JP2003085326A - アンケート収集システム、アンケート収集方法及びアンケート収集プログラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】無作為で信頼性の高いアンケートの収集を可能
とする。 【解決手段】サーバ２から携帯端末用アンケート処理プ
ログラム２９ｈと、アンケート部品ファイル２９ｂ、属
性別アンケートファイル２９ｃなどを送信し、携帯端末
１でアンケート回答処理を実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、無作為に信頼性の
高いアンケートを収集するアンケート収集システム、ア
ンケート収集方法及びアンケート収集プログラムに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来アンケートを収集する場合、アンケ
ート収集対象者が自らその対象者を所定の属性に属する
者として特定するための属性情報を入力するか、アンケ
ート配布者の判断により適切な属性を有するアンケート
収集対象者を対象として属性別のアンケートを実施して
いた。例えば２０代の女性からアンケート情報を収集し
たい場合、２０代の女性という属性に属するアンケート
収集対象者からアンケートを収集していた。しかし、例
えば２０代の女性であっても実際には５０代の女性がア
ンケートに回答することも可能であり、属性情報はアン
ケート収集対象者により偽装することが容易であった。
その結果、信頼あるアンケート回答結果を得るのは困難
であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した通り、従来の
アンケートでは、高い信頼性のあるアンケートの収集を
行うのは困難であった。

【０００４】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、無作為で信頼性の
高いアンケートの収集を可能とするアンケート収集シス
テム、アンケート収集方法及びアンケート収集プログラ
ムを提供することにある。

【０００５】また、本発明の別の目的は、創作的なアン
ケートを簡便に実行するアンケート収集システム、アン
ケート収集方法及びアンケート収集プログラムを提供す
ることにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この発明のある観点によ
れば、ネットワークを介して情報を送受信することによ
り携帯端末からアンケートを収集するアンケート収集シ
ステムであって、携帯端末からの通信接続要求に応答し
てアンケートを募集するためのアンケート募集情報を送
信し、アンケートの募集に対する応答を促すアンケート
募集手段と、前記携帯端末から募集を許可する旨の応答
が前記携帯端末からあった場合に、前記携帯端末でアン
ケートに対する回答を行うためのアンケート処理プログ
ラムとアンケート情報を送信するアンケート実行手段
と、前記携帯端末からアンケートに対する回答結果を受
信するアンケート回答結果受信手段とを具備してなり、
前記アンケート処理プログラムは、前記携帯端末を、前
記携帯端末に予め記憶された携帯端末利用者の属性情報
を読み出させる第１の手段、前記属性情報に基づいて携
帯端末利用者の属性を判定させる第２の手段、前記携帯
端末利用者の属性に基づくアンケート情報を前記携帯端
末に表示させて前記携帯端末によりアンケートに対する
回答結果の入力を促させる第３の手段、入力された回答
結果を前記アンケート回答結果受信手段に送信させる第
４の手段として機能させるものであることを特徴とする
アンケート収集システムが提供される。

【０００７】このような構成によれば、携帯端末から属
性情報を自動で読み出し、その属性情報に合致した属性
別のアンケートを携帯端末利用者に実施できる。従っ
て、年齢、性別などの属性情報の入力の手間が省ける。
また、属性情報の入力を行う必要が無いため、携帯端末
利用者はプライバシー情報などの入力を意識することな
くアンケートに回答できる。従って、無作為なアンケー
トをアンケート対象者の抵抗無く実施することができ
る。また、属性情報の入力作業が無く、予め記憶された
携帯端末利用者の属性情報に基づき属性別アンケートを
実施するため、属性情報の偽装が生じる恐れが無く、信
頼性の高いアンケートの収集が実現できる。

【０００８】本発明の一の実施形態によれば、第３の手
段は、前記アンケート情報から前記携帯端末利用者の属
性に基づくアンケート情報を選択するアンケート選択手
段をさらに備えるか、あるいは第２の手段による判定結
果を前記アンケート実行手段に送信して前記携帯端末利
用者の属性に基づくアンケート情報の送信を前記アンケ
ート実行手段に促し、前記アンケート実行手段から受信
した前記携帯端末利用者の属性に基づくアンケート情報
を前記携帯端末に表示させる。前者の場合、携帯端末に
おいてアンケート回答処理が完結するため、アンケート
情報の送受信に要する時間が不要であり、処理を迅速に
行うことができる。後者の場合、アンケート情報をアン
ケート回答処理の開始時に備えておく必要が無く、アン
ケート処理プログラムのみを備えておけばよいため、携
帯端末へ送信するデータ容量を少なくでき、その結果処
理を迅速に行うことができる。

【０００９】また、本発明の別の一の実施形態によれ
ば、第１の手段は、前記携帯端末利用者の属性情報を、
前記携帯端末の外部記憶媒体読取装置から読み出させて
もよいし前記携帯端末内に設けられた記憶手段から読み
出されるようにしてもよい。

【００１０】さらに、本発明の別の一の実施形態によれ
ば、第１の手段は、前記携帯端末に予め記憶された携帯
端末利用者の属性情報を前記携帯端末に設けられた入力
手段では書換不能な記憶手段から読み出させる。これに
より、属性情報を携帯端末利用者が手軽に変更すること
ができないため、より信頼性の高い属性別アンケートが
実施できる。

【００１１】また、本発明の別の観点によれば、ネット
ワークを介して情報を送受信することにより携帯端末か
らアンケートを収集するアンケート収集システムであっ
て、携帯端末からの通信接続要求に応答してアンケート
を募集するためのアンケート募集情報を送信し、アンケ
ートの募集に対する応答を促すアンケート募集手段と、
前記アンケート募集手段に対して募集を許可する旨の応
答が前記携帯端末からあった場合に、前記携帯端末でア
ンケートに対する回答を行うためのアンケート処理プロ
グラムとアンケート情報を送信するアンケート実行手段
と、前記携帯端末からアンケートに対する回答結果を受
信するアンケート回答結果受信手段とを具備してなり、
前記アンケート処理プログラムは、前記携帯端末を、前
記携帯端末の出力手段にアンケートの対象とする音声あ
るいは画像を出力させ、該携帯端末の入力手段の所定の
入力に応答して前記音声あるいは画像を更新して前記出
力手段に出力させる画像更新手段と、前記携帯端末の出
力手段に音声情報あるいは画像情報を出力させ、前記携
帯端末の入力手段による制御入力に応答して前記出力さ
れる音声情報あるいは画像情報を更新制御させる出力制
御手段と、前記出力手段に出力された音声情報あるいは
画像情報の満足度を示す満足度情報の入力を促させ、前
記入力手段で入力された満足度情報を前記アンケート回
答結果受信手段に送信させる満足度情報送信手段として
機能させるものであることを特徴とするアンケート収集
システムが提供される。

【００１２】これにより、自由度が高く、創作的なアン
ケートの実施が可能となる。

【００１３】本発明の一の実施形態によれば、出力制御
手段は、前記入力手段による制御入力に応答して、該制
御入力に対応する新たな音声情報あるいは画像情報の送
信を前記アンケート実行手段に促し、該アンケート実行
手段から受信した新たな音声情報あるいは画像情報を前
記出力手段に出力することにより更新制御を行う。これ
により、予め携帯端末に送信しておくべきデータ容量の
軽減が図れる。

【００１４】また、本発明の別の一の実施形態では、出
力制御手段は、前記出力手段の出力が音声情報の場合に
は、前記入力手段の制御入力に応答して異なる音声情報
を出力してもよいし、出力手段の出力が画像情報の場合
は、前記入力手段の制御入力に応答して異なる色の画
像、異なる角度から見た画像、異なる速度で移動する画
像の少なくとも一つを出力してもよい。

【００１５】システム（装置）に係る本発明は、その装
置により実現される方法の発明としても成立する。

【００１６】また、装置または方法に係る本発明は、コ
ンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるため
の（あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段と
して機能させるための、あるいはコンピュータに当該発
明に相当する機能を実現させるための）プログラム、こ
のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録
媒体としても成立する。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。

【００１８】（第１実施形態）図１は本発明の第１実施
形態に係るアンケート収集システムのネットワーク構成
を示す図である。図１に示すように、携帯電話などの移
動型端末である複数の携帯端末１と、この携帯端末１と
近距離無線通信を行うサーバ２と、このサーバ２とイン
ターネット３を介して接続されたクライアント端末４か
ら構成される。サーバ２は、例えばファーストフードな
どの店舗２ａ内に設置され、携帯端末１との近距離無線
通信は、携帯端末１が店舗２ａ内に移動した場合になさ
れる。

【００１９】図２はアンケート収集システムの各構成の
詳細を示す図である。図２に示すように、携帯端末１
は、携帯無線部１２，近距離無線モジュール１３，バッ
テリー部１４，電源部１５，データ処理部１６，ＲＡＭ
などの書込及び読み出しが可能なメモリ１７，外部記憶
装置インタフェース１８，ＲＯＭ２０がバス１１に接続
されている。外部記憶デバイス１９は、例えばＩＣカー
ドやＩＣチップなど、外部記憶装置インタフェース１８
に接続することによりデータ処理部１６により外部記憶
デバイス１９内のデータを読取可能な記憶デバイスであ
る。外部記憶デバイス１９内には、例えば電話番号デー
タ、加入者ＩＤなどの携帯利用者を認証するための認証
データと、携帯利用者の性別、生年月日、住所などの携
帯利用者の個人属性データが記憶されている。

【００２０】電源部１５の電源をオンにすると、バッテ
リー部１４のバッテリーを駆動力としてデータ処理部１
６が各種演算処理を実行することにより携帯端末１とし
て機能する。携帯無線部１２は、携帯電話としての遠距
離無線音声通信（又は遠距離無線データ通信）を行う場
合に外部端末や基地局などと情報の送受信を行う。近距
離無線モジュール１３（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（ＢＴ）モ
ジュール（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ ＳＩＧ ｉｎｃ．の登
録商標））は、サーバ２との既距離無線通信を行う場合
にサーバ２との間で情報の送受信を行う。メモリ１７
は、携帯端末１を携帯無線部１２を用いた遠距離無線通
信を行う場合に必要となる通信先の電話番号などのデー
タを格納する部分である。ＲＯＭ２０は、例えばＩＰア
ドレスのホスト名などのデータを格納するメモリであ
る。データ処理部１６は、入力部１０ｂから入力された
データに応答して所定のデータ処理を実行し、実行処理
結果を表示部１０ａに表示させる。

【００２１】サーバ２は、データ処理部２２，メモリ２
３，データ入力部２４，表示装置２５，通信インタフェ
ース２６，電源部２７，近距離無線モジュール２８（Ｂ
ｌｕｅｔｏｏｔｈ（ＢＴ）モジュール（Ｂｌｕｅｔｏｏ
ｔｈ ＳＩＧ ｉｎｃ．の登録商標）），記憶手段２９
がバス２１に接続されている。記憶手段２９は、コンテ
ンツファイル２９ａ、アンケート部品ファイル２９ｂ、
属性別アンケートファイル２９ｃ、送受信用プログラム
２９ｄ、アンケート回答ファイル２９ｅ、３Ｄ作成用プ
ログラム２９ｆ、アンケート集計プログラム２９ｇ、携
帯端末用アンケート処理プログラム２９ｈを格納する。
これら記憶手段２９に格納されたデータやプログラムが
データ処理部２２により読み出されて実行されることに
よりサーバ２が各種アンケート収集処理を実行する。

【００２２】属性別アンケートファイル２９ｃは、携帯
端末利用者に対するアンケートの内容を示すアンケート
情報と、そのアンケート情報に基づくアンケートを依頼
する利用者の属性を示す属性データが関連づけられてい
る。

【００２３】電源部２７の電源をオンにすると、データ
処理部２２は、例えば近距離無線モジュール２８やイン
ターネット３を介して取得したデータ処理要求や、デー
タ入力部２４におけるデータ入力に応答して、例えば記
憶手段２９から各種プログラムやファイルを読み出し、
またデータをメモリ２３に読み出したり及び書込みしつ
つ所定のデータ処理を実行する。また、データ処理結果
は必要に応じて表示装置２５に表示される。また、送受
信用プログラム２９ｄが実行されることにより、通信イ
ンタフェース２６や近距離無線モジュール２８による携
帯端末１やクライアント端末４との通信が可能となる。

【００２４】次に、図３のプロセスフロー図に沿って本
実施形態のアンケート収集処理を説明する。なお、以下
で特に示さない限り、携帯端末１とサーバ２の間の情報
の送受信は無線通信により実行され、サーバ２とクライ
アント端末４の間の情報の送受信はインターネット３を
介して実行される。以下の実施形態で同様である。

【００２５】まず、クライアント端末４はサーバ２に対
して属性別アンケートファイル２９ｃを送信する（ｓ
１）。サーバ２のアンケート集計プログラム２９ｇは、
受信した属性別アンケートファイル２９ｃを記憶手段２
９に格納する（ｓ２）。

【００２６】サーバ２のアンケート集計プログラム２９
ｇは、記憶手段２９に格納された属性別アンケートファ
イル２９ｃに基づき、携帯端末１にアンケートの回答可
否の選択を促すためのコンテンツファイル２９ａを作成
し、記憶手段２９に格納する（ｓ３）。

【００２７】携帯端末１がサーバ２が設けられた店舗内
に移動し、近距離無線通信機能の電源をオンにすると
（ｓ４ａ）、サーバ２との間で無線通信が確立される
（ｓ４ｂ）。サーバ２のアンケート集計プログラム２９
ｇは、この携帯端末１との通信が確立されると、コンテ
ンツファイル２９ａを読み出して携帯端末１に対して送
信する（ｓ５）。携帯端末１の近距離無線モジュール１
３は、コンテンツファイル２９ａを受信する。次に、携
帯端末１のデータ処理部１６は、受信したコンテンツフ
ァイル２９ａに基づきメイン画面を表示部１０ａに表示
させ（ｓ６）、携帯端末利用者に対してアンケートに対
する回答の可否の判定を促す。携帯端末利用者は、入力
部１０ｂにより回答の可否を選択する。

【００２８】データ処理部１６は、アンケートに対する
回答の拒否の選択を検知した場合には、アンケート回答
を拒否することを示すアンケート拒否データを近距離無
線モジュール１３を介してサーバ２に送信する（ｓ７
ａ）。サーバ２のアンケート集計プログラム２９ｇは、
アンケート拒否データを受信すると、携帯端末１との無
線通信を終了する（ｓ８ａ）。

【００２９】データ処理部１６は、アンケートに対する
回答の許可の選択を検知した場合には、アンケート回答
を許可することを示すアンケート許可データを近距離無
線モジュール１３を介してサーバ２に送信する（ｓ７
ｂ）。サーバ２のアンケート集計プログラム２９ｇは、
アンケート許可データを受信すると、まず携帯端末用ア
ンケート処理プログラム２９ｈと属性別アンケートファ
イル２９ｃを記憶手段２９から読み出し（ｓ８ｂ）、こ
れら携帯端末用アンケート処理プログラム２９ｈと属性
別アンケートファイル２９ｃを携帯端末１に送信する
（ｓ８ｃ）。

【００３０】携帯端末用アンケート処理プログラム２９
ｈと属性別アンケートファイル２９ｃを受信した携帯端
末１のデータ処理部１６は、受信した携帯端末用アンケ
ート処理プログラム２９ｈを起動する（ｓ９）。この携
帯端末用アンケート処理プログラム２９ｈは、まず携帯
端末１内の外部記憶デバイス１９から個人属性データを
読み出し、属性照合処理を実行する（ｓ１０）。

【００３１】属性照合処理は、具体的には属性別アンケ
ートファイル２９ｃのうち、各ファイル２９ｃを識別す
る属性データを読み出し、この属性データと個人属性デ
ータを照合する。図３は性別及び年齢の２種類の属性に
基づき照合処理を実行する例を示す。例えば性別という
属性については男性あるいは女性の別により異なる照合
結果が、また年齢という属性については２０歳以上ある
いは２０歳未満の別により異なる照合結果が導出され
る。

【００３２】例えば携帯端末用アンケート処理プログラ
ム２９ｈにより性別が男性で年齢が２０歳以上という属
性を示す照合結果が導出された場合、（ｓ１１ａ）に進
む。携帯端末用アンケート処理プログラム２９ｈにより
性別が男性で年齢が２０歳未満という属性を示す照合結
果が導出された場合、（ｓ１１ｂ）に進む。携帯端末用
アンケート処理プログラム２９ｈにより性別が女性で年
齢が２０歳以上という属性を示す照合結果が導出された
場合、（ｓ１１ｃ）に進む。携帯端末用アンケート処理
プログラム２９ｈにより性別が女性で年齢が２０歳未満
という属性を示す照合結果が導出された場合、（ｓ１１
ｄ）に進む。そして、これら（（ｓ１１ａ）〜（ｓ１１
ｄ））のステップでは、導出された照合結果に対応する
属性データに関連づけられたアンケートファイル２９ｃ
に基づきアンケート回答画面を表示部１０ａに表示さ
せ、携帯端末利用者にアンケートに対する回答データの
入力を促す。

【００３３】図４（ａ）は（ｓ１１ａ）の場合の表示部
１０ａに表示されたアンケート情報の一例を示す図であ
る。図４（ｂ）は（ｓ１１ｂ）の場合の表示部１０ａに
表示されたアンケート情報の一例を示す図である。

【００３４】携帯端末利用者は、これら図４（ａ）や
（ｂ）のように表示されたアンケートに対して、入力部
１０ｂを用いてアンケートに対する回答入力を行う。入
力部１０ｂを用いた回答は、各アンケートの選択肢をカ
ーソルで選択するなど、容易に操作可能である。このよ
うに、携帯端末利用者の属性に応じたアンケートに対す
る回答処理（（ｓ１２ａ）〜（ｓ１２ｄ））が終了する
と、携帯端末用アンケート処理プログラム２９ｈは、得
られた回答データを照合結果に関連づけてサーバ２に近
距離無線モジュール１３を介して送信する（ｓ１３）。

【００３５】サーバ２のアンケート集計プログラム２９
ｇは、受信した回答データをアンケート回答ファイル２
９ｅとして記憶手段２９に格納する（ｓ１４）。なお、
このアンケート回答ファイル２９ｅの作成の際、回答デ
ータに照合結果を関連づけておく。

【００３６】次に、アンケート集計プログラム２９ｇ
は、記憶手段２９に格納されたアンケート回答ファイル
２９ｅの集計処理を行い、集計結果を導出する（ｓ１
５）。集計処理は、具体的には回答データに関連づけら
れた照合結果別に回答データを集計して集計結果とす
る。次に、アンケート集計プログラム２９ｇは、得られ
た集計結果をクライアント端末４に送信する（ｓ１
６）。クライアント端末４は、受信した集計結果（ｓ１
７）を確認することにより、アンケート調査結果を把握
することができる。

【００３７】このように本実施形態によれば、携帯端末
１から属性情報を自動で読み出し、その属性情報に合致
した属性の属性別アンケートを携帯端末利用者に実施で
きる。従って、年齢、性別などの属性情報の入力の手間
が省ける。また、属性情報の入力を行う必要が無いた
め、携帯端末利用者はプライバシー情報などの入力を意
識することなくアンケートに回答できる。従って、無作
為なアンケートをアンケート対象者の抵抗無く実施する
ことができる。また、属性情報の入力作業が無く、予め
記憶された携帯端末利用者の属性情報に基づき属性別ア
ンケートを実施するため、属性情報の偽装が生じる恐れ
が無く、信頼性の高いアンケートの収集が実現できる。

【００３８】なお、本実施形態ではアンケート部品ファ
イル２９ｂ、３Ｄ作成用プログラム２９ｆが記憶手段２
９に記憶される例を示したが、これらが記憶手段２９に
記憶されなくてもよい。

【００３９】（第２実施形態）本実施形態は第１実施形
態の変形例に関わる。第１実施形態では、携帯端末用ア
ンケート処理プログラム２９ｈ及びすべての属性に関す
る属性別アンケートファイル２９ｃをサーバ２から携帯
端末１に送信する形態を示したが、本実施形態は、携帯
端末１には携帯端末用アンケート処理プログラム２９ｈ
及び属性に応じた属性別アンケートファイル２９ｃのみ
を送信して処理する形態に関する。第１実施形態と同様
の構成や処理には同一符号を付し、詳細な説明は省略す
る。

【００４０】本実施形態のアンケート集計プログラム２
９ｇは、第１実施形態のアンケート集計プログラム２９
ｇと異なる。

【００４１】具体的には、第１実施形態のアンケート集
計プログラム２９ｇは、（ｓ７ｂ）のアンケート許可デ
ータの受信に応答して携帯端末用アンケート処理プログ
ラム２９ｈ及び属性別アンケートファイル２９ｃを読み
出し（ｓ８ｂ）、携帯端末１に送信する（ｓ９）。

【００４２】これに対して本実施形態のアンケート集計
プログラム２９ｇは、（ｓ８ｂ）のアンケート許可デー
タの受信に応答して携帯端末用アンケート処理プログラ
ム２９ｈのみを送信する。また、携帯端末１からの照合
結果の受信に応答して、属性別アンケートファイル２９
ｃから照合結果に合致した属性に対応する属性別アンケ
ートファイル２９ｃを読み出し、携帯端末１に送信す
る。

【００４３】また、本実施形態の携帯端末用アンケート
処理プログラム２９ｈは、第１実施形態のそれと異な
る。具体的には、本実施形態の携帯端末用アンケート処
理プログラム２９ｈは、属性照合処理（ｓ１０）を実行
した後に照合処理結果をサーバ２に送信し、サーバ２側
で選別された属性に応じた属性別アンケートファイル２
９ｃに基づきアンケート処理を実行する。

【００４４】以下、図５のプロセスフロー図に沿って本
実施形態のアンケート収集動作を説明する。（ｓ１）〜
（ｓ７ａ）あるいは（ｓ７ｂ）までの動作は図３と同様
である。

【００４５】（ｓ７ｂ）でアンケート許可データを受信
したアンケート集計プログラム２９ｇは、携帯端末用ア
ンケート処理プログラム２９ｈを読み出し（ｓ５１）、
携帯端末１に送信する（ｓ５２）。携帯端末１のデータ
処理部１６は、受信した携帯端末用アンケート処理プロ
グラム２９ｈを起動する（ｓ５３）。アンケート処理プ
ログラム２９ｈは、図３と同様の属性照合処理を実行す
る（ｓ１０）。そして、得られた照合結果をサーバ２に
送信する（（ｓ５５ａ）〜（ｓ５５ｄ））。

【００４６】サーバ２のアンケート集計プログラム２９
ｇは、携帯端末１から近距離無線モジュール２８を介し
て受信した照合結果に合致する属性が対応付けられた属
性別アンケートファイル２９ｃを抽出し（ｓ５５）、携
帯端末１に送信する（ｓ５６）。

【００４７】携帯端末用アンケート処理プログラム２９
ｈは、受信した属性別アンケートファイル２９ｃを読み
出し、アンケート回答画面を表示部１０ａに表示させ
（ｓ５７）、携帯端末利用者にアンケートに対する回答
データの入力を促す。

【００４８】携帯端末利用者は、入力部１０ｂを用いて
アンケートに対する回答入力を行う。このように、携帯
端末利用者の属性に応じたアンケートに対する回答処理
（ｓ５８）が終了すると、携帯端末用アンケート処理プ
ログラム２９ｈは、得られた回答データを照合結果に関
連づけてサーバ２に近距離無線モジュール１３を介して
送信する（ｓ１３）。その後の処理（（ｓ１４）〜（ｓ
１７））は第１実施形態と同様である。

【００４９】このように本実施形態によれば、属性別ア
ンケートファイル２９ｃをアンケート回答処理の開始時
に携帯端末１側で備えておく必要が無く、アンケート処
理プログラムのみを備えておけばよいため、携帯端末１
へ送信するデータ容量を少なくでき、その結果処理を迅
速に行うことができる。

【００５０】（第３実施形態）本実施形態は第１実施形
態の変形例に関わる。本実施形態は、回答者創作型のア
ンケートを実行するアンケート収集システムに関わる。
第１実施形態と同様の構成や処理には同一符号を付し、
詳細な説明は省略する。

【００５１】以下、図６のプロセスフロー図に沿って本
実施形態のアンケート収集処理を説明する。なお、携帯
端末１、サーバ２、クライアント端末４の各構成及びそ
のネットワーク構成は図１及び図２と共通する。なお、
３Ｄ作成用プログラム２９ｆは、角度情報に基づいて３
次元画像を作成処理する画像処理プログラムである。

【００５２】まず、クライアント端末４はサーバ２に対
してアンケート部品ファイル２９ｂを送信する（ｓ６
１）。サーバ２のアンケート集計プログラム２９ｇは、
受信したアンケート部品ファイル２９ｂを記憶手段２９
に格納する（ｓ６２）。

【００５３】サーバ２のアンケート集計プログラム２９
ｇは、記憶手段２９に格納されたアンケート部品ファイ
ル２９ｂに基づき、携帯端末１にアンケートの回答可否
の選択を促すためのコンテンツファイル２９ａを作成
し、記憶手段２９に格納する（ｓ６３）。

【００５４】携帯端末１がサーバ２に設けられた店舗内
に移動し、近距離無線通信機能の電源をオンにすると
（ｓ６４ａ）、サーバ２との間で無線通信が確立される
（ｓ６４ｂ）。サーバ２にアンケート集計プログラム２
９ｇはこの携帯端末１との通信が確立されると、コンテ
ンツファイル２９ａを読み出して携帯端末１に対して送
信する（ｓ６５）。携帯端末１の近距離無線モジュール
１３は、コンテンツファイル２９ａを受信する。次に、
携帯端末１のデータ処理部１６は、受信したコンテンツ
ファイル２９ａに基づきメイン画面を表示部１０ａに表
示させ（ｓ６６）、携帯端末利用者に対してアンケート
に対する回答の可否の判定を促す。携帯端末利用者は、
入力部１０ｂにより回答の可否を選択する。

【００５５】データ処理部１６は、アンケートに対する
回答の拒否の選択を検知した場合には、アンケート回答
を拒否することを示すアンケート拒否データを近距離無
線モジュール１３を介してサーバ２に送信する（ｓ６７
ａ）。サーバ２のアンケート集計プログラム２９ｇは、
アンケート拒否データを受信すると、携帯端末１との無
線通信を終了する（ｓ８ａ）。

【００５６】データ処理部１６は、アンケートに対する
回答の許可の選択を検知した場合には、アンケート回答
を許可することを示すアンケート許可データを近距離無
線モジュール１３を介してサーバ２に送信する（ｓ６７
ｂ）。サーバ２のアンケート集計プログラム２９ｇは、
アンケート許可データを受信すると、携帯端末用アンケ
ート処理プログラム２９ｈとアンケート部品ファイル２
９ｂを記憶手段２９から読み出し（ｓ６８ｂ）、これら
携帯端末用アンケート処理プログラム２９ｈとアンケー
ト部品ファイル２９ｂを携帯端末１に送信する（ｓ６８
ｃ）。

【００５７】携帯端末用アンケート処理プログラム２９
ｈとアンケート部品ファイル２９ｂを受信した携帯端末
１のデータ処理部１６は、受信した携帯端末用アンケー
ト処理プログラム２９ｈを起動する（ｓ６９）。携帯端
末用アンケート処理プログラム２９ｈは、アンケート回
答処理を実行する（ｓ７０）。このアンケート回答処理
は、サーバ２に対して情報を送信したり、サーバ２から
所定の情報を受信することにより実行される。なお、ア
ンケート回答処理の詳細は後述する。

【００５８】アンケート回答処理が終了すると、携帯端
末用アンケート処理プログラム２９ｈは得られた回答デ
ータをサーバ２に送信する（ｓ７１）。サーバ２のアン
ケート集計プログラム２９ｇは、受信した回答データを
アンケート回答ファイル２９ｅとして記憶手段２９に格
納する（ｓ７２）。

【００５９】次に、アンケート集計プログラム２９ｇ
は、記憶手段２９に格納されたアンケート回答ファイル
２９ｅの集計処理を実行し、集計結果を導出する（ｓ７
３）。次に、アンケート集計プログラム２９ｇは、得ら
れた集計結果をクライアント端末４に送信する（ｓ７
４）。クライアント端末４は、受信（ｓ７５）した集計
結果を確認することにより、アンケート調査結果を把握
することができる。

【００６０】図７は、（ｓ７０）のアンケート回答処理
の詳細なプロセスフローを示す図である。図７に示すよ
うに、アンケート回答処理（ｓ７０）は、塗装色決定処
理（ｓ７０１）、角度決定処理（ｓ７０２）、満足度情
報の入力（ｓ７０３）から構成される。

【００６１】塗装色決定処理（ｓ７０１）では、まず受
信したアンケート部品ファイルに基づき塗装色選択画面
にボディフレーム画面を含めて表示部１０ａに表示し、
好みの色の選択を携帯端末利用者に促す（ｓ７０１
ａ）。図８（ａ）は表示部１０ａに表示された塗装色選
択画面の一例を示す図である。図８（ａ）に示すよう
に、塗装色選択画像８１とボディフレーム画像８２が表
示される。携帯端末利用者は、入力部１０ｂを用いて指
標８３を移動させることにより、塗装色を選択すること
ができる。なお、この塗装色画像８１は、例えば２５２
段階でＲＧＢの３原色が設定可能な色情報と、２５２段
階で色合い、鮮やかさ、明るさが設定可能な色属性情報
の組み合わせに対応してそれらの組み合わせにより表現
される色を携帯端末利用者が確認可能に表示されてい
る。

【００６２】携帯端末利用者が入力部１０ｂを用いて指
標８３を移動させることにより塗装色が選択されると
（ｓ７０１ｂ）、色情報がＲ：２５２、Ｇ：１２，Ｂ：
６、色属性情報が色合い：１、鮮やかさ：２４９、明る
さ：１２９というように設定される。選択された塗装色
は、携帯端末用アンケート処理プログラム２９ｈにより
サーバ２に塗装色データとして送信される（ｓ７０１
ｃ）。サーバ２のアンケート集計プログラム２９ｇは、
受信した塗装色データに対応するボディフレームファイ
ルをアンケート部品ファイル２９ｂから読み出し、ある
いは読み出したファイルから作成し（ｓ７０１ｄ）携帯
端末１に送信する（ｓ７０１ｅ）。なお、送信されるア
ンケート部品ファイル２９ｂはすべてではなく、携帯端
末１のメモリ容量と、携帯端末１及びサーバ２間の通信
容量に応じてその一部が送信される。塗装色データに対
応するボディフレームファイルを受信した携帯端末１の
携帯端末用アンケート処理プログラム２９ｈは、受信し
たファイルに基づき、携帯端末利用者が選択した塗装色
のボディフレームを表示部１０ａに表示する（ｓ７０１
ｆ）。携帯端末利用者は、表示部１０ａを確認し、塗装
色の観点から好みのボディフレームであると判断した場
合には、入力部１０ｂにより塗装色決定を行う（ｓ７０
１ｇ）。塗装色決定は、例えば図８（ａ）の“完成Ｃ
Ｇを見る”を入力部１０ｂにより選択すればよい。な
お、塗装色の観点から好みのボディフレームでないと判
断した場合には、例えば図８（ｂ）の“塗り直す”を
選択すればよい。この“塗り直す”が選択された場
合、携帯端末用アンケート処理プログラム２９ｈは、
（ｓ７０１ａ）に戻り、再度好みの色の選択を携帯端末
利用者に促し、上記（ｓ７０１ｂ）〜（ｓ７０１ｆ）の
処理を繰り返し行う。

【００６３】以上の処理により塗装色が決定されると、
次に角度決定処理（ｓ７０２）が実行される。角度決定
処理（ｓ７０２）では、まず携帯端末用アンケート処理
プログラム２９ｈがアンケート部品ファイル２９ｂを読
み出し角度選択画面にボディフレーム３ＤＣＧ画像及び
満足度情報入力画面を含めて表示する（ｓ７０２ａ）。
角度選択画面の一例を図８（ｂ）に示す。図８（ｂ）
で、８６はボディフレーム３ＤＣＧ画像を含む角度選択
画面、８７は満足度情報入力画面である。角度選択画面
８６を確認しつつ携帯端末利用者が入力部１０ｂに対す
る所定の制御入力を行うと、携帯端末用アンケート処理
プログラム２９ｈはその制御入力に応答して、角度変更
情報を生成してサーバ２に送信する（ｓ７０２ｂ）。角
度変更情報は、例えばＸ軸、Ｙ軸、Ｚ軸の３つの軸につ
いて例えば１８０段階で特定される。例えばＸ軸：１５
０°、Ｙ軸：２５°、Ｚ軸：３５°などにより角度変更
情報が特定される。角度変更情報を受信したサーバ２の
３Ｄ作成用プログラム２９ｆはアンケート部品ファイル
２９ｂを読み出し、受信した角度変更情報に基づいて対
応するボディフレーム３ＤＣＧファイルを作成し（ｓ７
０２ｃ）、携帯端末１に送信する（ｓ７０２ｄ）。

【００６４】携帯端末１の携帯端末用アンケート処理プ
ログラム２９ｈは、受信したボディフレーム３ＤＣＧフ
ァイルに基づき、ボディフレーム３ＤＣＧ画像を表示部
１０ａに表示させる（ｓ７０２ｅ）。ここで表示される
ボディフレーム３ＤＣＧ画像は、携帯端末利用者により
指定された角度から見たボディフレームの３次元画像を
示している。携帯端末利用者は、表示された画像を確認
し、一番見栄えのする角度であると判断した場合には、
入力部１０ｂを用いてボディフレーム３ＤＣＧ画像の角
度を決定する（ｓ７０２ｆ）。見栄えのする角度とはい
えないと判断した場合には、（ｓ７０２ｂ）に戻り再度
角度を変更するための所定の制御入力を行い、以上に示
された（ｓ７０２ｂ）〜（ｓ７０２ｅ）の処理を繰り返
し行う。

【００６５】見栄えのする角度を決定した携帯端末利用
者は、満足度情報入力画面で満足度情報を入力部１０ｂ
を用いて入力する（ｓ７０３）。この満足度情報が入力
されると、携帯端末用アンケート処理プログラム２９ｈ
は、アンケート回答処理（ｓ７０）を終了する。そし
て、アンケート回答処理（ｓ７０）で得られた塗装色デ
ータ、角度データ、満足度情報を回答データとしてサー
バ２に送信する（ｓ７１）。

【００６６】なお、ボディフレームの角度の決定処理
（ｓ７０２）では、塗装色決定処理（ｓ７０１）とは別
個のプロセスとして実行する場合を示したが、これに限
定されるものではない。例えば、（ｓ７０１ｇ）の塗装
色決定後に、決定された塗装色を塗装色データとしてサ
ーバ２に送信し、その塗装色データに基づく角度選択画
面ファイルをサーバ２のアンケート集計プログラム２９
ｇがアンケート部品ファイル２９ｂから読み出し、携帯
端末１で表示させてもよい。これにより、任意の色では
ない携帯端末利用者の好みの色のボディフレームにより
角度の決定処理を行うことができる。また、この塗装色
データに基づく角度決定処理を実行する場合、必ずしも
サーバ２に対して指定された塗装色に対応する角度選択
画面ファイルの送信要求を行わなくてもよく、サーバ２
から既に（ｓ６８ｃ）で受信したアンケート部品ファイ
ル２９ｂから読み出して実行してもよい。

【００６７】また、（ｓ６８ｃ）でサーバ２から携帯端
末１に送信されるアンケート部品ファイル２９ｂは、携
帯端末１のメモリ容量と、携帯端末１及びサーバ２間の
通信容量が許容可能であればすべてを送信してもよい。
すべてを送信した場合には、（ｓ７０）のアンケート回
答処理中は、携帯端末１からサーバ２に対して処理に必
要なデータやファイルの要求を行わずに携帯端末１で処
理を完結させることができる。この場合、３Ｄ作成用プ
ログラム２９ｆを携帯端末用アンケート処理プログラム
２９ｈとともに（ｓ６８ｃ）で送信しておけばよい。

【００６８】一方、携帯端末１のメモリ容量と、携帯端
末１及びサーバ２間の通信容量が充分で無い場合には、
サーバ２から携帯端末１に送信されるアンケート部品フ
ァイル２９ｂの容量を少なくし、携帯端末１で所定の処
理が終了する毎にサーバ２にファイル送信の要求を行え
ばよい。このように、ファイル送信の要求の度合いは、
例えば上述した（７０２ｂ）における角度変更情報の送
信の回数や条件などを変更させることにより変動させる
ことができる。また、ある製品についての本実施形態で
は好みの色と好みの角度についてのアンケートの実施に
ついて適用する場合を示したが、色や角度以外にも画像
の移動速度や、画像でなくても音声情報などの好みなど
を等アンケートにも適用可能であることはもちろんであ
る。

【００６９】本実施形態では、属性別アンケートファイ
ル２９ｃが記憶手段に記憶される例を示したが、記憶さ
れていないくてもよい。

【００７０】このように本実施形態によれば、自由度が
高く、創作的なアンケートの実施が簡便に行える。

【００７１】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。

【００７２】第１実施形態及び第２実施形態は属性別ア
ンケート収集の例を、第３実施形態では創作型アンケー
ト収集の例を示したが、これらを組み合わせた実施形態
としても成立する。第２実施形態と第３実施形態を組み
合わせた変形例を図９に示す。第２実施形態あるいは第
３実施形態と共通するステップには同一符号を付してあ
る。図９の場合、クライアント端末４からアンケート部
品ファイルを属性別に取得し記憶手段２９に属性別アン
ケート部品ファイルとして格納しておく。そして、（ｓ
１０）の属性照合処理が終了した後、（ｓ５６）のステ
ップで属性別アンケート部品ファイル２９ｂを携帯端末
１に送信することにより、属性別の創作側アンケート回
答処理（ｓ７０）が可能となる。

【００７３】もちろん、第２実施形態と第３実施形態の
組み合わせのみならず、第１実施形態と第３実施形態を
組み合わせてもよい。図１０は第１実施形態と第３実施
形態を組み合わせた実施形態のプロセスフローを示す図
である。図１０に示すように、属性別アンケート部品フ
ァイルをクライアント端末４から取得しておき、（ｓ１
１ａ）〜（ｓ１１ｄ）及び（ｓ１２ａ）〜（ｓ１２ｄ）
でこの属性別アンケート部品ファイルに基づく属性別の
創作型アンケート回答処理を実行すればよい。

【００７４】上記実施形態では、携帯端末１の外部記憶
装置インタフェース１８に外部記憶デバイス１９を接続
する形態を示したが、これに限定されるものではない。
外部記憶デバイス１９を用いない携帯端末１の構成を図
１１に示す。図１１に示すように、外部記憶装置インタ
フェース１８及び外部記憶デバイス１９に置換して、携
帯端末１に設けられた入力部１０ｂにより書換不可能な
ＲＯＭなどの書換不能メモリ２０ａをバス１１に接続し
てもよい。

【００７５】また、サーバ２は、データ処理部２２が記
憶手段２９からファイルやプログラムを読み出すことに
よりアンケート収集処理を実行する場合を示したが、記
憶手段２９に格納されたファイルやプログラムを記録媒
体に格納しておき、バス２１に接続された記録媒体読取
装置からこの記録媒体を読み出すことによりアンケート
収集処理を実行してもよい。

【００７６】また、サーバ２と携帯端末１との情報の送
受信は無線通信でも有線通信でもよい。

【００７７】

【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、無
作為で信頼性の高いアンケートの収集が可能となる。

【００７８】また、別の本発明によれば、創作的なアン
ケートを簡便に実現することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施形態に係るアンケート収集シ
ステムのネットワーク構成を示す図。

【図２】同実施形態に係るアンケート収集システムの各
構成の詳細を示す図。

【図３】同実施形態に係るアンケート収集処理のプロセ
スフロー図。

【図４】同実施形態に係るアンケート回答処理における
表示画面の一例を示す図。

【図５】本発明の第２実施形態に係るアンケート収集処
理のプロセスフロー図。

【図６】本発明の第３実施形態に係るアンケート収集処
理のプロセスフロー図。

【図７】同実施形態に係るアンケート回答処理の詳細な
プロセスフローを示す図。

【図８】同実施形態に係るアンケート回答処理における
表示画面の一例を示す図。

【図９】第１の変形例に係るプロセスフローを示す図。

【図１０】第２の変形例に係るプロセスフローを示す
図。

【図１１】携帯端末の変形例を示す図。

【符号の説明】

１…携帯端末 ２…サーバ ３…インターネット ４…クライアント端末 １１…バス １２…携帯無線部 １３…近距離無線モジュール １４…バッテリー部 １５…電源部 １６…データ処理部 １７…メモリ １８…外部記憶装置インタフェース ２０…ＲＯＭ ２１…バス ２２…データ処理部 ２３…メモリ ２４…データ入力部 ２５…表示装置 ２６…通信インタフェース ２７…電源部 ２８…近距離無線モジュール ２９…記憶手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/30 ３４０ Ｇ０６Ｆ 17/30 ３４０Ａ Ｈ０４Ｂ 7/26 Ｈ０４Ｂ 7/26 Ｍ (72)発明者 紅林 和宏 東京都港区芝浦一丁目１番１号 東芝ビル ディング 東芝システム開発株式会社内 (72)発明者 小片 敏幸 東京都港区芝浦一丁目１番１号 東芝ビル ディング 東芝システム開発株式会社内 (72)発明者 東 啓史 東京都港区芝１丁目５番11号 東芝ロジス ティクス・ソリューションズ株式会社内 Ｆターム(参考） 5B075 KK07 PR08 5K067 BB27 DD52 DD54 FF02 FF23 GG01 GG11 HH05 HH23

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネットワークを介して情報を送受信する
   ことにより携帯端末からアンケートを収集するアンケー
   ト収集システムであって、 携帯端末からの通信接続要求に応答してアンケートを募
   集するためのアンケート募集情報を送信し、アンケート
   の募集に対する応答を促すアンケート募集手段と、 前記携帯端末から募集を許可する旨の応答が前記携帯端
   末からあった場合に、前記携帯端末でアンケートに対す
   る回答を行うためのアンケート処理プログラムとアンケ
   ート情報を送信するアンケート実行手段と、 前記携帯端末からアンケートに対する回答結果を受信す
   るアンケート回答結果受信手段とを具備してなり、 前記アンケート処理プログラムは、前記携帯端末を、 前記携帯端末に予め記憶された携帯端末利用者の属性情
   報を読み出させる第１の手段、 前記属性情報に基づいて携帯端末利用者の属性を判定さ
   せる第２の手段、 前記携帯端末利用者の属性に基づくアンケート情報を前
   記携帯端末に表示させて前記携帯端末によりアンケート
   に対する回答結果の入力を促させる第３の手段、 入力された回答結果を前記アンケート回答結果受信手段
   に送信させる第４の手段として機能させるものであるこ
   とを特徴とするアンケート収集システム。
2. 【請求項２】 前記第３の手段は、前記アンケート情報
   から前記携帯端末利用者の属性に基づくアンケート情報
   を選択するアンケート選択手段をさらに備えることを特
   徴とする請求項１に記載のアンケート収集システム。
3. 【請求項３】 前記第３の手段は、前記第２の手段によ
   る判定結果を前記アンケート実行手段に送信して前記携
   帯端末利用者の属性に基づくアンケート情報の送信を前
   記アンケート実行手段に促し、前記アンケート実行手段
   から受信した前記携帯端末利用者の属性に基づくアンケ
   ート情報を前記携帯端末に表示させることを特徴とする
   請求項１に記載のアンケート収集システム。
4. 【請求項４】 前記第１の手段は、前記携帯端末利用者
   の属性情報を、前記携帯端末の外部記憶媒体読取装置か
   ら読み出させることを特徴とする請求項１に記載のアン
   ケート収集システム。
5. 【請求項５】 前記第１の手段は、前記携帯端末利用者
   の属性情報を、前記携帯端末内に設けられた記憶手段か
   ら読み出させることを特徴とする請求項１に記載のアン
   ケート収集システム。
6. 【請求項６】 前記第１の手段は、前記携帯端末に予め
   記憶された携帯端末利用者の属性情報を前記携帯端末に
   設けられた入力手段では書換不能な記憶手段から読み出
   させることを特徴とする請求項１に記載のアンケート収
   集システム。
7. 【請求項７】 ネットワークを介して情報を送受信する
   ことにより携帯端末からアンケートを収集するアンケー
   ト収集システムであって、 携帯端末からの通信接続要求に応答してアンケートを募
   集するためのアンケート募集情報を送信し、アンケート
   の募集に対する応答を促すアンケート募集手段と、 前記携帯端末から募集を許可する旨の応答が前記携帯端
   末からあった場合に、前記携帯端末でアンケートに対す
   る回答を行うためのアンケート処理プログラムとアンケ
   ート情報を送信するアンケート実行手段と、 前記携帯端末からアンケートに対する回答結果を受信す
   るアンケート回答結果受信手段とを具備してなり、 前記アンケート処理プログラムは、前記携帯端末を、 前記携帯端末の出力手段にアンケートの対象とする音声
   あるいは画像を出力させ、該携帯端末の入力手段の所定
   の入力に応答して前記音声あるいは画像を更新して前記
   出力手段に出力させる画像更新手段と、 前記携帯端末の出力手段に音声情報あるいは画像情報を
   出力させ、前記携帯端末の入力手段による制御入力に応
   答して前記出力される音声情報あるいは画像情報を更新
   制御させる出力制御手段と、 前記出力手段に出力された音声情報あるいは画像情報の
   満足度を示す満足度情報の入力を促させ、前記入力手段
   で入力された満足度情報を前記アンケート回答結果受信
   手段に送信させる満足度情報送信手段として機能させる
   ものであることを特徴とするアンケート収集システム。
8. 【請求項８】 前記出力制御手段は、前記入力手段によ
   る制御入力に応答して、該制御入力に対応する新たな音
   声情報あるいは画像情報の送信を前記アンケート実行手
   段に促し、該アンケート実行手段から受信した新たな音
   声情報あるいは画像情報を前記出力手段に出力すること
   により更新制御を行うことを特徴とする請求項７に記載
   のアンケート収集システム。
9. 【請求項９】 前記出力制御手段は、 前記出力手段の出力が音声情報の場合には、前記入力手
   段の制御入力に応答して異なる音声情報を出力すること
   を特徴とする請求項７に記載のアンケート収集システ
   ム。
10. 【請求項１０】 前記出力制御手段は、 前記出力手段の出力が画像情報の場合は、前記入力手段
    の制御入力に応答して異なる色の画像、異なる角度から
    見た画像、異なる速度で移動する画像の少なくとも一つ
    を出力することを特徴とする請求項７に記載のアンケー
    ト収集システム。
11. 【請求項１１】 ネットワークを介して情報を送受信す
    ることにより携帯端末からアンケートを収集するアンケ
    ート収集方法であって、 携帯端末からの通信接続要求に応答してアンケートを募
    集するためのアンケート募集情報を送信し、アンケート
    の募集に対する応答を促すステップと、 前記携帯端末から募集を許可する旨の応答が前記携帯端
    末からあった場合に、前記携帯端末でアンケートに対す
    る回答を行うためのアンケート処理プログラムとアンケ
    ート情報を送信することにより、前記携帯端末に、前記
    アンケート処理プログラムにより、 前記携帯端末に予め記憶された携帯端末利用者の属性情
    報を読み出させ、前記属性情報に基づいて携帯端末利用
    者の属性を判定させ、前記携帯端末利用者の属性に基づ
    くアンケート情報を前記携帯端末に表示させて前記携帯
    端末によりアンケートに対する回答結果の入力を促さ
    せ、入力された回答結果を前記アンケート回答結果受信
    手段に送信させるステップを実行するように促すステッ
    プと、 前記携帯端末からアンケートに対する回答結果を受信す
    るステップとを有することを特徴とするアンケート収集
    方法。
12. 【請求項１２】 ネットワークを介して情報を送受信す
    ることにより携帯端末からアンケートを収集するアンケ
    ート収集方法であって、 携帯端末からの通信接続要求に応答してアンケートを募
    集するためのアンケート募集情報を送信し、アンケート
    の募集に対する応答を促すステップと、 前記携帯端末から募集を許可する旨の応答が前記携帯端
    末からあった場合に、前記携帯端末でアンケートに対す
    る回答を行うためのアンケート処理プログラムとアンケ
    ート情報を送信することにより、前記携帯端末に、前記
    アンケート処理プログラムにより、 前記携帯端末の出力手段にアンケートの対象とする音声
    あるいは画像を出力させ、該携帯端末の入力手段の所定
    の入力に応答して前記音声あるいは画像を更新して前記
    出力手段に出力させ、前記携帯端末の出力手段に音声情
    報あるいは画像情報を出力させ、前記携帯端末の入力手
    段による制御入力に応答して前記出力される音声情報あ
    るいは画像情報を更新制御させ、前記出力手段に出力さ
    れた音声情報あるいは画像情報の満足度を示す満足度情
    報の入力を促させ、前記入力手段で入力された満足度情
    報を前記アンケート回答結果受信手段に送信させるステ
    ップを実行するように促すステップと、 前記携帯端末からアンケートに対する回答結果を受信す
    るステップとを有することを特徴とするアンケート収集
    方法。
13. 【請求項１３】 ネットワークを介して情報を送受信す
    ることにより携帯端末からアンケートを収集するアンケ
    ート収集プログラムであって、コンピュータを、 携帯端末からの通信接続要求に応答してアンケートを募
    集するためのアンケート募集情報を送信し、アンケート
    の募集に対する応答を促すアンケート募集手段と、 前記携帯端末から募集を許可する旨の応答が前記携帯端
    末からあった場合に、前記携帯端末でアンケートに対す
    る回答を行うためのアンケート処理プログラムとアンケ
    ート情報を送信するアンケート実行手段と、 前記携帯端末からアンケートに対する回答結果を受信す
    るアンケート回答結果受信手段として機能させるもので
    あり、 前記アンケート処理プログラムは、前記携帯端末を、 前記携帯端末に予め記憶された携帯端末利用者の属性情
    報を読み出させる第１の手段、 前記属性情報に基づいて携帯端末利用者の属性を判定さ
    せる第２の手段、 前記携帯端末利用者の属性に基づくアンケート情報を前
    記携帯端末に表示させて前記携帯端末によりアンケート
    に対する回答結果の入力を促させる第３の手段、 入力された回答結果を前記アンケート回答結果受信手段
    に送信させる第４の手段として機能させるものであるこ
    とを特徴とするアンケート収集プログラム。
14. 【請求項１４】 ネットワークを介して情報を送受信す
    ることにより携帯端末からアンケートを収集するアンケ
    ート収集プログラムであって、コンピュータを、 携帯端末からの通信接続要求に応答してアンケートを募
    集するためのアンケート募集情報を送信し、アンケート
    の募集に対する応答を促すアンケート募集手段と、 前記携帯端末から募集を許可する旨の応答が前記携帯端
    末からあった場合に、前記携帯端末でアンケートに対す
    る回答を行うためのアンケート処理プログラムとアンケ
    ート情報を送信するアンケート実行手段と、 前記携帯端末からアンケートに対する回答結果を受信す
    るアンケート回答結果受信手段として機能させるもので
    あり、 前記アンケート処理プログラムは、前記携帯端末を、 前記携帯端末の出力手段にアンケートの対象とする音声
    あるいは画像を出力させ、該携帯端末の入力手段の所定
    の入力に応答して前記音声あるいは画像を更新して前記
    出力手段に出力させる画像更新手段と、 前記携帯端末の出力手段に音声情報あるいは画像情報を
    出力させ、前記携帯端末の入力手段による制御入力に応
    答して前記出力される音声情報あるいは画像情報を更新
    制御させる出力制御手段と、 前記出力手段に出力された音声情報あるいは画像情報の
    満足度を示す満足度情報の入力を促させ、前記入力手段
    で入力された満足度情報を前記アンケート回答結果受信
    手段に送信させる満足度情報送信手段として機能させる
    ものであることを特徴とするアンケート収集プログラ
    ム。