JP2003092531A - 適応ステップサイズ制御適応フィルタ、および適応スケール係数制御方法 - Google Patents
適応ステップサイズ制御適応フィルタ、および適応スケール係数制御方法Info
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Abstract
テップサイズ制御適応フィルタにおいて、非定常時変の
未知システム応答の同定に際し、残留二乗平均誤差を改
善する適応ステップサイズ制御適応フィルタ、および適
応スケール係数制御方法を提供する。 【解決手段】 非巡回型フィルタを有し確率勾配サイン
アルゴリズムを用いた適応フィルタにおいて、誤差信号
と相加雑音との和信号の極性と、該和信号を一単位時間
遅延させた信号との積を入力とする漏洩累和器により更
新される信号の絶対値にスケール係数を乗じて得られる
値をステップサイズとなす適応ステップサイズ制御を行
う。この際、前記誤差信号の前記スケール係数に関する
勾配を用いて前記スケール係数も適応制御する。
Description
システムに用いられるエコーキャンセラ、ディジタルデ
ータ伝送用自動等化器、また一般に未知システムの同定
に用いられる適応ステップサイズ制御適応フィルタ、お
よび適応スケール係数制御方法に関する。
べる。図4に適応フィルタの原理図を示す。適応フィル
タは、既知のフィルタ入力信号系列から未知信号系列の
推定値を作成し、未知信号系列とこの推定値系列との誤
差の信号系列をもとに、フィルタの有するパラメータを
更新し、未知システムを正しく同定するものである。未
知信号系列には、通常観測時の雑音が相加される。適応
フィルタは、未学習の初期状態から最終状態に収束す
る。また、未知信号系列は未知システムの、前述した入
力信号系列に対する応答として与えられる場合が多い。
エコーキャンセラや自動等化器がこの場合に相当する。
て実現することが多く、図5に示す構成となる。本図
は、k番目のタップ重みの制御回路を示している。ここ
で誤差信号系列enと雑音系列νnとの和を用いてN個の
タップ重みc0、c1、・・・、 cN-1を制御する。本図で
nは時刻、anは入力信号系列、αC (n)は時刻nにおけ
るステップサイズである。この図で示したタップ重みの
制御アルゴリズムは、次式で与えられる確率勾配サイン
アルゴリズムである。以下、本明細書中において、
は、ベクトルを表すものとする。
・、cN-1 (n)]Tおよびa (n)=[an、aN-1、・・・、a
n-N+1]Tは、それぞれタップ重みおよび入力信号系列を
ベクトルとして表したものである。また、sgn(・)
は極性関数を、[・]Tはベクトルまたは行列の転置を示
す。
する。ステップサイズの値を固定とした場合、フィルタ
の収束が安定となる範囲で大きく選べば収束は速いが、
相加雑音が存在するとき収束後の残留誤差の電力は大き
くなってしまう。逆にステップサイズを小さく選ぶと、
収束後の残留誤差は小さく抑えられるが、収束速度は遅
くなる。
プサイズを大きく、また収束が進むにつれて小さくなる
ように適応制御すれば、収束が速く収束後の残留誤差の
小さい適応フィルタが実現できる。
なステップサイズ制御法の実施例を与える。この公報に
開示した発明によれば、ステップサイズは次式のように
制御される。
ール係数、およびρは漏洩係数である。
が、その値は漏洩係数ρとともにフィルタ収束後の二乗
平均誤差(MSE)の要求値を実現するように決定され
る。
する目的で使用する場合、その応答が定常でなく時変で
あると、上記スケール係数は定常時不変の場合と異なる
値に選ぶ必要がある。
未知システム応答が時変のとき最適なステップサイズ、
従って最適なスケール係数が存在する。その場合MSE
は最小となるが、上記スケール係数の最適値は予め知ら
れていない。最適でないスケール係数に対しては収束後
のMSEは上記最小値より増大する。
み、時変システムの同定において、スケール係数γを適
応的に制御して、最適なステップサイズが得られるよう
にしたい。
64号に開示した、実現が容易で収束速度が速く且つ収
束後の残留誤差を小さくする適応ステップサイズ制御適
応フィルタ、および適応ステップサイズ制御方法を基礎
に、非定常時変の未知システムの同定に際し、上述のス
ケール係数を最適に適応制御する適応ステップサイズ制
御適応フィルタ、および適応スケール係数制御方法を提
供することを目的とする。
めに、請求項1記載の発明は、誤差信号の値と相加雑音
値との和の極性を検出する極性検出手段と、誤差信号の
値と相加雑音との和を表す信号を一単位時間遅延させる
第1の一単位時間遅延手段と、極性検出手段の出力と第
1の一単位時間遅延手段の出力とを乗算する第1の乗算
手段と、第1の乗算手段からの出力に対して漏洩累和を
行って出力する漏洩累和手段と、漏洩累和手段からの出
力の絶対値を出力する絶対値計算手段と、誤差信号の勾
配に基づきスケール係数γ(n)を適応制御するスケール
係数適応制御手段と、絶対値計算手段から出力された絶
対値に、スケール係数適応制御手段の出力を乗じる第2
の乗算手段と、を有し、第2の乗算手段の出力をステッ
プサイズとすることを特徴としている。
明において、スケール係数適応制御手段は、絶対値計算
手段の出力を一単位時間遅延させる第2の一単位時間遅
延手段と、漏洩累和手段に入力される入力信号の値と、
第2の一単位時間遅延手段からの出力とを乗算する第3
の乗算手段と、所定時刻における入力信号系列ベクトル
と、入力信号系列ベクトルを一単位時間遅延させた入力
信号系列ベクトルとの内積を算出する内積計算手段と、
第3の乗算手段の出力と内積計算手段の出力とを乗算す
る第4の乗算手段と、第4の乗算手段の出力に、適応ス
ケール係数制御用修正係数ργを乗算する第5の乗算手
段と、第5の乗算手段の出力を基にスケール係数γ(n)
を算出する第1の加算手段と、第1の加算手段から出力
されたスケール係数γ(n)を一単位時間遅延させる第3
の一単位時間遅延手段と、を有し、第1の加算手段は、
第5の乗算手段からの出力と、第3の一単位時間遅延手
段の出力とを加算して、スケール係数γ(n)を算出する
ことを特徴としている。
記載の発明において、漏洩累和手段は、第1の乗算手段
からの出力に、漏洩係数ρを乗算する第6の乗算手段
と、第6の乗算手段からの出力を基に漏洩累和出力q
(n)を算出する第2の加算手段と、第2の加算手段から
出力された漏洩累和出力q(n)を一単位時間遅延させる
第4の一単位時間遅延手段と、第4の一単位時間遅延手
段の出力に、1から漏洩係数ρを減算した値を乗じる第
7の乗算手段と、を有し、第2の加算手段は、第6の乗
算手段からの出力と、第7の乗算手段からの出力とを加
算して、漏洩累和出力q(n)を算出することを特徴とし
ている。
加雑音値との和の極性を検出する極性検出工程と、誤差
信号の値と相加雑音との和を表す信号を一単位時間遅延
させる第1の一単位時間遅延工程と、極性検出工程の出
力と第1の一単位時間遅延工程の出力とを乗算する第1
の乗算工程と、第1の乗算工程の出力に対して漏洩累和
を行って出力する漏洩累和工程と、漏洩累和工程の出力
の絶対値を出力する絶対値計算工程と、誤差信号の勾配
に基づきスケール係数γ(n)を適応制御するスケール係
数適応制御工程と、絶対値計算工程により出力された絶
対値に、スケール係数適応制御工程の出力を乗じる第2
の乗算手段と、を有し、第2の乗算工程の出力をステッ
プサイズとすることを特徴としている。
明において、スケール係数適応制御工程は、絶対値計算
工程の出力を一単位時間遅延させる第2の一単位時間遅
延工程と、漏洩累和工程に入力される入力信号の値と、
第2の一単位時間遅延工程の出力とを乗算する第3の乗
算工程と、所定時刻における入力信号系列ベクトルと、
入力信号系列ベクトルを一単位時間遅延させた入力信号
系列ベクトルとの内積を算出する内積計算工程と、第3
の乗算工程の出力と内積計算工程の出力とを乗算する第
4の乗算工程と、第4の乗算工程の出力に、適応スケー
ル係数制御用修正係数ργを乗算する第5の乗算工程
と、第5の乗算工程の出力を基にスケール係数γ(n)を
算出する第1の加算工程と、第1の加算工程により出力
されたスケール係数γ(n)を一単位時間遅延させる第3
の一単位時間遅延工程と、を有し、第1の加算工程は、
第5の乗算工程からの出力と、第3の一単位時間遅延工
程の出力とを加算して、スケール係数γ(n)を算出する
ことを特徴としている。
記載の発明において、漏洩累和工程は、第1の乗算工程
の出力に、漏洩係数ρを乗算する第6の乗算工程と、第
6の乗算工程の出力を基に漏洩累和出力q(n)を算出す
る第2の加算工程と、第2の加算工程により算出された
漏洩累和出力q(n)を一単位時間遅延させる第4の一単
位時間遅延手段と、第4の一単位時間遅延工程の出力
に、1から漏洩係数ρを減算した値を乗じる第7の乗算
工程と、を有し、第2の加算工程は、第6の乗算工程の
出力と、第7の乗算工程の出力とを加算して、漏洩累和
出力q(n)を算出することを特徴としている。
図面を参照しながら詳細に説明する。
係る適応フィルタが具備するステップサイズ算出回路の
一実施形態のブロック図を示す。当該ステップサイズ算
出回路は、誤差信号enと、相加雑音νnとの和の極性を
検出する極性検出器31と、信号en+νnを一単位時間
遅延させて出力する一単位時間遅延回路33と、極性検
出器31からの出力と一単位時間遅延回路33からの出
力とを乗算する乗算器35と、を有する。
は、漏洩累和器37を有している。漏洩累和器37は、
乗算器35からの出力に漏洩係数ρを乗算する乗算器4
3と、乗算器43からの出力と乗算器49からの出力と
を加算する加算器45と、加算器45から出力された信
号を一単位時間遅延させて出力する一単位時間遅延回路
47と、一単位時間遅延回路47から出力された信号に
(1−ρ)を乗算して出力する乗算器49と、を有す
る。
は、漏洩累和器37から出力された信号q(n)の絶対値
を計算する絶対値計算器39と、絶対値計算器39から
出力された信号にスケール係数γを乗算する乗算器41
と、を有して構成される。
動作(適応ステップサイズ制御方法)について説明す
る。当該ステップサイズ算出回路には、信号en+νnが
入力され、その極性信号と一単位時間遅延した信号との
「積」は、漏洩係数をρとする漏洩累和器37に与えら
れる。
ケール係数γとの「積」は、ステップサイズαc (n)であ
る。漏洩累和器37では、入力信号と漏洩係数ρとの
「積」が、出力信号と係数1−ρとの「積」に加算さ
れ、一単位時間遅延を受け出力となる。
第3147864号公報の図1と同一であり、上記式2
および式3の一実施形態を示したものである。図2にお
いて、スケール係数γは、乗算器41により|q(n)|
に乗ぜられる。
ル係数γは次式のように制御される。
−1におけるスケール係数に関する勾配(または偏微
分)を用いて導かれる。ここでργは修正係数である。
a (n)およびa (n-1)はそれぞれ時刻nおよびn−1にお
ける入力信号系列ベクトルである。a (n)T a (n-1)はそ
れらベクトルの内積を表す。
するスケール係数制御回路の一実施形態のブロック図を
示す。図2に示す漏洩累和器37の入力信号であるsg
n(en+νn)(en-1+νn-1)と、図2に示す絶対値
計算器39の出力を一単位時間遅延器61によって一単
位時間遅延させて得られる信号|q(n-1)|とを乗算器
65で乗ずる。
号系列ベクトルa (n)およびa (n-1)の内積a (n)T a
(n-1)が内積計算器63によって計算される。次に、乗
算器67は、乗算器65の出力と内積計算器63の出力
とを乗算する。さらに、乗算器69は、乗算器67の出
力に修正係数ργを乗ずる。加算器71は、乗算器69
の出力と一単位時間遅延器73の出力γ(n-1)とを加算
する。加算器71は、スケール係数γ(n)を出力すると
同時に一単位時間遅延器73に入力する。
を、適応フィルタの収束過程のシミュレーション結果に
よって示す。信号系列は白色ガウス過程、相加雑音はガ
ウス雑音と仮定する。典型的なパラメータ値として、 タップ数 N=4 未知システム応答ベクトル(定常時不変の場合) h=[05、.994、. 01、−.1]T 非定常時変の場合における応答のふらつき(酔歩)の分散値 10-4 入力信号系列の電力 1(0 dB) 相加雑音の電力 .01(−20 dB) 漏洩係数 ρ=2-8 固定値のスケール係数 γ=2-6 適応制御スケール係数の場合の修正係数 ργ=2-4 を使用した。
す。時刻n=8000まではスケール係数を固定とす
る。n=8000からスケール係数の適応制御を開始す
る。スケール係数が固定のときは、MSEは−9.5d
Bに収束する。これに対し、スケール係数を本発明に係
る手法により制御すると、MSEは−21dBまで減少
し、10dB以上の改善が実現できる。
な実施形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限
定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内におい
て、種々変形実施が可能である。
に係る適応ステップサイズ制御適応フィルタ、および適
応スケール係数制御方法を適用すれば、非定常時変のシ
ステムを確率勾配サインアルゴリズムを用いた適応フィ
ルタによって同定する場合、著しいMSEの改善が図ら
れる。
るためのブロック図である。
ック図である。
レーション結果である。
の確率勾配サインアルゴリズムの説明図である。
単位時間遅延器 35、41、43、49、65、67、69、507、
509、515 乗算器 45、71、407、511 加算器 63 ベクトルの内積計算器 405 減算器
Claims (6)
- 【請求項1】 誤差信号の値と相加雑音値との和の極性
を検出する極性検出手段と、 前記誤差信号の値と相加雑音との和を表す信号を一単位
時間遅延させる第1の一単位時間遅延手段と、 前記極性検出手段の出力と前記第1の一単位時間遅延手
段の出力とを乗算する第1の乗算手段と、 前記第1の乗算手段からの出力に対して漏洩累和を行っ
て出力する漏洩累和手段と、 前記漏洩累和手段からの出力の絶対値を出力する絶対値
計算手段と、 前記誤差信号の勾配に基づきスケール係数γ(n)を適応
制御するスケール係数適応制御手段と、 前記絶対値計算手段から出力された絶対値に、前記スケ
ール係数適応制御手段の出力を乗じる第2の乗算手段
と、を有し、 前記第2の乗算手段の出力をステップサイズとすること
を特徴とする適応ステップサイズ制御適応フィルタ。 - 【請求項2】 前記スケール係数適応制御手段は、 前記絶対値計算手段の出力を一単位時間遅延させる第2
の一単位時間遅延手段と、 前記漏洩累和手段に入力される入力信号の値と、前記第
2の一単位時間遅延手段からの出力とを乗算する第3の
乗算手段と、 所定時刻における入力信号系列ベクトルと、該入力信号
系列ベクトルを一単位時間遅延させた入力信号系列ベク
トルとの内積を算出する内積計算手段と、 前記第3の乗算手段の出力と前記内積計算手段の出力と
を乗算する第4の乗算手段と、 前記第4の乗算手段の出力に、適応スケール係数制御用
修正係数ργを乗算する第5の乗算手段と、 前記第5の乗算手段の出力を基に前記スケール係数γ
(n)を算出する第1の加算手段と、 前記第1の加算手段から出力されたスケール係数γ(n)
を一単位時間遅延させる第3の一単位時間遅延手段と、
を有し、 前記第1の加算手段は、前記第5の乗算手段からの出力
と、前記第3の一単位時間遅延手段の出力とを加算し
て、前記スケール係数γ(n)を算出することを特徴とす
る請求項1記載の適応ステップサイズ制御適応フィル
タ。 - 【請求項3】 前記漏洩累和手段は、 前記第1の乗算手段からの出力に、漏洩係数ρを乗算す
る第6の乗算手段と、 前記第6の乗算手段からの出力を基に漏洩累和出力q
(n)を算出する第2の加算手段と、 前記第2の加算手段から出力された漏洩累和出力q(n)
を一単位時間遅延させる第4の一単位時間遅延手段と、 前記第4の一単位時間遅延手段の出力に、1から前記漏
洩係数ρを減算した値を乗じる第7の乗算手段と、を有
し、 前記第2の加算手段は、前記第6の乗算手段からの出力
と、前記第7の乗算手段からの出力とを加算して、前記
漏洩累和出力q(n)を算出することを特徴とする請求項
1または2記載の適応ステップサイズ制御適応フィル
タ。 - 【請求項4】 誤差信号の値と相加雑音値との和の極性
を検出する極性検出工程と、 前記誤差信号の値と相加雑音との和を表す信号を一単位
時間遅延させる第1の一単位時間遅延工程と、 前記極性検出工程の出力と前記第1の一単位時間遅延工
程の出力とを乗算する第1の乗算工程と、 前記第1の乗算工程の出力に対して漏洩累和を行って出
力する漏洩累和工程と、 前記漏洩累和工程の出力の絶対値を出力する絶対値計算
工程と、 前記誤差信号の勾配に基づきスケール係数γ(n)を適応
制御するスケール係数適応制御工程と、 前記絶対値計算工程により出力された絶対値に、前記ス
ケール係数適応制御工程の出力を乗じる第2の乗算手段
と、を有し、 前記第2の乗算工程の出力をステップサイズとすること
を特徴とする適応スケール係数制御方法。 - 【請求項5】 前記スケール係数適応制御工程は、 前記絶対値計算工程の出力を一単位時間遅延させる第2
の一単位時間遅延工程と、 前記漏洩累和工程に入力される入力信号の値と、前記第
2の一単位時間遅延工程の出力とを乗算する第3の乗算
工程と、 所定時刻における入力信号系列ベクトルと、該入力信号
系列ベクトルを一単位時間遅延させた入力信号系列ベク
トルとの内積を算出する内積計算工程と、 前記第3の乗算工程の出力と前記内積計算工程の出力と
を乗算する第4の乗算工程と、 前記第4の乗算工程の出力に、適応スケール係数制御用
修正係数ργを乗算する第5の乗算工程と、 前記第5の乗算工程の出力を基に前記スケール係数γ
(n)を算出する第1の加算工程と、 前記第1の加算工程により出力されたスケール係数γ
(n)を一単位時間遅延させる第3の一単位時間遅延工程
と、を有し、 前記第1の加算工程は、前記第5の乗算工程からの出力
と、前記第3の一単位時間遅延工程の出力とを加算し
て、前記スケール係数γ(n)を算出することを特徴とす
る請求項4記載の適応スケール係数制御方法。 - 【請求項6】 前記漏洩累和工程は、 前記第1の乗算工程の出力に、漏洩係数ρを乗算する第
6の乗算工程と、 前記第6の乗算工程の出力を基に漏洩累和出力q(n)を
算出する第2の加算工程と、 前記第2の加算工程により算出された漏洩累和出力q
(n)を一単位時間遅延させる第4の一単位時間遅延手段
と、 前記第4の一単位時間遅延工程の出力に、1から前記漏
洩係数ρを減算した値を乗じる第7の乗算工程と、を有
し、 前記第2の加算工程は、前記第6の乗算工程の出力と、
前記第7の乗算工程の出力とを加算して、前記漏洩累和
出力q(n)を算出することを特徴とする請求項4または
5記載の適応スケール係数制御方法。
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---|---|---|---|
JP2001282390A JP3804496B2 (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | 適応ステップサイズ制御適応フィルタ、および適応スケール係数制御方法 |
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---|---|---|---|---|
CN116861219A (zh) * | 2023-09-01 | 2023-10-10 | 华能新能源股份有限公司山西分公司 | 一种风电机组变桨故障诊断方法 |
CN117278034A (zh) * | 2023-11-17 | 2023-12-22 | 成都电科星拓科技有限公司 | 一种时间数字转换器步长的测量方法及系统 |
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CN116861219B (zh) * | 2023-09-01 | 2023-12-15 | 华能新能源股份有限公司山西分公司 | 一种风电机组变桨故障诊断方法 |
CN117278034A (zh) * | 2023-11-17 | 2023-12-22 | 成都电科星拓科技有限公司 | 一种时间数字转换器步长的测量方法及系统 |
CN117278034B (zh) * | 2023-11-17 | 2024-01-30 | 成都电科星拓科技有限公司 | 一种时间数字转换器步长的测量方法及系统 |
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