JP2003092973A - カラス捕獲器 - Google Patents

カラス捕獲器

Info

Publication number
JP2003092973A
JP2003092973A JP2001333541A JP2001333541A JP2003092973A JP 2003092973 A JP2003092973 A JP 2003092973A JP 2001333541 A JP2001333541 A JP 2001333541A JP 2001333541 A JP2001333541 A JP 2001333541A JP 2003092973 A JP2003092973 A JP 2003092973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crow
entrance
crows
catcher
trap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001333541A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Yoshizaki
克己 吉崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001333541A priority Critical patent/JP2003092973A/ja
Publication of JP2003092973A publication Critical patent/JP2003092973A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カラスの撃退器はいろいろ開発されているが捕
獲器は少ない。又カラスは学習能力があり集団で行動す
るため、効率良く捕獲することは難しかったが、カラス
の習性を利用して効率良くカラスを捕獲する。 【解決手段】箱型に形成された捕獲器本体1の上面3と
側面2の少なくとも2面に、2個以上の逆行不能の侵入
口5及び6を開口して、カラスが侵入しやすくなってお
り効率良くカラスを捕獲できる。又最初から四方を囲っ
てあるので、他地域のオトリのカラスを入れておくこと
によって、カラスの習性により、そのカラスを攻撃しよ
うとして次から次へとカラスがこの捕獲器に入り捕獲で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラスを捕獲す
るためのカラス捕獲器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来カラスに関しては撃退器がほとんど
であり、カラス専用の捕獲器はほとんどない。例えば特
開2001−37400号公報に記載された捕獲檻で
は、猪・鹿・猿・熊などのほか鴉も捕獲できるとしてい
る。これは捕獲檻の前後のシャッタが、中に入った動物
が檻中央部に設置された回転ドアを回転させることによ
って連動して自重で上から落ちて閉まり、動物を捕獲で
きるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の捕獲檻で
は警戒心の強いカラスはなかなか入らないと思われ、も
しカラスが入っても回転ドアに触らなくて出てしまうこ
とも考えられる。又一度に何羽も入ることは考えにくい
し、もし一羽捕まるとカラスはそれを学習してその地域
のカラスは二度とその捕獲檻には近寄らないことが予想
される。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解消するために開発されたもので、特にカラスの習性
を利用したものである。この捕獲器は、枠をアルミ等の
軽量物質で形成し、側面及び上面を金網又はネット等の
網状の物で囲み、底面を板状のもので形成して、上面及
び側面に一個づつ計二個の逆行不能の侵入口を取り付け
たものである。
【0005】上記構成により、一度入ったカラスは二度
と出られないようになっている。又四方を囲ってカラス
が出られないようにしてある為、他地域のカラスを攻撃
するというカラスの習性を利用して、オトリのカラスを
最初から入れておくことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して詳述する。図1はカラス捕獲器の斜視図、図7及
び図8は侵入口の変形例を示す説明図である。
【0007】これらの図において1は捕獲器本体で箱型
に形成されており、枠8はアルミなどの軽量物質でな
り、側面2及び上面3は金網又はネット等の網状の物9
で囲み、底面4は板状のものでなり、上面3に1ヶ所側
面2に1ヶ所の合計2ヶ所に侵入口5及び6が備えられ
ている。又側面2の1ヶ所に人が出入りできる入口7を
備えている。
【0008】上記侵入口5は、捕獲器本体1の上面3の
ほぼ中央部に長方形状に、カラスが羽をたたんで入れる
大きさに開口し、侵入口5の枠の内側に、下に垂直に棒
状又は鎖状の障害物5aを図1及び2のように取り付
け、カラスが外に出られないよう形成されている。
【0009】なお上記障害物5aは、図3のように板状
の物5bでもよく、警戒心の強いカラスでも侵入しやす
いように透明なアクリル板等で形成されている。
【0010】図4は、侵入口6がある側面2を正面から
見た図である。図5は侵入口6を正面から見た拡大図で
ある。カラスが歩いて入れる高さであり、棒状のもの6
aがカラスが通れない幅に上から下がっている。棒状の
もの6aは上部がパイプ状の物に接続していて、丸棒状
の回転軸6dを中心に回転するようになっている。又棒
状のもの6aが横にずれ動かない様に突起物6bが丸棒
状の回転軸6dについている。又図6は侵入口6を横か
ら見た側面図であるが、棒状の物6aは丸棒状の回転軸
6dを中心に外側から内側には動くが、内側から外側に
は侵入口6の下枠6cにより動かない様になっている。
【0011】図7は侵入口6を4つの側面2にそれぞれ
1ヶ所、計4個取り付けた変形例であり、侵入口6が多
いだけカラスが侵入しやすくなる。
【0012】図8は侵入口5を上面3に3個取り付けた
変形例であり、侵入口5が多いだけカラスが侵入しやす
くなる。
【0013】捕獲器本体1の枠8をアルミなどの軽量物
質で形成し、軽量にするとともに図9の止め金あるいは
丁番10により、各面ごとに又はいくつかの部品に分解
・組み立てが可能で、移動が容易にできるようになって
いる。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、捕獲器
本体の上面と側面の少なくとも2面に2ヶ所以上の侵入
口が開口している為、カラスが侵入する確率が上がると
ともに、四方を囲ってカラスが出られないようにしてあ
るので、オトリのカラスを入れておくことによって、縄
張り意識の強いカラスの習性を利用し、カラスを捕獲し
やすい。又縄張り意識の強いカラスの習性により、仲間
のカラスが入っていても次から次へとカラスが入り捕獲
できる。
【0015】又捕獲器本体の枠がアルミなどの軽量物質
で形成されている為に軽量であるとともに、各面ごとに
又はいくつかの部品に分解組み立てが可能で、移動が容
易にできるようになっている為に行動範囲が広いカラス
に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になるカラス捕獲器の斜
視図である。
【図2】この発明の実施の形態になるカラス捕獲器の正
面図である。
【図3】この発明の実施の形態になるカラス捕獲器に設
けられた侵入口の形態の変形例を示す斜視図である。
【図4】この発明の実施の形態になるカラス捕獲器の右
側面図である。
【図5】この発明の実施の形態になるカラス捕獲器の右
側面にある侵入口の拡大図である。
【図6】この発明の実施の形態になるカラス捕獲器の右
側面にある侵入口の断面図である。
【図7】この発明の実施の形態になるカラス捕獲器の側
面の侵入口の変形例を示す斜視図である。
【図8】この発明の実施の形態になるカラス捕獲器の上
面の侵入口の変形例を示す上面図である。
【図9】この発明の実施の形態になるカラス捕獲器の止
め金及び丁番を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 捕獲器本体 2 側面 3 上面 4 底面 5 上面侵入口 5a 上面侵入口の障害物
5b 上面侵入口の板状の障害物 6 側面の侵入口 6a 側面の侵入口の上から
下がっている棒状の物6b 側面の侵入口の回転軸に
ついている突起物 6c 側面の侵入口の下枠
6d 側面の侵入口の回転軸7 人の出入り口 8 捕獲器本体の枠 9 金網又はネット等の網状の物 10 止め金又は丁番

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱型で、側面2及び上面3を金網又はネッ
    ト等の網状の物9で囲み、底面4を板状の物で形成され
    た捕獲器本体1の上面3及び側面2に逆行不能の侵入口
    5及び6を2個以上備えたカラス捕獲器
  2. 【請求項2】上面3の侵入口5はカラスが羽をたたんで
    入れる大きさで、侵入口5の枠の内側に下に垂直に棒状
    又は鎖状の障害物5aを取り付けて、カラスが外に出ら
    れないようにしたカラス捕獲器
  3. 【請求項3】上面3の侵入口5はカラスが羽をたたんで
    入れる大きさで、侵入口5の枠の内側に下に垂直に透明
    な板状の障害物5bを取り付けて、カラスが外に出られ
    ないようにしたカラス捕獲器
  4. 【請求項4】側面2の侵入口6はカラスが歩いて入れる
    高さで、棒状の物6aをカラスが通れない幅に上から下
    げ、カラスが外から押すことによって外側から内側には
    動くが、内側から外側には侵入口の下枠6cにより外に
    は動かないようにし、カラスが外に出られないようにし
    たカラス捕獲器
  5. 【請求項5】捕獲器本体1の枠8をアルミなどの軽量物
    質で形成して移動が容易な、請求項1記載のカラス捕獲
  6. 【請求項6】捕獲器本体1を各面ごとに、又はいくつか
    の部品に分解組み立てが可能で移動が容易な、請求項1
    記載のカラス捕獲器
JP2001333541A 2001-09-25 2001-09-25 カラス捕獲器 Pending JP2003092973A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001333541A JP2003092973A (ja) 2001-09-25 2001-09-25 カラス捕獲器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001333541A JP2003092973A (ja) 2001-09-25 2001-09-25 カラス捕獲器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003092973A true JP2003092973A (ja) 2003-04-02

Family

ID=19148787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001333541A Pending JP2003092973A (ja) 2001-09-25 2001-09-25 カラス捕獲器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003092973A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021052617A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 野生動物捕獲用罠に用いる筐体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021052617A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 野生動物捕獲用罠に用いる筐体
JP7391287B2 (ja) 2019-09-27 2023-12-06 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 野生動物捕獲用罠に用いる筐体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102090426B1 (ko) 멧돼지 포획틀
KR101071876B1 (ko) 동물 포획장의 개폐문장치
US10076108B2 (en) Insect trap apparatuses and methods of using the same
JP2003092973A (ja) カラス捕獲器
US4372074A (en) Animal trap
JP2011024446A (ja) 箱形罠
US3828460A (en) Rodent trap
US4897953A (en) Lobster trap
KR20060116506A (ko) 동물 포획장치
KR200421240Y1 (ko) 바퀴벌레 포획기
JP2012213377A (ja) 動物捕獲器
US383700A (en) Animal-trap
KR101551577B1 (ko) 유해동물 포획장치
US1243008A (en) Animal-trap.
JP2005341852A (ja) 小動物捕獲器
KR200391481Y1 (ko) 동물 포획장치
AU2005201806A1 (en) A toad trap
KR101560095B1 (ko) 해충 유인트랩
JP3244482U (ja) 通路型箱罠
KR20020076446A (ko) 쥐덫
JPH0711589Y2 (ja) 野生動物捕獲柵
RU47623U1 (ru) Устройство для ловли грызунов
JP2014128223A (ja) 囲い罠、檻及び檻付き囲い罠
KR102642628B1 (ko) 뱀 포획틀
JP3024327U (ja) 捕獲器の侵入扉