진공청소기용 브러쉬

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100435902B1 (ko) * 2001-08-30 2004-06-11 주식회사 대우일렉트로닉스 진공청소기용 브러쉬

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