JP2003087541A - 通信端末装置の伝送制御方法 - Google Patents

通信端末装置の伝送制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 UDPモードを用いて画情報通信を行う場合
に好適な通信端末装置の伝送制御方法を提供することを
目的としている。 【解決手段】 画情報送信時、相手端末より最大受信バ
ッファサイズ(最大受信データグラムバッファサイズ)
が指定されており、その最大受信データグラムバッファ
サイズと特定値との比較に基づいて、データ転送速度を
決定し、その決定したデータ転送速度でバースト転送モ
ードのデータ転送を行うので、送信側、受信側双方に適
切なデータ転送速度で、画情報を伝送することができる
という効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット交換網に
接続するとともに、ITU−T勧告T.38に準拠した
UDPモードのファクシミリ通信機能を備えた通信端末
装置の伝送制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを用いてファクシ
ミリ通信するための通信規格として、ITU−T勧告
T.38が作成された。この勧告T.38では、パケッ
ト交換網として機能するインターネットを用いて、擬似
的なリアルタイム通信を可能とするプロトコルが定めら
れており、基本的には、アナログ交換網に接続されたグ
ループ3ファクシミリ装置について、ゲートウェイ機能
を提供するインターネットファクシミリ装置に適用され
るものである。
【0003】また、このインターネットファクシミリ装
置に、ファクシミリ装置機能を実装することで、インタ
ーネットファクシミリ装置間で勧告T.38を適用した
ファクシミリ通信を行うことも可能である。
【0004】ここで、以下の記述においては、勧告T.
38の通信機能を備えたファクシミリ装置などの通信端
末装置を、T.38端末装置と称する。そして、T.3
8端末装置の相互間のデータ通信は、間に介在するパケ
ット交換網のデータ転送速度で行うことができるので、
高速なデータ通信が可能となる。
【0005】さて、この勧告T.38によれば、データ
転送時の動作モードとして、TCP(Transmis
sion Control Protocol)モード
と、UDP(User Datagram Proto
col)モードの2つの通信モードが設けられており、
T.38端末装置は、通信開始時にいずれかの動作モー
ドを選択することができる。
【0006】TCPモードでは、トランスミッションレ
イヤでのフロー制御動作が機能するので、信頼性の高い
データ通信が可能となる長所がある一方、フロー制御動
作のための処理のために通信速度が遅くなるという短所
がある。
【0007】また、UDPモードでは、フロー制御動作
を行わないために通信速度を向上できるという長所があ
る一方、受信側でデータの取りこぼしが出る可能性があ
り、データ転送の信頼性が悪いという短所がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】また、このT.38端
末装置をローカル・エリア・ネットワークに接続した場
合、バースト転送モードを適用し、使用可能な最大デー
タ転送速度で画情報を転送することができ、その場合、
データ通信時間を大幅に短縮することが期待されるが、
画情報のように比較的データ量の大きいデータファイル
をバースト転送モードで送信すると、ローカル・エリア
・ネットワークにおける通信の負荷が増大し、他の通信
に影響を与えるという事態を生じる。
【0009】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、UDPモードを用いて画情報通信を行う場合
に好適な通信端末装置の伝送制御方法を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、パケット交換
網に接続するとともに、ITU−T勧告T.38に準拠
したUDPモードのファクシミリ通信機能を備えた通信
端末装置の伝送制御方法において、着信検出時、自端末
の通信バッファサイズを相手端末へ通知する一方、送信
時、相手端末より通信バッファサイズが通知された場
合、その通信バッファサイズと自端末に設定されている
特定値との関係に基づいて通信速度を設定し、その設定
した通信速度で画情報を相手端末へバースト転送モード
で転送するようにしたものである。
【0011】また、前記特定値が前記通知された通信バ
ッファサイズよりも小さく、上記特定値と上記通信バッ
ファサイズとの差分が所定値よりも大きい場合には、通
信速度を低く設定する。また、前記特定値が前記通知さ
れた通信バッファサイズよりも小さい場合、上記特定値
と上記通信バッファサイズとの差分を複数の段階に分類
し、その分類に対応して通信速度を設定する。
【0012】また、前記特定値が前記通知された通信バ
ッファサイズよりも小さく、上記特定値と上記通信バッ
ファサイズとの差分が所定値よりも小さい場合、送信デ
ータ量が上記特定値を超えると、その時点で通信速度を
低下させる。また、前記特定値と前記通信バッファサイ
ズとの差分を複数の段階に分類し、その分類に対応し
て、低下後の通信速度を設定する。
【0013】また、前記特定値が前記通知された通信バ
ッファサイズよりも小さく、上記特定値と上記通信バッ
ファサイズとの差分が所定値よりも小さい場合、送信デ
ータ量が上記特定値を超えるときには、上記特定値に対
応したデータ量の送信のたびに、所定の遅延時間を発生
させる。また、前記特定値と前記通信バッファサイズと
の差分を複数の段階に分類し、その分類に対応して、前
記遅延時間の大きさを設定する。
【0014】また、前記特定値が前記通知された通信バ
ッファサイズよりも大きい場合には、所定の通信単位毎
に遅延時間を発生させる。
【0015】また、前記特定値が前記通知された通信バ
ッファサイズよりも大きい場合には、通信速度を低下さ
せる。
【0016】また、前記特定値は、送信画情報の線密度
に応じて設定される。
【0017】また、前記特定値は、送信画情報の原稿サ
イズに応じて設定される。
【0018】また、前記特定値は、送信画情報の画質情
報に応じて設定される。
【0019】また、前記特定値は、送信画情報の線密
度、原稿サイズ、および、画質情報の任意の組合せに応
じて設定される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例にかかる通信シ
ステムの一例を示している。
【0022】同図において、この通信システムは、アナ
ログ公衆網PSTN1とインターネットINETに接続
されるとともに、グループ3ファクシミリ装置機能、I
TU−T勧告T.30伝送機能、リアルタイムインター
ネットゲートウェイ装置機能、および、T.38端末機
能を備えたインターネットファクシミリ装置FX1と、
アナログ公衆網PSTN2とインターネットINETに
接続されるとともに、グループ3ファクシミリ装置機
能、ITU−T勧告T.30伝送機能、および、T.3
8端末機能および、リアルタイムインターネットゲート
ウェイ装置機能を備えたインターネットファクシミリ装
置FX2からなる。
【0023】そして、この場合、インターネットファク
シミリ装置FX1とインターネットファクシミリ装置F
X2との間のファクシミリ通信は、ITU−T勧告T.
38手順により実行される。
【0024】図2は、インターネットファクシミリ装置
FX(FX1,FX2)の構成例を示している。
【0025】同図において、システム制御部1は、この
インターネットファクシミリ装置FXの各部の制御処
理、ファクシミリ伝送制御手順(ITU−T勧告T.3
0手順)処理、および、リアルタイム伝送制御手順(I
TU−T勧告T.38手順)処理などの各種制御処理を
行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部
1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログ
ラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶する
とともに、システム制御部1のワークエリアを構成する
ものであり、パラメータメモリ3は、このインターネッ
トファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶する
ためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力
するものである。
【0026】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0027】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、この場合には、画情
報受信時のエラー検出を主目的として用いられる。ま
た、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報
を多数記憶するためのものである。
【0028】網制御装置10は、このインターネットフ
ァクシミリ装置FXを公衆電話網PSTNに接続するた
めのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0029】グループ3ファクシミリモデム11は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0030】インターネット通信制御部12は、このイ
ンターネットファクシミリ装置FXをインターネットI
NETへ接続し、インターネットINETを介して種々
のデータをやりとりするためのものであり、TCP/I
Pパケット解析部13は、TCPモード時に、インター
ネット通信制御部12が受信したTCP/IPパケット
を解析して受信情報を取り出すためのものであり、UD
Pパケット解析部14は、UDPモード時に、インター
ネット通信制御部12が受信したUDPパケットを解析
して受信情報を取り出すためのものである。
【0031】グループ3プロトコル情報生成部15は、
リアルタイム伝送手順において、TCPモード時はTC
P/IPパケット解析部13から出力される受信情報を
対応するグループ3伝送手順信号情報に変換するととも
に、UDPモード時はUDPパケット解析部14から出
力される受信情報を対応するグループ3伝送手順信号情
報に変換するものである。
【0032】グループ3プロトコル情報取出部16は、
リアルタイム伝送手順において、送信するグループ3フ
ァクシミリ伝送手順情報を取り出すためのものであり、
TCP/IPパケット変換部17は、TCPモード時、
グループ3プロトコル情報取出部16から出力されるグ
ループ3ファクシミリ伝送手順情報をTCP/IPパケ
ットデータへ変換するためのものであり、その出力デー
タは、インターネット通信制御部12へ加えられる。
【0033】また、UDPパケット変換部18は、UD
Pモード時、グループ3プロトコル情報取出部16から
出力されるグループ3ファクシミリ伝送手順情報をUD
Pパケットデータへ変換するためのものであり、その出
力データは、インターネット通信制御部12へ加えられ
る。
【0034】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、網制御装置10、グループ3ファクシミ
リモデム11、グループ3プロトコル情報生成部14、
および、グループ3プロトコル情報取出部15は、内部
バス17に接続されており、これらの各要素間でのデー
タのやりとりは、主としてこの内部バス17を介して行
われている。
【0035】また、網制御装置10とグループ3ファク
シミリモデム11との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0036】図3は、T.38端末装置間のデータ伝送
手順の一例を示している。
【0037】まず、発側T.38端末装置は、着側T.
38端末装置に対して呼制御用TCPチャネルを確立
し、次いで、発側T.38端末装置は、呼接続ためのパ
ケットSETUPを着側T.38端末装置へ送出する。
【0038】着側T.38端末装置は、発側T.38端
末装置よりパケットSETUPを受信すると、パケット
CONNECTを発側T.38端末装置へ応答し、それ
により、発側T.38端末装置と着側T.38端末装置
との間に呼が確立する。また、このパケットSETUP
とパケットCONNECTの交換により、使用するトラ
ンスポートのモード(TCPモードまたはUDPモー
ド)、および、使用するポート番号が設定される。
【0039】次いで、発側T.38端末装置は、発側か
ら着側へ向かうデータ用UDPチャネルを確立するとと
もに、着側T.38端末装置は、着側から発側へ向かう
データ用UDPチャネルを確立し、その後、発側T.3
8端末装置と着側T.38端末装置との間とは、その確
立した2本のデータ用UDPチャネルを用いて勧告T.
38手順に従ったT.38セッションのデータのやりと
りを開始し、画情報通信動作を実行する。
【0040】画情報通信が終了すると、発側T.38端
末装置は、パケットRELEASECOMPを着側T.
38端末装置との間へ送出し、それにより、発側T.3
8端末装置と着側T.38端末装置との間のデータ通信
動作が終了する。
【0041】ここで、パケットSETUPとパケットC
ONNECTは、勧告T.38に従った情報要素を持
つ。そして、パケットCONNECTには、図4に示す
ような情報がUDPオプション情報として含まれる。
【0042】これらの情報は、t38FaxUdpOp
tionsという1つの情報要素を構成するものであ
り、受信可能最大バッファサイズは、TCPモードにお
ける受信バッファサイズをあらわし、また、受信可能最
大データグラムバッファサイズは、UDPモードにおけ
る受信バッファサイズをあらわす。また、エラー回復方
法には、冗長パケット方式またはEFC方式のいずれか
の値がセットされる。
【0043】図5および図6は、インターネットファク
シミリ装置FXが他のインターネットファクシミリ装置
FXへ、勧告T.38手順を用いて画情報を送信する際
の処理の一例を示している。
【0044】まず、パケットSETUPを相手端末へ送
出し(処理101)、相手端末よりパケットCONNE
CTを受信する(処理102)。ここで、そのときの動
作モードがUDPモードであるかどうかを調べ(判断1
03)、判断103の結果がNOになるときには、TC
Pモードの通信処理を実行し(処理104)、この処理
を終了する。
【0045】また、UDPモードの場合で、判断103
の結果がYESになるときには、受信したパケットCO
NNECTにより最大受信バッファサイズ(最大受信デ
ータグラムバッファサイズ)が指定されているかどうか
を調べる(処理105、判断106)。
【0046】最大受信バッファサイズ(最大受信データ
グラムバッファサイズ)が指定されていない場合で、判
断106の結果がNOになるときには、通常の勧告T.
38手順の画情報送信動作を行う。
【0047】すなわち、まず、送信する画情報のページ
を選択する(処理107)。この画情報のページ選択
は、新たなページの送信時には、直前に送信した次のペ
ージを送信ページとして選択し、後述する同一ページ再
送時には、直前に送信したと同一ページを送信ページと
して選択する。
【0048】次いで、勧告T.30に準拠したデータ転
送速度で、1ページ分の画情報の送信を終了するまで、
画情報の送信を行う(処理108、判断109のNOル
ープ)。
【0049】1ページ分の画情報の送信が終了し、判断
109の結果がYESになると、次の送信ページがある
かどうかを調べ(判断110)、判断110の結果がY
ESになるときには、メッセージ後信号として、信号M
PSを送信し(処理111)、相手端末より応答信号を
受信する(処理112)。そのときに受信した応答信号
により通信エラーが通知されている場合には(判断11
3の結果がYES)、その時点で画情報送信を強制的に
終了し(処理114)、このときの送信動作をエラー終
了する。
【0050】また、応答信号として信号MCFを受信し
た場合で正常受信が通知された場合、または、応答信号
としてRTNを受信した場合で同一ページの再送が要求
された場合で、判断113の結果がNOになるときに
は、判断106へ戻り、次のページの送信動作、また
は、同一ページの再送動作を行う。
【0051】また、全ページの送信が終了した場合で、
判断110の結果がNOになるときには、メッセージ後
信号として、信号EOPを送信し(処理116)、相手
端末より応答信号を受信する(処理117)。そのとき
に受信した応答信号が信号RTNであり、同一ページの
再送が要求されている場合には(判断118の結果がY
ES)、判断106へ戻り、最終ページの再送動作を行
う。
【0052】また、応答信号として信号RTN以外を受
信した場合であり、正常受信または受信エラーが通知さ
れた場合で、判断118の結果がNOになるときには、
所定の通信終了処理を行い(処理119)、このときの
送信動作を正常終了する。
【0053】一方、最大受信バッファサイズ(最大受信
データグラムバッファサイズ)が指定されている場合
で、判断106の結果がYESになるときには、可能な
速度でバースト転送を行う。
【0054】すなわち、まず、送信する画情報のページ
を選択する(処理120)。この画情報のページ選択
は、新たなページの送信時には、直前に送信した次のペ
ージを送信ページとして選択し、後述する同一ページ再
送時には、直前に送信したと同一ページを送信ページと
して選択する。
【0055】次いで、相手端末より通知された最大受信
データグラムバッファサイズと、特定値(後述)とを比
較して、データ転送速度を決定し(処理121)、処理
121で設定した速度で、1ページ分の画情報をバース
ト転送モードで送信する(処理122,判断123のN
Oループ)。
【0056】そして、1ページ分の画情報をバースト転
送モードで送信終了した場合で、判断122の結果がY
ESになるときには、判断110へ移行し、それ以降の
処理を実行する。
【0057】ここで、データ転送速度の変更および設定
は、例えば、UDPパケット間に遅延時間を設けること
で行うことができる。
【0058】図7は、データ転送速度の決定処理(処理
121)の一例を示している。
【0059】まず、相手端末より通知された最大受信デ
ータグラムバッファサイズが、特定値よりも大きいかど
うかを調べ(判断201)、判断201の結果がYES
になるときには、最大受信データグラムバッファサイズ
と特定値との差が、所定値以上になっているかどうかを
調べ(判断202)、判断202の結果がYESになる
ときには、データ転送速度として、インターネットIN
ETを利用する際に可能な最大速度(例えば、10MB
/秒)よりも一段階小さい速度(例えば、8MB/秒)
に設定し(処理203)、この処理を終了する。
【0060】また、判断201の結果がNOになる場
合、または、判断202の結果がYESになる場合に
は、データ転送速度として、インターネットINETを
利用する際に可能な最大速度を設定し(処理204)、
この処理を終了する。
【0061】ここで、特定値としては、送信画情報の線
密度(解像度)、用紙サイズ、および、画質情報のいず
れか1つ、あるいは、2つ以上の組合せに基づいて、設
定することができる。
【0062】例えば、送信原稿の解像度が400(ドッ
ト/24.5mm)で、用紙サイズがA4版で、画質情
報が普通画質である場合、同じ条件の標準原稿の1ペー
ジ分の画情報のデータ量を、その特定値として設定する
ことができる。また、上記データ量を基本値として、パ
ケットに挿入されるヘッダ情報の情報量などを加味する
等、適宜なパラメータ操作を行うようにすることで、そ
れぞれのインターネットネットワークファクシミリ装置
FXの使用状況に合致した特定値を設定することができ
る。
【0063】このようにして、本実施例では、画情報送
信時、相手端末より最大受信バッファサイズ(最大受信
データグラムバッファサイズ)が指定されており、その
最大受信データグラムバッファサイズと特定値との比較
に基づいて、データ転送速度を決定し、その決定したデ
ータ転送速度でバースト転送モードのデータ転送を行う
ので、送信側、受信側双方に適切なデータ転送速度で、
画情報を伝送することができる。
【0064】また、設定するデータ転送速度としては、
ネットワーク(インターネットINET)を使用する際
に可能な最大データ転送速度だけではなく、それよりも
低速度に設定される場合もあるので、ネットワークを利
用する他の通信に与える影響を極力小さくすることもで
きる。
【0065】図8は、データ転送速度の決定処理(処理
121)の他の例を示している。
【0066】まず、相手端末より通知された最大受信デ
ータグラムバッファサイズが、特定値よりも大きいかど
うかを調べ(判断301)、判断301の結果がYES
になるときには、最大受信データグラムバッファサイズ
と特定値との差の値に応じて、図9に示すテーブルに従
ってデータ転送速度を設定する(処理302)。
【0067】また、判断301の結果がNOになる場合
には、データ転送速度として、インターネットINET
を利用する際に可能な最大速度を設定し(処理30
3)、この処理を終了する。
【0068】ここで、図9のテーブルでは、最大受信デ
ータグラムバッファサイズと特定値とのサイズ差が大き
くなるに従って、データ転送速度が小さくなるように、
サイズ差とデータ転送速度との関係を設定している。
【0069】図10および図11は、インターネットフ
ァクシミリ装置FXが他のインターネットファクシミリ
装置FXへ、勧告T.38手順を用いて画情報を送信す
る際の処理の他の例を示している。
【0070】まず、パケットSETUPを相手端末へ送
出し(処理401)、相手端末よりパケットCONNE
CTを受信する(処理402)。ここで、そのときの動
作モードがUDPモードであるかどうかを調べ(判断4
03)、判断403の結果がNOになるときには、TC
Pモードの通信処理を実行し(処理404)、この処理
を終了する。
【0071】また、UDPモードの場合で、判断403
の結果がYESになるときには、受信したパケットCO
NNECTにより最大受信バッファサイズ(最大受信デ
ータグラムバッファサイズ)が指定されているかどうか
を調べる(処理405、判断406)。
【0072】最大受信バッファサイズ(最大受信データ
グラムバッファサイズ)が指定されていない場合で、判
断406の結果がNOになるときには、通常の勧告T.
38手順の画情報送信動作を行う。
【0073】すなわち、まず、送信する画情報のページ
を選択する(処理407)。この画情報のページ選択
は、新たなページの送信時には、直前に送信した次のペ
ージを送信ページとして選択し、後述する同一ページ再
送時には、直前に送信したと同一ページを送信ページと
して選択する。
【0074】次いで、勧告T.30に準拠したデータ転
送速度で、1ページ分の画情報の送信を終了するまで、
画情報の送信を行う(処理408、判断409のNOル
ープ)。
【0075】1ページ分の画情報の送信が終了し、判断
409の結果がYESになると、次の送信ページがある
かどうかを調べ(判断410)、判断410の結果がY
ESになるときには、メッセージ後信号として、信号M
PSを送信し(処理411)、相手端末より応答信号を
受信する(処理412)。そのときに受信した応答信号
により通信エラーが通知されている場合には(判断41
3の結果がYES)、その時点で画情報送信を強制的に
終了し(処理414)、このときの送信動作をエラー終
了する。
【0076】また、応答信号として信号MCFを受信し
た場合で正常受信が通知された場合、または、応答信号
としてRTNを受信した場合で同一ページの再送が要求
された場合で、判断413の結果がNOになるときに
は、判断406へ戻り、次のページの送信動作、また
は、同一ページの再送動作を行う。
【0077】また、全ページの送信が終了した場合で、
判断410の結果がNOになるときには、メッセージ後
信号として、信号EOPを送信し(処理416)、相手
端末より応答信号を受信する(処理417)。そのとき
に受信した応答信号が信号RTNであり、同一ページの
再送が要求されている場合には(判断418の結果がY
ES)、判断406へ戻り、最終ページの再送動作を行
う。
【0078】また、応答信号として信号RTN以外を受
信した場合であり、正常受信または受信エラーが通知さ
れた場合で、判断418の結果がNOになるときには、
所定の通信終了処理を行い(処理419)、このときの
送信動作を正常終了する。
【0079】一方、最大受信バッファサイズ(最大受信
データグラムバッファサイズ)が指定されている場合
で、判断406の結果がYESになるときには、可能な
速度でバースト転送を行う。
【0080】すなわち、まず、送信する画情報のページ
を選択する(処理420)。この画情報のページ選択
は、新たなページの送信時には、直前に送信した次のペ
ージを送信ページとして選択し、後述する同一ページ再
送時には、直前に送信したと同一ページを送信ページと
して選択する。
【0081】次いで、相手端末より通知された最大受信
データグラムバッファサイズと、特定値(後述)とを比
較して、データ転送速度を決定するとともに、フラグの
セット/リセットの制御を行い(処理421)、処理4
21で設定した速度で、画情報をバースト転送モードで
送信しながら、1ページ分のデータ転送が終了するか、
あるいは、処理421で制御するフラグがセットされて
いる場合で送信データ量が特定値(特定サイズ)に達す
ることを監視している(処理422,判断423,42
4のNOループ)。
【0082】1ページ分のデータ転送の途中で、送信デ
ータ量が特定値に達し、そのときにフラグがセットされ
ている場合で、判断424の結果がYESになるときに
は、一旦データ転送を終了し、送信データ量をクリアし
た状態で(処理425)、処理422へ戻り、残りのデ
ータのデータ転送を行う。
【0083】また、1ページ分の画情報をバースト転送
モードで送信終了した場合で、判断423の結果がYE
Sになるときには、判断410へ移行し、それ以降の処
理を実行する。
【0084】ここで、データ転送速度の変更および設定
は、例えば、UDPパケット間に遅延時間を設けること
で行うことができる。
【0085】図12は、データ転送速度の決定処理(処
理421)の一例を示している。
【0086】まず、相手端末より通知された最大受信デ
ータグラムバッファサイズが、特定値よりも大きいかど
うかを調べ(判断501)、判断501の結果がYES
になるときには、最大受信データグラムバッファサイズ
と特定値との差が、所定値以上になっているかどうかを
調べ(判断502)、判断502の結果がYESになる
ときには、フラグをセットするとともに(処理50
3)、データ転送速度として、インターネットINET
を利用する際に可能な最大速度(例えば、10MB/
秒)よりも一段階小さい速度(例えば、8MB/秒)に
設定し(処理203)、この処理を終了する。
【0087】また、判断501の結果がNOになる場
合、または、判断502の結果がYESになる場合に
は、データ転送速度として、インターネットINETを
利用する際に可能な最大速度を設定し(処理504)、
この処理を終了する。
【0088】図13は、データ転送速度の決定の処理
(処理421)の他の例を示している。
【0089】まず、相手端末より通知された最大受信デ
ータグラムバッファサイズが、特定値よりも大きいかど
うかを調べ(判断601)、判断601の結果がYES
になるときには、フラグをセットするとともに(処理6
02)、最大受信データグラムバッファサイズと特定値
との差の値に応じて、上述した図9に示すテーブルに従
ってデータ転送速度を設定する(処理602)。
【0090】また、判断601の結果がNOになる場合
には、データ転送速度として、インターネットINET
を利用する際に可能な最大速度を設定し(処理60
4)、この処理を終了する。
【0091】このようにして、本実施例では、画情報送
信時、相手端末より最大受信バッファサイズ(最大受信
データグラムバッファサイズ)が指定されており、その
最大受信データグラムバッファサイズと特定値との比較
に基づいて、データ転送速度を決定し、その決定したデ
ータ転送速度でバースト転送モードのデータ転送を行う
ので、送信側、受信側双方に適切なデータ転送速度で、
画情報を伝送することができる。
【0092】また、設定するデータ転送速度としては、
ネットワーク(インターネットINET)を使用する際
に可能な最大データ転送速度だけではなく、それよりも
低速度に設定される場合もあるので、ネットワークを利
用する他の通信に与える影響を極力小さくすることもで
きる。
【0093】図14および図15は、インターネットフ
ァクシミリ装置FXが他のインターネットファクシミリ
装置FXへ、勧告T.38手順を用いて画情報を送信す
る際の処理のさらに他の例を示している。
【0094】まず、パケットSETUPを相手端末へ送
出し(処理701)、相手端末よりパケットCONNE
CTを受信する(処理702)。ここで、そのときの動
作モードがUDPモードであるかどうかを調べ(判断7
03)、判断703の結果がNOになるときには、TC
Pモードの通信処理を実行し(処理704)、この処理
を終了する。
【0095】また、UDPモードの場合で、判断703
の結果がYESになるときには、受信したパケットCO
NNECTにより最大受信バッファサイズ(最大受信デ
ータグラムバッファサイズ)が指定されているかどうか
を調べる(処理705、判断706)。
【0096】最大受信バッファサイズ(最大受信データ
グラムバッファサイズ)が指定されていない場合で、判
断706の結果がNOになるときには、通常の勧告T.
38手順の画情報送信動作を行う。
【0097】すなわち、まず、送信する画情報のページ
を選択する(処理707)。この画情報のページ選択
は、新たなページの送信時には、直前に送信した次のペ
ージを送信ページとして選択し、後述する同一ページ再
送時には、直前に送信したと同一ページを送信ページと
して選択する。
【0098】次いで、勧告T.30に準拠したデータ転
送速度で、1ページ分の画情報の送信を終了するまで、
画情報の送信を行う(処理708、判断709のNOル
ープ)。
【0099】1ページ分の画情報の送信が終了し、判断
709の結果がYESになると、次の送信ページがある
かどうかを調べ(判断710)、判断710の結果がY
ESになるときには、メッセージ後信号として、信号M
PSを送信し(処理711)、相手端末より応答信号を
受信する(処理712)。そのときに受信した応答信号
により通信エラーが通知されている場合には(判断71
3の結果がYES)、その時点で画情報送信を強制的に
終了し(処理714)、このときの送信動作をエラー終
了する。
【0100】また、応答信号として信号MCFを受信し
た場合で正常受信が通知された場合、または、応答信号
としてRTNを受信した場合で同一ページの再送が要求
された場合で、判断713の結果がNOになるときに
は、判断706へ戻り、次のページの送信動作、また
は、同一ページの再送動作を行う。
【0101】また、全ページの送信が終了した場合で、
判断710の結果がNOになるときには、メッセージ後
信号として、信号EOPを送信し(処理716)、相手
端末より応答信号を受信する(処理717)。そのとき
に受信した応答信号が信号RTNであり、同一ページの
再送が要求されている場合には(判断718の結果がY
ES)、判断706へ戻り、最終ページの再送動作を行
う。
【0102】また、応答信号として信号RTN以外を受
信した場合であり、正常受信または受信エラーが通知さ
れた場合で、判断718の結果がNOになるときには、
所定の通信終了処理を行い(処理719)、このときの
送信動作を正常終了する。
【0103】一方、最大受信バッファサイズ(最大受信
データグラムバッファサイズ)が指定されている場合
で、判断706の結果がYESになるときには、可能な
速度でバースト転送を行う。
【0104】すなわち、まず、送信する画情報のページ
を選択する(処理720)。この画情報のページ選択
は、新たなページの送信時には、直前に送信した次のペ
ージを送信ページとして選択し、後述する同一ページ再
送時には、直前に送信したと同一ページを送信ページと
して選択する。
【0105】次いで、図12または図13に示した処理
を行って、データ転送速度を決定するとともに、フラグ
のセット/リセットの制御を行い(処理721)、処理
721で設定した速度で、画情報をバースト転送モード
で送信しながら、1ページ分のデータ転送が終了する
か、あるいは、処理721で制御するフラグがセットさ
れている場合で送信データ量が特定値(特定サイズ)に
達することを監視している(処理722,判断723,
724のNOループ)。
【0106】1ページ分のデータ転送の途中で、送信デ
ータ量が特定値に達し、そのときにフラグがセットされ
ている場合で、判断724の結果がYESになるときに
は、一旦データ転送を終了し、送信データ量をクリアし
(処理725)、所定時間の遅延を実施した後に(処理
726)、処理722へ戻り、残りのデータのデータ転
送を行う。
【0107】また、1ページ分の画情報をバースト転送
モードで送信終了した場合で、判断723の結果がYE
Sになるときには、判断710へ移行し、それ以降の処
理を実行する。
【0108】ここで、データ転送速度の変更および設定
は、例えば、UDPパケット間に遅延時間を設けること
で行うことができる。
【0109】図16および図17は、インターネットフ
ァクシミリ装置FXが他のインターネットファクシミリ
装置FXへ、勧告T.38手順を用いて画情報を送信す
る際の処理のまたさらに他の例を示している。
【0110】まず、パケットSETUPを相手端末へ送
出し(処理801)、相手端末よりパケットCONNE
CTを受信する(処理802)。ここで、そのときの動
作モードがUDPモードであるかどうかを調べ(判断8
03)、判断803の結果がNOになるときには、TC
Pモードの通信処理を実行し(処理804)、この処理
を終了する。
【0111】また、UDPモードの場合で、判断803
の結果がYESになるときには、受信したパケットCO
NNECTにより最大受信バッファサイズ(最大受信デ
ータグラムバッファサイズ)が指定されているかどうか
を調べる(処理805、判断806)。
【0112】最大受信バッファサイズ(最大受信データ
グラムバッファサイズ)が指定されていない場合で、判
断806の結果がNOになるときには、通常の勧告T.
38手順の画情報送信動作を行う。
【0113】すなわち、まず、送信する画情報のページ
を選択する(処理807)。この画情報のページ選択
は、新たなページの送信時には、直前に送信した次のペ
ージを送信ページとして選択し、後述する同一ページ再
送時には、直前に送信したと同一ページを送信ページと
して選択する。
【0114】次いで、勧告T.30に準拠したデータ転
送速度で、1ページ分の画情報の送信を終了するまで、
画情報の送信を行う(処理808、判断809のNOル
ープ)。
【0115】1ページ分の画情報の送信が終了し、判断
809の結果がYESになると、次の送信ページがある
かどうかを調べ(判断810)、判断810の結果がY
ESになるときには、メッセージ後信号として、信号M
PSを送信し(処理811)、相手端末より応答信号を
受信する(処理812)。そのときに受信した応答信号
により通信エラーが通知されている場合には(判断81
3の結果がYES)、その時点で画情報送信を強制的に
終了し(処理814)、このときの送信動作をエラー終
了する。
【0116】また、応答信号として信号MCFを受信し
た場合で正常受信が通知された場合、または、応答信号
としてRTNを受信した場合で同一ページの再送が要求
された場合で、判断813の結果がNOになるときに
は、判断806へ戻り、次のページの送信動作、また
は、同一ページの再送動作を行う。
【0117】また、全ページの送信が終了した場合で、
判断810の結果がNOになるときには、メッセージ後
信号として、信号EOPを送信し(処理816)、相手
端末より応答信号を受信する(処理817)。そのとき
に受信した応答信号が信号RTNであり、同一ページの
再送が要求されている場合には(判断818の結果がY
ES)、判断806へ戻り、最終ページの再送動作を行
う。
【0118】また、応答信号として信号RTN以外を受
信した場合であり、正常受信または受信エラーが通知さ
れた場合で、判断818の結果がNOになるときには、
所定の通信終了処理を行い(処理819)、このときの
送信動作を正常終了する。
【0119】一方、最大受信バッファサイズ(最大受信
データグラムバッファサイズ)が指定されている場合
で、判断806の結果がYESになるときには、可能な
速度でバースト転送を行う。
【0120】すなわち、まず、送信する画情報のページ
を選択する(処理820)。この画情報のページ選択
は、新たなページの送信時には、直前に送信した次のペ
ージを送信ページとして選択し、後述する同一ページ再
送時には、直前に送信したと同一ページを送信ページと
して選択する。
【0121】次いで、相手端末より通知された最大受信
データグラムバッファサイズと、特定値(後述)とを比
較して、遅延時間を決定するとともに、フラグのセット
/リセットの制御を行い(処理821)、インターネッ
トINETで使用可能な最大速度で、画情報をバースト
転送モードで送信しながら、1ページ分のデータ転送が
終了するか、あるいは、処理821で制御するフラグが
セットされている場合で送信データ量が特定値(特定サ
イズ)に達することを監視している(処理822,判断
823,824のNOループ)。
【0122】1ページ分のデータ転送の途中で、送信デ
ータ量が特定値に達し、そのときにフラグがセットされ
ている場合で、判断824の結果がYESになるときに
は、一旦データ転送を終了し、送信データ量をクリアし
(処理825)、処理821で決定した遅延時間の遅延
を実施した後に(処理826)、処理822へ戻り、残
りのデータのデータ転送を行う。
【0123】また、1ページ分の画情報をバースト転送
モードで送信終了した場合で、判断823の結果がYE
Sになるときには、判断810へ移行し、それ以降の処
理を実行する。
【0124】ここで、データ転送速度の変更および設定
は、例えば、UDPパケット間に遅延時間を設けること
で行うことができる。
【0125】図18は、遅延時間の決定処理(処理82
1)の一例を示している。
【0126】まず、相手端末より通知された最大受信デ
ータグラムバッファサイズが、特定値よりも大きいかど
うかを調べ(判断901)、判断901の結果がYES
になるときには、フラグをセットするとともに(処理9
02)、最大受信データグラムバッファサイズと特定値
との差の値に応じて、図19に示すテーブルに従って遅
延時間を設定する(処理903)。
【0127】また、判断901の結果がNOになる場合
には、処理902,903を行わない。
【0128】ここで、図19のテーブルでは、最大受信
データグラムバッファサイズと特定値とのサイズ差が大
きくなるに従って、遅延時間が小さくなるように、サイ
ズ差と遅延時間との関係を設定している。
【0129】このようにして、本実施例では、画情報送
信時、相手端末より最大受信バッファサイズ(最大受信
データグラムバッファサイズ)が指定されており、その
最大受信データグラムバッファサイズと特定値との比較
に基づいて、データ転送速度を決定し、その決定したデ
ータ転送速度でバースト転送モードのデータ転送を行う
ので、送信側、受信側双方に適切なデータ転送速度で、
画情報を伝送することができる。
【0130】また、設定するデータ転送速度としては、
ネットワーク(インターネットINET)を使用する際
に可能な最大データ転送速度だけではなく、それよりも
低速度に設定される場合もあるので、ネットワークを利
用する他の通信に与える影響を極力小さくすることもで
きる。
【0131】さらに、特定値毎の通信の度に、適宜に遅
延時間を設けているので、受信側の受信バッファがあふ
れるような事態を回避することができ、適切なデータ通
信を行うことができる。
【0132】図20は、データ転送速度の決定処理の別
な例を示している。
【0133】まず、相手端末より通知された最大受信デ
ータグラムバッファサイズが、特定値よりも小さいかど
うかを調べ(判断1001)、判断1001の結果がY
ESになるときには、フラグをセットするとともに(処
理1002)、最大受信データグラムバッファサイズと
特定値との差の値に応じて、上述した図9に示すテーブ
ルに従ってデータ転送速度を設定する(処理100
2)。
【0134】また、判断1001の結果がNOになる場
合には、データ転送速度として、インターネットINE
Tを利用する際に可能な最大速度を設定し(処理60
4)、この処理を終了する。
【0135】図21は、遅延時間の決定処理(処理82
1)の他の例を示している。
【0136】まず、相手端末より通知された最大受信デ
ータグラムバッファサイズが、特定値よりも小さいかど
うかを調べ(判断1101)、判断1101の結果がY
ESになるときには、フラグをセットするとともに(処
理1102)、最大受信データグラムバッファサイズと
特定値との差の値に応じて、図19に示すテーブルに従
って遅延時間を設定する(処理1103)。
【0137】また、判断1101の結果がNOになる場
合には、処理1102,1103を行わない。
【0138】この場合、最大受信データグラムバッファ
サイズが、特定値よりも小さいかどうかを調べて、デー
タ転送速度および遅延時間を決定しているので、より適
切なデータ転送速度および遅延時間を使用することがで
きる。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画情報送信時、相手端末より最大受信バッファサイズ
(最大受信データグラムバッファサイズ)が指定されて
おり、その最大受信データグラムバッファサイズと特定
値との比較に基づいて、データ転送速度を決定し、その
決定したデータ転送速度でバースト転送モードのデータ
転送を行うので、送信側、受信側双方に適切なデータ転
送速度で、画情報を伝送することができるという効果を
得る。
【0140】また、設定するデータ転送速度としては、
ネットワーク(インターネットINET)を使用する際
に可能な最大データ転送速度だけではなく、それよりも
低速度に設定される場合もあるので、ネットワークを利
用する他の通信に与える影響を極力小さくすることもで
きるという効果も得る。
【0141】さらに、特定値毎の通信の度に、適宜に遅
延時間を設けているので、受信側の受信バッファがあふ
れるような事態を回避することができ、適切なデータ通
信を行うことができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる通信システムの一例
を示したブロック図。
【図2】インターネットファクシミリ装置FX(FX
1,FX2)の構成例を示したブロック図。
【図3】T.38端末装置間のデータ伝送手順の一例を
示したタイムチャート。
【図4】UDPオプション情報の一例を示した概略図。
【図5】インターネットファクシミリ装置FXが他のイ
ンターネットファクシミリ装置FXへ、勧告T.38手
順を用いて画情報を送信する際の処理の一例を示したフ
ローチャート。
【図6】インターネットファクシミリ装置FXが他のイ
ンターネットファクシミリ装置FXへ、勧告T.38手
順を用いて画情報を送信する際の処理の一例を示したフ
ローチャート(続き)。
【図7】データ転送速度の決定処理(処理121)の一
例を示したフローチャート。
【図8】データ転送速度の決定処理(処理121)の他
の例を示したフローチャート。
【図9】最大受信データグラムバッファサイズと特定値
とのサイズ差に対応して、データ転送速度を決定する際
に参照されるテーブルの一例を示した概略図。
【図10】インターネットファクシミリ装置FXが他の
インターネットファクシミリ装置FXへ、勧告T.38
手順を用いて画情報を送信する際の処理の他の例を示し
たフローチャート。
【図11】インターネットファクシミリ装置FXが他の
インターネットファクシミリ装置FXへ、勧告T.38
手順を用いて画情報を送信する際の処理の他の例を示し
たフローチャート(続き)。
【図12】データ転送速度の決定処理(処理421)の
一例を示したフローチャート。
【図13】データ転送速度の決定処理(処理421)の
他の例を示したフローチャート。
【図14】インターネットファクシミリ装置FXが他の
インターネットファクシミリ装置FXへ、勧告T.38
手順を用いて画情報を送信する際の処理のさらに他の例
を示したフローチャート。
【図15】インターネットファクシミリ装置FXが他の
インターネットファクシミリ装置FXへ、勧告T.38
手順を用いて画情報を送信する際の処理のさらに他の例
を示したフローチャート(続き)。
【図16】インターネットファクシミリ装置FXが他の
インターネットファクシミリ装置FXへ、勧告T.38
手順を用いて画情報を送信する際の処理のまたさらに他
の例を示したフローチャート。
【図17】インターネットファクシミリ装置FXが他の
インターネットファクシミリ装置FXへ、勧告T.38
手順を用いて画情報を送信する際の処理のまたさらに他
の例を示したフローチャート(続き)。
【図18】遅延時間の決定処理(処理821)の一例を
示したフローチャート。
【図19】最大受信データグラムバッファサイズと特定
値とのサイズ差に対応して、遅延時間を決定する際に参
照されるテーブルの一例を示した概略図。
【図20】データ転送速度の決定処理の別な例を示した
フローチャート。
【図21】遅延時間の決定処理(処理821)の他の例
を示したフローチャート。
【符号の説明】
FX,FX1,FX2 インターネットファクシミリ装
フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA29 AB38 AB42 AB46 AC38 AE14 BA04 5C075 AB90 CA03 CA04 CD07 CD20 CD21 5K030 GA13 HA08 HB04 HD03 JT05 KA03 LC01 5K034 AA07 CC02 CC04 EE11 HH02 HH21 HH32 MM08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット交換網に接続するとともに、I
    TU−T勧告T.38に準拠したUDPモードのファク
    シミリ通信機能を備えた通信端末装置の伝送制御方法に
    おいて、 着信検出時、自端末の通信バッファサイズを相手端末へ
    通知する一方、 送信時、相手端末より通信バッファサイズが通知された
    場合、その通信バッファサイズと自端末に設定されてい
    る特定値との関係に基づいて通信速度を設定し、その設
    定した通信速度で画情報を相手端末へバースト転送モー
    ドで転送することを特徴とする通信端末装置の伝送制御
    方法。
  2. 【請求項2】 前記特定値が前記通知された通信バッフ
    ァサイズよりも小さく、上記特定値と上記通信バッファ
    サイズとの差分が所定値よりも大きい場合には、通信速
    度を低く設定することを特徴とする請求項1記載の通信
    端末装置の伝送制御方法。
  3. 【請求項3】 前記特定値が前記通知された通信バッフ
    ァサイズよりも小さい場合、上記特定値と上記通信バッ
    ファサイズとの差分を複数の段階に分類し、その分類に
    対応して通信速度を設定することを特徴とする請求項2
    記載の通信端末装置の伝送制御方法。
  4. 【請求項4】 前記特定値が前記通知された通信バッフ
    ァサイズよりも小さく、上記特定値と上記通信バッファ
    サイズとの差分が所定値よりも小さい場合、送信データ
    量が上記特定値を超えると、その時点で通信速度を低下
    させることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置の
    伝送制御方法。
  5. 【請求項5】 前記特定値と前記通信バッファサイズと
    の差分を複数の段階に分類し、その分類に対応して、低
    下後の通信速度を設定することを特徴とする請求項4記
    載の通信端末装置の伝送制御方法。
  6. 【請求項6】 前記特定値が前記通知された通信バッフ
    ァサイズよりも小さく、上記特定値と上記通信バッファ
    サイズとの差分が所定値よりも小さい場合、送信データ
    量が上記特定値を超えるときには、上記特定値に対応し
    たデータ量の送信のたびに、所定の遅延時間を発生させ
    ることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置の伝送
    制御方法。
  7. 【請求項7】 前記特定値と前記通信バッファサイズと
    の差分を複数の段階に分類し、その分類に対応して、前
    記遅延時間の大きさを設定することを特徴とする請求項
    6記載の通信端末装置の伝送制御方法。
  8. 【請求項8】 前記特定値が前記通知された通信バッフ
    ァサイズよりも大きい場合には、所定の通信単位毎に遅
    延時間を発生させることを特徴とする請求項1記載の通
    信端末装置の伝送制御方法。
  9. 【請求項9】 前記特定値が前記通知された通信バッフ
    ァサイズよりも大きい場合には、通信速度を低下させる
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置の伝送制
    御方法。
  10. 【請求項10】 前記特定値は、送信画情報の線密度に
    応じて設定されることを特徴とする請求項1または請求
    項2または請求項3または請求項4または請求項5また
    は請求項6または請求項7または請求項8または請求項
    9記載の通信端末装置の伝送制御方法。
  11. 【請求項11】 前記特定値は、送信画情報の原稿サイ
    ズに応じて設定されることを特徴とする請求項1または
    請求項2または請求項3または請求項4または請求項5
    または請求項6または請求項7または請求項8または請
    求項9記載の通信端末装置の伝送制御方法。
  12. 【請求項12】 前記特定値は、送信画情報の画質情報
    に応じて設定されることを特徴とする請求項1または請
    求項2または請求項3または請求項4または請求項5ま
    たは請求項6または請求項7または請求項8または請求
    項9記載の通信端末装置の伝送制御方法。
  13. 【請求項13】 前記特定値は、送信画情報の線密度、
    原稿サイズ、および、画質情報の任意の組合せに応じて
    設定されることを特徴とする請求項1または請求項2ま
    たは請求項3または請求項4または請求項5または請求
    項6または請求項7または請求項8または請求項9記載
    の通信端末装置の伝送制御方法。
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