JP2003092245A - 半導体集積回路装置の製造方法およびフォトマスクの製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法およびフォトマスクの製造方法

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photomask
integrated circuit
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semiconductor integrated
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功 宮崎
Yasushi Takeuchi
靖 竹内
Toshihiro Morii
敏博 森井
Koji Sekiguchi
幸治 関口
Yoshihiko Okamoto
好彦 岡本
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体集積回路装置の製造とフォトマスクの
供給との間の不整合を小さく又は無くす。 【解決手段】 半導体メーカMAと、フォトマスクメー
カMBとが別々の場所に分離されているが通信回線を通
じて互いに結ばれているような状況において、半導体メ
ーカMAは、フォトマスクの製造計画情報を通信回線を
通じてフォトマスクメーカMBに与え、フォトマスクメ
ーカMBは、その製造計画情報に従ってフォトマスクを
製造し、半導体メーカMAに納品する。フォトマスクメ
ーカMBは、途中、フォトマスクの製造進度の情報を半
導体メーカMAに通信回線を通じて定期的に連絡する。
半導体メーカMAは、送られたフォトマスクの製造進度
情報に従ってフォトマスクの製造計画情報を再作成し、
フォトマスクメーカMBに通信回線を通じて送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の製造技術およびフォトマスクの製造技術に関し、特
に、半導体集積回路装置を製造する半導体メーカまたは
製造部署等(以下、単に半導体メーカ等という)と、フ
ォトマスク(以下、単にマスクという)のメーカまたは
製造部署等(以下、単にマスクメーカ等という)とが、
各々の製造工程を連係させながら所望の半導体集積回路
装置を製造する場合における半導体集積回路装置の生産
管理方法に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者らが検討した半導体集積回路装
置の生産管理方法は、半導体メーカ等の設計部から発注
されたマスクの製造依頼に従ってマスクメーカ等がマス
クを製造し、そのマスクを半導体メーカ等の製造ライン
に納品する工程において、半導体メーカ等の開発管理部
が、製品開発日程に合わせてマスクが供給されるよう
に、例えば電話やファックスを通じてメーカ間の連絡を
取り合い、所望の半導体集積回路装置の生産を管理する
ものである。
【0003】なお、例えば特開平11−184065号
公報には、マスクデータを生成して、マスクメーカを自
動選択し、マスクメーカへマスクデータを転送すること
により、処理時間や工数の増大及び人為的なミスの発生
を回避する技術が開示されている。また、例えば特開平
6−332150号公報には、マスクデータの作成およ
び検査の自動化技術について開示されている。また、例
えば特開平8−7003号公報には、マスク・レチクル
の管理技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記半導体
メーカ等の開発管理部が、製品開発日程に合わせてマス
クが供給されるように、例えば電話やファックスを通じ
てメーカ間の連絡を取り合い、所望の半導体集積回路装
置の生産を管理する技術においては、以下の課題がある
ことを本発明者は見出した。
【0005】すなわち、上記の方法では、例えばマスク
の要求納期が製品の流れ(製造)と上手く整合している
か否かが分からない、マスクを製品の流れ(製造)に合
わせて上手く供給できない、マスクが納期遅延の原因
(マスクの手配起因か、製造起因か)を的確に判断する
ことができない、マスクの納期遅延の徴候を捕らえるこ
とができない等の不具合が生じ、半導体集積回路装置の
開発段階において、半導体集積回路装置の製造とマスク
の供給との間に不整合が生じる結果、マスクの納期遵守
率を向上させることができず、半導体集積回路装置の開
発速度の向上やマスク製造メーカ等のシェア拡大を阻害
する、という問題がある。特に、近年は、例えば手配す
るマスクの増加、マスクの製作工数の増加、マスクの製
作外注化、マスクの価格高騰といった傾向があることか
らも、半導体集積回路装置の製造とマスクの供給との間
の不整合を如何にして小さく、または無くして、半導体
集積回路装置を効率良く短期間で製造するかが重要な課
題となっている。
【0006】本発明の目的は、半導体集積回路装置の製
造とマスクの供給との間の不整合を小さく、または無く
すことのできる技術を提供することにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0009】すなわち、本発明は、半導体集積回路装置
の製造と、マスクの製造との通信回線を用いた整合支援
を行う工程を有するものである。
【0010】また、本発明は、フォトマスクを製造する
フォトマスク製造ラインと、前記フォトマスクを用いて
露光装置によりウエハに集積回路パターンを転写する半
導体製造ラインとが分離しており、前記半導体製造ライ
ン側では、半導体集積回路装置の製造に必要となるフォ
トマスクの製造計画情報をフォトマスク製造ラインに与
え、前記フォトマスク製造ライン側では、前記フォトマ
スクの製造計画情報を受けてフォトマスクの着工順位を
決定する工程を有するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本願発明を詳細に説明する前に、
本願における用語の意味を説明すると次の通りである。
【0012】1.マスク:レチクルを含む上位概念であ
って、マスク基板上に光を遮蔽するパターンや光の位相
を変化させるパターンを形成したもの。マスク基板上と
はマスク基板上面、マスク基板上面に近接した内部領域
または上空領域を含む(上面に近接した別のマスク基板
上に配置しても良い)。下記の通常のマスク、位相シフ
トマスクおよびレジストマスクを含む。
【0013】2.通常のマスク(メタルマスクまたはク
ロムマスク):マスク基板上に、メタルからなる遮光パ
ターンと、光透過パターンとでマスクパターンを形成し
た一般的なマスクのことを言う。
【0014】3.位相シフトマスク:マスク基板に光の
位相を選択的に反転させるシフタを有するマスクのこと
を言う。レベンソン型、ハーフトーン型およびエッジ強
調型等がある。
【0015】4.レベンソン型位相シフトマスク:遮光
領域で隔てられた隣り合う開口の位相を相互に反転させ
て、その干渉作用によって鮮明な像を得ようとする位相
シフトマスクの一種である。
【0016】5.ハーフトーンマスク:位相シフトマス
クの一種でシフタと遮光膜を兼用するハーフトーン膜の
透過率が1%以上、40%未満(好ましくは20%未
満)で、それが無い部分と比較したときの位相シフト量
が光りの位相(位相差が相互干渉で弱めあうような値に
なっているもの(位相が完全に反転しているものに限ら
ず、不完全反転でも良い。少なくとも相互に強めあわな
ければ良い))を反転させるハーフトーンシフタを有す
るものである。
【0017】6.レジストマスク:本願でレジストマス
クというのは、上記マスクの一種であって、一般に感光
性レジストをベースとした膜を電子線(イオンビーム)
や光(真空紫外、遠紫外、近紫外等の紫外線、可視光)
等のエネルギービームやフォトリソグラフィーの手法で
感光してパターニングするものを言う。遮蔽膜としては
真空紫外、遠紫外、近紫外等の紫外線、可視光の全部ま
たは一部を遮蔽する。感光性は上記樹脂自体の属性であ
り(但し、必要があれば光吸収剤や光散乱物質を添加す
る場合もある)、ハロゲン化銀等の添加組成物が感光性
の主体をなすエマルジョンマスク等は原則として、ここ
で言うレジストマスクに対応しないものとする。すなわ
ち、現像して初めて所望の遮光性を発揮するものではな
く、現像前から、又はマスク基板上に塗布等した時点で
すでに遮光性を有するものである。ただし、それらを含
めて各種の添加物を含むことを許容することは言うまで
もない。レジストは一般に有機樹脂を主要な樹脂成分と
するものであるが、無機物を添加することを許容する。
【0018】7.ウエハ:半導体集積回路の製造に用い
るシリコン単結晶基板(半導体ウエハまたは半導体集積
回路ウエハと呼ばれ、一般にほぼ平面円形状)、サファ
イア基板、ガラス基板その他の絶縁、反絶縁または半導
体基板等並びにそれらの複合的基板を言う。
【0019】8.半導体集積回路装置(あるいは電子デ
バイスなど)というときは、単結晶シリコン基板上に作
られるものだけでなく、特にそうでない旨が明示された
場合を除き、上記した各種基板、あるいはさらにSOI
(Silicon On Insulator)基板、TFT(Thin Film Trans
istor)液晶製造用基板、STN(Super Twisted Nemati
c) 液晶製造用基板などといった他の基板上に作られる
ものを含むものとする。
【0020】9.マスクの製造計画情報(マスク情報)
は、例えばマスク名称、工程名称および枝番等のような
基本情報、マスク着工スケジュール(着工開始予定、納
期予定、製作期間)等のような計画情報、マスク製作上
の仕様や難易度等のような製造情報、そのマスクを用い
る半導体集積回路装置の着工計画情報、半導体集積回路
装置の製造工程毎の製造進度情報の全部またはそれらの
情報から選択された複数の情報のことを言う。
【0021】以下の実施の形態においては便宜上その必
要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に
分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それら
はお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部ま
たは全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
【0022】また、以下の実施の形態において、要素の
数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場
合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数
に限定される場合等を除き、その特定の数に限定される
ものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
【0023】さらに、以下の実施の形態において、その
構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場
合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合
等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまで
もない。
【0024】同様に、以下の実施の形態において、構成
要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示
した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられ
る場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似
するもの等を含むものとする。このことは、上記数値お
よび範囲についても同様である。
【0025】また、本実施の形態を説明するための全図
において同一機能を有するものは同一の符号を付し、そ
の繰り返しの説明は省略する。
【0026】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は、本発明者らが検
討したマスク進度管理およびマスク生産方式の課題を示
している。
【0028】前記したように、本発明者らが検討した半
導体集積回路装置の生産では、半導体メーカの開発管理
部が、製品開発日程に合わせてマスクが供給されるよう
に、例えば電話やファックスを通じてメーカ間の連絡を
取り合い、所望の半導体集積回路装置の生産を管理して
いる。このマスクの手配に際して、仕様書、図面、描画
データ、発注伝票等のような必要書類がバラバラに処理
されている。また、例えばマスクの要求納期が製品の流
れと上手く整合しているか否かが分からない、マスクを
製品の流れに合わせて上手く供給できない、マスクが納
期遅延の原因を的確に判断することができない、マスク
の納期遅延の徴候を捕らえることができない等の不具合
が生じている。
【0029】また、半導体メーカにおけるマスク進度管
理(図1の左側)は、製品開発管理部が人海戦術でマス
ク進度管理を行っているため、全製品の管理を徹底する
ためには膨大な作業工数が必要である。また、現実の運
用は、工数削減のために製品を限定してマスク進度管理
を実施しているため、管理されていない製品においてマ
スク進度管理上のトラブルが多発している。一方、マス
クメーカにおけるマスク生産方式(図1の右側)は、受
注したマスクに対する生産対応が中心で、これから受注
されるであろうマスクの受注予測ができず、平準化生産
対応は困難となっている。
【0030】特に、近年、半導体集積回路装置の生産業
界では、(1)手配するマスクが増大(3万6000枚/
年)、(2)マスク製作工数大(2日が14日に増加)、
(3)マスク製作外注化、(4)マスクの価格高騰(30万円
が300万円に増加)といった4つの傾向があることか
らも、半導体メーカにおけるマスク納期遵守率向上の為
には、時間、物資、燃料および人員の無駄を省き、如何
にして半導体集積回路装置を効率よく生産するかが重要
な課題である。
【0031】図2は、上記傾向の(1)の一例を説明した
図である。半導体メーカは、例えば製品開発において1
製品当り約90枚のマスクを手配している。これは、1
製品当りマスク使用工程が30工程で、かつ、マスク変
更に及ぶ試作が3セット実施された場合を想定したもの
である。半導体メーカからマスクメーカに発注するマス
クは、1社で年間3万6000枚に及ぶ。これは、年間
400品種の製品開発を実施した場合を想定したもので
ある。このため、マスクメーカが半導体メーカから受注
するマスクは、4社トータルで年間14万4000枚に
及ぶ。したがって、マスクメーカにおけるマスク納期遵
守率向上の為には、如何にして年間14万4000枚に
及ぶマスクを効率良く生産するかが大きな課題となる。
【0032】上記傾向の(2)の一例を説明すると次の通
りである。近年、半導体集積回路装置の製造において
は、素子や配線等の微細化に伴い、これらをウエハに転
写するためのマスクについても、例えば上記位相シフト
マスク等のような特殊なマスクを使用する場合がある。
位相シフトマスクは、シフタを形成することから上記通
常のマスクよりも製造に時間がかかる。半導体集積回路
装置の製造では、その一連の製造工程中に、上記位相シ
フトマスクを用いる場合と、通常のマスクを用いる場合
とが混在する場合がある。その際、半導体集積回路装置
の製造とマスクの製造および納品は、製造時間の短縮を
図るために並行して行われているが、半導体集積回路装
置の一連の製造工程中に位相シフトマスク等のような特
殊なマスクを使用する工程がある場合には、マスクの製
造期間が一定とはならなず納期に乱れが生じるので、半
導体集積回路装置の製造と、マスクの製造および納品と
を上手く管理しないと、無駄な時間や作業の混乱を招く
場合がある。
【0033】上記傾向の(3)については、分業による技
術的および経済的な有利性の観点から半導体集積回路装
置の製造と、マスクの製造とを別々の会社で行うことが
行われている。この場合、半導体集積回路装置の製造と
マスクの製造とを同一会社で行っていた時よりも情報の
開示や連絡が困難となる結果、半導体集積回路装置の製
造と、マスクの製造との不整合が大きくなる場合があ
る。
【0034】上記傾向の(4)については、上記位相シフ
トマスク等のような特殊なマスクが増えたことや半導体
集積回路装置の製造工程の増大によるマスク枚数の増大
の他、多品種少量生産の要望が増え、使用回数の少ない
マスクを製造しなければならないという実状により、マ
スクのコストが増大しているというものである。したが
って、上記傾向の(1)〜(4)による種々の問題を解決する
ためにもマスク進度管理支援およびマスク平準化生産支
援が必要である。
【0035】図3は、本発明の一実施の形態である半導
体集積回路装置の製造方法におけるマスク手配方法およ
びマスク納期管理方式を示している。
【0036】ここでは、半導体メーカ(半導体集積回路
装置製造部、半導体製造ライン)MAと、マスクメーカ
(フォトマスク製造部、フォトマスク製造ライン)MB
とが別々に存在している場合が例示されている。半導体
メーカMAは、半導体集積回路装置を生産(開発および
製造)する業者である。また、マスクメーカMBは、そ
の半導体集積回路装置の生産(露光工程)に用いるマス
クの製造業者である。
【0037】この半導体メーカMAとマスクメーカMB
とは、物理的に離れているが、例えば電話、ファックス
およびインターネット(または専用回線)等のような通
信回線を通じて互いに連絡し合うことが可能な状態で結
びついている。特に、半導体メーカMAがマスクの製造
契約を交わしたマスクメーカMBには、半導体メーカM
Aのサーバにインターネット(または専用回線)を通じ
てアクセスして後述の整合支援を受けられるように、予
めアクセス権が設定され、固有のID(Identification
Number)、パスワードおよびアドレスが付与されてい
る。
【0038】半導体メーカMAの設計部MA1は、マス
クメーカMBに対して所望のマスクの製造を発注する。
すなわち、マスクの着工依頼情報を提供する(矢印A
1)。マスクメーカMBは、半導体メーカMAからの依
頼に従って所望のマスクを製造し、半導体メーカMAの
製造部MA2に納品する(矢印A2)。この工程におい
て、本実施の形態においては、半導体集積回路装置の製
造と、マスクの製造との整合を支援する整合支援手段M
を介在させている。この整合支援手段Mは、マスク進度
管理支援手段M1と、マスク平準化生産支援手段M2と
を有している。
【0039】マスク進度管理支援手段M1は、主として
半導体メーカ側が提供するもので、マスク進度管理を支
援する為の(1)マスク着工スケジューラ、(2)マスク情報
の相互公開(マスク着工スケジュール公開&マスク着工
実績取得)機能、(3)マスク進度異常監視機能の少なく
とも1つを有している。マスク平準化生産支援手段M2
は、主としてマスクメーカ側が行うもので、マスク平準
化生産を支援する為の(1)マスク情報の相互公開(マス
ク着工実績)機能、(2)マスク優先着工制御機能の少な
くとも1つを有している。
【0040】図4は、本実施の形態の狙い、効果を示し
ている。本実施の形態によれば、マスク進度管理の支援
とマスク平準化生産の支援が可能となり、半導体集積回
路装置の製造と、マスクの製造との不整合を小さくまた
は無くすことができるので、マスク納期遵守率の向上を
図ることができる。このため、マスクメーカにおいて
は、シェア&ビジネスの拡大に繋がり、半導体メーカに
おいては、製品開発スピードの向上が図られ(Q−TA
T;Quick Turn Around Time)、シェア&ビジネスの拡
大に繋げることが可能となる。したがって、産業界の発
展に大きく寄与することが可能となる。ここで、マスク
進度管理とは、半導体集積回路装置の一連の製造工程に
おいて用いる複数のマスクを製造して半導体メーカに納
品可能とするまでにおけるマスク製作の進み具合(予定
通り、遅れおよび進み)の管理を言う。また、マスクの
平準化生産とは、半導体集積回路装置の一連の製造工程
において用いる複数のマスクの納期に変動が生じないよ
うにまたは小さな変動で済むようにマスクを生産するこ
とを言う。
【0041】図5は、図3のマスク手配方法およびマス
ク納期管理方式をさらに詳細に示している。
【0042】図5の左側は、マスク進度管理支援を示し
ている。上記マスク着工スケジューラは、製品着工計画
連動マスク着工スケジューラおよび製品着工実績連動マ
スク着工再スケジューラを有している。このスケジュー
ラは、製品着工計画および実績を基にマスク仕様別、納
入拠点別のマスク着工スケジューラを生成できる。納入
拠点別という項目を設けているのは、納入拠点に応じて
マスクの搬送時間が異なってくるからである。
【0043】上記マスクメーカに与えるマスク情報の相
互公開は、製品着工計画連動マスク着工スケジュール結
果、製品着工予定および実績、製品着工実績連動マスク
着工再スケジュール結果の3つを有している。マスクメ
ーカは、このマスク情報を使って、受注予測を行い平準
化生産を達成する。
【0044】上記マスク進度異常監視は、マスク着工異
常監視およびマスク納期異常監視の2つを有している。
【0045】一方、図5の右側は、マスク平準化生産支
援を示している。ここでのマスク情報の相互公開は、製
品着工計画連動マスク着工スケジュール結果の取得(マ
スク仕様別、納入拠点別)、製品着工予定および実績の
取得、製品着工実績連動マスク着工再スケジュール結果
の取得の3つを有している。ここで取得したマスクの製
造計画情報には、受注済みのマスクはもとより、これか
ら受注される情報も含まれている為、受注予測の範囲が
拡大し、平準化生産対応が容易となる。また、半導体メ
ーカに与えるマスク情報として、マスク着工実績および
納期回答がある。半導体メーカは、この情報を進度管理
と異常監視に使用する。
【0046】ここでの優先着工制御は、優先着工表示、
製品着工実績連動マスク着工再スケジュール結果のフィ
ードバックを有している。
【0047】図6は、図3のマスク手配方法およびマス
ク納期管理方式の基本的な構成を示している。
【0048】まず、半導体メーカMAは、マスクメーカ
MBに対してマスクを手配する。すなわち、製品着工計
画S1に則って、マスク手配情報S2を、キーボード等
のような入力手段を使用してマスク手配システムS3に
入力する。マスク手配情報S2は、例えば発注情報、図
面情報および仕様書情報等を有している。続いて、マス
ク手配システムS3は、マスク手配情報S2をマスク手
配ドキュメント&データS4に変換し、例えばインター
ネット等のような通信回線S5を経由して、マスクメー
カMBのマスク受注システムS6に転送すると共にマス
ク手配情報S2を発注側のマスク納期管理S7のマスク
着工スケジューラS8にも転送する。
【0049】次に、マスク着工スケジューラS8は、マ
スク手配情報S2を、予め登録されているマスク仕様別
マスタ、納入拠点別マスタ、製品工完マスタを使ってマ
スク着工スケジュール(製造計画情報)S9を生成し、
第1のマスク情報公開S10および通信回線5を経由し
てマスクメーカMBにマスク着工スケジュールS9を公
開する(製品着工計画連動マスク着工スケジュール&公
開工程)。このようにすることで、マスクの手配ミスを
激減させることができる。また、製品の製作進度に合わ
せてマスクを作製することができる。
【0050】次に、マスク着工スケジューラS8は、製
品進度管理システムS11から製品進度実績S12を周
期的(例えば約1時間毎)に取得して、製品進度実績に
連動したマスク着工スケジュールS9を再スケジュール
し、製品着工計画、実績と共に第1のマスク情報公開S
10および通信回線S5を経由してマスクメーカMBに
公開する。製品進度実績S12は、製品着工計画、着工
実績および進度予測の3つの要素をグラフにして表示し
ている(製品実績連動マスク着工再スケジュール&公開
工程)。
【0051】次に、受注側のマスク納期管理S13のマ
スク優先着工S14は、公開されたマスク着工スケジュ
ールS9を基に優先着工表示S15を行う。マスクメー
カMBは、優先着工表示に従ってマスクの着工を行う
(マスク優先着工工程)。これにより、無駄な時間を生
じることなく、必要なマスクを必要な時に製造して半導
体メーカMAにタイミング良く提供することができる。
【0052】次に、受注側のマスク納期管理S13の第
2のマスク情報公開S16は、マスク進度管理システム
S17よりマスク進度実績S12を取得し、マスク着工
スケジュールS9に対比した形(マスク進度管理表示S
18)で通信回線S5を経由して半導体メーカMAに公
開する(マスク進度実績公開工程)。
【0053】次に、マスク進度異常監視S19は、マス
ク着工スケジュールS9と取得したマスク進度実績を基
に、監視条件マスタを用いてマスク進度異常を監視す
る。このマスク進度異常監視の結果、マスク進度実績が
着工予定より速い場合、製品着工を速めるよう製品進度
管理システムS11にフィードバックする。マスク進度
実績が着工予定より遅れた場合、マスクメーカMBに対
するフォローと製品着工の調整指示とを、製品進度管理
システムS11にフィードバックする(マスク進度異常
監視)。すなわち、半導体集積回路装置の一連の製造工
程中において、半導体集積回路装置の製造とマスクの製
造との双方の全体的な流れを的確に把握することができ
るので、半導体集積回路装置の製造とマスクの製造とが
整合しているか否かを的確に判断することができる。し
かも、マスク供給の遅延徴候を捕らえることができるの
で、その遅れが生じそうな段階でその遅延を防止するた
めの調整またはフォローができ、半導体集積回路装置の
製造とマスクの製造との不整合を小さくまたは無くすこ
とができる。また、マスクの遅延の理由(マスク手配起
因か、マスク製造起因か等)を的確に判断することがで
きるので、その遅延を防止するための有効な対策を立て
ることができる。
【0054】なお、上記半導体メーカMAおよびマスク
メーカMBの相互間の公開は、半導体メーカMAおよび
マスクメーカMBの双方のみに情報が提供されることで
行われる。そして、これらの公開情報は、半導体メーカ
MAまたはマスクメーカMBのディスプレイ等のような
表示手段に表示される。
【0055】次に、上記マスク着工スケジューラについ
て図7〜図10を用いて説明する。図7は、マスク着工
スケジューラのシステム構成を示している。また、図8
は、マスク着工スケジューラのマスタテーブルの一例を
示している。図9は、マスク着工スケジューラのアルゴ
リズムの一例を示している。さらに、図10は、マスク
着工スケジューラのスケジュールの基本例を示してい
る。
【0056】製品別投入日時と対象工程nをマスク着工
スケジューラにインプットする。対象工程nとは、半導
体集積回路装置の製造工程中のどの工程で用いるマスク
かを示したものである。マスク着工スケジューラは、予
め登録しておいた製品着工準備時間マスタ、マスク着工
準備時間マスタ、製品別工完マスタ(SK)、納入拠点
別工完マスタ(NKK)、マスク仕様別工完マスタ(R
SK)を基に、図9に示すマスク着工スケジューラのア
ルゴリズムによってスケジュールを作成する。
【0057】その結果として、図10に示す対象工程n
の製品着工予定、マスク納期予定、マスク着工予定、マ
スク発注予定を含めたスケジュールを自動的に出力す
る。図10の横軸は日程、縦軸は対象工程(半導体集積
回路装置の製造工程(例えば拡散工程、続く配線工
程))をそれぞれ示している。ラフ工程は比較的低いパ
ターン転写精度で済む工程を示し、ファイン工程は比較
的高いパターン転写精度を必要とする工程を示してい
る。マスク着工予定からマスク納期予定までの期間は、
マスクの仕様や納入拠点の違いによって変わるので、そ
のマスク仕様別および納入拠点別に応じてスケジュール
が作成される。
【0058】次に、上記した第1のマスクの情報の相互
公開(製品着工計画連動マスク着工スケジュール公開)
について図11および図12を用いて説明する。
【0059】図11は、本発明者らが検討したマスク着
工スケジュール(図11の左側)およびマスク情報公開
範囲(図11の右側)を比較のために示している。ここ
での半導体メーカからマスクメーカへのマスク情報公開
は、発注したマスクの納期情報のみのため、受注予測が
出来ず、マスクメーカにおける平準化生産は困難とな
る。
【0060】図12は、本実施の形態のマスク着工スケ
ジュール(図12の左側)およびマスク情報公開範囲
(図12の右側)を示している。本実施の形態における
半導体メーカMAからマスクメーカMBへの第1のマス
ク情報公開は、発注したマスク納期情報に加えて、製品
着工予定、製品着工実績、マスク納期予定、マスク着工
予定およびマスク発注予定を新たに設けた。しかも、こ
のマスク情報公開では、マスクメーカMAに製造を依頼
したマスクの情報の他、未だマスクメーカMAには製造
を依頼していないが将来依頼するであろうマスクの情報
をも提供されている。これにより、マスクメーカは、受
注予測の範囲を拡大させることができるので、マスクの
製造予定を立てるのが容易となり、マスクの平準化生産
の対応が容易となる。したがって、半導体集積回路装置
の製造と、マスクの製造および納品との不整合を小さ
く、または無くすことができるので、無駄な時間を無く
すことができ、半導体集積回路装置の開発期間を大幅に
短縮することができる。また、製品製造の管理に当たっ
て膨大な作業工数を必要としないので、半導体集積回路
装置のコストを低減することが可能となる。
【0061】このような本実施の形態におけるマスクの
公開情報は、全てマスク着工スケジューラの出力結果で
あり、マスク着工スケジューラ無しにマスク情報公開範
囲を拡大することは出来ない。
【0062】次に、上記した第2のマスクの情報の相互
公開(製品着工実績連動マスク着工再スケジュール公
開)について図13を用いて説明する。図13は、本実
施の形態の製品着工実績連動マスク着工再スケジュール
公開およびマスク着工実績公開の説明図である。
【0063】本実施の形態において、半導体メーカMA
からマスクメーカMBへのマスク情報公開(図13の上
段の左側)には、製品着工予定、製品着工実績、マスク
納期予定、マスク着工予定およびマスク発注予定が含ま
れている。マスク着工スケジューラは、製品進度管理シ
ステムから製品進度実績を周期的(例えば約1時間毎)
に取得して、製品進度実績に連動したマスク着工スケジ
ュールを再スケジュールし、その結果を公開マスク情報
にフィードバックすることで、製品着工実績と連動した
マスク着工スケジュールをリアルタイムで提供すること
が可能となっている(図13の上段の右側)。
【0064】本実施の形態におけるマスクメーカMBか
ら半導体メーカMAへのマスク情報公開(図13の下段
の右側)には、例えばマスク着工実績およびマスク納期
回答が含まれている。この公開マスク情報を使って、マ
スク進度管理およびマスク進度異常監視を行う。このマ
スク着工実績およびマスク納期回答は、マスクメーカM
Bでマニュアル入力されるか、マスク進度管理システム
から自動取得される(図13の下段の左側)。
【0065】次に、上記マスク優先着工制御について図
14を用いて説明する。図14は、上記マスク優先着工
制御の説明図を示している。
【0066】図14の上段左側は、製品着工計画連動着
工スケジュール結果を示している。マスクメーカMBに
おいて、半導体メーカMAから公開(提供)されたマス
ク情報(製品着工予定、製品着工実績、マスク納期予
定、マスク着工予定およびマスク発注予定)を基に、図
14の上段右側に示すような優先着工表示を行う。この
優先着工表示は、受注した全マスクを対象に着工および
納期を優先に上から順番に表示したもので、例えば製
品、マスク名、工程名称、枝番、着工予定および納期予
定等のような項目が示されている。マスクメーカMB
は、この優先着工表示を参照し、その上から順番に着工
して行く。
【0067】図14の下段左側に、製品進度実績に連動
したマスク着工再スケジュール結果を示す。ここで、図
14の上段右側の太線で囲んだマスクが何らかの理由で
後回しにした方が良い場合が発生したとする。そのよう
な場合、本実施の形態においては、製品進度実績に連動
したマスク着工再スケジュール結果がリアルタイムにフ
ィードバックされるため、上記再スケジュール後の優先
着工表示は、図14の下段右側に示すような優先着工表
示となり、表示もスケジュールに従って更新することが
できる。したがって、マスクメーカMBは、効率的にマ
スクを製造することができるので、マスクの製造時間を
大幅に短縮することが可能となる。
【0068】次に、上記したマスク進度異常監視につい
て図15〜図19を用いて説明する。
【0069】図15は、異常監視画面イメージを示して
いる。異常監視項目は、マスク着工予定に対する実績の
遅れと、マスク納期予定に対する回答の遅れである。遅
れが生じた場合にそれぞれ第1アラーム、第2アラーム
を出力するようになっている。アラームに変えてディス
プレイ上に遅れを表示することもできる。
【0070】図16は、異常監視システムの構成を示し
ている。また、図17は、監視条件マスタの一例を示し
ている。監視条件マスタには、着工異常および納期異常
について、監視の要否、監視周期および監視プリ時間が
設定されている。また、図18および図19は、異常監
視アルゴリズムの一例をそれぞれ示している。
【0071】インプットデータとしては、マスク着工予
定、マスク着工実績、マスク納期予定、マスク納期回答
および現在日時が例示されている。本実施の形態の異常
監視システムは、予め登録されている図17に示す監視
条件マスタと図18及び図19に示す異常監視アルゴリ
ズムを使ってマスク着工異常およびマスク納期異常を監
視し第1および第2アラームを出力する。これらの機能
によりマスク進度異常をリアルタイムに検知することが
可能となり、マスク納期遵守率の向上を図ることが可能
となる。
【0072】次に、上記マスク手配およびマスク納期管
理ワークについて図20および上記図6を用いて説明す
る。
【0073】図20の最も左側のフローは、マスク手配
および着工スケジュール(マスク手配毎に実行)のワー
クフローを示している。まず、製品着工計画S1を確認
した後(工程100)、マスク手配情報S2を生成(描
画データ、図面、仕様書等)し(工程101)、マスク
手配システムS3を使ってマスクを手配する(工程10
2)。次に、マスク着工スケジューラS8を使ってマス
ク着工スケジュールを生成し(工程103)、マスクメ
ーカMBにマスク情報を公開する(工程104,S1
0)。
【0074】図20の左から2番目のフローは、マスク
着工再スケジュール(一定周期で実行)のワークフロー
を示している。まず、製品進度管理システムS11より
製品進度実績を取得し(工程200)、マスク着工スケ
ジュールを更新(製品着工実績に連動したマスク着工再
スケジュール)する(工程201,S8)。スケジュー
ルの結果と製品着工計画および実績とをマスクメーカM
Bにマスク情報として公開する(工程202,S1
0)。
【0075】図20の左から3番目のフローは、マスク
進度管理のワークフローを示している。マスクメーカM
Bからのマスク公開情報(マスク着工実績、納期回答
等)を確認し(工程300,S16)、マスク進度管理
異常監視を行う(工程301,S19)。その結果、予
定より速い場合、製品着工を予定より速める(工程30
2,S11)。また、予定より遅い場合、アラーム等を
出し、マスクメーカMBのフォローと製品着工の調整を
行う(工程303,S19)。
【0076】図20の最も右側のフローは、マスク優先
着工制御(一定周期で実行)のワークフローを示してい
る。半導体メーカMAからのマスク公開情報(マスク着
工スケジュール、製品着工予定、実績等)を確認した後
(工程400)、マスク優先着工表示(例えばマスク着
工予定順またはマスク納期順に表示を並び替える)を実
施し(工程401,S14)、優先着工表示順にマスク
を着工する(工程402)。また、その結果(マスク着
工実績、納期回答等)を半導体メーカMAに公開する
(工程403,S16)。
【0077】次に、マスク着工スケジュールの具体例に
ついて説明する。図21は、マスク着工スケジュールの
具体例を示している。この図21は、縦方向が半導体集
積回路装置の製造工程を表し、横方向が日程を表してい
る。ここには、例えばNウエル、フィールド、Pウエ
ル、ゲート電極、Nチャネル、Pチャネル、ポリシリコ
ン、抵抗、コンタクト、第1層配線(AL−1)、スル
ーホール、第2層配線(AL−2)およびボンディング
パッドのフォトリソグラフィ工程が示されている。半導
体メーカにおいて半導体集積回路装置を製造するのと並
行してマスクメーカにおいてその半導体集積回路装置の
製造に用いるマスクを製造し、半導体メーカに納品す
る。例えば半導体メーカが、Nウエル形成のための露光
処理を行っている段階では、マスクメーカはPウエルや
ゲート電極を形成するためのフォトマスク等を製造して
いることになっている。このように半導体メーカおよび
マスクメーカは、図21のマスク着工スケジューラに従
って、半導体集積回路装置およびマスクの製造を進め
る。スケジュールは、例えば4つで、右側から順に製品
着工予定、マスク納期予定、マスク着工予定、マスク発
注予定(仕様書、描画データ等)等が示されている。ラ
フ工程のマスクとファイン工程のマスクとでは、ファイ
ン工程のマスク製作工数が長い為、マスク着工予定も速
くなる。すなわち、マスク着工時期が早くなる。これに
より、半導体集積回路装置の一連の製造工程において、
納品されるマスクの製造の平準化を図ることができる。
すなわち、マスクを予定通りに半導体メーカに納品でき
るので、半導体集積回路装置の開発期間を短縮すること
が可能となる。
【0078】次に、本実施の形態の半導体集積回路装置
の製造方法に用いるマスクの製造方法を説明する。
【0079】図22〜図26は、上記ラフ工程で用いる
マスクNMの製造工程中の要部断面図を示している。図
22に示すマスク基板1は、例えば平面四角形に形成さ
れた厚さ6mm程度の透明な合成石英ガラス板等からな
る。まず、マスク基板1に対して洗浄処理を施した後、
図23に示すように、このマスク基板1の第1主面上
に、例えばクロム(Cr)等のような露光光に対して遮
光性の高いメタル膜2をスパッタリング法等によって堆
積し、さらに、図24に示すように、メタル膜2上にフ
ォトレジスト膜3aを塗布しベークする。続いて、この
フォトレジスト膜3aに電子線描画装置によって所定の
パターンを描画した後、現像処理を施すことにより、図
25に示すように、メタル膜2上にフォトレジスト膜3
aのパターンを形成する。その後、そのフォトレジスト
膜3aのパターンをエッチングマスクとして、そこから
露出するメタル膜2をエッチング除去することにより、
図26に示すように、マスク基板1の第1主面上にメタ
ル膜2からなる遮光パターンを形成する。その後、フォ
トレジスト膜3aのパターンを除去した後、マスク基板
1に対して洗浄処理を施し、外観検査等を経てマスクN
Mを製造する。このマスクNMは、上記通常のマスクに
該当するものであり、ウエハ上において比較的低い転写
精度で良いパターンを転写する際のマスクとして使用す
る。なお、マスクNMをバイナリマスクとする場合は、
その遮光パターンの透過率がほぼ0、すなわち、1%未
満、望ましくは0.5%未満、更に実際的には0.1%
未満とする。
【0080】次に、図27〜図35は、上記ファイン工
程で用いるマスクPMの製造工程中の要部断面図を示し
ている。図27に示すように、前記したのと同じマスク
基板1を用意して洗浄処理を施した後、図28に示すよ
うに、マスク基板1の第1主面上に、例えばモリブデン
シリサイド(MoSi2)等からなるハーフトーン膜4
をスパッタリング法またはCVD(Chemical Vapor Dep
osition)法等によって堆積する。続いて、図29に示
すように、ハーフトーン膜4上に、例えばクロム等のよ
うなメタル膜2をスパッタリング法等によって堆積した
後、その上に、図30に示すように、フォトレジスト膜
3bを塗布しベークする。続いて、このフォトレジスト
膜3bに電子線描画装置によって所定のパターンを描画
した後、現像処理を施すことにより、図31に示すよう
に、メタル膜2上にフォトレジスト膜3bのパターンを
形成する。その後、そのフォトレジスト膜3bのパター
ンをエッチングマスクとして、そこから露出するメタル
膜2およびハーフトーン膜4をエッチング除去した後、
フォトレジスト膜3bを図32に示すように除去する。
その後、洗浄および外観検査を経た後、図33に示すよ
うに、マスク基板1の第1主面上に、フォトレジスト膜
3cおよび導電性膜5を下層から順に塗布する。導電性
膜5は、フォトレジスト膜3cにパターンを描画するた
めの電子線描画処理における電子の帯電を防止するため
の透明な膜である。これにより、電子の帯電に起因する
フォトレジストパターンの形状劣化や位置ずれ不良等の
不具合を抑制または防止することが可能となる。次い
で、このフォトレジスト膜3cに電子線描画装置によっ
て所定のパターンを描画した後、現像処理を施すことに
より、図34に示すように、メタル膜2上にフォトレジ
スト膜3cのパターンを形成する。続いて、そのフォト
レジスト膜3cのパターンをエッチングマスクとして、
そこから露出するメタル膜2を選択的にエッチング除去
した後、フォトレジスト膜3cを除去し、洗浄および外
観検査等を経て、図35に示すように、マスクPMを製
造する。このマスクPMは、上記ハーフトーン型の位相
シフトマスクに該当するものであり、ウエハ上において
比較的高い転写精度を要するパターンを転写する際のマ
スクとして使用する。マスク基板1の第1主面上には、
メタル膜2と、ハーフトーン膜4とが形成されている。
メタル膜2は、上記と同様に遮光パターンを形成する。
ハーフトーン膜4は、半透明パターンを形成し、かつ、
マスクPMの透明領域を透過した光に対して透過光の位
相を180度反転させる機能を有している。
【0081】次に、このようにして作製されたマスクを
用いた露光処理について説明する。
【0082】まず、例えばシリコン単結晶からなる半導
体を基板とするウエハの被露光面(主面)、すなわち、
デバイス形成面上にフォトレジスト膜を塗布した後、ウ
エハを縮小投影露光装置にセッティングする。また、作
製されたマスクを縮小投影露光装置にセッティングす
る。この時、マスクの第1主面(すなわち、遮光パター
ンや位相シフタパターン(ハーフトーンパターンを含
む)が形成された面を、縮小投影露光装置の縮小投影レ
ンズ、すなわち、ウエハの主面側に向けた状態でマスク
をセッティングする。続いて、縮小投影露光装置の露光
光を、マスクの第2主面(第1主面の裏側の面)に対し
て照射し、マスクを透過した光を縮小投影レンズを介し
てウエハの主面のフォトレジスト膜に縮小投影露光す
る。これにより、ウエハ上のフォトレジスト膜に所望の
パターンを転写する。そして、現像処理等を通じて形成
されるフォトレジストパターンをエッチングマスクまた
はイオン注入マスクとして用いてウエハに所望のパター
ンまたは所望の半導体領域を形成する。
【0083】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0084】例えば上記の例では通常のマスクおよびハ
ーフトーンマスクについて説明したが、これに限定され
るものではなく種々適用可能であり、例えば上記したレ
ベンソン型の位相シフトマスクやレジストマスクを用い
ることもできる。
【0085】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である半導体
集積回路装置の製造方法に適用した場合について説明し
たが、それに限定されるものではなく、例えば超電導装
置、マイクロマシーン、磁気ヘッド、電子デバイスまた
は液晶パネル等の製造にも適用できる。
【0086】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0087】すなわち、半導体集積回路装置の製造と、
マスクの製造との通信回線を用いた整合支援を行う工程
を有することにより、半導体集積回路装置の製造とマス
クの供給との間の不整合を小さく、または無くすことが
できるので、半導体集積回路装置の開発期間を短縮する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明者らが検討したフォトマスク進度管理方
式およびフォトマスク生産方式の課題を示す説明図であ
る。
【図2】本発明者らが検討したフォトマスク手配および
納期管理の課題の説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造方法におけるフォトマスク手配方法と納期管理
方式の説明図である。
【図4】図1の方法による効果の説明図である。
【図5】図3の半導体集積回路装置の製造方法における
マスク手配方法およびマスク納期管理方式のさらに詳細
な説明図である。
【図6】図3の半導体集積回路装置の製造方法における
マスク手配方法およびマスク納期管理方式の基本的な構
成の説明図である。
【図7】図6のマスク着工スケジューラのシステム構成
の説明図である。
【図8】マスク着工スケジューラのマスタテーブルの一
例の説明図である。
【図9】マスク着工スケジューラのアルゴリズムの一例
の説明図である。
【図10】マスク着工スケジューラのスケジュールの基
本例の説明図である。
【図11】本発明者らが検討したマスク着工スケジュー
ル(左側)およびマスク情報公開範囲(右側)を比較の
ために示した説明図である。
【図12】本発明の一実施の形態である半導体集積回路
装置の製造方法のマスク着工スケジュール(左側)およ
びマスク情報公開範囲(右側)の説明図である。
【図13】本発明の一実施の形態である半導体集積回路
装置の製造方法の製品着工実績連動マスク着工再スケジ
ュール公開およびマスク着工実績公開の説明図である。
【図14】本発明の一実施の形態である半導体集積回路
装置の製造方法のマスク優先着工制御の説明図である。
【図15】本発明の一実施の形態である半導体集積回路
装置の製造方法のマスク進度異常監視方法における異常
監視画面イメージの説明図である。
【図16】本発明の一実施の形態である半導体集積回路
装置の製造方法のマスク進度異常監視システムの構成の
説明図である。
【図17】図16のマスク進度異常監視システムが用い
る監視条件マスタの一例を示す説明図である。
【図18】図16のマスク進度異常監視システムが用い
る異常監視アルゴリズムの一例を示す説明図である。
【図19】図16のマスク進度異常監視システムが用い
る異常監視アルゴリズムの一例を示す説明図である。
【図20】本発明の一実施の形態である半導体集積回路
装置の製造方法におけるマスク手配およびマスク納期管
理ワークのフロー図である。
【図21】本発明の一実施の形態である半導体集積回路
装置の製造方法におけるマスク着工スケジュールの具体
例の説明図である。
【図22】本発明の一実施の形態である半導体集積回路
装置の製造方法に用いるフォトマスクの製造工程中の要
部断面図である。
【図23】図22に続くフォトマスクの製造工程中の要
部断面図である。
【図24】図23に続くフォトマスクの製造工程中の要
部断面図である。
【図25】図24に続くフォトマスクの製造工程中の要
部断面図である。
【図26】図25に続くフォトマスクの製造工程中の要
部断面図である。
【図27】本発明の一実施の形態である半導体集積回路
装置の製造方法に用いる他のフォトマスクの製造工程中
の要部断面図である。
【図28】図27に続くフォトマスクの製造工程中の要
部断面図である。
【図29】図28に続くフォトマスクの製造工程中の要
部断面図である。
【図30】図29に続くフォトマスクの製造工程中の要
部断面図である。
【図31】図30に続くフォトマスクの製造工程中の要
部断面図である。
【図32】図31に続くフォトマスクの製造工程中の要
部断面図である。
【図33】図32に続くフォトマスクの製造工程中の要
部断面図である。
【図34】図33に続くフォトマスクの製造工程中の要
部断面図である。
【図35】図34に続くフォトマスクの製造工程中の要
部断面図である。
【符号の説明】
1 マスク基板 2 メタル膜 3a フォトレジスト膜 4 ハーフトーン膜 5 導電性膜 MA 半導体メーカ MA1 設計部 MA2 製造部 MB マスクメーカ M 整合支援手段 M1 マスク進度管理支援手段 M2 マスク平準化生産支援手段 S1 製品着工計画 S2 マスク手配情報 S3 マスク手配システム S4 マスク手配ドキュメント&データ S5 通信回線 S6 マスク受注システム S7 マスク納期管理 S8 マスク着工スケジューラ S9 マスク着工スケジュール S10 第1のマスク情報公開 S11 製品進度管理システム S12 製品進度実績 S13 マスク納期管理 S14 マスク優先着工 S15 優先着工表示 S16 マスク情報公開 S17 マスク進度管理システム S18 マスク進度管理表示 S19 マスク進度異常監視 NM フォトマスク PM フォトマスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (72)発明者 森井 敏博 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 関口 幸治 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 岡本 好彦 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)半導体集積回路装置を半導体集積
    回路装置製造部で製造する工程、(b)前記半導体集積
    回路装置の製造工程で用いる複数枚のフォトマスクをフ
    ォトマスク製造部で製造する工程、(c)前記半導体集
    積回路装置の製造と、前記複数枚のフォトマスクの製造
    との整合支援を通信回線を通じて行う工程を有し、 前記整合支援は、前記フォトマスクの製造進度を管理す
    る手段、前記フォトマスクの生産を平準化する手段を有
    することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記フォトマスクの製造進度を管理す
    る手段は、フォトマスクの製造計画情報の作成機能、フ
    ォトマスクの製造計画情報の相互公開機能およびフォト
    マスクの製造進度異常の監視機能の少なくとも1つを有
    し、前記フォトマスクの生産を平準化する手段は、フォ
    トマスクの製造計画情報の相互公開機能およびフォトマ
    スクの優先着工の制御機能の少なくとも1つを有してい
    ることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 以下の工程を有することを特徴とする半
    導体集積回路装置の製造方法; (a)半導体集積回路装置製造部が、半導体集積回路装
    置の製造で用いるフォトマスクの着工をフォトマスク製
    造部に通信回線を通じて依頼する工程、(b)前記半導
    体集積回路装置製造部が、半導体集積回路装置の製造で
    用いるフォトマスクの着工から納品までの製造計画情報
    をフォトマスク製造部に通信回線を通じて提供する工
    程、(c)前記フォトマスク製造部が、前記フォトマス
    クの着工依頼および製造計画情報に従ってフォトマスク
    を製造する工程、(d)前記フォトマスク製造部で製造
    されたフォトマスクを前記半導体集積回路装置製造部に
    納品する工程、(e)前記半導体集積回路装置製造部
    が、前記納品されたフォトマスクを用いた露光処理によ
    ってウエハに所望のパターンを転写する工程。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記フォトマスクの製造計画情報は、
    前記フォトマスク製造部に対して将来製造を依頼するこ
    とを予定しているフォトマスクの製造計画情報をも有す
    ることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記フォトマスクの製造計画情報に基
    づいて、複数のフォトマスクのうちの所定のフォトマス
    クを優先的に製造する工程を有することを特徴とする半
    導体集積回路装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記フォトマスクの製造計画情報は、
    フォトマスクの仕様別情報および納入拠点情報を基に作
    成することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記半導体集積回路装置の製造工程中
    には、位相シフトマスクを用いる工程を有することを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 以下の工程を有することを特徴とする半
    導体集積回路装置の製造方法; (a)半導体集積回路装置製造部が、半導体集積回路装
    置の製造で用いるフォトマスクの着工をフォトマスク製
    造部に通信回線を通じて依頼する工程、(b)前記半導
    体集積回路装置製造部が、半導体集積回路装置の製造で
    用いるフォトマスクの着工から納品までの製造計画情報
    をフォトマスク製造部に通信回線を通じて提供する工
    程、(c)前記フォトマスク製造部が、前記フォトマス
    クの着工依頼および製造計画情報に従ってフォトマスク
    を製造する工程、(d)前記フォトマスク製造部が、前
    記フォトマスクの製造進度情報を前記半導体集積回路装
    置製造部に前記通信回線を通じて周期的に提供する工
    程、(e)前記半導体集積回路装置製造部が、前記フォ
    トマスクの製造進度情報に基づいてフォトマスクの製造
    進度を監視する工程、(f)前記フォトマスク製造部で
    製造されたフォトマスクを前記半導体集積回路装置製造
    部に納品する工程、(g)前記半導体集積回路装置製造
    部が、前記フォトマスクを用いた露光処理によってウエ
    ハに所望のパターンを転写する工程。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記フォトマスクの製造計画情報は、
    前記フォトマスク製造部に対して将来製造を依頼するこ
    とを予定しているフォトマスクの製造計画情報をも有す
    ることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の半導体集積回路装置の
    製造方法において、前記フォトマスクの製造計画情報に
    基づいて、複数のフォトマスクのうちの所定のフォトマ
    スクを優先的に製造する工程を有することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の半導体集積回路装置の
    製造方法において、前記フォトマスクの製造計画情報
    は、フォトマスクの仕様別情報および納入拠点情報を基
    に作成することを特徴とする半導体集積回路装置の製造
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の半導体集積回路装置の
    製造方法において、前記半導体集積回路装置の製造工程
    中には、位相シフトマスクを用いる工程を有することを
    特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 以下の工程を有することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法; (a)半導体集積回路装置製造部が、半導体集積回路装
    置の製造で用いるフォトマスクの着工をフォトマスク製
    造部に通信回線を通じて依頼する工程、(b)前記半導
    体集積回路装置製造部が、半導体集積回路装置の製造で
    用いるフォトマスクの着工から納品までの製造計画情報
    をフォトマスク製造部に通信回線を通じて提供する工
    程、(c)前記フォトマスク製造部が、前記フォトマス
    クの着工依頼および製造計画情報に従ってフォトマスク
    を製造する工程、(d)前記フォトマスク製造部が、前
    記フォトマスクの製造進度情報を前記半導体集積回路装
    置製造部に前記通信回線を通じて周期的に提供する工
    程、(e)前記半導体集積回路装置製造部が、前記フォ
    トマスクの製造進度情報に基づいて前記半導体集積回路
    装置の製造とフォトマスクの製造とを調整する工程、
    (f)前記フォトマスク製造部で製造されたフォトマス
    クを前記半導体集積回路装置製造部に納品する工程、
    (g)前記半導体集積回路装置製造部が、前記フォトマ
    スクを用いた露光処理によってウエハに所望のパターン
    を転写する工程。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記(e)工程は、前記フォトマ
    スクの製造進度情報に基づいて、前記フォトマスクの製
    造計画情報を再作成し、前記通信回線を通じて前記フォ
    トマスク製造部に提供する工程、前記フォトマスク製造
    部が、前記再作成されたフォトマスクの製造計画情報に
    従ってフォトマスクを製造する工程を有することを特徴
    とする半導体集積回路装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記フォトマスクの製造計画情報
    は、前記フォトマスク製造部に対して将来製造を依頼す
    ることを予定しているフォトマスクの製造計画情報をも
    有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記フォトマスクの製造計画情報
    に基づいて、複数のフォトマスクのうちの所定のフォト
    マスクを優先的に製造する工程を有することを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記フォトマスクの製造計画情報
    は、フォトマスクの仕様別情報および納入拠点情報を基
    に作成することを特徴とする半導体集積回路装置の製造
    方法。
  18. 【請求項18】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記半導体集積回路装置の製造工
    程中には、位相シフトマスクを用いる工程を有すること
    を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 フォトマスクを製造するフォトマスク
    製造ラインと、前記フォトマスクを用いて露光装置によ
    りウエハに集積回路パターンを転写する半導体製造ライ
    ンとが分離している半導体集積回路装置の製造方法であ
    って、 前記半導体製造ライン側では、半導体集積回路装置の製
    造に必要となるフォトマスクの製造計画情報をフォトマ
    スク製造ラインに与え、 前記フォトマスク製造ライン側では、前記フォトマスク
    の製造計画情報を受けてフォトマスクの着工順位を決定
    する工程を有することを特徴とする半導体集積回路装置
    の製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、 前記半導体製造ライン側では、半導体製造に必要となる
    フォトマスクの製造計画情報を、手配したフォトマスク
    のみならず、これから手配する手配予定のフォトマスク
    についてマスク製造ラインに与えることを特徴とする半
    導体集積回路装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項19記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、 前記フォトマスクの製造計画情報は、手配したフォトマ
    スクを使用する半導体集積回路装置の半導体製造ライン
    における半導体集積回路装置の着工計画情報を有するこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項19記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、 前記フォトマスクの製造計画情報は、手配したフォトマ
    スクを使用する半導体集積回路装置の半導体製造ライン
    における半導体集積回路装置の着工計画情報および製造
    工程毎の製造進度情報を有することを特徴とする半導体
    集積回路装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項19記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、 前記フォトマスク製造ライン側では、フォトマスクの製
    造工程毎の製造進度情報を半導体製造ラインに与え、 前記半導体製造ライン側では、前記製造進度情報を受け
    てフォトマスクの進度異常を監視することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、 前記フォトマスクの進度異常の監視は、予め指定された
    監視条件マスタ、フォトマスク着工スケジュールおよび
    フォトマスク着工実績を基に異常監視して、フォトマス
    ク着工異常および納期異常の2つの異常を検出すること
    を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 請求項19記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、 前記フォトマスク製造ライン側では、フォトマスクの製
    造工程毎の製造進度情報を半導体製造ラインに与え、 前記半導体製造ライン側では、前記製造進度情報を受け
    てフォトマスクの進度異常を監視し、かつ、前記半導体
    集積回路装置と、前記フォトマスクとの生産調整を行う
    ことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、 前記フォトマスクの進度異常の監視は、予め指定された
    監視条件マスタ、フォトマスク着工スケジュールおよび
    フォトマスク着工実績を基に異常監視して、フォトマス
    ク着工異常および納期異常の2つの異常を検出すること
    を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 請求項19記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、 前記フォトマスクの製造計画情報は、半導体集積回路装
    置の着工計画情報、フォトマスク仕様別情報および納入
    拠点別情報を基に作成することを特徴とする半導体集積
    回路装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 請求項19記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、 前記フォトマスクの製造計画情報は、半導体集積回路装
    置の着工計画情報、フォトマスク仕様別情報および納入
    拠点別情報を基に作成すると共に、前記半導体集積回路
    装置製の製造進行に伴って着工実績をリアルタイムで取
    得し、それを基に周期的に再作成することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 請求項19記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、 前記フォトマスクの製造計画情報を基にしたフォトマス
    クの着工順位の決定方法として、フォトマスク製造ライ
    ン側で、手配された全フォトマスクを対象にフォトマス
    クの製造計画情報着内の着工予定および納期予定を基に
    優先着工を表示することを特徴とする半導体集積回路装
    置の製造方法。
  30. 【請求項30】 以下の工程を有することを特徴とする
    フォトマスクの製造方法; (a)フォトマスク製造部が、半導体集積回路装置の製
    造で用いるフォトマスクの着工を半導体集積回路装置製
    造部から通信回線を通じて受ける工程、(b)前記フォ
    トマスク製造部が、半導体集積回路装置の製造で用いる
    フォトマスクの着工から納品までの製造計画情報を前記
    半導体集積回路装置製造部から通信回線を通じて受ける
    工程、(c)前記フォトマスク製造部が、前記フォトマ
    スクの着工依頼および製造計画情報に従ってフォトマス
    クを製造する工程、(d)前記フォトマスク製造部で製
    造されたフォトマスクを前記半導体集積回路装置製造部
    に納品する工程。
  31. 【請求項31】 請求項30記載のフォトマスクの製造
    方法において、前記フォトマスクの製造計画情報は、前
    記フォトマスク製造部に対して将来製造を依頼すること
    を予定しているフォトマスクの製造計画情報をも有する
    ことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  32. 【請求項32】 請求項30記載のフォトマスクの製造
    方法において、前記フォトマスクの製造計画情報に基づ
    いて、複数のフォトマスクのうちの所定のフォトマスク
    を優先的に製造する工程を有することを特徴とするフォ
    トマスクの製造方法。
  33. 【請求項33】 請求項30記載のフォトマスクの製造
    方法において、前記フォトマスクの製造工程は、位相シ
    フトマスクの製造工程を有することを特徴とするフォト
    マスクの製造方法。
  34. 【請求項34】 以下の工程を有することを特徴とする
    フォトマスクの製造方法; (a)フォトマスク製造部が、半導体集積回路装置の製
    造で用いるフォトマスクの着工を半導体集積回路装置製
    造部から通信回線を通じて受ける工程、(b)前記フォ
    トマスク製造部が、半導体集積回路装置の製造で用いる
    フォトマスクの着工から納品までの製造計画情報を前記
    半導体集積回路装置製造部から通信回線を通じて受ける
    工程、(c)前記フォトマスク製造部が、前記フォトマ
    スクの着工依頼および製造計画情報に従ってフォトマス
    クを製造する工程、(d)前記フォトマスク製造部が、
    前記フォトマスクの製造進度情報を前記半導体集積回路
    装置製造部に前記通信回線を通じて周期的に提供する工
    程、(e)前記半導体集積回路装置製造部が、前記フォ
    トマスクの製造進度情報に基づいて前記半導体集積回路
    装置の製造とフォトマスクの製造とを調整する工程、
    (f)前記フォトマスク製造部で製造されたフォトマス
    クを前記半導体集積回路装置製造部に納品する工程。
  35. 【請求項35】 請求項34記載のフォトマスクの製造
    方法において、前記(e)工程は、前記フォトマスクの
    製造進度情報に基づいて再作成されたフォトマスクの製
    造計画情報を、前記フォトマスク製造部が前記通信回線
    を通じて前記受け取る工程、前記フォトマスク製造部
    が、前記再作成されたフォトマスクの製造計画情報に従
    ってフォトマスクを製造する工程を有することを特徴と
    するフォトマスクの製造方法。
  36. 【請求項36】 請求項34記載のフォトマスクの製造
    方法において、前記フォトマスクの製造計画情報は、前
    記フォトマスク製造部に対して将来製造を依頼すること
    を予定しているフォトマスクの製造計画情報をも有する
    ことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  37. 【請求項37】 請求項34記載のフォトマスクの製造
    方法において、前記フォトマスクの製造計画情報に基づ
    いて、複数のフォトマスクのうちの所定のフォトマスク
    を優先的に製造する工程を有することを特徴とするフォ
    トマスクの製造方法。
  38. 【請求項38】 請求項34記載のフォトマスクの製造
    方法において、前記フォトマスクの製造工程は、位相シ
    フトマスクの製造工程を有することを特徴とするフォト
    マスクの製造方法。
  39. 【請求項39】 フォトマスクを製造するフォトマスク
    製造ラインと、前記フォトマスクを用いて露光装置によ
    りウエハに集積回路パターンを転写する半導体製造ライ
    ンとが分離しており、 前記半導体製造ライン側では、半導体集積回路装置の製
    造に必要となるフォトマスクの製造計画情報をフォトマ
    スク製造ラインに与え、 前記フォトマスク製造ライン側では、前記フォトマスク
    の製造計画情報を受けてフォトマスクの着工順位を決定
    する工程を有することを特徴とするフォトマスクの製造
    方法。
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