JP2003087756A - テレビジョン電話機 - Google Patents

テレビジョン電話機

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JP2003087756A
JP2003087756A JP2001272046A JP2001272046A JP2003087756A JP 2003087756 A JP2003087756 A JP 2003087756A JP 2001272046 A JP2001272046 A JP 2001272046A JP 2001272046 A JP2001272046 A JP 2001272046A JP 2003087756 A JP2003087756 A JP 2003087756A
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JP2001272046A
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Katsuhito Shinkawa
勝仁 新川
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話者の顔部だけではなく通話者の周囲状況
をも容易に視認することができるようにする。 【解決手段】 通話者の顔部を撮像する第1のカメラ部
26、通話者の視認範囲内にある被写体を撮像する第2
のカメラ部52、第1のカメラ部26で撮像した自己の
顔画像及び第2のカメラ部52で撮像した被写体画像並
びに受信した通話相手の顔画像を表示面に表示可能な液
晶ディスプレイ46、及び、被写体画像を液晶ディスプ
レイ46の表示面に表示しないときには自己の顔画像及
び通話相手の顔画像を液晶ディスプレイ46の表示面に
所定のサイズで表示し、被写体画像を液晶ディスプレイ
46の表示面に表示するときには自己の顔画像及び通話
相手の顔画像を縮小して表示すると共に、被写体画像を
顔画像の表示されていない他の領域に表示する表示制御
手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像及び音声を送
受信するテレビジョン電話機に関し、特には通話者の周
囲状況をも容易に視認することができるテレビジョン電
話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像通信技術の進展に伴い、音声
だけではなく通話者の顔画像を互いに送受信できるよう
にしたテレビジョン電話機が提案され普及し始めてい
る。このようなテレビジョン電話機において、通話相手
の顔画像だけではなく送信側である自己の顔画像も同じ
画像表示部に表示するようにしたものが提案されている
(特開平11−136554号公報、特開平11−14
6370号公報)。このようなテレビジョン電話機で
は、自己の顔画像も同じ画像表示部に表示されることか
ら自己の顔部が正確に撮像されて通話相手に送信されて
いることを確認することができ、利便性に優れたものと
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のテレビジョン電話機では、通話者の顔画像を互いに
送受信することはできても通話者の周囲の雰囲気や景
色、通話中の話題になっている対象物等の通話者の周囲
状況までも画像として送受信することができない。従っ
て、従来のテレビジョン電話機では、通話者どうしの緻
密なコミュニケーションを図る上で一定の限界が生じる
という不都合があった。このため、通話者の周囲状況を
も容易に視認することができるテレビジョン電話機の出
現が望まれていた。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、通話者の顔部だけではなく通話者の周囲状況
をも容易に視認することができるテレビジョン電話機を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、画像及び音声を送受信するテレ
ビジョン電話機であって、通話者の顔画像を得るための
第1の撮像手段と、通話者の視認範囲内にある被写体画
像を得るための第2の撮像手段とを備え、前記第1の撮
像手段は前記第2の撮像手段よりも高い感度を有するよ
うに設定されていることを特徴としている。
【0006】この構成によれば、通話者の顔部が照明の
影になって通話者の視認範囲内にある被写体に比べて暗
い場合であっても顔部及び被写体ともに鮮明に撮像する
ことができ、これらの撮像した顔画像と被写体画像とを
通話相手に確実に送信することができる。このため、通
話相手は、当方の顔部だけではなく当方の周囲状況をも
容易に視認することができるようになる結果、通話者ど
うしで緻密なコミュニケーションを図ることができる。
【0007】また、請求項2の発明は、画像及び音声を
送受信するテレビジョン電話機であって、通話者の顔画
像を得るための第1の撮像手段と、通話者の視認範囲内
にある被写体画像を得るための第2の撮像手段とを備
え、前記第2の撮像手段は前記第1の撮像手段よりも多
い画素数を有していることを特徴としている。
【0008】この構成によれば、表情が確認できさえす
ればよい通話者の顔部及び通話者の顔部に比べて細部に
まで鮮明さが必要となる周囲状況を報知するための被写
体ともに確実に撮像することができ、これらの撮像した
顔画像と被写体画像とを通話相手に送信することができ
る。このため、通話相手は、当方の顔部だけではなく当
方の周囲状況をも容易に視認することができるようにな
る結果、通話者どうしで緻密なコミュニケーションを図
ることができる。
【0009】また、請求項3の発明は、画像及び音声を
送受信するテレビジョン電話機であって、通話者の顔画
像を得るための第1の撮像手段と、通話者の視認範囲内
にある被写体画像を得るための第2の撮像手段と、前記
第1の撮像手段で得た自己の顔画像及び前記第2の撮像
手段で得た被写体画像並びに受信した通話相手の顔画像
を表示面に表示可能な画像表示手段と、前記被写体画像
を前記表示面に表示しないときには前記自己の顔画像及
び前記通話相手の顔画像を前記表示面の所定の領域に所
定のサイズで表示し、前記被写体画像を前記表示面に表
示するときには前記自己の顔画像及び前記通話相手の顔
画像を前記所定のサイズよりも縮小して前記表示面の所
定の領域に表示すると共に、前記被写体画像を前記表示
面の顔画像の表示されていない他の領域に表示する表示
制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】この構成によれば、自己の顔画像及び通話
相手の顔画像と共に自己の被写体画像を表示面に表示さ
せる場合、その被写体画像を顔画像よりも大きく表示さ
せることができる結果、送信すべき被写体画像を容易に
確認することができ、この被写体画像を顔画像と共に通
話相手に確実に送信することができる。このため、通話
相手は、当方の顔部だけではなく当方の周囲状況をも容
易に視認することができるようになる結果、通話者どう
しで緻密なコミュニケーションを図ることができる。
【0011】また、請求項4の発明は、画像及び音声を
送受信するテレビジョン電話機であって、通話者の顔画
像を得るための撮像手段と、当該撮像手段で得た自己の
顔画像並びに受信した通話相手の顔画像及び受信した通
話相手の視認範囲内の被写体画像を表示面に表示可能な
画像表示手段と、通話相手の顔画像のみを受信したとき
は前記自己の顔画像及び通話相手の顔画像を前記表示面
の所定の領域に表示し、通話相手の顔画像及び通話相手
の視認範囲内の被写体画像を受信したときは前記自己の
顔画像及び前記通話相手の顔画像を前記表示面の所定の
領域に表示すると共に、前記被写体画像を前記表示面の
顔画像の表示されていない他の領域に表示する表示制御
手段とを備えたことを特徴としている。
【0012】この構成によれば、自己の顔画像及び受信
した通話相手の顔画像と共に受信した通話相手の被写体
画像を表示面に表示させる場合、それらすべての画像を
同一の表示面に表示させることができる。このため、通
話相手の顔部だけではなく通話相手の周囲状況をも容易
に視認することができるようになる結果、通話者どうし
で緻密なコミュニケーションを図ることができる。
【0013】また、請求項5の発明は、画像及び音声を
送受信するテレビジョン電話機であって、通話者の顔画
像を得るための撮像手段と、受信した通話相手の視認範
囲内の被写体画像を記憶させる記憶手段と、前記撮像手
段で得た自己の顔画像及び前記記憶手段に記憶されてい
る記憶画像並びに受信した通話相手の顔画像を表示面に
表示可能な画像表示手段と、前記記憶手段に記憶されて
いる記憶画像を再生しないときは前記自己の顔画像及び
前記受信した通話相手の顔画像を前記表示面の所定の領
域に所定のサイズで表示し、前記記憶手段に記憶されて
いる記憶画像を再生するときは前記自己の顔画像及び前
記受信した通話相手の顔画像を前記所定のサイズよりも
縮小して前記表示面の所定の領域に表示すると共に、前
記記憶画像を前記表示面の顔画像の表示されていない他
の領域に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴と
している。
【0014】この構成によれば、自己の顔画像及び受信
した通話相手の顔画像と共に記憶手段に記憶されている
通話相手の被写体画像である記憶画像を再生する場合、
その記憶画像を顔画像よりも大きく表示させることがで
きる。このため、通話相手の顔部だけではなく通話相手
の周囲状況をも容易に視認することができるようになる
結果、通話者どうしで緻密なコミュニケーションを図る
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係るテレビジョン電話機の外観構成を示す図で、
(a)は正面側から見た斜視図、(b)は背面側から見
た斜視図である。この図において、テレビジョン電話機
10は、携帯可能に構成されたもので、操作部12と、
操作部12に対して折り畳み自在に取り付けられてなる
表示部14とを備えたものである。
【0016】このテレビジョン電話機10は、図2の概
念図に示すように、一方の通話者Xが通話者Xの顔部X
aと通話者Xの視認範囲内にある被写体Z(例えば、近
くにある物品や動植物、遠方の風景等)とを撮像すると
共に、その撮像した顔画像及び被写体画像を通話音声と
共に他方の通話者Yに送信し、他方の通話者Yにより撮
像されて送信されてきた通話者Yの顔画像を通話音声と
共に受信するようにしたものである。また、このテレビ
ジョン電話機10は、他方の通話者Yが通話者Yの顔部
Yaを撮像すると共に、その撮像した顔画像を通話音声
と共に一方の通話者Xに送信し、一方の通話者Xにより
撮像されて送信されてきた通話者Xの顔画像及び被写体
画像を通話音声と共に受信するようにしたものである。
【0017】なお、他方の通話者Yのテレビジョン電話
機10についても、一方の通話者Xのテレビジョン電話
機10と同様の画像及び音声の送受信を行うことがで
き、一方の通話者Xのテレビジョン電話機10について
も、他方の通話者Yのテレビジョン電話機10と同様の
画像及び音声の送受信を行うことができる。
【0018】図1に戻り、操作部12は、内側端部に左
右一対の取付部材16,18の形成された第1の筐体2
0と、第1の筐体20の平面部に配設されたダイヤルボ
タンや機能ボタン等の操作部材22と、左右一対の取付
部材16,18間に跨って配設された軸体24に回動可
能に取り付けられている第1のカメラ部26と、第1の
筐体20の外側端部に配設されたマイク部28と、第1
の筐体20にその内側端部から外方に引き出し可能に装
着された送受信アンテナ30と、第1の筐体20の内部
に配設された第1の電気回路部32とを備えている。
【0019】ここで、操作部材22は、図3に示すよう
に、電話番号や文字等を入力するためのダイヤルボタン
22a、通話の開始等を指示するONボタン22b、通
話の終了等を指示するOFFボタン22c、送信されて
くる画像の受信を指示する受信画像表示ボタン22d、
送信されてくる画像の受信拒否を指示する画像受信拒否
ボタン22e、メモリに記憶されている画像の再生を指
示する再生ボタン22f、及び、種々のコマンド等の選
択を行う切り換えスイッチ22gを備えている。また、
第1のカメラ部26は、軸体24に回動可能に取り付け
られた筒体34と、この筒体34の中央部に配設された
CCD等の固体撮像素子36と、この固体撮像素子36
の手前に配設された単焦点レンズ38とから構成された
ものであり、主として通話者である自己の顔部を動画と
して撮像するものである。
【0020】表示部14は、内側端部に左右一対の取付
部材40,42が形成され、この取付部材40,42が
第1の筐体20の軸体24に取り付けられることで第1
の筐体20に対して回動可能に配設されてなる第2の筐
体44と、この第2の筐体44の平面部に表示面が露出
するように配設された液晶ディスプレイ46と、第2の
筐体44の外側端部に配設されたスピーカ48と、第2
の筐体44の側部に配設されたメスコネクタ50と、こ
のメスコネクタ50に電気的に接続可能なオスコネクタ
51を有し、このオスコネクタ51をメスコネクタ50
に装着することで第2の筐体44に対してコネクタ周り
回動可能に取り付けられた第2のカメラ部52とを備え
ている。
【0021】ここで、第2のカメラ部52は、第2の筐
体44に対してコネクタ周りに回動させることにより主
として通話者である自己の視認範囲内にある被写体(例
えば、近くにある物品や動植物、遠方の風景等)を撮像
範囲内に入るように調節して動画として撮像するもの
で、第3の筐体54と、この第3の筐体54の内部に配
設されたCCD等の固体撮像素子56と、この固体撮像
素子56の手前に配設されたズームレンズ58と、第3
の筐体54の周面(図示では上面)に配設された操作部
材60と、第3の筐体54の内部に配設され、第1の電
気回路部32と電気的に接続された第2の電気回路部6
2とを備えている。なお、液晶ディスプレイ46には、
その表示面に第1のカメラ部26で撮像した自己の顔画
像、第2のカメラ部52で撮像した通話者の視認範囲内
にある被写体画像、受信した通話相手の顔画像や通話相
手の被写体画像等を動画として表示するものである。
【0022】ここで、操作部材60は、図4に示すよう
に、第2のカメラ部52の動作開始の指示と動作停止の
指示とを行うON/OFFボタン60a、第2のカメラ
部52で撮像した被写体画像のプレビュー指示を行うプ
レビューボタン60b、第2のカメラ部52で撮像した
被写体画像の通話相手への送信指示を行う画像送信ボタ
ン60c、及び、ズームレンズ58のズームモータを動
作させて繰出し側及び繰込み側に移動させる一対の移動
ボタン60dを備えている。なお、プレビューボタン6
0bは、再操作(繰返し操作)により被写体画像のプレ
ビュー停止指示を行うことができ、画像送信ボタン60
cは、再操作(繰返し操作)により被写体画像の通話相
手への送信停止指示を行うことができる。
【0023】図5は、テレビジョン電話機10の第1,
第2の電気回路部32,62の回路構成を説明するため
の全体ブロック図である。この図において、第1の電気
回路部32は、固体撮像素子36から出力されるアナロ
グ信号に対してノイズの低減処理、信号のレベル調整等
の所定の信号処理を実行するアナログ信号処理部66
と、所定の信号処理の施されたアナログ信号をデジタル
信号に変換するA/D変換部68と、変換されたデジタ
ル信号に対してホワイトバランス調整やγ補正、輪郭強
調や画像圧縮等の所定の信号処理を実行するデジタル画
像処理部70とを備えている。このデジタル画像処理部
70には、所定の空間周波数特性を有するデジタルフィ
ルタ70a(例えば、ローパスフィルタ)を備えてお
り、通話者の顔画像が液晶ディスプレイ46に適切に表
示できるようになっている。
【0024】また、第1の電気回路部32は、受信した
画像信号及び音声信号を復調する復調回路や第1,第2
のカメラ部26,52で撮像した画像信号及び音声信号
を変調する変調回路等の種々の信号処理回路を含む通信
回路部72と、第1,第2のカメラ部26,52で撮像
した画像や受信した画像を液晶ディスプレイ46に表示
させる駆動回路部74と、受信した通話相手の視認範囲
内の被写体画像を記憶する電気的に書き換え可能な画像
メモリ76と、全体の動作を制御する制御部78とを備
えている。
【0025】ここで、通信回路部72には、送受信アン
テナ30が接続されると共に、マイク28とスピーカ4
8とが接続されている。また、制御部78は、演算処理
を実行するCPU、各種データや制御プログラム等の記
録されたROM及び処理データを一時的に記録するRA
Mを備えており、この制御部78には操作部材22が接
続されている。なお、第1の電気回路部32の構成要素
のうちアナログ信号処理部66、A/D変換部68及び
デジタル画像処理部70は、固体撮像素子36及び単焦
点レンズ38と共に第1の撮像手段を構成する。
【0026】また、第2の電気回路部62は、固体撮像
素子56から出力されるアナログ信号に対してノイズの
低減処理、信号のレベル調整等の所定の処理を実行する
アナログ信号処理部80と、所定の信号処理の施された
アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部8
2と、変換されたデジタル信号に対してホワイトバラン
ス調整やγ補正、輪郭強調や画像圧縮等の所定の信号処
理を実行するデジタル画像処理部84とを備えている。
この第2の電気回路部62は、第1の電気回路部32を
制御する制御部78により動作が制御されるようになっ
ている。
【0027】このデジタル画像処理部84には、第1の
電気回路部32のデジタル画像処理部70に設けられた
デジタルフィルタ70aとは異なる空間周波数特性を有
するデジタルフィルタ84a(例えば、バンドパスフィ
ルタあるいはハイパスフィルタ)を備えており、通話者
の視認範囲内の被写体画像が液晶ディスプレイ46に適
切に表示できるようになっている。このデジタル画像処
理部84に設けられたデジタルフィルタ84aは、被写
体の形状や輝度等の種々の状態に対応して空間周波数特
性を変更し得るように構成してもよい。この場合、被写
体の状態を判別する判別部を制御部78に機能実現部と
して設けておき、この判別部の判別結果に応じて空間周
波数特性を変更し得るようにすればよい。このように、
被写体の状態に対応してデジタルフィルタ84aの空間
周波数特性を変更することにより被写体の状態に対応し
て被写体画像の適切な表示が可能になる。
【0028】ここで、制御部78には、操作部材60が
接続されると共に、ズームレンズ58を駆動するズーム
モータ86が接続され、ズームレンズ58の焦点調節を
行うフォーカスモータ88が接続されている。なお、第
2の電気回路部62の構成要素のうちアナログ信号処理
部80、A/D変換部82及びデジタル画像処理部84
は、固体撮像素子56及びズームレンズ58と共に第2
の撮像手段を構成する。
【0029】また、制御部78には、図6に示すよう
に、TV電話動作判別部78a、被写体撮像判別部78
b、プレビュー表示判別部78c、被写体画像送信判別
部78d、再生画像表示判別部78e、被写体画像受信
判別部78f、受信拒否判別部78g、被写体画像有無
判別部78h、顔画像表示制御部78i、被写体画像表
示制御部78j、再生画像表示制御部78k、及び、画
像送受信制御部78mの各機能実現部を備えている。
【0030】ここで、TV電話動作判別部78aは、ダ
イヤルボタン22aが操作された後にONボタンが操作
されて相手と通話が開始されたか否かを判別すると共
に、通話終了後にOFFボタンが操作されて相手との通
話が終了されたか否かを判別するものである。被写体撮
像判別部78bは、ON/OFFボタン60aが操作さ
れて第2のカメラ部52の動作の開始指示が行われたか
否かを判別すると共に、ON/OFFボタン60aが再
操作されて第2のカメラ部52の動作の停止指示が行わ
れたか否かを判別するものである。プレビュー表示判別
部78cは、第2のカメラ部52が駆動された後にプレ
ビューボタン60bが操作されてプレビュー表示の開始
指示が行われたか否かを判別すると共に、プレビューボ
タン60bが再操作されてプレビュー表示の停止指示が
行われたか否かを判別するものである。
【0031】被写体画像送信判別部78dは、画像送信
ボタン60cが操作されて被写体画像の送信指示が行わ
れたか否かを判別すると共に、画像送信ボタン60cが
再操作されて被写体画像の送信停止指示が行われたか否
かを判別するものである。再生画像表示判別部78e
は、再生ボタン22fが操作されて画像メモリ76に記
憶されている画像の再生指示が行われたか否かを判別す
るものである。被写体画像受信判別部78fは、受信画
像表示ボタン22dが操作されて受信画像の表示指示が
行われたか否かを判別するものである。受信拒否判別部
78gは、画像受信拒否ボタン22eが操作されて被写
体画像の受信拒否が行われたか否かを判別するものであ
る。被写体画像有無判別部78hは、通話相手から被写
体画像が送信されてきているか否かを判別するものであ
る。
【0032】顔画像表示制御部78iは、自己の顔画像
と通話相手の顔画像とを液晶ディスプレイ46の表示面
の所定の領域に並べて表示するものである。被写体画像
表示制御部78jは、自己の顔画像と相手の顔画像とを
液晶ディスプレイ46の表示面上部に縮小表示すると共
に、顔画像の下方における広い領域に通話者の視認範囲
内にある被写体画像を表示するものである。また、この
被写体画像表示制御部78jは、再生画像表示時には自
己の顔画像と相手の顔画像と再生画像とを液晶ディスプ
レイ46の表示面上部に縮小表示すると共に、顔画像の
下方における広い領域に通話者の視認範囲内にある被写
体画像を表示する。
【0033】再生画像表示制御部78kは、自己の顔画
像と通話相手の顔画像とを液晶ディスプレイ46の表示
面上部に縮小表示すると共に、顔画像の下方における広
い領域に画像メモリ76に記憶されている画像を再生表
示するものである。画像送受信制御部78mは、第1の
カメラ部26で撮像した通話者の顔画像及び第2のカメ
ラ部52で撮像した通話者の視認範囲内にある被写体画
像を通信回路部72により通話相手に送信すると共に、
送信されてくる通話相手の顔画像及び被写体画像を通信
回路部72により受信するものである。
【0034】なお、第1のカメラ部26の固体撮像素子
36は例えば33万個程度の画素数を有するものである
のに対し、第2のカメラ部52の固体撮像素子56は例
えば80万程度の画素数を有するものである。これは、
第1のカメラ部26が主として人の顔部を撮像するもの
であることから顔部の表情が判別できればよいのに対
し、被写体画像は対象物が多肢に亘り複雑な形状を有す
る場合があることから解像度を上げておく必要があるた
めである。
【0035】また、第1の電気回路部32のアナログ信
号処理部66のアンプゲインは、第2の電気回路部62
のアナログ信号処理部80のアンプゲインに比べて例え
ば2倍あるいは2倍を超える値に設定されている。これ
は、第1のカメラ部26は通話者の顔部を下方から撮像
することになり、照明の影になって第2のカメラ部52
で撮像する被写体に比べて暗くなることが避けられない
ことからアンプゲインを上げておくことにより第1の撮
像手段(固体撮像素子36、単焦点レンズ38、アナロ
グ信号処理部66、A/D変換部68及びデジタル画像
処理部70で構成)の感度を第2の撮像手段(固体撮像
素子56、ズームレンズ58、アナログ信号処理部8
0、A/D変換部82及びデジタル画像処理部84で構
成)の感度よりも高くしておく必要があるためである。
【0036】また、第2の電気回路部62のアナログ信
号処理部80のアンプゲインを第1の電気回路部32の
アナログ信号処理部66のアンプゲインよりも小さくす
ることで、アナログ信号処理部80におけるノイズの発
生を効果的に抑制することができることになる。
【0037】また、第1のカメラ部26の単焦点レンズ
38のFナンバは例えば2.5程度に設定されているの
に対し、第2のカメラ部52のズームレンズ58のFナ
ンバは例えば3.5程度に設定されている。これは、ア
ンプゲインの場合と同様に、第1のカメラ部26は、通
話者の顔部を下方から撮像することになり、照明の影に
なって第2のカメラ部52で撮像する被写体に比べて暗
くなることが避けられないことからレンズの明るさを上
げておくことにより第1の撮像手段(固体撮像素子3
6、単焦点レンズ38、アナログ信号処理部66、A/
D変換部68及びデジタル画像処理部70で構成)の感
度を第2の撮像手段(固体撮像素子56、ズームレンズ
58、アナログ信号処理部80、A/D変換部82及び
デジタル画像処理部84で構成)の感度よりも高くして
おく必要があるためである。
【0038】次に、上記のように構成されたテレビジョ
ン電話機10の液晶ディスプレイ46における画像の表
示動作につき、第1のカメラ部26で撮像した通話者の
顔画像及び第2のカメラ部52で撮像した通話者の視認
範囲内にある被写体画像を通話相手に送信する場合(図
2に示す通話者Xのテレビジョン電話機10の動作)
と、送信されてきた通話相手の顔画像及び被写体画像を
受信する場合(図2に示す通話者Yのテレビジョン電話
機10の動作)とに分け、フローチャートを参照して説
明する。なお、両方の通話者のテレビジョン電話機10
は、共に同一の構成になるものである。
【0039】図7は、第1のカメラ部26で撮像した自
己の顔画像及び第2のカメラ部52で撮像した被写体画
像を一方の通話者(図2の通話者X)から他方の通話者
(図2の通話者Y)に通話音声と共に送信する場合の動
作の一例を説明するためのフローチャートである。ま
ず、ダイヤルボタン22aとONボタン22bとが順次
操作された後に通話相手から送信されてくる応答信号に
基づいて通話が可能になったか否かがTV電話動作判別
部78aにより判別される(ステップ#1)。
【0040】このステップ#1での判別が肯定される
と、第1のカメラ部26で撮像した自己(通話者X)の
顔画像が画像送受信制御部78mにより制御される通信
回路部72により通話相手(通話者Y)に送信される一
方、通話相手の顔画像を画像送受信制御部78mにより
制御される通信回路部72により受信し、自己の顔画像
と受信した通話相手の顔画像とが顔画像表示制御部78
iにより液晶ディスプレイ46の表示面における所定の
領域に表示される(ステップ#3)。
【0041】これらの顔画像は、例えば図8(a)に示
すように、液晶ディスプレイ46の表示面における上部
左方に自己(通話者X)の顔画像Pxが、上部右方に通
話相手(通話者Y)の顔画像Pyがそれぞれ所定のサイ
ズで表示される。なお、ステップ#1での判別が否定さ
れると、判別が肯定されるまで待機する。
【0042】次いで、第2のカメラ部52が作動されて
被写体の撮像が開始されたか否かがON/OFFボタン
60aの操作により出力される指示信号に基づいて被写
体撮像判別部78bにより判別される(ステップ#
5)。このステップ#5での判別が肯定されると、第2
のカメラ部52により撮像された被写体画像のプレビュ
ー表示指示が行われたか否かがプレビューボタン60b
の操作により出力される指示信号に基づいてプレビュー
表示判別部78cにより判別される(ステップ#7)。
【0043】このステップ#7での判別が肯定される
と、被写体画像表示制御部78jにより自己の顔画像P
xと通話相手の顔画像Pyとが液晶ディスプレイ46の
表示面における所定の領域に縮小表示される一方、第2
のカメラ部52により撮像された被写体画像Pzが液晶
ディスプレイ46の表示面における所定の領域に表示さ
れる(ステップ#9)。
【0044】これらの顔画像Px,Py及び被写体画像
Pzは、例えば図8(b)に示すように、自己の顔画像
Pxと通話相手の顔画像Pyとが液晶ディスプレイ46
の表示面における上部左方寄りの位置に縮小表示される
一方、これら顔画像の下方の広い領域に被写体画像Pz
が顔画像よりも大きいサイズで表示される。これによ
り、狭い表示面であっても被写体画像を細部に亘って効
率的に表示させることができる。また、被写体画像が表
示されることで、第2のカメラ部52で被写体が正確に
撮像されていることを確認することができる。
【0045】次いで、第2のカメラ部52で撮像された
被写体画像の送信指示が行われたか否かが画像送信ボタ
ン60cの操作により出力される指示信号に基づいて被
写体画像送信判別部78dにより判別される(ステップ
#11)。このステップ#11での判別が肯定される
と、図8(b)に示す配置構成の画像のうち自己の顔画
像と被写体画像とが画像送受信制御部78mにより制御
される通信回路部72により通話相手に送信される(ス
テップ#13)。
【0046】この送信時においても、液晶ディスプレイ
46の表示面には、図8(b)に示す画像と同様の縮小
された顔画像と被写体画像とが表示された状態となって
いる。その後、OFFボタン22cの操作により出力さ
れる指示信号に基づいて通話相手との通話が終了したか
否かがTV電話動作判別部78aにより判別される(ス
テップ#15)。
【0047】このステップ#15での判別が否定される
と、第2のカメラ部52で撮像された被写体画像の送信
停止指示が行われたか否かが画像送信ボタン60cの再
操作により出力される指示信号に基づいて被写体画像送
信判別部78dにより判別される(ステップ#17)。
このステップ#17での判別が否定されると、ステップ
#13に移行して以降のステップが繰り返し実行され
る。
【0048】また、ステップ#5、ステップ#7及びス
テップ#11での判別が否定されると、ステップ#15
に移行して以降のステップが繰り返し実行される。ま
た、ステップ#17での判別が肯定されると、ステップ
#5に移行して以降のステップが繰り返し実行される。
また、ステップ#15での判別が肯定されると、テレビ
ジョン電話機10の液晶ディスプレイ46の表示面にお
ける画像の表示動作は終了する。
【0049】図9は、一方の通話者(図2の通話者X)
から他方の通話者(図2の通話者Y)に送信されてきた
顔画像及び被写体画像を受信する場合の動作の一例を説
明するためのフローチャートである。なお、この動作説
明中の各種ボタンは他方の通話者側のテレビジョン電話
機10に配設されているものである。まず、ONボタン
22bの操作により出力される受信信号に基づいて一方
の通話者(通話者X)との通話が可能になったか否かが
TV電話動作判別部78aにより判別される(ステップ
#21)。このステップ#21での判別が肯定される
と、第1のカメラ部26で撮像した自己(通話者Y)の
顔画像と画像送受信制御部78mにより制御される通信
回路部72で受信した通話相手(通話者X)の顔画像と
が顔画像表示制御部78iにより液晶ディスプレイ46
の表示面における所定の領域に表示される(ステップ#
23)。
【0050】これらの顔画像は、例えば図10(a)に
示すように、液晶ディスプレイ46の表示面における上
部左方に自己(通話者Y)の顔画像Pyが、上部右方に
通話相手(通話者X)の顔画像Pxがそれぞれ所定のサ
イズで表示される。なお、ステップ#21での判別が否
定されると、判別が肯定されるまで待機する。
【0051】次いで、通話相手(通話者X)からの被写
体画像の受信指示が行われたか否かが受信画像表示ボタ
ン22dの操作により出力される指示信号に基づいて被
写体画像受信判別部78fにより判別される(ステップ
#25)。このステップ#25での判別が肯定される
と、通話相手(通話者X)から被写体画像が送信されて
きているか否かが受信信号に基づいて被写体画像有無判
別部78hにより判別される(ステップ#27)。
【0052】このステップ#27での判別が肯定される
と、被写体画像表示制御部78jにより自己の顔画像と
通話相手の顔画像とが液晶ディスプレイ46の表示面に
おける所定の領域に縮小表示される一方、受信した被写
体画像が液晶ディスプレイ46の表示面における所定の
領域に表示される(ステップ#29)。
【0053】これらの顔画像Py,Px及び被写体画像
Pzは、例えば図10(b)に示すように、自己の顔画
像Pyと通話相手の顔画像Pxとが液晶ディスプレイ4
6の表示面の上部左方寄りの位置に縮小表示される一
方、これら顔画像の下方の広い領域に被写体画像Pzが
表示される。これにより、狭い表示面であっても被写体
画像を細部に亘って効率的に表示させることができる。
【0054】次いで、被写体画像の受信拒否指示が行わ
れたか否かが画像受信拒否ボタン22eの操作により出
力される指示信号に基づいて受信拒否判別部78gによ
り判別される(ステップ#31)。このステップ#31
での判別が肯定されると、ステップ#23へ移行して以
降のステップが繰り返し実行され、ステップ#31での
判別が否定されると、相手との通話が終了したか否かが
OFFボタン22cの操作により出力される指示信号に
基づいてTV電話動作判別部78aにより判別される
(ステップ#33)。
【0055】なお、ステップ#23へ移行すると、液晶
ディスプレイ46の表示面には図10(a)に示す画像
と同様の画像が表示される。また、ステップ#31での
判別が肯定されたとき、液晶ディスプレイ46の表示面
に画像の受信を拒否した旨を表示するようにしてもよい
し、通話相手に画像の受信を拒否した旨を通知するよう
にしてもよい。この場合、例えば画像送受信制御部78
mに、画像受信拒否ボタン22eが操作されることに応
じて被写体画像の受信拒否情報を通話相手に送信する拒
否情報通知手段としての機能を持たせておくと共に、例
えば被写体画像表示制御部78jに、通話相手から被写
体画像の受信拒否情報を受信したときに制御部78のR
OMから文字情報を読み出して液晶ディスプレイ46に
その旨を表示させる拒否情報報知手段としての機能を持
たせておけばよい。
【0056】そして、ステップ#33での判別が否定さ
れると、ステップ#25へ移行して以降のステップが繰
り返し実行され、ステップ#33での判別が肯定される
と、テレビジョン電話機10の液晶ディスプレイ46の
表示面における画像の表示動作が終了する。また、ステ
ップ#27での判別が否定されると、ステップ#33へ
移行して以降のステップが繰り返し実行される。
【0057】一方、ステップ#25での判別が否定され
ると、画像メモリ76に記憶されている画像の再生表示
指示が行われたか否かが再生ボタン22fの操作により
出力される指示信号に基づいて再生画像表示判別部78
eにより判別される(ステップ#35)。このステップ
#35での判別が肯定されると、再生画像表示制御部7
8kにより自己の顔画像Pyと通話相手の顔画像Pxと
が液晶ディスプレイ46の表示面における所定の領域に
縮小表示される一方、画像メモリ76から読み出した再
生画像Psが液晶ディスプレイ46の表示面における所
定の領域に表示される(ステップ#37)。
【0058】これらの顔画像Py,Px及び再生画像P
sは、例えば図10(c)に示すように、自己の顔画像
Pyと通話相手の顔画像Pxとが液晶ディスプレイ46
の表示面における上部左方寄りの位置に縮小表示される
一方、これら顔画像の下方の広い領域に再生画像Psが
顔画像よりも大きいサイズで表示される。これにより、
狭い表示面であっても再生画像を細部に亘って効率的に
表示させることができる。
【0059】次いで、通話相手からの被写体画像の受信
指示が行われたか否かが受信画像表示ボタン22dの操
作により出力される指示信号に基づいて被写体画像受信
判別部78fにより判別される(ステップ#39)。こ
のステップ#39での判別が肯定されると、通話相手か
ら被写体画像が送信されてきているか否かが受信信号に
基づいて被写体画像有無判別部78hにより判別される
(ステップ#41)。
【0060】このステップ#41での判別が肯定される
と、被写体画像表示制御部78jにより自己の顔画像P
yと通話相手の顔画像Pxと再生画像Psとが液晶ディ
スプレイ46の表示面における所定の領域に縮小表示さ
れる一方、被写体画像Pzが液晶ディスプレイ46の表
示面における所定の領域に表示される(ステップ#4
3)。
【0061】これらの顔画像Py,Px及び再生画像P
s並びに被写体画像Pzは、例えば図10(d)に示す
ように、自己の顔画像Pyと通話相手の顔画像Pxと再
生画像Psとが液晶ディスプレイ46の表示面における
上部左方寄りの位置に縮小表示される一方、これら顔画
像Py,Pxと再生画像Psの下方の広い領域に被写体
画像Pzが顔画像Py,Pxや再生画像Psよりも大き
いサイズで表示される。これにより、狭い表示面であっ
ても被写体画像を細部に亘って効率的に表示させること
ができる。なお、縮小された再生画像Psについてはア
イコン表示するようにしてもよい。
【0062】次いで、被写体画像の受信拒否指示が行わ
れたか否かが画像受信拒否ボタン22eの操作により出
力される指示信号に基づいて受信拒否判別部78gによ
り判別される(ステップ#45)。このステップ#45
での判別が肯定されると、ステップ#37へ移行して以
降のステップが繰り返し実行され、ステップ#45での
判別が否定されると、ステップ#33へ移行して以降の
ステップが繰り返し実行される。
【0063】なお、ステップ#37へ移行すると、液晶
ディスプレイ46の表示面には図10(c)に示す画像
と同様の画像が表示される。また、ステップ#45での
判別が肯定されたとき、ステップ#31における場合と
同様に、液晶ディスプレイ46の表示面に画像の受信を
拒否した旨を表示するようにしてもよいし、通話相手に
画像の受信を拒否した旨を通知するようにしてもよい。
また、ステップ#35、ステップ#39及びステップ#
41での判別が否定されると、ステップ#33に移行し
て以降のステップが繰り返し実行される。
【0064】図11は、本発明の第2の実施形態に係る
テレビジョン電話機の外観構成を示す背面側から見た斜
視図である。この図において、テレビジョン電話機1
0’は、第1の実施形態に係るテレビジョン電話機10
とは、第1のカメラ部及び第2のカメラ部の構成が相違
する一方、第2のカメラ部にフラッシュ光を出力させる
ための発光ユニットを備えている点で相違し、他の構成
については基本的に同一の構成になるものである。この
ため、第1の実施形態に係るものと同一の構成部材につ
いては同一の符号を付与して詳細な説明を省略すると共
に、以下には相違点を中心に説明する。
【0065】すなわち、このテレビジョン電話機10’
は、操作部12と操作部12に対して折り畳み自在に取
り付けられてなる表示部14とを備えた携帯可能に構成
されたものである。この表示部14の上部であって正面
側から見た左端部には、主として通話者の顔部を撮像す
るための第1のカメラ部92が第2の筐体44に対し軸
回りに回動可能に取り付けられている。これにより、第
1のカメラ部92を回動させて通話者の顔部が撮像範囲
内に入るように容易に調節することができる。なお、こ
の第1のカメラ部92は、第1のカメラ部92を構成す
る筐体94の内部にCCD等の固体撮像素子96が配設
されると共に、その固体撮像素子96の受光面側に単焦
点レンズ98が配設されて構成されたものである。
【0066】また、操作部12を構成する第1の筐体2
0の左右一対の取付部材16,18間に跨って配設され
た軸体24に、主として通話者の視認範囲内にある被写
体を撮像するための第2のカメラ部100が回動可能に
取り付けられている。この第2のカメラ部100は、軸
体24に回動可能に取り付けられた筒体102の内部に
CCD等の固体撮像素子104が配設されると共に、そ
の固体撮像素子104の受光面側にズームレンズ106
が配設されて構成されたものである。なお、第1の実施
形態に係る第2のカメラ部52に設けられている各種ボ
タン(N/OFFボタン60a、プレビューボタン60
b、画像送信ボタン60c及び移動ボタン60d)は、
第2の実施形態に係る第2のカメラ部100においては
操作部12に設けられることになる。
【0067】また、筒体102におけるズームレンズ1
06から一定距離だけ離間した位置にフラッシュ光を出
力させるための発光ユニット108が配設されている。
この発光ユニット108は、静止画像を得る場合にのみ
作動するものであり、そのための操作ボタンが操作部1
2に配設されている。このように、発光ユニット108
がズームレンズ106から一定距離だけ離間しているこ
とで赤目現象の発生が効果的に防止される。
【0068】このように構成された本発明の第2の実施
形態に係るテレビジョン電話機10’ の液晶ディスプ
レイ46における画像の表示動作は、図7及び図9のフ
ローチャートに示す第1の実施形態に係るテレビジョン
電話機10の場合と同様に実行されるものであるため、
その説明を省略する。
【0069】本発明のテレビジョン電話機は、上記実施
形態に示す構成になるものであり、例えば、以下に述べ
る第1グループ乃至第8グループに分類することができ
る。
【0070】(第1グループ)本発明のテレビジョン電
話機は、画像及び音声を送受信するものであって、通話
者の顔画像を得るための第1の撮像手段と、通話者の視
認範囲内にある被写体画像を得るための第2の撮像手段
とを備え、第1の撮像手段は第2の撮像手段よりも高い
感度を有するように設定されている。
【0071】これによれば、通話者の顔部が照明の影に
なって通話者の視認範囲内にある被写体に比べて暗い場
合であっても顔部及び被写体ともに鮮明に撮像すること
ができ、これらの撮像した顔画像と被写体画像とを通話
相手に確実に送信することができる。このため、通話相
手は、当方の顔部だけではなく当方の周囲状況をも容易
に視認することができるようになる結果、通話者どうし
で緻密なコミュニケーションを図ることができる。
【0072】なお、第1の撮像手段の感度が第2の撮像
手段の感度よりも高くなるようにするには、第1の撮像
手段に含まれるアナログ信号処理部のアンプゲインを第
2の撮像手段に含まれるアナログ信号処理部のアンプゲ
インよりも大きくなるようにしてもよいし、第1の撮像
手段に含まれる光学系である単焦点レンズの明るさを第
2の撮像手段に含まれる光学系であるズームレンズの明
るさよりも上げておくようにしてもよい。
【0073】(第2グループ)本発明のテレビジョン電
話機は、画像及び音声を送受信するものであって、通話
者の顔画像を得るための第1の撮像手段と、通話者の視
認範囲内にある被写体画像を得るための第2の撮像手段
とを備え、第2の撮像手段は第1の撮像手段よりも多い
画素数を有するものである。
【0074】これによれば、表情が確認できさえすれば
よい通話者の顔部及び通話者の顔部に比べて細部にまで
鮮明さが必要となる周囲状況を報知するための被写体と
もに確実に撮像することができ、これらの撮像した顔画
像と被写体画像とを通話相手に送信することができる。
このため、通話相手は、当方の顔部だけではなく当方の
周囲状況をも容易に視認することができるようになる結
果、通話者どうしで緻密なコミュニケーションを図るこ
とができる。
【0075】(第3グループ)本発明のテレビジョン電
話機は、画像及び音声を送受信するものであって、通話
者の顔画像を得るための第1の撮像手段と、通話者の視
認範囲内にある被写体画像を得るための第2の撮像手段
とを備え、第2の撮像手段にはフラッシュ光を出力する
発光ユニットが設けられたものである。
【0076】これによれば、表情が確認できさえすれば
よい通話者の顔部及び通話者の顔部に比べて細部にまで
鮮明さが必要となる周囲状況を報知するための被写体と
もに確実に撮像することができ、これらの撮像した顔画
像と被写体画像とを通話相手に送信することができる。
このため、通話相手は、当方の顔部だけではなく当方の
周囲状況をも容易に視認することができるようになる結
果、通話者どうしで緻密なコミュニケーションを図るこ
とができる。
【0077】(第4グループ)本発明のテレビジョン電
話機は、画像及び音声を送受信するものであって、通話
者の顔画像を得るための第1の撮像手段と、通話者の視
認範囲内にある被写体画像を得るための第2の撮像手段
とを備え、第1の撮像手段には単焦点レンズを含み、第
2の撮像手段にはズームレンズを含むものである。
【0078】これによれば、表情が確認できさえすれば
よい通話者の顔部及び通話者の顔部に比べて細部にまで
鮮明さが必要となる周囲状況を報知するための被写体と
もに確実に撮像することができ、これらの撮像した顔画
像と被写体画像とを通話相手に送信することができる。
このため、通話相手は、当方の顔部だけではなく当方の
周囲状況をも容易に視認することができるようになる結
果、通話者どうしで緻密なコミュニケーションを図るこ
とができる。
【0079】(第5グループ)本発明のテレビジョン電
話機は、画像及び音声を送受信するものであって、通話
者の顔画像を得るための第1の撮像手段と、通話者の視
認範囲内にある被写体画像を得るための第2の撮像手段
と、前記第1の撮像手段で得た自己の顔画像及び前記第
2の撮像手段で得た被写体画像を表示面に表示可能な画
像表示手段とを備え、前記第1の撮像手段は所定の空間
周波数特性を有する第1の画像処理手段(デジタル画像
処理部70に設けられているデジタルフィルタ70aで
構成)を含み、前記第2の撮像手段は前記第1の画像処
理手段とは異なる空間周波数特性を有する第2の画像処
理手段(デジタル画像処理部84に設けられているデジ
タルフィルタ84aで構成)を含むものである。
【0080】これによれば、表情が確認できさえすれば
よい通話者の顔部及び通話者の顔部に比べて細部にまで
鮮明さが必要となる周囲状況を報知するための被写体と
もに確実に撮像することが可能となり、これらの撮像し
た顔画像と被写体画像とを通話相手に送信することがで
きる。このため、通話相手は、当方の顔部だけではなく
当方の周囲状況をも容易に視認することができるように
なる結果、通話者どうしで緻密なコミュニケーションを
図ることができる。
【0081】なお、第1の画像処理手段は、ローパスフ
ィルタで構成されていてもよい。これにより、通話者の
顔部を適切に表示することができる。また、第2の画像
処理手段は、被写体に対応して空間周波数特性を可変で
きるようにされていてもよい。これにより、被写体に対
応して適切な表示が可能になる。
【0082】(第6グループ)本発明のテレビジョン電
話機は、画像及び音声を送受信するものであって、通話
者の顔画像を得るための第1の撮像手段と、通話者の視
認範囲内にある被写体画像を得るための第2の撮像手段
と、第1の撮像手段で得た自己の顔画像及び第2の撮像
手段で得た被写体画像並びに受信した通話相手の顔画像
を表示面に表示可能な画像表示手段と、被写体画像を表
示面に表示しないときには自己の顔画像及び通話相手の
顔画像を表示面の所定の領域に所定のサイズで表示し、
被写体画像を表示面に表示するときには自己の顔画像及
び通話相手の顔画像を所定のサイズよりも縮小して表示
面の所定の領域に表示すると共に、被写体画像を表示面
の顔画像の表示されていない他の領域に表示する表示制
御手段とを備えたものである。
【0083】これによれば、自己の顔画像及び通話相手
の顔画像と共に自己の被写体画像を表示面に表示させる
場合、その被写体画像を顔画像よりも大きく表示させる
ことができる結果、送信すべき被写体画像を容易に確認
することができ、この被写体画像を顔画像と共に通話相
手に確実に送信することができる。このため、通話相手
は、当方の顔部だけではなく当方の周囲状況をも容易に
視認することができるようになる結果、通話者どうしで
緻密なコミュニケーションを図ることができる。
【0084】なお、表示制御手段は、表示面における被
写体画像の表示を停止するときには縮小されている自己
の顔画像及び通話相手の顔画像を元の所定のサイズに戻
して表示面の所定の領域に表示するようにしたものであ
ってもよい。これにより、狭い表示面を有効に利用する
ことができる。また、表示制御手段は、通話相手から送
信された被写体画像の受信拒否情報を受信したときに受
信を拒否された旨を表示面に表示するようにしたもので
あってもよい。これにより、第2の撮像手段の駆動を停
止することで不要な電力消費を抑制することができる。
【0085】(第7グループ)本発明のテレビジョン電
話機は、画像及び音声を送受信するものであって、通話
者の顔画像を得るための撮像手段と、当該撮像手段で得
た自己の顔画像並びに受信した通話相手の顔画像及び受
信した通話相手の視認範囲内の被写体画像を表示面に表
示可能な画像表示手段と、通話相手の顔画像のみを受信
したときは自己の顔画像及び通話相手の顔画像を表示面
の所定の領域に表示し、通話相手の顔画像及び通話相手
の視認範囲内の被写体画像を受信したときは自己の顔画
像及び通話相手の顔画像を表示面の所定の領域に表示す
ると共に、被写体画像を表示面の顔画像の表示されてい
ない他の領域に表示する表示制御手段とを備えたもので
ある。
【0086】これによれば、自己の顔画像及び受信した
通話相手の顔画像と共に受信した通話相手の被写体画像
を表示面に表示させる場合、それらすべての画像を同一
の表示面に表示させることができる。このため、通話相
手の顔部だけではなく通話相手の周囲状況をも容易に視
認することができるようになる結果、通話者どうしで緻
密なコミュニケーションを図ることができる。
【0087】なお、表示制御手段は、通話相手の顔画像
のみを受信したときには自己の顔画像及び通話相手の顔
画像を表示面の所定の領域に所定のサイズで表示し、通
話相手の顔画像及び通話相手の視認範囲内の被写体画像
を受信したときには自己の顔画像及び通話相手の顔画像
を所定のサイズよりも縮小して表示面の所定の領域に表
示すると共に、被写体画像を表示面の顔画像の表示され
ていない他の領域に表示するものであってもよい。これ
によれば、狭い表示面を有効に利用することができる。
【0088】また、撮像手段、画像表示手段及び表示制
御手段に加えて、通話相手から送信されてくる被写体画
像の受信を拒否する受信拒否手段(画像受信拒否ボタン
22e等で構成)を備えていてもよい。これによれば、
見たくない被写体画像を表示させないようにすることが
でき、テレビジョン電話機の利用内容の選択幅が広げら
れることで利便性が高められる。また、被写体画像の受
信を拒否した場合に受信拒否情報を通話相手に通知する
拒否情報通知手段を備えていてもよい。これにより、通
話相手は、第2の撮像手段の駆動を停止することで不要
な電力消費を抑制することができる。
【0089】また、被写体画像の受信を拒否する受信拒
否手段を備えている場合、表示制御手段は、通話相手の
顔画像及び通話相手の視認範囲内の被写体画像を受信し
たときに自己の顔画像及び通話相手の顔画像を所定のサ
イズよりも縮小して表示面の所定の領域に表示するもの
であり、かつ、被写体画像の受信が拒否されたときに縮
小して表示されている自己の顔画像及び通話相手の顔画
像を元の所定のサイズに戻して表示面の所定の領域に表
示するようにしたものであってもよい。これにより、狭
い表示面を有効に利用することができる。
【0090】また、通話相手の視認範囲内の被写体画像
の受信を指示する受信指示手段(受信画像表示ボタン2
2d等で構成)及び通話相手の視認範囲内の被写体画像
の受信を拒否する受信拒否手段(画像受信拒否ボタン2
2e等で構成)を備えていてもよく、この場合、表示制
御手段は、受信指示手段が操作されることで通話相手の
顔画像及び通話相手の視認範囲内の被写体画像を受信し
たときに自己の顔画像及び通話相手の顔画像を表示面の
所定の領域に表示すると共に、被写体画像を表示面の顔
画像の表示されていない他の領域に表示する一方、受信
指示手段が操作されないとき及び受信指示手段が操作さ
れた後に受信拒否手段が操作されることで通話相手の顔
画像のみを受信したときは自己の顔画像及び通話相手の
顔画像を表示面の所定の領域に表示するようにしたもの
であってもよい。
【0091】これによれば、通話相手から送信されてく
る被写体画像を見たい場合にその被写体画像を表示させ
ることができ、その被写体画像を見たくない場合に表示
させないようにすることができる結果、テレビジョン電
話機の利用内容の選択幅が広げられることで利便性が高
められる。
【0092】なお、通話相手の視認範囲内の被写体画像
の受信を指示する受信指示手段(受信画像表示ボタン2
2d等で構成)及び通話相手の視認範囲内の被写体画像
の受信を拒否する受信拒否手段(画像受信拒否ボタン2
2e等で構成)を備えている場合、表示制御手段は、受
信指示手段が操作されることで通話相手の顔画像及び通
話相手の視認範囲内の被写体画像を受信したときに自己
の顔画像及び通話相手の顔画像を所定のサイズよりも縮
小して表示面の所定の領域に表示するものであり、受信
指示手段が操作された後に受信拒否手段が操作されるこ
とで被写体画像の受信が拒否されたときに縮小して表示
されている自己の顔画像及び通話相手の顔画像を元の所
定のサイズに戻して表示面の所定の領域に表示するよう
にしたものであってもよい。これにより、狭い表示面を
有効に利用することができる。
【0093】(第8グループ)本発明のテレビジョン電
話機は、画像及び音声を送受信するものであって、通話
者の顔画像を得るための撮像手段と、受信した通話相手
の視認範囲内の被写体画像を記憶させる記憶手段と、撮
像手段で得た自己の顔画像及び記憶手段に記憶されてい
る記憶画像並びに受信した通話相手の顔画像を表示面に
表示可能な画像表示手段と、記憶手段に記憶されている
記憶画像を再生しないときは自己の顔画像及び受信した
通話相手の顔画像を表示面の所定の領域に所定のサイズ
で表示し、記憶手段に記憶されている記憶画像を再生す
るときは自己の顔画像及び受信した通話相手の顔画像を
所定のサイズよりも縮小して表示面の所定の領域に表示
すると共に、記憶画像を表示面の顔画像の表示されてい
ない他の領域に表示する表示制御手段とを備えたもので
ある。
【0094】これによれば、自己の顔画像及び受信した
通話相手の顔画像と共に記憶手段に記憶されている通話
相手の被写体画像である記憶画像を再生する場合、その
記憶画像を顔画像よりも大きく表示させることができ
る。このため、通話相手の顔部だけではなく通話相手の
周囲状況をも容易に視認することができるようになる結
果、通話者どうしで緻密なコミュニケーションを図るこ
とができる。
【0095】なお、画像表示手段は、撮像手段で得た自
己の顔画像及び記憶手段に記憶されている記憶画像並び
に受信した通話相手の顔画像及び受信した通話相手の視
認範囲内の被写体画像を表示面に表示可能なものであ
り、表示制御手段は、記憶手段に記憶されている記憶画
像を再生しないとき及び通話相手の視認範囲内の被写体
画像を表示面に表示しないときは自己の顔画像及び受信
した通話相手の顔画像を表示面の所定の領域に所定のサ
イズで表示し、記憶手段に記憶されている記憶画像を再
生するときは自己の顔画像及び受信した通話相手の顔画
像を所定のサイズよりも縮小して表示面の所定の領域に
表示すると共に、記憶画像を表示面の顔画像の表示され
ていない他の領域に表示し、記憶手段に記憶されている
記憶画像の再生中に通話相手の視認範囲内の被写体画像
を表示面に表示するときは記憶画像を縮小して表示面の
所定の領域に表示すると共に、被写体画像を表示面の顔
画像及び記憶画像の表示されていない他の領域に表示す
るものであってもよい。
【0096】本発明のテレビジョン電話機は、以上説明
したように構成されるものであるが、上記実施形態のも
のに限定されるものではなく、以下に述べるような種々
の変形態様を採用することができる。
【0097】(1)上記実施形態では、第1のカメラ部
26の固体撮像素子36は例えば33万個程度の画素数
を有し、第2のカメラ部52の固体撮像素子56は例え
ば80万個程度の画素数を有するものであるが、これに
限るものではない。例えば、第1のカメラ部26の固体
撮像素子36の画素数を33万個程度を超えるものとし
てもよく、第2のカメラ部52の固体撮像素子56の画
素数を80万個程度を超えるものとしてもよい。これに
より、第1のカメラ部26により得られる顔画像及び第
2のカメラ部52により得られる被写体画像ともにより
鮮明なものとすることができる。
【0098】また、第1のカメラ部26の固体撮像素子
36の画素数を第2のカメラ部52の固体撮像素子56
の画素数と略同数となるようにしてもよい。こうした場
合、第1のカメラ部26により得られる通話者の顔画像
をより鮮明なものとすることができる。また、第2のカ
メラ部52の固体撮像素子56の画素数を第1のカメラ
部26の固体撮像素子36の画素数と略同数となるよう
にしてもよい。こうした場合、第2のカメラ部52によ
り撮像される被写体が単純な形状のものであったり、第
2のカメラ部52に近い位置にあったりする場合では、
実用上の不都合が生じることがない。
【0099】(2)上記実施形態では、第1の電気回路
部32のアナログ信号処理部66のアンプゲインは、第
2の電気回路部62のアナログ信号処理部80のアンプ
ゲインに比べて例えば2倍あるいは2倍を超える値に設
定されているが、これに限るものではない。例えば、第
1の電気回路部32のアナログ信号処理部66のアンプ
ゲインを第2の電気回路部62のアナログ信号処理部8
0のアンプゲインと略同じ低い値になるように設定され
ていてもよい。こうした場合でも、第1のカメラ部26
で撮像する顔部が照明の影にならないような場合では、
実用上の不都合が生じることがない。
【0100】また、第2の電気回路部62のアナログ信
号処理部80のアンプゲインを第1の電気回路部32の
アナログ信号処理部66のアンプゲインと略同じ高い値
になるように設定されていてもよい。こうした場合で
も、アナログ信号処理部80におけるノイズの発生を適
宜のノイズ抑制手段により抑制するようにすれば、実用
上の不都合が生じることがない。
【0101】(3)上記実施形態では、第1のカメラ部
26の単焦点レンズ38のFナンバは例えば2.5程度
に設定されているのに対し、第2のカメラ部52のズー
ムレンズ58のFナンバは例えば3.5程度に設定され
ているが、これに限定されるものではない。例えば、第
1のカメラ部26の単焦点レンズ38のFナンバを第2
のカメラ部52のズームレンズ58のFナンバと略同じ
値になるように設定されていてもよい。こうした場合で
も、第1のカメラ部26で撮像する顔部が照明の影にな
らないような場合では、実用上の不都合が生じることが
ない。勿論、第2のカメラ部52のズームレンズ58の
Fナンバを第1のカメラ部26の単焦点レンズ38のF
ナンバと略同じ値になるように設定することも可能であ
る。
【0102】(4)上記実施形態では、第1のカメラ部
26は単焦点レンズ38を用いたものであり、第2のカ
メラ部52はズームレンズ58を用いたものであるが、
これに限るものではない。例えば、第2のカメラ部52
についても単焦点レンズを用いるようにすることもでき
る。この場合でも、第2のカメラ部52で撮像する被写
体が通話者の近くにあるものであれば、特に実用上の不
都合が生じることはない。勿論、第1のカメラ部26に
ズームレンズを用いることも可能である。
【0103】(5)上記実施形態では、第2のカメラ部
52で撮像した被写体画像を一方の通話者から他方の通
話者に送信するようにしているが、これに限るものでは
ない。例えば、両方の通話者から同時に被写体画像を送
信するようにしてもよい。この場合、互いに相手の被写
体画像のみを液晶ディスプレイの表示面に表示するよう
にしてもよいし、互いの被写体画像を同じ液晶ディスプ
レイの表示面に並べて表示するようにしてもよい。ま
た、上記実施形態では、テレビジョン電話機10,1
0’は、携帯可能(携帯型)に構成したものについて説
明しているが、机上において固定した状態で使用するタ
イプのものであってもよい。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、第1の撮像手段が第2の撮像手段よりも高い感
度を有するように設定されているので、通話者の顔部が
照明の影になって通話者の視認範囲内にある被写体に比
べて暗い場合であっても顔部及び被写体ともに鮮明に撮
像することができ、これらの撮像した顔画像と被写体画
像とを通話相手に確実に送信することができる。従っ
て、通話相手は、当方の顔部だけではなく当方の周囲状
況をも容易に視認することができるようになり、通話者
どうしで緻密なコミュニケーションを図ることができ
る。
【0105】また、請求項2の発明によれば、第2の撮
像手段が第1の撮像手段よりも多い画素数を有している
ので、表情が確認できさえすればよい通話者の顔部及び
通話者の顔部に比べて細部にまで鮮明さが必要となる周
囲状況を報知するための被写体ともに確実に撮像するこ
とができ、これらの撮像した顔画像と被写体画像とを通
話相手に送信することができる。従って、通話相手は、
当方の顔部だけではなく当方の周囲状況をも容易に視認
することができるようになる結果、通話者どうしで緻密
なコミュニケーションを図ることができる。
【0106】また、請求項3の発明によれば、第2の撮
像手段で撮像した被写体画像を表示面に表示しないとき
には自己の顔画像及び通話相手の顔画像を表示面の所定
の領域に所定のサイズで表示し、第2の撮像手段で得た
被写体画像を表示面に表示するときには自己の顔画像及
び通話相手の顔画像を所定のサイズよりも縮小して表示
面の所定の領域に表示すると共に、被写体画像を表示面
の顔画像の表示されていない他の領域に表示するように
しているので、自己の顔画像及び通話相手の顔画像と共
に自己の被写体画像を表示面に表示させる場合、その被
写体画像を顔画像よりも大きく表示させることができる
結果、送信すべき被写体画像を容易に確認することがで
き、この被写体画像を顔画像と共に通話相手に確実に送
信することができる。従って、通話相手は、当方の顔部
だけではなく当方の周囲状況をも容易に視認することが
できるようになる結果、通話者どうしで緻密なコミュニ
ケーションを図ることができる。
【0107】また、請求項4の発明によれば、通話相手
の顔画像のみを受信したときは自己の顔画像及び通話相
手の顔画像を表示面の所定の領域に表示し、通話相手の
顔画像及び通話相手の視認範囲内の被写体画像を受信し
たときは自己の顔画像及び通話相手の顔画像を表示面の
所定の領域に表示すると共に、被写体画像を表示面の顔
画像の表示されていない他の領域に表示するようにして
いるので、自己の顔画像及び受信した通話相手の顔画像
と共に受信した通話相手の被写体画像を表示面に表示さ
せる場合、それらすべての画像を同一の表示面に表示さ
せることができる。従って、通話相手の顔部だけではな
く通話相手の周囲状況をも容易に視認することができる
ようになる結果、通話者どうしで緻密なコミュニケーシ
ョンを図ることができる。
【0108】また、請求項5の発明によれば、記憶手段
に記憶されている記憶画像を再生しないときは自己の顔
画像及び受信した通話相手の顔画像を表示面の所定の領
域に所定のサイズで表示し、記憶手段に記憶されている
記憶画像を再生するときは自己の顔画像及び受信した通
話相手の顔画像を所定のサイズよりも縮小して表示面の
所定の領域に表示すると共に、記憶画像を表示面の顔画
像の表示されていない他の領域に表示するようにしてい
るので、自己の顔画像及び受信した通話相手の顔画像と
共に記憶手段に記憶されている通話相手の被写体画像で
ある記憶画像を再生する場合、その記憶画像を顔画像よ
りも大きく表示させることができる。従って、通話相手
の顔部だけではなく通話相手の周囲状況をも容易に視認
することができるようになる結果、通話者どうしで緻密
なコミュニケーションを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るテレビジョン電
話機の外観構成を示す図で、(a)は正面側から見た斜
視図、(b)は背面側から見た斜視図である。
【図2】本発明のテレビジョン電話機の使用態様を概略
的に説明するための図である。
【図3】図1に示すテレビジョン電話機の第1の筐体に
配設されている操作部材の構成を説明するための平面図
である。
【図4】図1に示すテレビジョン電話機の第3の筐体に
配設されている操作部材の構成を説明するための平面図
である。
【図5】図1に示すテレビジョン電話機における電気回
路部の構成を説明するためのブロック図である。
【図6】図5に示す電気回路部における制御部の機能を
説明するための図である。
【図7】図1に示すテレビジョン電話機の液晶ディスプ
レイにおける画像の表示動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図8】図1に示すテレビジョン電話機の液晶ディスプ
レイにおける画像の表示内容を説明するための図で、
(a)は自己の顔画像及び通話相手の顔画像の表示例を
示す図、(b)は自己の顔画像及び通話相手の顔画像並
びに被写体画像の表示例を示す図である。
【図9】図1に示すテレビジョン電話機の液晶ディスプ
レイにおける画像の表示動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図10】図1に示すテレビジョン電話機の液晶ディス
プレイにおける画像の表示内容を説明するための図で、
(a)は自己の顔画像及び通話相手の顔画像の表示例を
示す図、(b)は自己の顔画像及び通話相手の顔画像並
びに被写体画像の表示例を示す図、(c)は自己の顔画
像及び通話相手の顔画像並びに記憶画像の表示例を示す
図、(d)は自己の顔画像、通話相手の顔画像及び記憶
画像並びに被写体画像の表示例を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施形態に係るテレビジョン
電話機の外観構成を示す背面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
10,10’ テレビジョン電話機 12 操作部 14 表示部 26,92 第1のカメラ部 46 液晶ディスプレイ 52,100 第2のカメラ部 72 通信回路部(送受信手段) 78 制御部 22e 画像受信拒否ボタン(受信拒否手段) 78i 顔画像表示制御部(表示制御手段) 78j 被写体画像表示制御部(表示制御手段) 78k 再生画像表示制御部(表示制御手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像及び音声を送受信するテレビジョン
    電話機であって、通話者の顔画像を得るための第1の撮
    像手段と、通話者の視認範囲内にある被写体画像を得る
    ための第2の撮像手段とを備え、前記第1の撮像手段は
    前記第2の撮像手段よりも高い感度を有するように設定
    されていることを特徴とするテレビジョン電話機。
  2. 【請求項2】 画像及び音声を送受信するテレビジョン
    電話機であって、通話者の顔画像を得るための第1の撮
    像手段と、通話者の視認範囲内にある被写体画像を得る
    ための第2の撮像手段とを備え、前記第2の撮像手段は
    前記第1の撮像手段よりも多い画素数を有していること
    を特徴とするテレビジョン電話機。
  3. 【請求項3】 画像及び音声を送受信するテレビジョン
    電話機であって、通話者の顔画像を得るための第1の撮
    像手段と、通話者の視認範囲内にある被写体画像を得る
    ための第2の撮像手段と、前記第1の撮像手段で得た自
    己の顔画像及び前記第2の撮像手段で得た被写体画像並
    びに受信した通話相手の顔画像を表示面に表示可能な画
    像表示手段と、前記被写体画像を前記表示面に表示しな
    いときには前記自己の顔画像及び前記通話相手の顔画像
    を前記表示面の所定の領域に所定のサイズで表示し、前
    記被写体画像を前記表示面に表示するときには前記自己
    の顔画像及び前記通話相手の顔画像を前記所定のサイズ
    よりも縮小して前記表示面の所定の領域に表示すると共
    に、前記被写体画像を前記表示面の顔画像の表示されて
    いない他の領域に表示する表示制御手段とを備えたこと
    を特徴とするテレビジョン電話機。
  4. 【請求項4】 画像及び音声を送受信するテレビジョン
    電話機であって、通話者の顔画像を得るための撮像手段
    と、当該撮像手段で得た自己の顔画像並びに受信した通
    話相手の顔画像及び受信した通話相手の視認範囲内の被
    写体画像を表示面に表示可能な画像表示手段と、通話相
    手の顔画像のみを受信したときは前記自己の顔画像及び
    通話相手の顔画像を前記表示面の所定の領域に表示し、
    通話相手の顔画像及び通話相手の視認範囲内の被写体画
    像を受信したときは前記自己の顔画像及び前記通話相手
    の顔画像を前記表示面の所定の領域に表示すると共に、
    前記被写体画像を前記表示面の顔画像の表示されていな
    い他の領域に表示する表示制御手段とを備えたことを特
    徴とするテレビジョン電話機。
  5. 【請求項5】 画像及び音声を送受信するテレビジョン
    電話機であって、通話者の顔画像を得るための撮像手段
    と、受信した通話相手の視認範囲内の被写体画像を記憶
    させる記憶手段と、前記撮像手段で得た自己の顔画像及
    び前記記憶手段に記憶されている記憶画像並びに受信し
    た通話相手の顔画像を表示面に表示可能な画像表示手段
    と、前記記憶手段に記憶されている記憶画像を再生しな
    いときは前記自己の顔画像及び前記受信した通話相手の
    顔画像を前記表示面の所定の領域に所定のサイズで表示
    し、前記記憶手段に記憶されている記憶画像を再生する
    ときは前記自己の顔画像及び前記受信した通話相手の顔
    画像を前記所定のサイズよりも縮小して前記表示面の所
    定の領域に表示すると共に、前記記憶画像を前記表示面
    の顔画像の表示されていない他の領域に表示する表示制
    御手段とを備えたことを特徴とするテレビジョン電話
    機。
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