JP2003088688A - 磁石脱着式回転展示装置 - Google Patents

磁石脱着式回転展示装置

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JP2003088688A
JP2003088688A JP2001284493A JP2001284493A JP2003088688A JP 2003088688 A JP2003088688 A JP 2003088688A JP 2001284493 A JP2001284493 A JP 2001284493A JP 2001284493 A JP2001284493 A JP 2001284493A JP 2003088688 A JP2003088688 A JP 2003088688A
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magnet
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Tomoyuki Sato
友行 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠隔操作機能や操舵機能の無い模型自動車に特
別な改造を施すことなく、実車さながらのリアルな動き
を安易にかつ継続的に与える。 【解決手段】複数の磁石が取付けられた特異形状で薄型
のスライダーを模型自動車の車体下面に取付け、それを
吸磁するスライダー受けと駆動モーターによって、回転
運動を得る。前後のタイヤが通る軌道はスライダー受け
の取り付け位置や角度により調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、遠隔操作機能や操
舵機能のない模型自動車を容易かつリアルに動かす装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】模型自動車を走行面に溝などのガイドを
施すことなく、走行させるという装置について、模型自
動車の車体下面に磁石を取り付け、駆動ユニットにより
動かすという方法でこれまでにもいくつかありました
が、(例えば特公S61−65990、H04−379
2、H04−11091号広報参照)車体下面の形状や
車高をあらかじめ磁石が取り付けられるような構造にし
た専用車でしかこれらの用途で使用することができませ
んでした。
【0003】また、車体に磁石が1個しか付けられてい
ない場合、走行時に前輪と後輪が通る軌道をそれぞれ調
整することはできず、さらに車体下面の磁石と走行面に
隙間を設けた状態では、起伏のある走行面ではその隙間
が一定に保たれず、走行が困難でした。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、展示用に作られ
た模型自動車は静止した状態での展示が主であり、模型
自動車本体に特殊な加工をせず継続的に動かしながら展
示するということが困難であるという問題点があった。
【0005】本発明は展示用模型自動車やゼンマイ付模
型自動車に、特殊な加工をせず専用のスライダーと駆動
ユニットを使用することで、これらに実車が走っている
ような動きを継続的に与えるということを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、特異形状の磁
石付きスライダーを模型自動車の車体下面に配し、走行
面下の駆動ユニットによってスライダーを吸磁しながら
回転走行することを主要な特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。模型自動車(1)が走行
する軌道をモーター出力軸(13)を中心としてそれに
取り付けられた回転アーム(12)が描く円形として再
現した。また、本発明が部品形状やその働きに関するも
のである為、電気配線系の説明及び図面は省略する。
【0008】
【実施例】本装置の本体は図1に示すように、底板
(6)上外周にケース(5)が固着されておりその上面
にベース板を固定する構造となっており、内部は図2に
示す部品で構成されている。
【0009】図4が示すようにスライダーA(7)には
下面に薄型の磁石(8)が前後に取り付けられており、
前側がS極、後ろ側がN極というようにお互いの極を違
えて取り付けてある。
【0010】さらに、磁石(8)下面にはフェルト等の
起毛素材(9)が貼られており、走行面との摩擦と騒音
を軽減する働きをする。
【0011】模型自動車(1)の車体(16)下面とベ
ース板(2)との隙間に、スライダーA(7)を配し走
行軌道(3)に置きます。このときスライダーA(7)
の四箇所の縦溝に模型自動車(1)の前後の車軸(1
5)が入るようにします。
【0012】ベース板(2)は厚みが1ミリ〜3ミリ程
度の磁力を妨げない材質であり、これを隔てて下方向に
スライダー受け(10)がありスライダーA(7)に対
応した磁石(8)が取り付けられ吸磁しあう。
【0013】スライダー受け(10)もベース板(2)
と擦れあう面には摩擦と騒音を軽減する為に起毛素材
(9)が貼られている。
【0014】このスライダー受け(10)は固定ネジ
(11)で回転アーム(12)に固定し、さらにモータ
ー出力軸(13)に固着する。
【0015】回転アーム(12)はベース板(2)の起
伏部(4)に追従できるよう薄い樹脂などの柔軟素材を
使用する。
【0016】これらの部品が取り付けられたモーター
(14)を底板(6)に固着する。
【0017】装置を稼動させるとモーター(14)の回
転に伴い、スライダー受け(10)が回転し、それに吸
磁しているスライダーA(7)も動き出し、同時に模型
自動車(1)も動き出します。
【0018】このときスライダーA(7)は図3が示す
ように、スライダー受け(10)に吸磁する力により常
時走行面と隙間無く接地している状態にあり、またこの
スライダーA(7)が模型自動車(1)に直接取り付け
られいてない為、模型自動車(1)には接地を促すため
の下向きの力は一切かかっておらず、きわめて円滑に走
行することができます。
【0019】起伏部(4)にさしかかった場合、模型自
動車(1)とスライダーA(7)のクリアランスが変化
しますが、車軸(15)がスライダーA(7)の縦溝部
分にはまっている為、その変化した分はこの溝内を車軸
(15)が上下することで吸収することができます。
【0020】図5に示すのはスライダーB(18)であ
り、ベース板(2)を傾斜させたり垂直に立てた場合に
使用するもので、本体の取り付け面(19)を両面テー
プまたは接着剤で模型自動車(1)の車体下面に取り付
け使用します。
【0021】このスライダーB(18)の本体は薄い樹
脂の板を前後コの字型に打ち抜いた形状になっており、
こうすることによりこの部分がバネの効果を生み、取り
付けられた磁石(8)がスライダー受け(10)に吸磁
してベース板(2)に張り付く力を和らげて模型自動車
(1)に伝える効果を生み出します。
【0022】この効果は操舵機能の無い模型自動車
(1)が吸磁によって下方向へ接地させる力を直接得た
場合、走行時にタイヤ(17)とベース板(2)との摩
擦が多くなり、カーブ走行が難しくなるという現象を緩
和する役割を果たします。
【0023】さらに起伏部(4)を走行する際でもスラ
イダーB(18)はその本体の磁石(8)周辺部が柔軟
に動作して走行面を常に捉え続けることができる為、模
型自動車(1)は安定して走行状態を継続することがで
きます。
【0024】また、これら操舵機能が付いていない模型
自動車(1)を1個の磁石を取付けた状態で特に小さい
旋回半径を走行させようとすると、どうしても不自然な
動きになってしまいます。
【0025】しかし本発明のスライダーA(7)及びス
ライダーB(18)は前後の車軸の下にそれぞれ磁石
(8)を配し、スライダー受け(10)と回転アーム
(12)の取り付け角度を固定ネジ(11)を緩めて調
整することで、前輪と後輪が通る軌道をそれぞれ設定す
ることができる為、模型自動車(1)を常に進行方向に
向け円滑に走行させることができます。
【発明の効果】
【0026】以上説明したように本発明は模型自動車に
磁石付きスライダーを取り付け、そのスライダーを走行
面下の駆動ユニットによって吸磁しながら動かすことに
より、スライダー上部に載せられもしくは固定された模
型自動車を走行させることができ、走行面を傾斜または
垂直な状態にすることもできる。
【0027】そしてこのスライダーは模型自動車本体を
改造することなく取付けることが可能であり、簡単に脱
着する事ができる。
【0028】さらに、磁石とそれに対応した吸磁体を複
数組使用し、取付け角度の調整可能なスライダー受けに
よって、走行時の模型自動車の姿勢を調整する事が可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁石脱着式回転展示装置の実施方法を示した立
体図である。
【図2】磁石脱着式回転展示装置の実施方法を示した分
解立体図である。
【図3】磁石脱着式回転展示装置の実施方法を示したA
−A縦断面図である。
【図4】スライダーAの分解立体図である。
【図5】スライダーBの分解立体図である。
【符号の説明】
1 模型自動車 2 ベース板 3 走行軌道 4 起伏部 5 ケース 6 底板 7 スライダーA 8 磁石 9 起毛素材 10 スライダー受け 11 固定ネジ 12 回転アーム 13 モーター出力軸 14 モーター 15 車軸 16 車体 17 タイヤ 18 スライダーB 19 取り付け面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁性体または吸磁体が取り付けら
    れた特異形状のスライダーA(7)を利用した走行玩具
    または展示装置。
  2. 【請求項2】 複数の磁性体または吸磁体が取り付けら
    れた特異形状のスライダーB(18)を利用した走行玩
    具または展示装置。
JP2001284493A 2001-09-19 2001-09-19 磁石脱着式回転展示装置 Pending JP2003088688A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100464994B1 (ko) * 2003-03-28 2005-01-13 길상철 건축 모형용 모형 자동차 주행 장치
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