JP2003087123A - 高コードレートブロック符号化/復号化方法及び装置 - Google Patents

高コードレートブロック符号化/復号化方法及び装置

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JP2003087123A JP2002059008A JP2002059008A JP2003087123A JP 2003087123 A JP2003087123 A JP 2003087123A JP 2002059008 A JP2002059008 A JP 2002059008A JP 2002059008 A JP2002059008 A JP 2002059008A JP 2003087123 A JP2003087123 A JP 2003087123A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、低エラーレートを維持しながら
コードレートを増加させることができるブロック符号化
/復号化方法を提供する。 【解決手段】 ブロック符号化アルゴリズムは、mビ
ットメッセージの第1オリジナルブロックがnビットコ
ードワードの参照ブロックに符号化され、mビットメッ
セージの第1オリジナルブロックの次のn個のmビット
メッセージのオリジナルブロックが参照ブロックのビッ
ト列に基づいてn個のnビットコードワードの加重ブロ
ックに符号化される(n+1)個のmビットメッセージ
のオリジナルブロックを含むオリジナルブロックグルー
プを用いる。ブロック符号化アルゴリズムはn個の加重
ブロックを復号化してmビットメッセージの該当オリジ
ナルブロックを生成し、参照ビットの列からmビットメ
ッセージの第1オリジナルブロックを再構成する。この
際、各参照ビットは、n個の加重ブロックがそれぞれA
タイプ加重ブロックであるかBタイプ加重ブロックであ
るかを示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロック符号化及
び復号化方法に関し、さらに詳しくは、コードレートを
増加させることができるブロック符号化及び復号化方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、動画映像データ等の大容
量データを光学的に記憶する必要性が増加している。従
って、高密度の光学的記憶容量を具現化できる記憶媒体
を内蔵したさまざまな種類の体積ホログラフィーデータ
記憶(volume holographic data storage;VHDS)
システムが近年開発されている。
【0003】VHDSシステムにおいて、ソースデータ
はN個のデータビット(情報ビットまたはメッセージビ
ット)で構成されるブロックに分割され、各ブロックは
個(Nは正の整数)の互いに異なるメッセージを表
現することができる。VHDSシステムにおける符号化
器は、それぞれのNビットデータブロックを、コードビ
ットまたはチャンネルシンボルと呼ばれるような(N+
K)ビットのより大きなブロックに変換する。ここで、
Kは正の整数である。符号化器により各データブロック
に追加されるKビットは、冗長ビット、パリティビット
またはチェックビットと呼ばれ、新規の情報を含まな
い。このようなコードを(N+K,N)コードと呼ぶ。
1つのブロック内での冗長ビットとデータビットの比率
K/Nをコードの冗長度と呼び、データビットと全ビッ
トの比率N/(N+K)をコードレートと呼ぶ。コード
レートは、コードビットで情報を構成する部分とみなす
ことができる。例えば、コードレート1/3のコードに
は、コードビット毎に1/3ビットの情報が記憶されて
いる。伝送帯域幅を拡張することによって、冗長性を有
するこのような符号化技法を適用できる。例えば、エラ
ー制御技法が1/3のレートを使用する場合、冗長度は
2/3であり、帯域幅の増加は3である。
【0004】つまり、符号化器は、Nメッセージデジッ
ト(メッセージベクトル)のブロックを、所与のアルフ
ァベットを構成要素とするような、N+Kコードワード
デジット(コードベクトル)のより長いブロックに変換
する。アルファベットが2つの構成要素(0と1)から
なる際には、そのコードは2進数(ビット)からなる2
進コードである。以下では特に断らない限り、2進コー
ドのみについて説明する。
【0005】Nビットメッセージは、Nタプル(N桁の
列)と呼ばれる2個の互いに異なるメッセージ列を形
成する。(N+K)ビットブロックは、それぞれ(N+
K)タプルと呼ばれる2N+K個の互いに異なる列を形
成することができる。符号化の過程では、2メッセー
ジNタプルのそれぞれを2N+K個の(N+K)タプル
の異なるタプルに対応させる。ブロックコードは1対1
の割当てを表現しており、それによって2個のメッセ
ージNタプルが、新しいセットの2個のコードワード
(N+K)タプルと1対1でマッピングされる。マッピ
ングは、参照用テーブルにより達成することができる。
【0006】復号化モードでは、複数の復号化アルゴリ
ズムを用いて、ビットエラーレートを減らしつつコード
レートを増加させてきた。
【0007】閾値復号化アルゴリズムでは、チャンネル
歪みによって歪んだ伝送信号または検索信号に「0」また
は「1」を割り当てるために、閾値(例えば平均値または
0.5などの所定の値)を用い得る。一般的なVHDS
装置においては、レーザービームのガウス分布特性、レ
ンズの歪み、分散及び回折等をチャンネルとして理解す
ることができる。閾値復号化アルゴリズムは高コードレ
ートを有するが、特に低出力のレーザービームの場合に
は、ビットエラーレートも高いという問題点がある。
【0008】ビットエラーレートは、局所閾値復号化ア
ルゴリズムを用いて改善し得る。局所閾値復号化アルゴ
リズムは、復号化領域を複数の局所領域に分割し、各局
所領域に異なる閾値を適用し、「0」または「1」を決定す
る。しかし、VHDSシステムはそれぞれ互いに異なる
固有ノイズパターンを有することから、局所閾値復号化
アルゴリズムは互換性が低い。
【0009】別の改善策は、2進差分符号化/復号化ア
ルゴリズムを用いることにより実現し得る。2進差分復
号化アルゴリズムは、「1」を示す信号が、隣接領域に存
在する「0」を示す信号より常に大きい値を有するという
特性を利用する。例えば、符号化中に「0」、「1」をそれ
ぞれ「01」、「10」に置換し、逆アルゴリズムを用いて
伝送信号を復号化する。2進差分復号化アルゴリズムは
低ビットエラーレートを有するが、そのコードレートも
著しく(50%)減少するという問題点がある。
【0010】更に別の改善策は、バランスドブロック符
号化/復号化アルゴリズムを用いることにより実現し得
る。符号化の際には、入力メッセージが複数のメッセー
ジPタプルに分割され、同数の「0」のビットと「1」
のビットを有するコードワード2Qタプルにより各メッ
セージPタプルが符号化される。ここで、P、Qは正の
整数であり、2QはPより大きい。復号化の際には、伝
送信号が複数のコードワード2Qタプルに分割され、各
コードワード2Qタプルのために受信値より小さい値を
有するQ値のビットが「0」に、受信値より大きい値を
有するQ値のビットが「1」にそれぞれ再構成される。
【0011】例えば、6:8バランスドブロック符号化
/復号化アルゴリズムでは、64個のメッセージ6タプ
ルを符号化するために、2(=256)個の8ビットコ
ードワードのうちで同数(例えば4)の「0」及び「1」ビ
ットを有するような2(=64)個の8ビットコードワ
ードが選択される。例えば、6タプルのオリジナルメッ
セージブロック64個を表すために、(=70)個
の8ビットコードワードから選択される64個のバラン
スドブロックが用いられる。
【0012】また、8:12バランスドブロック符号化
/復号化アルゴリズムでは、256個の8タプルメッセ
ージを復号化するために、212(=4096)個の12
ビットコードワードのうちで同数(例えば6)の「0」及
び「1」ビットを有するような2(=256)個のコード
ワード12タプルが選択される。例えば、8ビットメッ
セージのオリジナルブロックを表すために、12
(=924)個のコードワード12タプルから選択され
る256個のコードワードの1つが用いられる。
【0013】6:8バランスドブロック符号化アルゴリ
ズムは、6つのデータビットに加えて2つの冗長ビット
を有するので、コードレート3/4(75%)を有す
る。そして、8:12バランスドブロック符号化アルゴ
リズムは、8つのデータビットに加えて4つの冗長ビッ
トを有するので、コードレート2/3(=66.7%)
を有する。バランスドブロック符号化アルゴリズムは、
2進差分符号化アルゴリズムよりもビットエラーレート
が低く、コードレートが高いが、有限のチャンネルリソ
ースを効果的に使用するためには、更に高いコードレー
トが必要である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
述した問題を解決するために案出されたものであり、そ
の目的は、低ビットエラーレートを維持しながらコード
レートを向上させることができるようなブロック符号化
/復号化方法を提供することである。
【0015】本発明の別の目的は、上述した問題を解決
するために、低ビットエラーレートを維持しながらコー
ドレートを向上させることができるようなブロック符号
化/復号化装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるブロック符号化及び復号化方法
は、(n+1)個のmビットメッセージ(「m」は正の
整数、「n」は「m」より大きい奇数である)のオリジ
ナルブロックを含むオリジナルブロックグループを形成
する過程と、オリジナルブロックグループのmビットメ
ッセージの第1オリジナルブロックをnビットコードワ
ードの参照ブロックに符号化する過程と、オリジナルブ
ロックグループにおいて、mビットメッセージの第1オ
リジナルブロックの次に位置するn個のmビットメッセ
ージのオリジナルブロックを符号化し、各加重ブロック
が参照ブロックのビット列によってAタイプ加重ブロッ
クまたはBタイプ加重ブロックに対応するようなnビッ
トコードワードのn個の加重ブロックを生成する過程
と、nビットコードワードのn個の加重ブロックから符
号化グループを形成する過程と、nビットコードワード
のn個の加重ブロックから参照ビットの列を生成し、各
参照ビットが、対応する加重ブロックがAタイプ加重ブ
ロックであるかBタイプ加重ブロックであるかを示す過
程と、符号化グループのnビットコードワードのn個の
加重ブロックを復号化し、n個のmビットメッセージの
対応するブロックを生成する過程と、参照ビットの列か
らmビットメッセージの前記第1オリジナルブロックを
再構成する過程とを含む。
【0017】また、本発明による符号化/復号化装置
は、デジタル化された映像信号をmビットメッセージの
オリジナルブロック単位で出力し(「m」は正の整数で
ある)、オリジナルブロックの出力時を知らせる第1タ
イミング信号を生成する第1バッファと、タイミング信
号が第1バッファから最初に生成される際に、オリジナ
ルブロックがmビットメッセージの第1オリジナルブロ
ックであるかを決定する第1制御部と、オリジナルブロ
ックが第1オリジナルブロックであれば、nビットコー
ドワードの参照ブロックとして第1オリジナルブロック
を符号化し(「n」は「m」より大きい奇数である)、
そうでなければ、参照ブロックのビット列に基づきnビ
ットコードワードのAタイプ加重ブロックまたはnビッ
トコードワードのBタイプ加重ブロックとして表される
nビットコードワードの加重ブロックとしてオリジナル
ブロックを符号化するための符号化装置と、参照ブロッ
クを制御部に伝送し、加重ブロックを記憶媒体に伝送す
るスイッチと、加重ブロックがAタイプ加重ブロックで
あるかBタイプ加重ブロックであるかを各参照ビットが
示し、加重ブロックのビットを記憶するためのn個のバ
ッファが記憶媒体から提供されるような、前記参照ビッ
トの列を記憶するための参照バッファを有するバッファ
と、加重ブロックがAタイプ加重ブロックであるかBタ
イプ加重ブロックであるかを決定する第2制御部と、加
重ブロックを復号化してmビットメッセージの対応する
オリジナルブロックを生成し、参照ビットの列から第1
オリジナルブロックを再構成するための復号化装置とを
含む。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
好適実施例について説明し、本発明の上記及びその他の
目的及び原理を明らかにする。
【0019】本発明に基づくm:nブロック符号化アル
ゴリズムにおいて、nビットコードワードの加重ブロッ
クは、mビットメッセージのオリジナルブロックを示
す。しかし、本発明によるブロック符号化及び復号化ア
ルゴリズムを遂行するためには、加重ブロックの可能コ
ードワードの数が決定されなければならない。この際、
可能コードワードの数は、nビットコードワードの選択
可能な組み合わせに基づいて決定されるべきである。n
ビットコードワードの加重ブロックの選択可能な組み合
わせは、加重ブロックがAタイプ加重ブロックであるか
Bタイプ加重ブロックであるかに基づいて決定される。
Aタイプ加重ブロックとBタイプ加重ブロックは、nビ
ットコードワードの加重ブロックの「1」または「0」のビ
ット数により区別される。
【0020】本発明に基づくm:nブロック符号化及び
復号化アルゴリズムにおいて、nビットの加重ブロック
の「1」のビット数「a」は次式より求めることができ
る。
【0021】2(1) ここで、「m」及び「a」はそれぞれの正の整数であ
り、「n」は「m」及び「a」より大きい奇数である。
【0022】「a」は2つの加重ブロックの一方の「1」
のビット数に関するものであるので、他方の「1」のビッ
ト数「t」は次式より求めることができる。
【0023】t=n−a (2) 例えば、8:11ブロック符号化及び復号化アルゴリズ
ムにおいて、「a」は、関係式256<11を満た
すべきであり、このとき「a」は4乃至7のいずれかの
正の整数である。従って、8:11ブロック符号化アル
ゴリズムは、2つの選択可能な組み合わせを有する。
【0024】8:11ブロック符号化及び復号化アルゴ
リズムにおける第1の選択可能な組み合わせは、4及び
7から構成される。例えば、11ビットのAタイプ加重
ブロックが4ビットの「1」及び7ビットの「0」(または
7ビットの「1」及び4ビットの「0」)を含んでいれば、
11ビットの各加重ブロックを11(=330)個の
コードワードの1つとして表現し得る。8ビットのオリ
ジナルブロックは2(=256)個の8ビットメッセー
ジの1つとして表されるので、256個の8ビットメッ
セージを示すように256個のみのコードワードが選択
されなければならない。
【0025】8:11ブロック符号化及び復号化アルゴ
リズムにおける第2の選択可能な組み合わせは、5及び
6で構成される。11ビットのAタイプ加重ブロックが
5ビットの「1」及び6ビットの「0」(または6ビットの
「1」及び5ビットの「0」)を含んでいれば、11ビット
の加重ブロックを11(=462)個のコードワード
の1つとして表現し得る。8ビットのオリジナルブロッ
クは28個の8ビットメッセージの1つとして表される
ので、256個のメッセージを充分に示すように462
個のコードワードから256個のコードワードを選択し
得る。
【0026】nビットコードワードの1つの加重ブロッ
クは参照ブロックとしてのみ用いられ、nビットコード
ワードのn個の加重ブロックは、本発明に基づくブロッ
ク符号化及び復号化アルゴリズムにより符号化される。
【0027】本発明に基づくブロック符号化及び復号化
アルゴリズム(例えば8:11ブロック符号化及び復号
化アルゴリズム)について、以下に詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明の第1の好適実施例に基づ
く8:11ブロック符号化及び復号化アルゴリズムのブ
ロック図である。8:11ブロック符号化及び復号化ア
ルゴリズムにおいて、8ビットメッセージの12個のオ
リジナルブロック(OB1〜OB12)は、11ビット
コードワードの12個の加重ブロック(BB1〜BB1
2)として符号化される。11ビットコードワードの第
1加重ブロック(BB1)は、4ビットの「1」及び7ビ
ットの「0」を含むAタイプ加重ブロックとして符号化さ
れると仮定する。本発明の他の実施形態においては、1
1ビットコードワードの第1加重ブロック(BB1)
は、7ビットの「1」及び4ビットの「0」を含むBタイプ
加重ブロックとして符号化され得る。
【0029】8ビットメッセージの第1のオリジナルブ
ロック(OB1)は、11ビットコードワードの第1加
重ブロック(BB1)として表される。11ビットコー
ドワードの第1加重ブロック(BB1)は、これ以降1
1ビットコードワードの参照ブロック(RB)と呼ぶ。
参照ブロック(RB)の11ビットは、8ビットメッセ
ージのオリジナルブロック(OB2〜OB12)にそれ
ぞれ対応する11個の加重ブロック(BB2〜BB1
2)の符号化タイプをそれぞれ表す。
【0030】8ビットメッセージの第1オリジナルブロ
ック(OB1)の次に来る8ビットメッセージのオリジ
ナルブロック(OB2〜OB12)は、11ビットコー
ドワードの11個の加重ブロック(BB2〜BB12)
として表され、それによって符号化グループを形成す
る。各加重ブロック(BB2〜BB12)は、参照ブロ
ック(RB)のビット列に基づき、Aタイプ加重ブロッ
クまたはBタイプ加重ブロックのいずれかに決定され
る。
【0031】図1を参照すると、参照ブロック(RB)
は、ビット列(10001001001)を有する11
ビットコードワードのAタイプ加重ブロックである。1
1ビットコードワードの参照ブロック(RB)の一方の
ビット「1」が11ビットコードワードのAタイプ加重ブ
ロックを表すように設定され、11ビットコードワード
の参照ブロック(RB)の他方のビット「0」が11ビッ
トコードワードのBタイプ加重ブロックに設定されると
仮定すると、11ビットコードワードの参照ブロック
(RB)の第1ビットは「1」であることから8ビットメ
ッセージの第2オリジナルブロック(OB2)は11ビ
ットコードワードのAタイプ加重ブロックとして表さ
れ、11ビットコードワードの参照ブロック(RB)の
第2ビットは「0」であることから8ビットメッセージの
第3オリジナルブロック(OB3)は11ビットコード
ワードのBタイプ加重ブロックとして表される。これに
より、符号化グループは、4つのAタイプ加重ブロック
(BB2、BB6、BB9、BB12)と7つのBタイ
プ加重ブロック(BB3、BB4、BB5、BB7、B
B8、BB10、BB11)を含む。
【0032】符号化グループは記録媒体及びホログラフ
ィー記憶媒体などの記憶媒体(図示せず)または外部装
置(図示せず)に伝送されるが、参照ブロック(RB)
は記憶媒体や外部装置には伝送されず、11ビットの参
照ブロック(RB)はブロック符号化システムで消去さ
れる。しかし、参照ブロック(RB)は、8:11ブロ
ック復号化アルゴリズムにより再構成することができ
る。
【0033】8:11ブロック復号化アルゴリズムにお
いて、符号化グループ(BG)は11ビットコードワー
ドの加重ブロック単位に分割され、各11ビットコード
ワードの加重ブロックのビットが合計される。11ビッ
トコードワードの加重ブロックが11ビットコードワー
ドのAタイプ加重ブロックであれば、Aタイプ加重ブロ
ックが4ビットの「1」と7ビットの「0」を含むので合計
結果は4になり、11ビットコードワードの加重ブロッ
クが11ビットコードワードのBタイプ加重ブロックで
あれば、Bタイプ加重ブロックが7ビットの「1」と4ビ
ットの「0」を含むので合計結果は7になる。従って、A
タイプ加重ブロックは、Bタイプ加重ブロックより小さ
い合計結果を有する。
【0034】図1を参照すると、参照ブロック(RB)
は4ビットの「1」及び7ビットの「0」を有するAタイプ
加重ブロックであり、11個の加重ブロック(BB2〜
BB12)が11ビットの参照ブロック(RB)により
決定されるので、符号化グループ(BG)においてより
小さい合計結果を有する4つの加重ブロックがAタイプ
加重ブロックであり、符号化グループ(BG)において
より大きい合計結果を有する7つの加重ブロックがBタ
イプ加重ブロックであることは確実である。
【0035】一方、8:11ブロック符号化アルゴリズ
ムでは、ビット「1」はAタイプ加重ブロックに、ビット
「0」はBタイプ加重ブロックに設定されているので、各
加重ブロック(BB2〜BB12)は参照ビットを生成
する。従って、符号化グループ(BG)を1列の参照ビ
ット(10001001001)として表すことができ
る。これは、参照ブロック(RB)のビット列と等し
い。従って、当業者であれば、ブロック復号化システム
において参照ブロック(RB)を再構成することがで
き、全ての加重ブロック(BB1〜BB12)をオリジ
ナルブロック(OB1〜OB12)に復号化できること
が理解されよう。
【0036】ここからは、本発明の第1の好適実施例の
ためのブロック符号化及び復号化システムについて説明
する。
【0037】図2は、本発明の第1の好適実施例に基づ
くブロック符号化システムを示すブロック図である。ブ
ロック符号化システムは、アナログ/デジタルコンバー
ター(ADC)1、バッファ装置3、第1スイッチ5、
制御装置7、Aタイプ符号化装置9、Bタイプ符号化装
置11及び第2スイッチ13を備える。
【0038】ADC1は、入力映像信号をデジタル化
し、デジタル化した映像信号をバッファ装置3に伝送す
る。バッファ装置3は、デジタル化された映像信号をm
ビットメッセージのオリジナルブロックの単位で出力し
(「m」は正の整数)、mビットメッセージのオリジナ
ルブロックが出力される時を知らせるタイミング信号を
生成する。
【0039】第1スイッチ5は、制御装置7の制御下
で、バッファ装置3からAタイプ符号化装置7またはB
タイプ符号化装置9にオリジナルブロックを伝送する。
【0040】制御装置7は、計数装置(図示せず)を内
蔵し、それによってバッファ装置3から提供されるタイ
ミング信号の数を数える。本発明に基づくm:nブロッ
ク符号化アルゴリズムは、nビットコードワードの1つ
の参照ブロックに対するmビットメッセージの1つのオ
リジナルブロックと、n個の加重ブロックの符号化グル
ープに対するmビットメッセージのn個のオリジナルブ
ロックを必要とするので、第(n+1)タイミング信号
の受信時に計数装置がリセットされる。ここで、「n」
は正の整数である。
【0041】制御装置7は、バッファ装置3から第1タ
イミング信号を受信する際に、第1スイッチ5がAタイ
プ符号化装置9に接続されるように制御する。例えば、
計数装置の計数が1である時、mビットメッセージの第
1オリジナルブロックはAタイプ符号化装置9に伝送さ
れる。制御装置7はまた、バッファ装置3から第2乃至
第(n+1)タイミング信号を受信する際に、参照ブロ
ック(RB)のビット列に基づきAタイプ符号化装置9
またはBタイプ符号化装置11に接続されるように第1
スイッチ5を制御する。例えば、計数装置の計数が2乃
至(n+1)の範囲にある時、mビットメッセージの第
1オリジナルブロックを除くmビットメッセージのn個
のオリジナルブロックが、Aタイプ符号化装置9または
Bタイプ符号化装置11に伝送される。
【0042】更に、制御装置7は、第2乃至第(n+
1)タイミング信号を受信しつつ、記録媒体及びホログ
ラフィー記憶媒体などの記憶媒体(図示せず)または外
部装置(図示せず)など後続の段階に接続されている第
2スイッチ13を制御する。言い換えれば、制御装置7
は、第1タイミング信号を受信する際に第2スイッチ1
3が切断されるように制御し、もしそうでなければ、制
御装置7は第2スイッチ13を後続の段階に接続される
ように制御する。
【0043】Aタイプ符号化装置9は、バッファ装置3
から第1スイッチ5を経由して伝送されるmビットメッ
セージの第1オリジナルブロックを符号化し、それによ
ってnビットコードワードの参照ブロック(RB)を得
る。Aタイプ符号化装置9はまた、mビットメッセージ
のn個のオリジナルブロックの一部を符号化し、それに
よってnビットコードワードのAタイプ加重ブロックを
得る。ここで、「n」は「m」より大きい。Bタイプ符
号化装置11は、mビットメッセージのn個のオリジナ
ルブロックの残り部分を符号化し、それによってnビッ
トコードワードのBタイプ加重ブロックを得る。nビッ
トコードワードのBタイプ加重ブロックは、記憶媒体や
外部装置などの後続の段階に伝送される。
【0044】第2スイッチ13は、Aタイプ符号化装置
9に接続されている。第2スイッチ13は、第1タイミ
ング信号受信時に制御装置7の制御下でオフにされ、そ
れによって参照ブロック(RB)を後続の段階に伝送し
ないようにする。第2スイッチ13は、第2乃至第(n
+1)タイミング信号を受信した時点で制御装置7の制
御下でオフにされ、それによってAタイプ加重ブロック
を記憶媒体や外部装置などの後続の段階に伝送する。
【0045】図3は、本発明の第1の好適実施例に基づ
くブロック復号化システムを示すブロック図である。ブ
ロック復号化装置は、バッファ回路21、制御装置2
3、スイッチ24、Aタイプ復号化装置25及びBタイ
プ復号化装置27を備える。
【0046】バッファ回路21は、複数のバッファ(B
1〜Bn+1)を含む。それぞれのバッファ(B2〜B
n+1)は、ブロック符号化システムから提供される加
重ブロックの11ビットを順次記憶する。参照バッファ
(B1)は、1列の参照ビットを記憶し、各参照ビット
は、各バッファ(B2〜Bn+1)に記憶された加重ブ
ロックの加重タイプを示す。
【0047】バッファ回路21に接続された制御装置2
3は、各バッファ(B2〜Bn+1)の加重ブロックの
11ビットを合計し、合計結果に基づいて、各バッファ
(B2〜Bn+1)の加重ブロックがAタイプ加重ブロ
ックであるかBタイプ加重ブロックであるかを決定す
る。例えば、より小さい合計結果を有する4つの加重ブ
ロックはAタイプ加重ブロックであると決定され、より
大きい合計結果を有する7つの加重ブロックはBタイプ
加重ブロックであると決定される。図1を参照すると、
4ビットの「1」に対応する各加重ブロック(BB2、B
B6、BB9、BB12)はAタイプ加重ブロックであ
り、7ビットの「1」に対応する各加重ブロック(BB
3、BB4、BB5、BB7、BB8、BB10、BB
11)はBタイプ加重ブロックである。
【0048】加重タイプを決定した後、制御装置23
は、各加重ブロックがAタイプブロックであるかBタイ
プ加重ブロックであるかを示す1列の参照ビットを参照
バッファB1に記憶する。この1列の参照ビットは、参
照ブロックのビットデータ列と同一であるので、nビッ
トコードワードの第1加重ブロックは参照バッファ(B
1)に記憶されるように見える。従って、全ての加重ブ
ロックはバッファ(B1〜Bn+1)に記憶される。
【0049】また、制御装置23は、スイッチ24がA
タイプ復号化装置25またはBタイプ復号化装置27に
接続されるように制御する。
【0050】バッファ回路21に接続されたスイッチ2
4は、制御装置23の制御下でバッファ回路21からA
タイプ復号化装置25またはBタイプ復号化装置7に加
重ブロックを伝送する。
【0051】Aタイプ復号化装置25及びBタイプ復号
化装置27は、Aタイプ加重ブロック及びBタイプ加重
ブロックをそれぞれ復号化し、オリジナルブロックを再
構成する。各バッファ(B2〜Bn+1)の加重ブロッ
クの加重タイプが上述のように決定されたので、加重タ
イプに基づき加重ブロックがAタイプ復号化装置25ま
たはBタイプ復号化装置27に提供されることは、当業
者であれば理解されよう。
【0052】一方、参照バッファ(B1)に記憶された
1列の参照ビットは、上述したようには復号化されな
い。参照ビットの復号化は、ブロック符号化システムに
おいて、第1オリジナルブロックがAタイプ加重ブロッ
クに符号化されたのか或いはBタイプ加重ブロックに符
号化されたのかに依存する。例えば、参照ブロックがA
タイプ加重ブロックであれば1列の参照ビットはAタイ
プ復号化装置25に伝送され、そうでなければ、1列の
参照ビットはBタイプ復号化装置27に伝送される。
【0053】本発明の第1の好適実施例に基づく8:1
1ブロック符号化及び復号化アルゴリズムは、11ビッ
トの加重ブロック11個のための121個の符号化され
たビットに対して8ビットのオリジナルブロック12個
のための96個のデータビットを有するので、79.3
%(=96/121)のコードレートを有する。
【0054】しかし、このアルゴリズムは、符号化グル
ープ内に「1」及び「0」の異なるビット数を有する。例え
ば、符号化グループにおける「1」のビット数は65であ
り(4つのAタイプ加重ブロックそれぞれに4ビットの
「1」と、7つのBタイプ加重ブロックそれぞれに7ビッ
トの「1」があるので)、符号化グループにおける「0」の
ビット数は56である(4つのAタイプ加重ブロックそ
れぞれに7ビットの「0」と、7つのBタイプ加重ブロッ
クそれぞれに4ビットの「0」があるので)。このよう
に、このアルゴリズムでは「1」のビット数が「0」のビッ
ト数より多いので、このアルゴリズムはバランスド符号
化及び復号化ブロックを形成しない。
【0055】しかし、本発明の第2の好適実施例に基づ
き、バランスド符号化及び復号化ブロックを形成するこ
とができる。
【0056】図4は、本発明の第2の好適実施例に基づ
くブロック符号化及び復号化アルゴリズムのブロック図
である。11ビットコードワードの加重ブロックが、4
ビットの「1」及び7ビットの「0」を含むAタイプ加重ブ
ロックであるか、或いは7ビットの「1」及び4ビットの
「0」を含むBタイプ加重ブロックのいずれかであると仮
定する。
【0057】まず、第1オリジナルブロックグループ
(OG1)を形成するように、8ビットメッセージの1
2個のオリジナルブロック(OB1−1〜OB1−1
2)を設定する。第1オリジナルブロックグループ(O
G1)において8ビットメッセージの第1オリジナルブ
ロック(OB1−1)は、11ビットコードワードの第
1加重ブロック(BB−1)として表される。これ以
降、11ビットコードワードの第1加重ブロック(BB
−1)を11ビットコードワードの第1参照ブロック
(RB1)と呼ぶ。11ビットの第1参照ブロック(R
B1)は、8ビットメッセージのオリジナルブロック
(OB1−2〜OB1−12)の加重タイプを決定す
る。
【0058】8ビットメッセージの第1オリジナルブロ
ック(OB1−1)の次に来る8ビットメッセージの1
1個のオリジナルブロック(OB1−2〜OB1−1
2)は、11ビットコードワードの11個の加重ブロッ
ク(OB1−2〜OB1−12)として表され、それに
よって第1符号化グループ(BG1)を形成する。それ
ぞれの加重ブロック(OB1−2〜OB1−12)は、
第1参照ブロック(RB1)のビット列に基づき、Aタ
イプ加重ブロックまたはBタイプ加重ブロックのいずれ
かである。
【0059】同様に、第2オリジナルブロックグループ
(OG2)を形成するように、8ビットメッセージの次
の12個のオリジナルブロック(OB1−2〜OB1−
12)を設定する。第2オリジナルブロックグループ
(OG2)において8ビットの第1オリジナルブロック
(OB2−1)は、11ビットコードワードの第2参照
ブロック(RB2)と呼ばれる11ビットコードワード
の第1加重ブロック(BB2−1)として表される。1
1ビットの第2参照ブロック(RB2)は、8ビットメ
ッセージのオリジナルブロック(OB1−2〜OB1−
12)の加重タイプを決定する。8ビットメッセージの
第1オリジナルブロック(OB2−1)の次にくる8ビ
ットメッセージの11個のオリジナルブロック(OB1
−2〜OB1−12)は、11ビットコードワードの1
1個の加重ブロック(OB1−2〜OB1−12)によ
り表され、それによって第2符号化グループ(BG2)
を形成する。
【0060】このようにして、複数のオリジナルブロッ
クグループ(OG1〜OGk)に対応する複数の符号化
グループ(BG1〜BGk)が形成される。ここで、
「k」は好適には偶数である。図4を参照すると、11
ビットコードワードの11個の加重ブロックで構成され
る符号化グループ(BG1〜BGk)の1つは、8ビッ
トメッセージの12個のオリジナルブロックから構成さ
れるオリジナルブロックグループ(OG1〜OGk)の
おのおのに対応する。
【0061】符号化グループ(BG1〜BGk)の全て
の参照ブロックがAタイプ加重ブロックであれば、ブロ
ック符号化及び復号化アルゴリズムはさらに「1」及び
「0」の異なるビット数を有し、バランスド符号化ブロッ
クが形成できない。
【0062】この問題を解決するために、本発明の第2
の好適実施例に基づくブロック符号化及び復号化アルゴ
リズムでは、第(2N−1)符号化グループの参照ブロ
ックである第(2N−1)参照ブロックをAタイプ加重
ブロックになるように設定し、一方で、第2N符号化グ
ループの参照ブロックである第第2N参照ブロックをB
タイプ加重ブロックになるように設定する。ここで
「N」は正の整数である。すると、オリジナルブロック
グループ(OG1〜OGk)を符号化する際に、第(2
N−1)オリジナルブロックグループの第2乃至第(n
+1)オリジナルブロックはそれぞれ、第(2N−1)
参照ブロックのビット列に基づき、Aタイプ加重ブロッ
クまたはBタイプ加重ブロックのいずれかに符号化さ
れ、一方で、第2Nオリジナルブロックグループの第2
乃至第(n+1)オリジナルブロックはそれぞれ、第2
N参照ブロックのビット列に基づき、Aタイプ加重ブロ
ックまたはBタイプ加重ブロックのいずれかに符号化さ
れる。
【0063】従って、第(2N−1)オリジナルブロッ
クグループ及び第2Nオリジナルブロックグループにそ
れぞれ対応する第(2N−1)符号化グループ及び第2
N符号化グループが結合されて、「1」のビット数が「0」
のビット数と等しいバランスド符号化グループを形成す
る。
【0064】例えば、符号化グループが2つ(BG1及
びBG2)あれば、符号化グループ(BG1)の「1」の
ビット数は65であり(4つのAタイプ加重ブロックそ
れぞれに4ビットの「1」と、7つのBタイプ加重ブロッ
クそれぞれに7ビットの「1」があるので)、符号化グル
ープ(BG2)の「1」のビット数は56である(7つの
Aタイプ加重ブロックそれぞれに4ビットの「1」と、4
つのBタイプ加重ブロックそれぞれに7ビットの「1」が
あるので)。そして、符号化グループ(BG1)の「0」
のビット数は56であり(4つのAタイプ加重ブロック
それぞれに7ビットの「0」と、7つのBタイプ加重ブロ
ックそれぞれに4ビットの「0」があるので)、符号化グ
ループ(BG2)の「0」のビット数は65である(7つ
のAタイプ加重ブロックそれぞれに7ビットの「0」と、
4つのBタイプ加重ブロックそれぞれに4ビットの「0」
があるので)。一方、両符号化グループ(BG1及びB
G2)の「1」のビット数は65+56=121であり、
符号化グループ(BG1及びBG2)の「0」のビット数
と等しい。
【0065】簡単にするために、「1」のビット数及び
「0」のビット数がそれぞれ両符号化グループ(BG1及
びBG2)のみで合算されている。しかし、当業者であ
れば、kが偶数である全ての符号化グループ(BG1−
BGk)の「1」のビット数が全ての符号化グループ(B
G1−BGk)の「0」のビット数と等しいことが理解さ
れよう。
【0066】第2の好適実施例のブロック復号化アルゴ
リズムは、上述のアルゴリズムの逆過程で遂行される。
【0067】ブロック復号化アルゴリズムは、まず各符
号化グループ(BG1−BGk)を第(2N−1)符号
化グループまたは第2N符号化グループのいずれかに分
類する。第(2N−1)符号化グループに対する復号化
アルゴリズムは、第1の好適実施例と同様であるので、
説明を省略する。
【0068】第2N符号化グループ、例えば符号化グル
ープ(BG2)に対する復号化アルゴリズムは、第2N
符号化グループを11個の加重ブロック(BB2−2〜
BB2−12)に分割し、11ビットの各加重ブロック
(BB2−2〜BB2−12)が合計される。11ビッ
トコードワードの加重ブロックが11ビットコードワー
ドのAタイプ加重ブロックであれば、Aタイプ加重ブロ
ックは4ビットの「1」と7ビットの「0」を有するので合
計結果は4になり、11ビットコードワードの加重ブロ
ックが11ビットコードワードのBタイプ加重ブロック
であれば、Bタイプ加重ブロックが7ビットの「1」と4
ビットの「0」を有するので合計結果は7になる。従っ
て、Aタイプ加重ブロックはBタイプ加重ブロックより
小さい合計結果を有する。
【0069】図4を参照すると、第2参照ブロック(R
B2)は7ビットの「1」及び4ビットの「0」を有するB
タイプ加重ブロックであり、加重ブロック(BB2−2
〜BB2−12)の加重タイプは第2参照ブロック(R
B2)の11ビットにより決定されるので、符号化グル
ープ(BG2)においてより小さい合計結果を有する7
つの加重ブロックがAタイプ加重ブロックであり、より
大きい合計結果を有する4つの加重ブロックがBタイプ
加重ブロックであることは確実である。
【0070】一方、各加重ブロック(BB2−2〜BB
2−12)は、参照ビットを生成する。「1」のビットは
Aタイプ加重ブロックに対応し、「0」のビットはBタイ
プ加重ブロックに対応するので、符号化グループ(BG
2)を1列の参照ビット(11101001011)と
して表すことができる。これは、第2参照ブロック(R
B2)のビット列と等しい。従って、当業者であれば、
ブロック復号化システムにおいて第2参照ブロック(R
B2)を再構成することができ、全ての加重ブロック
(BB2−1〜BB2−12)をオリジナルブロック
(OB2−1〜OB2−12)に復号化することができ
ることが理解されよう。
【0071】ここからは、本発明の第2の好適実施例の
ためのブロック符号化及び復号化システムについて説明
する。
【0072】図5は、本発明の第2の好適実施例に基づ
くブロック符号化システムを示すブロック図である。ブ
ロック符号化システムはアナログ/デジタル変換コンバ
ータ(ADC)41、バッファ装置43、第1スイッチ
45、制御装置47、Aタイプ符号化装置49、Bタイ
プ符号化装置51、第2スイッチ53及び第3スイッチ
55を備える。
【0073】ADC41は、入力映像信号をデジタル化
し、デジタル化した映像信号をバッファ装置43に伝送
する。バッファ装置43は、デジタル化された映像信号
をmビットメッセージのオリジナルブロックの単位で出
力し(「m」は正の整数)、オリジナルブロックが出力
される時を知らせるタイミング信号を生成する。
【0074】第1スイッチ45は、制御装置47の制御
下で、バッファ装置43からAタイプ符号化装置47ま
たはBタイプ符号化装置49にオリジナルブロックを伝
送する。
【0075】制御装置47は、計数装置(図示せず)を
内蔵し、それによってバッファ装置43から提供される
タイミング信号の数を数える。本発明に基づくm:nブ
ロック符号化アルゴリズムは、nビットコードワードの
1つの参照ブロックに対するmビットメッセージの第1
オリジナルブロックと、n個の加重ブロックの符号化グ
ループに対するmビットメッセージのn個のオリジナル
ブロックを必要とするので、第(n+1)タイミング信
号の受信時に計数装置がリセットされる。ここで、
「n」は正の整数である。
【0076】制御装置47は、バッファ装置43から第
1タイミング信号を受信する際に、第1スイッチ45が
Aタイプ符号化装置49に接続するように制御する。例
えば、計数装置の計数が1である時、mビットメッセー
ジの第1オリジナルブロックはAタイプ符号化装置49
に伝送される。制御装置47はまた、バッファ装置43
から第2乃至(n+1)タイミング信号を受信する際
に、参照ブロック(RB)のビット列に基づきAタイプ
符号化装置49またはBタイプ符号化装置51に接続さ
れるように第1スイッチ45を制御する。例えば、計数
装置の計数が2乃至(n+1)の範囲にある時、mビッ
トメッセージの第1オリジナルブロックを除くmビット
メッセージのn個のオリジナルブロックが、Aタイプ符
号化装置49またはBタイプ符号化装置51に伝送され
る。
【0077】更に、制御装置47は、第2乃至第(n+
1)タイミング信号を受信しつつ、記録媒体及びホログ
ラフィー記憶媒体などの記憶媒体(図示せず)または外
部装置(図示せず)など後続の段階に接続されている第
2スイッチ53を制御する。言い換えれば、制御装置4
7は、第1タイミング信号を受信する際に第2スイッチ
53がオンまたはオフになるように制御する第1制御信
号を生成する。第(n+1)タイミング信号を受信する
際にリセットされる計数装置が、次の第1タイミング信
号を受信する際にも、制御装置47はさらに第3スイッ
チ55がオンまたはオフになるように制御する第2制御
信号を生成する。
【0078】次の第(n+1)タイミング信号を受信す
る際に、計数装置は再リセットされ、制御装置47は、
第1スイッチ45がオンまたはオフになるように制御す
るような第1制御信号を生成する。このようにして、制
御装置47は、第2スイッチ53及び第3スイッチ55
を制御し、選択的に切り換えることができる。
【0079】Aタイプ符号化装置49は、mビットメッ
セージの第1オリジナルブロックを符号化し、それによ
ってnビットコードワードの参照ブロック(RB)を得
る。Aタイプ符号化装置49はまた、mビットメッセー
ジのn個のオリジナルブロックの一部を符号化し、それ
によってnビットコードワードのAタイプ加重ブロック
を得る。ここで、「n」は「m」より大きい。Bタイプ
符号化装置51は、n個のmビットメッセージのオリジ
ナルブロックの残りを符号化し、nビットコードワード
のBタイプ加重ブロックを得る。nビットコードワード
のBタイプ加重ブロックは、記憶媒体や外部装置などの
後続の段階に伝送される。
【0080】第2スイッチ53は、Aタイプ符号化装置
49に接続されている。第2スイッチ53は、第1タイ
ミング信号受信時に制御装置47の制御下でオフにさ
れ、それによって参照ブロック(RB)を制御装置47
に伝送する。一方では、制御装置47が第2乃至第(n
+1)タイミング信号を受信する際、第2スイッチ53
は、制御装置47の第1制御信号の制御下でオンにな
り、それによってAタイプ加重ブロックを後続の段階ま
たは外部装置に伝送する。
【0081】第3スイッチ55は、Bタイプ符号化装置
51に接続されている。第3スイッチ55は、次の第1
タイミング信号受信時に制御装置47の第2制御信号の
制御下でオフになり、次の参照ブロック、例えば第2参
照ブロック(RB2)を制御装置47に伝送する。一方
では、制御装置47が第2乃至第(n+1)タイミング
信号を受信する際、第3スイッチ55は、制御装置47
の第1制御信号の制御下でオンになり、Bタイプ加重ブ
ロックを後続の段階または外部装置に伝送する。
【0082】図6は、本発明第2の好適実施例に基づく
ブロック復号化システムを示すブロック図である。ブロ
ック復号化装置は、バッファ回路61、制御装置63、
スイッチ64、Aタイプ復号化装置65及びBタイプ復
号化装置67を備える。
【0083】バッファ回路61は、複数のバッファ(B
1〜Bn+1)を含む。それぞれのバッファ(B2〜B
n+1)は、ブロック符号化システムから提供される加
重ブロックの11ビットを順次記憶する。参照バッファ
(B1)は、1列の参照ビットを記憶し、各参照ビット
は、各バッファ(B2〜Bn+1)に記憶された加重ブ
ロックの加重タイプを示す。
【0084】バッファ回路61に接続された制御装置6
3は、各バッファ(B2〜Bn+1)の加重ブロックの
11ビットを合計し、合計結果に基づいて、各バッファ
(B2〜Bn+1)の加重ブロックがAタイプ加重ブロ
ックであるかBタイプ加重ブロックであるかを決定す
る。例えば、より小さい合計結果を有する4つの加重ブ
ロックはAタイプ加重ブロックであると決定され、より
大きい合計結果を有する7つの加重ブロックがBタイプ
加重ブロックであると決定される。
【0085】加重タイプを決定した後、制御装置63
は、各加重ブロックがAタイプ加重ブロックであるかB
タイプ加重ブロックであるかを示す1列の参照ビットを
参照バッファ(B1)に記憶する。この1列の参照ビッ
トは、参照ブロックのビット列と同一であるので、nビ
ットコードワードの第1加重ブロックが参照バッファ
(B1)に記憶される。従って、全ての加重ブロックは
バッファ(B1〜Bn+1)に記憶される。
【0086】また、制御装置63は、スイッチ64がA
タイプ復号化装置65またはBタイプ復号化装置67に
接続されるように制御する。
【0087】バッファ回路61に接続されたスイッチ6
4は、制御装置63の制御下でバッファ回路61からA
タイプ復号化装置65またはBタイプ復号化装置67に
加重ブロックを伝送する。
【0088】Aタイプ復号化装置65及びBタイプ復号
化装置67は、Aタイプ加重ブロック及びBタイプ加重
ブロックを復号化し、それぞれ該当オリジナルブロック
を生成する。各バッファ(B2〜Bn+1)の加重ブロ
ックの加重タイプが上述のように決定されたので、加重
タイプに基づき加重ブロックがAタイプ復号化装置65
またはBタイプ復号化装置67に提供されることは、当
業者であれば理解されよう。
【0089】一方、参照バッファ(B1)の1列の参照
ビットは、上述のようには復号化されない。参照ビット
の復号化は、第1番目オリジナルブロックがAタイプ加
重ブロックに符号化されたか、またはBタイプ加重ブロ
ックに符号化されたかに依存する。例えば、参照ブロッ
クがAタイプ加重ブロックであれば1列の参照ビットは
Aタイプ復号化装置65に伝送され、そうでなければ、
1列の参照ビットはBタイプ復号化装置67に伝送され
る。
【0090】本発明の第2の好適実施例に基づくブロッ
ク符号化及び復号化アルゴリズムは、バランスドブロッ
ク符号化及び復号化を遂行し、信号対雑音比(SNR)
及びビットエラーレート(BER)を改善する。6:8
バランスドブロック符号化のSNRは本発明のSNRに
匹敵するが、6:8バランスドブロック符号化のコード
レート(75%)は本発明のコードレート(79.3
%)より著しく低い。また、DCフリーコードのコード
レートは本発明のコードレートとほぼ同一であるが、D
CフリーコードのSNRは本発明のSNRに遠く及ばな
い。このような特性を示すシミュレーション結果を図7
に示す。
【0091】上記において、添付図面を参照しながら本
発明の好適実施例について説明してきたが、当業者であ
れば、本発明の精神及び請求範囲を逸脱することなく、
種々の改変をなし得ることを理解されたい。
【0092】
【発明の効果】本発明に基づき、m:nブロック符号化
/復号化アルゴリズムにおいて、低ビットエラーレート
を維持しながら、コードレートを増加させることができ
る。
【0093】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の好適実施例に基づくブロック符
号化及び復号化アルゴリズムを示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の好適実施例に基づくブロック符
号化システムを示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の好適実施例に基づくブロック復
号化システムを示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の好適実施例に基づくブロック符
号化及び復号化アルゴリズムを示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の好適実施例に基づくブロック符
号化システムを示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の好適実施例に基づくブロック復
号化システムを示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の好適実施例に対するシミュレー
ション結果である。
【符号の説明】
1 アナログ/デジタル変換回路 3 バッファ装置 5 第1スイッチ 7 制御部 9 Aタイプ符号化装置 11 Bタイプ符号化装置 13 第2スイッチ 21 バッファ装置 23 制御装置 24 スイッチ 25 Aタイプ復号化装置 27 Bタイプ復号化装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 LC00 LC08 UA02 UA32 5J064 AA02 BA00 BC01 BC02 BC06 BC22 BC25 BD03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック符号化及び復号化方法であっ
    て、 (n+1)個のmビットメッセージ(「m」は正の整
    数、「n」は「m」より大きい奇数である)のオリジナ
    ルブロックを含むオリジナルブロックグループを形成す
    る過程と、 前記オリジナルブロックグループのmビットメッセージ
    の第1オリジナルブロックをnビットコードワードの参
    照ブロックに符号化する過程と、 前記オリジナルブロックグループにおいて、mビットメ
    ッセージの前記第1オリジナルブロックの次に位置する
    n個のmビットメッセージのオリジナルブロックを符号
    化し、各加重ブロックが前記参照ブロックのビット列に
    よってAタイプ加重ブロックまたはBタイプ加重ブロッ
    クに対応するようなnビットコードワードのn個の加重
    ブロックを生成する過程と、 前記nビットコードワードのn個の加重ブロックから符
    号化グループを形成する過程と、 前記nビットコードワードのn個の加重ブロックから参
    照ビットの列を生成し、各参照ビットが、対応する加重
    ブロックがAタイプ加重ブロックであるかBタイプ加重
    ブロックであるかを示す過程と、 前記符号化グループの前記nビットコードワードのn個
    の加重ブロックを復号化し、mビットメッセージのn個
    の対応するブロックを生成する過程と、 前記参照ビットの列からmビットメッセージの前記第1
    オリジナルブロックを再構成する過程とを含むことを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記オリジナルブロックグループが第
    (2N−1)オリジナルブロックグループであれば
    (「N」は正の整数である)、nビットコードワードの
    前記参照ブロックがAタイプ加重ブロックであることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記参照ブロックにおけるビット「1」
    が、Aタイプ加重ブロックに対応することを特徴とする
    請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記1列の参照ビットが、mビットメッ
    セージの第1オリジナルブロックを符号化することによ
    り生成されたnビットコードワードの参照ブロックのビ
    ット列と同一であることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記符号化グループが第(2N−1)符
    号化グループであれば、前記参照ブロックがAタイプ加
    重ブロックであることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記nビットのAタイプ加重ブロックで
    のビット「1」のビット数「a」(「a」は正の整数であ
    る)が関係式2を満たし、前記nビットのB
    タイプ加重ブロックでの「1」のビット数が「n−a」で
    あることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 ブロック符号化/復号化装置であって、 デジタル化された映像信号をmビットメッセージ
    (「m」は正の整数である)のオリジナルブロック単位
    で出力し、前記オリジナルブロックの出力時を知らせる
    第1タイミング信号を生成する第1バッファと、 前記タイミング信号が前記第1バッファから最初に生成
    される際に、前記オリジナルブロックがmビットメッセ
    ージの第1オリジナルブロックであるかを決定する第1
    制御部と、 前記オリジナルブロックが前記第1オリジナルブロック
    であれば、nビットコードワードの参照ブロックとして
    前記第1オリジナルブロックを符号化し(「n」は
    「m」より大きい奇数である)、そうでなければ、前記
    参照ブロックのビット列に基づきnビットコードワード
    のAタイプ加重ブロックまたはnビットコードワードの
    Bタイプ加重ブロックとして表されるnビットコードワ
    ードの加重ブロックとして前記オリジナルブロックを符
    号化するための符号化装置と、 前記参照ブロックを前記第1制御部に伝送し、前記加重
    ブロックを記憶媒体に伝送するためのスイッチと、 前記加重ブロックがAタイプ加重ブロックであるかBタ
    イプ加重ブロックであるかを各参照ビットが示し、前記
    加重ブロックのビットを記憶するためのn個のバッファ
    が前記記憶媒体から提供されるような、前記参照ビット
    の列を記憶するための参照バッファを有するバッファ
    と、 前記加重ブロックがAタイプ加重ブロックであるかBタ
    イプ加重ブロックであるかを決定する第2制御部と、 前記加重ブロックを復号化してmビットメッセージの対
    応するオリジナルブロックを生成し、前記参照ビットの
    前記列から前記第1オリジナルブロックを再構成するた
    めの復号化装置とを含むことを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 前記第1制御部が計数装置を備え、該計
    数装置が、前記第1バッファから提供される前記タイミ
    ング信号数を計数し、前記第1バッファから生成された
    第(n+1)タイミング信号を受信するとリセットされ
    るものであることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記参照ブロックにおける「1」のビット
    が、Aタイプ加重ブロックに対応することを特徴とする
    請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記参照ビットの前記列が、前記参照
    ブロックの前記ビット列と同一であることを特徴とする
    請求項7に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記nビットのAタイプ加重ブロック
    でのビット「1」のビット数「a」(「a」は正の整数で
    ある)が関係式2を満たし、前記nビットの
    Bタイプ加重ブロックでの「1」のビット数が「n−a」
    であることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記
    載の装置。
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