JP2003091648A - コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法およびコンテンツ配信プログラム - Google Patents

コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法およびコンテンツ配信プログラム

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JP2003091648A
JP2003091648A JP2002152954A JP2002152954A JP2003091648A JP 2003091648 A JP2003091648 A JP 2003091648A JP 2002152954 A JP2002152954 A JP 2002152954A JP 2002152954 A JP2002152954 A JP 2002152954A JP 2003091648 A JP2003091648 A JP 2003091648A
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Application number
JP2002152954A
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English (en)
Inventor
Yasushi Miura
康史 三浦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JP2003091648A publication Critical patent/JP2003091648A/ja
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツのバリエーションに応じた利用条
件を配信することのできるコンテンツ配信装置、方法お
よびプログラムを提供すること。 【解決手段】 ニュースコンテンツ受信端末102は、
要求するニュースコンテンツの識別子と端末能力レベル
とをニュースコンテンツ配信サーバ101に送信する。
バリエーションデータベース105は、受信端末能力レ
ベル毎にコンテンツのバリエーションを管理しており、
このデータベースに基づいて配信すべきバリエーション
が決定される。メタデータデータベース103は、コン
テンツのメタデータを管理する。メタデータ解釈部10
7はメタデータを解析し、配信すべきバリエーションを
取得する。利用条件データベース104は、ニュースコ
ンテンツと受信端末能力レベルとの組毎にニュースコン
テンツの利用条件を管理しており、このデータベースに
基づいて配信すべき利用条件が決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツ配信装
置に関し、より特定的には、コンテンツとこのコンテン
ツの利用条件をコンテンツ受信端末に配信するコンテン
ツ配信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル情報圧縮技術の発展や
高速なネットワークインフラストラクチャの出現によ
り、インターネットなどのネットワークを介した様々な
コンテンツ配信サービスが運用されている。例えば、W
ebページから音楽コンテンツを配信する音楽配信サー
ビスや、電子メールを利用したマーケット情報配信サー
ビスなどがある。
【0003】また、コンテンツ配信サービスに接続する
機器の種類は増加している。例えば、PCは勿論のこ
と、携帯電話、カーナビゲーションシステム、衛星放送
受信システムなどが接続機器として挙げられる。それぞ
れの機器におけるコンテンツ表示能力も様々である。例
えば携帯電話は、画像表示サイズや色数が制限されてい
たり、表示機能を持たないものもある。
【0004】そのような多様な端末にコンテンツを配信
する場合、端末の能力に応じてそのコンテンツを変換し
て配信する場合や、予め変換されたコンテンツを配信す
る場合がある。例えば、配信されるコンテンツが動画コ
ンテンツの場合、PCには動画をそのまま配信するが、
携帯端末にはその能力から画像サイズを小さくしたり、
フレーム数を間引いたものを配信したりする場合があ
る。また、動画再生能力のない端末では、代表静止画を
配信する場合もある。このように、配信コンテンツは内
容が同一であっても受信端末によって形態にバリエーシ
ョンを持つ。
【0005】配信コンテンツのバリエーションは端末能
力のみに依存するものでは無い。例えば、配信経路のト
ラフィックが高い場合、リアルタイム再生を行うコンテ
ンツに対して、フレームを間引いて配信する場合などが
ある。
【0006】このようなバリエーションを持つコンテン
ツをコンテンツ配信サーバで効率的に管理する方法とし
て、予め配信コンテンツの複数のバリエーションとその
バリエーションを表現するメタデータとを保持し、配信
時にそのメタデータに記述された内容に従ってその配信
コンテンツのバリエーションを決定する方法がある。コ
ンテンツのバリエーションを表現するメタデータの標準
フォーマットは例えばISO/IEC15938で標準
化されているMPEG7がある。
【0007】ニュースコンテンツ配信サービスでの簡単
な例を挙げる。ニュースコンテンツ配信サーバは管理す
る全てのニュースコンテンツについて、動画・テキスト
・音声の3種類のバリエーションを持つ。また、ニュー
スコンテンツ配信サーバは、図11に示すニュースコン
テンツのバリエーションに関する情報(メタデータ)を
持つ。図11はMPEG7フォーマットに則って記述さ
れたバリエーション情報である。
【0008】簡単に説明すると、メタデータは<Mpe
g7>タグで囲まれ、その中にバリエーションが記述さ
れる。バリエーションは<VariationSet>
タグで囲まれた部分に記述される。バリエーションのオ
リジナルコンテンツは<Source>タグで囲まれた
部分に、それ以外は<Variation>タグで囲ま
れた部分に記述される。バリエーションは「動画」や
「テキスト」などのメディアを表現するタグで表現さ
れ、そのタグ中にバリエーションの存在場所が<Med
iaLocator>タグ及び<MediaUri>タ
グを利用して表記される。図11の例では、バリエーシ
ョンは3種類存在し、オリジナルは「動画」であり、さ
らに存在場所は「/Contents/News/Ne
ws20010520.mpg」である。また、他のバ
リエーションは「テキスト」と「音声」であり、その存
在場所はそれぞれ、「/Contents/News/
News20010520.txt」と「/Conte
nts/News/News20010520.au」
である。
【0009】図11から分かるように、MPEG7のメ
タデータはXMLスキーマを用いて表記されている。そ
こで、ニュースコンテンツ配信サーバはXMLスキーマ
で表記されたデータを解釈することができるXMLパー
サを内部に持ち、それぞれのタグ中のデータを取得す
る。
【0010】このメタデータはニュースコンテンツ配信
サーバ上のファイルシステムで管理されており(ファイ
ル名を「News20010520.mp7」とす
る)、オリジナルコンテンツとの関連を示す管理情報も
ニュースコンテンツ配信サーバ上の管理データベースで
保持されている。この管理情報には図12に示すように
オリジナル動画のコンテンツ識別子1201およびメタ
データのファイル名1202の情報が含まれる。さらに
ニュースコンテンツ配信サーバは、受信端末レベルとそ
のレベルに対応するコンテンツバリエーションを図13
に示すように管理している。図13において1301は
受信端末能力レベル、1302はバリエーションを示し
ている。受信端末はその能力毎にレベルが分かれてお
り、動画表示可能な端末はレベル1、テキストのみ表示
可能な端末はレベル2、音声のみ再生可能な端末はレベ
ル3とする。またバリエーションは、図13の1302
に示すようにメタデータ中のタグで示されている。
【0011】ニュースコンテンツ配信サーバは、ニュー
スコンテンツ受信端末からのコンテンツ要求に応じてニ
ュースコンテンツを返信する。受信端末からの要求は
(要求コンテンツ識別子,受信端末能力レベル)の組か
らなる。コンテンツ要求を受けたニュースコンテンツ配
信サーバは、管理情報に基づいて要求コンテンツ識別子
に対応するメタデータを取得し、受信端末能力レベルか
らそのレベルに合ったバリエーションを取得する。その
後、メタデータの情報からバリエーションを検索し、そ
の後レベルに合ったバリエーションの所在を取得する。
最後に、そのバリエーションのコンテンツを配信する。
【0012】例えば、ニュースコンテンツ受信端末から
のコンテンツ要求が(N20010520,2)の場
合、即ち、コンテンツ識別子として「N2001052
0」を要求し、受信端末能力レベルとして「2」を要求
した場合、ニュースコンテンツ配信サーバは、図12に
示したデータベースからメタデータファイルは「New
s20010520.mp7」であると判断し、また、
図13に示したデータベースから配信バリエーションは
「Text」であると判断する。その後、メタデータフ
ァイル「News20010520.mp7」をXML
パーサで解析し、「Text」タグ中の「MediaU
ri」タグから配信コンテンツを「/Contents
/News/News20010520.txt」と決
定する。最後にその決定したコンテンツを配信する。
【0013】ところで、一般にデジタルコンテンツは容
易にコピーが可能なため、課金を行うコンテンツ配信サ
ービスでは、そのコンテンツ管理が非常に重要となる。
不正コピーや改ざんが行われるとサービス業者・著作権
者にとって多大な不利益が生じる。不正コピーや改ざん
を考慮した著作権管理システムの一例が特開平7−13
1452号公報に記載されている。この公報に記載され
たコンテンツ管理システムは、暗号化されたコンテンツ
と、利用条件と、暗号鍵とを端末で受信し、改ざん検出
を行った後、利用条件の適合検証を行い、全ての検証を
満足したときのみコンテンツの復号を行い、その後、コ
ンテンツの出力を行う。
【0014】利用条件とは、コンテンツの利用制限情報
であり、利用回数や利用期間などを指定するものであ
る。コンテンツ配信サービスプロバイダは、利用期間を
指定することにより、レンタルサービスを実現したり利
用条件に応じてコンテンツの料金設定を変更したりする
ことが可能となり、多様なサービスを実現することがで
きる。この利点から、コンテンツ配信サービスでは一般
的に利用条件を用いることが多い。例えば、コンテンツ
に「コピー可能」や「30秒間無料再生可能」などの利
用条件を付け、受信端末では、その利用条件に従いコン
テンツの処理を行う。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バリエーシ
ョンを持つコンテンツの場合、その利用条件もそのバリ
エーションによって異なるべきである。例えば、オリジ
ナルの動画コンテンツでは、「30秒間無料再生可能」
という利用条件が付加されているが、静止画として配信
される場合はその利用条件は意味がない。また、オリジ
ナルのコンテンツに付けられた利用条件が「コピー可
能」だとしても、実際に配信するコンテンツがフレーム
の間引かれたものである場合、コンテンツプロバイダに
よっては、間引きされた質の悪いコンテンツの流通を避
けるため、利用条件を変更しコピー禁止としたい場合が
ある。
【0016】しかしながら、上に挙げたコンテンツ配信
システム(特開平7−131452号公報)では、コン
テンツのバリエーションに応じて配信利用条件を変更す
ることができない。
【0017】それゆえに本発明の目的は、コンテンツの
バリエーションに応じた利用条件を配信することのでき
るコンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法およびコン
テンツ配信プログラムを提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、コンテンツとこのコンテンツの利用条件をコン
テンツ受信端末に配信するコンテンツ配信装置であっ
て、コンテンツには複数のバリエーションが存在し、コ
ンテンツを管理するコンテンツ管理部と、コンテンツの
利用条件を管理する利用条件管理部と、コンテンツ管理
部で管理されているコンテンツの所定のバリエーション
をコンテンツ受信端末に配信するとともに、この配信さ
れるバリエーションに応じて動的に決定される利用条件
をこのコンテンツ受信端末に配信する通信部とを備え
る。
【0019】上記第1の発明によれば、コンテンツに複
数のバリエーションが存在する場合であっても、利用条
件がコンテンツのみに依存して静的に決定されるのでは
なく配信されるバリエーションに応じて動的に決定され
るため、配信されるバリエーションに適した利用条件を
配信することができる。
【0020】第2の発明は、第1の発明において、利用
条件管理部は、コンテンツ受信端末の受信端末能力レベ
ル毎に利用条件を管理しており、通信部は、コンテンツ
受信端末の受信端末能力レベルに対応する利用条件をこ
のコンテンツ受信端末に配信することを特徴とする。
【0021】上記第2の発明によれば、コンテンツ受信
端末の受信端末能力レベルに応じて利用条件を配信する
ことができる。
【0022】第3の発明は、第1の発明において、利用
条件管理部は、バリエーションがこのバリエーションの
ソースに対してどのような関係にあるのかを示すバリエ
ーション属性毎に利用条件を管理しており、通信部は、
コンテンツ受信端末に配信されるバリエーションのバリ
エーション属性に対応する利用条件をこのコンテンツ受
信端末に配信することを特徴とする。
【0023】上記第3の発明によれば、バリエーション
属性に応じた利用条件を配信することができる。
【0024】第4の発明は、第1の発明において、コン
テンツ毎に、このコンテンツとこのコンテンツの複数の
バリエーションとの関連を示すメタデータを管理するメ
タデータ管理部をさらに備え、メタデータに基づいて、
コンテンツ受信端末に配信されるバリエーションが決定
されることを特徴とする。
【0025】第5の発明は、第4の発明において、メタ
データがMPEG7に則ったメタデータであり、メタデ
ータ中のバリエーションタグに記述されるデータ内容に
基づいて、コンテンツ受信端末に配信されるバリエーシ
ョンが決定されることを特徴とする。
【0026】第6の発明は、第3の発明において、コン
テンツ毎に、このコンテンツとこのコンテンツの複数の
バリエーションとの関連を示すメタデータを管理するメ
タデータ管理部をさらに備え、メタデータがMPEG7
に則ったメタデータであり、メタデータ中のバリエーシ
ョン属性タグで示されるバリエーション属性に基づい
て、コンテンツ受信端末に配信される利用条件が決定さ
れることを特徴とする。
【0027】第7の発明は、コンテンツとこのコンテン
ツの利用条件をコンテンツ受信端末に配信するコンテン
ツ配信方法であって、コンテンツには複数のバリエーシ
ョンが存在し、コンテンツを管理するコンテンツ管理ス
テップと、コンテンツの利用条件を管理する利用条件管
理ステップと、コンテンツ管理ステップで管理されてい
るコンテンツの所定のバリエーションをコンテンツ受信
端末に配信するとともに、この配信されるバリエーショ
ンに応じて動的に決定される利用条件をこのコンテンツ
受信端末に配信する通信ステップとを備える。
【0028】上記第7の発明によれば、コンテンツに複
数のバリエーションが存在する場合であっても、コンテ
ンツのバリエーションに応じた利用条件を配信すること
ができる。
【0029】第8の発明は、第7の発明において、利用
条件管理ステップは、コンテンツ受信端末の受信端末能
力レベル毎に利用条件を管理しており、通信ステップ
は、コンテンツ受信端末の受信端末能力レベルに対応す
る利用条件をこのコンテンツ受信端末に配信することを
特徴とする。
【0030】第9の発明は、第7の発明において、利用
条件管理ステップは、バリエーションがこのバリエーシ
ョンのソースに対してどのような関係にあるのかを示す
バリエーション属性毎に利用条件を管理しており、通信
ステップは、コンテンツ受信端末に配信されるバリエー
ションのバリエーション属性に対応する利用条件をこの
コンテンツ受信端末に配信することを特徴とする。
【0031】第10の発明は、第7の発明において、コ
ンテンツ毎に、このコンテンツとこのコンテンツの複数
のバリエーションとの関連を示すメタデータを管理する
メタデータ管理ステップをさらに備え、メタデータに基
づいて、コンテンツ受信端末に配信されるバリエーショ
ンが決定されることを特徴とする。
【0032】第11の発明は、第10の発明において、
メタデータがMPEG7に則ったメタデータであり、メ
タデータ中のバリエーションタグに記述されるデータ内
容に基づいて、コンテンツ受信端末に配信されるバリエ
ーションが決定されることを特徴とする。
【0033】第12の発明は、第9の発明において、コ
ンテンツ毎に、このコンテンツとこのコンテンツの複数
のバリエーションとの関連を示すメタデータを管理する
メタデータ管理ステップをさらに備え、メタデータがM
PEG7に則ったメタデータであり、メタデータ中のバ
リエーション属性タグで示されるバリエーション属性に
基づいて、コンテンツ受信端末に配信される利用条件が
決定されることを特徴とする。
【0034】第13の発明は、コンピュータにより実行
され、コンテンツとこのコンテンツの利用条件をコンテ
ンツ受信端末に配信するためのコンテンツ配信プログラ
ムであって、コンテンツには複数のバリエーションが存
在し、このコンピュータに、コンテンツを管理するコン
テンツ管理ステップと、コンテンツの利用条件を管理す
る利用条件管理ステップと、コンテンツ管理ステップで
管理されているコンテンツの所定のバリエーションをコ
ンテンツ受信端末に配信するとともに、この配信される
バリエーションに応じて動的に決定される利用条件をこ
のコンテンツ受信端末に配信する通信ステップとを実行
させることを特徴とする。
【0035】上記第13の発明によれば、コンテンツに
複数のバリエーションが存在する場合であっても、コン
テンツのバリエーションに応じた利用条件を配信するこ
とができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の種々の実施形態に
ついて図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係るニュースコンテンツ配信システムの構成を示すブロ
ック図である。図1において、ニュースコンテンツ配信
システムは、ニュースコンテンツ配信サーバ101と、
ニュースコンテンツ受信端末102とを備える。ニュー
スコンテンツ配信サーバ101は、メタデータデータベ
ース103と、利用条件データベース104と、バリエ
ーションデータベース105と、通信部106と、メタ
データ解釈部107と、コンテンツデータベース108
とを含む。以下、各部の動作について説明する。
【0037】<ニュースコンテンツ配信サーバ101>
ニュースコンテンツ配信サーバ101は、ニュースコン
テンツ受信端末102からのコンテンツ要求に応じて、
その指定されたコンテンツをニュースコンテンツ受信端
末102に送信する。なお本実施形態においては、コン
テンツ要求は(コンテンツ識別子,受信端末能力レベ
ル)の組で表すものとする。ここで、コンテンツ識別子
は、ニュースコンテンツ配信サーバ101がニュースコ
ンテンツ受信端末102へ送信するコンテンツを一意に
識別する情報である。一方、受信端末能力レベルは、表
示能力毎にレベルが分かれており、本実施形態では、動
画表示可能な端末はレベル1、テキストのみ表示可能な
端末はレベル2、音声のみ出力可能な端末はレベル3と
する。
【0038】ニュースコンテンツ配信サーバ101は、
ニュースコンテンツ受信端末102に放送を通じてコン
テンツを配信してもよいし、インターネットのようなネ
ットワークを経由することにより配信してもよい。ここ
で、コンテンツは著作権保護がなされており、利用条件
が付随しているものとする。さらにコンテンツはコンテ
ンツ識別子をもつものとする。
【0039】<コンテンツ配信サービスにおける著作権
保護方式>例えば著作権保護には次のような方式を用い
る。まずニュースコンテンツは、対称鍵暗号方式におけ
るコンテンツ毎に異なる秘密鍵(secret ke
y)Kcで暗号化されてニュースコンテンツ受信端末1
02に送られる。この秘密鍵Kcをコンテンツ鍵と呼
ぶ。コンテンツ識別子Ic、コンテンツ鍵Kc、コンテ
ンツの利用条件Ucは、非対称暗号方式におけるニュー
スコンテンツ受信端末102の暗号鍵(public
key)で暗号化される。この暗号化されたものをチケ
ットTcと呼ぶ。コンテンツを復号する秘密鍵Kcはチ
ケットTcに含まれるため、コンテンツを利用するため
にはチケットTcが必要となる。チケットTcは、コン
テンツの購入処理が完了した時点でニュースコンテンツ
受信端末102に送られる。
【0040】チケットTcはニュースコンテンツ受信端
末102の暗号鍵で暗号化されているため、ニュースコ
ンテンツ受信端末102以外では復号することができな
い。なお、チケットTcの暗号方式には対称暗号方式を
用いてもよい。その場合でもチケットTcはニュースコ
ンテンツ受信端末102の秘密鍵で暗号化されるため、
ニュースコンテンツ受信端末102以外では復号するこ
とができない。
【0041】<チケットTcの具体例>チケットTcの
フォーマット例を図2(A)に示す。チケットTcに
は、チケットTcの対象となるコンテンツの識別子20
1、利用条件集合202、およびコンテンツ鍵203の
情報が含まれる。コンテンツ識別子201は、コンテン
ツを一意に特定できる識別子であって、図2(A)では
「N20010520」が記述されている。利用条件集
合202には予め決められた利用条件の中から複数の利
用条件を指定できるようになっている。各利用条件には
利用条件識別子が予め設定されており、個々の利用条件
の指定には利用条件識別子が用いられる。また、各利用
条件は属性値を持ち、それぞれの条件に応じてその意味
が決められている。図2(A)では、利用条件集合とし
て3つの利用条件が定義されており、利用条件識別子
「0001」に対する属性値は「20010521」で
あり、利用条件識別子「0002」に対する属性値は
「00000001」であり、利用条件識別子「000
3」に対する属性値は「00000003」である。
【0042】各利用条件は、図2(B)に示すようにそ
れぞれ一意に識別できる利用条件識別子と対応付けられ
ている。すなわち、「利用期限」は利用条件識別子「0
001」と対応付けられており、「コピー可否」は利用
条件識別子「0002」と対応付けられており、「閲覧
回数」は利用条件識別子「0003」とそれぞれ対応付
けられている。
【0043】図2(A)を参照して、利用条件の属性値
について説明する。例えば、利用条件識別子「000
1」で表される利用条件「利用期限」については、その
属性値として、コンテンツを利用可能な期限を示す年月
日がBCD(Binary−Coded Decima
l)で記述される。図2(A)においては「20010
521」が記述されており、2001年5月21日まで
コンテンツが利用可能であることを表している。利用条
件識別子「0002」で表される利用条件「コピーの可
否」については、その属性値として、コンテンツのコピ
ーが不可の場合0、可能な場合にはその回数が記述され
る。図2(A)においては「00000001」が記述
されており、1回コピー可能であることを表している。
利用条件識別子「0003」で表される利用条件「閲覧
回数」については、属性値として、閲覧不可の場合は
0、閲覧可能な場合はその回数が記述される。図2
(A)においては「00000003」が記述されてお
り、3回閲覧可能であることを表している。
【0044】<ニュースコンテンツ受信端末102>ニ
ュースコンテンツ受信端末102は、ユーザから指定さ
れたニュースコンテンツの要求とニュースコンテンツ受
信端末102の端末能力レベルをニュースコンテンツ配
信サーバ101に送信し、受信したニュースコンテンツ
を利用条件に従って再生する機能を持つ。ニュースコン
テンツ受信端末102はその表示能力毎にレベルが分か
れており、本実施形態では、動画表示可能な端末はレベ
ル1、テキストのみ可能な端末はレベル2、音声のみ可
能な端末はレベル3とする。
【0045】<メタデータデータベース103>メタデ
ータデータベース103は、ニュースコンテンツ配信サ
ーバ101が配信するコンテンツのメタデータを管理す
るデータベースである。このデータベースは図3に示す
データを管理している。図3において、301はコンテ
ンツ識別子、302はメタデータ所在である。つまり、
ニュースコンテンツのコンテンツ識別子を保持するとと
もに、そのコンテンツに対応するメタデータの所在をU
RL(Uniform Resource Locat
or)の形式で保持する。図3に示す例では、コンテン
ツ識別子「N20010519」に対応するメタデータ
の所在は「http://www.jnn.com/m
etadata/N20010519.mp7」であ
り、コンテンツ識別子「N20010520」に対応す
るメタデータの所在は「http://www.jn
n.com/metadata/N20010520.
mp7」であり、コンテンツ識別子「N2001052
1」に対応するメタデータの所在は「http://w
ww.jnn.com/metadata/N2001
0521.mp7」であることを示している。
【0046】<利用条件データベース104>利用条件
データベース104は、配信されるニュースコンテンツ
とニュースコンテンツ受信端末102の受信端末能力レ
ベルとの組毎にニュースコンテンツの利用条件を管理す
るデータベースである。利用条件データベース104で
管理されるデータ例を図4に示す。図4において、40
1はコンテンツ識別子、402は受信端末能力レベル、
403は利用条件を示す。図4に示したデータ例では、
ニュースコンテンツのコンテンツ識別子が「N2001
0520」であって端末の受信端末能力レベルが「1」
である組合せには、利用条件識別子「0003」で表さ
れる利用条件「閲覧回数」が対応し、その内容は「3回
閲覧可能」である。また、コンテンツ識別子が「N20
010520」であって受信端末能力レベルが「2」で
ある組合せには、利用条件識別子「0001」で表され
る利用条件「利用期限」が対応し、その内容は「200
1年5月21日まで閲覧可能」である。また、コンテン
ツ識別子が「N20010521」であって受信端末能
力レベルが「1」である組合せには、利用条件識別子
「0003」で表される利用条件「閲覧回数」が対応
し、その内容は「3回閲覧可能」である。なお、図4に
示す例では、配信されるニュースコンテンツとニュース
コンテンツ受信端末102の受信端末能力レベルとの組
毎に1つの利用条件を対応付けているが、各組に対して
複数の利用条件を対応付けてもよい。
【0047】<バリエーションデータベース105>バ
リエーションデータベース105は、ニュースコンテン
ツ受信端末102の受信端末能力レベル毎に配信コンテ
ンツのバリエーションを管理するデータベースである。
バリエーションデータベース105で管理されるデータ
例を図5に示す。図5において、501は受信端末能力
レベル、502はバリエーションを示す。バリエーショ
ン502は、メタデータ中のバリエーション表現タグに
より表される。図5のデータ例では、受信端末能力レベ
ル1の端末には動画を、受信端末能力レベル2の端末に
はテキストを、受信端末能力レベル3の端末には音声を
配信するという内容が保持されている。
【0048】<通信部106>通信部106は、ネット
ワークを通じてデータをやり取りするためのネットワー
クプロトコルが実装されたモジュールである。通信部1
06には、ニュースコンテンツ受信端末102からのコ
ンテンツ要求の受信プロトコルと、ニュースコンテンツ
受信端末102へのコンテンツおよび利用条件の配信プ
ロトコルとが実装されている。これらコンテンツ要求受
信プロトコル及びコンテンツ・利用条件配信プロトコル
は、インターネットで一般的に利用されているSSL
(Secure Socket Layer)を利用す
る。SSLのプロトコルはNetScape社の技術資
料「The SSL Protocol Versio
n3.0」により公開されているので詳細な説明は省略
する。このプロトコルにより、ニュースコンテンツ受信
端末102とニュースコンテンツ配信サーバ101は、
互いに認証を行い、相互にやり取りするデータをセッシ
ョン毎に決められたセッション鍵で暗号化して秘匿通信
を行う。なお、ニュースコンテンツ受信端末102とニ
ュースコンテンツ配信サーバ101の間のプロトコルは
必ずしもSSLである必要はなく、同等あるいはそれ以
上の機能を有するプロトコルであれば他のプロトコルを
用いてもよい。
【0049】<メタデータ解釈部107>メタデータ解
釈部107は、メタデータデータベース103に保持さ
れているメタデータを解析し、記述された項目毎のデー
タ内容を取得する機能を持つ。例えば本実施形態のよう
にメタデータがMPEG7のフォーマットで記述されて
いる場合、メタデータ解釈部107は、入力としてメタ
データを取り、メタデータ中の各タグ(例えば<Med
iaUri>タグ)について、そのタグに記述されてい
るデータ内容を出力する。これにより、ニュースコンテ
ンツ配信サーバ101はメタデータに記述されているデ
ータ内容を取り出すことができる。
【0050】<コンテンツデータベース108>コンテ
ンツデータベース108は、ニュースコンテンツ配信サ
ーバ101がニュースコンテンツ受信端末102に配信
するニュースコンテンツを管理する。本実施形態では、
ニュースコンテンツはニュースコンテンツ配信サーバ1
01のファイルシステムに保存され、ファイル名で識別
される。
【0051】以上のように構成されたニュースコンテン
ツ配信システムにおいて、ニュースコンテンツの配信処
理を、図6に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0052】(ステップS601)ニュースコンテンツ
配信サーバ101は、ニュースコンテンツ受信端末10
2とSSLプロトコルを利用して相互認証を行い、以降
の秘匿通信を行うためのセッション鍵を作成する。後述
のステップS602およびステップS607で交換され
る通信データはこのセッション鍵で暗号化される。
【0053】(ステップS602)ニュースコンテンツ
配信サーバ101は、ニュースコンテンツ受信端末10
2からコンテンツ要求を受信する。要求メッセージは
(コンテンツ識別子,受信端末能力レベル)の組からな
る。要求メッセージによって指定されたコンテンツのコ
ンテンツ識別子をIc(値はN20010520)、受
信端末の能力レベルをL(値は2)とする。
【0054】(ステップS603)ニュースコンテンツ
配信サーバ101は、受信したコンテンツ要求に対応す
るニュースコンテンツのメタデータをメタデータデータ
ベース103から取得する。メタデータの取得には、受
信したコンテンツ識別子Icを利用する。例えば図3に
示したメタデータデータベースの場合、コンテンツ識別
子Icが「N20010520」のとき、メタデータの
存在場所は「http://www.jnn.com/
metadata/News/N20010520.m
p7」であり、その存在場所からメタデータを取得す
る。取得したメタデータを図11に示したものとする。
【0055】(ステップS604)ニュースコンテンツ
配信サーバ101は、受信した受信端末能力レベルLに
対応するコンテンツバリエーションをバリエーションデ
ータベース105から取得する。例えば図5に示したバ
リエーションデータベースの場合、要求メッセージによ
って指定された受信端末の能力レベルは「2」であるた
め、配信するコンテンツバリエーションは「Text」
となる。
【0056】(ステップS605)ニュースコンテンツ
配信サーバ101は、ステップS604で取得したコン
テンツバリエーションに対応する利用条件を利用条件デ
ータベース104から取得する。例えば図4に示した利
用条件データベースの場合、コンテンツ識別子Icが
「N20010520」、受信端末能力レベルが「2」
であることから、配信する利用条件は「2001年5月
21日まで閲覧可能」となる。
【0057】(ステップS606)ニュースコンテンツ
配信サーバ101は、ステップS603で取得したメタ
データからステップS604で取得したコンテンツバリ
エーションの存在場所を取得する。本実施形態では、ス
テップS604で取得したコンテンツバリエーションが
「Text」であるので、ステップS603で取得した
メタデータにおいて、<Text>タグで囲まれる情報
の中の<MediaUri>タグで記述されるコンテン
ツバリエーションの存在場所をメタデータ解釈部107
を利用して取得する。つまり、テキストで記述された、
指定のニュースコンテンツのバリエーションは、図11
に示すメタデータから、「/Contents/New
s/News20010520.txt」と決定され
る。
【0058】(ステップS607)ニュースコンテンツ
配信サーバ101は、ステップS605で取得した利用
条件とステップS606で取得したニュースコンテンツ
のバリエーションとをニュースコンテンツ受信端末10
2に配信する。利用条件は、図2(A)に示したチケッ
トフォーマットを利用する。チケットは、コンテンツ識
別子、利用条件集合およびコンテンツ鍵から構成され
る。また、配信するニュースコンテンツのバリエーショ
ンは、チケットに含まれるコンテンツ鍵で暗号化する。
【0059】(ステップS608)ニュースコンテンツ
受信端末102は、ニュースコンテンツ配信サーバ10
1から送信されたニュースコンテンツ及び利用条件の受
信が完了すれば、ステップS601で確立したSSLの
セッションを終了する。
【0060】以上のように、ニュースコンテンツ配信サ
ーバ101は、配信ニュースコンテンツに付属するメタ
データ及びニュースコンテンツ受信端末102から受信
した受信端末能力レベル情報を利用することにより、ニ
ュースコンテンツ受信端末102の能力レベルに応じて
利用条件を配信することができる。
【0061】なお、上記の構成要素は、ハードウエアと
して実現してもよいし、ソフトウエアとして実現しても
よい。
【0062】また、上記のメタデータは、同様の表現を
記述可能なものであれば、いかなるものを利用してもよ
い。
【0063】さらに、本実施形態では、ニュースコンテ
ンツ受信端末102へはニュースコンテンツと利用条件
を同時に配信したが、必ずしも同時に配信する必要はな
い。その場合、ニュースコンテンツ受信端末102は、
ニュースコンテンツと利用条件のそれぞれについて個別
に要求を送信する。この場合においても、要求には(コ
ンテンツ識別子,受信端末能力レベル)を指定する。
【0064】また、本実施形態では、受信端末能力レベ
ルに予め決められたレベル値を利用したが、例えば「画
像表示能力=なし、画面サイズ=20x20」などの具
体的な能力値をニュースコンテンツ受信端末102から
受信してもよい。
【0065】また、本実施形態ではメタデータデータベ
ース103にメタデータの所在を蓄積したが、メタデー
タ自身を蓄積してもよい。
【0066】(第2の実施形態)図7は、本発明の第2
の実施形態に係るニュースコンテンツ配信システムの構
成を示すブロック図である。図7において、ニュースコ
ンテンツ配信システムは、ニュースコンテンツ配信サー
バ701と、ニュースコンテンツ受信端末102とを備
える。ニュースコンテンツ配信サーバ701は、メタデ
ータデータベース103と、利用条件データベース70
4と、バリエーションデータベース105と、通信部1
06と、メタデータ解釈部107と、コンテンツデータ
ベース108とを含む。なお図7において図1と同様の
構成には同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
【0067】利用条件データベース704は、配信され
るニュースコンテンツのバリエーションとバリエーショ
ン属性との組毎にニュースコンテンツの利用条件を管理
するデータベースである。なおバリエーション属性と
は、ニュースコンテンツのバリエーションが、オリジナ
ルのニュースコンテンツとどのような関係にあるのかを
示す情報である。バリエーション属性の詳細については
後述する。利用条件データベース704で管理されるデ
ータ例を図8に示す。図8において、801はコンテン
ツのバリエーション、802はコンテンツのバリエーシ
ョン属性、803は利用条件を示す。図8に示したデー
タ例では、バリエーションが「Video」であってバ
リエーション属性が指定されていない組合せには、利用
条件識別子「0003」で表される利用条件「閲覧回
数」が対応し、その内容は「1回閲覧可能」である。ま
た、バリエーションが「Video」であってバリエー
ション属性が「SamplingReduction」
である組合せには、利用条件識別子「0003」で表さ
れる利用条件「閲覧回数」が対応し、その内容は「3回
閲覧可能」である。ここで、「SamplingRed
uction」は、音声または動画に対して、再生時間
を短縮させることなく、サンプリング点を減少させるこ
とを示す。例えば、動画に対してフレームレートを30
フレーム/秒から15フレーム/秒に落とす処理を指
す。また、バリエーションが「Text」であってバリ
エーション属性が「ModalityTranslat
ion」である組合せには、利用条件識別子「000
1」で表される利用条件「利用期限」が対応し、その内
容は「2001年5月21日まで閲覧可能」である。こ
こで、「ModalityTranslation」
は、マルチメディアデータをある形態(静止画、動画、
テキスト、音声など)から別の形態に変換することを示
す。例えば、テキスト−音声変換などの処理を指す。な
お、図8に示す例では、配信されるニュースコンテンツ
のバリエーションとバリエーション属性との組毎に1つ
の利用条件を対応付けているが、各組に対して複数の利
用条件を対応付けてもよい。
【0068】以上のように構成されたニュースコンテン
ツ配信システムにおいて、ニュースコンテンツの配信処
理を、図9に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0069】(ステップS901)ニュースコンテンツ
配信サーバ701は、ニュースコンテンツ受信端末10
2とSSLプロトコルを利用して相互認証を行い、以降
の秘匿通信を行うためのセッション鍵を作成する。後述
のステップS902およびステップS908で交換され
る通信データはこのセッション鍵で暗号化される。
【0070】(ステップS902)ニュースコンテンツ
配信サーバ701は、ニュースコンテンツ受信端末10
2からコンテンツ要求を受信する。要求メッセージは
(コンテンツ識別子,受信端末能力レベル)の組からな
る。要求メッセージによって指定されたコンテンツのコ
ンテンツ識別子をIc(値はN20010520)、受
信端末の能力レベルをL(値は2)とする。
【0071】(ステップS903)ニュースコンテンツ
配信サーバ701は、受信したコンテンツ要求に対応す
るニュースコンテンツのメタデータをメタデータデータ
ベース103から取得する。メタデータの取得には、受
信したコンテンツ識別子Icを利用する。例えば図3に
示したメタデータデータベースの場合、コンテンツ識別
子Icが「N20010520」のとき、メタデータの
存在場所は「http://www.jnn.com/
metadata/News/N20010520.m
p7」であり、その存在場所からメタデータを取得す
る。取得したメタデータを図10に示すものとする。
【0072】(ステップS904)ニュースコンテンツ
配信サーバ701は、受信した受信端末能力レベルLに
対応するコンテンツバリエーションをバリエーションデ
ータベース105から取得する。例えば図5に示したバ
リエーションデータベースの場合、要求メッセージによ
って指定された受信端末の能力レベルは「2」であるた
め、配信するコンテンツバリエーションは「Text」
となる。
【0073】(ステップS905)ニュースコンテンツ
配信サーバ701は、ステップS903で取得したメタ
データをメタデータ解析部107で解析することによ
り、ステップS904で取得したコンテンツバリエーシ
ョンに対応するバリエーション属性を抽出する。その抽
出方法は次のとおりである。 (1)まず、ステップS903で取得したメタデータを
メタデータ解析部107で解析し、ステップS904で
取得したコンテンツバリエーション「Text」に対す
る記述を抽出する。具体的には、<Variation
>タグで囲まれるバリエーションメタデータの中から<
Text>タグで囲まれる記述を抽出する。 (2)次に、抽出したデータの中から<Variati
onRelationship>タグの内容を抽出す
る。図10に示したメタデータの場合、抽出されるバリ
エーション属性は「ModalityTranslat
ion」である。
【0074】(ステップS906)ニュースコンテンツ
配信サーバ701は、ステップS904およびステップ
S905で取得したコンテンツバリエーションおよびバ
リエーション属性に対応する利用条件を利用条件データ
ベース704から取得する。コンテンツバリエーション
が「Text」、バリエーション属性が「Modali
tyTranslation」であることから、図8に
示した利用条件データベースの場合、配信する利用条件
は「2001年5月21日まで閲覧可能」となる。な
お、本例ではバリエーション属性が指定されている場合
について説明したが、バリエーション属性が指定されて
いない場合には、バリエーション属性が「指定なし」に
対応する利用条件を取得する。例えばコンテンツバリエ
ーションが「Video」、バリエーション属性が「指
定なし」の場合、図8に示した利用条件データベースに
基づいて、配信する利用条件は「1回閲覧可能」とな
る。
【0075】(ステップS907)ニュースコンテンツ
配信サーバ701は、ステップS903で取得したメタ
データからステップS904で取得したコンテンツバリ
エーションの存在場所を取得する。本実施形態では、ス
テップS904で取得したコンテンツバリエーションが
「Text」であるので、ステップS903で取得した
メタデータにおいて、<Text>タグで囲まれる情報
の中の<MediaUri>タグで記述されるコンテン
ツバリエーションの存在場所をメタデータ解釈部107
を利用して取得する。つまり、テキストで記述された、
指定のニュースコンテンツのバリエーションは、図10
に示すメタデータから、「/Contents/New
s/News20010520.txt」と決定され
る。
【0076】(ステップS908)ニュースコンテンツ
配信サーバ701は、ステップS906で取得した利用
条件とステップS907で取得したニュースコンテンツ
のバリエーションとをニュースコンテンツ受信端末10
2に配信する。利用条件は、図2(A)に示したチケッ
トフォーマットを利用する。チケットは、コンテンツ識
別子、利用条件集合およびコンテンツ鍵から構成され
る。また、配信するニュースコンテンツのバリエーショ
ンは、チケットに含まれるコンテンツ鍵で暗号化する。
【0077】(ステップS909)ニュースコンテンツ
受信端末102は、ニュースコンテンツ配信サーバ70
1から送信されたニュースコンテンツ及び利用条件の受
信が完了すれば、ステップS901で確立したSSLの
セッションを終了する。
【0078】以上のように、ニュースコンテンツ配信サ
ーバ701は、配信ニュースコンテンツに付属するメタ
データに応じた利用条件をニュースコンテンツ受信端末
102に配信することができる。より具体的には、ニュ
ースコンテンツ配信サーバ701は、バリエーション属
性に応じた利用条件をニュースコンテンツ受信端末10
2に配信することができる。これにより、第1の実施形
態のように各コンテンツの各バリエーション毎にそれぞ
れ個別に利用条件を設定しておく必要がなくなるので、
利用条件の設定作業が簡素化される。
【0079】なお、上記の構成要素は、ハードウエアと
して実現してもよいし、ソフトウエアとして実現しても
よい。
【0080】また、上記のメタデータ、バリエーション
およびバリエーション属性は同様の表現を記述可能なも
のであれば、いかなるものを利用してもよい。
【0081】さらに、本実施形態では、ニュースコンテ
ンツ受信端末102へはニュースコンテンツと利用条件
を同時に配信したが、必ずしも同時に配信する必要はな
い。その場合、ニュースコンテンツ受信端末102は、
ニュースコンテンツと利用条件のそれぞれについて個別
に要求を送信する。この場合においても、要求には(コ
ンテンツ識別子,受信端末能力レベル)を指定する。
【0082】また、本実施形態では、受信端末能力レベ
ルに予め決められたレベル値を利用したが、例えば「画
像表示能力=なし、画面サイズ=20×20」などの具
体的な能力値をニュースコンテンツ受信端末102から
受信してもよい。
【0083】また、本実施形態ではメタデータデータベ
ース103にメタデータの所在を蓄積したが、メタデー
タ自身を蓄積してもよい。
【0084】また、上記メタデータフォーマットにMP
EG7で指定されたものを利用する場合、以下に示すM
PEG7で規定されたバリエーション属性グループご
と、もしくは、個々のバリエーション属性ごとに利用条
件を設定することができる。以下、各バリエーション属
性グループを利用条件の設定例とともに列挙する。な
お、個々のバリエーション属性の詳細についてはMPE
G7の仕様を参照されたい。 ・要約・抽出に関するもの(Summarizatio
n、Abstraction、Extraction) ハイライトシーンやダイジェストなどのバリエーション
がこのグループに含まれる。例えば、ハイライトコンテ
ンツを宣伝に使うため一世代コピーを許可する利用条件
を設定する。 ・変換に関するもの(ModalityTransla
tion、LanguageTranslation) メディア変換や言語変換などのバリエーションがこのグ
ループに含まれる。例えば、動画を静止画に変換した場
合に利用条件を時間から回数に変更する、あるいは、言
語に応じて利用開始期限を変える等の利用条件の変更を
行う。例えば図8に示すように、オリジナルの動画コン
テンツに対する利用条件「閲覧可能回数」を、そのバリ
エーションであるテキストに対しては「利用期限」に変
更することも可能である。 ・間引きに関するもの(ColorReductio
n、SpatialReduction、Tempor
alReduction、SamplingReduc
tion、RateReduction、Qualit
yReduction、Compression、Sc
aling) 減色、サイズ縮小などコンテンツの質を落とすバリエー
ションがこのグループに含まれる。例えば、質の落とさ
れたコンテンツが出回るのを防ぐため、コピーを不可に
する利用条件を設定する。また例えば図8に示すよう
に、質の落とされたコンテンツについては、オリジナル
のコンテンツよりも多くの閲覧回数を設定する等の利用
条件を設定することも可能である。 ・その他(Revision、Substitutio
n、Replay、AlternativeView、
AlternativeMediaProfile) コンテンツの版などである。例えば、バージョンの古い
ものよりも新しいものに対して利用回数を増やすように
利用条件を設定する。
【0085】なお、以上の第1および第2の実施形態で
はニュースコンテンツの配信システムについて説明した
が、ニュースコンテンツ以外のコンテンツの配信システ
ムにも本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るニュースコンテ
ンツ配信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態におけるチケットフォーマット
の例及び利用条件識別子の例を示す図である。
【図3】第1の実施形態におけるメタデータデータベー
スの例を示す図である。
【図4】第1の実施形態における利用条件データベース
の例を示す図である。
【図5】第1の実施形態におけるバリエーションデータ
ベースの例を示す図である。
【図6】第1の実施形態におけるニュースコンテンツの
配信処理動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るニュースコンテ
ンツ配信システムの構成を示すブロック図である。
【図8】第2の実施形態における利用条件データベース
の例を示す図である。
【図9】第2の実施形態におけるニュースコンテンツの
配信処理動作を示すフローチャートである。
【図10】第2の実施形態におけるメタデータの記述例
を示す図である。
【図11】従来のメタデータの記述例を示す図である。
【図12】従来のメタデータデータベースの例を示す図
である。
【図13】従来のバリエーションデータベースの例を示
す図である。
【符号の説明】
101 ニュースコンテンツ配信サーバ 102 ニュースコンテンツ受信端末 103 メタデータデータベース 104 利用条件データベース 105 バリエーションデータベース 106 通信部 107 メタデータ解釈部 108 コンテンツデータベース 201 コンテンツ識別子 202 利用条件集合 203 コンテンツ鍵 301 コンテンツ識別子 302 メタデータ所在 401 コンテンツ識別子 402 受信端末能力レベル 403 利用条件 501 受信端末能力レベル 502 バリエーション 701 ニュースコンテンツ配信サーバ 704 利用条件データベース 801 コンテンツバリエーション 802 バリエーション属性 803 利用条件 1201 コンテンツ識別子 1202 メタデータファイル 1301 受信端末能力レベル 1302 バリエーション
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 540 G06F 13/00 540F 550 550L H04N 5/76 ZEC H04N 5/76 ZECZ 7/173 610 7/173 610Z

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツと当該コンテンツの利用条件
    をコンテンツ受信端末に配信するコンテンツ配信装置で
    あって、 コンテンツには複数のバリエーションが存在し、 コンテンツを管理するコンテンツ管理部と、 コンテンツの利用条件を管理する利用条件管理部と、 前記コンテンツ管理部で管理されているコンテンツの所
    定のバリエーションを前記コンテンツ受信端末に配信す
    るとともに、当該配信されるバリエーションに応じて動
    的に決定される利用条件を当該コンテンツ受信端末に配
    信する通信部とを備えるコンテンツ配信装置。
  2. 【請求項2】 前記利用条件管理部は、前記コンテンツ
    受信端末の受信端末能力レベル毎に利用条件を管理して
    おり、 前記通信部は、前記コンテンツ受信端末の受信端末能力
    レベルに対応する利用条件を当該コンテンツ受信端末に
    配信することを特徴とする、請求項1記載のコンテンツ
    配信装置。
  3. 【請求項3】 前記利用条件管理部は、バリエーション
    が当該バリエーションのソースに対してどのような関係
    にあるのかを示すバリエーション属性毎に利用条件を管
    理しており、 前記通信部は、前記コンテンツ受信端末に配信されるバ
    リエーションのバリエーション属性に対応する利用条件
    を当該コンテンツ受信端末に配信することを特徴とす
    る、請求項1記載のコンテンツ配信装置。
  4. 【請求項4】 コンテンツ毎に、当該コンテンツと当該
    コンテンツの複数のバリエーションとの関連を示すメタ
    データを管理するメタデータ管理部をさらに備え、 前記メタデータに基づいて、前記コンテンツ受信端末に
    配信されるバリエーションが決定されることを特徴とす
    る、請求項1記載のコンテンツ配信装置。
  5. 【請求項5】 前記メタデータがMPEG7に則ったメ
    タデータであり、 前記メタデータ中のバリエーションタグに記述されるデ
    ータ内容に基づいて、前記コンテンツ受信端末に配信さ
    れるバリエーションが決定されることを特徴とする、請
    求項4記載のコンテンツ配信装置。
  6. 【請求項6】 コンテンツ毎に、当該コンテンツと当該
    コンテンツの複数のバリエーションとの関連を示すメタ
    データを管理するメタデータ管理部をさらに備え、 前記メタデータがMPEG7に則ったメタデータであ
    り、 前記メタデータ中のバリエーション属性タグで示される
    バリエーション属性に基づいて、前記コンテンツ受信端
    末に配信される利用条件が決定されることを特徴とす
    る、請求項3記載のコンテンツ配信装置。
  7. 【請求項7】 コンテンツと当該コンテンツの利用条件
    をコンテンツ受信端末に配信するコンテンツ配信方法で
    あって、 コンテンツには複数のバリエーションが存在し、 コンテンツを管理するコンテンツ管理ステップと、 コンテンツの利用条件を管理する利用条件管理ステップ
    と、 前記コンテンツ管理ステップで管理されているコンテン
    ツの所定のバリエーションを前記コンテンツ受信端末に
    配信するとともに、当該配信されるバリエーションに応
    じて動的に決定される利用条件を当該コンテンツ受信端
    末に配信する通信ステップとを備えるコンテンツ配信方
    法。
  8. 【請求項8】 前記利用条件管理ステップは、前記コン
    テンツ受信端末の受信端末能力レベル毎に利用条件を管
    理しており、 前記通信ステップは、前記コンテンツ受信端末の受信端
    末能力レベルに対応する利用条件を当該コンテンツ受信
    端末に配信することを特徴とする、請求項7記載のコン
    テンツ配信方法。
  9. 【請求項9】 前記利用条件管理ステップは、バリエー
    ションが当該バリエーションのソースに対してどのよう
    な関係にあるのかを示すバリエーション属性毎に利用条
    件を管理しており、 前記通信ステップは、前記コンテンツ受信端末に配信さ
    れるバリエーションのバリエーション属性に対応する利
    用条件を当該コンテンツ受信端末に配信することを特徴
    とする、請求項7記載のコンテンツ配信方法。
  10. 【請求項10】 コンテンツ毎に、当該コンテンツと当
    該コンテンツの複数のバリエーションとの関連を示すメ
    タデータを管理するメタデータ管理ステップをさらに備
    え、 前記メタデータに基づいて、前記コンテンツ受信端末に
    配信されるバリエーションが決定されることを特徴とす
    る、請求項7記載のコンテンツ配信方法。
  11. 【請求項11】 前記メタデータがMPEG7に則った
    メタデータであり、 前記メタデータ中のバリエーションタグに記述されるデ
    ータ内容に基づいて、前記コンテンツ受信端末に配信さ
    れるバリエーションが決定されることを特徴とする、請
    求項10記載のコンテンツ配信方法。
  12. 【請求項12】 コンテンツ毎に、当該コンテンツと当
    該コンテンツの複数のバリエーションとの関連を示すメ
    タデータを管理するメタデータ管理ステップをさらに備
    え、 前記メタデータがMPEG7に則ったメタデータであ
    り、 前記メタデータ中のバリエーション属性タグで示される
    バリエーション属性に基づいて、前記コンテンツ受信端
    末に配信される利用条件が決定されることを特徴とす
    る、請求項9記載のコンテンツ配信方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータにより実行され、コンテ
    ンツと当該コンテンツの利用条件をコンテンツ受信端末
    に配信するためのコンテンツ配信プログラムであって、
    コンテンツには複数のバリエーションが存在し、当該コ
    ンピュータに、 コンテンツを管理するコンテンツ管理ステップと、 コンテンツの利用条件を管理する利用条件管理ステップ
    と、 前記コンテンツ管理ステップで管理されているコンテン
    ツの所定のバリエーションを前記コンテンツ受信端末に
    配信するとともに、当該配信されるバリエーションに応
    じて動的に決定される利用条件を当該コンテンツ受信端
    末に配信する通信ステップとを実行させることを特徴と
    するコンテンツ配信プログラム。
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