JP2003091248A - Led表示装置 - Google Patents

Led表示装置

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JP2003091248A
JP2003091248A JP2001284450A JP2001284450A JP2003091248A JP 2003091248 A JP2003091248 A JP 2003091248A JP 2001284450 A JP2001284450 A JP 2001284450A JP 2001284450 A JP2001284450 A JP 2001284450A JP 2003091248 A JP2003091248 A JP 2003091248A
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led
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Taro Yamamuro
太郎 山室
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度上昇を低減でき、かつ、観察者の視認性
の良いLED表示装置を提供することにある。 【解決手段】 複数のLED6が支持体4に支持され配
置されてなるLED表示装置において、前記支持体4の
表示側の表面の少なくとも一部に、前記LED6の発光
色に対して色の視認性の良好な黒色以外の反射光色が得
られる反射面1を形成してLED表示装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のLED(Li
ght Emitting Diode:発光ダイオード)が支持体に支持
され配置されてなるLED表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術のLED表示装置について、図
5〜7を用いて説明する。
【0003】図5(A)は、LED表示装置の概略構成
を示す側面断面図、図5(B)は、図5(A)の一部拡
大図である。また、図6は、LED表示装置の正面図で
ある。
【0004】図5(A),(B)及び図6において、1
1は着色層、12は絶縁性レジスト、13は導体パター
ン、14は基材(支持体)、15は着色層11,絶縁性
レジスト12,導体パターン13,基材14からなるプ
リント基板、6は発光状態のLED、7はLED6の発
光光線、8は外乱光(反射光)、9は観察者の目をあら
わしたものである。
【0005】図7は、従来技術のLED表示装置におけ
るLED6発光輝度とLED6周囲部の反射光度の特性
を示す概略スペクトル図であり、縦軸は相対光度(単
位:%)、横軸は波長(単位:nm)を示している。
【0006】図7において、実線はLED6発光輝度、
点線はLED6周囲部の反射光度を示すものである。
【0007】ここでプリント基板15は、ガラスエポキ
シ等の基材14の表面に銅箔等の導体パターン13を形
成し、その導体パターン13を保護及び絶縁するための
絶縁性レジスト12を印刷等により形成して、さらに、
絶縁性レジスト12の表面に着色層11がシルクスクリ
ーン印刷等により形成されてなるものである(図5
(B))。
【0008】そして、図5(A)の断面側面図や図6の
正面図に示されるように、プリント基板15の着色層1
1の表面には、複数のLED6が配置され実装される。
【0009】このようなLED表示装置において、複数
のLED6を配置したプリント基板15の表示面を目視
した際に、観測者の目9には、大きく分けて2種類の光
が目に入ってくる。ひとつはLED6を光源とするLE
D6の発光光線7であり、もうひとつはLED6周囲部
つまりLED6が配置されたプリント基板15表面で反
射される太陽光線等の外乱光(反射光)8である(図5
(A))。
【0010】ここで、複数のLED6で構成された表示
面の図形や文字のパターンの見易さ(視認性)や文字の
読み易さ(可読性)に大きく影響するのは、LED6の
発光輝度とLED6周囲部の反射光とである。そして、
通常、LED6の発光輝度とそのLED6周囲部の反射
光との差が大きいほど、視認性や可読性が良いものであ
る。
【0011】そこで、通常プリント基板において、絶縁
性レジスト12は緑色系の色で印刷される。また、LE
D表示装置においては、視認性や可読性を向上させるた
めに、プリント基板15の着色層11の色として反射光
を吸収する黒色にするか、又は、絶縁性レジスト12の
色を黒色にしている。もしくは、プリント基板15の表
示側に図示しない黒色の着色シートで覆うようにしてい
る。
【0012】また、このようなLED周囲部に黒色系イ
ンクや黒色系シート等で外乱光を吸収し、LED周囲部
の反射光を抑制することにより視認性を向上させる技術
については、実公平5―17898号公報にも記載され
ている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術で用いられたようなLED6周囲部に黒色系の
着色層11や黒色系シート等で覆うものでは、屋外にお
いて太陽光線が照射されることにより、黒色系の着色層
11や黒色系シート等で覆った部分に、より多くの太陽
光線が吸収されるため、その太陽光線のエネルギーによ
りその部分の温度が著しく上昇することになる。
【0014】このことにより、上記従来技術が用いられ
た機器の内部は、温度が著しく上昇してしまい、その機
器に使用される樹脂製部品が変形したり、電子部品の特
性や寿命に悪影響を及ぼすという問題が発生していた。
【0015】また、LED6を発光させることにより、
そのLED6自身も発熱するため、さらに機器の温度を
上昇させる原因の一つになる。
【0016】このため、これらの温度上昇を抑制するに
は、太陽光線の吸収による発熱を抑制するか、LED6
に流す電流を少なくしてLED6自身の発熱を抑制する
必要がある。しかしながら、LED6に流す電流を少な
くした場合、LED6の発光輝度が下がることになり、
その結果、LED6の視認性や可読性が悪くなってしま
う。
【0017】また、そもそもLED表示装置は、通行人
等の観察者の視線を誘導する等の目的があり、例えば、
街頭等の場所でこのLED表示装置を用いて広告表示を
出した際には、このLED表示装置を設置するロケーシ
ョンや、店舗イメージに合わせた表示が可能な表示装置
が望まれる。
【0018】しかしながら、上記の従来技術が用いられ
たLED表示装置では、LED6周囲部の色は単に黒色
のみであり単調な表示しかできない。このため、複数の
色を用いて艶やかに表示するようなことができないた
め、このようなカラーデザインを行う上での自由度を低
下させることになる。例えば、街頭等の場所でこのLE
D表示装置を用いて広告表示を出した際には、単調な表
示しかできないため、通行人等の観察者の視認性が悪く
なり、視線を誘導する等の効果が少なかった。
【0019】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたものであって、温度上昇を低減でき、か
つ、観察者の視認性の良いLED表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のLED表示装置は、複数のLEDが支持体
に支持され配置されてなるLED表示装置において、前
記支持体の表示側の表面の少なくとも一部に、前記LE
Dの発光色に対して色の視認性の良好な黒色以外の反射
光色が得られる反射面を形成したことを特徴とするもの
である。
【0021】本発明によれば、LEDを配置する支持体
の表示側の表面に太陽光線を吸収し易い黒色ではなくそ
れ以外の色の反射面を設けたので、その支持体を含むL
ED表示装置の温度上昇を低減することができる。
【0022】また、上記のように太陽光線の吸収による
発熱を低減しているので、LED自身の発熱を抑制する
ためにLEDに流す電流を少なくする必要がなく、LE
Dの発光輝度を上げて視認性を良くすることができる。
【0023】また、反射面の色をLEDの発光色に対し
て色の視認性の良好な色にすることにより、観察者の視
認性をより良くすることができる。
【0024】また、本発明は、上記LED表示装置にお
いて、前記反射面は、前記支持体の表示側の絶縁性レジ
ストによって構成されることを特徴とするものである。
【0025】また、本発明は、上記LED表示装置にお
いて、前記反射面は、前記支持体の表示側の絶縁性レジ
ストに形成される着色層によって構成されることを特徴
とするものである。
【0026】本発明によれば、LEDの発光色に対して
色の視認性の良好な黒色以外の反射光色が得られる色の
反射面は、絶縁性レジスト又は着色層を印刷等により形
成するだけで、容易に構成されることができる。
【0027】また、本発明は、上記LED表示装置にお
いて、前記反射面は、前記支持体の表示側に配置される
着色シートによって構成されることを特徴とするもので
ある。
【0028】本発明によれば、LEDの発光色に対して
色の視認性の良好な黒色以外の反射光色が得られる色の
反射面は、支持体の表示側を着色シートで覆うだけで、
容易に構成されることができる。
【0029】また、本発明は、上記LED表示装置にお
いて、前記反射面は、パターン状に形成されてなること
を特徴とするものである。
【0030】本発明によれば、LED表示装置を設置す
るロケーションや店舗イメージに合わせたパターン(図
形等の絵柄)、例えば、駐車場の場所を指し示すための
LED表示装置であれば、その駐車場の方向を示す矢印
形状のパターンに反射面を形成することができるので、
観察者の視認性をより良くすることができる。
【0031】また、本発明のLED表示装置は、複数の
LEDが支持体に支持され配置されてなるLED表示装
置において、前記支持体は、前記LEDの発光色に対し
て色の視認性の良好な黒色以外の反射光色が得られる部
材によって構成されることを特徴とするものである。
【0032】本発明によれば、LEDを配置する支持体
の部材として、太陽光線を吸収し易い黒色ではなくそれ
以外の色の部材を用いるので、その支持体を含むLED
表示装置の温度上昇を低減することができる。
【0033】また、上記のように太陽光線の吸収による
発熱を低減しているので、LED自身の発熱を抑制する
ためにLEDに流す電流を少なくする必要がなく、LE
Dの発光輝度を上げて視認性を良くすることができる。
【0034】また、部材の色をLEDの発光色に対して
色の視認性の良好な反射光色が得られる色にすることに
より、観察者のより視認性を良くすることができる。
【0035】また、本発明は、上記LED表示装置にお
いて、前記LEDの発光色を橙色又は赤色にするととも
に前記反射面の反射光色を青色にするか、前記LEDの
発光色を黄色にするとともに前記反射面の反射光色を青
色,紫色,赤紫色又は緑色にするか、前記LEDの発光
色を緑色にするとともに前記反射面の反射光色を黄色に
するか、前記LEDの発光色を青色にするとともに前記
反射面の反射光色を赤色にすることを特徴とするもので
ある。
【0036】本発明によれば、LEDの発光色に対して
色の視認性の良好な黒色以外の反射光色を得ることがで
きる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、図中、上記従来の
技術にて説明したものと同様のものには同じ符号を付与
する。
【0038】[実施の形態1]本発明による実施の形態
1について、図1〜3を用いて説明する。
【0039】図1(A)は、LED表示装置の概略構成
を示す側面断面図、図1(B)は、図1(A)の一部拡
大図である。また、図2は、LED表示装置の正面図で
ある。
【0040】図1(A),(B)及び図2において、1
は着色層(反射面)、2は絶縁性レジスト、3は導体パ
ターン、4は基材(支持体)、5は着色層1,絶縁性レ
ジスト2,導体パターン3,基材4からなるプリント基
板、6は発光状態のLED、7はLED6の発光光線、
8は外乱光(反射光)、9は観察者の目をあらわしたも
のである。
【0041】図3は、本実施の形態のLED表示装置に
おけるLED6発光輝度とLED6周囲部の反射光度の
特性を示す概略スペクトル図であり、縦軸は相対光度
(単位:%)、横軸は波長(単位:nm)を示してい
る。
【0042】図3において、実線はLED6発光輝度、
点線はLED6周囲部の反射光度を示すものである。
【0043】ここで、プリント基板5は、ガラスエポキ
シ等の基材4の表面に銅箔等の導体パターン3を形成
し、その導体パターン3を保護及び絶縁するための絶縁
性レジスト2を印刷等により形成して、さらに、絶縁性
レジスト2の表面に着色層1がシルクスクリーン印刷等
により形成されてなるものである(図1(B))。
【0044】そして、図1(A)の断面側面図や図2の
正面図に示されるように、プリント基板5の着色層1の
表面には、複数のLED6が配置され実装される。
【0045】このようなLED表示装置において、LE
D6の発光色に対して色の視認性の良好な黒色以外の反
射光色が得られる反射面は、基材4の表示側の絶縁性レ
ジスト2に形成される着色層1によって構成される。
【0046】まず、上記のような図1に示したプリント
基板5とは違い、着色層1が形成されていないプリント
基板において、LED6の発光色に対して色の視認性の
良好な黒色以外の反射光色が得られる反射面を絶縁性レ
ジスト2によって構成しているLED表示装置につい
て、実際の測定結果をもとに説明する。
【0047】ここで、LED6として赤色(例えば、発
光波長610〜700nm)LEDを用い、絶縁性レジ
スト2の色として青色(例えば、発光波長400〜50
0nm)を用いる。
【0048】この組み合わせの場合、図3に示されるよ
うな実際の機器における測定結果が得られる。そして、
この測定結果を上述の図7の従来技術の概略スペクトル
図と比較すると、LED6周囲部の反射光度の相対光度
は大きくなっているものの、その波長はまったく異なる
波長領域に位置していることがわかる。
【0049】このことにより、着色層1,絶縁性レジス
ト2又は着色シートを黒色にした従来技術よりも、LE
D6の発光色とLED6周囲部の反射光度つまり絶縁性
レジスト2の反射光度との波長は、まったく異なる波長
領域に位置しているので、発光色に対して視認性が著し
く劣化することなく良好な反射光色が得られる。
【0050】また、機器の内部温度を測定すると、従来
技術に比べて、10℃以上抑制できることがわかった。
【0051】なお、上記の測定結果は、LED6の発光
色に対して色の視認性の良好な反射光色が得られる黒色
以外の色を絶縁性レジスト2に施したものであるが、こ
のような色を着色層1に施した図1に示す構成において
も同様な結果となる。
【0052】さらに、プリント基板5の表示側に、着色
層1の表面を覆う図示しない着色シートにLED6の発
光色に対して色の視認性の良好な反射光色が得られる黒
色以外の色を施す構成においても同様な結果となる。
【0053】なお、着色シートを配置する場合は、絶縁
性レジスト2,着色層1を適宜省略してもよい。
【0054】また、着色層1、絶縁性レジスト2及び前
述の着色シートが形成されていないプリント基板であっ
ても、基材4がLED6の発光色に対して色の視認性の
良好な反射光色が得られる黒色以外の反射光色が得られ
る部材によって構成されていれば、上記の測定結果と同
様な結果が得られる。
【0055】以上のように本実施の形態では、LED6
を配置するプリント基板5の基材4の表面に太陽光線を
吸収し易い黒色ではなくそれ以外の色の反射面である絶
縁性レジスト2、着色層1又は着色層1の表面を覆う着
色シートを設けたので、その基材4を含むLED表示装
置の温度上昇を低減することができる。
【0056】また、着色層1、絶縁性レジスト2及び前
述の着色シートが形成されていないプリント基板であれ
ば、LED6を配置するプリント基板5の基材4の部材
として、太陽光線を吸収し易い黒色ではなくそれ以外の
色の部材を用いるので、その基材4を含むLED表示装
置の温度上昇を低減することができる。
【0057】また、上記のように太陽光線の吸収による
発熱を低減しているので、LED6自身の発熱を抑制す
るためにLED6に流す電流を少なくする必要がなく、
LED6の発光輝度を上げて視認性を良くすることがで
きる。
【0058】また、基材4、絶縁性レジスト2、着色層
1又は着色層1の表面を覆う着色シートの色をLED6
の発光色に対して色の視認性の良好な色にすることによ
り、観察者の視認性をより良くすることができる。
【0059】また、LED6の発光色に対して色の視認
性の良好な黒色以外の反射光色が得られる色の反射面
は、絶縁性レジスト2又は着色層1を印刷等により形成
するだけで、又は、基材4の表示側を着色シートで覆う
だけで、容易に構成されることができる。
【0060】また、LED6周囲部の反射光色を、例え
ば青色にすることにより、実際のLED表示装置の筐体
の色も青色系に合わせることができ、筐体と表示面との
色の調和がとれるので、実際の機器のデザイン性を向上
させることができる。
【0061】なお、実際に製品化される機器では、例え
ば、LED6として橙色LEDを用い、絶縁性レジスト
2の色として青色を用いており、この組み合わせにより
特に良好な視認性や可読性を得ることができる。
【0062】また、上記のような組み合わせ以外にも、
下記の表1に示す組み合わせにした場合であれば、良好
な視認性や可読性を得ることができる。
【0063】
【表1】 [実施の形態2]実施の形態2として、上記実施の形態
1の着色層1をパターン状に形成したLED表示装置に
ついて、図4の表示例を示す正面図を用いて説明する。
【0064】なお、図4において、上記実施の形態1を
示す図1,2と共通部分については同符号を付与する。
また、上記実施の形態1と異なる点について説明し、同
様なものについては説明を省略する。
【0065】図4において、6は発光状態のLED、1
0は消灯状態のLEDである。
【0066】プリント基板の絶縁性レジスト2の表面の
着色層1は、予め左を示す矢印形状のパターン(シンボ
ルパターン)に形成されており、さらに、着色層1の表
面には、複数のLED6,10が正方形のパターンで配
置され実装される。
【0067】そして、正方形のパターンの複数の発光状
態のLED6,消灯状態のLED10をそれぞれ制御す
ることにより、発光状態のLED6によって「P」とい
う文字の形状を表示している。
【0068】以上のように本実施の形態では、LED表
示装置を設置するロケーションや店舗イメージに合わせ
たパターン(図形等の絵柄)、例えば、駐車場の場所を
指し示すためのLED表示装置であれば、その駐車場の
方向を示す矢印形状のパターンに着色層1を形成するこ
とができるので、観察者の視認性をより良くすることが
できる。
【0069】なお、本実施の形態のLED表示装置にお
いて、着色層1をパターン状に形成しているが本発明は
これに限定されるものではない。すなわち、着色層1の
表面を覆う図示しない着色シートをパターン状に形成し
てもよい。
【0070】また、着色層1及び前述の着色シートが形
成されていないプリント基板であれば、絶縁性レジスト
2をパターン状に形成してもよい。
【0071】なお、着色シートを配置する場合は、絶縁
性レジスト2,着色層1を適宜省略してもよい。
【0072】また、LED6の発光色と反射面としての
絶縁性レジスト2、着色層1又は着色層1の表面を覆う
図示しない着色シートの反射光色との組み合わせについ
ては、前述の実施の形態1と同様な組み合わせによっ
て、良好な視認性や可読性を得ることができる。つま
り、LED6として赤色又は橙色LEDを用いるととも
に反射面の反射光色として青色を用いたり、また、上記
の表1に示す組み合わせにすることにより、良好な視認
性や可読性を得ることができる。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明のLED表示装置
によれば、LEDを配置する支持体の表示側の表面に太
陽光線を吸収し易い黒色ではなくそれ以外の色の反射面
を設けたので、その支持体を含むLED表示装置の温度
上昇を低減することができる。
【0074】また、上記のように太陽光線の吸収による
発熱を低減しているので、LED自身の発熱を抑制する
ためにLEDに流す電流を少なくする必要がなく、LE
Dの発光輝度を上げて視認性を良くすることができる。
【0075】また、反射面の色をLEDの発光色に対し
て色の視認性の良好な色にすることにより、観察者の視
認性をより良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のLED表示装置の概略
構成を示す側面断面図である。
【図2】実施の形態1のLED表示装置の正面図であ
る。
【図3】実施の形態1のLED発光輝度とLED周囲部
の反射光度の特性を示すスペクトル図である。
【図4】実施の形態2のLED表示装置の表示例を示す
正面図である。
【図5】従来技術のLED表示装置の概略構成を示す側
面断面図である。
【図6】従来技術のLED表示装置の正面図である。
【図7】従来技術のLED発光輝度とLED周囲部の反
射光度の特性を示すスペクトル図である。
【符号の説明】
1 着色層(反射面) 2 絶縁性レジスト(反射面) 4 基材(支持体) 6,10 LED

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のLEDが支持体に支持され配置さ
    れてなるLED表示装置において、 前記支持体の表示側の表面の少なくとも一部に、前記L
    EDの発光色に対して色の視認性の良好な黒色以外の反
    射光色が得られる反射面を形成したことを特徴とするL
    ED表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のLED表示装置におい
    て、 前記反射面は、前記支持体の表示側の絶縁性レジストに
    よって構成されることを特徴とするLED表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のLED表示装置におい
    て、 前記反射面は、前記支持体の表示側の絶縁性レジストに
    形成される着色層によって構成されることを特徴とする
    LED表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のLED表示装置におい
    て、 前記反射面は、前記支持体の表示側に配置される着色シ
    ートによって構成されることを特徴とするLED表示装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項に記載の
    LED表示装置において、 前記反射面は、パターン状に形成されてなることを特徴
    とするLED表示装置。
  6. 【請求項6】 複数のLEDが支持体に支持され配置さ
    れてなるLED表示装置において、 前記支持体は、前記LEDの発光色に対して色の視認性
    の良好な黒色以外の反射光色が得られる部材によって構
    成されることを特徴とするLED表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項に記載の
    LED表示装置において、 前記LEDの発光色を橙色又は赤色にするとともに前記
    反射面の反射光色を青色にするか、前記LEDの発光色
    を黄色にするとともに前記反射面の反射光色を青色,紫
    色,赤紫色又は緑色にするか、前記LEDの発光色を緑
    色にするとともに前記反射面の反射光色を黄色にする
    か、前記LEDの発光色を青色にするとともに前記反射
    面の反射光色を赤色にすることを特徴とするLED表示
    装置。
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