JP2003091193A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着装置および画像形成装置

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JP2003091193A
JP2003091193A JP2001281527A JP2001281527A JP2003091193A JP 2003091193 A JP2003091193 A JP 2003091193A JP 2001281527 A JP2001281527 A JP 2001281527A JP 2001281527 A JP2001281527 A JP 2001281527A JP 2003091193 A JP2003091193 A JP 2003091193A
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roller
fixing device
sheet
pressure
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Sadafumi Ogawa
禎史 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オイル塗布ローラ及びオイル供給ローラを備え
オイル塗布をムラなく行う構成において、シート搬送部
材の経時劣化を防止し、シート搬送部材周りの配設上の
制約を回避したクリーニング手段を備えた定着装置およ
び画像形成装置の提供。 【解決手段】オイル供給ローラ21の回転方向におけ
る、オイル供給ローラ21とオイル塗布ローラ22との
当接位置より下流側で、且つオイル供給ローラ21とオ
イル吐出部20Dとの当接位置より上流側の位置におい
て、オイル供給ローラ21に当接する当接部材23を有
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着装置および画
像形成装置に関し、さらに詳しくは、定着装置における
離型剤塗布手段の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷
機等の画像形成装置は一般に、被定着画像としてのトナ
ー像を形成されたシート状媒体に、トナー像を定着する
ための定着装置を有している。
【0003】定着装置としては、内部に熱源を有し回転
駆動されるシート搬送部材としての加熱ローラと、この
加熱ローラに圧接され加熱ローラに従動回転する加圧ロ
ーラとを有し、両ローラによって形成されるニップ部
に、シート状媒体を両ローラの回転により通過させ、加
熱加圧してトナー像を定着する熱ローラ対タイプの定着
装置や、トナーを定着されるシート状媒体を搬送するた
めのシート搬送部材としての無端の定着ベルト、定着ベ
ルトを巻き掛けられた加熱ローラ及び定着ローラ、定着
ベルトを介して定着ローラに対向して配置される加圧ロ
ーラ等を構成要素とするタイプのいわゆるベルト定着装
置が知られている。
【0004】何れのタイプの定着装置においても、トナ
ー像は、シート状媒体上に加熱による溶融及び加圧によ
り定着されるが、定着の過程において、シート状媒体に
付着した紙粉や、トナー像を構成するトナーの一部が、
シート搬送部材等の定着装置を構成する部材に付着し、
定着性能を低下させてしまうという問題がある。
【0005】そこで、かかる問題を解決するために、シ
ート搬送部材等に離型剤を塗布する離型剤塗布手段を用
い、トナーや紙粉等の異物が付着することを防止する技
術や、異物を除去するクリーニング手段を用い、付着し
た異物を除去する技術が用いられている。
【0006】かかる離型剤塗布手段を用いた場合におい
ては、離型剤をムラなく塗布することが重要である。そ
こで、離型剤をムラなく塗布することができ、且つクリ
ーニング手段を有する構成として、特開2001―42
684号公報において、シート搬送部材たる定着ローラ
に、離型剤塗布手段と、異物をせき止めるためのクリー
ニング手段と、塗布ムラをなくすためのブレードとを当
接させた構成が提案されている。またクリーニング手段
と塗布ムラ防止を同時に実現する構成として、シート搬
送部材にブレードを当接させる構成が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者における
クリーニング手段および後者におけるブレードは、シー
ト搬送部材をクリーニングするべくシート搬送部材に対
し高圧で当接しているため、シート搬送部材の経時劣化
を促進するという問題がある。かといって、ブレードの
当接圧を下げると、塗布ムラ防止機能及びクリーニング
機能が低下してしまう。
【0008】一方、離型剤塗布をムラなく行う構成とし
て、特開平8―30133号公報に記載されているよう
に、離型剤塗布手段が、シート搬送部材に当接しシート
搬送部材との対向位置においてシート搬送部材と同方向
に回転するオイル塗布ローラと、オイル塗布ローラに当
接しオイル塗布ローラとの対向位置においてオイル塗布
ローラと同方向に回転するオイル供給ローラとを有して
おり、離型剤をオイル供給ローラ及びオイル塗布ローラ
を介してシート搬送部材に塗布する定着装置が提案され
ている。
【0009】しかしこの定着装置においても、シート搬
送部材に対しクリーニング手段を配設すると、上述した
と同様にシート搬送部材の経時劣化を促進するという問
題がある。またシート搬送部材の周りにクリーニング手
段を配設することは空間上の制約も多い。かといってク
リーニング手段を配設しないと、塗布ムラ防止機能を含
めオイル塗布機能が低下し、異物が蓄積され、定着性能
を著しく低下させてしまう。
【0010】本発明の目的は、オイル塗布ローラ及びオ
イル供給ローラを備えオイル塗布をムラなく行う構成の
定着装置において、シート搬送部材の経時劣化を防止
し、シート搬送部材周りの配設上の制約を回避したクリ
ーニング手段を備えた定着装置および画像形成装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シート状媒体を搬送するシート搬送部材と、このシート
搬送部材に当接した加圧部材とを有し、上記シート搬送
部材と上記加圧部材との圧接領域にシート状媒体を通し
トナー像を加熱・溶融してシート状媒体に定着する定着
装置であって、上記シート搬送部材に当接し同シート搬
送部材との対向位置において同シート搬送部材と同方向
に回転するオイル塗布ローラと、上記オイル塗布ローラ
に当接し同オイル塗布ローラとの対向位置において同オ
イル塗布ローラと同方向に回転するオイル供給ローラ
と、上記シート搬送部材に塗布するためのオイルを保持
するオイル保持部と、浸透圧を利用してオイル保持部に
保持されているオイルを吸い上げるオイル輸送部と、上
記オイル輸送部における上記オイル保持部とは反対側の
位置に設けられて浸透圧により吸い上げられたオイルを
上記オイル供給ローラに受け渡すオイル吐出部とを備え
たオイル塗布ユニットとを有し、上記オイル供給ローラ
は上記オイル吐出部から受け渡されたオイルを上記オイ
ル塗布ローラに供給し、このオイル塗布ローラは上記オ
イル供給ローラから供給されたオイルを上記シート搬送
部材に塗布する定着装置において、上記オイル供給ロー
ラの回転方向における、同オイル供給ローラと上記オイ
ル塗布ローラとの当接位置より下流側で、且つ上記オイ
ル供給ローラと上記オイル吐出部との当接位置より上流
側の位置において、上記オイル供給ローラに当接する当
接部材を有することを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の定
着装置において、上記オイル塗布ユニットは、定着装置
本体に対して搖動可能且つ着脱可能に配設され、上記当
接部材は、定着装置本体側の定位置に配設されており、
定着装置本体に対する上記オイル塗布ユニットの搖動又
は着脱によらず位置保持されることを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の定着装置において、上記当接部材はオイルを含浸
していることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
の何れか1つに記載の定着装置において、トナー像を定
着されるシート状媒体を搬送するための無端の定着ベル
トと、上記定着ベルトを巻き掛けられた加熱ローラ及び
定着ローラと、上記定着ベルトを介して上記定着ローラ
に対向して配置される加圧ローラとを具備し、上記シー
ト搬送部材が上記定着ベルトであり、上記加圧部材が加
圧ローラであることを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1ないし3
の何れか1つに記載の定着装置において、トナー像を定
着されるシート状媒体を加熱するとともに搬送するため
の加熱ローラと、この加熱ローラに圧接される加圧ロー
ラとを具備し、上記シート搬送部材が上記加熱ローラで
あり、上記加圧部材が上記加圧ローラであることを特徴
とする。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか1つに記載の定着装置を有する画像形成装置に
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る定着装置を備えた画像形成装置の模式図であり、同図
に示す画像形成装置は、複写機の構成を示している。画
像形成装置としては、複写機に限らず、プリンタやファ
クシミリ装置であってもよい。同図に示す画像形成装置
1は、筐体の外部にシート状媒体としての用紙を排出す
るのでなく、筐体内で排紙が可能な胴内排紙型の画像形
成装置である。
【0018】画像形成装置1は、筐体1Aの高さ方向で
略中央部に排紙部たる排紙トレイ2が備えられ、その排
紙トレイ2を境にして上部に原稿読み取り部3が、下部
に後述する画像形成部4が設けられている。画像形成部
4は、本実施例の場合、ドラム状の潜像担持体に相当す
る感光体ドラム5を備えており、感光体ドラム5は、図
示しない駆動源によって図中、反時計方向に回転する。
【0019】感光体ドラム5の周囲には、回転方向に沿
って電子写真複写プロセスを実行するための帯電装置
6、書き込み装置7、現像装置8、転写装置9およびク
リーニング装置10がそれぞれ配置されている。感光体
ドラム5の下方には、給紙装置11が配設されており、
また一点鎖線の矢印で示す用紙の給送方向において転写
装置9の後方で排紙トレイ2の前方には、定着装置12
および排紙装置13がそれぞれ配置されている。
【0020】原稿読み取り部3には、原稿載置台上に載
置された原稿を走査するための光源3Aおよび光路変換
用反射鏡3Bが装備され、原稿からの反射光が読み取り
光学系3Cを介してCCDなどの光学素子3Dに入射さ
れ、光学素子3Dによって原稿の画像情報として制御部
14に出力される。
【0021】書き込み装置7は、図示しない半導体レー
ザと結像光学系をなす反射鏡および結像レンズを介して
ポリゴンミラー7Aからの走査光を感光体ドラム5上に
照射して静電潜像を形成するようになっている。給紙装
置11は、周知構造の給紙トレイ繰り出しローラおよび
レジストローラを備えたものであり、二点鎖線で示すよ
うに画像形成装置1の壁部の一部に開閉可能な今ひとつ
の給紙トレイが設けられている。
【0022】半導体レーザは、制御部14からの画像信
号に基づいて発光制御されるようになっており、制御部
14では、原稿読み取り部3からの画像情報だけでな
く、プリンタとして用いられる場合の印字信号およびフ
ァクシミリ装置として用いられる場合の送信信号に応じ
た画像信号によって半導体レーザの駆動制御を行う。こ
こに、制御部14によって、画像形成装置1が複写機だ
けでなくプリンタおよびファクシミリ装置としての機能
を持つデジタル複合機としての性格を持たされている。
【0023】定着装置12は、図2に示す構成を備えて
いる。定着装置12は、シート状媒体としての記録シー
トを挟持搬送可能なように互いに対向して当接すること
により連動回転が可能な定着ローラ12Aおよび定着ロ
ーラ12Aに対向して配設された加圧部材としての加圧
ローラ12Bと、定着ローラ12Aとの間で展張され巻
き掛けられるシート搬送部材としての無端の定着ベルト
である加熱ベルト12Cが掛け回されている加熱ローラ
12Dと、加熱ベルト12Cの展張面の一部で内側から
当接する補助ローラとしてのテンションローラ12Eと
を備えている。
【0024】定着装置12はまた、オイル供給ローラと
しての均しローラ21と、均しローラ21に対向当接す
るとともに、加熱ベルト12Cを介して定着ローラ12
Aに対向当接されたオイル塗布ローラとしての塗布ロー
ラ22と、均しローラ21の回転方向における、均しロ
ーラ21と塗布ローラ22との当接位置より下流側で、
且つ均しローラ21と後述するオイル吐出部20Dとの
当接位置より上流側の位置において均しローラ21に当
接するクリーニング手段である当接部材としてのフェル
ト製のフェルト部材23とを有している。
【0025】定着ローラ12Aは、径が30mmであ
り、厚さ6mmのシリコンスポンジローラである。加圧
ローラ12Bは、径が40mmであり、厚さ1.5mm
のシリコンゴムローラである。加熱ベルト12は、円筒
状にした状態で径が60mmであり、厚さが90μmの
ポリイミドベルト表面に厚さ150μmのシリコンゴム
がオイル担持層としてコーティングされたものである。
加熱ローラ12Dは、径が30mmであり、厚さが1m
mのアルミパイプである。テンションローラ12Eは、
径が8mmのSUSローラである。
【0026】加熱ベルト12Cの展張面に当接するテン
ションローラ12Eの位置は、加圧ローラ12Bの周面
に対向する位置に設定され、、加熱ベルト12Cの展張
面の接触範囲を加圧ローラ12Bの周面の一部から定着
ローラ12Aと加圧ローラ12Bとの対向位置までとさ
れて記録シートに対する加熱範囲を広くできるようにな
っている。これにより、加熱ベルト12C自体の構成と
このベルト12Cの展張長さとによって、記録シートを
挟持する際のニップ幅が広くされている。
【0027】加圧ローラ12B、加熱ローラ12Dの内
部にはそれぞれ、加熱源であり加熱手段としてのヒータ
である、加圧ヒータ25、加熱ヒータ26が配設されて
いる。また加圧ローラ12B、加熱ローラ12Dの周面
にはそれぞれ、温度検知手段であるサーミスタ27、2
8が当接しており、加圧ヒータ25、加熱ヒータ26に
対する通電を検知温度に基づいて制御することで、各ロ
ーラ12B、12Dの温度を制御している。これにより
加熱ベルト12Cの温度が加熱ベルト12Cと加圧ロー
ラ12Bとの圧接領域において所定の定着温度で略均一
となるよう制御され、かかる圧接領域に記録シートを通
し、記録シート上のトナー像を加熱・溶融して記録シー
トに定着するようになっている。
【0028】定着装置12には、トナー像と接触する側
に位置する加熱ベルト12Cに対してオフセット防止用
の離型剤を塗布する塗布装置20が設けられている。塗
布装置20は、シリコンオイルなどの離型剤(以下、オ
イルと表現する)を加熱ベルト12Cの表面に塗布する
ことにより記録シートに担持されている未定着トナーが
加熱ベルト12Cの表面に逆転移しにくくなるようにす
ることを目的として設けられている。
【0029】図2は、定着装置12に対して設置された
状態を示しており、定着装置12のハウジング部12F
に塗布装置20が装着されるようになっている。オイル
塗布装置20は、逆向きのL字状形状をなすオイル塗布
ユニット20Aを備えており、オイル塗布ユニット20
Aは、その形状における上部に設けられている支持部2
0A1に支持ピン24が挿通されることにより、図2、
図5を対比すれば明らかなように揺動可能に設けられて
いる。支持部20A1は、支持ピン24の周方向で一部
が切り欠かれており、その切り欠きから支持ピン24を
挿脱させることができる。
【0030】図3においてオイル塗布ユニット20Aの
内部には、加熱ベルト12Cに塗布するためのオイルを
保持し、後述するオイル吐出部20D以外は密閉され詳
細な図示を省略するシール部を有するオイル含浸パッド
としてのオイル保持部20Cと、浸透圧を利用してオイ
ル保持部20Cに保持されているオイルを吸い上げ可能
なオイル輸送部20Bと、オイル輸送部20Bにおける
オイル保持部20Cとは反対側の位置に設けられて浸透
圧により吸い上げられたオイルを均しローラ21などの
他の部材に受け渡すオイル吐出部20Dと、これらを覆
うケース20Eとを備えている。
【0031】塗布ローラ22は、径が12mmであり、
厚さが100μmのシリコンゴムがコーティングされて
いるローラである。塗布ローラ22は、定着ローラ12
Aの中心に向かって両端がそれぞれ0.5kgfで加熱
ベルト12Cに加圧当接されている。均しローラ21
は、径が10mmであり、厚さが1mmのシリコンゴム
ローラである。均しローラは、塗布ローラ22の中心に
向かって両端がそれぞれ0.5kgfで塗布ローラ22
に加圧当接されている。
【0032】塗布ローラ22は加熱ベルト12Cに当接
し加熱ベルト12Cに従動回転することで、加熱ベルト
12Cとの対向位置において加熱ベルト12Cと同方向
に回転するようになっている。均しローラ21は塗布ロ
ーラ22に当接し均しローラ22に従動回転すること
で、塗布ローラ22との対向位置において塗布ローラ2
2と同方向に回転するようになっている。
【0033】よって均しローラ21がオイル吐出部20
Dから受け渡されたオイルを塗布ローラ22に供給し、
塗布ローラ22が均しローラ21から供給されたオイル
を加熱ベルト12Cに塗布することで、均しローラ21
により加熱ベルト12Cの幅方向で担持量を均一化され
たオイルが塗布ローラ22によって加熱ベルト12Cに
塗布されることになる。
【0034】オイル保持部20Cには、オイルを内封可
能な袋体あるいはオイルを含浸可能な綿などのパッド状
の繊維部材を用いることが可能である。オイル輸送部2
0Bは、多孔質若しくは繊維部材からなる部材であり、
オイルに対する接触角が90度以下の材質が用いられて
いる。本実施例では、アラミドフェルトやセラミックス
ペーパなどが用いられ、図示しないが、裏打ち部材とし
て、板バネなどの弾性体が一体化されて可撓性を備えさ
せてある。
【0035】オイル吐出部20Dは、オイル輸送部20
Bにおけるオイル保持部20Cと反対側においてオイル
保持部20Cよりも上位に位置決めされて均しローラ2
1側に対向する面でオイル輸送部20Bと一体化されて
いる。オイル吐出部20Dは、オイルの滲出が可能なア
ラミド/PETの混合材からなる不織布で構成されてい
る。
【0036】オイル吐出部20Dは、オイル保持部20
C側に接触しているオイル輸送部20Bの端部を基端と
すると揺動端側に位置しており、均しローラ21に当接
することにより撓み変形が生じた際の弾性復元力を利用
して均しローラ21に圧接するようになっている。具体
的には、オイル吐出部20Dは均しローラ21の中心に
向かって前幅において1kgfで均しローラ21に加圧
当接されている。そして、オイル吐出部20D、均しロ
ーラ21、塗布ローラ22、加熱ベルト12C相互間の
圧力により、加熱ベルト12Cに対するオイルの塗布量
が制御されている。
【0037】なお、オイル吐出部20Dは、便宜上、図
2および図3においてオイル輸送部20Bの表面から突
出して、所謂、オイル輸送部20Bの表面に積層されて
示されているが、実際には、図4に示すように、オイル
輸送部20Bの外表面に設けられている外皮の一部に窓
部を設け、その窓部から露呈するようにしてある。
【0038】オイル塗布ユニット20Aは、下部空間に
配置されているオイル保持部20Cに対向する壁面20
A2が着脱できるようになっており、締結などによりオ
イル塗布ユニット20A側に装着されることでオイル保
持部20Cを密閉することができる。
【0039】壁面20A2が取り外されるのは、オイル
塗布ユニット20Aが定着装置12のハウジング12F
から取り外された後にオイル保持部20Cを交換する際
の便宜を図るためである。また、下部外面にはオイル塗
布用ユニット20Aを揺動させる際に手を引っかけるた
めの把持部20A3が形成されている。
【0040】オイル塗布ユニット20Aの側部には、便
宜上、図2および図3において実線で示す係止ピン20
A4が一体に設けられており、この係止ピン20A4
は、図2において、便宜上、実線で示してあるハウジン
グ12F側に設けた係止部12F1に対して係脱できる
ようになっている。
【0041】係止部12F1に係止ピン20A4が係合
して係止されると定着装置12に対してオイル塗布装置
20の位置決めが行われる。オイル塗布装置20は、均
しローラ21に対してオイル輸送部20Bの撓み変形に
よる弾性復元力によってオイル吐出部20Dが均しロー
ラ21に圧接できる状態が得られる位置決めされ、オイ
ル吐出部20Dにおいて滲出したオイルが均しローラ2
1に受け渡されることになる。
【0042】図3に示すように、オイル塗布ユニット2
0Aにおける支持部20A1の近傍には、オイル吐出部
20Dを露呈させることができる凹部20A5が設けら
れており、凹部20A5の奥側でオイル吐出部20Dが
均しローラ21に対向できるようになっている。凹部2
0A5は、支持部20A1に挿通される支持ピン24を
支点として揺動させた際の揺動軌跡に沿って形成されて
おり、オイル塗布ユニット20Aの揺動時に均しローラ
21および塗布ローラ22と干渉しないようにして揺動
を妨げないようになっている。
【0043】フェルト部材23は、定着装置12本体側
の定位置に固設されており、オイル塗布ユニット20A
の定着装置12に対する搖動、着脱にかかわらず位置保
持されるようになっている。フェルト部材23には定着
装置12の組み立て時、あるいは少なくとも定着装置1
2の使用開始時までにおいて、予め300csのオイル
を含浸させてある。オイルはオイル保持部20Cに保持
されているものと同じものである。
【0044】本実施例は以上のような構成であるから、
塗布装置20は、定着装置12のハウジング12F側に
位置する支持ピン24に支持部20A1が挿嵌され、さ
らにこの支持ピン24を支点とした揺動端側に位置する
係止ピン20A4がハウジング12F側の係止部12F
1に係合することでオイル吐出部20Dが均しローラ2
1に圧接した状態に位置決めされる。均しローラ21へ
の圧接力はオイル輸送部20Bの撓み変形時での弾性復
元力によって維持される。
【0045】オイル塗布装置20では、オイル輸送部2
0Bがオイル保持部20Cに含浸されているオイルを浸
透圧によりオイル吐出部20Dに向けて吸い上げ、オイ
ル吐出部20Dにおいて均しローラ21に受け渡すこと
ができる。オイル吐出部20Dは、オイル保持部20C
よりも上位に位置して重量方向に逆らう位置に配置され
ているので、浸透圧による吸い上げ量以上に過剰な供給
状態が発生しないようにできる。
【0046】定着を繰り返すと、塗布装置20によりオ
イルの塗布が良好に制御されているとはいえ、記録シー
トに付着した紙粉やトナー像を構成するトナーの一部等
の異物が加熱ベルト12Cに付着することがある。この
場合、加熱ベルト12Cを介してかかる異物は塗布装置
20内に移動するが、異物はフェルト部材23によりせ
き止められ、オイル吐出部20Dに到達することが防止
される。
【0047】したがって、オイルはオイル吐出部20D
を経て、均しローラ21、塗布ローラ22の、異物の影
響を受けない部分を介して加熱ベルト12Cに塗布され
るから、オイルの塗布性能は低下することはない。よっ
て異物が加熱ベルト12C等に付着することは経時的に
も良好に抑制され、定着装置12の定着性能は維持され
る。
【0048】フェルト部材23は異物とともにオイルを
せき止めてしまうこともあるが、均しローラ21には塗
布ローラ22にオイルを供給するまでの間にオイル吐出
部20Dにより適量のオイルが供給され、またフェルト
部材23にはオイルが含浸されているため、フェルト部
材23がオイルを吸収することもないので、オイル塗布
を安定して行うことができる。
【0049】さらに、フェルト部材23が均しローラ2
1に当接していることで、均しローラ21の周速は塗布
ローラ22の周速より遅くなっており、この周速の差に
より図2等における紙面垂直方向であるトナー像の幅方
向すなわち画像の幅方向においてオイルの塗布ムラが防
止され、良好な定着が行われる。
【0050】なお、フェルト部材23は、均しローラ2
1の周速を塗布ローラ22の周速より遅くしているとは
いえ、フェルト製であり、画像の幅方向におけるオイル
の塗布ムラを防止するに足る最小限の圧力で当接してお
り、さらにオイルを含浸しており均しローラ21の回転
への抵抗を滑らかにされているから、均しローラ21が
経時的に劣化することは防止されている。
【0051】オイル保持部20Cでのオイルの量が所定
量以下に達したことを、例えば、均しローラの滑り状態
が影響する回転状態の変化あるいは、使用枚数などによ
って検知されるとオイル塗布ユニット20Aが交換され
る。オイル塗布ユニット20Aの交換は、図5に示すよ
うに、支持部20A1に挿通されている支持ピン24を
支点として下部を持ち上げる方向に揺動させる。オイル
塗布ユニット20Aが揺動すると、係止ピン20A4が
係止部12F1から外れ、支持部20A1の切り欠きの
形成方向に抜き出すことで定着装置12から塗布装置2
0が取り外される。
【0052】オイル塗布ユニット20Aを定着装置12
側から取り外す場合には、オイル保持部20Cが傾く
が、このオイル保持部20Cはオイル塗布ユニット20
Aにおいてユニット本体とこれに着脱可能な壁面20A
2とで密閉されているので、脱落などを生じることがな
く、しかも、オイル自体の零れや垂れが阻止される。
【0053】定着装置12から外されたオイル塗布ユニ
ット12Aは、オイル吐出部20Dが外部に露呈した状
態となるが、オイル吐出部20Dがオイル塗布ユニット
20Aに形成されている凹部20A5の奥側に位置して
いるので、人手に触れにくくされてユーザなどによる交
換時での汚損を防止することができる。
【0054】また、このような、搖動、着脱動作時にお
いても、フェルト部材23は定着装置12本体側の定位
置に位置保持されるため、フェルト部材23によってせ
き止められた異物が、かかる動作によって、落下するこ
とが防止され、装置内の汚染を防止することができる。
さらに、かかる動作によって、せき止められた異物がオ
イル吐出部20Dの配設位置側に移動してオイル塗布ユ
ニット12A復帰後において定着に影響を与えることも
ない。
【0055】以上のような実施例によれば、オイル塗布
ユニット20Aを凹部20A5を除いて密閉された空間
を有するユニット構造とするだけの簡単な構成により交
換時でのオイルの液垂れや零れを確実に防止することが
できる。特に、オイル保持部20Dの構成としてパッド
構造としていることにより、不用意な液垂れの発生をよ
り確実に防止できる。また、パッド構造でなく袋体とし
た場合でもオイル輸送部20Bが接触する箇所のみが開
封されているだけであるので、オイルを零れにくくする
ことができる。
【0056】本発明を適用する定着装置としては、上述
したベルトタイプの定着装置に限らず、図6に示すよう
な熱ローラ対タイプの定着装置であってもよい。同図に
おいて上述した定着装置12と同様の構成については同
じ符号を付して説明を省略する。図6に示す定着装置1
2’は、シート状媒体たる記録シートを搬送するシート
搬送部材としての加熱ローラである定着ローラAと、こ
の定着ローラAに圧接される加圧部材としての加圧ロー
ラBとを有している。
【0057】定着ローラA、加圧ローラBの内部にはそ
れぞれ、加熱源であり加熱手段としてのヒータである、
加熱ヒータ28’、加圧ヒータ25が配設されている。
また定着ローラA、加圧ローラBの周面にはそれぞれ、
温度検知手段であるサーミスタ28’、27が当接して
おり、各ローラA、Bの温度を制御している。これによ
り定着ローラAと加圧ローラBとの圧接領域の温度が所
定の定着温度で略均一となるよう制御される。定着ロー
ラAはトナー像を定着される記録シートをかかる圧接領
域に通し、記録シートとともに記録シート上のトナー像
を加熱・溶融して搬送し、トナー像を記録シートに定着
するようになっている。
【0058】
【発明の効果】本発明は、シート状媒体を搬送するシー
ト搬送部材と、このシート搬送部材に当接した加圧部材
とを有し、上記シート搬送部材と上記加圧部材との圧接
領域にシート状媒体を通しトナー像を加熱・溶融してシ
ート状媒体に定着する定着装置であって、上記シート搬
送部材に当接し同シート搬送部材との対向位置において
同シート搬送部材と同方向に回転するオイル塗布ローラ
と、上記オイル塗布ローラに当接し同オイル塗布ローラ
との対向位置において同オイル塗布ローラと同方向に回
転するオイル供給ローラと、上記シート搬送部材に塗布
するためのオイルを保持するオイル保持部と、浸透圧を
利用してオイル保持部に保持されているオイルを吸い上
げるオイル輸送部と、上記オイル輸送部における上記オ
イル保持部とは反対側の位置に設けられて浸透圧により
吸い上げられたオイルを上記オイル供給ローラに受け渡
すオイル吐出部とを備えたオイル塗布ユニットとを有
し、上記オイル供給ローラは上記オイル吐出部から受け
渡されたオイルを上記オイル塗布ローラに供給し、この
オイル塗布ローラは上記オイル供給ローラから供給され
たオイルを上記シート搬送部材に塗布する定着装置にお
いて、上記オイル供給ローラの回転方向における、同オ
イル供給ローラと上記オイル塗布ローラとの当接位置よ
り下流側で、且つ上記オイル供給ローラと上記オイル吐
出部との当接位置より上流側の位置において、上記オイ
ル供給ローラに当接する当接部材を有するので、当接部
材により、シート搬送部材の経時劣化を防止し、シート
搬送部材周りの配設上の制約を回避つつ、紙粉や逆転移
トナー等の異物の除去を行うことができ、経時的にもオ
イルをムラなくシート搬送部材に塗布することができ定
着性能を良好に維持できる定着装置を提供することがで
きる。
【0059】オイル塗布ユニットが、定着装置本体に対
して搖動可能且つ着脱可能に配設され、当接部材が、定
着装置本体側の定位置に配設されており、定着装置本体
に対するオイル塗布ユニットの搖動又は着脱によらず位
置保持されることとすれば、オイル塗布ユニットの定着
装置本体に対する搖動・着脱にかかわらず、当接部材に
よりオイル供給ローラから除去した異物が落下すること
を防止でき、装置内の汚染を防止することができるか
ら、オイル塗布ユニットの搖動・着脱動作を安心して行
うことができるとともに、オイル塗布ユニットの搖動・
着脱動作により異物がオイル吐出部に付着することがな
いため、かかる搖動・着脱動作後の定着に影響を与える
ことがなく、常に良好な定着を行うことができる定着装
置を提供することができる。
【0060】当接部材がオイルを含浸していることとす
れば、当接部材がオイルを吸収することがなく、オイル
塗布を安定して行うことができるとともに、オイル供給
ローラの回転への抵抗を滑らかにされているから、オイ
ル供給ローラが経時的に劣化することが防止されている
から、オイル塗布を経時的にも安定して良好に行うこと
ができる定着装置を提供することができる。
【0061】トナー像を定着されるシート状媒体を搬送
するための無端の定着ベルトと、定着ベルトを巻き掛け
られた加熱ローラ及び定着ローラと、定着ベルトを介し
て定着ローラに対向して配置される加圧ローラとを具備
し、シート搬送部材が定着ベルトであり、加圧部材が加
圧ローラであることとすれば、上述の各効果を奏するベ
ルトタイプの定着装置であって、とくに、ベルトタイプ
の定着装置では従来、当接部材のようなクリーニング手
段をベルトに当接することにより経時劣化が進みやすい
一方で、ベルトが弾性を有することから紙粉や逆転移ト
ナー等の異物がすり抜け易く高いクリーニング性能を発
揮しにくいという問題があったが、当接部材をオイル供
給ローラに当接することでかかる問題を回避して経時的
にもオイルをムラなくシート搬送部材に塗布することが
でき定着性能を良好に維持できる定着装置を提供するこ
とができる。
【0062】トナー像を定着されるシート状媒体を加熱
するとともに搬送するための加熱ローラと、この加熱ロ
ーラに圧接される加圧ローラとを具備し、シート搬送部
材が加熱ローラであり、加圧部材が加圧ローラであるこ
ととすれば、上述の各効果を奏する熱ローラ対タイプの
定着装置を提供することができる。
【0063】本発明は、請求項1ないし5の何れか1つ
に記載の定着装置を有する画像形成装置にあるので、上
述の各効果を奏する定着装置を備え、経時的にも良好な
定着を行い、良好な画像形成を行うことができる画像形
成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するためのベルトタ
イプの定着装置を適用した画像形成装置の模式図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態を説明するための定着装置
の模式図である。
【図3】図2に示した定着装置に用いられるオイル塗布
ユニットの模式図である。
【図4】図3に示したオイル塗布ユニットに用いられる
オイル輸送部およびオイル吐出部の構成を示す斜視図で
ある。
【図5】図3に示したオイル塗布ユニットの一態様を説
明するための模式図である。
【図6】本発明を適用した定着装置の別の例である熱ロ
ーラ対タイプの定着装置の模式図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 12 定着装置 12’ 定着装置 12A 定着ローラ 12B 加圧部材としての加圧ローラ 12C シート搬送部材としての定着ベルト 12D 加熱ローラ 12F ハウジング 12F1 係止部 20 塗布装置 20A オイル塗布ユニット 20B オイル輸送部 20C オイル保持部 20D オイル吐出部 21 オイル供給ローラ 22 オイル塗布ローラ 23 当接部材 A シート搬送部材としての加熱ローラ B 加圧部材としての加圧ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状媒体を搬送するシート搬送部材
    と、このシート搬送部材に当接した加圧部材とを有し、
    上記シート搬送部材と上記加圧部材との圧接領域にシー
    ト状媒体を通しトナー像を加熱・溶融してシート状媒体
    に定着する定着装置であって、 上記シート搬送部材に当接し同シート搬送部材との対向
    位置において同シート搬送部材と同方向に回転するオイ
    ル塗布ローラと、 上記オイル塗布ローラに当接し同オイル塗布ローラとの
    対向位置において同オイル塗布ローラと同方向に回転す
    るオイル供給ローラと、 上記シート搬送部材に塗布するためのオイルを保持する
    オイル保持部と、浸透圧を利用してオイル保持部に保持
    されているオイルを吸い上げるオイル輸送部と、上記オ
    イル輸送部における上記オイル保持部とは反対側の位置
    に設けられて浸透圧により吸い上げられたオイルを上記
    オイル供給ローラに受け渡すオイル吐出部とを備えたオ
    イル塗布ユニットとを有し、 上記オイル供給ローラは上記オイル吐出部から受け渡さ
    れたオイルを上記オイル塗布ローラに供給し、このオイ
    ル塗布ローラは上記オイル供給ローラから供給されたオ
    イルを上記シート搬送部材に塗布する定着装置におい
    て、 上記オイル供給ローラの回転方向における、同オイル供
    給ローラと上記オイル塗布ローラとの当接位置より下流
    側で、且つ上記オイル供給ローラと上記オイル吐出部と
    の当接位置より上流側の位置において、上記オイル供給
    ローラに当接する当接部材を有することを特徴とする定
    着装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の定着装置において、 上記オイル塗布ユニットは、定着装置本体に対して搖動
    可能且つ着脱可能に配設され、 上記当接部材は、定着装置本体側の定位置に配設されて
    おり、定着装置本体に対する上記オイル塗布ユニットの
    搖動又は着脱によらず位置保持されることを特徴とする
    定着装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の定着装置におい
    て、上記当接部材はオイルを含浸していることを特徴と
    する定着装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3の何れか1つに記載の定
    着装置において、 トナー像を定着されるシート状媒体を搬送するための無
    端の定着ベルトと、 上記定着ベルトを巻き掛けられた加熱ローラ及び定着ロ
    ーラと、 上記定着ベルトを介して上記定着ローラに対向して配置
    される加圧ローラとを具備し、 上記シート搬送部材が上記定着ベルトであり、上記加圧
    部材が加圧ローラであることを特徴とする定着装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし3の何れか1つに記載の定
    着装置において、 トナー像を定着されるシート状媒体を加熱するとともに
    搬送するための加熱ローラと、 この加熱ローラに圧接される加圧ローラとを具備し、 上記シート搬送部材が上記加熱ローラであり、上記加圧
    部材が上記加圧ローラであることを特徴とする定着装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5の何れか1つに記載の定
    着装置を有する画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8942615B2 (en) 2010-08-31 2015-01-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Vortex flow resisters

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