JP2003085179A - 画像処理装置、画像データ検索方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像データ検索方法、及び記憶媒体

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JP2003085179A
JP2003085179A JP2001276253A JP2001276253A JP2003085179A JP 2003085179 A JP2003085179 A JP 2003085179A JP 2001276253 A JP2001276253 A JP 2001276253A JP 2001276253 A JP2001276253 A JP 2001276253A JP 2003085179 A JP2003085179 A JP 2003085179A
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Tomoya Sato
智也 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多くの記憶領域の中から画像データを選んで
出力/送信などの処理を行う際に、パスワードを知らな
いユーザに画像データの情報を知られることなく、目的
の画像データを見つけて、処理を行うことを可能とした
画像処理装置、画像データ検索方法、及び記憶媒体を提
供する。 【解決手段】 画像データの検索条件を入力する検索条
件入力手段102、ボックスにパスワードが設定されて
いる場合、入力パスワードと設定パスワードを比較し検
索許可の有無を決定するパスワード照会手段104、両
パスワードが一致したボックス又はパスワードが設定さ
れていないボックスから検索条件に一致する画像データ
を検索する検索手段103、検索された画像データに関
する情報を表示する検索結果表示手段106、検索結果
から選択された画像データの印刷出力・送信を制御する
制御手段108を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、画
像データ検索方法、及び記憶媒体に関し、特に、複数の
記憶領域からなる記憶手段を備えた画像処理装置、画像
データ検索方法、及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナで読み込まれた画像デー
タや、コンピュータから送信されたPDL(ページ記述
言語)データを展開した画像データを、装置内部に装備
されたハードディスクなどの記憶装置内の記憶領域に一
旦記憶し、その記憶領域からユーザに指定された画像デ
ータを読み出してプリント出力する機能を有する画像処
理装置が知られている。また、このような記憶装置を備
えた画像処理装置には、記憶装置のデータをプリント出
力するだけでなく、FAXやE−mailで送信するこ
とが可能であるような機種も登場している。
【0003】更に、このような記憶装置を備えた画像処
理装置には、ボックス機能を備えた機種もある。ボック
ス機能は、ハードディスク等の記憶装置を複数の領域に
分けておき、画像データを領域ごとに管理できるように
したものである。ボックス機能を用いれば、例えばスキ
ャナで読み込んだりコンピュータから送ったりした画像
データを一旦ボックスに記憶させておいて、後で画像が
記憶されているボックスを操作部から指定し、そのボッ
クス内の画像データ一覧から目的の画像データを選択し
て、画像をプリント出力或いはFAXやE−mailで
送信することができる。各ボックスを個人別や用途別に
使用することにより、ユーザの利便性が増す。
【0004】このようなボックス機能を備えた画像処理
装置では、ボックス内の画像データにみだりにアクセス
できないようにするために、ボックスにパスワードが設
定できるようになっているものもある。各ボックスにア
クセスする際にパスワードを要求し、入力されたパスワ
ードを予めボックスごとに登録されているパスワードと
照会して、両パスワードが一致した場合に限ってボック
ス内のデータの一覧を表示してプリント出力等の指示を
出せるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては次のような問題があった。即ち、上記
従来技術では、画像処理装置のボックス内の画像データ
を選択しようとするユーザが、目的の画像データを記憶
させたボックスを忘れてしまった場合、一つ一つボック
スを指定して、画像データ一覧に表示されるデータ名や
受付日時などから、目的の画像データを探さなければな
らず、ボックスの数が多くなると目的のデータを探すの
が困難になるという問題があった。
【0006】また、例えば画像処理装置の管理者がボッ
クス内の古いデータを消去しようとする場合なども、一
つ一つボックスを選択して、記憶されている画像データ
に関する情報を確認してから消去しなければならないと
いった問題があった。
【0007】これに対して、ボックス内の画像データに
関する各種情報(データ名、受付日時など)から画像デ
ータを検索することが可能な画像処理装置及び画像デー
タ検索方法が考えられる。しかし、ボックス内の画像デ
ータの検索を可能にした時、パスワードが設定されてい
るボックスがあった場合の処理をどうするかという問題
がある。パスワードが設定されているボックス内の画像
データを検索対象とするようにすると、そのボックスに
アクセスを許されていないユーザもボックス内文書の情
報を見られることになってしまい、パスワードで制限を
かける意味がなくなってしまう。他方、ボックス内の画
像データを検索対象としないようにすると、そのボック
スにアクセスを許されているユーザに対しても検索を許
さないことになってしまい、利便性が低下してしまう。
【0008】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、多くの記憶領域の中から画像データを選んで出
力/送信などの処理を行う際に、パスワードを知らない
ユーザに画像データの情報を知られることなく、目的の
画像データを見つけて、処理を行うことを可能とした画
像処理装置、画像データ検索方法、及び記憶媒体を提供
することを第一の目的とする。
【0009】また、本発明は、上述した点に鑑みなされ
たものであり、多くの記憶領域の中から画像データを選
んで出力/送信などの処理を行う際に、容易に目的の画
像データを見つけて、処理を行うことを可能とした画像
処理装置、画像データ検索方法、及び記憶媒体を提供す
ることを第二の目的とする。が可能となるという効果を
奏する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、画像データを記憶する複数の記憶領域を
有し画像データを記憶領域毎に管理可能なボックス機能
を有する記憶手段を備えた画像処理装置であって、検索
対象の画像データの検索条件を入力する検索条件入力手
段と、ボックスにパスワードが設定されている場合、入
力パスワードと設定パスワードの一致の有無に基づき検
索を許可するか否かを決定する検索許可決定手段と、検
索が許可された場合、前記両パスワードが一致したボッ
クス或いはパスワードが設定されていないボックスの中
から前記検索条件に一致する画像データを検索する検索
手段とを有することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、画像データを記憶する複
数の記憶領域を有し画像データを記憶領域毎に管理可能
なボックス機能を有する記憶手段を備えた画像処理装置
の画像データ検索方法であって、検索対象の画像データ
の検索条件を入力する検索条件入力工程と、ボックスに
パスワードが設定されている場合、入力パスワードと設
定パスワードの一致の有無に基づき検索を許可するか否
かを決定する検索許可決定工程と、検索が許可された場
合、前記両パスワードが一致したボックス或いはパスワ
ードが設定されていないボックスの中から前記検索条件
に一致する画像データを検索する検索工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0012】また、本発明は、画像データを記憶する複
数の記憶領域を有し画像データを記憶領域毎に管理可能
なボックス機能を有する記憶手段を備えた画像処理装置
に適用される画像データ検索方法を実行するプログラム
を記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体
であって、前記画像データ検索方法は、検索対象の画像
データの検索条件を入力する検索条件入力ステップと、
ボックスにパスワードが設定されている場合、入力パス
ワードと設定パスワードの一致の有無に基づき検索を許
可するか否かを決定する検索許可決定ステップと、検索
が許可された場合、前記両パスワードが一致したボック
ス或いはパスワードが設定されていないボックスの中か
ら前記検索条件に一致する画像データを検索する検索ス
テップと、前記検索された画像データに関する情報を表
示する表示ステップと、前記表示された情報から選択さ
れた画像データの印刷出力を制御する制御ステップとを
有することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、本発明は、画像
データを記憶する複数の記憶領域を有し画像データを記
憶領域毎に管理可能な記憶手段を備えた画像処理装置で
あって、前記記憶された画像データの情報を表示するた
めの第一の手法と第二の手法を選択する第一の選択手段
と、前記第一の選択手段で前記第一の手法が選択された
場合、前記複数の記憶領域の中から所望の記憶領域を選
択する第二の選択手段と、前記第二の選択手段で選択さ
れた記憶領域に記憶された画像データに関する情報を表
示する第一の表示手段と、前記第一の選択手段で前記第
二の手法が選択された場合、検索対象の画像データの検
索条件を入力する検索条件入力手段と、前記記憶手段か
ら前記検索条件に一致する画像データを検索する検索手
段とを有することを特徴とする。
【0014】また、本発明は、画像データを記憶する複
数の記憶領域を有し画像データを記憶領域毎に管理可能
な記憶手段を備えた画像処理装置で実行される画像デー
タ検索方法であって、前記記憶された画像データの情報
を表示するための第一の手法と第二の手法を選択する第
一の選択工程と、前記第一の選択工程で前記第一の手法
が選択された場合、前記複数の記憶領域の中から所望の
記憶領域を選択する第二の選択工程と、前記第二の選択
工程で選択された記憶領域に記憶された画像データに関
する情報を表示する第一の表示工程と、前記第一の選択
工程で前記第二の手法が選択された場合、検索対象の画
像データの検索条件を入力する検索条件入力工程と、前
記記憶手段から前記検索条件に一致する画像データを検
索する検索工程とを有することを特徴とする。
【0015】また、本発明は、画像データを記憶する複
数の記憶領域を有し画像データを記憶領域毎に管理可能
な記憶手段を備えた画像処理装置に適用される画像デー
タ検索方法を実行するプログラムを記憶したコンピュー
タにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記画像デ
ータ検索方法は、前記記憶された画像データの情報を表
示するための第一の手法と第二の手法を選択する第一の
選択ステップと、前記第一の選択ステップで前記第一の
手法が選択された場合、前記複数の記憶領域の中から所
望の記憶領域を選択する第二の選択ステップと、前記第
二の選択ステップで選択された記憶領域に記憶された画
像データに関する情報を表示する第一の表示ステップ
と、前記第一の選択ステップで前記第二の手法が選択さ
れた場合、検索対象の画像データの検索条件を入力する
検索条件入力ステップと、前記記憶手段から前記検索条
件に一致する画像データを検索する検索ステップと、前
記検索ステップで検索された画像データに関する情報を
表示する第二の表示ステップと、前記第一又は前記第二
の表示ステップで表示された情報から画像データを選択
する第三の選択ステップと、前記第三の選択ステップで
選択された画像データの印刷出力を制御する制御ステッ
プとを有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0017】[第1の実施の形態]図1は本発明の第1
の実施の形態に係る画像処理装置のボックス内の画像デ
ータの制御に用いられる特徴的な部分のソフトウエア構
成を示すブロック図である。画像処理装置は、記憶手段
101、検索条件入力手段102、検索手段103、パ
スワード照会手段104、パスワード入力手段105、
検索結果表示手段106、画像データ選択手段107、
制御手段108、プリント出力手段109、送信手段1
10を備えている。
【0018】記憶手段101は、ボックス内の画像デー
タの情報を記憶し、必要に応じてその読み出しを行う。
検索条件入力手段102は、検索条件入力画面を表示
し、ユーザが入力した検索条件を受け取る。検索手段1
03は、検索条件入力手段102で入力された検索条件
に基づいて記憶手段101のボックスから画像データを
検索する。パスワード照会手段104は、ボックスにパ
スワードが設定されているかどうかを判断し、ボックス
にパスワードが設定されている場合は、パスワード入力
手段105が受け取った入力パスワードと記憶手段10
1から読み出した設定パスワードとを比較して、両パス
ワードが一致しているかどうかを判断し、検索を許可す
るかどうかを決定する。
【0019】検索結果表示手段106は、検索手段10
3による検索結果を表示する部分であり、検索条件に一
致する画像データが存在するか否かを判断する機能を有
し、検索条件に一致する画像データが存在する場合と存
在しない場合とで異なる検索結果画面を表示し、また、
検索条件に一致した画像データの数を表示する。画像デ
ータ選択手段107は、検索結果表示手段106によっ
てユーザに表示されたデータから、ユーザが制御対象と
するデータを選択することを可能にする部分である。制
御手段108は、画像データ選択手段107で選択され
た画像データを、プリント出力手段109によってプリ
ント出力したり、送信手段110によって送信したりす
る制御を行う。
【0020】図2は画像処理装置の一例であるデジタル
複写機の内部構造を示す構成図である。画像処理装置
(デジタル複写機)は、デジタル複写機本体100と、
デジタル複写機本体100の側部に装備されたデッキ2
50と、デジタル複写機本体100の上部に装備された
自動原稿送り装置(DF)280と、デジタル複写機本
体100の側部に装備された排紙処理装置290とから
大略構成されている。
【0021】プラテンガラス201は、原稿を載置する
ための原稿台である。スキャナ202は、原稿照明ラン
プ203や走査ミラー204等で構成されており、不図
示のモータにより所定方向に往復走査される。原稿の反
射光は、走査ミラー204〜206を介してレンズ20
7を透過してイメージセンサ部208内のCCDセンサ
に結像する。露光制御部209は、レーザやポリゴンス
キャナ等で構成されており、イメージセンサ部208で
電気信号に変換され所定の画像処理が施された画像信号
に基づいて変調されたレーザ光219を、画像形成部2
10の感光体ドラム211に照射する。感光体ドラム2
11の回りには、1次帯電器212、現像器213、転
写帯電器216、前露光ランプ214、クリーニング装
置215が装備されている。
【0022】画像形成部210において、感光体ドラム
211は、不図示のモータにより図示の矢印方向に回転
駆動される。感光体ドラム211の表面は、1次帯電器
212により所望の電位に帯電された後、露光制御部2
09からのレーザ光219が照射され、静電潜像が形成
される。感光体ドラム211の表面に形成された静電潜
像は、現像器213により現像されて、トナー像として
可視化される。
【0023】一方、右カセットデッキ221、左カセッ
トデッキ222、上段カセット223、下段カセット2
24の何れかから、ピックアップローラ225、22
6、227、228により給紙された転写紙は、給紙ロ
ーラ229、230、231、232によりデジタル複
写機本体100内の搬送路に送られ、レジストローラ2
33により転写ベルト234に給送され、可視化された
トナー像が転写帯電器216により転写紙に転写され
る。転写後の感光体ドラム211は、クリーニング装置
215により残留トナーが清掃され、前露光ランプ21
4により残留電荷が消去される。転写後の転写紙は、分
離帯電器217によって感光体ドラム211から分離さ
れ、転写ベルト234によって定着器235に送られ
る。転写紙は、定着器235において加圧、加熱により
定着され、排出ローラ236によりデジタル複写機本体
100の外部に排出される。
【0024】デジタル複写機本体100には、自動原稿
送り装置(DF)280が装備されている。自動原稿送
り装置(DF)280は、原稿積載個所にセットされた
原稿を自動的にプラテンガラス201上の読取位置まで
搬送する装置である。即ち、デジタル複写機本体100
で原稿を読み取る場合、自動原稿送り装置(DF)28
0により原稿を自動的にプラテンガラス201上に搬送
して読み取る方法と、プラテンガラス201上に載置し
た原稿を読み取る方法の2通りの方法が可能である。
【0025】更に、デジタル複写機本体100には、例
えば4000枚の転写紙を収納し得るデッキ250が装
備されている。デッキ250のリフタ251は、ピック
アップローラ252に転写紙が常に当接するように転写
紙の量に応じて上昇する。転写紙は給紙ローラ253に
よってデジタル複写機本体100に送られる。また、デ
ジタル複写機本体100には、100枚の転写紙を収容
し得るマルチ手差し254が装備されている。
【0026】デジタル複写機本体100内の排紙フラッ
パ237は、搬送パス238側と排出パス243側の経
路を切り替える。下搬送パス240は、排紙ローラ23
6から送り出された転写紙を、反転パス239を介し裏
返して再給紙パス241に導く。左カセットデッキ22
2から給紙ローラ230により給紙された転写紙も、再
給紙パス241に導かれる。再給紙ローラ242は、転
写紙を画像形成部210に再給紙する。排出ローラ24
4は、排紙フラッパ237の近傍に配置されており、こ
の排紙フラッパ237により排出パス243側に切り替
えられた転写紙をデジタル複写機本体100の外部に排
出する。
【0027】転写紙の両面に画像を記録する両面記録
(両面複写)時には、排紙フラッパ237を上方に上げ
て、複写済みの転写紙を、搬送パス238、反転パス2
39、下撒送パス240を介して再給紙パス241に導
く。このとき、反転ローラ245によって転写紙の後端
が搬送パス238から全て抜け出し、且つ、反転ローラ
245に転写紙が噛んだ状態の位置まで反転パス239
に引き込み、反転ローラ245を逆転させることによっ
て、転写紙を搬送パス240に送り出す。デジタル複写
機本体100から転写紙を反転して排出する時には、排
紙フラッパ237を上方へ上げ、反転ローラ245によ
って転写紙の後端が搬送パス238に残った状態の位置
まで反転パス239に引き込み、反転ローラ245を逆
転させることによって、転写紙を裏返して排出ローラ2
44側に送り出す。
【0028】排紙処理装置290は、デジタル複写機本
体100から一枚ごとに排出される転写紙を処理トレイ
294に積載して揃える装置である。一部の画像形成の
排出が終了したら、転写紙束をステイプルして排紙トレ
イ292または293に束で排出する。排紙トレイ29
3は、不図示のモータを介して上下に移動制御され、デ
ジタル複写機本体100の画像処理動作開始前に、処理
トレイ(排出された転写紙を積載するトレイ)の位置に
なるように移動する。用紙トレイ291には、排出され
た転写紙の間に挿入する区切り紙が積載される。Z折り
機295は、排出された転写紙をZ折りにする。また、
製本機296は、排出された転写紙一部をまとめて中央
から折るセンター折りし、ステイプルを行うことによっ
て、製本を行う。製本された紙束は、排出トレイ297
に排出される。
【0029】図3はデジタル複写機本体100内の制御
構成を示す概略ブロック図である。デジタル複写機本体
100は、リーダ部1、プリンタ部2、画像メモリ部
3、外部I/F(インターフェイス)処理部4、画像処
理部170、CPU171、操作部172、入出力ポー
ト(I/O)173、ROM174、RAM175を備
えている。
【0030】CPU171は、デジタル複写機本体10
0の基本制御を行い、制御プログラムが書き込まれたR
OM174、CPU171が処理を行うためのワークR
AM175、入出力ポート173等と、アドレスバス及
びデータバスにより接続されている。入出力ポート17
3には、デジタル複写機本体100を制御するモータや
クラッチ等の各種負荷(不図示)や、転写紙の位置を検
知するセンサ等の入力要素(不図示)が接続されてい
る。CPU171は、ROM174の内容に従って入出
力ポート173を介して順次入出力の制御を行い画像形
成動作の実行を制御する。また、CPU171には、デ
ジタル複写機の状態を表示する表示部を備えた操作部1
72が接続されている。更に、CPU171には、図2
のイメージセンサ部208で電気信号に変換された画像
信号を処理する画像処理部170と、処理された画像を
蓄積する画像メモリ部3が接続されている。
【0031】図4は画像処理装置の外部I/F処理部4
の構成を示すブロック図である。外部I/F処理部4
は、上述したように、画像メモリ部3を介してリーダ部
の2値画像データを外部I/F処理部4内に取り込み、
また、画像メモリ部3を介して外部I/F処理部4から
の2値画像データをプリンタ部2へ出力して画像形成を
行う。外部I/F処理部4は、コア部406、ファクシ
ミリ部401、ファクシミリ部401の通信画像データ
を保存するハードディスク402、外部コンピュータ1
1と接続するコンピュータインターフェイス部403、
フォーマッタ部404、イメージメモリ部405を備え
ている。
【0032】ファクシミリ部401は、モデム(不図
示)を介して電話回線(公衆回線)と接続されており、
電話回線からのファクシミリ通信データの受信と、電話
回線へのファクシミリ通信データの送信を行う。ファク
シミリ部401では、ファクシミリ機能である、指定さ
れた時間にファックス送信を行ったり、相手から指定パ
スワードの問い合わせで画像データを送信したりするな
ど、ハードディスク402にファックス用の画像を保存
して処理を行う。これにより、一度、リーダ部1から画
像メモリ部3を介して、ファクシミリ部401、ファク
シミリ用のハードディスク402へ画像を転送した後
は、リーダ部1、画像メモリ部3をファクシミリ機能に
使うことなしに、ファックス送信を行うことができる。
【0033】コンピュータインターフェイス部403
は、外部のコンピュータとのデータ通信を行うインター
フェイス部であり、ローカルエリアネットワーク(以下
LAN)、シリアルI/F、SCSI(Small Computer
System Interface)I/F、プリンタのデータ入力用
のセントロI/Fなどを備えている。コンピュータイン
ターフェイス部403は、前記I/Fを介して、プリン
タ部2、リーダ部1の状態を外部コンピュータ11に通
知したり、外部コンピュータ11の指示に基づきリーダ
部1で読み取った画像を外部コンピュータ11ヘ転送し
たりする。また、コンピュータインターフェイス部40
3は、外部コンピュータ11からプリント画像データを
受け取ったりする。外部コンピュータ11からコンピュ
ータインターフェイス部403を介して通知されるプリ
ントデータは専用のプリンタコードで記述されているた
め、フォーマッタ部404は、そのコードを画像メモリ
部3を介してプリンタ部2で画像形成を行うラスタイメ
ージデータに変換する。
【0034】フォーマッタ部404は、ラスタイメージ
データの展開をイメージメモリ部405に行う。イメー
ジメモリ部405は、前記のようにフォーマッタ部40
4がラスタイメージデータを展開するメモリとして使用
され、また、リーダ部1の画像をコンピュータインター
フェイス部403を介して外部コンピュータ11に送す
る(画像スキャナ機能)場合に、画像メモリ部3から送
られる画像データを該イメージメモリ部405に一度展
開し、外部コンピュータ11に送るデータの形式に変換
してコンピュータインターフェイス部403からデータ
を送出するような場合においても使用される。
【0035】コア部406は、ファクシミリ部401、
コンピュータインターフェイス部403、フォーマッタ
部404、イメージメモリ部405、画像メモリ部3の
間におけるそれぞれのデータ転送を制御管理する。これ
により、外部I/F処理部4に複数の画像出力部があっ
ても、画像メモリ部3へ画像転送路が一つであっても、
コア部406の管理のもと、排他制御、優先度制御さ
れ、画像出力が行われる。尚、外部コンピュータ11
は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)或いはワ
ークステーション(WS)として構成されている。
【0036】図5は画像処理装置の画像処理部170の
構成を示すブロック図である。図5に基づき画像処理部
170の詳細を述べる。画像処理部170は、CCDセ
ンサ500、A/D変換・SH部501、log変換部
502、変倍部503、γ補正部504、2値化部50
5を備えている。
【0037】レンズ208を介しイメージセンサ部20
8内のCCDセンサ500に結像された原稿画像は、ブ
ラックの輝度のデータとして入力され、CCDセンサ5
00によりアナログ電気信号の画像情報に変換される。
変換された画像情報は、A/D変換・SH部501のア
ナログ信号処理部(不図示)に入力され、サンプル及び
ホールド、ダークレベルの補正等が行われる。その後、
A/D変換・SH部501は、アナログ・デジタル変換
(A/D変換)によりデジタル化した信号を、シェーデ
ィング補正(原稿を読み取るセンサのばらつき、及び原
稿照明要ランプの配光特性の補正)を行い、出力信号を
log変換部502に送る。
【0038】log変換部502には、入力された輝度
データを濃度データに変換するためのLUT(ルックア
ップテーブル)が格納されており、入力されたデータに
対応するテーブル値を出力することによって、輝度デー
タを濃度データに変換する。濃度データは、変倍処理部
503に送られる。変倍処理部503は、所望の倍率に
入力画像を変倍して、変倍した画像データをγ補正部5
04に送る。γ補正部504は、濃度データを出力する
際に、プリンタ部2の特性を考慮したLUTによる変換
を行い、操作部172で設定された濃度値に応じた出力
の調整を行う。γ補正したデータは、2値化部505へ
送られる。
【0039】2値化部505では、多値の濃度データを
2値化し、各画素の濃度値を「0」或いは「1」とす
る。例えば、1画素当たり8bitの画像データでは、
各画素の濃度は「0」または「255」に変換され、
「0」または「1」の1bitの画像データに2値化さ
れる。このため、画像メモリ部3に格納される画像デー
タ量は小さくなる。しかし、1画素あたり8ビットの画
像データを2値化すると、画像の階調数は256階調か
ら2階調になるため、写真画像のような中間調の多い画
像データは一般に著しく劣化する。そこで、2値データ
による擬似的な中間調表現を行う必要がある。
【0040】2値化部505では、2値のデータで擬似
的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用いる。
この方法は、注目画素の濃度が或る閾値より大きい場合
は「255」の濃度値とし、ある閾値以下である場合は
「0」の濃度値として2値化した後、実際の濃度値と二
値化された濃度値の差分を誤差として注目画素周辺の画
素に配分する方法である。誤差の配分は、予め用意され
ているマトリクス上の重み係数を2値化によって生じる
誤差に対して掛け合わせ、回りの画素に加算することに
よって行う。これによって、画像全体での濃度平均値が
保存され、中間調を擬似的に2値で表現することができ
る。
【0041】2値化された画像データは、画像メモリ部
3へ送られ、蓄積される。また、外部I/F処理部4を
介して外部コンピュータ11から入力される画像データ
は、外部I/F処理部4で2値画像データとして処理さ
れているため、そのまま画像メモリ部3に送られる。画
像メモリ部3は、高速のページメモリと、複数のページ
画像データを蓄積可能な大容量のメモリ(ハードディス
ク)とを備えている。ハードディスクに格納された複数
の画像データは、デジタル複写機本体100の操作部1
72で指定された編集手法に応じた順序で出力される。
例えば、ソートの場合、DF280により搬送しながら
読み取った原稿束の画像を順に出力する。画像メモリ部
3のハードディスクから、一旦格納された原稿の画像デ
ータを読み出し、これを複数回繰り返して出力する。こ
れにより、複写済み転写紙積載用のビンが複数あるソー
タと同じ役割を果たすことができる。
【0042】画像メモリ部3から出力した画像データ
は、プリンタ部2に装備されているスムージング部50
6に送られる。スムージング部506では、2値化した
画像の線端部が滑らかになるようにデータの補間を行
い、露光制御部209へ画像データを出力する。露光制
御部209では、図2で説明した上述の処理により画像
データを転写紙に形成する。
【0043】図6は画像処理装置の画像メモリ部3の構
成を示すブロック図である。図6に基づき画像メモリ部
3の詳細を述べる。画像メモリ部3は、ページメモリ部
301、メモリコントローラ部302、LZ圧縮部30
3、HD(ハードディスク)304を備えている。
【0044】画像メモリ部3では、DRAM等のメモリ
で構成されるページメモリ部301に、メモリコントロ
ーラ部302を介して、外部I/F処理部4、画像処理
部170からの2値画像の書き込み、プリンタ部2への
画像読み出しを行い、大容量の記憶装置であるハードデ
ィスク304への画像の入出力のアクセスを行う。メモ
リコントローラ部302は、外部I/F処理部4、画像
処理部170からのデータ入力、プリンタ部2に対する
データ出力を制御する。LZ圧縮部303は、ハードデ
ィスク304に画像データを書き込む際に圧縮を行い、
ハードディスク304から画像データを読み出す際に解
凍を行う。この場合、外部I/F処理部4は、外部コン
ピュータ11から入力されたPDL(ページ記述言語)
データをビットマップに展開し、画像メモリ部3のメモ
リコントローラ部302に送出する。
【0045】図7は画像処理装置の操作部172の構成
を示す図である。テンキー701は、画像形成枚数の設
定や動作方法の設定に関わる数値入力に使用する。ま
た、テンキー701は、操作部172に表示されるファ
クシミリ設定画面では、電話番号の入力に使用する。ク
リアキー702は、テンキー701で入力した設定を無
効にする場合に使用する。リセットキー703は、設定
された画像形成枚数、動作方法、選択された給紙段(給
紙カセット)等に関わる数値を既定値に戻す場合に使用
する。スタートキー704は、画像形成を開始する場合
に押下するキーである。スタートキー704の中央に
は、画像形成を開始可能か否かを示す例えば赤色と緑色
のLED(不図示)が配設されており、画像形成を開始
できない場合は赤色のLEDが点灯し、画像形成を開始
できる場合は緑色のLEDが点灯する。
【0046】ストップキー705は、複写動作を停止す
る場合に使用する。ガイドキー706は、押下対象キー
の機能が分からない場合に押下するキーである。ガイド
キー706の押下に伴い、CPU171は機能が分から
ないキーの説明を表示パネル720に表示する。割り込
みキー707は、画像形成動作中にユーザが他の作業を
したい場合に押下するキーである。表示パネル720
は、例えば液晶等で構成されており、詳細な設定を容易
にするべく設定に応じて表示内容が変わるものであり、
図9以下の各種画面を表示する。また、表示パネル72
0の表面はタッチセンサになっており、ユーザがパネル
内に表示されている機能の枠内を触れることにより、そ
の機能が実行される。
【0047】コピー機能キー708、ファックス機能キ
ー709、ボックス機能キー710は、それぞれ、コピ
ー、ファックス、ボックスの各機能を切り替えるために
使用するキーであり、これらのキーが押下されると、表
示パネル720の表示内容が切り替わる。コピー機能キ
ー708を押下すると、不図示の画面でコピーに関する
各種設定を行うことができる。ファックス機能キー70
9を押下すると、不図示の画面でファックスに関する各
種設定を行うことができる。ボックス機能キー710
は、画像メモリ部3の中にあるハードディスク304に
画像データを記憶させたり、記憶されている画像データ
をプリントアウトしたりする際に押下するキーである。
【0048】次に、本発明に関わるボックス機能につい
て説明する。図8は画像処理装置のボックスを示す図で
ある。画像メモリ部3のハードディスク304には、テ
ンポラリ領域801とボックス領域802が格納されて
いる。テンポラリ領域801は、リーダ部1で原稿から
読み取った画像データなどを一時的に記憶させる領域で
あり、ジョブ終了後にそれらの画像データは消去され
る。ボックス領域802は、リーダ部1で原稿から読み
取った画像データ及び外部コンピュータ11から送られ
たPDL画像データを展開したものを、ユーザの指示に
応じて格納する領域である。ボックス領域802は、複
数の領域に分かれていると共に、各領域には番号が付加
されており、それぞれ識別することが可能である。本例
ではボックス数を100としている。
【0049】ボックスには、操作部172に表示される
不図示の画面で任意の名前を付けることができる。図8
ではボックス0に「テストボックス」、ボックス2に
「MY BOX」という名前が付けられている。また、ボック
スには、ボックスに記憶されている画像データの数がボ
ックス毎に記憶されている。ボックスに新たに画像デー
タを記憶した場合は画像データ数は1増加し、ボックス
から画像データを消去した場合は画像データ数は1減少
する。ボックスに画像データを記憶させると、画像デー
タに加えて、画像データ名(文書名)、受付日時、画像
データ種類、ユーザ名、ページ数、などの画像データ情
報が一緒に格納される。また、ボックスにはパスワード
を設定することができる。操作部172に表示される不
図示の画面で、操作部172のテンキー701により例
えば7桁の番号を設定することができる。
【0050】図9は画像処理装置の操作部172の表示
パネル720に表示されるボックスの基本画面を示す図
であり、ボックス機能キー710を押下することにより
表示される。901、902、903、904、90
5、906は、ボックス番号0、1、2、3、4、5の
ボックスに格納されている画像データを表示させるため
のボックス内容表示キーである。これらのボックス内容
表示キー901〜906は、そのボックスに画像データ
が記憶されている場合は、キー901、903、90
4、906の枠内に示すようなイメージで表され、その
ボックスに画像データが記憶されていない場合は、キー
902、905の枠内に示すようなイメージで表される
ため、一目でどのボックスに画像データが記憶されてい
るのかが分かる。また、ボックスにパスワードが設定さ
れている場合は、当該キーの枠内に914で示すような
イメージが付与されるため、一目でどのボックスにパス
ワードが設定されているのかが分かる。
【0051】欄911には、ボックスに付けられている
名称が表示される。欄912には、ボックス領域のハー
ドディスク容量に対してそのボックスが使用している割
合が示される。例えばボックス領域のハードディスク容
量が500MBであった場合、ボックス番号0のボック
スはその5%で、約25MB使用しているということを
示す。907、908は上下スクロールキーであり、こ
れらの上下スクロールキー907、908を押下するこ
とにより画面がスクロールでき、画面に表示されていな
いボックスの名前や使用容量を見ることができる。90
9はメモリ残量表示欄であり、ボックス領域のうち残り
のメモリ容量の割合が表示される。910はメモリ残量
表示バーであり、メモリ残量がバーグラフで示される。
【0052】913は検索キーであり、ボックスに格納
されている画像データの検索を行うためのキーである。
この検索キー913を押下すると後述する検索工程に入
る。ユーザは自分の望む画像データがどのボックスに入
っているのかが分かっている場合は、図9の画面におい
て対応するボックスのキーを押せばよい。また、自分の
望む画像データがどのボックスに入っているのかが分か
らない場合や、ある条件に一致する画像データが欲しい
場合には、検索キー913を押下することによって検索
工程に入る。
【0053】次に、ボックス内容表示キー901〜90
6を押下したときの動作について説明する。ボックス内
容表示キー901〜906を押下すると、そのボックス
内の画像データの情報が表示される。また、操作部17
2にあるテンキー701でボックス番号を指定すること
によっても、対応するボックスの内容を表示させること
ができる。
【0054】ボックスにパスワードが設定されている場
合、操作部172にパスワード入力画面が表示される。
例えば図9に示される基本画面においてボックス内容表
示キー901を押下すると、図22に示すパスワード入
力画面が表示される。ユーザはテンキー701を用いて
パスワードを入力し、OKキー2201を押下する。2
202はキャンセルキーである。入力したパスワードが
予め登録されているパスワードと一致した場合は、ボッ
クス内の画像データの情報が表示される。入力したパス
ワードが予め登録されているパスワードと一致しない場
合は、ボックス内の画像データの情報は表示されない。
【0055】図10はボックス内画像データ情報表示画
面を示す図である。ライン1001は12月15日の1
6時13分に、「テストページ」という画像データをこ
のボックスに格納したことを示している。そして、例え
ばライン1002をタッチすることにより、図示のよう
に、この画像データが表示されているラインが白黒反転
表示される。その他のラインをタッチするとライン10
02の反転状態は解除される。また、1003で示すよ
うに選択された順に1、2・・・と番号が付与されてい
く。本例では、このように番号が付与された画像データ
を選択データと呼ぶ。選択データのラインをもう一度タ
ッチすると、選択状態は解除される。選択解除されるデ
ータに付与されていた番号よりも大きい番号が付与され
ていた選択データの番号は、一つずつ繰り上げられる。
例えば、3つのデータが選択されている状態で番号1が
付与されたデータを選択解除すると、番号2だったデー
タが番号1に、番号3だったデータが番号2となる。
【0056】1004は選択解除キーであり、選択デー
タ全ての選択状態を解除するためのキーである。100
5は詳細情報キーであり、反転させたラインの画像デー
タの詳細情報を表示するためのキーである。この詳細情
報キー1005が押下されると、図11の画像データ詳
細情報画面が表示される。この画像データ詳細情報画面
では、その画像データの受け付け番号1101、受付時
刻1102、リーダ部1でスキャンされたデータかプリ
ンタ部2から送られたデータかといった画像データ種類
1103、画像データ名1104、ページ数1106な
どの詳細情報が表示される。1109は画像データ名変
更キーであり、この画像データ名変更キー1109を押
下すると、不図示の画面で画像データ名の変更を行うこ
とができる。1110は閉じるキーであり、この閉じる
キー1110を押下すると図10の画面に戻る。
【0057】1006は消去キーであり、選択データを
ハードディスクから消去するときに押下する。この消去
キー1006が押下されると、図12の画像データ消去
画面が表示され、本当に消去してよいかどうかをユーザ
に確認させる。この画像データ消去画面で「はい」12
01を押下すれば、その画像データはハードディスクか
ら消去される。「いいえ」1202を押下すると、その
画像データを消去せずに図10の画面に戻る。
【0058】1007は画像データ移動キーであり、選
択データを他のボックスに移動させるときに用いる。こ
の画像データ移動キー1007が押下されると、図13
の画像データ移動画面が表示される。この画像データ移
動画面で選択データを移動させるボックスのラインをタ
ッチして反転させ、実行キー1301を押下すると、選
択データの移動が行われる。1302はキャンセルキー
であり、このキャンセルキー1302を押下すると、画
像データの移動を行わずに図10の画面に戻る。
【0059】1008はプリントキーであり、選択デー
タをプリントするときに用いる。このプリントキー10
08が押下されると、図14の画像データプリント画面
が表示される。この画像データプリント画面で、プリン
ト枚数、用紙、ソート方法、応用手法などの設定を行う
ことができる。プリント開始キー1401を押下する
と、設定した内容に応じて選択データがプリント出力さ
れる。1009、1010は上下スクロールキーであ
り、一画面では表示しきれない多数の画像データを表示
する場合に、画面をスクロールさせるキーである。10
12は閉じるキーであり、図9の基本画面に戻る場合に
押下する。1011は原稿読み込みキーであり、原稿を
読み込んでボックスに格納するときに用いる。
【0060】画像処理装置の操作部172の表示パネル
720には、以上のような操作画面が表示されるので、
自分の望みの画像データが入っているボックスを憶えて
いるユーザは、簡単に自分の望む画像データのプリント
出力や、消去、移動操作を行うことができる。一方、自
分の望む画像データが入っているボックスを忘れてしま
ったユーザは、図9の基本画面で検索キー913を押下
して検索工程に入ることによって、画像データを検索す
ることができる。
【0061】検索キー913を押下すると図15の検索
条件入力画面が表示される。この検索条件入力画面にお
いてユーザは先ず検索条件を入力する。本例において
は、画像データ名・画像データ種類・受付日時・ページ
数による検索が可能である。また、本例においては、複
数の検索条件を設定することが可能である。
【0062】図15の検索条件入力画面で画像データ名
に基づき検索する場合、文書名(画像データ名)キー1
501を押下する。文書名(画像データ名)キー150
1を押下すると、図15の画面は図16のキーボード画
面になる。図16のキーボード画面でアルファベットキ
ーを用いて画像データ名を入力する。入力した画像デー
タ名は表示領域1610に表示される。画像データ名を
入力する際、入力モードキー1601を押下することに
よって、入力モードを「かな漢字」「カタカナ」「記
号」「英字」と順に切り替えることができる。現在の入
力モードは表示領域1602に表示される。
【0063】カーソル移動キー1603、1604は、
カーソルの移動を行う場合に使用するキーであり、バッ
クスペースキー1605は、入力した文字を削除する場
合に使用するキーである。1606はスペースの挿入、
漢字変換、変換の次候補を表示するためのキーである。
1607はひらがなカタカナの変換を行うためのキーで
ある。画像データ名を入力してOKキー1608を押す
ことにより、図15の欄1502に画像データ名が表示
される。1609はキャンセルキーであり、キャンセル
キー1609を押下すると、画像データ名は欄1502
に入力されず図15の画面に戻る。
【0064】文書種類(画像データ種類)キー1503
を押下すると、押下するたびに欄1504の表示が順に
「スキャン画像データ」→「PDL画像データ」→「F
AX画像データ」→「空白」と変化し、更に押下すると
「スキャン画像データ」に戻る。欄1504の表示が
「スキャン画像データ」ならば、リーダ部1によって読
み込まれた画像データが検索対象となる。欄1504の
表示が「PDL画像データ」ならば、外部コンピュータ
11から送られたPDL画像データが検索対象となる。
「FAX画像データ」ならば、FAX受信した画像デー
タが検索対象となる。空白であれば、画像データ種類で
は検索を行わないことになる。
【0065】受付日時キー1505を押下すると、欄1
506が入力待ち状態となる。テンキー701を用いて
第一の日時を入力する。もう一度、受け付け日時キー1
505を押下すると、欄1507が入力待ち状態とな
る。テンキー701を用いて第二の日時を入力する。
尚、欄1506だけ入力して欄1507に入力しなかっ
た場合、検索対象は受付日時が第一の日時以降の画像デ
ータとなり、欄1507だけ入力して欄1506に入力
が無い場合、検索対象は第二の日時以前の画像データと
なる。欄1506と欄1507の両方に入力が行われた
場合、検索対象は受付日時が第一の日時以降かつ第二の
日時以前の画像データとなる。ページ数キー1508を
押下すると、欄1509が入力待ち状態となる。テンキ
ー701で入力を行うことによりページ数の指定を行
う。
【0066】検索実行キー1510を押下すると、検索
が実行される。図1の検索手段103は、入力された条
件とボックスに格納されている各画像データの情報が一
致しているかどうかを判断する。図15の検索条件入力
画面で複数の欄に入力された場合、すべての条件に一致
するものが検索結果として表示される。例えば、画像デ
ータ名欄1502に「テスト原稿」と入力し、ページ数
1509に「5」と入力した場合、画像データ名が「テ
スト原稿」でありかつページ数が「5」である画像デー
タの検索を行う。尚、検索条件が一つも入力されていな
い場合、検索キー1510は押し下げを受け付けない。
キャンセルキー1511が押下されると、図9の画面に
戻る。
【0067】検索手段103は、パスワード照会手段1
04を介して記憶手段101にアクセスする。パスワー
ド照会手段104は、先ず、ボックスにパスワードが設
定されているかどうかを判断する。ボックスにパスワー
ドが設定されていなければ、ボックス内画像データ情報
を読み出して検索手段103に渡す。ボックスにパスワ
ードが設定されていれば、図23に示すパスワード入力
画面2を表示する。ユーザはテンキー701を用いてパ
スワードを入力し、OKキー2302を押下する。パス
ワードが入力されると「*」が欄2301に表示され
る。ユーザはそのボックス内の情報を検索対象に加えた
くなければキー2303を押す。すると、そのボックス
内の画像データは検索対照とはならない。入力されたパ
スワードが予め設定されたパスワードと一致していれ
ば、そのボックス内の画像データ情報が読み出され検索
対象となる。入力されたパスワードが予め設定されたパ
スワードが一致しなければ、そのボックス内の画像デー
タは検索対象としない。
【0068】次に、検索結果表示画面について図17及
び図18に基づき説明する。図17は検索の結果、検索
条件に一致する画像データが見つからなかったときに表
示される画面を示す図である。検索条件再設定キー17
01を押下すると、図15の検索条件入力画面に戻る。
キャンセルキー1702を押下すると、図9のボックス
の基本画面に戻る。
【0069】図18は検索条件に一致する画像データが
見つかった時に表示される検索結果表示画面を示す図で
ある。表示領域1801には、検索が行われた条件が表
示される。表示領域1802には、検索条件に一致した
画像データの数が表示される。欄1803には、検索条
件に合った画像データの画像データ名、格納されている
ボックス番号、受付日時がそれぞれ表示される。例えば
欄1803の中のライン1800では、12月15日の
16時13分(図11参照)にボックス1に格納された
「テストページ」という画像データが、検索条件に一致
していることを示している。
【0070】そして、このライン1800をタッチする
ことにより、図示のように、この画像データのライン1
800が白黒反転表示される。その他のラインをタッチ
すると反転状態は解除される。また、選択された順に
1、2と番号が付与されていく。選択データのラインを
もう一度タッチすると、選択状態は解除される。選択解
除されるデータに付与されていた番号よりも大きい番号
が付与されていた選択データの番号は、一つずつ繰り上
げられる。例えば、3つのデータが選択されている時に
番号1が付与されたデータを選択解除すると、番号2だ
ったデータが番号1に、番号3だったデータが番号2と
なる。尚、キー1804〜1810は図10のキー10
04〜1010のキーと同じ機能をもつキーであり、同
様の操作を行うことができる。
【0071】画像処理装置の操作部172の表示パネル
720には、以上のような操作画面が表示されるので、
自分の望みの画像データが入っているボックスが分から
ないユーザも、簡単に自分の望む画像データのプリント
出力や、消去、移動操作を行うことができる。また、管
理者が一定の条件で検索をしてまとめて削除や移動をす
るといったことが可能となる。
【0072】次に、画像処理装置のボックスに記憶され
ている画像データをプリント出力する際の動作を図19
のフローチャートに基づき説明する。本処理はCPU1
71がプログラムに基づき実行する。
【0073】先ず、操作部172のボックス機能キー7
10を押下することによって、操作部172の表示パネ
ル720にボックスの基本画面(図9)を表示する。
(ステップS1901)。次に、ユーザの指定が検索か
否かを判断する(ステップS1902)。ステップS1
902で検索でないと判断した場合、指定されたボック
スに記憶されている画像データに関する情報を表示する
画面(図10)を表示パネル720に表示する(ステッ
プS1903)。そして、表示されている画像データに
関する情報の中からユーザにより選択された画像データ
をプリンタ部2で印刷する(ステップS1904)。ス
テップS1902で検索と判断した場合、検索条件入力
画面(図15)を表示する(ステップS1905)。
【0074】次に、検索条件入力画面でユーザが入力し
た検索条件に基づいて検索を行う。検索の際における動
作の詳細は後述する(ステップS1906)。検索の結
果、検索条件に一致するものがあるかどうかを判断する
(ステップS1907)。ステップS1907で検索条
件に一致するものが無かった場合、一致するデータが存
在しないことを示す画面(図17)を表示パネル720
に表示する(ステップS1908)。ステップS190
7で検索条件に一致するものがあった場合、一致したも
のを表示する画面(図18)を表示パネル720に表示
する(ステップS1909)。この場合、検索条件に一
致する画像データの数も表示するようにしてもよい。そ
して、表示されている画像データに関する情報の中から
ユーザにより選択された画像データをプリンタ部2で印
刷する(ステップS1904)。
【0075】尚、画像データの送信・消去・移動を行う
際の動作も図19と同様なフローチャートで表される。
ステップS1904がそれぞれ、送信・消去・移動の処
理となる。
【0076】次に、画像処理装置のボックスに記憶され
ている画像データを検索する際の動作(図19のステッ
プS1906)の詳細を図20・図21のフローチャー
トに基づき説明する。本処理はCPU171がプログラ
ムに基づき実行する。
【0077】先ず、ユーザの入力した検索条件を読み込
んで設定する(ステップS2001)。BOX_NO=0、BOX
_MAX=99、DOC_NO=0とする(ステップS200
2)。次に、BOX_NOがBOX_MAXよりも大きいか否かを
判断する(ステップS2003)。ステップS2003
でBOX_NOがBOX_MAXよりも大きくないと判断した場合
は、ボックス番号BOX_NOのボックスにパスワードが設
定されているか否かを判断する(ステップS200
4)。ステップS2004でボックス番号BOX_NOのボ
ックスにパスワードが設定されていないと判断した場合
は、ボックス番号BOX_NOのボックスの画像データ数を
読み込んでDOC_MAXとする(ステップS2005)。ス
テップS2004でボックス番号BOX_NOのボックスに
パスワードが設定されていると判断した場合は、図22
のパスワード入力画面を表示する。そして、パスワード
が入力されたかどうかを判定する(ステップS200
6)。
【0078】ステップS2006でパスワードが入力さ
れたと判断した場合は、入力されたパスワードと予め設
定されているパスワードとが一致するか否かを判定する
(ステップS2007)。両パスワードが一致していた
ら、上記ステップS2005に進む。ステップS200
5の処理後、DOC_NOがDOC_MAXと等しいか否かを判断
する(ステップS2009)。ステップS2009でDO
C_NOがDOC_MAXと等しくないと判断した場合は、画像
データ番号DOC_NOの画像データ情報を読み込む(ステ
ップS2010)。次に、読み込んだ画像データ情報が
上記ステップS2001で設定した検索条件に合ってい
るか否かを判断する(ステップS2011)。ステップ
S2011で検索条件に合っていると判断した場合は、
条件一致データリストに画像データ情報を加える(ステ
ップS2012)。更に、次の画像データのためにDOC
_NOに1加える(ステップS2013)。
【0079】ステップS2009でDOC_NOがDOC_MAX
に等しいと判断した場合は、そのボックス内のデータは
全て検索終了したということなので、次のボックスのた
めにBOX_NOに1加えて(ステップS2008)、上記
ステップS2003に戻る。ステップS2006でパス
ワードが入力されなかったと判断した場合、つまりユー
ザがこのボックスを検索対象に加えないよう指示した場
合、及びステップS2007でパスワードが一致してい
ないと判断した場合も、同様にステップS2008に進
む。ステップS2003でBOX_MAX よりもBOX_NOの方
が大きいと判断した場合は、全てのボックス内の画像デ
ータを調べたということなので条件一致データリストを
表示パネル720に表示して(ステップS2014)、
本処理を終了する。
【0080】以上説明したように、本画像処理装置によ
れば、多くの記憶領域の中から画像データを選んで出力
/送信などの処理を行う際に、パスワードを知らないユ
ーザに画像データの情報を知られることなく、目的の画
像データを見つけて、処理を行うことが可能となるとい
う効果を奏する。
【0081】[第2の実施の形態]第2の実施の形態と
して、以下のように構成することもできる。
【0082】図15に示す検索条件入力画面で検索実行
キー1510を押下した場合、図24に示す画面を表示
するように構成する。図24の画面において、ユーザは
パスワードが設定されているボックスに対する処理を予
め指示しておく。キー2401〜2403はどれか一つ
にチェックマークが付くようになっており、どれかが押
下されると、チェックマークが移動する。OKキー24
05が押下されると、検索が実行される。
【0083】キー2401にチェックマークが付いた状
態でOKキー2405が押下されると、パスワードが設
定されているボックスについては検索を行わない。キー
2402にチェックマークが付いた状態でOKキー24
05が押下されると、第1の実施の形態と同様に、パス
ワードが設定されているボックスごとにパスワード入力
を要求して、パスワードが一致した場合に検索対象とす
る。キー2403にチェックマークが付いた状態でOK
キー2405が押下されると、図22と同様のパスワー
ド入力画面が表示される。ユーザが操作部712のテン
キー701でパスワードを入力すると、パスワードが設
定されているボックスに対して、全てこのパスワードで
照会を行う。設定されているパスワードと一致したボッ
クスが検索対象となる。
【0084】これにより、検索実行の前に予めパスワー
ドが設定されているボックスに対する処理を指示するこ
とができるので、パスワードが設定されているボックス
ごとにいちいち指示する面倒がない。
【0085】[第3の実施の形態]第3の実施の形態と
して、以下のように構成することもできる。
【0086】即ち、ボックスごとのパスワードの他に、
全てのボックスに共通のパスワードが設定できるように
構成する。そして、ボックス内の検索を行う際、各ボッ
クスごとのパスワードか、共通のパスワードに一致すれ
ば検索可能であるようにする。
【0087】これにより、一般のユーザは自分の設定し
たパスワードでアクセスできるボックス以外は検索でき
ないが、管理者は共通のパスワードを用いることによっ
て全てのボックスの検索が可能となるようにすることが
できる。
【0088】[第4の実施の形態]図25は本発明の第
4の実施の形態に係る画像処理装置の特徴的な部分のソ
フトウエア構成を示すブロック図である。画像処理装置
は、表示方法選択手段2501、ボックス選択手段25
04、ボックス内データ表示手段2505、記憶手段2
506、検索条件入力手段2507、検索手段250
8、検索結果表示手段2509、画像データ選択手段2
510、制御手段2511、プリント出力手段251
2、送信手段2513を備えている。図中2502は手
法1実行部、2503は手法2実行部である。
【0089】表示方法選択手段2501は、ユーザが記
憶手段2506の記憶領域内のデータの表示手法を選択
することを可能にしている。ユーザが記憶領域ごとに画
像データ情報を表示する第一の手法を選択すると、手法
1実行部2502が実行され、検索条件に一致する画像
データ情報を表示する第二の手法を選択すると、手法2
実行部2503が実行される。ボックス選択手段250
4は、ユーザが第一の手法を選択した場合に、ユーザが
どのボックスの内容を表示するかを選択することを可能
にする。ボックス内データ表示手段2505は、ボック
ス選択手段2504で選択されたボックス内のデータを
記憶手段2506から読み出し表示する。検索条件入力
手段2507は、ユーザが第二の手法を選択した場合
に、ユーザが検索条件を入力することを可能にする。
【0090】検索手段2508は、検索条件入力手段2
507で入力された条件に基づいて記憶手段2506の
データを検索する。検索結果表示手段2509は、検索
の結果を表示するものであり、検索条件に一致する画像
データが存在するか否かを判断する機能を有し、検索条
件に一致する画像データが存在する場合と存在しない場
合とで異なる検索結果画面を表示し、また、検索条件に
一致した画像データの数を表示する。画像データ選択手
段2510は、ボックス内データ表示手段2505また
は検索結果表示手段2509によってユーザに表示され
たデータから、ユーザが制御対象とするデータを選択す
ることを可能にする。制御手段2511は、選択された
画像データをプリント出力手段2512によって出力し
たり、送信手段2513によって送信したりする制御を
行う。
【0091】尚、画像処理装置の内部構造(図2)、制
御系の構成(図3)、外部I/F処理部4を中心とした
構成(図4)、画像処理部170を中心とした構成(図
5)、画像メモリ部3を中心とした構成(図6)、操作
部172の構成(図7)、ボックス内データ一覧画面
(図10)、画像データ詳細情報画面(図11)、画像
データ消去画面(図12)、画像データ移動画面(図1
3)、画像データプリント画面(図14)、検索条件入
力画面(図15)、キーボード画面(図16)、検索条
件一致データが無い場合の画面(図17)、検索結果表
示画面(図18)、ボックスからの画像データのプリン
ト出力手順(図19)は、第1の実施の形態と同様であ
り、説明を省略する。
【0092】次に、本発明に関わるボックス機能につい
て説明する。図26は画像処理装置のボックスを示す図
である。画像メモリ部3のハードディスク304には、
テンポラリ領域2601とボックス領域2602が格納
されている。テンポラリ領域2601は、リーダ部1で
原稿から読み取った画像データなどを一時的に記憶させ
る領域であり、ジョブ終了後にそれらの画像データは消
去される。ボックス領域2602は、リーダ部1で原稿
から読み取った画像データ及び外部コンピュータ11か
ら送られたPDL画像データを展開したものを、ユーザ
の指示に応じて格納する領域である。ボックス領域26
02は、複数の領域に分かれていると共に、各領域には
番号が付加されており、それぞれ識別することが可能で
ある。本例ではボックス数を100としている。
【0093】ボックスには、操作部172に表示される
不図示の画面で任意の名前を付けることができる。図2
6ではボックス0に「テストボックス」、ボックス2に
「MYBOX」という名前が付けられている。また、ボック
スには、ボックスに記憶されている画像データの数がボ
ックス毎に記憶されている。ボックスに新たに画像デー
タを記憶した場合は画像データ数は1増加し、ボックス
から画像データを消去した場合は画像データ数は1減少
する。ボックスに画像データを記憶させると、画像デー
タに加えて、画像データ名(文書名)、受付日時、画像
データ種類、ユーザ名、ページ数、などの画像データ情
報が一緒に格納される。
【0094】図27は画像処理装置の操作部172の表
示パネル720に表示されるボックスの基本画面を示す
図であり、ボックス機能キー710を押下することによ
り表示される。2701、2702、2703、270
4、2705、2706は、ボックス番号0、1、2、
3、4、5のボックスに格納されている画像データを表
示させるためのボックス内容表示キーである。これらの
ボックス内容表示キー2701〜2706は、そのボッ
クスに画像データが記憶されている場合は、キー270
1、2703、2704、2706の枠内に示すような
イメージで表され、そのボックスに画像データが記憶さ
れていない場合は、キー2702、2705の枠内に示
すようなイメージで表されるため、一目でどのボックス
に画像データが記憶されているのかが分かる。
【0095】欄2711には、ボックスに付けられてい
る名称が表示される。欄2712には、ボックス領域の
ハードディスク容量に対してそのボックスが使用してい
る割合が示される。例えばボックス領域のハードディス
ク容量が500MBであった場合、ボックス番号0のボ
ックスはその5%で、約25MB使用しているというこ
とを示す。2707、2708は上下スクロールキーで
あり、これらの上下スクロールキー2707、2708
を押下することにより画面がスクロールでき、画面に表
示されていないボックスの名前や使用容量を見ることが
できる。27029はメモリ残量表示欄であり、ボック
ス領域のうち残りのメモリ容量の割合が表示される。2
710はメモリ残量表示バーであり、メモリ残量がバー
グラフで示される。
【0096】2713は検索キーであり、ボックスに格
納されている画像データの検索を行うためのキーであ
る。この検索キー2713を押下すると後述する検索工
程に入る。ユーザは自分の望む画像データがどのボック
スに入っているのかが分かっている場合は、図27の画
面において対応するボックスのキーを押せばよい。ま
た、自分の望む画像データがどのボックスに入っている
のかが分からない場合や、ある条件に一致する画像デー
タが欲しい場合には、検索キー2713を押下すること
によって検索工程に入る。
【0097】次に、ボックス内容表示キー2701〜2
706を押下したときの動作について説明する。例えば
図27に示される画面においてボックス内容表示キー2
701〜2706を押下すると、図10の画面が表示さ
れる。また、操作部172にあるテンキー701でボッ
クス番号を指定することによっても、対応するボックス
の内容を表示させることができる。
【0098】次に、画像処理装置のボックスに記憶され
ている画像データを検索する際の動作(図19のステッ
プS1906)の詳細を図28のフローチャートに基づ
き説明する。本処理はCPU171がプログラムに基づ
き実行する。
【0099】先ず、ユーザの入力した検索条件を読み込
んで設定する(ステップS2801)。BOX_NO=0、BOX
_MAX=99、DOC_NO=0とする(ステップS280
2)。次に、BOX_NOがBOX_MAXよりも大きいか否かを
判断する(ステップS2803)。ステップS2803
でBOX_NOがBOX_MAXよりも大きくないと判断した場合
は、ボックス番号BOX_NOのボックスに格納されている
画像データ数を読み込んでDOC_MAX=0とする(ステッ
プS2804)。次に、DOC_NOがDOC_MAXと等しいか
否かを判断する(ステップS2805)。ステップS2
805でDOC_NOがDOC_MAXと等しくないと判断した場
合は、画像データ番号DOC_NOの画像データ情報を読み
込む(ステップS2806)。
【0100】次に、読み込んだ画像データ情報が上記ス
テップS2801で設定した検索条件に合っているか否
かを判断する(ステップS2807)。ステップS28
07で検索条件に合っていると判断した場合は、条件一
致データリストに画像データ情報を加える(ステップS
2808)。更に、次の画像データのためにDOC_NOに
1加える(ステップS2809)。ステップS2805
でDOC_NOがDOC_MAXに等しいと判断した場合は、その
ボックス内のデータは全て検索終了したということなの
で、次のボックスのためにBOX_NOに1加えて(ステッ
プS2810)、上記ステップS2803に戻る。ステ
ップS2803でBOX_MAXよりもBOX_NOの方が大きい
と判断した場合は、全てのボックス内の画像データを調
べたということなので、条件一致データリストを表示パ
ネル720に表示して(ステップS2811)、本処理
を終了する。
【0101】以上説明したように、本画像処理装置によ
れば、多くの記憶領域の中から画像データを選んで出力
/送信などの処理を行う際に、容易に目的の画像データ
を見つけて、処理を行うことが可能となるという効果を
奏する。
【0102】[第5の実施の形態]第5の実施の形態と
して、以下のように構成することもできる。
【0103】検索条件入力画面として、図15の代わり
に図29に示すような画面を操作部172の表示パネル
720に表示する。図29で2901は検索項目選択欄
である。この検索項目選択欄2901にタッチすると、
2902に示すプルダウンメニューが表示パネル720
に表示される。ユーザはこの中から検索項目とするもの
を選択する。検索項目を選択すると、2903に示す検
索条件入力欄が入力可能となる。検索条件入力欄290
3には、第4の実施の形態と同様の方法で入力を行う。
【0104】2904は検索論理式入力欄であり、検索
項目キー2905〜2909、ORキー2910、AN
Dキー2911、NOTキー2912、括弧キー291
3を用いて検索論理式を入力する。ORキー2910は
OR検索を指示するキーである。検索論理式入力欄29
04で1+2と入力すると、1の条件と2の条件のどち
らかに一致するものを検索する。例えば図29の例で
は、文書名(画像データ名)が「テストページ」である
か、文書種類(画像データ種類)が「スキャン文書(画
像データ)」であるか、どちらかの条件を満たすものを
検索することができる。
【0105】ANDキー2911はAND検索を指示す
るキーである。例えば1*2と入力すると、1の条件と
2の条件の両方を満たすものを検索するように指示する
ことができる。NOTキー2912はNOT検索を指示
するキーである。例えば#1と入力すると、1の条件を
満たさないものを検索する。これらは組み合わせて指定
することが可能である。また、括弧キー2913によっ
て結合の順序を指定することができる。検索実行キー2
914を押下すると、検索が開始される。キャンセルキ
ー2915を押下すると、検索を行わず、図27の画面
に戻る。
【0106】これにより、より複雑な条件を設定してボ
ックスに記憶されている画像データの検索を行うことが
可能となる。
【0107】[第6の実施の形態]第6の実施の形態と
して、以下のように構成することもできる。
【0108】検索条件入力画面として、先ず図30に示
すような画面を操作部172の表示パネル720に表示
する。ユーザは文書名(画像データ名)について検索条
件を設けたければ、キー3001を押下する。すると、
図16と同様の画面が表示パネル720に表示され、文
書名(画像データ名)の入力が可能となる。入力された
文書名(画像データ名)は欄3002に表示される。
「次へ」キー3003を押下すると、次の条件を設定す
る画面(図31)が表示パネル720に表示される。
【0109】ユーザは文書名(画像データ名)について
検索条件を設けたくなければ、何も入力せずに「次へ」
キー3003を押下する。「次へ」キー3003を押下
すると、図31の画面が表示パネル720に表示され
る。図31の画面でキー3101を押下すると、押下す
るごとに欄3102の表示が「スキャン文書」「PDL
文書」「FAX文書」「・・・」と変わっていく。ユー
ザは文書種類(画像データ種類)についての検索条件を
設定して「次へ」キー3105を押下する。戻るキー3
104を押下すると、図30の画面に戻る。
【0110】「次へ」キー3105を押下すると、図3
2の画面が表示パネル720に表示される。受付日時の
範囲の検索条件の指定を行って「次へ」キー3201を
押下する。すると、図33の画面が表示パネル720に
表示される。図33の画面でページ数について検索条件
を入力する。操作部172のテンキー701を押下する
と、欄3301に数値が入力される。3302にはこれ
までに設定された検索条件が表示されている。検索実行
キー3303を押下すると、設定された検索条件に従っ
て検索が行われる。
【0111】これにより、検索条件の入力が一つ一つ順
に行われるので、ユーザは操作が容易となる。
【0112】[第7の実施の形態]第7の実施の形態と
して、以下のように構成することもできる。
【0113】検索工程に入ったときに図34に示すよう
な画面を操作部172の表示パネル720に表示するこ
とで、ユーザが検索条件の入力方式を選択できるように
する。キー3401が押下されると、第4の実施の形態
に示した方法によって検索条件の入力を行う。キー34
02が押下されると、第5の実施の形態に示した方法に
よって検索条件の入力を行う。キー3403が押下され
ると、第5の実施の形態に示した方法によって検索条件
の入力を行う。
【0114】これにより、ユーザは所望する検索条件入
力方式を選択することが可能となり、利便性が向上す
る。
【0115】[他の実施の形態]画像処理装置としてデ
ジタル複写機を例に挙げたが、デジタル複写機に限定さ
れるものではなく、複数の記憶領域からなる記憶手段を
備えた各種の画像処理装置に適用することができる。
【0116】画像処理装置のボックス構造として図8、
図26を例に挙げたが、図8、図26を例に限定される
ものではなく、ボックスの数や文書の記憶形態など任意
のボックス構造とすることができる。
【0117】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体
をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装
置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体
等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0118】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROM、或いはネットワークを介したダウンロードなど
を用いることができる。
【0119】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれることは言うまでもない。
【0120】更に、記憶媒体等の媒体から読み出された
プログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡
張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニット
に備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニ
ットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実
現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多くの記憶領域の中から画像データを選んで出力/送信
などの処理を行う際に、パスワードを知らないユーザに
画像データの情報を知られることなく、目的の画像デー
タを見つけて、処理を行うことが可能となるという効果
を奏する。
【0122】また、本発明によれば、多くの記憶領域の
中から画像データを選んで出力/送信などの処理を行う
際に、容易に目的の画像データを見つけて、処理を行う
ことが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置
の特徴的なソフトウエア構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】画像処理装置の内部構造例を示す構成図であ
る。
【図3】画像処理装置の制御系の構成例を示すブロック
図である。
【図4】画像処理装置の外部インターフェイス処理部を
中心とした構成例を示すブロック図である。
【図5】画像処理装置の画像処理部を中心とした構成例
を示すブロック図である。
【図6】画像処理装置の画像メモリ部を中心とした構成
例を示すブロック図である。
【図7】画像処理装置の操作部の構成例を示す図であ
る。
【図8】画像処理装置のボックスの構成例を示す図であ
る。
【図9】画像処理装置の表示部のボックスの基本画面を
示す図である。
【図10】画像処理装置の表示部のボックス内データ一
覧画面を示す図である。
【図11】画像処理装置の表示部の画像データ詳細情報
画面を示す図である。
【図12】画像処理装置の表示部の画像データ消去画面
を示す図である。
【図13】画像処理装置の表示部の画像データ移動画面
を示す図である。
【図14】画像処理装置の表示部の画像データプリント
画面を示す図である。
【図15】画像処理装置の表示部の検索条件入力画面を
示す図である。
【図16】画像処理装置の表示部のキーボード画面を示
す図である。
【図17】画像処理装置の表示部の検索条件一致データ
が無い場合の画面を示す図である。
【図18】画像処理装置の表示部の検索結果表示画面を
示す図である。
【図19】画像処理装置のボックスからの画像データの
プリント出力手順を示すフローチャートである。
【図20】画像処理装置の画像データ検索手順を示すフ
ローチャートである。
【図21】画像処理装置の画像データ検索手順を示すフ
ローチャートである。
【図22】画像処理装置のパスワード入力画面を示す図
である。
【図23】画像処理装置のパスワード入力画面2を示す
図である。
【図24】第2の実施の形態に係る画像処理装置のパス
ワード付きボックスに対する処理を指示する画面を示す
図である。
【図25】第4の実施の形態に係る画像処理装置の特徴
的なソフトウエア構成例を示すブロック図である。
【図26】画像処理装置のボックスの構成例を示す図で
ある。
【図27】画像処理装置の表示部のボックスの基本画面
を示す図である。
【図28】画像処理装置の画像データ検索手順を示すフ
ローチャートである。
【図29】第5の実施の形態に係る画像処理装置の検索
条件入力画面を示す図である。
【図30】第6の実施の形態に係る画像処理装置の検索
条件入力画面1を示す図である。
【図31】画像処理装置の検索条件入力画面2を示す図
である。
【図32】画像処理装置の検索条件入力画面3を示す図
である。
【図33】画像処理装置の検索条件入力画面4を示す図
である。
【図34】第7の実施の形態に係る画像処理装置の検索
条件入力方法選択画面を示す図である。
【符号の説明】
1 リーダ部(読取手段) 11 外部コンピュータ(外部装置) 101 記憶手段 102 検索条件入力手段 103 検索手段 104 パスワード照会手段(検索許可決定手段) 105 パスワード入力手段 106 検索結果表示手段(表示手段) 107 画像データ選択手段(選択手段) 108 制御手段 109 プリント出力手段 110 送信手段 2501 表示方法選択手段(第一の選択手段) 2504 ボックス選択手段(第二の選択手段) 2505 ボックス内データ表示手段(第一の表示手
段) 2506 記憶手段 2507 検索条件入力手段 2508 検索手段 2509 検索結果表示手段(第二の表示手段) 2510 画像データ選択手段(第三の選択手段) 2511 制御手段 2512 プリント出力手段 2513 送信手段

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶する複数の記憶領域を
    有し画像データを記憶領域毎に管理可能なボックス機能
    を有する記憶手段を備えた画像処理装置であって、 検索対象の画像データの検索条件を入力する検索条件入
    力手段と、ボックスにパスワードが設定されている場
    合、入力パスワードと設定パスワードの一致の有無に基
    づき検索を許可するか否かを決定する検索許可決定手段
    と、検索が許可された場合、前記両パスワードが一致し
    たボックス或いはパスワードが設定されていないボック
    スの中から前記検索条件に一致する画像データを検索す
    る検索手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記検索手段で検索された画像データに
    関する情報を表示する表示手段と、前記表示手段で表示
    された情報から画像データを選択する選択手段と、前記
    選択手段で選択された画像データの印刷出力を制御する
    制御手段とを有することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記検索条件入力手段は、前記画像デー
    タと共に記憶されている各種データに関する検索条件を
    設定可能であることを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記各種データとは、画像データ名、画
    像データ種類を含むことを特徴とする請求項3記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記検索条件入力手段は、複数の検索条
    件を設定可能であることを特徴とする請求項1又は3記
    載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、検索条件に一致する画
    像データが存在するか否かを判断する判断手段を有し、
    検索条件に一致する画像データが存在する場合と存在し
    ない場合とで異なる検索結果画面を表示することを特徴
    とする請求項2記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、検索条件に一致した画
    像データの数を表示することを特徴とする請求項2又は
    6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記選択手段で選択さ
    れた画像データの消去が可能であることを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記選択手段で選択さ
    れた画像データの送信が可能であることを特徴とする請
    求項1又は8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記選択手段で選択
    された画像データの前記記憶手段における他の記憶領域
    への移動が可能であることを特徴とする請求項1、8、
    9の何れかに記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記画像データは、前記画像処理装置
    が備える読取手段で読取対象から読み取られた画像デー
    タ、或いは前記画像処理装置と通信可能な外部装置から
    送信された画像データを含むことを特徴とする請求項1
    〜4、6〜10の何れかに記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 パスワードが設定されているボックス
    に対する処理を予め指示可能であることを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 各ボックス毎のパスワードの他に、各
    ボックスに共通のパスワードを設定可能であることを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 画像データを記憶する複数の記憶領域
    を有し画像データを記憶領域毎に管理可能なボックス機
    能を有する記憶手段を備えた画像処理装置の画像データ
    検索方法であって、 検索対象の画像データの検索条件を入力する検索条件入
    力工程と、ボックスにパスワードが設定されている場
    合、入力パスワードと設定パスワードの一致の有無に基
    づき検索を許可するか否かを決定する検索許可決定工程
    と、検索が許可された場合、前記両パスワードが一致し
    たボックス或いはパスワードが設定されていないボック
    スの中から前記検索条件に一致する画像データを検索す
    る検索工程とを有することを特徴とする画像データ検索
    方法。
  15. 【請求項15】 前記検索工程で検索された画像データ
    に関する情報を表示する表示工程と、前記表示工程で表
    示された情報から画像データを選択する選択工程と、前
    記選択工程で選択された画像データの印刷出力を制御す
    る制御工程とを有することを特徴とする請求項14記載
    の画像データ検索方法。
  16. 【請求項16】 前記検索条件入力工程では、前記画像
    データと共に記憶されている各種データに関する検索条
    件を設定可能であることを特徴とする請求項14記載の
    画像データ検索方法。
  17. 【請求項17】 前記各種データとは、画像データ名、
    画像データ種類を含むことを特徴とする請求項16記載
    の画像データ検索方法。
  18. 【請求項18】 前記検索条件入力工程では、複数の検
    索条件を設定可能であることを特徴とする請求項14又
    は16記載の画像データ検索方法。
  19. 【請求項19】 前記表示工程は、検索条件に一致する
    画像データが存在するか否かを判断する判断工程を有
    し、検索条件に一致する画像データが存在する場合と存
    在しない場合とで異なる検索結果画面を表示することを
    特徴とする請求項15記載の画像データ検索方法。
  20. 【請求項20】 前記表示工程では、検索条件に一致し
    た画像データの数を表示することを特徴とする請求項1
    5又は19記載の画像データ検索方法。
  21. 【請求項21】 前記制御工程では、前記選択工程で選
    択された画像データの消去が可能であることを特徴とす
    る請求項14記載の画像データ検索方法。
  22. 【請求項22】 前記制御工程では、前記選択工程で選
    択された画像データの送信が可能であることを特徴とす
    る請求項14又は21記載の画像データ検索方法。
  23. 【請求項23】 前記制御工程では、前記選択工程で選
    択された画像データの前記記憶手段における他の記憶領
    域への移動が可能であることを特徴とする請求項14、
    21、22の何れかに記載の画像データ検索方法。
  24. 【請求項24】 前記画像データは、前記画像処理装置
    が備える読取手段で読取対象から読み取られた画像デー
    タ、或いは前記画像処理装置と通信可能な外部装置から
    送信された画像データを含むことを特徴とする請求項1
    4〜17、19〜23の何れかに記載の画像データ検索
    方法。
  25. 【請求項25】 パスワードが設定されているボックス
    に対する処理を予め指示可能であることを特徴とする請
    求項14記載の画像データ検索方法。
  26. 【請求項26】 各ボックス毎のパスワードの他に、各
    ボックスに共通のパスワードを設定可能であることを特
    徴とする請求項14記載の画像データ検索方法。
  27. 【請求項27】 画像データを記憶する複数の記憶領域
    を有し画像データを記憶領域毎に管理可能なボックス機
    能を有する記憶手段を備えた画像処理装置に適用される
    画像データ検索方法を実行するプログラムを記憶したコ
    ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、 前記画像データ検索方法は、検索対象の画像データの検
    索条件を入力する検索条件入力ステップと、ボックスに
    パスワードが設定されている場合、入力パスワードと設
    定パスワードの一致の有無に基づき検索を許可するか否
    かを決定する検索許可決定ステップと、検索が許可され
    た場合、前記両パスワードが一致したボックス或いはパ
    スワードが設定されていないボックスの中から前記検索
    条件に一致する画像データを検索する検索ステップと、
    前記検索された画像データに関する情報を表示する表示
    ステップと、前記表示された情報から選択された画像デ
    ータの印刷出力を制御する制御ステップとを有すること
    を特徴とする記憶媒体。
  28. 【請求項28】 画像データを記憶する複数の記憶領域
    を有し画像データを記憶領域毎に管理可能な記憶手段を
    備えた画像処理装置であって、 前記記憶された画像データの情報を表示するための第一
    の手法と第二の手法を選択する第一の選択手段と、前記
    第一の選択手段で前記第一の手法が選択された場合、前
    記複数の記憶領域の中から所望の記憶領域を選択する第
    二の選択手段と、前記第二の選択手段で選択された記憶
    領域に記憶された画像データに関する情報を表示する第
    一の表示手段と、前記第一の選択手段で前記第二の手法
    が選択された場合、検索対象の画像データの検索条件を
    入力する検索条件入力手段と、前記記憶手段から前記検
    索条件に一致する画像データを検索する検索手段とを有
    することを特徴とする画像処理装置。
  29. 【請求項29】 前記検索手段で検索された画像データ
    に関する情報を表示する第二の表示手段と、前記第一又
    は前記第二の表示手段で表示された情報から画像データ
    を選択する第三の選択手段と、前記第三の選択手段で選
    択された画像データの印刷出力を制御する制御手段とを
    有することを特徴とする請求項28記載の画像処理装
    置。
  30. 【請求項30】 前記検索条件入力手段は、前記画像デ
    ータと共に記憶されている各種データに関する検索条件
    を設定可能であることを特徴とする請求項28記載の画
    像処理装置。
  31. 【請求項31】 前記各種データとは、画像データ名、
    画像データ種類を含むことを特徴とする請求項30記載
    の画像処理装置。
  32. 【請求項32】 前記検索条件入力手段は、複数の検索
    条件を設定可能であることを特徴とする請求項28又は
    30記載の画像処理装置。
  33. 【請求項33】 前記第二の表示手段は、検索条件に一
    致する画像データが存在するか否かを判断する判断手段
    を有し、検索条件に一致する画像データが存在する場合
    と存在しない場合とで異なる検索結果画面を表示するこ
    とを特徴とする請求項29記載の画像処理装置。
  34. 【請求項34】 前記第二の表示手段は、検索条件に一
    致した画像データの数を表示することを特徴とする請求
    項29又は33記載の画像処理装置。
  35. 【請求項35】 前記制御手段は、前記第三の選択手段
    で選択された画像データの消去が可能であることを特徴
    とする請求項28又は29記載の画像処理装置。
  36. 【請求項36】 前記制御手段は、前記第三の選択手段
    で選択された画像データの送信が可能であることを特徴
    とする請求項28、29、35の何れかに記載の画像処
    理装置。
  37. 【請求項37】 前記制御手段は、前記第三の選択手段
    で選択された画像データの前記記憶手段における他の記
    憶領域への移動が可能であることを特徴とする請求項2
    8、29、35、36の何れかに記載の画像処理装置。
  38. 【請求項38】 前記画像データは、前記画像処理装置
    が備える読取手段で読取対象から読み取られた画像デー
    タ、或いは前記画像処理装置と通信可能な外部装置から
    送信された画像データを含むことを特徴とする請求項2
    8〜31、33〜37の何れかに記載の画像処理装置。
  39. 【請求項39】 前記複数の検索条件の論理和或いは論
    理積等をとることで検索を行うことを特徴とする請求項
    32記載の画像処理装置。
  40. 【請求項40】 前記検索条件入力手段からは、前記検
    索条件の入力を一つ一つ順に行うことが可能であること
    を特徴とする請求項28、30、32の何れかに記載の
    画像処理装置。
  41. 【請求項41】 前記検索条件の入力方法を選択可能で
    あることを特徴とする請求項28、30、32、39、
    40の何れかに記載の画像処理装置。
  42. 【請求項42】 画像データを記憶する複数の記憶領域
    を有し画像データを記憶領域毎に管理可能な記憶手段を
    備えた画像処理装置で実行される画像データ検索方法で
    あって、 前記記憶された画像データの情報を表示するための第一
    の手法と第二の手法を選択する第一の選択工程と、前記
    第一の選択工程で前記第一の手法が選択された場合、前
    記複数の記憶領域の中から所望の記憶領域を選択する第
    二の選択工程と、前記第二の選択工程で選択された記憶
    領域に記憶された画像データに関する情報を表示する第
    一の表示工程と、前記第一の選択工程で前記第二の手法
    が選択された場合、検索対象の画像データの検索条件を
    入力する検索条件入力工程と、前記記憶手段から前記検
    索条件に一致する画像データを検索する検索工程とを有
    することを特徴とする画像データ検索方法。
  43. 【請求項43】 前記検索工程で検索された画像データ
    に関する情報を表示する第二の表示工程と、前記第一又
    は前記第二の表示工程で表示された情報から画像データ
    を選択する第三の選択工程と、前記第三の選択工程で選
    択された画像データの印刷出力を制御する制御工程とを
    有することを特徴とする請求項42記載の画像データ検
    索方法。
  44. 【請求項44】 前記検索条件入力工程では、前記画像
    データと共に記憶されている各種データに関する検索条
    件を設定可能であることを特徴とする請求項42記載の
    画像データ検索方法。
  45. 【請求項45】 前記各種データとは、画像データ名、
    画像データ種類を含むことを特徴とする請求項44記載
    の画像データ検索方法。
  46. 【請求項46】 前記検索条件入力工程では、複数の検
    索条件を設定可能であることを特徴とする請求項42又
    は44記載の画像データ検索方法。
  47. 【請求項47】 前記第二の表示工程は、検索条件に一
    致する画像データが存在するか否かを判断する判断工程
    を有し、検索条件に一致する画像データが存在する場合
    と存在しない場合とで異なる検索結果画面を表示するこ
    とを特徴とする請求項43記載の画像データ検索方法。
  48. 【請求項48】 前記第二の表示工程では、検索条件に
    一致した画像データの数を表示することを特徴とする請
    求項43又は47記載の画像データ検索方法。
  49. 【請求項49】 前記制御工程では、前記第三の選択工
    程で選択された画像データの消去が可能であることを特
    徴とする請求項42又は43記載の画像データ検索方
    法。
  50. 【請求項50】 前記制御工程では、前記第三の選択工
    程で選択された画像データの送信が可能であることを特
    徴とする請求項42、43、49の何れかに記載の画像
    データ検索方法。
  51. 【請求項51】 前記制御工程では、前記第三の選択工
    程で選択された画像データの前記記憶工程における他の
    記憶領域への移動が可能であることを特徴とする請求項
    42、43、49、50の何れかに記載の画像データ検
    索方法。
  52. 【請求項52】 前記画像データは、前記画像処理装置
    が備える読取手段で読取対象から読み取られた画像デー
    タ、或いは前記画像処理装置と通信可能な外部装置から
    送信された画像データを含むことを特徴とする請求項4
    2〜45、47〜51の何れかに記載の画像データ検索
    方法。
  53. 【請求項53】 前記複数の検索条件の論理和或いは論
    理積等をとることで検索を行うことを特徴とする請求項
    46記載の画像データ検索方法。
  54. 【請求項54】 前記検索条件入力工程からは、前記検
    索条件の入力を一つ一つ順に行うことが可能であること
    を特徴とする請求項42、44、46の何れかに記載の
    画像データ検索方法。
  55. 【請求項55】 前記検索条件の入力方法を選択可能で
    あることを特徴とする請求項42、44、46、53、
    54の何れかに記載の画像データ検索方法。
  56. 【請求項56】 画像データを記憶する複数の記憶領域
    を有し画像データを記憶領域毎に管理可能な記憶手段を
    備えた画像処理装置に適用される画像データ検索方法を
    実行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み
    出し可能な記憶媒体であって、 前記画像データ検索方法は、前記記憶された画像データ
    の情報を表示するための第一の手法と第二の手法を選択
    する第一の選択ステップと、前記第一の選択ステップで
    前記第一の手法が選択された場合、前記複数の記憶領域
    の中から所望の記憶領域を選択する第二の選択ステップ
    と、前記第二の選択ステップで選択された記憶領域に記
    憶された画像データに関する情報を表示する第一の表示
    ステップと、前記第一の選択ステップで前記第二の手法
    が選択された場合、検索対象の画像データの検索条件を
    入力する検索条件入力ステップと、前記記憶手段から前
    記検索条件に一致する画像データを検索する検索ステッ
    プと、前記検索ステップで検索された画像データに関す
    る情報を表示する第二の表示ステップと、前記第一又は
    前記第二の表示ステップで表示された情報から画像デー
    タを選択する第三の選択ステップと、前記第三の選択ス
    テップで選択された画像データの印刷出力を制御する制
    御ステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
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