JP2003091491A - メッセージ交換システム、メッセージ交換方法、サーバ装置、クライアント、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ装置においてユーザに関する情報が削
除されたことを適切に通知する。 【解決手段】 クライアントＡからプロファイルサーバ
群１１５に対してフレンドリストＡからのハンドル名Ｂ
の削除を依頼する。プロファイルサーバ群１１５はクラ
イアントＡから受信した依頼に応答して、内部に保存さ
れているフレンドリストＡからハンドル名Ｂを削除し
（ステップＳ５０８）、クライアントＡに対して削除さ
れた旨を通知する（ステップＳ５０９）。この通知を受
けたクライアントＡは、クライアントＢに対して「メッ
セージの送信元であるクライアントＡのフレンドリスト
Ａからハンドル名Ｂが削除されました。あなたもフレン
ドリストＢからハンドル名Ａを削除しますか」という内
容のメッセージを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、メッセージ交換シ
ステム、メッセージ交換方法、サーバ装置、クライアン
ト、プログラム及び記録媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】インターネットに代表される近年の通信
技術の進歩に伴い、メッセンジャやチャット等を使用し
たオンラインでのメッセージ交換が爆発的に普及してい
る。ここで、メッセンジャとはアプリケーションソフト
の一種で、インターネット上で同じソフトを利用してい
るクライアントのユーザオンライン状態にあるかを調
べ、オンラインであればチャットやファイル転送などを
行うことができるものをいう。また、チャットとは、パ
ソコン通信において同時に複数の参加者同士がメッセー
ジの交換を行なえるようにしたサービスをいう。

【０００３】メッセンジャ等では一般に、ユーザは通信
を行う相手の情報を自身のアカウントと対応付けてイン
ターネットサービスプロバイダに予め登録しておく。こ
れにより、登録されたメンバのクライアントがオンライ
ン状態になると、インターネットサービスプロバイダか
らユーザのクライアントにその旨が通知される。また、
ユーザはサービスプロバイダにアクセスして、登録した
メンバに関連する情報を閲覧し、オンライン状態にある
メンバのクライアントに対してメッセージを送信した
り、またチャットルームやオンラインゲームへの参加を
促すための通知を行うことができる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記した処理を適切に
行うためには、ユーザに関する個々のリスト同士を関連
付けて管理する必要があり、このようにすると、システ
ムに対して負荷が大きくかかるという問題が生じるおそ
れがある。一方、リスト同士を関連付けして管理しない
と、例えば異なるユーザであるユーザＡとユーザＢとが
互いのユーザ情報をサービスプロバイダのリストに登録
した後で、ユーザＡのリストから相手側のユーザＢのユ
ーザ情報が削除され、ユーザＢのリストにはユーザＡの
ユーザ情報が残っているという状況が発生し得る。この
ときには、ユーザＢにとってはユーザＡの情報を削除し
ても構わないような状況が考えられるが、この情報が残
ってしまい、サービスプロバイダで使用されているシス
テムのリソースを無駄に消費してしまうという問題があ
った。

【０００５】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、サーバ装置においてユーザに関する情報
が削除されたことを適切に通知することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の一意実施形態にかかるメッセージ交
換システムは、複数のユーザに与えられたアカウントに
所定の情報を対応付けて管理するサーバ装置を備え、複
数のユーザ間でのメッセージをネットワークを介して交
換するメッセージ交換システムにおいて、ユーザのアカ
ウントには、他のユーザに関する情報が対応付けられて
おり、第１ユーザが利用している第１クライアントにお
いて、当該第１ユーザのアカウントに対応付けられた第
２ユーザに関する情報の削除要求を受け付ける受付手段
と、当該該受け付けた第２ユーザに関する情報の削除要
求を前記サーバ装置に送信する送信手段と、削除要求に
基づいて前記第１ユーザのアカウントに対応付けられて
いる第２ユーザに関する情報を削除する削除手段と、第
２ユーザが利用している第２クライアントに、第１ユー
ザのアカウントに対応付けられていた前記第２ユーザに
関する情報が削除された旨を通知する通知手段とを備え
る。

【０００７】また、本発明の一実施形態にかかるメッセ
ージ交換方法は、複数のユーザに与えられたアカウント
に所定の情報を対応付けて管理するサーバ装置を備え、
複数のユーザ間でのメッセージをネットワークを介して
交換するメッセージ交換方法において、ユーザのアカウ
ントには、他のユーザに関する情報が対応付けられてお
り、第１ユーザが利用している第１クライアントにおい
て、当該第１ユーザのアカウントに対応付けられた第２
ユーザに関する情報の削除要求を受け付けるステップ
と、当該該受け付けた第２ユーザに関する情報の削除要
求を前記サーバ装置に送信するステップと、削除要求に
基づいて第１ユーザのアカウントに対応付けられている
第２ユーザに関する情報を削除するステップと、第２ユ
ーザが利用している第２クライアントに、第１ユーザの
アカウントに対応付けられていた第２ユーザに関する情
報が削除された旨を通知する通知ステップとを備える。
通知ステップで、削除された旨を通知する際に、第２ユ
ーザに、第２ユーザのアカウントに対応付けられた第１
ユーザに関する情報を削除する旨の依頼を含めて送信す
るようにしてもよい。

【０００８】また、本発明の一実施形態にかかるサーバ
装置は、複数のユーザに与えられたアカウントに所定の
情報を対応付けて管理するサーバ装置において、複数の
ユーザのアカウントと、他のユーザに関する情報とを対
応付けて記憶するアカウント記憶部と、第１ユーザが利
用している第１クライアントから当該第１ユーザのアカ
ウントに対応付けられた第２ユーザに関する情報の削除
要求を受信する受信部と、削除要求に基づいて当該第１
ユーザのアカウントに対応付けられた第２ユーザに関す
る情報をアカウント記憶部から削除する削除部と、第２
ユーザに関する情報が削除されたことに基づいて、第２
ユーザが利用している第２クライアントに、第１ユーザ
のアカウントに対応付けられていた第２ユーザに関する
情報が削除された旨を通知する通知部とを備えるように
してもよい。通知部は、削除された旨を通知する際に、
第２ユーザに、第２ユーザのアカウントに対応付けられ
た第１ユーザに関する情報を削除する旨の依頼を含めて
送信するようにしてもよい。

【０００９】本発明の一実施形態にかかるクライアント
は、他のユーザとの間でメッセージを交換するクライア
ントにおいて、当該クライアントを利用する第１ユーザ
のアカウントと対応付けられてサーバ装置に管理されて
いる第２ユーザに関する情報の削除要求を受付ける受付
部と、受付けた第２ユーザに関する情報の削除要求を前
記サーバ装置に送信する送信部と、サーバ装置において
第２ユーザに関する情報が削除されたことに基づいて、
当該第２ユーザ宛てに、第２ユーザに関する情報が削除
された旨を通知する通知部とを備える。通知部は、削除
された旨を通知する際に、前記第２ユーザに、前記第２
ユーザのアカウントに対応付けられた第１ユーザに関す
る情報を削除する旨の依頼を含めて送信するようにして
もよい。

【００１０】本発明の一実施形態にかかるメッセージ交
換方法は、複数のユーザに与えられたアカウントに所定
の情報を対応付けて管理するサーバ装置において用いる
メッセージ交換方法において、複数のユーザのアカウン
トと、他のユーザに関する情報とを対応付けて記憶する
アカウント記憶ステップと、第１ユーザが利用している
第１クライアントから当該第１ユーザのアカウントに対
応付けられた第２ユーザに関する情報の削除要求を受信
する受信ステップと、削除要求に基づいて当該第１ユー
ザのアカウントに対応付けられた第２ユーザに関する情
報を前記アカウント記憶部から削除する削除ステップ
と、第２ユーザに関する情報が削除されたことに基づい
て、第２ユーザが利用している第２クライアントに、第
１ユーザのアカウントに対応付けられていた第２ユーザ
に関する情報が削除された旨を通知する通知ステップと
を備える。

【００１１】本発明の一実施形態にかかるメッセージ交
換方法は、他のユーザとの間でメッセージを交換するメ
ッセージ交換方法において、クライアントを利用する第
１ユーザのアカウントと対応付けられてサーバ装置に管
理されている第２ユーザに関する情報の削除要求を受付
ける受付ステップと、受付けた第２ユーザに関する情報
の削除要求をサーバ装置に送信する送信ステップと、サ
ーバ装置において第２ユーザに関する情報が削除された
ことに基づいて、当該第２ユーザ宛てに、第２ユーザに
関する情報が削除された旨を通知する通知ステップとを
備える。

【００１２】本発明の一実施形態にかかるプログラム
は、他のユーザとの間でメッセージを交換する処理をコ
ンピュータに実行させるプログラムにおいて、クライア
ントを利用する第１ユーザのアカウントと対応付けられ
てサーバ装置に管理されている第２ユーザに関する情報
の削除要求を受付ける受付手順と、受付けた第２ユーザ
に関する情報の削除要求を前記サーバ装置に送信する送
信手順と、サーバ装置において第２ユーザに関する情報
が削除されたことに基づいて、当該第２ユーザ宛てに、
第２ユーザに関する情報が削除された旨を通知する通知
手順とを備える。

【００１３】本発明の位置実施形態にかかる記録媒体
は、他のユーザとの間でメッセージを交換する処理をコ
ンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体
において、クライアントを利用する第１ユーザのアカウ
ントと対応付けられてサーバ装置に管理されている第２
ユーザに関する情報の削除要求を受付ける受付手順と、
受付けた第２ユーザに関する情報の削除要求を前記サー
バ装置に送信する送信手順と、サーバ装置において第２
ユーザに関する情報が削除されたことに基づいて、当該
第２ユーザ宛てに、第２ユーザに関する情報が削除され
た旨を通知する通知手順とを備えるプログラムを記録す
る。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について詳細に説明する。

【００１５】（第１実施形態）図１は、本発明の一実施
形態に係るメッセージ交換方法を提供するためのシステ
ムを示した構成図である。インターネット１０１には、
ＡＳＰ（アプリケーションサービスプロバイダ）のサー
バ群１０２と、クライアントとしてビデオゲーム機１０
３ａ，１０３ｂまたは汎用コンピュータ１０４ａ，１０
４ｂとが接続されている。

【００１６】ＡＳＰのサーバ群１０２は、複数のサーバ
群から構成されており、ユーザ認証のためのアカウント
管理を行う認証サーバ群１１１と、音声や動画などのコ
ンテンツの閲覧サービスを提供するコンテンツサーバ群
１１２と、チャットやメッセンジャの環境を提供するメ
ッセージサーバ群１１３と、電子メールのサービスを提
供するためのメールサーバ群１１４と、ユーザのプロフ
ァイルを管理するためのプロファイルサーバ群１１５
と、ゲーム環境を提供するためのゲームサーバ群１１６
ａ，１１６ｂとがＬＡＮ１１７を介して接続されてい
る。

【００１７】このような構成により、ユーザは、ビデオ
ゲーム機１０３ａ，１０３ｂまたは汎用コンピュータ１
０４ａ，１０４ｂから、インターネット１０１を介し
て、サーバ１０２内の認証サーバ群１１１にアクセスし
て認証を得る。サーバ群１０２は、認証を得たユーザに
対し、メニュー画面を送信する。ユーザがメニュー画面
に表示された各サービスを選択することにより、ビデオ
ゲーム機１０３ａ，１０３ｂまたは汎用コンピュータ１
０４ａ，１０４ｂ等のクライアントが、サービスに応じ
た各サーバ群に接続されて、ユーザは、サービスを受け
ることができる。

【００１８】図２は、本発明の一実施形態に係るメッセ
ージ交換方法を実装したクライアントのハードウェア構
成を示したブロック図である。なお、本実施形態では情
報処理装置としてビデオゲーム機を想定している。

【００１９】ビデオゲーム機１０３には、全体の制御を
行うＣＰＵ２１１と、ＢＩＯＳなどの基本プログラムが
格納されたＲＯＭ２１２と、ゲームプログラムや本発明
に係るメッセージ交換方法のプログラムが格納され、一
時記憶領域として使用されるＲＡＭ２１３と、画像処理
を行う特定用途向けＩＣ（ＡＳＩＣ）２１４とがバス２
１５で接続されている。

【００２０】また、ゲームプログラムや本発明に係るメ
ッセージ交換方法のプログラムが格納されたＣＤ−ＲＯ
Ｍから、プログラムを読み込むためのＣＤ−ＲＯＭドラ
イブ２１６と、ゲームコントローラ２０１に接続される
シリアルインタフェース２１７と、テレビモニタ２０２
に接続されるビデオインタフェース２１８と、インター
ネット１０１に接続するための通信インタフェース２１
９とがバス２１５に接続されている。

【００２１】図３は、本発明の一実施形態に係るメッセ
ージ交換方法を実現するプログラムを含むソフトウェア
モジュールの構成を示した図である。例えば、ビデオゲ
ーム機１０３において、ＣＰＵ２１１は、ＣＤ−ＲＯＭ
からＣＤ−ＲＯＭドライブ２１６を介してソフトウェア
モジュール３００を読み出し、ＲＡＭ２１３に格納して
実行する。ソフトウェアモジュール３００は、第１層３
０１から第６層３０６までの６階層により構成されてい
る。

【００２２】第１層３０１は、物理インタフェースであ
り、ソフトウェアモジュール３００が搭載されるハード
ウェアに応じて、ビデオゲーム機ＩＦ３１１と汎用コン
ピュータＩＦ３１２と携帯端末ＩＦ３１３とから構成さ
れている。第２層３０２は、オペレーティングシステム
である。

【００２３】第３層３０３は、各種ドライバ、通信プロ
トコルなどから構成されている。ドライバには、文字描
画、線描画、塗りつぶし、スクロール、フォント設定な
どを行うグラフィクス・ドライバ３３１と、キーパッ
ド、キーボード、マウスなどからイベントを取得するイ
ベント・ドライバ３３２と、ファイル媒体に対する制御
を行うファイルＩ／Ｏ・ドライバ３３３とが含まれる。

【００２４】通信プロトコルは、インターネット層プロ
トコルとトランスポート層プロトコルを構成するＴＣＰ
／ＩＰ３３４と、アプリケーション層プロトコルである
チャット・プロトコル３３５と、メッセンジャ・プロト
コル３３６と、メーラ・プロトコル３３７とから構成さ
れている。なお、トランスポート層プロトコルにＵＤＰ
を使用するなど、通信プロトコルには、他のプロトコル
を使用することもできる。また、ＴＣＰ／ＩＰ通信のセ
キュリティを確保するためのＳＳＬ（Ｓｅｃｕｒｅ Ｓ
ｏｃｋｅｔ Ｌａｙｅｒ）３３８と、ＳＳＬアルゴリズ
ムによりクライアント・サーバ間で交わされる暗号であ
る暗号化モジュール３３９とを備えている。

【００２５】第４層３０４は、各種モジュールの起動、
メモリリソース管理などを行うウィンドウマネージャ３
４１と、ひらがな入力に対して漢字候補を出力するＦＥ
Ｐ（Ｆｒｏｎｔ Ｅｎｄ Ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）である
かな漢字変換システム３４２とから構成されている。

【００２６】第５層３０５は、ＰＮＧ （Ｐｏｒｔａｂ
ｌｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｇｒａｐｈｉｃｓ）、ＧＩＦ
（ＧｒａｐｈｉｃｓＩｎｔｅｒｃｈａｎｇｅ Ｆｏｒｍ
ａｔ）、ＪＰＥＧ（Ｊｏｉｎｔ Ｐｈｏｔｏｇｒａｐｈ
ｉｃ Ｅｘｐｅｒｔｓ Ｇｒｏｕｐ）、ＭＰＥＧ（Ｍｏ
ｖｉｎｇ Ｐｉｃｔｕｒｅ Ｅｘｐｅｒｔｓ Ｇｒｏｕ
ｐ）、Ｊａｖａ（登録商標） Ｓｃｒｉｐｔなどで作成
された画像を描画するための画像描画エンジン３５１
と、例えばＨＴＭＬ（Ｈｙｐｅｒ Ｔｅｘｔ Ｍａｒｋ
ｕｐ Ｌａｎｇｕａｇｅ）などのページ記述言語を解析
し、タグの指示によって画面表示を行うウェブページ閲
覧ブラウザソフト３５２と、各サーバ群と通信を行うた
めのインタフェースである各種ＡＰＩ（Ａｐｐｌｉｃａ
ｔｉｏｎ Ｐｒｏｇｒａｍｍｉｎｇ Ｉｎｔｅｒｆａｃ
ｅ）３５３とから構成されている。

【００２７】第６層３０６は、画面ＵＩモジュールであ
り、各種画面、ダイアログなどの表示設定を行うユーザ
インタフェースモジュールである。

【００２８】メッセンジャ・プロトコル３３６を用いて
行われるメッセージのやりとりについて説明する。メッ
センジャは、認証サーバ群１１１に登録されたユーザ同
士が、メッセージサーバ群１１３を介して行う電子メー
ル機能を簡易化したアプリケーションである。送信側お
よび受信側ユーザのビデオゲーム機１０３ａ，１０３ｂ
または汎用コンピュータ１０４ａ，１０４ｂが、サーバ
１０２に接続されている状態において、メッセージのや
りとりを行う点で、電子メールとは用途が異なる。

【００２９】次に、図４を参照し、本発明を適用したシ
ステム内の各クライアントがサーバ１０２が提供するサ
ービスにログインする概要について説明する。図４にお
いて、ＰＣ１０４ａ、１０４ｂおよびビデオゲーム機１
０３ａ、１０３ｂは、それぞれサーバ１０２へログイン
するためのユーザＩＤを有している。また、ユーザＩＤ
の各々には、所定の最大数６４個までのハンドルＩＤを
対応付けることができる。ハンドルＩＤは、クライアン
トを使用した登録処理によってプロファイルサーバ群１
１５に記憶されるＩＤであり、各ハンドルＩＤに対応さ
せてハンドル名を登録することができる。

【００３０】ハンドル名の登録処理は、次のように行わ
れる。まず、インターネット１０１に接続した後、ユー
ザがクライアントにユーザＩＤおよびパスワードを入力
してサーバ１０２にログインし、プロファイルサーバ群
１１５に対してハンドル名の登録を要求する。プロファ
イルサーバ群１１５は、要求に係るユーザＩＤ、ハンド
ル名およびパスワードを対応付けて記憶する。その後、
ハンドル名の登録を行ったユーザは認証サーバ群１１１
に対し、ユーザＩＤ、登録済みのハンドル名およびパス
ワードを送信してログインを要求する。認証サーバ群１
１１は、受信したハンドル名およびユーザＩＤに関する
情報をプロファイルサーバ群１１５から取得して、ログ
インのための本人認証を行う。

【００３１】なお、本実施形態において、ユーザＩＤは
ログインの際にクライアントから自動的に送信される。
したがって、ユーザはログインの際にハンドル名および
パスワードをクライアントに入力すれば足り、ＡＳＰサ
ーバ１０２が提供する各種サービスを、ユーザＩＤを意
識せずに受けることができる。

【００３２】表１は、プロファイルサーバ群１１５に記
憶されている、ハンドルＩＤに関する情報のリスト（以
下、「ハンドルリスト」という）のデータ構造の一例を
示した図である。ハンドルリストは、上述したように複
数のユーザＩＤの各々と対応付けて記憶される。

【００３３】

【表１】

【００３４】一方、接続状態の取得を要求するクライア
ントは、インターネット１０１に接続された他のクライ
アントが使用する複数のハンドル名からなるリストを作
成してプロファイルサーバ群１１５の記憶装置に記憶し
ておくことにより、このリストに記載されたハンドル名
を使用するクライアントの接続状態をプロファイルサー
バ群１１５から取得することができる。以下、このリス
トを「フレンドリスト」といい、フレンドリストに登録
されているハンドル名のユーザを「フレンド」という。

【００３５】プロファイルサーバ群１１５に記憶されて
いるフレンドリストのデータ構造の一例を表２に示す。

【００３６】

【表２】

【００３７】プロファイルサーバ群１１５は、内部に記
憶されているハンドルリストとフレンドリストを使用し
て、上述した接続状態の通知等の処理を行う。

【００３８】次に、図５のフローチャートを参照し、本
実施形態に係るメッセージ交換方法の手順について説明
する。以下の説明では、２つのクライアントの一方をク
ライアントＡ、他方をクライアントＢとする。また、ク
ライアントＡはクライアントＢを使用するユーザＢのハ
ンドル名ＢをフレンドリストＡに登録しており、クライ
アントＢもまたクライアントＡを使用するユーザＡのハ
ンドル名ＡをフレンドリストＢに登録している。

【００３９】まず、クライアントＡがフレンドの削除の
要求をユーザＡから受け付けた場合、削除すべきハンド
ル名の指定を受け付けるためのフレンドの削除画面をテ
レビモニタに表示する（ステップＳ５０１）。ここで、
フレンドリストＡに登録されているハンドル名Ｂの削除
を受け付けた場合、クライアントＡはユーザＡに対し、
ハンドル名Ｂの削除を実行した後でその旨をクライアン
トＢに通知するか否かを問い合わせる（ステップＳ５０
２）。この問い合わせの結果、ハンドル名Ｂの削除をク
ライアントＢに通知しない場合は、クライアントＡから
プロファイルサーバ群１１５に対して、フレンドリスト
Ａからのハンドル名Ｂの削除を依頼する。プロファイル
サーバ群１１５はクライアントＡから受信した依頼に応
答して、内部に保存されているフレンドリストＡからハ
ンドル名Ｂの削除を実行し、処理を終了する（ステップ
Ｓ５０３）。

【００４０】一方、ステップＳ５０２において、ユーザ
ＡがクライアントＢへの通知を要求した場合はステップ
Ｓ５０５に移行し、フレンドリストＢに登録されている
ハンドル名Ａの削除をユーザＢに依頼するか否かを更に
問い合わせる。ここで、ユーザＡがユーザＢに対してハ
ンドル名Ａの削除の依頼を要求しない場合、クライアン
トＡはプロファイルサーバ群１１５に対してフレンドリ
ストＡからのハンドル名Ｂの削除を依頼する。プロファ
イルサーバ群１１５はクライアントＡから受信した依頼
に応答して、内部に保存されているフレンドリストＡか
らハンドル名Ｂを削除し（ステップＳ５０４）、クライ
アントＡに対して削除された旨を通知する（ステップＳ
５０６）。

【００４１】この通知を受けたクライアントＡは、削除
処理が実行されたことを示すメッセージが記載されたメ
ッセージボックスを、フレンド削除画面上に重ねて表示
する。同時に、クライアントＡはクライアントＢに対し
て「クライアントＡのフレンドリストＡからハンドル名
Ｂが削除されました」という内容を示すメッセージを送
信する。ここでのメッセージの送信は、メッセンジャの
機能を使用して行われる。クライアントＢでは、クライ
アントＡからのメッセージを受信する（ステップＳ５０
７）。

【００４２】ステップＳ５０５において、ハンドル名Ａ
の削除をクライアントＢに依頼する旨の要求をユーザＡ
から受け付けた場合、クライアントＡはプロファイルサ
ーバ群１１５に対してフレンドリストＡに登録されてい
るハンドル名Ｂの削除を依頼する。プロファイルサーバ
群１１５はクライアントＡから受信した依頼に応答し
て、内部に保存されているフレンドリストＡからハンド
ル名Ｂを削除し（ステップＳ５０８）、クライアントＡ
に対して削除された旨を通知する（ステップＳ５０
９）。この通知を受けたクライアントＡは、削除処理が
実行されたことを示すメッセージが記載されたメッセー
ジボックスをフレンド削除画面上に重ねて表示する。同
時に、クライアントＡはクライアントＢに対して「メッ
セージの送信元であるクライアントＡのフレンドリスト
Ａからハンドル名Ｂが削除されました。あなたもフレン
ドリストＢからハンドル名Ａを削除しますか」という内
容を示すメッセージを送信する。このメッセージの送信
は、メッセンジャの機能を使用して行われる。クライア
ントＢでは、クライアントＡからのメッセージを受信す
る（ステップＳ５１０）。

【００４３】クライアントＢを使用するユーザＢが、ク
ライアントＡから受信したメッセージを閲覧した後、フ
レンド削除画面をテレビモニタ上に表示させて、フレン
ドリストＢに登録されているハンドル名Ａの削除を要求
した場合（ステップＳ５１１のＹｅｓルート）、クライ
アントＢはステップＳ５１０においてクライアントＡか
ら受信したメッセージを参照し、フレンドリストＡから
ハンドル名Ｂが既に削除されていることを確認する。次
いで、クライアントＢはプロファイルサーバ群１１５に
対し、フレンドリストＢに登録されているハンドル名Ａ
の削除の要求を送信する（ステップＳ５１２）。プロフ
ァイルサーバ群１１５はこの通知に応答して、フレンド
リストＢからハンドル名Ａを削除し（ステップＳ５１
２）、その旨をクライアントＢに通知する。

【００４４】プロファイルサーバ群１１５からの通知を
受けたクライアントＢは、フレンド削除画面の上に重ね
て「フレンドリストＢからハンドル名Ａが削除されたこ
とを、クライアントＡに対して通知しますか」という内
容が記載されたメッセージボックスを表示し、クライア
ントＡに対する通知の有無を受け付ける（ステップＳ５
１３）。ここでユーザＢからクライアントＡに対する通
知の要求を受け付けた場合、クライアントＢはクライア
ントＡに送信すべきメッセージを作成して、クライアン
トＡに送信する（ステップＳ５１４）。クライアントＡ
は、クライアントＢから「フレンドリストＢからハンド
ル名Ａが削除されました」という内容を示すメッセージ
を受信し（ステップＳ５１５）、処理が終了する。

【００４５】次に、図６〜図１０を参照し、図５に示す
メッセージ交換方法の実行時に各クライアントにおいて
表示される主要な画面の例について説明する。

【００４６】図６は、ステップＳ５０１においてクライ
アントＡのテレビモニタに表示されるフレンド削除画面
の例を示す。リスト６０３には、フレンドリストＡに登
録されているフレンドのハンドル名が表示されており、
このハンドル名はゲームコントローラ２０１を使用して
選択可能となっている。本図ではリスト６０３内の「ハ
ンドル名Ｂ」が選択されており、ハンドルネーム６０１
には選択された「ハンドル名Ｂ」が表示されている。

【００４７】この状態で決定ボタン６０４が押下された
場合はステップＳ５０２に移行し、クライアントＡのテ
レビモニタには図７の例に示すように、画面上にメッセ
ージボックス７００が表示される。ユーザＡはゲームコ
ントローラを使用して「はい」ボタン７０１または「い
いえ」ボタン７０２を押下することにより、ステップＳ
５０２の通知に関する問い合わせに応答することができ
る。図７に示す画面において「はい」ボタンが押下され
た場合、クライアントＡのテレビモニタ上には図８の例
に示すように、画面上にメッセージボックス８００が表
示される。ユーザＡはゲームコントローラを使用して
「はい」ボタン８０１または「いいえ」ボタン８０２を
押下して、クライアントＢに対する削除の依頼を決定す
る。

【００４８】図９は、ハンドル名Ｂを使用中のクライア
ントＢが、ステップＳ５１０においてクライアントＡか
らメッセージを受信した場合に、テレビモニタ上に表示
されるメッセージ表示画面の例を示す。この画面を閲覧
したユーザＢがフレンドリストＢからハンドル名Ａを削
除し、クライアントＡにメッセージを送信した場合、ス
テップＳ５１５においてクライアントＡのテレビモニタ
には、図１０の例に示すメッセージが表示される。上記
した実施形態によると、削除されたユーザに削除された
旨を通知することができる。これによって、削除された
ユーザが削除したユーザに関する情報について直ちに削
除することができ、サーバにおけるシステムの無駄を低
減するができる。

【００４９】（第２実施形態）図５を参照して説明した
メッセージ交換方法の手順では、クライアント間におい
てメッセンジャの機能が使用された。しかし、メッセン
ジャの場合、相手から送信されたメッセージがクライア
ントに蓄積されてもメッセンジャを起動しなければこれ
を閲覧することができない。したがって、メッセージを
受信したクライアントのユーザはメッセージを閲覧しな
い限り、メッセージの送信元においてフレンドリストか
らハンドル名が削除されたことが分からない。

【００５０】そこで、フレンドリストからのハンドル名
の削除に関するメッセージを受信したクライアントで、
画面上にアイコンなどのイメージを表示することによ
り、クライアントのユーザに迅速にメッセージの内容を
知らせることができる。

【００５１】本実施形態における処理を図５に基づいて
具体的に説明する。まず、メッセンジャが送信するメッ
セージ内に、フレンドリストからハンドル名が削除され
たことを示す通知であることを示す識別子の領域を設け
る。この識別子の領域は、例えばメッセージのタイトル
欄などのテキストデータの領域であってもよい。一方、
クライアントＡおよびクライアントＢには、受信したメ
ッセージがハンドル名の削除の通知を示す内容である場
合に表示するアイコンを記憶しておく。

【００５２】例えばステップＳ５０７においてクライア
ントＢがクライアントＡからメッセージを受信する場
合、クライアントＢのメッセンジャは受信したメッセー
ジ中の識別子を参照し、その内容がハンドル名の削除の
通知であるか判定する。そして、メッセージの内容がハ
ンドル名が削除されたことの通知である判定された場
合、予め記憶しておいたアイコンをテレビモニタ２０２
上に表示する。

【００５３】なお、クライアントに表示されるイメージ
はアイコンに限らず、写真や記号等を表示することによ
りメッセージの内容をユーザに報知することとしてもよ
い。

【００５４】以上、本発明の好適な実施形態を説明した
が、本発明はこの実施形態のみに限定されることなく他
の種々の態様でも実施することができることはいうまで
もない。

【００５５】例えば、上述の実施形態では各クライアン
トがオンライン状態にある場合にメッセンジャの機能を
使用してメッセージ交換を行う例について説明したが、
メッセージの送信先がオフライン状態にある場合であっ
ても本発明を適用できることはいうまでもない。この場
合、例えばメッセージサーバ群１１３においてメッセー
ジの送信先がオフラインであることを確認すると、送信
すべきメッセージを内部に格納しておく。そして、送信
先のクライアントがオンライン状態となったときに、送
信元からのメッセージがメッセージサーバ群１１３に格
納されていることを通知する。これにより、送信先のク
ライアントは、メッセージサーバ群１１３にアクセス
し、送信されたメッセージを閲覧することが可能とな
る。

【００５６】また、本発明は、電子メールやチャットな
どの他のメッセージ交換方法にも適用できる。

【００５７】また、本発明のクライアントの概念はＡＳ
Ｐサーバ群と通信を行うことができる情報処理装置のす
べてを含む。したがって、上述の実施形態以外にもイン
ターネット接続機能を有する携帯電話機、ＰＨＳ、ＰＤ
Ａ等の情報処理機器に本発明を適用できる。

【００５８】また、インターネット１０１は用途に応じ
て、システム利用者が好適な通信ネットワークを使用す
ることができ、ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔ
ｗｏｒｋ）、一般公衆電話回線、通信衛星を使用した通
信回線なども使用することができる。

【００５９】また、上記した実施形態では、ユーザのク
ライアント装置から削除された旨を相手に送信するよう
にしていたが、削除された旨をメッセージサーバ群１１
３が送信するようにしてもよい。また、上述した表示画
面は説明のための一例であって、表示領域の配置および
大きさ等は本発明の実施形態において示された例に限定
されるものではない。

【００６０】また、上述した実施の形態においては、Ａ
ＳＰサーバとして、ＬＡＮ１１７に異なる機能を有する
情報処理装置が接続されている例を挙げて説明したが、
ＡＳＰサーバが有する複数の機能を１つの情報処理装置
で実現できることは当業者にとって自明である。また、
上記実施形態ではＡＳＰのサーバに本発明を適用してい
たが本発明はこれに限られず、ＩＳＰ（インターネット
サービスプロバイダ）のサーバに適用してもよい。

【００６１】また、本発明は、記録媒体、入力装置、お
よび出力装置からデータおよび命令を受け取り、それら
にデータおよび命令を送るように結合されたプロセッサ
を備えるコンピュータ・システム上で実行可能な１つ以
上のコンピュータプログラムを使用して実施することが
できる。このコンピュータプログラムは、高級手続型プ
ログラミング言語、オブジェクト指向プログラミング言
語、アセンブリ言語、機械語またはマークアップランゲ
ージで記述される。

【００６２】更に、以上述べた形態以外にも種々の変形
が可能である。しかしながら、その変形が特許請求の範
囲に記載された技術思想に基づくものである限り、その
変形は本発明の技術範囲内となる。

【００６３】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーバ装置においてユーザに関する情報が削除されたこ
とを適切に通知することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用したシステム構成の一例を示すブ
ロック図である。

【図２】本発明の一実施形態に係るメッセージ交換方法
を実装したビデオゲーム機を示したブロック図である。

【図３】本発明の一実施形態に係るメッセージ交換方法
を実現するプログラムを含むソフトウェアモジュールの
構成を示した図である。

【図４】本発明を適用したシステムに各クライアントが
ログインするアカウントの概要を示す図である。

【図５】発明の一実施形態に係るメッセージ交換方法の
手順の一例を示す図である。

【図６】クライアントＡのテレビモニタ上に表示される
操作画面の一例を示す図である。

【図７】クライアントＡのテレビモニタ上に表示される
操作画面の一例を示す図である。

【図８】クライアントＡのテレビモニタ上に表示される
操作画面の一例を示す図である。

【図９】クライアントＢのテレビモニタ上に表示される
メッセージの一例を示す図である。

【図１０】クライアントＡのテレビモニタ上に表示され
るメッセージの一例を示す図である。

【符号の説明】

１０１ インターネット １０２ ＡＳＰサーバ １０３ａ，１０３ｂ ビデオゲーム機 １０４ａ，１０４ｂ ＰＣ １１１ 認証サーバ群 １１２ コンテンツサーバ群 １１３ メッセージサーバ群 １１４ メールサーバ群 １１５ プロファイルサーバ群 １１６ａ，１１６ｂ ゲームサーバ群 １１７ ＬＡＮ ２０１ ゲームコントローラ ２０２ テレビモニタ ２１１ ＣＰＵ ２１２ ＲＯＭ ２１３ ＲＡＭ ２１４ 特定用途向けＩＣ（ＡＳＩＣ） ２１５ バス ２１６ ＣＤ−ＲＯＭドライブ ２１７ シリアルインタフェース ２１８ ビデオインタフェース ２１９ 通信インタフェース ６０１ ハンドルネーム ６０３ ハンドル名のリスト ６０４ 決定ボタン ７００、８００ メッセージボックス ７０１、８０１ 「はい」ボタン ７０２、８０２ 「いいえ」ボタン

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数のユーザに与えられたアカウントに
   所定の情報を対応付けて管理するサーバ装置を備え、複
   数のユーザ間でのメッセージをネットワークを介して交
   換するメッセージ交換システムにおいて、 前記ユーザのアカウントには、他のユーザに関する情報
   が対応付けられており、 第１ユーザが利用している第１クライアントにおいて、
   当該第１ユーザのアカウントに対応付けられた第２ユー
   ザに関する情報の削除要求を受け付ける受付手段と、 当該該受け付けた第２ユーザに関する情報の削除要求を
   前記サーバ装置に送信する送信手段と、 前記削除要求に基づいて前記第１ユーザのアカウントに
   対応付けられている前記第２ユーザに関する情報を削除
   する削除手段と、 前記第２ユーザが利用している第２クライアントに、前
   記第１ユーザのアカウントに対応付けられていた前記第
   ２ユーザに関する情報が削除された旨を通知する通知手
   段とを備えることを特徴とするメッセージ交換システ
   ム。
2. 【請求項２】 複数のユーザに与えられたアカウントに
   所定の情報を対応付けて管理するサーバ装置を備え、複
   数のユーザ間でのメッセージをネットワークを介して交
   換するメッセージ交換方法において、 前記ユーザのアカウントには、他のユーザに関する情報
   が対応付けられており、 第１ユーザが利用している第１クライアントにおいて、
   当該第１ユーザのアカウントに対応付けられた第２ユー
   ザに関する情報の削除要求を受け付けるステップと、 当該該受け付けた第２ユーザに関する情報の削除要求を
   前記サーバ装置に送信するステップと、 前記削除要求に基づいて前記第１ユーザのアカウントに
   対応付けられている前記第２ユーザに関する情報を削除
   するステップと、 前記第２ユーザが利用している第２クライアントに、前
   記第１ユーザのアカウントに対応付けられていた前記第
   ２ユーザに関する情報が削除された旨を通知する通知ス
   テップとを備えることを特徴とするメッセージ交換方
   法。
3. 【請求項３】 請求項２に記載のメッセージ交換方法に
   おいて、 前記通知ステップで、削除された旨を通知する際に、前
   記第２ユーザに、前記第２ユーザのアカウントに対応付
   けられた前記第１ユーザに関する情報を削除する旨の依
   頼を含めて送信することを特徴とするメッセージ交換方
   法。
4. 【請求項４】 複数のユーザに与えられたアカウントに
   所定の情報を対応付けて管理するサーバ装置において、 複数の前記ユーザのアカウントと、他のユーザに関する
   情報とを対応付けて記憶するアカウント記憶部と、 第１ユーザが利用している第１クライアントから当該第
   １ユーザのアカウントに対応付けられた第２ユーザに関
   する情報の削除要求を受信する受信部と、 前記削除要求に基づいて当該第１ユーザのアカウントに
   対応付けられた第２ユーザに関する情報を前記アカウン
   ト記憶部から削除する削除部と、 前記第２ユーザに関する情報が削除されたことに基づい
   て、前記第２ユーザが利用している第２クライアント
   に、前記第１ユーザのアカウントに対応付けられていた
   前記第２ユーザに関する情報が削除された旨を通知する
   通知部とを備えることを特徴とするサーバ装置。
5. 【請求項５】 請求項４に記載のサーバ装置において、 前記通知部は、削除された旨を通知する際に、前記第２
   ユーザに、前記第２ユーザのアカウントに対応付けられ
   た前記第１ユーザに関する情報を削除する旨の依頼を含
   めて送信することを特徴とするサーバ装置。
6. 【請求項６】 他のユーザとの間でメッセージを交換す
   るクライアントにおいて、 当該クライアントを利用する第１ユーザのアカウントと
   対応付けられてサーバ装置に管理されている第２ユーザ
   に関する情報の削除要求を受付ける受付部と、 受付けた第２ユーザに関する情報の削除要求を前記サー
   バ装置に送信する送信部と、 前記サーバ装置において前記第２ユーザに関する情報が
   削除されたことに基づいて、当該第２ユーザ宛てに、第
   ２ユーザに関する情報が削除された旨を通知する通知部
   とを備えることを特徴とするクライアント。
7. 【請求項７】 請求項６に記載のクライアント装置にお
   いて、 前記通知部は、削除された旨を通知する際に、前記第２
   ユーザに、前記第２ユーザのアカウントに対応付けられ
   た第１ユーザに関する情報を削除する旨の依頼を含めて
   送信することを特徴とするクライアント装置。
8. 【請求項８】 複数のユーザに与えられたアカウントに
   所定の情報を対応付けて管理するサーバ装置において用
   いるメッセージ交換方法において、 複数の前記ユーザのアカウントと、他のユーザに関する
   情報とを対応付けて記憶するアカウント記憶ステップ
   と、 第１ユーザが利用している第１クライアントから当該第
   １ユーザのアカウントに対応付けられた第２ユーザに関
   する情報の削除要求を受信する受信ステップと、 前記削除要求に基づいて当該第１ユーザのアカウントに
   対応付けられた第２ユーザに関する情報を前記アカウン
   ト記憶部から削除する削除ステップと、 前記第２ユーザに関する情報が削除されたことに基づい
   て、前記第２ユーザが利用している第２クライアント
   に、前記第１ユーザのアカウントに対応付けられていた
   前記第２ユーザに関する情報が削除された旨を通知する
   通知ステップとを備えることを特徴とするメッセージ交
   換方法。
9. 【請求項９】 他のユーザとの間でメッセージを交換す
   るメッセージ交換方法において、 クライアントを利用する第１ユーザのアカウントと対応
   付けられてサーバ装置に管理されている第２ユーザに関
   する情報の削除要求を受付ける受付ステップと、 受付けた第２ユーザに関する情報の削除要求を前記サー
   バ装置に送信する送信ステップと、 前記サーバ装置において前記第２ユーザに関する情報が
   削除されたことに基づいて、当該第２ユーザ宛てに、第
   ２ユーザに関する情報が削除された旨を通知する通知ス
   テップとを備えることを特徴とするメッセージ交換方
   法。
10. 【請求項１０】 他のユーザとの間でメッセージを交換
    する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおい
    て、 クライアントを利用する第１ユーザのアカウントと対応
    付けられてサーバ装置に管理されている第２ユーザに関
    する情報の削除要求を受付ける受付手順と、 受付けた第２ユーザに関する情報の削除要求を前記サー
    バ装置に送信する送信手順と、 前記サーバ装置において前記第２ユーザに関する情報が
    削除されたことに基づいて、当該第２ユーザ宛てに、第
    ２ユーザに関する情報が削除された旨を通知する通知手
    順とを備えることを特徴とするプログラム。
11. 【請求項１１】 他のユーザとの間でメッセージを交換
    する処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録
    した記録媒体において、 クライアントを利用する第１ユーザのアカウントと対応
    付けられてサーバ装置に管理されている第２ユーザに関
    する情報の削除要求を受付ける受付手順と、 受付けた第２ユーザに関する情報の削除要求を前記サー
    バ装置に送信する送信手順と、 前記サーバ装置において前記第２ユーザに関する情報が
    削除されたことに基づいて、当該第２ユーザ宛てに、第
    ２ユーザに関する情報が削除された旨を通知する通知手
    順とを備えるプログラムを記録することを特徴とする記
    録媒体。