JP2010124845A - 電気掃除機の吸口体、および電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機の吸口体、および電気掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、電気掃除機の吸口体を横方向に長く延ばしたり、短く縮めたりする操作がし易い電気掃除機の吸口体、および電気掃除機を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、被清掃面との対向面に設ける吸込開口部が左右方向に延在する横長の第1吸込口本体と、前記被清掃面との対向面に設ける吸込開口部が左右方向に延在する横長の第2吸込口本体を有する電気掃除機の吸口体において、前記第1吸込口本体の長手方向端部に延ばした状態で備えられる前記第2吸込口本体は、長さが第1吸込口本体よりも短く、前記第2吸込口本体が前記第1吸込口本体に対して折り畳みや元の延ばした状態に戻しができるように回動自在に支持されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、被掃除面の塵埃を吸塵する電気掃除機の吸口体、および電気掃除機の改良に関する。
従来の電気掃除機の吸口体として、例えば特許文献1(実開昭60−126155号公報)がある。吸口体の両端側に、スライド方式の可変吸込口を取り付け、吸口幅を長く、可変する構成とした吸口体が提案されている。
また、特許文献2(特許2001−346728号公報)には、幅広ヘッドを中心から内側に折りたたみ可能な構成としたものが提案されている。
また、特許文献3(特許2005−124977号公報)には、吸込口を構成する第1の開口部をベースとし、前記ベースから離れる方向にスライド移動可能な第2の開口部を有し、前記第1の開口部と連通すると共に、第1および第2の開口部内に回転ブラシをそれぞれ備え、前記第2の開口部の移動に合わせて第2の回転ブラシがスライドするように第1の回転ブラシに係合するように構成したものが提案されている。
実開昭60−126155号公報 特許2001−346728号公報 特許2005−124977号公報
特許文献1では、本体吸込口の端部に可変吸込口を設け、可変用ノブと連動して可変吸込口を移動することによって吸口幅の長さを適宜調節することができる。しかしながら、本体吸込口の内部(塵埃搬送部)を可変吸込口がスライドしながら伸縮するために、微細な塵埃がそのスライド部に侵入してしまい、伸縮の動きを妨げる問題やケース表面に傷が付きやすく、汚れが目立ついという問題がある。
また、本体吸込口及び可変吸込口は空気の吸引だけでごみを取る方式としているので、掃除面の拭き効果やかき上げによる集塵性能の向上が期待できないと考えられる。
特許文献2では、広い場所を掃除する場合は幅広ヘッドを伸展した状態で使用し、隙間等を掃除する場合は幅広ヘッドを中心から折りたたむことによりノズル状に変形して使用できる構成になっている。しかしながら、幅広ヘッドを伸展した状態で掃除をすると、ヘッド中央部に床面から吸引する流路が形成されてないために、ごみの吸い残しが発生するという問題がある。
特許文献3では、特許文献1と同様に開口部がスライド移動可変する構造であり、第1の開口部と第2の開口部の嵌合部分にごみが蓄積してスライドを阻害する問題がある。さらに回転ブラシもスライド移動可変となっている。
回転ブラシはごみをかき上げる手段であるので、第1の回転ブラシと第2の回転ブラシの係合部分に微細な塵埃が一層付着しやすくなる。したがって、スライド移動を損なう心配がより一層高まる。また、髪の毛や糸くずなどが回転ブラシに巻きついてしまうと、回転ブラシのスライドが不可能となる問題が発生する。
本発明は、上記の問題に鑑み、電気掃除機の吸口体を横方向に長く延ばしたり、短く縮めたりする操作がし易い電気掃除機の吸口体、および電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、被清掃面との対向面に設ける吸込開口部が左右方向に延在する横長の第1吸込口本体と、前記被清掃面との対向面に設ける吸込開口部が左右方向に延在する横長の第2吸込口本体を有する電気掃除機の吸口体において、前記第1吸込口本体の長手方向端部に延ばした状態で備えられる前記第2吸込口本体は、長さが第1吸込口本体よりも短く、前記第2吸込口本体が前記第1吸込口本体に対して折り畳みや元の延ばした状態に戻しができるように回動自在に支持されていることを特徴とする。
本発明によれば、第2吸込口本体の折り畳みや元の延ばした状態に戻しが回動によりできるので、スライドにより吸口体を延ばしたり、短く縮めたりするものと違って塵埃を噛み込み生じ難く、折り畳みや元の延ばした状態に戻したりする操作がし易い電気掃除機の吸口体、および電気掃除機を提供できる。
以下、本発明に係る実施例を添付の図面を用いて説明する。
本発明に係る電気掃除機の吸口体、及び電気掃除機の構成を図1から図3を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例に係る吸口体206の上面図であり、図2は吸口本体の下面図であり、図3は本実施例の吸口体206を備える電気掃除機の外観斜視図である。
本実施例では、使用者から見て、使用者が手元操作部203を握って吸口体206を押す方向を前側(前方)、吸口体206を使用者側へ引き寄せる方向を後側(後方)と定義する。
また、吸口体206は左右方向に長く延びる横長の形状をしている。左右に延びる方向を長手方向と呼ぶ。
図1、図2において、150は第1吸込口本体、151は第2吸込口本体、両者を合わせて吸口体206を構成している。100は第1吸込口本体150の上部外郭を構成する上ケース、101は第1吸込口本体150の下部外郭を構成する下ケースであり、上ケース100及び下ケース101で第1吸込口本体150を形成している。
110は第2吸込口本体151の上部外郭を構成する上ケース、111は第2吸込口本体151の下部外郭を構成する下ケースであり、上ケース110及び下ケース111で第2吸込口本体151を形成している。第2吸込口本体151は、吸口体150の長手方向両端部に配置され、第2吸込口本体151から張り出した腕部113とで連結されている。
第2吸込口本体151には、第1吸込口本体の上ケース100の端部付近上面側に設けた支持部100aと第2吸込口本体151から張り出した腕部113の支持部101aを回動軸とし、連結ピン114を結合することにより、第1吸込口本体150と第2吸込口本体151との連結を行っている。
図1に示す矢印のように、腕部113の支持部101aを支点として回動にすることより、第2吸込口本体151を折りたたんで吸口体左右方向(吸口幅)の長さを短くしたり、広げて長くすることが可能となる。
第1吸込口本体150の長手方向端部に延ばした状態で備えられる第2吸込口本体151は長さが第1吸込口本体150よりも短かい。第2吸込口本体151が第1吸込口本体150に対して折り畳んだり、元の延ばした状態に戻したりすることが回動により行われる。
第2吸込口本体151が第1吸込口本体150に対して元の延ばした状態することにより、吸口体206は横方向に長い大きな吸い口になるので、広い被掃除面の掃除ができる。逆に第2吸込口本体151が第1吸込口本体150の後側に折り畳まれることで、吸口体206は横方向の長さが短い小さな吸い口になるので、狭い被掃除面の掃除をするのに好適である。また吸口体206は仕舞うときも小さくコンパクトになるので好都合である。
斯かる第2吸込口本体151が第1吸込口本体150に対して折りた畳んだり、元の延ばした状態に戻したりする回動作動では、異物の噛み込むが生じ難い。すなわち、前述した特許文献1、3のようなスライドにより吸口体を延ばしたり、短く縮めたりするものには、スライドする摺動面に塵埃を含む異物の噛み込み起こりがちである。本発明のような回動作動によるものは、異物の噛み込みが起き難く、吸口体を延ばしたり、短く縮めたりする操作がし易いのである。
第1吸込口本体150の内部には、塵埃をかき上げる第1の回転清掃体104を収容する第1の回転清掃体室106と、第1の回転清掃体104を駆動する電動機(図示せず)、第1吸込口本体150を持ち上げたときに自動的に回転停止するための安全スイッチ107、電動機によって発生された駆動力を第1の回転清掃体104の回転軸端部に伝達する伝達機構(図示せず)を備えている。
また、吸口体下ケース101の被清掃面と対向する面には、第1の回転清掃体104と被清掃面との接触を可能とし、被清掃面上の塵埃を吸引するための吸込開口部118を形成している。
折りたたみ可能な第2吸込口本体151の内部には、塵埃をかき上げる第2の回転清掃体105を収容する第2の回転清掃体室107を備えている。また、第1吸込口本体150と同様に、第2吸込口本体の下ケース111の被清掃面と対向する面には、第2の回転清掃体105と被清掃面との接触を可能とし、被清掃面上の塵埃を吸引するための吸込開口部119が形成されている。
第1及び第2の回転清掃体104,105には清掃部材が取り付けられ、清掃部材は、繊維等による刷毛の他、軟質のブレード状を含む掻き部材を用いて構成することができ、刷毛やブレードをそれぞれ単独で、或いは刷毛とブレードとを混在させて構成することができる。
第1及び第2の回転清掃体104,105を回す電動機が含まれる回転清掃体用駆動手段は、個々の回転清掃体毎に備えるようにすることも可能である。
二つ回転清掃体104,105は円柱状で回転軸方向に長い。この回転清掃体104,105は、回転軸方向が第1吸込口本体150、第2吸込口本体151の長手方向に沿うようにして第1吸込口本体150、第2吸込口本体151の内部に回転可能に置かれる。円柱状の回転清掃体104,105は外周に刷毛、ブレードを含む掻き部材を有する。この掻き部材の先端側は、被掃除面との対向面に設けられている吸込開口部118、119に臨むようなっている。
吸込開口部118、119は第1吸込口本体150、第2吸込口本体151の長手方向に沿って延在しているで、掻き部材の先端側は回転清掃体104,105の全長に亘り吸込開口部118、119に臨む。このため、吸口体206の長手方向に亘る広範囲に及ぶ掻きこみ掃除が行われる。
図3に本発明の一実施例に係る電気掃除機の外観斜視図を示す。
201は後部に吸口体206が集塵するのに必要な吸気風を発生させる電動送風機(図示せず)を内蔵し、前部には塵埃を集塵する集塵室(図示せず)を内蔵した掃除機本体、202は掃除機本体201に連通するように接続され、柔軟に可動するように形成されたホース、203は前記ホース202に連通するように接続されて掃除機本体201や吸口体206を制御するスイッチ操作部204を内蔵し、ホース202と延長管205と連通する流路(図示せず)を持つ手元操作部である。また、ホース202と手元操作部203及び延長管205には、吸口体206に電気を供給する給電線(図示せず)が内蔵されている。
次に本実施例の動作を説明する。
掃除機使用者がハンドルグリップ203に設置されたスイッチ操作部204を操作すると、操作されたスイッチに従った動作モードで電気掃除機本体201内の電動送風機が運転する。電動送風機によって発生した吸引力は、ホース体202、延長管205を通って吸口体206に到達する。それと同時に、ホース体202および延長管205に設けられた電源線から供給された電源が、回路基板を介して電動機を駆動する。
電動機と伝達機構で連結している第1の回転清掃体104が回転することにより、回転清掃体104の清掃部材である刷毛やブレードによって被清掃面からごみや塵埃を掻き出して吸い込んでいる。
掃除機使用者がリビングや和室など家具やテレビ等が置いてある掃除対象面が比較的狭い場所を掃除する場合は、図4(a)に示すように、第2吸込口本体151を第1吸込口本体150の後方側に折りたたんで吸口幅を短くして長さL1で使用することができる。これにより、吸口本体206を小型化できるので、机の足周りや家具との間などの狭い範囲の掃除が容易になり、移動や取り回しも楽にできる。
一方、廊下や広間など掃除対象面に障害物が少なく比較的広い場所を掃除する場合では、図4(b)に示すように、折りたたんでいた第2の吸口体151を吸口左右方向に広げて吸口幅を長くしてL2で使用することができる。
このとき、第2の回転清掃体室107には、第1の回転清掃体室106と連通する連通口を設け、第2の回転清掃体室107の上面側には、外部空気を流入するための吸気口108を形成している。
吸口体206が掃除面に置かれると、掃除機本体201の電動送風機の吸引により第1の回転清掃体室106と第2の回転清掃体室107の圧力が吸口本体周辺の圧力より低くなり、第2の回転清掃体室107の吸気口108より外気が侵入し、第2の回転清掃体105を回転させる。第2の回転清掃体105によりかき上げられた塵埃は、第2の回転清掃体室107から第1の回転清掃体104を通過し、吸口中央吸込通路へ搬送することになる。
このように、吸口体206の吸口幅が長くなっても、第2の回転清掃体105の回転により、吸引力だけでは集塵しにくい、フローリングなど拭き性能やじゅうたん上に絡み付いたごみのかき上げ性能を向上できる。
したがって、通常の掃除作業に比べ、吸口幅がL1からL2と長くした状態で使用するので、吸口体206を前後に移動する操作回数が減るので掃除効率が上がる。これにより、運転時間が短くなり、その分電気代が安くなる。
また、家具の下などの高さ方向で狭い隙間に、長くなった吸口端部を挿入することで、より深く潜り込むことが可能となり、清掃性が向上する。
さらに、吸口本体前後方向幅W1を維持した状態で左右方向に長くできるので、家具間などの狭い隙間に挿入することで、より奥まで清掃できる。
本実施例では、第2の回転清掃体105は掃除機本体の吸引力によって外部空気を取り込んで駆動しているが、電動機駆動でも同様の効果が得られる。例えば、吸口体の端部に位置する軸受部において、第1の回転清掃体104の回転軸と第2の回転清掃体105の回転軸を連結することにより、吸口体206の電動機による駆動力が第2の回転清掃体105に伝達され、回転力により塵埃をかき上げることができる。
以上の構成により、掃除場所の広さに応じて、吸口本体の左右方向長さが可変でき、吸口幅を短くすると、吸口本体を小型化できるので、小回りが良く、機動性に優れた作業が行える。
また、吸口幅を長くした場合でも吸口体内に回転清掃体を備えているので、掃除面の拭き効果とかき上げによる集塵性能の効率が向上できる。したがって、軽快操作と高集塵が図れ、しかも省エネルギに優れた電気掃除機を提供することができる。
また、第2吸込口本体151には、吸口体上ケース100の端部付近の上面側に設けた支持部100aと第2吸込口本体151から張り出した腕部113の支持部と101aを回動軸としているので、支持部の摺動部は回動軸周りとなり、小さい面積となる。
したがって、ケース等の隙間等から入り込んだ細かい砂や塵埃が摺動部に堆積しても、軸中心から離れた第2吸込口本体105を動作することにより容易に回動することができる。これにより、第2吸込口本体151を折りたたんで吸口幅を短くしたり、広げて長くする時の動きを妨げることがない。
本実施例では、吸口体は上下ケースで覆われた第1吸込口本体と、その端部に折りたたみ可能とした第2吸込口本体を有した構成である。これに替え、第1吸込口本体の長手端部に着脱結合手段を用いて第2吸込口本体に着脱結合することも可能である。この着脱結合により吸口本体の吸口幅を可変する構造としても同様の効果が得られる。
図5に本実施例による吸口体206の下面図を示す。
実施例1と同様に、第2吸込口本体251を折りたたんで長さを短くしたり、広げて長くすることができる。
折りたたみ可能な第2吸込口本体251の内部には、塵埃をかき上げる第2の回転清掃体252を備えている。また、第1吸込口本体150と同様に、第2吸込口本体の下ケース211の被清掃面と対向する面には、第2の回転清掃体252を収容する第2の回転清掃体室253を設け、被清掃面上の塵埃を吸引するための吸込開口部219が形成されている。
第2の回転清掃体252は、被清掃面に垂直な清掃部材252aと斜め方向に張り出した清掃部材252bで構成されている。
第1吸込口本体150の端部に位置する軸受部において、第1の回転清掃体104の回転軸上にかさ歯車(図示せず)を設け、被清掃面方向に取り付けた第2の回転清掃体252のかさ歯車(図示せず)を噛み合わせることにより、回転方向を軸方向から垂直方向に変換している。この回転軸を連結することにより、吸口本体の電動機による駆動力が第2の回転清掃体252に伝達され、回転力により塵埃をかき上げることができる。
掃除機使用者が第2吸込口本体251を折りたたんで吸口幅の長さを短くした場合は、第2吸込口本体251の回転清掃体253は駆動せず、第1吸込口本体150の回転清掃体104だけが動作する。これにより、吸口本体を小型化して作業できるので、小回りが良く、機動性に優れた掃除ができる。
一方、折りたたんでいた第2吸込口本体251を吸口左右方向に広げて吸口幅を長くした場合は、第1の回転清掃体104の回転により、駆動力が第2の回転清掃体252に伝達され、じゅうたん上に絡み付いたごみのかき上げやフローリングなど拭き効果が向上する。かき上げられた塵埃は、第2の回転清掃体室253から第1の回転清掃体室106を通過し、吸口中央吸込通路へ搬送するので、実施例1同様に広い掃除面の掃除が効率良くできる。
さらに、第2の回転清掃体252は、被清掃面に垂直な清掃部材252aと斜め方向外側に張り出した清掃部材252bで構成されているので、矢印のように回転し、壁際や壁と壁で形成される隅部の塵埃を容易に取り除くことができる。
第2の回転清掃体252に関し、説明を加える。
第2の回転清掃体252は、円柱状をした第1の回転清掃体104とは違い、円盤状をした回転清掃体である。この円盤状の回転清掃体は回転軸心方向を被掃除面に向くようにして第2吸込口本体251に備えられる。清掃部材252a、252bを含む掻き部材は、被掃除面に向くように円盤状をした回転清掃体の下面に設けられる。掻き部材の先端側は吸込開口部219に臨む。
以上の構成により、掃除場所の広さに応じて、吸口体の左右方向が可変できるともに、隅掃除が可能となり、部屋のすみずみまで楽にきれいに仕上げることができる。
図6に本実施例による吸口体206の下面図を示す。
実施例1と同様に、第2吸込口本体351を折りたたんで吸口幅の長さを短くしたり、広げて長くすることができる。
折りたたみ可能な第2吸込口本体351の内部には、塵埃をかき上げる第2の回転清掃体352を備えている。また、第2の回転清掃体352は、被清掃面と平行な清掃部材352aと垂直な清掃部材352bで構成されている。
吸口体の端部に位置する軸受部において、第1の回転清掃体104の回転軸と第2の回転清掃体352の回転軸を連結することにより、吸口体206の電動機による駆動力が第2の回転清掃体352に伝達され、回転力により塵埃をかき上げることができる。
掃除機使用者が第2吸込口本体351を折りたたんで吸口幅の長さを短くした場合は、第2吸込口本体351の回転清掃体352は駆動せず、第1吸込口本体150の回転清掃体104だけが動作する。これにより、吸口本体を小型化して作業できるので、小回りが良く、機動性に優れた掃除ができる。
一方、折りたたんでいた第2吸込口本体352を吸口左右方向に広げて吸口幅を長くした場合は、実施例1同様に広い掃除面の掃除が効率良くできる。
また、第2の回転清掃体352は、被清掃面と平行な清掃部材352aが矢印のように回転するので、壁や幅木に付着している微細な塵埃を容易に取り除くことができる。
吸込開口部、第2の回転清掃体352に関し、説明を加える。
第2吸込口本体351は端面側吸込開口部を有する。この端面側吸込開口部は前記被清掃面と直交する壁面等を含む直交壁面との対向面になる第2吸込口本体351の部位に設ける。
第2の回転清掃体352は、円柱状をした第1の回転清掃体104とは違い、円盤状をした回転清掃体である。この円盤状の回転清掃体は回転軸心方向を前記直交壁面に向くようにして第2吸込口本体351に備えられる。円盤状の回転清掃体は、前記直交壁面に向く面側に刷毛、ブレードを含む掻き部材を設ける。掻き部材の先端側は端面側吸込開口部に臨む。
以上の構成により、掃除場所の広さに応じて、吸口体の左右方向が可変できるともに、壁際掃除が可能となり、部屋のすみずみまで楽にきれいに仕上げることができる。
このように、実施例2,3に示すように、四隅や壁際等の掃除だけではなく、用途に応じた専用の清掃部材を取り付けることにより、より効果的に掃除を行うことも可能である。
上記実施例で述べたように本発明によれば、掃除場所の広さに応じて、吸口体の長手方向が可変でき、しかも吸口体内に回転清掃体を備えているので、吸口体の長手方向が長くなった場合でも掃除面の拭き効果とかき上げによる集塵性能の効率が向上できる。また、折りたたみ動作により、吸口体の長手方向を可変しているので、塵埃の蓄積などで動作を妨げることがなく、容易に行える。したがって、軽快操作と高集塵が図れ、しかも省エネルギに優れた電気掃除機を提供することができる。
また、第2吸込口本体が前記第1吸込口本体に対して折り畳みや元の延ばした状態への戻しは遠隔操作で行うことも可能である。遠隔操作で行う遠隔操作手段を前記手元操作部に設けることで、折り畳みや元の延ばした状態への戻しがし易くなり、使い勝手が向上する。
本発明は、床移動型の掃除機だけでなく、アップライト式やスティック式の掃除機にも適用できる。モータ駆動方式の吸口だけでなく、エアー駆動方式にも適用できる。
本発明の実施例1に係る吸口体を上から見た上面図である。 本発明の実施例1に係る吸口体を下から見た下面図である。 本発明の実施例1に係る吸口体を用いた電気掃除機の外観斜視図である。 本発明の実施例1に係る吸口体の動作状態を示す図である。 本発明の実施例2に係る吸口体を下から見た下面図である。 本発明の実施例3に係る吸口体を下から見た下面図である。
符号の説明
100…第1吸込口本体の上ケース
101…第1吸込口本体の下ケース
104…第1の回転清掃体
105…第2の回転清掃体
106…第1の回転清掃体室
107…第2の回転清掃体室
110…第2吸込口本体の上ケース
111…第2吸込口本体の下ケース
150…第1吸込口本体
151…第2吸込口本体
201…掃除機本体
203…手元操作部
206…吸口体

Claims (14)

  1. 被清掃面との対向面に設ける吸込開口部が左右方向に延在する横長の第1吸込口本体と、前記被清掃面との対向面に設ける吸込開口部が左右方向に延在する横長の第2吸込口本体を有する電気掃除機の吸口体において、
    前記第1吸込口本体の長手方向端部に延ばした状態で備えられる前記第2吸込口本体は、長さが第1吸込口本体よりも短く、
    前記第2吸込口本体が前記第1吸込口本体に対して折り畳みや元の延ばした状態に戻しができるように回動自在に支持されていることを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  2. 被清掃面との対向面に設ける吸込開口部が左右方向に延在する横長の第1吸込口本体と、前記被清掃面との対向面に設ける吸込開口部が左右方向に延在する横長の第2吸込口本体が組になっている電気掃除機の吸口体において、
    前記第1吸込口本体の長手方向端部に延ばした状態で備えられる前記第2吸込口本体は、長さが第1吸込口本体よりも短く、
    前記第2吸込口本体を前記第1吸込口本体に着脱結合する着脱結合手段を有することを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  3. 請求項1または2に記載された電気掃除機の吸口体において、
    前記第1吸込口本体と前記第2吸込口本体は、それぞれの内部に回転自在なる円柱状の回転清掃体を回転軸方向が前記第1吸込口本体、および前記第2吸込口本体の長手方向に沿うようにして備え、
    前記円柱状の回転清掃体は前記吸込開口部に先端を臨ませる刷毛、ブレードを含む掻き部材を外周に有することを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  4. 請求項3に記載された電気掃除機の吸口体において、
    前記第1吸込口本体、または/および前記第2吸込口本体は、前記円柱状の回転清掃体を駆動するところの電動機を含む回転清掃体用駆動手段を備えることを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  5. 請求項1に記載された電気掃除機の吸口体において、
    前記第2吸込口本体は、前記第1吸込口本体の後側に折り畳まれることを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  6. 被清掃面との対向面に設ける吸込開口部が左右方向に延在する横長の第1吸込口本体と、前記被清掃面との対向面に設ける吸込開口部をもつ第2吸込口本体を有する電気掃除機の吸口体において、
    前記第1吸込口本体は、内部に回転自在なる円柱状の回転清掃体を回転軸方向が第1吸込口本体の長手方向に沿うようにして備え、
    前記円柱状の回転清掃体は前記吸込開口部に先端を臨ませる刷毛、ブレードを含む掻き部材を外周に有し、
    前記第1吸込口本体の長手方向端部に備えられ、長さが第1吸込口本体よりも短い前記第2吸込口本体には、円盤状の回転清掃体が回転軸心方向を前記被清掃面に向くように備えられ、
    前記円盤状の回転清掃体は、前記被清掃面に向く下面側に刷毛、ブレードを含む掻き部材を有することを特徴とる電気掃除機の吸口体。
  7. 請求項6に記載された電気掃除機の吸口体において、
    前記第2吸込口本体が前記第1吸込口本体に対して折り畳みや延ばした状態に戻しができるように回動自在に支持されていることを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  8. 請求項7に記載された電気掃除機の吸口体において、
    前記第2吸込口本体は、前記第1吸込口本体の後側に折り畳まれることを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  9. 被清掃面との対向面に設ける吸込開口部が左右方向に延在する横長の第1吸込口本体と、前記被清掃面と直交する壁面等を含む直交壁面との対向面に設ける端面側吸込開口部をもつ第2吸込口本体を有する電気掃除機の吸口体において、
    前記第1吸込口本体は、内部に回転自在なる円柱状の回転清掃体を回転軸方向が第1吸込口本体の長手方向に沿うようにして備え、
    前記円柱状の回転清掃体は前記吸込開口部に先端を臨ませる刷毛、ブレードを含む掻き部材を外周に有し、
    前記第1吸込口本体の長手方向端部に備えられ、長さが第1吸込口本体よりも短い前記第2吸込口本体には、円盤状の回転清掃体が回転軸心方向を前記直交壁面に向くように備えられ、
    前記円盤状の回転清掃体は、前記直交壁面に向く面側に刷毛、ブレードを含む掻き部材を有することを特徴とる電気掃除機の吸口体。
  10. 請求項9に記載された電気掃除機の吸口体において、
    前記第2吸込口本体が前記第1吸込口本体に対して折り畳みや延ばした状態に戻しができるように回動自在に支持されていることを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  11. 請求項10に記載された電気掃除機の吸口体において、
    前記第2吸込口本体は、前記第1吸込口本体の後側に折り畳まれることを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  12. 電動送風機および集塵部を備える掃除機本体と、前記掃除機本体の吸い込み力により被清掃面に存在する塵埃を吸い込む吸口体と、前記掃除機本体と前記吸口体を連通する延長管、手元操作部、およびホースを有する電気掃除機において、
    前記吸口体は、被清掃面との対向面に設ける吸込開口部が左右方向に延在する横長の第1吸込口本体と、前記被清掃面との対向面に設ける吸込開口部が左右方向に延在する横長の第2吸込口本体を有し、
    前記第1吸込口本体の長手方向端部に延ばした状態で備えられる前記第2吸込口本体は、長さが第1吸込口本体よりも短く、
    前記第2吸込口本体が前記第1吸込口本体に対して折り畳みや元の延ばした状態に戻しができるように回動自在に支持されていることを特徴とする電気掃除機。
  13. 請求項12記載の電気掃除機において、
    前記折り畳みや元の延ばした状態に戻しを遠隔操作で行うことを特徴とする電気掃除機。
  14. 請求項13記載の電気掃除機において、
    前記遠隔操作で行う遠隔操作手段を前記手元操作部に設けたことを特徴とする電気掃除機。
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