JP2003091683A - コーディネート支援方法,その装置 - Google Patents

コーディネート支援方法,その装置

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JP2003091683A
JP2003091683A JP2001283048A JP2001283048A JP2003091683A JP 2003091683 A JP2003091683 A JP 2003091683A JP 2001283048 A JP2001283048 A JP 2001283048A JP 2001283048 A JP2001283048 A JP 2001283048A JP 2003091683 A JP2003091683 A JP 2003091683A
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JP2001283048A
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Yoshinori Murakami
義則 村上
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の入れ替わりが頻繁に発生する場合であ
っても,指定されたキー商品に組み合わせるコーディネ
ート商品を案内するための情報のメンテナンスを容易に
する。 【解決手段】 指定されたキー商品に関する商品情報で
あるキー商品情報を,商品の属性情報を含む商品情報が
格納される商品情報データベースから抽出(S03)
し,抽出したキー商品情報に含まれる属性情報に基づい
て,キー商品とのコーディネートに適した商品の属性情
報(コーディネート属性情報)を,コーディネートに適
した属性情報の組合せに関する情報を有するコーディネ
ート情報データベースから抽出し(S04),抽出した
コーディネート属性情報を含む商品情報を,商品情報デ
ータベースからコーディネート商品情報として抽出(S
05)及び表示する(S06)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,複数の商品を組み
合わせてコーディネートする際に,コーディネートに適
した商品の候補を提示するコーディネート支援方法及び
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衣服やアクセサリー等の商品を販売する
際,顧客により指定された好みの商品(以下,キー商品
という)に組み合わせてコーディネートするのに適した
他の商品(以下,コーディネート商品という)に関する
情報を案内することにより,顧客の購買意欲を高め,そ
れらの商品をまとめて販売できることがよくある。この
ようなことから,特許第2860690号公報では,予
め各商品の商品情報毎にそれに組み合わせてコーディネ
ートするのに適した他の商品に関する情報を商品データ
ベースとして登録しておき,指定されたキー商品を商品
データベースから検索するとともに,それに関連する他
の商品をコーディネート商品として提示する商品案内方
法及びシステムが提案されている。これにより,販売員
から干渉される煩わしさを嫌う顧客に対しても,適切な
コーディネート商品を案内できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,前記公
報に示される技術では,各商品に組み合わせるコーディ
ネート商品の情報を各商品個別に登録する必要があり,
商品の寿命が短く,新商品への入れ替わりが激しい近年
の状況下では,新商品を入荷する度にそれに関するコー
ディネート商品の情報を登録することは非常に煩雑な手
間を要するという問題点があった。しかも,販売を取り
やめた商品が発生した場合,その商品をコーディネート
商品として対応づけている他の販売中の商品の情報につ
いても登録情報の修正が必要となり,さらに煩雑な手間
を要するという問題点もあった。従って,本発明は上記
事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするとこ
ろは,商品の入れ替わりが頻繁に発生する場合であって
も,コーディネート商品を案内するための情報のメンテ
ナンスを容易にするコーディネート支援方法及びその装
置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は,指定されたキー商品と組み合わせてコーデ
ィネートするのに適した商品の候補についての商品情報
を商品情報データベースからコーディネート商品情報と
して抽出及び提示するコーディネート支援方法におい
て,商品の属性情報を含む前記商品情報データベースか
ら前記キー商品に関する前記商品情報であるキー商品情
報を抽出するキー商品情報抽出手順と,前記キー商品情
報に含まれる前記商品の属性情報に基づいて,コーディ
ネートに適した前記商品の属性情報であるコーディネー
ト属性情報を特定するコーディネート属性情報特定手順
と,前記商品情報データベースから前記コーディネート
属性情報を含む前記商品情報を前記コーディネート商品
情報として抽出及び提示するコーディネート商品情報抽
出・提示手順とを有してなることを特徴とするコーディ
ネート支援方法である。これにより,商品情報それぞれ
について,コーディネートに適した他の商品情報を対応
させておく必要がなくなり,取り扱う商品の入れ替わり
が頻繁に発生する場合であっても,商品情報のメンテナ
ンスが容易となる。例えば,商品の属性情報として色情
報を有する場合,前記コーディネート属性情報特定手順
により,「キー商品が赤色であれば,コーディネート商
品の色(前記コーディネート属性情報)は黒色とする」
等の処理が行われるように構成すれば,商品情報に色情
報を登録しておくだけで,コーディネート商品が抽出・
提示される。
【0005】また,前記コーディネート属性情報特定手
順が,前記キー商品情報に含まれる前記商品の属性情報
に基づいて,コーディネートに適した商品の組み合わせ
を前記商品の属性情報の組み合わせとして有する属性組
合せ情報から,対応する前記商品の属性情報をコーディ
ネート属性情報として抽出する手順であってもよい。こ
れにより,コーディネートに関する情報を,前記属性組
合せ情報として個別に管理できるので,コーディネート
に関する情報に変更が生じた場合でも,対応が容易とな
る。例えば,前述した「キー商品が赤色であれば,コー
ディネート商品の色(前記コーディネート属性情報)は
黒色とする」場合には,(赤,黒)といった前記属性情
報の組合せをデータベース等に記憶させておけばよい。
【0006】また,前記コーディネート商品情報抽出・
提示手順において,前記キー商品情報に含まれる商品の
種類情報とは異なる種類情報も含む前記商品情報を前記
コーディネート商品情報として抽出及び提示を行うもの
であってもよい。これにより,例えば,キー商品の種類
「帽子」に対して,コーディネート商品の種類「帽子」
を抽出してしまうといった無駄がなくなる。
【0007】また,前記コーディネート商品情報の抽出
における制約条件である前記商品情報を入力する商品抽
出制約条件入力手順を有し,前記コーディネート商品情
報抽出・提示手順において,前記商品抽出制約条件入力
手順により入力された情報も含む前記商品情報を前記コ
ーディネート商品情報として抽出及び提示を行うもので
あってもよい。これにより,例えば,キー商品「シャ
ツ」に対して,コーディネート商品として「ネクタイ」
のみを探したい場合,前記商品抽出制約条件入力手順に
おいてその旨を入力すれば,希望しない「ジャケット」
等の商品が抽出されてしまうといったことがなくなる。
【0008】また,前記属性組合せ情報が3以上の前記
商品の属性情報の組み合わせに関する情報を有し,前記
コーディネート商品情報が,複数の前記商品情報の組み
合わせとするものや,前記キー商品が複数指定されるも
のも考えられる。これにより,キー商品とコーディネー
ト商品とを合わせて3つ以上の商品をコーディネートし
たい場合にも対応でき,多様なコーディネートが可能と
なる。
【0009】また,前記商品情報及び属性組合せ情報に
含まれる前記商品の属性情報に,商品の色情報が含まれ
るものや,さらに,前記色情報に,色相,明度,彩度の
いずれか1つ又は複数に関する情報が含まれるものが考
えられる。また,前記色情報が,PCCS(Practical
Color Co-ordinate System)に基づく情報であるものも
考えられる。これにより,個人的な趣味に偏らず,より
システマティックなコーディネートが行える。また,前
記商品情報及び属性組合せ情報に含まれる前記商品の属
性情報に,商品の形状に関する情報が含まれるものも考
えられる。
【0010】また,前記属性組合せ情報が,前記商品の
属性情報の組み合わせ毎にコーディネートに適する度合
いに関する情報である調和レベル情報を有し,前記コー
ディネート属性情報特定手順において,前記コーディネ
ート属性情報とともにこれに対応する前記調和レベル情
報を抽出し,前記コーディネート商品情報抽出・提示手
順において,前記商品情報とともに対応する前記調和レ
ベル情報の提示を行うことも考えられる。さらに,前記
コーディネート商品情報抽出・提示手順において,前記
商品情報及び前記調和レベル情報を,前記調和レベル情
報のレベルに応じた順序で提示してもよい。これによ
り,複数提示されるコーディネート商品情報を比較検討
する指標が示されて便利である。
【0011】また,前記属性組合せ情報を複数種類有
し,前記コーディネート属性情報特定手順において,全
種類の前記属性組合せ情報について前記コーディネート
属性情報の抽出を行うものも考えられる。さらに,前記
コーディネート商品情報抽出・提示手順において,前記
コーディネート商品情報それぞれについて,複数の前記
調和レベル情報を統合して求めた統合調和レベル情報を
提示するものであってもよい。これにより,前記コーデ
ィネート商品毎に調和度合いの総合評価指標が示される
ので,複数候補を比較検討するのにより便利となる。
【0012】また,前記コーディネート商品情報抽出・
提示手順において,前記コーディネート属性情報特定手
順で抽出された全ての種類の前記コーディネート属性情
報のうち,一部又は全部の所定の種類の前記コーディネ
ート属性情報であるOR条件コーディネート属性情報に
ついては,少なくともその1つを含む前記商品情報を前
記コーディネート商品情報として抽出及び提示を行うも
のであってもよく,この場合,前記OR条件コーディネ
ート属性情報についての前記統合調和レベル情報のレベ
ルを,前記OR条件コーディネート属性情報における前
記調和レベル情報それぞれのレベルの最大レベル以上と
することが考えられる。例えば,前記OR条件コーディ
ネート属性情報についての前記統合調和レベル情報のレ
ベルLtotalを,所定の最大レベルLmaxと前記OR条件
コーディネート属性情報における前記調和レベルのそれ
ぞれLi(i=1,2,,n)とに基づいて次式(1)
により求める等である。 Ltotal=Lmax ×(1−(Lmax−L1)×(Lmax−L2)× ・・×(Lmax−Ln)/Lmaxn) …(1)
【0013】また,前記コーディネート商品情報抽出・
提示手順において,前記コーディネート属性情報特定手
順で抽出された全ての種類の前記コーディネート属性情
報のうち,一部又は全部の所定の種類の前記コーディネ
ート属性情報であるAND条件コーディネート属性情報
については,その全てを含む前記商品情報を前記コーデ
ィネート商品情報として抽出及び提示を行うものであっ
てもよく,この場合,前記AND条件コーディネート属
性情報についての前記統合調和レベル情報を,前記AN
D条件コーディネート属性情報における前記調和レベル
情報それぞれのレベルの最小レベル以下とすることが考
えられる。例えば,前記AND条件コーディネート属性
情報についての前記統合調和レベル情報のレベルLtota
lを,所定の最大レベルLmaxと前記AND条件コーディ
ネート属性情報における前記調和レベルのそれぞれLi
(i=1,2,,n)とに基づいて次式(2)により求
める等である。 Ltotal=Lmax ×(L1×L2×・・×Ln/Lmaxn) …(2)
【0014】また,前記属性組合せ情報が,コーディネ
ートに適することの説明に関する情報である調和説明情
報を有し,前記コーディネート属性情報特定手順におい
て,前記コーディネート属性情報とともにこれに対応す
る前記調和説明情報を抽出し,前記コーディネート商品
情報抽出・提示手順において,前記商品情報とともに対
応する前記調和説明情報の提示を行うことも考えられ
る。
【0015】また,前記コーディネート支援方法を組み
込んだコーディネート支援装置として捕らえたものも考
えられる。例えば,指定されたキー商品に組み合わせて
コーディネートするのに適した商品の候補についての前
記商品情報をコーディネート商品情報として出力するコ
ーディネート支援装置において,商品の属性情報を含む
商品情報を記憶する商品情報データベースと,コーディ
ネートに関する前記商品の属性情報を記憶するコーディ
ネート情報データベースと,前記商品情報データベース
から前記キー商品に対応する前記商品情報であるキー商
品情報を抽出するキー商品情報抽出手段と,前記キー商
品情報に含まれる前記商品の属性情報による前記コーデ
ィネート情報データベースの検索結果に基づいてコーデ
ィネートに適した前記商品の属性情報であるコーディネ
ート属性情報を特定するコーディネート属性情報特定手
段と,前記商品情報データベースから前記コーディネー
ト属性情報を含む前記商品情報を前記コーディネート商
品情報として抽出及び出力するコーディネート商品情報
抽出・出力手段とを有してなることを特徴とするコーデ
ィネート支援装置等である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら,本
発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の
理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本
発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を
限定する性格のものではない。ここに,図1は本発明の
実施の形態に係るコーディネート支援装置Xの概略構成
を表すブロック図,図2は本発明の実施の形態に係るコ
ーディネート支援装置Xの処理手順を表すフロー図,図
3は本発明の実施の形態に係るコーディネート支援装置
Xにおける商品の属性情報の一例である色相について説
明する図,図4は本発明の実施の形態に係るコーディネ
ート支援装置Xにおける商品の属性情報の一例であるト
ーンについて説明する図,図5は本発明の実施の形態に
係るコーディネート支援装置Xにおける商品の属性情報
の一例であるトーンの類似の調和関係を表す図,図6は
本発明の実施の形態に係るコーディネート支援装置Xに
おける商品の属性情報の一例であるトーンの対照の調和
関係を表す図,図7及び図8は本発明の実施例に係るコ
ーディネート支援装置における統合調和レベル算出の一
例を表す図である。
【0017】まず,図1を用いて,本発明の実施の形態
に係るコーディネート支援装置Xの構成について説明す
る。コーディネート支援装置Xは,タッチパネル等の操
作部を有するディスプレイ1と,これと通信可能に接続
されたパーソナルコンピュータ2(以下,パソコン2と
いう)と,該パソコン2がデータの読み書きを行う記憶
装置であるハードディスク3とから構成されている。前
記ディスプレイ1は,利用者(顧客等)が選んだキー商
品を特定するための商品IDや,前記キー商品に組み合
わせてコーディネートする候補を抽出する際の制約条件
とするためのコーディネート条件等の入力を行うととも
に,前記キー商品に対応するコーディネート商品の候補
についての情報(以下,コーディネート商品情報とい
う)を前記パソコン2から取得して表示する。前記パソ
コン2は,前記ディスプレイ1から入力された前記商品
IDや前記コーディネート条件に基づいて,前記ハード
ディスク3に予め登録されている商品情報データベース
4から,前記キー商品とのコーディネートに適した前記
コーディネート商品情報を抽出し,前記ディスプレイ1
に送信する。前記ハードディスク3には,各商品に関す
る商品情報が予め登録された前記商品情報データベース
4に加え,コーディネートに適した商品の組み合わせを
商品の属性情報の組み合わせとして有する属性組合せ情
報が予め登録されたコーディネート情報データベース5
が格納されている。
【0018】前記商品情報データベース4に予め登録さ
れる前記商品情報は,各商品を特定する前記商品ID4
0,その商品の画像データ41及びその商品の属性情報
から構成される。該属性情報には,種類42,色43,
形状44,素材45,利用季節46,適用年齢47,在
庫有無48等がある。前記種類42とは,例えば,ジャ
ケット(上着),シャツ,下着,パンツ(ズボン),ス
カート,指輪,ネックレス,帽子等である。前記色43
については後述する。前記形状44とは,例えば,シャ
ツについては,長袖,7分袖,半袖,ノースリーブ,ハ
イネック,丸首,V字首,首部の空き大,首部の空き小
等であり,パンツについては足首丈,7分丈,膝丈等で
ある。前記コーディネート情報データベース5について
は後述する。
【0019】次に,図2を用いて,コーディネート支援
装置Xの処理手順について説明する。以下,S01,S
02,,,は,処理手順(ステップ)の番号を表すもの
とし,前記パソコン2及び前記ディスプレイ1への所定
の操作により,図2の処理が開始されるものとする。ま
ずS01において,前記ディスプレイ1へのタッチパネ
ル操作により,利用者が気に入った商品(以下,キー商
品という)を特定する前記商品ID40が入力される。
続いてS02において,前記タッチパネル操作により前
記キー商品と組み合わせる前記コーディネート商品を抽
出する際の制約条件(以下,前記コーディネート条件と
いう)として,前記商品情報が入力される(前記商品抽
出制約条件入力手順に該当)。例えば,前記キー商品の
種類がパンツである場合,これとのコーディネートに適
したシャツを探したい場合,前記コーディネート条件と
して,「種類=シャツ」等の前記商品情報(前記属性情
報)を入力する。これにより,後述する前記コーディネ
ート商品の抽出(S05)の際に,前記種類42が「シ
ャツ」であるもののみが抽出され,希望しない商品が抽
出されなくなり,商品を絞り込むことが可能となる。
【0020】次に,S03に移行し,前記パソコン2に
より,S01及びS02で入力された情報が取得され,
S01で入力された前記商品ID40を含む前記商品情
報(前記キー商品情報に該当)が前記商品情報データベ
ース4から抽出される(前記キー商品情報抽出手順に該
当)。次に,S04へ移行し,前記パソコン2により,
S03で抽出された前記商品情報(前記キー商品情報)
に含まれる前記属性情報,例えば前記色43や形状44
等に基づいて,前記キー商品との組合せに適した商品の
前記属性情報(以下,コーディネート属性情報という)
が前記コーディネート情報データベース5から抽出され
る(前記コーディネート属性情報特定手順に該当)。こ
れについて,以下に詳説する。
【0021】前記コーディネート情報データベース5に
は,コーディネートするのに適した商品の前記属性情報
の組合せに関する情報である「属性組合せ情報」が予め
登録されている。例えば,前記形状44が「膝丈」,
「7分丈」(種類はパンツ等)である商品が,それぞれ
前記形状44が「首部の空き大」,「首部の空き小」
(種類はシャツ)である商品とのコーディネートに適し
ていることを表す場合,商品の形状44に関する前記属
性組合せ情報は,[{(形状,膝丈),(形状,首部の
空き大)},{(形状,7分丈),(形状,首部の空き
小)}]のように登録される。S04では,例えば,S
03で抽出された前記キー商品に関する前記商品情報
(例えば,パンツ)において,前記形状44が「膝丈」
である場合は,前記コーディネート属性情報として,
{形状,首部の空き大}が抽出される。このように,前
記商品情報それぞれについて,その商品とコーディネー
トするのに適した商品を個別に登録する,即ち,商品と
商品とを対応づけるのではなく,前記キー商品の前記属
性情報によって前記コーディネート商品の前記属性情報
を特定する点が特徴である。これにより,取り扱う商品
の入れ替わりが激しい場合であっても,新たに取り扱う
商品については,前記商品ID40等とともに前記属性
情報を登録するだけ,取り扱わなくなった商品について
は,前記商品情報を削除するだけでよく,コーディネー
トに関する情報のメンテナンスが容易となる。
【0022】次に,図3〜図5を用いて,前記属性情報
の1つである前記色43のコーディネートについて説明
する。商品の前記色43は,PCCS(Practical Colo
r Co-ordinate System:日本色研配色体系)に基づく情
報を用いて表される。前記PCCSは,色の調和の問題
をシステマティックに解決することを主な目的として,
財団法人日本色彩研究所が1964年に発表したカラー
システムである。前記PCCSは,色の3属性を骨組み
にし,色相とトーンによる2次元のシステム(Hue & To
ne System)である点を特徴とする。前記PCCSにお
ける前記色相は,図3に示すように,24種類の前記色
相番号302が環状に構成された色相環301によって
表される。前記各色相番号302は,前記色相それぞれ
を特定する番号であり,各色相番号302に対応した色
相名303が付されている。前記色相番号302の
「8」,「16」,「24」は,各々色材の3原色「イ
エロー」,「シアン」,「マゼンタ」に相当し,同様に
「3」,「12」,「19」は,光の3原色に相当す
る。前記PCCSにおける前記トーンは,図4に示すよ
うに,明度と彩度によって無彩色の5種類(W,ltG
y,mGy,dkGy,Bk),及び有彩色の12種類
(P,ltg等)の合計17種類に分類され,その各々
を特定するトーン記号401(「W」,「ltg」等)
が定められている。前記属性情報として,前記色43を
表す場合,前記トーン記号401と前記色相番号302
とを合わせた形で表現する。例えば,前記トーン記号4
01が「v」,前記色相番号302が「2」の場合,前
記色43は,「v2」(ビビッドレッド)というように
表される。
【0023】ところで,色の調和については従来から研
究されており,例えば,フランスの科学者シュブルール
が提案した調和する配色の形式を,前記PCCSのシス
テムに置き換えると,同系の調和(共通要素の原理:Pr
inciple of Common Elements),類似の調和(類似性の
原理:Principle of Analogy),対照の調和(明瞭性の
原理:Principle of Unambiguity)の3つに分類でき
る。また,前記類似の調和には,前記色相の類似による
調和と,前記トーンの類似による調和とがある。前記コ
ーディネート情報データベース5には,これら色の調和
について,前記属性情報の1つである前記色43につい
ての前記属性組合せ情報が予め登録されている。例え
ば,前記同系の調和に関する前記属性組合せ情報とし
て,同一の前記色相番号302,又は前記色相環301
において隣接する前記色相番号302の組合せが登録さ
れる。例えば,[{(色相,1),(色相,1)},
{(色相,1),(色相,2)},{(色相,1),
(色相,24)},,,{(色相,23),(色相,2
4)}]のように登録されている。これにより,例え
ば,図2のS03で抽出された前記キー商品に関する前
記商品情報について,前記色43が「v1」(即ち,前
記色相番号302が「1」)である場合,図2のS04
において,前記色相番号302が「1」の色相と前記同
系の調和を有する前記色相として,「1」,「2」,
「24」の前記色相番号302が抽出される。また,前
記色相についての前記類似の調和に関する前記属性組合
せ情報としては,前記色相環301において2つ隣り又
は3つ隣りの前記色相番号302の組合せが登録され
る。例えば,前記色相番号302の「1」に対しては,
「22」,「23」,「3」,「4」が調和する組み合
わせとして登録される。一方,前記トーンについての前
記類似の調和に関する前記属性組合せ情報としては,図
5に示すような前記トーン記号401の組合せが登録さ
れる。図5において,両矢印を付した線が前記トーン記
号401の組合せの関係を表している。また,前記色相
についての前記対照の調和に関する前記属性組合せ情報
として,前記色相環301において8〜12個分隣りの
前記色相番号302の組合せが登録される。例えば,前
記色相番号302の「8」に対しては,「16」〜「2
4」が調和する組合せとして登録される。一方,前記ト
ーンについての前記対照の調和に関する前記属性組合せ
情報としては,図6に示すような前記トーン記号401
の組合せが登録される。図5と同様に,両矢印線が組合
せの関係を表している。以上示した他にも,調和する配
色(前記色43の組合せ)が考えられる場合には,同様
に前記属性組合せ情報として登録しておく。また,複数
の色からなる色柄を有する商品については,例えば,色
柄を構成する全ての色(前記トーン及び色相)を前記属
性情報として登録しておき,いずれかの前記トーン又は
色相に調和する前記属性情報を前記コーディネート属性
情報として抽出する。これにより,色柄を有する商品に
ついても対応可能となる。また,前記属性組合せ情報
は,前記形状44,前記色43以外にも,前記素材45
や利用季節46,前記適用年齢47等,他の前記属性情
報についても登録されている。そして,図2のS04で
は,これら全ての種類の前記属性組合せ情報が参照さ
れ,前記コーディネート属性情報が抽出される。
【0024】次に,S05へ移行し,前記パソコン2に
より,前記商品情報データベース4から,S04で抽出
された前記コーディネート属性情報と,S02で入力さ
れた前記コーディネート条件(前記属性情報)との両方
を含む前記商品情報がコーディネート商品情報として抽
出される。ここで,前記属性組合せ情報は,前記色43
の調和(同系,類似,対照等)に関するものや,前記形
状43の調和(「膝丈」と「首部の空き大」等)に関す
るもの等,複数種類存在するため,S04で抽出される
前記コーディネート属性情報も複数種類となる。このた
め,S05では,S04で抽出された全ての種類の前記
コーディネート属性情報のうち,前記色43及び前記形
状44については,その両方を含む(「色」及び「形
状」が前記AND条件コーディネート属性情報に該当)
前記商品情報が前記コーディネート商品情報として抽出
される。このとき,前記色43を含む前記商品情報とし
ては,前記色43を構成する前記色相及びトーンの少な
くとも1つを含む(「色相」及び「トーン」が前記OR
条件コーディネート属性情報に該当)前記商品情報が抽
出される。これは,前記色43及び形状44について
は,そのいずれか1つでも組合せに適していないと,全
体としての組合せに適しないと考え,前記色相又はトー
ンのいずれかが組合せに適していれば,配色としては組
合せに適していると考えた場合の例である。従って,商
品の性質に応じて,例えば,全ての種類の前記コーディ
ネート属性情報のうち少なくとも1つを含む前記商品情
報の全てを前記コーディネート商品として抽出する等,
他の方法であってもよい。また,S02において,前記
コーディネート条件として,前記種類42が指定されて
いない場合は,前記キー商品の前記種類42と異なる情
報を含むものから,前記コーディネート商品情報が抽出
される。これにより,例えば,前記キー商品の前記種類
42が「帽子」に対して,同じく前記種類42が「帽
子」である前記コーディネート商品を抽出してしまうと
いった無駄がなくなる。
【0025】次に,S06において,S05で抽出され
た前記コーディネート商品情報が前記パソコン2から前
記ディスプレイ1に送られて前記キー商品とのコーディ
ネートに適した商品の候補として前記ディスプレイ1に
一覧表示される(S05→S06が前記コーディネート
商品情報抽出・提示手順に該当)。ここで表示させる情
報としては,前記商品ID40,前記在庫有無48,前
記画像データ41等である。これにより,利用者は,前
記形状44や色43等について前記キー商品と調和する
商品の候補を,前記ディスプレイ1により一覧して確認
できるので,各売り場を巡ってコーディネートに適した
商品を1つ1つ探す手間が省ける。しかも,コーディネ
ートに関する知識が十分でなくても,販売員へ要望を説
明して商品を探してもらう煩わしさもなくなる。さら
に,前記商品情報に,例えば商品の陳列棚番号等の売り
場情報を含ませれば,前記コーディネート商品の候補か
ら,適当な商品を選んで試着等を行うことも容易とな
る。
【0026】
【実施例】次に,前記コーディネート支援装置Xのいく
つかの応用例について説明する。応用例の1つとして,
前記コーディネート情報データベース5に,前記属性組
合せ情報それぞれについて,その属性の組合せがどのよ
うな理由でコーディネートに適しているのかを説明する
調和説明情報を含め,これを図2のS04において前記
コーディネート属性情報とともに抽出し,S06におい
て,前記コーディネート商品情報とともに前記ディスプ
レイ1に表示させることが考えられる。例えば,前記色
相における前記同系の調和についての前記属性組合せ情
報においては,「同系色で落ち着いた印象を与えま
す。」,或いは前記トーンにおける前記対照の調和につ
いての前記属性組合せ情報においては,「対照的なトー
ンの組合せにより活発な印象を与えます。」等の文章デ
ータを前記調和説明情報として前記属性組合せ情報に対
応づけて登録しておく。これにより,利用者に対してよ
りわかりやすいコーディネート支援が行える。
【0027】また,同様に,前記コーディネート情報デ
ータベース5に,前記属性組合せ情報それぞれについ
て,その属性の組合せがどの程度コーディネートに適し
ているかの度合いを表す調和レベル情報を含め,これを
図2のS04において前記コーディネート属性情報とと
もに抽出し,S06において,前記コーディネート商品
情報とともにそのレベルの高い順序で前記ディスプレイ
1に表示させてもよい。例えば,前記調和レベルの最大
値,即ち,最も調和の程度が高い場合のレベルを「10
0」とし,前記色相における前記同系の調和についての
前記属性組合せ情報においては,前記色相番号302が
同じである組合せについては前記調和レベルを「10
0」,同じく前記色番号302が前記色相環301にお
いて隣同士或いは2つ隣りである組合せについては「9
5」或いは「90」等として前記属性組合せ情報に対応
づけて登録しておく。これにより,複数のコーディネー
ト商品の候補を比較検討する際の判断指標が提供され,
より有効なコーディネート支援が行える。
【0028】また,前記調和レベルは,前記コーディネ
ート商品情報それぞれについて複数存在し得るため,こ
れらを統合した統合調和レベルを求めて前記コーディネ
ート商品情報とともに前記ディスプレイ1に表示させて
もよい。例えば,図7に示すように,前記キー商品「パ
ンツ」に対し,該「パンツ」に関する複数の前記属性情
報のうちの一部である前記色相又はトーン(前記OR条
件コーディネート属性情報に該当)の少なくともいずれ
か1つについて調和する(即ち,その属性情報を含む)
「シャツ」をコーディネート商品として抽出する場合に
おける前記統合調和レベルの計算方法の例について説明
する。まず,前記調和レベルそれぞれについて,調和し
ない度合いを表す非調和レベル,即ち,前記調和レベル
の最大値「100」から前記調和レベルそれぞれを差し
引いた値を求め,次に,前記非調和レベルの前記最大値
「100」に対する比をそれぞれ掛け合わせた結果に,
前記最大値「100」を掛けた値を全体として統合した
非調和レベル(統合非調和レベル)とし,前記最大値
「100」と前記統合非調和レベルとの差を前記統合調
和レベルとする。例えば,図7に示すように,前記調和
レベルがそれぞれ「90」,「70」である場合は,1
00−100(0.1×0.3)=97となる。このよ
うにして求められる前記統合調和レベルは,前記調和レ
ベルそれぞれのうちの最大レベル以上となる。これを,
式で表すと,次の(1)式となる。但し,Lmaxは前記
調和レベルの最大値,Li(i=1,2,,,n)は前
記各調和レベル,nは前記調和レベルの数,Ltotalは
前記統合調和レベルとする。 Ltotal=Lmax×(1−(Lmax−L1)×(Lmax−L2)× ・・×(Lmax−Ln)/Lmaxn) …(1) 図7は,この(1)式により前記統合調和レベルを求め
た例である。(1)式によって前記統合調和レベルを求
めることにより,前記コーディネート属性情報のいずれ
かに適合しない(前記調和レベルがなし(又はゼロ)で
ある)商品であっても,そのことは前記統合調和レベル
Ltotalを下げる要因とはならず,複数種類の前記コー
ディネート属性情報のうち1種類でも適合する商品(前
記商品情報)をコーディネート対象として抽出しようと
する趣旨に沿った適切な比較指標となる。もちろん,
(1)式によらず,複数の前記調和レベルのうち最もレ
ベルの高いものを選択するもの等であってもよい。
【0029】一方,例えば,図8に示すように,前記キ
ー商品「パンツ」に対し,該「パンツ」に関する複数の
前記属性情報のうちの一部である前記色43及び形状4
4(前記AND条件コーディネート属性情報に該当)の
いずれにおいても調和する(即ち,その属性情報を含
む)「シャツ」のみをコーディネート商品として抽出す
る場合における前記統合調和レベルの計算方法の例につ
いて説明する。この場合,前記調和レベルの前記最大値
「100」に対する比をそれぞれ掛け合わせた結果に,
前記最大値「100」を掛けた値を前記統合調和レベル
とすることが考えられる。例えば,図8に示すように,
前記調和レベルがそれぞれ「90」,「80」である場
合は,100×(0.9×0.8)=72.0となる。
これを式で表すと,次の(2)式となる。 Ltotal=Lmax ×(L1×L2×・・×Ln/Lmaxn) …(2) (2)式により,前記統合調和レベルは,複数の前記調
和レベルのうちの最小レベル以下となる。これにより,
前記調和レベルの低い前記コーディネート属性情報(前
記属性情報)を1つでも有する商品については,前記統
合調和レベルが比較的低く算出されることとなり,前記
コーディネート属性情報のうち1種類でも適合しない商
品はコーディネート対象から除外しようとする趣旨に沿
った比較指標となる。
【0030】また,図5,図6等に示した前記属性組合
せ情報の例は,1つの前記キー商品と1つの前記コーデ
ィネート商品とに関する前記属性情報の組合せに関する
ものであるが,1又は複数の前記キー商品と1又は複数
の前記コーディネート商品とを合わせて3つ以上の商品
の組合せについてもコーディネートできるようにするた
めに,3つ以上の前記属性情報の組み合わせに関する情
報を有するものとする応用例も考えられる。例えば,3
色配合の組合せとして,[{(色相,1),(色相,
9),(色相,17)},・・]のように,前記属性組
合せ情報を有しておけば,1つの前記キー商品(例え
ば,「帽子」)と,前記種類42に関する2つの前記コ
ーディネート条件(例えば,「パンツ」と「シャツ」)
とが指定された場合,これら「パンツ」及び「シャツ」
の2種類の商品の組み合わせを前記コーディネート商品
情報として抽出することが可能となる。同様に,2つの
前記キー商品(例えば,「帽子」と「シャツ」)と,前
記種類42に関する1つの前記コーディネート条件(例
えば,「パンツ」)とを指定することも可能となる。こ
れにより,より多様なコーディネートにも対応可能とな
る。
【0031】また,前述した実施の形態及び実施例で
は,衣服やアクセサリー等の服飾商品を案内する例を示
したが,本発明の適用はこれに限定されるものではな
く,例えば,カーテン,壁紙等のインテリア商品やシス
テムデザインを考慮した家電等,商品の組み合わせに重
点をおいて販売する他の商品の案内に適用することも考
えられる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
商品の入れ替わりが頻繁に発生する場合であっても,コ
ーディネート商品を案内するための情報を商品毎に個別
に登録及び修正する必要がないので,情報のメンテナン
スが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコーディネート支援
装置Xの概略構成を表すブロック図。
【図2】本発明の実施の形態に係るコーディネート支援
装置Xの処理手順を表すフロー図。
【図3】本発明の実施の形態に係るコーディネート支援
装置Xにおける商品の属性情報の一例である色相につい
て説明する図。
【図4】本発明の実施の形態に係るコーディネート支援
装置Xにおける商品の属性情報の一例であるトーンにつ
いて説明する図。
【図5】本発明の実施の形態に係るコーディネート支援
装置Xにおける商品の属性情報の一例であるトーンの類
似の調和関係を表す図。
【図6】本発明の実施の形態に係るコーディネート支援
装置Xにおける商品の属性情報の一例であるトーンの対
照の調和関係を表す図。
【図7】本発明の実施例に係るコーディネート支援装置
における統合調和レベル算出の一例を表す図。
【図8】本発明の実施例に係るコーディネート支援装置
における統合調和レベル算出の一例を表す図。
【符号の説明】
1…ディスプレイ(タッチパネル) 2…パーソナルコンピュータ(パソコン) 3…ハードディスク 4…商品情報データベース 5…コーディネート情報データベース 40…商品ID 41…画像データ 42…種類 43…色 44…形状 45…素材 46…利用季節 47…適用年齢 48…在庫有無 301…色相環 302…色相番号 303…色相名 401…トーン記号 S01,S02,,,…処理手順(ステップ)

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定されたキー商品と組み合わせてコー
    ディネートするのに適した商品の候補についての商品情
    報を商品情報データベースからコーディネート商品情報
    として抽出及び提示するコーディネート支援方法におい
    て,商品の属性情報を含む前記商品情報データベースか
    ら前記キー商品に関する前記商品情報であるキー商品情
    報を抽出するキー商品情報抽出手順と,前記キー商品情
    報に含まれる前記商品の属性情報に基づいて,コーディ
    ネートに適した前記商品の属性情報であるコーディネー
    ト属性情報を特定するコーディネート属性情報特定手順
    と,前記商品情報データベースから前記コーディネート
    属性情報を含む前記商品情報を前記コーディネート商品
    情報として抽出及び提示するコーディネート商品情報抽
    出・提示手順とを有してなることを特徴とするコーディ
    ネート支援方法。
  2. 【請求項2】 前記コーディネート属性情報特定手順
    が,前記キー商品情報に含まれる前記商品の属性情報に
    基づいて,コーディネートに適した商品の組み合わせを
    前記商品の属性情報の組み合わせとして有する属性組合
    せ情報から,対応する前記商品の属性情報をコーディネ
    ート属性情報として抽出するものである請求項1に記載
    のコーディネート支援方法。
  3. 【請求項3】 前記コーディネート商品情報抽出・提示
    手順において,前記キー商品情報に含まれる商品の種類
    情報とは異なる種類情報も含む前記商品情報を前記コー
    ディネート商品情報として抽出及び提示を行う請求項1
    又は2のいずれかに記載のコーディネート支援方法。
  4. 【請求項4】 前記コーディネート商品情報の抽出にお
    ける制約条件である前記商品情報を入力する商品抽出制
    約条件入力手順を有し,前記コーディネート商品情報抽
    出・提示手順において,前記商品抽出制約条件入力手順
    により入力された情報も含む前記商品情報を前記コーデ
    ィネート商品情報として抽出及び提示を行う請求項1〜
    3のいずれかに記載のコーディネート支援方法。
  5. 【請求項5】 前記属性組合せ情報が3以上の前記商品
    の属性情報の組み合わせに関する情報を有し,前記コー
    ディネート商品情報が,複数の前記商品情報の組み合わ
    せとするものである請求項2〜4のいずれかに記載のコ
    ーディネート支援方法。
  6. 【請求項6】 前記属性組合せ情報が3以上の前記商品
    の属性情報の組み合わせに関する情報を有し,前記キー
    商品が複数指定されるものである請求項2〜5のいずれ
    かに記載のコーディネート支援方法。
  7. 【請求項7】 前記商品情報及び属性組合せ情報に含ま
    れる前記商品の属性情報に,商品の色情報が含まれてな
    る請求項2〜6のいずれかに記載のコーディネート支援
    方法。
  8. 【請求項8】 前記色情報に,色相,明度,彩度のいず
    れか1つ又は複数に関する情報が含まれてなる請求項1
    〜7のいずれかに記載のコーディネート支援方法。
  9. 【請求項9】 前記色情報が,PCCS(Practical Co
    lor Co-ordinate System)に基づく情報である請求項8
    に記載のコーディネート支援方法。
  10. 【請求項10】 前記商品情報及び属性組合せ情報に含
    まれる前記商品の属性情報に,商品の形状に関する情報
    が含まれてなる請求項2〜9のいずれかに記載のコーデ
    ィネート支援方法。
  11. 【請求項11】 前記属性組合せ情報が,前記商品の属
    性情報の組み合わせ毎にコーディネートに適する度合い
    に関する情報である調和レベル情報を有し,前記コーデ
    ィネート属性情報特定手順において,前記コーディネー
    ト属性情報とともにこれに対応する前記調和レベル情報
    を抽出し,前記コーディネート商品情報抽出・提示手順
    において,前記商品情報とともに対応する前記調和レベ
    ル情報の提示を行う請求項2〜10のいずれかに記載の
    コーディネート支援方法。
  12. 【請求項12】 前記コーディネート商品情報抽出・提
    示手順において,前記商品情報及び前記調和レベル情報
    を,前記調和レベル情報のレベルに応じた順序で提示す
    る請求項11に記載のコーディネート支援方法。
  13. 【請求項13】 前記属性組合せ情報を複数種類有し,
    前記コーディネート属性情報特定手順において,全種類
    の前記属性組合せ情報について前記コーディネート属性
    情報の抽出を行う請求項2〜12のいずれかに記載のコ
    ーディネート支援方法。
  14. 【請求項14】 前記コーディネート商品情報抽出・提
    示手順において,前記コーディネート商品情報それぞれ
    について,複数の前記調和レベル情報を統合して求めた
    統合調和レベル情報を提示してなる請求項13に記載の
    コーディネート支援方法。
  15. 【請求項15】 前記コーディネート商品情報抽出・提
    示手順において,前記コーディネート属性情報特定手順
    で抽出された全ての種類の前記コーディネート属性情報
    のうち,一部又は全部の所定の種類の前記コーディネー
    ト属性情報であるOR条件コーディネート属性情報につ
    いては,少なくともその1つを含む前記商品情報を前記
    コーディネート商品情報として抽出及び提示を行う請求
    項13又は14のいずれかに記載のコーディネート支援
    方法。
  16. 【請求項16】 前記OR条件コーディネート属性情報
    についての前記統合調和レベル情報のレベルを,前記O
    R条件コーディネート属性情報における前記調和レベル
    情報それぞれのレベルの最大レベル以上とする請求項1
    5に記載のコーディネート支援方法。
  17. 【請求項17】 前記OR条件コーディネート属性情報
    についての前記統合調和レベル情報のレベルLtotal
    を,所定の最大レベルLmaxと前記OR条件コーディネ
    ート属性情報における前記調和レベルのそれぞれLi
    (i=1,2,,n)とに基づいて次式(1)により求
    めてなる請求項16に記載のコーディネート支援方法。 Ltotal=Lmax ×(1−(Lmax−L1)×(Lmax−L2)× ・・×(Lmax−Ln)/Lmaxn) …(1)
  18. 【請求項18】 前記コーディネート商品情報抽出・提
    示手順において,前記コーディネート属性情報特定手順
    で抽出された全ての種類の前記コーディネート属性情報
    のうち,一部又は全部の所定の種類の前記コーディネー
    ト属性情報であるAND条件コーディネート属性情報に
    ついては,その全てを含む前記商品情報を前記コーディ
    ネート商品情報として抽出及び提示を行う請求項13〜
    17のいずれかに記載のコーディネート支援方法。
  19. 【請求項19】 前記AND条件コーディネート属性情
    報についての前記統合調和レベル情報を,前記AND条
    件コーディネート属性情報における前記調和レベル情報
    それぞれのレベルの最小レベル以下とする請求項18に
    記載のコーディネート支援方法。
  20. 【請求項20】 前記AND条件コーディネート属性情
    報についての前記統合調和レベル情報のレベルLtotal
    を,所定の最大レベルLmaxと前記AND条件コーディ
    ネート属性情報における前記調和レベルのそれぞれLi
    (i=1,2,,n)とに基づいて次式(2)により求
    めてなる請求項19に記載のコーディネート支援方法。 Ltotal=Lmax ×(L1×L2×・・×Ln/Lmaxn) …(2)
  21. 【請求項21】 前記属性組合せ情報が,コーディネー
    トに適することの説明に関する情報である調和説明情報
    を有し,前記コーディネート属性情報特定手順におい
    て,前記コーディネート属性情報とともにこれに対応す
    る前記調和説明情報を抽出し,前記コーディネート商品
    情報抽出・提示手順において,前記商品情報とともに対
    応する前記調和説明情報の提示を行う請求項2〜20の
    いずれかに記載のコーディネート支援方法。
  22. 【請求項22】 指定されたキー商品に組み合わせてコ
    ーディネートするのに適した商品の候補についての前記
    商品情報をコーディネート商品情報として出力するコー
    ディネート支援装置において,商品の属性情報を含む商
    品情報を記憶する商品情報データベースと,コーディネ
    ートに関する前記商品の属性情報を記憶するコーディネ
    ート情報データベースと,前記商品情報データベースか
    ら前記キー商品に対応する前記商品情報であるキー商品
    情報を抽出するキー商品情報抽出手段と,前記キー商品
    情報に含まれる前記商品の属性情報による前記コーディ
    ネート情報データベースの検索結果に基づいてコーディ
    ネートに適した前記商品の属性情報であるコーディネー
    ト属性情報を特定するコーディネート属性情報特定手段
    と,前記商品情報データベースから前記コーディネート
    属性情報を含む前記商品情報を前記コーディネート商品
    情報として抽出及び出力するコーディネート商品情報抽
    出・出力手段とを有してなることを特徴とするコーディ
    ネート支援装置。
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