JP2003090173A - 転倒防止並びに盗難防止用固定装置及びボルト又はナットの構造 - Google Patents

転倒防止並びに盗難防止用固定装置及びボルト又はナットの構造

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JP2003090173A
JP2003090173A JP2001367761A JP2001367761A JP2003090173A JP 2003090173 A JP2003090173 A JP 2003090173A JP 2001367761 A JP2001367761 A JP 2001367761A JP 2001367761 A JP2001367761 A JP 2001367761A JP 2003090173 A JP2003090173 A JP 2003090173A
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Akio Hiraoka
彰夫 平岡
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】自動販売機、パーキングメーター、金庫等の盗
難を防止するための転倒防止並びに盗難防止用固定装置
及びボルト又はナットを提供する。 【解決手段】内部にナット12を有するカラー11をコ
ンクリートの中に埋め込み、このナット12にボルト6
を締結して金具4を固定する装置において、ボルト6の
頭部の形状を円周の周囲に緩やかに広がる傘状傾斜部5
を有する傘状にするとともに、括れ部7を有して、ボル
ト頭部の係合部8を構成する。一定トルク以上の回転力
が加わるとボルト6とボルト頭部の係合部8を連結して
いる括れ部7がねじ切れてボルトと頭部係合部を分離す
る。このため係合部8が外れ、工具が係合しない傘状傾
斜部を有するボルト3のみ残ることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明に係る自動販売機や金
庫等の被固定体の転倒防止並びに盗難防止用固定装置及
びボルト又はナットの構造は、ボルト又はナットを締結
して被固定体を床や壁面に固定する固定装置を工具によ
る破壊から守り盗難を防止することを目的とする固定装
置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】各種自動販売機やパーキングメーター或
いは金庫等はボルト、ナットを締結して設置される。ボ
ルトに関連して、バックミラーの盗難防止装置として特
開平10−6857号、ボルト締結構造として特開平1
1−180265号、取り外し困難なナット又はボルト
として特開平11−351228号、戻し難いボルト及
びナットとして特開2000−18224号、いじり防
止ボルト及びその専用工具として特開2000−220
619号、等の特許公報がある。
【0003】自動販売機は、転倒防止のために固定をす
る事が義務付けられている。その固定装置は、普通コン
クリートの基礎の上に自動販売機を設置して、コンクリ
ートに打ち込まれたアンカーボルトに自動販売機の脚部
の据え付けボルトを金具で連結して、金具の上からアン
カーボルトの頭にナットを入れて締結する固定装置が使
用されている。この転倒防止装置は、工具で簡単に外さ
れて、自動販売機ごと盗難に会う恐れがある。
【0004】盗難防止用の特種ナット及び締結用工具に
関して提案された特開平08−159129号の公開特
許公報、盗難防止装置として特開平10−037939
号の特許公開公報がある。
【0005】近年、屋内外に置かれる自動販売機やパー
キングメーター、金庫等の盗難事件が多発し社会問題と
なっている。上記特許公報に記載のボルト又はナット
は、締結後には工具の使用が容易にできないようにして
いるものはあるが、いづれのボルト及びナットも締結後
に工具の係合部が切断されて工具が係合出来なくなる構
成ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】盗難事件が頻発するの
で、本発明は盗難防止用に開発された特殊ボルト及びナ
ットを使用した転倒防止用であると共に金具が容易に外
されることがない盗難防止用固定装置及び締結後には係
合部が切断されるので工具の使用が不可能な特殊な改良
を施したボルト又はナットを提供しようとするものであ
る。
【0007】この固定装置は、自動販売機、パーキング
メーター、金庫の盗難を防止するため、コンクリートの
床又は壁に被固定体を締結しているボルト及びナットの
係合部が一定トルク以上の回転力で切断されるため、係
合部が無く、工具の使用が不可能になるものである。
【0008】自動販売機は、転倒防止のために固定をす
る事が義務付けられている。その固定装置は、普通コン
クリートの基礎の上に自動販売機を設置して、コンクリ
ートに打ち込まれたアンカーボルトに自動販売機の脚部
の据え付けボルトを金具で連結して、金具の上からアン
カーボルトの頭にナットを入れて締結する固定装置が使
用されている。この転倒防止装置は、盗難防止のため、
コンクリートモルタルでナットを見えないようにカバー
している。然し乍ら、モルタルは金鎚で叩けば簡単に壊
されるため、アンカーボルトに締結されているナットが
工具で簡単に外されて、自動販売機ごと盗難に会う恐れ
がある。このため盗難事件が頻発するので、本発明は盗
難防止用に開発された特殊ナットを使用した固定装置で
自動販売機を固定して、震災時の転倒防止用であると共
にアンカーボルトから金具が容易に外されることがない
盗難防止用固定装置及び固定装置において使用されるよ
う特殊な改良を施したボルト及びナットを提供しようと
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る転倒並びに
盗難防止用固定装置及びボルト又はナットの構造は、震
災時に自動販売機や金庫の転倒防止並びに盗難防止の解
決手段として、金具を被固定体と床又は壁面に固定する
ためのものである。この固定装置において、金具を被固
定体に締結するボルト又はナットの頭部の形状を、ボル
ト又はナットの円周には傘状傾斜部を設け、周囲に緩や
かに広がる傾斜部を有する傘状に構成しスパナ等の工具
が掛からない構造にすると共に、このボルト又はナット
が備える傘状傾斜部の上に括れ部を有して、頭部にスパ
ナ等の工具を容易に係合する事が可能な係合部(通常六
角の係合部)を構成し、一定トルクの力で係合部に回転
力が加わると締結され、更に一定トルク以上の回転力が
加わると頭部の係合部を連結している括れ部が切断し
て、ボルト又はナットの頭部と係合部が分離されること
が特徴である。このために係合部が外れ、工具が係合し
ない傘状傾斜部のみボルト又はナットの頭部に残ること
が出来る。
【0010】特にナットは、自動販売機の脚部据え付け
ボルトをコンクリートに打ち込まれたアンカーボルトに
金具で連結して、この金具の上からアンカーボルトの頭
にナットを入れて締結する固定装置において、ナットの
円周に設けた傘状傾斜部は周囲に緩やかに広がる傾斜部
を有する傘状金具である。タップでネジ穴を設けた傘状
傾斜部を有するナットの傘上部には、一定トルク以上の
回転力が加わると切断される括れ部を設けてある。その
上部に工具の係合が可能な頭部(通常六角の係合部)を
構成し、一定トルクの回転力で頭部の係合部に回転力が
加わると傘状傾斜部を有するナットはアンカーボルトに
締結されるものである。更に一定トルク以上の回転力が
加わると、ナット頭部に連結している括れ部が切断され
て傘状傾斜部と頭部を分離する事が出来る。このため括
れ部が工具による回転力で切断されて係合部を有する頭
部が外れ、ナットのみアンカーボルトに残ることが出来
る。
【0011】請求項1に記載の発明は、内部にナットを
有するカラーをコンクリートに埋設し、カラー内のナッ
トにボルトを締結して金具を固定する転倒並びに盗難防
止装置において、前記ボルトの頭部の周囲に緩やかに広
がる傘状傾斜部を有するようにして、工具が掛からない
傘状傾斜部の上には括れ部を設け、括れ部の上部に工具
の係合を可能にしたボルト頭部の係合部を設け、ボルト
をナットに締結した後に係合部に一定トルク以上の回転
力が加わると括れ部が切断されるよう構成したことを特
徴とする転倒防止並びに盗難防止用固定装置である。
【0012】請求項2に記載の発明の実施態様は、請求
項1に記載のボルト頭部の係合部に一定トルクの力で回
転力が加わると傘状傾斜部を有するボルトはカラー内部
のナットに締結されて、ナットの位置が上昇するとカラ
ーの割れ目を有する裾を拡張してコンクリートに固定さ
れ、更に一定トルク以上の回転力が加わるとボルトと係
合部を連結している括れ部が切断されてボルトと係合部
を分離可能にすることを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明は、一定トルクの回
転力で係合部が切断される括れ部を設けたボルト又はナ
ットで、コンクリートに埋設されているカラー内のナッ
ト若しくはアンカーボルトに金具の一方を締結し、金具
のもう一方を自動販売機並びに金庫などの被固定体に前
記のボルト又はナットで締結し、一定トルクの回転力で
締結され、それ以上の回転力により括れ部の一部が確実
に切断されて工具を係合することが出来ない傘状傾斜部
を有するボルト又はナットで締結されることが出来るよ
うにしたことを特徴とする転倒防止並びに盗難防止用固
定装置である。
【0014】工具を係合することが出来ない傘状傾斜部
とは、ボルト又はナットの多角形の係合部が欠落してい
るものであって、傘状傾斜部は多角形でないために工具
を係合する事が出来ず、工具の掛りを持たない頭部であ
る。
【0015】請求項4に記載の発明の実施態様は、請求
項1乃至3のいづれかに記載の転倒防止並びに盗難防止
用固定装置において、使用されるボルトの頭部円周に傘
状傾斜部を設け、周囲に金具を押さえる傘状傾斜部を有
し、その上部に括れ部を介して係合部を設け、工具で前
記の係合部に一定トルクで締結し、それ以上の回転力を
かけて括れ部を切断し、ボルト頭部の傘状傾斜部と係合
部を分離可能にしたことを特徴とする盗難防止用のボル
トの構造である。
【0016】請求項5に記載の発明の実施態様は、請求
項1乃至4のいづれかに記載の傘状傾斜部を有するボル
トの上部に設けた括れ部の周囲には線状溝を設けて一定
以上の回転力が頭部係合部に懸かると頭部が前記の線状
溝で確実に切断されて外されるので、ボルトのみ確実に
残ることが出来るようにした盗難防止用ボルトを使用し
てあることを特徴とする。
【0017】請求項6に記載の発明は、自動販売機の脚
部据え付けボルトをコンクリートに打ち込まれたアンカ
ーボルトに金具で連結して、この金具の上からアンカー
ボルトの頭にナットを入れて締結して固定することによ
り自動販売機の転倒を防止する固定装置において、前記
ナットの円周に傘状傾斜部を設け、工具が使用出来る係
合部がない緩やかに周囲に広がる傾斜部を有する傘状金
具にタップでネジ穴を設けた傘状傾斜部を有するナット
の傘上部に一定トルク以上の回転力が加わると切断され
る括れ部を設けて、その上部に頭部係合部(通常六角の
係合部で内側にネジ切りはされていない)を構成したこ
とを特徴とする自動販売機の転倒防止並びに盗難防止用
固定装置である。
【0018】請求項7に記載の実施態様は、請求項6に
記載の頭部係合部に一定トルクの力で回転力が加わる
と、括れ部を介して傘状傾斜部を有するナットに回転力
が伝達されるので、ナットはアンカーボルトに締結さ
れ、更に一定トルク以上の回転力が加わるとナットと頭
部係合部を連結している括れ部によりきれいに切断され
て傘状傾斜部を有するナットと頭部係合部を切断分離す
ることを特徴とする。
【0019】請求項8に記載の発明の実施態様は、請求
項3又は6又は7に記載の傘状傾斜部を有するナットの
上部に設けた括れ部の周囲には線状溝を設けて一定以上
の回転力が頭部係合部に掛かると頭部が前記の線状溝で
確実に切断されて外されるので、ナットのみアンカーボ
ルトに確実に残ることが出来るようにした盗難防止用ナ
ットを使用してあることを特徴とする。
【0020】請求項9に記載の実施態様は、請求項3又
は請求項6乃至請求項8のいづれかに記載の自動販売機
の転倒防止並びに盗難防止用固定装置に使用されるアン
カーボルトに金具を固定する傘状傾斜部を有するナット
の傘型の上部に括れ部を設け、その頭部には係合部を設
け、工具で前記の係合部に一定トルク以上の回転力をか
けて括れ部を切断し、ナットと係合部を括れ部で分離可
能にしたことを特徴とする盗難防止用のナットの構造で
ある。
【0021】請求項10に記載の発明の実施態様は、請
求項1乃至請求項9のいづれかに記載の傘状傾斜部を有
するボルト又はナットの構造において、括れ部が一定ト
ルク以上の回転力により容易に切断されるようにするた
めに、ボルト又はナットの平面より見れば係合部の中心
に凹部を設け、その底面が括れ部の近傍に達する凹部で
あることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の技術的思想は、実施例に
おいて次に記載のように実現されている。
【0023】実施例1は、コンクリート床又は壁に固定
金具をボルトで締結する固定装置において、前記ボルト
の構造を改良して、ボルト頭部の円周に周囲を押さえる
傘状の傾斜部を有し、この傘状の傾斜部の上に括れ部を
設けて、その括れ部に係合部を設けたボルトの構造であ
る。ボルトの頭部には括れ部があり、括れ部は、一定の
トルクまでは切断されずに締結し、それ以上になると係
合部の中に凹部を設けてあって括れ部に亀裂が生じて切
断され係合部が分離する。
【0024】実施例2は、自動販売機等の被固定体をL
型金具を用いてコンクリートに埋設した内部にナットを
有するカラーにボルトで締結する固定装置において、頭
部に傘状傾斜部を有するボルトで締結し、この傘状の傾
斜部の上に括れ部を設けて係合部を設けたものである。
【0025】実施例3は、金庫等の被固定体の側面にL
型金具を傘状傾斜部を有するボルトで締結した例であ
る。又このL型金具の下方は、コンクリートに打ち込ま
れたアンカーボルトに傘状傾斜部を有するナットで締結
されている。金具を締結するボルト及びナットは、いづ
れも傘状傾斜部の上に括れ部を有し、この括れ部に係合
部を連結してあり、スパナ等の工具により一定トルク以
上の回転力が加えられると括れ部が切断されて係合部は
分離されるため、締結された金具にはボルト及びナット
の頭部に傘状傾斜部のみが残っていることになり、工具
の掛かりが無くなるので工具を使用した盗難にあわな
い。
【0026】本発明の改良ボルト及びナットの構造は、
それぞれの円周に設けた周囲に緩やかに広がる傘状傾斜
部を有する。この傘状傾斜部の上部に一定トルク以上の
回転力が加わると切断される括れ部を設けてあり、括れ
部の上部に通常六角の係合部を構成し、平面より見れば
係合部の中心には括れ部の近傍まで凹部が設けてあっ
て、一定のトルクまでは締結する回転力に耐える事が出
来るがそれ以上では切断され易くしたものである。
【0027】従って、頭部の係合部に一定トルクの回転
力が加わるとボルト又はナットが締結される。更に、一
定トルク以上の回転力が加わると、傘状傾斜部と係合部
を括れ部で切断し、係合部を分離することにより、スパ
ナ等の掛かりが必要な工具の利用が出来なくなり盗難を
防止する事が出来る。
【0028】実施例4は、自動販売機の脚部据え付けボ
ルトをコンクリートに打ち込まれたアンカーボルトに金
具で連結して、この金具の上からアンカーボルトの頭に
ナットを入れて締結する固定装置において、前記ナット
の構造を改良して、傘状傾斜部を有するナットでアンカ
ーボルトに金具を締結して転倒防止用である固定装置に
改良を加えた盗難防止用固定装置である。
【0029】実施例5は、改良されたナットの構造に関
する例である。このナットの構造は、傘状に周囲に緩や
かに広がる傾斜部を有する傘状傾斜部の中心にタップで
ネジ穴を設けた傘状傾斜部を有する。このナットは、傘
状傾斜部の上部に一定トルク以上の回転力が加わると切
断される括れ部を設けてあり、括れ部の上部に通常六角
の係合部を構成したものである。ネジ切りは傘状部の内
側と括れ部の内側に行われる。平面より見れば頭部の内
側には通常ネジ切りをせず、切断され易くするために凹
部が括れ部の近傍に設けてあり、括れ部が切断されると
頭部はアンカーボルトから簡単に外される。
【0030】頭部の係合部に一定トルクの力で回転力が
加わると傘状傾斜部を有するナットはアンカーボルトに
締結される。更に、一定トルク以上の回転力が加わると
ナットと頭部を連結している括れ部が切断されるように
なっている。傘状傾斜部を有するナットと頭部とを括れ
部で切断し、分離することにより、頭部の係合部が外さ
れて、工具の利用が出来ない傘状傾斜部を有するナット
でアンカーボルトに締結されので、傘状傾斜部を有する
ナットのみアンカーボルトに確実に残ることが出来るよ
うにした盗難防止用ナットである。
【0031】
【実施例】添付図面は、本発明の実施例について図示し
ている。図1は、スパナ等の工具の係合部が切断され分
離可能なボルト又はナットを使用した転倒防止並びに盗
難防止用固定装置に於ける本発明のボルトの正面図、図
2は、同ボルトの断面図、図3は、コンクリート床に本
発明のボルトを使用した固定装置を示す断面図、図4
は、傘状傾斜部を有するボルトで金庫の側面に金具を固
定しコンクリート床に金庫を設置した固定装置の断面
図、図5は、スパナ等の工具の係合部が切断され分離可
能な本発明のナットを使用した固定装置の断面図、図6
は、同傘状傾斜部を有するナットを使用した固定装置を
自動販売機の脚に設置した状態を示す正面図、図7は、
同ナットを使用した固定装置の拡大正面図、図8は、従
来のナットを使用した固定装置の正面図をそれぞれ示す
ものである。図面に基づいて本発明の実施例について詳
細に説明する。
【0032】
【実施例1】図1にボルトの正面並びに図2に断面を示
したように、本発明の実施例1のボルトは、円周にねじ
切りしたボルト6の上部に傘状傾斜部5を設け、その上
に括れ部7を設け、係合部8に連なっており、係合部8
には凹部9を設け、凹部9の底面は括れ部7の近傍に達
している。工具を係合部8に合わせて一定トルクで締結
し、更にそれ以上の回転力で括れ部7が切断される特殊
な構造になっている。この特殊な構造は、係合部8にか
かる回転力が一定トルク以上の回転力になると、傘状傾
斜部を有するボルト6から係合部8を切り離す事が出来
る構造である。
【0033】
【実施例2】図3に示したように、実施例2は固定用L
型金具4の下方をコンクリートに埋設されているカラー
11内ナット12にボルト6で締結してあり、ボルトの
係合部8に回転力が加わるとボルト6の回転でナット1
2が上昇して、割れ目を設けているカラー11の裾が開
き、コンクリート内部でカラー11の裾が開くとコンク
リート内部に固定される。この固定装置において、ボル
ト6の頭部には円周に緩やかに広がる傾斜部5を有す
る。係合部8に一定トルク以上の回転力が加わると括れ
部が切断されて係合部8が分離し、工具の掛かりを無く
するようにしたものである。
【0034】括れ部には必要ならば周囲に線状溝を設け
る等により一定トルク以上の回転力で頭部が奇麗に切断
され外れることが出来るようにする。従来の技術では、
ボルト又はナットと係合部が締結後に線状溝で奇麗に切
断されて、工具の掛かりが無くなることにより盗難を防
止する構造のものはない。
【0035】
【実施例3】図4に示したように、キャスター14に支
持されている金庫等の被固定体1の側面にL型金具4を
傘状傾斜部を有するボルト6で締結した例である。又こ
のL型金具4の下方は、コンクリートに打ち込まれたア
ンカーボルト3に傘状傾斜部を有するナット10で締結
されている。L型の金具4で被固定体1をコンクリート
床に固定する固定装置において、被固定体1の側面に金
具4の上方を固定するボルト6及び金具の下方をコンク
リート床に設けたアンカーボルト3に固定するナット1
0は、いづれもボルト又はナットの上部円周に、周囲に
広がる傘状傾斜部5を有し、その上に括れ部7を有し、
この括れ部に通常六角形の工具の係合部8を連結してあ
る。ボルト又はナットの係合部には上面に凹部9が設け
られており、工具により係合部8に係合されるが、一定
トルク以上の回転力が加えられると括れ部7が切断して
係合部8は分離されるため、ボルト6又はナット10の
頭部には工具の係合が出来ない。
【0036】
【実施例4】図5,6,7に示した本発明の実施例4
は、自動販売機1の脚部の据え付けボルト2をコンクリ
ートに打ち込まれたアンカーボルト3に金具4で連結し
て、この金具の上からアンカーボルト3の頭に傘状傾斜
部5を有するナット10を入れて締結する固定装置であ
る。この固定装置において、アンカーボルト3には金具
4を連結してそのアンカーボルトの頭には周囲に緩やか
に広がる傾斜部を有する傘状傾斜部にタップでネジ穴を
設けた傘状傾斜部を有するナット10を締結した。
【0037】
【実施例5】そのナット10は、傘状傾斜部5の上部に
一定トルク以上の回転力が加わると切断される括れ部7
を設けて、その上部に頭部(通常六角の係合部)8を構
成したことを特徴とするものである。ナット頭部の係合
部8に一定トルクの力で回転力が加わると傘状傾斜部を
有するナット10はアンカーボルト3に締結され、更に
一定トルク以上の回転力が加わると傘状傾斜部を有する
ナット10と頭部係合部8を連結している括れ部7が切
断されて傘状傾斜部を有するナットと頭部を分離する事
が可能である。
【0038】ナット10の平面には凹部9が設けられて
おり、凹部の底面は括れ部7の近傍に達して一定トルク
以上で切断されるようにしている。括れ部7には必要な
らば周囲に線状溝を設ける等により一定トルク以上の回
転力で頭部がきれいに切断される。このようにして傘状
傾斜部を有するナット10のみアンカーボルト3に確実
に残ることが出来るようにする。
【0039】図8に示す従来の固定装置は、アンカーボ
ルトを締結しているナットに工具が係合する六角のナッ
ト13の内側にネジが切ってあるものが使用されてい
る。この従来のナットを使用されている固定装置には、
係合部が残されているためコンクリートモルタルで固め
ても、固めたコンクリートを割れば工具の係合が容易で
ある。従って、転倒防止にはなっても盗難防止にはなら
ない欠点がある。
【0040】本発明の実施例の傘状傾斜部を有するボル
ト6及びナット10は、傘状傾斜部を有するボルト並び
にナットの括れ部7の一部で切断される特殊な構造にな
っている。その括れ部7に頭部係合部8を有しており、
括れ部が切断されると係合部8は外される構造である。
【0041】
【発明の効果】本発明の効果は、請求項1乃至請求項1
0に記載の構成により次に記載の効果を奏するものであ
る。
【0042】固定装置は、コンクリートに埋設されてい
る内部にナットを備えているカラー内のナットのネジ穴
にボルトを入れて、一定トルクの回転力を係合部に加え
て、L型金具を締結し、更に一定トルク以上の回転力で
括れ部を切断して係合部を外して、スパナなどの工具の
係合が可能な掛かりを持たないボルトになる。震災時に
は被固定体の転倒防止にもなり、又盗難防止装置として
も機能することが出来る。
【0043】この固定装置は、特に盗難防止のために顕
著な効果がある。ボルト又はナットは一定のトルク以上
の回転力が係合部に掛かると括れ部が容易に切断され、
係合部が外される。そして、被固定体の連結金具は、通
常の工具で係合する事が可能な掛かりがない状態にな
る。このため、傘状傾斜部を有するボルト及びナットを
通常の工具で簡単に外されることが無くなり、自動販売
機、パーキングメーター、金庫等の被固定体ごと盗難に
会う恐れがない。従って、本発明は有用性のある特殊構
造のボルト及びナットにより、自動販売機、パーキング
メーター、金庫等被固定体の転倒防止用であると共に盗
難防止用固定装置を提供する事が出来るものである。
【0044】コンクリートの基礎の上に自動販売機を設
置してその固定装置を使用した場合には、コンクリート
に打ち込まれたアンカーボルトに自動販売機の脚部の据
え付けボルトを金具で連結して、その金具の上からアン
カーボルトの頭に傘状傾斜部を有するナットを一定トル
クの回転力で締結すると金具は傘状傾斜部を有するナッ
トによりアンカーボルトに固定されるので転倒防止装置
として機能することが出来、更に一定トルク以上の回転
力で括れ部が切断して頭部が外れて、工具の係合が出来
ない傘状傾斜部を有するナットがアンカーボルトに締結
されるので自動販売機の転倒防止にもなり、又盗難防止
装置としても機能することが出来る。
【0045】この転倒防止装置は、一定のトルク以上の
回転力が係合部に懸かるとボルト又はナットの括れ部が
切断され、頭部係合部が外される。そのために、アンカ
ーボルトに締結したナットは、通常の工具で係合する事
が出来ない傘状傾斜部を有するため、アンカーボルトに
締結されているナットが工具で簡単に外されることが無
くなり、自動販売機ごと盗難に会う恐れがない。
【0046】本発明は、転倒防止用であると共に盗難防
止用固定装置及びそこに使用される有用性のある特殊構
造のボルト及びナットを提供する事が出来るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】スパナ等の工具の係合部が分離可能なボルト又
はナットを使用した転倒防止並びに盗難防止用固定装置
に於ける本発明のボルトの正面図
【図2】同ボルトの断面図
【図3】コンクリート床に本発明のボルトを使用した固
定装置を示す断面図
【図4】傘状傾斜部を有するボルトで金庫の側面に金具
を固定しコンクリート床に金庫を設置した固定装置の断
面図
【図5】本発明のナットを使用した固定装置の断面図
【図6】同傘状傾斜部を有するナットを使用した固定装
置を自動販売機の脚に設置した状態を示す正面図
【図7】同ナットを使用した固定装置の拡大正面図
【図8】従来のナットを使用した固定装置の正面図
【符号の説明】
1...自動販売機,被固定体 2...据え付けボルト 3...アンカーボルト 4...金具 5...傘状傾斜部 6...傘状傾斜部を有するボルト 7...括れ部 8...係合部 9...凹部 10...傘状傾斜部を有するナット 11...カラー 12...カラー内のナット 13...従来のナット 14...キャスター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16B 41/00 F16B 41/00 P G07F 9/10 G07F 9/10 A // G07C 1/30 G07C 1/30

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にナットを有するカラーをコンクリー
    トに埋設し、ボルトを締結して金具を固定する転倒並び
    に盗難防止装置において、前記ボルトの頭部の円周に、
    周囲に緩やかに広がる傘状傾斜部を有するようにして、
    工具が使用出来ない傘状傾斜部の上には括れ部を設け、
    括れ部の上部に工具の係合を可能にしたボルト頭部の係
    合部を設け、ボルトをナットに締結した後に係合部に一
    定トルク以上の回転力が加わると括れ部が切断されるよ
    う構成したことを特徴とする転倒防止並びに盗難防止用
    固定装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のボルト頭部の係合部に一
    定トルクの力で回転力が加わると傘状傾斜部を有するボ
    ルトはカラー内部のナットに締結されてカラーが拡張し
    てコンクリートに固定され、更に一定トルク以上の回転
    力が加わるとボルトと係合部を連結している括れ部が切
    断されてボルトと係合部を分離可能にすることを特徴と
    する転倒防止並びに盗難防止用固定装置。
  3. 【請求項3】一定トルクの回転力で係合部が切断される
    括れ部を設けたボルト又はナットで、コンクリートに埋
    設されているカラー内のナット若しくはアンカーボルト
    に金具の一方を締結し、金具のもう一方を自動販売機並
    びに金庫などの被固定体に前記のボルト又はナットで締
    結し、一定トルクの回転力で締結され、それ以上の回転
    力により括れ部の一部が確実に切断されて工具を係合す
    る係合部を有しない頭部を有するボルト又はナットで締
    結されることが出来るようにしたことを特徴とする転倒
    防止並びに盗難防止用固定装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいづれかに記載の
    転倒防止並びに盗難防止用固定装置において、ボルト又
    はナットの頭部円周に、周囲の金具を押さえる傘状傾斜
    部を有し、その上部に括れ部を介して係合部を設け、工
    具で前記の係合部に一定トルクで締結し、それ以上の回
    転力をかけて括れ部を切断し、ボルト頭部の傘状傾斜部
    と係合部を分離可能にしたことを特徴とする盗難防止用
    のボルトの構造。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいづれかに記載の傘状傾
    斜部を有するボルトの上部に設けた括れ部の周囲には線
    状溝を設けて、一定以上の回転力が頭部係合部に懸かる
    と頭部が前記の線状溝で確実に切断されて外されるの
    で、ボルトのみ確実に残ることが出来るようにした盗難
    防止用のボルト。
  6. 【請求項6】自動販売機の脚部据え付けボルトをコンク
    リートに打ち込まれたアンカーボルトに金具で連結し
    て、この金具の上からアンカーボルトの頭にナットを入
    れて締結して自動販売機を固定する固定装置において、
    傘状傾斜部を前記ナットの円周に設け、周囲に緩やかに
    広がる傾斜部を有して工具が使用出来ない傘状金具にタ
    ップでネジ穴を設けた傘状傾斜部を有するナットにし
    て、その傘上部には括れ部を設け、括れの上部に工具の
    係合を可能にした頭部係合部を設け、係合部に一定トル
    ク以上の回転力が加わると括れ部が切断されるよう構成
    したことを特徴とする自動販売機の転倒防止並びに盗難
    防止用固定装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の係合部に一定トルクの力
    で回転力が加わると傘状傾斜部を有するナットはアンカ
    ーボルトに締結され、更に一定トルク以上の回転力が加
    わるとナットと係合部を連結している括れ部により切断
    されてナットと係合部をきれいに分離可能にすることを
    特徴とする自動販売機の転倒防止並びに盗難防止用固定
    装置。
  8. 【請求項8】アンカーボルトに金具を固定する傘状傾斜
    部を有するナットが一定トルクの回転力で締結され、そ
    れ以上の回転力により括れ部の一部には設けた線状溝に
    より確実に切断されて係合部が確実に外れ、工具を使用
    出来ないナットのみアンカーボルトに締結されて残るこ
    とが出来るようにした盗難防止用ナットを使用してある
    ことを特徴とする自動販売機の転倒防止並びに盗難防止
    用固定装置。
  9. 【請求項9】請求項3又は請求項6乃至請求項8のいづ
    れかに記載の自動販売機の転倒防止並びに盗難防止用固
    定装置に使用されるアンカーボルトに金具を固定する傘
    状傾斜部を有するナットの傘型の上部に括れ部を設け、
    その頭部には係合部を設け、工具で前記の係合部に一定
    トルク以上の回転力をかけて括れ部を切断し、傘状ナッ
    トと係合部を分離可能にしたことを特徴とする盗難防止
    用のナットの構造。
  10. 【請求項10】請求項1乃至請求項9のいづれかに記載
    の傘状傾斜部を有するボルト又はナットの括れ部が一定
    トルク以上の回転力により切断されるように、係合部に
    おいて係合部の中心に凹部を設け、その底面が括れ部の
    近傍に達する凹部であることを特徴とするボルト又はナ
    ットの構造。
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