JP2003088452A - 商品陳列冷ケース用表示具およびその使用方法 - Google Patents

商品陳列冷ケース用表示具およびその使用方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷ケース内の商品の陳列スペースを確保する
と共に、顧客の目を一段と惹きつけることができる商品
陳列冷ケース用表示具を提供すること。 【解決手段】 冷ケースの上方棚に取り付けられる上方
係合板と、該上方係合板に脱着自在に取り付けられる略
半円形状の骨格部材を有する仕切り部と、該仕切り部の
略半円形状の骨格部材の一端部と前後方向に回動自在に
結合され、該骨格部材とで、逆J字状アーチを形成する
傾斜バー部と、該傾斜バー部の前記仕切り部との結合部
とは反対側の一端部を前後方向に回動自在に支持すると
共に、冷ケースの下方棚に左右移動自在に取り付けられ
る下方係合板に脱着自在に取り付けられる位置決め用中
間部材と、前記傾斜バー部の側面に設けられた係合溝に
脱着自在に取り付けられる表示部と、を備える商品陳列
冷ケース用表示具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパー等で生鮮
野菜や肉類の陳列を行う冷ケースに使用される表示具
で、特に、顧客の目を引く表示具およびその使用方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】スーパーなどにおいて、冷ケースに置か
れた生鮮野菜や肉類を表示する場合、商品名や価格など
は直接その商品の包装に表示している。これら冷ケース
に陳列された一群の商品を目玉品として売り出すには、
顧客の目を引くための表示物を掲げる必要がある。この
場合、冷ケースの前方の通路や、冷ケースの中などに、
表示カードなどの表示具を支持する掲示物表示具を設置
するような形態で行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
スーパーは大型化しており、商品も多種類で大量の陳列
が行われている。生鮮野菜や肉類も同様であり、従っ
て、これを陳列する冷ケースも上下方向に複数の棚段を
設け、収納容積を高めている。このような状況下、冷ケ
ースに陳列された商品を顧客の目を引くように表示を行
う場合、従来の冷ケースの前方の通路に表示具を立てる
方法は、対象となる陳列商品から離れていることもあ
り、どの範囲のものまでを指すのか判り難い。また、顧
客や作業者の通行の妨げとなると共に、顧客や作業者が
該表示具に接触した場合、表示具を損傷させたり、逆に
顧客を傷つけたりする。また、冷ケース内に表示具を立
てる方法は、陳列商品を直接的に表示できる点で有効な
方法であるものの、冷ケース内の商品陳列のための収納
スペースを制限してしまうという問題がある。
【0004】従って、本発明の目的は、冷ケース内の商
品の陳列スペースを確保すると共に、顧客の目を一段と
惹きつけることができ、且つ陳列商品の表示性に優れる
商品陳列冷ケース用表示具およびその使用方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者は鋭意検討を行った結果、冷ケースの上方棚と下
方棚にそれぞれ左右方向に移動自在に取り付けられる上
方係合板と下方係合板の間に逆J字状のアーチを渡し、
上方の半円弧状部分を商品を仕切る機能を持たせると共
に、アーチの一部を構成する傾斜バー部に表示部を取り
付ければ、冷ケース内の商品の陳列スペースを確保する
と共に、顧客の目を一段と惹きつけることができ、且つ
陳列商品の表示性に優れる商品陳列冷ケース用表示具が
得られることを見出し、本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明(1)は、商品陳列棚を複数段有する冷
ケースの上方棚に取り付けられる上方係合板と、該上方
係合板に脱着自在または脱着不能に取り付けられる略半
円形状の骨格部材を有する仕切り部と、該仕切り部の略
半円形状の骨格部材の一端部と前後方向に回動自在に結
合され、該骨格部材とで、逆J字状アーチを形成する傾
斜バー部と、該傾斜バー部の前記仕切り部との結合部と
は反対側の一端部を前後方向に回動自在に支持すると共
に、冷ケースの下方棚に取り付けられる下方係合板に脱
着自在または脱着不能に取り付けられる位置決め用中間
部材と、前記傾斜バー部の側面に設けられた係合溝に脱
着自在に取り付けられる表示部と、を備える商品陳列冷
ケース用表示を提供するものである。この商品陳列冷ケ
ース用表示具を使用すれば、冷ケース内の商品の陳列ス
ペースを確保すると共に、この表示具に顧客の目を一段
と惹きつけることができ、且つ陳列商品の表示性に優た
ものとなる。
【0006】本発明(2)は、前記表示部は略矩形状で
あって、該略矩形状の長辺の一辺を形成する係合突起部
が前記傾斜バー部の側面に設けられた係合溝に係合さ
れ、該傾斜バー部の内側に設置されるか、または該傾斜
バー部の表側に設置される前記商品陳列冷ケース用表示
具を提供するものである。表示部を傾斜バー部の表側に
設置すれば、アーチ状の特徴的な形態による印象に加
え、更に、該表示部が顧客の目に留まり易くなる。ま
た、傾斜バー部は後方に傾斜しているため、該表示部の
出っ張りは顧客や作業者の通行の妨げにはさほどならな
い。また、表示部を傾斜バー部の内側に設置すれば、表
示部がより陳列商品に近くなり、表示性により優れたも
のになる。更に、該表示部は傾斜バー部より外側には突
出部がなくなるため、顧客などの通行の妨げとならな
い。
【0007】また、本発明(3)は、前記商品陳列冷ケ
ース用表示具を2個以上使用し、隣接する商品陳列冷ケ
ース用表示具の間に位置する陳列商品を表示する前記商
品陳列冷ケース用表示具の使用方法を提供するものであ
る。この方法によれば、一対の商品陳列冷ケース用表示
具が商品を区画する機能を奏するため、該表示具で囲ま
れる陳列商品を目玉商品やキャンペーン商品として識別
させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
における商品陳列冷ケース用表示具を図1〜図3を参照
して説明する。図1は本例の商品陳列冷ケース用表示具
の斜視図、図2はその分解図、図3は本例の商品陳列冷
ケース用表示具を冷ケースに設置した状態を側面から見
た模式図をそれぞれ示す。商品陳列冷ケース用表示具1
は商品陳列棚を複数段有する冷ケース10の上方棚11
に左右移動自在に取り付けられる上方係合板2と、上方
係合板2に脱着自在に取り付けられる略半円形状の骨格
部材31を有する仕切り部3と、仕切り部3の略半円形
状の骨格部材31の一端部35と前後方向に回動自在に
結合され、骨格部材31とで、逆J字状アーチを形成す
る傾斜バー部4と、傾斜バー部4の仕切り部3との結合
部とは反対側の一端部44を前後方向に回動自在に支持
すると共に、冷ケース10の下方棚12に左右移動自在
に取り付けられる下方係合板6に脱着自在または脱着不
能に取り付けられる位置決め用中間部材9と、傾斜バー
部4の側面に設けられた係合溝42に脱着自在に取り付
けられる表示部7と、を備える。なお、本明細書におい
て、前後方向の「前」は該商品陳列冷ケース用表示具を
冷ケースに取り付けた場合における顧客などの通路側で
あり、左右方向は長手方向を言う。
【0009】上方係合板2は平板状部22と、平板状部
22の前方端を下方に折り曲げて形成される係合片21
とからなり、平板状部22には、3列で、各列に4個の
係合孔22が合計12個形成されている。各係合孔22
は貫通の孔の前方で上方両側に突出片を設けたもので、
後述する仕切り部3の係合突起341が係合孔22の後
方側から挿入され、手前に引かれて固定するようになっ
ている。係合孔を3列にしたことで、3通りの係合位置
が選択でき、左右方向に列間のピッチ分の微調整が可能
となる。本発明においては、係合孔の列数、個数及び係
合形態は特に制限されず、用途などに応じて適宜決定さ
れる。
【0010】仕切り部3は逆J字状アーチの一部の構成
部材であり、自らは冷ケース10の上方棚11に陳列さ
れる商品を区画する仕切り板の機能を有すると共に、後
述する傾斜バー部と一体となって、逆J字状アーチを形
成する。仕切り部3は断面が略矩形で、形状が略半円形
状の骨格31と、略半円形状の骨格31の後方端から前
方へ屈曲させた半径程度の長さを有する係合基板341
と、略半円形状の骨格31の内側を仕切る横桟32と、
2本の縦桟33と、略半円形状の骨格の下方端に形成さ
れる係合雄部35と、係合基板341の裏面に付設され
る3個の係合突起341を有する。係合突起341は断
面が略逆T字状のものである。横桟32及び縦桟33は
本発明において、必須の構成部材ではないが、これを付
設することにより、略半円形状の骨格構造の強度を高め
ると共に、商品を区画する仕切り板としての機能をより
高めることができる。係合突起341は上方係合板2の
係合孔22に挿入され手前に引かれることにより、嵌合
がきつくなり固定される。略半円形状骨格構造の大きさ
は、使用する冷ケースの上方棚の奥行き、高さスペース
などを考慮して決定される。また、略半円形状骨格の下
方端に形成される係合雄部35は、傾斜バー部4の一端
と前後方向に回動自在に結合されるものであればよく、
係合雌部であってもよい。この場合、傾斜バー部4の一
端は係合雄部となる。本発明においては、上方係合板2
と仕切り部3の係合形態は、上記形態に限定されず、公
知の種々の係合形態が使用できる。また、上方係合板2
の係合片21は省略することができる。これにより、冷
ケースの棚の前方に係合溝を有しないものにも単に、載
置するだけで適用できる。
【0011】傾斜バー部4は、仕切り板部3の略半円形
状骨格31の一端部35と前後方向に回動自在に結合さ
れ、該略半円形状骨格31とで逆J字状アーチを形成す
ると共に、位置決め用中間部材9に結合されるものであ
る。本例では、略半円形状骨格31の一端部35との結
合はジョイント部材8を使用して行い、位置決め用中間
部材9との結合はインサート部材49を使用して行われ
る。本例において、傾斜バー部4は断面が略楕円形の中
空棒部材で、前側縁には表示部を取り付けるための係合
溝42と、上端はジョイント部材8を挿入する開口41
と、上方の右側面にはジョイント部材8の挿入位置を定
める係合孔43と、下端はインサート部材49を挿入す
る開口44を有する。また、傾斜バー部4の係合溝42
の位置は本例のものに限定されず、前後の両側縁に形成
させてもよい。
【0012】ジョイント部材8は傾斜バー部4の上端部
から挿入される本体部83と、仕切り部3の係合雄部3
5に回動自在に結合する係合雌部82と、傾斜バー4に
挿入された後、挿入位置を定める係合孔43と係合する
本体部83の側面に形成される係合突起81とを備え
る。ジョイント部材8は本体部83を軸心として180
度回転させて使用することもできる。すなわち、仕切り
部3の係合雄部35とジョイント部材8の係合雌部82
とはジョイント部材8が前後反対でも係合可能である。
本発明において、ジョイント部材8は必須の構成要素で
はなく、例えば、これを省略して、傾斜バー部4の上方
端部に係合雌部82を一体的に形成させたものであって
もよい。インサート部材49は傾斜バー部4の下端部か
ら挿入される本体部431と、本体部431の下方端に
あり、位置決め用中間部材9の支持係合孔91に係合す
る係合突起432とを備える。傾斜バー部4とインサー
ト部材49の本体部431との嵌め合いは、本体部43
1に形成される図では省略する螺子孔に手回し螺子をね
じ込み、インサート部材49に手回し螺子の先端部を押
し付けることで行われる。これにより、大きさの異なる
冷ケース毎の長さ調整が容易にできる点で好ましい。ま
た、インサート部材49は本体部431を軸心として1
80度回転させて使用することもできる。すなわち、傾
斜バー部の下端の開口44とインサート部材49の本体
部431とはインサート部材49が前後反対でも係合可
能である。これにより、傾斜バー部を長手方向を軸心と
して180度回転させれば、表示部が係合する係合溝4
2が後ろ側となり、表示部7の内側表示を可能とする。
本発明において、インサート部材49は必須の構成要素
ではなく、例えば、これを省略して、傾斜バー部4の下
方端部に係合突起432を形成させたものであってもよ
い。
【0013】位置決め用中間部材9は、インサート部材
49、すなわち、傾斜バー部4を前後方向に回動自在に
支持すると共に、下方係合板6に係合される。すなわ
ち、位置決め用中間部材9は略平板状の基板93と、基
板93の前方側に立設して形成される支持係合孔91
と、基板93の裏面に付設される2個の係合突起94を
有する。支持係合孔91は狭い開口911と、径がイン
サート部材49の係合突起432の径よりもやや大きめ
の径を有する奥の丸穴912とからなり、係合突起43
2は開口911から押し込み、開口を広げて挿入され
る。この係合により、容易に外れることなく、前後方向
に回動自在とすることができる。
【0014】下方係合板6は、位置決め用中間部材9を
脱着自在に固定すると共に、冷ケース10の下方棚12
に左右方向移動自在に設置される。下方係合板6は、本
例では上方係合板2と同じ寸法、同じ構造を有してい
る。すなわち、下方係合板6は平板状部63と、平板状
部63の前方端を下方に折り曲げて形成される係合片6
1とからなり、平板状部63には、3列で、各列に4個
の係合孔62が合計12個形成されている。各係合孔6
2は貫通の孔の前方で上方両側に突出片を設けたもの
で、位置決め用中間部材9の係合突起94が係合孔62
の後方側から挿入され、手前に引かれて固定するように
なっている。係合孔62を3列にしたことで、3通りの
係合位置が選択でき、左右方向に列間のピッチ分の微調
整が可能となる。本例の商品陳列冷ケース用表示具1で
は、上方係合板2で使用される列と、下方係合板6で使
用される列とは通常同じ列である。本発明においては、
上方係合板2と同様、係合孔の列数、個数及び係合形態
は特に制限されず、用途などに応じて適宜決定される。
また、下方係合板の係合片61も省略できる。
【0015】本発明においては、表示部7は傾斜バー部
4の係合溝42に抜き差しできるものであれば、形状、
大きさなどは特に制限されないが、本例では略矩形状で
あって、該略矩形状の長辺の一辺を形成する係合突起部
71が傾斜バー部4の前側縁に設けられた係合溝42に
係合され、傾斜バー部4の表側に設置されるようになっ
ている。すなわち、表示部7は矩形状の表示本体部72
と、表示本体部72の前側の丸縁73と、傾斜バー部4
の係合溝42に係合する係合突起部71とからなる。表
示部本体部72には、冷ケースに陳列される商品名など
が、顧客の目を引くように大きく表示される。
【0016】次に、本例における商品陳列冷ケース用表
示具の使用方法の一例について、説明する。本例の商品
陳列冷ケース用表示具は予め、構成部材を組み付けて、図
1に示す形態を完成させ、これを冷ケースに取り付けて
も、あるいは、冷ケース内において、各構成部材を組み
付けてもよい。上方係合板2と仕切り部3の係合及び下
方係合板6と位置決め中間部材9の係合において、上方
係合板2あるいは下方係合板6のどの列の係合孔を使用
するかは、適宜決定されるが、冷ケース10内の両側端
部以外の部分では、3列のうち、中央の列とするのが、
見栄えの点で好適である。また、冷ケース10内の左側
端部で使用する場合は3列のうち、左端列とするのが、
冷ケース10内の右側端部で使用する場合は3列のう
ち、右端列とするのが、冷ケース10の左側端や右側端
にそれぞれデッドスペースを形成させることがない点で
好適である。また、傾斜バー部4は、表示部7を傾斜バ
ー部4の前方、すなわち、表側に表示したい場合には、
組み付けの際、係合溝42が前方にくるように行えばよ
い。逆に、表示部7を傾斜バー部4の後方、すなわち、
裏側に表示したい場合には、組み付けの際、傾斜バー部
4を長手方向を軸心として180度反転させ、係合溝4
2が後方にくるようにすればよい。
【0017】このようにして組み付けられた商品陳列冷
ケース用表示具1は、これを2個以上使用し、隣接する
商品陳列冷ケース用表示具1、1の間に位置する陳列商
品15を表示する。すなわち、一の商品陳列冷ケース用
表示具は、上方係合板2の係合片21を冷ケース10の
上方棚11の前方溝111に係合され、更に、下方係合
片61を冷ケース10の下方棚12の前方溝121に係
合されて、一群の陳列商品の一方の側に設置され、他の
一の商品陳列冷ケース用表示具は、同様に、一群の陳列
商品の他方の側に設置される。
【0018】本例の商品陳列冷ケース用表示具1は、冷
ケース10内の陳列商品15の陳列スペースを確保する
と共に、この表示具に顧客の目を一段と惹きつけること
ができ、且つ陳列商品の表示性に優たものとなる。ま
た、表示部7を傾斜バー部4の表側に設置したため、ア
ーチ状の特徴的な形態による印象に加え、更に、該表示
部7が顧客の目に留まり易くなる。また、傾斜バー部4
は後方(奥側)に傾斜しているため、表示部7の出っ張
りは顧客や作業者の通行の妨げにはさほどならない。
【0019】次に、本発明の第2の実施の形態における
商品陳列冷ケース用表示具を図4および図5を参照して
説明する。図4は本例の商品陳列冷ケース用表示具の斜
視図、図5は本例の商品陳列冷ケース用表示具を冷ケー
スに設置した状態の斜視図をそれぞれ示す。図4におい
て、図1と同一構成要素には同一符号を付して、その説
明を省略し、異なる点について説明する。すなわち、図
4の商品陳列冷ケース用表示具1aにおいて、図1と異
なる点は表示部の設置位置を表側から内側にした点にあ
る。すなわち、傾斜バー部4を組み付ける際、傾斜バー
部4を長手方向を軸心として180度回転させ、係合溝
42を内側として、これに表示部7を取り付けたもので
ある。本例の商品陳列冷ケース用表示具1aによれば、
冷ケース10内の商品15の陳列スペースを確保すると
共に、この表示具1aに顧客の目を一段と惹きつけるこ
とができ、且つ陳列商品の表示性に優たものとなる。ま
た、表示部7を傾斜バー部4の内側に設置したため、表
示部7がより陳列商品15に近くなり、表示性により優
れたものになる。更に、表示部7は傾斜バー部4より外
側には突出部がなくなるため、顧客等の通行の妨げとな
らない(図5参照)。
【0020】
【発明の効果】本発明の商品陳列冷ケース用表示具によ
れば、冷ケース内の商品の陳列スペースを確保すると共
に、この表示具に顧客の目を一段と惹きつけることがで
き、且つ陳列商品の表示性に優たものとなる。また、本
発明の商品陳列冷ケース用表示具の使用方法によれば、
一対の商品陳列冷ケース用表示具が商品を区画する機能
を奏するため、該表示具で囲まれる陳列商品を目玉商品
やキャンペーン商品として、識別させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における商品陳列冷ケース用
表示具の斜視図である。
【図2】図1の分解図である。
【図3】第1の実施の形態例の商品陳列冷ケース用表示
具を冷ケースに設置した状態を側面から見た模式図であ
る。
【図4】第2の実施の形態例における商品陳列冷ケース
用表示具の斜視図である。
【図5】第2の実施の形態例の商品陳列冷ケース用表示
具を冷ケースに設置した状態を示す図である。
【符号の説明】
1、1a 商品陳列冷ケース用表示具 2 上方係合板 3 仕切り部 4 傾斜バー部 5 逆J字状アーチ 6 下方係合板 7 表示部 8 ジョイント部材 9 位置決め用中間部材 10 冷ケース 11 上方棚 12 下方棚 15 陳列商品 21、61 係合片 22、62 係合孔 23、63 平板状部 31 略半円形状の骨格 32 横桟 33 縦桟 42 係合溝 49 インサート部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品陳列棚を複数段有する冷ケースの上
    方棚に取り付けられる上方係合板と、該上方係合板に脱
    着自在または脱着不能に取り付けられる略半円形状の骨
    格部材を有する仕切り部と、 該仕切り部の略半円形状の骨格部材の一端部と前後方向
    に回動自在に結合され、該骨格部材とで、逆J字状アー
    チを形成する傾斜バー部と、 該傾斜バー部の前記仕切り部との結合部とは反対側の一
    端部を前後方向に回動自在に支持すると共に、冷ケース
    の下方棚に取り付けられる下方係合板に脱着自在または
    脱着不能に取り付けられる位置決め用中間部材と、 前記傾斜バー部の側面に設けられた係合溝に脱着自在に
    取り付けられる表示部と、を備えることを特徴とする商
    品陳列冷ケース用表示具。
  2. 【請求項2】 前記表示部は略矩形状であって、該略矩
    形状の長辺の一辺を形成する係合突起部が前記傾斜バー
    部の側面に設けられた係合溝に係合され、該傾斜バー部
    の内側に設置されるか、または該傾斜バー部の表側に設
    置されることを特徴とする請求項1記載の商品陳列冷ケ
    ース用表示具。
  3. 【請求項3】 前記商品陳列冷ケース用表示具を2個以
    上使用し、隣接する商品陳列冷ケース用表示具の間に位
    置する陳列商品を表示する請求項1または2記載の商品
    陳列冷ケース用表示具の使用方法。
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