JP2003086013A - 面状照明装置 - Google Patents

面状照明装置

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JP2003086013A
JP2003086013A JP2001279792A JP2001279792A JP2003086013A JP 2003086013 A JP2003086013 A JP 2003086013A JP 2001279792 A JP2001279792 A JP 2001279792A JP 2001279792 A JP2001279792 A JP 2001279792A JP 2003086013 A JP2003086013 A JP 2003086013A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の光源部を連接配置させた場合でも、装
置の小型化を実現できる面状照明装置を提供する。 【解決手段】 透明基板4の一側面5に沿って、二つの
導光体7c'、7dを連接配置し、その端面21、22
に対向して、点状光源8c、8dをそれぞれ配置する。
長さの相違する導光体7c'、7dを使用し、端面21
と22の位置を、導光体の長手方向において相違した位
置に存在させる。導光体7c'の側面に切欠き部30を
設け、この切欠き部30に、導光体7dの端部に配置す
る点状光源8dの一部を配設する。これにより、点状光
源8cの端部26に点状光源8dの一部(幅W3だけ)
をクロスして配置させることができ、装置の小型化を実
現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種表示装置の照
明手段に用いられる面状照明装置に関するものであり、
特に、液晶表示装置の照明手段として用いられるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】白色の発光ダイオード等からなる点状光
源と、光を効率よく反射させるために光路変換手段を一
側面に形成した導光体とから構成される光源部を複数使
用し、照明効率を向上させる面状照明装置が、本出願人
により特許出願されている(特開2000−25151
6参照)。
【0003】図7に、その一実施例の構成を示し、本発
明に係る面状照明装置の従来例の一形態として以下に説
明する。図7に示すように、面状照明装置1’は、反射
型液晶素子2の表面(表示面)3を覆うように配置され
る透明基板4と、その一側面5に沿って配置される光源
部6a,6bとから概略構成されている。透明基板4
は、透光性の高い材料からなり、その断面がほぼ矩形状
に形成される平板状のものである。また、光源部6a、
6bは、透明材料からなる棒状の導光体7a、7bと、
その導光体7a、7bの端部に配置される点状光源8
a、8bとから構成されるものである。そして、光源部
6a、6bからの出射光を透明基板4へ入射させ、表示
面3の輝度を向上させるために、2つの光源部6a、6
bが一側面5に沿って平行に並べて配置されている。こ
の平行に配置される2つの光源部6a、6bのうち、透
明基板4に近い内側に位置する光源部6aの光は、導光
体7a内で反射、屈折を繰り返し、透明基板4の一側面
5へ入射する。また、透明基板4から離れた外側に位置
する光源部6bの光は、導光体7b内で反射、屈折を繰
り返した後、内側に位置する光源部6aの導光体7aに
入射し、導光体7a内を通過し、透明基板4の一側面5
へ入射する。
【0004】点状光源8a、8bから導光体7a、7b
内に入射した光は、それらの一面10a、10bに形成
された、例えば光反射部(溝部)から構成された光路変
換手段11a、11bによって透明基板4の一側面5に
均一に放出される。光路変換手段11a、11bは、透
明基板4の一側面5に向き合う面9a、9bと反対側の
面10a、10bに形成され、透明基板4の一側面5側
から2つの導光体7a、7bを重ねて見たときに、光路
変換手段の光反射部(溝部)を互い違いの位置関係とな
るようにずらして配置されている。これにより光路変換
手段11bで反射した光は、光路変換手段11aにより
再度反射されることなく、効率よく透明基板4に入射す
る。
【0005】また、透明基板4の観察側の面13(以
下、上面という。)には、光反射パターン15が形成さ
れている。光反射パターン15は、一側面5に沿って形
成される、断面形状がほぼ三角形の多数の溝部16と、
溝部16に隣接する平坦部17とから構成されている。
そして、光源部6a、6bからの距離に影響されること
なく、透明基板4の何れの場所においても画面の明るさ
が均一になるように、平坦部17の幅に対する溝部16
の幅の比率を、透明基板4の一側面5から遠ざかるにし
たがって大きくなるように形成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示す
面状照明装置1'は、観察画面での光の輝度を向上させ
るという手段としては有効であったが、装置の小型化を
実現するという点においては不利であった。図8に、光
源部6a、6bの上面図を示す。尚、説明の便宜上、導
光体7a、7bの側面に形成されている光路変換手段1
1a、11bの図示は省略している。図に示すように、
透明基板4の一側面には、導光体7aと点状光源8aと
から構成される光源部6aが配置され、さらに光源部6
aの側面には、導光体7bと点状光源8bとから構成さ
れる光源部6bが配置されている。そして、光源部6
a、6bを構成する導光体7a、7bと点状光源8a、
8bとは、それぞれ略同一の幅に形成されている。従っ
て、光源部が複数個設けられた場合には、透明基板4の
側面に単純に連接配置される構成を有するため、装置の
全体の大きさは、設けられる光源部の数に正比例(「点
状光源の幅」×「光源部の数」)して増加し、装置の小
型化を実現できないという不具合があった。
【0007】本発明は、上記課題に着目してなされたも
のであり、複数の光源部を連接配置させた場合、あるい
は一個の導光体の端部に複数の点状光源を配置させた場
合にも装置の小型化を実現できる面状照明装置の提供を
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明では、透光性材料か
らなり、表面に光反射パターンが形成されている透明基
板と、該透明基板の一側面に沿って配置される長手状の
光源部を備えた面状照明装置において、一個の前記光源
部は、一個の導光体とその導光体の長手方向の一端部ま
たは両端部の端面に発光部分が対向して配置される点状
光源とからなり、前記光源部は前記透明基板の一側面に
少なくとも二個以上、連接配置され、前記導光体は長手
方向の長さがそれぞれ相違し、各導光体の同じ側の端部
に配置される前記点状光源は、前記透明基板の一側面に
対して、前記各導光体の長手方向における位置がそれぞ
れ相違しており、一つの導光体の端面に対向して配置さ
れる点状光源の一部が、隣接する導光体の端面に対向し
て配置される点状光源の一部と、導光体の短手方向にお
いてクロスして配置されることを特徴とするものであ
る。
【0009】隣接して配置する導光体の長さを相違さ
せ、導光体の端面に対向させて配置させる点状光源は、
透明基板の一側面に対して、導光体の長手方向の位置を
相違させて配置する。これにより、一つの導光体の端面
に対向して配置する点状光源の一部(端部)を、隣接す
る導光体の端面に対向して配置する点状光源の一部(端
部)と、導光体の短手方向においてクロスした位置に配
置させることができ、複数個の点状光源を配置する構成
の面状照明装置において、光源部の幅を、「点状光源の
幅」×「点状光源の数」−「点状光源のクロスする幅」
とすることができる。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記一つの導光体の端面に対向して配
置される点状光源の一部が、隣接する導光体の側面に形
成された切欠き部に配置されることを特徴とするもので
ある。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記透明基板の一側面に沿っ
て連接配置される導光体の長さは、前記透明基板に近い
側の導光体ほど短いことを特徴とするものである。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記透明基板の一側面に沿っ
て連接配置される導光体の長さは、前記透明基板に近い
側の導光体ほど長いことを特徴とするものである。
【0013】請求項5記載の発明では、透光性材料から
なり、表面に光反射パターンが形成されている透明基板
と、該透明基板の一側面に沿って配置される長手状の光
源部を備えた面状照明装置において、前記光源部は、一
個の導光体とその導光体の長手方向の一端部または両端
部の端面に対向して配置される複数個の点状光源とから
なり、前記点状光源が配置される導光体の端面は、階段
状に形成され、該それぞれの段部に一個の前記点状光源
が配置されると共に、前記透明基板の一側面に対する、
前記導光体の長手方向における点状光源の配置される位
置がそれぞれ相違し、一つの段部の導光体の端面に対向
して配置される点状光源の一部が、隣接する段部の導光
体の端面に対向して配置される点状光源の一部と、導光
体の短手方向においてクロスして配置されることを特徴
とするものである。
【0014】一つの導光体の一端部側に複数個の点状光
源を配置する構成の面状照明装置の場合には、導光体の
端面に階段状の段差を設けることにより、導光体の端面
に対向させて配置する点状光源の、透明基板の一側面に
対する、導光体の長手方向の位置を相違させて配置する
ことができ、一つの段部の導光体の端面に対向して配置
される点状光源の一部(端部)を、隣接する段部の導光
体の端面に対向して配置する点状光源の一部(端部)
と、導光体の短手方向においてクロスした位置に配置さ
せることができるので、光源部の幅を、「点状光源の
幅」×「点状光源の数」−「点状光源のクロスする幅」
とすることができ、装置の小型化を実現する。
【0015】また、請求項6の発明は、請求項5に記載
の発明において、前記一つの段部の導光体の端面に対向
して配置される点状光源の一部が、隣接する段部との段
差部分に形成された切欠き部に配置されることを特徴と
するものである。
【0016】また、請求項7の発明は、請求項5または
6に記載の発明において、前記導光体の端面に形成され
る階段状の段部は、前記透明基板に近い側の段部ほど低
いことを特徴とするものである。
【0017】また、請求項8の発明は、請求項5または
6に記載の発明において、前記導光体の端面に形成され
る階段状の段部は、前記透明基板に近い側の段部ほど高
いことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る面状照明装置
の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。なお、図
1から図6に示すものは、従来例として図7に基づいて
説明した面状照明装置1’の光源部の構造を改良したも
のであり、光源部以外は従来のものと同様である。よっ
て、以下の説明では、同様の部材については同一の符号
を用い、その詳細な説明は省略する。
【0019】図1(a)は、本発明に係る面状照明装置
の光源部の一形態を示す図である。透明基板4の一側面
5に沿って、2つの導光体7c、7dが平行に並んで配
置(以下、連接配置ともいう)されている。そして、導
光体7c、7dの端面21、22に対向して、点状光源
8c、8dがそれぞれ配置されている。また、図示は省
略するが、導光体7c、7dの一側面10c、10dに
は、点状光源8c、8dから出射された光を透明基板4
方向へ均一に反射させるための光路変換手段が形成され
ている。
【0020】導光体7c、7dは、いずれも長手状の透
明部材からなるが、その長さは相違したものが使用さ
れ、導光体の端面21と22とは、導光体の長手方向に
おいて相違した位置に存在している。図示は省略してい
るが、導光体の端面21、22の反対側の端面は、他の
部材の同一面によって略同一の位置に拘止されていても
よく、また、端面21、22と同様に点状光源が配置さ
れた構成であってもよい。また、導光体7cの点状光源
8cが配置されている側の端部には、図1(b)に示す
ような矩形状の切欠き部(斜線部)23が設けられてい
る。切欠き部23は、隣接する導光体7dの端部に配置
される点状光源8dの一部(端部)が配置される部分で
あり、この配置により光源部(装置)の小型化を図るこ
とができる(詳細は後述する)。尚、導光体7cに形成
される切欠き部の形状は、矩形状の切欠き部23に限定
されず、点状光源8dの一部(端部)を配置できるスペ
ースを有するものであればよく、例えば、図1(c)に
示すような三角形状の切欠き部24であってもよい。あ
るいは、円弧状の切欠き部等であってもよい。
【0021】点状光源8c、8dは、LED等からなる
発光素子である。図2(a)、図2(b)に、点状光源
の側面図、正面図をそれぞれ示す。図に示すように、点
状光源は、中央部に位置する発光部25とその周辺に位
置する端部(発光しない部分)26から構成されてい
る。尚、この形態では、円形状の点状光源について示し
たが、この形状に限定されるものではなく、導光体に対
して効率よく光を入射できる形状、例えば、導光体の端
面21、22の形状と略同一の形状のもの等であっても
よい。また、発光部25とその周辺に位置する端部26
との間に必ずしも段差を設ける必要はなく、同一平面上
に構成されていてもよい。
【0022】ここで、点状光源8c、8dの幅をW1と
し、端部26の幅をW2として以下の説明を行なう。図
1(a)において、点状光源8cは、発光部25が導光
体7cの端面21と対向するように配置されている。即
ち、導光体7cの端面21の幅は、点状光源8cの発光
部25の幅(W1−2×W2)と略同一に形成されてお
り、点状光源8cから出射される光を効率よく導光体7
c内に入射できるように、端面21と発光部25とは対
向して配置されている。また、導光体7cの短手方向の
最大幅は、端面21の幅に端部25の幅を加算した幅
(W1−W2)に形成されている。即ち、前述した切込み
部23の深さは、W2に設定されている。
【0023】また、点状光源8dは、発光部25が導光
体7dの端面22と対向するように配置されている。即
ち、導光体7dの端面22の幅は、点状光源8dの発光
部25の幅(W1−2×W2)と略同一に形成されてお
り、点状光源8dから出射される光を効率よく導光体7
d内に入射できるように、端面22と発光部25とは対
向して配置されている。導光体7dには、切欠き部は形
成されてなく、導光体7dの幅は一定で、端面22の幅
(W1−2×W2)となっている。
【0024】そして、点状光源8dの端部26が、導光
体7cの切欠き部23の位置に配置されている。即ち、
点状光源8cの端部26の前方(図において右側)にお
いて、点状光源8dの端部26が、幅W2だけ導光体の
短手方向にクロスして配置されている。尚、透明基板4
は、導光体7dに近接配置されるため、点状光源8dに
対して、端部26の幅W2だけ導光体の短手方向にクロ
スして配置されている。
【0025】以上説明した構成とすることにより、二つ
の光源部を連接配置した場合には、点状光源を真横に並
べて配置させていた従来の構成(図8参照)に対して、
光源部の幅を、端部がクロスしている幅W2分だけ、導
光体の幅を、3×W2分だけ、透明基板を含めた装置全
体の幅を、2×W2分だけ小型化することができる。
【0026】上述した実施の形態においては、連接配置
した二つの光源部6c、6dのうち、長さの短い導光体
7d側に透明基板4を配置する場合について説明した
が、この形態に限定されるものではなく、図3に示すよ
うに、長さの長い導光体7c側に透明基板4を配置する
場合であってもよい。また、導光体7cに対して、透明
基板4を設ける導光体長手方向の位置は、透明基板4の
一側面27が、導光体7dの端面22と同一の位置、あ
るいは導光体7cの端面21と同一の位置であってもよ
い。但し、透明基板4の一側面27を導光体7cの端面
21と同一の位置に設ける場合には、透明基板4の点状
光源8c側で低下する輝度を補うために、例えば、導光
体7cの一側面10cに設ける光路変換手段の光反射部
(溝部)を密に形成する処理を行なうことが望ましい。
【0027】また、上述した実施の形態においては、導
光体7cの端部に切欠き部23を形成する場合について
説明したが、この形態に限定されるものではなく、図3
に示すように、いずれの導光体にも切欠き部を形成せず
に、導光体7cの幅を、一定で、点状光源8cの発光部
25の幅と同一に形成し、導光体7dの幅を、一定で、
点状光源8dの発光部25の幅に端部26の幅を加算し
た幅と同一に形成するものであってもよい。この場合に
も、点状光源8cの端部26の前方に、点状光源8dの
端部26をクロスして配置されることにより装置の小型
化を実現することができる。
【0028】図4(a)は、本発明に係る面状照明装置
の光源部の別の一形態を示す図である。透明基板4の一
側面5に沿って、二つの導光体7c'、7dが連接配置
され、その端面21、22に対向して、点状光源8c、
8dがそれぞれ配置されている。導光体7c'、7dの
長さは相違し、端面21と22の位置は、導光体の長手
方向において相違した位置に存在している。導光体7
c'の側面(導光体7d側の側面)には、図4(b)に
示すような切欠き部(斜線部)30が設けられている。
この切欠き部30に、導光体7dの端部に配置される点
状光源8dの一部が配置される。尚、点状光源8c、8
dは、上述した形態の点状光源と同一形状のものが使用
されている。
【0029】図4(a)において、点状光源8cは、発
光部25が導光体7c'の端面21と対向するように配
置されている。即ち、導光体7c'の端面21の幅は、
点状光源8cの発光部25の幅(W1−2×W2)と略同
一に形成されている。また、導光体7c'の幅は、切欠
き部30の形成されている部分以外は一定である。即
ち、切欠き部30は、導光体の短手方向において点状光
源8cの発光部25の前方に食い込むように形成されて
いる。
【0030】また、点状光源8dは、発光部25が導光
体7dの端面22と対向するように配置されている。即
ち、導光体7dの端面22の幅は、点状光源8dの発光
部25の幅(W1−2×W2)と略同一に形成されてい
る。また、導光体7dは一定の幅に形成されている。
【0031】そして、点状光源8dの一部が、導光体7
c'の切欠き部30に配置されている。この配置によ
り、点状光源8cの端部26および点状光源8cの発光
部25の前方に、点状光源8dの一部が、幅W3だけ導
光体の短手方向にクロスして配置する。尚、透明基板4
は、導光体7dに近接配置されるため、点状光源8dに
対して、端部26の幅W2だけ導光体の短手方向にクロ
スして配置されている。
【0032】また、切欠き部30を形成する傾斜面の傾
斜角、即ち、図4(b)において点状光源8cに近い側
の傾斜面28の傾斜角αは、点状光源8cから出射され
た光を効率よく導光体7c'の前方(図の右方向)に反
射し、輝度の低下を防止することができるように、導光
体7c'の屈折率から算出した臨界角以下に設定されて
いる。尚、傾斜角αを臨界角以上に設定した場合には、
傾斜面に反射部材を貼り付け、あるいは反射膜を塗布す
ることにより、導光体7c'の外部に漏れる光を少なく
し、輝度の低下を防止することができる。
【0033】以上説明した構成とすることにより、二つ
の光源部を連接配置した場合には、点状光源を真横に並
べて配置させていた従来の構成(図8参照)に対して、
光源部の幅を、端部がクロスしている幅W3分だけ、導
光体の幅を、4×W2分だけ、透明基板を含めた装置全
体の幅を、W2+W3分だけ小型化することができる。
【0034】図5は、本発明に係る面状照明装置の光源
部の別の一形態を示す図である。光源部6eは、透明基
板4の一側面5に沿って、一つの導光体7eが配置さ
れ、その端部に複数の点状光源8e、8e'が配置され
ている。導光体7eの端部は段差31を有する階段状に
形成され、その段部(端面)32、33に点状光源8
e、8e'が配置されている。端面32の幅は、点状光
源8eの発光部25の幅と略同一に形成され、端面33
の幅は、点状光源8e'の発光部25の幅に端部26の
幅を加算した幅に形成されている。そして、点状光源8
eの端部26の前方に、点状光源8e'の端部26が、
幅W2だけ導光体の短手方向にクロスして配置されてい
る。尚、点状光源8e、8e'は、上述した形態の点状
光源と同一形状のものが使用されている。また、透明基
板4は、導光体7eに近接配置され、点状光源8e'に
対して、端部26の幅W2だけ導光体の短手方向にクロ
スして配置されている。
【0035】以上のような構成とすることにより、一つ
の導光体の端部に点状光源を真横に並べて配置させる構
成と比較して、光源部の幅を、端部がクロスしている幅
W2分だけ、導光体の幅を、3×W2分だけ、透明基板を
含めた装置全体の幅を、2×W2分だけ小型化すること
ができる。
【0036】図6は、本発明に係る面状照明装置の光源
部の別の一形態を示す図である。光源部6e'は、透明
基板4の一側面5に沿って、一つの導光体7e'が配置
され、その端部に複数の点状光源8e、8e'が配置さ
れている。導光体7e'の端部は段差41を有する階段
状に形成され、その段部(端面)42、43に点状光源
8e、8e'が配置されている。端面42の幅は、点状
光源8eの発光部25の幅と略同一に形成され、端面4
3の幅は、点状光源8e'の発光部25の幅と略同一に
形成されている。導光体7e'の段差41面には、切欠
き部40が形成され、この切欠き部40に、端面43に
配置される点状光源8e'の一部が配置されている。
尚、点状光源8e、8e'は、上述した形態の点状光源
と同一形状のものが使用されている。
【0037】この配置により、点状光源8eの端部26
および点状光源8eの発光部25の前方に、点状光源8
e'の一部が、幅W3'だけ導光体の短手方向にクロスし
て配置する。また、透明基板4は、導光体7e'に近接
配置され、点状光源8e'に対して、端部26の幅W2だ
け導光体の短手方向にクロスして配置されている。さら
に、導光体7e'の段差41面に形成される切欠き部4
0の傾斜面の傾斜角度は、図4(b)で説明した傾斜角
αと同様に設定され、輝度の低下を防止することができ
る。
【0038】以上説明した構成とすることにより、一つ
の導光体の端部に点状光源を真横に並べて配置させる構
成と比較して、光源部の幅を、端部がクロスしている幅
W3'分だけ、導光体の幅を、4×W2分だけ、透明基板
を含めた装置全体の幅を、W2+W3分だけ小型化するこ
とができる。本発明の面状照明装置は、従来技術で説明
した反射型液晶素子への適用に限定されるものではな
く、透過型液晶素子を含めて補助照明手段を必要とする
あらゆる表示素子に適用できるものである。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本願の発明に係る面状照
明装置によれば、長さの相違する二個以上の導光体を連
接配置させることにより、導光体の端部にそれぞれ配置
する点状光源の、導光体の長手方向における位置を相違
させることができる。これにより、隣接した導光体に配
置される点状光源を、導光体の短手方向においてクロス
した位置に配置させることができ、点状光源を真横に並
べて配置させた場合に比べて、点状光源の幅、導光体の
幅をそれぞれ減少させることができ、ひいては面状照明
装置全体の幅を減少させて、装置の小スペース化を図る
ことができる。
【0040】また、一個の導光体の一端部側に複数の点
状光源を配置させる場合には、導光体の一端部側に階段
状の段差を形成して、それぞれの段部に点状光源を配置
させることにより、点状光源を導光体の長手方向におい
て相違した位置に配置させることができる。従って、こ
の場合にも、隣接した段部に配置される点状光源を、導
光体の短手方向においてクロスした位置に配置させるこ
とができ、点状光源を真横に並べて配置させた場合に比
べて、点状光源の幅、導光体の幅をそれぞれ減少させる
ことができ、ひいては面状照明装置全体の幅を減少させ
て、装置の小スペース化を図ることができる。
【0041】さらに、長さの相違する二個以上の導光体
を連接配置させる場合には、隣接する導光体のうち長い
方の導光体の側面に切欠き部を形成し、隣接した導光体
に配置される一個の導光体の一端部側に形成した階段状
の段部にそれぞれ点状光源を配置させる場合には、段差
部(導光体の側面)に切欠き部を形成し、切欠き部に点
状光源の一部を配置させることで、点状光源を導光体の
短手方向においてクロスした位置に配置させることがで
き、点状光源を真横に並べて配置させた場合に比べて、
点状光源の幅、導光体の幅をそれぞれ減少させることが
でき、ひいては面状照明装置全体の幅を減少させて、装
置の小スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明に係る面状照明装置の光源部
の一形態示す図である。(b)は、導光体に形成される
切欠き部の一形態を示す図である。(c)は、導光体に
形成される切欠き部の別の一形態を示す図である。
【図2】(a)は、点状光源の発光部および端部を示す
図である。(b)は、図(a)の正面図である。
【図3】本発明に係る面状照明装置の光源部と透明基板
の位置関係を示す図である。
【図4】(a)は、本発明に係る面状照明装置の光源部
の別の一形態示す図である。(b)は、導光体に形成さ
れる切欠き部の一形態を示す図である。
【図5】本発明に係る面状照明装置の光源部の別の一形
態示す図である。
【図6】本発明に係る面状照明装置の光源部の別の一形
態示す図である。
【図7】従来の面状照明装置の一形態を示す斜視図であ
る。
【図8】従来の面状照明装置の光源部の一形態示す図で
ある。
【符号の説明】
1 面状照明装置 2 反射型液晶素子 4 透明基板 5 一側面 6c、6c'、6d、6e、6e' 光源部 7c、7c'、7d、7e、7e' 導光体 8c、8d、8e、8e' 点状光源 21、22、32、33、42、43 端面 23、24、30、40 切欠き部 25 発光部 26 端部 28、45 傾斜面 31、41 段差 11a、11b 光路変換手段 20a、20b 光散乱部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 313 G09F 9/00 313 336 336B 13/18 13/18 G // F21Y 101:02 F21Y 101:02 Fターム(参考) 2H038 AA52 AA55 BA06 2H091 FA23Z FA41Z FD04 FD12 FD22 LA03 LA11 LA12 LA13 LA18 5C096 AA22 BA03 BB17 BB18 CC06 CC31 CD02 CD04 CD09 CD10 CD17 CD18 CD23 CD43 CD44 CD53 FA01 5G435 AA03 AA18 BB12 BB16 EE22 FF08 FF12 GG23 GG26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性材料からなり、表面に光反射パタ
    ーンが形成されている透明基板と、該透明基板の一側面
    に沿って配置される長手状の光源部を備えた面状照明装
    置において、 一個の前記光源部は、一個の導光体とその導光体の長手
    方向の一端部または両端部の端面に発光部分が対向して
    配置される点状光源とからなり、 前記光源部は前記透明基板の一側面に少なくとも二個以
    上、連接配置され、 前記導光体は長手方向の長さがそれぞれ相違し、各導光
    体の同じ側の端部に配置される前記点状光源は、前記透
    明基板の一側面に対して、前記各導光体の長手方向にお
    ける位置がそれぞれ相違しており、 一つの導光体の端面に対向して配置される点状光源の一
    部が、隣接する導光体の端面に対向して配置される点状
    光源の一部と、導光体の短手方向においてクロスして配
    置されることを特徴とする面状照明装置。
  2. 【請求項2】 前記一つの導光体の端面に対向して配置
    される点状光源の一部が、隣接する導光体の側面に形成
    された切欠き部に配置されることを特徴とする請求項1
    に記載の面状照明装置。
  3. 【請求項3】 前記透明基板の一側面に沿って連接配置
    される導光体の長さは、前記透明基板に近い側の導光体
    ほど短いことを特徴とする請求項1または2に記載の面
    状照明装置。
  4. 【請求項4】 前記透明基板の一側面に沿って連接配置
    される導光体の長さは、前記透明基板に近い側の導光体
    ほど長いことを特徴とする請求項1または2に記載の面
    状照明装置。
  5. 【請求項5】 透光性材料からなり、表面に光反射パタ
    ーンが形成されている透明基板と、該透明基板の一側面
    に沿って配置される長手状の光源部を備えた面状照明装
    置において、 前記光源部は、一個の導光体とその導光体の長手方向の
    一端部または両端部の端面に対向して配置される複数個
    の点状光源とからなり、 前記点状光源が配置される導光体の端面は、階段状に形
    成され、該それぞれの段部に一個の前記点状光源が配置
    されると共に、 前記透明基板の一側面に対する、前記導光体の長手方向
    における点状光源の配置される位置がそれぞれ相違し、 一つの段部の導光体の端面に対向して配置される点状光
    源の一部が、隣接する段部の導光体の端面に対向して配
    置される点状光源の一部と、導光体の短手方向において
    クロスして配置されることを特徴とする面状照明装置。
  6. 【請求項6】 前記一つの段部の導光体の端面に対向し
    て配置される点状光源の一部が、隣接する段部との段差
    部分に形成された切欠き部に配置されることを特徴とす
    る請求項5に記載の面状照明装置。
  7. 【請求項7】 前記導光体の端面に形成される階段状の
    段部は、前記透明基板に近い側の段部ほど低いことを特
    徴とする請求項5または6に記載の面状照明装置。
  8. 【請求項8】 前記導光体の端面に形成される階段状の
    段部は、前記透明基板に近い側の段部ほど高い低いこと
    を特徴とする請求項5または6に記載の面状照明装置。
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